JP5811889B2 - 空気冷却装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空気冷却装置に関する。
内燃機関は、気筒内への空気の充填率が上がると出力が増大する。上記充填率は、気筒内に充填する空気を冷却すると上がる。そのため、内燃機関の出力を増大させるには、気筒内に充填する直前の空気をインタークーラで冷却することが有効である。特許文献1に開示された空気冷却装置は、吸気マニホールド内にインタークーラを設置している。
特表2010−510425号公報
特許文献1に開示された空気冷却装置では、スロットル開度が小さいとき、インタークーラを通過する空気の流速が遅くなる。そのため、空気中の水蒸気が凝縮し水滴となってインタークーラのフィンに付着し易い。フィンに溜まった水は、スロットル開度が急に大きくなったとき一気に内燃機関に吸い込まれ、内燃機関に水撃作用を及ぼす。上記水撃作用は、内燃機関を破損させるおそれがある。
また、インタークーラのフィンに溜まった水は、凍るとフィン間の通路を塞ぐ。フィン間の通路が塞がれると、インタークーラの冷却効率が低下する。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、内燃機関の破損を抑制可能であり、且つインタークーラの冷却効率の低下を抑制可能な空気冷却装置を提供することにある。
本発明は、内燃機関の吸入空気系統に設けられる空気冷却装置であって、通路部材と、インタークーラと、規制手段とを備える。通路部材は、空気が流通可能な通路を有する。インタークーラは、通路部材内に設けられ、通路を流れる空気を冷却可能である。規制手段は、通路のうちインタークーラに対し上流側または下流側に設けられる。規制手段は、通路を流れる空気の流量が少ないとき、通路を流れる空気の流量が多いときと比べインタークーラの通路断面積が小さくなるように空気の流れを規制する。
吸入空気系統は、通路部材に接続するスロットルボディ、スロットルボディ内を開閉可能なスロットル弁部材、および、スロットル弁部材を開閉駆動するスロットル駆動部を有する。
本発明には第1発明および第2発明がある。
第1発明では、規制手段は、通路のうちインタークーラに対し上流側の区間を第1流路と第2流路とに仕切る第1隔壁と、通路を流れる空気の流量が少ないとき第1流路を閉じる閉鎖手段と、を有する。閉鎖手段は、第1流路を開閉可能な弁部材、および、スロットル弁部材またはスロットル駆動部の開閉動作に連動し弁部材を開閉駆動する連動機構から構成される。弁部材は、インタークーラに対し上流側の位置から当該インタークーラ側に延びる可動板を有し、第1流路を閉じると、通路のうち第2流路に対し上流側の区間の通路断面積をインタークーラに向かって連続的に小さくする。
第2発明では、規制手段は、通路のうちインタークーラに対し上流側の区間を第3流路と第4流路とに仕切る第2隔壁から構成される。第3流路は、通路を流れる空気の流量が少なくなるようにスロットル弁部材がスロットルボディの通路断面積を小さくしているときスロットル弁部材に対し下流側に位置する。第4流路は、スロットル弁部材がスロットルボディの通路断面積を小さくしているときスロットル弁部材とスロットルボディとの隙間に対し下流側に位置する。
したがって、スロットル開度が小さいとき、インタークーラを通過する空気の流速が低下しない。そのため、インタークーラを通過する空気中の水蒸気がインタークーラのフィンに結露し難くなる。そのため、フィンに溜まった水が内燃機関に水撃作用を及ぼすことに起因して内燃機関が破損することを抑制可能である。
また、フィンに溜まった水が凍りフィン間の通路を塞ぐことに起因してインタークーラの冷却効率が低下することを抑制可能である。
本発明の第1実施形態による空気冷却装置を使用したエンジンシステムの概念図である。 図1の矢印II部分の拡大図であって、スロットル開度が比較的大きい場合の空気冷却装置を示す図である。 図2の場合よりもスロットル開度が小さい場合の空気冷却装置を示す図である。 本発明の第2実施形態による空気冷却装置を用いたエンジンシステムの概念図である。 図4の矢印V部分の拡大図であって、スロットル開度が比較的大きい場合の空気冷却装置を示す図である。 図5の場合よりもスロットル開度が小さい場合の空気冷却装置を示す図である。 図6のスロットル弁装置を矢印VII方向に見た図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づき説明する。実施形態同士で実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による空気冷却装置は、図1に示すエンジンシステムで使用されている。先ず、エンジンシステム10を説明する。
エンジンシステム10は、内燃機関12、吸入空気系統16、排気系統64、過給機74およびEGR装置84を備えている。内燃機関12は、複数の気筒14を有するレシプロ型エンジンである。なお便宜上、図1には気筒14を1つだけ示す。
吸入空気系統16は、エアクリーナ18、スロットル弁装置20、吸気マニホールド26、インテークパイプ38、40、および、空気冷却装置42を有する。
エアクリーナ18は、大気から空気を取り込み、取り込んだ空気中の異物を除去する。エアクリーナ18は、インテークパイプ38により過給機74のハウジング80に接続されている。
スロットル弁装置20は、スロットルボディ21、スロットルボディ21内を開閉可能なバタフライ式のスロットル弁部材22、および、スロットル弁部材22を開閉駆動するスロットル駆動部24から構成されている。スロットルボディ21は、インテークパイプ40により過給機74のハウジング80に接続されている。
吸気マニホールド26は、スロットルボディ21に接続するサージタンク28、および、サージタンク28と内燃機関12とを接続する多岐管36から構成されている。サージタンク28は、スロットルボディ21およびインテークパイプ40等と比べて大きい通路断面積を有する。サージタンク28は、内燃機関12に供給する空気の脈動を緩和する機能等を有する。多岐管36は、サージタンク28を通過した空気を内燃機関12の各気筒14に導く。
空気冷却装置42は、サージタンク28、インタークーラ44および規制手段50から構成されている。第1実施形態では、サージタンク28は「通路部材」と兼ねる。サージタンク28は、空気が流通可能な通路30を有する。
インタークーラ44は、サージタンク28内に設けられている。インタークーラ44は、図示しない冷却水ポンプが圧送する冷却水を流すチューブ46、および、チューブ46の外壁に固定されたフィン48を有する。インタークーラ44は、通路30を流れる空気を冷却可能な水冷式の熱交換器である。
規制手段50は、通路30のうちインタークーラ44に対し上流側に設けられている。規制手段50は、通路30を流れる空気の流量が少ないとき即ちスロットル開度が小さいとき、スロットル開度が大きいときと比べインタークーラ44の通路断面積が小さくなるように空気の流れを規制する。なお、規制手段50については後に詳述する。
排気系統64は、内燃機関12の各気筒14から排出される排気を集合させる排気マニホールド66、排気を浄化する触媒コンバータ68、過給機74のハウジング82と触媒コンバータ68とを接続するエキゾーストパイプ70、および、触媒コンバータ68と図示しないマフラーとを接続するエキゾーストパイプ72等から構成されている。エキゾーストパイプ72を通過した排気は、図示しないマフラーから大気に放出される。
過給機74は、排気駆動式であり、内燃機関12の排気により回転駆動するタービンホイール76、タービンホイール76と一体に回転し空気を圧縮するコンプレッサホイール78、および、ハウジング80、82から構成されている。過給機74は、空気を圧縮することによって内燃機関12の各気筒14により多くの空気を送り込む。内燃機関12に供給する空気量を増やすことで燃料可能な燃料の量を増やし、内燃機関12の出力を増大させることができる。
EGR装置84は、エキゾーストパイプ72とインテークパイプ38とを接続するEGRホース86、エキゾーストパイプ72からEGRホース86を経由してインテークパイプ38に流入する排気量を調整するEGR弁装置88、および、EGRホース86を通過する排気を浄化するフィルター90から構成されている。EGR装置84は、排気の一部を吸入空気系統16に戻すことによって内燃機関12の燃焼温度を下げる。内燃機関12の燃焼温度を下げることにより、燃費を向上させる効果や排気中の窒素酸化物を低減する効果がある。
次に、空気冷却装置42の規制手段50の構成を図2、図3に基づき詳しく説明する。
規制手段50は、第1隔壁52および閉鎖手段54を有する。第1隔壁52は、通路30のうちインタークーラ44に対し上流側の区間を第1流路32と第2流路34とに仕切る。第1隔壁52は、サージタンク28に一体に形成される。第1実施形態では、第2流路34の通路断面積は、第1流路32の通路断面積と比べて小さい。
閉鎖手段54は、弁部材56およびリンク機構62から構成されている。
弁部材56は、サージタンク28の内壁により回転可能に支持された回転軸58、および、回転軸58からインタークーラ44側に延びる可動板60からなる。弁部材56は、第1流路32を開閉可能である。具体的には、弁部材56は、図2に示すように可動板60が第1流路32を開放する位置から、図3に示すように可動板60が第1流路32を閉鎖する位置まで作動可能である。
リンク機構62は、スロットル弁装置20のスロットル弁部材22と弁部材56の回転軸58とを連結するリンク部材から構成され、スロットル弁部材22の開閉動作に連動し弁部材56を開閉駆動する。リンク機構62は、特許請求の範囲に記載の「連動機構」に相当する。リンク機構62は、スロットル開度が大きいとき第1流路32が開くように弁部材56を駆動し、スロットル開度が小さいとき第1流路32が閉じるように弁部材56を駆動する。
弁部材56の可動板60は、図3に示すように第1流路32を閉じると、通路30のうち第2流路34に対し上流側の区間の通路断面積をインタークーラ44に向かって連続的に小さくする。
次に、空気冷却装置42の作動を説明する。
図2に示すようにスロットル開度が大きいとき、弁部材56は、第1流路32を開放する。スロットルボディ21を通過する空気は、第1流路32および第2流路34のどちらかを通過してインタークーラ44に流入する。
図3に示すようにスロットル開度が小さいとき、弁部材56は、第1流路32を閉鎖する。スロットルボディ21を通過する空気は、第2流路34を通過してインタークーラ44に流入する。このとき、スロットルボディ21を通過する空気の流量は、スロットル開度が大きいときと比べて少ない。一方、通路30のうちインタークーラ44の上流側の区間は、スロットル開度が大きいときと比べて絞られている。そのため、スロットル開度が小さいときインタークーラ44を通過する空気の流速は、スロットル開度が大きいときと比べ低下しないように構成されている。言い換えれば、第2流路34の通路断面積は、スロットル開度が小さいときインタークーラ44を通過する空気の流速が低下しないように設定されている。
以上説明したように、第1実施形態による空気冷却装置42は、通路30を有するサージタンク28と、通路30を流れる空気を冷却可能なインタークーラ44と、規制手段50とを備える。規制手段50は、通路30のうちインタークーラ44に対し上流側に設けられ、通路30を流れる空気の流量が少ないときインタークーラ44の通路断面積が小さくなるように空気の流れを規制する。
したがって、スロットル開度が小さいとき、インタークーラ44を通過する空気の流速が低下しない。そのため、インタークーラ44を通過する空気中の水蒸気がインタークーラ44のフィン48に結露し難くなる。そのため、インタークーラ44のフィン48に溜まった水が内燃機関12に水撃作用を及ぼすことに起因して内燃機関12が破損することを抑制可能である。また、インタークーラ44のフィン48に溜まった水が凍りフィン48間の通路を塞ぐことに起因してインタークーラ44の冷却効率が低下することを抑制可能である。
また、第1実施形態では、規制手段50は、通路30のうちインタークーラ44に対し上流側の区間を第1流路32と第2流路34とに仕切る第1隔壁52と、通路30を流れる空気の流量が少ないとき第1流路32を閉じる閉鎖手段54とを有する。
したがって、通路30を流れる空気の流量が少ないとき、空気は、第2流路34だけを通ってインタークーラ44に流入する。そのため、インタークーラ44を通過する空気の流速が低下することを回避可能である。
また、第1実施形態では、吸入空気系統16は、サージタンク28に接続するスロットルボディ21、スロットルボディ21内を開閉可能なスロットル弁部材22、および、スロットル弁部材22を開閉駆動するスロットル駆動部24を有する。また、閉鎖手段は、第1流路32を開閉可能な弁部材56、および、スロットル駆動部24の開閉動作に連動し弁部材56を開閉駆動するリンク機構62から構成される。
したがって、弁部材56を開閉駆動するための駆動手段を別途設けなくてもよいので、空気冷却装置42の部品点数を減らすことができる。
また、第1実施形態では、弁部材56は、第1流路32を閉じると、通路30のうち第2流路34に対し上流側の区間の通路断面積をインタークーラ44に向かって連続的に小さくする。
したがって、通路30の空気の流れを円滑にすることができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態による空気冷却装置を図4〜図7に基づき説明する。
空気冷却装置100は、サージタンク102、インタークーラ44および規制手段110から構成されている。サージタンク102は、特許請求の範囲に記載の「通路部材」に相当する。サージタンク102は、空気が流通可能な通路104を有する。
規制手段110は、通路104のうちインタークーラ44に対し上流側に設けられている。規制手段110は、通路104を流れる空気の流量が少ないとき即ちスロットル開度が小さいとき、スロットル開度が大きいときと比べインタークーラ44の通路断面積が小さくなるように空気の流れを規制する。
具体的には、規制手段110は、通路104のうちインタークーラ44に対し上流側の区間を第3流路106と第4流路108とに仕切る第2隔壁112と、上記区間を第3流路106と第4流路109とに仕切る第2隔壁116とから構成されている。図7に示すように、第2隔壁112、116のスロットル弁部材22側の端部114、118の横断面形状は、スロットル開度が小さいときのスロットル弁部材22の縁に沿う円弧状である。
第3流路106は、スロットル弁部材22がスロットルボディ21の通路断面積を小さくしているときスロットル弁部材22に対し下流側に位置する。言い換えれば、スロットル開度が小さいときスロットル弁部材22を上流側から見ると、第3流路106は、スロットル弁部材22に隠れる位置にある。
第4流路108、109は、スロットル弁部材22がスロットルボディ21の通路断面積を小さくしているときスロットル弁部材22とスロットルボディ21との隙間に対し下流側に位置する。言い換えれば、スロットル開度が小さいときスロットル弁部材22を上流側から見ると、第4流路108、109は、スロットル弁部材22とスロットルボディ21との隙間から見える位置にある。
第4流路108、109の上流側の通路断面積は、下流側の通路断面積よりも大きい。第2隔壁112、116は、第4流路108、109の通路断面積をインタークーラ44に向かって連続的に小さくする。
第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏する。さらに、規制手段50が第2隔壁112、116だけで構成されていることから、駆動手段が不要であり、構成が簡易である。
(他の実施形態)
本発明の他の実施形態では、スロットル弁装置は、バタフライ式に限らず、例えばゲート式等の他の型式であってもよい。
本発明の他の実施形態では、規制手段は、インタークーラに対し下流側に設けられてもよい。
本発明の他の実施形態では、吸気マニホールドのサージタンクは、空気冷却装置の通路部材を兼ねなくてもよい。すなわち、空気冷却装置は、吸気マニホールド以外の場所に設けられてもよい。
本発明の他の実施形態では、空気冷却装置は、スロットル弁装置に対し上流側に設けられてもよい。
第1実施形態では、規制手段は、スロットル弁装置のスロットル駆動部に連動するリンク機構で弁部材を駆動していた。これに対し、本発明の他の実施形態では、スロットル弁装置のスロットル駆動部とは別に、弁部材を開閉駆動するための駆動手段を設けてもよい。
本発明の他の実施形態では、弁部材は、スロットル開度が所定値より大きいときは第1流路を全開にし、スロットル開度が所定値以下となったときは第1流路を全閉にするように、段階的に作動してもよい。
本発明の他の実施形態では、弁部材は、ゲート式等の他の型式であってもよい。
本発明の他の実施形態では、弁部材は、第1流路を閉じたとき、通路のうち第2流路に対し上流側の区間の通路断面積を一定にしてもよい。
本発明の他の実施形態では、リンク機構は、スロットル弁部材ではなくスロットル駆動部に連結されてもよい。
本発明の他の実施形態では、リンク機構に代えて、歯車等で構成される連動機構を設けてもよい。
本発明の他の実施形態では、第2流路の通路断面積は、第1流路の通路断面積と同じであってもよいし、第1流路の通路断面積よりも大きくてもよい。
第2実施形態では、第2隔壁が2つの部材から構成されていた。これに対し、本発明の他の実施形態では、第2隔壁を1つの部材で構成してもよい。
本発明の他の実施形態では、第2隔壁のスロットル弁部材側の端部の断面形状は、円弧状に限らず、直線状等であってもよい。
本発明の他の実施形態では、第4流路は、流通方向で通路断面積が一定であってもよい。
本発明は、スロットル弁装置を備えていない吸入空気系統にも適用可能である。
本発明は、過給機を備えていないエンジンシステムにも適用可能である。
本発明は、EGR装置を備えていないエンジンシステムにも適用可能である。
以上、本発明は、上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
12・・・内燃機関
16・・・吸入空気系統
28、102・・・サージタンク(通路部材)
30、104・・・通路
42、100・・・空気冷却装置
44・・・インタークーラ
50、110・・・規制手段

Claims (4)

  1. 内燃機関(12)の吸入空気系統(16)に設けられる空気冷却装置(42)であって、
    空気が流通可能な通路(30)を有する通路部材(28)と、
    前記通路部材内に設けられ、前記通路を流れる空気を冷却可能なインタークーラ(44)と、
    前記通路のうち前記インタークーラに対し上流側に設けられ、前記通路を流れる空気の流量が少ないとき、前記通路を流れる空気の流量が多いときと比べ前記インタークーラの通路断面積が小さくなるように空気の流れを規制する規制手段(50)と、
    を備え
    前記規制手段は、前記通路のうち前記インタークーラに対し上流側の区間を第1流路(32)と第2流路(34)とに仕切る第1隔壁(52)と、前記通路を流れる空気の流量が少ないとき前記第1流路を閉じる閉鎖手段(54)と、を有し、
    前記吸入空気系統は、前記通路部材に接続するスロットルボディ(21)、前記スロットルボディ内を開閉可能なスロットル弁部材(22)、および、前記スロットル弁部材を開閉駆動するスロットル駆動部(24)を有し、
    前記閉鎖手段は、前記第1流路を開閉可能な弁部材(56)、および、前記スロットル弁部材または前記スロットル駆動部の開閉動作に連動し前記弁部材を開閉駆動する連動機構(62)から構成され、
    前記弁部材は、前記インタークーラに対し上流側の位置から当該インタークーラ側に延びる可動板(60)を有し、前記第1流路を閉じると、前記通路のうち前記第2流路に対し上流側の区間の通路断面積を前記インタークーラに向かって連続的に小さくすることを特徴とする空気冷却装置。
  2. 内燃機関(12)の吸入空気系統(16)に設けられる空気冷却装置(100)であって、
    空気が流通可能な通路(104)を有する通路部材(102)と、
    前記通路部材内に設けられ、前記通路を流れる空気を冷却可能なインタークーラ(44)と、
    前記通路のうち前記インタークーラに対し上流側または下流側に設けられ、前記通路を流れる空気の流量が少ないとき、前記通路を流れる空気の流量が多いときと比べ前記インタークーラの通路断面積が小さくなるように空気の流れを規制する規制手段(110)と、
    を備え
    前記吸入空気系統は、前記通路部材に接続するスロットルボディ、前記スロットルボディ内を開閉可能なスロットル弁部材、および、前記スロットル弁部材を開閉駆動するスロットル駆動部を有し、
    前記規制手段は、前記通路のうち前記インタークーラに対し上流側の区間を第3流路(106)と第4流路(108、109)とに仕切る第2隔壁(112、116)から構成され、
    前記第3流路は、前記通路を流れる空気の流量が少なくなるように前記スロットル弁部材が前記スロットルボディの通路断面積を小さくしているとき前記スロットル弁部材に対し下流側に位置し、
    前記第4流路は、前記スロットル弁部材が前記スロットルボディの通路断面積を小さくしているとき前記スロットル弁部材と前記スロットルボディとの隙間に対し下流側に位置することを特徴とする空気冷却装置。
  3. 前記スロットル弁部材は、バタフライ式であり、
    前記第2隔壁の前記スロットル弁部材側の端部(114、118)の断面形状は、前記スロットル弁部材が前記スロットルボディの通路断面積を小さくしているときの前記スロットル弁部材の縁に沿う円弧状であることを特徴とする請求項に記載の空気冷却装置。
  4. 前記第2隔壁は、前記第4流路の通路断面積を前記インタークーラに向かって連続的に小さくすることを特徴とする請求項またはに記載の空気冷却装置。
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