JP5824732B2 - 社員情報管理システム、情報処理装置、社員情報管理システム生成方法、社員情報管理システム生成プログラム及び情報取得方法 - Google Patents

社員情報管理システム、情報処理装置、社員情報管理システム生成方法、社員情報管理システム生成プログラム及び情報取得方法 Download PDF

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Description

本発明は、社員情報管理システム、情報処理装置、社員情報管理システム生成方法、社員情報管理システム生成プログラム及び情報取得方法に関する。
アプリケーションで社員に関する情報を用いる場合において、アプリケーション実行前に社員のIDとパスワードを入力してログインする。すると、入力情報に基づいて社員の認証を行うとともに、ログインした社員に関する関連情報を取得することのできる社員データベースを保有する会社がある。このような社員データベースでは、従来、一の識別番号に対して一の所属情報を登録するように構成されていた。
社員が一の会社にのみ所属する場合は、一の識別番号についてログインすることで認証を得て、必要な情報を取得する。しかし、グループ会社を有する企業体などにおいて、本籍のほかに出向先の会社にも籍を置いている場合、本籍の所属情報のほかに出向先の所属情報も社員データベースに登録する必要が生じる。また、本籍会社内で社員が複数組織で業務を兼務している場合、すなわち、同一会社内で複数の組織に所属する場合もまた、兼務先の所属情報を社員データベースに登録する必要が生じる。
この場合に、本籍の識別番号及び所属情報のほかに、出向先や兼務先の識別番号及び所属情報を社員データベースに登録すると、社員は複数の識別番号を有する状態になり、ログインの際には各々の識別情報とそれに対応するパスワードを管理する必要がある。社員が本籍のほかに、出向先、業務委託先など、多くの組織に所属すればするほど、その管理は煩雑なものとなる。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、複数の所属情報を効率的に管理することのできる社員情報管理システム、情報処理装置、社員情報管理システム生成方法、社員情報管理システム生成プログラム及び情報取得方法の提供を目的とする。
そこで上記課題を解決するため、本発明の社員情報管理システムは、複数の組織の構成員の情報を記憶する人事情報記憶部から情報を取得し、前記構成員の所属する一の組織において前記構成員を識別する第1の識別番号と前記一の組織における前記構成員の属性の情報である属性情報とを対応させた本籍情報を記憶するとともに、前記構成員が他の組織にも所属する場合に、前記他の組織に関する情報を含む追加情報と前記本籍情報と前記本籍情報とを対応させて記憶する構成員マスタ記憶部と、
前記構成員が所属する前記他の組織において前記構成員を識別する第2の識別番号と、前記他の組織の情報及び前記他の組織における前記構成員の情報である登録情報とを対にして記憶する構成員情報記憶部と、
前記構成員マスタ記憶部に記憶された前記本籍情報及び前記追加情報と、前記構成員情報記憶部に記憶された登録情報とを統合する制御手段と、
前記制御手段で統合された情報を記憶するマスタ記憶部と、
を有し、
前記制御手段は、前記構成員情報記憶部から一のユーザの登録情報を取得し、前記構成員マスタ記憶部から、取得した登録情報に係る本籍情報を取得し、該本籍情報と対応する前記追加情報がある場合、該追加情報に対応する登録情報を前記構成員情報記憶部から検索し、該追加情報に対応する登録情報がある場合、前記構成員情報記憶部から該追加情報に対応するすべての登録情報を取得し、取得したすべての登録情報と、前記構成員マスタ記憶部に記憶された前記本籍情報及び前記追加情報とを統合することを特徴とする
また、上記課題を解決するため、本発明は、前記社員情報管理システムを用いた情報処理装置、社員情報管理システム生成方法、社員情報管理システム生成プログラム及び前記情報処理装置における情報取得方法としてもよい。
本発明によれば、複数の所属情報を効率的に管理することのできる社員情報管理システム、情報処理装置、社員情報管理システム生成方法、社員情報管理システム生成プログラム及び情報取得方法を提供することができる。
システムの全体構成図である。 本システムの機能ブロック図である。 SUID社員マスタデータベースの生成におけるシーケンス図である。 SUID社員マスタデータベースのデータ生成を説明するための図である。 社員情報の一例を示す図である。 登録情報の一例を示す図である。 出力用データ生成処理のシーケンス図である。 登録情報及び追加情報の生成処理を説明するための図である。 追加情報の一例を示す図である。 登録申請処理のシーケンス図である。 共通認証モジュールの機能ブロック図である。 共通認証モジュールで行われる処理を説明するためのシーケンス図である。
(システムの全体構成)
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、システムの全体構成図である。
本実施形態における社員情報管理システム1は、Oracle(登録商標)データベース11、SUID(Single User IDentification)社員マスタデータベース12、アドレス帳データベース13、SUIDデータベース14、SUIDレジスタデータベース18、LDAPマスタデータベース10、LDAPレプリカデータベース15、共通認証モジュール16を備える。また、本システムを利用するユーザ側には、対応アプリケーション17を備える。
社員情報管理システム1は、一のグループに複数の会社が所属している場合に対応するシステムであり、Oracleデータベース11にはグループに属する社員についての人事に関する情報である人事情報が記憶されている。人事情報には、社員名、所属会社、入社日、出向時期、社員の住所に関する情報など、人事に用いられるあらゆる情報を含む。
SUID社員マスタデータベース12は、Oracleデータベース11に含まれる人事情報のうち、ユーザが対応アプリケーション17で使用する情報や、対応アプリケーション17の使用権限を判定するための情報を抜き出して記憶している。SUID社員マスタデータベース12は、社員が入社時に籍を置いていた会社、いわゆる本籍を有する会社に関する本籍情報を有する。SUID社員マスタデータベース12は、社員が同じグループに属する他の会社に出向又は業務委託等によって籍を置く場合に、出向先又は業務委託先である他の会社に関する情報である追加情報を、本籍情報と対応させて記憶している。さらに、SUID社員マスタデータベース12は、同一会社内において複数の部署に所属する場合に、兼務先の部署に関する情報を追加情報として、本籍情報と対応させて記憶している。
アドレス帳データベース13は、グループに属する社員のメールアドレスと、メールアドレスに関連する情報とを記憶するデータベースである。
SUIDデータベース14は、グループに属する社員が対応アプリケーション17を使用する場合のログインIDであるユーザIDを管理するデータベースである。SUIDデータベース14は、組織ごとに与えられた社員のユーザIDと、該社員が属する会社に関する登録情報を含む。一人の社員が本籍含め複数の会社に所属している場合、会社毎に異なるユーザIDとパスワード及び会社に関する登録情報を、社員が属する会社の数だけ記憶することができる。
LDAPマスタデータベース10は、グループに属する社員が共通して利用することのできるデータベースであって、一のユーザIDとパスワードに対応して、その社員が属するすべての会社及びすべての部署について、各々の会社における情報である所属情報を有している。一のユーザID及びパスワードを用いてLDAPマスタデータベース10にアクセスすれば、その社員の属するすべての組織の所属情報を取得することができる。
LDAPマスタデータベース10を生成するために、SUIDデータベース14の情報を用いるが、SUIDデータベース14又はLDAPデータベースの有するデータの量が大きい場合に、SUIDデータベース14の情報を直接LDAPデータベースへ出力するのは、各々のデータベースの安全上好ましくない。そのため、SUIDレジスタデータベース18として処理用のデータベースを仲介させて、LDAPデータベースへの影響を緩衝させる。つまり、SUIDレジスタデータベース18を一次的なデータの保存先として設定することで、SUIDデータベース14及びLDAPデータベースの安全性の向上に寄与する。
LDAPレプリカデータベース15は、LDAPマスタデータベース10に含まれるデータをコピーした、ユーザが直接アクセスできるデータベースである。LDAPマスタデータベース10は、いわばグループの人材情報を一元化したデータベースであり、ユーザがLDAPマスタデータベースに直接アクセスすると過剰に負荷がかかってしまう。そのため、LDAPレプリカデータベース15というアプリケーションで利用可能な専用のデータベースを生成して、LDAPマスタデータベース10の負荷を分散させる。これによって、LDAPマスタデータベース10のセキュリティも向上する。
共通認証モジュール16は、ユーザの使用する対応アプリケーション17からLDAPレプリカデータベース15へアクセスする際に、各対応アプリケーション17に共通に用いられるモジュールである。共通認証モジュール16は、ログインしたユーザの認証情報に基づいてLDAPレプリカデータベースを用いてユーザ認証を行い、LDAPレプリカデータベースから必要な所属情報を取得する。
また、共通認証モジュール16は、対応アプリケーション17自体の認証も行う。共通認証モジュール16は、対応アプリケーション17からのアクセスがあった場合に、LDAPレプリカデータベース15内の対応アプリケーション17の認証情報を参照し、アクセスされた対応アプリケーション17が適正なものであるか否かの認証を行う。
対応アプリケーション17は、本システムにおける共通認証モジュール16に対応するアプリケーションであり、その種類は限定されず、多岐にわたる。
グループに所属する社員が対応アプリケーション17を起動させると、IDとパスワードを入力する画面が表示される。従来、社員はログインしたい会社で使用しているユーザIDとパスワードを入力すると、対応アプリケーション17はLDAPマスタデータベース10にアクセスする。LDAPマスタデータベース10にはSUIDデータベース14から送信された情報が登録されており、対応アプリケーション17はLDAPマスタデータベース10にユーザIDについて認証要求を行い、対応する情報を取得していた。SUIDデータベース14は、会社毎にユーザIDや登録情報を記憶していたため、複数の会社に所属するユーザは、対応アプリケーション17のログイン時に、情報を取得したい会社のユーザIDとパスワードを使い分けて入力していた。
本システムでは、グループの人事情報が記憶されたOracleデータベース11から必要な情報をSUID社員マスタデータベース12に複製する。SUID社員マスタデータベース12には、本籍に関する情報である本籍情報に対応して、出向先又は業務委託先、又は兼務先の情報である追加情報を有している。
また、ユーザが所属する会社毎に異なるユーザIDと所属する会社に関する登録情報とを有するSUIDデータベース14は、メールアドレス及びアドレス関連情報を有するアドレス帳データベース13に基づいて定期的に更新されている。本システムでは、SUID社員マスタデータベース12に含まれる本籍情報及び追加情報と、SUIDデータベース14に含まれる登録情報とに基づいて、SUIDレジスタデータベース18に記憶させる。そして、SUIDレジスタデータベース18の情報を用いてLDAPマスタデータベース10のデータを生成、更新する。
この構成によって生成したLDAPマスタデータベース10を用いることで、ユーザは一のユーザIDとパスワードの入力により自らが所属する複数の組織に係る最新の所属情報を取得することができる。
(システムの機能)
次に、社員情報管理システム1の機能について説明する。図2は、本システムの機能ブロック図である。
本システムは、先述したOracleデータベース11、SUID社員マスタデータベース12、アドレス帳データベース13、SUIDデータベース14、SUIDレジスタデータベース18、LDAPマスタデータベース10、対応アプリケーション17のほかに、システム制御部20を備える。システム制御部20は、各データベースからデータベースへのデータの複製を管理する。
各データベースへのデータの複製はバッチ処理により行われる。バッチ処理によってOracleデータベース11から人事情報のうち必要な情報を読み出して、SUID社員マスタデータベース12に本籍情報及び追加情報として記憶させる。
SUID社員マスタデータベース12に含まれる本籍情報及び追加情報、アドレス帳データベース13に含まれるメールアドレス及びアドレス関連情報、SUIDデータベース14に含まれる登録情報に基づいて、システム制御部20はバッチ処理によって新たな本籍情報及び追加情報を生成し、SUIDレジスタデータベース18及びSUIDデータベース14に記憶させる。SUIDレジスタデータベース18に記憶された情報は、システム制御部20の制御によりLDAPマスタデータベース10に出力され、所属情報として記憶される。
SUID社員マスタデータベース12に記憶された本籍情報及び追加情報は、データの利用時には社員情報として出力され利用される。SUIDデータベース14は従来のログインによる認証や情報提供のために用いられていたため、SUIDデータベース14は予め、社員が所属する会社毎にユーザID及びユーザIDに対応した登録情報を保持している。
対応アプリケーション17から認証情報が入力されると、共通認証モジュール16が呼び出される。共通認証モジュール16は、LDAPマスタデータベース10に記憶された所属情報を読み出して認証を行い、認証された場合に必要な情報を対応アプリケーション17に通知する。
これらの情報の受け渡しは、セキュリティ及びデータの安全上バッチ処理によって行われることが望ましいが、セキュリティやデータの安全性が他の方法で担保されている場合には、ネットワーク経由で行っても構わない。リアルタイムにデータの移動を行うことで、データの変更等があった場合にも迅速に対応できる。
(SUID社員マスタデータベース12の作成)
次に、SUID社員マスタデータベース12の作成について説明する。図3は、SUID社員マスタデータベースのデータ生成におけるシーケンス図である。SUID社員マスタデータベース12のデータ生成は、システム制御部20のバッチ処理によって自動的に実行される。
S11において、システム制御部20はOracleデータベース11から必要な情報を読み出すための情報取得ステートメントをSQLを用いて生成する。生成されたSQLステートメントはOracleデータベース11に対して実行される(S12)。Oracleデータベース11から読み出された人事情報をシステム制御部20が取得する(S13)。
図4は、SUID社員マスタデータベースのデータ生成を説明するための図である。S13でOracleデータベース11から読み出される人事情報は、全社員の所属に関する情報である。Oracleデータベース11に記憶される人事情報は、例えば図4(A)のように、本籍に関する情報を記憶させ、所属が増えると、本籍に関する情報に対し新たな所属先に関する情報を追加させて記憶している。図3のS14において、システム制御部20はOracleデータベース11から読み出した人事情報を結合する。結合されたデータは、図4(B)に示すように、新たな所属先についての情報を本籍に結合して生成されている。
図3に戻り、システム制御部20は人事情報が取得できたか否かの取得結果(OKかNGか)をOracleデータベース11に送信する(S15)。システム制御部20は、所属に関して結合された上述のデータに基づいて、本籍情報及び追加情報を生成してCSVファイルを生成する(S16)。生成されたCSVファイルは、SUID社員マスタデータベース12に送信される(S17)。
(本籍情報及び追加情報)
次に、SUID社員マスタデータベース12に記憶された本籍情報及び追加情報が出力された社員情報について説明する。図5は、社員情報の一例を示す図である。
システム制御部20は、Oracleデータベース11から読み出した人事情報に基づいて、本籍情報及び追加情報の対応情報である社員情報を生成する。本籍情報の一例を図5(A)に示す。本籍情報には、本籍の会社コード、氏名及び社員番号のほか、所属部署や役職などといった情報が記憶されている。
追加情報の一例を図5(B)に示す。追加情報には、社員が出向や派遣等によって本籍と同じグループの他の会社に所属することとなった場合の、本籍以外の所属先の情報が記憶されている。例えば、出向先の会社名、会社コード、出向先での社員番号などの情報が追加情報に記されている。SUID社員マスタデータベース12は、一の社員の本籍情報と追加情報とを対応させて記憶している。追加情報は一つに限らず、本籍のほかに出向先の会社に所属し、かつ他の会社に派遣されている場合などは、本籍情報と出向先の追加情報、及び派遣先の追加情報が対応されて記憶される。
Oracleデータベース11は社員に関するあらゆる情報が含まれるため、Oracleデータベース11から所属に関する情報を抜き出して、社員毎に社員情報として複数の所属先についての情報をまとめるSUID社員マスタデータベース12を生成する。これにより、一のIDによって複数の所属情報を管理する社員情報管理システムへの移行がスムーズになる。また、対応アプリケーション17を利用する際に必要な情報のみをOracleデータベース11から抜き出して保存することで、必要資源の低減とセキュリティの向上を図る。
(登録情報)
次に、SUIDデータベース14に記憶された登録情報について説明する。図6は、登録情報の一例を示す図である。
登録情報は、本籍、出向先及び派遣先、兼務先など、社員が所属する組織毎の会社名、所属する会社での社員番号等の情報であり、登録情報とログインIDであるユーザID等を対応させて記載する。
メールアドレスや勤務地に関する情報は、アドレス帳データベース13が最新の情報を保持している。そのため、システム制御部20は定期的にアドレス帳データベース13を参照し、アドレス帳データベース13の情報に基づいて登録情報のメールアドレスや勤務地をアップデートすることができる。
(出力用データの生成)
次に、SUID社員マスタデータベース12に記憶された情報及びSUIDデータベース14に記憶された情報に基づいて出力用データを生成する過程について説明する。図7は、出力用データ生成処理のシーケンス図である。
システム制御部20は、バッチ処理によりSUIDデータベース14内の登録情報の読み出しを行う(S21)。システム制御部20は、一人分の社員の登録情報を取得する(S22)。次に、取得した登録情報の会社コード及び社員番号に基づいて、SUID社員マスタデータベース12内の社員情報の検索を行う(S23)。
SUIDデータベース14は、社員の属する会社毎に、該会社のユーザIDと該会社に関する登録情報とを対応させて保持している。そのため、検索元情報である登録情報に係る社員が、複数の会社に所属する場合、登録情報は本籍に関する文書である場合もあるし、出向先など本籍でない所属先に関する文書である場合もある。S23では登録情報が本籍に関するものであるか否かに関わらず、対応する社員情報を検索する。
システム制御部20は、取得した登録情報と同一の会社コード及び社員番号の社員情報をSUID社員マスタデータベース12から取得する(S24)。取得した社員情報が追加情報を含むものである場合、システム制御部20は、本籍情報か追加情報のいずれかと対応する登録情報を取得する必要がある。
システム制御部20は、S22で取得した登録情報が本籍情報に関する文書であれば追加情報と対応する登録情報を、追加情報に関する文書であれば本籍情報と対応する登録情報をSUIDデータベース14から検索する(S25)。SUIDデータベース14から、本籍情報又は追加情報に対応するすべての登録情報をシステム制御部20が取得する(S26)。
S27において、システム制御部20は、S24で取得した社員情報及びS22、S26で取得した登録情報に基づいて、社員情報の本籍情報に相当する新たな登録情報と、社員情報の追加情報に相当する新たな追加情報を作成する。作成された新たな登録情報と追加情報は、システム制御部20によってSUIDレジスタデータベース18と(S28)、SUIDデータベース14に記憶される(S29)。SUIDレジスタデータベース18に記憶された情報に基づいてCSVファイルが生成され、LDAPマスタデータベース10に出力されると(S30)、生成されたCSVファイルはLDAPマスタデータベース10に登録される(S31)。
以上の処理により、Oracleデータベース11の人事情報に基づいて生成されたSUID社員マスタデータベース12の社員情報と、従来のシステムで使用されていたSUIDデータベース14の登録情報の内容が統合される。統合された新たな所属情報は、LDAPマスタデータベース10に記憶され、活用される。
(新たな登録情報と追加情報の生成)
次に、S27において処理が行われた新たな登録情報と新たな追加情報の生成処理について説明する。図8は、登録情報及び追加情報の生成処理を説明するための図である。以下の説明は、図7のS27に対応しており、S26までの処理が終了しているものとして説明する。
S21からS26までの処理として、SUIDデータベース14から登録情報及び追加情報が読み出され、読み出された登録情報及び追加情報に対応する社員情報が、SUID社員マスタデータベース12から読み出されている。さらに、社員情報に追加情報がある場合、追加情報に関連した登録情報及び追加情報がS26で取得されている。つまり、社員情報においてユーザが所属する所属先の数だけ(本籍含む)、登録情報及び追加情報をシステム制御部20が取得している状態である。
図8(A)は、登録情報及び追加情報の生成処理のフローチャートである。S271で、社員情報中の本籍情報と関連する登録情報を、システム制御部20がSUIDレジスタデータベース18に記憶させる。S272に進み、システム制御部20が社員情報を参照し、追加情報がある場合、S273に進む。図8(B)は、追加情報がある場合の社員情報を示す。「002」は出向先の会社コードを表している。追加情報がない場合は処理を終了する。
S273で、システム制御部20がSUIDデータベース14から読み出したユーザ登録情報を参照し、追加情報に対応する登録情報がある場合にS274に進む。図8(C)は、追加情報に対応する登録情報がある場合を示す。登録情報は、本籍の会社コード「001」のほかに、出向先の会社コード「002」に関する当該社員の情報が読み出されている。
S274に進み、追加情報に対応する登録情報から、新たな追加情報を作成する。システム制御部20は、元の追加情報である会社コード「002」に対応する登録情報に基づいて、新たな追加情報を作成する。S273において、追加情報に対応する登録情報が読み出されていない場合、S275に進む。図8(D)は、追加情報に対応する登録情報が読み出されていない状態を示す。追加情報に対応する、出向先である会社コード「002」に関する登録情報が読み出されていない。
S275において、システム制御部20は、作成された新たな追加情報、又は新たな追加情報を作成していない場合は元の追加情報をSUIDレジスタデータベース18とSUIDデータベース14に記憶させる。SUIDレジスタデータベース18に記憶された新しい登録情報と追加情報は、LDAPマスタデータベース10に出力され、処理が終了する。
尚、追加情報はSUIDデータベース14にも記憶されるが、システム制御部20は、定期的にSUIDデータベース14の追加情報について情報更新のバッチ処理を行い、追加情報と社員情報との照合を行う。例えば、Oracleデータベース11において人事情報の更新が行われ、一の出向先に関する情報が削除された場合、システム制御部20はOracleデータベース11のデータに基づいて社員情報を更新する。また、システム制御部20は、社員情報と登録情報及び追加情報の照合を行い、SUIDデータベース14の追加情報のステータスを「失効」と設定する。
システム制御部20は、さらにSUIDレジスタデータベース18の追加情報をSUIDデータベース14の所属情報に基づいて更新する。更新された追加情報はLDAPマスタデータベース10に出力され、LDAPマスタデータベース10のデータに反映される。
さらに、追加情報は有効期限を有するように構成してもよい。システム制御部20は定期的にSUIDデータベース14の追加情報について情報更新のバッチ処理を行い、有効期限が切れている場合に、追加情報のステータスを「失効」と設定する。更新された追加情報は、上述と同様の処理により、LDAPマスタデータベース10に反映される。
本構成により、登録情報と社員情報の内容が統合され、複数の所属に係る社員は一のユーザIDで複数の所属情報を取得することができる。LDAPマスタデータベース10は、Oracleデータベース11が変更された場合であっても、新しい情報に更新されるよう構成されている。
(追加情報)
次に、上述のS274で作成された新たな追加情報について説明する。図9は、追加情報の一例を示す図である。
システム制御部20は、SUID社員マスタデータベース12及びSUIDデータベース14に記憶されたデータに基づいて、出向先や業務委託先など、本籍でない所属会社に関する情報を追加情報として作成する。作成された新たな追加情報は、SUIDレジスタデータベース18を経由してLDAPマスタデータベース10に記憶される。
(新たな所属先の登録申請)
次に、本システムのグループに属するユーザが、新たな会社に所属する場合の例外的な登録申請処理について説明する。図10は、登録申請処理のシーケンス図である。本システムのグループに属するユーザが新たな会社に所属する場合は、原則としてOracleデータベース11に所属先に関する情報が更新され、図3において示した手順でSUID社員マスタデータベース12にデータが生成される。その後図7において示した手順で、新たな所属先の情報がSUIDデータベース14及びLDAPマスタデータベース10に記憶される。
しかし、業務委託等、籍の変更を伴わない就業形態をとることがありうる。この場合、Oracleデータベース11やSUID社員マスタデータベース12には所属先に関する情報が更新されないため、以下説明する登録申請処理を行うことにより、LDAPマスタデータベース10に新たな所属先に関する情報を登録する。
尚、アドレス帳データベース13に、新たな所属先におけるメールアドレスと新たな所属先に関する情報が頻繁に更新されるため、システム制御部20はアドレス帳データベース13から新たな所属先の情報を取得するように構成する。
新たな所属先に配属されたユーザAが、新たな所属先の申請モジュールを起動して、申請に必要な情報を入力する(S41)。申請に必要な情報とは、例えば新たな所属先の所属部署や上司についての情報等である。システム制御部20は、ユーザAに対し認証情報を入力する画面を表示する(S42)。ユーザAは、画面に認証情報であるユーザIDとパスワードを入力する(S43)。
システム制御部20はLDAPマスタデータベース10に対し、ユーザIDに関連付けられた所属情報を要求する(S44)。システム制御部20は、LDAPマスタデータベース10から所属情報を取得する(S45)。システム制御部20は、ユーザAが入力した認証情報と取得した所属情報とを参照し、ユーザAの認証を行う(S46)。
システム制御部20は、アドレス帳データベース13に対してユーザIDを示し、ユーザIDに対応付けられた会社コードを要求する(S47)。アドレス帳データベース13から会社コードを取得すると(S48)、システム制御部20は、ユーザIDに関連付けられた会社コードが複数ある場合に、ユーザAに対して新たに所属する会社を選択する画面を表示する(S49)。システム制御部20は、ユーザAが選択した会社情報を取得する(S50)。
システム制御部20は、ユーザIDを用いて、SUIDデータベース14の登録情報と追加情報を検索する(S51)。S52で、SUIDデータベース14からユーザAのユーザIDと関連付けられた登録情報及び追加情報を取得する。この時点では、新たな所属先に関する追加情報は生成されていないため、取得することができない。
システム制御部20は、ユーザAが入力した情報に基づいて、取得したユーザ登録情報に対応する追加情報を作成する(S53)。システム制御部20は、ユーザAの出向先の上司であるユーザBに対し、追加情報の内容を示した承認依頼メールを送信する(S54)。承認依頼メールを受信したユーザBは、システム制御部20に対して承認モジュールの起動を指示する(S55)。承認モジュールは、ユーザBに対して承認画面を表示する(S56)。
ユーザBが承認画面に対して承認すると(S57)、S53で作成された追加情報と、S52で取得した登録情報と、既存の追加情報とがSUIDデータベース14と(S58)SUIDレジスタデータベース18に通知される(S59)。SUIDレジスタデータベース18に通知された文書に基づいてCSVファイルが生成され(S60)、LDAPマスタデータベース10に新たな所属に関する情報が登録される(S61)。尚、登録が正常に完了した場合、SUIDレジスタデータベース18から追加情報が削除される。
ユーザは申請モジュールに対して申請することで、自動的に新たな所属先に関する情報がLDAPサーバに登録される。これにより、ユーザはアプリケーションから新たな所属情報を利用することができる。
尚、S47及びS48において、システム制御部20はアドレス帳データベース13からユーザIDと関連付けられた会社コードを取得する。ここでシステム制御部20は、申請モジュールからの情報に基づいてユーザの利用環境の情報を取得し、取得した情報に基づいてSUIDデータベース14を検索し、SUIDデータベース14に記憶された会社情報リストから会社コードを取得することとしてもよい。
また、社員が新たな組織に所属する場合、出向等で籍の変更を伴うため、Oracleデータベース11に出向先の情報があるにも関わらず、本来は不要である上述した例外的な登録申請処理を開始してしまう場合がある。この場合、S52でSUIDデータベース14から取得した追加情報に、新たな所属先に関する情報が含まれることとなる。システム制御部20は、申請モジュールにおいてユーザAが入力した情報とS52で取得した追加情報とが重複する場合、ここで処理を終了する。
(共通認証モジュール16の機能)
次に、LDAPマスタデータベース10に登録された情報を利用する共通認証モジュール16の機能について説明する。図11は、共通認証モジュールの機能ブロック図である。
共通認証モジュール16は、アプリケーションI/F101、認証部102、所属情報取得部103、アプリケーション認証部104、LDAPサーバI/F105、画面表示制御部106、所属情報記憶部107を備える。アプリケーションI/F101は、共通認証モジュール16における各アプリケーションとのインターフェイスである。LDAPサーバI/F105は、LDAPレプリカデータベース15と共通認証モジュール16とのインターフェイスである。
アプリケーション認証部104は、ユーザが起動したアプリケーション自体がLDAPレプリカデータベース15により適正なアプリケーションであるとして記憶されている場合に、記憶されているアプリケーションを認証する。認証部102は、アプリケーションから入力されたユーザのユーザID及びパスワードについて、LDAPレプリカデータベース15を確認して認証を行う。
所属情報取得部103は、認証されたユーザの所属情報をLDAPレプリカデータベース15から取得し、アプリケーションに通知する。所属情報記憶部107は、LDAPレプリカデータベース15から取得した所属情報を記憶する。画面表示制御部106は、所属情報取得部103が取得した所属情報を画面に表示して、ユーザの選択を促す。画面表示制御部106は各アプリケーションに存在していてもよい。
(共通認証モジュール16の処理)
次に、共通認証モジュール16によって行われる処理について説明する。図12は、共通認証モジュールで行われる処理を説明するためのシーケンス図である。共通認証モジュール16では、アプリケーションを使用する者について認証を行うほかに、アプリケーションに対して必要に応じて所属情報を提供する。例えば、教育用アプリケーションであれば、ユーザが所属した複数の会社で取得した単位をまとめて表示することができる。ここで共通認証モジュール16を使用するアプリケーションは、教育アプリケーションの他に販売受注に関するアプリケーション、生産設計に関するアプリケーションなど、多岐にわたる。
S71において、ユーザAはPCのアプリケーションを起動する。起動されたアプリケーションは、共通認証モジュール16にアクセスして共通認証モジュール16を起動する(S72)。この際、共通認証モジュール16のアプリケーション認証部104は、ユーザAが起動したアプリケーションを特定する情報をバッファに記憶しておく。
共通認証モジュール16の画面表示制御部106は、ユーザAの操作するPCに対してログイン画面を表示する(S73)。S74において、共通認証モジュール16の認証部102が、ユーザAが入力したユーザID及びパスワードを取得し、一時的に記憶しておく。
共通認証モジュール16のアプリケーション認証部104は、ユーザAが起動したアプリケーションに関する情報をLDAPレプリカデータベース15に問い合わせる(S75)。共通認証モジュール16は、ユーザAが起動したアプリケーションに関するアプリケーション情報をLDAPレプリカデータベース15から取得する(S76)。共通認証モジュール16のアプリケーション認証部104は、LDAPレプリカデータベース15から取得したアプリケーション情報に基づいて、ユーザAが起動したアプリケーションが適正なアプリケーションとして記憶されていることを検知し、アプリケーションの認証を行う(S77)。
尚、共通認証モジュール16は、アプリケーションを特定する情報をLDAPレプリカデータベース15に送信し、LDAPレプリカデータベース15においてアプリケーションの認証を行い、共通認証モジュール16が認証結果を取得する構成としてもよい。
次に、共通認証モジュール16の認証部102は、LDAPレプリカデータベース15に対し、ユーザIDに関連付けられた所属情報を要求する(S78)。認証部102がユーザAの所属情報を取得すると(S79)、認証部102はユーザAがLDAPサーバの所属情報に基づいてユーザAの認証を行う(S80)。ここで、LDAPレプリカデータベース15においてユーザAの認証を行い、共通認証モジュール15は認証結果を取得する構成とすることも可能であることは、アプリケーションの認証と同様である。
共通認証モジュール16は、ユーザAの所属先が複数である場合に、ユーザAに対してどの所属先に関する情報を取得するのかを選択させる画面を表示する(S81)。ユーザAが、起動したアプリケーションについて情報を取得したい所属先を選択すると(S82)、共通認証モジュール16はLDAPレプリカデータベース15から取得した所属情報のうち、選択された所属先に関する情報をアプリケーションに通知する(S83)。アプリケーションは、ユーザに対しユーザが取得を希望した所属情報に応じた機能を提供する(S84)。
尚、S82において、ユーザは情報の取得を希望する会社を選択することとしたが、デフォルトとして指定した会社についての情報を常時取得することとしてもよい。また、前回情報を取得した会社をデフォルトとして設定することとしてもよい。さらに、複数の会社を選択して複数の所属情報をアプリケーションで利用することができるのは言うまでもない。
一のユーザIDを用いて、同一グループに所属する複数の会社の所属情報を取得することができる。また、アプリケーションから共通認証モジュール16を自動で起動させ、ユーザは例えばプルダウンメニューから会社を選択することで、選択した会社の所属情報をアプリケーションで利用することができる。
(各請求項の対応)
尚、本明細書において、会社は組織に相当し、社員は構成員に相当する。Oracleデータベース11は人事情報記憶部に相当し、SUID社員マスタデータベース12は構成員マスタ記憶部に相当する。また、SUIDレジスタデータベース18に記憶された情報に基づいて生成されるCSVファイルは出力用データに相当する。SUIDレジスタデータベース18は、レジスタ記憶部に相当する。LDAPマスタデータベース10はマスタ記憶部に相当する。共通認証モジュール16は、所属情報取得手段に相当する。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
1 社員情報管理システム
10 LDAPマスタデータベース
11 Oracleデータベース
12 SUID社員マスタデータベース
14 SUIDデータベース
16 共通認証モジュール
20 システム制御部
103 所属情報取得部

Claims (10)

  1. 複数の組織の構成員の情報を記憶する人事情報記憶部から情報を取得し、前記構成員の所属する一の組織において前記構成員を識別する第1の識別番号と前記一の組織における前記構成員の属性の情報である属性情報とを対応させた本籍情報を記憶するとともに、前記構成員が他の組織にも所属する場合に、前記他の組織に関する情報を含む追加情報と前記本籍情報とを対応させて記憶する構成員マスタ記憶部と、
    前記構成員が所属する前記他の組織において前記構成員を識別する第2の識別番号と、前記他の組織の情報及び前記他の組織における前記構成員の情報である登録情報とを対にして記憶する構成員情報記憶部と、
    前記構成員マスタ記憶部に記憶された前記本籍情報及び前記追加情報と、前記構成員情報記憶部に記憶された登録情報とを統合する制御手段と、
    前記制御手段で統合された情報を記憶するマスタ記憶部と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記構成員情報記憶部から一のユーザの登録情報を取得し、前記構成員マスタ記憶部から、取得した登録情報に係る本籍情報を取得し、該本籍情報と対応する前記追加情報がある場合、該追加情報に対応する登録情報を前記構成員情報記憶部から検索し、該追加情報に対応する登録情報がある場合、前記構成員情報記憶部から該追加情報に対応するすべての登録情報を取得し、取得したすべての登録情報と、前記構成員マスタ記憶部に記憶された前記本籍情報及び前記追加情報とを統合することを特徴とする社員情報管理システム。
  2. 前記制御手段は、前記第2の識別番号に対応する前記追加情報が不足している場合、前記本籍情報と前記第2の識別情報に係る前記登録情報とを記憶することを特徴とする、請求項1に記載の社員情報管理システム。
  3. 前記制御手段は、前記追加情報について前記構成員マスタ記憶部を参照し、前記構成員が前記他の組織に所属しなくなった場合に、前記追加情報に失効を示す情報を付加して記憶することを特徴とする、請求項1又は2に記載の社員情報管理システム。
  4. 当該社員情報管理システムを利用するアプリケーションから前記構成員の識別番号を受け付けて、請求項1から3のいずれか一項に記載の前記社員情報管理システムのマスタ記憶部から前記識別番号に対応する前記構成員の所属情報を取得する所属情報取得手段を有することを特徴とする、情報処理装置。
  5. 前記マスタ記憶部は、前記アプリケーションの認証情報を有し、
    前記所属情報取得手段は、前記アプリケーションが認証された場合に、前記アプリケーションから前記マスタ記憶部へのアクセスを許可することを特徴とする、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 複数の組織の構成員の情報を記憶する人事情報記憶部から情報を取得し、前記構成員の所属する一の組織において前記構成員を識別する第1の識別番号と前記一の組織における前記構成員の属性の情報である属性情報とを対応させた本籍情報を記憶するとともに、前記構成員が他の組織にも所属する場合に、前記他の組織に関する情報を含む追加情報と前記本籍情報とを対応させて記憶する構成員マスタ記憶部と、
    前記構成員が所属する前記他の組織において前記構成員を識別する第2の識別番号と、前記他の組織の情報及び前記他の組織における前記構成員の情報である登録情報とを対にして記憶する構成員情報記憶部と、
    前記構成員マスタ記憶部に記憶された前記本籍情報及び前記追加情報と、前記構成員情報記憶部に記憶された登録情報とを記憶するマスタ記憶部と、を有する社員情報管理システムの社員情報管理システム生成方法において、
    前記構成員マスタ記憶部に記憶された前記本籍情報と、前記構成員情報記憶部に記憶された登録情報とを統合する制御手順を有し、
    前記制御手順は、前記構成員情報記憶部から一のユーザの登録情報を取得し、前記構成員マスタ記憶部から、取得した登録情報に係る本籍情報を取得し、該本籍情報と対応する前記追加情報がある場合、該追加情報に対応する登録情報を前記構成員情報記憶部から検索し、該追加情報に対応する登録情報がある場合、前記構成員情報記憶部から該追加情報に対応するすべての登録情報を取得し、取得したすべての登録情報と、前記構成員マスタ記憶部に記憶された前記本籍情報及び前記追加情報とを統合する社員情報管理システム生成方法。
  7. 前記制御手順は、前記第2の識別番号に対応する前記追加情報が不足している場合、前記本籍情報と前記第2の識別情報に係る前記登録情報とを記憶することを特徴とする、請求項6に記載の社員情報管理システム生成方法。
  8. 前記追加情報は、前記追加情報の有効期限を示す情報を含み、
    前記情報記憶手順において、前記有効期限を越えた場合に、前記追加情報に失効を示す情報を付加して記憶することを特徴とする、請求項6又は7に記載の社員情報管理システム生成方法。
  9. 請求項6ないし8いずれか一項記載の社員情報管理システム生成方法をコンピュータに実行させる、社員情報管理システム生成プログラム。
  10. 当該社員情報管理システムを利用するアプリケーションから社員の識別番号を受け付けて、請求項1から3のいずれか一項に記載の前記社員情報管理システムのマスタ記憶部から前記識別番号に対応する前記社員の所属情報を取得する所属情報取得手順を有することを特徴とする、情報取得方法。
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