JP5794150B2 - 無線通信装置及び無線通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信装置及び無線通信方法に関する。
近年、無線通信において有線通信と同等の通信速度を実現するための技術として、リンクアグリゲーション(LA:Link Aggregation)の導入が検討されている。LAでは、スマートフォンなどの無線通信装置が、LTE(Long Term Evolution)通信規格やWiFi(登録商標、Wireless Fidelity)通信規格などの複数の通信方式を同時に用いて無線通信を行う。
このようなLAでは、多くの通信方式を用いるほど、無線通信に係る通信速度を向上させることができる。ただし、より多くの通信方式が用いられるほど、無線通信に係る消費電力が増加してしまう。
これに対して、複数の通信方式の中から最も通信効率の良い通信方式を選択して無線通信に係る消費電力を節約する技術が検討されている。例えば、このような技術としては、通信方式ごとに消費電力及び通信速度を取得し、これら消費電力及び通信速度を基にビット当たりの消費電力量を通信効率として算出し、ビット当たりの消費電力量が最も小さい通信方式を選択する技術がある。
特開2009−88976号公報 特開2011−55124号公報
しかしながら、上述した従来技術では、単にビット当たりの消費電力が最も小さい一つの通信方式を選択するだけである。すなわち、従来技術では、通信効率を考慮して複数の通信方式を同時に用いた通信制御を行うことは考慮されていない。結果として、従来技術では、消費電力の増加を抑えることができるものの、高い通信速度が得られないという問題があった。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、通信速度を向上しつつ、消費電力の増加を抑えることができる無線通信装置及び無線通信方法を提供することを目的とする。
本願の開示する無線通信装置は、一つの態様において、複数の通信方式を同時に用いて無線通信を行う機能を備える。また、無線通信装置は、消費電力取得部と、通信速度取得部と、通信効率算出部と、通信制御部とを備える。消費電力取得部は、各前記通信方式ごとに消費電力を取得する。通信速度取得部は、各前記通信方式ごとに通信速度を取得する。通信効率算出部は、前記消費電力取得部によって各前記通信方式ごとに取得された消費電力と、前記通信速度取得部によって各前記通信方式ごとに取得された通信速度とに基づいて、複数の前記通信方式を同時に用いた無線通信の通信効率を算出する。通信制御部は、前記通信効率算出部によって算出された通信効率が所定の閾値を超える場合には、複数の前記通信方式を同時に用いた無線通信を継続する。通信制御部は、前記通信効率算出部によって算出された通信効率が前記閾値以下である場合には、複数の前記通信方式のうち任意の通信方式を用いた無線通信を切断する。
本願の開示する無線通信装置の一つの態様によれば、通信速度を維持しつつ、消費電力の増加を抑えることができるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係る携帯電話機の構成を示す図である。 図2は、実施例1に係る携帯電話機による処理の流れを示すフローチャートである。 図3は、実施例2に係る携帯電話機の構成を示す図である。 図4は、実施例2に係る携帯電話機による処理の流れを示すフローチャートである。 図5は、実施例3に係る携帯電話機の構成を示す図である。 図6は、実施例3に係る携帯電話機による処理の流れを示すフローチャートである。 図7は、実施例4に係る携帯電話機の構成を示す図である。 図8は、バッテリ残量と閾値との対応関係を説明する説明図である。 図9は、実施例4に係る携帯電話機による処理の流れを示すフローチャートである。 図10は、実施例5に係る携帯電話機の構成を示す図である。 図11は、実施例5に係る携帯電話機による処理の流れを示すフローチャートである。 図12は、実施例6に係る携帯電話機の構成を示す図である。 図13は、実施例6に係る携帯電話機による処理の流れを示すフローチャートである。 図14は、実施例7に係る携帯電話機の構成を示す図である。 図15は、実施例7に係る携帯電話機による処理の流れを示すフローチャートである。
以下に、本願の開示する無線通信装置及び無線通信方法の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、この実施例により開示技術が限定されるものではない。例えば、以下の実施例では、無線通信装置の一例として携帯電話機を挙げて説明するが、これに限らず、複数の通信方式を同時に用いた無線通信機能を備えた無線通信装置であればよい。
まず、実施例1に係る携帯電話機について説明する。図1は、実施例1に係る携帯電話機の構成を示す図である。図1に示すように、実施例1に係る携帯電話機100は、LTE無線通信部110、WiFi無線通信部120、無線制御部130、IPパケット処理部140、アプリケーション処理部150及び主制御部160を有する。なお、ここでは、携帯電話機100は、互いに異なる2つの通信方式を用いた無線通信部として、LTE無線通信部110及びWiFi無線通信部120を搭載することとしたが、2つ以上の複数の通信方式を用いた無線通信部を搭載しても良い。
LTE無線通信部110は、LTE通信規格に準拠してLTE用の基地局との間で各種データの無線通信を行う。具体的には、LTE無線通信部110は、RF(Radio Frequency)部111と、LTE無線処理部112とを有する。
RF部111は、D/A(Digital/Analog)変換を行うとともに、ベースバンドから無線周波数へのアップコンバートを行い、アンプにより電力を増幅してアンテナ111aから上りリンクの信号を送信する。また、RF部111は、アンテナ111aから受信した下りリンクの信号に対して、無線周波数からベースバンドへのダウンコンバートを行うとともに、A/D変換を行う。
LTE無線処理部112は、IPパケットデータに対する再送情報の付加、誤り訂正符号の付加及び多値変調を行い、上りリンクの信号を生成する。また、LTE無線処理部112は、下りリンクの信号に対して、復調及び誤り訂正符号の復号等を行う。
WiFi無線通信部120は、WiFi通信規格に準拠してWiFi用の基地局との間で各種データの無線通信を行う。具体的には、WiFi無線通信部120は、RF部121と、WiFi無線処理部122とを有する。
RF部121は、D/A(Digital/Analog)変換を行うとともに、ベースバンドから無線周波数へのアップコンバートを行い、アンプにより電力を増幅してアンテナ121aから上りリンクの信号を送信する。また、RF部121は、アンテナ121aから受信した下りリンクの信号に対して、無線周波数からベースバンドへのダウンコンバートを行うとともに、A/D変換を行う。
WiFi無線処理部122は、IPパケットデータに対する再送情報の付加、誤り訂正符号の付加及び多値変調を行い、上りリンクの信号を生成する。また、WiFi無線処理部122は、下りリンクの信号に対して、復調及び誤り訂正符号の復号等を行う。
無線制御部130は、LTE無線通信部110を制御することによって、LTE用の基地局と接続し、LTE通信規格に準拠してLTE用の基地局との間で各種データの無線通信の制御を実行する。また、無線制御部130は、WiFi無線通信部120を制御することによって、WiFi用の基地局と接続し、WiFi通信規格に準拠してWiFi用の基地局との間で各種データの無線通信の制御を実行する。なお、無線制御部130は、LTE通信規格に準拠してLTE用の基地局と接続した後に、WiFi通信規格に準拠してWiFi用の基地局と追加接続するポリシーを予め保持するものとする。
また、無線制御部130は、後述する通信制御部164からの指示に従って、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信を実行する。例えば、無線制御部130は、送信データの順番を示すシーケンス番号をIPパケットデータに付加すると、シーケンス番号を付加したIPパケットをLTE無線通信部110及びWiFi無線通信部120に振り分ける。また、例えば、無線制御部130は、シーケンス番号の付加されたIPパケットをLTE無線通信部110及びWiFi無線通信部120から収集し、収集したIPパケットに付加されたシーケンス番号を基にIPパケットデータの順番を並び替える。
また、無線制御部130は、通信制御部164からの指示に従って、LTE通信規格及びWiFi通信規格のうち任意の通信規格による無線通信を切断して残りの通信規格による無線通信を実行する。例えば、無線制御部130は、WiFi通信規格による無線通信を切断した場合には、シーケンス番号を付加したIPパケットデータをLTE無線通信部110のみに振り分ける。また、例えば、無線制御部130は、シーケンス番号の付加されたIPパケットデータをLTE無線通信部110のみから収集し、収集したIPパケットデータに付加されたシーケンス番号を基にIPパケットデータの順番を並び替える。
IPパケット処理部140は、無線制御部130から取得したIPパケットデータから宛先IPアドレス情報を除去してアプリケーション処理部150に出力する。また、IPパケット処理部140は、アプリケーション処理部150から取得したIPパケットデータに宛先IPアドレス情報を付加して無線制御部130に出力する。
アプリケーション処理部150は、IPパケット処理部140から取得したIPパケットデータを用いて、所定のアプリケーションを実行する。例えば、アプリケーション処理部150は、IPパケットデータが動画データである場合には再生し、IPパケットデータが画像データである場合にはディスプレイ等に表示させる。
主制御部160は、無線制御部130を制御することによって、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信(以下「同時無線通信」とも言う)の制御を実行する。主制御部160は、消費電力取得部161と、通信速度取得部162と、通信効率算出部163と、通信制御部164とを有する。
消費電力取得部161は、各通信規格による無線通信方式ごとに消費電力を取得する。具体的には、消費電力取得部161は、LTE無線通信部110によってLTE通信規格に準拠して行われる無線通信の消費電力を取得する。そして、消費電力取得部161は、WiFi無線通信部120によってWiFi通信規格に準拠して行われる無線通信の消費電力を取得する。なお、以下の説明では、LTE無線通信部110によってLTE通信規格に準拠して行われる無線通信を、「LTE通信規格を用いた無線通信」と呼ぶ。また、以下の説明では、WiFi無線通信部120によってWiFi通信規格に準拠して行われる無線通信を、「WiFi通信規格を用いた無線通信」と呼ぶ。
通信速度取得部162は、各通信規格による無線通信方式ごとに通信速度を取得する。具体的には、通信速度取得部162は、LTE通信規格を用いた無線通信の無線品質を測定し、無線品質と通信速度とを対応付けた内部テーブルを参照して、測定した無線品質に対応する通信速度を取得する。そして、通信速度取得部162は、WiFi通信規格を用いた無線通信の無線品質を測定し、内部テーブルを参照して、測定した無線品質に対応する通信速度を取得する。
通信効率算出部163は、各通信規格による無線通信方式ごとに取得された消費電力と、各通信規格による無線通信方式ごとに取得された通信速度とに基づいて、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信(同時無線通信)の通信効率を算出する。具体的には、通信効率算出部163は、LTE通信規格を用いた無線通信の消費電力とWiFi通信規格を用いた無線通信の消費電力とを消費電力取得部161から受け取る。そして、通信効率算出部163は、LTE通信規格を用いた無線通信の通信速度とWiFi通信規格を用いた無線通信の通信速度とを通信速度取得部162から受け取る。そして、通信効率算出部163は、LTE通信規格を用いた無線通信の消費電力とWiFi通信規格を用いた無線通信の消費電力とを合計して、同時無線通信の消費電力を算出する。そして、通信効率算出部163は、LTE通信規格を用いた無線通信の通信速度とWiFi通信規格を用いた無線通信の通信速度とを合計して、同時無線通信の通信速度を算出する。そして、通信効率算出部163は、同時無線通信の通信速度を同時無線通信の消費電力で除算して、同時無線通信の通信効率を算出する。
通信制御部164は、同時無線通信の通信効率を通信効率算出部163から受け取る。通信制御部164は、所定の閾値を内部に保持する。通信制御部164は、同時無線通信の通信効率が所定の閾値以下であるか否かを判定する。そして、通信制御部164は、同時無線通信の通信効率が閾値を超える場合には、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信を継続するように無線制御部130に対して指示する。一方、通信制御部164は、同時無線通信の通信効率が閾値以下である場合には、最後に追加されたWiFi通信規格を用いた無線通信を切断するように無線制御部130に対して指示する。
ここで、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信の制御の具体例について説明する。まず、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信を継続する例について説明する。例えば、LTE通信規格を用いた無線通信の通信速度及び消費電力が、それぞれ、100[Mbps]及び1[W]であり、WiFi通信規格を用いた無線通信の通信速度及び消費電力が、それぞれ、30[Mbps]及び0.2[W]である場合を想定する。
この場合、通信効率算出部163は、LTE通信規格を用いた無線通信の消費電力とWiFi通信規格を用いた無線通信の消費電力とを合計して、同時無線通信の消費電力として1.2[W]を算出する。そして、通信効率算出部163は、LTE通信規格を用いた無線通信の通信速度とWiFi通信規格を用いた無線通信の通信速度とを合計して、同時無線通信の通信速度として130[Mbps]を算出する。そして、通信効率算出部163は、同時無線通信の通信速度を同時無線通信の消費電力で除算して、同時無線通信の通信効率として108[Mbps/W]を算出する。
そして、通信制御部164は、同時無線通信の通信効率である108[Mbps/W]が所定の閾値(例えば、50[Mbps/W])を超えるため、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信を継続する。これにより、無線通信に係る通信速度が向上する。
続いて、LTE通信規格及びWiFi通信規格のうち最後に追加されたWiFi通信規格を用いた無線通信を切断する例について説明する。例えば、LTE通信規格を用いた無線通信の通信速度及び消費電力が、それぞれ、30[Mbps]及び0.2[W]であり、WiFi通信規格を用いた無線通信の通信速度及び消費電力が、それぞれ、10[Mbps]及び1[W]である場合を想定する。
この場合、通信効率算出部163は、LTE通信規格を用いた無線通信の消費電力とWiFi通信規格を用いた無線通信の消費電力とを合計して、同時無線通信の消費電力として1.2[W]を算出する。そして、通信効率算出部163は、LTE通信規格を用いた無線通信の通信速度として40[Mbps]を算出する。そして、通信効率算出部163は、同時無線通信の通信速度を同時無線通信の消費電力で除算して、同時無線通信の通信効率として33[Mbps/W]を算出する。
そして、通信制御部164は、同時無線通信の通信効率である33[Mbps/W]が閾値である50[Mbps/W]以下であるため、LTE通信規格及びWiFi通信規格のうち最後に追加されたWiFi通信規格を用いた無線通信を切断する。これにより、無線通信に係る消費電力の増加が抑えられる。
次に、実施例1に係る携帯電話機による処理の流れについて説明する。図2は、実施例1に係る携帯電話機による処理の流れを示すフローチャートである。図2に示すように、まず、携帯電話機100の無線制御部130は、予め保持されたポリシーに従って、LTE無線通信部110を制御することによって、LTE用の基地局と接続する(ステップS101)。主制御部160の消費電力取得部161は、LTE通信規格を用いた無線通信の消費電力を取得し、通信速度取得部162は、LTE通信規格を用いた無線通信の通信速度を取得する(ステップS102)。
次いで、無線制御部130は、WiFi無線通信部120を制御することによって、WiFi用の基地局と接続する(ステップS103)。これにより、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信が開始される。主制御部160の消費電力取得部161は、WiFi通信規格を用いた無線通信の消費電力を取得し、通信速度取得部162は、WiFi通信規格を用いた無線通信の通信速度を取得する(ステップS104)。
通信効率算出部163は、各通信規格による無線通信方式ごとに取得された消費電力及び通信速度に基づいて、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信の通信効率を算出する(ステップS105)。
通信制御部164は、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信(同時無線通信)の通信効率が閾値以下であるか否かを判定する(ステップS106)。通信制御部164は、同時無線通信の通信効率が閾値を超える場合には(ステップS106;No)、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信を継続するように無線制御部130に対して指示する(ステップS107)。
一方、通信制御部164は、同時無線通信の通信効率が閾値以下である場合には(ステップS106;Yes)、最後に追加接続された、WiFi通信規格を用いた無線通信を切断するように無線制御部130に対して指示する(ステップS108)。
上述してきたように、実施例1に係る携帯電話機100は、通信方式ごとに取得した消費電力及び通信速度に基づいて複数の通信方式を同時に用いた無線通信の通信効率を算出する。そして、携帯電話機100は、複数の通信方式を同時に用いた無線通信の通信効率が閾値を超える場合に、複数の通信方式を同時に用いた無線通信を継続し、閾値以下である場合に、複数の通信方式のうち最後に追加された通信方式を用いた無線通信を切断する。これにより、実施例1に係る携帯電話機100は、通信速度を向上しつつ、消費電力の増加を抑えることができる。
次に、実施例2に係る携帯電話機について説明する。実施例2に係る携帯電話機は、実施例1に係る携帯電話機の通信効率算出部163及び通信制御部164に代えて通信効率算出部263及び通信制御部264がそれぞれ追加される点が異なる以外は実施例1と同様であるため、実施例1と重複する説明を省略する。
図3は、実施例2に係る携帯電話機の構成を示す図である。図3に示すように、実施例2に係る携帯電話機200は、実施例1に係る携帯電話機100の通信効率算出部163及び通信制御部164に代えて、それぞれ、通信効率算出部263及び通信制御部264を備える。
通信効率算出部263は、各通信規格による無線通信方式ごとに取得された消費電力及び通信速度に基づいて、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信(同時無線通信)の通信効率を算出する。これとともに、通信効率算出部263は、各通信規格による無線通信方式ごとに取得された消費電力及び通信速度に基づいて、LTE通信規格及びWiFi通信規格を個別に用いた無線通信の通信効率を算出する。具体的には、通信効率算出部263は、LTE通信規格を用いた無線通信の消費電力とWiFi通信規格を用いた無線通信の消費電力とを消費電力取得部161から受け取る。そして、通信効率算出部263は、LTE通信規格を用いた無線通信の通信速度とWiFi通信規格を用いた無線通信の通信速度とを通信速度取得部162から受け取る。そして、通信効率算出部263は、LTE通信規格を用いた無線通信の通信速度をLTE通信規格を用いた無線通信の消費電力で除算して、LTE通信規格を個別に用いた無線通信の通信効率を算出する。そして、通信効率算出部263は、WiFi通信規格を用いた無線通信の通信速度をWiFi通信規格を用いた無線通信の消費電力で除算して、WiFi通信規格を個別に用いた無線通信の通信効率を算出する。
通信制御部264は、同時無線通信の通信効率を通信効率算出部263から受け取る。通信制御部264は、通信規格ごとに個別に算出された通信効率を通信効率算出部263から受け取る。通信制御部264は、所定の閾値を内部に保持する。通信制御部264は、同時無線通信の通信効率が所定の閾値以下であるか否かを判定し、同時無線通信の通信効率が閾値を超える場合には、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信を継続するように無線制御部130に対して指示する。一方、通信制御部264は、同時無線通信の通信効率が閾値以下である場合には、通信規格ごとに個別に算出された通信効率が最も低い通信規格を用いた無線通信を切断するように無線制御部130に対して指示する。例えば、通信制御部264は、通信規格A、B及びCのうち、通信規格Bを用いた無線通信の通信効率が最も低い場合には、通信規格Bを用いた無線通信を切断するように指示する。
次に、実施例2に係る携帯電話機による処理の流れについて説明する。図4は、実施例2に係る携帯電話機による処理の流れを示すフローチャートである。なお、図4におけるステップS201〜S205は、図2におけるステップS101〜S105と同様であるので、その詳細な説明を省略する。
通信効率算出部263は、各通信規格による無線通信方式ごとに取得された消費電力及び通信速度に基づいて、LTE通信規格を用いた無線通信の通信効率及びWiFi通信規格を用いた無線通信の通信効率を個別に算出する(ステップS206)。
通信制御部264は、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信(同時無線通信)の通信効率が閾値以下であるか否かを判定する(ステップS207)。通信制御部264は、同時無線通信の通信効率が閾値を超える場合には(ステップS207;No)、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信を継続するように無線制御部130に対して指示する(ステップS208)。
一方、通信制御部264は、同時無線通信の通信効率が閾値以下である場合には(ステップS207;Yes)、通信効率が最も低い通信規格を用いた無線通信を切断するように無線制御部130に対して指示する(ステップS209)。
上述してきたように、実施例2に係る携帯電話機200は、複数の通信方式を同時に用いた無線通信の通信効率が閾値以下である場合に、複数の通信方式のうち、各通信方式を用いた無線通信の通信効率が最も低い通信方式を用いた無線通信を切断する。これにより、実施例2に係る携帯電話機200は、複数の通信方式のうち任意の通信方式を用いた無線通信を切断する際に、通信速度の低下を最小限に抑えつつ、消費電力の削減を図ることができる。
次に、実施例3に係る携帯電話機について説明する。実施例3に係る携帯電話機は、実施例1に係る携帯電話機にデータ監視部365が追加され、通信制御部164に代えて通信制御部364が追加される点が異なる以外は実施例1と同様であるため、実施例1と重複する説明を省略する。
図5は、実施例3に係る携帯電話機の構成を示す図である。図5に示すように、実施例3に係る携帯電話機300は、実施例1に係る携帯電話機100の各ブロックに加えて、データ監視部365を備える。また、実施例3に係る携帯電話機300は、実施例1に係る携帯電話機100の通信制御部164に代えて、通信制御部364を備える。
データ監視部365は、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信により伝送されるデータが、該データのリアルタイム伝送に要求される所定の通信速度である要求通信速度を含む通信速度保証型データであるか否かを監視する。なお、通信速度保証型データには、ゲームなどの動画像の再生に用いられる動画データや、音声通話に用いられるパケットデータであるVoIP(Voice over Internet Protocol)データなどが含まれる。
また、データ監視部365は、通信速度保証型データであると検知されたデータから要求通信速度を抽出して通信制御部364に出力する。
通信制御部364は、同時無線通信の通信効率を通信効率算出部163から受け取る。通信制御部364は、要求通信速度をデータ監視部365から受け取る。通信制御部364は、所定の閾値を内部に保持する。通信制御部364は、同時無線通信の通信効率が所定の閾値以下であるか否かを判定する。そして、通信制御部364は、同時無線通信の通信効率が閾値を超える場合には、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信を継続するように無線制御部130に対して指示する。
一方、通信制御部364は、同時無線通信の通信効率が閾値以下である場合に、データ監視部365によって同時無線通信により伝送されるデータが通信速度保証型データであることが検知されたなら、以下の処理を行う。すなわち、通信制御部364は、複数の通信方式のうち最後に追加された通信方式以外の通信方式を用いた無線通信の通信速度が要求通信速度を満たすか否かを判定する。例えば、通信制御部364は、最後に追加されたWiFi通信規格以外のLTE通信規格を用いた無線通信の通信速度が要求通信速度を満たすか否かを判定する。通信制御部364は、LTE通信規格を用いた無線通信の通信速度が要求通信速度を満たさない場合には、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信を継続するように無線制御部130に対して指示する。一方、通信制御部364は、LTE通信規格を用いた無線通信の通信速度が要求通信速度を満たす場合には、最後に追加されたWiFi通信規格を用いた無線通信を切断するように無線制御部130に対して指示する。
なお、通信制御部364は、同時無線通信の通信効率が閾値以下である場合に、データ監視部365によって同時無線通により伝送されるデータが通信速度保証型データでないことが検知されたなら、以下の処理を行う。すなわち、通信制御部364は、最後に追加されたWiFi通信規格を用いた無線通信を切断するように無線制御部130に対して指示する。
次に、実施例3に係る携帯電話機による処理の流れについて説明する。図6は、実施例3に係る携帯電話機による処理の流れを示すフローチャートである。なお、図6におけるステップS301〜S305は、図3におけるステップS101〜S105と同様であるので、その詳細な説明を省略する。
通信制御部364は、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信(同時無線通信)の通信効率が閾値以下であるか否かを判定する(ステップS306)。通信制御部364は、同時無線通信の通信効率が閾値を超える場合には(ステップS306;No)、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信を継続するように無線制御部130に対して指示する(ステップS307)。
通信制御部364は、同時無線通信の通信効率が閾値以下である場合には(ステップS306;Yes)、同時無線通信により伝送されるデータが通信速度保証型データである旨の検知結果をデータ監視部365から受信したか否かを判定する(ステップS308)。
通信制御部364は、通信速度保証型データである旨の検知結果を受信した場合には(ステップS308;Yes)、LTE通信規格を用いた無線通信の通信速度が要求通信速度を満たすか否かを判定する(ステップS309)。通信制御部364は、LTE通信規格を用いた無線通信の通信速度が要求通信速度を満たさない場合には(ステップS309;No)、処理をステップS307に進める。
通信制御部364は、通信速度保証型データである旨の検知結果を受信しなかった場合(ステップS308;No)、又は、LTE通信規格を用いた無線通信の通信速度が要求通信速度を満たす場合(ステップS309;Yes)、以下の処理を行う。すなわち、通信制御部364は、WiFi通信規格を用いた無線通信を切断するように無線制御部130に対して指示する(ステップS310)。
上述してきたように、実施例3に係る携帯電話機300は、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信の通信効率が閾値以下である場合に、伝送されるデータが通信速度保証型データであるか否かを監視する。そして、携帯電話機300は、伝送されるデータが通信速度保証型データであることが検知されたなら、最後に追加されたWiFi通信規格以外のLTE通信規格を用いた無線通信の通信速度が要求通信速度を満たすか否かを判定する。そして、携帯電話機300は、LTE通信規格を用いた無線通信の通信速度が要求通信速度を満たす場合に、最後に追加されたWiFi通信規格を用いた無線通信を切断する。一方、携帯電話機300は、LTE通信規格を用いた無線通信の通信速度が要求通信速度を満たさない場合には、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信を継続する。これにより、実施例3に係る携帯電話機300は、所定の通信速度が要求される通信速度保証型データの通信速度の確保を優先しつつ、消費電力の増加を抑えることができる。
次に、実施例4に係る携帯電話機について説明する。実施例4に係る携帯電話機は、実施例1に係る携帯電話機にバッテリ残量取得部465及び閾値更新部466が追加され、通信制御部164に代えて通信制御部464が追加される点が異なる以外は実施例1と同様であるため、実施例1と重複する説明を省略する。
図7は、実施例4に係る携帯電話機の構成を示す図である。図7に示すように、実施例4に係る携帯電話機400は、実施例1に係る携帯電話機100の各ブロックに加えて、バッテリ残量取得部465及び閾値更新部466を備える。また、実施例4に係る携帯電話機400は、実施例1に係る携帯電話機100の通信制御部164に代えて、通信制御部464を備える。
バッテリ残量取得部465は、携帯電話機400に搭載されたバッテリの残量であるバッテリ残量を取得する。バッテリ残量取得部465は、取得したバッテリ残量を閾値更新部466に出力する。
閾値更新部466は、バッテリ残量をバッテリ残量取得部465から受け付ける。閾値更新部466は、バッテリ残量が低下するほど、通信制御部464に保持された閾値が大きくなるように、通信制御部464に保持された閾値を更新する。
図8は、バッテリ残量と閾値との対応関係を説明する説明図である。図8において、横軸は、バッテリ残量X[%]を表し、縦軸は、通信制御部464に保持された閾値F(X)[bps/W]を表す。図8に示すように、通信制御部464に保持された閾値F(X)は、バッテリ残量Xが低下するほど、大きくなる。
通信制御部464は、同時無線通信の通信効率を通信効率算出部163から受け取る。通信制御部464は、閾値更新部466によって動的に更新される閾値を内部に保持する。通信制御部464は、同時無線通信の通信効率が、通信制御部464によって更新された閾値以下であるか否かを判定する。そして、通信制御部464は、同時無線通信の通信効率が、閾値更新部466によって更新された閾値を超える場合には、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信を継続するように無線制御部130に対して指示する。
一方、通信制御部464は、同時無線通信の通信効率が、閾値更新部466によって更新された閾値以下である場合には、最後に追加されたWiFi通信規格を用いた無線通信を切断するように無線制御部130に対して指示する。
次に、実施例4に係る携帯電話機による処理の流れについて説明する。図9は、実施例4に係る携帯電話機による処理の流れを示すフローチャートである。なお、図9におけるステップS401〜S405は、図2におけるステップS101〜S105と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
閾値更新部466は、携帯電話機400が充電中であるか否かを判定する(ステップS406)。閾値更新部466は、携帯電話機400が充電中である場合には(ステップS406;Yes)、通信制御部464に保持された閾値を「0」に更新し(ステップS407)、処理をステップS410に進める。
一方、携帯電話機400が充電中でない場合には(ステップS406;No)、バッテリ残量取得部465は、バッテリ残量を取得して閾値更新部466に出力する(ステップS408)。閾値更新部466は、バッテリ残量が低下するほど、通信制御部464に保持された閾値が大きくなるように、閾値を更新する(ステップS409)。
通信制御部464は、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信(同時無線通信)の通信効率が閾値以下であるか否かを判定する(ステップS410)。通信制御部464は、同時無線通信の通信効率が閾値を超える場合には(ステップS410;No)、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信を継続するように無線制御部130に対して指示する(ステップS411)。
通信制御部464は、同時無線通信の通信効率が閾値以下である場合には(ステップS410;Yes)、最後に追加接続された、WiFi通信規格を用いた無線通信を切断するように無線制御部130に対して指示する(ステップS412)。
上述してきたように、実施例4に係る携帯電話機400は、バッテリ残量が低下するほど閾値が大きくなるように閾値を動的に更新する。そして、携帯電話機400は、複数の通信方式を同時に用いた無線通信の通信効率が更新後の閾値以下である場合に、複数の通信方式のうち最後に追加された通信方式を用いた無線通信を切断する。これにより、実施例4に係る携帯電話機400は、バッテリ残量が低下するほど消費電力の増加を効率的に抑えることができる。
次に、実施例5に係る携帯電話機について説明する。実施例5に係る携帯電話機は、実施例1に係る携帯電話機の主制御部160に代えて主制御部560が追加され、RF部111、121に複数のアンプが搭載される点が異なる以外は実施例1と同様であるため、実施例1と重複する説明を省略する。
図10は、実施例5に係る携帯電話機の構成を示す図である。図10に示すように、実施例5に係る携帯電話機500は、実施例1に係る携帯電話機100の主制御部160に代えて、主制御部560を備える。
また、LTE無線通信部110のRF部111及びWiFi無線通信部120のRF部121には、複数のアンプが搭載される。言い換えると、LTE無線通信部110及びWiFi無線通信部120は、無線通信に適用されるアンプの段数が異なる、切り替え可能な複数のアンプモードを有する。本実施例では、LTE無線通信部110及びWiFi無線通信部120は、アンプの段数が2段であるアンプモードHと、アンプの段数が1段であるアンプモードLとの2つのアンプモードを有するものとする。
主制御部560は、消費電力取得部561と、通信速度取得部562と、通信効率算出部563と、通信制御部564と、アンプモード設定部565とを有する。
消費電力取得部561は、各通信規格による無線通信方式と各アンプモードとの組合せごとに消費電力を取得する。具体的には、消費電力取得部561は、LTE通信規格を用いた無線通信の消費電力をアンプモードごとに取得する。そして、消費電力取得部561は、WiFi通信規格を用いた無線通信の消費電力をアンプモードごとに取得する。
通信速度取得部562は、各通信規格による無線通信方式と各アンプモードとの組合せごとに通信速度を取得する。具体的には、通信速度取得部562は、LTE通信規格を用いた無線通信の通信速度をアンプモードごとに取得する。そして、通信速度取得部562は、WiFi通信規格を用いた無線通信の通信速度をアンプモードごとに取得する。
通信効率算出部563は、各通信規格による無線通信方式と各アンプモードとの組合せごとに取得された消費電力及び通信速度に基づいて、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信(同時無線通信)の通信効率を算出する。具体的には、通信効率算出部563は、LTE通信規格を用いた無線通信の消費電力とWiFi通信規格を用いた無線通信の消費電力とをアンプモードごとに消費電力取得部561から受け取る。そして、通信効率算出部563は、LTE通信規格を用いた無線通信の通信速度とWiFi通信規格を用いた無線通信の通信速度とをアンプモードごとに通信速度取得部562から受け取る。そして、通信効率算出部563は、LTE通信規格を用いた無線通信の消費電力とWiFi通信規格を用いた無線通信の消費電力とを合計して、同時無線通信の消費電力をアンプモードごとに算出する。そして、通信効率算出部563は、LTE通信規格を用いた無線通信の通信速度とWiFi通信規格を用いた無線通信の通信速度とを合計して、同時無線通信の通信速度をアンプモードごとに算出する。そして、通信効率算出部563は、同時無線通信の通信速度を同時無線通信の消費電力で除算して、同時無線通信の通信効率をアンプモードごとに算出する。
通信制御部564は、通信効率算出部563によって算出された通信効率のうち通信速度が大きいアンプモードに対応する通信効率ほど優先して閾値との比較を行う。そして、通信制御部564は、最も通信速度が小さいアンプモードに対応する通信効率が閾値以下である場合に、最後に追加されたWiFi通信規格を用いた無線通信を切断するように無線制御部130に対して指示する。
また、通信制御部564は、アンプモード設定部565を制御して、LTE無線通信部110及びWiFi無線通信部120のアンプモードを切り替える制御を行う。
アンプモード設定部565は、通信制御部564の制御に従って、LTE無線通信部110及びWiFi無線通信部120のアンプモードをアンプモードH又はアンプモードLに切り替える設定を行う。
次に、実施例5に係る携帯電話機による処理の流れについて説明する。図11は、実施例5に係る携帯電話機による処理の流れを示すフローチャートである。図11に示すように、まず、携帯電話機500の無線制御部130は、予め保持されたポリシーに従って、LTE無線通信部110を制御することによって、LTE用の基地局と接続する(ステップS501)。主制御部560の消費電力取得部561は、LTE通信規格を用いた無線通信の消費電力を取得し、通信速度取得部562は、LTE通信規格を用いた無線通信の通信速度を取得する(ステップS502)。なお、消費電力取得部561及び通信速度取得部562は、それぞれ、アンプモードをデフォルトのアンプモードに設定して、消費電力及び通信速度を取得する。
次いで、無線制御部130は、WiFi無線通信部120を制御することによって、WiFi用の基地局と接続する(ステップS503)。これにより、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信が開始される。主制御部560の消費電力取得部561は、WiFi通信規格を用いた無線通信の消費電力をアンプモードごとに取得し、通信速度取得部562は、WiFi通信規格を用いた無線通信の通信速度をアンプモードごとに取得する(ステップS504)。
通信制御部564は、アンプモード設定部565を制御して、通信速度が相対的に大きいアンプモードHを設定する(ステップS505)。通信効率算出部563は、各通信規格による無線通信方式とアンプモードHとの組合せごとに取得された消費電力及び通信速度に基づいて、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信の通信効率を算出する(ステップS506)。
通信制御部564は、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信(同時無線通信)の通信効率が閾値以下であるか否かを判定する(ステップS507)。通信制御部564は、同時無線通信の通信効率が閾値を超える場合には(ステップS507;No)、処理をステップS511に進める。
一方、通信制御部564は、同時無線通信の通信効率が閾値以下である場合には(ステップS507;Yes)、アンプモード設定部565を制御して、通信速度が相対的に小さいアンプモードLを設定する(ステップS508)。通信効率算出部563は、各通信規格による無線通信方式とアンプモードLとの組合せごとに取得された消費電力及び通信速度に基づいて、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信の通信効率を算出する(ステップS509)。
通信制御部564は、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信(同時無線通信)の通信効率が閾値以下であるか否かを判定する(ステップS510)。通信制御部564は、同時無線通信の通信効率が閾値を超える場合には(ステップS510;No)、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信を継続するように無線制御部130に対して指示する(ステップS511)。
一方、通信制御部564は、同時無線通信の通信効率が閾値以下である場合には(ステップS510;Yes)、最後に追加接続された、WiFi通信規格を用いた無線通信を切断するように無線制御部130に対して指示する(ステップS512)。
上述してきたように、実施例5に係る携帯電話機500は、通信速度が大きいアンプモードに対応する通信効率ほど優先して閾値との比較を行う。そして、携帯電話機500は、最も通信速度が小さいアンプモードに対応する通信効率が閾値以下である場合に、複数の通信方式のうち最後に追加された通信方式を用いた無線通信を切断する。これにより、実施例5に係る携帯電話機500は、最適なアンプモードを設定しつつ、通信速度の向上及び消費電力の抑制を実現することができる。
次に、実施例6に係る携帯電話機について説明する。実施例6に係る携帯電話機は、実施例5に係る携帯電話機の通信制御部564に代えて、通信制御部664が追加される点が異なる以外は実施例1と同様であるため、実施例1と重複する説明を省略する。
図12は、実施例6に係る携帯電話機の構成を示す図である。図12に示すように、実施例6に係る携帯電話機600は、実施例5に係る携帯電話機500の通信制御部564に代えて、通信制御部664を備える。
通信制御部664は、通信効率算出部563によって算出された通信効率のうち最も大きい通信効率に対応するアンプモードを選択し、最も大きい通信効率と閾値との比較を行う。そして、通信制御部664は、最も大きい通信効率が閾値以下である場合に、最後に追加されたWiFi通信規格を用いた無線通信を切断するように無線制御部130に対して指示する。
次に、実施例6に係る携帯電話機による処理の流れについて説明する。図13は、実施例6に係る携帯電話機による処理の流れを示すフローチャートである。図13に示すように、まず、携帯電話機600の無線制御部130は、予め保持されたポリシーに従って、LTE無線通信部110を制御することによって、LTE用の基地局と接続する(ステップS601)。主制御部660の消費電力取得部561は、LTE通信規格を用いた無線通信の消費電力をアンプモードごとに取得し、通信速度取得部562は、LTE通信規格を用いた無線通信の通信速度をアンプモードごとに取得する(ステップS602)。
次いで、無線制御部130は、WiFi無線通信部120を制御することによって、WiFi用の基地局と接続する(ステップS603)。これにより、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信が開始される。主制御部660の消費電力取得部561は、WiFi通信規格を用いた無線通信の消費電力をアンプモードごとに取得し、WiFi通信規格を用いた無線通信の通信速度をアンプモードごとに取得する(ステップS604)。
通信効率算出部563は、各通信規格による無線通信方式と各アンプモードとの組合せごとに取得された消費電力及び通信速度とに基づいて、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信の通信効率を算出する(ステップS605)。
通信制御部664は、通信効率算出部563によって算出された通信効率のうち最も大きい通信効率に対応するアンプモードを選択し、アンプモード設定部565を制御して、通信効率が最も大きいアンプモードを設定する(ステップS606)。
通信制御部664は、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信(同時無線通信)の通信効率が閾値以下であるか否かを判定する(ステップS607)。通信制御部664は、同時無線通信の通信効率が閾値を超える場合には(ステップS607;No)、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信を継続するように無線制御部130に対して指示する(ステップS608)。
一方、通信制御部664は、同時無線通信の通信効率が閾値以下である場合には(ステップS607;Yes)、最後に追加接続された、WiFi通信規格を用いた無線通信を切断するように無線制御部130に対して指示する(ステップS609)。
上述してきたように、実施例6に係る携帯電話機600は、最も大きい通信効率に対応するアンプモードを選択し、最も大きい通信効率と閾値との比較を行う。そして、携帯電話機600は、最も大きい通信効率が閾値以下である場合に、複数の通信方式のうち最後に追加された通信方式を用いた無線通信を切断する。これにより、実施例6に係る携帯電話機600は、最適なアンプモードを設定しつつ、通信速度の向上及び消費電力の抑制を実現することができる。
次に、実施例7に係る携帯電話機について説明する。実施例7に係る携帯電話機は、実施例1に係る携帯電話機の通信効率算出部163及び通信制御部164に代えて通信効率算出部763及び通信制御部764がそれぞれ追加される点が異なる以外は実施例1と同様であるため、実施例1と重複する説明を省略する。
図14は、実施例7に係る携帯電話機の構成を示す図である。図14に示すように、実施例7に係る携帯電話機700は、実施例1に係る携帯電話機100の通信効率算出部163及び通信制御部164に代えて、それぞれ、通信効率算出部763及び通信制御部764を備える。
通信効率算出部763は、各通信規格による無線通信方式ごとに取得された消費電力及び通信速度に基づいて、LTE通信規格及びWiFi通信規格を個別に用いた無線通信の通信効率を算出する。具体的には、通信効率算出部763は、LTE通信規格を用いた無線通信の消費電力とWiFi通信規格を用いた無線通信の消費電力とを消費電力取得部161から受け取る。そして、通信効率算出部763は、LTE通信規格を用いた無線通信の通信速度とWiFi通信規格を用いた無線通信の通信速度とを通信速度取得部162から受け取る。そして、通信効率算出部763は、LTE通信規格を用いた無線通信の通信速度をLTE通信規格を用いた無線通信の消費電力で除算して、LTE通信規格を個別に用いた無線通信の通信効率を算出する。そして、通信効率算出部763は、LTE通信規格とWiFi通信規格を同時に用いた無線通信の通信速度をLTE通信規格とWiFi通信規格を同時に用いた無線通信の消費電力で除算して、LTE通信規格とWiFi通信規格を同時に用いた無線通信の通信効率を算出する。
通信制御部764は、通信規格ごとに個別に算出された通信効率を通信効率算出部763から受け取る。通信制御部764は、LTE通信規格とWiFi通信規格を同時に用いた無線通信の通信効率が、LTE通信規格を用いた無線通信の通信効率よりも大きいか否かを判定する。通信制御部764は、LTE通信規格とWiFi通信規格を同時に用いた無線通信の通信効率が、LTE通信規格を用いた無線通信の通信効率よりも大きい場合には、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信を継続するように無線制御部130に対して指示する。一方、通信制御部764は、LTE通信規格とWiFi通信規格を同時に用いた無線通信の通信効率が、LTE通信規格を用いた無線通信の通信効率以下である場合には、最後に追加されたWiFi通信規格を用いた無線通信を切断するように無線制御部130に対して指示する。
次に、実施例7に係る携帯電話機による処理の流れについて説明する。図15は、実施例7に係る携帯電話機による処理の流れを示すフローチャートである。なお、図15におけるステップS701〜S704は、図2におけるステップS101〜S104と同様であるので、その詳細な説明を省略する。
通信効率算出部763は、各通信規格による無線通信方式ごとに取得された消費電力及び通信速度に基づいて、LTE通信規格を用いた無線通信の通信効率及びLTE通信規格とWiFi通信規格を同時に用いた無線通信の通信効率を個別に算出する(ステップS705)。
通信制御部764は、LTE通信規格とWiFi通信規格を同時に用いた無線通信の通信効率が、LTE通信規格を用いた無線通信の通信効率よりも大きいか否かを判定する(ステップS706)。通信制御部764は、LTE通信規格とWiFi通信規格を同時に用いた無線通信の通信効率が、LTE通信規格を用いた無線通信の通信効率よりも大きい場合には(ステップS706;Yes)、以下の処理を行う。すなわち、通信制御部764は、LTE通信規格及びWiFi通信規格を同時に用いた無線通信を継続するように無線制御部130に対して指示する(ステップS707)。
一方、通信制御部764は、LTE通信規格とWiFi通信規格を同時に用いた無線通信の通信効率が、LTE通信規格を用いた無線通信の通信効率以下である場合には(ステップS706;No)、以下の処理を行う。すなわち、通信制御部764は、最後に追加接続されたWiFi通信規格を用いた無線通信を切断するように無線制御部130に対して指示する(ステップS708)。
上述してきたように、実施例7に係る携帯電話機700は、新規に追加接続された通信方式を用いた無線通信の通信効率が、既に接続された通信方式を用いた無線通信の通信効率以下である場合に、最後に追加された通信方式を用いた無線通信を切断する。これにより、実施例7に係る携帯電話機700は、閾値判定を行うことなく通信効率の悪い無線通信を切断することができ、閾値を保持するメモリを不要化しつつ、消費電力の削減を図ることができる。
100、200、300、400、500、600、700 携帯電話機
110 LTE無線通信部
111 RF部
111a アンテナ
112 LTE無線処理部
120 WiFi無線通信部
121 RF部
121a アンテナ
122 WiFi無線処理部
130 無線制御部
140 IPパケット処理部
150 アプリケーション処理部
160、260、360、460、560、660、760 主制御部
161、561 消費電力取得部
162、562 通信速度取得部
163、263、563、763 通信効率算出部
164、264、364、464、564、664、764 通信制御部
365 データ監視部
465 バッテリ残量取得部
466 閾値更新部
565 アンプモード設定部

Claims (8)

  1. 複数の通信方式を同時に用いて無線通信を行う機能を備えた無線通信装置であって、
    各前記通信方式ごとに消費電力を取得する消費電力取得部と、
    各前記通信方式ごとに通信速度を取得する通信速度取得部と、
    前記消費電力取得部によって各前記通信方式ごとに取得された消費電力と、前記通信速度取得部によって各前記通信方式ごとに取得された通信速度とに基づいて、複数の前記通信方式を同時に用いた無線通信の通信効率を算出する通信効率算出部と、
    前記通信効率算出部によって算出された通信効率が所定の閾値を超える場合には、複数の前記通信方式を同時に用いた無線通信を継続し、前記通信効率算出部によって算出された通信効率が前記閾値以下である場合には、複数の前記通信方式のうち少なくとも1つの通信方式の無線通信を用いた無線通信を継続するとともに、他の通信方式を用いた無線通信を切断する通信制御部と
    を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記通信制御部は、前記通信効率が前記閾値以下である場合に、複数の前記通信方式のうち最後に追加された通信方式を用いた無線通信を切断することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記通信効率算出部は、前記消費電力及び前記通信速度に基づいて、複数の前記通信方式を同時に用いた無線通信の通信効率を算出するとともに、各前記通信方式を用いた無線通信の通信効率を算出し、
    前記通信制御部は、複数の前記通信方式を同時に用いた無線通信の通信効率が前記閾値以下である場合に、複数の前記通信方式のうち、各前記通信方式を用いた無線通信の通信効率が最も低い通信方式を用いた無線通信を切断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  4. 複数の前記通信方式を同時に用いた無線通信により伝送されるデータが、該データの伝送に要求される所定の通信速度である要求通信速度を含む通信速度保証型データであるか否かを監視し、前記通信速度保証型データであると検知されたデータから前記要求通信速度を抽出するデータ監視部をさらに備え、
    前記通信制御部は、前記通信効率が閾値以下である場合に、前記データ監視部によって複数の前記通信方式を同時に用いた無線通信により伝送されるデータが前記通信速度保証型データであることが検知されたなら、複数の前記通信方式のうち最後に追加された通信方式以外の通信方式を用いた無線通信の通信速度が前記要求通信速度を満たすか否かを判定し、満たすと判定された場合に、前記最後に追加された通信方式を用いた無線通信を切断することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  5. 当該携帯端末装置に搭載されたバッテリの残量であるバッテリ残量を取得するバッテリ残量取得部と、
    前記バッテリ残量取得部によって取得されたバッテリ残量が低下するほど前記閾値が大きくなるように前記閾値を更新する閾値更新部と
    をさらに備え、
    前記通信制御部は、前記通信効率が前記閾値更新部によって更新された前記閾値以下である場合に、複数の前記通信方式のうち少なくとも1つの通信方式の無線通信を用いた無線通信を継続するとともに、他の通信方式を用いた無線通信を切断する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の無線通信装置。
  6. 各前記通信方式を用いた無線通信を行う無線通信部は、該無線通信に適用されるアンプの段数が異なる、切り替え可能な複数のアンプモードを有しており、
    前記消費電力取得部は、各前記通信方式と各前記アンプモードとの組合せごとに消費電力を取得し、
    前記通信速度取得部は、各前記通信方式と各前記アンプモードとの組合せごとに通信速度を取得し、
    前記通信効率算出部は、各前記通信方式と各前記アンプモードとの組合せごとに取得された消費電力及び通信速度に基づいて、複数の前記通信方式を同時に用いた無線通信の通信効率を算出し、
    前記通信制御部は、前記通信効率算出部によって算出された通信効率のうち通信速度が大きい前記アンプモードに対応する通信効率ほど優先して前記閾値との比較を行い、最も通信速度が小さい前記アンプモードに対応する通信効率が前記閾値以下である場合に、複数の前記通信方式のうち少なくとも1つの通信方式の無線通信を用いた無線通信を継続するとともに、他の通信方式を用いた無線通信を切断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  7. 各前記通信方式を用いた無線通信を行う無線通信部は、該無線通信に適用されるアンプの段数が異なる、切り替え可能な複数のアンプモードを有しており、
    前記消費電力取得部は、各前記通信方式と各前記アンプモードとの組合せごとに消費電力を取得し、
    前記通信速度取得部は、各前記通信方式と各前記アンプモードとの組合せごとに通信速度を取得し、
    前記通信効率算出部は、各前記通信方式と各前記アンプモードとの組合せごとに取得された消費電力及び通信速度に基づいて、複数の前記通信方式を同時に用いた無線通信の通信効率を算出し、
    前記通信制御部は、前記通信効率算出部によって算出された通信効率のうち最も大きい通信効率に対応するアンプモードを選択し、最も大きい通信効率と前記閾値との比較を行い、最も大きい通信効率が前記閾値以下である場合に、複数の前記通信方式のうち少なくとも1つの通信方式の無線通信を用いた無線通信を継続するとともに、他の通信方式を用いた無線通信を切断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  8. 複数の通信方式を用いて無線通信を行う機能を備えた無線通信装置による無線通信方法であって、
    各前記通信方式ごとに消費電力を取得し、
    各前記通信方式ごとに通信速度を取得し、
    各前記通信方式ごとに取得された消費電力と、各前記通信方式ごとに取得された通信速度とに基づいて、複数の前記通信方式を同時に用いた無線通信の通信効率を算出し、
    算出された通信効率が所定の閾値を超える場合には、複数の前記通信方式を同時に用いた無線通信を継続し、算出された通信効率が前記閾値以下である場合には、複数の前記通信方式のうち少なくとも1つの通信方式の無線通信を用いた無線通信を継続するとともに、他の通信方式を用いた無線通信を切断する
    ことを含むことを特徴とする無線通信方法。
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