JP5811889B2 - 空気冷却装置 - Google Patents
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Description
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、内燃機関の破損を抑制可能であり、且つインタークーラの冷却効率の低下を抑制可能な空気冷却装置を提供することにある。
吸入空気系統は、通路部材に接続するスロットルボディ、スロットルボディ内を開閉可能なスロットル弁部材、および、スロットル弁部材を開閉駆動するスロットル駆動部を有する。
本発明には第1発明および第2発明がある。
第1発明では、規制手段は、通路のうちインタークーラに対し上流側の区間を第1流路と第2流路とに仕切る第1隔壁と、通路を流れる空気の流量が少ないとき第1流路を閉じる閉鎖手段と、を有する。閉鎖手段は、第1流路を開閉可能な弁部材、および、スロットル弁部材またはスロットル駆動部の開閉動作に連動し弁部材を開閉駆動する連動機構から構成される。弁部材は、インタークーラに対し上流側の位置から当該インタークーラ側に延びる可動板を有し、第1流路を閉じると、通路のうち第2流路に対し上流側の区間の通路断面積をインタークーラに向かって連続的に小さくする。
第2発明では、規制手段は、通路のうちインタークーラに対し上流側の区間を第3流路と第4流路とに仕切る第2隔壁から構成される。第3流路は、通路を流れる空気の流量が少なくなるようにスロットル弁部材がスロットルボディの通路断面積を小さくしているときスロットル弁部材に対し下流側に位置する。第4流路は、スロットル弁部材がスロットルボディの通路断面積を小さくしているときスロットル弁部材とスロットルボディとの隙間に対し下流側に位置する。
また、フィンに溜まった水が凍りフィン間の通路を塞ぐことに起因してインタークーラの冷却効率が低下することを抑制可能である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による空気冷却装置は、図1に示すエンジンシステムで使用されている。先ず、エンジンシステム10を説明する。
吸入空気系統16は、エアクリーナ18、スロットル弁装置20、吸気マニホールド26、インテークパイプ38、40、および、空気冷却装置42を有する。
規制手段50は、第1隔壁52および閉鎖手段54を有する。第1隔壁52は、通路30のうちインタークーラ44に対し上流側の区間を第1流路32と第2流路34とに仕切る。第1隔壁52は、サージタンク28に一体に形成される。第1実施形態では、第2流路34の通路断面積は、第1流路32の通路断面積と比べて小さい。
弁部材56は、サージタンク28の内壁により回転可能に支持された回転軸58、および、回転軸58からインタークーラ44側に延びる可動板60からなる。弁部材56は、第1流路32を開閉可能である。具体的には、弁部材56は、図2に示すように可動板60が第1流路32を開放する位置から、図3に示すように可動板60が第1流路32を閉鎖する位置まで作動可能である。
図2に示すようにスロットル開度が大きいとき、弁部材56は、第1流路32を開放する。スロットルボディ21を通過する空気は、第1流路32および第2流路34のどちらかを通過してインタークーラ44に流入する。
したがって、通路30を流れる空気の流量が少ないとき、空気は、第2流路34だけを通ってインタークーラ44に流入する。そのため、インタークーラ44を通過する空気の流速が低下することを回避可能である。
したがって、弁部材56を開閉駆動するための駆動手段を別途設けなくてもよいので、空気冷却装置42の部品点数を減らすことができる。
したがって、通路30の空気の流れを円滑にすることができる。
本発明の第2実施形態による空気冷却装置を図4〜図7に基づき説明する。
空気冷却装置100は、サージタンク102、インタークーラ44および規制手段110から構成されている。サージタンク102は、特許請求の範囲に記載の「通路部材」に相当する。サージタンク102は、空気が流通可能な通路104を有する。
第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏する。さらに、規制手段50が第2隔壁112、116だけで構成されていることから、駆動手段が不要であり、構成が簡易である。
本発明の他の実施形態では、スロットル弁装置は、バタフライ式に限らず、例えばゲート式等の他の型式であってもよい。
本発明の他の実施形態では、規制手段は、インタークーラに対し下流側に設けられてもよい。
本発明の他の実施形態では、空気冷却装置は、スロットル弁装置に対し上流側に設けられてもよい。
本発明の他の実施形態では、弁部材は、ゲート式等の他の型式であってもよい。
本発明の他の実施形態では、リンク機構は、スロットル弁部材ではなくスロットル駆動部に連結されてもよい。
本発明の他の実施形態では、第2流路の通路断面積は、第1流路の通路断面積と同じであってもよいし、第1流路の通路断面積よりも大きくてもよい。
本発明の他の実施形態では、第2隔壁のスロットル弁部材側の端部の断面形状は、円弧状に限らず、直線状等であってもよい。
本発明の他の実施形態では、第4流路は、流通方向で通路断面積が一定であってもよい。
本発明は、過給機を備えていないエンジンシステムにも適用可能である。
本発明は、EGR装置を備えていないエンジンシステムにも適用可能である。
以上、本発明は、上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
16・・・吸入空気系統
28、102・・・サージタンク(通路部材)
30、104・・・通路
42、100・・・空気冷却装置
44・・・インタークーラ
50、110・・・規制手段
Claims (4)
- 内燃機関(12)の吸入空気系統(16)に設けられる空気冷却装置(42)であって、
空気が流通可能な通路(30)を有する通路部材(28)と、
前記通路部材内に設けられ、前記通路を流れる空気を冷却可能なインタークーラ(44)と、
前記通路のうち前記インタークーラに対し上流側に設けられ、前記通路を流れる空気の流量が少ないとき、前記通路を流れる空気の流量が多いときと比べ前記インタークーラの通路断面積が小さくなるように空気の流れを規制する規制手段(50)と、
を備え、
前記規制手段は、前記通路のうち前記インタークーラに対し上流側の区間を第1流路(32)と第2流路(34)とに仕切る第1隔壁(52)と、前記通路を流れる空気の流量が少ないとき前記第1流路を閉じる閉鎖手段(54)と、を有し、
前記吸入空気系統は、前記通路部材に接続するスロットルボディ(21)、前記スロットルボディ内を開閉可能なスロットル弁部材(22)、および、前記スロットル弁部材を開閉駆動するスロットル駆動部(24)を有し、
前記閉鎖手段は、前記第1流路を開閉可能な弁部材(56)、および、前記スロットル弁部材または前記スロットル駆動部の開閉動作に連動し前記弁部材を開閉駆動する連動機構(62)から構成され、
前記弁部材は、前記インタークーラに対し上流側の位置から当該インタークーラ側に延びる可動板(60)を有し、前記第1流路を閉じると、前記通路のうち前記第2流路に対し上流側の区間の通路断面積を前記インタークーラに向かって連続的に小さくすることを特徴とする空気冷却装置。 - 内燃機関(12)の吸入空気系統(16)に設けられる空気冷却装置(100)であって、
空気が流通可能な通路(104)を有する通路部材(102)と、
前記通路部材内に設けられ、前記通路を流れる空気を冷却可能なインタークーラ(44)と、
前記通路のうち前記インタークーラに対し上流側または下流側に設けられ、前記通路を流れる空気の流量が少ないとき、前記通路を流れる空気の流量が多いときと比べ前記インタークーラの通路断面積が小さくなるように空気の流れを規制する規制手段(110)と、
を備え、
前記吸入空気系統は、前記通路部材に接続するスロットルボディ、前記スロットルボディ内を開閉可能なスロットル弁部材、および、前記スロットル弁部材を開閉駆動するスロットル駆動部を有し、
前記規制手段は、前記通路のうち前記インタークーラに対し上流側の区間を第3流路(106)と第4流路(108、109)とに仕切る第2隔壁(112、116)から構成され、
前記第3流路は、前記通路を流れる空気の流量が少なくなるように前記スロットル弁部材が前記スロットルボディの通路断面積を小さくしているとき前記スロットル弁部材に対し下流側に位置し、
前記第4流路は、前記スロットル弁部材が前記スロットルボディの通路断面積を小さくしているとき前記スロットル弁部材と前記スロットルボディとの隙間に対し下流側に位置することを特徴とする空気冷却装置。 - 前記スロットル弁部材は、バタフライ式であり、
前記第2隔壁の前記スロットル弁部材側の端部(114、118)の断面形状は、前記スロットル弁部材が前記スロットルボディの通路断面積を小さくしているときの前記スロットル弁部材の縁に沿う円弧状であることを特徴とする請求項2に記載の空気冷却装置。 - 前記第2隔壁は、前記第4流路の通路断面積を前記インタークーラに向かって連続的に小さくすることを特徴とする請求項2または3に記載の空気冷却装置。
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