JP5826437B1 - 膨張弁、及び、冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Abstract

膨張弁20は、第1配管91に連通する第1開口37が形成された第1弁室32と、第2配管92に連通する第2開口38が形成された第2弁室33と、第1弁室32と第2弁室33とを連通させる弁孔34と、が形成された本体30と、少なくとも一部が第1弁室32に配設された第1主軸部51と、少なくとも一部が第2弁室33に配設された第2主軸部52と、第1主軸部51と第2主軸部52とを連結し、弁孔34に挿入された括れ部53と、を有する弁体50と、第1配管91と弁孔34との間の第1流路21に配設された第1多孔部材61と、第1流路21の第1配管91と第1多孔部材61との間の領域に配設され、流路断面の一部を遮蔽する第1遮蔽部材71と、を備えたものである。

Description

本発明は、膨張弁と、冷凍サイクル装置と、に関するものである。
従来の膨張弁として、例えば、第1弁室と、第2弁室と、第1弁室と第2弁室とを連通させる弁孔と、が形成された本体と、第1弁室に配設された円柱状の第1主軸部と、第2弁室に配設された円柱状の第2主軸部と、第1主軸部と第2主軸部とを連結し、弁孔に挿入された括れ部と、を有する弁体と、を備えたものがある。第1弁室には、第1開口を介して冷媒循環回路の第1配管が連通し、第2弁室には、第2開口を介して冷媒循環回路の第2配管が連通する。第1配管から第1弁室に冷媒が流入すると、弁孔の端部である弁座と弁体との間が絞り部として機能して、第2配管に膨張した冷媒が流出する。また、第2配管から第2弁室に冷媒が流入すると、弁孔の端部である弁座と弁体との間が絞り部として機能して、第1配管に膨張した冷媒が流出する(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2012−159180号公報(段落[0025]〜段落[0065]、図1〜図6)
従来の膨張弁では、絞り部に気液二相冷媒が流入すると、冷媒脈動が生じて、膨張弁の固有振動が励起されることとなって、単相(液相)冷媒が流入する場合と比較して、騒音が増大する。そのため、絞り部の上流側に多孔部材が配設され、その多孔部材で細分化された気泡を絞り部に流入させることで、騒音の増大が抑制される。
しかし、例えば、乾き度(気相の質量割合)が大きい気液二相冷媒が、低い流速で膨張弁に流入する場合には、冷媒流れが気液の分離が生じた二相流(成層流)となって、気泡が減少することに起因して、多孔部材において気泡を細分化することが困難となって、冷媒脈動の抑制が困難となる。つまり、従来の膨張弁では、騒音の増大の抑制が困難となる場合が生じてしまうという問題点があった。
本発明は、上記のような課題を背景としてなされたものであり、騒音の増大の抑制が困難となることが生じ難い膨張弁を得るものである。また、そのような冷凍サイクル装置を得るものである。
本発明に係る膨張弁は、第1配管に連通する第1開口が形成された第1弁室と、第2配管に連通する第2開口が形成された第2弁室と、前記第1弁室と前記第2弁室とを連通させる弁孔と、が形成された本体と、少なくとも一部が前記第1弁室に配設された第1主軸部と、少なくとも一部が前記第2弁室に配設された第2主軸部と、前記第1主軸部と前記第2主軸部とを連結し、前記弁孔に挿入された括れ部と、を有する弁体と、前記第1配管と前記弁孔との間の第1流路に配設された第1多孔部材と、前記第1流路の前記第1配管と前記第1多孔部材との間の領域に配設され、流路断面の一部を遮蔽する第1遮蔽部材と、を備え、前記第1遮蔽部材は、流路断面の重力方向の上部を遮蔽し、流路断面の重力方向の下部を遮蔽しない、ものである。
本発明に係る膨張弁は、第1配管に連通する第1開口が形成された第1弁室と、第2配管に連通する第2開口が形成された第2弁室と、前記第1弁室と前記第2弁室とを連通させる弁孔と、が形成された本体と、少なくとも一部が前記第1弁室に配設された第1主軸部と、少なくとも一部が前記第2弁室に配設された第2主軸部と、前記第1主軸部と前記第2主軸部とを連結し、前記弁孔に挿入された括れ部と、を有する弁体と、前記第1配管と前記弁孔との間の第1流路に配設された第1多孔部材と、前記第1流路の前記第1配管と前記第1多孔部材との間の領域に配設され、流路断面の一部を遮蔽する第1遮蔽部材と、前記第2配管と前記弁孔との間の第2流路に配設された第2多孔部材と、前記第2流路の前記第2配管と前記第2多孔部材との間の領域に配設され、流路断面の一部を遮蔽する第2遮蔽部材と、を備え、前記第2遮蔽部材は、流路断面の重力方向の上部を遮蔽し、流路断面の重力方向の下部を遮蔽しない、ものである。
本発明に係る膨張弁は、第1配管に連通する第1開口が形成された第1弁室と、第2配管に連通する第2開口が形成された第2弁室と、前記第1弁室と前記第2弁室とを連通させる弁孔と、が形成された本体と、少なくとも一部が前記第1弁室に配設された第1主軸部と、少なくとも一部が前記第2弁室に配設された第2主軸部と、前記第1主軸部と前記第2主軸部とを連結し、前記弁孔に挿入された括れ部と、を有する弁体と、前記第1配管と前記弁孔との間の第1流路に配設された第1多孔部材と、前記第2配管と前記弁孔との間の第2流路に配設された第2多孔部材と、前記第2流路の前記第2配管と前記第2多孔部材との間の領域に配設され、流路断面の一部を遮蔽する第2遮蔽部材と、を備え、前記第1流路の前記第1配管と前記第1弁室との間の領域の内周面の重力方向の下部に、凹部と凸部とが軸方向に沿って並ぶ凹凸部が形成され、前記第2遮蔽部材は、流路断面の重力方向の上部を遮蔽し、流路断面の重力方向の下部を遮蔽しない、ものである。
本発明に係る膨張弁は、第1配管に連通する第1開口が形成された第1弁室と、第2配管に連通する第2開口が形成された第2弁室と、前記第1弁室と前記第2弁室とを連通させる弁孔と、が形成された本体と、少なくとも一部が前記第1弁室に配設された第1主軸部と、少なくとも一部が前記第2弁室に配設された第2主軸部と、前記第1主軸部と前記第2主軸部とを連結し、前記弁孔に挿入された括れ部と、を有する弁体と、前記第1配管と前記弁孔との間の第1流路に配設された第1多孔部材と、前記第1流路の前記第1配管と前記第1多孔部材との間の領域に配設され、流路断面の一部を遮蔽する第1遮蔽部材と、を備え、前記第1遮蔽部材は、前記第1弁室内に配設され、少なくとも一部に、前記第1開口と隙間を有して対向し且つ前記第1開口の軸方向と直交する平坦な表面、又は、前記第1開口と隙間を有して対向し且つ前記第1開口から遠ざかる方向に凹む表面を有する、ものである。
また、本発明に係る膨張弁は、第1配管に連通する第1開口が形成された第1弁室と、前記第1弁室と第2配管とを連通させる弁孔と、が形成された本体と、前記弁孔の開度を調節する弁体と、前記第1配管と前記弁孔との間の第1流路に配設された第1多孔部材と、前記第1流路の前記第1配管と前記第1多孔部材との間の領域に配設され、流路断面の一部を遮蔽する第1遮蔽部材と、を備え、前記第1遮蔽部材は、前記第1弁室内に配設され、少なくとも一部に、前記第1開口と隙間を有して対向し且つ前記第1開口の軸方向と直交する平坦な表面、又は、前記第1開口と隙間を有して対向し且つ前記第1開口から遠ざかる方向に凹む表面を有する、ものである。
本発明に係る膨張弁は、第1流路の第1配管と第1多孔部材との間の領域に配設され、流路断面の一部を遮蔽する第1遮蔽部材を備える。そのため、例えば、乾き度(気相の質量割合)が大きい気液二相冷媒が、低い流速で膨張弁に流入する場合においても、気液の分離が生じた二相流(成層流)となった冷媒流れが、第1遮蔽部材で混合されて、気泡が増加した状態で第1多孔部材に流入することとなって、第1多孔部材で気泡を細分化することが可能となるため、騒音の増大の抑制が困難となることが生じ難くなる。特に、第1遮蔽部材が、第1弁室内に配設され、少なくとも一部に、第1開口と隙間を有して対向し且つ第1開口の軸方向と直交する平坦な表面、又は、第1開口と隙間を有して対向し且つ第1開口から遠ざかる方向に凹む表面を有するものである場合には、気相冷媒と液相冷媒との混合効果が向上されて、騒音の増大の抑制が困難となることが更に生じ難くなる。
本発明に係る膨張弁では、第1流路の第1配管と第1弁室との間の領域の内周面の重力方向の下部に、凹部と凸部とが軸方向に沿って並ぶ凹凸部が形成される。また、本発明に係る冷凍サイクル装置では、第1配管の内周面の重力方向の下部に、凹部と凸部とが軸方向に沿って並ぶ凹凸部が形成される。そのため、例えば、乾き度(気相の質量割合)が大きい気液二相冷媒が、低い流速で膨張弁に流入する場合においても、気液の分離が生じた二相流(成層流)となった冷媒流れが、凹部と凸部とが軸方向に沿って並ぶ凹凸部で混合されて、気泡が増加した状態で第1多孔部材に流入することとなって、第1多孔部材で気泡を細分化することが可能となるため、騒音の増大の抑制が困難となることが生じ難くなる。
本発明の実施の形態1に係る膨張弁が適用される空気調和装置の、構成及び動作を説明するための図である。 本発明の実施の形態1に係る膨張弁とそれに接続される配管との、膨張弁の軸方向での断面図である。 本発明の実施の形態1に係る膨張弁とそれに接続される配管との、図2におけるA−A線での断面図である。 本発明の実施の形態1に係る膨張弁とそれに接続される配管との、図2におけるB−B線での断面図である。 本発明の実施の形態1に係る膨張弁とそれに接続される配管との、図2におけるC−C線での断面図である。 本発明の実施の形態1に係る膨張弁とそれに接続される配管との、変形例の、図2におけるA−A線での断面図である。 本発明の実施の形態1に係る膨張弁とそれに接続される配管との、変形例の、図2におけるA−A線での断面図である。 本発明の実施の形態1に係る膨張弁の接続管の、図3におけるD−D線での断面図である。 本発明の実施の形態1に係る膨張弁の接続管の、図8におけるE−E線での断面図である。 本発明の実施の形態1に係る膨張弁の接続管の、変形例の、図3におけるD−D線での断面図である。 本発明の実施の形態1に係る膨張弁の接続管の、変形例の、図10におけるF−F線での断面図である。 本発明の実施の形態1に係る膨張弁の、第1多孔部材及び第2多孔部材の作用を説明するための模式図である。 本発明の実施の形態1に係る膨張弁の、第1遮蔽部材、第2遮蔽部材、及び凹凸部の作用を説明するための模式図である。 本発明の実施の形態1に係る膨張弁の接続管の、図3におけるD−D線での断面図であり、凹凸部の作用を説明するための図である。 本発明の実施の形態1に係る膨張弁の接続管の、変形例の、図3におけるD−D線での断面図であり、凹凸部の作用を説明するための図である。 本発明の実施の形態1に係る膨張弁とそれに接続される配管との、変形例の、膨張弁の軸方向での断面図である。 本発明の実施の形態1に係る膨張弁とそれに接続される配管との、変形例の、膨張弁の軸方向での断面図である。
以下、本発明に係る膨張弁について、図面を用いて説明する。
なお、以下では、本発明に係る膨張弁が適用される冷凍サイクル装置が、空気調和装置である場合について説明しているが、そのような場合に限定されず、本発明に係る膨張弁が適用される冷凍サイクル装置が、空気調和装置以外の他の冷凍サイクル装置であってもよい。また、以下で説明する構成、動作等は、一例にすぎず、そのような構成、動作等である場合に限定されない。また、構成、動作等の細かい説明については、適宜簡略化又は省略している。また、重複又は類似する説明については、適宜簡略化又は省略している。
実施の形態1.
以下に、実施の形態1に係る膨張弁について説明する。
<空気調和装置の構成及び動作>
まず、実施の形態1に係る膨張弁が適用される空気調和装置の構成及び動作について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る膨張弁が適用される空気調和装置の、構成及び動作を説明するための図である。
図1に示されるように、空気調和装置1は、圧縮機11と、四方弁12と、熱源側熱交換器13と、第1膨張弁14と、第2膨張弁15と、負荷側熱交換器16と、が環状に接続された冷媒循環回路10を備える。つまり、冷媒循環回路10は、二段膨張回路である。四方弁12は、他の流路切換装置であってもよい。
圧縮機11と四方弁12と熱源側熱交換器13と第1膨張弁14とは、室外機に配設され、第2膨張弁15と負荷側熱交換器16とは、室内機に配設される。第1膨張弁14と第2膨張弁15との間は、延長配管17を介して接続され、負荷側熱交換器16と四方弁12との間は、延長配管18を介して接続される。
空気調和装置1が冷房運転を行う際には、四方弁12の流路が図1中実線で示される流路に切り替わり、冷媒循環回路10の冷媒は、圧縮機11、四方弁12、熱源側熱交換器13、第1膨張弁14、第2膨張弁15、負荷側熱交換器16、四方弁12の順に循環する。
低圧の気相冷媒は、圧縮機11において昇圧されて、高温高圧の気相冷媒となる。気相冷媒は、四方弁12を通過し、熱源側熱交換器13において周囲空気に放熱する。気相冷媒は、周囲空気への放熱によって凝縮し、温度が低下した液相冷媒となる。液相冷媒は、第1膨張弁14によって減圧されて低圧の気液二相冷媒となる。気液二相冷媒は、第2膨張弁15によって更に液部が膨張し、乾き度が増加した気液二相冷媒となる。気液二相冷媒は、負荷側熱交換器16において室内空気から受熱して液部が蒸発する。室内空気からの受熱によって温度が上昇した気相冷媒は、圧縮機11に再び流入する。つまり、空気調和装置1が冷房運転を行う際には、熱源側熱交換器13が凝縮器として作用し、負荷側熱交換器16が蒸発器として作用する。
空気調和装置1が暖房運転を行う際には、四方弁12の流路が図1中点線で示される流路に切り替わり、冷媒循環回路10の冷媒は、圧縮機11、四方弁12、負荷側熱交換器16、第2膨張弁15、第1膨張弁14、熱源側熱交換器13、四方弁12の順に循環する。
低圧の気相冷媒は、圧縮機11において昇圧されて、高温高圧の気相冷媒となる。気相冷媒は、四方弁12を通過し、負荷側熱交換器16において室内空気に放熱する。気相冷媒は、室内空気への放熱によって凝縮し、温度が低下した液相冷媒となる。液相冷媒は、第2膨張弁15によって減圧されて低圧の気液二相冷媒となる。気液二相冷媒は、第1膨張弁14によって更に液部が膨張し、乾き度が増加した気液二相冷媒となる。気液二相冷媒は、熱源側熱交換器13において周囲空気から受熱して液部が蒸発する。周囲空気からの受熱によって温度が上昇した気相冷媒は、圧縮機11に再び流入する。つまり、空気調和装置1が暖房運転を行う際には、熱源側熱交換器13が蒸発器として作用し、負荷側熱交換器16が凝縮器として作用する。
一般的な冷媒循環回路では、凝縮器と蒸発器との間に接続される膨張弁が1つであるため、冷房運転及び暖房運転の何れか一方において、延長配管17を通過する冷媒が液相冷媒となり、冷媒循環回路の封入冷媒量が多くなる。一方、図1に示されるような二段膨張回路では、冷房運転及び暖房運転の両方において、延長配管17を通過する冷媒を気液二相冷媒とすることが可能となって、冷媒循環回路10の封入冷媒量を削減することが可能である。しかし、延長配管17を通過する冷媒が気液二相冷媒であると、膨張弁(第1膨張弁14、第2膨張弁15)の絞り部に気液二相冷媒が連続的に流入することとなり、冷媒脈動が生じて膨張弁(第1膨張弁14、第2膨張弁15)の固有振動が励起されて、固体振動音が発生する場合が生じる。そこで、冷媒循環回路10では、膨張弁(第1膨張弁14、第2膨張弁15)として、以下に説明される膨張弁20が採用される。
<膨張弁の構成>
実施の形態1に係る膨張弁の構成について説明する。
図2は、本発明の実施の形態1に係る膨張弁とそれに接続される配管との、膨張弁の軸方向での断面図である。図3は、本発明の実施の形態1に係る膨張弁とそれに接続される配管との、図2におけるA−A線での断面図である。図4は、本発明の実施の形態1に係る膨張弁とそれに接続される配管との、図2におけるB−B線での断面図である。図5は、本発明の実施の形態1に係る膨張弁とそれに接続される配管との、図2におけるC−C線での断面図である。
図2〜図5に示されるように、膨張弁20は、本体30と、第1接続管41と、第2接続管42と、弁体50と、第1多孔部材61と、第2多孔部材63と、第1遮蔽部材71と、第2遮蔽部材72と、を備える。第1接続管41及び第2接続管42には、冷媒循環回路10の一部を構成する第1配管91及び第2配管92が、例えば、ロウ付け接合等によって接続される。
本体30は、例えば、真鍮製の鋳造品を切削加工したものである。本体30には、仕切り壁31によって仕切られた第1弁室32と第2弁室33とが形成される。第1弁室32と第2弁室33とは、仕切り壁31の中央部に形成された弁孔34によって連通され、弁孔34の第1弁室32側の端部は、第1弁座35となり、弁孔34の第2弁室33側の端部は、第2弁座36となる。
第1弁室32の側壁には、第1開口37が形成され、例えば、ロウ付け接合等によって、第1接続管41が接続される。第1接続管41の軸方向及び第1配管91の第1接続管41側の端部の軸方向は、重力方向と垂直である。つまり、第1弁室32と第1配管91とが、第1開口37と第1接続管41とを介して連通される。第2弁室33の側壁には、第2開口38が形成され、例えば、ロウ付け接合等によって、第2接続管42が接続される。第2接続管42の軸方向及び第2配管92の第2接続管42側の端部の軸方向は、重力方向と垂直である。つまり、第2弁室33と第2配管92とが、第2開口38と第2接続管42とを介して連通される。なお、図2では、第1接続管41及び第2接続管42の端面が本体30の外壁に接合される場合を示しているが、そのような場合に限定されず、第1接続管41及び第2接続管42の端部の外周面が第1開口37及び第2開口38の内周面に接合されてもよい。また、第1開口37及び第2開口38に、第1配管91及び第2配管92が直接接続されてもよい。
弁体50は、重力方向の下端部が第1弁室32内に位置する円柱状の第1主軸部51と、重力方向の上端部が第2弁室33内に位置する円柱状の第2主軸部52と、第1主軸部51の重力方向の下端部と第2主軸部52の重力方向の上端部とを連結する括れ部53と、を有する。括れ部53は、第1主軸部51側の第1傾斜部54と、第2主軸部52側の第2傾斜部55と、第1傾斜部54と第2傾斜部55との間に位置する連結部56と、を有する。括れ部53の連結部56は、弁孔34に挿入される。弁体50は、複数の部材で構成されるとよい。
弁体50の一部の周囲に、コイル(図示せず)が設けられ、コイルが通電状態になることで、弁体50の重力方向と平行な方向における位置が変化する。弁体50と第1弁座35との隙間、及び、弁体50と第2弁座36との隙間は、絞り部として機能し、弁体50の重力方向と平行な方向における位置の変化に伴って、弁体50と第1弁座35との隙間及び弁体50と第2弁座36との隙間の大きさ(流路断面積)が変化して、弁孔34の開度が調節される。弁体50と、第1弁座35又は第2弁座36と、が接触する場合に、弁孔34が全閉状態になり、弁体50と、第1弁座35及び第2弁座36と、の隙間が最大となる場合に、弁孔34が全開状態になる。
第1多孔部材61は、第1弁室32内の仕切り壁31の重力方向の上方、つまり、弁孔34と第1配管91との間の第1流路21に配設される。第2多孔部材63は、第2弁室33内の仕切り壁31の重力方向の下方、つまり、弁孔34と第2配管92との間の第2流路22に配設される。第1多孔部材61は、環状の形状であり、第1弁室32の側壁と第1主軸部51の外周面との間を横断するように配設される。第2多孔部材63は、環状の形状であり、第2弁室33の側壁と第2主軸部52の外周面との間を横断するように配設される。第1多孔部材61は、第1台座62の上面によって支持され、第1弁室32内の弁孔34に近い領域、特に、第1開口37の重力方向の下側に配設されるとよい。第2多孔部材63は、第2台座64の下面によって支持され、第2弁室33内の弁孔34に近い領域、特に、第2開口38の重力方向の上側に配設されるとよい。第1多孔部材61及び第2多孔部材63は、第1弁室32及び第2弁室33の側壁に加締めによって固定されるとよい。
第1遮蔽部材71は、第1弁室32内の、弁体50の第1主軸部51と第1開口37との間、つまり、第1流路21の第1多孔部材61と第1開口37との間の領域に、その重力方向の上部が第1弁室32の重力方向の上部と当接する状態で配設される。第2遮蔽部材72は、第2弁室33内の、弁体50の第2主軸部52と第2開口38との間、つまり、第2流路22の第2多孔部材63と第2開口38との間の領域に、その重力方向の上部が第2弁室33の重力方向の上部と当接する状態で配設される。第1開口37及び第2開口38の軸方向から見た状態において、第1遮蔽部材71及び第2遮蔽部材72の外周面は、第1開口37及び第2開口38の内周面の外側にある。例えば、第1遮蔽部材71は、第1弁室32の上面に形成された溝等に、圧入されて固定される。また、例えば、第2遮蔽部材72は、その上部が第2開口38側に折りまげられた形状であり、その折りまげられた部分が、第2弁室33の側壁のうちの、第2開口38の重力方向の上側に固定される。
第1遮蔽部材71の第1開口37と対向する面は、第1開口37と隙間を有する。第2遮蔽部材72の第2開口38と対向する面は、第2開口38と隙間を有する。また、第1遮蔽部材71及び第2遮蔽部材72の上部以外は、他の部材に当接しない。つまり、第1遮蔽部材71及び第2遮蔽部材72は、第1流路21及び第2流路22の流路断面の一部、特に、第1流路21及び第2流路22の流路断面の重力方向の上部を遮蔽し、第1流路21及び第2流路22の流路断面の重力方向の下部を遮蔽しないものである。
図6及び図7は、本発明の実施の形態1に係る膨張弁とそれに接続される配管との、変形例の、図2におけるA−A線での断面図である。
図3に示されるように、第1遮蔽部材71及び第2遮蔽部材72は、第1開口37及び第2開口38の軸方向と直交する平坦な板状部材である。図6に示されるように、第1遮蔽部材71及び第2遮蔽部材72は、中央部が第1開口37及び第2開口38から遠ざかる方向に凹むように折れ曲がる形状の板状部材であってもよく、また、図7に示されるように、第1遮蔽部材71及び第2遮蔽部材72は、中央部が第1開口37及び第2開口38から遠ざかる方向に凹むように湾曲する形状の板状部材であってもよい。つまり、第1遮蔽部材71及び第2遮蔽部材72は、少なくとも一部に、第1開口37及び第2開口38と隙間を有して対向し且つ第1開口37及び第2開口38の軸方向と直交する平坦な表面、又は、第1開口37及び第2開口38と隙間を有して対向し且つ第1開口37及び第2開口38から遠ざかる方向に凹む表面を有する。
図8は、本発明の実施の形態1に係る膨張弁の接続管の、図3におけるD−D線での断面図である。図9は、本発明の実施の形態1に係る膨張弁の接続管の、図8におけるE−E線での断面図である。図10は、本発明の実施の形態1に係る膨張弁の接続管の、変形例の、図3におけるD−D線での断面図である。図11は、本発明の実施の形態1に係る膨張弁の接続管の、変形例の、図10におけるF−F線での断面図である。
第1接続管41及び第2接続管42は、例えば、銅管であり、図8及び図9に示されるように、第1接続管41及び第2接続管42の内周面の重力方向の下部には、第1接続管41及び第2接続管42の軸方向に沿って凹部と凸部とが並ぶ凹凸部43が形成される。凹凸部43は、半球状の断面形状であってもよく、また、図10及び図11に示されるように、矩形状の断面形状であってもよい。第1接続管41及び第2接続管42の端面が本体30の外壁に接合される場合には、第1開口37及び第2開口38の内周面にも、凹凸部43が形成されるとよい。
なお、膨張弁20に第1遮蔽部材71及び第2遮蔽部材72を設けることと、膨張弁20の第1接続管41及び第2接続管42の内周面に凹凸部43を設けることと、の両方が行われなくてもよく、どちらか一方のみが行われてもよい。膨張弁20に第1遮蔽部材71及び第2遮蔽部材72を設けることと、膨張弁20の第1接続管41及び第2接続管42の内周面に凹凸部43を設けることと、の両方が行われる場合には、後述する気相冷媒と液相冷媒との混合効果が更に促進される。
<膨張弁の作用>
実施の形態1に係る膨張弁の作用について説明する。
まず、第1多孔部材61及び第2多孔部材63の作用について説明する。
図12は、本発明の実施の形態1に係る膨張弁の、第1多孔部材及び第2多孔部材の作用を説明するための模式図である。
冷媒によって生じる音には、大別すると、冷媒脈動音、衝突音、渦音、噴流音等があり、それらは空気調和装置1の運転時の騒音源となる。冷媒脈動音は、冷媒脈動によって膨張弁20の固有振動が励起されることによって生じる、固体振動音である。冷媒が気液二相状態で気泡が存在する場合には、図12に示されるように、第1多孔部材61及び第2多孔部材63を通過する際に、気泡が細分化されることとなって、絞り部での冷媒脈動が抑制される。
次に、第1遮蔽部材71、第2遮蔽部材72、及び、凹凸部43の作用について説明する。
図13は、本発明の実施の形態1に係る膨張弁の、第1遮蔽部材、第2遮蔽部材、及び凹凸部の作用を説明するための模式図である。図14は、本発明の実施の形態1に係る膨張弁の接続管の、図3におけるD−D線での断面図であり、凹凸部の作用を説明するための図である。図15は、本発明の実施の形態1に係る膨張弁の接続管の、変形例の、図3におけるD−D線での断面図であり、凹凸部の作用を説明するための図である。
第1接続管41及び第2接続管42に、乾き度が大きい気液二相状態の冷媒が低い流速で流入する場合には、図13に示されるように、気液の分離が生じた二相流(成層流)となって、第1接続管41及び第2接続管42内の上部に気相冷媒が分配され、第1接続管41及び第2接続管42内の下部に液相冷媒が分配されることとなる。そして、気液二相状態の冷媒がそのような状態で第1多孔部材61及び第2多孔部材63を通過しても、液相冷媒と気相冷媒とが共に多孔部材を通過するだけであり、気泡の細分化が生じない。
一方、膨張弁20に、第1遮蔽部材71及び第2遮蔽部材72が設けられている場合には、第1遮蔽部材71及び第2遮蔽部材72によって、気相冷媒と液相冷媒とが積極的に混合されて、図12に示されるような気泡流が生じることとなって、絞り部での冷媒脈動が抑制される。
また、第1接続管41及び第2接続管42に、軸方向に沿って凹部と凸部とが並ぶ凹凸部43が形成されている場合には、凹凸部43によって、気相冷媒と液相冷媒とが積極的に混合されて、図14及び図15に示されるように、気泡流が生じることとなって、絞り部での冷媒脈動が抑制される。
次に、膨張弁20における冷媒の状態について、具体的に説明する。
まず、冷媒が膨張弁20を正方向(第1接続管41から第2接続管42に向かう方向)に流れる場合について説明する。
第1接続管41に、乾き度が大きい気液二相状態の冷媒が低い流速で流入すると、気液の分離が生じた二相流(成層流)となって、第1接続管41内の上部に気相冷媒が分配され、第1接続管41内の下部に液相冷媒が分配されることとなるが、第1接続管41内の重力方向の下部に第1接続管41の軸方向に沿って凹部と凸部とが並ぶ凹凸部43が形成されているため、液相冷媒が凹部と凸部とに順番に流れることとなって、図14及び図15に示されるように、液相冷媒が波打つ。液相冷媒が波打つと、気相冷媒が液相冷媒と混ざり合って、気液が混在した流れとなる。凹凸部43が、重力方向と垂直な第1接続管41内の重力方向の下部に形成されていることで、気相冷媒と液相冷媒との混合効果が向上される。
第1接続管41内の重力方向の下部に第1接続管41の軸方向に沿って凹部と凸部とが並ぶ凹凸部43が形成されていない場合においても、気液の分離が生じた二相流(成層流)が第1遮蔽部材71に衝突することで、気相冷媒が液相冷媒と混ざり合って、気液が混在した流れとなる。また、第1接続管41内の重力方向の下部に第1接続管41の軸方向に沿って凹部と凸部とが並ぶ凹凸部43が形成されている場合においても、気液の分離が生じた二相流(成層流)が第1遮蔽部材71に衝突することで、気相冷媒と液相冷媒との混合効果が更に促進される。
つまり、第1遮蔽部材71が、第1流路21の流路断面の重力方向の下部を遮蔽しないため、第1接続管41内の重力方向の上部を流れる気相は、第1遮蔽部材71に衝突した後に、第1遮蔽部材71の下方に押し出されることとなって、気相冷媒と液相冷媒との混合効果が促進される。第1遮蔽部材71が無い場合には、気液の分離が生じた二相流(成層流)が弁体50の第1主軸部51の円柱状の外周面に衝突して回り込むこととなるため、気相冷媒と液相冷媒との混合効果が不十分となる。また、第1流路21の第1接続管41と第1多孔部材61との間に絞り部を配置することによって、気相冷媒と液相冷媒との混合効果を向上することが可能であるが、圧力損失が増大して、膨張弁20の流量調節範囲が制限されることとなって、膨張弁20の機能が低下してしまう。一方、第1遮蔽部材71によって気相冷媒と液相冷媒との混合効果を向上する場合には、圧力損失が増大することを抑制することが可能となる。
気液が混じり合った混相流は、第1多孔部材61を通過することで、液相冷媒内に存在する気泡が細分化されて、均質流に近い状態となる。均質流に近い混相流が、絞り部に流入することで、気液が交互に流れることに起因する冷媒脈動を抑制することができ、膨張弁20の固有振動を抑制することができる。また不連続な冷媒音も抑制することができる。
絞り部を通過することで流速が上昇して膨張した冷媒は、第2多孔部材63を通過する際に減速させられ、第2弁室33の壁面に衝突することで生じる衝突音が抑制される。また、絞り部を通過することで、気液が混じり合った混相流は、気泡が更に細分化された流れとなる。
第2遮蔽部材72は、絞り部を通過した後の流れに特段影響を与えないため、冷媒は第2開口38をただ通過する。第2接続管42において、気泡が合泡し、気相冷媒と液相冷媒とが分離した二相流(成層流)となる。
なお、第1接続管41に、乾き度が大きい気液二相状態の冷媒が高い流量の噴霧流となって流入する場合には、第1接続管41の軸方向に沿って凹部と凸部とが並ぶ凹凸部43、及び、第1遮蔽部材71によって、気相冷媒と液相冷媒との混合効果が促進される。また、第1多孔部材61において、気泡が細分化されるため、気相冷媒と液相冷媒とが分離した二相流(成層流)である場合と同様に、騒音が低減される。
次に、冷媒が膨張弁20を負方向(第2接続管42から第1接続管41に向かう方向)に流れる場合について説明する。
膨張弁20は、仕切り壁31の上下に同様の構造を備えるため、冷媒が膨張弁20を正方向(第1接続管41から第2接続管42に向かう方向)に流れる場合と同様に、冷媒が膨張弁20を負方向(第2接続管42から第1接続管41に向かう方向)に流れる場合においても、騒音が低減される。
なお、以上では、第1弁室32に第1遮蔽部材71が配設されるとともに、第2弁室33に第2遮蔽部材72が配設される場合について説明したが、第1弁室32に第1遮蔽部材71が配設され、第2弁室33に第2遮蔽部材72が配設されなくてもよく、また、第1弁室32に第1遮蔽部材71が配設されず、第2弁室33に第2遮蔽部材72が配設されてもよい。第1弁室32に第1遮蔽部材71が配設されず、第2弁室33に第2遮蔽部材72が配設される場合には、その第2遮蔽部材72は、本発明における「第1遮蔽部材」に相当する。
また、以上では、第1接続管41、つまり、第1流路21の第1配管91と第1弁室32との間の領域に凹凸部43が形成されるとともに、第2接続管42、つまり、第2流路22の第2配管92と第2弁室33との間の領域に凹凸部43が形成される場合について説明したが、第1流路21の第1配管91と第1弁室32との間の領域に凹凸部43が形成され、第2流路22の第2配管92と第2弁室33との間の領域に凹凸部43が形成されなくてもよく、また、第1流路21の第1配管91と第1弁室32との間の領域に凹凸部43が形成されず、第2流路22の第2配管92と第2弁室33との間の領域に凹凸部43が形成されてもよい。第1流路21の第1配管91と第1弁室32との間の領域に凹凸部43が形成されず、第2流路22の第2配管92と第2弁室33との間の領域に凹凸部43が形成される場合には、その第2流路22は、本発明における「第1流路」に相当する。
また、以上では、第1流路21の第1配管91と第1弁室32との間の領域及び第2流路22の第2配管92と第2弁室33との間の領域に凹凸部43が形成される場合について説明したが、本発明はそのような場合に限定されず、第1開口37及び第2開口38に、第1配管91及び第2配管92が直接接続される場合等では、第1配管91及び第2配管92の内周面に、凹凸部43が形成されるとよい。また、そのような場合では、第1配管91の内周面の重力方向の下部に凹凸部43が形成され、第2配管92の内周面の重力方向の下部に凹凸部43が形成されなくてもよく、また、第1配管91の内周面の重力方向の下部に凹凸部43が形成されず、第2配管92の内周面の重力方向の下部に凹凸部43が形成されてもよい。第1配管91の内周面の重力方向の下部に凹凸部43が形成されず、第2配管92の内周面の重力方向の下部に凹凸部43が形成される場合には、その第2配管92は、本発明における「第1配管」に相当する。
図16及び図17は、本発明の実施の形態1に係る膨張弁とそれに接続される配管との、変形例の、膨張弁の軸方向での断面図である。
また、以上では、膨張弁20の本体30に、第1弁室32と第2弁室33とが形成され、膨張弁20の弁体50が第1主軸部51と第2主軸部52とを有する場合について説明したが、本発明はそのような場合に限定されず、図16及び図17に示されるように、膨張弁20の本体30に、第1弁室32のみが形成され、膨張弁20の弁体50が第1主軸部51のみを有していてもよい。また、そのような場合には、図16に示されるように、第1主軸部51が弁孔34の重力方向の上側に配設されてもよく、また、図17に示されるように、第1主軸部51が弁孔34の重力方向の下側に配設されてもよい。
1 空気調和装置、10 冷媒循環回路、11 圧縮機、12 四方弁、13 熱源側熱交換器、14 第1膨張弁、15 第2膨張弁、16 負荷側熱交換器、17 延長配管、18 延長配管、20 膨張弁、21 第1流路、22 第2流路、30 本体、31 仕切り壁、32 第1弁室、33 第2弁室、34 弁孔、35 第1弁座、36 第2弁座、37 第1開口、38 第2開口、41 第1接続管、42 第2接続管、43 凹凸部、50 弁体、51 第1主軸部、52 第2主軸部、53 括れ部、54 第1傾斜部、55 第2傾斜部、56 連結部、61 第1多孔部材、62 第1台座、63 第2多孔部材、64 第2台座、71 第1遮蔽部材、72 第2遮蔽部材、91 第1配管、92 第2配管。

Claims (10)

  1. 第1配管に連通する第1開口が形成された第1弁室と、第2配管に連通する第2開口が形成された第2弁室と、前記第1弁室と前記第2弁室とを連通させる弁孔と、が形成された本体と、
    少なくとも一部が前記第1弁室に配設された第1主軸部と、少なくとも一部が前記第2弁室に配設された第2主軸部と、前記第1主軸部と前記第2主軸部とを連結し、前記弁孔に挿入された括れ部と、を有する弁体と、
    前記第1配管と前記弁孔との間の第1流路に配設された第1多孔部材と、
    前記第1流路の前記第1配管と前記第1多孔部材との間の領域に配設され、流路断面の一部を遮蔽する第1遮蔽部材と、を備え
    前記第1遮蔽部材は、流路断面の重力方向の上部を遮蔽し、流路断面の重力方向の下部を遮蔽しない、膨張弁。
  2. 前記第1流路の前記第1配管と前記第1弁室との間の領域の内周面の重力方向の下部に、凹部と凸部とが軸方向に沿って並ぶ凹凸部が形成された、請求項に記載の膨張弁。
  3. 第1配管に連通する第1開口が形成された第1弁室と、第2配管に連通する第2開口が形成された第2弁室と、前記第1弁室と前記第2弁室とを連通させる弁孔と、が形成された本体と、
    少なくとも一部が前記第1弁室に配設された第1主軸部と、少なくとも一部が前記第2弁室に配設された第2主軸部と、前記第1主軸部と前記第2主軸部とを連結し、前記弁孔に挿入された括れ部と、を有する弁体と、
    前記第1配管と前記弁孔との間の第1流路に配設された第1多孔部材と、
    前記第1流路の前記第1配管と前記第1多孔部材との間の領域に配設され、流路断面の一部を遮蔽する第1遮蔽部材と、
    前記第2配管と前記弁孔との間の第2流路に配設された第2多孔部材と、
    前記第2流路の前記第2配管と前記第2多孔部材との間の領域に配設され、流路断面の一部を遮蔽する第2遮蔽部材と、を備え、
    前記第2遮蔽部材は、流路断面の重力方向の上部を遮蔽し、流路断面の重力方向の下部を遮蔽しない、膨張弁。
  4. 第1配管に連通する第1開口が形成された第1弁室と、第2配管に連通する第2開口が形成された第2弁室と、前記第1弁室と前記第2弁室とを連通させる弁孔と、が形成された本体と、
    少なくとも一部が前記第1弁室に配設された第1主軸部と、少なくとも一部が前記第2弁室に配設された第2主軸部と、前記第1主軸部と前記第2主軸部とを連結し、前記弁孔に挿入された括れ部と、を有する弁体と、
    前記第1配管と前記弁孔との間の第1流路に配設された第1多孔部材と、
    前記第2配管と前記弁孔との間の第2流路に配設された第2多孔部材と、
    前記第2流路の前記第2配管と前記第2多孔部材との間の領域に配設され、流路断面の一部を遮蔽する第2遮蔽部材と、を備え、
    前記第1流路の前記第1配管と前記第1弁室との間の領域の内周面の重力方向の下部に、凹部と凸部とが軸方向に沿って並ぶ凹凸部が形成され
    前記第2遮蔽部材は、流路断面の重力方向の上部を遮蔽し、流路断面の重力方向の下部を遮蔽しない、膨張弁。
  5. 第1配管に連通する第1開口が形成された第1弁室と、第2配管に連通する第2開口が形成された第2弁室と、前記第1弁室と前記第2弁室とを連通させる弁孔と、が形成された本体と、
    少なくとも一部が前記第1弁室に配設された第1主軸部と、少なくとも一部が前記第2弁室に配設された第2主軸部と、前記第1主軸部と前記第2主軸部とを連結し、前記弁孔に挿入された括れ部と、を有する弁体と、
    前記第1配管と前記弁孔との間の第1流路に配設された第1多孔部材と、
    前記第1流路の前記第1配管と前記第1多孔部材との間の領域に配設され、流路断面の一部を遮蔽する第1遮蔽部材と、を備え、
    前記第1遮蔽部材は、
    前記第1弁室内に配設され、
    少なくとも一部に、前記第1開口と隙間を有して対向し且つ前記第1開口の軸方向と直交する平坦な表面、又は、前記第1開口と隙間を有して対向し且つ前記第1開口から遠ざかる方向に凹む表面を有する膨張弁。
  6. 第1配管に連通する第1開口が形成された第1弁室と、前記第1弁室と第2配管とを連通させる弁孔と、が形成された本体と、
    前記弁孔の開度を調節する弁体と、
    前記第1配管と前記弁孔との間の第1流路に配設された第1多孔部材と、
    前記第1流路の前記第1配管と前記第1多孔部材との間の領域に配設され、流路断面の一部を遮蔽する第1遮蔽部材と、を備え、
    前記第1遮蔽部材は、
    前記第1弁室内に配設され、
    少なくとも一部に、前記第1開口と隙間を有して対向し且つ前記第1開口の軸方向と直交する平坦な表面、又は、前記第1開口と隙間を有して対向し且つ前記第1開口から遠ざかる方向に凹む表面を有する、膨張弁。
  7. 前記第2配管と前記弁孔との間の第2流路に配設された第2多孔部材と、
    前記第2流路の前記第2配管と前記第2多孔部材との間の領域に配設され、流路断面の一部を遮蔽する第2遮蔽部材と、を備え
    前記第2遮蔽部材は、流路断面の重力方向の上部を遮蔽し、流路断面の重力方向の下部を遮蔽しない、請求項1、2、5の何れか一項に記載の膨張弁。
  8. 前記第2流路の前記第2配管と前記第2弁室との間の領域の内周面の重力方向の下部に、凹部と凸部とが軸方向に沿って並ぶ凹凸部が形成された、請求項に記載の膨張弁。
  9. 前記第2遮蔽部材は、
    前記第2弁室内に配設され、
    少なくとも一部に、前記第2開口と隙間を有して対向し且つ前記第2開口の軸方向と直交する平坦な表面、又は、前記第2開口と隙間を有して対向し且つ前記第2開口から遠ざかる方向に凹む表面を有する、請求項7または8に記載の膨張弁。
  10. 請求項1〜の何れか一項に記載の膨張弁と、
    前記第1配管と、を備え、
    前記第1配管の内周面の重力方向の下部に、凹部と凸部とが軸方向に沿って並ぶ凹凸部が形成された、冷凍サイクル装置。
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