JP5794335B2 - 画像処理装置、および画像処理方法、並びにプログラム - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、水平方向に動きがある動画像に対する画像処理構成を開示している。具体的には左眼用画像または右眼用画像の一方に原画像を出力し、他方にはフィールド単位で遅延させた画像を出力する構成である。このような画像出力制御により、水平に移動する物体を背景よりも手前に知覚させるものである。
また、特許文献3は、画像を複数の視差算出領域に分割し、各領域において画像の特徴量から擬似的な奥行きを算出し、奥行きに基づいて左眼用画像と右眼用画像を反対方向に水平シフトする方法を提案している。
さらに、特許文献5には、画像の上部と下部の特徴量を算出し、予め用意した奥行き情報を表す複数のシーン構造の合成比率を調整することより、画像を単純な構造の組み合わせで表現する方法が提案されている。
ところで、上記の従来技術には以下に示すような問題がある。
また、特許文献2に記載の画像変換装置では、静止画や動きの少ない画像に対しては、画面全体をずらすのみであり、画像中の物体の前後関係を表現することは出来ない。
2次元画像信号の所定領域単位の距離情報と予め規定した閾値との比較処理結果に応じて異なる態様の画像変換処理を実行して第一画像または第二画像の少なくともいずれかの画像生成を行う画像変換部を有し、
前記画像変換部は、
2次元画像信号に対して2次元画像信号の微分信号を加算した変換信号、または減算した変換信号のいずれかの変換信号を第一画像として生成し、2次元画像信号に処理を加えない非変換信号を第二画像として生成する画像処理装置にある。
2次元画像信号の所定領域単位の距離情報と予め規定した閾値との比較処理結果に応じて異なる態様の画像変換処理を実行して第一画像または第二画像の少なくともいずれかの画像生成を行う画像変換部を有し、
前記画像変換部は、
2次元画像信号に対して2次元画像信号の微分信号を加算した信号と減算した信号を生成し、これらの2つの信号の組を第一画像と第二画像の組として生成する画像処理装置にある。
2次元画像信号の所定領域単位の距離情報と予め規定した閾値との比較処理結果に応じて異なる態様の画像変換処理を実行して第一画像または第二画像の少なくともいずれかの画像生成を行う画像変換部を有し、
前記画像変換部は、
2次元画像信号に対して2次元画像信号の微分信号の非線形変換信号を加算した信号または減算した信号を生成し、これらの信号のいずれかを第一画像または第二画像として生成する処理を行う画像処理装置にある。
距離≦閾値の場合には、
第一画像信号を前記2次元画像信号から前記微分信号、または前記微分信号の非線形変換信号を減算した信号、
第二画像信号を前記2次元画像信号に前記微分信号、または前記微分信号の非線形変換信号を加算した信号として生成し、
距離>閾値の場合には、
第一画像信号を前記2次元画像信号に前記微分信号、または前記微分信号の非線形変換信号を加算した信号、
第二画像信号を前記2次元画像信号から前記微分信号、または前記微分信号の非線形変換信号を減算した信号として生成する構成である。
画像処理装置における画像処理方法であり、
画像変換部が、2次元画像信号の所定領域単位の距離情報と予め規定した閾値との比較処理結果に応じて異なる態様の画像変換処理を実行して第一画像または第二画像の少なくともいずれかの画像生成を行う画像生成処理ステップを実行し、
前記画像生成処理ステップは、
2次元画像信号に対して2次元画像信号の微分信号を加算した変換信号、または減算した変換信号のいずれかの変換信号を第一画像として生成し、2次元画像信号に処理を加えない非変換信号を第二画像として生成する処理である画像処理方法にある。
画像処理装置において画像処理を実行させるプログラムであり、
画像変換部に、2次元画像信号の所定領域単位の距離情報と予め規定した閾値との比較処理結果に応じて異なる態様の画像変換処理を実行して第一画像または第二画像の少なくともいずれかの画像生成を行う画像生成処理を実行させ、
前記画像生成処理は、
2次元画像信号に対して2次元画像信号の微分信号を加算した変換信号、または減算した変換信号のいずれかの変換信号を第一画像として生成し、2次元画像信号に処理を加えない非変換信号を第二画像として生成する処理であるプログラムにある。
ステップS102において、画像入力部110は、メモリカードインタフェース111にメモリカードが挿入されているかどうかを確認し、メモリカードから画像データを入力するかどうかを判断する。メモリカードが挿入されている場合にはステップS104に進み、メモリカードが挿入されていない場合にはステップ103に進む。
ステップS202において、画像入力部110は、ビデオインタフェース113にビデオ信号が入力されているかを確認し、ビデオインタフェースから動画像データを入力するかどうかを判断する。ビデオ信号が入力されている場合にはステップS205に進み、ビデオ信号が入力されていない場合にはステップS203に進む。
f(x)=xβ
上記式に示されるような指数関数を用いる。βは予め設定した係数であり、様々な値に設定可能である。
また、非線形変換部132における変換関数は、指数関数に限定するものではなく、また線形的な変換を施しても構わない。
加算器134は、入力信号+視差強調信号、
減算器135は、入力信号−視差強調信号、
これらの信号を生成して出力する。
撮影位置からの距離≦閾値(スレッショルド)
の場合、
左眼用画像(L画像)=入力信号−視差強調信号(減算器の出力)
右眼用画像(R画像)=入力信号+視差強調信号(加算器の出力)
これらの出力を左眼用画像(L画像)と右眼用画像(R画像)として出力する。
撮影位置からの距離>閾値(スレッショルド)
の場合、
左眼用画像(L画像)=入力信号+視差強調信号(加算器の出力)
右眼用画像(R画像)=入力信号−視差強調信号(減算器の出力)
これらの出力を左眼用画像(L画像)と右眼用画像(R画像)として出力する。
距離>閾値(スレッショルド)
この場合の画素領域に対応する処理である。この場合、画像合成部133は、
左眼用画像(L画像)=入力信号+視差強調信号(加算器の出力)
右眼用画像(R画像)=入力信号−視差強調信号(減算器の出力)
これらの出力を左眼用画像(L画像)と右眼用画像(R画像)として生成して出力する。
(a)入力信号
(b)微分信号
(c)右眼用画像信号
(d)左眼用画像信号
これらの各信号を示している。
微分器131の生成する微分信号は、図に示すとおり、(a)入力信号の輝度変化が正になる領域Aにおいて正の値をとり、(a)入力信号の輝度変化が負になる領域Bにおいて負の値をとる。
図8(b)に示す微分信号を非線形変換した視差強調信号の信号レベルを(E)とする。
画像合成部133は、(a)入力信号に相当するビデオデータ(S)と、(b)微分信号を非線形変換した視差強調信号(E)を受け取り、例えば以下の(式1)により右眼用画像信号(Right)と、左眼用画像信号(Left)を生成する。
Right=S−E
Left=S+E
・・・・・(式1)
ここで、画像合成部133は、(式1)のように左眼用画像信号(Left)と右眼用画像信号(Right)の両方を変換せずに、いずれか一方の信号に対してのみ変換をかけるようにしても構わない。
Right=S−E
Left=S
このような信号の組み合わせとしてもよい。
あるいは、
Right=S
Left=S+E
このような信号の組み合わせとしてもよい。
このような処理によって、右眼用画像信号(Right)と、左眼用画像信号(Left)には、網膜像差が発生し奥行きを知覚させる画像を得ることができる。なお、網膜像差と奥行き知覚との関係については、図13以下を参照して後段で説明する。
(c)右眼用画像信号(Right)は、図8(c)右眼用画像信号に示すように以下のような信号特性(c1)〜(c3)を持つ信号として生成される。
(信号特性)
(c1)(a)入力信号の輝度変化が正、(b)微分信号が正の値をとる領域Aの少なくとも一部領域において、(a)入力信号より輝度が低下した信号領域が発生する。
(c2)(a)入力信号の輝度変化が負、(b)微分信号が負の値をとる領域Bの少なくとも一部領域において、(a)入力信号より輝度が上昇した信号領域が発生する。
(c3)(b)微分信号が0の値をとる領域では、(a)入力信号に対する輝度変化は発生しない。
(d)左眼用画像信号(Left)は、図8(d)左眼用画像信号に示すように以下のような信号特性(d1)〜(d3)を持つ信号として生成される。
(信号特性)
(d1)(a)入力信号の輝度変化が正、(b)微分信号が正の値をとる領域Aの少なくとも一部領域において、(a)入力信号より輝度が上昇した信号領域が発生する。
(d2)(a)入力信号の輝度変化が負、(b)微分信号が負の値をとる領域Bの少なくとも一部領域において、(a)入力信号より輝度が低下した信号領域が発生する。
(d3)(b)微分信号が0の値をとる領域では、(a)入力信号に対する輝度変化は発生しない。
右眼用画像信号:Right=S−E
左眼用画像信号:Left=S+E
(1)左眼用画像と右眼用画像を時間分割で交互に出力する方式(図10)
これは、例えば液晶シャッタを左右交互に開閉して観察する画像を左右の眼交互に時間的に分離するアクティブ眼鏡方式に対応する画像出力方式である。
(2)左眼用画像と右眼用画像を時間分割で交互に出力する方式において出力フレームレートを高速とした方式(図11)
これは、図10と同様の時間分割方式であるが、出力フレームレートを高速化した方式である。
(3)左眼用画像と右眼用画像を空間的に分離して同時出力する方式(図12)
これは、例えば偏光フィルタや、色フィルタにより左右の眼各々によって観察する画像を分離するパッシブ眼鏡方式に対応する画像出力方式である。例えば、この空間分割方式の立体表示装置においては、表示前面に水平ラインごとに偏光方向が異なるように設定した偏光フィルタを貼り合わせ、ユーザが装着する偏光フィルタ方式によるメガネで見た場合に、左眼と右眼に水平ラインごとに映像が分離されて観察される。
右眼用画像信号:Right=S−E
左眼用画像信号:Left=S+E
Right=S−E
Left=S+E
ただし、Sは入力信号、Eは、入力信号Sの微分信号Dを非線形変換した視差強調信号である。なお、先に説明したように、視差強調信号Eは、入力信号Sの微分信号Dの非線形変換のみならず、線形変換信号を施して得られる信号でもよい。
Right=S−D
Left=S+D
S=sinωx・・・(式2)
このとき、微分信号Dは、以下の式(式3)で表される。
D=cosωx・・・(式3)
F=kcosωx・・・(式6)
ここで、kは正の実数である。
なお、上記のFは、微分信号Dに対する変換処理によって生成した前述の視差強調信号Eに相当する。
右眼用画像信号:Right=S−E
左眼用画像信号:Left=S+E
加算信号=(S+E)+(S−E)=S
結果として加算信号は、入力画像と等価になる。
加算信号=(S+E)+(S−E)=S
上記信号[S]となる。すなわち、入力の2次元画像をそのまま知覚することが出来る。すなわち不自然な二重の画像に見えてしまうというようなことがなく、何ら処理を施していない画像として観察することが可能となる。
加算信号=(S+E)+(S−E)=S
上記信号[S]となる。一方、人間の網膜像差に対する視力は、通常視力の10倍ほど高いため、このような距離から観察しても左眼用画像と右眼用画像の間の網膜像差は十分認識することが可能である。従って、偏光メガネを外した場合には、不自然な二重の画像に見えてしまうというようなことがなく、何ら処理を施していない画像として観察することが可能であり、偏光メガネを装着すれば、立体知覚が可能となる。
距離>閾値(スレッショルド)
上記式に対応する画素領域に対する処理についての説明である。
次に、
距離≦閾値(スレッショルド)
上記式に対応する画素領域に対する処理について説明する。
撮影位置からの距離≦閾値(スレッショルド)
の場合、
左眼用画像(L画像)=入力信号−視差強調信号(減算器の出力)
右眼用画像(R画像)=入力信号+視差強調信号(加算器の出力)
これらの出力を左眼用画像(L画像)と右眼用画像(R画像)として出力する。
距離>閾値(スレッショルド)
の場合の処理における左眼用画像(L画像)と右眼用画像(R画像)を入れ替えた処理、すなわち、図7に示すセレクタ137の処理によって、加算器134と、減算器135の出力を入れ替えた処理に相当する。
この場合、図8(c)右眼用信号が左眼用信号に、図8(d)左眼用信号が右眼用信号に入れ替わることになる。これは、図13においては、左眼用信号と右眼用信号が入れ替わることを示す。
図17(a)に示すように、表示部の表示面上で左眼用画像と右眼用画像が一致している視差なし画像の表示を行った場合、観察者は、表示面に画像を知覚する。これは通常の2次元画像表示処理である。
図17(b)視差あり(視差設定例1)
図18(c)視差あり(視差設定例2)
これらの2のパターンである。
撮影位置からの距離>閾値(スレッショルド)
上記判定式が成立する画素領域に対しては、
左眼用画像(L画像)=入力信号+視差強調信号(加算器の出力)
右眼用画像(R画像)=入力信号−視差強調信号(減算器の出力)
これらの出力を左眼用画像(L画像)と右眼用画像(R画像)として出力する。
この処理は、図8に示す(c)右目用画像と(d)左眼用画像を生成する処理となる。これは、図17(b)の視差設定例1に対応する処理となり、画像が表示面より奥(遠く)に知覚される。
撮影位置からの距離≦閾値(スレッショルド)
上記判定式が成立する画素領域に対しては、
左眼用画像(L画像)=入力信号−視差強調信号(減算器の出力)
右眼用画像(R画像)=入力信号+視差強調信号(加算器の出力)
これらの出力を左眼用画像(L画像)と右眼用画像(R画像)として出力する。
この処理は、図18(c)の視差設定例2に対応する処理となり、画像が表示面より手前(近く)に知覚される。
(a)入力信号
(b)微分信号
(c)右眼用画像信号
(d)左眼用画像信号
これらの各信号を示している。
微分器131の生成する微分信号は、図に示すとおり、(a)入力信号の輝度変化が正になる領域Aにおいて正の値をとり、(a)入力信号の輝度変化が負になる領域Bにおいて負の値をとる。
これらの信号を適用することで、図18(c)の視差設定例2に対応する表示処理が実行され、観察者は画像を表示面より手前(近く)に知覚することになる。
撮影位置からの距離≦閾値(スレッショルド)の場合には、
左眼用画像(L画像)=入力信号−視差強調信号、
撮影位置からの距離>閾値(スレッショルド)の場合には、
左眼用画像(L画像)=入力信号+視差強調信号、
これらの処理によって左眼用画像(Left)を生成する。
ステップS502では、画素あるいは所定領域単位で撮影位置からの距離と予め設定した閾値(スレッショルド)を比較する。
撮影位置からの距離≦閾値(スレッショルド)
上記判定式が成立すると判定した場合(ステップS502の判定=Yes)は、
ステップS503に進む。
ステップS503では、以下の式に従って、左眼用画像を生成する。
左眼用画像(L画像)=入力信号(S)−視差強調信号(E)
上記算出式は、図7に示す画像合成部133のセレクタ137が減算器135の出力を選択して左眼用画像(L画像)として出力する処理に相当する。
撮影位置からの距離≦閾値(スレッショルド)
上記判定式が成立しないと判定した場合(ステップS502の判定=No)は、
ステップS504に進む。
ステップS504では、以下の式に従って、左眼用画像を生成する。
左眼用画像(L画像)=入力信号(S)+視差強調信号(E)
上記算出式は、図7に示す画像合成部133のセレクタ137が加算器134の出力を選択して左眼用画像(L画像)として出力する処理に相当する。
撮影位置からの距離≦閾値(スレッショルド)の場合には、
右眼用画像(R画像)=入力信号+視差強調信号、
撮影位置からの距離>閾値(スレッショルド)の場合には、
右眼用画像(R画像)=入力信号−視差強調信号、
これらの処理によって右眼用画像(Right)を生成する。
ステップS522では、画素あるいは所定領域単位で撮影位置からの距離と予め設定した閾値(スレッショルド)を比較する。
撮影位置からの距離≦閾値(スレッショルド)
上記判定式が成立すると判定した場合(ステップS522の判定=Yes)は、
ステップS523に進む。
ステップS523では、以下の式に従って、右眼用画像を生成する。
右眼用画像(R画像)=入力信号(S)+視差強調信号(E)
上記算出式は、図7に示す画像合成部133のセレクタ137が加算器134の出力を選択して右眼用画像(R画像)として出力する処理に相当する。
撮影位置からの距離≦閾値(スレッショルド)
上記判定式が成立しないと判定した場合(ステップS522の判定=No)は、
ステップS524に進む。
ステップS524では、以下の式に従って、右眼用画像を生成する。
右眼用画像(R画像)=入力信号(S)−視差強調信号(E)
上記算出式は、図7に示す画像合成部133のセレクタ137が減算器135の出力を選択して右眼用画像(R画像)として出力する処理に相当する。
撮影位置からの距離≦閾値(スレッショルド)
上記判定式が成立する画素領域の場合、
左眼用画像信号:Left=S−E
右眼用画像信号:Right=S+E
撮影位置からの距離>閾値(スレッショルド)
上記判定式が成立する画素領域の場合、
左眼用画像信号:Left=S+E
右眼用画像信号:Right=S−E
加算信号=(S+E)+(S−E)=S
上記式から明らかなように加算信号は入力画像と等価になる。
時間分割方式の立体表示方法においては、入力されるビデオデータの奇数フレームと偶数フレームをそれぞれ左眼用画像、および右眼用画像(または、右眼用画像、および左眼用画像)と認識し、ユーザが装着する液晶シャッタ方式によるメガネを制御して、左眼と右眼に映像が時間的に交互に提示されるようにする。この表示方式では、画像表示部350は、左眼用画像、および右眼用画像の出力切り替えタイミングを、鑑賞者の装着したメガネの左右眼鏡部のシャッタ切り替えに同期させる設定として制御する。
空間分割方式の立体表示方法においては、表示部前面に水平ラインごとに偏光方向が異なるように設定した偏光フィルタを貼り合わせ、ユーザが装着する偏光フィルタ方式によるメガネで見た場合に、左眼と右眼に水平ラインごとに映像が分離されて提示されるようにする。
110 画像入力部
111 メモリカードインタフェース
112 USBインタフェース
113 ビデオインタフェース
114 フレームメモリ
115 デコーダ
116 ビデオ出力部
120 フレームメモリ
130 画像変換部
131 微分器
132 非線形変換部
133 画像合成部
134 加算器
135 減算器
136 距離情報生成部
137 セレクタ
140 色空間逆変換部
150 画像出力部
300 画像処理装置
310 画像入力部
320 フレームメモリ
330 画像変換部
140 色空間逆変換部
350 画像表示部
Claims (18)
- 2次元画像信号の所定領域単位の距離情報と予め規定した閾値との比較処理結果に応じて異なる態様の画像変換処理を実行して第一画像または第二画像の少なくともいずれかの画像生成を行う画像変換部を有し、
前記画像変換部は、
2次元画像信号に対して2次元画像信号の微分信号を加算した変換信号、または減算した変換信号のいずれかの変換信号を第一画像として生成し、2次元画像信号に処理を加えない非変換信号を第二画像として生成する画像処理装置。 - 2次元画像信号の所定領域単位の距離情報と予め規定した閾値との比較処理結果に応じて異なる態様の画像変換処理を実行して第一画像または第二画像の少なくともいずれかの画像生成を行う画像変換部を有し、
前記画像変換部は、
2次元画像信号に対して2次元画像信号の微分信号の非線形変換信号を加算した信号または減算した信号を生成し、これらの信号のいずれかを第一画像または第二画像として生成する処理を行う画像処理装置。 - 前記画像変換部は、
前記2次元画像信号の所定領域単位の距離情報と予め規定した閾値との比較処理結果に応じて、
前記2次元画像信号に前記微分信号、または前記微分信号の非線形変換信号を加算して第一画像または第二画像を生成する処理と、
前記2次元画像信号から前記微分信号、または前記微分信号の非線形変換信号を減算して第一画像または第二画像を生成する処理を切り替えて処理を実行する構成である請求項1または2に記載の画像処理装置。 - 前記画像変換部は、前記所定領域単位の距離と前記予め規定した閾値との関係が、
距離≦閾値の場合には、
第一画像信号を前記2次元画像信号から前記微分信号、または前記微分信号の非線形変換信号を減算した信号、
第二画像信号を前記2次元画像信号に前記微分信号、または前記微分信号の非線形変換信号を加算した信号として生成し、
距離>閾値の場合には、
第一画像信号を前記2次元画像信号に前記微分信号、または前記微分信号の非線形変換信号を加算した信号、
第二画像信号を前記2次元画像信号から前記微分信号、または前記微分信号の非線形変換信号を減算した信号として生成する構成である請求項1〜3いずれかに記載の画像処理装置。 - 2次元画像信号の所定領域単位の距離情報と予め規定した閾値との比較処理結果に応じて異なる態様の画像変換処理を実行して第一画像または第二画像の少なくともいずれかの画像生成を行う画像変換部を有し、
前記画像変換部は、
2次元画像信号に対して2次元画像信号の微分信号を加算した信号と減算した信号を生成し、これらの2つの信号の組を第一画像と第二画像の組として生成し、
前記画像変換部は、前記所定領域単位の距離と前記予め規定した閾値との関係が、
距離≦閾値の場合には、
第一画像信号を前記2次元画像信号から前記微分信号、または前記微分信号の非線形変換信号を減算した信号、
第二画像信号を前記2次元画像信号に前記微分信号、または前記微分信号の非線形変換信号を加算した信号として生成し、
距離>閾値の場合には、
第一画像信号を前記2次元画像信号に前記微分信号、または前記微分信号の非線形変換信号を加算した信号、
第二画像信号を前記2次元画像信号から前記微分信号、または前記微分信号の非線形変換信号を減算した信号として生成する構成である画像処理装置。 - 前記画像変換部は、
前記所定領域単位の距離情報に応じて前記2次元画像信号と前記微分信号、または前記微分信号の非線形変換信号との加算処理と減算処理を入れ替える処理を行い、知覚範囲を表示部の前後領域に拡大した第一画像と第二画像を生成する請求項1〜5いずれかに記載の画像処理装置。 - 前記画像変換部は、
動画像を構成する各フレームに対して、第一画像と第二画像を生成する処理を行う構成である請求項1〜5いずれかに記載の画像処理装置。 - 前記画像処理装置は、さらに、
前記画像変換部の生成する第一画像と第二画像の出力を行う画像出力部を有し、
前記画像出力部は、前記画像変換部の生成する第一画像と第二画像を入力画像フレームレートの2倍速で交互に出力する処理を行う構成である請求項7に記載の画像処理装置。 - 前記画像変換部は、
動画像を構成する各フレームに対して、第一画像と第二画像のいずれか一方のみを交互に生成する処理を行う構成である請求項1〜5いずれかに記載の画像処理装置。 - 前記画像変換部は、
動画像を構成する各フレームに対して、第一画像と第二画像を生成する処理を行うとともに、
生成した第一画像と第二画像を構成するラインデータを交互に含む両眼視差画像を生成する処理を行う構成である請求項1〜5いずれかに記載の画像処理装置。 - 前記画像変換部は、
生成する第一画像と第二画像の加算信号が入力信号に等しくなる設定、またはほぼ等しくなる設定として第一画像と第二画像を生成する処理を行う構成である請求項1〜5いずれかに記載の画像処理装置。 - 前記画像処理装置は、さらに、
前記画像変換部の生成した画像を表示する画像表示部を有する構成である請求項1〜11いずれかに記載の画像処理装置。 - 前記画像表示部は、第一画像、および第二画像を交互に出力する時間分割方式の立体表示処理を行う構成である請求項12に記載の画像処理装置。
- 前記画像表示部は、第一画像、および第二画像を交互に出力する時間分割方式の立体表示処理を実行する際、第一画像および第二画像の出力切り替えタイミングを画像観察者の装着したメガネの左右眼鏡部のシャッタ切り替えに同期させて表示切り替えを行う構成である請求項13に記載の画像処理装置。
- 前記画像表示部は、表示部前面に水平ラインごとに偏光方向が異なるように設定した偏光フィルタを貼り合わせた構成を有し、前記画像変換部の生成する第一画像と第二画像を構成するラインデータを交互に含む両眼視差画像を表示する構成である請求項12に記載の画像処理装置。
- 前記第一画像と第二画像は、立体視を実現するための左眼用画像と右眼用画像である請求項1〜15いずれかに記載の画像処理装置。
- 画像処理装置における画像処理方法であり、
画像変換部が、2次元画像信号の所定領域単位の距離情報と予め規定した閾値との比較処理結果に応じて異なる態様の画像変換処理を実行して第一画像または第二画像の少なくともいずれかの画像生成を行う画像生成処理ステップを実行し、
前記画像生成処理ステップは、
2次元画像信号に対して2次元画像信号の微分信号を加算した変換信号、または減算した変換信号のいずれかの変換信号を第一画像として生成し、2次元画像信号に処理を加えない非変換信号を第二画像として生成する処理である画像処理方法。 - 画像処理装置において画像処理を実行させるプログラムであり、
画像変換部に、2次元画像信号の所定領域単位の距離情報と予め規定した閾値との比較処理結果に応じて異なる態様の画像変換処理を実行して第一画像または第二画像の少なくともいずれかの画像生成を行う画像生成処理を実行させ、
前記画像生成処理は、
2次元画像信号に対して2次元画像信号の微分信号を加算した変換信号、または減算した変換信号のいずれかの変換信号を第一画像として生成し、2次元画像信号に処理を加えない非変換信号を第二画像として生成する処理であるプログラム。
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JP2009247931 | 2009-10-28 | ||
JP2014059902A JP5794335B2 (ja) | 2009-10-28 | 2014-03-24 | 画像処理装置、および画像処理方法、並びにプログラム |
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