JP5799262B2 - 力率改善コンバータ - Google Patents

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Description

本発明は、交流電源から入力される電圧の力率を改善しながら負荷に直流電圧を供給するPFC(Power Factor Correction)動作をする力率改善コンバータに関し、特に、軽負荷時における出力安定化技術を有する力率改善コンバータに関する。
交流電源から全波整流回路を介して入力される整流電圧に基づいて負荷に直流電圧を供給するPFC動作をする力率改善コンバータが知られている。このような力率改善コンバータは、一般的には、全波整流回路から入力される整流電圧が印加されるインダクタを備えており、出力電圧が安定化するように振幅が調整された正弦波波形に追従するように、インダクタを流れるインダクタ電流が制御される。このようにインダクタ電流を制御するための正弦波波形は、通常、全波整流回路から入力される整流電圧に基づいて生成される。インダクタ電流を制御することによる出力電圧は、インダクタに蓄えられたエネルギーをコンデンサなどの定電源部に充電する量をスイッチングにより調整することによって定められる。ここで、力率改善コンバータの出力に接続された負荷がほとんどない場合または負荷が軽い場合には、負荷への出力電流を低減させるためにインダクタ電流をごく小さい(0に近い)領域で制御する必要がある。しかしながら、インダクタ電流がごく小さい領域においては、目標となる正弦波波形の振幅が非常に小さくなるため、回路遅延やオフセット電圧による影響が相対的に大きくなりスイッチングの指令に誤差が生じる。スイッチングの指令に誤差が生じると、出力電圧が意に反して上昇したりして安定しないという問題がある。
このような軽負荷時の出力電圧の不安定化対策としては、例えば、軽負荷状態を検出し、軽負荷状態においては、インダクタ電流を検出するために設けられる電圧検出抵抗の分圧比を変えることにより、検出感度を上げて小さいインダクタ電流でも制御できるようにする技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。また、例えば、軽負荷状態においては、出力電圧を安定化するための帰還回路の応答速度を上げることによって、入力力率改善よりも出力安定化を優先する制御に切り換える技術も提案されている(特許文献2参照)。
特開2000−262059号公報 特開2000−324810号公報
しかしながら、上記特許文献1のように、検出感度を上げてインダクタ電流を制御したとしても目標とする正弦波波形を生成するための回路における遅延やオフセット電圧による影響を防止することはできない。また、特許文献2のように、帰還回路の応答速度を上げてもスイッチのオン期間(電圧印加期間)が非常に短くなるため、適切なオン期間を生成できず本来生成すべき波形に拘わらず間欠動作してしまう問題が生じ得る。さらに、いずれの態様も帰還経路におけるゲインが変化するため、このようなゲイン変化による出力電圧の不安定性も問題となる。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、軽負荷時においてもインダクタ電流を容易に調整することができ、より軽負荷である状態に至るまで間欠動作が生じるのを防止することができる力率改善コンバータを提供することを目的とする。
本発明に係る力率改善コンバータは、交流電源から入力される交流電圧を入力直流電圧に整流する整流器と、一端が前記整流器の正出力端に接続され前記入力直流電圧が印加されるインダクタと、前記インダクタの他端に整流回路要素を介して接続され、蓄電により負荷へ出力する出力直流電圧を生成する蓄電回路要素と、主端子の一方が前記インダクタの他端に接続され、主端子の他方が前記整流器の負出力端に接続され、前記インダクタと前記負出力端とを接続することにより前記インダクタにエネルギーを蓄積し、前記インダクタと前記負出力端との接続を遮断することにより前記蓄電回路要素を充電するようにスイッチングするスイッチと、前記負荷への供給電力が所定値以下である場合に、当該供給電力に応じたレベルの軽負荷検出信号を生成する軽負荷検出回路と、前記入力直流電圧に基づいて前記インダクタに流れるインダクタ電流の目標波形を生成する目標波形生成回路と、前記インダクタ電流が目標波形に追従するように前記スイッチを駆動する駆動信号を生成する駆動信号生成回路と、を備え、前記目標波形生成回路は、軽負荷検出信号が軽負荷であることを示す場合に、前記目標波形の振幅がゼロレベルとなる期間(以下、ゼロレベル期間)を有し、かつ前記軽負荷検出信号のレベルに応じて前記ゼロレベル期間が調整された目標波形を生成するように構成されている。
上記構成によれば、軽負荷検出信号が軽負荷であることを示す場合に、軽負荷の度合(軽負荷検出信号のレベル)に応じて振幅がゼロレベルとなるゼロレベル期間を有するような目標波形が生成される。これにより、軽負荷時においてもインダクタ電流の波高の低減を抑制しつつトータルの電流量を低下させることができる。したがって、軽負荷時においてもインダクタ電流を容易に調整することができ、より軽負荷である状態に至るまで間欠動作が生じるのを防止することができる。
前記目標波形生成回路は、前記出力直流電圧に基づいて、当該出力直流電圧が所定の電圧値となるような前記目標波形を生成するよう構成されてもよい。これによれば、負荷に印加される出力直流電圧が所定の電圧値となるように駆動される。したがって、低負荷時においても負荷に印加される出力直流電圧を所望の電圧値となるように安定化させることができる。
前記軽負荷検出回路は、前記供給電力に基づく電圧が所定の基準電圧以下となった場合に前記基準電圧から前記供給電力に基づく電圧を差し引いた第1差電圧に比例する電圧を前記軽負荷検出信号として出力するよう構成され、前記目標波形生成回路は、前記入力直流電圧に基づく電圧が前記軽負荷検出信号の電圧値以下である場合に前記目標波形の振幅がゼロレベルとなるように前記目標波形を生成するよう構成されてもよい。これによれば、供給電力に基づく電圧が所定の基準電圧以下となった場合に、軽負荷状態が検出される。そして、軽負荷状態が検出された場合、入力直流電圧に基づく電圧が基準電圧から供給電力に基づく電圧を差し引いた第1差電圧に比例する電圧以下となる間、生成される目標波形の振幅がゼロレベルとなる。したがって、簡単な構成で、軽負荷状態を検出しかつゼロレベル期間を軽負荷の度合に応じて設定することができる。
前記軽負荷検出回路は、前記供給電力として前記出力直流電圧を検出するよう構成されてもよい。また、前記軽負荷検出回路は、前記供給電力として前記負荷を流れる出力電流を検出するよう構成されてもよい。
前記軽負荷検出回路は、前記目標波形生成回路に入力される前記出力直流電圧に基づく電圧を所定の基準電圧と比較し、当該出力直流電圧に基づく電圧が前記基準電圧以下となった場合に前記基準電圧から前記出力直流電圧に基づく電圧を差し引いた差電力に比例する電圧を前記軽負荷検出信号として出力するよう構成され、前記目標波形生成回路は、前記入力直流電圧に基づく電圧が前記軽負荷検出信号の電圧値以下である場合にゼロレベルを出力し、前記入力直流電圧に基づく電圧が前記軽負荷検出信号の電圧値より大きい場合に前記入力直流電圧に基づく電圧から前記軽負荷検出信号の電圧値を差し引いた第2差電圧を出力する演算部と、前記演算部から出力された電圧と前記出力直流電圧に基づく電圧とを乗算して前記目標波形を生成する乗算部とを備えてもよい。これによれば、軽負荷状態が検出された場合に、入力直流電圧に基づく電圧が基準電圧から供給電力に基づく電圧を差し引いた第1差電圧に比例する電圧以下となる間、生成される目標波形の振幅がゼロレベルとなるような電圧波形が生成される。したがって、簡単な構成で、軽負荷状態を検出しかつゼロレベル期間を軽負荷の度合に応じて設定しつつ、出力直流電圧を所望の電圧値で安定化させることができる。
前記軽負荷検出回路は、前記目標波形生成回路に入力される前記出力直流電圧に基づく電圧を所定の基準電圧と比較し、当該出力直流電圧に基づく電圧が前記基準電圧以下となった場合に前記基準電圧から前記出力直流電圧に基づく電圧を差し引いた差電力に比例する電圧を前記軽負荷検出信号として出力するよう構成され、前記目標波形生成回路は、前記入力直流電圧に基づく電圧と前記出力直流電圧に基づく電圧とを乗算した乗算電圧を生成する乗算部と、前記乗算電圧が前記軽負荷検出信号の電圧値以下である場合にゼロレベルを出力し、前記乗算電圧が前記軽負荷検出信号の電圧値より大きい場合に前記乗算電圧から前記軽負荷検出信号の電圧値を差し引いて前記目標波形を生成する演算部とを備えてもよい。これによれば、予め入力直流電圧に基づく電圧と出力直流電圧に基づく電圧とが乗算された上で、軽負荷と判定された場合に、乗算電圧が基準電圧から供給電力に基づく電圧を差し引いた第1差電圧に比例する電圧以下となる間、生成される目標波形の振幅がゼロレベルとなるような電圧波形が生成される。したがって、簡単な構成で、軽負荷か否かを判定しかつゼロレベル期間を軽負荷の度合に応じて設定しつつ、出力直流電圧を所望の電圧値で安定化させることができる。
本発明の上記目的、他の目的、特徴、及び利点は、添付図面参照の下、以下の好適な実施態様の詳細な説明から明らかにされる。
本発明は以上に説明したように構成され、軽負荷時においてもインダクタ電流を容易に調整することができ、より軽負荷である状態に至るまで間欠動作が生じるのを防止することができるという効果を奏する。
図1は本発明の第1実施形態に係る力率改善コンバータが適用されたスイッチング電源装置の概略構成例を示す回路図である。 図2は図1に示すスイッチング電源装置の各部における電圧または電流波形例を示すグラフである。 図3は図1に示すスイッチング電源装置のインダクタ電流を比較例と比較した示すグラフである。 図4は図1に示すスイッチング電源装置のより具体的な構成例を示す回路図である。 図5は本発明の第2実施形態に係る力率改善コンバータが適用されたスイッチング電源装置の概略構成例を示す回路図である。 図6は本発明の第3実施形態に係る力率改善コンバータが適用されたスイッチング電源装置の概略構成例を示す回路図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図を通じて同一または相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。
<第1実施形態>
まず、本発明の第1実施形態に係る力率改善コンバータについて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る力率改善コンバータが適用されたスイッチング電源装置の概略構成例を示す回路図である。
図1に示すように、スイッチング電源装置の電源として、電源電圧である交流電圧Vaを供給する交流電源1が設けられている。交流電源1の出力端子には入力フィルタ2が接続されており、交流電源1からの出力をフィルタリングする。入力フィルタ2は、インダクタおよびコンデンサから構成される既知のローパスフィルタである。入力フィルタ2の出力端子には、入力フィルタ2から出力される交流電圧を入力直流電圧Viに整流する整流器(本実施形態においては全波整流回路)3が接続されている。全波整流回路3は、交流電圧Vaを全波整流して整流電圧である入力直流電圧Viを出力する。全波整流回路3と負荷5との間には力率改善コンバータとして昇圧コンバータ4が設けられており、入力直流電圧Viを昇圧して出力直流電圧Voを生成し、負荷5へ供給する。
昇圧コンバータ4は、全波整流回路3の正出力端に接続され、入力直流電圧Viが印加されるインダクタ40と、インダクタ40の他端に整流回路要素42を介して接続され、蓄電により負荷へ出力する出力直流電圧Voを生成する蓄電回路要素43と、インダクタ40の他端と全波整流回路3の負出力端との間に主端子が接続されたスイッチ41とを有している。本実施形態において、整流回路要素42としてダイオードが用いられ、蓄電回路要素43として出力コンデンサが用いられる。ダイオード42は、インダクタ40の他端にアノード側が接続され、インダクタ40から出力される電流を整流する。出力コンデンサ43は、ダイオード42のカソード端子に接続され、ダイオード42で整流された電流により電荷が蓄積される。出力コンデンサ43が蓄電されることにより印加される電圧が負荷5に供給される出力直流電圧Voとなる。スイッチ41は、主端子の一方がインダクタ40の他端に接続され、主端子の他方が全波整流回路3の負出力端に接続されている。全波整流回路3の負出力端は所定の定電源部(例えばグランド)に接続されている。
本実施形態のスイッチング電源装置は、スイッチ41がインダクタ40と負出力端とを接続する(オン状態となる)ことによりインダクタ40にエネルギーを蓄積し、インダクタ40と負出力端とを遮断する(オフ状態となる)ことによりインダクタ40に蓄積されたエネルギーにより出力コンデンサ43に電荷を蓄積させる。
本実施形態において、整流回路要素42は、ダイオードを用いているが、他の整流回路要素、例えば同期整流器やスイッチング回路であってもよい。また、蓄電回路要素43は、出力コンデンサを用いているがインダクタ40に蓄積されたエネルギーによって充電される回路要素であれば、これに限られず、例えば二次電池などでもよい。また、スイッチ41は、NチャンネルMOSFETにより構成されている。なお、スイッチ41はこれに限られず、PチャンネルMOSFETでもよいし、バイポーラなどのスイッチ動作を行い得る他のトランジスタであってもよい。また、本実施形態において、スイッチ41の主端子の他方に接続される定電源部は、グランドであるが、その他の所定の電位を有する定電源部であってもよい。さらに、本実施形態においては、力率改善コンバータ4として昇圧コンバータを例示しているが、降圧コンバータや昇降圧コンバータなどであってもよい。
さらに、本実施形態において、昇圧コンバータ4は、入力直流電圧Viに基づいてインダクタ40を流れるインダクタ電流の目標波形(本実施形態においては目標波形電圧Vr)を生成する目標波形生成回路46と、インダクタ電流が目標波形(目標波形電圧Vr)に追従するようにスイッチ41を駆動する駆動信号(駆動電圧)Vgを生成する駆動信号生成回路47とを備えている。駆動信号生成回路47は、スイッチ41のスイッチング周期T(接続時間Ton+遮断時間Toff)に占める接続時間Tonの割合であるデューティ比δ(=Ton/T)に応じてインダクタ電流のスイッチング周波数を変化させるようなPWM制御を行うように構成されている。
このため、昇圧コンバータ4は、インダクタ電流を検出する電流検出回路44を備えている。本実施形態における電流検出回路44は、インダクタ電流に基づく電圧Vcを検出している。駆動信号生成回路47は、目標波形生成回路46で生成された目標波形電圧Vrとインダクタ電流に基づく電圧Vcとを比較し、その誤差電圧を所定のスイッチング周波数を有するランプ電圧と比較することによりスイッチ41をスイッチング制御するパルス信号である駆動信号Vgを生成する。
また、昇圧コンバータ4は、負荷5への供給電力が所定値以下である場合に、当該供給電力に応じたレベル軽負荷検出信号Vllを生成する軽負荷検出回路45を備えている。そして、目標波形生成回路46は、軽負荷検出信号Vllが軽負荷であることを示す場合に、目標波形の振幅がゼロレベルとなる期間(以下、ゼロレベル期間)を有し、かつ軽負荷検出信号Vllのレベルに応じてゼロレベル期間が調整された目標波形(目標波形電圧Vr)を生成するように構成されている。
図2は図1に示すスイッチング電源装置の各部における電圧または電流波形例を示すグラフである。図2に示すように、全波整流回路3から出力される入力直流電圧Viは、所定の周期を有する全波整流波形を有している。ここで、負荷5が軽くなると、負荷5への供給電力が低下し、負荷5に流れる出力電流Ioは、小さくなる。そして、出力電流Ioが予め定められたしきい値電流Ith以下となると、軽負荷検出回路45は、軽負荷検出信号Vllを出力する。軽負荷検出回路45は、出力電圧Ioがしきい値電流Ithより大きい場合にはゼロレベルを出力し、出力電流Ioがしきい値電流Ith以下となった場合には出力電流Ioが小さいほど軽負荷検出信号Vllの電圧値が大きい電圧となるような電圧を出力するよう構成されている。
さらに、本実施形態において、目標波形生成回路46は、入力直流電圧Viに基づく電圧が軽負荷検出信号Vllの電圧値以下である場合にゼロレベルを出力し、入力直流電圧Viに基づく電圧が軽負荷検出信号Vllの電圧値より大きい場合に入力直流電圧Viに基づく電圧から軽負荷検出信号Vllの電圧値を差し引いた電圧を目標波形電圧Vrとして生成する。例えば、目標波形電圧Vrは、入力直流電圧Viに比例する電圧kVi(kは定数)から軽負荷検出信号Vllの電圧値を差し引いたkVi−Vllの正の値(kVi>VllのときVr=kVi−VllかつkVi≦VllのときVr=0)となるように生成される。駆動信号生成回路47は、インダクタ電流がこのように生成された目標波形と相似形となるようにスイッチ41をスイッチングするような駆動信号Vgを生成する。なお、図2においては、図示簡単化のため入力直流電圧Viから軽負荷検出信号Vllの電圧値を直接差し引いた(k=1のときの)目標波形が示されている。
上記構成によれば、軽負荷検出回路45からの軽負荷検出信号Vllによって軽負荷状態が検出された場合に、目標波形生成回路46は、当該軽負荷検出信号Vllによる軽負荷の度合に応じて振幅がゼロレベルとなるゼロレベル期間を有するような目標波形を生成する。これにより、軽負荷時においてもインダクタ電流の波高の低減を抑制しつつトータルの電流量を低下させることができ、より低いインダクタ電流において負荷5への出力を安定化させることができる。なお、実際には、全波整流回路3が出力する入力直流電圧Viは、周期性を有するため、出力電流Ioは、その入力直流電圧Viの周期性による脈動が含まれている。すなわち、本明細書で説明される「安定化」とは直流成分の安定化を意味し、負荷5に供給される出力電流Ioにおいて、このような入力直流電圧Viの周期性による脈動が含まれることは許容される。
図3に本実施形態の効果を説明する。図3は図1に示すスイッチング電源装置のインダクタ電流を比較例と比較した示すグラフである。図3には、出力電流Ioに対応して、本実施形態の軽負荷時における目標波形調整を行った場合のインダクタ電流波形Iinが示されるとともに、比較例として、出力電流Ioに対応して、軽負荷時における目標波形調整を行わなかった場合のインダクタ電流波形Irefが示されている。図3に示すように、軽負荷時における目標波形調整を行わない比較例においては、波高がある程度小さくなるとそれ以下の領域では、出力電流Ioの値にかかわらず、不安定な間欠動作が生じている。
一方、本実施形態においては、軽負荷検出信号Vllが軽負荷であることを示す場合には出力電流Ioが小さくなるほどゼロレベル期間の長い波形が生成されている。この際、軽負荷時におけるインダクタ電流の波高(最大振幅)は、あまり変化していない。このように、本実施形態における昇圧コンバータ4によれば、軽負荷時においてはゼロレベル期間を設けてインダクタ電流の波高の低減を抑制することにより、出力電流Ioの制御限界値Imiを比較例における制御限界値Imrより小さくすることができる。したがって、本実施形態における昇圧コンバータ4によれば、比較例において制御限界に達する出力電流Ioの値Imr以下の領域であっても、より負荷への出力を安定化させることができる。以上のように、本実施形態においては、軽負荷時においてもインダクタ電流を容易に調整することができ、より軽負荷である状態に至るまで間欠動作が生じるのを防止することができる。
以下、本実施形態の構成ついてより詳しく説明する。図4は図1に示すスイッチング電源装置のより具体的な構成例を示す回路図である。図4に示されるように、目標波形生成回路46は、入力直流電圧Viを分圧して入力検出電圧Vis(入力直流電圧Viに基づく電圧)を生成する抵抗51,52と、軽負荷検出回路45から出力される軽負荷検出信号Vllと入力検出電圧Visとが入力され、これらに基づいて目標波形の基準となる目標波形基準電圧Vxを演算する演算部102とを備えている。
さらに、目標波形生成回路46は、出力直流電圧Voに基づいて、当該出力直流電圧Voが所定の電圧値となるような目標波形電圧Vrを生成するよう構成されている。具体的には、目標波形生成回路46は、出力直流電圧Voを分圧して出力検出電圧Vosを生成する抵抗53,54と、出力検出電圧Vosと所定の第1基準電圧Er1との誤差を増幅して第1の誤差電圧Ve1を出力する誤差増幅器101と、第1基準電圧Er1を生成する第1基準電源100と、演算部102から出力された目標波形基準電圧Vxと出力直流電圧Voに基づく第1の誤差電圧Ve1とを乗算して目標波形(目標波形電圧Vr)を生成する乗算部103とを備えている。演算部102は、回路により構成されてもよいし、マイクロコントローラなどのコンピュータで構成されてもよい。
また、本実施形態における軽負荷検出回路45は、供給電力として出力直流電圧Voを検出するよう構成されている。このため、本実施形態における軽負荷検出回路45は、供給電力に基づく電圧として、目標波形生成回路46において出力直流電圧Voから生成される第1の誤差電圧Ve1を利用している。さらに、軽負荷検出回路45は、供給電力に基づく電圧(第1の誤差電圧)Ve1が所定の基準電圧(第2基準電圧)Er2以下となった場合に当該第2基準電圧Er2から第1の誤差電圧Ve1を差し引いた第1差電圧(Er2−Ve1)に比例する電圧k2(Er2−Ve1)(ただし、k2は定数)を軽負荷検出信号Vllとして出力するよう構成されている。このため、軽負荷検出回路45は、第1の誤差電圧Ve1と第2基準電圧Er2とに基づいて軽負荷検出信号Vllを演算する演算部105と、第2基準電圧Er2を生成する第2基準電源104とを備えている。演算部105についても、回路により構成されてもよいし、マイクロコントローラなどのコンピュータで構成されてもよい。
そして、目標波形生成回路46の演算部102は、入力検出電圧(入力直流電圧Viに基づく電圧)Visが軽負荷検出信号Vllの電圧値以下である場合に目標波形電圧Vrの振幅がゼロレベルとなるように目標波形電圧Vrを生成するよう構成されている。さらに、演算部102は、入力検出電圧Visが軽負荷検出信号Vllの電圧値より大きい場合に入力検出電圧Visから軽負荷検出信号Vllを差し引いた差電圧(Vis−Vll)を出力するよう構成されている。
前述したとおり、負荷5が軽くなると負荷5を流れる出力電流Ioが低減するため、出力直流電圧Voは上昇する。したがって、出力直流電圧Voを抵抗53,54によって分圧した出力検出電圧Vosも上昇する。目標波形生成回路46の誤差増幅器101の反転入力端子には、出力検出電圧Vosが入力され、非反転入力端子には、第1基準電源100によって生成される第1基準電圧Er1が入力され、出力検出電圧Vosが第1基準電圧Er1より高くなると第1の誤差電圧Ve1が低くなり、出力検出電圧Vosが第1基準電圧Er1より低くなると第1の誤差電圧Ve1が高くなるような第1の誤差電圧Ve1が出力される。これにより、軽負荷時において、出力検出電圧Vosが第1基準電圧Er1より高くなると、誤差増幅器101から出力される第1の誤差電圧Ve1は低くなる。
このような第1の誤差電圧Ve1は、軽負荷検出回路45の演算部105に入力され、第2基準電源104から入力される第2基準電圧Er2と比較される。軽負荷検出回路45の演算部105は、第1の誤差電圧Ve1が第2基準電圧Er2以下となった場合に、第2基準電圧Er2から第1の誤差電圧Ve1を差し引いた差電圧(Er2−Ve1)に比例する電圧(k2(Er2−Vel))を軽負荷検出信号Vllとして出力する。すなわち、軽負荷検出回路45は、第1の誤差電圧Ve1が第2基準電圧Er2以下となった場合に軽負荷と判定する。軽負荷時においては、負荷5が軽くなるに従って第1の誤差電圧Ve1が低くなるため、軽負荷検出信号Vllの電圧値は高くなる。一方、軽負荷時以外、すなわち、第1の誤差電圧Ve1が第2基準電圧Er2より大きい場合には、軽負荷検出信号Vllの電圧値としてゼロレベルを出力する。したがって、第1基準電圧Er1および第2基準電圧Er2を最適に設定することによって、軽負荷の検出を高精度に行うことができる。
軽負荷検出回路45の演算部105から出力された軽負荷検出信号Vllは、目標波形生成回路46の演算部102に入力され、入力検出電圧Visと比較される。演算部102は、入力検出電圧Visが軽負荷検出信号Vllの電圧値以下の場合、目標波形基準電圧Vxとしてゼロレベルを出力し、入力検出電圧Visが軽負荷検出信号Vllの電圧値より大きい場合、入力検出電圧Visから軽負荷検出信号Vllを差し引いた第2差電圧(Vis−Vll)を目標波形基準電圧Vxとして出力する。すなわち、演算部102は、軽負荷時(Vll>0)においては、軽負荷検出信号Vllの電圧値が入力検出電圧Visを超えた期間はゼロレベルを出力することによりゼロレベル期間を生成し、軽負荷検出信号Vllの電圧値が入力検出電圧Vis以下である期間は、第2差電圧(Vis−Vll)となるような目標波形基準電圧Vxを出力する。また、軽負荷時以外においては、軽負荷検出信号Vll=0のため、目標波形基準電圧Vxとして出力される第2差電圧(Vis−Vll)が入力検出電圧Visそのものとなる。
さらに、目標波形生成回路46の演算部102から出力された目標波形基準電圧Vxは、乗算部103に入力され、乗算部103は、目標波形基準電圧Vxに第1の誤差電圧Ve1が乗算された目標波形電圧Vrを生成する。なお、乗算部103から出力される目標波形電圧Vrは、両者を乗算したものに比例する電圧であってもよい。具体的には、本実施形態における乗算部103は、目標波形基準電圧Vxに第1の誤差電圧Ve1と乗算係数k1とを掛けた電圧を目標波形電圧Vr(Vr=k1・Vx・Vr)として出力する。
以上をまとめると、目標波形電圧Vrは、軽負荷時以外(Vel>Er2)において、
・Vr=k1・Vel・Vis
と表わされ、軽負荷時(Vel≦Er2)において、
・Vr=k1・Vel・(Vis−k2(Er2−Ve1))
…(Vis>k2(Er2−Ve1)のとき)
・Vr=0 …(Vis≦k2(Er2−Ve1)のとき)
と表わされる。
以上のように、供給電力に基づく電圧(第1の誤差電圧)Ve1が所定の基準電圧(第2基準電圧)Er2以下となった場合に、軽負荷と判定される。そして、軽負荷と判定された場合に、入力直流電圧Viに基づく電圧Visが基準電圧Er1から供給電力に基づく電圧Ve1を差し引いた第1差電圧に比例する電圧(k2(Er2−Ve1))以下となる間、生成される目標波形の振幅がゼロレベルとなるような電圧波形が生成される。したがって、簡単な構成で、軽負荷か否かを判定しかつゼロレベル期間を軽負荷の度合に応じて設定することができる。しかも、出力直流電圧Voに基づく電圧(第1の誤差電圧Ve1)に目標波形生成回路46から出力される目標波形基準電圧Vxが乗算されることにより、目標波形電圧Vrが生成される。これにより、負荷5に印加される出力直流電圧Voが所定の電圧値となるようにスイッチ41が駆動される。したがって、軽負荷時においても負荷5に印加される出力直流電圧Voが所望の電圧値となるように安定化させることができる。
また、駆動信号生成回路47は、このような目標波形電圧Vrとインダクタ電流とに基づいてスイッチ41をスイッチングする駆動信号Vgを生成する。具体的には、昇圧コンバータ4には、電流検出回路44としてインダクタ電流に基づく電圧を検出するための検出抵抗44aが設けられている。駆動信号生成回路47は、当該検出抵抗44aにより得られたインダクタ電流に基づく電圧Vc1(負電圧)を反転させて正電圧となる反転電圧Vc2を出力するインバータ106と、インバータ106が出力する反転電圧Vc2と目標波形生成回路46から出力される目標波形電圧Vrとの誤差を増幅する誤差増幅器107と、所定のスイッチング周波数fsで増減を繰り返すランプ電圧(鋸波電圧)Vtを生成する発振回路108と、誤差増幅器107の出力電圧(第2の誤差電圧)Ve2とランプ電圧Vtとを比較することによりスイッチ41をスイッチングする駆動信号Vgを生成する比較器109とを有している。誤差増幅器107の非反転入力端子には、目標波形電圧Vrが入力されるとともに、反転入力端子にインダクタ電流に基づく電圧Vc1の反転電圧(インダクタ電流検出電圧)Vc2が入力される。誤差増幅器107は、目標波形電圧Vrと反転電圧Vc2との誤差を増幅した第2の誤差電圧Ve2が出力される。
以上のように構成された本実施形態における力率改善コンバータが適用されたスイッチング電源装置が、出力直流電圧Voを安定化させる動作について説明する。なお、本実施形態におけるスイッチ41のスイッチング周波数fs(数10kHz〜数100kHz)は電源電圧Vaの入力交流周波数(数10Hz)よりも十分大きく、スイッチ41のスイッチング周期内での入力直流電圧Viの変化は無視できるものとする。
まず、スイッチ41がオンすると、インダクタ40には入力直流電圧Viが印加され、交流電源1→入力フィルタ2→全波整流回路3→インダクタ40→スイッチ41→全波整流回路3→入力フィルタ2→交流電源1の経路で直線的に増加する電流が流れて、インダクタ40にエネルギーが蓄積される。
次に、スイッチ41がオフすると、インダクタ40には出力直流電圧Voと入力直流電圧Viとの差電圧が印加され、交流電源1→入力フィルタ2→全波整流回路3→インダクタ40→ダイオード42→出力コンデンサ43および負荷5→全波整流回路3→入力フィルタ2→入力交流電源1の経路で直線的に減少する電流が流れる。これにより、インダクタ40に蓄積されたエネルギーが放出され、出力コンデンサ43が充電されるとともに出力コンデンサ43に印加される出力直流電圧Voに基づいて負荷5にエネルギーが供給される。
以上のように、スイッチ41のスイッチング動作に伴って直線的な増減が繰り返されることによる三角波状の電流(インダクタ電流)がインダクタ40に流れる。交流電源1から供給され、交流ラインを流れる入力交流電流は、この三角波状のインダクタ電流が主に入力フィルタ2によって平均化されたものとなる。また、スイッチング周期に占める接続時間の割合であるデューティ比δが大きくなると、インダクタ電流が増加し、結果として出力電力が増加する。逆に、デューティ比δが小さくなると、インダクタ電流が減少し、結果として出力電力が減少する。すなわち、デューティ比δを調整することによってインダクタ電流や出力電力を制御することができる。
駆動信号生成回路47において、スイッチ41をスイッチング制御するパルス信号である駆動信号Vgは、誤差増幅器107により目標波形電圧Vrとインダクタ電流検出電圧Vc2との誤差が増幅された第2の誤差電圧Ve2が発振回路108で生成されたランプ電圧Vtと比較器109で比較されることによって生成される。例えば、インダクタ電流検出電圧Vc2が目標波形(電圧)Vgより大きい状態が続くと、第2の誤差電圧Ve2は低下し、駆動信号Vgのデューティ比δが減少する。これにより、インダクタ電流も減少し、出力直流電圧Voは低下する。逆に、インダクタ電流検出電圧Vc2が目標波形Vgより小さい状態が続くと、第2の誤差電圧Ve2は上昇し、駆動信号Vgのデューティ比δは増加する。これにより、インダクタ電流も増加し、出力直流電圧Voは上昇する。このようなフィードバックによって力率改善コンバータである昇圧コンバータ4を含むスイッチング電源装置は、インダクタ電流検出電圧Vc2が目標波形電圧Vrに追従するように動作する。すなわち、インダクタ電流の平均値である入力電流は目標波形電圧Vrに比例する。
上述したように、軽負荷時以外における目標波形電圧Vrは、第1の誤差電圧Ve1と入力検出電圧Visとの乗算値に比例する。ここで、目標波形生成回路46の誤差増幅器101の応答周波数が入力電流の周波数より十分低く設定されていれば、第1の誤差電圧Ve1は、入力直流電圧Viの1周期にわたってほとんど変動しない直流値となる。このため目標波形電圧Vrは、全波整流波形である入力検出電圧Visに比例し、その波高値が第1の誤差電圧Ve1によって増減する電圧波形となる。例えば、出力検出電圧Vosが第1基準電圧Er1より高い状態が続くと、第1の誤差電圧Ve1は低下し、目標波形電圧Vrの波高値は低下するので、入力交流電流も減少していき、出力検出電圧Vosは低下する。逆に、出力検出電圧Vosが第1基準電圧Er1より低い状態が続くと、第1の誤差電圧Ve1は上昇し、目標波形電圧Vrの波高値は上昇するので、入力交流電流も増加していき、出力検出電圧Vosは上昇する。このようなフィードバックによって力率改善コンバータは、出力直流電圧Voが安定化するように入力交流電流の振幅を調整する。この結果、入力交流電流は、振幅の絶対値が入力直流電圧の振幅値に比例するような波形となる。
次に、軽負荷時の動作について説明する。負荷5に供給される電力、すなわち昇圧コンバータ4の出力電流Ioが低減して軽負荷状態になると、出力直流電圧Voの上昇に伴って出力検出電圧Vosも上昇し、第1の誤差電圧Ve1が低下する。軽負荷検出回路45において、第1の誤差電圧Ve1が第2基準電圧Er2以下になると、軽負荷検出信号Vllが上昇する。目標波形生成回路46において、目標波形基準電圧Vxおよび目標波形電圧Vrは、入力検出電圧Visが軽負荷検出信号Vllの電圧値以下の領域ではゼロレベルとなる。したがって、出力電流Ioの減少に応じて目標波形電圧Vrのゼロレベル期間が長くなり、目標波形電圧Vrの波高値が低減するのを抑制することができる。これにより、昇圧コンバータ4は、電流検出電圧Vcがゼロレベル期間が調整される目標波形に追従するように動作する。ゼロレベル期間が調整されることにより、力率は若干劣化するが、電流波高値を高い状態に維持しながら出力直流電圧Voを安定化させることができる。このため、制御対象のインダクタ電流値が小さくなり過ぎず、より軽負荷である領域においても安定した動作を可能とすることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る力率改善コンバータについて説明する。図5は本発明の第2実施形態に係る力率改善コンバータが適用されたスイッチング電源装置の概略構成例を示す回路図である。本実施形態において第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付し説明を省略する。本実施形態の力率改善コンバータ4Bが第1実施形態と異なる点は、図5に示すように、目標波形生成回路46Bが、第1実施形態における演算部102および乗算部103の代わりに、入力直流電圧Viに基づく電圧Visと出力直流電圧Voに基づく電圧Ve1とを乗算した乗算電圧Vyを生成する乗算部103Bと、乗算電圧Vyが軽負荷検出信号Vllの電圧値以下である場合にゼロレベルを出力し、乗算電圧Vyが軽負荷検出信号Vllの電圧値より大きい場合に乗算電圧Vyから軽負荷検出信号Vllを差し引いて目標波形(目標波形電圧Vr)を生成する演算部102Bとを備えていることである。
上記構成によれば、乗算部103Bには、入力直流電圧Viを分圧した入力検出電圧Visと第1の誤差電圧Ve1とが入力される。乗算部103Bは、入力検出電圧Visに第1の誤差電圧Ve1が乗算された乗算電圧Vyを生成する。なお、本実施形態においても乗算部103Bから出力される乗算電圧Vyは、両者を乗算したものに比例する電圧であってもよい。具体的には、本実施形態における乗算部103Bは、入力検出電圧Visに第1の誤差電圧Ve1と乗算係数k1とを掛けた電圧を乗算電圧Vy(Vy=k1・Vis・Ve1)として出力する。
また、本実施形態における目標波形生成回路46Bの演算部102Bには、軽負荷検出信号Vllおよび乗算電圧Vyが入力され、両者が比較される。演算部102Bは、乗算電圧Vyが軽負荷検出信号Vllの電圧値以下の場合、目標波形電圧Vrとしてゼロレベルを出力し、乗算電圧Vyが軽負荷検出信号Vllの電圧値より大きい場合、乗算電圧Vyから軽負荷検出信号Vllの電圧値を差し引いた第2差電圧(Vy−Vll)を目標波形電圧Vrとして出力する。
以上をまとめると、目標波形電圧Vrは、軽負荷時以外(Vel>Er2)において、
・Vr=k1・Vel・Vis
と表わされ、軽負荷時(Vel≦Er2)において、
・Vr=k1・Vel・k2・(Er2−Ve1)…(Vy>Vllのとき)
・Vr=0 …(Vy≦Vllのとき)
と表わされる。ここで、Vy=Vllとすると、
Vis=(k2/k1)・((Er2/Ve1)−1)
と表せる。
上記構成によっても、予め入力直流電圧Viに基づく電圧Visと出力直流電圧Voに基づく電圧とが乗算された上で、軽負荷検出信号Vllが軽負荷状態を示す場合に、乗算電圧Vyが基準電圧から供給電力に基づく電圧を差し引いた差電圧に比例する電圧(軽負荷検出信号Vllの電圧値)以下となる間、生成される目標波形の振幅が0となるような電圧波形電圧Vrが生成される。したがって、簡単な構成で、軽負荷状態を検出しかつゼロレベル期間を軽負荷の度合に応じて設定しつつ、出力直流電圧Voを所望の電圧値で安定化させることができる。
具体的な動作については第1実施形態と同様であるが、軽負荷時の動作についてのみ以下に説明する。
負荷5に供給される電力、すなわち昇圧コンバータ4の出力電流Ioが低減して軽負荷状態になると、出力直流電圧Voの上昇に伴って出力検出電圧Vosも上昇し、第1の誤差電圧Ve1が低下する。軽負荷検出回路45において、第1の誤差電圧Ve1が第2基準電圧Er2以下になると、軽負荷検出信号Vllが上昇する。目標波形生成回路46Bにおいて、演算部102Bの出力する目標波形電圧Vrは、乗算部103Bから出力される乗算電圧Vyが軽負荷検出信号Vllの電圧値以下の領域ではゼロレベルとなる。したがって、第1実施形態と同様に、出力電流Ioの減少とともに目標波形電圧Vrのゼロレベル期間が長くなり、目標波形電圧Vrの波高値が低減するのを抑制することができる。これにより、昇圧コンバータ4は、電流検出電圧Vcがゼロレベル期間が調整される目標波形に追従するように動作する。ゼロレベル期間が調整されることにより、力率は若干劣化するが、電流波高値を高い状態に維持しながら出力直流電圧Voを安定化させることができる。このため、制御対象のインダクタ電流値が小さくなり過ぎず、より軽負荷である領域においても安定した動作を可能とすることができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態に係る力率改善コンバータについて説明する。図6は本発明の第3実施形態に係る力率改善コンバータが適用されたスイッチング電源装置の概略構成例を示す回路図である。本実施形態において第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付し説明を省略する。本実施形態の力率改善コンバータ4Cが第1実施形態と異なる点は、図6に示すように、軽負荷検出回路45Cが、供給電力として負荷5を流れる出力電流Ioを検出するよう構成されていることである。具体的には、軽負荷検出回路45Cは、出力電流Ioを電圧値(出力検出電圧Vc3)として検出する検出抵抗55と、検出抵抗55によって検出された出力検出電圧Vc3を増幅して増幅電圧Vcoを出力する増幅部(増幅回路)56と、増幅電圧Vcoと第2基準電圧Er2とに基づいて軽負荷検出信号Vllを演算する演算部105Cとを備えている。
演算部105Cは、出力電流Ioに基づく増幅電圧Vcoが第2基準電圧Er2以下となった場合に、第2基準電圧Er2から増幅電圧Vcoを差し引いた差電圧(Er2−Vco)に比例する電圧(k2(Er2−Vco))を軽負荷検出信号Vllとして出力する。すなわち、軽負荷検出回路45Cは、出力電流Ioに基づく増幅電圧Vcoが第2基準電圧Er2以下となった場合に軽負荷と判定する。
軽負荷時においては、負荷5が軽くなるに従って出力電流Ioが低減するため、出力検出電圧Vc3も低下する。したがって、負荷5が軽くなるに従って増幅電圧Vcoも低下するため、軽負荷検出信号Vllは高くなる。一方、軽負荷時以外、すなわち、増幅電圧Vcoが第2基準電圧Er2より大きい場合には、軽負荷検出信号Vllとしてゼロレベルを出力する。したがって、第2基準電圧Er2を最適に設定することによって、軽負荷の検出を高精度に行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更、修正が可能である。例えば、複数の上記実施形態および変形例における各構成要素を任意に組み合わせることとしてもよい。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明のスイッチング電源装置は、軽負荷時においてもインダクタ電流を高精度に調整することができ、より低いインダクタ電流において負荷への出力を安定化させるために有用である。
1 交流電源
2 入力フィルタ
3 全波整流回路(整流器)
4,4B,4C 昇圧コンバータ(力率改善コンバータ)
5 負荷
40 インダクタ
41 スイッチ
42 ダイオード(整流回路要素)
43 出力コンデンサ(蓄電回路要素)
44 電流検出回路
44a,55 検出抵抗
45,45C 軽負荷検出回路
46,46B 目標波形生成回路
47 駆動信号生成回路
51,52,53,54 抵抗
100 第1基準電源
101 誤差増幅器
102,102B 演算部
103,103B 乗算部
104 第2基準電源
105,105C 演算部
106 インバータ
107 誤差増幅器
108 発振回路
109 比較器

Claims (7)

  1. 交流電源から入力される交流電圧を入力直流電圧に整流する整流器と、
    一端が前記整流器の正出力端に接続され、前記入力直流電圧が印加されるインダクタと、
    前記インダクタの他端に整流回路要素を介して接続され、蓄電により負荷へ出力する出力直流電圧を生成する蓄電回路要素と、
    主端子の一方が前記インダクタの他端に接続され、主端子の他方が前記整流器の負出力端に接続され、前記インダクタと前記負出力端とを接続することにより前記インダクタにエネルギーを蓄積し、前記インダクタと前記負出力端との接続を遮断することにより前記蓄電回路要素を充電するようにスイッチングするスイッチと、
    前記負荷への供給電力が所定値以下である場合に、当該供給電力に応じたレベルの軽負荷検出信号を生成する軽負荷検出回路と、
    前記入力直流電圧に基づいて前記インダクタに流れるインダクタ電流の目標波形を生成する目標波形生成回路と、
    前記インダクタ電流が目標波形に追従するように前記スイッチを駆動する駆動信号を生成する駆動信号生成回路と、を備え、
    前記目標波形生成回路は、軽負荷検出信号が軽負荷であることを示す場合に、前記目標波形の振幅がゼロレベルとなる期間(以下、ゼロレベル期間)を有し、かつ前記軽負荷検出信号のレベルに応じて前記ゼロレベル期間が調整された目標波形を生成するように構成された、力率改善コンバータ。
  2. 前記目標波形生成回路は、前記出力直流電圧に基づいて、当該出力直流電圧が所定の電圧値となるような前記目標波形を生成するよう構成されている、請求項1に記載の力率改善コンバータ。
  3. 前記軽負荷検出回路は、前記供給電力に基づく電圧が所定の基準電圧以下となった場合に前記基準電圧から前記供給電力に基づく電圧を差し引いた第1差電圧に比例する電圧を前記軽負荷検出信号として出力するよう構成され、
    前記目標波形生成回路は、前記入力直流電圧に基づく電圧が前記軽負荷検出信号の電圧値以下である場合に前記目標波形の振幅がゼロレベルとなるように前記目標波形を生成するよう構成されている、請求項1に記載の力率改善コンバータ。
  4. 前記軽負荷検出回路は、前記供給電力として前記出力直流電圧を検出するよう構成されている、請求項1に記載の力率改善コンバータ。
  5. 前記軽負荷検出回路は、前記供給電力として前記負荷を流れる出力電流を検出するよう構成されている、請求項1に記載の力率改善コンバータ。
  6. 前記軽負荷検出回路は、前記目標波形生成回路に入力される前記出力直流電圧に基づく電圧を所定の基準電圧と比較し、当該出力直流電圧に基づく電圧が前記基準電圧以下となった場合に前記基準電圧から前記出力直流電圧に基づく電圧を差し引いた差電力に比例する電圧を前記軽負荷検出信号として出力するよう構成され、
    前記目標波形生成回路は、前記入力直流電圧に基づく電圧が前記軽負荷検出信号の電圧値以下である場合にゼロレベルを出力し、前記入力直流電圧に基づく電圧が前記軽負荷検出信号の電圧値より大きい場合に前記入力直流電圧に基づく電圧から前記軽負荷検出信号の電圧値を差し引いた第2差電圧を出力する演算部と、
    前記演算部から出力された電圧と前記出力直流電圧に基づく電圧とを乗算して前記目標波形を生成する乗算部とを備えている、請求項2に記載の力率改善コンバータ。
  7. 前記軽負荷検出回路は、前記目標波形生成回路に入力される前記出力直流電圧に基づく電圧を所定の基準電圧と比較し、当該出力直流電圧に基づく電圧が前記基準電圧以下となった場合に前記基準電圧から前記出力直流電圧に基づく電圧を差し引いた差電力に比例する電圧を前記軽負荷検出信号として出力するよう構成され、
    前記目標波形生成回路は、前記入力直流電圧に基づく電圧と前記出力直流電圧に基づく電圧とを乗算した乗算電圧を生成する乗算部と、
    前記乗算電圧が前記軽負荷検出信号の電圧値以下である場合にゼロレベルを出力し、前記乗算電圧が前記軽負荷検出信号より大きい場合に前記乗算電圧から前記軽負荷検出信号の電圧値を差し引いて前記目標波形を生成する演算部とを備えている、請求項2に記載の力率改善コンバータ。
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