JP2017093066A - 車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】車載バッテリの蓄電量をユーザが車外から確認できるようにしつつ、ユーザに与える不快感を軽減するSOCインジケータを提供する。
【解決手段】車両1は、車外電源500から供給される電力を受けるインレット30を覆うための充電リッド5と、車外から視認可能な位置に配置されたバッテリの蓄電量を示すSOCインジケータ80と、SOCインジケータに車載バッテリ10の蓄電量を表示するSOC表示制御を実行可能なECU100とを備える。ECUは、ユーザが車両に接近し、かつ充電リッドが開いている場合は、SOC表示制御を実行する。一方、ユーザが車両に接近していない場合、又は充電リッドが閉じている場合、SOC表示制御を実行しない。
【選択図】図1

Description

本発明は、車外の電源から供給される電力を用いて車載の蓄電装置を充電可能な車両に関する。
特開2012−25248号公報(特許文献1)には、車外の電源から供給される電力を用いて車載のバッテリを充電する外部充電を実行可能な車両が開示されている。この車両は、車外から視認可能なダッシュボードの上面にバッテリ残量(蓄電量)を表示する表示部を有する。車両停車中にユーザが車両に接近したことによってユーザが所持する電子キーからの信号を車両が受信した場合、表示部にバッテリ残量が表示される。これにより、車外にいる人が車外からバッテリ残量を確認することができる。
特開2012−25248号公報 特開2000−102104号公報 特開2009−77558号公報 特開平9−285022号公報
しかしながら、ユーザが車外からバッテリ残量を確認したいというニーズが低い場合にまで車外に向けてバッテリ残量を表示すると、ユーザが不快に感じるおそれがある。
すなわち、外部充電中、あるいは外部充電前後の待機状態(車載バッテリから車外に給電可能な車両においては、外部給電中、あるいは外部給電前後の待機状態を含む)などにおいては、ユーザが車両を降りてから長時間が経過しておりユーザが車内でバッテリ残量を最後に確認した時から長時間が経過していることが多いため、ユーザが車外からバッテリ残量を確認したいというニーズは高いと考えられる。
一方、車両走行中でありユーザが車内でバッテリ残量を確認可能である場合、あるいは一時的に駐車しているに過ぎない場合(ユーザが車内でバッテリ残量を最後に確認した時からあまり時間が経過していない場合)には、ユーザが車外からバッテリ残量を確認したいというニーズは低いと考えられる。このような場合にまで車外に向けてバッテリ残量を表示すると、ユーザはバッテリ残量を確認したいとは思っていないにも関わらずユーザ以外の他人にバッテリ残量を見られてしまう可能性があり、ユーザが不快に感じるおそれがある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、車載の蓄電装置の蓄電量をユーザが車外から確認できるようにしつつ、ユーザに与える不快感を軽減することである。
この発明に係る車両は、車外の電源から供給される電力を用いて車載の蓄電装置を充電可能な車両であって、電源から供給される電力を受けるインレットと、インレットを覆うための充電リッドと、車外から確認可能な情報を出力可能な出力装置と、出力装置を制御する制御装置とを備える。出力装置が出力する情報は、蓄電装置の蓄電量を示す情報である。制御装置は、ユーザが車両に接近し、かつ充電リッドが開かれている場合、蓄電量を示す情報を出力するように出力装置を制御する。制御装置は、ユーザが車両に接近していない場合、または充電リッドが閉じられている場合、蓄電量を示す情報を出力しないように出力装置を制御する。
上記構成によれば、ユーザが車両に接近し、かつ充電リッドが開かれている場合は、外部充電中あるいは外部充電前後の待機状態であり、ユーザが車外からバッテリ残量を確認したいというニーズは高いと考えられるため、蓄電量を示す情報を出力するように出力装置が制御される。一方、ユーザが車両に接近しても、充電リッドが閉じている場合は、外部充電中あるいは外部充電前後の待機状態ではなく、ユーザが車外から蓄電量を確認したいというニーズが低いと考えられるため、蓄電量を示す情報を出力しないように出力装置が制御される。これにより、ユーザ以外の他人に蓄電量を確認されてしまうことが回避される。その結果、車載の蓄電装置の蓄電量をユーザが車外から確認できるようにしつつ、ユーザに与える不快感を軽減することができる。
車両を含む充電システムの全体構成を模式的に示す図である。 SOCインジケータの点灯状態を例示する図である。 ECUの処理手順を示すフローチャート(その1)である。 SOC表示制御が実行および停止されるタイミングの一例を示す図である。 ECUの処理手順を示すフローチャート(その2)である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<車両を含む充電システムの構成>
図1は、本発明の実施の形態による車両1を含む充電システムの全体構成を模式的に示す図である。この充電システムは、車両1と、車両1の外部に設けられた電源装置(以下「外部電源装置」という)500と、充電ケーブル400とを含む。
車両1は、複数のドア部(左フロントドア2L、右フロントドア2R、左リアドア3L、右リアドア3R、およびバックドア4)と、充電リッド5と、ダッシュボード7と、バッテリ10と、充電器20と、インレット30と、アンテナ51〜55と、開閉検出センサ61〜66と、ドアロック機構71〜75と、SOCインジケータ(出力装置)80と、ECU(Electronic Control Unit)100とを備える。
外部電源装置500は、たとえばユーザの自宅における駐車スペースなどに設けられる。充電ケーブル400の一方の端部は外部電源装置500に接続される。充電ケーブル400の他方の端部には、車両1のインレット30に脱着可能な充電コネクタ410が設けられる。
車両1は、バッテリ10に蓄えられた電力を用いて図示しない走行用モータを駆動させて走行する電動車両(電気自動車、ハイブリッド自動車など)である。車両1は、外部電源装置500から充電ケーブル400を介して供給される電力(以下「外部電力」ともいう)を用いて車載のバッテリ10を充電する制御(以下「外部充電」ともいう)を実行可能に構成される。
左フロントドア2L、右フロントドア2R、左リアドア3L、および右リアドア3Rは、主にユーザが車両1に乗降する際にユーザの手動操作によって開閉される。バックドア4は、主にユーザが荷物の積み降ろしを行なう際にユーザの手動操作によって開閉される。
車両1のインレット30は、充電コネクタ410と接続可能に構成される。本実施の形態では、インレット30は、車体の後方側面に配置される。
バッテリ10は、図示しない走行用モータに供給するための電力を蓄える二次電池である。なお、バッテリ10に代えて、大容量のキャパシタを採用してもよい。
充電器20は、インレット30が受けた外部電力をバッテリ10に充電可能な電力に変換してバッテリ10に出力する。
インレット30は、通常時は充電リッド5で覆われる。充電リッド5は、ユーザの操作によって開閉可能に構成される。ユーザの操作によって充電リッド5が開かれると、ユーザが充電コネクタ410をインレット30に接続することが可能となる。
アンテナ51〜55は、それぞれ、左フロントドア2L、右フロントドア2R、左リアドア3L、右リアドア3R、およびバックドア4の内部に設けられ、ユーザが携帯可能な電子キー(スマートキー)90と通信可能に構成される。アンテナ51による通信可能範囲AFL、アンテナ52による通信可能範囲AFR、アンテナ53による通信可能範囲ARL、アンテナ54による通信可能範囲ARR、アンテナ55による通信可能範囲ABの少なくともいずれかの範囲(以下「照合範囲」という)内に電子キー90が存在する場合、ECU100は、アンテナ51〜55を通じて電子キー90と通信することができる。一方、照合範囲内に電子キー90がない場合、ECU100は、電子キー90と通信することができない。
開閉検出センサ61〜65は、それぞれ、左フロントドア2L、右フロントドア2R、左リアドア3L、右リアドア3R、およびバックドア4が開いているか閉じているかを検出し、検出結果をECU100に出力する。開閉検出センサ66は、充電リッド5が開いているか閉じているかを検出し、検出結果をECU100に出力する。
ドアロック機構71〜75は、それぞれ、ECU100からの制御信号に基づいて、左フロントドア2L、右フロントドア2R、左リアドア3L、右リアドア3R、およびバックドア4を、ロック状態およびアンロック状態のいずれかの状態に切り替える。ロック状態は、各ドアが閉じられた状態で固定され、ユーザが各ドアを開くことが不能な状態である。アンロック状態は、ロック状態が解除された状態であり、ユーザが各ドアを開くことが可能な状態である。
SOCインジケータ80は、ダッシュボード7の上面(車外から視認可能な位置)に配置される。SOCインジケータ80は、ECU100からの制御信号に基づいて、バッテリ10の蓄電量を示すSOCを表示する。SOCは、車両システムの作動中(イグニッション電源オン状態)においては、図示しない車内のコンビネーションメータ内に表示されるが、コンビネーションメータ内の表示は車外からは視認し難い。これに対し、SOCインジケータ80は、ダッシュボード7の上面、すなわち窓(ウインドシールド)越しに車外から視認可能な位置に配置される。なお、SOCインジケータ80を設ける位置は、充電リッド5の開閉状態に関わらず車外から視認可能な位置であればよく、必ずしもダッシュボード7の上面に限定されるものではない。
本実施の形態によるSOCインジケータ80は、全3灯のランプを有し、各ランプをそれぞれ常灯、点滅、消灯させることでSOCを表示する。これにより、ユーザは、窓越しにSOCインジケータ80を見ることによって、車外からSOC(バッテリ10の蓄電量)を確認することができる。
ECU100は、図示しないCPU(Central Processing Unit)およびメモリを内蔵し、当該メモリに記憶されたマップおよびプログラムと各センサの検出結果とに基づいて所定の演算処理を実行し、その演算処理の結果で車両1が所望の状態となるように車両1の各機器を制御する。
ECU100は、アンテナ51〜55のいずれかに受信された情報に基づいて、照合範囲内に存在する電子キー90が正規のユーザのものであるという照合条件が成立しているか否かを判定する処理(以下「照合処理」ともいう)を行なう。
具体的には、ECU100は、所定のタイミングでリクエスト信号をアンテナ51〜55から発信する。リクエスト信号が照合範囲内にある電子キー90に受信されると、電子キー90は、予め記憶された自らのIDコードを特定可能なレスポンス信号を返信する。
ECU100は、リクエスト信号を送信してから所定期間内に電子キー90からのレスポンス信号を受信しない場合、「照合不成立」と判定する。一方、ECU100は、リクエスト信号を送信してから所定期間内に電子キー90からのレスポンス信号を受信した場合、レスポンス信号によって特定されるIDコードと予め登録されたIDコードとを照合し、両者が一致する場合は「照合成立」(正規のユーザのものである)と判定し、両者が一致しない場合は「照合不成立」と判定する。
電子キー90は、各ドアのロック状態およびアンロック状態の切替要求を入力するための操作部を有する。ユーザが電子キー90の操作部を操作すると、ドアロック要求信号またはドアアンロック要求信号を車両1に送信する。ECU100は、アンテナ51〜55のいずれかを通じて電子キー90からドアロック要求信号を受信した場合、全ドア(左フロントドア2L、右フロントドア2R、左リアドア3L、右リアドア3R、およびバックドア4)をロック状態にするようにドアロック機構71〜75を制御する。ECU100は、アンテナ51〜55のいずれかを通じて電子キー90からドアアンロック要求信号を受信した場合、全ドアをアンロック状態にするようにドアロック機構71〜75を制御する。なお、電子キー90からドアロック要求信号またはドアアンロック要求信号が送信可能な範囲は上述の照合範囲よりも広い。すなわち、ユーザは上述の照合範囲よりも車両1から離れた範囲から電子キー90の操作部を操作しても、全ドアのロックおよびアンロックを切り替えることができる。
ECU100は、バッテリ10の蓄電量を示すSOCを算出する。一般的に、SOCは、満充電容量に対する実蓄電量の比で表される。SOCの算出方法としては、バッテリ10の出力電圧とSOCとの関係を用いて算出する方法や、バッテリ10を流れる電流の積算値を用いて算出する方法等、種々の公知の手法を用いることができる。
さらに、ECU100は、車外から視認可能なSOCインジケータ80にSOCを表示する制御(以下「SOC表示制御」という)を行なう。
図2は、SOC表示制御によるSOCインジケータ80の点灯状態を例示する図である。上述のように、本実施の形態によるSOCインジケータ80は、全3灯のランプを有する。SOC表示制御が停止されている場合、全3灯のランプは消灯される。
SOC表示制御が実行されている場合、全3灯の点灯状態がSOCに応じて変更される。SOCが所定値S1(たとえば30%)未満である場合、左側のランプが点滅され、中央のランプおよび右側のランプが消灯される。SOCが所定値S1以上でかつ所定値S2(たとえば60%)未満である場合、左側のランプが常灯され、中央のランプが点滅され、右側のランプが消灯される。SOCが所定値S2以上でかつ目標値(たとえば80%)未満である場合、左側のランプおよび中央のランプが常灯され、右側のランプが点滅される。SOCが目標値以上である場合、全3灯のランプは常灯される。
このように、SOC表示制御が実行されることによって、ユーザは、車両システムを起動して車内のコンビネッションメータを確認しなくても、窓越しにSOCインジケータ80を見ることによって、車外からSOC(バッテリ10の蓄電量)を確認することができる。
<SOC表示制御の実行および停止>
上述のように、SOC表示制御が実行されることによって、ユーザは車外からSOC(バッテリ10の蓄電量)を確認することができる。しかしながら、ユーザが車外からSOCを確認したいというニーズが低い場合にまでSOC表示制御が実行されると、ユーザが不快に感じるおそれがある。
すなわち、外部充電中あるいは外部充電前後の待機状態などにおいて充電リッド5が開いている場合においては、ユーザが車両1を降りてから長時間が経過しておりユーザが車内でSOCを最後に確認した時から長時間が経過していることが多いため、ユーザが車外からSOCを確認したいというニーズは高いと考えられる。
一方、外部充電中あるいは外部充電前後の待機状態などではなく充電リッド5が閉じている場合においては、基本的に車両1が走行中でありユーザが車内でSOCを確認可能である場合、あるいは一時的に駐車しているに過ぎずユーザが車内でSOCを最後に確認した時からあまり時間が経過していない場合が多いため、ユーザが車外からSOCを確認したいというニーズは低いと考えられる。このような場合にまでSOC表示制御を実行すると、ユーザはSOCを確認したいとは思っていないにも関わらずユーザ以外の他人にSOCを見られてしまう可能性があり、ユーザが不快に感じるおそれがある。
そこで、本実施の形態によるECU100は、ユーザが車両1に接近(車両1から離れた位置から車両1に近い位置に移動)し、かつ充電リッド5が開いている場合は、上述のSOC表示制御を実行する。一方、ユーザが車両1に接近していない場合、または充電リッド5が閉じている場合、上述のSOC表示制御を実行しない。これにより、ユーザが車外からSOCを確認したいというニーズが低い状況においては、たとえユーザが車両1に接近しても、車外に向けてSOCを表示することが抑制される。そのため、ユーザ以外の他人にSOCを見られてしまうことが回避される。その結果、バッテリ10の蓄電量をユーザが車外から確認できるようにしつつ、ユーザに与える不快感を軽減することができる。
なお、ユーザが車両1に接近するとは、ユーザが車両1から離れた位置から車両1に近い位置に移動することを意味する。本実施の形態においては、ユーザが車両1に接近したか否かが、後述するように上述の照合処理の結果に基づいて判定される。
図3は、ECU100が行なう処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、所定周期で繰り返し実行される。
ステップ(以下、ステップを「S」と略す)10にて、ECU100は、外部充電中であるか否かを判定する。外部充電中である場合(S10にてYES)、ECU100は、S20にてSOC表示制御を実行する。
外部充電中でない場合(S10にてNO)、ECU100は、S11にて、上述の照合処理の結果が照合不成立から照合成立に変化したか否かを判定する。この判定は、正規のユーザが車両1に接近したか否かを判定するために行なわれる。すなわち、電子キー90を所持した正規のユーザが照合範囲外(車両1から離れた位置)から照合範囲内(車両1に近い位置)に移動した場合に、上述の照合処理の結果が照合不成立から照合成立に変化した、すなわちユーザが車両1に接近したと判定される。
照合不成立から照合成立に変化していない場合(S11にてNO)、ECU100は、S15にてSOC表示制御を停止する。なお、SOC表示制御が既に停止されている場合には、SOC表示制御が停止されている状態が継続される。
照合不成立から照合成立に変化した場合(S11にてYES)、ECU100は、S12にて充電リッド5が開いているか否かを判定する。充電リッド5が開いていない場合(S12にてNO)、ECU100は、S15にてSOC表示制御を停止する。なお、SOC表示制御が既に停止されている場合には、SOC表示制御が停止されている状態が継続される。
充電リッド5が開いている場合(S12にてYES)、ECU100は、S13にてSOC表示制御を実行する。これにより、ユーザは、窓越しにSOCインジケータ80を見ることによって車外からSOCを確認することができる。
S13の処理後、ECU100は、S14にて、消灯条件が成立したか否かを判定する。たとえば、下記の(A)〜(D)の少なくともいずれかの条件が成立した場合に消灯条件が成立したと判定する。
(A)ユーザの操作によって全ドアがロック状態になったという条件
(B)いずれかのドアが開かれたという条件
(C)アクセサリ電源またはイグニッション電源がオン状態にされたという条件
(D)ユーザが照合範囲から離れてから所定時間が経過したという条件
消灯条件が成立していない場合(S14にてNO)、ECU100は、処理をS13に戻し、SOC表示制御の実行を継続する。消灯条件が成立した場合(S14にてYES)、ECU100は、S15にてSOC表示制御を停止する。
図4は、SOC表示制御が実行および停止されるタイミングの一例を示す図である。時刻t1にて照合処理の結果が照合不成立から照合成立に変化した(ユーザが車両1に接近した)際には、充電リッド5が閉じており、ユーザが車外からSOCを確認したいというニーズが低い状況でるため、SOC表示制御は停止された状態に維持される。
時刻t2にて照合処理の結果が照合不成立から照合成立に再び変化した際には、充電リッド5が開いており、ユーザが車外からSOCを確認したいというニーズが高い状況であるため、SOC表示制御の実行が開始される。そのため、ユーザは、車外からSOCインジケータ80を見ることによってSOCを確認することができる。
その後の時刻t3にて外部充電が開始されると、SOC表示制御の実行が継続される。外部充電が完了した時刻t4にて消灯条件が成立していると、SOC表示制御が停止される。
外部充電完了後の時刻t5にて照合処理の結果が照合不成立から照合成立に再び変化した際には、充電リッド5が開いたままであるため、SOC表示制御が再び実行される。そのため、ユーザは、車外からSOCインジケータ80を見ることによって、外部充電が完了している(S0Cが目標値に達している)ことを確認することができる。その後、消灯条件が成立した時刻t7にてSOC表示制御が停止される。
以上のように、本実施の形態によるECU100は、ユーザが車両1に接近し、かつ充電リッド5が開いている場合は、外部充電中あるいは外部充電前後の待機状態であり、ユーザが車外からSOCを確認したいというニーズは高いと考えられるため、SOC表示制御を実行する。一方、ユーザが車両1に接近していない場合、または充電リッド5が閉じている場合、外部充電中あるいは外部充電前後の待機状態ではなく、ユーザが車外からSOCを確認したいというニーズが低いと考えられるため、ECU100は、上述のSOC表示制御を実行しない。これにより、車外に向けてSOCを表示することが抑制される。その結果、バッテリ10の蓄電量をユーザが車外から確認できるようにしつつ、ユーザに与える不快感を軽減することができる。
<変形例>
上述の実施の形態は、たとえば以下のように変更することもできる。
(1) 上述の実施の形態においては、SOC表示制御を実行する条件の1つに、ユーザが車両1に接近した(照合処理の結果が照合不成立から照合成立に変化した)という条件を含んでいた。
しかしながら、ユーザが車両1に接近したという条件に代えて、全ドアのうちの少なくともいずれかのドアがロック状態からアンロック状態に変化したという条件にすることも可能である。
図5は、本変形例によるECU100の処理手順を示すフローチャートである。なお、図5に示したステップのうち、前述の図3に示したステップと同じ番号を付しているステップについては、既に説明したため詳細な説明はここでは繰り返さない。
外部充電中でない場合(S10にてNO)、ECU100は、S11Aにて、全ドアのうちの少なくともいずれかのドアがロック状態からアンロック状態に変化したか否かを判定する。たとえば、ユーザが電子キー90の操作部を操作することによって、全ドアがロック状態からアンロック状態を切り替えられた場合、S11AにてYESと判定されて、処理がS12に移される。
全ドアのうちの少なくともいずれかのドアがロック状態からアンロック状態に変化し(S11AにてYES)、かつ充電リッド5が開いている場合(S12にてYES)、ECU100は、S13にてSOC表示制御を実行する。
S13の処理後、ECU100は、S14Aにて、消灯条件が成立したか否かを判定する。たとえば、下記の(A)〜(C)の少なくともいずれかの条件が成立した場合に消灯条件が成立したと判定する。
(A)ユーザの操作によって全ドアがロック状態になったという条件
(B)いずれかのドアが開かれたという条件
(C)アクセサリ電源またはイグニッション電源がオン状態にされたという条件
このように変更すると、ユーザは、たとえば車両1から離れた位置(照合範囲外の位置)で電子キー90の操作部を操作することによっても、SOC表示制御を実行することが可能になる。ただし、充電リッド5が閉じている場合には、たとえユーザが電子キー90の操作部を操作しても、SOC表示制御は実行されないので、ユーザに与える不快感も軽減される。
(2) 上述の実施の形態においては、車外から視認可能な位置に配置されたSOCインジケータ80にSOCの情報を表示することによって、車外のユーザにSOCを報知していた。
しかしながら、車外のユーザにSOCを報知する方法は、これに限定されない。たとえば、上述のSOCインジケータ80に代えてあるいは加えて、車外のユーザに音声によってSOCを報知する音声出力装置を設けるようにしてもよい。
また、上述した実施の形態およびその変形例については、適宜組合せることも可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 車両、2L 左フロントドア、2R 右フロントドア、3L 左リアドア、3R 右リアドア、4 バックドア、5 充電リッド、7 ダッシュボード、10 バッテリ、20 充電器、30 インレット、51〜55 アンテナ、61〜66 開閉検出センサ、71〜75 ドアロック機構、80 SOCインジケータ、90 電子キー、100 ECU、400 充電ケーブル、410 充電コネクタ、500 外部電源装置。

Claims (1)

  1. 車外の電源から供給される電力を用いて車載の蓄電装置を充電可能な車両であって、
    前記電源から供給される電力を受けるインレットと、
    前記インレットを覆うための充電リッドと、
    車外から確認可能な情報を出力可能な出力装置と、
    前記出力装置を制御する制御装置とを備え、
    前記出力装置が出力する情報は、前記蓄電装置の蓄電量を示す情報であり、
    前記制御装置は、
    ユーザが前記車両に接近し、かつ前記充電リッドが開かれている場合、前記蓄電量を示す情報を出力するように前記出力装置を制御し、
    ユーザが前記車両に接近していない場合、または前記充電リッドが閉じられている場合、前記蓄電量を示す情報を出力しないように前記出力装置を制御する、車両。
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