JP5800245B2 - コンデンサ内蔵ジョイントコネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、複数の端子部を有する電源側バスバーと、複数の端子部を有するアース側バスバーと、それら電源側バスバーとアース側バスバーの間を接続するコンデンサが、コネクタハウジングに収容保持されてなるコンデンサ内蔵ジョイントコネクタに関するものである。
従来から、自動車等に搭載された電気・電子機器から導出される複数の電線を一括接続するジョイントコネクタの一種として、複数の端子部を有する電源側バスバーと複数の端子部を有するアース側バスバーの間にコンデンサが接続されたコンデンサ内蔵ジョイントコネクタが知られている。例えば、特開2007−287644号公報(特許文献1)に記載のものがそれである。このようなコンデンサ内蔵ジョイントコネクタによれば、電源側バスバーの端子部に接続された各種機器のプラス側や電源のプラス側から導出される複数の電線が、電源側バスバーを介して一括接続される一方、アース側バスバーの端子部に接続された各種機器のマイナス側や電源のマイナス側から導出される複数の電線が、アース側バスバーに一括接続される。そして、アース接続されたコンデンサが電源側に接続されることにより、電源側に発生するノイズを除去することができるようになっている。
ところで、このような従来構造のコンデンサ内蔵ジョイントコネクタでは、特許文献1の図5や図6に示されるように、電源側バスバーおよびアース側バスバーをコネクタハウジングに収容配置した状態で、コンデンサの一対のリード部を、各バスバーに形成されたリード接続部に設けられた挿通孔に挿通してそれぞれ半田付けすることにより、コンデンサと電源側バスバーおよびアース側バスバーの接続が図られている。
ところが、コンデンサから突出する一対のリード部を各バスバーの挿通孔に合う位置で屈曲させて挿通する作業は非常に煩雑であり、作業効率の悪化を招いていた。しかも、各リード部を各リード接続部に半田付けする際には、治具等でコンデンサとコネクタハウジングを位置決め保持する必要があり、作業に必要な部品点数や工数の増加を招き、作業性をさらに悪化させていた。
特開2007−287644号公報
本発明は、上述の事情を背景に為されたものであって、その解決課題は、電源側バスバーおよびアース側バスバーへのコンデンサのリード部の接続作業を簡便且つ容易に行うことができると共に、それらの接続安定性を有利に維持することができる、新規な構造のコンデンサ内蔵ジョイントコネクタを提供することにある。
本発明の第一の態様は、複数の端子部を有する電源側バスバーと、複数の端子部を有するアース側バスバーと、前記電源側バスバーと前記アース側バスバーの間を接続するコンデンサが、コネクタハウジングに収容保持されてなるコンデンサ内蔵ジョイントコネクタにおいて、前記コネクタハウジングが、該コネクタハウジングの一端側に設けられて前記電源側バスバーと前記アース側バスバーを保持するバスバー保持部と、前記コネクタハウジングの他端側に設けられて前記バスバー保持部から離隔した位置に前記コンデンサを保持するコンデンサ保持部と、前記バスバー保持部と前記コンデンサ保持部との間に設けられた接続領域とを含んで構成されている一方、前記コンデンサが、コンデンサ本体と、該コンデンサ本体の底面から同じ向きに突出する一対のリード部を備えていると共に、前記電源側バスバーと前記アース側バスバーが、前記コンデンサの前記一対のリード部が接続されるリード接続部をそれぞれ備えており、前記コネクタハウジングの前記接続領域には、前記バスバー保持部から前記コンデンサ保持部に向かって突出する前記電源側バスバーおよび前記アース側バスバーの前記リード接続部と、前記コンデンサ保持部から前記バスバー保持部に向かって突出する前記コンデンサの前記一対のリード部が、相互に重ね合わされて電気的に接続されている一方、前記コンデンサ保持部が、前記コンデンサ本体の外周面を覆う筒壁と、該筒壁の軸方向一方の端部を覆蓋する底壁を有していると共に、該筒壁の軸方向他方の端部に前記コンデンサが挿入される開口部が設けられている一方、前記コンデンサ保持部の前記底壁には、前記コンデンサの前記一対のリード部が挿通される一対のリード挿通孔が貫設されている一方、前記底壁の内面には、各前記リード挿通孔の外周縁部の全周に亘って、該リード挿通孔の該外周縁部から前記開口部側に向かって斜め外方に傾斜して広がる案内面が形成されていることを特徴とする。
本発明に従う構造とされたコンデンサ内蔵ジョイントコネクタによれば、コネクタハウジングの一端側に設けられたバスバー保持部と、他端側に設けられたコンデンサ保持部の間に接続領域が設けられており、当該接続領域内において、コンデンサのリード部と電源側バスバーおよびアース側バスバーのリード接続部とが相互に重ね合わされて電気的に接続される構造とされている。従って、コネクタハウジングのバスバー保持部とコンデンサ保持部の間の中間部分に設けられた接続領域を利用することにより、当該接続領域内でリード部とリード接続部を容易且つ安定して電気的に接続させることができる。特に、コネクタハウジングの両端側で接続対象である電源側バスバー/アース側バスバーとコンデンサが保持されていることから、接続対象の位置決めをコネクタハウジングへの装着と同時に容易に達成できる。これにより、従来構造に比して接続工程に必要とされる治具や位置合わせの作業を有利に削減して、接続作業を簡便且つ容易に行うことができる。
また、接続領域がバスバー保持部とコンデンサ保持部の間に設けられていることから、各バスバーから突出するリード接続部や、コンデンサ本体の底面から突出する一対のリード部を屈曲等することなく、接続領域内に突出させるのみで、リード接続部とリード部を重ね合わせて電気的に接続させることができる。それ故、従来構造の如きコンデンサの一対のリード部をリード接続部の位置に合わせて屈曲させる必要がなく、接続作業の一層の効率化を図ることができる。
加えて、コンデンサ保持部には、リード挿通孔が設けられていることから、コンデンサのリード部をリード挿通孔に挿通するだけで、コンデンサ保持部に保持されたコンデンサを確実に位置決め保持することができ、リード部とリード接続部の接続作業時やその後の使用時におけるコンデンサの回転による接続不良等を未然に防止することができる。なお、コンデンサ保持部の底壁にこのようなリード挿通孔を設けた際には、コンデンサ本体の底面から突出するリード部をコンデンサ保持部の奥方にあるリード挿通孔に挿通する作業が困難となり、却って作業性を悪化させることが予測できるが、本発明ではかかる作業も容易に行い得るようになっている。
すなわち、コンデンサ保持部の底壁の内面には、各リード挿通孔の外周縁部の全周に亘って、リード挿通孔の外周縁部から開口部側に向かって斜め外方に傾斜して広がる案内面が形成されている。従って、コンデンサのリード部を底壁に設けられたリード挿通孔へ挿入する際に、リード部とリード挿通孔を正確に位置決めしなくとも、リード挿通孔の対向方向の外方に広がる案内面に対して、リード部が当接することにより、リード部がリード挿通孔に向かって案内されて、リード部を所期の位置に導くことができる。これにより、筒体の底面にリード挿通孔が設けられたコンデンサ保持部へのコンデンサの装着作業を容易になしつつ、コンデンサの安定した保持を実現する。それ故、リード部とリード接続部の接続工程において、特別な治具等を必要とすることなく、コンデンサの軸方向位置を確実に保持して、コンデンサ保持部からのコンデンサの抜け出しを有利に防止することができる。なお、コンデンサのリード部とバスバーのリード接続部の接続方法は任意であり、接続領域で実施し得るものであれば、抵抗溶接の他、半田付け等の方法により電気的に接続されるようにしてもよい。
本発明の第二の態様は、前記第一の態様に記載のものにおいて、前記案内面が、前記一対のリード挿通孔の外周縁部の周囲において、前記コンデンサ保持部の底面に向かって凸となる略半球面形状で広がっているものである。
本発明の案内面は、リード挿通孔の外周縁部から斜め外方に向かって延びるテーパ形状であればよく、多数のテーパ状平面が周方向で屈曲点を有して連接されているものや、リード挿通孔の外周縁部の周囲に略円錐形状で広がるもの等が含まれるが、好ましくは、本態様の如く、リード挿通孔の外周縁部の周囲に略半球面形状で広がるように構成される。これにより、コンデンサのリード部と案内面が当接した際に、それらの部材間の引っ掛かりの発生を防止することができ、一層スムーズなリード部のリード挿通孔への案内が可能となる。
本発明の第三の態様は、前記第一又は第二の態様に記載のものにおいて、前記案内面が、少なくとも、平面視において前記一対のリード挿通孔の中心軸間の離隔距離:Lに対して(√2)×Lを直径として、各前記リード挿通孔の前記中心軸周りに画成した円内に設けられているものである。
本発明の案内面は、少なくとも、平面視において一対のリード挿通孔の中心軸間の離隔距離:Lに対して(√2)×Lを直径として、各リード挿通孔の中心軸周りに画成した円内に設けられている。従って、コンデンサが、コンデンサ保持部内で回転方向の位置ずれを起こした場合に、リード部に当接し得る底面のすべてに案内面を設定することができる。それ故、確実にコンデンサのリード部を案内面に当接させることができ、リード部をリード挿通孔への案内することが可能となる。また、底壁における案内面の形成部位を最も有効な範囲に設定することができ、無駄な案内面の形成を防止して、コスト低減や底壁の強度向上を有利に実現できる。
本発明の第四の態様は、前記第一乃至第三の何れかの態様に記載のものにおいて、前記コネクタハウジングが前記接続領域を画成する矩形枠体部を有しており、該矩形枠体部の一対の対向壁部の一方に前記バスバー保持部が一体形成されている一方、前記一対の対向壁部の他方に前記コンデンサ保持部が一体形成されているものである。
本態様によれば、コネクタハウジングの矩形枠体部により接続領域が画成されていることから、コネクタハウジングの剛性を確保しつつ、中間部分に中空の接続領域を形成することができる。これにより、接続領域におけるリード部とリード接続部の接続方向の選択自由度が飛躍的に向上され、矩形枠体部の中央部分に抵抗溶接の設備を挿入して、リード部とリード接続部を抵抗溶接等の機械作業により、一層効率よく行うことも可能となる。
また、矩形枠体部の一対の対向壁部にバスバー保持部とコンデンサ保持部が一体形成されていることから、それらの剛性やコネクタハウジング全体の剛性が確保されて、接続対象である各バスバーのリード接続部とコンデンサのリード部の位置決めを一層精度よく行うことが可能となる。
本発明においては、コネクタハウジングの一端側に設けられたバスバー保持部と、他端側に設けられたコンデンサ保持部の間に接続領域が設けられており、当該接続領域内において、コンデンサのリード部と電源側バスバーおよびアース側バスバーのリード接続部を電気的に接続するようにした。これにより、接続対象を少ない部品点数で確実に位置決め保持して接続工程を容易且つ簡便に行うことができる。しかも、底壁の内面には、各リード挿通孔の外周縁部の全周に亘って、リード挿通孔の外周縁部から開口部側に向かって斜め外方に傾斜して広がる案内面が形成されており、底壁に設けたリード挿通孔にコンデンサのリード部が容易に挿通し得るようになっていることから、コンデンサの位置決め性を簡易な作業により有利に実現することができる。
本発明の一実施形態としてのコンデンサ内蔵ジョイントコネクタの分解斜視図。 図1に示したコネクタハウジングに対して、電源側バスバー,アース側バスバーおよびコンデンサを組み付けたコネクタ本体と、コネクタケースを示す分解斜視図。 図1に示したコンデンサ保持部の底壁の平面図。 図3におけるIV−IV断面の要部拡大図。 コンデンサのリード部がコンデンサ保持部内で回転方向の位置ずれを起こした場合について説明する図4に相当する断面図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
先ず、図1および図2に、本発明の一実施形態としてのコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ10の分解斜視図を示す。コンデンサ内蔵ジョイントコネクタ10は、複数の端子部12を有する電源側バスバー14と、複数の端子部16を有するアース側バスバー18と、電源側バスバー14とアース側バスバー18の間を接続するコンデンサ20が、コネクタハウジング22に収容保持されてなるコネクタ本体24を含んで構成されている。そして、コネクタ本体24がコネクタケース26に収容保持されることにより、本実施形態のコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ10が構成されるようになっている。
より詳しくは、電源側バスバー14およびアース側バスバー18は、銅や銅合金等の導通性金属平板を所定の形状にプレス打ち抜き加工等して形成されている。図1に示すように、電源側バスバー14は、相互に離隔して整列配置された複数の端子部12が、それらの基端部側でビーム状の連結部30を介して相互に連結されている。連結部30を挟んで端子部12と反対側には、連結部30の両端側から突出する一対の係合突部32a,32bが突設されている。また、連結部30の中央部分のやや係合突部32a寄りには、帯状の電源側リード接続部34が係合突部32a,32よりも大きな突出長さで突設されている。同様に、アース側バスバー18は、相互に離隔して整列配置された複数の端子部16が、それらの基端部側でビーム状の連結部36を介して相互に連結されている。連結部36を挟んで端子部16と反対側には、連結部36の両端側から突出する一対の係合突部38a,38bが突設されている。また、連結部36の中央部分の係合突部38b寄りには、帯状のアース側リード接続部40が係合突部38a,38よりも大きな突出長さで突設されている。なお、アース側リード接続部40は、突出先端部側が側面視でクランク状に屈曲されて立ち上げられており、その突出先端面40aが、端子部16よりも上方に位置されるようになっている。
電源側バスバー14とアース側バスバー18の間を接続するコンデンサ20は、円筒形状のコンデンサ本体42と、コンデンサ本体42の底面44から同じ向きである軸方向外方(図1中、左側)に突出する一対のリード部46a,46bを備えている。このような構造を備えたコンデンサ20として、従来から公知の電解コンデンサやフィルムコンデンサ等の各種コンデンサが好適に採用可能である。
これらの電源側バスバー14、アース側バスバー18およびコンデンサ20を収容保持するコネクタハウジング22は、非導通性の合成樹脂材料を射出成形等により一体形成した構造とされている。図1に示すように、コネクタハウジング22は、その中央部分に矩形枠体部48を備えており、矩形枠体部48の内部に形成される中空領域により、矩形枠体部48によって画成される接続領域50が構成されるようになっている。コネクタハウジング22の長手方向の一端側となる、矩形枠体部48の一対の対向壁部の一方(図1中、左側)には、バスバー保持部52が一体形成されている。また、コネクタハウジング22の長手方向の他端側となる、矩形枠体部48の一対の対向壁部の他方(図1中、右側)には、バスバー保持部52から長手方向に離隔した位置に、コンデンサ20を収容保持するコンデンサ保持部54が一体形成されている。
バスバー保持部52には、コンデンサ保持部54との対向方向で内部を貫通する電源側バスバー収容孔56とアース側バスバー収容孔58が形成されている。電源側バスバー収容孔56とアース側バスバー収容孔58は、矩形枠体部48の軸方向の上下に並ぶように配列されている。そして、バスバー保持部52の電源側バスバー収容孔56に対して、外方開口側(図1中、左側)から電源側バスバー14が挿し入れられると、電源側バスバー収容孔56の内部に形成された図示しない係合凹部に、電源側バスバー14に設けられた一対の係合突部32a,32bが嵌り込んで保持される。これにより、電源側バスバー14が、バスバー保持部52の電源側バスバー収容孔56の所定位置に位置決めされて保持される。かかる位置決め状態下において、電源側バスバー14に設けられた電源側リード接続部34が、電源側バスバー収容孔56を貫通して、バスバー保持部52からコンデンサ保持部54に向かって突出するようにして、接続領域50内に配設されている。
同様に、バスバー保持部52のアース側バスバー収容孔58に対して、外方開口側(図1中、左側)からアース側バスバー18が挿し入れられる。なお、アース側バスバー18は、前述のとおり先端側がクランク状に折り曲げられたアース側リード接続部40を有していることから、アース側リード接続部40を全長に亘ってアース側バスバー収容孔58に挿通することは不可能である。そこで、アース側バスバー収容孔58の底面には、切欠部60が形成されている。そして、アース側バスバー18をアース側バスバー収容孔58に挿し入れる際には、先ず、アース側リード接続部40の基端部側を下方から切欠部60に嵌め入れるようにしてアース側バスバー収容孔58に挿し入れる。その後、アース側バスバー18の一対の係合突部38a,38bを、アース側バスバー収容孔58の外方開口側(図1中、左側)から奥方に挿し入れると、アース側バスバー収容孔58の内部に形成された図示しない係合凹部に、アース側バスバー18の一対の係合突部38a,38bが嵌り込んで保持される。これにより、アース側バスバー18が、バスバー保持部52のアース側バスバー収容孔58の所定位置に位置決めされて保持されるのである。
ここで、バスバー保持部52に収容保持された電源側バスバー14の電源側リード接続部34の上面と、アース側バスバー18のアース側リード接続部40の突出先端面40aの上面が、矩形枠体部48の軸方向において略同じ位置に保持されるようになっている。
一方、コネクタハウジング22の他端側に設けられたコンデンサ保持部54は、図1に示すように、コンデンサ本体42の外周面を覆う筒壁62と、筒壁62の軸方向一方の端部を覆蓋する底壁64を有していると共に、筒壁62の軸方向他方の端部にコンデンサ20が挿入される開口部66が設けられている。また、コンデンサ保持部54の底壁64には、コンデンサ20の一対のリード部46a,46bが挿通される一対のリード挿通孔68a,68bが貫設されている。
図3に示すように、底壁64の内面70には、各リード挿通孔68a,68bの外周縁部72の全周に亘って、リード挿通孔68a,68bの外周縁部72から開口部66側に向かって斜め外方に傾斜して広がる案内面74が形成されている。案内面74は、平面視において各リード挿通孔68a,68bと略同心円状に広がっている。また、図4に示すように、案内面74は、断面形状では各リード挿通孔68a,68bの外周縁部72の周囲において、コンデンサ保持部54の底面76に向かって凸となる略半球面形状で広がっている。
案内面74は、図3に示すように、平面視において各リード挿通孔68a,68bの中心軸間の中点78を中心とし、各リード挿通孔68a,68bの中心軸間の離隔距離:Lを直径として画成した円80をカバーするように設けられている。ここで、円80は、コンデンサ20のリード部46a,46bが回転方向の位置ずれを起した時に描く軌跡を示している。案内面74の直径:Rは、次のようにして求められる。図3に示すように、案内面74の半径:(R/2)が、円80の半径:(L/2)を短辺とする二等辺直角三角形の斜辺の長さに当たることから、案内面74の直径:Rは、(√2)×Lとなる。すなわち、案内面74は、平面視において各リード挿通孔68a,68bの中心軸間の離隔距離:Lに対して(√2)×Lを直径として、各リード挿通孔68a,68bの中心軸周りに画成した円内に設けられているのである。
加えて、図1に示すように、コンデンサ保持部54は、軸方向の一方となる矩形枠体部48側の端部が、矩形枠体部48の壁部に一体的に連接されている。コンデンサ保持部54が連接された矩形枠体部48の壁部には、一対のリード部46a,46bを保持するリード支持台82が突設されており、リード支持台82の上面には、一対のリード保持溝84a,84bが所定長さに亘って略半円形断面形状で延出形成されている。
次に、図5を用いて、コンデンサ20をリード部46a,46b側からコンデンサ保持部54内に挿入する際に、回転方向の位置ずれを起こした場合について説明する。この場合、図5に示すように、先ず、コンデンサ20の長い方のリード部46aが案内面74に当接する。案内面74は、各リード挿通孔68a,68bの外周縁部72の周囲において、コンデンサ保持部54の底面76に向かって凸となる略半球面形状で広がっていることから、リード部46aと案内面74間の引っ掛かりの発生なく、スムーズにリード部46aをリード挿通孔68aに案内することができる。すなわち、コンデンサ20挿入時に仮に回転方向の位置ずれが発生したとしても、案内面74の作用によりコンデンサ20の回転方向の位置ずれが解消されるのである。この結果、コンデンサ20の残るリード部46bもリード挿通孔68bの中心軸上に案内され、リード挿通孔68bに挿し入れられる。これにより、底壁64にリード挿通孔68a,68bが設けられたコンデンサ保持部54へのコンデンサ20の装着作業を容易になしつつ、コンデンサ20の安定した保持を実現できるのである。また、リード部46a、46bとリード接続部34,40の接続工程において、特別な治具等を必要とすることなく、コンデンサ20の軸方向位置を確実に保持して、コンデンサ保持部54からのコンデンサ20の抜け出しを有利に防止することができる。
このようにして、コンデンサ20の一対のリード部46a,46bを、コンデンサ保持部54の底壁64に貫設された一対のリード挿通孔68a,68bに挿通させることにより、図2に示すように、一対のリード挿通孔68a,68bから突出する一対のリード部46a,46bが、リード支持台82に形成された一対のリード保持溝84a,84bに嵌め入れられて保持されるようになっている。なお、リード挿通孔68a,68bやリード保持溝84a,84bの底面は、矩形枠体部48の軸方向において、電源側リード接続部34の上面やアース側リード接続部40の突出先端面40aの上面よりも僅かに上方に位置されている。
このように、コネクタハウジング22に対して、電源側バスバー14とアース側バスバー18がバスバー保持部52に収容保持される一方、コンデンサ20がコンデンサ保持部54に収容保持されることにより、図2に示すように、矩形枠体部48によって画成された接続領域50内には、バスバー保持部52からコンデンサ保持部54に向かって突出する電源側バスバー14の電源側リード接続部34およびアース側バスバー18のアース側リード接続部40と、コンデンサ保持部54からバスバー保持部52に向かって突出するコンデンサ20一対のリード部46a,46bが、矩形枠体部48の軸方向で相互に重ね合わされた状態で位置決め保持されている。従って、図2に示す状態において、任意の方法により、一対のリード部46a,46bを、電源側リード接続部34とアース側リード接続部40にそれぞれ電気的に接続させることができる。本実施形態においては、矩形枠体部48の軸方向上下側から、図示しない抵抗溶接機の一対の電極チップを挿入して、一対のリード部46a,46bと、電源側リード接続部34およびアース側リード接続部40の重ね合せ部分を、電極チップ間で挟み込み、抵抗溶接によりそれらが電気的に接続されている。
一対のリード部46a,46bと、電源側リード接続部34およびアース側リード接続部40が相互に重ね合わされて抵抗溶接によって電気的に接続された、図2に示すコネクタ本体24は、最終的に、コネクタケース26に収容保持される(図2参照)。コネクタケース26は、非導電性の合成樹脂材により形成されており、一端側にコンデンサ保持部54を収容する有底円筒部86を有する一方、他端側がバスバー保持部52を収容する矩形筒体部88を有している。そして、矩形筒体部88の開口部から、コネクタ本体24がコンデンサ保持部54を先頭に挿し入れられることにより、コネクタケース26内に、コネクタ本体24が位置決め保持されて収容されるようになっている。これにより、本実施形態に従うコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ10が提供される。このようなコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ10は、図示しない相手側コネクタに接続されて使用される。これにより、電源側バスバー14の端子部12に接続された各種機器のプラス側や電源のプラス側から導出される複数の電線が、電源側バスバー14を介して一括接続される一方、アース側バスバー18の端子部16に接続された各種機器のマイナス側や電源のマイナス側から導出される複数の電線が、アース側バスバー18に一括接続され、コンデンサ20を介して電源側に発生するノイズを除去することができるようになっている。
このような本実施形態のコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ10によれば、コネクタハウジング22の両端側に設けられたバスバー保持部52とコンデンサ保持部54に対して、それぞれ電源側バスバー14およびアース側バスバー18とコンデンサ20を装着するだけで、それらの間に設けられた接続領域50において、電気的な接続対象である電源側リード接続部34およびアース側リード接続部40と、コンデンサ20のリード部46a,46bを屈曲等する必要なく、重ね合わせ状態に位置決め保持することができる。それ故、接続対象の位置決めをコネクタハウジング22への装着と同時に容易に達成できる。これにより、従来構造に比して接続工程に必要とされる治具や位置合わせの作業さらにはリード部46a,46bの屈曲作業等を削減して、接続作業の簡便性や容易性さらには効率性を飛躍的に向上させることができる。
しかも、コンデンサ保持部54には、リード挿通孔68a,68bが設けられていることから、コンデンサ20のリード部46a,46bをリード挿通孔68a,68bに挿通するだけで、コンデンサ保持部54に保持されたコンデンサ20の中心軸周りの回転を防止することができる。これにより、接続作業時やその後の使用時におけるコンデンサ20の回転によるリード部46a,46bと電源側およびアース側のリード接続部34,40の接続不良等を未然に防止することができる。
また、コンデンサ保持部54の底壁64の内面70には、各リード挿通孔68a,68bの外周縁部72の全周に亘って、リード挿通孔68a,68bの外周縁部72から開口部66側に向かって斜め外方に傾斜して広がる案内面74が形成されている。従って、コンデンサ20のリード部46a,46bを底壁64に設けられたリード挿通孔68a,68bへ挿入する際に、リード部46a,46bとリード挿通孔68a,68bを正確に位置決めしなくとも、リード挿通孔68a,68bの対向方向の外方に広がる案内面74に対して、リード部46a,46bが当接することにより、リード部46a,46bがリード挿通孔68a,68bに向かって案内されて、リード部46a,46bを所期の位置に導くことができる。これにより、コンデンサ20のコンデンサ保持部54への装着作業を簡便にして、作業性と位置決め安定性の両立を図ることができるのである。
特に、本実施形態では、案内面74が、平面視において一対のリード挿通孔68a,68bの中心軸間の離隔距離:Lに対して(√2)×Lを直径として、各リード挿通孔68a,68bの中心軸周りに画成した円内に設けられている。従って、コンデンサ20が、コンデンサ保持部54内で回転方向の位置ずれを起こした場合に、リード部46a,46bに当接し得る底面76のすべてに案内面74を設定することができる。それ故、確実にコンデンサ20のリード部46a,46bを案内面74に当接させることができ、リード部46a,46bをリード挿通孔68a,68bへの案内することが可能となる。また、底壁64における案内面74の形成部位を最も有効な範囲に設定することができ、無駄な案内面の形成を防止して、コスト低減や底壁の強度向上を有利に実現できるのである。
加えて、コネクタハウジング22の矩形枠体部48により接続領域50が画成されていることから、コネクタハウジング22の剛性を確保しつつ、中間部分に中空の接続領域50を形成することができる。従って、接続領域50の上下側から、図示しない抵抗溶接機の一対の電極チップを挿入して、一対のリード部46a,46bと、電源側リード接続部34およびアース側リード接続部40の重ね合せ部分を、電極チップ間で挟み込み、抵抗溶接により両者を接続することが可能となるのである。従って、両者を半田付け等で接続する場合に比して、作業効率を飛躍的向上できる。
また、矩形枠体部48の一対の対向壁部にバスバー保持部52とコンデンサ保持部54が一体形成されていることから、それらの剛性やコネクタハウジング22全体の剛性が確保されて、接続対象である電源側/アース側リード接続部34,40とコンデンサ20のリード部46a,46bの位置決めを一層精度よく行うことが可能となる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はその具体的な記載によって限定されない。例えば、本発明の案内面74は、リード挿通孔68a,68bの外周縁部72の周囲に略半球面形状で広がるように構成されていたが、略円錐面形状で広がるように構成されていてもよい。要するに、リード挿通孔68a,68bの外周縁部72から斜め外方に向かって延びるテーパ形状であればよい。これにより、コンデンサ20のリード部46a,46bと案内面74が当接した際に、それらの部材間の引っ掛かりの発生を防止することができ、一層スムーズなリード部46a,46bのリード挿通孔68a,68bへの案内が可能となるのである。
また、接続領域50における電源側/アース側リード接続部34,40とコンデンサ20のリード部46a,46bの接続方向は、上記実施形態の抵抗溶接に限定されず、半田付けやその他の任意の接続方向が採用可能である。
10:コンデンサ内蔵ジョイントコネクタ、12:端子部、14:電源側バスバー、16:端子部、18:アース側バスバー、20:コンデンサ、22:コネクタハウジング、24:コネクタ本体、34:電源側リード接続部(リード接続部)、40:アース側リード接続部(リード接続部)、46a,b:リード部、48:矩形枠体部、50:接続領域、52:バスバー保持部、54:コンデンサ保持部、62:筒壁、64:底壁、66:開口部、68a,b:リード挿通孔、70:内面、72:外周縁部、74:案内面、76:底面

Claims (4)

  1. 複数の端子部を有する電源側バスバーと、複数の端子部を有するアース側バスバーと、前記電源側バスバーと前記アース側バスバーの間を接続するコンデンサが、コネクタハウジングに収容保持されてなるコンデンサ内蔵ジョイントコネクタにおいて、
    前記コネクタハウジングが、該コネクタハウジングの一端側に設けられて前記電源側バスバーと前記アース側バスバーを保持するバスバー保持部と、前記コネクタハウジングの他端側に設けられて前記バスバー保持部から離隔した位置に前記コンデンサを保持するコンデンサ保持部と、前記バスバー保持部と前記コンデンサ保持部との間に設けられた接続領域とを含んで構成されている一方、
    前記コンデンサが、コンデンサ本体と、該コンデンサ本体の底面から同じ向きに突出する一対のリード部を備えていると共に、
    前記電源側バスバーと前記アース側バスバーが、前記コンデンサの前記一対のリード部が接続されるリード接続部をそれぞれ備えており、
    前記コネクタハウジングの前記接続領域には、前記バスバー保持部から前記コンデンサ保持部に向かって突出する前記電源側バスバーおよび前記アース側バスバーの前記リード接続部と、前記コンデンサ保持部から前記バスバー保持部に向かって突出する前記コンデンサの前記一対のリード部が、相互に重ね合わされて電気的に接続されている一方、
    前記コンデンサ保持部が、前記コンデンサ本体の外周面を覆う筒壁と、該筒壁の軸方向一方の端部を覆蓋する底壁を有していると共に、該筒壁の軸方向他方の端部に前記コンデンサが挿入される開口部が設けられている一方、
    前記コンデンサ保持部の前記底壁には、前記コンデンサの前記一対のリード部が挿通される一対のリード挿通孔が貫設されている一方、前記底壁の内面には、各前記リード挿通孔の外周縁部の全周に亘って、該リード挿通孔の該外周縁部から前記開口部側に向かって斜め外方に傾斜して広がる案内面が形成されている
    ことを特徴とするコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ。
  2. 前記案内面が、前記一対のリード挿通孔の外周縁部の周囲において、前記コンデンサ保持部の底面に向かって凸となる略半球面形状で広がっている請求項1に記載のコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ。
  3. 前記案内面が、少なくとも、平面視において前記一対のリード挿通孔の中心軸間の離隔距離:Lに対して(√2)×Lを直径として、各前記リード挿通孔の前記中心軸周りに画成した円内に設けられている請求項1又は2に記載のコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ。
  4. 前記コネクタハウジングが前記接続領域を画成する矩形枠体部を有しており、該矩形枠体部の一対の対向壁部の一方に前記バスバー保持部が一体形成されている一方、前記一対の対向壁部の他方に前記コンデンサ保持部が一体形成されている請求項1〜3の何れか1項に記載のコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ。
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