JP5818326B2 - 映像視聴履歴解析方法、映像視聴履歴解析装置及び映像視聴履歴解析プログラム - Google Patents
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Description
以下、図面を参照して、本発明の第1実施形態による映像視聴履歴解析システムを説明する。以下の説明においては、使用するコンテンツソースはより広視野、広画角な映像情報を持ったパノラマ映像ストリームであるものとする。ただし、扱うコンテンツソースは必ずしもパノラマ映像ストリームである必要はなく、通常のビデオカメラで撮影された、一般的なテレビと同等の画角(例えば16:9や4:3の画角)を持ったコンテンツソースや、魚眼レンズ等を搭載した全周囲ビデオカメラで撮影された全周囲映像ソース、複数台のカメラで撮影された映像を並べてつなぎ合わせた映像ソース、カメラで連続撮影された画像を映像化したもの等、動画の種類は問わない。
視聴画角の比率とは、視聴した端末の表示領域(1280×720)の対角線の長さを100000としたときの視聴領域の対角線の長さを数値で表したものである。図3に視聴記録の各情報の意味を示す模式図を示す。なお、視聴記録は本実施形態が実施可能な情報が含まれていれば、今回示したものには限らない。
次に、本発明の第2実施形態による映像視聴履歴解析システムを説明する。図12は、予め決められた視聴頻度以上の値を持つピクセルがそれぞれフレームnの画像内の離れた位置にある例を示す説明図である。図13、図14は、重心座標と平均画角の算出動作を示す説明図である。第1実施形態の処理動作により予め決められた視聴頻度以上のピクセルの重心を求め、予め決められた視聴頻度以上の値を持つピクセルがそれぞれフレームnの画像内の離れた位置にあった場合(図12参照)、各ピクセルの重心座標を算出すると、図13、図14に示す結果となり、得られる共同作品のフレームnにおける視聴領域が、例えば前者であれば本来視聴頻度の高いピクセルを含まない状態になり、後者であれば、あまりに広い視聴領域となり過ぎ、視聴頻度の高い領域がどこなのかユーザに伝わりにくくなる可能性がある。第2実施形態では、図7、図10に示す処理動作を変形した例について説明する。
次に、本発明の第3実施形態による映像視聴履歴解析システムを説明する。第2実施形態では、複数存在する視聴頻度の高い閉領域のどれか一つをランダムに選択するため、より視聴頻度が高いピクセルを含む閉領域が選択されない可能性がある。例えば、図12に示す例では、本来ならば右側の閉領域に視聴頻度3の領域があるにもかかわらず、左側の閉領域が共同作品の視聴記録として出力されてしまうことがある。第3実施形態では、図15、図18に示す処理動作を変形した例について説明する。
次に、本発明の第4実施形態による映像視聴履歴解析システムを説明する。図22は、視聴記録に対してLPF(ローパスフィルタ)を適用する動作を示す説明図である。第1〜第3実施形態で得られた共同作品の視聴記録640に含まれる各フレームの視聴領域の重心座標(x座標、y座標)情報と画角情報は、図22に示すように必ずしも連続の値となっているとは限らない。値が連続でない場合、視聴記録640に沿ったパノラマ映像ストリームの再生を行った場合、フレーム間で映像が急に変化する(2次元位置が急に変わる、画角が急に変わる)ことになり、視聴しづらい場合がある。そこで、このような場合、隣接するフレームにおいて、予め決められた閾値(例えばx、y座標はそれぞれ5ピクセル、画角は100)以上の変動があった場合は、それ以前の全フレームの重心座標(x座標、y座標)、画角それぞれにLPF(ロー・パス・フィルタ)を適用し、値を平滑化することで、視聴記録640に沿ったパノラマ映像ストリームの再生を行った際のフレーム間での急激な映像変化を軽減する。ここで閾値を設けた理由としては、第2〜第3実施形態に示すような複数の視聴領域対象となり得る閉領域が存在した場合、意図した離れた閉領域への切り替え(重心、画角の急激な変化)がLPFによって平滑化されるのを防ぐためである。
次に、本発明の第5実施形態による映像視聴履歴解析システムを説明する。図23は、視聴記録に対してLPF(ローパスフィルタ)を適用する動作を示す説明図である。第2〜第3実施形態における複数の閉領域の選択においては、図23に示すように場合によっては頻繁に閉領域の変更が起きてしまう可能性がある。この場合、視聴記録640に沿ったパノラマ映像ストリームの再生を行った場合、フレーム間で映像が急に変化する(2次元位置が急に変わる、画角が急に変わる)ことになり、視聴しづらい場合がある。そこで、予め決められたフレーム数(例えば10フレーム)以下の期間に、予め決められた閾値(例えばx、y座標はそれぞれ5ピクセル、画角は100)以上の値の変化(期間内に一旦閾値以上に値が変動し、再度期間内に、期間内の変動したフレームの直前のフレームにおける値と比較して、値が閾値以下の値に戻ること)があった場合は、変動の大きい値を間引いてLPFを適用することにより、値の変化が平滑化され、視聴記録640に沿ったパノラマ映像ストリームの再生を行った際のフレーム間での急激な映像変化を軽減する。
Claims (9)
- 表示画面のサイズより大きいサイズの映像から所望する場面を選択して視聴した際の前記映像上の前記場面を表示する画面の空間的な位置情報と、該画面の画角情報とからなる視聴履歴情報が複数記憶された視聴履歴情報記憶手段を備える映像視聴履歴解析装置が行う映像視聴履歴解析方法であって、
前記視聴履歴情報記憶手段から複数の前記視聴履歴情報を読み出し、前記複数の視聴履歴情報の前記画面の空間的な位置情報と、前記画面の画角情報とから、それぞれ選択された複数の場面の画面のうち、予め定められた数以上共通する画面領域を求め、該共通する画面領域の重心座標情報を算出して出力する重心座標出力ステップと、
前記視聴履歴情報記憶手段から複数の前記視聴履歴情報を読み出し、前記画面領域を含む複数の前記画面の画角情報の平均値を算出して出力する画角情報出力ステップと、
算出した前記重心座標情報と前記画角情報とを視聴記録情報として前記視聴履歴情報記憶手段に記憶する視聴記録情報生成ステップと
を有することを特徴とする映像視聴履歴解析方法。 - 表示画面のサイズより大きいサイズの映像から所望する場面を選択して視聴した際の前記映像上の前記場面を表示する画面の空間的な位置情報と、該画面の画角情報とからなる視聴履歴情報が複数記憶された視聴履歴情報記憶手段を備える映像視聴履歴解析装置が行う映像視聴履歴解析方法であって、
前記視聴履歴情報記憶手段から複数の前記視聴履歴情報を読み出し、前記複数の視聴履歴情報の前記画面の空間的な位置情報と、前記画面の画角情報とから、それぞれ選択された複数の場面の画面のうち、予め定められた数以上共通する画面領域を求め、該共通する画面領域の重心座標情報を算出して出力する重心座標出力ステップと、
前記視聴履歴情報記憶手段から複数の前記視聴履歴情報を読み出し、前記重心座標を領域の中心とし、予め定められた領域の縦横比を保った前記画面領域を全て含む最小領域の画角情報を算出して出力する画角情報出力ステップと、
算出した前記重心座標情報と前記画角情報とを視聴記録情報として前記視聴履歴情報記憶手段に記憶する視聴記録情報生成ステップと
を有することを特徴とする映像視聴履歴解析方法。 - 前記重心座標情報を算出する前に、前記画面領域が閉領域として複数存在するか否かを判定する判定ステップをさらに有し、
前記重心座標出力ステップでは、前記画面領域が閉領域として複数存在した場合、前記閉領域のいずれか1つをランダムに選択し、選択した前記閉領域の重心座標情報を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の映像視聴履歴解析方法。 - 前記重心座標情報を算出する前に、前記画面領域が閉領域として複数存在するか否かを判定する判定ステップをさらに有し、
前記重心座標出力ステップでは、前記画面領域が閉領域として複数存在した場合、視聴頻度の高いピクセルを持つ前記閉領域を選択し、選択した前記閉領域の重心座標情報を求めることを特徴とする請求項1または2に記載の映像視聴履歴解析方法。 - 表示画面のサイズより大きいサイズの映像から所望する場面を選択して視聴した際の前記映像上の前記場面を表示する画面の空間的な位置情報と、該画面の画角情報とからなる視聴履歴情報が複数記憶された視聴履歴情報記憶手段と、
前記視聴履歴情報記憶手段から複数の前記視聴履歴情報を読み出し、前記複数の視聴履歴情報の前記画面の空間的な位置情報と、前記画面の画角情報とから、それぞれ選択された複数の場面の画面のうち、予め定められた数以上共通する画面領域を求め、該共通する画面領域の重心座標情報を算出して出力する重心座標出力手段と、
前記視聴履歴情報記憶手段から複数の前記視聴履歴情報を読み出し、前記画面領域を含む複数の前記画面の画角情報の平均値を算出して出力する画角情報出力手段と、
算出した前記重心座標情報と前記画角情報とを視聴記録情報として前記視聴履歴情報記憶手段に記憶する視聴記録情報生成手段と
を備えることを特徴とする映像視聴履歴解析装置。 - 表示画面のサイズより大きいサイズの映像から所望する場面を選択して視聴した際の前記映像上の前記場面を表示する画面の空間的な位置情報と、該画面の画角情報とからなる視聴履歴情報が複数記憶された視聴履歴情報記憶手段と、
前記視聴履歴情報記憶手段から複数の前記視聴履歴情報を読み出し、前記複数の視聴履歴情報の前記画面の空間的な位置情報と、前記画面の画角情報とから、それぞれ選択された複数の場面の画面のうち、予め定められた数以上共通する画面領域を求め、該共通する画面領域の重心座標情報を算出して出力する重心座標出力手段と、
前記視聴履歴情報記憶手段から複数の前記視聴履歴情報を読み出し、前記重心座標を領域の中心とし、予め定められた領域の縦横比を保った前記画面領域を全て含む最小領域の画角情報を算出して出力する画角情報出力手段と、
算出した前記重心座標情報と前記画角情報とを視聴記録情報として前記視聴履歴情報記憶手段に記憶する視聴記録情報生成手段と
を備えることを特徴とする映像視聴履歴解析装置。 - 前記重心座標情報を算出する前に、前記画面領域が閉領域として複数存在するか否かを判定する判定手段をさらに備え、
前記重心座標出力手段は、前記画面領域が閉領域として複数存在した場合、前記閉領域のいずれか1つをランダムに選択し、選択した前記閉領域の重心座標情報を算出することを特徴とする請求項5または6に記載の映像視聴履歴解析装置。 - 前記重心座標情報を算出する前に、前記画面領域が閉領域として複数存在するか否かを判定する判定手段をさらに備え、
前記重心座標出力手段は、前記画面領域が閉領域として複数存在した場合、視聴頻度の高いピクセルを持つ前記閉領域を選択し、選択した前記閉領域の重心座標情報を求めることを特徴とする請求項5または6に記載の映像視聴履歴解析装置。 - コンピュータに、請求項1から4のいずれか1項に記載の映像視聴履歴解析方法を実行させるための映像視聴履歴解析プログラム。
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