JP5827609B2 - 駆動回路 - Google Patents

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Description

本明細書で開示される技術は、スイッチング素子を駆動する駆動回路に関する。
スイッチング素子は、様々な用途で必要とされており、例えば、直流電圧を変圧するコンバータ装置、直流電圧と交流電圧の間で変換するインバータ装置に用いられる。スイッチング素子の一例には、絶縁ゲートを備えるスイッチング素子が知れられている。この種のスイッチング素子では、絶縁ゲートに電荷が充放電されることによって、オンとオフが切換わるように構成されている。この種のスイッチング素子の一例には、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)を含むパワー半導体素子が挙げられる。
このようなスイッチング素子を駆動する駆動回路では、スイッチング素子のターンオフ速度を高速化し、スイッチング損失を低減することが望まれている。また、この種の駆動回路では、スイッチング素子のターンオン速度を高速化し、スイッチング損失を低減することも望まれている。特許文献1には、このような課題を解決する駆動回路の一例が開示されている。
特許文献1の駆動回路では、スイッチング素子がターンオフするのに先立って、ターンオフ用のキャパシタが充電される。スイッチング素子がターンオフする時に、このターンオフ用のキャパシタの充電電圧を利用してスイッチング素子の絶縁ゲートから電荷を高速に放電させ、スイッチング素子を高速でターンオフさせる。また、特許文献1の駆動回路では、スイッチング素子がターンオンするのに先立って、ターンオン用のキャパシタが充電される。スイッチング素子がターンオンする時に、このターンオン用のキャパシタの充電電圧を利用してスイッチング素子の絶縁ゲートを高速に充電し、スイッチング素子を高速でターンオンさせる。
特開2010−200560号公報
キャパシタの容量を大きくすれば、ターンオフ及びターンオンの遷移期間に亘って充電電圧が維持されるので、スイッチング素子のターンオフ速度及びターンオン速度をさらに高速化することができ、スイッチング損失をさらに低減することができる。しかしながら、ターンオフの場合、スイッチング素子のサージ電圧が増大するという問題がある。ターンオンの場合、スイッチング素子に接続されたダイオードのリカバリ時のサージ電圧が増大するという問題がある。キャパシタの容量を小さくすれば、このようなサージ電圧を抑えることができるが、キャパシタから電荷が急速に放電され、スイッチング素子のターンオフ速度及びターンオン速度を高速化することができず、スイッチング損失が増大する。このように、この種の駆動回路では、ターンオフ及びターンオンのいずれにおいても、スイッチング損失とサージ電圧の間にトレードオフの関係が存在する。
本明細書で開示される技術は、スイッチング損失とサージ電圧の間のトレードオフ関係を改善することを目的としている。
本明細書で開示される1つの駆動回路は、スイッチング素子をターンオフする場合に有用である。この駆動回路は、スイッチング素子のオン・オフを切換える制御部、及びキャパシタを有するチャージポンプ部を備えている。チャージポンプ部は、少なくとも以下の(1)〜(3)を実行することを特徴としている。(1)スイッチング素子がターンオフするのに先立って、キャパシタを充電する。(2)スイッチング素子がターンオフする時に、キャパシタをスイッチング素子のゲートに接続し、キャパシタを介してスイッチング素子のゲートから電荷を放電させる。(3)スイッチング素子のターンオフ遷移期間中に、キャパシタに電荷が残存している状態で、キャパシタを介してスイッチング素子のゲートから電荷を放電させることを停止する。
上記のターンオフ用の駆動回路によれば、ターンオフの遷移期間の初期段階では、キャパシタを介した放電経路を利用することで、ターンオフ速度を高速にし、スイッチング損失を低減することができる。さらに、ターンオフの遷移期間中にキャパシタを介した放電経路を遮断することで、ターンオフ速度を低速にし、サージ電圧を抑えることができる。
本明細書で開示される他の1つの駆動回路は、スイッチング素子をターンオンする場合に有用である。この駆動回路は、スイッチング素子のオン・オフを切換える制御部、及びキャパシタを有するチャージポンプ部を備えている。チャージポンプ部は、少なくとも以下の(1)〜(3)を実行することを特徴としている。(1)スイッチング素子がターンオンするのに先立って、キャパシタを充電する。(2)スイッチング素子がターンオンする時に、キャパシタをスイッチング素子のゲートに接続し、キャパシタからスイッチング素子のゲートに電荷を放電させる。(3)スイッチング素子のターンオン遷移期間中に、キャパシタに電荷が残存している状態で、キャパシタからスイッチング素子のゲートに電荷を放電させることを停止する。
上記のターンオン用の駆動回路によれば、ターンオンの遷移期間の初期段階では、キャパシタを介した充電経路を利用することで、ターンオン速度を高速にし、スイッチング損失を低減することができる。さらに、ターンオンの遷移期間中にキャパシタを介した充電経路を遮断することで、ターンオン速度を低速にし、サージ電圧を抑えることができる。
第1実施例の駆動回路の構成を示す。 第1実施例の駆動回路において、第2制御信号を生成する回路構成を示す。 第1実施例の駆動回路のタイミングチャートを示す。 第1実施例の駆動回路の第1モードの状態を示す。 第1実施例の駆動回路の第2モードの状態を示す。 第1実施例の駆動回路の第3モードの状態を示す。 第1実施例の駆動回路の変形例の構成を示す。 第2実施例の駆動回路の構成を示す。 第2実施例の駆動回路において、第2制御信号を生成する回路構成を示す。 第2実施例の駆動回路の変形例の構成を示す。
本明細書で開示される技術の特徴を整理しておく。なお、以下に記す事項は、各々単独で技術的な有用性を有している。
(第1特徴)スイッチング素子を駆動する駆動回路の1つの実施形態は、スイッチング素子のオン・オフを切換える制御部、及びキャパシタを有するチャージポンプ部を備えている。チャージポンプ部のキャパシタは、第1端子と第2端子を有している。チャージポンプ部は、スイッチング素子のオン期間において、キャパシタの第1端子が電源の正側端子に接続され、キャパシタの第2端子が電源の負側端子に接続され、第1端子が第2端子よりも高電位に充電されるように構成されていてもよい。チャージポンプ部は、スイッチング素子がターンオフする時に、キャパシタの第1端子が電源の負側端子に接続され、キャパシタの第2端子がスイッチング素子のゲートに接続され、キャパシタを介してスイッチング素子のゲートから電荷を放電させるように構成されていてもよい。チャージポンプ部は、スイッチング素子のターンオフ遷移期間中に、前記キャパシタに電荷が残存している状態で、キャパシタの第1端子が電源の正側端子に接続され、キャパシタの第2端子が電源の負側端子に接続され、キャパシタを介してスイッチング素子のゲートから電荷を放電させることを停止するように構成されていてもよい。
(第2特徴)第1特徴の駆動回路において、制御部は、第1スイッチと第2スイッチを有していてもよい。第1スイッチを閉じて第2スイッチを開くことでスイッチング素子をターンオンし、第1スイッチを開いて第2スイッチを閉じることでスイッチング素子をターンオフするように構成されていてもよい。チャージポンプ部は、第3スイッチと第4スイッチを有していてもよい。第3スイッチを閉じて第4スイッチを開くことでキャパシタを充電し、第3スイッチを開いて第4スイッチを閉じることでキャパシタを介してスイッチング素子のゲートから電荷を放電させるように構成されていてもよい。
(第3特徴)第2特徴の駆動回路において、チャージポンプ部は、第1スイッチが開いて第2スイッチが閉じるのに先立って、第3スイッチを閉じて第4スイッチを開くことで、キャパシタを充電するように構成されていてもよい。チャージポンプ部は、第1スイッチが開いて第2スイッチが閉じる時に、第3スイッチを開いて第4スイッチを閉じることで、キャパシタを介してスイッチング素子のゲートから電荷を放電させるように構成されていてもよい。チャージポンプ部は、第1スイッチが開いて第2スイッチが閉じている期間中に、第4スイッチを開くことで、キャパシタを介してスイッチング素子のゲートから電荷を放電させることを停止するように構成されていてもよい。
(第4特徴)第1〜3の特徴のいずれかの駆動回路において、ターンオフ遷移期間中にキャパシタを介してスイッチング素子のゲートから電荷を放電させることを停止するタイミングは、様々な指標に基づいて決定することができる。一例では、スイッチング素子の端子間電圧が所定電圧に達した時に、キャパシタを介してスイッチング素子のゲートから電荷を放電させることを停止してもよい。ここで、「所定電圧」は、スイッチング素子の動作環境(温度・電流)、設定ゲート抵抗及びドレイン電圧の検知回路の遅れ時間、駆動MOSスイッチの遅れ時間等により決定される。したがって、「所定電圧」は、回路アプリケーションに応じて、固定値もしくは温度・電流の値に応じたテーブル値にしてもよい。
(第5特徴)スイッチング素子を駆動する駆動回路の1つの実施形態は、スイッチング素子のオン・オフを切換える制御部、及びキャパシタを有するチャージポンプ部を備えている。チャージポンプ部のキャパシタは、第1端子と第2端子を有している。チャージポンプ部は、スイッチング素子のオフ期間において、キャパシタの第1端子が電源の負側端子に接続され、キャパシタの第2端子が電源の正側端子に接続され、第2端子が第1端子よりも高電位に充電されるように構成されていてもよい。チャージポンプ部は、スイッチング素子がターンオンする時に、キャパシタの第1端子が電源の正側端子に接続され、キャパシタの第2端子がスイッチング素子のゲートに接続され、キャパシタからスイッチング素子のゲートに電荷を放電させるように構成されていてもよい。チャージポンプ部は、スイッチング素子のターンオン遷移期間中に、キャパシタに電荷が残存している状態で、キャパシタの第1端子が電源の負側端子に接続され、キャパシタの第1端子が電源の正側端子に接続され、キャパシタからスイッチング素子のゲートに電荷を放電させることを停止するように構成されていてもよい。
図1に、車両用のインバータ装置に搭載されるメインスイッチング素子M1(請求項に記載のスイッチング素子の一例)を駆動する駆動回路1の回路図を示す。一例では、メインスイッチング素子M1には、nチャネル型のIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)が用いられており、その半導体材料にはシリコン、炭化珪素又は窒化ガリウム系のワイドバンドギャップの化合物半導体が用いられている。駆動回路1は、メインスイッチング素子M1の絶縁ゲートに対して駆動電圧Vgprを出力し、メインスイッチング素子M1の絶縁ゲートから電荷を充電又は絶縁ゲートから電荷を放電させることで、ゲート電圧Vgを上昇又は降下させ、メインスイッチング素子M1を流れるドレイン電流を制御する。
駆動回路1は、正側端子INP、負側端子INN、制御部2、及びチャージポンプ部3を備えている。正側端子INPは、直流電源Vccの正極に接続して用いられる。負側端子INNは、直流電源Veeの負極に接続して用いられる。この例では、直流電源Veeを利用して負側端子INNには負電圧が印加されているが、この例に代えて、負側端子INNが接地電圧に固定されていてもよい。制御部2は、メインスイッチング素子M1の絶縁ゲートに印加される駆動電圧Vgprをオン駆動電圧とオフ駆動電圧のいずれかに切換えるように構成されている。この例では、オン駆動電圧が正電圧Vccであり、オフ駆動電圧が負電圧Veeである。チャージポンプ部3は、メインスイッチング素子M1がターンオフする遷移期間の初期段階において、メインスイッチング素子M1の絶縁ゲートに印加される駆動電圧Vgprを負電圧Veeよりも低い電圧となるように調整する。
制御部2は、第1スイッチSW1及び第2スイッチSW2を有している。第1スイッチSW1及び第2スイッチSW2は、正側端子INPと負側端子INNの間において直列に接続されている。第1スイッチSW1は、pチャネル型のMOSFETであり、ドレインが正側端子INPに接続されており、ソースが第2スイッチSW2に接続されている。第1スイッチSW1のゲートには、第1制御信号Vsig1が入力している。第2スイッチSW2は、nチャネル型のMOSFETであり、ドレインが第1スイッチSW1に接続されており、ソースが第1ダイオードD1のアノードに接続されている。第2スイッチSW2のゲートにも、第1制御信号Vsig1が入力している。第1スイッチSW1のソースと第2スイッチSW2のドレインの接続点が、メインスイッチング素子M1の絶縁ゲートに接続されている。
チャージポンプ部3は、第3スイッチSW3、第4スイッチSW4、キャパシタCx、第1ダイオードD1、及び第2ダイオードD2を有している。第3スイッチSW3及び第4スイッチSW4は、正側端子INPと負側端子INNの間において直列に接続されている。第3スイッチSW3は、pチャネル型のMOSFETであり、ドレインが正側端子INPに接続されており、ソースが第4スイッチSW4に接続されている。第3スイッチSW3のゲートには、第2制御信号Vsig2が入力している。第4スイッチSW4は、nチャネル型のMOSFETであり、ドレインが第3スイッチSW3に接続されており、ソースが負側端子INNに接続されている。第4スイッチSW4のゲートには、第2制御信号Vsig2が入力している。第3スイッチSW3のソースと第4スイッチSW4のドレインの接続点が、キャパシタxの第1端子IN1に接続されている。また、第1ダイオードD1及び第2ダイオードD2は、正側端子INPと負側端子INNの間において直列に接続されている。第1ダイオードD1では、アノードが第2スイッチSW2のソースに接続されており、カソードが第2ダイオードD2に接続されている。第2ダイオードD2では、アノードが第1ダイオードD1に接続されており、カソードが負側端子INNに接続されている。第1ダイオードD1のカソードと第2ダイオードD2のアノードの接続点がキャパシタCxの第2端子IN2に接続されている。
駆動回路1はさらに、比較器4、保持回路5、及びタイミング制御器6を備えている。比較器4は、メインスイッチング素子M1のドレイン・ソース間電圧Vds及び比較電圧Vrefを入力し、比較信号Vcompを出力する。比較器4は、ドレイン・ソース間電圧Vdsと比較電圧Vrefを比較し、ドレイン・ソース間電圧Vdsが比較電圧Vrefを上回った時に、比較信号Vcompをハイにする。保持回路5は、比較器4から出力される比較信号Vcomp及びタイミング制御器6から出力される第1制御信号Vsig1を入力し、保持信号Vlatchを出力する。タイミング制御器6は、保持回路5から出力される保持信号Vlatch及びマイコン(図示せず)から出力されるPWM信号を入力し、第1制御信号Vsig1及び第2制御信号Vsig2を出力する。ここで、第1制御信号Vsig1は、PWM信号と同期した信号であってもよいし、PWM信号から所定時間だけ遅延した信号であってもよい。以下では、第1制御信号Vsig1とPWM信号が同期する場合を例示する。
図2に、比較器4、保持回路5、及びタイミング制御器6に組み込まれている回路の一例を具体的に示す。この回路は、第2制御信号Vsig2を生成するためのものである。この回路は、比較器4として動作するコンパレータ11、保持回路5として動作するD型のフリップフロップ12、及びタイミング制御器6として動作するAND回路13を備えている。コンパレータ11では、反転入力端子(−)にドレイン・ソース間電圧Vdsが入力し、非反転入力端子(+)に比較電圧Vrefが入力する。コンパレータ11は、ドレイン・ソース間電圧Vdsが比較電圧Vrefを上回った時に、出力である比較信号Vcompをハイにする。フリップフロップ12では、リセット端子(RESET)及びクロック端子(CK)に第1制御信号Vsig1が入力し、D入力端子(D)にコンパレータ11から出力される比較信号Vcompが入力する。フリップフロップ12は、比較信号Vcompがハイになると、保持信号Vlatchをハイにして保持する。保持されている保持信号Vlatchは、次に第1制御信号Vsig1がローになる時にリセットされる。AND回路13では、2つの入力端子に第1制御信号Vsig1とフリップフロップ12から出力される保持信号Vlatchが反転した信号が入力する。AND回路13の出力である第2制御信号Vsig2は、第1制御信号Vsig1と保持信号Vlatchの負論理の論理和で作成される。
駆動回路1の動作は、各スイッチSW1,SW2,SW3,SW4の開閉状態に基づいて、3つのモードに分けられる。以下、図3のタイミングチャートを参照し、図4〜図6に示される各モードの動作を説明する。
(第1モード)
図3及び図4に示されるように、第1制御信号Vsig1がローである第1モードは、メインスイッチング素子M1が定常的にオンしている状態である。このとき、第1スイッチSW1及び第3スイッチSW3が閉じており、第2スイッチSW2及び第4スイッチSW4が開いている。このため、メインスイッチング素子M1のゲート電圧Vgは、正のオン駆動電圧Vccである。また、キャパシタCxでは、第1端子IN1が第3スイッチSW3を介して正側端子INPに接続され、第2端子IN2が第2ダイオードD2を介して負側端子INNに接続される。このため、キャパシタCxでは、第1端子IN1が第2端子IN2よりも高電位となるように、両端電圧Vcxが充電されている。
(第2モード)
次に、図3に示されるように、第1制御信号Vsig1がローからハイに変わると(前記したように、第1制御信号Vsig1は、PWM信号に同期して変わる)、第1スイッチSW1が開き、第2スイッチSW2が閉じ、メインスイッチング素子M1がターンオフに移行する。メインスイッチング素子M1がターンオフに移行した直後では、ドレイン・ソース間電圧Vdsが比較電圧Vrefよりも低い。このため、図2に示されるように、保持信号Vlatchがローのままなので、第1制御信号Vsig1がローからハイに変わるのに同期して、第2制御信号Vsig2もローからハイに切換わる。これにより、第3スイッチSW3が開き、第4スイッチSW4が閉じる。
図5に示されるように、メインスイッチング素子M1がターンオフに移行した直後では、キャパシタCxの第1端子IN1が第4スイッチSW4を介して負側端子INNに接続され、キャパシタCxの第2端子IN2が第2スイッチSW2及び第1ダイオードD1を介してメインスイッチング素子M1の絶縁ゲートに接続される。このため、メインスイッチング素子M1の絶縁ゲートから第2スイッチSW2、第1ダイオードD1、キャパシタCx、及び第4スイッチSW4を介した放電経路が形成される。これにより、メインスイッチング素子M1のゲート抵抗Rgに印加される駆動電圧Vgprには、オフ駆動電圧VeeにキャパシタCxの両端電圧Vcxが重畳された負電圧が瞬間的に印加され、メインスイッチング素子M1の入力容量に蓄積された電荷がキャパシタCxに向けて急速に放電される(タイミングt1)。次に、メインスイッチング素子M1のゲート電圧Vgが閾値電圧Vthを下回ると(タイミングt2)、ドレイン電流が降下し、ドレイン・ソース間電圧Vdsが上昇する。同時に、キャパシタCxの電荷は、キャパシタCxの容量に依存して徐々に減少するので、駆動電圧Vgprも徐々に上昇する。
(第3モード)
次に、図2及び図3に示されるように、ドレイン・ソース間電圧Vdsが比較電圧Vrefを上回ると(タイミングt3)、コンパレータ11から出力される比較信号Vcompがハイになる。フリップフロップ12では、比較信号Vcompがハイになると、保持信号Vlatchをハイにして保持する。保持信号Vlatchがハイに変わると、AND回路13の出力である第2制御信号Vsig2がハイからローに変わり、第3スイッチSW3が閉じ、第4スイッチSW4が開く。これにより、図6に示されるように、キャパシタCxの第1端子IN1が第3スイッチSW3を介して正側端子INPに接続され、キャパシタCxの第2端子IN2が第2ダイオードD2を介して負側端子INNに接続される。このため、キャパシタCxを介したメインスイッチング素子M1のゲートからの放電経路が遮断され、キャパシタCxでは充電が開始される。この結果、図3に示されるように、駆動電圧VgprからキャパシタCxの両端電圧Vcxが除かれ、駆動電圧Vgprが急激に上昇する(タイミングt4)。駆動電圧Vgprが急激に上昇することにより、メインスイッチング素子M1のゲート電圧Vgの下降速度が低速化する。
以下、駆動回路1の特徴及び変形例を説明する。
(1)駆動回路1は、ターンオフの遷移期間の初期段階において、オフ駆動電圧VeeにキャパシタCxの両端電圧Vcxが重畳された駆動電圧Vgprを出力しており、ゲート電圧Vgの下降速度を相対的に高速化している。これにより、メインスイッチング素子M1のターンオフ速度が高速化され、スイッチング損失が抑えられている。一方、駆動回路1は、ターンオフの遷移期間の後半段階において、キャパシタCxの両端電圧Vcxを除いたオフ駆動電圧Veeのみの駆動電圧Vgprを出力し、ゲート電圧Vgの下降速度を相対的に低速化している。一般的に、ターンオフの遷移期間の後半段階におけるゲート電圧Vgの下降速度は、メインスイッチング素子M1のドレイン・ソース間電圧Vdsのサージ電圧に強く影響する。駆動回路1を用いると、ターンオフの遷移期間の後半段階におけるゲート電圧Vgの下降速度が低速化されているので、メインスイッチング素子M1がターンオフするときのドレイン・ソース間電圧Vdsのサージ電圧が抑えられる。
(2)背景技術で説明したように、キャパシタを有するチャージポンプ部を備えた駆動回路では、スイッチング損失とサージ電圧の間にトレードオフの関係が存在しており、このトレードオフ関係がキャパシタの容量に依存していた。これに対し、本実施例の駆動回路1では、ターンオフの遷移期間の後半段階において放電経路からキャパシタCxを除くことができるので、サージ電圧の影響を無視して、容量の大きいキャパシタCxを用いることができる。このため、本実施例の駆動回路1では、スイッチング損失とサージ電圧の間のトレードオフの関係を大幅に改善することができる。
(3)図3に示されるように、本実施例の駆動回路1では、第3モードにおいて、ドレイン・ソース間電圧Vdsがリンギングによって比較電圧Vrefを瞬間的に下回ったとしても(タイミングt5〜t6)、フリップフロップ12が保持信号Vlatchを保持しているので、第2制御信号Vsig2がリンギングの影響を受けることがない。
(4)上記実施例では、チャージポンプ部3のキャパシタCxに充電される電圧が、チャージポンプ部3に接続される直流電源Vccに依存する。この例に代えて、チャージポンプ部3には他の直流電源を接続してもよい。あるいは、図7に示されるように、チャージポンプ部3が、可変電源用の正側端子INP1を介して可変電源Vbに接続されていてもよい。この例によると、チャージポンプ部3のキャパシタCxに充電される電圧を適宜に調整することが可能である。通常、メインスイッチング素子M1の特性は均一ではなく、様々なバラツキが存在している。例えば、メインスイッチング素子M1には、絶縁ゲートの入力容量のバラツキ、温度特性上のバラツキが存在する。また、チャージポンプ部3の特性も均一ではなく、様々なバラツキが存在している。例えば、チャージポンプ部3には、キャパシタCxの容量のバラツキ、温度特性上のバラツキが存在する。チャージポンプ部3が可変電源Vbに接続されていると、これらのバラツキに基づいて適宜に調整された駆動電圧Vgprを生成することができるので、これらのバラツキを補償することができる。
図8に、ターンオン用のチャージポンプ部3を備えた駆動回路10を示す。なお、第1実施例の駆動回路1と共通又は均等な構成要素に関しては共通の符号を付し、その説明を省略する。
駆動回路10では、チャージポンプ部3が、制御部2に対して正側端子INP側に配置されていることを特徴としている。また、チャージポンプ部3は、キャパシタCxに対して並列に接続される第3ダイオードD3を有する。さらに、図9に示すように、第2制御信号Vsig2を生成する回路では、図2に示す例とは異なり、コンパレータ11の非反転入力端子(+)にドレイン・ソース間電圧Vdsが入力し、反転入力端子(−)に比較電圧Vrefが入力する。このため、コンパレータ11は、ドレイン・ソース間電圧Vdsが比較電圧Vrefを下回った時に、比較信号Vcompをハイにする。また、第2制御信号Vsig2を生成する回路の最終段が、図2に示す例ではAND回路13であったが、この例ではOR回路113に変更されている。
駆動回路10では、メインスイッチング素子M1が定常的にオフしているときに、第1制御信号Vsig1及び第2制御信号Vsig2がハイであり、第1スイッチSW1及び第3スイッチSW3が開いており、第2スイッチSW2及び第4スイッチSW4が閉じている。このため、メインスイッチング素子M1のゲート電圧Vgは、概ね基準電圧である。また、キャパシタCxでは、第1端子IN1が第4スイッチSW4を介して負側端子INNに接続され、第2端子IN2が第1ダイオードD1を介して正側端子INPに接続される。このため、キャパシタCxでは、第2端子IN2が第1端子IN1よりも高電位となるように、両端電圧Vcxが充電されている。
次に、PWM信号に基づいて第1制御信号Vsig1がハイからローに変わると、第1スイッチSW1が閉じ、第2スイッチSW2が開き、メインスイッチング素子M1がターンオンに移行する。メインスイッチング素子M1がターンオンに移行した直後では、ドレイン・ソース間電圧Vdsが比較電圧Vrefよりも高い。このため、保持信号Vlatchがローのままなので、第1制御信号Vsig1がハイからローに変わるのに同期して、第2制御信号Vsig2もハイからローに切換わる。これにより、第3スイッチSW3が閉じ、第4スイッチSW4が開く。
メインスイッチング素子M1がターンオンに移行した直後では、キャパシタCxの第1端子IN1が第3スイッチSW3を介して正側端子INPに接続され、キャパシタCxの第2端子IN2が第2ダイオードD2及び第1スイッチSW1を介してメインスイッチング素子M1の絶縁ゲートに接続される。このため、直流電源Vsから第3スイッチSW3、キャパシタCx、第2ダイオードD2、及び第1スイッチSW1を介した充電経路が形成される。これにより、メインスイッチング素子M1のゲート抵抗Rgに印加される駆動電圧Vgprには、オン駆動電圧VsにキャパシタCxの両端電圧Vcxが重畳された正電圧が瞬間的に印加され、メインスイッチング素子M1のゲートが急速に充電される。次に、メインスイッチング素子M1のゲート電圧Vgが閾値電圧Vthを上回ると、ドレイン電流が増加し、ドレイン・ソース間電圧Vdsが下降する。同時に、キャパシタCxの電荷は、キャパシタCxの容量に依存して徐々に減少するので、駆動電圧Vgprも徐々に下降する。
次に、ドレイン・ソース間電圧Vdsが比較電圧Vrefを下回ると、コンパレータ11から出力される比較信号Vcompがハイになる。フリップフロップ12では、比較信号Vcompがハイになると、保持信号Vlatchをハイにして保持する。保持信号Vlatchがハイに変わると、OR回路13の出力である第2制御信号Vsig2がローからハイに変わり、第3スイッチSW3が開き、第4スイッチSW4が閉じる。これにより、キャパシタCxの第1端子IN1が第4スイッチSW4を介して負側端子INNに接続され、キャパシタCxの第2端子IN2が第1ダイオードD1を介して正側端子INPに接続される。このため、キャパシタCxを介したメインスイッチング素子M1のゲートへの充電経路が遮断され、キャパシタCxでは充電が開始される。この結果、駆動電圧VgprからキャパシタCxの両端電圧Vcxが除かれ、駆動電圧Vgprが急激に低下する。駆動電圧Vgprが急激に低下することにより、メインスイッチング素子M1のゲート電圧Vgの上昇速度が低速化する。
駆動回路10は、ターンオンの遷移期間の初期段階において、オン駆動電圧VsにキャパシタCxの両端電圧Vcxが重畳された駆動電圧Vgprを出力し、ゲート電圧Vgの上昇速度を相対的に高速化している。これにより、メインスイッチング素子M1のターンオン速度が高速化され、スイッチング損失が抑えられている。一方、駆動回路10は、ターンオンの遷移期間の後半段階において、キャパシタCxの両端電圧Vcxが除かれたオン駆動電圧Vsのみの駆動電圧Vgprを出力し、ゲート電圧Vgの上昇速度を相対的に低速化している。図8に示されるように、通常、この種の回路では、メインスイッチング素子M1がターンオンする場合に備えて、メインスイッチング素子M1に接続される誘導負荷Lに対して還流電流を流すためのダイオードD4が設けられている。一般的に、ターンオンの遷移期間の後半段階におけるメインスイッチング素子M1のゲート電圧Vgの上昇速度が大きいと、ダイオードD4を流れるリカバリ電流の変化率が大きくなり、このダイオードD4に発生するリカバリに伴う電圧サージが増大する。駆動回路10を用いると、ターンオンの遷移期間の後半段階におけるゲート電圧Vgの上昇速度が低速化されているので、メインスイッチング素子M1がターンオンするときのダイオードD4のリカバリに伴う電圧サージが抑えられる。
ターンオン用のチャージポンプ部3においても、チャージポンプ部3が直流電源Vsと異なる電源に接続されていてもよく、例えば、図10に示すように、可変電源用の正側端子INP1を介して可変電源Vbに接続されていてもよい。この例によると、ターンオンの遷移期間の初期段階における駆動電圧Vgprを調整することが可能である。この例によると、メインスイッチング素子M1及びチャージポンプ部3に存在する様々なバラツキを補償することができる。なお、可変電源Vbの電圧値は、直流電源Vsの電圧値以下に設定される。これにより、メインスイッチング素子M1が定常的にオンしているときのゲート電圧Vgが概ね直流電源Vsとなり、ゲート絶縁膜に過大な電圧が印加されるのを防止することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
1,10:駆動回路
2:制御部
3:チャージポンプ部
4:比較器
5:保持回路
6:タイミング制御器
M1:メインスイッチング素子
SW1:第1スイッチ素子
SW2:第2スイッチ素子
SW3:第3スイッチ素子
SW4:第4スイッチ素子

Claims (3)

  1. ゲートに印加される電圧に応じて一対の端子間を流れる電流が制御されるスイッチング素子を駆動する駆動回路であって、
    前記スイッチング素子のオン・オフを切換える制御部と、
    キャパシタを有するチャージポンプ部と、を備えており、
    前記制御部は、第1スイッチと第2スイッチを有しており、前記第1スイッチを閉じて前記第2スイッチを開くことで前記スイッチング素子をターンオンし、前記第1スイッチを開いて前記第2スイッチを閉じることで前記スイッチング素子をターンオフするように構成されており、
    前記チャージポンプ部は、第3スイッチと第4スイッチを有しており、前記第3スイッチを閉じて前記第4スイッチを開くことで前記キャパシタを充電し、前記第3スイッチを開いて前記第4スイッチを閉じることで前記キャパシタを介して前記スイッチング素子のゲートから電荷を放電させるように構成されており、
    前記チャージポンプ部が、少なくとも以下の(1)〜(3)を実行する駆動回路。
    (1)前記第1スイッチが開いて前記第2スイッチが閉じることで前記スイッチング素子がターンオフするのに先立って、前記第3スイッチを閉じて前記第4スイッチを開くことで、前記キャパシタを充電する。
    (2)前記第1スイッチが開いて前記第2スイッチが閉じることで前記スイッチング素子がターンオフする時に、前記第3スイッチを開いて前記第4スイッチを閉じることで、前記キャパシタを前記スイッチング素子のゲートに接続し、前記キャパシタを介して前記スイッチング素子のゲートから電荷を放電させる。
    (3)前記第1スイッチが開いて前記第2スイッチが閉じた前記スイッチング素子のターンオフ遷移期間中に、前記キャパシタに電荷が残存している状態で、前記第3スイッチを閉じて前記第4スイッチを開くことで、前記スイッチング素子のゲートからの電荷の放電を継続しながら、前記キャパシタを介して前記スイッチング素子のゲートから電荷を放電させることを停止する。
  2. 前記ターンオフ遷移期間中に、前記スイッチング素子の前記一対の端子間電圧が所定電圧に達した時に、前記キャパシタを介して前記スイッチング素子のゲートから電荷を放電させることを停止する請求項1に記載の駆動回路。
  3. ゲートに印加される電圧に応じて一対の端子間を流れる電流が制御されるスイッチング素子を駆動する駆動回路であって、
    前記スイッチング素子のオン・オフを切換える制御部と、
    キャパシタを有するチャージポンプ部と、を備えており、
    前記制御部は、第1スイッチと第2スイッチを有しており、前記第1スイッチを閉じて前記第2スイッチを開くことで前記スイッチング素子をターンオンし、前記第1スイッチを開いて前記第2スイッチを閉じることで前記スイッチング素子をターンオフするように構成されており、
    前記チャージポンプ部は、第3スイッチと第4スイッチを有しており、前記第3スイッチを開いて前記第4スイッチを閉じることで前記キャパシタを充電し、前記第3スイッチを閉じて前記第4スイッチを開くことで前記キャパシタから前記スイッチング素子のゲートに電荷を放電させるように構成されており、
    前記チャージポンプ部が、少なくとも以下の(1)〜(3)を実行する駆動回路。
    (1)前記第1スイッチが閉じて前記第2スイッチが開くことで前記スイッチング素子がターンオンするのに先立って、前記第3スイッチを開いて前記第4スイッチを閉じることで、前記キャパシタを充電する。
    (2)前記第1スイッチが閉じて前記第2スイッチが開くことで前記スイッチング素子がターンオンする時に、前記第3スイッチを閉じて前記第4スイッチを開くことで、前記キャパシタから前記スイッチング素子のゲートに電荷を放電させる。
    (3)前記第1スイッチが閉じて前記第2スイッチが開いた前記スイッチング素子のターンオン遷移期間中に、前記第3スイッチを開いて前記第4スイッチを閉じることで、前記スイッチング素子のゲートへの電荷の充電を継続しながら、前記キャパシタから前記スイッチング素子のゲートに電荷を放電させることを停止する。
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