JP5843401B2 - コンテンツ情報提供装置、コンテンツ情報提供システム、コンテンツ情報提供方法及びコンテンツ情報提供プログラム - Google Patents
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Description
以下、図面を参照しながら本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るコンテンツ情報提供システム1の構成を示す概略ブロック図である。
コンテンツ情報提供システム1は、端末装置11、コンテンツ情報提供装置21及びコンテンツデータ送信装置31を含んで構成される。
コンテンツデータ送信装置31は、伝送路42を介してコンテンツデータを送信する。
伝送路42は、コンテンツデータ送信装置31が逐次に送信したデータを複数の端末装置11に一方的、かつ同時に伝送する放送伝送路である。伝送路41は、無線、有線、又はその組み合わせ、例えば、自由空間で伝搬する予め定めた周波数帯域の電波による伝搬路である。この周波数帯域は、放送サービスを提供するチャネル毎に予め定められたものである。
次に、端末装置11の構成について説明する。
図2は、本実施形態に係る端末装置11の構成を示す概略ブロック図である。
端末装置11は、チューナ111、デコード処理部112、画像処理部113、画像表示部114、音声再生部115、画像入力部116、ユーザ識別部117、制御部118、EPG取得部119、視聴履歴生成部120、通信部121及び操作入力部124を含んで構成される。
音声再生部115は、デコード処理部112から入力された音声データに係る音声を再生する。音声再生部115は、例えば、スピーカである。音声再生部115は、デコード処理部112から入力された音声データが示す音声の音量を、制御部118で指定された度合いに調整する。
言い換えれば、EPGデータは、ユーザに推薦する放送番組の候補を示す候補番組情報、つまり、ユーザに推薦するコンテンツの候補を示す候補コンテンツ情報の一形態である。また、以下の説明では、個々の放送番組の名称、放送時間及びチャネルの組を示す情報や、それらの組の一覧(リスト)を示す情報を放送番組情報と呼ぶことがある。EPGデータの例については後述する。
なお、操作入力部124は、操作パネル125とリモコン受信部126のうちいずれか一方を備え、その他方が省略されていてもよい。
次に、ユーザ識別部117の構成について説明する。
図3は、ユーザ識別部117の構成を示す概略ブロック図である。
ユーザ識別部117は、顔領域抽出部1171、特徴量算出部1172、データ照合部1173、データ登録部1174、ユーザ情報記憶部1175及び出力部1176を含んで構成される。
顔領域抽出部1171は、被写体検出方式として、例えば、処理対象の画像から、その画像を構成する複数の部分領域における統計量の相対的な値に基づいて所定の被写体として人間の顔が表されている領域を判定するものを用いてもよい。例えば、顔領域抽出部1171は、特開2005−49854号に記載の被写体検出装置のように、統計量として濃淡を示す濃淡値の平均値や合計値を用いることができる。顔領域抽出部1171は、ある注目領域に含まれる部分領域間における統計量が予め定めた閾値よりも大きいか否かによって、その注目領域が顔領域を含むか否かを判定する処理を繰り返して、顔領域を判定する。
なお、抽出される顔領域の数は、1個に限られず、1個より多くてもよいし(例えば、2個、即ち2人の顔)、0個の場合も即ち、顔領域が検出できない)もある。顔領域の数が1個よりも多い場合、顔領域抽出部1171は、それぞれの顔領域を示す顔画像データを特徴量算出部1172に出力してもよい。
特徴量算出部1172は、算出した特徴量をデータ照合部1173に出力する。
顔領域抽出部1171から入力された顔画像データが複数ある場合には、特徴量算出部1172は、入力された顔画像データ毎に特徴量を算出し、算出した特徴量をデータ照合部1173に出力する。
出力部1176は、データ照合部1173又はデータ登録部1174から入力されたユーザIDをユーザ識別データとして視聴履歴生成部120に出力する。
図4は、ユーザ識別部117−1の構成を示す概略ブロック図である。
ユーザ識別部117−1は、顔領域抽出部1171、特徴量算出部1172、出力部1176及びユーザ属性推定部1177−1を含んで構成される。即ち、ユーザ識別部117−1は、ユーザ識別部117(図3)においてデータ照合部1173、データ登録部1174及びユーザ情報記憶部1175が省略され、出力部1176の代わりに出力部1176−1を備える。また、ユーザ識別部117−1は、更にユーザ属性推定部1177−1を備える。
ユーザ属性推定部1177−1は、記憶部に記憶された特徴のそれぞれについて入力された特徴量との類似度を算出し、算出した類似度が最大となる類似度に対応するユーザ属性、つまり、算出した類似度との照合に成功したユーザ属性を選択する。ユーザ属性推定部1177−1は、選択したユーザ属性を出力部1176−1に出力する。
出力部1176−1は、ユーザ属性推定部1177−1から入力されたユーザ属性をユーザ識別データとして視聴履歴生成部120に出力する。
図5は、ユーザ識別部117−2の構成を示す概略ブロック図である。
ユーザ識別部117−2は、出力音声減算部1178−2、特徴量算出部1172−2、データ照合部1173、データ登録部1174、ユーザ情報記憶部1175及び出力部1176を含んで構成される。即ち、ユーザ識別部117−2は、ユーザ識別部117(図3)において、顔領域抽出部1171、特徴量算出部1172の代わりに、出力音声減算部1178−2、特徴量算出部1172−2を備える。
以下の説明では、ユーザ情報記憶部1175に記憶したユーザIDと特徴量との対応関係を示すテーブル、ユーザ属性を示すテーブル、又はユーザID、特徴量並びにユーザ属性との対応関係を示すテーブルをユーザ識別テーブルと総称することがある。
次に、ユーザ識別テーブルの例について説明する。
図6は、ユーザ識別テーブルの例を示す図である。
図6(a)は、ユーザ識別テーブルT01を示す。ユーザ識別テーブルT01は、ユーザ識別部117(図3)のユーザ情報記憶部1175で記憶されユーザ識別データ(ユーザID)と特徴量(特徴量ファイル)と登録時刻が対応付けられたテーブルの一例である。
図6(a)において左から右へ順に、ユーザ識別データ(ユーザID)、特徴量(特徴量ファイル)、登録時刻を示す。
なお、図6(a)−(c)に示すユーザ識別テーブルT01−T03では、登録時刻が省略されていてもよい。
次に、視聴履歴情報の例について説明する。
図7は、視聴履歴情報の例を示す図である。
図7に示す視聴履歴情報L01は、視聴履歴生成部120が生成した視聴履歴情報の一例である。
図7において左から右へ順に、ユーザ識別データ(ユーザID)、事象情報(事象)、番組名(タイトル)、地域、チャネル、時刻、音量を示す。
例えば、図7の第2行において、ユーザID「1、2」に事象「開始」、タイトル「番組1」、地域「1」、チャネル「10」、時刻「2013年2月20日21:00」及び音量「10」が対応付けられている。
また、端末装置11がユーザ識別部117(図3)の代わりにユーザ識別部117−2(図5)を備える場合には、視聴履歴情報L01は、ユーザIDとさらに属性情報として性別、年齢層を対応付けて有するように生成されてもよい。
ユーザ識別部117(図3)がユーザ識別データとしてリモコンとして用いられている電子機器の機器IDを取得する場合には、視聴履歴情報L01は、ユーザIDの代わりに機器IDを有するように生成されてもよい。
ユーザ識別部117(図3)がユーザ識別データとして放送番組データを受信する前、又は受信した放送番組データを再生する前に、ユーザ識別データを取得する場合には、視聴履歴情報L01は、ユーザIDの代わりにユーザ識別データを有するように生成されてもよい。
また、視聴履歴情報L01では、「事象」、「音量」の列が省略されていてもよい。また、サービス地域が限定されている場合には、視聴履歴情報L01では、「地域」の列が省略されていてもよい。
次に、EPGデータの例(EPGデータL02)について説明する。
図8は、EPGデータL02を示す図である。
EPGデータL02は、番組名、放送時間、地域、チャネル、ジャンル、詳細を示すデータである。図8では、左から右へ順に、番組名(タイトル)、放送時間(年月日、時間)、地域、チャネル、ジャンル、詳細が示されている。
例えば、図8の第2行において、タイトル「サッカー中継」に年月日「2013年5月20日」、時間「20:00〜22:00」、地域「1」、チャネル「1」、ジャンル「サッカー」、詳細「東京対北海道、札樽スタジアム」が対応付けられている。
次に、本実施形態に係る推薦コンテンツ情報処理について説明する。
図9は、本実施形態に係る推薦コンテンツ情報処理を示すフローチャートである。
(ステップS101)画像処理部113は、コンテンツデータに係る画像データ(例えば、受信した放送番組を復号した画像データ)を取得し、取得した画像データを画像表示部114に出力することで、画像表示部114にコンテンツを表示させる。その後、ステップS102に進む。
(ステップS102)ユーザ識別部117は、端末装置11の外部から入力されたユーザに係るデータ(例えば、撮影画像データ)を用いてユーザを識別し、識別したユーザを示すユーザ識別データを生成する。その後、ステップS103に進む。
(ステップS104)送信部123は、視聴履歴生成部120が生成した視聴履歴情報をコンテンツ情報提供装置21に送信する。その後、ステップS105に進む。
(ステップS106)画像処理部113は、受信部122が受信した推薦コンテンツ情報に基づく画像データを、画像表示部114に出力することで、画像表示部114に推薦コンテンツ情報の内容を表示させる。画像処理部113は、例えば、画像表示部114に推薦番組のタイトル、チャネル、放送時間を示す画像、推薦広告情報が示す広告の画像を表示させる。その後、図9に係る処理を終了する。
次に、本実施形態に係るコンテンツ情報提供装置21の構成について説明する。
図10は、本実施形態に係るコンテンツ情報提供装置21の構成を示す概略ブロック図である。
コンテンツ情報提供装置21は、通信部211、視聴履歴再構成部214、EPG取得部215、コンテンツ情報選択部216、及び記憶部219を含んで構成される。通信部211、視聴履歴再構成部214、EPG取得部215、コンテンツ情報選択部216、及び記憶部219は、バス(母線)220を介して相互に接続されている。
また、コンテンツ情報提供装置21は、さらにチューナ(図示せず)とデコード処理部(図示せず)とを備えてもよい。このチューナは、受信可能な各チャネルの周波数帯域の電波に基づく放送番組データをそれぞれ取得する。放送番組データは、コンテンツデータ送信装置31(図1)が送信したコンテンツデータであってもよい。このデコード処理部は、チューナが取得した放送番組データをそれぞれ復調し、復調した放送番組データを示す符号を予め定めた復号方式でデコードして画像データをそれぞれ取得する。EPG取得部215は、取得した画像データから多重化されている各チャネルのEPGデータを取得する。
EPG取得部215は、取得したEPGデータを記憶部219に記憶する。これにより、記憶部219に記憶されているEPGデータがチャネル毎に累積される。累積されたEPGデータは、放送予定の放送番組に係る放送番組情報、現在放送中の放送番組に係る放送番組情報及び放送済の放送番組に係る放送番組情報を示す。
ここで、番組推薦部217は、ユーザ毎の嗜好を示す指標として、例えば、各対象ユーザが現在までに視聴した放送番組が属するジャンルの分布を解析(ジャンル解析)し、視聴した放送番組が放送された時間帯の分布を解析(時間帯解析)する。そして、番組推薦部217は、解析したジャンルや時間帯の分布を参照して、放送予定の放送番組毎にそのジャンルや時間帯に応じたポイントを算出し(ポイント算出)、算出したポイントに基づいて推薦放送番組を選択する(推薦放送番組抽出)。
番組推薦部217は、時間帯ポイントテーブルを参照して、その放送番組が放送される時間帯に対応するポイントを、その放送番組のポイントに加算する(時間帯ポイント加算)。
番組推薦部217は、選択した推薦番組情報を端末装置11へ送信する送信データとして送信部213に出力する(推薦番組情報送信)。ポイント算出処理がユーザ毎について行われたことに応じて、番組推薦部217は、ユーザ毎に推薦番組情報選択及び推薦番組送信処理を行う。従って、各対象ユーザについて選択された推薦番組情報が端末装置11に送信される。
広告情報は、例えば、その広告の名称(タイトル)、その広告の内容を示す広告データ及びその広告が属するジャンルの組を示す情報である。広告データは、その広告の内容を示す動画、静止画、テキスト、又はそれらの組み合わせからなる視認可能な情報を示すデータからなる。広告情報には、その他の情報、例えば、その広告に関する放送番組を識別する番組識別情報が対応付けられてもよい。番組識別情報は、広告情報においてジャンルに代えて対応付けられてもよい。
推薦広告情報は、広告情報のうち端末装置11に送信するものを指す。推薦広告情報の候補となる広告情報、つまり端末装置11に提供可能な広告に関する広告情報を候補広告情報と呼ぶ。候補広告情報は、放送事業者、広告代理業者、その広告に係る商品や役務を提供する提供元の業者等が管理する情報提供装置(図示せず)から受信したものであってもよい。記憶部219には、候補広告情報を記憶させておく。
広告推薦部218は、ポイントテーブルがユーザ毎に生成されたことに応じて、ポイント算出処理、推薦広告情報選択処理、推薦広告情報送信処理をユーザ毎に行う。従って、各対象ユーザについて選択された推薦広告情報が端末装置11に送信される。
ジャンル解析を行う際、同一の放送番組が複数のジャンルに跨る場合には、番組推薦部217、広告推薦部218は、その放送番組が属するジャンルで按分したポイントを、それぞれのジャンルについて加算するようにしてもよい。
コンテンツ情報選択部216は、番組推薦部217と広告推薦部218のいずれか一方のみを備えていてもよい。コンテンツ情報選択部216が、広告推薦部218のみを備える場合には、広告推薦部218は、ジャンル解析、及びポイントテーブル生成を行う構成を備える。
次に、視聴履歴再構成部214で再構成された視聴履歴情報の例について説明する。
図11は、再構成された視聴履歴情報の例を示す図である。
図11(a)は、視聴履歴情報L01(図7)に基づいて再構成された視聴履歴情報L03を示す。視聴履歴情報L03は、視聴履歴情報L01と同様に左から右へ順にユーザID、事象(イベント)、タイトル、地域、チャネル、時刻、音量を示す。
この例では、視聴履歴情報L01のユーザIDの列に複数のユーザIDが示され、事象の列が「ユーザ(オーディエンス)変更」でない場合(例えば、「開始」、「終了」)に、それぞれ1つのユーザIDに対応する事象、タイトル、地域、チャネル、時刻、音量が繰り返されるように再構成されている。例えば、図11(a)の第2、3行において、ユーザIDはそれぞれ「1」、「2」であるが、それぞれのユーザIDについて事象「開始」、タイトル「番組1」、地域「1」、チャネル「10」、時刻「2013年2月20日21:00」及び音量「10」が対応付けられている。
図11(b)は、視聴履歴情報L03に基づいて変形された視聴履歴情報L04を示す。視聴履歴情報L04において、左から右へ順にユーザID、視聴開始時刻(開始)、視聴終了時刻(終了)、タイトル、地域、チャネルが示される。
例えば、図11(b)の第2行において、ユーザID「1」に、開始「2013年2月20日21:00」、終了「2013年2月20日21:54」、タイトル「番組1」、地域「1」、チャネル「10」が対応付けられている。
次に、番組推薦部217又は広告推薦部218で生成もしくは使用されたポイントテーブルの例について説明する。
図12は、ポイントテーブルの例を示す図である。
図12(a)は、ジャンルポイントテーブルの一例としてジャンルポイントテーブルT04を示す図である。ジャンルポイントテーブルT04において、左から右へ順に、順位、ジャンル、ポイントが示されている。例えば、図12(a)の第2行において、順位「1」に、ジャンル「ニュース」、ポイント「10」が対応付けられている。
図12(b)は、時間帯ポイントテーブルの一例として時間帯ポイントテーブルT05を示す図である。時間帯ポイントテーブルT05において、左から右へ順に、順位、時間帯、ポイントが示されている。例えば、図12(b)の第2行において、順位「1」に、時間帯「20:00〜21:00」、ポイント「10」が対応付けられている。
次に、番組推薦部217又は広告推薦部218で用いられたキーワードテーブルの例について説明する。
図13は、キーワードテーブルの例を示す図である。
キーワードテーブルT06において、左から右へ順に、ジャンル、キーワードが示されている。例えば、図13の第2行において、ジャンル「ニュース」に、キーワード「ニュース、報道、事件」が対応付けられている。このように、キーワードテーブルには、各ジャンルに複数のキーワードが対応付けていることがあるが、番組推薦部217、広告推薦部218は、複数のキーワードのうち少なくとも1つのキーワードを抽出し、抽出したキーワードに対応するジャンルを定めればよい。なお、番組推薦部217、広告推薦部218は、ある番組又はコンテンツについて複数のジャンルに跨ってキーワードが抽出され、その結果、複数のジャンルが定められる場合がある。その場合、番組推薦部217、広告推薦部218は、ジャンルポイント加算処理において、定められた複数のジャンルのそれぞれについてジャンルポイントテーブルを参照してポイントを定める。そして、番組推薦部217(図10)、広告推薦部218は、それぞれ定めたポイントのうちのいずれか、例えば、最も高いポイントを加算するポイントとして選択してもよい。
次に、推薦番組情報の例について説明する。
図14は、推薦番組情報の例を示す図である。
図14(a)に示す推薦番組情報L05は、ユーザIDが「1」であるユーザについて生成された推薦番組情報の一例である。
推薦番組情報L05は、タイトル、年月日、時間、地域、チャネル、ポイントから構成される。図14(a)では、左から右へ順に、タイトル、年月日、時間、地域、チャネル、ポイントが示されている。推薦番組情報L05を構成する項目のうちタイトル、年月日、時間は、それぞれEPGデータ(図8)と同様である。ポイントは、選択された放送番組のそれぞれについて算出されたポイントを示す。例えば、図14(a)の第2行において、タイトル「報道ニュース」に、年月日「2013年5月20日」、時間「19:00〜20:00」、地域「1」、チャネル「1」、ポイント「35」が対応付けられている。
推薦番組情報L06を構成する項目は、推薦番組情報L05と同様である。例えば、図14(b)の第2行において、タイトル「Bの冒険」に、年月日「2013年5月20日」、時間「19:00〜20:00」、地域「1」、チャネル「2」、ポイント「32」が対応付けられている。
なお、図14(a)、(b)に示す推薦番組情報L05、L06では、ポイントの列は省略されてもよい。このように、番組推薦部217は、ユーザ毎の嗜好として、例えば、視聴した放送番組が属するジャンルや視聴した時間帯毎の頻度に応じた候補番組情報を推薦番組情報として選択することができる。
次に、候補広告情報の例について説明する。
図15は、候補広告情報の例を示す図である。
図15に示す候補広告情報T07は、タイトル、ファイル、ジャンル、詳細から構成される。図15において、左から右へ順に、タイトル、ファイル、ジャンル、詳細が示されている。
タイトルは、提供される広告の名称を示す。ファイルは、その広告の内容を示す広告データを格納するファイル及びその所在を示すディレクトリを示すパスを示す。ジャンルは、その広告が属するジャンルを示す。詳細は、その広告に係る詳細な情報や広告を特定する際のその他の手がかりとなる情報を示す。例えば、図15の第2行において、タイトル「Sマンション」にファイル「/cm/file11」、ジャンル「サッカー」、詳細「Sスタジアムのすぐそば」が対応付けられている。候補広告情報T07の第3行第2列の「/cm/file11」のうち、「/file11」がその広告の広告データを格納しているファイルのファイル名を示し、「/cm/」は、ファイル「/file11」が所在しているディレクトリを示す。
次に、推薦広告情報の例について説明する。
図16は、推薦広告情報の例を示す図である。
図16(a)に示す推薦広告情報L07は、ユーザIDが「1」であるユーザについて生成された推薦広告情報の一例である。
推薦広告情報L07は、タイトル、ファイル、ポイントから構成される。図16(a)では、左から右へ順に、タイトル、ファイル、ポイントが示されている。推薦広告情報L07を構成する項目のうちタイトル、ファイルは、それぞれ候補広告データ(図15)と同様である。但し、推薦広告情報L07では、ディレクトリが省略され、ファイル名のみが示されている。送信部213は、このファイル名を有するファイルを記憶部219から読み出して端末装置11に送信してもよい。ポイントは、選択された広告のそれぞれについて算出されたポイントを示す。例えば、図16(a)の第2行において、タイトル「Sマンション」に、ファイル「file11」、ポイント「35」が対応付けられている。
推薦広告情報L08を構成する項目は、推薦広告情報L07と同様である。例えば、図16(b)の第2行において、タイトル「Bスナック」に、ファイル「file13」、ポイント「27」が対応付けられている。
なお、図16(a)、(b)に示す推薦広告情報L07、L08では、ポイントの列は省略されてもよい。また、図16(a)、(b)に示す推薦広告情報L07、L08が示すファイルの列には、選択された広告の内容を示すファイルの所在を示すアドレスが示されていてもよい。その場合、そのファイルは、必ずしも記憶部219に記憶されている必要はなく、端末装置11からネットワーク(例えば、インターネット)を介してそのアドレスでアクセス可能な他の装置に格納されていればよい。
このように、広告推薦部218は、ユーザ毎の嗜好として、例えば、視聴した放送番組が属するジャンルや視聴した時間帯毎の頻度に応じた候補広告情報を推薦広告情報として選択することができる。
次に、本実施形態に係る推薦コンテンツ情報提供処理について説明する。
図17は、本実施形態に係る推薦コンテンツ情報提供処理を示すフローチャートである。
(ステップS201)受信部212(図10)は、端末装置11で生成された視聴履歴情報を受信する。その後、ステップS202に進む。
(ステップS202)視聴履歴再構成部214は、受信部212が受信した視聴履歴情報をユーザ毎に集約された視聴履歴情報に再構成する。その後、ステップS203に進む。
(ステップS203)コンテンツ情報選択部216は、ユーザ毎に再構成された視聴履歴情報に基づいてユーザ毎の嗜好に応じたコンテンツに関するコンテンツ情報を推薦コンテンツ情報として選択する。その後、ステップS204に進む。
(ステップS204)送信部213は、コンテンツ情報選択部216が選択した推薦コンテンツ情報を端末装置11に送信する。その後、図17に係る処理を終了する。
次に、推薦コンテンツ情報処理(ステップS203、図17)の一態様として推薦番組情報選択処理について説明する。
図18は、本実施形態に係る推薦番組情報選択処理を示すフローチャートである。
(ステップS211)番組推薦部217は、ユーザ毎に再構成した視聴履歴情報に基づいてジャンル解析を行う。その後、ステップS212に進む。
(ステップS212)番組推薦部217は、ユーザ毎に再構成した視聴履歴情報に基づいて時間帯解析を行う。その後、ステップS213に進む。
(ステップS214)番組推薦部217は、判定した順位、ジャンル及びポイントを対応付けたジャンルポイントテーブルと判定した順位、時間帯及びポイントを対応付けた時間帯ポイントテーブルを生成する。その後、ステップS215に進む。
(ステップS216)番組推薦部217は、読み出した候補番組情報に係る各放送番組について生成したポイントテーブルを用いてポイントを算出する。その後、ステップS217に進む。
(ステップS217)番組推薦部217は、算出したポイントの降順に予め定めた件数の放送番組に係る候補番組情報を推薦番組情報として抽出する。その後、図18に係る処理を終了する。
次に、ポイント算出処理(ステップS216、図18)について説明する。
図19は、本実施形態に係るポイント算出処理を示すフローチャートである。
番組推薦部217は、候補放送番組が示す放送番組毎に図19に示す処理を行う。但し、番組推薦部217は、この放送番組毎の処理を行う前に算出しようとするポイントの初期値(例えば、0)を予め設定しておく。
(ステップS222)番組推薦部217は、キーワードテーブルを参照してその放送番組についてキーワード解析を行ってキーワードを抽出し、抽出したキーワードに対応するジャンルの特定を試みる。その後、ステップS223に進む。
(ステップS223)番組推薦部217は、対応するジャンルが特定できたか否かを判定する。特定できたと判定された場合には(ステップS223 YES)、ステップS224に進む。特定できなかったと判定された場合には(ステップS223 NO)、ステップS226に進む。
(ステップS224)番組推薦部217は、特定したジャンルをその放送番組が属するジャンルとして設定する。その後、ステップS225に進む。
(ステップS226)番組推薦部217は、時間帯ポイントテーブルを参照して、その放送番組が放送される時間帯について時間帯ポイント加算処理を行う。その後、図19に示す処理を終了する。
次に、推薦コンテンツ情報選択(ステップS203、図17)の他の態様として推薦広告情報選択処理について説明する。
図20は、本実施形態に係る推薦広告情報選択処理を示すフローチャートである。
図20に示す推薦広告情報選択処理は、ステップS211、S213、S214とステップS235−S237を有する。ステップS211、S213、S214に係る処理を、番組推薦部217(図10)が行う。なお、これらの処理を、広告推薦部218(図10)が行ってもよい。ステップS214に係る処理が終了した後、ステップS235に進む。
(ステップS236)広告推薦部218は、読み出した候補広告情報が示す各広告についてポイントテーブルを用いてポイント算出処理を行う。このポイント算出処理は、ステップS221−S225(図19)において放送番組に代えて広告を用いて行われるものに相当する。その後、ステップS237に進む。
(ステップS237)広告推薦部218は、算出したポイントの降順に予め定めた件数の広告に係る候補広告情報を推薦広告情報として抽出する。その後、図20に係る処理を終了する。
以下、図面を参照しながら本発明の第2の実施形態について説明する。上述した実施形態と同一の構成については同一の符号を付して説明を援用する。
図21は、本実施形態に係るコンテンツ情報提供システム1aの構成を示す概略ブロック図である。
端末装置11a−1〜11a−Nは、それぞれ伝送路43a−1〜43a−Nを介してルータ33aと接続され、伝送路42を介してコンテンツデータ送信装置31と接続される。コンテンツ情報提供装置21aは、伝送路41を介してルータ33aと接続される。
なお、以下の説明では、端末装置11a−1〜11a−Nを区別しない場合には、単に端末装置11aと呼び、伝送路43a−1〜43a−Nを区別しない場合には、単に伝送路43aと呼ぶ。
次に、本実施形態に係る端末装置11aの構成について説明する。
図22は、本実施形態に係る端末装置11aの構成を示す概略ブロック図である。
端末装置11aは、チューナ111、デコード処理部112、画像処理部113、画像表示部114、音声再生部115、画像入力部116、ユーザ識別部117a、制御部118、EPG取得部119、視聴履歴生成部120a、通信部121及び操作入力部124を含んで構成される。即ち、端末装置11aは、端末装置11(図2)において、ユーザ識別部117、視聴履歴生成部120に代えてユーザ識別部117a、視聴履歴生成部120aを備える。
但し、ユーザ識別部117aは、記憶されたユーザ識別テーブルをコンテンツ情報提供装置21aへ送信する送信データとして送信部123に出力する。ユーザ識別部117aがユーザ識別テーブルを出力する時点は、例えば、端末装置11aの起動直後、ユーザ識別テーブルの内容が更新されたときである。ユーザ識別テーブルの内容は、上述したように新たにユーザ識別データと特徴量とが対応付けて記憶されたときに更新される。
但し、視聴履歴生成部120aは、入力されたユーザ識別データ、チャネルデータに端末装置11aのIPアドレスと端末装置11aを識別する機器識別データをさらに対応付けて視聴履歴情報を生成する。視聴履歴生成部120aは、機器識別データとして、例えば、個々の端末装置11aに予め設定されたMACアドレスを用いる。
次に、端末装置11aが送信する視聴履歴情報の例について説明する。
図23は、端末装置11aが送信する視聴履歴情報の例を示す図である。
図23に示す視聴履歴情報L09は、視聴履歴生成部120aが生成した視聴履歴情報の一例である。
図23において左から右へ順に、IPアドレス、機器識別データ(MACアドレス)、ユーザ識別データ(ユーザID)、事象情報(事象)、番組名(タイトル)、地域、チャネル、時刻、音量を示す。視聴履歴情報L01(図7)と比較すると、視聴履歴情報L09には、IPアドレス、MACアドレスを示す列が追加されている。
例えば、図23の第2行において、IPアドレス「ip1」、MACアドレス「MAC1」が、ユーザID「1」、事象「開始」、タイトル「番組1」、地域「1」、チャネル「10」、時刻「2013年2月20日21:00」及び音量「10」が対応付けられている。
次に、本実施形態に係るコンテンツ情報提供装置21aの構成について説明する。
図24は、本実施形態に係るコンテンツ情報提供装置21aの構成を示す概略ブロック図である。
コンテンツ情報提供装置21aは、通信部211、視聴履歴再構成部214a、EPG取得部215、コンテンツ情報選択部216、及び記憶部219を含んで構成される。即ち、コンテンツ情報提供装置21aは、コンテンツ情報提供装置21(図10)において、視聴履歴再構成部214に代えて視聴履歴再構成部214aを備える。
以下の説明では、特徴量、ユーザ属性、特徴量とユーザ属性の組を特徴量等と総称する。
次に、コンテンツ情報提供装置21aが受信した視聴履歴情報の例について説明する。
図25は、コンテンツ情報提供装置21aが受信した視聴履歴情報の例を示す図である。
図25に示す視聴履歴情報L10は、コンテンツ情報提供装置21aが受信した視聴履歴情報の一例である。
視聴履歴情報L10に示される各列の項目は、視聴履歴情報L09(図23)に示される項目と同様である。例えば、図25の第2行において、IPアドレス「IP1」、MACアドレス「MAC1」が、ユーザID「1」、事象「開始」、タイトル「番組1」、地域「1」、チャネル「10」、時刻「2013年2月20日21:00」及び音量「10」が対応付けられている。
次に、名寄せ処理の例について説明する。
図26は、本実施形態に係る名寄せ処理の一例を示すフローチャートである。
図26に示す名寄せ処理は、受信したユーザ識別テーブルがユーザ毎の特徴量を含む場合(例えば、ユーザ識別テーブルT01、T03(図6))に行われる名寄せ処理である。
(ステップS301)視聴履歴再構成部214aは、端末装置11a−1〜11a−Nからそれぞれユーザ識別テーブルを受信する。その後、ステップS302に進む。
(ステップS302)視聴履歴再構成部214aは、視聴履歴情報が示すIPアドレスで示されるルータ33a配下のMACアドレスで示される端末装置11aから受信したユーザ識別テーブル毎にユーザ識別テーブルを集約する。その後、ステップS303に進む。
(ステップS304)視聴履歴再構成部214aは、類似度が予め定めた類似度の閾値よりも高い特徴量に係るユーザ同士は同一のユーザであると判定する。視聴履歴再構成部214aは、同一のユーザと判定したユーザ同士について同一のユーザIDを付与する。ここで、視聴履歴再構成部214aは、未利用の新たなユーザIDを同一のユーザIDとして定めてもよいし、既存の一方のユーザIDを同一のユーザIDとして他方のユーザIDに置き換えてもよい。その後、ステップS305に進む。
(ステップS305)視聴履歴再構成部214aは、同一のユーザであると判定したユーザに係るユーザIDを付与したユーザIDに更新し、更新したユーザID毎に視聴履歴情報を集約する。その後、図26に係る処理を終了する。
図27に示す名寄せ処理は、受信したユーザ識別テーブルがユーザ毎の属性情報を含む場合(例えば、ユーザ識別テーブルT02、T03(図6))に行われる名寄せ処理である。図27に示す名寄せ処理は、ステップS301、S302を有し、ステップS302に係る処理が終了した後、ステップS313に進む。
(ステップS314)視聴履歴再構成部214aは、照合したユーザ属性が同一のユーザ同士は同一のユーザであると判定する。視聴履歴再構成部214aは、同一のユーザと判定したユーザ同士について同一の仮ユーザIDを付与する。その後、ステップS315に進む。
(ステップS315)視聴履歴再構成部214aは、視聴履歴情報において同一のユーザであると判定したユーザに係るユーザIDを付与した仮ユーザIDに更新し、更新した仮ユーザID毎に視聴履歴情報を集約する。その後、ステップS316に進む。
(ステップS317)視聴履歴再構成部214aは、矛盾が生じたと判定された端末装置11aのユーザ同士で、それぞれ異なる仮ユーザIDを再度付与する。その後、ステップS315に進む。
なお、視聴履歴再構成部214aが、ユーザ毎の特徴量とユーザ属性を示すユーザ識別テーブルT03(図6)を受信した場合には、ステップS301−S305(図26)とステップS313−S317(図27)の処理を行ってもよい。
ユーザ識別テーブルT01−T03(図6)は視聴履歴再構成部214aで受信され、記憶部219に記憶されるが、これらが示す上述した特徴量とユーザ属性だけではユーザ本人を特定することが困難であるため、個人情報保護の観点で安全性が損なわれることはない。
これにより、同一のユーザが複数の端末装置を利用する場合でも、そのユーザについて集約された視聴履歴を参照して推薦コンテンツ情報が選択される。そのため、個々の視聴履歴が参照される場合よりもユーザの嗜好が反映された推薦コンテンツ情報が得られる。
以下、図面を参照しながら本発明の第3の実施形態について説明する。上述した実施形態と同一の構成については同一の符号を付して説明を援用する。
図28は、本実施形態に係るコンテンツ情報提供システム1bの構成を示す概略ブロック図である。
コンテンツ情報提供システム1bは、端末装置11、コンテンツ情報提供装置21b及びコンテンツデータ送信装置31を含んで構成される。即ち、コンテンツ情報提供システム1bは、コンテンツ情報提供システム1(図1)において、コンテンツ情報提供装置21に代えてコンテンツ情報提供装置21bを備える。
なお、コンテンツ情報提供システム1bは、コンテンツ情報提供システム1a(図21)と同様に端末装置11に代えてN個の端末装置11a−1〜11a−Nを備え、さらにルータ33aを備えてもよい。
次に、本実施形態に係るコンテンツ情報提供装置21bの構成について説明する。
図29は、本実施形態に係るコンテンツ情報提供装置21bの構成を示す概略ブロック図である。
コンテンツ情報提供装置21bは、通信部211、視聴履歴再構成部214、EPG取得部215、コンテンツ情報選択部216b、及び記憶部219を含んで構成される。即ち、コンテンツ情報提供装置21bは、コンテンツ情報提供装置21(図10)において、コンテンツ情報選択部216に代えてコンテンツ情報選択部216bを備える。
コンテンツ情報選択部216bは、番組推薦部217bと広告推薦部218bを備える。ここで、番組推薦部217bは、対象ユーザの視聴履歴情報に代えて、又は対象ユーザの視聴履歴情報とともに類似ユーザの視聴履歴情報に基づいて、それらのユーザの嗜好を示す指標を解析する。番組推薦部217bは、ユーザの嗜好を示す指標を解析する際、上述したジャンル解析処理や時間帯解析処理を行ってもよい。そして、番組推薦部217bは、番組推薦部217(図10)と同様に解析した指標に応じて候補番組毎に算出したポイントに基づいて推薦放送番組を選択する。広告推薦部218bは、番組推薦部217(図10)と同様に解析した指標に応じて候補広告情報毎に算出したポイントに基づいて推薦広告情報を選択する。以下では、主にユーザの嗜好を示す指標を解析する際に用いられる視聴履歴情報についてコンテンツ情報選択部216bに共通する事項であるため、番組推薦部217bと広告推薦部218bとを区別せずに説明する。
上述では、ユーザ識別部117−1が識別するユーザ属性として主に性別、年齢層を用いる場合を例にとって説明したが、これに限られない。ユーザ識別部117−1は、例えば、性別、年齢層に代えて、又はこれとともに人種を用いてもよい。
上述では、視聴履歴情報が放送伝送路を介して提供されるテレビジョン放送番組を示す情報である場合を例にとって説明したが、これには限られない。視聴履歴情報は、通信伝送路を介して一方的に提供される(ブロードキャスト、マルチキャスト)放送番組を示す情報であってもよい。
ここで、ユーザ識別部117、117−1、117−2、117aは、各ユーザのパターンに応じたユーザIDを生成し、各ユーザIDに応じた特徴量やユーザ属性の組を対応付けて記憶してもよい。即ち、「ユーザ毎」、「各ユーザ」とは、それぞれ「ユーザの組毎」、「各ユーザの組」という意味も含む。
上述した端末装置11は、さらに視聴履歴再構成部214を備えてもよい。その場合には、コンテンツ情報提供装置21、21bは、視聴履歴再構成部214を省略することができる。
また、上述した実施形態における端末装置11、11a及びコンテンツ情報提供装置21、21a、21bの一部、または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。端末装置11、11a及びコンテンツ情報提供装置21、21a、21bの各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
11、11a(11a−1〜11a−N)…端末装置、111…チューナ、
112…デコード処理部、113…画像処理部、114…画像表示部、
115…音声再生部、116…画像入力部、
117、117−1、117−2、117a…ユーザ識別部、
1171…顔領域抽出部、1172、1172−2…特徴量算出部、
1173、1173−2…データ照合部、1174…データ登録部、
1175…ユーザ情報記憶部、1176、1176−1…出力部、
1177−1…ユーザ属性推定部、1178ー2…出力音声減算部、118…制御部、
119…EPG取得部、120、120a…視聴履歴生成部、121…通信部、
122…受信部、123…送信部、124…操作入力部、125…操作パネル、
126…リモコン受信部、
21、21a、21b…コンテンツ情報提供装置、211…通信部、212…受信部、
213…送信部、214、214a…視聴履歴再構成部、215…EPG取得部、
216、216b…コンテンツ情報選択部、217、217b…番組推薦部、
218、218b…広告推薦部、219…記憶部、220…バス、
31…コンテンツデータ送信装置、33a…ルータ、
41、42、43a(43a−1〜43a−N)…伝送路
Claims (6)
- 端末装置で表示されたコンテンツに関するコンテンツ情報と前記コンテンツを視聴したユーザとの対応を示す視聴履歴情報を前記端末装置から受信する受信部と、
前記ユーザに推薦するコンテンツの候補に関する候補コンテンツ情報を記憶する記憶部と、
複数の端末装置間でユーザ属性を照合し、同時刻帯に異なる端末装置間でユーザ識別データが同一と判定されるとき、当該異なる端末装置間でユーザが異なると判定し、同一と判定されたユーザ毎に前記端末装置から受信した視聴履歴情報を集約する視聴履歴情報再構成部と、
前記受信部が受信した視聴履歴情報が示すユーザ毎の嗜好に応じたコンテンツに関する推薦コンテンツ情報を前記候補コンテンツ情報から選択するコンテンツ情報選択部と、
前記コンテンツ情報選択部が選択した推薦コンテンツ情報を前記端末装置に送信する送信部と、
を備えるコンテンツ情報提供装置。 - 前記ユーザ属性の照合に係る前記複数の端末装置が共通のルータの配下に接続され、前記視聴履歴情報が示すアドレスが同一と判定された場合、前記視聴履歴情報再構成部は、前記複数の端末装置間で異なるユーザ識別データを与えることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ情報提供装置。
- 前記コンテンツ情報選択部は、前記ユーザと嗜好が類似する類似ユーザの視聴履歴情報をさらに用い、前記端末装置の使用度数が大きくなるほど前記ユーザの視聴履歴情報の割合が増加するように当該視聴履歴情報を用いて前記ユーザ毎の嗜好を解析することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコンテンツ情報提供装置。
- 複数の端末装置とコンテンツ情報提供装置とを備えるコンテンツ情報提供システムであって、
前記複数の端末装置は、
受信したコンテンツを表示する表示部と、
前記コンテンツを視聴するユーザを識別するユーザ識別部と、
前記表示部が表示したコンテンツに関するコンテンツ情報及び前記ユーザ識別部が識別したユーザとの対応を示す視聴履歴情報を生成する視聴履歴情報生成部と、
前記視聴履歴情報をコンテンツ情報提供装置に送信し、前記コンテンツ情報提供装置から推薦コンテンツ情報を受信する通信部と、
をそれぞれ備え、
前記コンテンツ情報提供装置は、
前記視聴履歴情報を前記端末装置から受信する受信部と、
前記ユーザに推薦するコンテンツの候補に関する候補コンテンツ情報を記憶する記憶部と、
複数の端末装置間でユーザ属性を照合し、同時刻帯に異なる端末装置間でユーザ識別データが同一と判定されるとき、当該異なる端末装置間でユーザが異なると判定し、同一と判定されたユーザ毎に前記端末装置から受信した視聴履歴情報を集約する視聴履歴情報再構成部と、
前記受信部が受信した視聴履歴情報が示すユーザ毎の嗜好に応じたコンテンツに関する前記候補コンテンツ情報を前記推薦コンテンツ情報として選択するコンテンツ情報選択部と、
前記推薦コンテンツ情報を前記端末装置に送信する送信部と
を備えるコンテンツ情報提供システム。 - コンテンツ情報提供装置における方法において、
端末装置で表示されたコンテンツに関するコンテンツ情報と前記コンテンツを視聴したユーザとの対応を示す視聴履歴情報を前記端末装置から受信する受信過程と、
複数の端末装置間でユーザ属性を照合し、同時刻帯に異なる端末装置間でユーザ識別データが同一と判定されるとき、当該異なる端末装置間でユーザが異なると判定し、同一と判定されたユーザ毎に前記端末装置から受信した視聴履歴情報を集約する視聴履歴情報再構成過程と、
前記受信過程で受信した視聴履歴情報が示すユーザ毎の嗜好に応じたコンテンツに関する推薦コンテンツ情報を前記ユーザに推薦するコンテンツの候補に関する候補コンテンツ情報を記憶する記憶部から選択するコンテンツ情報選択過程と、
前記コンテンツ情報選択過程で選択した推薦コンテンツ情報を前記端末装置に送信する送信過程と、
を有するコンテンツ情報提供方法。 - コンテンツ情報提供装置のコンピュータに、
端末装置で表示されたコンテンツに関するコンテンツ情報と前記コンテンツを視聴したユーザとの対応を示す視聴履歴情報を前記端末装置から受信する受信手順、
複数の端末装置間でユーザ属性を照合し、同時刻帯に異なる端末装置間でユーザ識別データが同一と判定されるとき、当該異なる端末装置間でユーザが異なると判定し、同一と判定されたユーザ毎に前記端末装置から受信した視聴履歴情報を集約する視聴履歴情報再構成手順、
前記受信手順で受信した視聴履歴情報が示すユーザ毎の嗜好に応じたコンテンツに関する推薦コンテンツ情報を前記ユーザに推薦するコンテンツの候補に関する候補コンテンツ情報を記憶する記憶部から選択するコンテンツ情報選択手順、
前記コンテンツ情報選択手順で選択した推薦コンテンツ情報を前記端末装置に送信する送信手順、
を実行させるためのコンテンツ情報提供プログラム。
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