JP5805719B2 - 光学システム - Google Patents

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Description

本発明は、光学システムを提供し、特に投影機に用いられる光学システムに関する。
従来の投影機は、多くの場合に固体光源モジュールに蛍光素子を組み合わせた光学システムを採用して、異なる色の光を発する。図1はこのような光学システムを示しており、固体光源モジュール10Aは複数のレーザダイオード11Aを備える。これらのレーザダイオード11Aはそれぞれレーザー光12Aを発することができる。これらのレーザー光12Aはその後レンズ13Aを介して蛍光素子20Aに集束して、この蛍光素子20Aは特定の色(即ち、波長)を有する光線21Aを励起させる。しかしながら、このような光学システムは少なくとも以下の2種類の欠点を有する。
まず、これらのレンズ13Aを介して集束するレーザー光12A及び集束したレーザー光12Aは蛍光素子20Aに入射するが、蛍光素子20Aでの光強度が不均一になる可能性がある。それは実際の製造上これらのレーザー光12Aが不揃いになり得るためである。言い換えると、蛍光素子20Aのある領域は多量のレーザー光12Aに照射されるが、他の領域は少量のレーザー光12Aに照射される。多量のレーザー光12Aに照射された蛍光素子20Aの領域では、高い温度によって蛍光素子20Aの発光効率(exciting efficiency)が低下する可能性がある。つまり、蛍光素子での蛍光剤の励起効率は温度の向上に伴って熱減衰現象が発生し得るので、最適な励起効率を達成できない。
加えて、これらのレーザー光12Aが蛍光素子20Aに照射した光点(light spot)の形状及び面積が適切に設計されていない。このため常に蛍光素子20Aの発光面積が大き過ぎることになりがちである。つまり、蛍光素子20Aの発した光のエテンデュー(Etendue)は投影機の光変調器(未図示)が受け取れるエテンデューより大きい。従って一部の励起光線21Aは光変調器に利用されないため、光の損失になる。エテンデューは光源面積と発散立体角(solid angle)の乗積であり、光学システムの幾何学的特性を示すことと理解される。
上述した2つの欠点を改善するために、各レーザダイオード11Aの位置及びレーザー光12Aの光束の角度と方向を精密に調整する同時に、更にレーザダイオード11Aから蛍光素子20Aの間における全ての光学素子を精密に合わせる必要がある。精密に合わせることで、これらのレーザー光12Aは均一に蛍光素子20Aに照射され、且つこれらのレーザー光12Aが蛍光素子20Aに照射した光点は適切な形状及び面積を有することとなる。しかし、上述した改善方式は多くのの時間及びコストがかかり、実施する上で制御しにくいので、投影機の製造には不向きである。従って、安価な投影機においては、励起効率が悪く、生産公差が大きく、そして蛍光剤が最適な励起効率を達成できず、励起した光線を効果的に利用できないような蛍光素子が使われている。
これに鑑みて、少なくとも1つの上述した欠点を改善できる光学システムを提供することは、この業界が差し迫って解決しなければならない課題となる。
本発明は、蛍光素子に優れた励起効率を容易に持たせることができる光学システムを提供することを目的とする。
本発明は、投影機が蛍光素子の励起した光を効果的に利用できるまた1つの光学システムを提供することをまた1つの目的とする。
上述した目的の1つを達成するために、本発明で開示した光学システムは投影機に用いられ得る。この光学システムは、第1の光束を発するための固体光源モジュールと、この固体光源モジュールの一側に設けられる光学モジュールと、この光学モジュールの一側に設けられる蛍光素子と、この蛍光素子の一側に設けられる光中継モジュールとを含み、光学モジュールは光路において固体光源モジュールと蛍光素子との間に設けられ、蛍光素子は光路において光学モジュールと前記光中継モジュールとの間に設けられる。この光学モジュールは、これらの第1の光束を均一にこの蛍光素子に照射するためにこれらの第1の光束を伝達し均一化することに用いられる。また、この光学モジュールは、これらの第1の光束のこの蛍光素子に照射した光点が所定の形状及び所定の面積を持つようにして、この蛍光素子に発光面積で第2の光束を放出させることに用いられる。ここで、光中継モジュールは、これらの第2の光束の一部を受光することに用いられる。これらの第2の光束の一部は立体角を有し、この立体角とこの発光面積によって定義したエテンデューは実質的にこの投影機の光変調器が受け取れるエテンデューと等しい。
上述した目的、技術的特徴及び長所をより分かりやすく説明するために、以下、好ましい実施例を添付した図面を参照して詳しく説明する。
従来の光学システムの平面模式図である。 本発明に係る第1の実施例の光学システムの平面模式図である。 本発明に係る第1又は第2の実施例の光学システムのまた1つの平面模式図である。 図2の光学システムの固体光源モジュールの平面模式図である。 図2の光学システムの蛍光素子の温度と発光効率の関係模式図である。 図2の光学システムの第1の光束の光点と蛍光素子の模式図である。 本発明に係る第1の実施例の光変調器及び投影レンズの平面模式図である。 本発明に係る第2の実施例の光学システムの平面模式図である。
図2及び図3はそれぞれ本発明に係る第1の実施例の光学システムの2つの平面模式図を示す。本発明の第1の実施例では、投影機に用いられ、投影機の一部と見なしてもよい光学システム1が提案されている。この光学システム1は、固体光源モジュール10と、光学モジュール20と、蛍光素子30と、光中継モジュール35とを含む。なお、後述する投影機の光変調器40、投影レンズ50、光均一化素子53又は光伝達モジュール55等がこの光学システム1に含まれるように見なしてもよい。
全般的には、固体光源モジュール10、光学モジュール20、蛍光素子30及び光中継モジュール35は順に設けられている。つまり、光学モジュール20は固体光源モジュール10の一側(例えば、後側)に設けられ、蛍光素子30は光学モジュール20の一側(例えば、後側)に設けられ、光中継モジュール35は蛍光素子30の一側(例えば、後側)に設けられる。このようにして、光学モジュール20は光路において固体光源モジュール10と蛍光素子30との間に設けられ、蛍光素子30はこの光路において光学モジュール20と光中継モジュール35との間に設けられる。
固体光源モジュール10、光学モジュール20、蛍光素子30、光中継モジュール35及び光変調器40等の更なる技術特徴は順次に以下のようである。
図4は図2の光学システムの固体光源モジュールの平面模式図である。この固体光源モジュール10は複数の固体光源11を有してよく、これらの固体光源11はレーザダイオード又は発光ダイオードであってよい。本実施例では、例として固体光源11はレーザダイオードである。固体光源モジュール10は選択的に複数の視準レンズ12を含んでよい。これらの視準レンズ12は、これらの固体光源11から放出した光線111を受光し、且つ光線111をより平行にするために、それぞれこれらの固体光源11の一側に設けられている。なお、これらの固体光源11は、更に、放出したこれらの光線111に優れた平行度を持たせることができるように設けられる。
これらの固体光源11から発した光線111は第1の光束13に収斂できる。言い換えると、固体光源モジュール10は全般的にはこれらの固体光源11により第1の光束13を生成できる。これらの光線111はいずれも優れた視準度を有するので、第1の光束13は全体としても優れた視準度を有する。
図2において、光学モジュール20は、この第1の光束13を伝達し均一化することができ、積分ロッド(integration rod)21及び少なくとも1つの中継レンズ(relay lens)22を備えてよい。ここで中継レンズ22の数は例として3つである。
第1の光束13は第1の中継レンズ22によって集束されて積分ロッド21に伝達され、積分ロッド21によって均一化されることができる。つまり、第1の光束13は積分ロッド21を通る時に、積分ロッド21内で反射したり又は全内部反射したりして、積分ロッド21から出た第1の光束13に、均一に分布する光強度を持たせる。この積分ロッド21は中身がつまった又は中空の態様であってよいことは理解されるべきである。
均一化された第1の光束13は次に第2及び第3の中継レンズ22によって蛍光素子30に伝達される。この蛍光素子30は固定式の蛍光板又は回転式の蛍光ホイールであってよく、且つ透過式蛍光素子又は反射式蛍光素子であってよい。
第1の光束13は均一に蛍光素子30に照射されて、蛍光素子30の励起効率が熱減衰によって受けた影響を最小にする。図5は図2の光学システムの蛍光素子の温度と発光効率の関係模式図である。詳しくは、蛍光素子30の最大発光効率が特定の温度、例えば40度程度(この数値は例示に過ぎない)に対応し、蛍光素子30が第1の光束13に均一に照射されている場合には、温度がこの特定の温度を超えにくいので、励起効率が熱減衰によって受ける影響を最小にすることができる。
励起効率の減衰は温度だけによるのではなく、レーザー励起パワー強度が高いほど、励起効率が低い。従って蛍光体に入射されるレーザー光が均一になるほど、レーザーパワー強度が低く、蛍光体がより好ましい励起効率を達成するために都合が良い。
図2及び図6において、図6は図2の光学システムの第1の光束の光点と蛍光素子の模式図である。光学モジュール20は第1の光束13を均一に蛍光素子30に照射することに加えて、第1の光束13が蛍光素子30に照射した光点131に所定の面積(即ち、所定のサイズ)及び所定の形状を持たせることができる。
光点131の所定の形状は光変調器40(図7に示す)の形状と同様である(又は相似する)ように設けられている。従って、光変調器40の形状が矩形である場合に、光点131の所定の形状はこの矩形と同様であり又は相似する。
光点131の所定の形状は積分ロッド21の出口(output aperture)211の形状に関連する。特に、第1の光束13は、積分ロッド21を通した後、均一化されることに加えて、その主光軸に沿った断面の形状が積分ロッド21の出口211の形状と同様であり又は相似するように積分ロッド21によって整形(shaped)される。
その後、蛍光素子30が第1の光束13の主光軸に垂直である時に、整形後の光点131の所定の形状は積分ロッド21の出口211の形状と等しく、蛍光素子30が第1の光束13の主光軸に対して傾斜している時には、整形後の光点131の所定の形状は積分ロッド21の出口211の形状と等しくはない。この場合は積分ロッド21の出口211が第1の光束13の主光軸に沿って蛍光素子30に投影する形状と等しい。
例えば、光点131の所定の形状が矩形(縦横比4:3)になる必要がある場合に、蛍光素子30が第1の光束13の主光軸に垂直である時には、積分ロッド21の出口211を同様の矩形に設けてよいが、蛍光素子30が第1の光束13の主光軸に傾斜している時には、積分ロッド21の出口211は別の矩形(縦横比が4:3ではない)として設ける。
光点131の所定の面積は、「積分ロッド21の出口211の面積」及び「ロッドから蛍光素子までの中継光学素子(ここでこの中継光学素子がレンズ22)の拡大率(magnification)」に関連する。特に、蛍光素子30が第1の光束13の主光軸に垂直である時には、光点131の面積は「出口211の面積と中継レンズ22の拡大率の乗積」であり、従って出口211の面積及び/又は中継レンズ22の拡大率を調整することで、光点131の所定の面積が得られる。
蛍光素子30が第1の光束13の主光軸に傾斜している時に、光点131の所定の面積について、所望の光点131の面積を得るようにするためには、「出口211の面積と中継レンズ22の拡大率の乗積」だけでなく、「蛍光素子30の第1の光束13の主光軸に対する夾角」をも考慮する必要がある。
第1の光束13が蛍光素子30に照射した光点131が所定の面積及び所定の形状を有すると、蛍光素子30は発光面積A2で第2の光束31を放出することができる。
図3において、光中継モジュール35は少なくとも1つのレンズ351を含んでよく、本実施例では2つのレンズ351が例として示されている。光中継モジュール35は第2の光束31の一部の光束311を受光してよい。言い換えると、第2の光束31はすべて光中継モジュール35に受光されるわけではなく、光中継モジュール35の受光範囲を超えた光線は光中継モジュール35には入らない。第2の光束31の一部の光束311は立体角θを有し、この立体角θ1は光中継モジュール35の受光能力に対応する。つまり、光中継モジュール35がより多い一部の光束311を受光できる時には、一部の光束311の立体角θはより大きい。
「一部の光束311の立体角θ」と「蛍光素子30の発光面積A2」の乗積によってエテンデューEを定義できる。つまり、E=A2θ。立体角θと発光面積A2によって定義したエテンデューEは、実質的に投影機の光変調器40の利用可能なエテンデューEと等しい。このように、一部の光束311は後に光均一化素子53(例えば、積分ロッド又は光導管等)及び光伝達モジュール55等を介して光変調器40に伝達された時に、光変調器40に充分に利用されて、一部の光束311の光損失を低減させることができる。
図7は本発明の第1の実施例の光変調器及び投影レンズの平面模式図である。光変調器40はデジタルマイクロミラー装置(DMD)、シリコン液晶装置(LCoS)又は液晶装置(LCD)であってよい。光変調器40は変調面積(modulator area)A1及び開口数(numerical aperture、 NA)を有する。この開口数NAは光変調器40の有効光(即ち、受光可能な光)立体角θに関連し、更に投影機の投影レンズ50の絞り値(F−number)に関連する。その関係式がθ=π(1/F−number)である。従って、投影レンズ50が大きく、絞り値が小さい時に、光変調器40の有効光立体角θが増加する。光変調器40のエテンデューEは変調面積A1と有効光立体角θの関数である。例を挙げると、エテンデューEが変調面積A1と有効光立体角θの乗積、つまり、E=A1θであってよい。
図3及び図6を参照する。光変調器40のエテンデューEは知られているので、「一部の光束311の立体角θ」と「蛍光素子30の発光面積A2」によって定義されるエテンデューEpが決定され、立体角θと発光面積A2の必要な数値を決定することができる。使用者はまず立体角θと発光面積A2の一方の必要な数値を選定してから、他方の必要な数値を推算することができる。手短に言えば、光変調器40のエテンデューEを知ると、蛍光素子30の必要な発光面積A2を決定できる。
蛍光素子30の発光面積A2が第1の光束13の光点131の所定の面積に関連するので、必要な発光面積A2を知ると、光点131の所定の面積を決定でき、更に積分ロッド21の出口211の面積及び/又は中継レンズ22の拡大率を決定することができる。
一般に、光点131の所定の面積は蛍光素子30の必要な発光面積A2と等しくてよい。例を挙げると、蛍光素子30の必要な発光面積A2が20平方ミリメートルである場合に、光点131の所定の面積も20平方ミリメートルであってよい。蛍光素子30それ自身の厚さのため、通常発光面積A2は照射面積(即ち、光点131の所定の面積)よりやや大きいので、発光面積A2と光点131の所定の面積が等しい時には、発光面積A2が必要な値を超えることになる。従って光点131の所定の面積をすこし縮小する必要があることを考えれば、好ましくは、光点131の所定の面積は蛍光素子30の必要な発光面積A2よりやや小さくてよい。
以上の説明のとおり、光点131の所定の面積は、光変調器40のエテンデューE及び蛍光素子30の発光面積A2によって定義され、且つ光学モジュール20のパラメーター(例えば、積分ロッド21の出口211の面積及び/又は中継レンズ22の拡大率)を調整することにより実現される。
図8は本発明に係る第2の実施例の光学システムの平面模式図である。本発明の第2の実施例では、別の光学システム2が提案されている。この光学システム2は、他の態様の光学モジュール60を含む点で光学システム1とは異なる。
詳しく述べると、光学モジュール60は、2つのレンズアレイ(lens array or fly eye array)61と、少なくとも1つの中継レンズ62とを備える。この2つのレンズアレイ61は中継レンズ62の一側(例えば、前側)に設けられてよい。この2つのレンズアレイ61はそれぞれ複数のレンズ611を備える。この例では、中継レンズ62の数は1つである。
固体光源モジュール10の発した第1の光束13は、直接に2つのレンズアレイ61と中継レンズ62に伝達されてよい。その後光31は蛍光素子30に、均一化され整形された光点131として集束でき、その光点131の形状はレンズ611と同様であり、光点サイズは2つのレンズアレイ61と中継レンズ62から構成された光学ユニットの拡大率によって決定される。その結果、蛍光素子30により発光面積A2で第2の光束31が放出される。
図3は光中継モジュール35に受光される第2の光束31の一部の光束311を示す。第2の光束31の一部の光束311の立体角θと発光面積A2によって定義したエテンデューEは実質的に光変調器40のエテンデューEと等しい。このように、光学システム2は、光学システム1のように、光中継モジュール35の受光した一部の光束311を光変調器40に充分に利用させることもできる。
第1の実施例と類似して、光点131の所定の形状はレンズアレイ61のレンズ611の形状に関連し、つまり、光点131の所定の形状はレンズ611の形状又は「レンズ611が第1の光束13の主光軸に沿って蛍光素子30に投影する」形状と等しくてよい。光点131の所定の面積は光変調器(未図示)及び蛍光素子30のエテンデューによって定義され、且つ光学モジュール60のパラメーター(例えば、レンズ611の面積及び/又は中継レンズ62の拡大率)を調整することにより実現され得る。
固体光源モジュール10の発した第1の光束13が完全に平行でなく、いくつかの拡散角があること、第1の光束13の拡散角の許容値は2つのレンズアレイ61のパラメーターに関連することは理解される必要がある。
詳しく述べると、2つのレンズアレイ61のレンズ611はそれぞれ第1の方向及び第2の方向にサイズ(a)及びサイズ(b)を有する。2つのレンズアレイ61の間に、第3の方向にピッチ(d)がある。この第1の方向、第2の方向及び第3の方向がお互いに直交しており、且つ第3の方向が第1の光束13の主光軸に平行である。第1の光束13の第1の方向での拡散角がsin−1(a/d)を超えず、第2の方向での拡散角がsin−1(b/d)を超えないようにすべきである。なお、2つのレンズアレイ61の各レンズ611の焦点距離が約2つのレンズアレイ61の間のピッチ(d)と等しいことが理解されるべきである。
以上の説明したように、本発明の開示した光学システムは、光学モジュールのみにより、第1の光束を均一にこの蛍光素子に照射し、且つその光点に所定の形状及び面積を持たせることができる。従来のように、精密に固体光源の相対的位置を調整する等の時間やコストがかかる方法を採用する必要がない。従って、本発明の開示した光学システムは容易に蛍光素子に優れた励起効率を持たせることができる。投影機は蛍光素子の励起した光線を好適に利用できる。
上述した実施例は、本発明の実施態様を例示し、本発明の技術特徴を説明することだけに用いられ、本発明の保護範囲を限定するためのものではない。いわゆる当業者であれば容易にできる変更又は均等的な配置はすべて本発明の技術的範囲に含まれ。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲に基づき定められるべきである。
1 光学システム
2 光学システム
10 固体光源モジュール
10A 固体光源モジュール
11 固体光源
11A レーザダイオード
111 光線
12 視準レンズ
12A レーザー光
13 第1の光束
13A レンズ
131 光点
20 光学モジュール
20A 蛍光素子
21 積分ロッド
21A 光線
211 出口
22 中継レンズ
30 蛍光素子
31 第2の光束
311 一部の光束
35 光中継モジュール
351 レンズ
40 光変調器
41 変調面積
50 投影レンズ
53 光均一化素子
55 光伝達モジュール
60 光学モジュール
61 投影アレイ
611 レンズ
62 中継レンズ
θ 立体角
θ 有効光立体角
A2 発光面積




Claims (11)

  1. 投影機に用いられる光学システムであって、
    第1の光束を発するための固体光源モジュールと、
    前記固体光源モジュールの一側に設けられる光学モジュールと、
    前記光学モジュールの一側に設けられる蛍光素子と、
    前記蛍光素子の一側に設けられる光中継モジュールと、を含み、
    前記光学モジュールは光路において前記固体光源モジュールと前記蛍光素子との間に設けられ、前記蛍光素子は前記光路において前記光学モジュールと前記光中継モジュールとの間に設けられ、
    前記光学モジュールは、前記第1の光束を均一に前記蛍光素子に照射するために前記第1の光束を伝達し均一化することに用いられ、また、前記光学モジュールは、前記第1の光束が前記蛍光素子に照射した光点に所定の形状及び所定の面積を持たせて、前記蛍光素子が発光面積で第2の光束を放出させることに用いられ、前記第1の光束が照射した光点の前記所定の面積は前記第2の光束を放出させる前記発光面積より小さく、
    前記光中継モジュールは、前記第2の光束の一部の光束を受光することに用いられ、前記一部の光束が立体角を有し、前記立体角と前記発光面積によって定義したエテンデューが実質的に前記投影機の光変調器のエテンデューと等しい、
    光学システム。
  2. 前記立体角と前記発光面積によって定義した前記エテンデューが前記発光面積と前記立体角の乗積であり、前記光変調器が変調面積と有効光立体角を有し、前記光変調器の前記エテンデューが前記変調面積と前記有効光立体角の乗積である、請求項1に記載の光学システム。
  3. 前記光変調器の前記有効光立体角は、前記投影機の投影レンズの絞り値(F−number)に対応する、請求項2に記載の光学システム。
  4. 前記光学モジュールは、積分ロッドと、少なくとも1つの中継レンズとを備える、請求項1に記載の光学システム。
  5. 前記積分ロッドの出口の形状は、前記第1の光束が前記蛍光素子に照射した前記光点と同様である、請求項4に記載の光学システム。
  6. 前記光学モジュールは、2つのレンズアレイと、少なくとも1つの中継レンズとを備える、請求項1に記載の光学システム。
  7. 前記2つのレンズアレイはそれぞれ、形状が前記第1の光束が前記蛍光素子に照射した前記光点と同様である、複数のレンズを備える、請求項6に記載の光学システム。
  8. 前記光中継モジュールは、少なくとも1つのレンズを含む、請求項1に記載の光学システム。
  9. 前記固体光源モジュールは、レーザダイオード又は発光ダイオードである、複数の固体光源を備える、請求項1に記載の光学システム。
  10. 前記光変調器はデジタルマイクロミラー装置(digital micromirror device、DMD)、シリコン液晶装置(liquid crystal on silicon、LCoS)又は液晶装置(liquid crystal device、LCD)である、請求項1に記載の光学システム。
  11. 前記蛍光素子は固定式の蛍光板又は回転式の蛍光ホイールである、請求項1に記載の光学システム。
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