JP5845715B2 - スピンドルモータ、ディスク駆動装置、およびスピンドルモータの製造方法 - Google Patents

スピンドルモータ、ディスク駆動装置、およびスピンドルモータの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、スピンドルモータ、ディスク駆動装置、およびスピンドルモータの製造方法に関する。
ハードディスク装置には、ディスクを回転させるためのスピンドルモータが、搭載されている。従来のスピンドルモータについては、例えば、特開2010−281403号公報に、記載されている。当該公報の段落0029には、回転可能に配置されるスリーブの外周面に、記憶ディスクが積載されるロータハブを取り付けることが、記載されている。
特開2010−281403号公報
ロータハブに、スリーブのような環状部材を強固に固定する方法として、圧入や焼き嵌めを利用することが、考えられる。ただし、圧入や焼き嵌めを利用すると、各部材に歪みが生じる場合がある。このため、環状部材とロータハブとを、圧入または焼き嵌めで固定した後に、特に精度が要求される部分については、さらに切削して仕上げることが、好ましい。
しかしながら、切削時には、切削抵抗を低減させる等の目的で、切削液が供給される。この切削液が、環状部材とロータハブとの接触部に侵入すると、切削後の洗浄によって当該切削液を除去することは、難しい。環状部材とロータハブとの接触部に残留した切削液が、製造後の外部衝撃や温度変化によって外部へ漏れ出し、遠心力によってディスクの記録面に付着すると、リードライトエラーの要因となり得る。
特に、近年では、ハードディスク装置の薄型化や高容量化に伴って、ディスクと磁気ヘッドとの間隔が小さくなる傾向にある。ディスクと磁気ヘッドとの間隔が小さくなると、切削液に起因するリードライトエラーが、より生じやすくなると考えられる。
本発明の目的は、ディスク駆動用のスピンドルモータにおいて、ディスクの記録面に切削液が付着することを、抑制できる技術を提供することである。
本願の例示的な第1発明は、静止部と、上下に延びる中心軸を中心として、前記静止部に対して回転可能に支持される回転部と、を有し、前記回転部は、ディスクに当接する支持面を有するハブと、前記ハブ固定された環状部材と、を有し、前記ハブと前記環状部材との接触部に、切削液が存在し、前記接触部の上下の端部のうち、前記支持面に支持されるディスクとの連通距離が短い少なくとも一方の端部が、略円環状の封止材で封止されているディスク駆動用のスピンドルモータである。
本願の例示的な第2発明は、ディスク駆動用のスピンドルモータの製造方法において、ディスクに当接する支持面を有するハブと、環状部材とを、圧入または焼き嵌めにより固定する固定工程と、前記固定工程の後に、切削液を供給しつつ、前記ハブおよび前記環状部材の少なくとも一方を切削する切削工程と、前期切削工程の後に、前記ハブと前記環状部材との接触部の上下の端部のうち、前記支持面に支持されるディスクとの連通距離が短い少なくとも一方の端部を、封止材で略円環状に封止する封止工程と、を有する製造方法である。
本願の例示的な第3発明は、ディスク駆動用のスピンドルモータの製造方法において、ディスクに当接する支持面を有するハブと、環状部材とを、圧入または焼き嵌めにより固定する固定工程と、前記固定工程の後に、前記ハブと前記環状部材との接触部の上下の端部を、封止材で略円環状に封止する封止工程と、前記封止工程の後に、切削液を供給しつつ、前記ハブおよび前記環状部材の少なくとも一方を切削する切削工程と、を有する製造方法である。
本願の例示的な第1発明によれば、ハブと環状部材との接触部から外部へ切削液が漏出することを、抑制できる。このため、ディスクの記録面に切削液が付着することを、抑制できる。
本願の例示的な第2発明によれば、切削工程において、ハブと環状部材との接触部に切削液が侵入したとしても、封止工程の封止によって、当該切削液が外部へ漏出することを、抑制できる。このため、ディスクの記録面に切削液が付着することを、抑制できる。
本願の例示的な第3発明によれば、切削工程において、ハブと環状部材との接触部に切削液が侵入することを、抑制できる。このため、ディスクの記録面に切削液が付着することを、抑制できる。
図1は、スピンドルモータの縦断面図である。 図2は、ディスク駆動装置の縦断面図である。 図3は、スピンドルモータの縦断面図である。 図4は、回転部の上面図である。 図5は、回転部の部分縦断面図である。 図6は、製造工程の一部分を示したフローチャートである。 図7は、切削工程の様子を示した図である。 図8は、切削工程の様子を示した図である。 図9は、製造工程の一部分を示したフローチャートである。 図10は、切削工程の様子を示した図である。 図11は、回転部の部分縦断面図である。 図12は、スピンドルモータの縦断面図である。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下では、中心軸に沿う方向を上下方向とし、ベース部材に対してハブ側を上として、各部の形状や位置関係を説明する。ただし、これは、説明の便宜のために上下方向を定義したものであって、本発明に係るスピンドルモータおよびディスク駆動装置の、使用時の向きを限定するものではない。
<1.一実施形態に係るスピンドルモータ>
図1は、本発明の一実施形態に係るディスク駆動用のスピンドルモータ11Aの縦断面図である。図1に示すように、スピンドルモータ11Aは、静止部2Aと回転部3Aとを有している。回転部3Aは、静止部2Aに対して、回転可能に支持されている。
回転部3Aは、ハブ32Aと、ハブ32Aに固定された環状部材31Aと、を有する。環状部材31Aおよびハブ32Aは、中心軸9Aを中心として回転する。ハブ32Aは、ディスク12Aに当接する支持面50Aを、有している。環状部材31Aは、ハブ32Aに対して、圧入または焼き嵌めにより、固定されている。
環状部材31Aとハブ32Aとの接触部60Aには、切削時に供給された切削液70Aが、存在している。また、図1の例では、接触部60Aの上端部が、略円環状の封止材71Aで封止されている。このようにすれば、接触部60Aの上端部から外部へ切削液70Aが漏出することを、抑制できる。したがって、ディスク12Aの記録面に切削液70Aが付着することを、抑制できる。
スピンドルモータ11Aの製造時には、環状部材31Aとハブ32Aとを、圧入または焼き嵌めにより固定する。そして、互いに固定された環状部材31Aおよびハブ32Aの少なくとも一方を、切削する。切削時には、環状部材31Aおよびハブ32Aに、切削液が供給される。そして、切削が完了すると、環状部材31Aとハブ32Aとの接触部60Aの上端部を、封止材71Aで略円環状に封止する。
なお、図1の例では、接触部60Aの下端部とディスク12Aとの連通距離より、接触部60Aの上端部とディスク12Aとの連通距離の方が、短い。このため、封止材71Aは、接触部60Aの上端部を封止している。連通距離とは、直線距離ではなく、空間を通ってつながる距離を意味している。このように、封止材71Aは、接触部60Aの上下の端部のうち、支持面50Aに支持されるディスク12Aとの連通距離が短い少なくとも一方の端部を、封止していればよい。
また、接触部60Aの上下の端部を封止材で略円環状に封止した後に、環状部材31Aおよびハブ32Aの少なくとも一方を切削してもよい。このようにすれば、切削時に、環状部材31Aとハブ32Aとの接触部60Aへ、切削液が侵入すること自体を、抑制できる。したがって、ディスク12Aの記録面に切削液が付着することを、抑制できる。
<2.より具体的な実施形態>
<2−1.ディスク駆動装置の構成>
続いて、本発明のより具体的な実施形態について説明する。
図2は、ディスク駆動装置1の縦断面図である。ディスク駆動装置1は、磁気ディスク12を回転させつつ、磁気ディスク12に対して情報の読み出しおよび書き込みを行う装置である。図2に示すように、ディスク駆動装置1は、スピンドルモータ11、3枚の磁気ディスク12、アクセス部13、およびカバー14を有している。
スピンドルモータ11は、3枚の磁気ディスク12を支持しつつ、これらの磁気ディスク12を、中心軸9を中心として回転させる。スピンドルモータ11は、磁気ディスク12の下方において径方向(中心軸に直交する方向。以下同じ)に広がるベース部材21を、有している。スピンドルモータ11の回転部3、3枚の磁気ディスク12、およびアクセス部13は、ベース部材21とカバー14とで構成される筐体の内部に、収容されている。アクセス部13は、磁気ディスク12の記録面に沿ってヘッド131を移動させて、磁気ディスク12に対する情報の読み出しおよび書き込みを行う。
なお、ディスク駆動装置1は、1〜2枚または4枚以上の磁気ディスク12を、有するものであってもよい。また、アクセス部13は、磁気ディスク12に対して、情報の読み出しおよび書き込みの一方のみを行うものであってもよい。
<2−2.スピンドルモータの構成>
続いて、上記のスピンドルモータ11の構成について説明する。図3は、スピンドルモータ11の縦断面図である。図3に示すように、スピンドルモータ11は、静止部2と回転部3とを有する。静止部2は、ベース部材21およびカバー14に対して、相対的に静止している。回転部3は、静止部2に対して、回転可能に支持されている。
本実施形態の静止部2は、ベース部材21、ステータユニット22、シャフト23、下スラストワッシャ24、および上スラストワッシャ25を有する。
ベース部材21は、ステータユニット22および下スラストワッシャ24を、支持している。ベース部材21は、例えば、アルミニウム合金等の金属の鋳造により得られる。図3に示すように、ベース部材21は、ステータ支持部211および底板部212を、含んでいる。ステータ支持部211は、下スラストワッシャ24の径方向外側において、軸方向(中心軸に沿う方向。以下同じ)に略円筒状に延びている。底板部212は、ステータ支持部211の下端部から、径方向外側へ向けて、広がっている。
ステータユニット22は、ステータコア221と、複数のコイル222とを有する。ステータコア221は、例えば、珪素鋼板等の電磁鋼板が軸方向に積層された積層鋼板からなる。ステータコア221は、円環状のコアバック41と、コアバック41から径方向外側へ向けて突出した複数本のティース42と、を有する。コアバック41は、ステータ支持部211の外周面に、固定されている。複数本のティース42は、周方向に略等間隔に、配列されている。また、コイル222は、ティース42の周囲に巻かれた導線により、構成されている。
シャフト23は、中心軸9に沿って略円柱状に延びている。シャフト23の下端部付近には、下スラストワッシャ24が、固定されている。下スラストワッシャ24は、シャフト23に固定される円環部241と、円環部241の外周部から上方へ向けて延びる筒状部242とを、有している。筒状部242は、ベース部材21のステータ支持部211の内周面に、固定されている。すなわち、シャフト23は、下スラストワッシャ24を介して、ベース部材21に固定されている。また、シャフト23の上端部付近には、円環状の上スラストワッシャ25が、固定されている。
本実施形態の回転部3は、スリーブ31、ハブ32、バックヨーク33、およびマグネット34を有している。
スリーブ31は、内側円筒部311および外側円筒部312を有する環状部材である。内側円筒部311は、下スラストワッシャ24の上側かつ上スラストワッシャ25の下側に、配置されている。内側円筒部311の内周面は、シャフト23の外周面と、径方向に対向している。外側円筒部312は、内側円筒部311上端部の径方向外側の位置から、さらに上方へ向けて延びている。外側円筒部312の内周面は、上スラストワッシャ25の外周面と、径方向に対向している。
シャフト23、下スラストワッシャ24、および上スラストワッシャ25と、スリーブ31との間には、潤滑オイル15が介在している。スリーブ31は、シャフト23、下スラストワッシャ24、および上スラストワッシャ25に対して、潤滑オイル15を介して、回転可能に支持されている。潤滑オイル15には、例えば、ポリオールエステル系オイルやジエステル系オイル等のエステルを主成分とするオイルが使用される。
ハブ32は、天板部321、環状壁部322、およびフランジ部323を有する。天板部321は、ステータユニット22の上方において、径方向に広がっている。スリーブ31の外側円筒部312は、天板部321の内周面に対して、圧入または焼き嵌めにより、固定されている。環状壁部322は、天板部321の外周部から下方へ向けて、略円筒状に延びている。フランジ部323は、環状壁部322の下端部から、径方向外側へ向けて突出している。
環状壁部322の外周面は、磁気ディスク12の内周部に当接する第1支持面51を、含んでいる。3枚の磁気ディスク12の径方向の位置は、第1支持面51により、定められる。また、フランジ部323の上面は、最下段の磁気ディスク12の下面に当接する第2支持面52を、含んでいる。最下段の磁気ディスク12の軸方向の位置は、第2支持面52により、定められる。
バックヨーク33は、磁性体により形成された円環状の部材である。ハブ32の天板部321の下面には、下方へ向けて突出した環状凸部324が、設けられている。バックヨーク33の上端部は、天板部321の下面および環状凸部324の外周面に、例えば接着剤で、固定されている。
マグネット34は、バックヨーク33の内周面に固定された、円環状の部材である。マグネット34の内周面は、複数のティース42の径方向外側の端面と、径方向に対向する。また、マグネット34の内周面には、N極とS極とが、周方向に交互に着磁されている。
このようなスピンドルモータ11において、静止部2のコイル222に駆動電流を与えると、ステータコア221の複数のティース42に、径方向の磁束が生じる。そして、ティース42とマグネット34との間の磁束の作用により、周方向のトルクが発生する。その結果、静止部2に対して回転部3が、中心軸9を中心として回転する。ハブ32に支持された3枚の磁気ディスク12は、回転部3とともに、中心軸9を中心として回転する。
<2−3.スリーブとハブとの接触部について>
続いて、スリーブ31とハブ32との接触部60付近の構造について、さらに説明する。図4は、回転部3の上面図である。図5は、回転部3の部分縦断面図である。上述の通り、スリーブ31の外側円筒部312は、ハブ32の天板部321の内周面に対して、圧入または焼き嵌めにより、固定されている。したがって、スリーブ31の外側円筒部312の外周面と、ハブ32の天板部321の内周面とは、径方向に押し合いつつ、略円筒状の接触部60において、互いに接触している。
後述のように、このスピンドルモータ11では、スリーブ31とハブ32とを固定した後に、スリーブ31およびハブ32を切削する。切削時には、スリーブ31およびハブ32に対して、切削液が供給される。このため、切削液の一部は、スリーブ31とハブ32との接触部60に侵入する。したがって、図5のように、接触部60に切削液70が存在している。スリーブ31およびハブ32の表面に付着した切削液の大部分は、切削後の洗浄により除去されるが、接触部60に存在する切削液70は、洗浄しても除去されにくい。
本実施形態では、接触部60の上端部が、封止材としての接着剤71で、封止されている。図4に示すように、接着剤71は、接触部60の上端部の全体を塞ぐように、円環状に形成されている。また、接触部60の下端部も、封止材としての接着剤72で、円環状に封止されている。これらの接着剤71,72によって、接触部60から外部への切削液70の漏出が、抑制されている。したがって、磁気ディスク12の記録面に切削液70が付着することが、抑制されている。
また、本実施形態では、上スラストワッシャ25およびスリーブ31の上方に、円環状のキャップ35が配置されている。キャップ35は、上スラストワッシャ25の上面、および、スリーブ31の外側円筒部312の上面を、覆っている。キャップ35の外周部は、接着剤71によって、スリーブ31およびハブ32に固定されている。仮に、上スラストワッシャ25とスリーブ31との間から、潤滑オイル15が漏出したとしても、当該潤滑オイル15の外部への飛散は、キャップ35と接着剤71とで防止される。
すなわち、本実施形態では、接着剤71が、接触部60の上端部を封止して切削液70の漏出を抑制する第1の役割と、スリーブ31およびハブ32にキャップ35を固定する第2の役割と、潤滑オイル15の外部への飛散を防止する第3の役割と、を果たしている。
キャップ35は、スリーブ31またはハブ32と、略同一の熱膨張係数を有する材料で、構成されていることが好ましい。そうすれば、温度が変化した場合にも、キャップ35の下面とスリーブ31の外側円筒部312の上面との間隔、または、キャップ35の外周縁部とハブ32の天板部321の内周面との間隔が、変化しにくい。このため、接着剤71のひずみや割れが、生じにくい。例えば、キャップ35の材料と、ハブ32の材料とに、いずれもアルミニウム合金を使用するとよい。
また、本実施形態では、接触部60の上端部に、第1テーパ部61が形成されている。第1テーパ部61においては、外部側である上方へ向かうにつれて、スリーブ31とハブ32との径方向の間隔が、漸次に拡大している。また、接触部60の下端部には、第2テーパ部62が形成されている。第2テーパ部62においては、外部側である下方へ向かうにつれて、スリーブ31とハブ32との径方向の間隔が、漸次に拡大している。
後述するスピンドルモータ11の製造時には、第1テーパ部61および第2テーパ部62に、液体状態の接着剤71,72が、それぞれ塗布される。硬化前の接着剤71,72は、表面張力により、接触部60の内部側へ引き付けられる。したがって、第1テーパ部61および第2テーパ部62に対して、接着剤71,72を、それぞれ隙間なく塗布しやすい。また、仮に、硬化後の接着剤71,72に割れや隙間が生じて、当該割れや隙間から切削液70漏出しようとしても、切削液70は、表面張力によって、第1テーパ部61または第2テーパ部62にとどまる。したがって、第1テーパ部61および第2テーパ部62より外側への切削液70の飛散は、抑制される。その結果、磁気ディスク12への切削液70の付着が、さらに抑制される。
<2−4.製造方法について>
図6は、上記のスピンドルモータ11の製造工程の一部分を示した、フローチャートである。以下では、図6を参照しつつ、スリーブ31およびハブ32の切削と、その前後の処理とについて、説明する。
図6の例では、まず、スリーブ31とハブ32とを固定する(ステップS1)。ここでは、ハブ32の天板部321の内周面に対して、スリーブ31の外側円筒部312を、圧入または焼き嵌めにより固定する。圧入の場合には、天板部321の内周面と、外側円筒部312の外周面とを接触させつつ、天板部321の内側に外側円筒部312を押し込む。焼き嵌めの場合には、まず、ハブ32を加熱して膨張させる。そして、ハブ32の天板部321の内側に、スリーブ31の外側円筒部312を、挿入または圧入する。その後、ハブ32を冷却して収縮させる。これにより、スリーブ31とハブ32とを強固に固定する。なお、スリーブ31とハブ32との固定方法として、圧入および焼き嵌めのいずれを採用した場合にも、後続のステップS2〜S5の処理は、同様に行うことができる。
次に、スリーブ31およびハブ32の第1領域を、切削する(ステップS2)。図7は、ステップS2における切削の様子を示した図である。ここでは、第1チャック81でハブ32を保持し、中心軸9を中心として、スリーブ31およびハブ32を回転させる。そして、切削液を供給しつつ、第1領域に沿って、バイト83を移動させる。図7の例では、第1領域として、内側円筒部311の下面、内側円筒部311の外周面、外側円筒部312の下面、天板部321の下面、環状壁部322の内周面、環状壁部322の下面、およびフランジ部323の下面が、切削されている。
続いて、スリーブ31およびハブ32の第2領域を、切削する(ステップS3)。図8は、ステップS3における切削の様子を示した図である。ここでは、第2チャック82でスリーブ31を保持し、中心軸9を中心として、スリーブ31およびハブ32を回転させる。そして、切削液を供給しつつ、第2領域に沿って、バイト83を移動させる。図8の例では、第2領域として、フランジ部323の上面、環状壁部322の外周面、天板部321の上面、外側円筒部312の上面、外側円筒部312の内周面、内側円筒部311の上面、および内側円筒部311の内周面が、切削されている。
本実施形態では、このように、第1領域を切削した後に、スリーブ31およびハブ32の保持状態を変更して、第2領域を切削する。これにより、スリーブ31およびハブ32の表面を、広範囲に亘って切削することを、可能としている。切削後の第1領域および第2領域の面粗度の値は、接触部60を構成する面、すなわち、外側円筒部312の外周面および天板部321の内周面の面粗度の値より、低くなる。
なお、切削液は、油性の液体であってもよく、水溶性の液体であってもよい。切削液を供給すれば、切削抵抗を低減できる。したがって、バイト83の刃先の損傷を、抑制できる。また、切削液は、切削時に発生する熱を吸収する。したがって、部材やバイトの熱膨張が抑制され、加工精度が向上する。
切削が完了すると、切削後のスリーブ31およびハブ32を洗浄する(ステップS4)。ここでは、例えば、炭化水素系の洗浄剤や、純水を用いて、スリーブ31およびハブ32の表面から、切削屑および切削液を除去する。洗浄剤や純水に、必要に応じて、超音波振動を付与してもよい。そして、洗浄後のスリーブ31およびハブ32を、減圧等により乾燥させる。
続いて、スリーブ31とハブ32との接触部60の上端部および下端部に、液体状態の接着剤71,72を、それぞれ円環状に塗布する(ステップS5)。これにより、接触部60の上端部および下端部を、封止する。また、本実施形態では、接着剤71を利用して、スリーブ31およびハブ32に、キャップ35を固定する。その後、スリーブ31とハブ32との組み立て体を、恒温槽に入れるなどして、液体状態の接着剤71,72を固化させる。
上記のステップS3において、スリーブ31とハブ32との接触部60に、仮に切削液が侵入していたとしても、当該切削液の外部への飛散は、接着剤71,72により防止される。これにより、磁気ディスク12への切削液の付着が、抑制される。その結果、製造後のディスク駆動装置1において、リードライトエラーが抑制される。
<3.変形例>
以上、本発明の例示的な実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記のステップS1において、ハブ32にスリーブ31を圧入する場合には、接着剤を併用してもよい。具体的には、ハブ32の天板部321の内周面と、スリーブ31の外側円筒部312の外周面との少なくとも一方に、液体状態の接着剤を塗布する。その後、天板部321の内周面に対して、外側円筒部312を圧入する。圧入時に使用される接着剤は、摩擦を低減させる潤滑剤としての役割と、スリーブとハブとの固定強度を向上させる役割と、を果たす。したがって、上述した封止材としての接着剤71,72と、圧入時に使用される接着剤とは、目的および作用において相違する。圧入時に使用される接着剤は、スリーブ31とハブ32との接触部60の、上下の端部以外の部位に、保持される。
図9は、他の変形例に係るスピンドルモータの製造工程の一部分を示した、フローチャートである。図9の例では、まず、スリーブとハブとを固定する(ステップS11)。次に、接触部の上下の端部に、接着剤を円環状に塗布する(ステップS12)。続いて、スリーブおよびハブを切削する(ステップS13,S14)。その後、スリーブおよびハブを洗浄する(ステップS15)。すなわち、図9の例では、スリーブおよびハブを切削する前に、接触部の上下の端部を、接着剤で封止する。このようにすれば、切削時に、スリーブとハブとの接触部へ、切削液が侵入すること自体を、抑制できる。したがって、磁気ディスクの記録面に切削液が付着することを、抑制できる。
ただし、上記の実施形態のように、切削後に接着剤を塗布すれば、切削時の振動によって、接着剤が損傷する虞はない。したがって、接着剤の損傷を防止して、封止の確実性を高める点においては、切削後に接着剤を塗布する方が、好ましい。
図10は、他の変形例に係る切削工程の様子を示した図である。図10の例では、ハブ32Bの環状壁部322Bの内周面に、環状部材であるバックヨーク33Bが、圧入されている。そして、バックヨーク33Bを圧入した後に、ハブ32Bおよびスリーブ31Bが、切削されている。このようにすれば、ハブ32Bに対してバックヨーク33Bを、圧入で強固に固定できる。また、バックヨーク33Bの圧入時にハブ32Bが歪んだとしても、その後の切削で、第1支持面51Bおよび第2支持面52Bを、精度よく仕上げることができる。
ただし、この場合には、ハブ32Bとバックヨーク33Bとの接触部63Bにも、切削液70Bが侵入する可能性がある。このため、図11のように、ハブ32Bとバックヨーク33Bとの接触部63Bの下端部を、接着剤73Bで封止することが好ましい。このようにすれば、接触部63Bから外部への切削液70Bの漏出を、抑制できる。したがって、磁気ディスクへの切削液70Bの付着を、抑制できる。
図12は、他の変形例に係るスピンドルモータ11Cの縦断面図である。図12のスピンドルモータ11Cでは、シャフト23Cが、回転部3Cに属している。すなわち、図12のスピンドルモータ11Cは、軸回転タイプのモータである。図12の例では、シャフト23Cの上端部に、環状部材である連結部材36Cが、固定されている。また、連結部材36Cは、ハブ32Cの天板部321Cの内周面に、圧入または焼き嵌めで、固定されている。
このスピンドルモータ11Cを製造するときには、連結部材36Cとハブ32Cとを固定した後に、連結部材36Cおよびハブ32Cを切削する。連結部材36Cとハブ32Cとの接触部60Cの上端部は、封止材としての接着剤71Cで、円環状に封止されている。また、接触部60Cの下端部も、封止材としての接着剤72Cで、円環状に封止されている。これらの接着剤71C,72Cによって、接触部60Cから外部への切削液70Cの漏出が、抑制されている。その結果、磁気ディスク12Cの記録面に切削液70Cが付着することが、抑制されている。
接着剤は、環状部材とハブとの接触部の上下の端部の一方のみを封止していてもよいし、両端部を封止していてもよい。切削液のディスクへの飛散を抑制するためには、ハブに支持されるディスクとの連通距離が短い少なくとも一方の端部が、接着剤で封止されていればよい。連通距離とは、直線距離ではなく、空間を通ってつながる距離を意味している。また、封止材は、接着剤であってもよく、シール性を有する他の材料であってもよい。例えば、封止材として、接着剤以外の樹脂材料を、使用してもよい。また、封止材として、撥油剤や撥水剤を使用してもよい。
キャップは、スリーブの上部を覆うものであってもよく、スリーブの下部を覆うものであってもよい。また、スリーブの上部と下部との双方に、キャップが配置されていてもよい。
切削時には、上記の実施形態のように、第1領域を切削した後に、保持状態を変更して、第2領域を切削してもよく、単一の保持状態で切削を行ってもよい。また、切削される領域は、図7、図8、または図10に示した領域と、相違していてもよい。切削時には、ハブおよび環状部材の少なくとも一方を、切削すればよい。
また、各部材の細部の形状については、本願の各図に示された形状と、相違していてもよい。
また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
本発明は、スピンドルモータ、ディスク駆動装置、およびスピンドルモータの製造方法に利用できる。
1 ディスク駆動装置
2,2A 静止部
3,3A 回転部
9,9A 中心軸
11,11A,11C スピンドルモータ
12,12C 磁気ディスク
12A ディスク
13 アクセス部
14 カバー
15 潤滑オイル
21 ベース部材
22 ステータユニット
23,23C シャフト
24 下スラストワッシャ
25 上スラストワッシャ
31,31B,32C スリーブ
31A 環状部材
32,32A,32B,32C ハブ
33,33B バックヨーク
34 マグネット
35 キャップ
36C 連結部材
50A 支持面
51,51B 第1支持面
52,52B 第2支持面
60,60A,63B,60C 接触部
61 第1テーパ部
62 第2テーパ部
70,70A,70B,70C 切削液
71,72,73B,71C,72C, 接着剤
71A 封止材
71C 接着剤
73B 接着剤
311 内側円筒部
312 外側円筒部
321,321C 天板部
322,322B 環状壁部
323 フランジ部

Claims (12)

  1. 静止部と、
    上下に延びる中心軸を中心として、前記静止部に対して回転可能に支持される回転部と、
    を有し、
    前記回転部は、
    ディスクに当接する支持面を有するハブと、
    前記ハブ固定された環状部材と、
    を有し、
    前記ハブと前記環状部材との接触部に、切削液が存在し、
    前記接触部の上下の端部のうち、前記支持面に支持されるディスクとの連通距離が短い少なくとも一方の端部が、略円環状の封止材で封止されているディスク駆動用のスピンドルモータ。
  2. 請求項1に記載のスピンドルモータにおいて、 前記ハブおよび前記環状部材の少なくとも一方が、前記接触部を構成する面より面粗度の値が低い切削面を有しているスピンドルモータ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のスピンドルモータにおいて、 前記接触部の上下の端部が、いずれも、略円環状の前記封止材で封止されているスピンドルモータ。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載のスピンドルモータにおいて、 前記環状部材は、前記静止部側のシャフトの外周面に対向する内周面を有するスリーブであり、 前記封止材は、接着剤であり、 前記回転部は、前記スリーブの上部または下部の少なくとも一方を覆うキャップをさらに有し、 前記スリーブまたは前記ハブに対して、前記キャップが、前記接着剤により固定されているスピンドルモータ。
  5. 請求項4に記載のスピンドルモータにおいて、 前記キャップは、前記スリーブまたは前記ハブと、略同一の熱膨張係数を有する材料からなるスピンドルモータ。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれかに記載のスピンドルモータにおいて、 前記接触部の端部に、前記ハブと前記環状部材との間隔が、外部側へ向かうにつれて漸次に拡大するテーパ部が、設けられているスピンドルモータ。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載のスピンドルモータと、 前記スピンドルモータの前記回転部に支持されたディスクに対し、情報の読み出しおよび書き込みの少なくとも一方を行うアクセス部と、 カバーと、を有し、 前記スピンドルモータは、前記ディスクの下方において径方向に広がるベース部材を有し、 前記ベース部材と前記カバーとで構成される筐体の内部に、前記回転部および前記アクセス部が、収容されているディスク駆動装置。
  8. ディスク駆動用のスピンドルモータの製造方法において、 ディスクに当接する支持面を有するハブと、環状部材とを、圧入または焼き嵌めにより固定する固定工程と、 前記固定工程の後に、切削液を供給しつつ、前記ハブおよび前記環状部材の少なくとも一方を切削する切削工程と、 前記切削工程の後に、前記ハブと前記環状部材との接触部の上下の端部のうち、前記支持面に支持されるディスクとの連通距離が短い少なくとも一方の端部を、封止材で略円環状に封止する封止工程と、を有する製造方法。
  9. 請求項8に記載の製造方法において、 前記封止工程では、前記接触部の上下の端部を、いずれも、封止材で略円環状に封止する製造方法。
  10. 請求項8または請求項9に記載の製造方法において、 前記環状部材は、前記静止部側のシャフトの外周面に対向する内周面を有するスリーブであり、 前記封止材は、接着剤であり、 前記封止工程では、前記スリーブの上部または下部の少なくとも一方を覆うキャップを、前記スリーブまたは前記ハブに対して、前記接着剤により固定する製造方法。
  11. ディスク駆動用のスピンドルモータの製造方法において、 ディスクに当接する支持面を有するハブと、環状部材とを、圧入または焼き嵌めにより固定する固定工程と、 前記固定工程の後に、前記ハブと前記環状部材との接触部の上下の端部を、封止材で略円環状に封止する封止工程と、 前記封止工程の後に、切削液を供給しつつ、前記ハブおよび前記環状部材の少なくとも一方を切削する切削工程と、を有する製造方法。
  12. 請求項8から請求項11までのいずれかに記載の製造方法において、 前記切削工程の後に、前記ハブおよび前記環状部材を洗浄する洗浄工程を、さらに有する製造方法。
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