JP5805287B1 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP5805287B1
JP5805287B1 JP2014196139A JP2014196139A JP5805287B1 JP 5805287 B1 JP5805287 B1 JP 5805287B1 JP 2014196139 A JP2014196139 A JP 2014196139A JP 2014196139 A JP2014196139 A JP 2014196139A JP 5805287 B1 JP5805287 B1 JP 5805287B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
heating chamber
cooking
hot air
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014196139A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016065703A (ja
Inventor
久弘 西谷
久弘 西谷
知英 小栗
知英 小栗
淡路 雄一
雄一 淡路
智和 藤木
智和 藤木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iris Ohyama Inc
Original Assignee
Iris Ohyama Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iris Ohyama Inc filed Critical Iris Ohyama Inc
Priority to JP2014196139A priority Critical patent/JP5805287B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5805287B1 publication Critical patent/JP5805287B1/ja
Publication of JP2016065703A publication Critical patent/JP2016065703A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Baking, Grill, Roasting (AREA)
  • Electric Stoves And Ranges (AREA)

Abstract

【課題】被調理材に吹き付けられる熱風を適切な範囲の風速に設定する。【解決手段】加熱調理器は、被調理材を収納する加熱室と、加熱室内における熱風の循環経路に設けられ、被調理材が載置される載置部とを備え、載置部の近傍における熱風の風速が7.5m/s〜9.5m/sの範囲に設定される。【選択図】図10

Description

本発明は、加熱調理器に関する。
従来から、加熱調理器においては、加熱室内に収容した被調理材の加熱手段として、マイクロ波(高周波)による加熱調理手段、熱風循環による加熱調理手段、電気ヒータを加熱源とする輻射熱によるグリル調理手段などが採用され、広く一般家庭に普及している。
そのうち、熱風を循環させることによる加熱調理が可能な調理器は、ヒータ、熱風循環用ファンなどを備える。ヒータ及び熱風循環用ファンの作用により熱風が生成され、その熱風が加熱室内に吹き出される。熱風は加熱室内の被調理材を加熱した後、熱風循環用ファンによって吸い込まれ、再び熱風化されて加熱室内に吹き出されるという循環を繰り返す。また、近年の健康志向により、油を使わずにフライドポテトやコロッケ、海老フライなどの揚げ物調理ができる熱風循環によるノンフライヤー調理に対する関心が高まっている。
特許文献1に記載の技術は、加熱室の上方に設けられた上ヒータ、加熱室の下方に設けられた下ヒータが設けられ、さらに、熱風ヒータが発熱すると同時にファンが回転して風を発生する。熱風ヒータから熱が伝えられ熱風となり、加熱室の後部壁面に設けられた送風孔から加熱室に吹出し、被調理品を加熱し調理するようになっている。
特許第3637288号公報
熱風循環によるノンフライヤー調理によって被調理材を調理する場合に、被調理材の外観、味等の仕上がりを良好とするためには、被調理材に吹き付けられる熱風の風速を適切な値とすることが望ましい。しかしながら、上述した特許文献1には、熱風の風速に関する記載乃至示唆はなされていない。
本発明はこのような点に鑑みなされたものであり、被調理材に対して吹き付けられる熱風の風速を適切な範囲に設定する加熱調理器を提供することを目的の一つとする。
上述した課題を解決するために、本発明は、被調理材を収納するための加熱室と、加熱室内に設けられ、通風空隙を有するヒータと、加熱室内においてヒータの上方に位置し、下方に向かって開口する略円形皿形状の上部フードと、中央に吸込み口を有し、加熱室内においてヒータの上方であり、且つ、上部フードの下方に位置し、下方に向かって開口する略円形皿形状の下部フードと、加熱室内においヒータの上方に配置され、且つ、上部フードと下部フードとの対向空間に配置されるファンと、上部フードの周縁と下部フードの周縁に挟まれて環状に形成された吹き出し口と、加熱室内の下方に配置され、通気性を有する天板部材を備える皿体を載置可能な載置用網と、を備え、ファンが動作することによって、加熱室内の空気が、皿体の中央付近から上方に向かってヒータにより加熱されつつ吸い上げられ、当該加熱された空気が吸い込み口を介して対向空間に吸い込まれ、対向空間において遠心方向に送出されつつ吹き出し口を介して加熱室の下方に向かって吹き出されることで熱風の循環径路が形成され、天板部材上に載置された被調理材の近傍における熱風の風速が7.5m/s〜9.5m/sの範囲となるようにファンを動作させる加熱調理器である。
本発明によれば、適切な風速でもって被調理材に対して熱風を吹き付けることができる。なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、明細書中に記載されたいずれかの効果であってもよい。また、本明細書中に開示された効果により本発明の内容が限定して解釈されるものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る加熱調理器の外観を示す正面側斜視図である。 図2は、加熱調理器の外観を示す背面側斜視図である。 図3は、加熱調理器の側面視断面図である。 図4は、加熱調理器の側面視断面下方斜視図である。 図5は、加熱調理器の側面視断面上方斜視図である。 図6は、加熱調理器のモータ室内からモータを除いた状態を示す上面斜視図である。 図7は、加熱室内に設けられた加熱調理器の構成部品を示す斜視図である。 図8は、循環用ファンの構成例を説明するための斜視図である。 図9Aおよび図9Bは、循環用ファンの詳細な構成例を説明するための図である。 図10は、実施例を説明するための図である。 図11は、実施例における各条件で調理した後のコロッケの外観を示す図(写真)である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。ただし、本発明は以下の実施形態のみに限定されるものではない。なお、説明は以下の順序で行う。
<1.一実施形態>
<2.変形例>
<1.一実施形態>
以下、図を参照して、本発明の一実施形態に係る加熱調理器10について説明する。本発明に係る加熱調理器10は、熱風を高速で循環させて被調理材に所定時間当て続けることにより油を使わずに揚げ物調理(以下、熱風循環調理と称する。)を行う機能を備える。さらに、加熱調理器10は、ヒータの熱により加熱室内の温度を上げることにより被調理材を加熱する調理(以下、オーブン調理と称する。)を行う機能も備えるものである。さらに、加熱調理器10はヒータの熱により直接被調理材を加熱するオーブントースタとしても使用することが可能なものである。
加熱調理器10は、矩形箱状の筐体100を備える。筐体100の正面上部には、操作部110が設けられている。操作部110は、調理モード切り替えスイッチ111、温度設定用ダイヤル112、加熱時間設定用ダイヤル113から構成されている。ただし、操作部110の構成はこれに限られるものではない。より多くのパラメータを設定できるようにしてもよい。また、つまみ、ダイヤルのほか、ボタンなどで構成されてもよい。
加熱調理器10の使用においては、使用者は第1の調理モードである熱風循環調理モードまたは第2の調理モードであるオーブン調理モードを選択することが可能である。加熱調理器10は、調理モードを選択することにより動作させるヒータを切り替える制御回路を備えている。この制御回路は回路基板120上の電気回路として構成されており、調理モード切り替えスイッチ111、温度設定用ダイヤル112、加熱時間設定用ダイヤル113に対する使用者の入力に応じて、熱風循環調理用のヒータ、オーブン調理用のヒータのオンオフ、ヒータの温度、加熱時間を制御する。また、加熱調理器10内には、コンセントなどを介して供給された電力を加熱調理器10の各部に供給するための電源回路(図示せず)が設けられている。なお、オーブン調理モードには、オーブントースタとしての使用に適したオーブントースタモードが含まれる。
また、筐体100の正面、操作部110の下方には、筐体100内に設けられた加熱室300を開閉するためのドア130が設けられている。ドア130は下端側を軸として回転可能に構成されており、ドア130の上端には、使用者がドア130の開閉を行い易くするための取手部131が設けられている。なお、ドア130は、耐熱性のあるガラスにより構成し、加熱室300内を見通すことができるようにしてもよい。
筐体100の背面側には、給気口140が設けられている。給気口140は、筐体100内に外気を供給するためのものである。また、筐体100の背面側には、排気口150が設けられている。排気口150は、筐体100内の空気を外に排出するためのものである。給気口140および排気口150の詳細については後述する。
図3乃至図5に示されるように、筐体100内の上部には、箱状に構成されたモータ室200が設けられている。モータ室200内には、ダクト210が設けられている。ダクト210は、例えば、耐熱性の高い樹脂製材料を用いて構成されている。ダクト210上には、冷却用ファン230および循環用ファン660を回転させるためのモータ220が設けられている。モータ220としては隈取モータが用いられている。ただし、モータ220は隈取モータに限られるものではなく、隈取モータ以外のモータ、例えば、DC(Direct Current)ファンモータを用いてもよい。
図6に示されるように、ダクト210の略中央には、ダクト210の内外を連通させるための第1開口部211が設けられている。なお、説明の便宜上、図6においては筐体100の上面を除いてある。
筐体100の背面の上方には、モータ室200に通じるように給気口140が設けられている。給気口140は、多数の小径の孔からなり、モータ室200内に外気を供給するためものである。
また、筐体100の背面の給気口140の下方には、モータ室200に通じるように排気口150が設けられている。排気口150は多数の小径の孔からなり、モータ室200内の空気を外に排出するためのものである。
なお、モータ220はモータコイル221が給気口140側に位置するように設けられている。これにより、給気口140からモータ室200内に供給される空気が確実にモータコイル221に接触するので、モータコイル221の冷却効率を高めることができる。
ダクト210の下方には、モータ220の動力によって回転する冷却用ファン230が設けられている。冷却用ファン230は、モータ220の回転軸に取り付けられている。冷却用ファン230は、給気口140から外気をモータ室200内に取り込み、モータ室200内の空気を排気口150から排出させるようにモータ室200内の空気を流動させるものである。この冷却用ファン230による空気の流動によりモータ220を冷却し、モータ220の過熱を防止することができる。なお、モータ220の過熱は、モータ220自身の発熱によるものの他、加熱室300内の熱がモータ220の軸を通じてモータ220に伝わることによるものもある。
ダクト210は、排気口150に連なっている。給気口140からモータ室200内に流入した空気は冷却用ファン230により吸い込まれて、第1開口部211を通じてダクト210内に流入する。そして、空気はダクト210を通じて排気口150から外へ排出される。
ダクト210の排気口150側には、略矩形状の第2開口部213が形成されている。第2開口部213は排気口150に通じており、モータ室200内の空気はダクト210の第2開口部213を通じて排気口150から外に排出される。冷却用ファン230の直径と第2開口部213の幅は略同等であるか、または、第2開口部213の幅を冷却用ファン230の直径以上に構成するとよい。これにより、冷却用ファン230によって排気口150方向に吹き出された空気をスムーズに第2開口部213を通じて排気口150から排出することができる。
冷却用ファン230は、排気口150と略同等の高さの位置に設けられている。これにより、冷却用ファン230の回転によって吐き出された空気が何物にも妨げられることなく最短距離で排気口150から排出されるため、モータ室200内の空気の流動効率を高めることができる。
図6に示されるように、ダクト210の、モータ220が備えるモータコイル221の略直下の位置には切り欠き部212が設けられている。切り欠き部212を設けることにより、モータ220、特にモータコイル221周辺においてダクト210の外部から内部へ空気が流れやすくなる。これによりモータコイル221周辺における空気の流量が増加するとともに空気の流れがスムーズになり、モータコイル221の冷却効率を高めることができる。
また、調理モード切り替えスイッチ111、温度設定用ダイヤル112、加熱時間設定用ダイヤル113からなる操作部110に対応した回路基板120はモータ室200内に設けられている。これにより、冷却ファンによりモータ室200内で空気を流動させることにより、回路基板120も冷却することができる。
さらに、モータ室200内の空気を流動させることによって、筐体100の冷却も行われる。これにより、加熱調理中に使用者が筐体100に触れて火傷してしまうことなどを防ぐことができる。また、筐体100上に物品を置くことが出来ないという事態も防ぐことができる。
加熱調理器10の矩形箱状の筐体100の内部には、前面が開口部310となっている中空の箱状に構成された加熱室300が設けられている。開口部310はドア130によって開閉される。加熱室300は天井壁301、底壁302、左側壁303、右側壁304および奥壁305によって区画された空間である。底壁302は、アルミメッキ鋼板、ステンレスなどの光線反射性に優れた金属により構成されており、オーブン用ヒータの熱を反射する反射板として機能する。ただし、底壁302を構成する金属はそれらに限られるものではなく、光線反射性が良い金属材料であればどのようなものを用いてもよい。
図3、図4、図5および図7に示されるように、加熱室300内の下方には、載置用網320が設けられている。なお、図7においては、説明の便宜上、加熱室300の天井壁301、左側壁303、右側壁304、奥壁305、上部フード610および下部フード620は省略している。載置用網320は金属線材で構成された網である。載置用網320上には角皿400を載置することができる。
なお、載置用網320に限られず、加熱室300の前方から後方に伸びる左右一対のレールを設け、レールで角皿400の両端を支持することにより、角皿400を底壁302から浮いた状態で保持するようにしてもよい。なお、載置用網320は、ドア130の開閉に連動して前後に移動するように構成してもよい。
図3、図4、図5および図7に示されるように、角皿400は、平板状の底面部401と、底面部401の外周から湾曲状に立ち上がる側面部402とから、上部が開口した有底矩形箱状に構成されている。詳しくは後述するが、この側面部402の形状は、加熱室300内を下降する熱風が角皿400の中心方向に向かいやすくするためである。また角皿400の全周縁部には水平方向に延設した鍔部403が形成されており、加熱室300内において鍔部403より下方への熱風の流路を遮断する大きさを有している。角皿400の開口側には通気性のある天板部材410が取り外し可能な状態で設けられている。
天板部材410は、鍔部403の内周縁部404に適合する大きさの縁枠部411を備えた網状の部材として構成されている。図4に示されるように、縁枠部411は、金属線材で作製されており、上側縁枠411aと下側縁枠411bとから構成されている。天板部材410は、金属線材を波形に曲げて編んだクリンプ織網の網部412(載置部の一例)を、縁枠部411を構成する上側縁枠411aと下側縁枠411bで両面から挟持して溶接した後に余りを切ることにより形成されている。網部412は、例えば、直径約0.7〜約1.8mmの金属線材により構成されている。天板部材410には、被調理材がこびり付くのを防止するためにフッ素コート表面処理が施されている。なお、縁枠部411の構成は上述の構成に限られるものではない。
天板部材410は、鍔部403の内周縁部404上に縁枠部411を載置するようにして角皿400の開口側に設けられている。天板部材410が通風空隙を有する網状に構成されていることにより、吹き降ろされる熱風が天板部材410を通過して角皿400の内部に入り込む事が可能となる。これにより、天板部材410上に載置された被調理材を熱風により下から加熱する事が可能となる。
角皿400は、高耐熱樹脂、例えばガラス強化PPS樹脂,ガラス強化PBT樹脂、ポリイミド樹脂等で一体成形され、または板金で成形してフッ素コート仕上げ、ホーロー仕上げをしてもよい。さらには耐熱強化ガラス、セラミック等で製作してもよい。
加熱調理器10で熱風循環調理を行う場合には、天板部材410を設けた角皿400を載置用網320上に載置し、天板部材410上に被調理材を載置する。また、オーブン調理を行う場合には、天板部材410を除いて角皿400上に直接被調理材を載置する。さらに、加熱調理器10をオーブントースタとして使用する場合には、載置用網320上に直接被調理材を載置する。なお、加熱調理器10をオーブントースタとして使用する場合には、角皿400とは異なるオーブントースタ用の皿を載置用網320上に載置してもよい。
第1の調理モードである熱風循環調理の際に載置用網320上に角皿400を載置することにより、加熱室300の角皿400より下方の空間が塞がれるので、加熱室300内を狭くすることができる。これにより、加熱室300内の全域を熱風が循環するのではなく、角皿400より上方の空間において熱風が循環することになるので、加熱効率が高まり、加熱室300内の温度が上昇しやすくなる。これにより、加熱時間の短縮、電力消費量の削減などを図ることができる。
加熱室300内の上方には、2つの上部オーブン用ヒータが左側壁303と右側壁304間に渡設するように設けられている。また、加熱室300内の下方には、2つの下部オーブン用ヒータが、左側壁303と右側壁304間に渡設するように設けられている。上部オーブン用ヒータおよび下部オーブン用ヒータの構成については後述する。
加熱室300内における上部オーブン用ヒータの上方には、フライ用ヒータ500が設けられている。フライ用ヒータ500は、第1の調理モードである熱風循環調理において動作するヒータである。第1の調理モードは、加熱調理器10が、フライ用ヒータ500により加熱された空気を加熱室300内で高速循環させることにより、油を使わずにフライドポテトや唐揚げなどの揚げ物調理を行うモードである。フライ用ヒータ500は、例えば、約80〜約200度の熱風を加熱室300内において循環させることができる。
フライ用ヒータ500は、回路基板120および電源回路に接続されている。使用者は、第1の調理モードである熱風循環調理を行う場合には、操作部110の調理モード切り替えスイッチ111を熱風循環調理に合わせる。さらに、使用者は、温度設定用ダイヤル112で調理に必要な温度を指定し、加熱時間設定用ダイヤル113で調理に必要な時間を指定する。その使用者から操作部110への入力内容に応じて回路基板120上の制御回路がフライ用ヒータ500を通電させてオンにするとともに、フライ用ヒータ500の温度、加熱時間を制御する。
フライ用ヒータ500は、図7に示されるように、平面的に分布し、通風空隙を有するスパイラル状のシーズヒータとして構成されている。スパイラル状のシーズヒータは、通風空隙を有することにより熱風の流れを遮ることなく、さらに、表面積が大きいため、高い熱容量を得ることができるという利点がある。また、シーズヒータは、熱源としての立ち上がりは石英管ヒータより劣るが遠赤外線を多く発する利点がある。
フライ用ヒータ500の上方、かつ、ダクト210の下方には円形皿形状の上部フード610および下部フード620が設けられている。上部フード610および下部フード620は、側面が湾曲状に形成されており、下方に向けて開口するように設けられている。上部フード610および下部フード620はアルミメッキ鋼板などの金属により構成されている。
この上部フード610および下部フード620に挟まれた空間が熱風の流路である空気流路630として機能する。下部フード620の略中央には、加熱室300内の熱風を空気流路630に吸い込むための吸い込み口640が設けられている。また、空気流路630の外縁部は、加熱室300内に向けて熱風を吹き出す吹き出し口650として機能する。吹き出し口650は、環状に構成されている。さらに、空気流路630内には、フライ用ヒータ500と略平行に循環用ファン660が設けられている。循環用ファン660は、モータ220の回転軸に取り付けられている。例えば、モータ220に印加する電圧を変更しモータ220の回数数を変更することにより、循環用ファン660の回転数を変更することができる。モータ220に印加する電圧の制御等は、例えば、回路基板120上の制御回路によって行われる。なお、循環用ファン660の詳細については後述する。
モータ220の動力による循環用ファン660の回転によって、熱風の循環経路が形成される。具体的には、モータ220の動力による循環用ファン660の回転によって、加熱室300内の空気は循環用ファン660側に吸い上げられる。その際、空気はフライ用ヒータ500の通風空隙を通過することによりフライ用ヒータ500によって加熱される。フライ用ヒータ500により加熱された空気は、下部フード620の吸い込み口640から空気流路630内に吸引される(図3の矢印A)。そして、空気流路630内に吸引された空気は、循環用ファン660の回転により遠心方向である空気流路630の外縁部の吹き出し口650から熱風として加熱室300内に吹き出される(図3の矢印B)。
循環用ファン660によって吹き出し口650から吹き出された熱風は、加熱室300内を下降していき(図3の矢印C)、湾曲した角皿400の側面部402に沿って、角皿400の底面部401と天板部材410との間の空間において、角皿400の中心方向へ流れていく。角皿400内に熱風が入り込むことにより、天板部材410上に載置された被調理材を下からも加熱することができる。
そして、熱風は循環用ファン660によって角皿400内の中央付近から、下方から上方に向かって吸い上げられる(図3の矢印D)。そして、角皿400の上方に位置する天板部材410(網部412)の中央付近を経由し、フライ用ヒータ500によって再び加熱されて吸い込み口640から空気流路630内に吸い込まれる(矢印A)。加熱調理器10が第1の調理モードで動作する場合、この熱風の循環(図3の矢印A〜D)が連続的に繰り返される。
循環用ファン660は回転するものであるため、フライ用ヒータ500を円形に構成し、吹き出し口650も環状に構成することにより、熱風の循環を効率よく行うことができる。
また、熱風は吹き出し口650からほぼ真下に吹き出されるため、吹き出し口650の略直下の位置に角皿400の側面部402を位置させることにより、熱風を効率よく循環させることができる。
上部フード610上には、僅かな隙間を開けてフードカバー670が設けられている。フードカバー670は、上部フード610と略同形の形状に形成されている。フードカバー670は例えばステンレス鋼板などの断熱性の材料により構成されている。フードカバー670は、加熱室300の熱がモータ室200に伝わらないようにするための仕切り部材として機能するものである。上部フード610との間に隙間を開けてフードカバー670を設けることにより断熱効果をより高めている。
加熱室300内の上方には、2つの上部オーブン用ヒータが左側壁303と右側壁304間に渡設するように設けられている。加熱室300の開口部310側に位置する上部オーブン用ヒータを第1上部オーブン用ヒータ711と称し、奥壁305側に位置する上部オーブン用ヒータを第2上部オーブン用ヒータ712と称する。
また、加熱室300内の下方、角皿400より下に位置するように、2つの下部オーブン用ヒータが、左側壁303と右側壁304間に渡設するように設けられている。加熱室300の開口部310側に位置する下部オーブン用ヒータを第1下部オーブン用ヒータ721と称し、筐体100の奥壁305側に位置する下部オーブン用ヒータを第2下部オーブン用ヒータ722と称する。
オーブン用ヒータは、第2の調理モードにおいて動作する、通電することで輻射熱を発生するヒータである。第2の調理モードは、加熱調理器10がヒータの熱により被調理材を加熱するいわゆるオーブンとして機能するものである。
オーブン用ヒータは、回路基板120および電源回路に接続されている。使用者は、第2の調理モードであるオーブン調理を行う場合には、操作部110の調理モード切り替えスイッチ111をオーブン調理に合わせる。さらに、使用者は、温度設定用ダイヤル112で調理に必要な温度を指定し、加熱時間設定用ダイヤル113で調理に必要な時間を指定する。その使用者から操作部110への入力内容に応じて回路基板120上の制御回路がオーブン用ヒータを通電させてオンにするとともに、オーブン用ヒータの温度、加熱時間を制御する。
上部オーブン用ヒータおよび下部オーブン用ヒータは、例えば、石英管ヒータで構成されている。石英管ヒータは遠赤外線を発するが、発生量はシーズヒータに比べて劣る。しかし、熱源としての立ち上がりが早いため、オーブン/トースター用の熱源に適している。なお、上部オーブン用ヒータおよび下部オーブン用ヒータの数はあくまで例示であり、その数は2つずつに限定されるものではない。
第1上部オーブン用ヒータ711および第2上部オーブン用ヒータ712上にはそれぞれ反射板800が設けられている。反射板800は、上部オーブン用ヒータの熱を下方に反射させることにより、角皿400に載置された被調理材への加熱、または載置用網320に直接載置されたパンのトースト加熱を効率よく行うことを可能とするものである。また、反射板800上には、屋根部810が設けられている。屋根部810は、上方の吹き出し口650から加熱室300内に吹き降ろす熱風を遮ることなくスムーズに下方へ流れるようにするためのものである。熱風循環調理においては、熱風を高速で循環させることが必要だからである。
加熱室300内には、一つの温度検知部900が設けられている。温度検知部900は、加熱室300内の温度を検出するためのものである。温度検知部900は、例えば、液体膨張式サーモスタットを用いて構成されている。ただし、温度検知部900は液体膨張式サーモスタットに限定されるものではなく、他の方式、例えば、サーミスタを用いた温度センサを用いてもよい。
次に、加熱調理器10における循環用ファン660の詳細な構成例について説明する。図8は、循環用ファン660の外観の一例を示す斜視図である。循環用ファン660は、例えば、アルミメッキ鋼板により構成されている。
循環用ファン660は、例えば、板状のベース661を備えている。ベース661は、中央から外側に向かって突出する略三角状の突出部を備えている。ベース661は、例えば、6個の突出部(突出部662a、突出部662b、突出部662c、突出部662d、突出部662e、突出部662f)を備えており、全体として略星形状の外観を呈している。ベース661の中央にはモータ220の回転軸等に取り付けられるためのモータ取付部663が設けられている。
ベース661における各突出部間には、半円状の小さな切り欠き部(切り欠き部664a、切り欠き部664b、切り欠き部664c、切り欠き部664d、切り欠き部664e、切り欠き部664f)が形成されている。また、各突出部には、一辺端部(例えば、左辺端部)から下方に向かって板状の羽根部が連続的に設けられている。例えば、突出部662aの左辺端部から下方に向かって羽根部665aが設けられている。同様に他の突出部に対しても羽根部(羽根部665b、羽根部665c、羽根部665d、羽根部665eおよび羽根部665f)が連続的に設けられている。突出部と羽根部との間には面取り加工が施されている。
循環用ファン660の直径R10は、例えば、150mm(ミリ−メートル)程度であり、この例では152mmに設定されている。循環用ファン660の直径R10は、例えば、図9Aに示すように、各突出部の先端を結ぶようにして描かされた仮想の円の直径により規定することができる。図9Bは、図9AのA−A'線により切断し矢印の方向に向かって見た場合の循環用ファン660の構成を示している。各羽根部の高さH10は、例えば、20mm程度に設定されており、ベース661の厚みT10は0.7mm程度に設定されている。
上述した加熱調理器10により、被調理材に対して熱風を吹きつけ熱風循環調理を行った。このとき、被調理材の近傍の風速を風速計により計測し、被調理材の調理の出来具合から好ましい風速の値を得ることができた。
具体的な測定条件等について述べる。なお、下記に示す測定条件等は例示であってこれに限定されるものではない。
・被調理材としては、冷凍のコロッケを使用した。実施例では、冷凍コロッケを一度、常温下に置き若干、解凍したものを使用したが、冷凍のままでもよい。
・天板部材410の網部412にコロッケを1個、載置し、熱風調理循環モードによる調理を行った。フライ用ヒータ500に対する印加電圧は100Vとし、フライ用ヒータ500の温度を200度に設定した。調理時間は、15.5分とした。
・モータ220に対する印加電圧(駆動電圧)を変化させることで循環用ファン660の回転数を変化させ、風速を変化させた。なお、循環用ファン660の回転数は、印加電圧が100Vのときは例えば2300rpmである。
・風速の測定箇所は、吹き出し口650およびコロッケの近傍の2箇所に設定した。吹き出し口650の風速は、主に加熱室300の上方から下方に向かう熱風(図3における矢印B)の風速であり、コロッケの近傍の風速は、主に加熱室300の下方から上方に向かう熱風(図3における矢印D)の風速である。コロッケの近傍の風速とは、例えば、網部412に載置されたコロッケの横の位置における風速である。実施例では被調理材の出来具合を確認するためにコロッケを用いているが、加熱調理器10の構成でみればコロッケの近傍の風速は、網部412における被調理材が通常、載置される箇所すなわち網部412の中央付近における風速と理解することも可能である。
・実施例では風速計としてAdvanced Thermal Solutions Inc製のeATVS-4(型番)を使用した。
・加熱室300の庫内寸法は、幅が267mm、奥行きが277mm、高さが80mmである。高さは、吹き出し口650から被調理材が載置される載置面(網部412)までの距離である。
・調理後のコロッケの出来具合は、人間による目視によりコロッケの外観を確認するとともに、色味を測定した。測定機器としてMINOLTA製の色差計CR−300(C光源)を用い、Lab色度により色味を規定した。
Lab色度について簡単に説明すると、L(エルスター)は明度を表す表示単位で、a(エースター),b(ビースター)は色相と彩度を表す表示単位である。また、a・bは夫々色の方向を示しており、aは赤から緑方向(aが正数値であって値が大きい程赤色が強く、aが負数値であって値が小さい程緑色が強い。)を表し、bは黄から青方向(bが正数値であって値が大きい程黄色が強く、bが負数値であって値が小さい程青色が強い。)を表している。すなわち、Labとは、色の三属性(色相・明度・彩度)を表しているものであり、この色の三属性を数値で表すことにより、正確な色を表現する方法として用いられているものである。
図10は、実施例をまとめた表である。各条件におけるフライ用ヒータ500に対する印加電圧は100Vで同じである。モータ220に対する印加電圧を10Vステップで切り替え、そのときの風速を測定した。各条件における具体的な値は、以下の通りである。
条件1:モータ220への印加電圧を120Vに設定し、循環用ファン660を回転させた。このときの風速は、吹き出し口650付近で13.6m/s、コロッケの近傍で10.0m/sと測定された。
条件2:モータ220への印加電圧を110Vに設定し、循環用ファン660を回転させた。このときの風速は、吹き出し口650付近で12.4m/s、コロッケの近傍で9.5m/sと測定された。
条件3:モータ220への印加電圧を100Vに設定し、循環用ファン660を回転させた。このときの風速は、吹き出し口650付近で10.2m/s、コロッケの近傍で8.8m/sと測定された。
条件4:モータ220への印加電圧を90Vに設定し、循環用ファン660を回転させた。このときの風速は、吹き出し口650付近で7.9m/s、コロッケの近傍で7.9m/sと測定された。
条件5:モータ220への印加電圧を80Vに設定し、循環用ファン660を回転させた。このときの風速は、吹き出し口650付近で6.8m/s、コロッケの近傍で6.4m/sと測定された。
条件6:モータ220への印加電圧を70Vに設定し、循環用ファン660を回転させた。このときの風速は、吹き出し口650付近で5.7m/s、コロッケの近傍で5.1m/sと測定された。
条件7:モータ220への印加電圧を60Vに設定し、循環用ファン660を回転させた。このときの風速は、吹き出し口650付近で4.6m/s、コロッケの近傍で4.2m/sと測定された。
図11は、調理後のコロッケの外観を示す図である。図11Aは条件1で調理したコロッケの外観を示し、図11Bは条件2で調理したコロッケの外観を示し、図11Cは条件3で調理したコロッケの外観を示し、図11Dは条件4で調理したコロッケの外観を示し、図11Eは条件5で調理したコロッケの外観を示し、図11Fは条件6で調理したコロッケの外観を示し、図11Gは条件7で調理したコロッケの外観を示している。
図10および図11を参照して、熱風循環調理後のコロッケの出来具合について説明する。条件1では、調理後のコロッケに強い焦げが確認された。調理後のコロッケの明度、黄色味が低下していることからもコロッケを焼き過ぎていることがわかる。すなわち条件1では、コロッケの近傍の風速が強すぎることが確認された。
条件2では、調理後のコロッケに僅かであるものの焦げが確認された。調理後のコロッケの明度、黄色味がやや低下しているものの極端な低下は見られず比較的、良好な状態のコロッケが得られた。すなわち条件2では、コロッケの近傍の風速がやや強いもののコロッケの調理には支障のない範囲の値であることが確認された。
条件3および条件4では、調理後のコロッケに強い焦げが発生することはなく、外観、明度、赤味、黄色味の全てが適切な範囲のコロッケを得ることができた。すなわち、条件3、4では、コロッケの近傍の風速の値が最も好ましい値であることが確認された。
条件5では、調理後のコロッケがやや焼け不足であることが確認された、明度が高くなるとともに、赤味、黄色味が低下していることからもコロッケがやや焼け不足であることが確認された。冷凍食品等を調理する場合には、焼け不足が生じることは好ましくなく、条件5のコロッケの近傍の風速は弱いことが確認された。
条件6および条件7では調理後のコロッケが明らかに焼け不足、もしくは、ほとんど焼けていないことが確認された。明度が極端に大きくなり、赤味、黄色味が極端に低下していることからもコロッケが明らかに焼けていないことが確認された。すなわち、条件6および条件7では、コロッケの近傍の風速が明らかに弱いことが確認された。
なお、モータ220の印加電圧のステップは10Vではなく、より細かいステップでもよい。また、風速の測定誤差も生じうる。これらの点と上述した条件1〜7により得られた結果を勘案すると、被調理材近傍の風速は、7.5m/s〜9.5m/sの範囲が好ましく、7.9m/s〜8.8m/sの範囲がより好ましいことが確認された。この範囲の風速となるように循環用ファン660がモータ220等により制御される。
なお、吹き出し口650からの風速の値について好ましい範囲を設定することも可能である。しかしながら、吹き出し口650からの風がどの程度の風速でもって被調理材に達し、その結果、被調理材が適切に調理されるか否かは、例えば、加熱室内の庫内寸法によって変化し得る。したがって、本発明の実施例では、被調理材の近傍の風速について好ましい範囲を規定した。
なお、上述した実施例では調理時間を15.5分に設定したが、調理時間は、被調理材の種類や数によって異なるものである。しかしながら、被調理材の種類等に限らず、被調理材の近傍の風速は、上述した好ましい範囲の値に設定される。
<2.変形例>
以上、本発明の実施形態について具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。実施形態においては、加熱調理用の熱源として石英管ヒータとシーズヒータを組み合わせで説明したが、シーズヒータで全てのヒータを構成してもよいし、石英管ヒータで全てのヒータを構成してもよい。
また、加熱室300内に設けるヒータは、フライ用ヒータ500と、下部オーブン用ヒータであってもよい。この場合、フライ用ヒータ500が第2の調理モードであるオーブン調理時に上から被調理材を加熱する役割を果たす。
上述した一実施形態では、熱風循環調理を行う機能とオーブン調理を行う機能とを有する加熱調理器として説明したが、これに限定されるものではない。例えば、熱風循環調理を行う機能とオーブンレンジ調理を行う機能とを有する加熱調理器にも本発明を適用することができる。なお、オーブンレンジ調理を行う際にはマグネトロンから高周波(マイクロ波)が発生する。この高周波が調理庫内(加熱室300)から外部へ漏洩することを防止するため、吸い込み口640および吹き出し口650に多数の小孔が穿設されたパンチング板を設けることが好ましい。
10・・・・加熱調理器
100・・・・筐体
200・・・・モータ室
220・・・・モータ
300・・・・加熱室
410・・・・天板部材
412・・・・網部
500・・・フライ用ヒータ
660・・・・循環用ファン

Claims (3)

  1. 被調理材を収納するための加熱室と、
    前記加熱室内に設けられ、通風空隙を有するヒータと、
    前記加熱室内において前記ヒータの上方に位置し、下方に向かって開口する略円形皿形状の上部フードと、
    中央に吸込み口を有し、前記加熱室内において前記ヒータの上方であり、且つ、前記上部フードの下方に位置し、下方に向かって開口する略円形皿形状の下部フードと、
    前記加熱室内において前記ヒータの上方に配置され、且つ、前記上部フードと前記下部フードとの対向空間に配置されるファンと、
    前記上部フードの周縁と前記下部フードの周縁に挟まれて環状に形成された吹き出し口と、
    前記加熱室内の下方に配置され、通気性を有する天板部材を備える皿体を載置可能な載置用網と、を備え、
    前記ファンが動作することによって、前記加熱室内の空気が、前記皿体の中央付近から上方に向かって前記ヒータにより加熱されつつ吸い上げられ、当該加熱された空気が前記吸い込み口を介して前記対向空間に吸い込まれ、前記対向空間において遠心方向に送出されつつ前記吹き出し口を介して前記加熱室の下方に向かって吹き出されることで熱風の循環径路が形成され、
    前記天板部材上に載置された被調理材の近傍における前記熱風の風速が7.5m/s〜9.5m/sの範囲となるように前記ファンを動作させる加熱調理器。
  2. 前記皿体は、底面部と該底面部の外周から立ち上がる側面部とにより上方が開口するよう構成されており、
    前記天板部材は、前記皿体の開口側に取り外し可能な状態で設けられている請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記ヒータは、熱風を循環させて調理を行うモードにおいて動作する請求項1または2に記載の加熱調理器。
JP2014196139A 2014-09-26 2014-09-26 加熱調理器 Active JP5805287B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014196139A JP5805287B1 (ja) 2014-09-26 2014-09-26 加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014196139A JP5805287B1 (ja) 2014-09-26 2014-09-26 加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5805287B1 true JP5805287B1 (ja) 2015-11-04
JP2016065703A JP2016065703A (ja) 2016-04-28

Family

ID=54544779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014196139A Active JP5805287B1 (ja) 2014-09-26 2014-09-26 加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5805287B1 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08327065A (ja) * 1995-05-29 1996-12-10 Toshiba Corp 加熱調理器
JP2003194345A (ja) * 2001-12-28 2003-07-09 Sharp Corp 加熱調理器及び加熱調理器用スプラッシュガード
JP2004061092A (ja) * 2001-10-19 2004-02-26 Sharp Corp 加熱調理器
JP2007303740A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Toshiba Corp 加熱調理器
JP2009270759A (ja) * 2008-05-07 2009-11-19 Panasonic Corp 高周波加熱装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08327065A (ja) * 1995-05-29 1996-12-10 Toshiba Corp 加熱調理器
JP2004061092A (ja) * 2001-10-19 2004-02-26 Sharp Corp 加熱調理器
JP2003194345A (ja) * 2001-12-28 2003-07-09 Sharp Corp 加熱調理器及び加熱調理器用スプラッシュガード
JP2007303740A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Toshiba Corp 加熱調理器
JP2009270759A (ja) * 2008-05-07 2009-11-19 Panasonic Corp 高周波加熱装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016065703A (ja) 2016-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2799778B1 (en) Cooking apparatus
KR102138631B1 (ko) 공기 유동을 갖는 전기 조리 기구
JP5827197B2 (ja) 加熱調理器
JP5666040B1 (ja) 加熱調理器
JP5774186B2 (ja) 加熱調理器
US9962037B2 (en) Food condition maintaining device
JP6214739B2 (ja) 加熱調理器
JP6000422B2 (ja) 加熱調理器及び加熱調理装置
JP5814307B2 (ja) 加熱調理器及び加熱調理装置
JP5805287B1 (ja) 加熱調理器
JP2014031948A (ja) 加熱調理器
JP5629838B1 (ja) 加熱調理器
JP5629837B1 (ja) 加熱調理器
JP5688478B1 (ja) 加熱調理器
JP2016027302A (ja) 加熱調理器
JP5620600B1 (ja) 加熱調理器
JP6270886B2 (ja) 加熱調理器
JP5624232B1 (ja) 加熱調理器
JP2015072094A (ja) 加熱調理器
JP5624242B1 (ja) 加熱調理器
JP5785648B2 (ja) 加熱調理器
JP5837157B2 (ja) 加熱調理器及び加熱調理装置
JP2015197246A (ja) 加熱調理器
JP5805293B1 (ja) 加熱調理器
JP5774179B1 (ja) 加熱調理器

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150811

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150901

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Ref document number: 5805287

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02