JP5806752B2 - 時計のヒゲゼンマイの調整機構 - Google Patents

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Description

本発明は、時計のヒゲゼンマイの有効長を調整するための機構に関し、ヒゲゼンマイの外側端部はバーに固定されたヒゲゼンマイのヒゲ持ちに固定され、上記機構は、上記ヒゲゼンマイの動作中に上記ヒゲゼンマイの外側コイルをクランプ留めするか又はこれに接触するための2つのピンを含む。
本発明はまた、このタイプの少なくとも1つの機構を含む機械式時計ムーブメントにも関する。
本発明は時計機構の分野、より具体的には、有効長が調整可能であるか又は予備調整可能であるヒゲゼンマイを含む調速部材を有するムーブメントの分野に関する。より詳細には、本発明は即時使用可能な機能モジュールを組み込んだムーブメントの分野に関する。
モジュール式アセンブリの使用により、異なるオプション又は機能に、特に機械式時計ムーブメントのケース内の複雑機構によってそれぞれカスタマイズされる、一群の製品を、共通のベースを用いて製造することが可能となる。
極めて高精度なモジュール又はカセットの概念により、大規模生産と高品質な製品とを両立させることができる。
よって、ETA SAによる特許文献1及び特許文献2から、時計ムーブメント用のモジュール式サブアセンブリが公知である。これらの特許出願に開示されている機械式モジュールは、これらの設定の耐久性を保証するために、非可逆的に予備調整されて組み立てられる。
しかしながら、従来の実施形態では、モジュールは構成部品の数を常に減らすことができるわけではない。構成部品の数を減らすことができれば、製造コストの削減及び組み立て方式の簡略化を実現し、中級技術者でも極めて複雑な機能を組み立て及び調整できるようにすることができる。
ヒゲゼンマイの有効長の調整は従来、複数の構成部品を有する緩急針アセンブリを用いて達成され、これは高価であり、扱いが難しい。
Ebauches Bettlachによる特許文献3は、ピン及び緩急針アセンブリデバイスを開示しており、緩急針は複数の舌状部の範囲を定める外径を付与された開口を有し、これら複数の舌状部は少なくとも部分的に斜めに屈曲しており;テンプ受けはテンプ軸受けを取り囲む平坦な環状部分を有し、緩急針の舌状部はこのテンプ受けの上下に部分的に延在する。
Francis Atkinsonによる特許文献4は、天真のピンをクランプ留めするための、内側を向いた弾性舌状部を有する開口を開示している。
欧州特許出願第11193173.9号 欧州特許出願第11193174.7号 スイス特許第577194B5号 イギリス特許第705991A号
従って本発明は、構成部品の数が少なく、組み立て及び調整が容易である、ヒゲゼンマイの有効長を調整するための機構を提供することを提案する。
この目的のために、本発明は、新規の微小構成部品製造技術、MEMS、「LIGA」、リソグラフィ等を利用して、ここではカセットとして示すモジュールの製造を最適化する。これらのカセットは上述の2つの特許出願と同様、互いに対して非可逆的に組付けることができ、又は従来の方法で位置決めする及び組み立てることができる。
従って本発明は、時計のヒゲゼンマイの有効長を調整するための機構に関し、ヒゲゼンマイの外側端部はバーに固定されたヒゲゼンマイ用ヒゲ持ちに固定され、上記機構は、上記ヒゲゼンマイの動作中に上記ヒゲゼンマイの外側コイルをクランプ留めするか又はこれに接触するための2つのピンを含み、上記2つのピンは上記バーと単一の部品であることを特徴とする。
本発明の特徴によると、上記ピンの少なくとも一方は、上記少なくとも1つのピン及び上記バーと単一の部品である弾性復元手段によって上記バーに固定され、この弾性復元手段は、上記ピンを他方のピンの方へと移動させる。
本発明の特徴によると、上記ヒゲ持ちは上記バーと単一の部品である。
本発明の特徴によると、上記ヒゲ持ちは、上記ヒゲ持ち及び上記バーと単一の部品である弾性復元手段によって上記バーに固定される。
本発明の特徴によると、上記ヒゲゼンマイは上記ヒゲ持ちと単一の部品である。
本発明の特徴によると、上記ヒゲゼンマイは上記ヒゲ持ち及び上記バーと単一の部品である。
本発明はまた、このタイプの少なくとも1つの機構を含む機械式時計ムーブメントにも関する。
モノリシックな構成部品を、特にバーを有するように作製することの利点は、部品の数を削減でき、組み立てに関する問題を回避できるということである。本発明の利益は、これらのモノリシックな構成部品を作製する際の精度に起因するものである(典型的には、これらの部品は例えばシリコン製であり、従ってマイクロメートル単位の精度を有する)。
モノリシックな機構は、中心間の距離を保証し、特に好ましい応用例における発振器である即時使用可能な機構を形成するという主な利点を有する。
本発明は特に可撓性ガイド部材に関し、この可撓性ガイド部材は以下の利点:
−保証された精度;
−極めて低減された摩擦レベル又はゼロ摩擦レベル;
−摩擦が存在しないか又は少なくとも摩擦レベルが極めて低減されていることによる、移動中のヒステリシスの不在;
−潤滑の不在;
−遊びの不在;及び
−摩耗の不在
を有する。
可撓性ガイド部材の使用は、例えば移動距離の制限や、低い復元力の点でいくつかの制限を受ける。しかしながら、これらの制限は特に調速に関する多数の時計学的機能を妨害するものではない。
これらの制限は、高い精度の中心間距離、作製する構成部品の数の少なさ、並びにそれらに伴う複雑性及び組付け時間の削減によって十分に補償される。
本発明による機構は、この機構のカセット、特に発振器が、ムーブメント内への組付け準備済みの構成部品を形成する、という大きな工業的利点を有する。更に、本発明の機構の形態でムーブメント全体を考案することも当然可能である。
本発明の他の特徴及び利点は、添付の図面を参照して以下の詳細な説明を読むことにより明らかになるであろう。
図1は、ヒゲゼンマイの平面図及び側面図であり、ヒゲゼンマイの外側端部はバーと単一の部品となっているピンによってクランプ留めされるか又は接触され、前記ピンはヒゲゼンマイと若干の遊びを有し、ヒゲゼンマイは巻き上げ中又は戻り中にピンのうちの一方又は他方と接触する。 図2は、このタイプの一対のピンの平面図及び側面図であり、これらピンは、一体化された弾性復元手段によりヒゲゼンマイをクランプ留めする。 図3は、本発明による脱進機機構の概略側面図であり、この脱進機機構は、2つの重ねて接合された層としてバーと単一の部品として作製されたヒゲゼンマイを含む。 図4は、ある同様の変形例の図3と同様の図であり、ここでは、バーの最上部とヒゲゼンマイの最低部との間のリンクを形成するのは、ヒゲゼンマイのヒゲ持ちのみであり、ピンは図示されていない。 図5は、ある変形例の図3と同様の図であり、ここでは、ヒゲゼンマイはヒゲ持ちと単一の部品として作製され、ヒゲ持ちはバーと単一の部品として作製され、かつ一体化された弾性復元手段によってバーに接続され、ピンは図示されていない。 図6は、ある変形例の図3と同様の図であり、ここでは、ヒゲゼンマイはヒゲ持ちと単一の部品として作製され、ヒゲ持ちはバーと単一の部品として作製され、またヒゲゼンマイの外側端部はバーと単一の部品として形成されたピンによってクランプ留めされ、これらピンのうちの少なくとも一方は、一体化された弾性復元手段によってバーに接続される。 図7は、本発明のヒゲゼンマイの有効長を調整するための機構を組み込んだ時計ムーブメントの図である。 図8は、モノリシックなアセンブリの平面図を示し、このアセンブリは、これもまたアセンブリに一体化された構成部品の位置を調整する手段を備え、上記調整手段はクランプ留め手段によって所定の位置にロックすることができ、調整される構成部品は、ヒゲゼンマイをその外側で保持するヒゲ持ちであってよく、又はヒゲゼンマイの有効長を調整するためのピンのうちの一方若しくは両方であってよい。図8は、ヒゲゼンマイを引っ掛けるためのピボットの、櫛状部を含む弾性調整手段を介した調整を示し、櫛状部は調整された位置にクランプ留めされ、ロック機構はこのクランプ留め手段を制御する。 図9は、図8と同様の実施例を示し、ここで櫛状部は2つの可撓性ストリップの間に保持され、双安定性構成部品を形成する。 図10は、櫛状部が可撓性ストリップの端部に配置された緩急針を固定する、図8と同様の機構を示し、櫛状部は、クランプ留め用板バネによって緩急針に押圧され、この板バネはロック用フィンガによって固定される。
本発明は時計機構の分野に関し、より具体的には調速部材の分野に関する。本発明は特に、好ましくは即時使用可能な機能モジュールを組み込んだムーブメントにおける、ヒゲゼンマイの有効長の調整に関する。
ヒゲゼンマイ71の外側コイルの有効長の調整は、様々な手法で達成できる。
本発明は、時計用ヒゲゼンマイ71の有効長を調整するための機構1に関し、ヒゲゼンマイ71の外側端部は、バー3に固定されたヒゲゼンマイ用ヒゲ持ち73に固定される。この機構1は、ヒゲゼンマイの動作中にヒゲ持ち73からある距離においてヒゲゼンマイ71の外側コイル77をクランプ留めするか又はこれに接触することによって、クランプ留め点又は接触点に制限されたヒゲゼンマイの有効長を決定する、2つのピン74を含む。
図2に示す、遊びがない実施形態では、これらのピン74A、74Bの少なくとも一方は弾性復元手段76によってバー3に接続され、この弾性復元手段76もまたバー3と一体化され、この一対のピン74A、74Bは、一体化された弾性復元手段76によってヒゲゼンマイをクランプ留めする。しかしながら図1は、ごく僅かな遊びを有する実施形態を示しており、ここではピン74A、74Bの径方向への独立した調整により、ムーブメントの等速性を様々な位置において調整でき、ヒゲゼンマイ71は巻き上げ中又は戻り中にピンのうちの一方又は他方と接触する。
本発明によると、これら2つのピン74はバー3と単一の部品である。
特に、上記ピン74のうち少なくとも第1のものは、上記少なくとも1つのピン74及びバー3と単一の部品である弾性復元手段76によってバー3に固定される。この弾性復元手段76は、上記第1のピン74を他方のピン74の方へと移動させる。この弾性復元手段76は特に、ヒゲゼンマイ71の平面又はバー3の平面又は他のいずれの平面に位置する1つ又は複数の可撓性要素から形成される。有利な変形例では、ヒゲゼンマイ71及び/又はピン74A若しくは74Bには局所的にノッチを設けてよく、これによって不連続的な、ノッチ毎の調整が可能となる。
有利な変形例では、ヒゲ持ち73及びバー3と単一の部品である弾性復元手段75によって、このヒゲ持ち73をバー3に固定する。
特定の実施形態では、ヒゲ持ち73はバー3と単一の部品である。図5に示す変形例では、ヒゲゼンマイ71は、ヒゲゼンマイの外側コイル77を介してヒゲゼンマイが取り付けられるヒゲ持ち73と単一の部品として作製される。このヒゲ持ち73はバー3と単一の部品として作製され、ヒゲ持ち73及びバー3と単一の部品として作製された、一体化された弾性復元手段75によって、バー3に接続される。好ましくは、弾性復元手段の弾性を利用して達成されるヒゲ持ちの位置の調整は、図5には図示していないが図8〜10にその一例を示すクランプ留め手段によって維持される。
ヒゲ持ちを固定するこのような様式は、ピン74のうちの一方を固定する場合、又はピン74A、74Bの両方を互いに独立して固定する場合、若しくは一対のピン74A、74Bを共に保持して固定する場合にも同様に応用できる。これらの構成部品それぞれ又は構成部品の群に対して応用可能な有利な位置調整の変形例を以下に示す。説明を簡略化するために、各機構をヒゲ持ちに関してのみ説明するが、当業者であれば、本発明をピン、一対のピン、テンプ軸受け又は他の要素に対して応用できるだろう。
好ましい実施形態では、ヒゲゼンマイ71はヒゲ持ち73と単一の部品である。従って図6はある変形例を示し、ここでもまたヒゲゼンマイ71はヒゲ持ち73と単一の部品として作製され、ヒゲ持ち73はバー3と単一の部品として作製され、ヒゲゼンマイの外側端部は、バー3と単一の部品であるピン74A、74Bによってヒゲ持ち73からある距離においてクランプ留めされ、これらピン74A、74Bは共に、ヒゲゼンマイ71の有効長を修正するための緩急針74の均等物を形成する。
別の変形例では、ヒゲゼンマイ71はピン74A、74Bによってこのタイプの可撓性緩急針74内に保持される。緩急針74はバー3と単一の部品であるが、ヒゲゼンマイ71はヒゲ持ち73又はバー3と必ずしも単一の部品でなくてよい。
完全に一体化された実施形態では、ヒゲゼンマイ71はヒゲ持ち73及びバー3と単一の部品であり、本発明によるとバー3はピン74と単一の部品である。
図8、9、10は、モノリシックなアセンブリを示し、このアセンブリは、これもまたアセンブリに一体化された構成部品の位置を調整する手段を備え、上記調整手段はクランプ留め手段によって所定の位置にロックすることができ、調整される構成部品は、ヒゲゼンマイ71をその外側で保持するヒゲ持ち73であってよく、又はヒゲゼンマイの有効長を調整するためのピン74A、74Bのうちの一方若しくはピン74A、74Bの両方であってよい。
よって、特定の実施形態では、少なくともバー3は、(特にバーの地板で形成される)剛性キャリヤ構造81を備える位置調整機構80を含み、位置調整用構成部品82の少なくとも1つの弾性ストリップ83を用いる。この位置調整用構成部品82は、上記ピン74の少なくとも一方又はヒゲ持ち73若しくは枢動点を支持する。機構80は、調整機構90が備える相補的インデックス手段91と協働するよう配設されるインデックス手段84を含む。この相補的インデックス手段91はインデックス手段84に着脱可能に取り付けられ、構造81に弾性的に固定されたクランプ留め機構94によって協働位置にロックすることができる。
クランプ留め機構94はロック機構98の作用を受け、これにより機構94は、調整機構90が自由となる非連結位置又はクランプ留め機構94が調整機構90を妨害する連結位置を取ることができる。このロック機構はまた、構造81に弾性的に固定される。機構1の予備調整を容易にするために、ヒゲ持ち73又はピン74等の機能構成部品のうちの少なくとも1つは位置調整可能であり、ロック手段によって予備調整済み位置にロックされる。
特に可逆的に調整可能かつロック可能であるが、初期調整後に(特に非可逆的に)ロックすることもできる機構への特に有利な応用のために、機構1は、このタイプの位置調整機構80を含む。図8、9は、ヒゲゼンマイを保持するためのヒゲ持ち73の角度位置決定のための非限定的な応用例を示す。
この位置調整機構80は、少なくとも1つの弾性ストリップ83を介して位置調整用構成部品82を支持する剛性構造81を含む。この剛性構造81は、地板2、バー3、又は機構1が備える着脱不可能なモノブロック構成部品20のいずれかであってよい。
図8の場合、この位置調整用構成部品82はインデックス手段84を含み、このインデックス手段84は、ここでは櫛状部即ち歯付きセクタで形成された、調整機構90が備える相補的インデックス手段91と協働するよう配設される。この相補的インデックス手段91は、インデックス手段84に着脱可能に取り付けられる。相補的インデックス手段91はまた、クランプ留め機構94によって協働位置にロックすることができる。
このクランプ留め機構94は、少なくとも1つの可撓性要素96によって構造81に弾性的に固定され、好ましくはロック機構の作用を受け、これにより機構94は、調整機構90が自由となる非連結位置又はクランプ94が調整機構90を妨害する連結位置を取ることができる。このロック機構は、ジャンパを形成し構造81に弾性的に固定される少なくとも1つの可撓性要素98を含み、上記少なくとも1つの可撓性要素98は、クランプ94の嘴状部97と協働して、位置調整中はクランプを離間させて保持するか、又は位置調整実行時のクランプの安全装置としてクランプ94の相補的停止表面95と協働する。後者はフォークの形状であり、これによって櫛状部91が備えるアーム93の移動距離を制限する。
図9は同様の実施例を示し、櫛状部91は2つの実質的に整列された可撓性ストリップ92、92Aの間に保持され、バックリングによって動作する双安定性構成部品を形成し、このアセンブリは2つの安定位置:櫛状部91が可動ヒゲ持ち82のフィンガ84と協働する第1の作動位置A、及び櫛状部とフィンガとの係合が解除される第2の解放位置Bを取ることができる。
図10は、櫛状部91が可撓性ストリップ83の端部に配置された緩急針84をロックする、同様の機構を示し、櫛状部91は、クランプ94が備えるクランプ留め用板バネ96によって緩急針84に押圧され、この板バネ96は、少なくとも1つの可撓性ストリップ98に設置されたロック用フィンガ99によってロックされ、上記フィンガ99はストリップ96の停止表面97と協働する。
上述のように、クランプ機構及びロック機構を組み合わせたこのような調整は、ここではヒゲゼンマイのアーバと同心の移動においてヒゲ持ちを調整するための特定の応用例を示したが、軸受け、停止部材又は他の要素の位置決めといった広範な応用例に応用できる。
好ましい実施形態では、本発明による機構1はシリコン製であり、機構1が備える上記一体化された弾性復元手段は、酸化シリコン状態でプレストレスを与えられる。
本発明による機構1の有利な実施形態では、着脱不可能なモノブロック構成部品は、精密機械加工可能な材料、即ちシリコン又は酸化シリコン製であり、着脱不可能なモノブロック構成部品の一体化された弾性復元手段は、酸化シリコン状態でプレストレスを与えられる。MEMS又は「LIGA」技術における他の材料も使用してよい。石英、DLC、少なくとも部分的に非晶質の材料又は金属ガラスをこれらの応用例に使用してよいが、上記リストは限定的なものではない。
バー3及び/又は着脱不可能なモノブロック構成部品の特定の構成により、機構1のこれら構造要素又は構成部品の膨張による影響を補償できる。例えば、安定性のために、地板をシリコンで作製してこれを酸化させることができる。
特定の実施形態では、機構1の着脱不可能なモノブロック構成部品は、より大きなユニット内での構成部品の組み立てを容易にするために、分割可能な要素を含み、これら分割可能な要素は、構成部品の構成要素のうちのいくつかに1つ又は複数の自由度を与えるため以外には分解する必要はない。
特定の実施形態では、一体化された復元手段は、例えば図9に示すような少なくとも1つの可撓性双安定性又は多安定性要素を含み、図9は動作中の、少なくとも2つの弾性ストリップ92、92Aの間に櫛状部91を含む双安定性要素を示し、このアセンブリは2つの安定位置:櫛状部91が可動ヒゲ持ち82のフィンガ84と協働する第1の作動位置A、及び櫛状部91がフィンガ84から外れる第2の解放位置Bを取ることができる。
図9に示すような特定の実施形態では、第1の弾性可撓性ストリップ92及び第2の弾性可撓性ストリップ92Aは実質的に整列されており、これらは共に、バックリングによって動作する双安定性要素を形成する。
図示していない別の実施形態では、相補的インデックス手段91は、3つ以上の弾性可撓性ストリップの間に懸架するようにして剛性構造81に取り付けられ、このアセンブリは、少なくとも2つの安定位置:相補的インデックス手段91がインデックス手段84と協働する第1の作動位置A、及び相補的インデックス手段91がインデックス手段84から外れる第2の解放位置Bを取ることができる、双安定性又は多安定性要素を形成する。特定の変形例では、3つ以上であるこれらストリップは共線でない。
有利には、これらの様々な変形例において、バー3に、ヒゲゼンマイ71の移動距離を制限するピン(ヒゲゼンマイの有効長を調整するピン74とは異なる)を組み込み、このピンは上記バー3と単一の部品である。
一般的には、このような制限要素を組み込むことは、これらがバー3に組み込まれるか又は別の着脱不可能なモノブロック構成部品に組み込まれるかに関わらず、本発明の利点である。
本発明はまた、このタイプの少なくとも1つの機構1を含む機械式時計ムーブメント100にも関する。
1 機構
2 地板
3 バー
20 モノブロック構成部品
71 ヒゲゼンマイ
73 ヒゲ持ち
74 ピン
74A ピン
74B ピン
75 弾性復元手段
76 弾性復元手段
77 外側コイル
80 位置調整機構
81 剛性キャリヤ構造、剛性構造
82 位置調整用構成部品、可動ヒゲ持ち
83 可撓性ストリップ
84 インデックス手段、フィンガ、緩急針
90 調整機構
91 相補的インデックス手段、櫛状部
92 可撓性ストリップ、弾性ストリップ
92A 可撓性ストリップ、弾性ストリップ
93 アーム
94 クランプ留め機構、クランプ
95 相補的停止表面
96 可撓性要素、クランプ留め用板バネ、可撓性ストリップ
97 嘴状部、停止表面
98 ロック機構、可撓性ストリップ
99 フィンガ、嘴状部
100 機械式時計ムーブメント

Claims (11)

  1. 時計のヒゲゼンマイ(71)の有効長を調整するための機構(1)であって、
    前記ヒゲゼンマイ(71)の外側端部は、バー(3)に取り付けられ
    前記機構(1)は、前記ヒゲゼンマイ(71)の動作中に前記ヒゲゼンマイ(71)前記外側コイル(77)に接触するための2つのピン(74)を含み、
    前記2つのピン(74)は前記バー(3)と単一の部品であ
    前記ピンは、前記ヒゲゼンマイ(71)が巻き上げ中又は戻り中に、前記ヒゲゼンマイ(71)とわずかな遊びを有し、前記ピン(74A;74B)の一方または他方と接触する、そして前記ピン(74A、74B)の径方向への独立した調整によりムーブメントの等速性を様々な位置において調整でき、
    前記ピン(74)は、前記ヒゲゼンマイ(71)の軸である内側端部と、前記バー(3)に取り付けられた又は前記バー(3)と単一の部品であるヒゲ持ち(73)との間にあり、前記ヒゲ持ち(73)は前記ヒゲゼンマイの外側端部を保持している
    ことを特徴とする、機構(1)。
  2. 時計のヒゲゼンマイ(71)の外側端部は、バー(3)に取り付けられ、前記ヒゲゼンマイ(71)が巻き上げ中又は戻り中の前記ヒゲゼンマイ(71)の位置にしたがって前記ヒゲゼンマイ(71)の有効長を少なくとも二つの有効長に、前記時計のヒゲゼンマイ(71)の有効長を調整するための機構(1)であって、
    前記機構(1)は、前記ヒゲゼンマイ(71)の動作中に前記ヒゲゼンマイ(71)の外側コイル(77)に接触するため2つのピン(74)を含み、
    前記2つのピン(74)は前記バー(3)と単一の部品であり
    前記ピンは、前記ヒゲゼンマイ(71)が巻き上げ中又は戻り中に、前記ヒゲゼンマイ(71)とわずかな遊びを有し、前記ピン(74A;74B)の一方または他方と接触し、そして前記ピン(74A、74B)の径方向への独立した調整によりムーブメントの等速性を様々な位置において調整し、
    前記ピン(74)は、前記ヒゲゼンマイ(71)の軸である内側端部と、前記バー(3)に取り付けられた又は前記バー(3)と単一の部品であるヒゲ持ち(73)との間にあり、前記ヒゲ持ち(73)は前記ヒゲゼンマイの外側端部を保持している
    ことを特徴とする、機構(1)。
  3. 時計のヒゲゼンマイ(71)の有効長を調整するための機構(1)であって、
    前記ヒゲゼンマイ(71)の外側端部は、バー(3)に取り付けられ
    前記機構(1)は、前記ヒゲゼンマイ(71)の動作中に前記ヒゲゼンマイ(71)の外側コイル(77)に接触するための2つのピン(74)を含み、
    前記2つのピン(74)は前記バー(3)と単一の部品であり
    少なくとも前記バー(3)は、剛性キャリヤ構造(81)を含む位置調整機構(80)を含み、位置調整用構成部品(82)の少なくとも1つの弾性ストリップ(83)を用い、前記位置調整用構成部品(82)は前記剛性キャリヤ構造(81)および前記少なくとも一つの弾性ストリップ(81)と単一の部品であり、
    前記位置調整用構成部品(82)は、前記ピン(74)の少なくとも一方を支持し、
    前記位置調整機構(80)は、調整機構(90)が備える相補的インデックス手段(91)と協働するよう配設されるインデックス手段(84)を含み、
    前記相補的インデックス手段(91)は、前記インデックス手段(84)に着脱可能に取り付けられ、前記剛性キャリヤ構造(81)に弾性的に固定されたクランプ留め機構(94)によって協働位置にロックすることができ、
    前記クランプ留め機構(94)はロック機構(98)の作用を受け、これにより前記クランプ留め機構は、前記調整機構(90)が自由となる非連結位置又は前記クランプ留め機構(94)が前記調整機構(90)を妨害する連結位置を取ることができ、
    前記ロック機構(98)はまた、前記剛性キャリヤ構造(81)に弾性的に固定され、
    前記ピン(74)は、前記ヒゲゼンマイ(71)の軸である内側端部と、前記バー(3)に取り付けられた又は前記バー(3)と単一の部品であるヒゲ持ち(73)との間にあり、前記ヒゲ持ち(73)は前記ヒゲゼンマイの外側端部を保持している
    ことを特徴とする、機構(1)
  4. 前記ピン(74)の少なくとも一方は、前記少なくとも1つのピン(74)及び前記バー(3)と単一の部品である弾性復元手段(76)によって前記バー(3)に固定され、
    前記弾性復元手段(76)は、前記ピンを他方の前記ピン(74)の方へと移動させる
    ことを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の機構(1)。
  5. 前記ヒゲゼンマイ(71)の外側端部は、前記バー(3)と単一の部品であるヒゲ持ち(73)に取り付けられている
    ことを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の機構(1)。
  6. 前記ヒゲゼンマイ(71)の外側端部は、前記バー(3)と単一の部品であるヒゲ持ち(73)に固定され、前記ヒゲ持ち(73)は、前記ヒゲ持ち(73)及び前記バー(3)と単一の部品である弾性復元手段(75)によって前記バーに固定されることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の機構(1)。
  7. 前記ヒゲゼンマイ(71)は、前記ヒゲ持ち(73)と単一の部品であることを特徴とする、請求項5または6に記載の機構(1)。
  8. 前記ヒゲゼンマイ(71)は、前記ヒゲ持ち(73)と単一の部品であり、そして、前記ヒゲゼンマイ(71)は、前記ヒゲ持ち(73)及び前記バー(3)と単一の部品であることを特徴とする、請求項5または6に記載の機構(1)。
  9. 少なくとも前記バー(3)は、剛性キャリヤ構造(81)を含む位置調整機構(80)を含み、位置調整用構成部品(82)の少なくとも1つの弾性ストリップ(83)を用い、
    前記位置調整用構成部品(82)は、前記ピン(74)の少なくとも一方を支持し、
    前記位置調整機構(80)は、調整機構(90)が備える相補的インデックス手段(91)と協働するよう配設されるインデックス手段(84)を含み、
    前記相補的インデックス手段(91)は、前記インデックス手段(84)に着脱可能に取り付けられ、前記剛性キャリヤ構造(81)に弾性的に固定されたクランプ留め機構(94)によって協働位置にロックすることができ、
    前記クランプ留め機構(94)はロック機構(98)の作用を受け、これにより前記クランプ留め機構は、前記調整機構(90)が自由となる非連結位置又は前記クランプ留め機構(94)が前記調整機構(90)を妨害する連結位置を取ることができ、
    前記ロック機構(98)はまた、前記剛性キャリヤ構造(81)に弾性的に固定される
    ことを特徴とする、請求項1または2に記載の機構(1)。
  10. 前記機構はシリコン製であること、及び
    前記機構が備える前記一体化された弾性復元手段は、酸化シリコン状態でプレストレスを与えられること
    を特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の機構(1)。
  11. 請求項1から3のいずれかに記載の少なくとも1つの機構(1)を含む、機械式時計ムーブメント(100)。
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