JP5832960B2 - アイドル装置 - Google Patents
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Description
アイドル装置を配置することにより、上流側の加工スピードと下流側の加工スピードとの緩衝となったり、ワーク搬送のタイミングを調整したり、ワークを分割した場合、不要な分割片を除去したりすることが可能となる。
しかしながら、材料の節約の観点から、不要だった分割片を利用して別の部品を製造する場合がある。すなわち、1回のプレス加工で同時に2つの必要な分割片を製造する場合がある。この場合、上記アイドル工程の製品受け装置では、両方の分割片を、それぞれ別々に搬送することができない。
また、連絡シュート部が複数の連絡バーからなり、該連絡バーがそれぞれ独立して上側シュート部に収納可能となっている場合、支柱が位置する部分の連結バーのみを収納し、支柱の両側には、連結バーを近接させることができる。これにより、第2分割片を確実に滑り落とすことができる。
図1の(a)及び(b)に示すように、本実施形態に係るアイドル装置100は、載置台10と、載置台10に載置された第1分割片W1を搬送する搬送手段30と、載置台10の下方に配置され、載置台10から落下した第2分割片W2を搬送する傾斜シュート20と、傾斜シュート20の下流側に配置された回収コンベア3と、を備える。
ここで、分割片とは、1枚のワークが、複数枚に分割されたものの一つを意味する。
本明細書においては、図1の(c)に示すように、プレス加工により、1枚のワークを複数に分割し、第1分割片W1及び第2分割片W2としている。なお、第1分割片W1及び第2分割片W2は、図示しないロボットにより、共にアイドル装置100に搬入される。また、第1分割片W1と第2分割片W2との間の不要な不要片は、既に除去されている。
そして、第1分割片W1及び第2分割片W2を案内する際には、両支柱1は、その対応させた位置に固定される。
図2に示すように、搬送手段30は、中心軸31と、該中心軸31に回転可能となるように接続されたアーム32と、該アーム32の先端に第1分割片W1を吸着保持可能な吸着保持部33と、を備えている。
傾斜シュート20は、上側シュート部11と、下側シュート部12と、連絡シュート部13と、からなるので、載置台から落下する際の第2分割片W2の位置は、これらのうちの何れかであればよい。そのため、第2分割片W2の落下位置を適宜選択することができ、選択の範囲にも自由度がある。
また、上側シュート部11及び下側シュート部12の幅(ワークの搬送方向に対して左右方向の距離)は、落下する第2分割片を確実に捕捉するため、上流側支柱1a及び下流側支柱1bのスライドする範囲を全て含む長さとなっている。
また、上側シュート部11と下側シュート部12との間に配置される連絡バー13aの下流側の端部は、下側シュート部13との間に隙間が生じないように、下側シュート部13の上に重なるように配置される。なお、連絡バー13aの上流側の端部も上側シュート部11の下に重なるように配置される。
図3に示すように、傾斜シュート20においては、図示しない移動装置で、複数の連絡バー13aを、上側シュート部11の下側にスライドさせることにより収納可能となっている。これにより、連結バー13aは、全てを上側シュート部11に収納することによって、上側シュート部11と下側シュート部12との間にスペースを設けることができ、上述した上側シュート部11と下側シュート部12との間に位置する下流側支柱1bの左右方向へのスライドを妨げない。なお、上流側にある上流側支柱1aは、左右方向へのスライドを妨げる物体がないので、スライドさせることが可能となっている。
図4は、本実施形態に係るアイドル装置において一部の連絡バーのみが収納された状態を説明するための概略上面図である。なお、図4中、破線で示す部分が上側シュート部11に収納された連絡バー13aを示す。
図4に示すように、ワークである第1分割片W1及び第2分割片W2を案内する際には、固定された下流側支柱1bが位置する部分の連結バー13aのみを上側シュート部11に収納し、その他の連結バー13aは上側シュート部11と下側シュート部13との間に配置することにより、下流側支柱1bを挟むように、下流側支柱1bの両側に、連結バー13aを近接させて配置させることができる。これにより、下流側支柱1bの部分以外は上側シュート部11と下側シュート部13との間のスペースに連結バー13aを配置することができるので、載置台10から落下する第2分割片W2を確実に受け止めて滑り落とすことが可能となる。
図5に示すように、アイドル装置100においては、下流側支柱1bの上流側で近接する上側シュート部11には、上面視で三角形状(例えば、三角柱状)の案内具15を設置することが好ましい。
この場合、滑り落ちる第2分割片W2が、案内具15によって矢印Aのように、案内具15に一旦突き当たり、横方向に案内されるので、下流側支柱1bに引っ掛かることを防止できる。
回収コンベア3は、ベルトコンベアからなり、そのベルト3aが、例えば、ワークの搬送方向に対して直角に走行するようになっている。
したがって、傾斜シュート20により搬送された第2分割片W2は、回収コンベア30に到達すると、第1分割片W1の搬送方向とは直角方向に搬送されることになる。
まず、プレス加工により、ワークが第1分割片W1と第2分割片W2に分割され、これらが図示しないロボット等によりアイドル装置100に搬送載置される。
そうすると、アイドル装置100の載置台10に第1分割片W1が載置されるが、第2分割片W2は載置台10には載置されずに落下し、傾斜シュート20に到達する。
一方、第2分割片W2は、傾斜シュート20を滑り落ちて回収コンベア3に到達し、回収コンベア3によって別の所へ搬送されることになる。
また、載置台10のテーブル2の位置を、支柱をスライドさせることで適宜変更できるので、第1分割片W1の形状に応じて位置を変えることにより、第1分割片を確実に支持することができる。
さらに、幅広で、隙間のない傾斜シュート20を備えるので、第2分割片W2の載置台10からの落下位置に選択の自由度があり、滑り落ちた第2分割片W2も途中で引っ掛かることなく、スムーズに回収コンベアに到達させることができる。
1a・・・上流側支柱
1b・・・下流側支柱
2・・・テーブル
3・・・回収コンベア
3a・・・ベルト
10・・・載置台
11・・・上側シュート部
12・・・下側シュート部
13・・・連絡シュート部
13a・・・連絡バー
15・・・案内具
20・・・傾斜シュート
30・・・搬送手段
31・・・中心軸
32・・・アーム
33・・・吸着保持部
100・・・アイドル装置
W1・・・第1分割片
W2・・・第2分割片
Claims (5)
- ワークが複数に分割された分割片を、別々に案内可能なアイドル装置であって、
支柱に支持されたテーブルを複数有する載置台と、
前記載置台に載置された第1分割片を搬送する搬送手段と、
前記載置台の下方に配置され、前記載置台から落下した第2分割片を搬送する傾斜シュートと、
前記傾斜シュートの下流側に配置された回収コンベアと、
を備え、
前記傾斜シュートが上流側に配置された上側シュート部と、下流側に配置された下側シュート部と、前記上側シュート部と前記下側シュート部との間に配置される連絡シュート部と、からなるアイドル装置。 - 少なくとも1つの前記支柱が前記上側シュート部と前記下側シュート部との間に位置しており、
該支柱が前記ワークの搬送方向に対して左右にスライド可能となっている請求項1記載のアイドル装置。 - 前記連絡シュート部が前記上側シュート部に収納可能となっている請求項2記載のアイドル装置。
- 前記連絡シュート部が複数の連絡バーからなり、
該連絡バーがそれぞれ独立して前記上側シュート部に収納可能となっている請求項2記載のアイドル装置。 - 前記回収コンベアが前記ワークの搬送方向に対して左右に配置されている請求項1〜4のいずれか1項に記載のアイドル装置。
Priority Applications (1)
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JP2012139623A JP5832960B2 (ja) | 2012-06-21 | 2012-06-21 | アイドル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2012139623A JP5832960B2 (ja) | 2012-06-21 | 2012-06-21 | アイドル装置 |
Publications (2)
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JP2014005088A JP2014005088A (ja) | 2014-01-16 |
JP5832960B2 true JP5832960B2 (ja) | 2015-12-16 |
Family
ID=50103208
Family Applications (1)
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JP2012139623A Active JP5832960B2 (ja) | 2012-06-21 | 2012-06-21 | アイドル装置 |
Country Status (1)
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2012
- 2012-06-21 JP JP2012139623A patent/JP5832960B2/ja active Active
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