JP5777154B2 - 携帯端末装置 - Google Patents
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Description
そこで、本発明の目的は、音声信号の出力先を内蔵スピーカから外部音声出力機器に切り替える際に、ユーザに音量が大き過ぎると感じさせてしまうことがあるという課題を解決した携帯端末装置を提供することにある。
外部インタフェース部と外部音声出力機器との接続状態に応じて、装置本体に内蔵された内蔵音声出力機器と前記外部インタフェース部との内の一方に音声信号を出力する切り替え部と、
該切り替え部によって音声信号の出力先が前記内蔵音声出力機器から前記外部インタフェース部に切り替えられたとき、前記音声信号のレベルを低下させ、その後、ボタン入力部を構成する複数のボタンの内の、任意のボタンのボタン操作に従って、前記音声信号のレベルを所定量ずつ増加させるボリューム増加処理を実行する制御部とを備える。
切り替え部が、外部インタフェース部と外部音声出力機器との接続状態に応じて、装置本体に内蔵された内蔵音声出力機器と前記外部インタフェース部との内の一方に音声信号を出力し、
制御部が、前記切り替え部によって音声信号の出力先が前記内蔵音声出力機器から前記外部インタフェース部に切り替えられたとき、前記音声信号のレベルを低下させ、その後、ボタン入力部を構成する複数のボタンの内の、任意のボタンのボタン操作に従って、前記音声信号のレベルを所定量ずつ増加させるボリューム増加処理を実行する。
外部インタフェース部と外部音声出力機器との接続状態に応じて、装置本体に内蔵された内蔵音声出力機器と前記外部インタフェース部との内の一方に音声信号を出力する切り替え部を備えたコンピュータを、
前記切り替え部によって音声信号の出力先が前記内蔵音声出力機器から前記外部インタフェース部に切り替えられたとき、前記音声信号のレベルを低下させ、その後、ボタン入力部を構成する複数のボタンの内の、任意のボタンのボタン操作に従って、前記音声信号のレベルを所定量ずつ増加させるボリューム増加処理を実行する制御部として機能させる。
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態にかかる携帯電話機は、ボタン入力部1と、制御部2と、送受信部3と、アンテナ4と、データ記憶部5と、信号処理部6と、増幅部7と、切り替え部8と、イヤホン、ヘッドホン等の外部音声出力機器が接続されるプラグ等の外部インタフェース部(外部I/F部)9と、携帯電話機に内蔵されているスピーカ10と、LCDなどの表示部11とを備えている。
本実施の形態によれば、音声信号の出力先をスピーカ10から外部音声出力機器に切り替える際、外部音声出力機器から出力される音声の音量を、操作性良く、ユーザが望む音量にすることができる。その理由は、ユーザがボタン入力部1に設けられている任意のボタンを押下する毎に、外部音声出力機器から出力される音声の音量を所定量ずつ増加させる制御手段22を備えているからである。
次に、本発明の他の実施の形態について説明する。ここでは、第1の実施の形態との相違点について説明する。
本実施の形態によれば、音声信号の出力先をスピーカ10から外部音声出力機器に切り替える際に、最初に外部音声出力機器から出力する音声の音量をユーザに合ったものにすることができる。その理由は、音声信号の出力先が外部音声出力機器に切り替えられたとき、音声信号のレベルを、ユーザが音声を出力可能な各機能に対して設定したボリューム値の内の、最も小さいボリューム値に対応したものにする制御手段22を備えているからである。スピーカ10から外部音声出力機器への切り替え時に最初に出力する音声の音量を固定的に定めた場合には、耳の良く聞こえないユーザが、音声を聞き取れない場合がある。これに対して、ユーザが設定しているボリューム値は、ユーザが聴きとることができる音量を示していると考えられるので、本実施の形態のように、切り替え時に出力する音声の音量を、設定されているボリューム値の内の最も小さなボリューム値に対応する音量とすることにより、上記した問題はなくなる。
2 制御部
3 送受信部
4 アンテナ
5 データ記憶部
6 信号処理部
7 増幅部
9 外部インタフェース部
10 スピーカ
11 表示部
21 押下ボタン判断手段
22 制御手段
23 検出手段
24 通信制御手段
Claims (7)
- 外部インタフェース部と外部音声出力機器との接続状態に応じて、装置本体に内蔵された内蔵音声出力機器と前記外部インタフェース部との内の一方に音声信号を出力する切り替え部と、
自装置が備えている機能であって、出力する音声の音量をユーザが設定可能な機能それぞれについて、その機能に対してユーザが設定した音量を示すボリューム値が記録された記憶部と、
前記切り替え部によって前記音声信号の出力先が前記内蔵音声出力機器から前記外部インタフェース部に切り替えられたとき、前記音声信号のレベルを、前記記憶部に記録されているボリューム値の内の最も小さいボリューム値に対応したものにする制御部とを備えたことを特徴とする携帯端末装置。 - 請求項1記載の携帯端末装置において、
前記制御部は、前記音声信号のレベルを前記記憶部に記録されているボリューム値の内の最も小さいボリューム値に対応したものにした後、ボタン入力部を構成する複数のボタンの内の、任意のボタンのボタン操作に従って、前記音声信号のレベルを所定量ずつ増加させるボリューム増加処理を実行することを特徴とする携帯端末装置。 - 請求項2記載の携帯端末装置において、
前記制御部は、ボタン操作が一定時間行われなかった場合、前記ボリューム増加処理を終了することを特徴とする携帯端末装置。 - 請求項2または3記載の携帯端末装置において、
前記制御部は、前記音声信号のレベルが所定レベルに達した場合、前記ボリューム増加処理を終了することを特徴とする携帯端末装置。 - 請求項1乃至4の何れか1項に記載の携帯端末装置において、
表示部を備え、且つ、
前記制御部は、前記切り替え部によって音声信号の出力先が前記内蔵音声出力機器から前記外部インタフェース部に切り替えられたとき、前記表示部に音量の増加方法を表示することを特徴とする携帯端末装置。 - 自装置が備えている機能であって、出力する音声の音量をユーザが設定可能な機能それぞれについて、その機能に対してユーザが設定した音量を示すボリューム値が記録された記憶部と、切り替え部と、制御部とを有する携帯端末装置が実行する音量制御方法であって、
前記切り替え部が、外部インタフェース部と外部音声出力機器との接続状態に応じて、装置本体に内蔵された内蔵音声出力機器と前記外部インタフェース部との内の一方に音声信号を出力し、
前記制御部が、前記切り替え部によって音声信号の出力先が前記内蔵音声出力機器から前記外部インタフェース部に切り替えられたとき、前記音声信号のレベルを、前記記憶部に記録されているボリューム値の内の最も小さいボリューム値に対応したものにすることを特徴とする音量制御方法。 - 自装置が備えている機能であって、出力する音声の音量をユーザが設定可能な機能それぞれについて、その機能に対してユーザが設定した音量を示すボリューム値が記録された記憶部と、外部インタフェース部と外部音声出力機器との接続状態に応じて、装置本体に内蔵された内蔵音声出力機器と前記外部インタフェース部との内の一方に音声信号を出力する切り替え部とを備えたコンピュータを、
前記切り替え部によって音声信号の出力先が前記内蔵音声出力機器から前記外部インタフェース部に切り替えられたとき、前記音声信号のレベルを、前記記憶部に記録されているボリューム値の内の最も小さいボリューム値に対応したものにする制御部として機能させるためのプログラム。
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