JP5806388B2 - ダンパ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ダンパ装置に関する。
スプリングは、線材を螺旋状に巻いて形成されている。スプリングは、その軸方向に作用する荷重により圧縮する。真っ直ぐな筒状スプリングでは、スプリングの圧縮に伴い生じる線材の捩れ量は均一である。しかしながら、湾曲形状のアークスプリングでは、アークスプリングの圧縮に伴い生じる線材の捩れ量は均一でない。後者の場合、アークスプリングの外周部のストローク量は、アークスプリングの内周部のストローク量よりも大きい。そのため、アークスプリングの内周部を構成する線材の捩れ応力並びに歪みはいずれも大きくなる。即ち、アークスプリングの外周部のストローク量は、アークスプリングの内周部を構成する線材の捩れによって生じる。
図1(a)は、バネ収容空間に収容された従来のアークスプリングを示す。図1(b)は、バネ収容空間内で圧縮されて圧縮角がθとなった従来のアークスプリングを示す。アークスプリングは、基準半径R、平均径D、及び自由角度θを有している。また、バネ収容空間は、取付け半径R、及び取付け角度θを有している。即ち、アークスプリングは、バネ収容空間と同じ大きさ及び形状を有している。図1(c)に示すように、アークスプリングの平均径Dは、アークスプリングの内周部の線材とアークスプリングの外周部の線材との中心間距離を表している。バネ収容空間内でアークスプリングのガタを無くすため、アークスプリングの自由角度θに対してバネ収容空間の取付け角度を小さくすることもある。この場合、アークスプリングに初期荷重をかけた状態で、アークスプリングがバネ収容空間内に収容される。
ところで、アークスプリングの圧縮角を(θ)、ストローク量を(δ)とする場合、
取付径ストロークδ=θ×R
外周部ストロークδout=θ×(R+D/2)
内周部ストロークδin=θ×(R−D/2)
と表される。
図2は、アークスプリングの圧縮角θと、アークスプリングの圧縮に伴い線材の捩れ応力との関係を示す。図2から、アークスプリングの内周部を構成する線材の捩れ応力は相対的に大きく、アークスプリングの外周部を構成する線材の捩れ応力は相対的に小さくなる。このことは、アークスプリングの外周部のストローク量がアークスプリングの内周部を構成する線材の捩れによって生じることに起因する。従って、アークスプリングを繰り返し圧縮すると、疲労破壊が、アークスプリングの内周部でアークスプリングの外周部よりも発生し易くなる。つまり、従来のアークスプリングは、巻線全体で衝撃トルクを有効に吸収するように構成されていない。
上記のアークスプリングは、ダンパ装置のダンパスプリングとして用いられている。図3は、従来の一般的なトルクコンバータを示す。図4は、トルクコンバータを構成するダンパ装置を示す。図3に示すように、トルクコンバータは、ケース105内にポンプインペラ101、タービンランナ102、ステータ103、及びピストン104を備えている。エンジンからの動力によりフロントカバー106が回転すると、フロントカバー106と共にポンプインペラ101が回転し、作動流体を媒介としてタービンランナ102が回転する。
タービンランナ102の内周部には、タービンハブ107が取り付けられている。また、タービンハブ107には、トランスミッションへ動力を伝達する入力軸(図示なし)が嵌合されている。これにより、タービンランナ102の回転をトランスミッション(図示なし)に伝達することができる。トルクコンバータは流体継手であるため、ポンプインペラ101の回転速度が低い場合、タービンランナ102の回転を停止して、車を停止することができる。一方、ポンプインペラ101の回転速度が高くなると、タービンランナ102が回転し始める。そして、ポンプインペラ101の回転速度が更に高くなると、タービンランナ102の速度は、ポンプインペラ101の回転速度に近づく。しかしながら、作動流体を媒介として回転するタービンランナ102の回転速度は、ポンプインペラ101の回転速度と同一になり得ない。
その点、図3に示すように、ケース105内には、ピストン104が配置されている。タービンランナ102の回転速度が所定の領域を超えた場合、ピストン104が軸方向に移動して、フロントカバー106に係合する。ピストン104の外周部には、摩擦材108が取り付けられている。このため、ピストン104は、フロントカバー106に対して滑ることなく、フロントカバー106と同一速度で回転することができる。また、ピストン104は、ダンパ111を介してタービンハブ107に連結されている。このため、タービンランナ102がピストン104によって直接回転すると共に、エンジンからの動力がトランスミッションへ流体を介さずに伝達される。つまり、流体を介して伝達されることによるロスを伴わずにほぼ100%の高効率で、エンジンからの動力を伝達することができる。
このように、タービンランナ102の回転速度が高くなり、所定の条件を満たすようになったとき、ピストン104はフロントカバー106に係合する。しかしながら、ピストン104がフロントカバー106に係合する直前において、タービンランナ102の回転速度は、フロントカバー106の回転速度と完全には同一ではない。このため、ピストン104がフロントカバー106に係合したとき、ピストン104の回転速度とフロントカバー106の回転速度との差により衝撃が発生する。このとき生じる衝撃を緩和する一方で、係合後にはエンジンのトルク変動を伝えないようにする必要がある。このため、ピストン104とタービンランナ102との間には、真っ直ぐな筒状のスプリング110を複数個備えたダンパ装置111が取り付けられている。
上記構成によれば、タービンランナ102と共に回転するピストン104が、ピストン104よりも僅かに速い回転速度で回転するフロントカバー106に係合する。その際、ピストン104に生じる衝撃トルクは、真っ直ぐな筒状のスプリング110が圧縮することで緩和される。ピストン104は、タービンハブ107と同軸上に配置されると共に、タービンハブ107に取り付けられている。また、ピストン104は、真っ直ぐな筒状のスプリング110の圧縮によって、タービンランナ102に対して回転可能となっている。
図4は、従来のダンパ装置111を示す。ダンパ装置111は、入力側に中央ディスク120を備えている。中央ディスク120の第1及び第2面には、出力側となるプレート121,122がそれぞれ配置されている。プレート121,122には、真っ直ぐな筒状のスプリング110を収容するためのバネ収容空間124が形成されている。また、中央ディスク120にも、真っ直ぐな筒状のスプリング110を収容するためのバネ収容空間124が形成されている。真っ直ぐな筒状のスプリング110は、2つ1組となって、中央ディスク120のバネ収容空間124に配置されている。バネ収容空間124の両端のそれぞれには、バネ押え125が一つずつ形成されている。真っ直ぐな筒状のスプリング110は、隣接するバネ押え125間において直列に配列されている。2つの真っ直ぐな筒状のスプリング110の間には、中間部材126から外側へ突出するセパレータ127が配置されている。中央ディスク120、プレート121,122は、ダンパ装置111の装置本体を構成する。
プレート122の内周部122aは、タービンハブ107に対してタービンランナ102と共にリベットで固定されている。従って、ピストン104がフロントカバー106に係合する際に生じる衝撃トルクは、中央ディスク120に伝達される。そして、中央ディスク120のバネ押え125によって、バネ収容空間124内の真っ直ぐな筒状のスプリング110が圧縮する。例えば、中央ディスク120が時計回りに回転すれば、バネ収容空間124内の真っ直ぐな筒状のスプリング110がバネ押え125により押圧される。この場合、プレート121,122のバネ収容空間124の端部がバネ受け128となる。
上述したように、真っ直ぐな筒状のスプリング110は、2つ1組となってバネ収容空間124に収容されている。また、2本の真っ直ぐな筒状のスプリング110の間には、セパレータ127が配置されている。これにより、真っ直ぐな筒状のスプリング110の圧縮に伴って、中間部材126は回転する。そのため、両方の真っ直ぐな筒状のスプリング110は、均等に圧縮する。
また、真っ直ぐな筒状のスプリング110を直列に配列したため、真っ直ぐな筒状のスプリング110を大きく圧縮させることができ、大きな衝撃トルクであっても緩和することができる。また、比較的小さなトルク振動を吸収することもできる。こうして、ピストン104がフロントカバー106に係合したエンジンのトルク振動を吸収することができる。
図4に示すダンパ装置111では、中間部材126の両側に真っ直ぐな筒状のスプリング110を一つずつ介在させることで、真っ直ぐな筒状のスプリング110が2本1組となって直列に配列されている。この構成において、2本1組の真っ直ぐな筒状のスプリング110に代えて長いアークスプリングを用いた場合、セパレータ127が不要となり、また、アークスプリングの圧縮ストロークが大きくなる。これにより、アークスプリングによってより大きな衝撃トルクを吸収し、かつアークスプリングの圧縮ストロークが大きくなるものの、アークスプリングを構成する線材の捩り応力は均等ではない。具体的には、アークスプリングの外周部を構成する線材の捩れ応力は相対的に小さく、アークスプリングの内周部を構成する線材の捩れ応力は相対的に大きくなる。その結果、アークプリングの内周部を構成する線材の捩れ応力が許容値を超えてしまう虞がある。
本発明の目的は、アークスプリングの内周部を構成する線材の捩れ応力を抑えることにより、より大きなストロークで圧縮させると共に大きな衝撃トルクを吸収することのできるアークスプリング及びダンパ装置を提供することにある。
本発明に係るダンパ装置は、バネ収容空間を有する装置本体と、前記バネ収容空間に収容されたダンパスプリングとを備え、衝撃トルクを吸収するように構成されたダンパ装置において、前記ダンパスプリングとして、アークスプリングが用いられ、前記アークスプリングは、フリーな状態で所定の曲率半径を有し、かつ前記曲率半径の中心と前記アークスプリングの各端とを結ぶ線がなす自由角度を有し、前記バネ収容空間は、所定の曲率半径及び取付角度を有し、フリーな状態の前記アークスプリングの曲率半径は、前記バネ収容空間の曲率半径よりも大きく設定され、前記アークスプリングが曲げられて前記バネ収容空間に収容されることで、前記アークスプリングがフリーな状態のときよりも、前記アークスプリングの曲率半径が小さくなり、かつ前記アークスプリングがフリーな状態のときの前記自由角度よりも、前記アークスプリングの取付角度が大きくなり、それにより、前記アークスプリングを構成する線材の内周部分にマイナスの捩れ応力が付与される。
この構成によれば、アークスプリングが曲げられてからバネ収容空間に収容されることで、アークスプリングを構成する線材の内周部分にはマイナスの捩れ応力が発生する。ここで、マイナスの捩れ応力は、アークスプリングの圧縮時において線材に生じるプラスの捩れ応力と逆方向に作用する捩れ応力を意味する。この場合、バネ収容空間内でアークスプリングが圧縮されたとしても、アークスプリングを構成する線材の内周部分にはマイナスの捩れ応力が予め付与されているため、アークスプリングを構成する線材の内周部分に生じるプラスの捩れ応力を低く抑えることができる。
本発明に係るアークスプリングの曲率半径は、バネ収容空間の曲率半径よりも大きく設定されている。このため、アークスプリングがバネ収容空間に収容されると、アークスプリングの曲率半径が小さくなるため、アークスプリングを構成する線材の内周部分にはマイナスの捩れ応力が付与される。このため、アークスプリングの圧縮時には、アークスプリングの圧縮時において線材に生じるプラスの捩れ応力と、予め線材に付与されたマイナスの捩れ応力とが打ち消される。これにより、アークスプリングを構成する線材の外周部分とアークスプリングを構成する線材の内周部分とで生じる線材の捩れ応力が均一化されるため、アークスプリングの圧縮時において線材に生じる捩れ応力を全体に亘り均一にすることができる。
このため、同寸法のアークスプリングと比較する場合、圧縮可能なストロークの量を大きくすることができる。よって、このアークスプリングをダンパ装置のダンパスプリングとして使用すれば、ダンパ装置の圧縮角及びトルクが向上し、より大きな衝撃トルクを吸収することができる。即ち、同じ機能を備えたダンパ装置であれば、より小型のダンパスプリングを使用することができる。また、複数のダンパスプリングを直列に配列するときに使用した中間部材が不要となり、従来よりも長いダンパスプリングを使用することもできる。よって、ダンパ装置全体の軽量化及びコンパクト化が可能となる。
(a)はバネ収容空間に収容した従来のアークスプリングを示す模式図、(b)はアークスプリングが圧縮角θだけ圧縮した状態を示す模式図、(c)はアークスプリングの概略構成を示す模式図。 従来のアークスプリングを圧縮したときの圧縮角とアークスプリングの線材に生じる捩れ応力との関係を示すグラフ。 トルクコンバータの概略構成を示す模式図。 トルクコンバータに用いるダンパ装置の概略構成を示す模式図。 (a)はフリーな状態のアークスプリングを示す模式図、(b)は図5(a)に示すフリーな状態のアークスプリングを曲げてからバネ収容空間に収容した状態を示す模式図。 バネ収容空間内のアークスプリングが圧縮角θだけ圧縮された状態を示す模式図。 本発明のアークスプリングの圧縮角と捩れ応力との関係を示すグラフ。 従来のダンパ圧縮剛性線図。 トルクを向上させた本発明のダンパ圧縮剛性線図。 ストロークを向上させた本発明のダンパ圧縮剛性線図。 曲率半径Rのアークスプリングを曲率半径Rのバネ収容空間に収容したときアークスプリングの線材に生じる捩れ応力を示すグラフ。 曲率半径Rのアークスプリングを曲率半径Rのバネ収容空間に収容したときアークスプリングの線材に生じる捩れ応力を示すグラフ。 曲率半径Rのバネ収容空間にアークスプリングを収容したときのアークスプリングの曲率半径と線材の捩れ応力との関係を示すグラフ。 曲率半径aのアークスプリングを曲率半径Rのバネ収容空間に収容したときアークスプリングの線材に生じる捩れ応力を示すグラフ。 曲率半径bのアークスプリングを曲率半径Rのバネ収容空間に収容したときアークスプリングの線材に生じる捩れ応力を示すグラフ。 曲率半径cのアークスプリングを曲率半径Rのバネ収容空間に収容したときアークスプリングの線材に生じる捩れ応力を示すグラフ。 バネ収容空間にアークスプリングを収容すると共にバネ押えとバネ受けとによりアークスプリングを挟持した状態を示す模式図。
以下、本発明のアークスプリング及びダンパ装置を具体化した一実施形態について、図5(a)〜図17を参照して説明する。
図5(a)は、フリーな状態のアークスプリング1を示す。図5(b)は、バネ収容空間3に収容されたアークスプリング2を示す。図5(a)に示すようにアークスプリング1は、平均径D、所定の曲率半径である基準半径をR、及び自由角度θを有している。これに対し、バネ収容空間3は、所定の曲率半径である基準半径(取付径)R、及び取付角度θを有している。つまり、アークスプリング1の曲率半径は、バネ収容空間3の曲率半径と異なる。このため、アークスプリング1は、フリーな状態より曲げられてからバネ収容空間3に収容される。図5(b)中の点線は、フリーな状態のアークスプリング1を示す。バネ収容空間3に収容されたアークスプリング2は、曲率半径Rを有している。このように、アークスプリング1がバネ収容空間3に収容されることで、R×θ=R×θの関係を満たすようになる。従って、アークスプリング1は、曲率半径R=R×θ/θが成立するように作製される。
図6は、バネ収容空間3内のアークスプリング2が圧縮角θだけ圧縮された状態を示す。本発明によれば、アークスプリング1は、曲げられてからバネ収容空間3に収容されている。これにより、アークスプリング1の内周部を構成する線材には、マイナスの捩れ応力が付与されている。このため、図6に示すようにアークスプリング2が圧縮角θだけ圧縮されたとき、アークスプリング2の内周部を構成する線材に生じるプラスの捩れ応力は、予め線材に付与されたマイナスの捩れ応力により緩和される。
図1に示すように圧縮角θだけ圧縮したときの従来のアークスプリングのストローク量は、
基準径ストロークδ=θ×R
外周部ストロークδout=(R+D/2)×θ
内周部ストロークδin=(R−D/2)×θ
と表され、圧縮ストローク量は、基準径ストロークに対し、アークスプリング2の外周部で(D/2×θ)だけ長く、アークスプリング2の内周部で(D/2×θ)だけ短くなる。よって、アークスプリング1を曲げてバネ収容空間3に収容するときに、アークスプリング2の外周部で(D/2×θ)だけ伸びると共にアークスプリング2の内周部で(D/2×θ)だけ縮むようにすれば、アークスプリング2が圧縮されたときに生じる応力が全体に亘り均一となる。
アークスプリング1の基準半径をR、自由角度をθとすれば、
基準円弧長:θ×R=θ×R
外周部円弧長:θ×(R+D/2)=B−(θ×D/2)
θ×(R+D/2)=θ×(R+D/2)−(θ×D/2)
内周部円弧長:θ×(R−D/2)=C+(θ×D/2)
θ×(R−D/2)=θ×(R−D/2)+(θ×D/2)
と表される。これらの式から
=θ×R/(θ−θ)
θ=θ−θ
を得ることができ、この条件を満たすようにアークスプリング1の形状を定めることができる。ここで、
B:バネ収容空間外周部の長さ
C:バネ収容空間内周部の長さ
このように、上記の条件を満たすようにしてから、アークスプリング1をバネ収容空間3に収容する。この場合、図6に示すように圧縮角θだけアークスプリング1を圧縮すると、アークスプリングのストローク量は、
取付径ストロークδ=θ×R
外径側ストロークδout=θ×R
内径側ストロークδin=θ×R
となる。即ち、アークスプリング1を曲げてからバネ収容空間3に収容すると、アークスプリング2の外周部で(D/2×θ)だけ伸びると共に、アークスプリング2の内周部で(D/2×θ)だけ縮む。また、図6に示すように、バネ収容空間3内のアークスプリング2を圧縮すると、アークスプリング2の外周部での圧縮ストローク量は基準径ストロークに対して(D/2×θ)だけ大きくなり、アークスプリング2の内周部での圧縮ストローク量は基準径ストロークに対して(D/2×θ)だけ小さくなる。このようにすることで、アークスプリング2が圧縮されたときに生じる応力が全体に亘り均一となる。
図7は、本発明に係るアークスプリング2をバネ収容空間3に収容して圧縮したときの圧縮角θと線材の捩れ応力との関係を示す。アークスプリング2の内周部を構成する線材には、マイナスの捩れ応力が予め付与されている。また、アークスプリング2の外周部を構成する線材には、プラスの捩れ応力が予め付与されている。図7に示すように、バネ収容空間3内のアークスプリング2を圧縮するのに伴い、アークスプリング2を構成する線材に生じる捩れ応力は増大する。そして、アークスプリング2の圧縮角がθ+αに到達した時点で、取付径での捩れ応力と、アークスプリング2の内周部を構成する線材の捩れ応力と、アークスプリング2の外周部を構成する線材の捩れ応力とが一致する。
図2及び図7に示すように、アークスプリング2の内周部を構成する線材の捩れ応力が圧縮角に対して増大する比率は、相対的に大きくなっている。その点、本発明によれば、アークスプリング2の内周部を構成する線材には、マイナスの捩れ応力が予め付与されている。このため、アークスプリング2の圧縮角がθ+αに到達した時点で、取付径での捩れ応力と、アークスプリング2の内周部を構成する線材の捩れ応力とが一致する。一方、アークスプリング2の外周部を構成する線材の捩れ応力が圧縮角に対して増大する比率は、相対的に小さくなっている。その点、本発明によれば、アークスプリング2の外周部を構成する線材には、プラスの捩れ応力が予め付与されている。このため、アークスプリング2の圧縮角がθ+αに到達した時点で、取付径での捩れ応力と、アークスプリング2の外周部を構成する線材の捩れ応力とが一致する。
図7中、点線は、従来のアークスプリングを圧縮した場合に発生する線材の捩れ応力を示す。従来構成によれば、アークスプリングの各部分の線材には、捩れ応力が予め付与されていない。このため、アークスプリングの内周部を構成する線材の捩れ応力、取付径での捩れ応力、及びアークスプリングの外周部を構成する線材の捩れ応力が圧縮角に比例して増大すると、アークスプリングの内周部を構成する線材の捩れ応力は、他の部分の線材に生じる捩れ応力よりも大きくなり、圧縮角がθに到達した時点で許容応力と同じ値になる。
これに対し、本発明によれば、アークスプリング2の内周部を構成する線材には、マイナスの捩れ応力が予め付与されている。このため、アークスプリング2を大きく圧縮して捩れ応力を許容応力まで高める場合、図7に示すように、許容応力に相当する圧縮角をθよりも大きくすることができる。即ち、アークスプリング2の内周部を構成する線材にマイナス応力を予め付与しておくことで、許容応力に相当する圧縮角を(θ+α)まで大きくすることができる。
図8は、従来のダンパ圧縮剛性線図を示す。アークスプリングの許容応力となる圧縮角θでのトルクはTである。図9は、本発明のアークスプリング2を備えたダンパ装置のダンパ圧縮剛性線図を示す。本発明によれば、従来構成と圧縮剛性Kが同一であれば、圧縮角θ’は圧縮角θよりも大きくなり、許容トルクT’も許容トルクTよりも大きくなる。
図10は、本発明のアークスプリング2を備えたダンパ装置のダンパ圧縮剛性線図であって、低圧縮剛性でストロークを向上させた場合を示す。本発明のダンパ装置の必要トルクを従来のアークスプリングを備えたダンパ装置と同じくTとすれば、圧縮角θ”は大きくなり、大きな衝撃トルクを緩和することができる。このように、本発明のアークスプリング2を用いたダンパ装置によれば、吸収エネルギーが増大し、ダンパ装置のトルクが向上し、アークスプリングの圧縮可能なストロークの量も大きくなる。
図11は、アークスプリングの初期状態と最大圧縮状態とでアークスプリングの線材に生じる捩れ応力を示す。また、図11は、図1に示す従来のアークスプリングをアークスプリングと同じ曲率半径Rのバネ収容空間に収容したときに生じた線材の捩れ応力を示す。所定の曲率半径Rに曲げられたアークスプリングを圧縮すると、図11に示すように、アークスプリングには、応力が、アークスプリングの巻数と対応するように波形状に発生する。ここで、アークスプリングの内周部を構成する線材の捩れ応力は相対的に大きく、アークスプリングの外周部を構成する線材の捩れ応力は相対的に小さくなっている。
これに対して、図12は、本発明に係るアークスプリング2をバネ収容空間3に収容したときに生じる線材の捩れ応力を示す。この場合、所定の曲率半径Rを有するアークスプリング1が更に曲げられて、曲率半径Rのバネ収容空間3に収容される。このため、アークスプリング2の初期状態において、アークスプリング2には、初期捩れ応力が、アークスプリング2の巻数と対応するように波形状に発生する。尚、波形の谷は、アークスプリング2の内周部を構成する線材の捩れ応力に相当し、波形の山は、アークスプリング2の外周部を構成する線材の捩れ応力に相当する。
本発明によれば、初期捩れ応力を付与したアークスプリング2が所定角度まで圧縮された場合、アークスプリング2の線材に生じる捩れ応力は全体に亘り一定となる。即ち、図7に示すように、アークスプリング2の圧縮角がθ+αに到達した時点で、取付径での捩れ応力と、アークスプリング2の内周部を構成する線材の捩れ応力と、アークスプリング2の外周部を構成する線材の捩れ応力とがいずれも同じ値を示す。
図13は、アークスプリング1の曲率半径をR,a,R,b,c(R<a<R<b<c)とした場合、アークスプリング1を曲率半径Rのバネ収容空間3に収容して圧縮したときに発生する線材の捩れ応力を示す。図11に示すように、アークスプリング1の曲率半径をRとした場合、アークスプリング2の初期状態で、アークスプリング2の内周部及び外周部のいずれにおいても線材の捩れ応力はゼロである。一方、アークスプリング2を圧縮すれば、アークスプリング2を構成する線材には捩れ応力が発生する。これに対し、図12に示すように、アークスプリング1の曲率半径をRとした場合、アークスプリング2の初期状態で、アークスプリング2の内周部及び外周部におけるいずれの線材にも初期応力が付与されている。一方、アークスプリング2の圧縮状態で、アークスプリング2の内周部及び外周部に生じる線材の捩れ応力はそれぞれ等しくなる。
図14は、アークスプリング1の曲率半径をaとした場合であり、曲率半径aがR<a<Rの関係を満たし、曲率半径aのアークスプリング1を曲率半径Rのバネ収容空間3に収容したときに生じる線材の捩れ応力を示す。この場合、アークスプリング1は、図12に示すときよりも小さく曲げられて、曲率半径Rのバネ収容空間3に収容される。このため、アークスプリング2の初期状態で、アークスプリング2には、初期捩れ応力が、アークスプリング2の巻数と対応するように波形状に発生する。また、アークスプリング2の圧縮状態においても、アークスプリング2を構成する線材には捩れ応力が発生する。
図15は、アークスプリング1の曲率半径をbとした場合であり、曲率半径bがR<bの関係を満たし、曲率半径bのアークスプリング1を曲率半径Rのバネ収容空間3に収容したときに生じる線材の捩れ応力を示す。この場合、アークスプリング2の初期状態で、アークスプリング2を構成する線材には、図12及び図14のときよりも大きな捩れ応力が付与されている。また、アークスプリング2の圧縮状態においても、アークスプリング2を構成する線材には捩れ応力が発生する。この場合、曲率半径がR<bの関係を満たしているため、アークスプリング2の圧縮状態において、アークスプリング2の外周部を構成する線材の捩れ応力が、アークスプリング2の内周部を構成する線材の捩れ応力よりも大きくなる。
図16は、アークスプリング1の曲率半径をcとした場合であり、曲率半径cはR<b<cの関係を満たし、曲率半径cのアークスプリング1を曲率半径Rのバネ収容空間3に収容したときに生じる線材の捩れ応力を示す。図16に示すように、アークスプリング2の初期状態で、アークスプリング2を構成する線材には、図15のときよりも更に大きな捩れ応力が付与されている。また、アークスプリング2の圧縮状態においても、アークスプリング2を構成する線材には捩れ応力が発生する。この場合、曲率半径がR<b<cの関係を満たしているため、アークスプリング2の圧縮状態において、アークスプリング2の外周部を構成する線材の捩れ応力が、アークスプリング2の内周部を構成する線材の捩れ応力よりも更に大きくなる。
このように、本発明によれば、所定の曲率半径を有するアークスプリング1を更に曲げてバネ収容空間3に収容することで、アークスプリング2を構成する線材に初期応力が付与される。この構成によれば、アークスプリング2が圧縮された状態で、取付径での捩れ応力と、アークスプリング2の内周部を構成する線材の捩れ応力と、アークスプリング2の外周部を構成する線材の捩れ応力とを一致させることができる。この場合、アークスプリング1の曲率半径は、バネ収容空間3の曲率半径よりも大きい。また、アークスプリング2は、その曲率半径をアークスプリング1よりも小さくして、所定の曲率半径のバネ収容空間3に収容される。
本実施形態において、アークスプリングが所定の曲率半径を有するバネ収容空間に収容されるか、又はバネ押え及びバネ受けにより挟持されることで、アークスプリング2が圧縮されたときに生じる線材の捩れ応力を全体に亘り均一にしていた。所定の条件を満たすようにアークスプリングを作製するのに代えて、通常のアークスプリングをある程度曲げることで、アークスプリングの内周部を構成する線材にマイナスの捩れ応力を付与するようにしてもよい。
図17に示すアークスプリング2は、曲率半径Rのバネ収容空間8に収容されると共に、バネ押え4とバネ受け5とにより挟持されている。この場合、アークスプリング2の内周部を構成する線材には、マイナスの捩れ応力が付与されている。更に、バネ押え4の押え面6とバネ受け5の受け面7の傾斜角度とをそれぞれ調整し、バネ押え4とバネ受け5とによりアークスプリング2を挟持及び圧縮するようにしてもよい。この構成によっても、アークスプリング2が圧縮されたときに生じる線材の捩れ応力を全体に亘り均一にすることができる。
また、アークスプリング1をバネ収容空間8に収容せずかつアークスプリング1の曲率半径Raを変更しないで、バネ押え4とバネ受け5とによりアークスプリング2を挟持することにより、アークスプリング2の内周部を構成する線材にマイナスの捩れ応力を付与するようにしてもよい。そして、バネ受け5に対しバネ押え4を角度θだけ回転させてアークスプリング1を圧縮することで、アークスプリング2が圧縮されたときに生じる線材の捩れ応力を全体に亘り均一にしてもよい。
本実施形態において、アークスプリング1は一重構造であるが、アークスプリング1の内部空間に、外径の小さい別アークスプリングを嵌め込んだ二重構造を採用してもよい。この場合、外側の主アークスプリングのみを本発明に係るアークスプリング1としてもよく、また、内側の補助アークスプリングのみを本発明に係るアークスプリング1としてもよく、更には、外側の主アークスプリング及び内側の補助アークスプリングの両方を本発明に係るアークスプリング1としてもよい。

Claims (4)

  1. バネ収容空間を有する装置本体と、前記バネ収容空間に収容されたダンパスプリングとを備え、衝撃トルクを吸収するように構成されたダンパ装置において、
    前記ダンパスプリングとして、アークスプリングが用いられ、
    前記アークスプリングは、フリーな状態で所定の曲率半径を有し、かつ前記曲率半径の中心と前記アークスプリングの各端とを結ぶ線がなす自由角度を有し、
    前記バネ収容空間は、所定の曲率半径及び取付角度を有し、
    フリーな状態の前記アークスプリングの曲率半径は、前記バネ収容空間の曲率半径よりも大きく設定され、
    前記アークスプリングが曲げられて前記バネ収容空間に収容されることで、前記アークスプリングがフリーな状態のときよりも、前記アークスプリングの曲率半径が小さくなりかつ前記アークスプリングがフリーな状態のときの前記自由角度よりも、前記アークスプリングの取付角度が大きくなり、それにより、前記アークスプリングを構成する線材の内周部分にマイナスの捩れ応力が付与されることを特徴とするダンパ装置。
  2. 請求項1記載のダンパ装置において、
    前記衝撃トルクによって前記バネ収容空間内のアークスプリングがある角度だけ圧縮した場合、前記アークスプリングを構成する線材の内周部分の捩れ応力と、前記アークスプリングを構成する線材の外周部分の捩れ応力とが、取付径での捩れ応力に一致することを特徴とするダンパ装置。
  3. 請求項1又は2記載のダンパ装置において、
    前記アークスプリングの両端を押圧するバネ押え及びバネ受けによって、前記アークスプリングを構成する線材の内周部分にマイナスの捩れ応力が付与されることを特徴とするダンパ装置。
  4. 請求項1〜3記載のダンパ装置において、
    前記アークスプリングが曲げられて前記バネ収容空間に収容されることで、前記アークスプリングを構成する線材の外周部分には、プラスの捩れ応力が付与されることを特徴とするダンパ装置。
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