JP5843157B2 - モータおよびモータの製造方法 - Google Patents

モータおよびモータの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5843157B2
JP5843157B2 JP2012048727A JP2012048727A JP5843157B2 JP 5843157 B2 JP5843157 B2 JP 5843157B2 JP 2012048727 A JP2012048727 A JP 2012048727A JP 2012048727 A JP2012048727 A JP 2012048727A JP 5843157 B2 JP5843157 B2 JP 5843157B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
motor
coil
wire guide
insulator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012048727A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013187923A (ja
Inventor
仁明 大熊
仁明 大熊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec America Corp
Original Assignee
Nidec America Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec America Corp filed Critical Nidec America Corp
Priority to JP2012048727A priority Critical patent/JP5843157B2/ja
Priority to US13/747,652 priority patent/US9350207B2/en
Priority to CN201310034135.5A priority patent/CN103312071B/zh
Publication of JP2013187923A publication Critical patent/JP2013187923A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5843157B2 publication Critical patent/JP5843157B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/32Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation
    • H02K3/38Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation around winding heads, equalising connectors, or connections thereto
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/46Fastening of windings on the stator or rotor structure
    • H02K3/52Fastening salient pole windings or connections thereto
    • H02K3/521Fastening salient pole windings or connections thereto applicable to stators only
    • H02K3/522Fastening salient pole windings or connections thereto applicable to stators only for generally annular cores with salient poles
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K11/00Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
    • H02K11/30Structural association with control circuits or drive circuits
    • H02K11/33Drive circuits, e.g. power electronics
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/0056Manufacturing winding connections
    • H02K15/0068Connecting winding sections; Forming leads; Connecting leads to terminals
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/04Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of windings, prior to mounting into machines
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K2203/00Specific aspects not provided for in the other groups of this subclass relating to the windings
    • H02K2203/12Machines characterised by the bobbins for supporting the windings
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K2211/00Specific aspects not provided for in the other groups of this subclass relating to measuring or protective devices or electric components
    • H02K2211/03Machines characterised by circuit boards, e.g. pcb
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49009Dynamoelectric machine

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)

Description

本発明は、モータおよびモータの製造方法に関する。
従来、モータの駆動電流は、電子回路が実装された回路基板を介して、コイルに供給される。コイルから引き出される電線と、回路基板とを、電気的に接続する構造については、例えば、特開平9−285075号公報や、特開2011−167024号公報に開示されている。
特開平9−285075号公報には、PCボードの孔に、ステータのコイルの端子を挿入し、それぞれの回路に半田付けにより接続することが、記載されている(段落0029〜段落0032,図5〜図10)。また、特開2011−167024号公報には、端子にコイルの巻線の端末を巻きつけて絡げ部とし、端子の先端部分を切り欠き部に嵌め込むとともに、絡げ部と基板のランド部とを、半田等で電気的に接合することが、記載されている(段落0032,図6)。
特開平9−285075号公報 特開2011−167024号公報
しかしながら、ピン状の端子に電線を巻き付ける構造では、作業者によって、巻き付けられた電線の張力に、ばらつきが生じ易い。電線の張力が強過ぎると、端子が変形したり、電線に損傷が生じたりする虞があるため、慎重に作業を行う必要がある。また、基板の上面とステータとは、軸方向に接近している場合が多い。このため、基板の上面に電線を半田付けする構造では、半田付けの作業が難しい。
一方、回路基板の下面に電線を半田付けすれば、ステータが半田付け作業の妨げとなりにくい。しかしながら、コイルから延びる電線を、回路基板の下面側へ引き出すと、電線が回路基板のエッジに接触しやすくなる。このため、電線と回路基板のエッジとの接触によって、電線の損傷や断線が生じやすくなる。
本発明の目的は、コイルから引き出された電線を回路基板の下面側に接続し、かつ、電線の損傷を抑制できるモータおよびモータの製造方法を提供することである。
本願の例示的な第1発明は、静止部と、前記静止部に対して回転可能に支持される回転部と、を有し、前記静止部は、上下に延びる中心軸に対して放射状に延びる複数のティースと、前記ティースに取り付けられた樹脂製のインシュレータと、前記インシュレータに巻かれた電線により構成されるコイルと、前記コイルの下側に配置された回路基板と、を有し、前記回転部は、前記ティースと径方向に対向するマグネットを有し、前記インシュレータは、前記ティースの上面、下面、および周方向の側面を覆う本体部と、前記本体部から下方へ向けて突出した電線案内部と、を有し、前記コイルから延びる前記電線の引出部が、前記電線案内部を経由して、前記回路基板の下面に設けられたランド部へ達し、前記引出部と前記電線案内部との接触部が、前記回路基板の下面より下側に位置しているモータである。
本願の例示的な第2発明は、上下に延びる中心軸に対して放射状に延びる複数のティースと、前記ティースに取り付けられる本体部および前記本体部から下方へ向けて延びる電線案内部を有する樹脂製のインシュレータと、前記本体部に巻かれた電線により構成されるコイルと、前記コイルの下側に配置される回路基板と、を有するモータの製造方法において、a)前記本体部に前記電線を巻いて、前記コイルを形成する工程と、b)前記電線案内部の下端部より上側、かつ、前記コイルより下側に、前記回路基板を配置する工程と、c)前記コイルから延びる前記電線の引出部を、前記電線案内部を経由して、前記回路基板の下面に設けられたランド部へ導く工程と、d)前記ランド部に、前記引出部を半田付けする工程と、e)前記インシュレータに対して前記回路基板を、下側へ移動させる工程と、を含み、前記工程e)の後、前記引出部と前記電線案内部との接触部が、前記回路基板の下面より下側に位置する製造方法である。
本願の例示的な第1発明によれば、引出部と電線案内部との接触部が、回路基板の下面より下側に位置する。このため、回路基板のエッジと引出部との接触が、抑制される。したがって、引出部の損傷が抑制される。
本願の例示的な第2発明によれば、引出部と電線案内部との接触部が、回路基板の下面より下側に位置する。このため、回路基板のエッジと引出部との接触が、抑制される。また、ランド部に引出部を半田付けした後に、ランド部と接触部との距離が縮まる。このため、ランド部と接触部との間において、引出部に掛かる張力が抑制される。これらの結果、引出部の損傷が抑制される。
図1は、第1実施形態に係るモータの部分縦断面図である。 図2は、第2実施形態に係るファンモータの縦断面図である。 図3は、第2実施形態に係る静止部の部分縦断面図である。 図4は、第2実施形態に係る電機子および回路基板の下面図である。 図5は、第2実施形態に係る電線案内部の下面図である。 図6は、第2実施形態に係る電線案内部の縦断面図である。 図7は、第2実施形態に係る電線案内部を径方向外側から見た図である。 図8は、第2実施形態に係る静止部の部分縦断面図である。 図9は、第2実施形態に係る静止部の部分縦断面図である。 図10は、第2実施形態に係る電機子、回路基板、およびベース部材の組み立て手順の一例を示したフローチャートである。 図11は、ランド部に引出部を半田付けするときの様子を示した図である。 図12は、ベース部材に回路基板を固定するときの様子を示した図である。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、本願では、モータの中心軸と平行な方向を「軸方向」、モータの中心軸に直交する方向を「径方向」、モータの中心軸を中心とする円弧に沿う方向を「周方向」、とそれぞれ称する。また、本願では、軸方向を上下方向とし、回路基板に対してコイル側を上として、各部の形状や位置関係を説明する。ただし、これは、あくまで説明の便宜のために上下方向を定義したものであって、本発明に係るモータの製造時および使用時の向きを限定するものではない。
<1.第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係るモータ1Aの部分縦断面図である。図1に示すように、モータ1Aは、静止部2Aと回転部3Aとを有する。回転部3Aは、静止部2Aに対して回転可能に支持されている。
静止部2Aは、複数のティース512Aと、インシュレータ52Aと、コイル53Aと、回路基板24Aとを有する。ティース512Aは、中心軸に対して放射状に延びている。インシュレータ52Aは、ティース512Aに取り付けられた樹脂製の部材である。インシュレータ52Aは、本体部61Aと、電線案内部62Aと、を有する。本体部61Aは、ティース512Aに取り付けられている。ティース512Aの上面、下面、および周方向の側面は、本体部61Aに覆われている。電線案内部62Aは、本体部61Aから下方へ向けて、突出している。
コイル53Aは、インシュレータ52Aの本体部61Aに巻かれた電線により、構成されている。回路基板24Aは、コイル53Aの下側に配置されている。回路基板24Aの下面には、ランド部241Aが設けられている。また、回転部3Aは、マグネット33Aを有する。マグネット33Aは、ティース512Aと径方向に対向している。
コイル53Aから延びる電線の引出部54Aは、電線案内部62Aを経由して、回路基板24Aのランド部241Aへ達する。図1に示すように、引出部54Aと電線案内部62Aとの接触部541Aは、回路基板24Aの下面より下側に位置している。これにより、回路基板24Aのエッジ244Aと、引出部54Aとの接触が抑制される。したがって、引出部54Aの損傷が抑制される。
このモータ1Aを製造するときには、まず、インシュレータ52Aの本体部61Aに電線を巻いて、コイル53Aを形成する。次に、電線案内部62Aの下端部より上側、かつ、コイル53Aより下側に、回路基板24Aを配置する。続いて、コイル53Aから延びる電線の引出部54Aを、電線案内部62Aを経由して、回路基板24Aの下面に設けられたランド部241Aへ導く。そして、ランド部241Aに、引出部54Aを半田付けする。
その後、インシュレータ52Aに対して回路基板24Aを、下側へ移動させる。すなわち、ランド部241Aに引出部54Aを半田付けした後に、接触部541Aとランド部241Aとの距離を縮める。このようにすれば、接触部541Aとランド部241Aとの間において、引出部54Aに掛かる張力が抑制される。したがって、引出部54Aの損傷が抑制される。
ただし、製造後の状態において、接触部541を、回路基板24Aの下面より下側に位置させる。このようにすれば、回路基板24Aのエッジ244Aと、引出部54Aとの接触が抑制される。したがって、引出部54Aの損傷が抑制される。
<2.第2実施形態>
<2−1.モータの全体構成>
図2は、本発明の第2実施形態に係るファンモータ1の縦断面図である。このファンモータ1は、サーバ、ルータ、通信基地、スイッチ装置等の機器に搭載されて、冷却用の気流を発生させるモータである。ただし、本発明のモータは、ファン以外の用途に使用されるモータであってもよい。また、本発明のモータは、自動車等の輸送機器、家電製品、OA機器、医療機器等に搭載されるものであってもよい。
図2に示すように、ファンモータ1は、静止部2と回転部3とを有する。静止部2は、ファンモータ1が搭載される機器の枠体に、固定される。回転部3は、静止部2に対して回転可能に支持される。
本実施形態の静止部2は、ベース部材21、軸受部22、電機子23、および回路基板24を有する。図3は、静止部2の部分縦断面図である。以下の説明においては、図2とともに、図3も適宜に参照する。
ベース部材21は、軸受部22、電機子23、および回路基板24を支持する部材である。ベース部材21の材料には、例えば、アルミニウム等の金属や、樹脂が使用される。図3に示すように、ベース部材21は、底板部41、軸受保持部42、および外壁部43を有する。底板部41は、回路基板24の下側において、中心軸9に対して直交する方向に、略平板状に広がっている。軸受保持部42は、底板部41の内周部から、上方へ向けて、略円筒状に延びている。外壁部43は、底板部41の外周部から、上方へ向けて延びている。
軸受部22は、回転部3側のシャフト31を回転可能に支持するための機構である。本実施形態の軸受部22には、球体を介して外輪と内輪とを相対回転させるボールベアリングが、使用されている。軸受部22の外輪は、軸受保持部42の内周面に、固定されている。一方、軸受部22の内輪は、シャフト31に固定されている。ただし、ボールベアリングに代えて、すべり軸受や流体軸受等の他方式の軸受が、使用されていてもよい。
電機子23は、ステータコア51、インシュレータ52、およびコイル53を有する。ステータコア51は、ケイ素鋼板等の電磁鋼板が軸方向に積層された積層鋼板からなる。ステータコア51は、中心軸9と同軸に配置された円環状のコアバック511と、コアバック511から径方向外側へ向けて突出した複数のティース512とを有する。コアバック511は、軸受保持部42の外周面に、固定されている。複数のティース512は、周方向に等間隔に配列されている。各ティース512は、中心軸9に対して放射状に延びている。
インシュレータ52は、ステータコア51の各ティース512に、取り付けられている。インシュレータ52は、絶縁性の樹脂により形成される。図3に示すように、インシュレータ52は、本体部61と、電線案内部62とを有する。各ティース512の上面、下面、および周方向の両側面は、本体部61によって覆われている。電線案内部62は、本体部61から下方へ向けて突出している。なお、インシュレータ52のより詳細な形状については、後述する。
コイル53は、インシュレータ52の本体部61に巻かれた電線により、構成されている。すなわち、本実施形態では、ティース512の周囲に、インシュレータ52の本体部61を介して、電線が巻かれている。本体部61は、ティース512とコイル53との間に介在することによって、ティース512とコイル53とを電気的に絶縁する。
回路基板24は、コイル53に駆動電流を与えるための電子回路が実装された基板である。回路基板24は、コイル53および後述するマグネット33の下側に、配置されている。図3に示すように、ベース部材21は、外壁部43より径方向内側において、底板部41から上方へ向けて突出した、複数の台座部44を有する。回路基板24は、複数の台座部44の上面に配置されている。また、回路基板24は、上側から取り付けられるねじ441により、台座部44に固定されている。
また、図2に示すように、回路基板24には、外部装置との間で電気信号を入出力するためのリード線25が、接続されている。リード線25は、回路基板24の下面側に設けられた固定部240に、固定されている。また、リード線25は、固定部240から、回路基板24の下面に沿って、外壁部43より径方向外側まで延びている。
本実施形態の回転部3は、シャフト31、ロータホルダ32、複数のマグネット33、およびインペラ34を有する。
シャフト31は、軸方向に延びる柱状の部材である。シャフト31は、例えば、ステンレス等の金属からなる。シャフト31は、軸受部22に支持されつつ、中心軸9を中心として回転する。シャフト31の上端部は、軸受保持部42の上端部より上方へ突出している。また、シャフト31の上端部には、環状のブッシュ311が取り付けられている。
ロータホルダ32は、マグネット33を保持しつつ、シャフト31とともに回転する。ロータホルダ32は、ブッシュ311を介して、シャフト31に固定されている。ただし、ロータホルダ32は、シャフト31に対して直接的に固定されていてもよい。ロータホルダ32は、蓋部321および円筒部322を有する。蓋部321は、ブッシュ311から径方向外側へ向けて、略平板状に広がっている。円筒部322は、蓋部321の外周部から下方へ向けて延びている。
複数のマグネット33は、円筒部322の内周面に、固定されている。複数のマグネット33は、電機子23の径方向外側に位置する。各マグネット33の径方向内側の面は、ティース512と径方向に対向する磁極面となっている。複数のマグネット33は、N極の磁極面とS極の磁極面とが交互に並ぶように、周方向に等間隔に配列されている。なお、複数のマグネット33に代えて、N極とS極とが周方向に交互に着磁された1つの円環状のマグネットが、使用されていてもよい。
インペラ34は、中央キャップ部341、上幕部342、下幕部343、および複数のブレード344を有する。中央キャップ部341は、ロータホルダ32およびブッシュ311に固定された、有蓋円筒状の部位である。中央キャップ部341の上方には、インペラ34の吸気口345が設けられている。
上幕部342は、吸気口345の周縁部から、径方向外側かつ下側へ向けて、広がっている。下幕部343は、上幕部342より下側において、中央キャップ341から径方向外側かつ下側へ向けて、広がっている。複数のブレード344は、上幕部342と下幕部343との間において、軸方向に広がっている。また、上幕部342の外周部と、下幕部343の外周部との間には、インペラ34の排気口346が設けられている。
このようなファンモータ1において、電機子23のコイル53に駆動電流を与えると、ステータコア51の複数のティース512に、径方向の磁束が生じる。そして、ティース512とマグネット33との間の磁束の作用により、周方向のトルクが発生する。その結果、静止部2に対して回転部3が、中心軸9を中心として回転する。
回転部3が回転すると、インペラ34の複数のブレード344により、気流が発生する。すなわち、インペラ34の上方の気体が、吸気口345を介して、上幕部342と下幕部343との間の空間へ吸引され、排気口346から径方向外側へ向けて排気される。
<2−2.電線の接続構造について>
続いて、電機子23と回路基板24との間における電線の接続構造について、説明する。
図4は、電機子23および回路基板24の下面図である。図4に示すように、本実施形態では、回路基板24の下面に、3つのランド部241が設けられている。各ランド部241は、回路基板24に実装された電子回路の電気的端部となっている。また、インシュレータ52は、3本の電線案内部62を有する。各電線案内部62は、各ランド部241の径方向内側に、それぞれ配置されている。
本実施形態では、コイル53から3本の引出部54が、引き出されている。3本の引出部54は、駆動電流として入力される三相交流のU相、V相、およびW相に、それぞれ対応する。図3および図4に示すように、本実施形態の各引出部54は、2本の電線をより合わせて構成されている。
回路基板24の内周部には、3つの切り欠き242が設けられている。引出部54は、コイル53から、切り欠き242を通って、回路基板24の下側へ引き出されている。図4に示すように、本実施形態では、3つの切り欠き242が、それぞれ、隣り合うティース512の間の周方向位置に、配置されている。このため、切り欠き242へ向けて延びる引出部54によって、コイル53を配置するためのスペースが、制限されにくい。したがって、コイル53の巻数が制限されにくい。また、回路基板24は、切り欠き242に代えて、引出部54を通す貫通孔を有していてもよい。なお、切り欠き242や貫通孔の数は、駆動相数に合わせて適宜変更してもよい。
回路基板24より下側へ引き出された引出部54は、電線案内部62を経由して、ランド部241へ達する。そして、引出部54の端部が、ランド部241に半田付けされる。これにより、回路基板24に実装された電子回路と、コイル53とが、電気的に接続される。このように、回路基板24の下面側で引出部54を半田付けすれば、半田付け用の治具や引出部54が、電機子23と接触しにくい。したがって、半田付けの作業が容易となる。
また、図4に示すように、回路基板24の下面には、径方向の全長に亘って電子部品245が配置されない帯状領域243が、設けられている。そして、当該帯状領域243に、ランド部241が配置されている。このようにすれば、ランド部241に引出部54を半田付けする際に、半田付け用の治具や引出部54が、電子部品245と接触しにくい。したがって、半田付けの作業が、より容易となる。また、電線案内部62は、帯状領域243の径方向内側に位置する。このようにすれば、電線案内部62から引き出された引出部54を、ランド部241側へ最短距離を通って引き出すことができる。
図5は、電線案内部62の下面図である。図6は、電線案内部62の縦断面図である。図7は、電線案内部62を径方向外側から見た図である。図5〜図7に示すように、電線案内部62は、第1突出部71、フランジ部72、および第2突出部73を有する。引出部54は、第1突出部71の径方向内側、フランジ部72の下側、かつ、第2突出部73の径方向外側に、配置されている。
第1突出部71は、ランド部241より径方向内側において、インシュレータ52の本体部61から、下方へ向けて突出している。図4に示すように、本実施形態では、回路基板24の切り欠き242を通って、第1突出部71が軸方向に延びている。第1突出部71の下端部は、回路基板24の下面より、下側に位置する。
引出部54は、第1突出部71のうち、フランジ部72より下側の部分の径方向内側の面に、接触している。これにより、引出部54の径方向外側への位置ずれが、制限されている。また、本実施形態では、第1突出部71と引出部54との接触部541が、回路基板24の下面より下側に位置している。このようにすれば、回路基板24の下面と回路基板24の内周面との間のエッジ244に対する、引出部54の接触を抑制できる。したがって、引出部54の損傷が抑制される。
特に、本実施形態では、第1突出部71のうち、フランジ部72より下側の部分の径方向内側の面が、傾斜面711を含んでいる。傾斜面711は、下方へ向かうにつれて中心軸9から離れるように、傾斜している。そして、当該傾斜面711に、引出部54が接触している。これにより、引出部54の上方への位置ずれが、抑制される。その結果、回路基板24のエッジ244と、引出部54との接触が、より抑制される。また、ランド部241と接触部541との間において、引出部54に掛かる張力が、抑制される。したがって、引出部54の損傷が、より抑制される。なお、第1突出部71は、傾きが一定の傾斜面711に代えて、傾きが一定でない湾曲面を有していてもよい。
また、第1突出部71のうち、フランジ部72より下側の部分の径方向内側の面および周方向側面が、周方向に広がる湾曲面を含んでいることが好ましい。すなわち、第1突出部71が、周方向においてエッジを有していないことが好ましい。このようにすれば、第1突出部71と引出部54との接触部において、応力が集中しにくい。したがって、引出部54の損傷が抑制される。
フランジ部72は、第1突出部71から、径方向内側および周方向両側へ向けて、広がっている。フランジ部72の下面は、引出部54を案内する案内面721となっている。案内面721は、第1突出部71と第2突出部73との間において、下方を向いている。案内面721は、引出部54の上部を覆うことにより、引出部54の上方への位置ずれを抑制する。その結果、回路基板24のエッジ244と、引出部54との接触が、より抑制される。
特に、本実施形態の案内面721は、回路基板24の下面より下側、かつ、引出部54より上側に位置する。これにより、電線案内部62と引出部54との接触部541が、回路基板24の下面より上方へ位置ずれすることが、防止されている。その結果、回路基板24のエッジ244と、引出部54との接触が、より抑制されている。
また、図7に示すように、本実施形態の案内面721は、水平案内面722と、傾斜案内面723とを含んでいる。水平案内面722は、傾斜案内面723からランド部241側に向かって、略水平に広がっている。傾斜案内面723は、水平案内面722から離れるにしたがって、高さが上昇するように、傾斜している。引出部54の端部は、傾斜案内面723、水平案内面722の順に沿って引き延ばされる。引き延ばされた引出部54の端部は、回路基板24の下側に配置されたランド部241に、半田付けされる。その結果、案内面721のコイル53側の端部が、案内面721のランド部241側の端部より、上方に位置している。
このようにすれば、コイル53から延びる引出部54を、案内面721に沿って配置しやすい。また、引出部54の急な折れ曲がりを抑制できる。なお、案内面721の形状は、必ずしも水平案内面722と傾斜案内面723とを有するものでなくてもよい。傾斜案内面723は、傾きが一定の傾斜面であってもよく、傾きが一定でない湾曲面であってもよい。また、案内面721の案内開始位置から案内終了位置までの全体が、傾斜していてもよい。
第2突出部73は、第1突出部71より径方向内側において、フランジ部72の径方向内側の端縁部から、軸方向下方へ向けて延びている。引出部54は、第1突出部71と第2突出部73との間に配置される。これにより、引出部54の径方向内側および径方向外側への位置ずれが、防止されている。その結果、第2突出部73の径方向内側に配置された軸受保持部42と、引出部54との接触が、抑制されている。
また、図3、図6、および図7に示すように、本実施形態では、第2突出部73の下端部が、第1突出部71の下端部より、上側に位置する。このため、第1突出部71に引出部54を巻き付けやすい。これにより、引出部54を配置する作業が、より容易となっている。
また、図5および図7に示すように、本実施形態の第2突出部73は、第1壁部731と、一対の第2壁部732とを有する。第1壁部731は、第1突出部71の径方向内側において、略周方向に広がっている。第2壁部732は、第1壁部731の周方向の両側において、径方向外側へ延びている。コイル53から延びる引出部54は、第1壁部731および第2壁部732に沿って配置されることにより、ランド部241側へ湾曲される。
特に、本実施形態では、第2壁部732が、平面視において略円弧状に湾曲している。このため、コイル53から延びる引出部54を、急な折れ曲がりを抑制しつつ、ランド部241側へ湾曲させることができる。
また、本実施形態のインシュレータ52は、上限位置決め部63をさらに有する。図8は、上限位置決め部63を含む静止部2の部分縦断面図である。図8に示すように、上限位置決め部63は、インシュレータ52の本体部61の径方向内側の端部から、下方へ向けて延びている。上限位置決め部63の下端部は、回路基板24の上面と、隙間を介して軸方向に対向している。
後述する製造工程では、上限位置決め部63に回路基板24の上面を接触させた状態で、ランド部241に引出部54を半田付けする。そして、半田付けの後、回路基板24を下降させて、上限位置決め部63から回路基板24を引き離す。これにより、電線案内部62とランド部241との間における引出部54の張力を抑制する。引出部54の張力が抑制されれば、引出部54に断線等の損傷が生じることを、より抑制できる。
また、本実施形態のインシュレータ52は、下限位置決め部64をさらに有する。図9は、下限位置決め部64を含む静止部2の部分縦断面図である。下限位置決め部64は、周方向において、電線案内部62とずれた位置に配置されている。図9に示すように、下限位置決め部64は、第3突出部641とフック部642とを有する。第3突出部641は、インシュレータ52の本体部61の径方向内側の端部から、下方へ向けて延びている。フック部642は、回路基板24の下面より下側において、第3突出部641から径方向外側へ向けて、突出している。フック部642の上面は、回路基板24の下面と、隙間を介して軸方向に対向する。
後述する製造工程では、回路基板24をベース部材21に固定する前に、コイル53から延びる引出線54を、回路基板24のランド部241に半田付けする。このとき、フック部642は、インシュレータ52から回路基板24が抜け落ちることを、防止する。すなわち、フック部642は、モータ1の製造過程において、インシュレータ52と回路基板24とが分離することを、防止する役割を果たす。
なお、下限位置決め部64は、図4に示すとおり、周方向において、2つ配置されているが、1つもしくは3つ以上配置されてもよい。また、下限位置決め部64は、周方向に均等に配置されることが好ましい。これにより、インシュレータ52と回路基板24とが分離することを、より効果的に防止できる。
<2−3.ファンモータの製造手順>
続いて、ファンモータ1の製造手順の一部分について、説明する。図10は、上記のファンモータ1の製造工程のうち、電機子23、回路基板24、およびベース部材21の組み立て手順の一例を示したフローチャートである。
図10の例では、まず、ステータコア51にインシュレータ52を取り付ける(ステップS1)。次に、インシュレータ52の本体部61に電線を巻き付けて、コイル53を形成する(ステップS2)。これにより、電機子23が得られる。
続いて、コイル53の下側に、回路基板24を配置する(ステップS3)。回路基板24は、ランド部241を下に向けた状態で、配置される。また、このとき、下限位置決め部64の第3突出部641を撓ませて、フック部642より上側に、回路基板24を配置する。その結果、回路基板24の下面は、電線案内部62の第1突出部71の下端部より上側に、配置される。また、フック部642によって、回路基板24の下方への抜けが、防止される。
その後、コイル53から延びる引出部54を、電線案内部62を経由して、ランド部241へ導く(ステップS4)。引出部54は、第1突出部71の径方向内側、かつ、第2突出部73の径方向外側において、案内面721に沿って配置される。また、引出部54と電線案内部62との接触部541は、回路基板24の下面より下側に位置する。
続いて、ランド部241に、引出部54を半田付けする(ステップS5)。ここでは、図11のように、回路基板24の上面を、上限位置決め部63の下面に、突き当てている。回路基板24と上限位置決め部63とを接触させた状態で、ランド部241に引出部54を半田付けすることで、回路基板24の位置ずれを抑制できる。したがって、半田付けしやすい。
その後、ベース部材21に回路基板24を固定する(ステップS6)。ここでは、図12のように、上から挿入されるねじ441により、ベース部材21の台座部44に、回路基板24がねじ止めされる。ベース部材21に回路基板24が固定されると、台座部44の上面と、回路基板24の下面とが、接触する。また、それに伴い、インシュレータ52に対して回路基板24が、下側へ移動し、回路基板24の上面と、上限位置決め部63の下端部とが、離間する。
ステップS6においては、引出部54と電線案内部62との接触部541と、ランド部241との距離が縮まる。このため、接触部541とランド部241との間において、引出部54に掛かる張力が抑制される。これにより、引出部54Aの損傷が抑制される。
ただし、ステップS6においては、接触部541を、回路基板24の下面より下側に位置させる。このようにすれば、回路基板24のエッジ244と、引出部54との接触が抑制される。したがって、引出部54の損傷が、より抑制される。
<3.変形例>
以上、本発明の例示的な実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
例えば、引出部は、上記の第2実施形態のように、複数の電線をより合わせたものであってもよく、1本の電線であってもよい。また、回路基板より下側へ引き出される引出部の数は、上記の第2実施形態のように3本であってもよく、1〜2本または4本以上であってもよい。また、本発明のモータは、電機子の内側においてマグネットが回転する、インナーロータ型のモータであってもよい。
また、電線案内部の形状や、モータの細部の形状については、本願の各図と相違していてもよい。また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
本発明は、モータおよびモータの製造方法に利用できる。
1 ファンモータ
1A モータ
2,2A 静止部
3,3A 回転部
9 中心軸
21 ベース部材
22 軸受部
23 電機子
24,24A 回路基板
25 リード線
31 シャフト
32 ロータホルダ
33,33A マグネット
34 インペラ
41 底板部
42 軸受保持部
43 外壁部
44 台座部
51 ステータコア
52,52A インシュレータ
53,53A コイル
54,54A 引出部
61,61A 本体部
62,62A 電線案内部
63 上限位置決め部
64 下限位置決め部
71 第1突出部
72 フランジ部
73 第2突出部
241,241A ランド部
242 切り欠き
243 帯状領域
244 エッジ
341 中央キャップ部
342 上幕部
343 下幕部
344 ブレード
345 吸気口
346 排気口
511 コアバック
512,512A ティース
541,541A 接触部
711 傾斜面
721 案内面
722 水平案内面
723 傾斜案内面
731 第1壁部
732 第2壁部

Claims (13)

  1. 静止部と、
    前記静止部に対して回転可能に支持される回転部と、
    を有し、
    前記静止部は、
    上下に延びる中心軸に対して放射状に延びる複数のティースと、
    前記ティースに取り付けられた樹脂製のインシュレータと、
    前記インシュレータに巻かれた電線により構成されるコイルと、
    前記コイルの下側に配置された回路基板と、
    を有し、
    前記回転部は、
    前記ティースと径方向に対向するマグネット
    を有し、
    前記インシュレータは、
    前記ティースの上面、下面、および周方向の側面を覆う本体部と、
    前記本体部から下方へ向けて突出した電線案内部と、
    を有し、
    前記コイルから延びる前記電線の引出部が、前記電線案内部を経由して、前記回路基板の下面に設けられたランド部へ達し、
    前記引出部と前記電線案内部との接触部が、前記回路基板の下面より下側に位置しているモータ。
  2. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記回路基板は、前記引出部を通す切り欠きまたは貫通孔を有し、
    前記切り欠きまたは前記貫通孔が、隣り合うティースの間の周方向位置に、配置されているモータ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のモータにおいて、
    前記電線案内部は、下方を向く案内面を有し、
    前記案内面が、前記回路基板の下面より下側、かつ、前記引出部より上側に位置しているモータ。
  4. 請求項3に記載のモータにおいて、
    前記案内面の前記コイル側の端部は、前記案内面の前記ランド部側の端部より、上方に位置しているモータ。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載のモータにおいて、
    前記電線案内部は、前記ランド部より径方向内側において、軸方向に延びる突出部を有し、
    前記突出部の径方向内側の面に、前記引出部が接触し、
    前記突出部の径方向内側の面は、下方へ向かうにつれて中心軸から離れるように傾斜する傾斜面または湾曲面を有するモータ。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれかに記載のモータにおいて、
    前記電線案内部は、
    前記ランド部より径方向内側において、軸方向に延びる第1突出部と、
    前記第1突出部より径方向内側において、軸方向に延びる第2突出部と、
    を有し、
    前記第1突出部と前記第2突出部との間に、前記引出部が配置されるモータ。
  7. 請求項6に記載のモータにおいて、
    前記第2突出部の下端部は、前記第1突出部の下端部より、上側に位置するモータ。
  8. 請求項6または請求項7に記載のモータにおいて、
    前記第2突出部は、
    前記第1突出部の径方向内側において、略周方向に広がる第1壁部と、
    前記第1壁部の周方向の両側において、径方向外側へ延びる第2壁部と、
    を有するモータ。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれかに記載のモータにおいて、
    前記インシュレータは、前記回路基板の上面と隙間を介して軸方向に対向する上限位置決め部をさらに有するモータ。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれかに記載のモータにおいて、
    前記インシュレータは、前記回路基板の下面と隙間を介して軸方向に対向する下限位置決め部をさらに有するモータ。
  11. 請求項1から請求項10までのいずれかに記載のモータにおいて、
    前記回路基板の下面は、径方向の全長に亘って電子部品が配置されない帯状領域を有し、
    前記帯状領域に、前記ランド部が配置され、
    前記帯状領域の径方向内側に、前記電線案内部が位置するモータ。
  12. 上下に延びる中心軸に対して放射状に延びる複数のティースと、前記ティースに取り付けられる本体部および前記本体部から下方へ向けて延びる電線案内部を有する樹脂製のインシュレータと、前記本体部に巻かれた電線により構成されるコイルと、前記コイルの下側に配置される回路基板と、を有するモータの製造方法において、
    a)前記本体部に前記電線を巻いて、前記コイルを形成する工程と、
    b)前記電線案内部の下端部より上側、かつ、前記コイルより下側に、前記回路基板を配置する工程と、
    c)前記コイルから延びる前記電線の引出部を、前記電線案内部を経由して、前記回路基板の下面に設けられたランド部へ導く工程と、
    d)前記ランド部に、前記引出部を半田付けする工程と、
    e)前記インシュレータに対して前記回路基板を、下側へ移動させる工程と、
    を含み、
    前記工程e)の後、前記引出部と前記電線案内部との接触部が、前記回路基板の下面より下側に位置する製造方法。
  13. 請求項12に記載の製造方法において、
    前記工程d)では、前記インシュレータに前記回路基板の上面を接触させた状態で、前記ランド部に前記引出部を半田付けし、
    前記工程e)では、前記インシュレータから前記回路基板の上面を離間させる製造方法。
JP2012048727A 2012-03-06 2012-03-06 モータおよびモータの製造方法 Expired - Fee Related JP5843157B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012048727A JP5843157B2 (ja) 2012-03-06 2012-03-06 モータおよびモータの製造方法
US13/747,652 US9350207B2 (en) 2012-03-06 2013-01-23 Motor and method of manufacturing motor
CN201310034135.5A CN103312071B (zh) 2012-03-06 2013-01-29 马达以及马达的制造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012048727A JP5843157B2 (ja) 2012-03-06 2012-03-06 モータおよびモータの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013187923A JP2013187923A (ja) 2013-09-19
JP5843157B2 true JP5843157B2 (ja) 2016-01-13

Family

ID=49113455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012048727A Expired - Fee Related JP5843157B2 (ja) 2012-03-06 2012-03-06 モータおよびモータの製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9350207B2 (ja)
JP (1) JP5843157B2 (ja)
CN (1) CN103312071B (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9929614B2 (en) * 2013-07-02 2018-03-27 Nidec Corporation Motor with integrated slot liner and bobbin with guides for conductor coils
JP6281250B2 (ja) 2013-11-11 2018-02-21 日本電産株式会社 モータ
US10601285B2 (en) * 2014-10-23 2020-03-24 Mitsubishi Electric Corporation Wiring board, electric motor, electric apparatus, and air conditioner
JP2018107903A (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 東芝ホームテクノ株式会社 ファンモータおよびファンモータ組立治具
JP6935252B2 (ja) * 2017-07-10 2021-09-15 ミネベアミツミ株式会社 モータ
JP2019022311A (ja) * 2017-07-14 2019-02-07 日本電産株式会社 モータ製造方法及びモータ
JP7152101B2 (ja) * 2018-03-29 2022-10-12 日本電産テクノモータ株式会社 モータ
JP2019180200A (ja) 2018-03-30 2019-10-17 日本電産株式会社 モータ及び送風装置
JP7275429B2 (ja) * 2018-08-29 2023-05-18 ニデック株式会社 モータ
KR102656510B1 (ko) * 2018-12-11 2024-04-12 엘지이노텍 주식회사 모터

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6358886U (ja) * 1986-09-30 1988-04-19
JP2502304Y2 (ja) * 1990-10-19 1996-06-19 松下精工株式会社 樹脂モ―ルドモ―タの固定子
JPH05252682A (ja) * 1992-02-28 1993-09-28 Nagano Nippon Densan Kk スピンドルモータ
JPH08126238A (ja) * 1994-10-27 1996-05-17 Mitsumi Electric Co Ltd アウターロータ型2相ブラシレスモータ
JPH09285075A (ja) 1996-04-16 1997-10-31 Minebea Co Ltd 軸流ファンモータ
US7663274B2 (en) * 2004-09-21 2010-02-16 Nidec Corporation Motor
US9502941B2 (en) * 2005-05-20 2016-11-22 Ebm-Papst St. Georgen Gmbh & Co. Kg Electronically commutated electric motor and method for production thereof
CN100486081C (zh) 2006-01-26 2009-05-06 元山科技工业股份有限公司 马达的定子装置
WO2007142334A1 (ja) * 2006-06-09 2007-12-13 Nidec Corporation ブラシレスモータ及びファンユニット
JP4946276B2 (ja) * 2006-08-31 2012-06-06 日本電産株式会社 モータ
JP2008193889A (ja) * 2007-01-09 2008-08-21 Asmo Co Ltd モータ
TWI337437B (en) * 2006-12-22 2011-02-11 Delta Electronics Inc Fan, motor and fixture thereof
JP2008220068A (ja) 2007-03-06 2008-09-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd モータ
JP2009110611A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Panasonic Corp スピンドルモータ
JP5200521B2 (ja) 2007-12-17 2013-06-05 日本電産株式会社 モータ及び冷却ファン
JP2011167024A (ja) 2010-02-15 2011-08-25 Minebea Co Ltd Dcブラシレスモータ

Also Published As

Publication number Publication date
US20130234547A1 (en) 2013-09-12
CN103312071B (zh) 2016-04-13
CN103312071A (zh) 2013-09-18
JP2013187923A (ja) 2013-09-19
US9350207B2 (en) 2016-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5843157B2 (ja) モータおよびモータの製造方法
US9653960B2 (en) Motor and blower
US9876409B2 (en) Inner-rotor motor with upper and lower brackets press-fit with the stator core, and a circuit board
US8403653B2 (en) Axial flow fan
JP2013251937A (ja) モータおよびファン
US9893590B2 (en) Inner-rotor brushless motor
US9748814B2 (en) Assembly method of an inline type fan motor
JP2018074806A (ja) モータ、およびモータの製造方法
JP2013189971A (ja) シーリングファン用のモータおよびシーリングファン
JP2020088981A (ja) ステータユニット、モータ、および、送風装置
JP6766535B2 (ja) ステータユニット、モータ、およびファンモータ
JP5707834B2 (ja) ファン
TW200933033A (en) Axial flow fan unit
JP2017060368A (ja) ステータおよびモータ
JP2019134525A (ja) ステータ、モータ、及び送風機
US20130236339A1 (en) Fan motor
JP2010035360A (ja) 電動機
JP2016208790A (ja) モータおよび遠心送風機
JP7210886B2 (ja) モータおよびファンモータ
EP3410576A1 (en) Stator and motor
JP2019103205A (ja) 回路基板、モータ、及びファンモータ
JP2020005460A (ja) モータ
JP6710317B2 (ja) 回転電機および回転電機の製造方法
JP7255348B2 (ja) ステータ、モータおよび送風装置
CN109842258B (zh) 无刷马达以及送风装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141105

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150925

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151023

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151105

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5843157

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees