JP5802358B2 - 緊急通報システムおよび緊急通報装置 - Google Patents

緊急通報システムおよび緊急通報装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5802358B2
JP5802358B2 JP2012266196A JP2012266196A JP5802358B2 JP 5802358 B2 JP5802358 B2 JP 5802358B2 JP 2012266196 A JP2012266196 A JP 2012266196A JP 2012266196 A JP2012266196 A JP 2012266196A JP 5802358 B2 JP5802358 B2 JP 5802358B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal device
emergency
connection method
emergency call
connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012266196A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014112291A (ja
Inventor
晴彦 中辻
晴彦 中辻
佐藤 隆雄
隆雄 佐藤
悟士 三輪
悟士 三輪
傑 吉田
傑 吉田
宏一 山下
宏一 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Alpine Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, Alpine Electronics Inc filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2012266196A priority Critical patent/JP5802358B2/ja
Publication of JP2014112291A publication Critical patent/JP2014112291A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5802358B2 publication Critical patent/JP5802358B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、電話機能を有する携帯電話機や携帯端末装置が車載装置に接続された緊急通報システムおよび緊急通報装置に関する。
従来から、車載装置に携帯電話機を接続しておいて、車載装置が搭載された車両が衝突事故等を起こした際に、車載装置から携帯電話機を介して事故情報センターに対して緊急通報を行うようにした車両用緊急通報システムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。一般には、このような通報システムにおいて、携帯電話機と事故情報センターの間の接続は、ダイヤルアップ接続によって行われる。例えば、最近では車載装置と携帯電話機等との間を接続するインタフェースとしてブルートゥース(Bluetooth、登録商標)が用いられる場合があるが、このブルートゥースでは、DUNプロファイル(Dial-up Networking Profile)が用意されており、携帯電話機から事故情報センターに対してダイヤルアップ接続を行うことができるようになっている。これにより、車載装置と事故情報センターとの間で回線接続を行って、緊急通報を行ったり、この接続された回線を介して車両の運転者等と事故情報センターや警察署等の担当者との間で直接会話を行うことが可能になる。また、他にも同様の緊急事態通報システムが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2001−250183号公報 特開2010−533904号公報
ところで、最近では、携帯電話機と携帯情報端末の機能を有するスマートフォン(登録商標)と称される携帯端末装置が普及しており、携帯電話機の代わりに用いられることも多い。しかし、この種の携帯端末装置の中には、DUNプロファイルに対応していないものがあり、事故情報センターに緊急通報を行うことができないという問題があった。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、携帯電話機や携帯端末装置のいずれであっても外部に対して緊急通報を行うことができる緊急通報システムおよび緊急通報装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の緊急通報システムは、緊急通報装置に接続された端末装置の通信機能を用いて外部サーバに緊急情報を送信する。緊急通報装置は、端末装置との間の接続方式を特定する接続方式特定手段と、接続方式特定手段によって特定された接続方式を用いて端末装置との間でデータの送受信を行う接続手段と、接続手段を介して外部サーバに向けた緊急情報の送信を端末装置に指示する緊急情報送信指示手段とを備えている。
緊急通報装置が端末装置との間の接続方式を特定し、この特定した接続方式に基づいて端末装置の種類を特定することにより、複数種類の端末装置(携帯電話機や携帯端末装置)のいずれが接続された場合であってもこの接続された端末装置を介して外部サーバに対して緊急通報を行うことが可能となる。
また、上述した接続手段は、ブルートゥースによって端末装置との間で各種データの送受信を行い、接続方式特定手段は、ブルートゥース方式におけるシリアルポートプロファイルを用いた第1の接続方式とブルートゥース方式におけるダイヤルアップネットワーキングプロファイルを用いた第2の接続方式を識別する。これにより、ダイヤルアップネットワーキングプロファイルを用いた接続が可能な携帯電話機だけでなく、シリアルポートプロファイルを用いた接続が可能な携帯端末装置を用いて緊急通報を行うことができる。また、ブルートゥース規格に準拠した通信を行う際に緊急通報装置と端末装置との間で送受信される各種情報に基づいて接続方式の特定や端末装置の種類の特定などを行うことが可能となる。
また、上述した接続方式特定手段は、第2の接続方式に先立って第1の接続方式に該当するか否かを判定する。一般には、ダイヤルアップネットワーキングプロファイルを用いて接続された携帯電話機を介して緊急通報を行う場合に比べて、シリアルポートプロファイルを用いて接続された携帯端末装置によって緊急通報を行う方が外部サーバとの間の通信時間を短くすることができるため、第1の接続方式の識別を先に行って緊急通報を行うことにより、通信コストの削減が可能となる。
また、上述した第1の接続方式を用いて接続される端末装置は、外部サーバに向けて緊急情報を送信する動作を行う第1の緊急通報手段を備えており、緊急情報送信指示手段は、第1の緊急通報手段に対して緊急情報の送信を指示することが望ましい。特に、上述した第1の緊急通報手段は、所定のアプリケーションプログラムを実行することにより実現されることが望ましい。これにより、シリアルポートプロファイルを用いて端末装置が接続された場合には、この端末装置に指示を送ることで端末装置から外部サーバに対して緊急通報を行うことが可能となる。
また、上述した緊急通報装置は、第2の接続方式を用いて接続される端末装置を介して外部サーバに向けて緊急情報を送信する動作を行う第2の緊急通報手段を備えることが望ましい。これにより、ダイヤルアップネットワーキングプロファイルを用いて接続された端末装置を介して緊急通報装置から外部サーバに対して直接緊急通報を行うことが可能となる。
また、上述した緊急通報装置は、操作部をさらに備え、操作部により所定の操作がされた場合、緊急情報送信指示手段または前記緊急通報手段が動作することが望ましい。あるいは、上述した緊急通報装置は、センサから異常を検出する異常検出部をさらに備え、異常検出部により異常が検出された場合、緊急情報送信指示手段または緊急通報手段が動作することが望ましい。これにより、運転者の意志により、あるいは、センサによって異常を検出したときに、外部サーバに向けて緊急情報を送信することができる。
緊急通報システムの全体構成を示す図である。 車載装置の構成を示す図である。 携帯端末装置の構成を示す図である。 端末装置が接続されたときにその種類を特定する車載装置の動作手順を示す流れ図である。 端末装置の種類を特定した後に異常を検出して緊急通報を行う車載装置の動作手順を示す流れ図である。
以下、本発明を適用した一実施形態の緊急通報システムについて、図面を参照しながら説明する。図1は、緊急通報システムの全体構成を示す図である。本実施形態の緊急通報システムは、相互に接続された車載装置100および携帯端末装置200等と、携帯端末装置200等とインターネット等の所定のネットワークを介して接続された緊急通報サーバ300とを含んで構成されている。本実施形態では、緊急通報装置としての車載装置100が搭載された車両に事故等の緊急事態が生じたときに、携帯端末装置200等を介して車載装置100から緊急通報サーバ300に向けて緊急情報を送信する。
車載装置100と携帯端末装置200等との間は、ブルートゥース(Bluetooth、登録商標)によって接続される。また、車載装置100に接続される携帯端末装置200等には、オペレーティングシステムとしてiOS(アイオーエス、登録商標)を用いたiPhone(アイフォーン、登録商標)と称される携帯端末装置200と、オペレーティングシステムとしてAndroid(アンドロイド、登録商標)を用いた携帯端末装置(Android端末)210と、携帯電話機220とが含まれる。
この中で、iPhoneやAndroid端末は、一般にスマートフォンと称されるものであり、携帯電話機220と同じような電話機能の他に、各種のアプリケーションプログラムを追加して様々な機能を実現することができる。本実施形態では、これらのiPhoneやAndroid端末は、緊急通報アプリケーションを有しており、このアプリケーションを実行することにより、車載装置100から緊急通報が指示されたときにこの指示に応じて緊急通報動作を行う。また、これらのiPhoneやAndroid端末は、車載装置100が緊急通報サーバ300に向けて緊急通報を行うために車載装置100との間でデータ通信を行う際には、SPP(Serial Port Profile、シリアルポートプロファイル)を用いて車載装置100との間の接続が行われる。
また、携帯電話機220は、車載装置100が緊急通報サーバ300に向けて緊急通報を行うために車載装置100との間でデータ通信を行う際には、DUN(Dial-Up Network Profile、ダイヤルアップネットワークプロファイル)を用いて車載装置100との間の接続が行われる。なお、Android端末の中には、SPP接続とDUN接続の両方が可能なものもあるが、このような場合には本実施形態ではSPP接続を優先させるものとする。
図2は、車載装置100の構成を示す図である。車載装置100は、緊急通報を行うためのものであるが、緊急通報専用の構成を有する場合の他に、オーディオ装置やナビゲーション装置などの一部に備わっている場合も含む。この車載装置100は、制御部110、異常検出部120、GPS受信機122、受話回路130、スピーカ132、送話回路140、マイクロホン142、操作部150、タッチパネル151、入力処理部152、表示部153、表示処理部154、ブルートゥース・インタフェース部(BT IF)160を備えている。
制御部110は、車載装置100の全体を制御するためのものであり、ROMやRAMなどに格納された所定のプログラムをCPUで実行することにより実現される。異常検出部120は、緊急通報の対象となる異常を検出する。例えば、エアバッグの作動状態、車体や座席等の衝撃の程度、異常高温発生の有無などが監視され、エアバッグが作動したり、車体や座席等に大きな衝撃が加わったり、車両火災等によって異常高温状態になったときに異常が検出される。GPS受信機122は、複数のGPS衛星からの電波を受信して車両の現在位置を検出する。
受話回路130は、電話の通話相手の音声信号(本実施形態では、車載装置100と接続された携帯端末装置200等から送られてくる)をスピーカ132から出力する。送話回路140は、電話の通話相手と通話を行う際にマイクロホン142を介して利用者(車両の運転者等)の音声を入力する処理を行う。
操作部150は、車載装置100の筐体に備わった各種のキーやスイッチ、操作つまみ等を含んでいる。タッチパネル151は、表示部153の画面の一部が利用者によって指し示されたときにその指示位置を検出する。利用者は、タッチパネル151あるいは操作部150を用いて、各種の操作指示や各種の入力を行うことができる。この各種の操作指示には緊急通報指示も含まれる。
入力処理部152は、操作部150およびタッチパネル151の操作状況を監視し、利用者による操作内容を検出する。表示部153は、LCD等で構成されており、各種の情報を表示する。表示処理部154は、複数の操作アイコンが含まれる操作画面や制御部110によって作成された各種の情報が含まれる画面を表示部153に表示する。
ブルートゥース・インタフェース部160は、ブルートゥースによって車載装置100と携帯端末装置200、210、携帯電話機220やその他の装置との間で各種データの送受信を行う通信装置(ブルートゥース機器)である。
また、上述した制御部110は、BT(ブルートゥース)接続処理部111、サービス検索部112、端末装置特定部113、緊急通報処理部114、HF(ハンズフリー)処理部115を有する。
BT接続処理部111は、ブルートゥース機器間の接続に必要な処理を行う。例えば、車載装置100の近傍に位置する携帯端末装置200等との間でペアリングを行う。また、BT接続処理部111は、使用するブルートゥースサービスが決定した場合には、そのサービスに対応する通信処理を行う。
サービス検索部112は、ペアリングによって通信可能になった携帯端末装置200等に対して、特定のブルートゥースサービス利用の可否を検出する。本実施形態では、車載装置200から緊急通報サーバ300に緊急通報を行うために、携帯端末装置200、210、携帯電話機220のいずれかを使用することを想定しており、SPPを用いたサービスの利用可否、このサービス利用が不可の場合にはDUNを用いたサービスの利用可否の検出が行われる。なお、本実施形態では、携帯端末装置200、210は、いずれもSPPを用いたサービスが利用可能であるが、実際にこれらを用いて緊急通報を行う際にはそれぞれに適した処理を行う必要がある。このため、サービス検索部112は、同じSPPを用いたサービスであっても、携帯端末装置200と210のいずれに対応するものであるかまで特定する。
端末装置特定部113は、サービス検索部112による検索結果に基づいて、接続された端末装置(携帯端末装置200、210、携帯電話機220のいずれか)を特定する。
緊急通報処理部114は、異常検出部120によって緊急通報の対象となる異常が検出されたときに、端末装置特定部113によって特定された端末装置に対応した所定の緊急通報処理を行う。具体的には、携帯端末装置200、210が接続されている場合には、これらに対して、緊急情報を緊急通報サーバ300に向けて送信する旨の指示(緊急通報指示)が送られる。この緊急通報指示には、緊急情報の送信に必要な各種情報(異常検出部120によって検出された異常の内容やGPS受信機122によって検出された車両の現在位置など)が含まれる。また、携帯電話機220が接続されている場合には、携帯電話機220とDUN接続することで直接緊急通報サーバ300に向けてデータを送信することが可能になるため、緊急通報処理部114は、上述した各種情報(異常の内容や車両の現在位置など)や携帯電話機220の電話番号を含む緊急情報を作成し、例えばHTTP(Hypertext Transfer Protocol)を用いて直接緊急情報を緊急通報サーバ300に向けて送信する。
HF処理部115は、車載装置100に備わったマイクロホン142を用いて音声入力を行い、携帯端末装置200等の電話機能を利用して通話相手と通話を行う車載装置100側の一連のハンズフリー処理を行う。これにより、緊急通報サーバ300から連絡を受けた特定施設から携帯端末装置200等に電話がかかってきたときに、利用者が携帯端末装置200等を手に持つことなく通話を行うことが可能となる。
図3は、携帯端末装置200、210の構成を示す図である。なお、携帯端末装置200(iPhone)と携帯端末装置210(Android端末)は、概略的な構成についてはほとんど同じであり、以下では携帯端末装置200について説明を行う。
携帯端末装置200は、携帯電話機と携帯情報端末の機能を有しており、制御部210、操作部220、タッチパネル221、入力処理部222、表示部223、表示処理部224、送話器230、受話器232、送受信部234、ブルートゥース・インタフェース部(BT IF)240を備えている。
制御部210は、携帯端末装置200の全体を制御するためのものであり、ROMやRAMなどに格納された所定のプログラム(基本プログラムや各種アプリケーションプログラム等)をCPUで実行することにより実現される。操作部220は、各種のスイッチを含んでいる。タッチパネル221は、表示部223の画面の一部が利用者によって指し示されたときにその指示位置を検出する。利用者は、タッチパネル221あるいは操作部220を用いて、各種の操作指示や各種の入力を行うことができる。入力処理部222は、操作部220およびタッチパネル221の操作内容を監視し、利用者による入力内容を検出する。
表示部223は、LCD(液晶表示装置)等で構成されており、各種の情報を表示する。表示処理部224は、複数の操作アイコンが含まれる操作画面や制御部210によって作成された各種の情報が含まれる画面を表示部223に表示する。
送話器230は、利用者(話者)の音声を入力する。受話器232は、通話相手の音声を出力する。なお、一般には送話器230はマイクロホンにより構成され、受話器232はイヤホンあるいはスピーカによって構成される。送受信部234は、操作部220等の通話ボタン(図示せず)が押されたときに動作し、受信時に、アンテナ236を介して受信した無線信号をベースバンド信号に変換し、受信信号に含まれる制御データを制御部210に入力するとともに音声信号を受話器232に入力する。また、送受信部234は、送信時に、制御部210から入力される制御データや送話器230から入力される音声信号を無線信号に変換してアンテナ236から基地局(図示せず)に向けて送信する。このようにして、送受信部234は、基地局との間で発着信処理を行って通話処理やインターネット接続処理等を行う。
ブルートゥース・インタフェース部240は、ブルートゥースによって携帯端末装置200と車載装置100やその他の装置との間で各種データの送受信を行う通信装置(ブルートゥース機器)である。
また、上述した制御部210は、緊急通報処理部211とHF(ハンズフリー)処理部212を有する。緊急通報処理部211は、車載装置100の緊急通報処理部114から緊急通報指示が送られてきたときに、この指示に含まれる情報(異常の内容や車両の現在位置など)に携帯端末装置200自身の電話番号を加えた緊急情報を作成し、送受信部234を介して緊急通報サーバ300に向けて送信する一連の処理を行う。この緊急通報処理部211は所定のアプリケーションプログラム(緊急通報アプリ)を実行することにより実現することができる。
HF処理部212は、車載装置100に備わったマイクロホン142を用いて音声入力を行い、携帯端末装置200の電話機能を利用して通話相手と通話を行う携帯端末装置200側の一連のハンズフリー処理を行う。このHF処理部212は所定のアプリケーションプログラム(HFアプリ)を実行することにより実現することができる。
上述した緊急通報サーバ300が外部サーバに、サービス検索部112が接続方式特定手段に、端末装置特定部113が端末装置特定手段に、BT接続処理部111、ブルートゥース・インタフェース部160が接続手段に、緊急通報処理部114が緊急情報送信指示手段、第2の緊急通報手段に、緊急通報処理部211が第1の緊急通報手段にそれぞれ対応する。
本実施形態の緊急通報システムはこのような構成を有しており、次に、車載装置100に携帯端末装置200等が接続されたときにその種類を特定し、その後異常検出時に緊急通報を行う動作について説明する。
図4は、端末装置が接続されたときにその種類を特定する車載装置100の動作手順を示す流れ図である。車載装置100に端末装置(携帯端末装置200、210、携帯電話機220のいずれか)を所持した利用者が接近して端末装置が通信可能エリアに進入すると、BT接続処理部111は、この端末装置を対象としたペアリング処理を行う(ステップ100)。
次に、サービス検索部112は、iPhoneのSPP用にあらかじめ用意されたSPP−UUID(Universally Unique Identifier)を用いて、接続された端末装置に対してSPPのサービス検索を実行し(ステップ102)、このSPPサービスがサポートされているか否かを判定する(ステップ104)。サポートされている場合には肯定判断が行われ、端末装置特定部113は、接続された端末装置が携帯端末装置200(iPhone)であることを確定する(ステップ106)。
また、iPhoneのSPPサービスがサポートされていない場合にはステップ104の判定において否定判断が行われる。次に、サービス検索部112は、Android端末のSPP用にあらかじめ用意されたSPP−UUIDを用いて、接続された端末装置に対してSPPのサービス検索を実行し(ステップ108)、このSPPサービスがサポートされているか否かを判定する(ステップ110)。サポートされている場合には肯定判断が行われ、端末装置特定部113は、接続された端末装置が携帯端末装置210(Android端末)であることを確定する(ステップ112)。
また、Android端末のSPPサービスがサポートされていない場合にはステップ110の判定において否定判断が行われる。次に、サービス検索部112は、接続された端末装置に対してDUNに対応するサービス検索を実行し(ステップ114)、このDUNのサービスがサポートされているか否かを判定する(ステップ116)。サポートされている場合には肯定判断が行われ、端末装置特定部113は、接続された端末装置が携帯電話機220であることを確定する(ステップ118)。
このようにして、携帯端末装置200、210、携帯電話220のいずれかが車載装置100に接続されると、車載装置100は、接続された端末装置の種類を特定することができる。なお、DUNのサービスもサポートされていない場合にはステップ116の判定において否定判断が行われる。この場合には、接続された端末装置(あるいは他のブルートゥース機器)がSPPやDUNのサービスをサポートしていないことになる。
図5は、端末装置の種類を特定した後に異常を検出して緊急通報を行う車載装置100の動作手順を示す流れ図である。なお、この動作手順は緊急通報を行うためのものであるため、携帯端末装置200、210、携帯電話機220のいずれかが車載装置100に既にブルートゥース接続されているものとする。
緊急通報処理部114は、接続された端末装置がiPhone(携帯端末装置200)であるか否かを判定する(ステップ200)。iPhoneが接続されている場合には肯定判断が行われ、利用者に対して、緊急通報アプリを起動して携帯端末装置200の緊急通報処理部211を動作可能な状態にするように指示する(ステップ202)。この指示は、例えば表示部153に緊急通報アプリの起動を指示する画面を表示することにより行われる。
なお、この指示に応じて利用者によって緊急通報アプリが起動され、以後、携帯端末装置200の緊急通報処理部211が動作可能な状態に移行するものとして以下の説明を行う。また、車載装置100の緊急通報処理部114によって携帯端末装置200に対して緊急通報アプリの起動を指示することが可能な場合には、これらステップ200、201の動作を省略してもよい。
次に、あるいは、接続された端末装置がiPhoneではなくステップ200の判定において否定判断がされた後、緊急通報処理部114は、緊急通報のタイミングか否かを判定する(ステップ204)。異常検出部120によって緊急通報の対象となる異常が検出されたとき、あるいは、利用者が操作部150やタッチパネル151を用いて緊急通報指示を行ったときが緊急通報のタイミングであり、これ以外の場合にはステップ204の判定において否定判断が行われ、このタイミング判定が繰り返される。
また、緊急通報のタイミングが到来した場合にはステップ204の判定において肯定判断が行われる。次に、緊急通報処理部114は、接続された端末装置がiPhone(携帯端末装置200)またはAndroid端末(携帯端末装置210)であるか否かを判定する(ステップ206)。接続された端末装置がiPhoneやAndroid端末の場合には肯定判断が行われる。次に、緊急通報処理部114は、これらの端末装置に対してSPPを用いた接続を行って緊急通報指示を送信する(ステップ208)。
ところで、この緊急通報指示を送信する処理は、接続された端末がiPhoneかAndroid端末かで異なっている。具体的に処理の概要を示すと、以下のようになる。
(iPhoneの場合)
(a1)iPhoneとSPPを用いて接続する。
(a2)アップル社が規定するiPhone用アプリ(アプリケーションプログラム)と通信を行うためのプロトコルにしたがって、車載装置100と携帯端末装置200との間の認証処理を行う。
(a3)携帯端末装置200から緊急通報サーバ300に向けた緊急情報の送信に必要な各種情報を、上記プロトコルにしたがって車載装置100と携帯端末装置200との間で送受信する。
(a4)携帯端末装置200の緊急通報処理部211は、車載装置100から受信した各種情報を用いて緊急通報サーバ300に対して緊急通報を行う。
(Android端末の場合)
(b1)Android端末とSPPを用いて接続する。
(b2)Android端末の緊急通報アプリをバックグラウンドで起動して緊急通報処理部211が動作可能な状態にする。
(b3)車載装置100と携帯端末装置210との間の通信プロトコルにしたがって、携帯端末装置210から緊急通報サーバ300に向けた緊急情報の送信に必要な各種情報を送受信する。
(b4)携帯端末装置210の緊急通報処理部211は、車載装置100から受信した各種情報を用いて緊急通報サーバ300に対して緊急通報を行う。
一方、接続された端末装置がiPhoneやAndroid端末でない場合(携帯電話機220の場合)にはステップ206の判定において否定判断が行われる。次に、緊急通報処理部114は、DUN接続された携帯電話機220を介して緊急通報サーバ300に対して直接緊急通報を行う処理を実施する(ステップ210)。
このように、本実施形態の緊急通報システムでは、車載装置100が端末装置との間の接続方式(サービス)を特定し、この特定した接続方式に基づいて端末装置の種類を特定することにより、複数種類の端末装置(携帯電話機220や携帯端末装置200、210)のいずれが接続された場合であってもこの接続された端末装置を介して緊急通報サーバ300に対して緊急通報を行うことが可能となる。
また、SPPを用いた第1の接続方式とDUNを用いた第2の接続方式を識別しているため、DUNを用いた接続が可能な携帯電話機220だけでなく、SPPを用いた接続が可能な携帯端末装置200、210を用いて緊急通報を行うことができる。
また、一般には、DUNを用いて接続された携帯電話機220を介して緊急通報を行う場合に比べて、SPPを用いて接続された携帯端末装置200、210によって緊急通報を行う方が緊急通報サーバ300との間の通信時間を短くすることができるため、SPPの識別を先に行って緊急通報を行うことにより、通信コストの削減が可能となる。
また、SPPを用いた接続(第1の接続方式)には、オペレーティングシステムとしてiOSを用いた端末装置(iPhone)を接続対象とした第3の接続方式と、オペレーティングシステムとしてAndroidを用いた端末装置(Android端末)を接続対象とした第4の接続方式とが含まれており、これらも識別するようにしている。これにより、緊急通報に関する処理内容が異なるiPhoneとAndroid端末のいずれが車載装置に接続された場合であっても緊急通報を行うことが可能となる。
また、SPPを用いて接続される携帯端末装置200、210には緊急通報処理部210(緊急通報アプリ)が備わっており、車載装置100の緊急通報処理部114からこの緊急通報処理部210に対して緊急情報の送信を指示している。これにより、SPPを用いて携帯端末装置200、210が接続された場合には、これらの携帯端末装置200、210に指示を送ることで救急通報サーバ300に対して緊急通報を行うことが可能となる。
また、DUNを用いて接続される携帯電話機220に対しては、車載装置100の緊急通報処理部114自身が緊急情報を送信する処理を行っている。これにより、DUNを用いて接続された携帯電話機220を介して車載装置100から緊急通報サーバ300に対して直接緊急通報を行うことが可能となる。
また、本実施形態では、ブルートゥース方式を用いた通信により、車載装置100と携帯端末装置200、210、携帯電話機220との接続を行っている。これにより、ブルートゥース規格に準拠した通信を行う際に車載装置100と各端末装置との間で送受信される各種情報に基づいて接続方式(サービス)の特定や端末装置の種類の特定などを行うことが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、エアバッグが作動したり、車体や座席等に大きな衝撃が加わったり、車両火災等によって異常高温状態になったときに異常検出部120によって異常が検出されるものとしたが、これらは一例を示したものであって、緊急通報の対象となる現象は適宜変更することができる。
また、上述した実施形態では、緊急情報の送信に必要な各種情報として、異常検出部120によって検出された異常の内容やGPS受信機122によって検出された車両の現在位置などを考えたが、これらは一例を示したものであって、適宜変更するようにしてもよい。例えば、車両位置を省略したり、車両位置に(あるいは車両位置に代えて)ナビゲーション装置等から取得した車両走行位置に対応する住所等を加えたりしてもよい。また、異常発生時に特定施設から電話を掛けることができればよい場合には、異常発生を示す情報と携帯端末装置200等の電話番号のみを含ませるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、SPP接続の対象としてiPhoneとAndroid端末を考えたが、これら以外のオペレーティングシステムを採用している携帯端末装置を接続対象に含めるようにしてもよい。この場合であっても、この携帯端末装置に対応するSPP−UUIDを指定してサービス検索を行うことにより、この携帯端末装置が接続されているか否かを知ることができる。
また、上述した実施形態では、車載装置100と携帯端末装置200等の間がブルートゥース方式を用いて接続される場合を考えたが、USB(Universal Serial Bus)インタフェースを介して接続したり、無線LAN(Local Area Network)を介して接続するような場合であっても本発明を適用することができる。
また、上述した実施形態では、車両に搭載された緊急通報装置に本発明を適用したが、車両以外の移動体や屋内外に設置された緊急通報装置に本発明を適用するようにしてもよい。
100 車載装置
110 制御部
111 BT(ブルートゥース)接続処理部
112 サービス検索部
113 端末装置特定部
114 緊急通報処理部
115 HF(ハンズフリー)処理部
120 異常検出部
150 操作部
151 タッチパネル
153 表示部
160 ブルートゥース・インタフェース部(BT IF)
200、210 携帯端末装置
220 携帯電話機
300 緊急通報サーバ

Claims (7)

  1. 緊急通報装置に接続された端末装置の通信機能を用いて外部サーバに緊急情報を送信する緊急通報システムであって、
    前記緊急通報装置は、
    前記端末装置との間の接続方式を特定する接続方式特定手段と、
    前記接続方式特定手段によって特定された接続方式を用いて前記端末装置との間でデータの送受信を行う接続手段と、
    前記接続手段を介して前記外部サーバに向けた緊急情報の送信を前記端末装置に指示する緊急情報送信指示手段と、
    を備え、前記接続手段は、ブルートゥース(登録商標)によって前記端末装置との間で各種データの送受信を行い、
    前記接続方式特定手段は、ブルートゥース方式におけるシリアルポートプロファイルを用いた第1の接続方式とブルートゥース方式におけるダイヤルアップネットワーキングプロファイルを用いた第2の接続方式を識別するとともに、前記第2の接続方式に先立って前記第1の接続方式に該当するか否かを判定することを特徴とする緊急通報システム。
  2. 請求項1において、
    前記第1の接続方式を用いて接続される前記端末装置は、前記外部サーバに向けて前記緊急情報を送信する動作を行う第1の緊急通報手段を備えており、
    前記緊急情報送信指示手段は、前記第1の緊急通報手段に対して前記緊急情報の送信を指示することを特徴とする緊急通報システム。
  3. 請求項2において、
    前記第1の緊急通報手段は、所定のアプリケーションプログラムを実行することにより実現されることを特徴とする緊急通報システム。
  4. 請求項1において、
    前記緊急通報装置は、前記第2の接続方式を用いて接続される前記端末装置を介して前記外部サーバに向けて前記緊急情報を送信する動作を行う第2の緊急通報手段を備えることを特徴とする緊急通報システム。
  5. 端末装置と接続し、前記端末装置の通信機能を用いて外部サーバに緊急情報を送信する緊急通報装置であって、
    前記端末装置との間の接続方式を特定する接続方式特定手段と、
    前記接続方式特定手段によって特定された接続方式を用いて前記端末装置との間でデータの送受信を行う接続手段と、
    前記接続方式特定手段により第1の接続方式が特定された場合、前記外部サーバに向けた緊急情報の送信を前記接続手段を介して前記端末装置に指示する緊急情報送信指示手段と、
    前記接続方式特定手段により第2の接続方式が特定された場合、前記外部サーバに向けて前記緊急情報を前記端末装置を介して送信する緊急通報手段と、
    を備え、前記接続手段は、ブルートゥースによって前記端末装置との間で各種データの送受信を行い、
    前記接続方式特定手段は、ブルートゥース方式におけるシリアルポートプロファイルを用いた第1の接続方式とブルートゥース方式におけるダイヤルアップネットワーキングプロファイルを用いた第2の接続方式を識別するとともに、前記第2の接続方式に先立って前記第1の接続方式に該当するか否かを判定することを特徴とする緊急通報装置。
  6. 請求項5において、
    操作部をさらに備え、
    前記操作部により所定の操作がされた場合、前記緊急情報送信指示手段または前記緊急通報手段が動作することを特徴とする緊急通報装置。
  7. 請求項5または6において、
    センサから異常を検出する異常検出部をさらに備え、
    前記異常検出部により異常が検出された場合、前記緊急情報送信指示手段または前記緊急通報手段が動作する、
    ことを特徴とする緊急通報装置。
JP2012266196A 2012-12-05 2012-12-05 緊急通報システムおよび緊急通報装置 Active JP5802358B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012266196A JP5802358B2 (ja) 2012-12-05 2012-12-05 緊急通報システムおよび緊急通報装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012266196A JP5802358B2 (ja) 2012-12-05 2012-12-05 緊急通報システムおよび緊急通報装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014112291A JP2014112291A (ja) 2014-06-19
JP5802358B2 true JP5802358B2 (ja) 2015-10-28

Family

ID=51169396

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012266196A Active JP5802358B2 (ja) 2012-12-05 2012-12-05 緊急通報システムおよび緊急通報装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5802358B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021024363A (ja) * 2019-08-01 2021-02-22 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置、情報処理方法、携帯端末、及び、プログラム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3555541B2 (ja) * 2000-03-07 2004-08-18 株式会社デンソー 車両用緊急通報システム
US9848447B2 (en) * 2007-06-27 2017-12-19 Ford Global Technologies, Llc Method and system for emergency notification
JP2010153995A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Alps Electric Co Ltd パケット通信方法
US8086267B2 (en) * 2009-02-19 2011-12-27 Ford Global Technologies, Llc System and method for provisioning a wireless networking connection
JP2011232872A (ja) * 2010-04-26 2011-11-17 Alpine Electronics Inc 緊急通報システムおよび緊急通報方法
JP2013131091A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Honda Motor Co Ltd 緊急通報システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021024363A (ja) * 2019-08-01 2021-02-22 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置、情報処理方法、携帯端末、及び、プログラム
US11694485B2 (en) 2019-08-01 2023-07-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Information processing device, information processing method, mobile terminal, and storage medium

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014112291A (ja) 2014-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9521238B1 (en) Establishing multiple short range wireless links between a vehicle and a mobile device
EP2453712B1 (en) Short-distance wireless communication apparatus
JP6426079B2 (ja) Bluetoothネットワークでデータ通信を中継するための方法および装置
JP5472246B2 (ja) 車両用通信装置
CN110944406B (zh) 一种旁链路的链路建立方法及终端
JP4225222B2 (ja) 車載ハンズフリー装置
JP2008053805A (ja) 車載ハンズフリー装置
CN105656523A (zh) 一种蓝牙主设备的来电处理方法及装置、蓝牙主设备
EP3300393A1 (en) Mobile terminal and communication method therefor
WO2007099743A1 (ja) 無線通信装置及びその通信方法
JP6062293B2 (ja) ハンズフリー通話装置及びコンピュータプログラム
US8766913B2 (en) Telephone book data processor
JP5802358B2 (ja) 緊急通報システムおよび緊急通報装置
JP2010278857A (ja) ハンズフリー携帯電話機
JP4656022B2 (ja) 緊急通報車載機
JP2014192679A (ja) 車載機器とそれを搭載した自動車と車載機器を用いた電子機器システム
JP6266938B2 (ja) 電子機器及び制御方法
JP4559761B2 (ja) 無線端末装置
JP5136595B2 (ja) 無線端末装置
JP3339475B2 (ja) 無線通信端末の着信制御装置
JP2005094442A (ja) 無線通信装置及び音情報伝達装置
JP2002335584A (ja) 無線通信端末の着信制御装置および車内無線通信システム
CN108886556B (zh) 紧急通报装置
WO2018054295A1 (zh) 一种移动终端的监控方法,装置及存储介质
JP6331342B2 (ja) 無線lan通信端末、車両無線lan通信システム及び無線lan回線接続制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141008

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150612

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150722

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150825

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150830

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5802358

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250