JP5774378B2 - 時計装置 - Google Patents

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Description

本発明は、温度等の環境データを表示する機能を備えたアナログ式の時計装置に関する。
アナログ式の時計装置は、指針の駆動方式を切換えることにより、時刻とは異なる情報を表示することが可能である。例えば特許文献1には、秒針にて温度等の環境データを表示する機能を備えた時計が開示されている。また、特許文献2には、時針及び分針にて温度及び湿度等の環境データをそれぞれ表示する機能を備えた時計が開示されている。
特開平02−247594号公報 特許第2726834号公報
さて、本願発明者は、時刻を表示する時計装置であって、指針の駆動方式を切換えることにより時刻及び環境データの両方の表示を同時に且つ定常的に行なう構成について検討した。
例えば、特許文献1に開示された時計は、指針の駆動方式を切換えることにより分針及び時針にて時刻を表示すると同時に秒針にて環境データを表示するものとなっている。しかし、環境データを表示している際は時刻の表示の正確性が時間の経過とともに損なわれるので、環境データの表示は所定の時間内に限られている。つまり、両方の表示を定常的に行なうことができない。
また、特許文献2に開示された時計は、指針の駆動方式を切換えることにより分針及び時針にて時刻と環境データとを択一的に表示するものとなっている。文字板には、表示内容を示す表示部が設けられている。しかし、両方の表示を同時に行なうことができない。
このように、アナログ式の時計装置に環境データを表示する機能を付加するというアイデアはあるものの、これまでに提案されている構成によると、環境データの表示によって時刻の表示が満足に行なえなくなるという不都合がある。時計装置としての利便性を考慮すると、常に時刻を表示する機能が確保される構成が望ましい。
本願発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、指針にて温度等の環境データを表示する機能を付加したアナログ式の時計装置について、より実用的で利便性に優れた構成を実現することである。
本願第1請求項に記載した発明は、指針が配置された文字板と、前記指針を回転駆動するムーブメントと、前記ムーブメントを制御する制御手段とを備えた時計装置において、
前記指針としては、回転の中心軸が共通の時針、分針、及び秒針を備え、
前記ムーブメントは、前記時針及び前記分針を駆動する第1駆動系と、前記秒針を駆動する第2駆動系とを備え、
前記第1駆動系は、第1ステッピングモータ、前記第1ステッピングモータに連結された第1減速機構、前記第1減速機構に連結された分針パイプ、及び日の裏車を介して前記分針パイプに連結された時針パイプからなるものであり、
前記第2駆動系は、正逆回転が可能な第2ステッピングモータ、前記第2ステッピングモータに連結された第2減速機構、及び前記第2減速機構に連結された秒針パイプからなるものであり、
前記秒針パイプは前記分針パイプに挿通されており、前記分針パイプは前記時針パイプに挿通されており、前記時針、前記分針、及び前記秒針は、前記時針パイプ、前記分針パイプ、及び前記秒針パイプにそれぞれ支持して設けられており、
前記制御手段は、前記秒針の駆動方式がそれぞれ異なる秒針モードと環境データ表示モードとを設定してなるものであり、
当該時計装置は、温度等の環境データを検出するセンサと、前記環境データ表示モードと前記時刻表示モードとを切換える切換え手段とを備え、
前記秒針モードでは、パルス電流を1秒間隔で間欠的に前記第2ステッピングモータに供給して前記秒針を1分につき1回転の速度で回転駆動して時刻の秒単位を表示するようにし、
前記秒針モードにおける運針は、1秒毎の電流供給時間を0.4秒以上0.6秒以下とし、その間におけるパルス数を6以上18以下として1秒毎の秒針の回転角度を6°に設け、
前記環境データ表示モードでは、前記秒針を前記センサが検出した環境データを示す位置に回転駆動して前記環境データを表示するようにし、
前記環境データの目盛りは、前記秒針の回転軸を中心に120°以上180°以下の範囲に設けられ、
前記第2ステッピングモータの1ステップあたりの前記秒針の回転角度に相当する前記環境データの量をAとするとき、前記環境データは、Aの間隔で離散的に表示されるようにした構成の時計装置である。
本願第2請求項に記載した発明は、前記請求項1において、前記秒針モードにおける運針は、1秒毎の電流供給時間を0.5秒とし、その0.5秒間におけるパルス数を12として1秒毎の秒針の回転角度を6°に設け、他方、前記環境データとして温度を表示するものであって、前記環境データ表示モードにおける運針は、前記1ステップあたりの前記秒針回転角度が0.5°、その回転角度に相当する前記Aが0.2℃となっている構成の時計装置である。
本発明によれば、指針にて温度等の環境データを表示する機能を付加したアナログ式の時計装置について、より実用的で利便性に優れた構成を実現することができる。
本発明の実施例に係り、時計装置を示す正面図である。 本発明の実施例に係り、時計装置を示すブロック図である。 本発明の実施例に係り、筐体を示す外観図(背面斜め横から見た図)である。 本発明の実施例に係り、筐体を示す外観図(側面斜め横から見た図)である。 本発明の実施例に係り、ムーブメントを示す外観図(正面斜め横から見た図)である。 本発明の実施例に係り、ムーブメントを示す外観図(背面斜め横から見た図)である。 本発明の実施例に係り、ムーブメントを示す外観図(側面斜め横から見た図)である。 本発明の実施例に係り、ムーブメントの内部を示す説明図である。 本発明の実施例に係り、時計装置(モード表示手段を設けたもの)を示す正面図である。
以下に、本発明の実施例を図1乃至図8に基づいて説明する。本例の時計装置1は、アナログ式の電波修正時計であるとともに、環境データとして温度を表示する機能を付加したものとなっている。
この時計装置1は、指針310,320,330が配置された文字板400と、指針310,320,330を回転駆動するムーブメント500と、ムーブメント500を制御する制御手段600とを備えたものである。指針310,320,330としては、回転の中心軸が共通の時針310、分針320、及び秒針330を備えている。ムーブメント500は、時針310及び分針320を駆動する第1駆動系510と、秒針330を駆動する第2駆動系520とを備えている。
制御手段600は、計時手段610を備えており、時計装置1は、時針310、分針320、及び秒針330がそれぞれ回転駆動することにより、計時手段610がカウントする時刻を表示する構成となっている。本例の場合、筐体100の内部には、標準時刻電波を受信するアンテナ20が設けられている。制御手段600は、定期的に標準時刻電波を受信して計時手段610の時刻を修正する。すなわち、時刻表示モードの時計装置1は、いわゆる電波修正時計となっている。
本例の場合、制御手段600は、秒針330の駆動方式がそれぞれ異なる秒針モードと環境データ表示モードとを設定してなるものである。また、当該時計装置1は、環境データを検出するセンサ200と、秒針モードと環境データ表示モードとを切換える切換え手段710とを備えている。センサ200としては、環境データとして温度を検出するサーミスタを備えている。
秒針モードでは、秒針330を1分につき1回転の速度で回転駆動して時刻の秒単位を表示する構成となっている。環境データ表示モードでは、秒針330をセンサ200が検出した環境データを示す位置に回転駆動して環境データを表示する構成となっている。また、秒針モード及び環境データ表示モードのいずれにおいても、時針310を12時間につき1回転、分針320を1時間につき1回転する速度で回転駆動して時刻の時単位及び分単位をそれぞれ表示する構成となっている。すなわち、時針310及び分針320は、常に時刻を表示する。秒針は、使用者が切換え手段710を操作することにより、温度を表示する。環境データ表示モードでは、時刻及び環境データの両方の表示が同時に且つ定常的に行なわれる。
文字板400には、指針310,320,330の回転軸を中心に時計の指標401が設けられている。また、指針310,320,330の回転軸を中心に所定の範囲で環境データの目盛り402が設けられており、環境データ表示モードにおいては、センサ200が検出した環境データが秒針330の示す目盛り402の値によって示される構成となっている。
文字板400は、時計装置1の筐体100の正面に支持された透明カバー110に覆われている。センサ200、ムーブメント500、及び制御手段600は、筐体100の内部に配置されている。
図例した筐体100は、円形薄型のものであり、その背部には、壁側のフックに係止するための係止部120、及びこれを立て掛けるための収納式脚体130が設けられている。また、図中の140は、時計装置1の電源10となる電池を収納するための電池ボックスである。
次に、本例のムーブメント500について説明する。本例のムーブメント500は、第1駆動系510及び第2駆動系520を薄型のケース体530に収納してなるものである。制御手段600は、所要の回路を設けた回路基板であり、ケース体530の正面に装着され、センサ200は、その回路基板に搭載されている。
すなわち、時計装置1の製造においては、第1駆動系510及び第2駆動系520をケース体530の内部に設けてムーブメント500を作成し、そしてセンサ200、ムーブメント500、及び制御手段600を組付けて一つのユニットとし、これを筐体100の内部に配置する。このような構成によると、組付け作業の煩雑化を回避することができる。また、このようなユニットを筐体100の内部に配置する構成であれば、筐体100のデザインや大きさを容易に設計変更することが可能となる。すなわち、時計装置1の設計の自由度が向上し、多様な製品開発を容易に行うことが可能となる。
特に、制御手段600たる回路基板にセンサ200を設けることによれば、センサ200による検出精度の確保が容易になるという利点がある。一般に、リード線を介してセンサを基板に接続すると、リード線の電気抵抗や配線容量等により、センサの検出には測定誤差が生じる。この点、本例によれば、そのような測定誤差の問題を回避することができる。部品点数が削減されるうえ、検出精度も向上する。更に、筐体の設計時には、センサをどこに配置するかを考慮する必要がないので、設計作業も容易となる。
第1駆動系510は、第1ステッピングモータ511、第1ステッピングモータ511に連結された第1減速機構512、第1減速機構512に連結された分針パイプ513、及び日の裏車515を介して分針パイプ513に連結された時針パイプ514からなるものである。
第2駆動系520は、正逆回転が可能な第2ステッピングモータ521、第2ステッピングモータ521に連結された第2減速機構522、及び第2減速機構522に連結された秒針パイプ523からなるものである。
各減速機構512,522は、所定のギア比を設定してなる輪列であり、分針パイプ513及び秒針パイプ523の基端部には、各減速機構512,522と噛合する分針車513a及び秒針車523aがそれぞれ設けられている。また、分針パイプ513の基端部に設けられたカナが日の裏車515と連結されており、時針パイプ514の基端部に設けられた時針車514aが日の裏車515のカナと連結されている。秒針パイプ523は分針パイプ513に挿通されており、分針パイプ513は時針パイプ514に挿通されている。時針パイプ514及び分針パイプ513が第1ステッピングモータ511によりそれぞれ回転駆動し、秒針パイプ523が第2ステッピングモータ521により回転駆動する。制御手段600たる回路基板の要所には、各指針パイプ513,514,523を貫通する孔部601が設けられている。各指針パイプ513,514,523は、ケース体530を筐体100の内部に配置するとともに文字板400の中央に突出する。時針310、分針320、及び秒針330は、時針パイプ514、分針パイプ513、及び秒針パイプ523にそれぞれ支持して設けられる。
また、本例のムーブメント500は、各指針310,320,330の位置を検出する位置検出手段540を備えている。図例した位置検出手段540は、発光素子541及び受光素子542からなるインタラプタである。発光素子541及び受光素子542は、それらの間に第1駆動系510及び第2駆動系520を挟むように配置されている。具体的には、発光素子541及び受光素子542の一方は、制御手段600たる回路基板に設けるとともに、それらの他方は、ケース体530の背面側の要所に設けられている。発光素子541及び受光素子542の間に位置する第1駆動系510及び第2駆動系520の要所には、発光素子541の光を透過する透光部543が設けられている。発光素子541としてはLED、受光素子542としてはフォトトランジスタを採用している。位置検出時には、発光素子541を点灯しつつ第1駆動系510及び第2駆動系520をそれぞれ駆動する。各指針310,320,330の位置は、その際の受光素子542の検出パターンから特定する構成となっている。尚、位置検出手段540としては、フォトインタラプタの他に、フォトリフレクタを採用することも可能である。また、本例の位置検出手段540は、第1駆動系510及び第2駆動系520の双方に対して一対の発光素子541及び受光素子542を設けてなるものである。但し、位置検出手段540は、各駆動系510,520に対して発光素子541及び受光素子542をそれぞれ設けて構成することも可能である。
位置検出手段540による位置検出は、筐体の背面に設けられたリセットスイッチ720が押された際に実行される。或は、計時手段を備えた制御手段600により、定期的に(例えば1日に一回)行うように構成してもよい。各指針310,320,330の位置を検出した後、制御手段600は、第1ステッピングモータ511及び第2ステッピングモータ521のステップ数をカウントして各指針310,320,330の指示位置をそれぞれ認識する。
本例では、環境データ表示モードと時刻表示モードとを切換える切換え手段として、筐体100の側面又は正面にプッシュ式又はスライド式の切換えスイッチ710を設けている。使用者がこの切換えスイッチ710を操作することにより、環境データ表示モードと時刻表示モードとが切換えられる。尚、切換え手段としては、リモコン式スイッチ等を採用することも可能である。筐体100を室内の壁に掛けて使用する場合に便利である。また、筐体100に音センサを配置し、モードが所定の音に反応して切換るように構成することも可能である。
尚、図9に示すように、文字板400には、モードの状態を表示するモード表示手段730を設けてもよい。図例したモード表示手段730は、文字板400に発光部を設けてなるものである。秒針モードの際に消灯し、環境データ表示モードの際に点灯する構成となっている。或は、ソレノイド等の駆動手段にてプレートを駆動することにより、そのプレートによるモードの表示が変更されるように構成することも可能である。モード表示手段730によれば、時計装置1を見る者が、秒針330の示す値が時刻の秒単位であるのか環境データであるのかを速やかに認識することができる。
次に、環境データ表示モードにおける秒針330の回転駆動について詳述する。本例の場合、秒針モードにおける運針方法としては、パルス電流を1秒間隔で間欠的に第2ステッピングモータ521に供給する方法を採用している。具体的には、1秒毎の電流供給時間を0.5秒とし、その0.5秒間におけるパルス数を12としている。1秒毎の秒針の回転角度は6°である。このような駆動方法によると、秒針330は1秒毎に停止するが、モータに毎秒1つのパルス電流を供給する一般的なステップ運針と比較すると、秒針330の動きが円滑で美しいものとなる。そして、環境データ表示モードにおいて、第2ステッピングモータ521の1ステップあたりの秒針330の回転角度に相当する環境データの量をAとするとき、環境データは、Aの間隔で離散的に表示される構成となっている。図例したものは、第2ステッピングモータ521の1ステップあたりの秒針330の回転角度が0.5°、その回転角度に相当する環境データの量Aが0.2℃となっている。環境データの目盛り402は、指針310,320,330の回転軸を中心に150°の範囲に設けられている。
本例の構成によると、秒針モードにおける秒針330の動きを優雅なものとし、且つ、環境データ表示モードにおける環境データの表示についてその分解能を向上することができる。一般的なステップ運針によると、ステッピングモータの1ステップあたりの秒針の回転角度は6°であり、これを環境データの表示に応用すると、時計を見る者は、環境データの変化に伴い秒針が目に見えて大きく振れるのを認識することとなる。すなわち、環境データの計器としては分解能が大きい故に、針の動きが不自然なものとなる。この点、本例の構成によれば、そのような不都合を回避することができる。
尚、秒針モードにおける運針方法について、環境データの表示にも有利となる実用的な値は、1秒毎の電流供給時間が0.4秒以上0.6秒以下であり、その間におけるパルス数が6以上18以下である。また、デザインや見易さを考慮すると、環境データの目盛り402は、指針310,320,330の回転軸を中心に120°以上180°以下の範囲に設けるとよい。例えば、秒針モードにおける運針方法として、所定の電流供給時間におけるパルス数を16とした場合、第2ステッピングモータ521の1ステップあたりの秒針330の回転角度は0.375°となる。そして、環境データの目盛り402の範囲を180°とし、その範囲を−10℃から50℃とすると、第2ステッピングモータ521の1ステップあたりの秒針330の回転角度に相当する環境データの量Aは、0.0625℃となる。
センサ200は、環境データとして温度をアナログ信号として検出するサーミスタである。制御手段600は、所定の時間間隔で、センサ200が検出したアナログ信号を予め設定された閾値に基づいてアナログ・デジタル変換し、その変換した値を表示する位置に秒針330を回転駆動するように第2駆動系520を制御する。一般的な生活の場で日常的に使用する温度計であれば、その時間間隔は20秒以上且つ180秒以下が実用的な範囲であり、本例では60秒間隔となっている。閾値は、第2ステッピングモータ521の1ステップあたりの秒針330の回転角度に相当する環境データの量Aに応じて設定されている。
このように、環境データ表示モードにおいて、20秒以上且つ180秒以下の時間間隔で秒針330を回転駆動する構成によれば、環境データの僅かな変化によって秒針330が小刻みに往復運動するといった秒針330の不要な挙動を回避することができる。消費電力も低減することができる。
以上説明したように、本例の時計装置は、指針にて温度等の環境データを表示する機能を付加したアナログ式の時計装置あって、指針の駆動方式を切換えることにより時刻及び環境データの両方の表示を同時に且つ定常的に行なうことができるものである。尚、本例における各部の構成は、特許請求の範囲に記載した技術的範囲において適宜に設計変更が可能であり、図例説明したものに限定されないことは勿論である。例えば、本例では環境データとして温度を検出して表示するものとしたが、或は、湿度や気圧等の他の環境データを検出して表示するように構成することも可能である。
本発明の時計装置は、環境データを表示する機能を付加したアナログ式の壁掛時計や置き時計として好適に利用することが可能である。
1 時計装置
10 電源
20 アンテナ
100 筐体
110 透明カバー
120 係止部
130 収納式脚体
140 電池ボックス
200 センサ
310 時針
320 分針
330 秒針
400 文字板
401 時計の指標
402 環境データの目盛り
500 ムーブメント
510 第1駆動系
511 第1ステッピングモータ
512 第1減速機構
513 分針パイプ
513a 分針車
514 時針パイプ
514a 時針車
515 日の裏車
520 第2駆動系
521 第2ステッピングモータ
522 第2減速機構
523 秒針パイプ
523a 秒針車
530 ケース体
540 位置検出手段
541 発光素子
542 受光素子
543 透光部
600 制御手段
601 孔部
610 計時手段
710 切換えスイッチ
720 リセットスイッチ
730 モード表示手段

Claims (2)

  1. 指針が配置された文字板と、前記指針を回転駆動するムーブメントと、前記ムーブメントを制御する制御手段とを備えた時計装置において、
    前記指針としては、回転の中心軸が共通の時針、分針、及び秒針を備え、
    前記ムーブメントは、前記時針及び前記分針を駆動する第1駆動系と、前記秒針を駆動する第2駆動系とを備え、
    前記第1駆動系は、第1ステッピングモータ、前記第1ステッピングモータに連結された第1減速機構、前記第1減速機構に連結された分針パイプ、及び日の裏車を介して前記分針パイプに連結された時針パイプからなるものであり、
    前記第2駆動系は、正逆回転が可能な第2ステッピングモータ、前記第2ステッピングモータに連結された第2減速機構、及び前記第2減速機構に連結された秒針パイプからなるものであり、
    前記秒針パイプは前記分針パイプに挿通されており、前記分針パイプは前記時針パイプに挿通されており、前記時針、前記分針、及び前記秒針は、前記時針パイプ、前記分針パイプ、及び前記秒針パイプにそれぞれ支持して設けられており、
    前記制御手段は、前記秒針の駆動方式がそれぞれ異なる秒針モードと環境データ表示モードとを設定してなるものであり、
    当該時計装置は、温度等の環境データを検出するセンサと、前記環境データ表示モードと前記時刻表示モードとを切換える切換え手段とを備え、
    前記秒針モードでは、パルス電流を1秒間隔で間欠的に前記第2ステッピングモータに供給して前記秒針を1分につき1回転の速度で回転駆動して時刻の秒単位を表示するようにし、
    前記秒針モードにおける運針は、1秒毎の電流供給時間を0.4秒以上0.6秒以下とし、その間におけるパルス数を6以上18以下として1秒毎の秒針の回転角度を6°に設け、
    前記環境データ表示モードでは、前記秒針を前記センサが検出した環境データを示す位置に回転駆動して前記環境データを表示するようにし、
    前記環境データの目盛りは、前記秒針の回転軸を中心に120°以上180°以下の範囲に設けられ、
    前記第2ステッピングモータの1ステップあたりの前記秒針の回転角度に相当する前記環境データの量をAとするとき、前記環境データは、Aの間隔で離散的に表示されるようにしたことを特徴とする時計装置。
  2. 前記請求項1において、前記秒針モードにおける運針は、1秒毎の電流供給時間を0.5秒とし、その0.5秒間におけるパルス数を12として1秒毎の秒針の回転角度を6°に設け、他方、前記環境データとして温度を表示するものであって、前記環境データ表示モードにおける運針は、前記1ステップあたりの前記秒針回転角度が0.5°、その回転角度に相当する前記Aが0.2℃となっていることを特徴とする時計装置。
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