JP5824479B2 - 変性ポリ酢酸ビニル及び接着剤 - Google Patents
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Description
酢酸ビニルに共重合させる脂肪酸ビニルエステルは、その炭素数が20以下の脂肪酸ビニルエステルから選ばれる少なくとも一種であることが好ましく、特に、カプリル酸ビニル、カプリン酸ビニル、ラウリン酸ビニル、ミリスチン酸ビニル、パルミチン酸ビニル、ステアリン酸ビニル、桂皮酸ビニル、ネオデカン酸ビニルから選ばれる少なくとも一種であることが好ましい。
酢酸ビニルに共重合させるカルボキシル基を有するモノマーは、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸モノエステル、フマル酸モノエステル、イタコン酸モノエステルから選ばれる少なくとも一種であることが好ましい。
変性ポリ酢酸ビニルの平均重合度は、1000以上8000以下であることが好ましい。
変性ポリ酢酸ビニルは、有機溶剤及び無機充填材を混合することにより接着剤とすることができる。
前記変性ポリ酢酸ビニルは、その分子中に脂肪酸ビニルエステル由来の結合単位を有するため耐アルカリ性に優れたものになる。また、分子中にカルボキシル基を有するモノマー由来の結合単位を有するため接着剤とした際にその接着強さを向上させるという効果を有するものである。
酢酸ビニルは、得られる変性ポリ酢酸ビニルの骨格を形成するものである。変性ポリ酢酸ビニル中の酢酸ビニル由来の結合単位の量(共重合量)は、45モル%以上98.99モル%以下の範囲である。共重合量が45モル%に満たないと、得られる変性ポリ酢酸ビニルを接着剤として用いた場合に、その接着強さが低下する。また、共重合量が98.99モル%を越えてしまうと、得られる変性ポリ酢酸ビニルの耐アルカリ性が低下する。酢酸ビニルの共重合量の下限値は、好適には70モル%、更に好適には75モル%とすることが望ましい。酢酸ビニルの共重合量の上限値は、95モル%、更に好適には90モル%とすることが望ましい。
脂肪酸ビニルエステルは、得られる変性ポリ酢酸ビニルの耐アルカリ性を向上させるために変性ポリ酢酸ビニル中に共重合させるものである。脂肪酸ビニルエステルの共重合量は、1モル%以上50モル%以下の範囲である。共重合量が1モル%に満たないと、得られる変性ポリ酢酸ビニルの耐アルカリ性を向上させる効果が得られない。また、脂肪酸ビニルエステルの共重合量が50モル%を超えてしまうと、得られる変性ポリ酢酸ビニルを接着剤とした場合に、その接着強さが低下する。
脂肪酸ビニルエステルの共重合量の下限値は、好適には5モル%、更に好適には10モル%とすることが望ましい。脂肪酸ビニルエステルの共重合量の上限値は、好適には25モル%、更に好適には30モル%とすることが望ましい。
炭素数が20を越える脂肪酸エステルを用いた場合では、得られる変性ポリ酢酸ビニルの耐アルカリ性が劣る場合がある。
本発明で用いる脂肪酸ビニルエステルの炭素数の下限値は好適8更に好適には12とし、炭素数の上限値は好適には14更に好適には16とすると、得られる変性ポリ酢酸ビニルの耐アルカリ性及び接着強さが向上するため望ましい。
カルボキシル基を有するモノマーは、得られる変性ポリ酢酸ビニルを接着剤とした際に、その接着強さを向上させるために共重合させるものである。カルボキシル基を有するモノマーの共重合量は、0.01モル%以上5モル%以下の範囲である。共重合量が0.01モル%に満たないと、得られる接着剤の接着強さを向上させる効果が得られない。また、カルボキシル基を有するモノマーの共重合量が5モル%を超えてしまうと、得られる変性ポリ酢酸ビニルが有機溶剤に溶けにくくなってしまい、接着剤を製造できなくなる。
カルボキシル基を有するモノマーの共重合量の下限値は、好適には0.10モル%、更に好適には0.15モル%とすることが望ましい。カルボキシル基を有するモノマーの共重合量の上限値は、好適には4モル%、更に好適には3モル%とすることが望ましい。
接着剤に用いる有機溶剤としては、ポリ酢酸ビニル系接着剤の溶剤として通常用いられているものでよく、メタノール、エタノール、トルエン、キシレン、アセトン、メチルエチルケトン(MEK)、n−ヘキサン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、シクロペンタン、酢酸イソプロピル及び酢酸エチルなどがある。これの有機溶剤は、単独で使用しても、混合溶剤として使用してもよい。接着剤の有機溶剤としては、シックハウス症候群の原因化学物質とされるトルエン、ベンゼン及びキシレン以外の有機溶剤を使用することが望ましく、混合溶剤の場合もこれらを含まないものとすることが望ましい。
接着剤に用いる無機充填材としては、ポリ酢酸ビニル系接着剤の充填材として通常用いられているものでよく、特に限定するものではないが、炭酸カルシウム、クレー、カオリン、タルク、シリカ、酸化チタン、ハイドロタルサイト、マイカ、カーボンブラックなどがある。
実施例1の変性ポリ酢酸ビニルは、酢酸ビニル由来の結合単位92.3モル%と、脂肪酸ビニルエステル由来の結合単位7.4モル%と、カルボキシル基を有するモノマー由来の結合単位0.3モル%を有するものである。本実施例の変性ポリ酢酸ビニルは耐アルカリ性に優れたものであった。また、これを用いて得られた接着剤も接着強度に優れたものであった。
<結合単位量>
変性ポリ酢酸ビニル中の酢酸ビニル由来の結合単位量、脂肪酸ビニルエステル由来の結合単位量、カルボキシル基を有するモノマー由来の結合単位量は、変性ポリ酢酸ビニルのNMR測定結果から算出したものである。具体的には、変性ポリ酢酸ビニルを重メタノールに溶解させ、400MHzのプロトンNMR(JEOL ECX−400)を用いて、温度30℃で測定して測定チャートを得、得られた測定チャートから、1.9〜2.2ppmのピーク(酢酸ビニル由来の結合単位)、0.7〜1.0ppmのピーク(脂肪酸ビニルエステル由来の結合単位)、2.5〜2.8ppm(カルボキシル基を有するモノマー由来の結合単位)からそれぞれの結合単位の含有量を算出した。
変性ポリ酢酸ビニルの平均重合度は、JIS K6725−1977「ポリ酢酸ビニルの試験方法」の「3.2平均重合度」に準じて測定した。
変性ポリ酢酸ビニルの耐アルカリ性は、以下の手順によって評価した。変性ポリ酢酸ビニル3gをアセトン97gに溶解し、ポリテトラフルオロエチレン製のフィルム上に流し込み、室温23±2℃、湿度50±5%RH環境下で3日間乾燥させ厚さ100μmのキャスティングフィルムを得る。得られたキャスティングフィルムを5%水酸化ナトリウム水溶液に70℃で24時間浸漬する。前記浸漬後のキャスティングフィルムの表面状態を以下の基準で目視判定する。
◎:何ら異常が認められない。
〇:若干表面が白く濁る。
×:白化などの異常が認められる。
接着剤の引張せん断接着強さは、JIS K−6850「接着剤−剛性被着材の引張せん断接着強さ試験方法」により測定した。接着剤層全体が破壊されたものを◎、接着剤層の一部が破壊されるとともに、一部が接着剤層と被着体の界面で剥離したものを○、接着剤層と被着体の界面全体が剥離したものを×とした。
酢酸ビニル17質量部、メタノール14質量部、マレイン酸ジメチル0.023質量部、イタコン酸0.257質量部及び酢酸ビニルに対して0.10%のアゾビスイソブチロニトリルを重合缶に仕込み、窒素置換後加熱して沸点まで昇温し、更に、酢酸ビニル6質量部、メタノール5質量部及びマレイン酸ジメチル0.207質量部の混合液を重合率75%に達するまで連続的に添加して重合させ、重合率90%に達した時点で重合を停止した。次いで常法により未重合の酢酸ビニルを除去し、得られた重合体を水酸化ナトリウムで常法によりケン化した。その後、90℃で90分熱風乾燥し、マレイン酸ジメチル0.6モル%、ケン化度88.0モル%、分子量(Mn)11000の変性ポリビニルアルコールを得た。
上述の方法で得られた変性ポリ酢酸ビニル50gと、有機溶剤としてメタノール50gと、無機充填材として炭酸カルシウム20g、タルク20g、シリカ10gとをスリーワンモーターを用いて混合して接着剤を得た。
実施例2〜12の変性ポリ酢酸ビニルは、用いた化合物の種類と量を表1又は表2に記載
したとおり変更して実施例1と同様に変性ポリ酢酸ビニルを作製し、実施例1と同様に評
価したものである。評価結果を表1又は表2に示した。これらの実施例の変性ポリ酢酸ビ
ニルは耐アルカリ性に優れたものであった。また、これを用いて得られた接着剤も接着強
度に優れたものであった。
実施例13〜19の変性ポリ酢酸ビニルは、用いた化合物の種類と量を表3に記載したと
おり変更して実施例1と同様に変性ポリ酢酸ビニルを作製し、実施例1と同様に評価した
ものである。評価結果を表3に示した。これらの実施例の変性ポリ酢酸ビニルは耐アルカ
リ性に優れたものであった。また、これを用いて得られた接着剤も接着強度に優れたもの
であった。
順に従って作成したものである。
酢酸ビニル17質量部、メタノール14質量部、マレイン酸ジエチル0.023質量部及
び酢酸ビニルに対して0.10%のアゾビスイソブチロニトリルを重合缶に仕込み、窒素
置換後加熱して沸点まで昇温し、更に、酢酸ビニル6質量部、メタノール5質量部及びマ
レイン酸ジエチル0.207質量部の混合液を重合率75%に達するまで連続的に添加し
て重合させ、重合率90%に達した時点で重合を停止した。次いで未重合の酢酸ビニルを
除去し、得られた重合体を水酸化ナトリウムでケン化した。その後、90℃で90分熱風
乾燥し、マレイン酸ジメエル0.6モル%、ケン化度88.0モル%、分子量(Mn)1
1000、0.2%水溶液の波長270nmにおける吸光度1.0、未変性ポリビニルア
ルコール量12%の変性ポリビニルアルコールを得た。
た。
酢酸ビニル17質量部、メタノール14質量部及び酢酸ビニルに対して0.10%のアゾ
ビスイソブチロニトリルを重合缶に仕込み、窒素置換後加熱して沸点まで昇温し、更に、
酢酸ビニル6質量部、メタノール5質量部の混合液を重合率75%に達するまで連続的に
添加して重合させ、重合率90%に達した時点で重合を停止した。次いで未重合の酢酸ビ
ニルを除去し、得られた重合体を水酸化ナトリウムでケン化した。その後、90℃で90
分熱風乾燥し、ケン化度88.0モル%、分子量(Mn)11000の未変性ポリビニル
アルコールを得た。
比較例1〜5における変性ポリ酢酸ビニルは、用いた化合物の種類と量を表4に記載したとおり変更して実施例1と同様に変性ポリ酢酸ビニルを作製し、実施例1と同様に評価したものである。評価結果を表4に示した。これらの比較例の変性ポリ酢酸ビニルは本発明の課題を達成できるものではなかった。特に比較例5の変性ポリ酢酸ビニルは、アセトンに溶解しなかったため耐アルカリ性のを測定ができなかった。また、メタノールに溶解しなかったため接着剤を作成できなかった。
Claims (3)
- 酢酸ビニル由来の結合単位70モル%以上92.3モル%以下と、カプリル酸ビニル、カプリン酸ビニル、ラウリン酸ビニル、パルミチン酸ビニル、ステアリン酸ビニル、ネオデカン酸ビニルから選ばれる脂肪酸ビニルエステル由来の結合単位5モル%以上25モル%以下と、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、クロトン酸、マレイン酸モノエステル、フマル酸モノエステル、イタコン酸モノエステルから選ばれるカルボキシル基を有するモノマー由来の結合単位0.1モル%以上5モル%以下を有する変性ポリ酢酸ビニル。
- 平均重合度が1000以上8000以下であることを特徴とする請求項1に記載の変性ポリ酢酸ビニル。
- 請求項1または2に記載の変性ポリ酢酸ビニル100質量部と、有機溶剤10〜200質量部と、無機充填材10〜200質量部を有する接着剤。
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