JP2006085705A - データ処理装置及び記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、それぞれデータベースを管理する異なるシステム間でアクセス権の管理を共有化して、一方のシステムに所属するデータベースの変更に伴って発生するアクセス権の変更等を他方のシステムからも参照可能として、異なるシステム間のアクセス権の管理を容易にするとともに、ユーザーのデータベースへのアクセス操作を容易にすることである。
【解決手段】CPU2は、社員の人事システムに対するアクセス権に関わる設定内容を確認するためアクセス権自動確認処理を実行し、記憶装置7内に格納された人事システム対応ファイル72から該当する社員番号を読み込み、この社員番号で人事システムにアクセスして、人事システムデータベース側の人事情報ファイルから当該社員の所属情報や役職情報等の社員情報を読み込み、この社員情報に基づいて人事システムデータベースに対するアクセス権を自動的に確認して、グループウエアシステムと人事システムで社員の人事システムデータベースへのアクセス権を共有化する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、グループウエアで管理されたコンピュータシステムと接続された人事システム等へのアクセスを容易にするデータ処理装置、及びその制御プログラムを格納した記憶媒体に関する。
従来、企業内で運用されるコンピュータシステムとしてはLAN(Local AreaNetwork )等のネットワークを介して複数のクライアントコンピュータがサーバーコンピュータに接続されたクライアント・サーバー型コンピュータシステムが多く利用されており、このクライアント・サーバー型コンピュータシステムにおける業務を支援するソフトウエアとしてグループウエアが利用されている。
このグループウエアは、社内の組織構造に従って送受信される電子メール等の流れを利用して業務情報を組織間で交換するワークフローを構築する機能や、サーバーコンピュータに組織間で交換される電子メールを共有化するデータベースを構築し、そのデータベースに対する各社員のアクセス権を管理する管理機能等を提供して、企業内での業務の生産性を向上させている。
また、企業では、グループウエアの管理下にあるクライアント・サーバー型コンピュータシステムの他に、人事システム等のグループウエアの管理下にないクライアント・サーバー型コンピュータシステムも利用されており、このコンピュータシステムで共有化されるデータベースに対する各社員のアクセス権の管理はグループウエアとは別のシステムにより行われている。
しかしながら、このような従来の企業内で利用されるグループウエアの管理下にあるクライアント・サーバー型のコンピュータシステムと、グループウエアの管理下ににないコンピュータシステムにあっては、それぞれのシステムで共有化されるデータベースに対する各社員のアクセス権が、システム別に管理されるようになっていたため、以下に述べるような問題が発生していた。
すなわち、グループウエア管理下のシステムとグループウエア管理下にないシステムとを接続した場合、外部システムのデータベースに対するアクセス権の管理は、その外部システム側で管理されることになり、社員が外部システムのデータベースにアクセスする場合は、まず自己が所属するシステムからアクセスしてセキュリティチェックをクリアした後、再度外部システムにアクセスして2回目のセキュリティチェックをクリアしなければならず、システム間のアクセス管理が複雑になるとともに、社員のデータベースへのアクセス操作も煩雑になるという問題があった。
本発明の課題は、それぞれデータベースを管理する異なるシステム間でアクセス権の管理を共有化して、一方のシステムに所属するデータベースの変更に伴って発生するアクセス権の変更等を他方のシステムからも参照可能として、異なるシステム間のアクセス権の管理を容易にするとともに、ユーザーのデータベースへのアクセス操作を容易にすることである。
請求項1記載の発明は、第1のシステムと、第2のシステムとによりデータ処理を実行するデータ処理装置であって、前記第1のシステムへのログイン情報と対応づけて前記第2のシステムの識別情報を格納するとともに、当該識別情報に対応する第2のシステム上の所属情報等を含む所定の階層情報を格納する情報格納手段と、前記第1のシステムにログインされた際に、当該ログイン情報に対応づけて前記情報格納手段に格納された前記第2のシステムの識別情報を検索する検索手段と、この検索手段により検索された識別情報に対応して前記情報格納手段に格納された階層情報から、当該識別情報の所属に対応した前記第2のシステムへのアクセス権を生成するアクセス権生成手段と、を備えたことを特徴としている。
この請求項1記載の発明によれば、第1のシステムと、第2のシステムとによりデータ処理を実行するデータ処理装置であって、前記第1のシステムへのログイン情報と対応づけて前記第2のシステムの識別情報を格納するとともに、当該識別情報に対応する第2のシステム上の所属情報等を含む所定の階層情報を情報格納手段に格納し、検索手段が、前記第1のシステムにログインされた際に、当該ログイン情報に対応づけて前記情報格納手段に格納された前記第2のシステムの識別情報を検索すると、アクセス権生成手段が、この検索された識別情報に対応して前記情報格納手段に格納された階層情報から、当該識別情報の所属に対応した前記第2のシステムへのアクセス権を生成する。
したがって、例えば、グループウエアシステムから人事システムに対するアクセス権が自動的に確認されるため、役職者が部下の人事情報に変更が生じても、アクセス権の設定を変更せずに、自己のアクセス権が及ぶ範囲の人事情報を検索することができる。
請求項2記載の発明は、第1のシステムと、第2のシステムとによりデータ処理を実行するデータ処理装置であって、前記第1のシステムへのログイン情報と対応づけて前記第2のシステムの識別情報を格納するとともに、当該識別情報に対応する第2のシステム上の所属情報等を含む所定の階層情報を格納する情報格納手段と、前記第1のシステムにログインされた際に、当該ログイン情報に対応づけて前記情報格納手段に格納された前記第2のシステムの識別情報を検索するとともに、この識別情報に対応して前記情報格納手段に格納された階層情報から当該識別情報の所属に対応した認証先の所属を検索する検索手段と、この検索手段により検索された認証先の所属を前記第1のシステムの認証情報ファィルに格納する認証情報格納手段と、を備えたことを特徴としている。
この請求項2記載の発明によれば、第1のシステムと、第2のシステムとによりデータ処理を実行するデータ処理装置であって、前記第1のシステムへのログイン情報と対応づけて前記第2のシステムの識別情報を格納するとともに、当該識別情報に対応する第2のシステム上の所属情報等を含む所定の階層情報を情報格納手段に格納し、検索手段が、前記第1のシステムにログインされた際に、当該ログイン情報に対応づけて前記情報格納手段に格納された前記第2のシステムの識別情報を検索するとともに、この識別情報に対応して前記情報格納手段に格納された階層情報から当該識別情報の所属に対応した認証先の所属を検索すると、認証情報格納手段が、この検索された認証先の所属を前記第1のシステムの認証情報ファィルに格納する。
したがって、例えば、グループウエアにおける上位資格の認証者の追加登録や上位所属の変更が自動的に行われるため、人事システムにおける人事異動に伴う認証者の誤設定や、所属間でのワークフローの設定変更に確実に対応することができる。
請求項3記載の発明のデータ処理装置、及び請求項6記載の記憶媒体によれば、グループウエアシステムから人事システムに対するアクセス権が自動的に確認されるため、役職者が部下の人事情報に変更が生じても、アクセス権の設定を変更せずに、自己のアクセス権が及ぶ範囲の人事情報を検索することができる。
請求項4記載の発明のデータ処理装置、及び請求項7記載の記憶媒体によれば、例えば、グループウエアにおける上位資格の認証者の追加登録や上位所属の変更が自動的に行われるため、人事システムにおける人事異動に伴う認証者の誤設定や、所属間でのワークフローの設定変更に確実に対応することができる。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1〜図15は、本発明を適用したネットワークコンピュータシステムの一実施の形態を示す図である。まず、構成を説明する。図1は、本実施の形態におけるネットワークコンピュータシステムの全体構成を示す図であり、グループウエア管理下にある6台のクライアントコンピュータCと1台のサーバーコンピュータSから構成されたグループウエアシステムと、人事システム管理下にある3台のクライアントコンピュータCと1台のサーバーコンピュータSから構成された人事システムと、が各サーバーコンピュータSをLAN等のネットワークで接続されている。
図2は、図1の人事システム内で管理されるデータベース情報と、グループウエアシステム内で管理されるデータベース情報と、を示しており、人事システム内では会社情報、発令情報、個人情報、給与情報等がデータベース情報として管理され、グループウエアシステム内ではメール情報、アプリケーション、ワークフロー等が管理されている。
図3は、図1のネットワークコンピュータシステムにおける具体的な業務の流れ、すなわちワークフローの一例を示しており、例えば、社員CがグループウエアデータベースAにアクセス((1))すると、グループウエアデータベースA内では、社員Cのグループウエアログイン情報が人事システム対応ファイルに渡され((2))、この人事システム対応ファィルがネットワーク(3)を介して人事システムデータベースB内の人事情報ファィルに転送されて、社員Cの人事情報ファィルに対するアクセス権が照合されて、その照合結果が社員Cに戻される((4))。
本実施の形態では、この図3に示したようなシステム間でのワークフローの構築を可能とすることを目的とする。
図4は、図1のグループウエアシステム内でサーバーコンピュータSとして使用されるコンピュータ1の内部構成を示すブロック図である。この図4において、コンピュータ1は、CPU2、入力装置3、印刷装置4、表示装置5、RAM6、記憶装置7、及び記憶媒体8により構成されており、記憶媒体8を除く各部はバス9に接続されている。
CPU(Central Processing Unit )2は、記憶装置7内に格納されているグループウエアシステムプログラム、及び当該システムに対応する各種アプリケーションプログラムの中から指定されたアプリケーションプログラムをRAM6内の図示しないプログラム格納領域に展開し、入力装置3から入力される各種指示あるいはデータをRAM6内に一時的に格納し、この入力指示及び入力データに応じて記憶装置7内に格納されたアプリケーションプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM6内に格納するとともに、表示装置5に表示する。そして、RAM6に格納した処理結果を入力装置3から入力指示される記憶装置7内の保存先に保存する。
また、CPU2は、社員によるグループウエアシステム内のクライアントコンピュータCからの人事システムデータベースへのアクセス要求に対して後述するアクセス処理(図10参照)を実行し、まず、グループウエアにログインし、人事システムにアクセスするためのグループウエアのアプリケーションを選択し、図3のグループウエアデータベースAとして記憶装置7内に格納された人事システム対応ファイル72(図7参照)から該当する社員番号を読み込み、取得した社員番号で人事システムにアクセスして、人事データベースシステム内に格納された人事情報参照項目設定テーブル(図9参照)に設定された人事アプリケーション名毎の人事情報参照項目に基づいて、この人事情報参照項目に対応する当該社員の人事情報を参照要求情報として読み込み、この取得した参照要求情報をグループウエア画面上に表示して、該当社員の人事情報の照会をグループウエアシステムからも可能とする。
また、CPU2は、社員情報の変更が目的の社員によりグループウエアシステム上のクライアントコンピュータCからログインされて人事アプリケーションが選択された場合は、グループウエアデータベースAとして記憶装置7内に格納された人事システム対応ファィル7bに設定された当該社員の人事システムに対するアクセス権に関わる設定内容を確認するため後述するアクセス権自動確認処理(図13参照)を実行し、グループウエアデータベースAとして記憶装置7内に格納された人事システム対応ファイル72から該当する社員番号を読み込み、取得した社員番号で人事システムにアクセスして、人事システムデータベースB側の人事情報ファイルから当該社員の所属情報や役職情報等の社員情報を読み込み、この取得した社員情報に基づいて人事システムデータベースBに対するアクセス権を自動的に確認して、グループウエアシステムと人事システムで当該社員の人事システムデータベースBへのアクセス権を共有化する。
さらに、CPU2は、人事異動があった社員によるグループウエアシステム上のクライアントコンピュータCからログインされて人事アプリケーションが選択された場合は、後述する認証者情報更新処理(図15参照)を実行し、グループウエアデータベースAとして記憶装置7内に格納された人事システム対応ファイル72(図7参照)から該当する社員番号を読み込み、取得した社員番号で人事システムにアクセスして人事システムデータベースB内の人事情報ファイルから当該社員の所属情報や役職情報等の社員情報を読み込み、この取得した社員情報に基づいて同所属の上位資格者を検索し、同所属の上位資格者がいれば当該上位資格者である該当社員情報をグループウエアのワークフロー認証者情報に追加登録して、当該社員が所属する所属情報テーブル(図14参照)に格納される上位所属コードを変更し、同所属の上位資格者がいなければ、ワークフロー認証者情報に追加登録せずに上位所属コードのみを変更して、人事異動があった社員の認証者の自動変更と、人事異動に伴う所属間のワークフローの自動変更を実行する。
入力装置3は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボード及びマウスを含み、押下されたキーの押下信号やマウスの位置信号をCPU2に出力する。印刷装置4は、上記CPU2により実行されるグループウエアアプリケーション処理あるいは人事システムアプリケーション処理に際して、所定用紙にメール情報や人事情報等を印刷して出力する。
表示装置5は、CRT(Cathode Ray Tube)等により構成され、CPU2から入力される表示データを表示する。RAM(Random Access Memory)6は、CPU2が上記各種アプリケーションプログラムを実行する際に各種データを展開するメモリ領域を形成する。
記憶装置7は、プログラムやデータ等が予め記憶されている記憶媒体8を有しており、この記憶媒体8は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。この記憶媒体8は記憶装置7に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、この記憶媒体8には上記グループウエアシステムプログラム、各種アプリケーションプログラム、アクセス処理プログラム、アクセス権自動生成処理プログラム、認証者情報更新処理プログラム、及び各処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
また、この記憶媒体8に記憶するプログラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の機器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通信回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体7に記憶されているプログラム、データを通信回線を介して使用する構成にしてもよい。
さらに、記憶装置7は、図5に示すように、グループウエアログイン情報ファィルメモリ7a、人事システム対応ファイルメモリ7b、及び人事情報ファイルメモリ7cを有する。グループウエアログイン情報ファィルメモリ7aに格納されたグループウエアログイン情報ファィル71は、図6に示すように、各社員の「ログイン名」と、「パスワード」と、「メールアドレス」と、が対応づけて記憶されている。人事システム対応ファイルメモリ7bに格納された人事システム対応ファイル72は、図7に示すように、各社員の「メールアドレス」と、「社員番号」と、「氏名」と、が対応づけて記憶されている。人事情報ファイルメモリ7cに格納された人事情報ファイル73は、図8に示すように、各社員の「社員番号」と、「氏名」と、「郵便番号」と、「住所1」と、「住所フリカ゛ナ」と、が対応づけて記憶されている。
また、図9は、上記CPU2によりアクセス処理が実行される際に、グループウエア画面上に表示する人事情報の参照項目を人事アプリケーション名毎に設定した人事情報参照項目設定テーブルであり、人事システムデータベース内に格納されている。
次に、本実施の形態の動作を説明する。まず、上記コンピュータ1内のCPU2により実行されるアクセス処理について図10に示すフローチャートに基づいて説明する。
社員によるグループウエアシステム内のクライアントコンピュータCからの人事システムデータベースBへのアクセス要求に対して、CPU2は、図10のアクセス処理を開始し、まず、グループウエアにログインされ(ステップS1)、人事システムにアクセスするためのグループウエアのアプリケーションが選択されると(ステップS2)、図3のグループウエアデータベースAとして記憶装置7内に格納された人事システム対応ファイル72(図7参照)から該当する社員番号を読み込む(ステップS3)。
次いで、取得した社員番号で人事システムにアクセスし、人事データベースシステム内に格納された人事情報参照項目設定テーブル(図9参照)に設定された人事アプリケーション名毎の人事情報参照項目に基づいて、この人事情報参照項目に対応する当該社員の人事情報を参照要求情報として読み込み(ステップS4)、この取得した参照要求情報をグループウエア画面上に表示して(ステップS5)、本処理を終了する。
図9の人事情報参照項目設定テーブルに設定された人事アプリケーション名毎の人事情報参照項目に基づいて、グループウエア画面上に表示された当該社員の現住所変更ウインドウの例を図11に示す。
したがって、以上のアクセス処理により、グループウエアに対して通常のログイン操作を行うだけで、グループウエアシステムから人事システムにアクセスして人事情報の照会を行うことが可能となる。
次に、上記コンピュータ1内のCPU2により実行されるアクセス権自動確認処理について図13に示すフローチャートに基づいて説明すると共に、そのアクセス権を確認する際の具体的な企業内のある組織の構成を示すツリー図を図12に示す。
社員情報の変更が目的の社員によるグループウエアシステム上のクライアントコンピュータCからの人事システムデータベースBへのアクセス要求にに対して、CPU2は、図13のアクセス権自動確認処理を開始し、まず、グループウエアにログインされ(ステップS11)、人事システムにアクセスするためのグループウエアのアプリケーションが選択されると(ステップS12)、グループウエアデータベースAとして記憶装置7内に格納された図7の人事システム対応ファィル72に設定された当該社員の社員番号を読み込む(ステップS13)。そして、CPU2は、この取得した社員番号で人事システムにアクセスして、人事システムデータベースB側の人事情報ファイルから当該社員の所属情報や役職情報等の社員情報を読み込む(ステップS14)。
次いで、この取得した所属情報、役職情報から当該社員の役職レベル以下のコードがあるか否かを確認し(ステップS15)、すなわち、当該社員の該当所属内での役職レベルを確認し、例えば、図12のツリー図において研究課のC課長である場合は、その課長レベルでの人事システムデータベースBに対するアクセス権を許可する(ステップS16)。この場合、C課長が持つアクセス権は、図12において四角で囲んだ研究課の1係りと2係りに含まれる全社員に対する人事情報への参照権が許可されているものとする。
そして、C課長のアクセス権を許可した後、当該C課長のアクセス権が及ぶ範囲を確認するため、人事システムデータベースB内に格納された役職テーブルに設定された全ての役職レベルとC課長の役職レベルとを比較するとともに(ステップS17)、人事システムデータベースB内に格納された所属テーブルに設定された全ての所属とC課長の所属とを比較し(ステップS18)、これらの比較結果に基づいて、C課長のアクセス権(図12の参照権)が及ぶ範囲を確認して、本処理を終了する。
したがって、以上のアクセス権自動確認処理により、グループウエアに対して通常のログイン操作を行うだけで、グループウエアシステムから人事システムに対するアクセス権が自動的に確認されるため、グループウエアシステムと人事システムで各社員の人事システムデータベースBへのアクセス権を共有化することが可能となる。
次に、上記コンピュータ1内のCPU2により実行される認証者情報更新処理について図15に示すフローチャートに基づいて説明すると共に、その人事異動された社員が所属する上位所属コードを設定する所属情報テーブルを図14に示す。この所属情報テーブルは、記憶装置7内に格納される。
人事異動された社員によるグループウエアシステム上のクライアントコンピュータCからの人事システムデータベースBへのアクセス要求にに対して、CPU2は、図15の認証者情報更新処理を開始し、まず、グループウエアにログインされ(ステップS21)、人事システムにアクセスするためのグループウエアのアプリケーションが選択されると(ステップS22)、グループウエアデータベースAとして記憶装置7内に格納された図7の人事システム対応ファィル72に設定された当該社員の社員番号を読み込む(ステップS23)。そして、CPU2は、この取得した社員番号で人事システムにアクセスして、人事システムデータベースB側の人事情報ファイルから当該社員の所属情報や役職情報等の社員情報を読み込む(ステップS24)。
次いで、この取得した所属情報、役職情報から同所属上位資格者を検索して(ステップS25)、上位資格者の有無を確認する(ステップS26)。同所属の上位資格者がいれば、当該上位資格者である該当社員情報をグループウエアのワークフロー認証者情報に追加登録して(ステップS27)、図14の所属情報テーブルに設定された当該社員が所属する所属情報の上位所属コードを変更し(ステップS28)、所属情報テーブルを参照して、更に上位の所属の有無を確認する(ステップS29)。更に上位の所属が有れば、ステップS25の処理に戻って、上位資格者の検索から認証者情報の追加登録、及び上位所属コードの変更処理を繰り返し実行し、上位所属がなければ本処理を終了する。
また、ステップS26の処理において、同所属の上位資格者がいなければ、ワークフロー認証者情報に追加登録せずに、所属情報テーブルの当該社員が所属する所属情報の上位所属コードのみを変更して(ステップS28)、同様にステップS29以降の処理を繰り返し実行する。
したがって、以上の認証者情報更新処理により、人事異動があった社員の認証者の自動変更と、人事異動に伴う所属間のワークフローの自動変更を実行することが可能となる。
以上のように、本実施の形態のネットワークコンピュータシステムにおいて、グループウエアシステム側に接続されるサーバーコンピュータSとしてのコンピュータ1では、グループウエア側のクライアントコンピュータCからアクセスすする社員が、グループウエアに対して通常のログイン操作を行うだけで、グループウエアシステムから人事システムにアクセスして人事情報の照会を行うことが可能となる。
このため、人事情報の参照と入力業務の効率化を図ることができる。また、グループウエアと人事システムとの連携によって各社員のアクセス権の参照を容易にし、グループウエアからの申請書入力時に、人事システムデータベースBで管理されている人事項目を取り込んで申請用紙の入力画面を、グループウエア上の画面にデフォルト表示させることが可能となる。その結果、グループウエアシステムと人事システムとをネットワークで接続したネットワークコンピュータシステムにおける業務効率を大幅に向上させることができるとともに、人事情報の漏洩等も防止することができる。
また、コンピュータ1では、グループウエア側のクライアントコンピュータCからアクセスすする社員が、グループウエアに対して通常のログイン操作を行うだけで、グループウエアシステムから人事システムに対するアクセス権が自動的に確認されるため、役職者が部下の人事情報に変更が生じても、アクセス権の設定を変更せずに、自己のアクセス権が及ぶ範囲の人事情報を検索することができる。
さらに、コンピュータ1では、人事異動に伴う所属変更があった社員が、グループウエアに対して通常のログイン操作を行うだけで、上位資格の認証者の追加登録や上位所属の変更が自動的に行われるため、人事異動に伴う認証者の誤設定や、所属間でのワークフローの設定変更に確実に対応することができる。
なお、上記実施の形態では、グループウエアシステムが人事システムとが接続された場合を説明したが、本発明は、グループウエアと他の業務に関わるシステムが接続された場合にも適用可能である。
本発明を適用した一実施の形態におけるネットワークコンピュータシステムの全体構成を示す図である。 図1のネットワークコンピュータシステムの人事システム内で管理されるデータベース情報と、グループウエアシステム内で管理されるデータベース情報と、を示す図である。 図1のネットワークコンピュータシステムにおける具体的な業務の流れ、すなわちワークフローの一例を示す図である。 図1のグループウエアシステム内でサーバーコンピュータSとして使用されるコンピュータ1の内部構成を示すブロック図である。 図4の記憶装置7内のメモリ構成を示す図である。 図5のグループウエアログイン情報ファィルメモリ7aに格納されたグループウエアログイン情報ファィル71の構成を示す図である。 図5の人事システム対応ファイルメモリ7bに格納された人事システム対応ファイル72の構成を示す図である。 図5の人事情報ファイルメモリ7cに格納された人事情報ファイル73の構成を示す図である。 図2の人事システムデータベース内に格納される人事情報参照項目設定テーブルの構成を示す図である。 図4のCPU2により実行されるアクセス処理を示すフローチャートである。 図10のアクセス処理においてグループウエア画面上に表示された現住所変更ウインドウを示す図である。 図13のアクセス権自動確認処理においてアクセス権を確認する際の具体的な企業内のある組織の構成を示すツリー図である。 図4のCPU2により実行されるアクセス権自動確認処理を示すフローチャートである。 図15の認証者情報更新処理において上位所属コードを設定する所属情報テーブルの一例を示す図である。 図4のCPU2により実行される認証者情報更新処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 コンピュータ
2 CPU
3 入力装置
4 印刷装置
5 表示装置
6 RAM
7 記憶装置
7a グループウエアログイン情報ファィルメモリ
7b 人事システム対応ファイルメモリ
7c 人事情報ファイルメモリ
8 記憶媒体
9 バス

Claims (4)

  1. 第1のシステムと、第2のシステムとによりデータ処理を実行するデータ処理装置であって、前記第1のシステムへのログイン情報と対応づけて前記第2のシステムの識別情報を格納するとともに、当該識別情報に対応する第2のシステム上の所属情報等を含む所定の階層情報を格納する情報格納手段と、前記第1のシステムにログインされた際に、当該ログイン情報に対応づけて前記情報格納手段に格納された前記第2のシステムの識別情報を検索する検索手段と、この検索手段により検索された識別情報に対応して前記情報格納手段に格納された階層情報から、当該識別情報の所属に対応した前記第2のシステムへのアクセス権を生成するアクセス権生成手段と、を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 第1のシステムと、第2のシステムとによりデータ処理を実行するデータ処理装置であって、前記第1のシステムへのログイン情報と対応づけて前記第2のシステムの識別情報を格納するとともに、当該識別情報に対応する第2のシステム上の所属情報等を含む所定の階層情報を格納する情報格納手段と、前記第1のシステムにログインされた際に、当該ログイン情報に対応づけて前記情報格納手段に格納された前記第2のシステムの識別情報を検索するとともに、この識別情報に対応して前記情報格納手段に格納された階層情報から当該識別情報の所属に対応した認証先の所属を検索する検索手段と、この検索手段により検索された認証先の所属を前記第1のシステムの認証情報ファィルに格納する認証情報格納手段と、を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
  3. 第1のシステムと、第2のシステムとによりデータ処理するためのコンピュータが実行可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、前記第1のシステムへのログイン情報と対応づけて前記第2のシステムの識別情報を格納するとともに、当該識別情報に対応する第2のシステム上の所属情報等を含む所定の階層情報を情報格納手段に格納させるためのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、前記第1のシステムにログインされた際に、当該ログイン情報に対応づけて前記情報格納手段に格納された前記第2のシステムの識別情報を検索させるためのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、この検索された識別情報に対応して前記情報格納手段に格納された階層情報から、当該識別情報の所属に対応した前記第2のシステムへのアクセス権を生成させるためのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
  4. 第1のシステムと、第2のシステムとによりデータ処理するためのコンピュータが実行可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、前記第1のシステムへのログイン情報と対応づけて前記第2のシステムの識別情報を格納するとともに、当該識別情報に対応する第2のシステム上の所属情報等を含む所定の階層情報を情報格納手段に格納させるためのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、前記第1のシステムにログインされた際に、当該ログイン情報に対応づけて前記情報格納手段に格納された前記第2のシステムにログインするための識別情報を検索するとともに、この識別情報に対応して前記情報格納手段に格納された階層情報から当該識別情報の所属に対応した認証先の所属を検索させるためのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、この検索された認証先の所属を前記第1のシステムの認証情報ファィルに格納させるためのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
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