JP5780437B2 - ロック制御システム、及びロック制御方法 - Google Patents

ロック制御システム、及びロック制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、車両にエネルギーを補給する際に開けられる車両のリッドのリッドロックを制御するロック制御システム、及びロック制御方法に関する。
車両を駆動するためのエネルギー(電気エネルギー、ガソリンなどの動力資源)を補給する際に開けられる車両のリッド(例えば、充電リッド、フューエルリッド)のリッドロックを制御するロック制御システムが知られている。例えば特許文献1には、フューエルリッドの開閉装置が記載されている。
具体的に、特許文献1に記載のフューエルリッドの開閉装置は、ロック状態のフューエルリッドをアンロックするフューエルリッドアンロック駆動手段と、フューエルリッドアンロック駆動手段をアンロック動作させるフューエルリッド制御手段とを備えている。フューエルリッド制御手段は、車両が停止状態、且つ、ドアアンロック状態にある場合に、長押しによる2回目のアンロック操作が行われると、フューエルリッドアンロック駆動手段をアンロック動作させる。
特開2005−280586号公報
ところで、車両のドアロックがロック状態に切り替わるのと同時に車両のリッドのリッドロックがロック状態に切り替わり、ドアロックがアンロック状態に切り替わるのと同時にリッドロックがアンロック状態に切り替わるように、リッドロックを制御することが考えられる。この場合に、車両のユーザは、車両にエネルギーを補給する際にエネルギー補給後にドアロック操作を忘れないように、車両から降車した直後にドアロック操作を行うことが想定される。しかし、ユーザが車両から降車した直後にドアロック操作を行うと、ドアロックだけでなく、リッドロックもロック状態に切り替わる。そのため、ユーザは、リッドを開けるためには、ドアロックをアンロック状態に切り替えるためのドアアンロック操作を行う必要がある。このように、車両にエネルギーを補給する際に、ユーザがドアロックに対して2回の操作を行う必要が生じてしまい、ユーザにとって煩わしい。また、逆にユーザが車両から降車した直後にドアロック操作を行わない場合は、エネルギー補給後にドアロック操作を忘れるおそれがある。
それ故に、本発明の目的は、エネルギーを補給する際に開けられる車両のリッドのリッドロックを制御するロック制御システムにおいて、車両のユーザの利便性を向上させることにある。
本発明の第1の局面は、車両にエネルギーを補給する際に開けられる車両のリッドのリッドロックを制御するロック制御システムであって、車両の停車時に車両のドアロックがアンロック状態からロック状態へ切り替わる場合に、ドアロックがロック状態に切り替わった時点からの経過時間を計測する時間計測部と、車両の停車時にドアロックがアンロック状態からロック状態へ切り替わる場合は、経過時間が判定時間に達するまでリッドロックをアンロック状態に維持した後にリッドロックをロック状態へ切り替えるリッド制御部とを備えている。
本発明の第2の局面は、第1の局面において、リッド制御部は、経過時間が判定時間に達する前にリッドが開けられた場合に、ドアロックがロック状態に切り替わった時点からリッドが開けられた時点までの実時間を記憶し、その実時間に基づいて判定時間を変更する。
本発明の第3の局面は、第1又は第2の局面において、人間によるドアロック操作を検出した場合にドアロックをロック状態へ切り替えるドアロック制御部を備え、ドアロック操作は、ドアロックの全てをロック状態へ切り替えるための集中ドアロックスイッチの操作、無線通信を用いてドアロックをロック状態に切り替えるためのワイヤレスドアロックスイッチの操作、又は、人間がドアのドアロックセンサに接触する行為の何れかである。
本発明の第4の局面は、第1乃至第3の何れか1つの局面において、リッドは、開状態では充電プラグのコネクターが接続される充電ポートを露出させ、閉状態では充電ポートを隠す充電リッドである。
本発明の第5の局面は、車両にエネルギーを補給する際に開けられる車両のリッドのリッドロックを制御するロック制御方法であって、車両の停車時に車両のドアロックがアンロック状態からロック状態へ切り替わる場合に、ドアロックがロック状態に切り替わった時点からの経過時間が判定時間に達するまでリッドロックをアンロック状態に維持した後に、リッドロックをロック状態へ切り替えるロックステップを備えている。
本発明の第6の局面は、第5の局面において、経過時間が判定時間に達する前にリッドが開けられた場合に、ドアロックがロック状態に切り替わった時点からリッドが開けられた時点までの実時間を記憶する記憶ステップと、実時間に基づいて判定時間を変更する変更ステップとを備えている。
本発明の第7の局面は、第5又は第6の局面において、人間によるドアロック操作を検出した場合にドアロックをロック状態へ切り替えるドアロック切替ステップを備え、ドアロック操作は、ドアロックの全てをロック状態へ切り替えるための集中ドアロックスイッチの操作、無線通信を用いてドアロックをロック状態に切り替えるためのワイヤレスドアロックスイッチの操作、又は、人間がドアのドアロックセンサに接触する行為の何れかである。
本発明の第8の局面は、第5乃至第7の何れか1つの局面において、リッドは、開状態では充電プラグのコネクターが接続される充電ポートを露出させ、閉状態では充電ポートを隠す充電リッドである。
第1及び第5の局面では、ドアロックがロック状態に切り替わっても、リッドロックは直ちにロック状態に切り替わらない。リッドロックは、ドアロックがロック状態に切り替わった時点から判定時間が経過した後に、ロック状態に切り替わる。そのため、リッドロックがロック状態に切り替わるまでにユーザがリッドを開ければ、ユーザが、ドアロックをアンロック状態にする操作を行う必要がない。従って、エネルギー補給を行う際のユーザの利便性を損なわずに、エネルギー補給に必要な作業を行うことができる。
また、第2及び第6の局面では、ドアロックがロック状態に切り替わった時点からリッドが開けられた時点までの実時間に基づいて判定時間が変更される。従って、ユーザがリッドを開けるまでの時間の傾向が変更時間に反映されるため、変更時間を個々のユーザにとって適切な時間に変更することができる。
実施の形態に係るロック制御システムを備えた車両の模式図 実施の形態に係るロック制御方法を説明するためのフローチャート ドアロックの状態および充電リッドロックの状態の変化を説明するためのタイムチャート 実施の形態の変形例に係るロック制御方法を説明するためのフローチャート
以下、図1から図3を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係るロック制御システム10を備えた車両の模式図である。図2は、本実施の形態に係るロック制御方法を説明するためのフローチャートである。図3は、ドアロック35の状態および充電リッドロック36の状態の変化を説明するためのタイムチャートである。
車両20は、例えば、プラグインハイブリッド車である。車両20では、通信装置31、照合ECU32、ボデーECU33、充電ECU34、ドアロック35、充電リッドロック36、及びドアロックセンサ37などが、車内LAN30を介して相互に接続されている。通信装置31は、ドライバなどのユーザが携帯する携帯機40(スマートキー(登録商標)など)と無線通信を行う。車両20では、ボデーECU33及び充電ECU34が、充電リッドロック36を制御するロック制御システム10を構成する。
また、車両20の外面には、充電リッド41及びフューエルリッド42が設けられている。フューエルリッド42は、充電リッド41側とは反対側の車両20の側面に設けられている。なお、車両20は、充電リッド41だけを備えた電気自動車であってもよい。
ドアロック35は、ドアロックモータなどのアクチュエータによって、車両20のドア43を開けることが不能なロック状態と、ドア43を開けることが可能なアンロック状態とに切り替わるように構成されている。車両20には、複数のドア43(例えば4つのドア)の各々に対してドアロック35が設けられている。ドアロック35は、ボデーECU33(ドアロック制御部)によって制御される。ドアロック35は、ユーザによってドアロック操作が行われた場合に、照合ECU32の許可を条件に、アンロック状態からロック状態へ切り替わり、ユーザによってドアアンロック操作が行われた場合に、照合ECU32の許可を条件に、ロック状態からアンロック状態へ切り替わる。
ユーザは、ドライバシートのドア43の内側に設けられた集中ドアロックスイッチ43aの操作、及び、携帯機40に設けられたワイヤレスドアロックスイッチ40aの操作によって、ドア43に対してドアロック操作又はドアアンロック操作を行うことができる。また、ユーザは、ドアハンドル44の外面に設けられたドアロックセンサ37に触れることでも、ドア43に対してロック操作を行うことができ、ドアハンドル44の内面に設けられたドアアンロックセンサ(図示省略)に触れることでも、ドア43に対してドアアンロック操作を行うことができる。
充電リッド41は、例えばヒンジ機構によって車両20の本体に開閉可能に設けられている。充電リッド41は、開状態では、充電プラグのコネクターが接続される充電ポートを露出させ、閉状態では、充電ポートを隠す。充電リッドロック36がアンロック状態のときに、ユーザが充電リッド41を押すと、充電リッド41は開く。また、フューエルリッド42は、例えばヒンジ機構によって車両20の本体に開閉可能に設けられている。フューエルリッド42は、開状態では給油ノズルが挿入される給油口を露出させ、閉状態では給油口を隠す。
充電リッドロック36は、リッド用モータなどのアクチュエータによって、充電リッド41を開けることが不能なロック状態と、充電リッド41を開けることが可能なアンロック状態とに切り替わるように構成されている。充電リッドロック36は、アクチュエータによって例えばロックピンを進退させることで、ロック状態とアンロック状態の間の切り替えを行う。充電リッドロック36は、充電ECU34(リッド制御部)によって制御される。
照合ECU32は、通信装置31が車両20の外の携帯機40と無線通信を行うことによって、ドアロック35によるドア43のロック又はアンロックを許可する。具体的に、照合ECU32は、車両20の停車期間中にユーザによるドアロック操作を検出した場合に、通信装置31を介して携帯機40と無線通信を行うことによって、携帯機40のID照合を行う。照合ECU32は、携帯機40のID照合が成立した場合に、ドアロック35によるドア43のロックを許可して、ドアロック指令をボデーECU33に出力する。一方、照合ECU32は、車両20の停車期間中にユーザによるドアアンロック操作を検出した場合に、通信装置31を介して携帯機40と無線通信を行うことによって、携帯機40のID照合を行う。照合ECU32は、携帯機40のID照合が成立した場合に、ドアロック35によるドア43のアンロックを許可して、ドアアンロック指令をボデーECU33に出力する。
ボデーECU33は、照合ECU32から受信するドアロック指令又はドアアンロック指令に基づいて、ドアロック35を制御する。ボデーECU33は、ドアロック指令を受けた場合にはドアロック35をロック状態に切り替え、ドアアンロック指令を受けた場合にはドアロック35をアンロック状態に切り替える。また、ボデーECU33は、ドアロック指令を受けた場合にタイマー開始指令を充電ECU34へ出力し、ドアアンロック指令を受けた場合にリッドアンロック指令を充電ECU34へ出力する。
充電ECU34は、ドアロック35がロック状態へ切り替わった時点からの経過時間を計測するためのタイマー34a(時間計測部)を備えている。充電ECU34は、ボデーECU33からタイマー開始指令を受信した場合は、タイマー34aを起動させて、タイマー34aの計測時間tが所定の判定時間T(例えば、30秒)に達した時点で、充電リッドロック36をアンロック状態からロック状態へ切り替える。一方、充電ECU34は、ボデーECU33からリッドアンロック指令を受信した場合は、リッドアンロック指令を受信した時点で、充電リッドロック36をロック状態からアンロック状態へ切り替える。
このように、充電ECU34は、ドアロック35の切り替えに連動して充電リッドロック36を切り替えるように構成されているものの、ドアロック35がロック状態に切り替えられた場合には、直ちに充電リッドロック36をロック状態に切り替えずに、タイマー34aの計測時間tが判定時間Tに達するまで充電リッドロック36をアンロック状態に維持した後に、充電リッドロック36をロック状態へ切り替える。
[ロック制御システムの動作]
続いて、ロック制御システム10によって行われるロック制御方法について説明する。
以下では、車両20の停車後に、ユーザがドライバシート用のドア43に対してドアアンロック操作を行い、そのドア43を開けて降車した状態から説明する。充電リッドロック36は、ドア43のドアロック35がアンロック状態に切り替わるとほぼ同時に、アンロック状態に切り替わっている。
ステップS101において、ユーザが、ドアロック35をロック状態に切り替えるためのドアロック操作を行う。ドアロック操作は、例えば、ユーザがドアハンドル44のドアロックセンサ37に触れる行為である。照合ECU32は、ドアロックセンサ37を介してドアロック操作を検出すると、通信装置31を介して携帯機40と無線通信を行うことによって、携帯機40のID照合を行う。照合ECU32は、携帯機40のID照合が成立した場合に、ボデーECU33へドアロック指令を出力する。
ステップS102では、ドアロック指令を受けたボデーECU33は、ドアロック35を制御して、ドアロック35をロック状態に切り替える。さらに、ボデーECU33は、充電ECU34へタイマー開始指令を出力する。タイマー開始指令を受けた充電ECU34は、タイマー34aを起動して、タイマー34aによる時間の計測を開始する。なお、ユーザが携帯機40のワイヤレスドアロックスイッチ40aを押すことによってドアロック操作を行う場合は、照合ECU32は、通信装置31を介してドアロック操作を検出する。
続いて、ステップS103では、充電ECU34が、タイマー34aのカウントアップを行う。次に、ステップS104では、充電ECU34が、タイマー34aによる計測時間tが判定時間T(例えば、T=30秒)よりも小さいか否かを判定する判定動作を行う。判定動作において、タイマー34aによる計測時間tが判定時間Tよりも小さい場合は、ステップS103に戻る。判定動作において、タイマー34aによる計測時間tが判定時間T以上の場合は、ステップS105に移行する。ステップS105では、充電ECU34が、充電リッドロック36を制御して、充電リッドロック36をロック状態に切り替える。ステップS105が終わると、フローチャートの処理は終了する。
なお、充電リッドロック36がロック状態に切り替わる前、つまりタイマー34aによる計測時間tが判定時間Tに達する前に、ユーザが充電リッド41を開けた場合は、充電ECU34はタイマー34aを停止してリセットする。充電ECU34は、例えば充電の終了後に、充電リッド41が閉じられたことをセンサ等によって検出した場合に、充電リッドロック36をロック状態に切り替える。
[実施の形態の効果]
本実施の形態では、図3に示すように、ドアロック35がロック状態に切り替わっても、充電リッドロック36は直ちにロック状態に切り替わらない。充電リッドロック36は、ドアロック35がロック状態に切り替わった時点から判定時間Tが経過した後に、ロック状態に切り替わる。そのため、充電リッドロック36がロック状態に切り替わるまでにユーザが充電リッド41を開ければ、ユーザが、ドアアンロック操作を行う必要がない。従って、車両20への充電の際のユーザの利便性を損なわずに、充電ケーブルを延ばして充電プラグのコネクターを充電ポートに差し込むなどの必要な作業を行うことができる。また、ユーザは、降車後に充電を行わない場合と同様に、降車直後にドアロック操作を行うことができるため、ドアロック操作をし忘れて車両20から離れてしまうことを防止できる。
また、本実施の形態では、ユーザが降車後に充電を行わない場合であっても、タイマー34aによる計測時間が判定時間Tに達すると、充電リッドロック36が自動的にロック状態に切り替わる。従って、充電リッド41が他人によって開けられることを防ぐことができ、充電ポートなどへの悪戯を防止することができる。
[実施の形態の変形例]
本変形例では、学習制御によって判定時間Tが変更される。充電ECU34は、経過時間が判定時間Tに達する前に充電リッド41が開けられた場合に、ドアロック35がロック状態に切り替わった時点から充電リッド41が開けられた時点までの実時間(本変形例では、タイマー43aの停止時間)を記憶し、その実時間に基づいて判定時間を変更する。図4は、本実施の形態の変形例に係るロック制御方法を説明するためのフローチャートである。
以下では、上記実施の形態と同様に、車両20の停車後に、ドア43に対してドアアンロック操作を行い、そのドア43を開けて降車した状態から説明する。ステップS201は、図2のステップS101と同じである。ステップS202は、図2のステップS102と同じである。ステップS203は、図2のステップS103と同じである。以下では、ステップS204以降について詳細に説明する。
ステップS204では、充電ECU34が、充電リッド41に設けたセンサ等によって、ユーザが充電リッド41を開ける開操作を行ったか否かを判定する。充電ECU34は、ユーザによる開操作を検出した場合は、ステップS205に移行し、ユーザによる開操作を検出しない場合は、ステップS208に移行する。
ステップS205では、充電ECU34は、タイマー34aを停止してリセットすると共に、タイマー34aを停止した時点の計測時間(停止時間)をメモリ34bに記憶する。次に、ステップS206では、充電ECU34は、いままでに停止時間をメモリ34bに記憶した回数(記憶回数)が所定の設定値X(例えば、X=10)以上であるか否かを判定する。記憶回数が設定値X以上の場合は、ステップS207に移行し、記憶回数が設定値X未満の場合は、フローチャートの処理を終了する。この場合は、判定時間Tが初期値のまま変更されない。
ステップS207では、充電ECU34は、メモリ34bに記憶された直近の所定回数分(例えば、10回分)の停止時間の平均値を算出し、その平均値を判定時間Tに設定する。判定時間Tは、メモリ34bに記憶されている停止時間のうち、新しい方から所定回数分の停止時間の平均値に更新される。なお、判定時間Tの算出方法は、これに限定されない。充電ECU34は、例えば、メモリ34bに記憶された全ての停止時間の平均値を判定時間Tに設定してもよい。ステップS207が終わると、フローチャートの処理は終了する。
ステップS208では、充電ECU34が、タイマー34aによる計測時間tが判定時間T(例えば、T=30秒)よりも小さいか否かを判定する判定動作を行う。判定時間Tが更新されている場合には、更新後の判定時間Tが用いられる。判定動作において、タイマー34aによる計測時間tが判定時間Tよりも小さい場合は、ステップS203に戻る。判定動作において、タイマー34aによる計測時間tが判定時間T以上の場合は、ステップS209に移行する。ステップS209では、充電ECU34が、充電リッドロック36を制御して、充電リッドロック36をロック状態に切り替える。ステップS209が終わると、フローチャートの処理は終了する。
なお、停止時間の平均値の算出に用いた所定回数分の停止時間の中に、平均値からかけ離れた異常値(例えば、平均値よりも所定の時間(例えば3分)以上大きい値)が存在する場合には、その異常値を除外して、停止時間の平均値を算出してもよい。停止時間が異常値になる場合としては、ユーザが普段使用しない充電スタンドを使用した場合や、充電作業に不慣れなユーザが充電を行った場合が考えられる。このように、停止時間の平均値の算出から異常値を除外することによって、更新後の判定時間Tを適正化することができる。また、停止時間が異常値である場合に、ステップS205において、充電ECU34が、停止時間をメモリ34bに記憶しないようにしてもよい。また、異常値であるか否かの判定において、更新前の判定時間Tを基準にしてもよい。この場合、例えば、更新前の判定時間よりも所定の時間(例えば3分)以上大きい停止時間を異常値と判断する。
また、本変形例では、メモリ34bに記憶されている停止時間のうち、停止時間の平均値をそのまま判定時間Tに設定しているが、平均値に余裕値(例えば、10秒)を加えた値を判定時間Tに設定してもよい。
[その他の実施の形態]
上記実施の形態は、次のように構成してもよい。
上記実施の形態において、ロック制御システム10を搭載する車両は、充電リッド41及びフューエルリッド42のうちフューエルリッド42だけを有するエンジン自動車(例えばガソリン自動車)、又はハイブリッド自動車などであってもよい。この場合は、リッド制御部は、車両20の停車時にドアロック35がアンロック状態へ切り替わる場合はドアロック35に連動してフューエルリッド42のフューエルリッドロックをアンロック状態へ切り替え、車両20の停車時にドアロック35がロック状態へ切り替わる場合は、ドアロック35がロック状態に切り替わった時点からの経過時間が判定時間Tに達するまでフューエルリッドロックをアンロック状態に維持した後に、そのフューエルリッドロックをロック状態へ切り替える。なお、充電リッド41及びフューエルリッド42の両方を備えた車両の場合は、充電リッドロック36及びフューエルリッドロックの両方に対して、この制御を適用してもよい。
また、上記実施の形態では、充電リッドロック36が、ドア43のドアロック35がアンロック状態に切り替わるとほぼ同時にアンロック状態に切り替わる。しかし、車両20の停車時にドアロック35がロック状態からアンロック状態へ切り替わる場合にドアロック35に連動して、充電リッドロック36がロック状態からアンロック状態へ切り替わればよく、ドア43のドアロック35がアンロック状態に切り替わった時点から遅延して、充電リッドロック36をアンロック状態に切り替えてもよい。つまり、ドアロック35に連動して充電リッドロック36を切り替えるという表現には、ドアロック35の切り替えと同時(又はほぼ同時)に切り替える場合だけでなく、ドアロックの切替時点から多少の遅延時間だけ遅らせて切り替える場合も含む。この点は、上述のフューエルリッド42についても同じである。
本発明は、車両にエネルギーを補給する際に開けられるリッドのリッドロックを制御するロック制御システム、及びロック制御方法等に適用可能である。
10 ロック制御システム
20 車両
31 通信装置
32 照合ECU
33 ボデーECU
34 充電ECU
35 ドアロック
36 充電リッドロック
37 ドアロックセンサ
40 携帯機
41 充電リッド
42 フューエルリッド
43 ドア

Claims (6)

  1. 車両にエネルギーを補給する際に開けられる前記車両のリッドのリッドロックを制御するロック制御システムであって、
    前記車両の停車時に前記車両のドアロックがアンロック状態からロック状態へ切り替わる場合に、前記ドアロックがロック状態に切り替わった時点からの経過時間を計測する時間計測部と、
    前記車両の停車時に前記ドアロックがアンロック状態からロック状態へ切り替わる場合は、前記経過時間が判定時間に達するまで前記リッドロックをアンロック状態に維持した後に前記リッドロックをロック状態へ切り替えるリッド制御部とを備え
    前記リッド制御部は、前記経過時間が前記判定時間に達する前に前記リッドが開けられた場合に、前記ドアロックがロック状態に切り替わった時点から前記リッドが開けられた時点までの実時間を記憶し、前記実時間に基づいて前記判定時間を変更することを特徴とする、ロック制御システム。
  2. 人間によるドアロック操作を検出した場合に前記ドアロックをロック状態へ切り替えるドアロック制御部を備え、
    前記ドアロック操作は、前記ドアロックの全てをロック状態へ切り替えるための集中ドアロックスイッチの操作、無線通信を用いて前記ドアロックをロック状態に切り替えるためのワイヤレスドアロックスイッチの操作、又は、人間がドアのドアロックセンサに接触する行為の何れかであることを特徴とする、請求項1に記載のロック制御システム。
  3. 前記リッドは、開状態では充電プラグのコネクターが接続される充電ポートを露出させ、閉状態では前記充電ポートを隠す充電リッドであることを特徴とする、請求項1又は2に記載のロック制御システム。
  4. 車両にエネルギーを補給する際に開けられる前記車両のリッドのリッドロックを制御するロック制御方法であって、
    前記車両の停車時に前記車両のドアロックがアンロック状態からロック状態へ切り替わる場合に、前記ドアロックがロック状態に切り替わった時点からの経過時間が判定時間に達するまで前記リッドロックをアンロック状態に維持した後に、前記リッドロックをロック状態へ切り替えるロックステップと、
    前記経過時間が前記判定時間に達する前に前記リッドが開けられた場合に、前記ドアロックがロック状態に切り替わった時点から前記リッドが開けられた時点までの実時間を記憶する記憶ステップと、
    前記実時間に基づいて前記判定時間を変更する変更ステップとを備えていることを特徴とする、ロック制御方法。
  5. 人間によるドアロック操作を検出した場合に前記ドアロックをロック状態へ切り替えるドアロック切替ステップを備え、
    前記ドアロック操作は、前記ドアロックの全てをロック状態へ切り替えるための集中ドアロックスイッチの操作、無線通信を用いて前記ドアロックをロック状態に切り替えるためのワイヤレスドアロックスイッチの操作、又は、人間がドアのドアロックセンサに接触する行為の何れかであることを特徴とする、請求項に記載のロック制御方法。
  6. 前記リッドは、開状態では充電プラグのコネクターが接続される充電ポートを露出させ、閉状態では前記充電ポートを隠す充電リッドであることを特徴とする、請求項4又は5に記載のロック制御方法。
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