JP5835492B2 - 可変圧縮比内燃機関の制御装置及び制御方法 - Google Patents

可変圧縮比内燃機関の制御装置及び制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、機関圧縮比を変更可能な可変圧縮比機構を備える可変圧縮比内燃機関に関し、特に、アクチュエータケース内に貯留する潤滑油の油面高さに応じた目標圧縮比の補正に関する。
従来より、複リンク式のピストン−クランク機構を利用して機関圧縮比を変更可能な可変圧縮比機構を本出願人は提案している(例えば特許文献1参照)。このような可変圧縮比機構は、モータ等のアクチュエータにより制御軸の回転位置を変更することで、機関圧縮比を機関運転状態に応じて制御する構成となっている。機関圧縮比の目標値である目標圧縮比は機関運転状態に応じて設定され、一般的には、低回転低負荷側では燃費向上の目的で目標圧縮比を高くし、高回転高負荷側ではノッキングの発生を抑制するために目標圧縮比を低くする。
特開2004−257254号公報
機関本体の小型化やアクチュエータの保護等の目的で、可変圧縮比機構のアクチュエータを機関本体の外部に配置する構造の場合、例えば、アクチュエータの出力軸や減速機を収容するアクチュエータケースが機関本体の側壁に取り付けられる。アクチュエータケース内には潤滑油が供給され、この潤滑油によってアクチュエータケース内に収容配置されたアクチュエータの出力軸や減速機の軸受部分等が潤滑される。また、機関本体の側壁には、可変圧縮比機構の制御軸とアクチュエータ側とを連結するレバーが挿通する連通孔が貫通形成され、この連通孔を通してアクチュエータケースの内部に供給された潤滑油が機関本体の内部へ戻されるように構成される。
このような構造では、坂道等で車両が傾斜する場合や、あるいは車両の加速や減速に伴い、機関本体のオイルパン内の油面高さ位置が変化すると、連通孔を通して機関本体の内部からアクチュエータケースの内部へ潤滑油が流入(逆流)する。このようにアクチュエータケースへ潤滑油が流入(逆流)する流入状態となると、アクチュエータケース内部の潤滑油の油面高さが必要以上に高くなって、アクチュエータケース内に収容配置される減速機等の油撹拌抵抗が増大し、圧縮比変更時における応答性が悪化する。このために、例えば機関加速時に高圧縮比の設定状態から低圧縮比の設定状態へ移行する際に、その応答速度が低下することで、過渡的にノッキングを生じるおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、連通孔を通して機関本体の内部からアクチュエータケースの内部へ潤滑油が流入(逆流)する流入状態となり、これによって圧縮比変更の応答性が悪化しても、これに起因するノッキングの発生を未然に抑制・回避することを目的としている。
制御軸の回転位置に応じて機関圧縮比を変更する可変圧縮比機構と、機関本体の外部に配置されて、上記制御軸の回転位置を変更及び保持するアクチュエータと、機関本体の側壁に取り付けられ、上記アクチュエータの少なくとも一部が内部に収容配置されたアクチュエータケースと、を有し、上記機関本体の側壁に貫通形成された連通孔を通して、上記機関本体の内部から上記アクチュエータケースの内部へ潤滑油が流入可能に構成されている。機関運転状態に応じて目標圧縮比を設定する。アクチュエータケース内に貯留する潤滑油の油面高さを検出又は推定し、この油面高さに応じて、上記目標圧縮比を補正する。
本発明によれば、連通孔を通して機関本体の内部からアクチュエータケースの内部へ潤滑油が流入(逆流)することによって、アクチュエータケース内の油面高さが高くなり、圧縮比変更の応答性が悪化しても、油面高さに応じて目標圧縮比を補正することで、上記応答性の悪化に起因するノッキングの発生を未然に抑制・回避することができる。
本発明の一実施例に係る可変圧縮比内燃機関の可変圧縮比機構を簡略的に示す構成図。 上記可変圧縮比機構の制御軸とモータとの連結構造を模式的に示す斜視図。 上記可変圧縮比内燃機関の制御装置を簡略的に示す構成図。 上記実施例の圧縮比制御の流れを示すフロチャート。 上記可変圧縮比内燃機関を示す断面図。 車両加速度による油面高さの変化を模式的に示す断面図。 車両傾斜による油面高さの変化を模式的に示す断面図。 上記実施例のアクチュエータケースの幾つかの設置例を示す説明図。
以下、本発明の好ましい実施例を図面を参照して詳細に説明する。先ず、図1を参照して、複リンク式ピストン−クランク機構を利用した可変圧縮比機構の一例について説明する。なお、この機構は上記の特開2004−257254号公報等にも記載のように公知であるために、簡単な説明にとどめる。
内燃機関の機関本体1の一部を構成するシリンダブロック1Aには、各気筒のピストン3がシリンダ2内に摺動可能に嵌合しているとともに、クランクシャフト4が回転可能に支持されている。可変圧縮比機構10は、クランクシャフト4のクランクピン5に回転可能に取り付けられるロアリンク11と、このロアリンク11とピストン3とを連結するアッパリンク12と、機関本体1側に回転可能に支持される制御軸14と、この制御軸14に偏心して設けられた偏心軸部15と、この偏心軸部15とロアリンク11とを連結する制御リンク13と、を有している。ピストン3とアッパリンク12の上端とはピストンピン16を介して相対回転可能に連結され、アッパリンク12の下端とロアリンク11とはアッパリンク側連結ピン17を介して相対回転可能に連結され、制御リンク13の上端とロアリンク11とは制御リンク側連結ピン18を介して相対回転可能に連結され、制御リンク13の下端は上記の偏心軸部15に回転可能に取り付けられている。
図1,図2を参照して、制御軸14には、減速機21を備えた連結機構20を介して、この可変圧縮比機構10のアクチュエータとしてのモータ19が連結されている。このモータ19により制御軸14の回転角度位置を変更することによって、ロアリンク11の姿勢の変化を伴って、ピストン上死点位置やピストン下死点位置を含むピストンストローク特性が変化して、機関圧縮比が変化する。従って、エンジンコントロールユニット30(図3参照)によりモータ19を駆動制御することによって、機関運転状態に応じて機関圧縮比を制御することができる。なお、アクチュエータとしては、電動式のモータ19に限らず、油圧駆動式のアクチュエータであっても良い。
制御軸14は、シリンダブロック1Aやその下側に固定されるオイルパンアッパ1B等からなる機関本体1の内部に回転可能に支持されている。一方、モータ19は機関本体1の外部に配置されており、より詳しくは、機関本体1の一部を構成するオイルパンアッパ1Bの吸気側の側壁7に取り付けられるアクチュエータケース22の機関後方側に取り付けられている。
減速機21は、モータ19の出力軸の回転を減速して制御軸14へ伝達するものであり、ここでは波動歯車機構が用いられている。なお、この波動歯車機構は、本出願人が以前に出願した特願2011−259752号にも記載されているものと同様であり、ここでは説明を省略する。なお、減速機としては、このような波動歯車機構に限らず、他の形式の回転減速機を用いることもできる。
連結機構20には、減速機21の出力軸と一体的に回転する補助制御軸23が設けられている。この補助制御軸23は、オイルパン側壁7に横付けされたアクチュエータケース22内に回転可能に収容配置されており、オイルパン側壁7に沿って機関前後方向(つまり、制御軸14と平行な方向)に延在している。潤滑油が飛散する機関本体1の内部に配置される制御軸14と、機関本体1の外部に配置される補助制御軸23とは、オイルパン側壁7を挿通するレバー24によって機械的に連結されており、両者14,23は連動して回転する。なお、オイルパン側壁7には、レバー24が挿通する連通孔29(図5,図6参照)が貫通形成されており、この連通孔29を塞ぐようにアクチュエータケース22がオイルパン側壁7に横付けされている。
図2,図5に示すように、レバー24の一端と、制御軸14の中心より径方向外方へ延在する第1アーム部25の先端とは、第1連結ピン26を介して相対回転可能に連結されている。レバー24の他端と、補助制御軸23の中心より径方向外方へ延在する第2アーム部27の先端とは、第2連結ピン28を介して相対回転可能に連結されている。
図3を参照して、傾斜角度センサ31は、車両の傾斜角度Aを検出し、加速度センサ32は、車両加速度Gを検出し、アクセル開度センサ33は、運転者により操作されるアクセルペダルのアクセル開度APOを検出し、回転速度センサ34は、機関回転速度Neを検出する。これらセンサ31〜34の検出信号はエンジンコントロールユニット30へ出力される。エンジンコントロールユニット30は、各種機関制御処理を記憶及び実行する機能を有するデジタルコンピュータシステムであり、上記センサ31〜34から入力される信号等に基づいて、後述する目標圧縮比Tεに応じた制御信号をモータ19へ出力し、モータ19を駆動制御する。
図4は、本実施例に係る圧縮比制御の流れを示すフローチャートである。ステップS1では、アクセル開度APO及び機関回転速度Neを読み込む。ステップS2では、アクセル開度APO(あるいは、機関負荷や吸入空気量)及び機関回転速度Neに基づいて、基本目標圧縮比Mεを算出する。ステップS3では、車両の傾斜角度A及び車両加速度Gを読み込む。ステップS4では、車両の傾斜角度Aが、予め設定された所定値thA以上であるかを判定する。車両の傾斜角度Aが所定値thA以上であれば、ステップS5へ進み、車両の傾斜角度Aの大きさに基づいて、基本目標圧縮比Mεに対する目標圧縮比Tεの補正値Hεを算出する。具体的には、傾斜角度Aが大きくなるほど、目標圧縮比Tεの低圧縮比側への補正値Hεを増大する。
車両の傾斜角度Aが所定値thA未満であれば、ステップS4からステップS6へ進み、車両加速度Gが、予め設定された所定値thG以上であるかを判定する。車両加速度Gが所定値thG以上であれば、ステップS7へ進み、車両加速度Gの大きさに基づいて、基本目標圧縮比Mεに対する目標圧縮比Tεの補正値Hεを算出する。具体的には、車両加速度Gが大きくなるほど、目標圧縮比Tεの低圧縮比側への補正値Hεを増大する。
ステップS8では、ステップS5又はステップS7で算出された補正値Hεに基づいて、基本目標圧縮比Mεを補正して最終的な目標圧縮比Tεを算出する。具体的には、基本目標圧縮比Mεから補正値Hεを減じて目標圧縮比Tεを求める。
車両の傾斜角度Aが所定値thA未満で、かつ、車両加速度Gが所定値thG未満であれば、ステップS4,S6の双方の判定が否定されてステップS9へ進み、目標圧縮比の補正を行うことなく、基本目標圧縮比Mεを最終的な目標圧縮比Tεとして設定する。
ステップS10では、ステップS8又はステップS9で設定された最終的な目標圧縮比Tεに基づいて、モータ19へ制御信号を出力して、目標圧縮比Tεへ向けてモータ19を駆動制御する。
次に、本発明の特徴的な構成及び作用効果について、図示実施例を参照して以下に列記する。
[1]図5に示すように、オイルパンアッパ1Bの下方には、その下面開口部を塞ぐようにオイルパンロア1Cが固定されており、これらオイルパンアッパ1B及びオイルパンロア1Cからなるオイルパンの内部に、潤滑油が貯留されている。アクチュエータケース22が取り付けられる機関本体1(オイルパンアッパ1B)の側壁7には、上述したように、機関本体1の内部に配置される制御軸14と、アクチュエータケース22の内部に配置される減速機21の補助制御軸23と、を接続するレバー24が挿通する連通孔29が貫通形成されている。また、図示していないが、機関本体1には、機関本体側よりアクチュエータケース22の内部へ潤滑油を強制的に供給する油供給通路(図示省略)が形成されている。アクチュエータケース22内に供給された潤滑油は、減速機21やモータ出力軸の軸受部分やリンク連結部分を適宜に潤滑した後、上記の連通孔29を通して機関本体1のオイルパンの内部へと戻される。従って、アクチュエータケース22の内部には、ある程度の潤滑油が貯留されており、その油面高さ位置は、概ね連通孔29の下端位置41の近傍となる。なお、連通孔29とは別にアクチュエータケース22内の潤滑油をオイルパンへ戻す油排出通路を設けるようにしても良く、この場合、アクチュエータケース22内の油面高さ位置は、連通孔29と油排出通路のうちで低い方の下端位置(41)の近傍となる。
車載状態での連通孔29(もしくは油排出通路)の下端位置41は、機関本体1のオイルパンに貯留する潤滑油の油面高さ位置42よりもある程度の距離ΔDだけ高い位置に設定されている。従って、図5に示すように、車両がほぼ水平面に停止している等の通常の状態では、連通孔29を通してアクチュエータケース22内から機関本体1の内部へ潤滑油が戻される一方、連通孔29を通して機関本体1の内部からアクチュエータケース22内へ潤滑油が不用意に流入(逆流)することはない。
但し、例えば図6に示すように車両加速度(減速方向の車両加速度を含む)Gが大きくなって油面43が水平面44に対して所定方向に大きく傾斜する場合や、あるいは図7に示すように車両が水平面に対して所定方向に大きく傾斜することによって油面45が機関本体1に対して大きく傾斜する場合には、連通孔29を通して機関本体1の内部からアクチュエータケース22内へ潤滑油が流入(逆流)するおそれがある。この場合、アクチュエータケース22内の油面高さが必要以上に高くなって、減速機21が回転作動する際の油撹拌抵抗が増大し、圧縮比変更時における応答性が悪化・低下する。このように応答性が低下すると、例えば機関加速時のような高圧縮比の設定から低圧縮比の設定への切換過渡期に、低圧縮比側への変更が遅れて、過渡的にノッキングを生じるおそれがある。
そこで本実施例では、このように連通孔29を通して機関本体1の内部からアクチュエータケース22の内部へ潤滑油が流入(逆流)することによって変動する、アクチュエータケース22内に貯留する潤滑油の油面高さを検出もしくは推定し(油面高さ取得手段)、この油面高さに応じて、目標圧縮比(Tε)を補正している(圧縮比補正手段)。図4のルーチンでは、ステップS4,S6が、潤滑油の流入(逆流)による油面高さの変動を推定する油面高さ取得手段に相当し、ステップS5,S7,S8が圧縮比補正手段に相当する。
このように、油面高さに応じて目標圧縮比を補正することで、例えばアクチュエータケース22内への潤滑油の流入(逆流)によって油攪拌抵抗が増大して圧縮比変更時の応答性が悪化するような状況の際にも、予め目標圧縮比を低圧縮比側へ補正しておくことによって、応答性の悪化に起因するノッキングの発生を事前に抑制・防止することが可能となる。
[2]より具体的には、連通孔29を通して機関本体1の内部からアクチュエータケース22の内部へ潤滑油が流入している流入状態であるか否かを判定し(流入状態判定手段)、この流入状態に応じて目標圧縮比を補正する。図4のルーチンでは、ステップS4,S6が流入状態判定手段に相当し、ステップS5,S7,S8が圧縮比補正手段に相当する。
[3]そして、流入状態であると判定される場合には、目標圧縮比を低圧縮比側に補正する。これによって、上述したように、アクチュエータケース22内への潤滑油の流入(逆流)によって油撹拌抵抗が増加して応答性が悪化するような状況の場合にも、予め目標圧縮比を低圧縮比側に補正しておくことで、応答性の悪化に起因するノッキングの発生を事前に抑制・回避することが可能となる。
[4]加速度センサ32により車両の加速度Gを検出し、図4のステップS6に示すように、この車両の加速度Gが所定方向に所定値thG以上の場合に、上記流入状態であると判定する(ステップS6)。これによって、図6に示すように車両の加速度Gにより油面43が傾斜することによって、連通孔29を通してアクチュエータケース22内へ潤滑油が流入する流入状態を精度良く判定することが可能となる。なお、加速度センサ32を設けることなく、車両速度の変化等から車両加速度Gを推定するようにしても良い。
[5]そして、流入状態であると判定された場合には、図4のステップS7に示すように、車両の加速度Gの大きさに応じて、目標圧縮比を補正する。つまり、加速度Gが大きくなるほど、アクチュエータケース22内への潤滑油の流入量が増えることから、低圧縮比側への補正値Hεを増大する。これによって、加速度Gの大きさに応じた形で精度良く目標圧縮比Tεを補正することができる。
[6]また、上記の車両加速度Gと同様にして、車両旋回時の角加速度を検出もしくは推定し、この角加速度が所定値以上の場合に、流入状態であると判定し、目標圧縮比を低圧縮比側に補正している。従って車両旋回による角加速度によってオイルパン内に貯留する潤滑油が偏って分布し、アクチュエータケース22内へ流入する潤滑油の油量が増大するような場合にも、予め目標圧縮比を低圧縮比側へ補正しておくことによって、上述したような応答性の悪化に起因するノッキングの発生を事前に抑制・防止することが可能となる。
[7]図8は、機関本体1に対するアクチュエータケース22の幾つかの設置例L1〜L4を示している。機関本体1は、車両前後方向を車幅方向とするいわゆる横置き姿勢で車両に搭載されており、機関本体1の機関後方側(車幅方向の左側)に、自動変速機や無段変速機等の変速機8が直列に接続されている。
図8の設置例L1〜L4では、アクチュエータケース22が機関本体1の中央に対して車幅方向の一方寄りに配置されている。つまり、設置例L1,L3ではアクチュエータケース22が機関本体1の中央に対して車幅方向の左寄りに配置され、設置例L2,L4ではアクチュエータケース22が機関本体1の中央に対して車幅方向の右寄りに配置されている。従って、車両旋回によってアクチュエータケース22が配置された車幅方向の一方側に所定値以上の角加速度が発生した場合に、連通孔29を通してアクチュエータケース22へ流入する潤滑油の油量が増大することから、上記のノッキングの発生を抑制・回避するように、上記流入状態であると判定して、目標圧縮比を低圧縮比側に補正する。
例えば、設置例L1,L3のように、アクチュエータケース22が機関本体1の中央よりも車幅方向の左寄り(変速機8寄り)に配置されている場合には、車両旋回による車幅方向で左側の所定値以上の角加速度が発生したときに、連通孔29を通してアクチュエータケース22への潤滑油の流入が増大することから、上記ノッキングの発生を未然に抑制・回避するように、目標圧縮比を低圧縮比側に補正する。一方、設置例L2,L4に示すように、アクチュエータケース22が機関本体1の中央よりも車幅方向の右寄り(変速機8と反対側寄り)に配置されている場合には、車両旋回による車幅方向で右側への所定値以上の角加速度が発生する場合に、連通孔29を通してアクチュエータケース22へ流入する潤滑油が増大するために、目標圧縮比を低圧縮比側に補正する。
[8]図8の設置例L1,L2に示すように、アクチュエータケース22が機関本体1の車両前方寄りに配置されている場合には、車両減速時の減速度(減速方向の加速度)Gが所定値thG以上の場合に、オイルパン内の潤滑油が車両前方向に偏って分布し、連通孔29を通してアクチュエータケース22内へ流入する潤滑油が増大することから、上記流入状態であると判定して、目標圧縮比を低圧縮比側に補正する。また、図8の設置例L3,L4に示すように、アクチュエータケース22が機関本体1の車両後方寄りに配置されている場合には、車両加速時の加速度Gが所定値thG以上の場合に、オイルパン内の潤滑油が車両後方側に偏って分布し、連通孔29を通してアクチュエータケース22内へ流入する潤滑油が増大することから、上記流入状態であると判定して、目標圧縮比を低圧縮比側に補正する。
[9]傾斜角度センサ31により車両の傾斜角度Aを検出し、図4のステップS4に示すように、この傾斜角度Aが水平面に対してアクチュエータケース22が設置される所定の傾斜方向に所定の傾斜角度thA以上で傾斜している場合に、上記流入状態であると判定する。これによって、図7に示すように、車両の傾斜によって連通孔29を通してアクチュエータケース22内へ潤滑油が流入することとなる流入状態を精度良く判定することが可能となる。
[10]そして、上記流入状態であると判定された場合には、図4のステップS5に示すように、車両傾斜角度Aの大きさに応じて、目標圧縮比を補正する。具体的には、傾斜角度Aが大きくなるほど、潤滑油の流入量が増えることから、目標圧縮比の低圧縮比側への補正量Hεを増大する。これによって、傾斜角度Aの大きさに応じた形で精度良く目標圧縮比Tεを補正することができる。
[11]図8の設置例L1,L2に示すように、アクチュエータケース22が機関本体1の車両前方寄りに配置されている場合には、車両前方側が下向きに傾斜し、かつ、その傾斜角度Aが所定値thA以上の場合に、図7に示すように、オイルパン内の潤滑油が車両前方側に偏って分布し、アクチュエータケース22内への潤滑油の流入量が増大することから、上記流入状態であると判定し、目標圧縮比を低圧縮比側に補正する。
[12]図8の設置例L3,L4に示すように、アクチュエータケース22が機関本体1の車両後方寄りに配置されている場合には、車両後方側が下向きに傾斜し、かつ、その傾斜角度Aが所定値thA以上の場合に、オイルパン内の潤滑油が車両後方側に偏って分布し、連通孔29を通したアクチュエータケース22内への潤滑油の流入量が増大することから、上記流入状態であると判定し、目標圧縮比を低圧縮比側に補正する。
[13]アクチュエータケース22が機関本体1の車幅方向の一方寄りに配置されている場合には、この車幅方向の一方側が下向きに傾斜し、かつ、その傾斜角度Aが所定値thA以上の場合に、上記流入状態であると判定し、目標圧縮比を低圧縮比側に補正する。例えば、図8の設置例L1,L3のように、アクチュエータケース22が機関本体1の中央よりも車幅方向で左寄り(変速機8寄り)に設置されている場合には、車幅方向で左側が下向きに傾斜する場合に、アクチュエータケース22への潤滑油の流入量が増大することから、上記流入状態であると判定し、低圧縮比側への補正を行う。一方、図8の設置例L2,L4のように、アクチュエータケース22が機関本体1の中央よりも車幅方向で右寄り(変速機8と反対側寄り)に設置されている場合には、車幅方向の右側が下向きに傾斜する場合に、アクチュエータケース22への潤滑油の流入量が増大することから、上記流入状態であると判定し、低圧縮比側への補正を行う。
[14]車両加速度Gに基づく慣性作用による油面の変化(傾斜)は、車両傾斜角度Aに応じた直接的な油面の変化(傾斜)よりも時間的に遅れて生じることから、図4に示すように、車両の傾斜角度Aが水平面に対して所定方向に所定値thA以上であるとともに、車両の加速度Gが所定方向に所定値thG以上である状況では、先ず車両傾斜角度Aの変化に伴う油面変化に対応するように、ステップS5の車両傾斜角度Aによる圧縮比補正(第1の圧縮比補正手段)と、ステップS7の車両加速度Gによる圧縮比補正(第2の圧縮比補正手段)のうち、ステップS5の車両傾斜角度Aによる圧縮比補正(第1の圧縮比補正手段)を優先的に実施する。具体的には、図4のルーチンでは、ステップS4において車両傾斜角度Aが所定値thA以上であれば、ステップS6での車両傾斜角度Aの判定を行うことなく、ステップS5へ進み、補正値Hεを算出するように構成されている。
[15]機関本体1の内部からアクチュエータケース22の内部への潤滑油の流入量が増大すると、オイルパン内の潤滑油とともに異物(いわゆる、コンタミ)がアクチュエータケース22内に流入し、減速機21のギヤや軸受部分へ異物が混入して、作動不良を招いたり、作動応答性の悪化を招くおそれがある。そこで本実施例では、機関本体1の内部からアクチュエータケース22の内部への潤滑油の流入量が所定値以上となる運転条件では、アクチュエータケース22内へ異物が混入するおそれがあるために、異物の混入による作動不良を抑制・回避するために、機関圧縮比の変更、つまりモータ19の作動を制限している。
以上のように本発明を具体的な実施例に基づいて説明してきたが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形・変更を含むものである。例えば、アクセルペダル開度APOの変化量が所定値以下の場合など、応答性の悪化に伴うノッキングの発生を生じる可能性が低い機関運転条件である場合には、圧縮比の補正に伴う燃費の低下等を抑制するように、上述した圧縮比の補正を禁止するようにしても良い。

Claims (16)

  1. 制御軸の回転位置に応じて機関圧縮比を変更する可変圧縮比機構と、
    機関本体の外部に配置されて、上記制御軸の回転位置を変更及び保持するアクチュエータと、
    上記機関本体の側壁に取り付けられ、上記アクチュエータの少なくとも一部が内部に収容配置されたアクチュエータケースと、を有し、
    上記機関本体の側壁に貫通形成された連通孔を通して、上記機関本体の内部から上記アクチュエータケースの内部へ潤滑油が流入可能に構成された可変圧縮比内燃機関の制御装置において、
    機関運転状態に応じて目標圧縮比を設定する目標圧縮比設定手段と、
    上記アクチュエータケース内に貯留する潤滑油の油面高さを検出又は推定する油面高さ取得手段と、
    上記油面高さに応じて、上記目標圧縮比を補正する圧縮比補正手段と、を有する可変圧縮比内燃機関の制御装置。
  2. 上記連通孔を通して機関本体の内部からアクチュエータケースの内部へ潤滑油が流入する流入状態であるか否かを判定する流入状態判定手段を有し、
    上記圧縮比補正手段は、上記流入状態に応じて上記目標圧縮比を補正する請求項1に記載の可変圧縮比内燃機関の制御装置。
  3. 上記圧縮比補正手段は、上記流入状態判定手段により流入状態であると判定される場合に、上記目標圧縮比を低圧縮比側に補正する請求項2に記載の可変圧縮比内燃機関の制御装置。
  4. 車両の加速度を検出もしくは推定する加速度取得手段を有し、
    上記流入状態判定手段は、上記車両の加速度が所定方向に所定値以上の場合、上記流入状態であると判定する請求項2又は3に記載の可変圧縮比内燃機関の制御装置。
  5. 上記圧縮比補正手段は、上記車両の加速度の大きさに応じて、上記目標圧縮比を補正する請求項4に記載の可変圧縮比内燃機関の制御装置。
  6. 上記流入状態判定手段は、車両旋回時の角加速度が所定方向に所定値以上の場合に、上記流入状態であると判定する請求項2〜5のいずれかに記載の可変圧縮比内燃機関の制御装置。
  7. 上記アクチュエータケースが機関本体の車幅方向の一方寄りに配置されており、
    上記流入状態判定手段は、車両旋回時に上記アクチュエータケースが配置された車幅方向の一方側に所定値以上の角加速度が発生した場合に、上記流入状態であると判定する請求項6に記載の可変圧縮比内燃機関の制御装置。
  8. 上記アクチュエータケースが機関本体の車両前方寄りに配置されており、
    上記流入状態判定手段は、減速方向の車両加速度が所定値以上の場合に、上記流入状態であると判定する請求項2〜6のいずれかに記載の可変圧縮比内燃機関の制御装置。
  9. 車両の傾斜角度を検出又は推定する傾斜角度取得手段を有し、
    上記流入状態判定手段は、上記傾斜角度が所定方向に所定値以上の場合に、上記流入状態であると判定する請求項2〜6のいずれかに記載の可変圧縮比内燃機関の制御装置。
  10. 上記圧縮比補正手段は、上記車両の傾斜角度の大きさに基づいて、上記目標圧縮比を補正する請求項9に記載の可変圧縮比内燃機関の制御装置。
  11. 上記アクチュエータケースが機関本体の車両前方寄りに配置されており、
    上記流入状態判定手段は、車両前方側が下向きに傾斜し、かつ、その傾斜角度が所定値以上の場合に、上記流入状態であると判定する請求項9又は10に記載の可変圧縮比内燃機関の制御装置。
  12. 上記アクチュエータケースが機関本体の車両後方寄りに配置されており、
    上記流入状態判定手段は、車両後方側が下向きに傾斜し、かつ、その傾斜角度が所定値以上の場合に、上記流入状態であると判定する請求項9又は10に記載の可変圧縮比内燃機関の制御装置。
  13. 上記アクチュエータケースが機関本体の車幅方向の一方寄りに配置されており、
    上記流入状態判定手段は、上記車幅方向の一方側が下向きに傾斜し、かつ、その傾斜角度が所定値以上の場合に、上記流入状態であると判定する請求項9又は10に記載の可変圧縮比内燃機関の制御装置。
  14. 上記圧縮比補正手段は、
    車両の傾斜角度が所定方向に所定値以上の場合に、目標圧縮比を補正する第1の圧縮比補正手段と、
    車両の加速度が所定方向に所定値以上の場合に、目標圧縮比を補正する第2の圧縮比補正手段と、を有し、
    かつ、車両の傾斜角度が水平面に対して所定方向に所定値以上であるとともに、車両の加速度が所定方向に所定値以上である場合には、上記第1の圧縮比補正手段と第2の圧縮比補正手段のうち、上記第1の圧縮比補正手段による目標圧縮比の補正を優先的に実施する請求項9又は10に記載の可変圧縮比内燃機関の制御装置。
  15. 上記連通孔を通して機関本体の内部からアクチュエータケースの内部へ流入する潤滑油の流入量が所定値以上となる運転条件では、機関圧縮比の変更を制限する請求項1〜14のいずれかに記載の可変圧縮比内燃機関の制御装置。
  16. 制御軸の回転位置に応じて機関圧縮比を変更する可変圧縮比機構と、
    機関本体の外部に配置されて、上記制御軸の回転位置を変更及び保持するアクチュエータと、
    上記機関本体の側壁に取り付けられ、上記アクチュエータの少なくとも一部が内部に収容配置されたアクチュエータケースと、を有し、
    上記機関本体の側壁に貫通形成された連通孔を通して、上記機関本体の内部から上記アクチュエータケースの内部へ潤滑油が流入可能に構成された可変圧縮比内燃機関の制御方法において、
    機関運転状態に応じて目標圧縮比を設定し、
    上記アクチュエータケース内に貯留する潤滑油の油面高さを検出又は推定し、
    上記油面高さに応じて、上記目標圧縮比を補正する、
    可変圧縮比内燃機関の制御方法。

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