JP5817687B2 - 熱電発電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等の内燃機関から排出される排気ガスを利用して熱電発電を行う熱電発電装置に関する。
従来知られている熱電発電装置は、熱電変換モジュールを備えている。この熱電変換モジュールは、排気管と冷却水管との間に介在し、ゼーベック効果を利用して高温の排気ガスと低温の冷却水との間に温度差を生じさせて発電を行うものである。
一方、排気管内には、エンジンの運転時の排気脈動による入射波が導入されて排気管の下流側および上流側の開口端で反射を繰り返すことにより定在波が生じ、その定在波の波長と排気管の長さとの関係に依存して気柱共鳴が発生することが知られている。かかる気柱共鳴が発生すると、排気管内の音圧が増大し、騒音となってしまう。
このような騒音を低減する技術の一例として、騒音中の特定周波数と逆位相を有する音波を通電による電磁振動により発生させ、拡声器で騒音に干渉させて消音するようにした排ガス処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平2−95714号公報
上記特許文献1に記載されているような従来の排ガス処理装置では、排気ガスの騒音を低減するために専用の拡声器を設ける必要があるため、そのための設置スペースを必要とし、装置構成も比較的複雑となる。また、消音用の拡声器等の部品点数が増加することで装置の製造コストが増大してしまう。
本発明は、かかる従来の問題を解決するためになされたもので、既存の装置構成を利用して排気ガスの騒音を低減することができるとともに、コストの増大を防止することができる熱電発電装置を提供することを目的とする。
本発明に係る熱電発電装置は、上記目的を達成するため、(1)内燃機関から排出される排気ガスが導入される排気管に高温部が対向するとともに、冷却媒体に低温部が対向し、前記高温部と前記低温部との温度差に応じて熱電発電を行う複数個の熱電変換モジュールを備えた熱電発電装置であって、前記熱電発電装置が、前記排気管内の排気ガスによる音圧が高い部位に位置するように前記排気管に取り付けられ、前記複数個の熱電変換モジュールが、前記音圧を低減させる磁場を発生する電流経路を形成するように接続されているものから構成されている。
この熱電発電装置は、排気管内の排気ガスによる音圧が高い部位に配置され、複数個の熱電変換モジュールの接続によって形成された電流経路により音圧を低減させる磁場を発生させているので、この部材での音圧レベルを低減することができる。すなわち、熱電発電装置の既存の装置構成を利用して、排気ガスの騒音を低減することができる。
また、熱電発電装置から発生された電流を利用して排気系の消音を行うようにしているので、従来使用されていた消音専用の部品(例えば、特許文献1における消音用の拡声器)を設ける必要がなく、コストの増大を防止することができる。
上記(1)に記載の熱電発電装置において、(2)前記熱電発電装置が、前記排気管内に生じる気柱共鳴の定在波の音圧分布の腹となる位置に配置され、前記複数個の熱電変換モジュールが、前記音圧分布の腹に向かって移動する排気ガスの粒子の移動方向と逆方向に磁場を発生する電流経路を形成するように接続されているものから構成されている。
この熱電発電装置は、複数個の熱電変換モジュールの接続によって形成された電流経路により、気中共鳴の定在波の音圧分布の腹に向かって移動する排気ガスの粒子の移動方向と逆方向に磁場を発生させているので、この磁場により、音圧分布の腹に向かって排気ガスの粒子を圧縮する圧縮力を打ち消すことができる。
これにより、音圧分布の腹での音圧レベルを低減することができ、排気ガスの騒音を低減することができる。
上記(2)に記載の熱電発電装置において、(3)前記複数個の熱電変換モジュールが、少なくとも2系統に分かれた複数個の熱電変換モジュールを含み、一方の系統の複数個の熱電変換モジュールが、前記排気管の上流側から前記音圧分布の腹に向かって移動する排気ガスの粒子の移動方向と逆方向に磁場を発生する電流経路を形成するように接続され、他方の系統の複数個の熱電変換モジュールが、前記排気管の下流側から前記音圧分布の腹に向かって移動する排気ガスの粒子の移動方向と逆方向に磁場を発生する電流経路を形成するように接続されているものから構成されている。
この熱電発電装置は、一方の系統の複数個の熱電変換モジュールの接続によって形成された電流経路と、他方の系統の複数個の熱電変換モジュールの接続によって形成された電流経路とにより、音圧分布の腹を基点として両方向に働く排気ガスの粒子を圧縮する圧縮力に対してそれぞれ逆方向に磁場を発生させるようにしているので、これらの磁場により両方向に働くそれぞれの圧縮力を打ち消すことができる。
これにより、上記(2)に記載の熱電発電装置と比べて、音圧分布の腹の位置での音圧レベルをより一層低減することができ、排気ガスの騒音をより一層低減することが可能となる。
上記(1)〜(3)に記載の熱電発電装置において、(4)前記複数個の熱電変換モジュールが、前記排気管の延在方向に対して渦巻状に接続されているものから構成されている。
この熱電発電装置は、渦巻状に接続された複数個の熱電変換モジュールによって渦巻状の電流経路が形成されているので、この電流経路を通る渦巻状の電流により、電流経路の内側(電流経路によって囲まれる空間)に磁場を生成することができる。
したがって、このような磁場を生成することができる熱電発電装置を、排気管内の排気ガスによる音圧が高い部位(音圧分布の腹)に配置することで、この部分での音圧レベルを有効に低減することができる。
上記(1)〜(3)に記載の熱電発電装置において、(5)前記複数個の熱電変換モジュールが、前記排気管の延在方向と略直交する面内でループ状電流経路を構成するとともに該ループ状電流経路が前記排気管の延在方向に並列に繋がるように接続されているものから構成されている。
この熱電発電装置は、複数のループ状電流経路が並列に接続されているので、仮にいずれかのループ状電流経路に含まれる熱電変換モジュールが動作不良を起こしたとしても、残りのループ状電流経路を流れる電流によって消音用の磁場の生成を維持することができる。
本発明によれば、既存の装置構成を利用して排気ガスの騒音を低減することができるとともに、コストの増大を防止することができる。
本発明に係る熱電発電装置の第1の実施の形態を示す図であり、熱電発電装置を備えるエンジンの排気系の概略構成図である。 本発明に係る熱電発電装置の第1の実施の形態を示す図であり、熱電発電装置の側面断面図である。 本発明に係る熱電発電装置の第1の実施の形態を示す図であり、熱電変換モジュールの斜視図である。 本発明に係る熱電発電装置の第1の実施の形態を示す図であり、(a)熱電変換モジュールの配列とその接続によって形成される電流経路との関係、および(b)その電流経路を流れる電流とこの電流によって発生する磁場との関係を概略的に示す図である。 本発明に係る熱電発電装置の第1の実施の形態を示す図であり、(a)排気系とこの排気系に発生する気柱共鳴の音圧分布との対応、および(b)第1の実施の形態が奏する効果を模式的に示す図である。 本発明に係る熱電発電装置の第2の実施の形態を示す図であり、(a)熱電変換モジュールの配列とその接続によって形成される電流経路との関係、および(b)その電流経路を流れる電流とこの電流によって発生する磁場との関係を概略的に示す図である。 本発明に係る熱電発電装置の第3の実施の形態を示す図であり、(a)熱電変換モジュールの配列とその接続によって形成される電流経路との関係、および(b)その電流経路を流れる電流とこの電流によって発生する磁場との関係を概略的に示す図である。 本発明に係る熱電発電装置の第3の実施の形態を示す図であり、(a)排気系とこの排気系に発生する気柱共鳴の音圧分布との対応、および(b)第3の実施の形態が奏する効果を模式的に示す図である。
以下、本発明に係る熱電発電装置の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、本実施の形態では、熱電発電装置を、自動車等の車両に搭載される水冷式の多気筒の内燃機関、例えば4サイクルガソリンエンジン(以下、単に「エンジン」という。)に適用した場合について説明している。また、エンジンは、ガソリンエンジンに限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
図1〜図5は、本発明に係る熱電発電装置の第1の実施の形態を示す図である。
まず、構成について説明する。
図1に示すように、自動車等の車両に搭載される内燃機関としてのエンジン1は、吸気系から供給される空気と燃料供給系から供給される燃料とを適宜の空燃比で混合してなる混合気を燃焼室に供給して燃焼させた後、この燃焼に伴って発生する排気ガスを排気系から大気に放出するようになっている。
排気系は、エンジン1に取り付けられたエキゾーストマニホールド2と、このエキゾーストマニホールド2に球面継手3を介して連結された排気管4とを含んで構成されており、エキゾーストマニホールド2と排気管4とによって排気通路が形成されている。
球面継手3は、エキゾーストマニホールド2と排気管4との適度な揺動を許容するとともに、エンジン1の振動や動きを排気管4に伝達させないように、あるいは減衰させて伝達するようになっている。
排気管4上には、まず上流側に、2つの触媒5a,5bが直列に設置されており、これらの触媒5a,5bにより排気ガスが浄化されるようになっている。
これらの触媒5a,5bのうち、排気管4において排気ガスの排気方向の上流側に設置される触媒5aは、いわゆるスタートキャタリスタ(S/C)と呼ばれるものである。一方、排気管4において排気ガスの排気方向の下流側に設置される触媒5bは、いわゆるメインキャタリスタ(M/C)またはアンダーフロアキャタリスタ(U/F)と呼ばれるものである。
これらの触媒5a,5bは、例えば三元触媒により構成されている。この三元触媒は、一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)、窒素酸化物(NOx)を一括して化学反応により無害な成分に変化させるといった浄化作用を発揮する。
さらに、排気管4上で触媒5bの下流側には、消音器としてのメインマフラ6a、熱電発電装置17、および消音器としてのサブマフラ6bが直列に設置されている。
エンジン1の内部には、ウォータジャケットが形成されており、このウォータジャケットにはロングライフクーラント(LLC)と呼ばれる冷却液(以下、単に「冷却水」という。)が充填されている。
この冷却水は、エンジン1に取り付けられた導出管8から導出された後、ラジエータ7に供給され、このラジエータ7から冷却水の還流管9を経てエンジン1に戻されるようになっている。
ラジエータ7は、ウォータポンプ10によって循環される冷却水を外気との熱交換により冷却するものである。
また、還流管9にはバイパス管12が連結されており、このバイパス管12と還流管9との間にはサーモスタット11が介装されている。このサーモスタット11によって、ラジエータ7を流通する冷却水量とバイパス管12を流通する冷却水量とが調節されるようになっている。例えば、エンジン1の暖機運転時においてはバイパス管12側の冷却水量が増加されて暖機が促進されるようになっている。
バイパス管12にはヒータ配管13が連結されており、このヒータ配管13の途中にヒータコア14が設けられている。このヒータコア14は、冷却水の熱を利用して車室内の暖房を行うための熱源である。
このヒータコア14によって暖められた空気は、ブロアファン15によって車室内に導入されるようになっている。なお、ヒータコア14とブロアファン15とによりヒータユニット16が構成されている。
また、ヒータ配管13には、後述する熱電発電装置17に冷却水を供給する上流側配管18aが連結されており、熱電発電装置17と還流管9との間には、熱電発電装置17から還流管9に冷却水を排出する下流側配管18bが連結されている。
このため、熱電発電装置17において排熱回収が行われている場合には、下流側配管18bを流れる冷却水は、上流側配管18aを流れる冷却水の温度よりも高くなる。
一方、エンジン1の排気系では、メインマフラ6aとサブマフラ6bの間に設けられた熱電発電装置17が、エンジン1から排出される排気ガスの熱を回収し、排気ガスの熱エネルギーを電気エネルギーに変換するようになっている。
図2に示すように、熱電発電装置17は、エンジン1から排出された排気ガスGが導入される内管21と、内管21の外方に設けられ、内管21との間で受熱通路22を形成する排気管としての外管23とを備えている。
内管21の上流端は、排気管4に連結されており、内管21の内部は、排気管4から排気ガスGが導入される排気通路25となっている。内管21は、支持部材24を介して外管(排気管)23に固定されており、外管(排気管)23の下流端は、排気管4に連結され、さらにサブマフラ6bを介してテールパイプ19に繋がっている。
このため、エンジン1から排気管4を通して内管21の排気通路25に排出された排気ガスGは、排気通路25を通して下流側の排気管4に排出された後、サブマフラ6bを介してテールパイプ19から外気に排出される。
また、熱電発電装置17は、外管(排気管)23上に配列された複数個の熱電変換モジュール27と、熱電変換モジュール27の周囲を囲むように外管(排気管)23と同軸上に設けられた筒状の冷却水管28とを備えている。
冷却水管28は、上流側配管18aに連結される冷却水導入部28a、および下流側配管18bに連結される冷却水排出部28bを備えている。この冷却水管28は、図2に一例として示すように、冷却水導入部28aから冷却水管28に導入された冷却水Wが排気ガスGの排気方向と同方向に流れるように、冷却水導入部28aに対して冷却水排出部28bが排気方向下流側に設けられている。このため、冷却水Wは、受熱通路22に流れる排気ガスGの排気方向と同方向に流れる。
なお、図2に示す冷却水Wと排気ガスGが同方向に流れる配置態様は一例であり、これに限定されないことはもちろんである。例えば、冷却水管28に導入された冷却水Wが排気ガスGの排気方向と逆方向に流れるように、冷却水導入部28aおよび冷却水排出部28bを設けるようにしてもよい。冷却水Wと排気ガスGが逆方向に流れる配置態様とすることで、いわゆる対数平均温度差により、熱回収効率を高めることができる。
図2に示すように、内管21には複数の連通孔36が形成されており、この連通孔36は、内管21の内部と受熱通路22とを連通している。この連通孔36は、内管21の円周方向に等間隔に形成されているとともに、図2には特に示していないが、内管21の延在方向(内管21内を流れる排気ガスGの排気方向)に沿って配列されている。なお、連通孔36は、等間隔に形成されるものに限定されない。
また、支持部材24には、支持部材24の円周方向に亘って等間隔に連通孔24aが形成されている。受熱通路22は、支持部材24に形成された連通孔24aを通して排気管4(図1)に連通し、さらにサブマフラ6bを通してテールパイプ19に連通している。なお、連通孔24aは、等間隔に形成されるものに限定されない。
また、内管21の下流端には開閉弁26が設けられており、この開閉弁26は、内管21を開閉するように外管(排気管)23に回動自在に取り付けられている。この開閉弁26は、排気通路25を流れる排気ガスGの圧力の大きさに応じて自動的に開閉するものである。
すなわち、開閉弁26は、排気ガスGの圧力が低い場合(エンジン1のアイドリング時や低負荷走行時など)には、図2に実線で示すように、内管21を閉塞することで、内管21に導入された排気ガスGを受熱通路22に導入するようになっている。
また、開閉弁26は、排気ガスGの圧力が高い場合(エンジン1の高負荷走行時など)には、図2に破線で示すように、内管21を解放するようになっている。このため、熱電発電装置17は、排気ガスGの背圧が高くなるのを防止して、排気性能が低下するのを防止することができる。
本実施の形態では、後述するように、熱電発電装置17において排気ガスGが流れる部分(内管21の内側、および、内管21と外管(排気管)23の間の受熱通路22)に所定方向に磁場を発生させる必要がある。この磁場は、熱電変換モジュール27から発生される電流、すなわち、複数個の熱電変換モジュール27を接続して形成されるループ状の電流経路によって生成することができる。
このため、そのループ状の電流経路の内側に位置する外管(排気管)23および内管21は、強磁性体以外の材料を用いて形成するのが望ましい。強磁性体材料を用いた場合、外管(排気管)23および内管21が磁気シールド化してしまい、排気ガスGが流れる部分に有効な磁場を生成することができないからである。
図3に示すように、熱電変換モジュール27は、高温側の受熱部を構成する絶縁セラミックス製の受熱基板29と、低温側の放熱部を構成する絶縁セラミックス製の放熱基板30と、ゼーベック効果により温度差に応じた熱起電力を発生するN型熱電変換素子31およびP型熱電変換素子32とを備えている。
N型熱電変換素子31およびP型熱電変換素子32は、受熱基板29と放熱基板30との間にそれぞれ複数個設置されており、受熱基板29に接触する側の面に接続された電極33aおよび放熱基板30に接触する側の面に接続された電極33bを介して、交互にかつ直列に接続されている。また、隣接する熱電変換モジュール27は、配線35を介して電気的に接続されている。
本実施の形態では、この熱電変換モジュール27が複数個設けられている。図4(a)に示すように、複数個の熱電変換モジュール27は、外管(排気管)23の周面上に密に配列されている。ただし、各熱電変換モジュール27は相互に接触しておらず、僅かな隙間をあけて配列されている。この隙間の部分は、熱電変換モジュール27同士を接続するための配線35を引き回す領域として利用される。
複数個の熱電変換モジュール27は、図4(a)に示すように、外管(排気管)23の延在方向(図示の例では左右方向)に対して渦巻状の電流経路IPを形成するように直列に接続されている。このように接続された複数個の熱電変換モジュール27から発生される電流I(図4(b))は、ケーブル34を介して熱電発電装置17から取り出され、図示しないDC−DCコンバータを介して補機バッテリに供給されるようになっている。
なお、熱電変換モジュール27は、図3に示すように略正方形のプレート形状を有しており、その両面を外管(排気管)23および冷却水管28に密着させる必要があるため、外管(排気管)23および冷却水管28は、熱電変換モジュール27の形状に応じて多角形に形成されている。図4(a)に示す例では、熱電変換モジュール27の一方の面が接触する外管(排気管)23は、その断面形状が四角形に形成されている。図4(a)には示していないが、熱電変換モジュール27の他方の面が接触する冷却水管28(図2)についても同様に、その断面形状が四角形に形成されている。
また、外管(排気管)23および冷却水管28の断面形状は、多角形に限らず、円形もしくは楕円形であってもよい。この場合、熱電変換モジュール27の一方の面(受熱基板29)および他方の面(放熱基板30)を外管(排気管)23および冷却水管28の形状に合わせて湾曲させるように形成すればよい。
図4に示したように外管(排気管)23の延在方向に対して渦巻状の電流経路IPを形成するように接続された複数個の熱電変換モジュール27を備えた熱電発電装置17は、排気管4上で排気ガスGによる音圧が高い部位に位置するように排気管4に取り付けられている。具体的には、図5(a)に示すように、熱電発電装置17は、排気管4内に生じる気柱共鳴の定在波の音圧分布の腹(排気系音圧共鳴モードの「腹」)SBとなる位置に配置されている。
この場合、熱電発電装置17は、排気管4上で音圧分布の腹SBとなる位置の下流側に配置されるのが望ましい。この熱電発電装置17は、後述するように、複数個の熱電変換モジュール27から発生される電流によって磁場を生成し、この磁場を用いて排気音の消音を行うようにしている。生成される磁場の影響が及ぶ範囲を、排気音をひき起こす排気ガスの粒子P(図5(b)参照)が密集する部分(腹SBの位置)よりも下流側にした方が、消音効果をより高めることができるからである。
本実施の形態の熱電発電装置17は、上述のような構成を備えることにより、以下の作用効果を奏する。
先ず、外管(排気管)23の周面上に複数個の熱電変換モジュール27が密に配列されているので、排気管4から放出された熱が各熱電変換モジュール27間の隙間から冷却水管28に流れるのを防ぐことができる。すなわち、排気ガスの熱を無駄なく各熱電変換モジュール27において有効に利用することができる。
このため、各熱電変換モジュール27の受熱基板29(外管(排気管)23)に接している側)と放熱基板30(冷却水管28に接している側)との温度差を大きく保つことができ、熱電発電装置17全体として熱電発電効率を最大限に維持することができる。
また、図4(a)に示すように、外管(排気管)23上に配列された複数個の熱電変換モジュール27が外管(排気管)23の延在方向に対して渦巻状の電流経路IPを形成するように接続されているので、この電流経路IPを通る渦巻状の電流Iによって、電流経路IPの内側(電流経路IPによって囲まれる空間)に磁場Hを生成することができる。
この磁場Hは、図4(b)に示すように、アンペールの右ネジの法則に従い、外管(排気管)23の延在方向(図示の例では右方向)に生成される。なお、図示の例では、磁場Hが内管21の内側にのみ生成されている状態を示しているが、実際には外管(排気管)23と内管21の間の部分にも磁場が生成される。
また、このような磁場Hを生成することができる熱電発電装置17を、図5(a)に示すように、排気管4内の排気ガスによる音圧が高い部位(音圧分布の腹SB)に配置しているので、この部分での音圧レベルを低減することができる。
すなわち、排気管4内で音圧分布の腹SBとなる位置では、図5(b)に示すように、上流側から移動してきた排気ガスの粒子Pの移動方向(図示の例では右方向)に対して、該粒子Pの下流側への移動を妨げる方向(図示の例では左方向)に該粒子Pを圧縮する圧縮力CFが作用する。このため、音圧分布の腹SBとなる位置の近傍に排気ガスの粒子Pが密集し、この部分での音圧が増大する。
本実施の形態では、この音圧が高い部位(音圧分布の腹SB)に熱電発電装置17を配置し、熱電発電時に複数個の熱電変換モジュール27から発生された渦巻状の電流I(図4(a)の電流経路IP)により、排気管内で排気ガスの粒子Pを圧縮しようとする圧縮力CFの作用方向と逆方向に磁場H(図5(b))を発生させることで、その圧縮力CFを打ち消すことができる。
その結果、図5(a)に破線部分および太い矢印で示すように、その音圧分布の腹SBの位置での音圧レベルを低減することができ、排気系の消音を行うことができる。
このように本実施の形態の熱電発電装置17は、既存の装置構成を利用して、熱電変換モジュール27の配列およびその電気的接続を工夫することにより、排気ガスの騒音を有効に低減することができる。
また、熱電発電装置17(熱電変換モジュール27)から発生された電流を利用して排気系の消音を行うようにしているので、従来使用されていた消音専用の部品(例えば、特許文献1における消音用の拡声器)を設ける必要がない。
このため、消音専用の部品の設置スペースも不要となり、装置構成が複雑にならない。さらに、消音専用の部品を設ける必要がないので、熱電発電装置17の製造コストが増大するのを防止することができる。
(第2の実施の形態)
図6は、本発明に係る熱電発電装置の第2の実施の形態を示す図であり、第1の実施の形態(図1〜図5)と同一の構成には同一の参照符号を付して説明を省略する。
図6において、(a)は、熱電変換モジュール27の配列と熱電変換モジュール27の接続によって形成されるループ状電流経路IPsとの関係を斜視図の形態で示したものであり、(b)は、そのループ状電流経路IPsを流れる電流Isとこの電流Isによって発生する磁場Hsとの関係を断面図の形態で概略的に示したものである。
この第2の実施の形態では、図6に示すように、複数個の熱電変換モジュール27が、外管(排気管)23の延在方向と略直交する面内でループ状電流経路IPsを構成するとともに該ループ状電流経路IPsが外管(排気管)23の延在方向に並列に繋がるように接続されている。
すなわち、各ループ状電流経路IPsの一端側が共通に接続され、この共通に接続された一端側から、複数個の熱電変換モジュール27から発生されたトータルの電流Isが取り出されるようになっている。
この第2の実施の形態では、外管(排気管)23上に配列された複数個の熱電変換モジュール27が外管(排気管)23の延在方向に対して複数のループ状電流経路IPsを形成するように接続されているので、各ループ状電流経路IPsを通るループ状の電流によって、各ループ状電流経路IPsの内側に所要の磁場Hs(図6(b))を生成することができる。
第1の実施の形態の場合と同様の原理(図5参照)から、この磁場Hsを用いて、排気管4内の排気ガスによる音圧が高い部分(音圧分布の腹SB)での音圧レベルを低減することができ、排気系の消音を行うことができる。
また、第1の実施の形態の場合と同様に既存の装置構成を利用しているので、熱電発電効率を最大限に維持できるとともに、熱電発電装置17のコスト増大を防止することができる。
さらに、この第2の実施の形態では、複数のループ状電流経路IPsが並列に接続されているので、仮にいずれかのループ状電流経路IPsに含まれる熱電変換モジュール27が動作不良を起こしたとしても、残りのループ状電流経路IPsを流れる電流によって消音用の磁場の生成を維持することができる。
(第3の実施の形態)
図7〜図8は、本発明に係る熱電発電装置の第3の実施の形態を示す図であり、第1の実施の形態(図1〜図5)と同一の構成には同一の参照符号を付して説明を省略する。
図7において、(a)は、熱電変換モジュール27の配列と熱電変換モジュール27の接続によって形成される2つの電流経路IPa,IPbとの関係を斜視図の形態で示したものであり、(b)は、各電流経路IPa,IPbを流れる電流Ia,Ibとこの電流Ia,Ibによって発生する磁場Ha,Hbとの関係を断面図の形態で概略的に示したものである。
また、図8において、(a)は、排気系とこの排気系に発生する気中共鳴の音圧分布との対応を示したものであり、(b)は、第3の実施の形態が奏する効果を模式的に示したものである。
この第3の実施の形態では、図7および図8に示すように、外管(排気管)23上に配列された複数個の熱電変換モジュール27が、それぞれ同数の熱電変換モジュール27を含むように2系統に分かれている。
一方の系統の複数個の熱電変換モジュール27は、外管(排気管)23の上流側から音圧分布の腹SBに向かって移動する排気ガスの粒子Pの移動方向と逆方向に磁場Hbを発生する電流経路IPbを形成するように接続され、他方の系統の複数個の熱電変換モジュール27は、外管(排気管)23の下流側から音圧分布の腹SBに向かって移動する排気ガスの粒子Pの移動方向と逆方向に磁場Haを発生する電流経路IPaを形成するように接続されている。
すなわち、外管(排気管)23上に配列された複数個の熱電変換モジュール27は、2系統の熱電変換モジュール27が中央を基点として互いに逆方向の磁場Ha,Hbを発生する電流経路IPa,IPbを形成するように接続されている。
そして、このように接続された複数個の熱電変換モジュール27を備えた熱電発電装置17は、図8に示すように、その中心部が排気管4内の音圧分布の腹SBに位置するように排気管4に取り付けられている。
この第3の実施の形態では、音圧分布の腹SBを基点として両方向に働く排気ガスの粒子Pを圧縮する圧縮力CFに対して、それぞれ逆方向に磁場Ha,Hbを発生させるようにしている(図8(b)参照)。したがって、これらの磁場Ha,Hbにより、両方向に働くそれぞれの圧縮力CFを打ち消すことができる。
これにより、第1の実施の形態の場合(図5(a))と比べて、図8(a)に破線部分および太い矢印で示すように、その音圧分布の腹SBの位置での音圧レベルをより一層低減することができ、排気ガスの騒音をより一層低減することが可能となる。
また、第1の実施の形態の場合と同様に既存の装置構成を利用しているので、熱電発電効率を最大限に維持できるとともに、熱電発電装置17のコスト増大を防止することができる。
なお、上述した各実施の形態では、外管(排気管)23の周面上に複数個の熱電変換モジュール27を密に配列する場合を例にとって説明したが、熱電変換モジュール27の配列形態がこれに限定されないことはもちろんである。要は、排気管内の排気ガスによって生じる騒音を低減させる磁場を発生するのに十分な電流経路を形成するように複数個の熱電変換モジュールが配列されていれば十分である。
例えば、熱電発電効率よりも消音効果を重視したい場合には、必ずしもモジュールを密に配列する必要はなく、少なくとも騒音を低減させる磁場を発生するのに十分な電流経路を形成するに足る数のモジュールを備えていればよい。この場合、熱電変換モジュール27を密に配列しないで済む分、熱電発電装置17全体のコスト低減に寄与することができる。
また、上述した第1および第3の実施の形態では、排気管の延在方向に対して渦巻状の電流経路IP(図4)、IPa,IPb(図7)を形成するように複数個の熱電変換モジュール27を接続した場合を例にとって説明したが、熱電変換モジュール27の接続態様がこれに限定されないことはもちろんである。例えば、排気管の延在方向に対して螺旋状の電流経路を形成するように複数個の熱電変換モジュール27を接続した場合も、騒音を低減するのに十分な磁場を発生させることが可能である。
以上説明したように、本発明に係る熱電発電装置は、既存の装置構成を利用して排気ガスの騒音を低減することができるとともに、コストの増大を防止することができるという効果を有し、自動車等の内燃機関から排出される排気ガスを利用して熱電発電を行う熱電発電装置等として有用である。
1…エンジン(内燃機関)、4…排気管、17…熱電発電装置、23…外管(排気管)、27…熱電変換モジュール、28…冷却水管、29…受熱基板(高温部)、30…放熱基板(低温部)、31…N型熱電変換素子、32…P型熱電変換素子、CF…排気ガスの粒子を圧縮する圧縮力、G…排気ガス、H,Ha,Hb,Hs…磁場、I,Ia,Ib,Is…発生電流、IP,IPa,IPb,IPs…電流経路、P…排気ガスの粒子、SB…音圧分布の腹(排気ガスによる音圧が高い部位)、W…冷却水(冷却媒体)

Claims (5)

  1. 内燃機関から排出される排気ガスが導入される排気管に高温部が対向するとともに、冷却媒体に低温部が対向し、前記高温部と前記低温部との温度差に応じて熱電発電を行う複数個の熱電変換モジュールを備えた熱電発電装置であって、
    前記熱電発電装置が、前記排気管内の排気ガスによる音圧が高い部位に位置するように前記排気管に取り付けられ、前記複数個の熱電変換モジュールが、前記音圧を低減させる磁場を発生する電流経路を形成するように接続されていることを特徴とする熱電発電装置。
  2. 前記熱電発電装置が、前記排気管内に生じる気柱共鳴の定在波の音圧分布の腹となる位置に配置され、前記複数個の熱電変換モジュールが、前記音圧分布の腹に向かって移動する排気ガスの粒子の移動方向と逆方向に磁場を発生する電流経路を形成するように接続されていることを特徴とする請求項1に記載の熱電発電装置。
  3. 前記複数個の熱電変換モジュールが、少なくとも2系統に分かれた複数個の熱電変換モジュールを含み、
    一方の系統の複数個の熱電変換モジュールが、前記排気管の上流側から前記音圧分布の腹に向かって移動する排気ガスの粒子の移動方向と逆方向に磁場を発生する電流経路を形成するように接続され、
    他方の系統の複数個の熱電変換モジュールが、前記排気管の下流側から前記音圧分布の腹に向かって移動する排気ガスの粒子の移動方向と逆方向に磁場を発生する電流経路を形成するように接続されていることを特徴とする請求項2に記載の熱電発電装置。
  4. 前記複数個の熱電変換モジュールが、前記排気管の延在方向に対して渦巻状に接続されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1の請求項に記載の熱電発電装置。
  5. 前記複数個の熱電変換モジュールが、前記排気管の延在方向と略直交する面内でループ状電流経路を構成するとともに該ループ状電流経路が前記排気管の延在方向に並列に繋がるように接続されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1の請求項に記載の熱電発電装置。
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