JP5818669B2 - 送受電装置、送受電システム及び送受電方法 - Google Patents

送受電装置、送受電システム及び送受電方法 Download PDF

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Description

この発明は、送受電装置、送受電システム及び送受電方法に関する。
従来より、移動中の車両に対して非接触で電力の授受を行う送受電システムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。この送受電システムでは、例えば、受電した電力がその車両の駆動系の駆動に必要な電力を上回ると、車両に搭載されたバッテリへの充電が行われる一方、受電した電力が駆動系の駆動に必要な電力を下回ると、駆動系に不足した電力は車両に搭載されたバッテリにより補われる。
特開2005−168085号公報
非接触の電力供給による長時間に渡る安定した送電は困難であるため、この送受電システムでは、バッテリの充放電が頻繁に繰り返されることとなる。充放電の繰り返しは、近年、自動車用バッテリとして採用されているバッテリ(例えばニッケル水素電池等)に過負荷を生じさせる。この過負荷により、バッテリの寿命が短くなって、頻繁にバッテリの交換が必要になるおそれがある。
この発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、バッテリの寿命をより長くすることができる送受電装置、送受電システム及び送受電方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明に係る送受電装置は、車両に設けられた送受電装置であって、
前記車両を駆動する駆動系と、
充放電可能な複数のバッテリと、
外部に対して電力を非接触で授受する非接触送受電部と、
前記各バッテリを前記駆動系と接続して放電するか、前記各バッテリを前記非接触送受電部と接続して充電を行うかをバッテリ毎に切替可能なスイッチ機能付きインバータと、
前記各バッテリの残量を検出する検出部と、
前記車両の走行中に、前記検出部で検出された残量が所定の閾値を下回ったバッテリを、前記非接触送受電部と接続して充電を行い、他のバッテリを前記駆動系と接続して放電を行うように、前記スイッチ機能付きインバータを制御する制御部と、
他の車両から電力の供給を要求する要求信号を受信する通信部と、
を備え
前記制御部は、前記通信部が前記要求信号を受信すると、前記検出部で検出された残量がすべてのバッテリで所定の閾値を上回っている場合に、いずれかのバッテリを前記非接触送受電部と接続して放電を行い、他のバッテリを前記駆動系と接続して放電を行うように、前記スイッチ機能付きインバータを制御する。
この発明によれば、あるバッテリの残量が所定の閾値を下回り充電中である場合には、他のバッテリが放電して駆動系を駆動する。そして、放電中のバッテリの残量が所定の閾値を下回るまで、充電中のバッテリは充電を継続することができる。これにより、非接触の電力供給状態が不安定であっても、そのつど、バッテリが充放電を繰り返す必要がなくなる。この結果、個々のバッテリの充放電の切替周期を延ばすことができるので、バッテリの寿命を延ばすことができる。
この発明の実施の形態1に係る送受電装置の概略的な構成を示すブロック図である。 図1の送受電装置の制御系の構成を示すブロック図である。 図1の送受電装置を構成する制御部の処理のフローチャート(その1)である。 図1の送受電装置を構成する制御部の処理のフローチャート(その2)である。 図1の送受電装置における走行中のスイッチの状態の一例(その1)を示す図である。 図1の送受電装置における走行中のスイッチの状態の一例(その2)を示す図である。 図1の送受電装置における走行中のスイッチの状態の一例(その3)を示す図である。 図1の送受電装置における走行中のスイッチの状態の一例(その4)を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る送受電装置の概略的な構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3に係る送受電装置の概略的な構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態4に係る送受電装置の概略的な構成を示すブロック図である。
この発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
実施の形態1.
まず、この発明の実施の形態1について説明する。
図1には、この発明の実施の形態1に係る送受電装置100の構成が示されている。図1に示すように、送受電装置100は、車体1内に設けられている。
車体1の内部には、駆動系2と、バッテリ3、4と、非接触送受電部5と、インバータ6と、通信部7と、制御部8と、バッテリセンサ3A、4Aと、供給線10と、が設けられている。
駆動系2は、車体1を駆動する。より具体的には、駆動系2は、車体1の駆動輪と、その駆動綸に接続されたモータと、そのドライバとを備える。駆動系2は、電力の供給を受け、運転手の操作入力に従って駆動輪(図1では前輪)を回転させることにより、車体1を駆動する。
バッテリ3、4は、充放電可能なバッテリである。すなわち、この車体1には、2系統のバッテリ3、4が搭載されている。バッテリ3、4には、それぞれの残量を検出するバッテリセンサ3A、4Aが設けられている。
非接触送受電部5は、例えば、コイル等により、他の車体1に交流電力を非接触で送電したり、受電したりするために設けられている。すなわち、非接触受電部5は、外部に対して電力を非接触で授受する。非接触送受電部5は、例えば車体1の側面に設けられている。この非接触送受電部5と、他の車体1の非接触送受電部5が近接することにより、車体1間で電力が送受電される。この実施の形態1では、送受電装置2は、車体1の前後(例えば、ダンパやドアの内部)にそれぞれ1つずつ設けられており、前後の送受電装置2は、供給線10で互いに接続されている。
インバータ6は、駆動系2と、バッテリ3、4と、非接触送受電部5と接続されている。インバータ6は、バッテリ3、4の直流電力を、駆動系2で用いられる電力に変換する。また、インバータ6は、非接触送受電部5から供給された交流電力を直流電力に変換してバッテリ3、4に供給する。さらに、インバータ6は、バッテリ3、4から供給される直流電力を交流電力に変換して非接触送受電部5に供給する。
インバータ6は、スイッチ6A、6Bを備えている。これらのスイッチにより、インバータ6は、スイッチ機能付きインバータとなっている。スイッチ6Aは、バッテリ3を駆動系2と接続して放電するか、バッテリ3を非接触送受電部5と接続して充電又は放電を行うかを切替可能である。また、スイッチ6Bは、バッテリ4を駆動系2と接続して放電するか、バッテリ4を非接触送受電部5と接続して充電又は放電を行うかを切替可能である。すなわち、インバータ6は、各バッテリ3、4を駆動系2と接続して放電するか、各バッテリ3、4を非接触送受電部5と接続して充電を行うかをバッテリ毎に切替可能である。
さらに、インバータ6(スイッチ6A、6B)は、各バッテリ3、4を、駆動系2にも非接触送受電部5にも接続しない状態にさらに切替可能である。
通信部7は、他の車体1に設けられた通信部7と通信を行うために設けられている。通信部7は、制御部8の指示の下、他の車体1に電力の供給を要求する要求信号(送電要求)を送出する。また、通信部7は、他の車体1から電力の供給を要求するために送信される要求信号(送電要求)を受信する。通信部7は、受信した要求信号を制御部8に出力する。
制御部8は、送受電装置100を統括制御する。図2には、制御部8を中心とした送受電装置100の制御系の構成が示されている。図2に示すように、制御部8は、CPU20と、メモリ21、記憶装置22と、入出力部23とを備えている。記憶装置22には、CPU20によって実行されるプログラムが格納されている。このプログラムは、記憶装置22からメモリ21によって読み込まれ、CPU20は、メモリ21に読み込まれたプログラムを実行する。このプログラムの実行により、制御部8の動作、すなわち、送受電装置100の制御が実現される。CPU20は、マルチタスクのプログラムを実行可能であり、複数のプログラムが同時並行して実行される。
さらに、制御部8の入出力部23は、バッテリセンサ3A、4Aとの間、インバータ6のスイッチ6A、6Bとの間で信号の入出力を行う。例えば、入出力部23は、バッテリセンサ3A、4Aから出力される信号を入力する。この信号には、バッテリ3、4の残量値が含まれている。この残量値は、CPU20に出力される。また、入出力部23は、CPU20からの指示に従って、スイッチ6A、6Bに対して切替信号を出力する。この切替信号により、スイッチ6A、6Bの切替が行われる。
また、入出力部23は、CPU20の指示の下、通信部7に対して通信すべきデータを入出力する。
以上のような構成を有する制御部8は、以下のように動作する。
より具体的には、制御部8は、車体1が走行中に、バッテリセンサ(3A、4Aのいずれか)で検出された残量が所定の閾値を下回ったバッテリ(3、4のいずれか)がある場合には、そのバッテリを、非接触送受電部5と接続して充電を行うように、インバータ6を制御する。また、制御部8は、バッテリセンサ(3A、4Aのいずれか)で検出された残量が所定の閾値を下回ったバッテリがある場合に、他の車体1に電力の供給を要求する要求信号(送電要求)を通信部7に送出させる。
さらに、制御部8は、バッテリセンサ(3A、4Aのいずれか)で検出された残量が所定の閾値を上回ったバッテリ(3、4のいずれか)がある場合には、そのバッテリを駆動系2と接続して放電を行うようにインバータ6を制御する。
さらに、制御部8は、通信部7が他の車体1から電力の供給を要求する要求信号を受信すると、バッテリセンサ(3A、4Aのいずれか)で検出された残量がいずれも余裕がある、すなわちバッテリ3,4の蓄電量に十分な余裕がある場合に、いずれかのバッテリを、非接触送受電部5と接続して放電、すなわち他の車体1への送電を行わせるように、インバータ6を制御する。
さらに、制御部8は、通信部7が他の車体1から電力の供給を要求する要求信号を受信しても、外部への電力の供給が禁止されている場合には、バッテリ3、4の蓄電量に余裕があっても、そのバッテリ3、4を、非接触送受電部5に接続しない状態に切り替えるように、インバータ6を制御する。
次に、この実施の形態1に係る送受信装置100の動作について、主として図3、図4のフローチャートを参照して説明する。
図3には、車体1が走行中である場合において、送受信装置100の制御部8によって実行される処理の1つであるバッテリの充放電の切替処理が示されている。図3に示すように、制御部8は、放電中のバッテリの残量が所定の閾値Thを下回るか否かを判定する(ステップS1)。残量が所定の閾値Thを下回らない限り(ステップS1;No)、制御部8は、ステップS1を繰り返す。
残量が所定の閾値Thを下回ると(ステップS1;Yes)、制御部8は、通信部7にに送電要求を送信させる(ステップS2)。続いて、制御部8は、インバータ6を制御して、充電中のバッテリのスイッチを駆動系に接続してそのバッテリを放電させる(ステップS3)。続いて、制御部8は、インバータ6を制御して、放電中のバッテリのスイッチを非接触送受電部5に接続して非接触送受電部5から得られる電力を、そのバッテリに充電させる(ステップS4)。
例えば、最初に、図5に示すように、スイッチ6Aにおいて、バッテリ3と駆動系2とが接続され、スイッチ6Bにおいて、バッテリ4と非接触送受電部5とが接続されていたとする。この状態では、非接触送受電部5で受電された他の車体1からの電力は、バッテリ4に供給され、バッテリ4が充電される一方、バッテリ3は、駆動系2を駆動するための放電を行うようになる。
この状態で、バッテリ3の残量が低下すると、今度は、図6に示すように、スイッチ6Aにおいて、バッテリ3と非接触送受電部5とが接続されてバッテリ3の充電が開始される一方、スイッチ6Bにおいて、バッテリ4と駆動系2とが接続され、バッテリ4の放電により、駆動系2が駆動される。
図4には、車体1が走行中である場合において、送受信装置100の制御部8によって実行される処理の1つである電力の供給処理が示されている。図4に示すように、制御部8は、通信部7を介して送電要求を受信するまで待つ(ステップS11;No)。
通信部7を介して送電要求を受信すると(ステップS11;Yes)、制御部8は、すべてのバッテリの蓄電量に、電力を送電できるだけの余裕があるか(例えば、所定の閾値Thを所定レベル上回る蓄電量であるか)否かを判定する(ステップS12)。すべてのバッテリに電力の余裕がない場合(ステップS12;No)、制御部8は、ステップS11に戻る。
すべてのバッテリに電力の余裕がある場合(ステップS12;Yes)、制御部8は、バッテリからの電力の供給が禁止されているか否かを判定する(ステップS13)。例えば、制御部8は、供給禁止フラグを記憶装置22に保持しており、CPU20は、この供給禁止フラグがセットされているか否かでこの判定を行う。供給禁止フラグの値は、予め例えばオペレータの操作入力等により設定されている。
電力の供給が禁止されていれば(ステップS13;Yes)、制御部8は、非接触送受電部5からすべてのバッテリを切り離すように、インバータ6を制御する(ステップS14)。その後、制御部8は、ステップS11に戻る。
電力の供給が禁止されていなければ(ステップS13;No)、制御部8は、いずれかのバッテリのスイッチを非接触送受電部5に接続して、そのバッテリの電力を非接触送受電部5を介して外部の車体1に送電することができるように、インバータ6を制御する(ステップS15)。その後、制御部8は、ステップS11に戻る。
例えば、バッテリ3、4ともに蓄電量に余裕があるとき、他の車体1から通信部7を通して送電要求を受信すると、バッテリ3、4のいずれかが、スイッチ6A、6Bを介して非接触送受電部5に接続され、他の車体1への電力の送電が開始される。なお、バッテリ3、4のいずれかが選択されてもよいが、蓄電量が最も多いバッテリが選択されるのが望ましい。また、図7に示すように、バッテリ4が駆動系2に接続されている場合には、バッテリ3を非接触送受電部5に接続するのが望ましい。
また、他の車体1から通信部7を介して送電要求を受信しても、電力の供給が禁止されていた場合について考える。この場合、制御部8は、例えばスイッチ6Bにおいて、バッテリ4が非接触送受電部5に接続されていた場合には、スイッチ6Bを、例えば、図8に示すように切り替える。これにより、バッテリ4は、非接触送受電部5にも、駆動系2にも接続されていない状態となる。このようにすれば、他の車体1から一方の非接触送受電部5を介して供給される電力は、供給線10を介して他方の非接触送受電部5に送られ、更に他の車体1へと送電される。要するに、自機のバッテリからの電力の供給が禁止されている場合には、車体1は、電力の中継のみを行うことができる。
以上詳細に説明したように、この実施の形態によれば、あるバッテリの残量が所定の閾値を下回り、充電中である場合には、他のバッテリが放電して駆動系を駆動する。そして、放電中のバッテリの残量が下回るまで充電中のバッテリは充電を継続することができる。これにより、非接触の電力供給状態が不安定であっても、その都度、バッテリが充放電を繰り返す必要がなくなる。この結果、個々のバッテリの充放電の切替周期を延ばすことができるので、バッテリの寿命を延ばすことができる。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2について説明する。
図9には、この発明の実施に係る送受電装置100の構成が示されている。図9に示すように、この実施の形態では、車体1にベンチレーション30が設けられている点が、上記実施の形態1に係る送受電装置1と異なっている。ベンチレーション30では、車体1が走行中に外部から空気が取り込まれる。取り込まれた空気は、バッテリ3、4を冷却する。すなわち、ベンチレーション30は、バッテリ3、4の周囲の空気循環を最適に保ち、それらを冷却する役割を有している。
一般的に、バッテリ3、4は、高温時に充電すると寿命が短くなることが知られている。また、充電時にはバッテリ3、4から熱を発生することも知られている。このことから、停車時に充電する場合や、炎天下などの高温下で充電する場合に比べ、車体1の走行中にバッテリ3、4を冷却しながら充電する場合の方が、バッテリ3、4の寿命をさらに延ばすことができる。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3について説明する。
図10には、この発明の実施に係る送受電装置100の構成が示されている。図10に示すように、この実施の形態では、車体1に温度センサ3B、4Bが設けられている点が、上記実施の形態1に係る送受電装置100と異なっている。温度センサ3Bは、バッテリ3の温度を検出し、温度センサ4Bは、バッテリ4の温度を検出する。
一般的に、バッテリには、充電に最適な温度範囲があることが知られている。制御部8は、温度センサ3B、4Bによってバッテリ3、4の温度を検出し、その検出温度が、充電に最適な温度範囲である場合に限り充電を行う。例えば、バッテリ3の温度が最適な範囲から外れ、バッテリ4の温度が最適な範囲に入っていれば、スイッチ6Bを操作して、バッテリ4を非接触送受電部5に接続して非接触送受電部5を介して供給される電力で充電を行うようにすればよい。このようにすれば、バッテリ3、4の寿命をさらに延ばすことができる。
実施の形態4.
次に、この発明の実施の形態4について説明する。
この実施の形態では、搭載されるバッテリ3、4が個々に交換可能に設けられている点が、上記実施の形態1に係る送受電装置1と異なっている。要は、バッテリ3、4は、インバータ6との接続状態を、個別に接続/切り離し可能で、車体1に対して個別に脱着可能となっている。
例えば、充放電の繰り返しで、バッテリ4が劣化して寿命が尽きたとする。一方、バッテリ3はまだ、劣化が激しくなく使用できる状態であるとする。個々のバッテリ3,4は個別に交換が可能であるため、図11に示すように、バッテリ4のみ新しいバッテリー14に交換する。バッテリ4を交換しても、バッテリ3は、取り付けたままとし使用を継続する。
この車体1では、寿命の尽きたバッテリだけ交換が可能となる。このようにすれば、まだ使用できるバッテリを無駄に交換する必要がなくなるため、バッテリの使用効率を向上させることができる。この結果、バッテリの寿命を実質的に伸ばすことができる。
上記各実施の形態は、各車体1について、バッテリの数を2つとしたが、本発明はこれには限られない。バッテリの数は、3つ以上あってもよい。この場合、充電が必要なバッテリが複数ある場合には、例えば、制御部8は、蓄電量が少ない順、又は予め定められた優先順位に従って、バッテリの充電を行うようにすればよい。このとき、順番待ちのバッテリは、非接触送受電部5にも駆動系2にも接続されていない状態としておけばよい。充電が十分で、駆動系2へ接続可能なバッテリが複数ある場合には、制御部8は、蓄電量が多い順、又は予め定められた優先順位に従って、バッテリの放電を行うようにすればよい。
また、上記各実施の形態に係る送受電装置100が設けられた複数の車体1によって送受電システムが構成される。
なお、上記実施の形態において、実行されるプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto-Optical Disc)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムをインストールすることにより、上述のスレッドを実行するシステムを構成することとしてもよい。
また、プログラムをインターネット等の通信ネットワーク上の所定のサーバ装置が有するディスク装置等に格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、ダウンロード等するようにしてもよい。
また、上述の機能を、OS(Operating System)が分担して実現する場合又はOSとアプリケーションとの協働により実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納して配布してもよく、また、ダウンロード等してもよい。
この発明は、この発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、この発明の範囲を限定するものではない。すなわち、この発明の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、この発明の範囲内とみなされる。
この発明は、移動用の車両、特に電気駆動の自動車(EV)に好適である。
1 車体
2 駆動系
3、4 バッテリ
3A、4A バッテリセンサ
3B、4B 温度センサ
5 非接触送受電部
6 インバータ
7 通信部
8 制御部
10 供給線
11 ベンチレーション
14 バッテリ
20 CPU
21 メモリ
22 記憶装置
23 入出力部
30 ベンチレーション
100 送受電装置

Claims (8)

  1. 車両に設けられた送受電装置であって、
    前記車両を駆動する駆動系と、
    充放電可能な複数のバッテリと、
    外部に対して電力を非接触で授受する非接触送受電部と、
    前記各バッテリを前記駆動系と接続して放電するか、前記各バッテリを前記非接触送受電部と接続して充電を行うかをバッテリ毎に切替可能なスイッチ機能付きインバータと、
    前記各バッテリの残量を検出する検出部と、
    前記車両の走行中に、前記検出部で検出された残量が所定の閾値を下回ったバッテリを、前記非接触送受電部と接続して充電を行い、他のバッテリを前記駆動系と接続して放電を行うように、前記スイッチ機能付きインバータを制御する制御部と、
    他の車両から電力の供給を要求する要求信号を受信する通信部と、
    を備え
    前記制御部は、前記通信部が前記要求信号を受信すると、前記検出部で検出された残量がすべてのバッテリで所定の閾値を上回っている場合に、いずれかのバッテリを前記非接触送受電部と接続して放電を行い、他のバッテリを前記駆動系と接続して放電を行うように、前記スイッチ機能付きインバータを制御する、
    送受電装置。
  2. 前記通信部は、他の車両に前記要求信号を送出
    前記制御部は、
    前記検出部で検出された残量が所定の閾値を下回ったバッテリがある場合に、前記通信部に前記要求信号を送出させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の送受電装置。
  3. 複数の前記非接触送受電部が互いに接続された状態で設けられており、
    前記スイッチ機能付きインバータは、
    前記各バッテリを、前記駆動系にも前記非接触送受電部にも接続しない状態にさらに切替可能であり、
    前記制御部は、
    前記通信部が前記要求信号を受信しても、外部への電力の供給が禁止されている場合には、前記非接触送受電部に接続されたバッテリを前記非接触送受電部に接続しない状態に前記スイッチ機能付きインバータを制御する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の送受電装置。
  4. 前記車両の走行中に前記各バッテリを冷却する冷却機構をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の送受電装置。
  5. 前記各バッテリの温度を検出する温度センサをさらに備え、
    前記制御部は、
    前記温度センサで検出された温度が所定範囲にあるバッテリを放電するように、前記スイッチ機能付きインバータを制御する、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の送受電装置。
  6. 個々のバッテリを交換可能に収納する、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の送受電装置。
  7. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の送受電装置が設けられた複数の車両を備える送受電システム。
  8. 車両間の送受電方法であって、
    充放電可能な複数のバッテリ各々と、前記各バッテリの残量を検出する検出部と、外部に対して電力を非接触で授受する非接触送受電部と、前記車両を駆動する駆動系と、他の車両から電力の供給を要求する要求信号を受信する通信部とを前記車両に搭載するとともに、前記各バッテリを、前記駆動系と接続して放電するか、前記非接触送受電部と接続して充電を行うかをバッテリ毎に切替可能なスイッチ機能付きインバータを前記車両に搭載し、
    前記車両の走行中に、前記検出部で検出された残量が所定の閾値を下回ったバッテリを、前記非接触送受電部と接続して充電を行うように前記スイッチ機能付きインバータをコンピュータが制御する工程と、他のバッテリを前記駆動系と接続して放電を行うように、前記スイッチ機能付きインバータをコンピュータが制御する工程と、
    前記通信部が前記要求信号を受信し、前記検出部で検出された残量がすべてのバッテリで所定の閾値を上回っている場合に、いずれかのバッテリを前記非接触送受電部と接続して放電を行うように前記スイッチ機能付きインバータをコンピュータが制御する工程と、他のバッテリを前記駆動系と接続して放電を行うように、前記スイッチ機能付きインバータをコンピュータが制御する工程と、
    を含む送受電方法。
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