JP5817973B2 - 表示制御装置、及び情報処理装置、画像処理装置 - Google Patents

表示制御装置、及び情報処理装置、画像処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、スクロール表示を制御する表示制御装置および情報処理装置、画像処理装置に関する。
リストに登録されている全ての項目を表示領域に一度に表示できない場合には、通常、スクロールによって表示範囲を移動させることが行われる。しかし、表示領域が狭くかつリストに登録されている項目数が多い場合には、スクロールさせて目的の項目を探し出すまでに多くの時間と手間を要してしまう。
そこで、たとえば、アドレス帳の検索において、アドレスデータのグループを表すインデックスデータを作成しておき、アドレスデータを表示する際にインデックスも併せて表示し、ユーザがインデックスを選択すると、該当するグループに属するアドレスデータを表示する技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2000−56880号公報
インデックスを表示することは操作性の向上に有効であるが、表示画面が小さい場合には、アドレス帳などを開くときにインデックスを同時に表示させることは、他のボタン等の表示スペースを確保する必要もあって難しい。このため、目的の項目を探し出すまでの時間と手間をインデックスの利用によって軽減することが難しいという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、表示画面が小さい場合でもインデックスを表示してスクロールの手間を軽減することのできる表示制御装置および情報処理装置、画像処理装置を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]表示部とユーザ操作を受ける操作部とを備えた操作表示装置の表示を制御する表示制御装置であって、
複数の選択項目が登録されたリストを前記表示部のリスト表示領域に表示し、該表示中に前記リスト表示領域に対するスクロール操作を受けたとき、前記リストに登録されている選択項目を複数に分けたグループのインデックスを前記表示部に表示し、該インデックスの中からグループの選択操作を受けると、その選択されたグループに対応する選択項目を前記リスト表示領域に表示する
ことを特徴とする表示制御装置。
上記発明では、リスト表示領域に対するスクロール操作を受けたとき、該リスト表示領域に表示しているリストのインデックスを表示する。そして、いずれかのインデックスが選択されると、そのインデックスに対応する選択項目をリスト表示領域に表示する。
[2]前記リスト表示領域に表示されている選択項目に対するインデックスの表示態様と、前記リスト表示領域に表示されていない選択項目に対するインデックスの表示態様とを相違させる
ことを特徴とする[1]に記載の表示制御装置。
上記発明では、リスト表示領域に表示されている選択項目に対するインデックスの表示態様とリスト表示領域に表示されていない選択項目に対するインデックスの表示態様とが相違するので、インデックスを参照することで、どのグループの選択項目がリスト表示領域に表示されているかを容易に認識することができる。これにより、たとえば、ユーザは、インデックスを選択してリストの表示範囲を変更すべきか否かを容易に判断することができる。
[3]前記スクロール表示には、前記リストに登録されている選択項目を間引いてスクロール表示する間引きモードと、間引かずにスクロール表示する通常モードとがあり、
ユーザから受けたスクロール操作の操作速度が規定値以上の場合は前記間引きモードでスクロール表示を行い、前記操作速度が規定値未満の場合は前記通常モードでスクロール表示を行う
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の表示制御装置。
上記発明では、ユーザから受けたスクロール操作の操作速度に応じて通常モードでスクロール表示するか、間引きモードでスクロール表示するかを切り替える。すなわち、スクロール操作の操作速度が規定値以上の場合は、間引きモードが採用される。
[4]前記スクロール表示には、前記リストに登録されている選択項目を間引いてスクロール表示する間引きモードと、間引かずにスクロール表示する通常モードとがあり、
前記インデックスに対してスクロール操作を受けた場合は、前記リスト表示領域において前記リストを前記間引きモードでスクロール表示する
ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか1項に記載の表示制御装置。
上記発明では、インデックスに対してスクロール操作を受けた場合は、リスト表示領域において間引きモードでスクロール表示を行う。すなわち、インデックスをスクロールさせた場合、ユーザは現在表示されている選択項目から遠く離れた選択項目の表示を希望していると想定されるので、間引きモードでリストの表示範囲を素早く移動させる。
[5]前記インデックスは、前記リストのスクロール表示中は使用されない機能に係る情報が表示されていた領域に表示する
ことを特徴とする[1]乃至[4]のいずれか1項に記載の表示制御装置。
リストのスクロール表示中は使用されない機能に係る情報には、たとえば、使用されない機能の選択釦、スクロール表示中に参照されないタイトルやメッセージなどがある。
[6]前記リスト表示領域に表示したリストから選択可能な選択項目の数が規定されている場合に、前記選択可能な選択項目の数と同数の選択項目が選択された時点で前記インデックスの表示を消去する
ことを特徴とする[1]乃至[5]のいずれか1項に記載の表示制御装置。
上記発明では、規定されている数だけ選択項目が選択されると、選択操作は終了となるので、その時点でインデックスを消去する。
[7]前記リスト表示領域に表示したリストから選択可能な選択項目の数が1の場合は、選択項目が選択されたときに前記インデックスの表示を消し、前記選択可能な選択項目の数が2以上の場合は、選択項目が選択されたときに前記インデックスの表示を消さない
ことを特徴とする[1]乃至[6]のいずれか1項に記載の表示制御装置。
上記発明では、選択可能項目数が1つの場合は、1つ目の選択項目が選択されたら選択操作は終了となるので、その時点でインデックスを消去する。一方、選択可能項目数が2以上の場合は、選択項目が選択されても、即座に選択操作の終了とはならないのでインデックスの表示を継続する。
[8]前記操作表示装置は、前記表示部の画面上にタッチパネルを備えたものである
ことを特徴とする[1]乃至[7]のいずれか1項に記載の表示制御装置。
[9]前記スクロール操作は、フリック操作及びドラッグ操作の少なくとも一方である
ことを特徴とする[8]に記載の表示制御装置。
[10]前記リストは、アドレスリスト、ジョブリスト、機能リスト及びユーザリストのいずれかである
ことを特徴とする[1]乃至[9]のいずれか1項に記載の表示制御装置。
[11]前記スクロール操作を受けたとき、前記リスト表示領域の前記選択項目をスクロールさせる
ことを特徴とする[1]乃至[10]のいずれか1項に記載の表示制御装置。
[12]前記リスト表示領域の前記選択項目をスクロールさせているときに、前記リスト表示領域を拡張して前記インデックスを表示する
ことを特徴とする[1]乃至[11]のいずれか1項に記載の表示制御装置。
[13]表示部とユーザ操作を受ける操作部とを備えた操作表示装置と、前記操作表示装置の表示を制御する[1]乃至[12]のいずれか1項に記載の表示制御装置とを有する
ことを特徴とする情報処理装置。
[14]複数の選択項目が登録されたリストをリスト表示領域に表示する表示部と、
前記表示部の前記リスト表示領域に対するスクロール操作を受けたとき、前記リストに登録されている選択項目を複数に分けたグループのインデックスを前記表示部に表示し、該インデックスの中からグループの選択操作を受けると、その選択されたグループに対応する選択項目を前記リスト表示領域に表示する制御部と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。
[15]前記制御部は、前記リスト表示領域に対するスクロール操作を受けたとき、前記リスト表示領域の前記選択項目をスクロールさせる
ことを特徴とする[14]に記載の画像処理装置。
[16]前記制御部は、前記リスト表示領域の前記選択項目をスクロールさせているときに、前記リスト表示領域を拡張して前記インデックスを表示する
ことを特徴とする[14]又[15]に記載の画像処理装置。
本発明に係る表示制御装置および情報処理装置、画像処理装置によれば、表示画面が小さい場合でもインデックスを表示してスクロールの手間を軽減することができる。
本発明の実施の形態に係る画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。 表示部に表示されるアドレスリスト選択画面の一例を示す説明図である。 インデックスの表示を開始したときのアドレスリスト選択画面の一例を示す説明図である。 図3で示したアドレスリスト選択画面において1つの項目を選択した際の表示状態を示す説明図である。 図4で示したアドレスリスト選択画面において、「C」のインデックスを選択した場合の表示状態を示す説明図である。 図2のアドレスリスト選択画面においてユーザからリスト表示領域に対するスクロール操作を受けた場合に画像処理装置のCPU(表示制御装置)が行う動作を示す流れ図である。 図6のステップS102(スクロール表示動作決定処理)の詳細を示す流れ図である。 ジョブリスト表示画面の一例を示す説明図である。 インデックスの表示を開始したときのジョブリスト表示画面の一例を示す説明図である。 図8のジョブリスト表示画面においてユーザからリスト表示領域に対するスクロール操作を受けた場合に画像処理装置のCPU(表示制御装置)が行う動作を示す流れ図である。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像処理装置(MFP)10の概略構成を示すブロック図である。画像処理装置10は、当該画像処理装置10の動作を統括的に制御するCPU(Central Processing Unit)11を有している。CPU11にはバスを通じてROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、画像読取部14と、プリンタ部15と、画像処理部16と、不揮発メモリ17と、自動原稿搬送部(ADF)18と、ファクシミリ通信部19と、ネットワーク通信部21と、操作表示部30とを備えている。
CPU11は、OS(Operating System)プログラムをベースとし、その上で、ミドルウェアやアプリケーションプログラムなどを実行する。また、CPU11は、操作表示部30の表示内容を制御する、本発明の表示制御装置としての機能を果たす。
ROM12には、各種のプログラムが格納されており、これらのプログラムに従ってCPU11が各種処理を実行することで画像処理装置10の各機能が実現される。また、ROM12には、前述の表示制御装置としての一連の制御をCPU11が実行するためのプログラムが格納されている。
RAM13は、CPU11がプログラムに基づいて処理を実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリや画像データを格納する画像メモリなどとして使用される。
画像読取部14は、原稿を光学的に読み取って画像データを取得する機能を果たす。画像読取部14は、例えば、原稿に光を照射する光源と、その反射光を受けて原稿を幅方向に1ライン分読み取るラインイメージセンサと、ライン単位の読取位置を原稿の長さ方向に順次移動させる移動ユニットと、原稿からの反射光をラインイメージセンサに導いて結像させるレンズやミラーなどからなる光学経路と、ラインイメージセンサの出力するアナログ画像信号をデジタルの画像データに変換する変換部などを備えて構成される。
プリンタ部15は、画像データに応じた画像を記録紙上に画像形成する機能を果たす。ここでは、記録紙の搬送装置と、感光体ドラムと、帯電装置と、レーザーユニットと、現像装置と、転写分離装置と、クリーニング装置と、定着装置とを有し、電子写真プロセスによって画像形成を行う、所謂、レーザープリンタとして構成されている。画像形成は他の方式でもかまわない。
画像処理部16は、画像の拡大縮小、回転などの処理のほか、印刷データをイメージデータに変換するラスタライズ処理、画像データの圧縮、伸張処理などを行う。
不揮発メモリ17は、電源をオフにしても記憶内容が破壊されないメモリ(フラッシュメモリ)であり、各種設定情報の保存などに使用される。また、不揮発メモリ17には、アドレスブックのデータや、ジョブ履歴などのデータがリストとして保存される。
自動原稿搬送部(ADF)18は、原稿台にセットされた原稿をその最上のものから1枚ずつ順に繰り出して搬送し、画像読取部14の読み取り位置を通過させて所定の排紙位置へ排紙する機能を果たす。
ファクシミリ通信部19は、ファクシミリ機能を備えた外部装置と公衆回線を通じて画像データを送受信する機能を果たす。
ネットワーク通信部21は、LAN(Local Area Network)などのネットワークを通じて端末装置やその他の外部装置との間でデータを通信する機能を果たす。
操作表示部30は、表示部31と、操作部32とを備えている。このうち操作部32は、スタートボタンなどのスイッチ部33とタッチパネル部34とを備えている。表示部31は、液晶ディスプレイ(LCD…Liquid Crystal Display)などで構成され、各種の操作画面、設定画面などを表示する機能を果たす。
タッチパネル部34は、表示部31の画面上に設けられている。タッチパネル部34は、タッチペンや指などで画面が押下された座標位置や、フリック操作やドラッグ操作、スクロールバーに対する操作を検出する。
画像処理装置10では、アドレスブックに登録されている宛先のリスト(アドレスリスト)などを表示部31の画面内のリスト表示領域に表示し、そのリストに登録されている項目の選択操作をユーザから受ける機能を備えている。たとえば、ファクシミリ送信や電子メールを送信するジョブの投入操作においてアドレスリストから宛先の選択操作を受ける、あるいは過去に実行したジョブの履歴が登録されたジョブリストから、再実行させるジョブの選択操作を受ける、といった機能を備えている。
画像処理装置10は、リストを表示しているリスト表示領域に対するスクロール操作を受けると、該リスト表示領域においてリストのスクロール表示を開始すると共に、そのリストに登録されている項目を複数に分けたグループのインデックス(索引、見出し)をインデックス表示領域に表示する。インデックス表示領域は、リストのスクロール表示中は使用されない機能に係る情報(リストからの項目選択に関連しない情報)が表示されていた領域に設定される。表示したいずれかのインデックスの選択操作をユーザから受けると、その選択されたインデックスに対応するグループに属する項目をリスト表示領域に表示するようになっている。
画像処理装置10が受け付けるスクロール操作には、フリック操作とドラッグ操作がある。フリック操作は、指などで画面をタッチした後、その指を跳ねるように動作させる操作である。タッチパネル部34でフリック操作を受けた場合、CPU11は跳ねる動作の方向と速度(指が離れた時点の速度)を検出する。スクロール表示はこの検出された方向と速度に応じて行われる。ドラッグ操作は、指などで画面をタッチした後、タッチした状態のまま指をスライドさせる動作である。タッチパネル部34でドラッグ操作を受けた場合、CPU11はタッチした状態で指がスライドされた方向と距離を検出する。ドラッグ操作を受けた場合、ドラッグされた方向にドラッグされた距離だけ表示がスクロールされる。このほか、スクロールバーを表示する構成の場合には、スクロールバーの移動操作をスクロール操作として受け付けるようにしてもよい。
次に、リストからの項目選択に係る動作を、アドレスリストから宛先を選択する場合を例について詳細に説明する。
図2は、表示部31に表示されるアドレスリスト選択画面40の一例を示している。アドレスリスト選択画面40には、この画面の約8割の高さを有し、かつこの画面の約7割の幅を有する横長矩形のリスト表示領域42が該画面の左下端に近寄せて設けてある。図2では、リスト表示領域42を破線で囲って示してある。
リスト表示領域42の上方には、宛先の設定方法を切り替えるためのタブ43a〜43cが表示されるタブ表示欄43が設けられている。図2では、アドレスブックから宛先を選択するためのタブ43cが選択された状態を示している。アドレスリスト選択画面40の上部(タブ表示欄43の上)には、この画面のタイトルを表示するタイトル欄41が設けられている。リスト表示領域42の右側には、リスト表示領域42での項目の配列方法等を切り替えるための配列選択釦44、リスト表示領域42に表示するアドレスの種類を選択するための選択釦45、特定の文字列やキーワードでアドレスを検索する画面に移行するための選択釦46、アドレスブックに新たな宛先を登録する画面に移行するための選択釦47が配列されている。リスト表示領域42の右側に表示されたこれらの釦44〜47は、リスト表示領域42に表示されたリストをスクロール表示している間は使用されない機能に係る情報(非関連情報と呼ぶ)である。
図2のアドレスリスト選択画面40においてリスト表示領域42に対するスクロール操作を受けると、アドレスリストのインデックスをアドレスリスト選択画面40の一部に表示する。インデックスはアドレスリストに登録されている宛先(項目)を所定の基準でグループ分けした各グループの見出しとなる情報である。インデックスはグループ分けの基準に応じたものになる。たとえば、宛先の名称がアルファベットで表されている場合にその頭文字でグループ分けされている場合には、「A」、「B」、「C」…などがインデックスとなる。また、たとえば、宛先が、「友人」、「家族」「仕事関係」、「お店」、「その他」などの基準でグループ分けされている場合には、各グループの名称(「友人」、「家族」「仕事」、「お店」、「その他」など)がインデックスとして表示される。グループ分けの基準や各グループの名称はユーザが任意に設定変更できるようになっている。
図3は、インデックスの表示を開始したときのアドレスリスト選択画面40の一例を示している。本例では、できるだけリスト表示領域42を大きく取るために、スクロール表示中は、リスト表示領域42を上下に拡張してある。すなわち、スクロール表示中は使用されない機能に係る情報や参照不要な情報が表示されている領域や余白領域を使用してリスト表示領域42を拡張する。図3のアドレスリスト選択画面40では、スクロール表示中は、タブ表示欄43やタイトル欄41は不要になるので、これらの領域および縁部の余白領域を利用して、リスト表示領域42の高さをアドレスリスト選択画面40の高さ全体に広げてある。
また、スクロール表示中は使用しない機能に係る情報が表示されていた領域にインデックス表示領域50を確保し、このインデックス表示領域50にインデックス51を表示している。本例では、非関連情報(釦44〜47)が表示されていた領域やタイトル欄41、タブ表示欄43のあった領域を利用し、リスト表示領域42の右側にアドレスリスト選択画面40の高さ全体に渡る帯状のインデックス表示領域50を確保している。
インデックス表示領域50には、「A」、「B」、「C」…などのインデックス51が表示される。各インデックス51は選択釦になっている。インデックス表示領域50に表示されるインデックス51のうち、リスト表示領域42の先頭(最上の行)に表示されている宛先の属するグループを表すインデックス51は、他のインデックス51と異なる表示態様で表示される。本例では、グループ「A」に対応するインデックス51aの色を他のインデックス51b、51c…と異なる色で表示している。
なお、リスト表示領域42に表示されている宛先が属するすべてのグループのインデックス51を他のインデックスと異なる表示態様としてもよい。図3の例の場合、グループ「A」と「B」と「C」の宛先がリスト表示領域42に表示されているので、「A」のインデックス51aと、「B」のインデックス51bと、「C」のインデックス51cとを他のインデックス51と異なる表示態様(異なる色)で表示するようにしてもよい。
なお、インデックス表示領域50に対するスクロール操作を行うことも可能になっている。CPU11はインデックス表示領域50にすべてのインデックス51が表示できない場合にインデックス表示領域50に対するスクロール操作をユーザから受けると、インデックス表示領域50内のインデックス51をスクロールさせ、インデックス表示領域50に表示するインデックス51の範囲を変更するようになっている。図3の例では、スクロールにより「G」以降のインデックスを表示させることができる。
図3に示すように、スクロール表示開始後のアドレスリスト選択画面40には、さらにOK釦52とキャンセル釦53が表示される。ただし、宛先が未選択の状態ではOK釦52は選択不可となっている。図中、選択不可の釦は破線で示されている。なお、選択不可の釦を非表示としてもよい。またOK釦52、もしくはOK釦52とキャンセル釦53は、リストから宛先(項目)を2以上選択可能な場合にのみ表示し、1項目のみ選択可能な場合には、OK釦52、もしくはOK釦52とキャンセル釦53は設けない構成としてもよい。
図4は、図3のアドレスリスト選択画面40において1つの項目(本例では項目61)を選択した際のアドレスリスト選択画面40の一例を示している。選択された項目61はその表示形態が非選択の項目と識別可能に変更される。また、いずれかの項目が選択されると、OK釦52が選択可能に変化する。
図5は、図4のアドレスリスト選択画面40において、「C」のインデックス51cを選択した場合のアドレスリスト選択画面40の一例を示している。「C」のインデックス51cが選択されると、「C」のグループに属する宛先がリスト表示領域42に表示される。本例では「C」グループの中で最もリストの先頭寄りにある宛先「C1」(項目62)を含む行が、リスト表示領域42の先頭(最上の行)に位置するように表示される。
図6は、図2のアドレスリスト選択画面40でユーザからリスト表示領域42に対するスクロール操作を受けた場合に画像処理装置10のCPU11(表示制御装置)が行う動作の流れを示している。CPU11は、リスト表示領域42に対するスクロール操作をタッチパネル部34を介して検出すると、リスト表示領域42に表示しているアドレスリストのインデックスを表示する(ステップS101、図3参照)。
次に、スクロール操作の内容(たとえば、フリック操作の方向や速さ)に応じて、リスト表示領域42内でのスクロール表示動作の詳細を決定するスクロール表示動作決定処理を行う(ステップS102)。スクロール表示動作決定処理では、リストのスクロール方向、スクロール速度、後述するスクロールの単位(スクロールモード)などが決定される。そして、その決定したスクロール表示動作に従って、アドレスリストをリスト表示領域42内でスクロール表示する(ステップS103)。
スクロール表示を行っている間にユーザ操作が検出されない場合は(ステップS104;No)、ステップS102に戻り、経過時間をパラメータとしてスクロール速度を減速するように、スクロール表示動作の再計算を行う(ステップS102)。なお、「スクロール表示」とは、減速した結果、スクロールが停止した状態を含めてもよく、実際にスクロールしている状態に限定されるものではない。
スクロール表示中に、ユーザからスクロール操作を再び受けた場合は(ステップS104;Yes、S105:スクロール)、ステップS102に戻り、スクロール表示動作の再計算を行う(ステップS102)。
スクロール表示中に、ユーザからいずれかのインデックスを選択する操作を受けた場合は(ステップS104;Yes、S105;インデックスを選択)、選択されたインデックスに該当するグループの先頭の宛先(項目)がリスト表示領域42の先頭(最上行)に来るように表示を変更する(ステップS106、図5参照)。その後、ステップS102に戻り、スクロール表示動作の再計算を行う(ステップS102)。なお、ステップS106の処理を行った場合は、一旦、スクロールを停止させるようにしてもよい。
スクロール表示中に、ユーザから宛先(項目)の選択操作、またはOK釦52もしくはキャンセル釦53の操作を受けた場合(ステップS104;Yes、S105;キー押下)であって、その操作が宛先(項目)選択の終了を示す操作の場合は(ステップS107;Yes)、インデックス表示を消し(ステップS109)、スクロール表示を終了する(END)。
上記項目選択の終了を示す操作には、OK釦52またはキャンセル釦53の操作がある。すなわち、スクロール表示中に、ユーザからOK釦52またはキャンセル釦53の操作を受けた場合は(ステップS105;キー押下、S107;Yes)、インデックス表示を消し(ステップS109)、スクロール表示を終了する。
また、リストから選択可能な項目の数(選択可能項目数)がNである場合には、N個目の項目の選択操作は、項目選択の終了を示す操作として扱われる。たとえば、Nが1の場合は、1つ目の宛先(項目)の選択操作を受けると(ステップS105;キー押下、S107;Yes)、インデックス表示を消し(ステップS109)、スクロール表示を終了する。
選択可能項目数Nが2以上の場合であって、今回の選択操作によって選択状態となった宛先の数がN未満の場合、すなわち、今回の宛先の選択操作が項目選択の終了操作でない場合は(ステップS107;No)、選択された宛先(項目)の表示形態(たとえば、色など)を非選択の項目と異なる表示形態に変更する(ステップS108、図4参照)。その後、ステップS102に戻り、スクロール表示動作の再計算を行う(ステップS102)。
選択可能項目数は、画像処理装置10の仕様に従って定められる、あるいは管理者等が任意に設定する。本例では、選択可能項目数が1である場合は、いずれかの宛先を選択するとすぐにその宛先が登録〔例えば、scan to Emailの宛先に登録〕される。一方、選択可能項目数が2以上の場合は宛先が選択されても選択状態〔反転等〕になるだけで登録されず、1または複数の宛先を選択した後にOK釦52が押下されると、その時点で選択されている宛先が送信先として登録される。
図7は、図6のステップS102(スクロール表示動作決定処理)の詳細を示す流れ図である。新たなスクロール操作があった場合(ステップS201;Yes)、そのスクロール操作がリスト表示領域42で行われたものかインデックス表示領域50で行われたものかを判断する(ステップS202)。リスト表示領域42に対するスクロール操作の場合は(ステップS202;No)、ステップS204へ移行する。インデックス表示領域50に対するスクロール操作の場合は(ステップS202;Yes)、ユーザによるスクロール操作の速度に、予め定めた規定値を加算した値をスクロール操作の速度として(ステップS203)ステップS204へ移行する。
ステップS204ではスクロール操作の速度からスクロール速度(表示をスクロールさせる際の速度)を算出する(ステップS204)。たとえば、スクロール操作の速度に所定の係数αを乗じて得た速度を、予め定めたスクロール最大速度と最小速度との間に収まるように制限して得た速度をスクロール速度として求める。なお、ステップS203で加算する規定値は、この規定値に係数αを乗じた値が予め定めた境界速度となるように設定される。
ステップS204で求めたスクロール速度が所定の境界速度以上の場合は(ステップS205;Yes)、スクロールの単位を大カテゴリに設定して(ステップS206)、ステップS212へ移行する。なお、スクロール操作がインデックス表示領域50で行われた場合は、スクロール操作速度に規定値が加算されるのでステップS204で求めるスクロール速度は境界速度以上になり、スクロールの単位は必ず大カテゴリに設定される。
スクロールの単位を大カテゴリに設定すると、リストの項目を間引きする間引きモードでスクロール表示が行われる。たとえば、1番目、3番目、5番目、7番目…というように、偶数番目の項目を間引きし、奇数番目の項目のみが連続して表示されるようにスクロール表示する。間引き量は上記に限定されず、2個飛ばし、3個飛ばしなどでもよく、また任意に設定可能としてもよい。
ステップS204で求めたスクロール速度が所定の境界速度未満の場合は(ステップS205;No)、スクロールの単位を小カテゴリに設定して(ステップS207)、ステップS212へ移行する。スクロールの単位を小カテゴリに設定すると、リストの項目を間引きしない通常モードでスクロール表示が行われる。
ステップS212では、スクロール表示動作の詳細を決定する。すなわち、スクロールの単位、スクロール速度、スクロール方向を決定する。スクロール単位が小カテゴリの場合はステップS204で求めたスクロール速度をそのままスクロール速度に決定する。スクロール単位が大カテゴリの場合は、ステップS204で求めたスクロール速度を間引き量に応じて減速した速度に変換する。たとえば、1個飛ばしで間引きする場合は、ステップS204で求めたスクロール速度を2分の1にした速度をスクロール速度に決定し、2個飛ばしで間引きする場合は、ステップS204で求めたスクロール速度を3分の1にした速度をスクロール速度に決定する。大カテゴリでのスクロール速度に変換する演算はこれらに限定されるものではない。
新たなスクロール操作がない場合は(ステップS201;No)、現在のスクロール単位が大カテゴリか小カテゴリかを判別する(ステップS208)。小カテゴリの場合は(ステップS208;小)、ステップS211へ移行する。大カテゴリの場合は(ステップS208;大)、現在のスクロール速度を小カテゴリ時のスクロール速度に換算する。すなわち、ステップS212において間引き量に応じて速度を減じた演算の逆演算を行って、大カテゴリでのスクロール速度を小カテゴリ(通常モード)でのスクロール速度に換算する。たとえば、1個飛ばしで間引きしている場合は、現在のスクロール速度を2倍する、2個飛ばしで間引きしている場合は、現在のスクロール速度を3倍する、などの演算を行う。
このようにして小カテゴリでの速度に換算したスクロール速度が境界速度以上か否かを調べ(ステップS209)、境界速度以上ならば(ステップS209;Yes)、ステップS211へ移行する。境界速度未満ならば(ステップS209;No)、スクロールの単位を小カテゴリに変更して(ステップS210)、ステップS211へ移行する。
ステップS211では、スクロール速度の減速処理を行う。たとえば、一定の減速率で現在のスクロール速度を減速する。ここでは、大カテゴリの場合は小カテゴリに換算したスクロール速度に対して減速処理を行う。減速処理を行った後、ステップS212に移行して、スクロール表示動作を決定し、本処理を終了する。
このように、画像処理装置10では、リスト表示領域42にリストを表示した後、このリストに対するスクロール操作を検知したとき該リストのインデックスを表示し、かつインデックス表示領域50をスクロール表示中は使用しない機能に係る情報が表示されていた領域に表示するので、表示画面が小さい場合でもインデックスを表示してスクロールの手間を軽減することができる。
すなわち、ユーザはリスト表示領域42に表示中の項目の中に目的の項目が存在しない場合にスクロール操作を行うので、スクロール操作を検知した時点でインデックスを表示すれば、リストを表示した当初からインデックスを表示しなくてもインデックスの目的は達成される。また、項目の選択操作が終了したときにインデックスを消去するので、インデックスの表示が項目選択以外を目的とする情報の表示を妨げることもない。
また、リスト表示領域42に表示されている項目が属するグループのインデックスを他のグループのインデックスと異なる表示形態(たとえば、異なる色)で表示するので、ユーザは、どのグループの項目がリスト表示領域42に表示されているかを容易に認識することができる。これにより、たとえば、ユーザは、インデックスを選択してリストの表示範囲を変更すべきか否かを容易かつ迅速に判断することができる。
また、スクロール操作の速度が規定値以上の場合やインデックス表示領域50に対するスクロール操作を受けた場合は、スクロールの単位を大カテゴリにして間引きモードでスクロール表示するので、リスト表示領域42に表示されるリスト上の範囲を、実際のスクロール速度より速い速度でリスト(間引き前のリスト)上において移動させることができる。たとえば、スクロール単位を大カテゴリとしてその間引き量を2個飛ばしとする場合、項目の表示範囲が、見た目のスクロール速度の3倍の速度でリスト(間引き前のリスト)上を移動するので、スクロール表示されている項目の視認性を確保しつつ、実質的にリストを高速にスクロールすることができる。
なお、インデックス表示領域50に対するスクロール操作を受けたとき、インデックス表示領域50に表示しているインデックスをスクロール表示すると共に、このスクロールに合わせてリスト表示領域42の表示内容をスクロールさせてもよい。この場合、インデックスの示すグループを大カテゴリのスクロール単位としてリスト表示領域42でのスクロール表示を行う。たとえば、リスト表示領域42の先頭部分に「A」グループの項目が配置された状態を短時間静止表示し、続いてリスト表示領域42の先頭部分に「B」グループの項目が配置された状態を短時間静止表示し、次にリスト表示領域42の先頭部分に「C」グループの項目が配置された状態を短時間静止表示する、というように、グループをスクロールの単位としたスクロール表示を行ってもよい。
次に、リストからの項目選択に係る動作の他の例として、ジョブリストからジョブを選択する場合について説明する。
図8は、操作表示部30の表示部31に表示されるジョブリスト表示画面70の一例を示している。ジョブリスト表示画面70の上部にはタイトル欄71があり、その下方はリスト表示領域72となっている。図8ではリスト表示領域72の部分を破線で囲って示してある。
リスト表示領域72にはジョブリストが表示される。ジョブリストは1ジョブ1行で構成され、ジョブ毎に、ジョブ番号と、ジョブ種と、ジョブを投入したユーザと、ジョブの実行結果とが表示される。
リスト表示領域72に対するスクロール操作(たとえば、フリック操作)を受けると、図9に示すように、タイトル欄71の部分がインデックス表示領域73およびキャンセル釦74の表示領域に切り替わる。インデックス表示領域73には、ジョブリストのインデックス75が表示される。本例のジョブリストは、ジョブ番号の順にジョブがソートされており、ジョブ番号を基準にグループ分けされている。詳細には、1〜10までのグループ、11〜20までのグループ、21〜30までのグループ…というようにグループ分けされている。そのため、インデックス表示領域73には、各グループに属するジョブ番号の範囲を示す情報がインデックス75として表示されている。
図9に示すように、インデックス表示領域73の先頭(最上行)に表示されているジョブ(項目)の属するグループに対応するインデックス75aは、他のインデックス75b〜75eと異なる表示形態(たとえば、異なる色)で表示される。
なお、ジョブリストがジョブ種(Kind)でソートされている場合には、
「Copy」、「Print」などのジョブ種をインデックスとしてもよい。また、ジョブリストがユーザ名でソートされている場合には、「A」「B」などをユーザ名の頭文字をインデックスとしてもよい。
本例では、選択可能項目数は「1」なっている。そのため、スクロール表示から抜けるには、いずれかの項目を選択するか、キャンセル釦74を押下すればよい。キャンセル釦74を表示しない形態としてもよい。
図10は、図8のジョブリスト表示画面70においてユーザからリスト表示領域72に対するスクロール操作を受けた場合に画像処理装置10のCPU11(表示制御装置)が行う動作の流れを示している。本例のジョブリストでは選択可能項目数は「1」となっている。
画像処理装置10のCPU11は、図8のジョブリスト表示画面70のリスト表示領域72に対するスクロール操作がユーザによって行われたことを検知すると、図9に示すように、ジョブリストのインデックスをインデックス表示領域73に表示する(ステップS301)。インデックス表示領域73は、スクロール表示中に使用されない機能や参照されない情報の表示領域に設けられる。図9の例ではタイトル欄71であった領域にインデックス表示領域73が設けられている。
インデックスを表示した後、CPU11は、スクロール操作の内容(例えばフリックの速さ)に応じて、スクロール方向、スクロール単位、スクロール速度などのスクロール表示動作を決定するスクロール表示動作決定処理を行い(ステップS302)、該処理で決定した内容に従ってスクロール表示を行う(ステップS303)。スクロール表示動作決定処理は図7と同様であり、その説明は省略する。
スクロール表示を行っている間にユーザ操作が無い場合は(ステップS304;No)、ステップS302に戻り、経過時間をパラメータとしてスクロール速度を減速させていくなどのスクロール表示動作の再計算を行う(ステップS302)。なお、「スクロール表示」とは、減速した結果、スクロールが停止した状態を含めてもよく、実際にスクロールしている状態に限定されるものではない。
スクロール表示中に、ユーザからスクロール操作を再び受けた場合は(ステップS304;Yes、S305:スクロール)、ステップS302に戻り、スクロール表示動作の再計算を行う(ステップS302)。
スクロール表示中に、ユーザがインデックスを選択した場合は(ステップS304;Yes、S305;インデックスを選択)、選択されたインデックスに該当するグループの先頭のジョブ(項目)がリスト表示領域72の先頭(最上行)に来るように表示範囲を変更する(ステップS306)。その後、ステップS302に戻り、スクロール表示動作の再計算を行う(ステップS302)。
スクロール表示中に、ユーザからジョブ(項目)の選択操作またはキャンセル釦74の操作を受けた場合は(ステップS304;Yes、S305:項目選択またはキャンセルキー)、インデックス表示を消し(ステップS307)、スクロール表示を終了する(END)。
なお、図9のジョブリスト表示画面70では、インデックス表示領域73にすべてのインデックスが表示されている。そのため、インデックス表示領域73に対するスクロール操作は受け付けない。表示されないインデックスがある場合は、そのことが分かる表示を加えるとよい。たとえば、続きのインデックスのある方向に矢印を表示する。
なお、画像処理装置10では、ジョブ履歴に関するジョブリストのほか、処理前(待機中)のジョブや処理中のジョブに関するジョブリストもあり、これらのジョブリストについてもジョブ履歴のジョブリストと同様の表示が可能となっている。
このように、画像処理装置10では、リスト表示領域72にジョブリストを表示した後、スクロール操作を検知した際にジョブリストのインデックスを表示すると共に、このインデックス表示領域73をスクロール表示中は必要のない情報が表示されていたタイトル欄71の領域に表示するので、表示画面が小さい場合でもインデックスを表示し、その利用によってスクロールの手間を軽減することができる。
また、リスト表示領域72に表示されている項目の属するグループのインデックスを他のグループのインデックスと異なる表示形態(たとえば、異なる色)で表示するので、どのグループの項目がリスト表示領域72に表示されているかを容易に認識して、たとえば、インデックスを選択してリストの表示範囲を変更すべきか否かなどをユーザは容易に判断することができる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
リストは、実施の形態で例示したものに限定されず任意でよい。たとえば、予約ジョブリスト、画像処理装置の機能リスト、ユーザリストなどでもよい。
実施の形態では、スクロール操作速度に応じてスクロールの単位(スクロール表示のモード)を小カテゴリ(通常モード)と大カテゴリ(間引きモード)に変化させたが、スクロール単位は固定でもよいし、3種類以上に変化させてもよい。
実施の形態では、選択可能項目数が1の場合に、1つ目の項目選択を持って選択操作の終了と判断したが、OK釦の操作により選択操作の終了と判断するように構成されてもよい。また、同様に、選択可能項目数がN個の場合には、選択した項目数が選択可能項目数(N個)に達した場合に選択操作の終了と判断してもよいし、OK釦の操作やキャンセル釦の操作により選択操作の終了と判断するように構成されてもよい。
実施の形態では、インデックスをリスト表示領域42、72以外の領域に設けたが、リスト表示領域42、72内に設ける形態であってもかまわない。
スクロール操作は、実施の形態で例示したものに限定されない。タッチパネル上でのフリック操作やドラッグ操作に限定されず、たとえば、加速度センサを有するペンを空中で動かすような操作をスクロール操作として認識する構成でもかまわない。要するに、リストの表示内容をスクロールさせるための操作であれば、操作方式等は任意でよい。
また、本発明は、画像処理装置10などに組み込まれる形態に限定されるものではない。操作部と表示部を備えた操作表示装置の表示を外部から制御する表示制御装置として構成されてもよい。また、操作部と表示部を備えた操作表示装置を有し、この操作表示装置の表示を制御する情報処理装置として構成されてもよい。該情報処理装置は、たとえば、画像処理装置10などの装置本体部から取り外し可能な操作パネルとして構成されてもよい。また、情報処理装置を、本発明の表示制御装置として動作させるためのプログラムも本発明の範囲に含まれる。
10…画像処理装置(MFP)
11…CPU
12…ROM
13…RAM
14…画像読取部
15…プリンタ部
16…画像処理部
17…不揮発メモリ
18…自動原稿搬送部(ADF)
19…ファクシミリ通信部
21…ネットワーク通信部
30…操作表示部
31…表示部
32…操作部
33…スイッチ部
34…タッチパネル部
40…アドレスリスト選択画面
41…タイトル欄
42…リスト表示領域
43…タブ表示欄
43a〜43c…タブ
44…配列選択釦
45〜47…選択釦
50…インデックス表示領域
51、51a〜51f…インデックス
52…OK釦
53…キャンセル釦
61…選択された項目
62…「C」グループの先頭項目
70…ジョブリスト表示画面
71…タイトル欄
72…リスト表示領域
73…インデックス表示領域
74…キャンセル釦
75、75a〜75e…インデックス

Claims (16)

  1. 表示部とユーザ操作を受ける操作部とを備えた操作表示装置の表示を制御する表示制御装置であって、
    複数の選択項目が登録されたリストを前記表示部のリスト表示領域に表示し、該表示中に前記リスト表示領域に対するスクロール操作を受けたとき、前記リストに登録されている選択項目を複数に分けたグループのインデックスを前記表示部に表示し、該インデックスの中からグループの選択操作を受けると、その選択されたグループに対応する選択項目を前記リスト表示領域に表示する
    ことを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記リスト表示領域に表示されている選択項目に対するインデックスの表示態様と、前記リスト表示領域に表示されていない選択項目に対するインデックスの表示態様とを相違させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記スクロール表示には、前記リストに登録されている選択項目を間引いてスクロール表示する間引きモードと、間引かずにスクロール表示する通常モードとがあり、
    ユーザから受けたスクロール操作の操作速度が規定値以上の場合は前記間引きモードでスクロール表示を行い、前記操作速度が規定値未満の場合は前記通常モードでスクロール表示を行う
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の表示制御装置。
  4. 前記スクロール表示には、前記リストに登録されている選択項目を間引いてスクロール表示する間引きモードと、間引かずにスクロール表示する通常モードとがあり、
    前記インデックスに対してスクロール操作を受けた場合は、前記リスト表示領域において前記リストを前記間引きモードでスクロール表示する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  5. 前記インデックスは、前記リストのスクロール表示中は使用されない機能に係る情報が表示されていた領域に表示する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  6. 前記リスト表示領域に表示したリストから選択可能な選択項目の数が規定されている場合に、前記選択可能な選択項目の数と同数の選択項目が選択された時点で前記インデックスの表示を消去する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  7. 前記リスト表示領域に表示したリストから選択可能な選択項目の数が1の場合は、選択項目が選択されたときに前記インデックスの表示を消し、前記選択可能な選択項目の数が2以上の場合は、選択項目が選択されたときに前記インデックスの表示を消さない
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  8. 前記操作表示装置は、前記表示部の画面上にタッチパネルを備えたものである
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  9. 前記スクロール操作は、フリック操作及びドラッグ操作の少なくとも一方である
    ことを特徴とする請求項8に記載の表示制御装置。
  10. 前記リストは、アドレスリスト、ジョブリスト、機能リスト及びユーザリストのいずれかである
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  11. 前記スクロール操作を受けたとき、前記リスト表示領域の前記選択項目をスクロールさせる
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  12. 前記リスト表示領域の前記選択項目をスクロールさせているときに、前記リスト表示領域を拡張して前記インデックスを表示する
    ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  13. 表示部とユーザ操作を受ける操作部とを備えた操作表示装置と、前記操作表示装置の表示を制御する請求項1乃至12のいずれか1項に記載の表示制御装置とを有する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  14. 複数の選択項目が登録されたリストをリスト表示領域に表示する表示部と、
    前記表示部の前記リスト表示領域に対するスクロール操作を受けたとき、前記リストに登録されている選択項目を複数に分けたグループのインデックスを前記表示部に表示し、該インデックスの中からグループの選択操作を受けると、その選択されたグループに対応する選択項目を前記リスト表示領域に表示する制御部と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  15. 前記制御部は、前記リスト表示領域に対するスクロール操作を受けたとき、前記リスト表示領域の前記選択項目をスクロールさせる
    ことを特徴とする請求項14に記載の画像処理装置。
  16. 前記制御部は、前記リスト表示領域の前記選択項目をスクロールさせているときに、前記リスト表示領域を拡張して前記インデックスを表示する
    ことを特徴とする請求項14又は15に記載の画像処理装置。
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