JP5766446B2 - 燃料タンクカバー構造 - Google Patents

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Description

この発明は、自動2輪車等の燃料タンクの上面を覆って取付けられる燃料タンクカバー構造に関する。
自動2輪車等の燃料タンクの上面後部に給油口を設け、前部に燃料ポンプを内蔵し、その上部を燃料タンク上面へ固定するとともに、この燃料ポンプの上方をポンプカバーで覆い、燃料タンクの周囲へ締結して取付けた燃料タンクカバー構造がある(特許文献1参照)。
特開2009−196553号公報
上記従来例のように、ポンプカバーを燃料タンクへ締結すると、生産性の向上が困難である。また、給油口を燃料タンクの上面に形成する場合、給油口周辺に給油トレーを設ける場合があるが、これをポンプカバーと別体に形成する場合には部品点数が増加するとともに、組付け工数が増加するので、ポンプカバーと給油トレーの機能を有し、かつ生産性を向上できる燃料タンクカバー構造が求められている。
本願はこのような要請の実現を目的とする。
上記課題を解決するため請求項1に記載した発明は、車体フレームに支持される燃料タンクと、その上方に配置されたシートを備え、前記燃料タンクの上面に給油口を設け、さらに燃料タンク内に収容される燃料ポンプの上部に燃料吐出口を設け、燃料タンクの上面に燃料タンクカバーを取付けるとともに、この燃料タンクカバーが燃料ポンプ上部を覆うポンプカバー部を備えている燃料タンクカバー構造において、
この燃料タンクカバーは、前記シートの下方に配置され、給油口の周囲を覆うように設けられたトレー部と前記ポンプカバー部とを一体に形成するとともに、
前記トレー部に前記給油口を囲む開口部を形成し、この開口部に環状の弾性部材を嵌合して、外周部を前記開口部の内周に密着させ、前記弾性部材の内周部を前記給油口周囲に密着させ、
さらに燃料タンクカバーの周囲に前記燃料タンクとの係合部を設け、この係合部と前記弾性部材により、前記燃料タンクカバーを前記燃料タンクに取付け
前記トレー部は前記給油口の周囲を囲んで上方に開放されたトレー側凹部を形成し、
このトレー側凹部に隣接して、前記ポンプカバー部が下方に開放されたポンプ側凹部を形成するように、反対向きの凹部を組み合わせたことを特徴とする。
請求項に記載した発明は上記請求項1において、前記燃料タンクカバーの対向する一対の端部の一方に前記開口部を形成して、前記弾性部材を嵌合し、他方の端部に、前記係合部の一部をなすとともに、前記燃料タンクに設けられた係合穴へ差込みで係合する第1係合部を形成したことを特徴とする。
請求項記載した発明は上記請求項において、前記開口部と前記第1係合部の間に前記ポンプカバー部を形成し、このポンプカバー部における、前記開口部と前記第1係合部を結ぶ方向と略直交する方向の両端部に前記係合部の一部をなす第2係合部を設けたことを特徴とする。
請求項に記載した発明は上記請求項において、前記第2係合部は、前記燃料タンクの周縁に形成されたフランジ部を上下に挟み、前記燃料タンク内方側に向けたコの字状に形成されることを特徴とする。
請求項に記載した発明は上記請求項1〜4のいずれかにおいて、
前記ポンプカバー部から前記係合部を連結する延出部を形成するとともに、この延出部の少なくとも一つに配管を固定する配管固定部を設けたことを特徴とする。
請求項に記載した発明は上記請求項1〜のいずれかにおいて、
前記トレー部に、外部へ流体を排出する排出口を形成し、
このトレー部の底部を一方向へ傾斜させて配置し、この底部の最下部近傍に前記排出口を形成するとともに、
前記底部の傾斜方向端部から斜面状に***する傾斜ガイド壁を形成し、
平面視にて、前記傾斜ガイド壁を前記底部の傾斜方向と交わるように設け、
前記底部と前記傾斜ガイド壁との境界線を、その長さ方向一端が前記最下部よりも高い位置にあり、他端が前記最下部になるように前記傾斜方向に対して傾斜させたことを特徴とする。
請求項に記載した発明は上記請求項1〜のいずれかにおいて、
前記燃料ポンプを固定するボルトを前記燃料タンクの上面に上方へ向かって設けるとともに、
前記燃料タンクカバーの下側面に前記ボルトの先端に向かって延出するリブを立設したことを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、燃料タンクカバーに給油トレーをなすトレー部と燃料ポンプのカバーをなすポンプカバー部とを一体に形成したため、部品点数を削減できる。
また、弾性部材であるパッキンを給油口周囲へ密着嵌合させ、かつ別の場所に設けた係合部により燃料タンクカバーを燃料タンクに取付けるため、締結部材により燃料タンクカバーを燃料タンクへ取付ける構造に比べて生産性が向上する。
また、トレー部とポンプカバー部がそれぞれ上下方向に反対向きの凹部を形成するため、燃料タンクカバーを高さ方向で大型化することなく、その機能性と剛性を両立させることができる。
請求項に記載した発明によれば、燃料タンクの対向位置に第1係合部と弾性部材による弾性嵌合部を設けたので、まず、第1係合部により燃料タンクと燃料タンクカバーの位置決めを行い、続いて反対側に位置する弾性部材によって給油口周囲へ密着固定させることから、締結部材を用いなくとも、燃料タンクと燃料タンクカバー間のガタツキを押さえて固定することができる。
請求項に記載した発明によれば、開口部と第1係合部を結ぶ方向と略直交する方向のポンプカバー部の両端部に形成する各第2係合部により、燃料タンクカバーのガタツキを低減することができる。
請求項に記載した発明によれば、第2係合部を燃料タンクのフランジ部に組み付ける際に、燃料タンクカバーを弾性変形させて組み付けることなく、第2係合部をフランジに沿ってスライドさせることにより、第2係合部をフランジに係合することができるため、燃料タンクカバーの強度を高めた上で、生産性の向上を図ることができる。
請求項に記載した発明によれば、ポンプカバー部と第1及び第2係合部を連結する延出部分に配管固定部を設けたので、燃料タンク上面での配管の固定を行うことができるとともに、延出部分を有効に活用して、延出部分にも機能を持たせて多機能化することができる。
請求項に記載した発明によれば、トレー部を傾斜させて最下部近傍に排出口を設けるとともに、トレー部とポンプカバー部との区画壁を傾斜ガイド壁とし、この傾斜ガイド壁を工夫して、底部の最下部へ向かう下方傾斜を創出したので、簡易な構造で流体の流れを排出口へ導くことができ、排出性を高めることができる。
請求項に記載した発明によれば、仮に燃料タンクカバーに荷重がかかった場合においても、リブがボルトまたはボルトに締結されるナット部材に対して当接することにより、荷重を燃料タンク上面に逃がすことができ、燃料タンクカバーと燃料ポンプとの干渉を回避することができる。
本実施形態に係る自動2輪車の外観を示す右側面図 燃料タンク回り部分を示す車体要部の左側面図 図2における燃料タンク回り部分の平面図 図3における燃料タンク回り部分の斜視図 燃料タンク回り部分の背面視図 図2の6−6線断面図 燃料タンクの側面図 燃料タンクの平面図 燃料タンクカバーの左側面図 燃料タンクカバーを斜め方から示す斜視図 燃料タンクカバーを反転させて裏側を示す斜視図 パッキンの平面及び燃料タンクに対する固定構造を示す図
以下、図面に基づいて一実施形態を説明する。
図1は本実施形態に係る自動2輪車の外観を示す右側面図、図2は車体の左側面のうち燃料タンク回り部分をシート及び車体カバーを省いて示す図、図3は燃料タンク回り部分の平面図、図4は同斜視図、図5は同背面視図、図6は図2の6−6線断面図である。
まず、図1において、車体前部には、図示しない車体フレームの前端部へ回動自在に支持されたフロントフォーク1の下端に前輪2が支持され、上方のハンドル3により向される。
車体前部は前部車体カバー4で覆われ、その鞍部4aを挟んでハンドル3の後方にシート5が配置されている。シート5は前後方向へ長いダブルシートであり、前半部がライダーシート5a、後半部がピリオンシート5bになっている。
シート5は車体フレームと後述する燃料タンクに支持され、前端部がライダーシート5aの下に隠れて見えていないヒンジで燃料タンクへ回動自在に連結され、このヒンジを中心に後端部側から前方へ向けて回動させることにより開くことができる。
シート5を開くと、ライダーシート5aの下方に配置されている燃料タンクの給油が可能になる。
シート5の下方は後部車体カバー6で覆われ、この内側に車体フレーム及び燃料タンクが配置されている。7はエンジン、8は後輪、9は緩衝器である。
図2はシート5及び後部車体カバー6を省いて車体側面中央部の内側を示し、車体フレーム10は、車体中心に沿って前後方向へ配置されたメインフレーム11と、この後端部から斜め上がり後方へ延びる左右一対のリヤフレーム12と、これらリヤフレーム12の前部とメインフレーム11の後端部間を斜めに連結する左右一対の補強パイプ13を備える。
リヤフレーム12は屈曲部12aで略水平に屈曲してさらに後方へ延び、屈曲部12aより前方部分をリヤフレーム前部12b、後方部分をリヤフレーム後部12cとする。
メインフレーム11の下方にはエンジン7が支持され、チェーンケース14内に収納されて見えないチェーンにより後輪8を駆動する。
チェーンケース14はリヤフォーク15に固定され、リヤフォーク15の前端は図では見えないがリヤフレーム12の下部へ揺動自在に支持され、後端部は緩衝器9によりリヤフレーム12の屈曲部12aと連結(図示省略)されている。
メインフレーム11、リヤフレーム12及び補強パイプ13に囲まれた空間内に燃料タンク20が配置されている。燃料タンク20は前方側の底部に設けられたブラケット21を補強パイプ13の前後方向中間部に設けられたステー16へ取付けることにより補強パイプ13に支持され、後部をリヤフレーム12の屈曲部12a近傍に設けられたタンク用ステー17に支持されている。
燃料タンク20の上面のうち、燃料キャップ22が取付けられる給油口25aが形成されている前部はリヤフレーム12の屈曲部12aとほぼ同じ高さをなすが、後方側が一段低くなって段差をなしている。
燃料タンク20の上面には燃料タンクカバー30が設けられている。燃料タンクカバー30は前部側のトレー部と後部側のポンプカバー部とを一体化してある。燃料タンク20の前端部にはヒンジ23が設けられ、ここにシート5の前端部が取付けられ、開閉のため回動自在になっている。
燃料タンクカバー30の側面からはドレンチューブ31が燃料タンクカバー30に沿って後方へ延び、屈曲部12a近傍にて下方へ曲がり、リヤフレーム前部12bに沿って下方へ延び、車体下部へ達している。
ドレンチューブ31は給油時に燃料タンクカバー30上へ溢れた燃料等の流体(以下、単に流体という)を車体下部から地面へ向かって排出する。なお、後部車体カバー6の上縁6aは燃料タンク20のフランジ部24に沿って後方へ延び、その後、屈曲部12aに設けられているシート支持ステー18の上へ出るように湾曲している。
ドレンチューブ31はタンク用ステー17の上で下方へ曲がり、後部車体カバー6の内側へ入るようになっている。符号19はリヤフェンダである。
図3はシート5を除いて燃料タンク20を上方から示す図であり、平面視形状である燃料タンクカバー30は燃料タンク20の上面大半を覆っている。前部は給油トレーをなすトレー部40であって、後部はポンプカバー部50になっている。
トレー部40は前端中央に本願発明における環状の弾性部材に相当するリング状のパッキン32が嵌合され、パッキン32の中央部には給油口25aが位置する。パッキン32はゴム等の弾性体からなる公知のシール材料であり、外周部はトレー部40に設けられた開口46(本願発明におけるトレー部に設けられて給油口を囲む開口部、図10参照)に係合する。
トレー部40の後部一側方(本例では左側)には、外方へ張り出す排出部42が形成されている。この排出部42にドレンチューブ31の前端が接続されている。
ポンプカバー部50は燃料タンクカバーの一部をなし、燃料ポンプ60を構成する基部61の上方を覆う本体部51を有する。基部61は左右方向へ横長に配置され、一端に電力を供給するハーネス62が延出し、他側に燃料ホース63が接続している。
本体部51の側部には本願発明の延出部をなす左右への張り出し部52,53が設けられ、それぞれの先端部に形成された本願発明の係合部及び第2係合部をなすスライド係合部54にてフランジ部24の側部と係合している。左右のスライド係合部54を結ぶ線は車体中心線にほぼ直交してポンプカバー部50の左右両側に形成される。
左側の張り出し部52には、さらに後方へ延出する後方張り出し部52aが一体に形成され、ここに形成されたクランプ52bによりドレンチューブ31の中間部が係止されている。後方張り出し部52aは延出部の一部であり、燃料タンク20の後端近くまで延び、ドレンチューブ31は張り出し部52及び後方張り出し部52aの上を通って後方へ配管されている。
本体部51の後部からも本願発明の延出部をなす後方延出部55が設けられ、その右側端部には上方へクランプ55aが一体に突出形成され、このクランプ55aに燃料ポンプの基部61に設けられている燃料吐出口61aに接続した燃料ホース63の中間部がクランプされている。燃料ホース63は後方延出部55の上を通って後方へ延び、フランジ部24の後方でリヤフェンダ19上に形成されたクランプ63aにて係止されている。燃料ホース63はクランプ63a部分から前方へ曲がり返してフランジ部24の下へ出て、エンジン7近傍に配置された電子燃料噴射装置(図示省略)へ接続している。
後方延出部55の左側部分はさらに後方へ突出する係合突部56(本願発明の係合部及び第1係合部)をなし、ここでフランジ部24の後端に後方へ突出形成された係止突部24bに開口された係合穴24c(図8参照)で係合されている。
この係合突部56は本願発明の第1係合部をなし、その位置は燃料タンクカバー30の前端部を燃料タンク20の上面前端部へ係合するパッキン32に対して前後方向でほぼ対極配置され、パッキン32と係合突部56を結ぶ線はほぼ車体中心線に沿ったものになる。
これにより、燃料タンクカバー30の前後端部をそれぞれ燃料タンク20の前後部においてそれぞれ弾性嵌合で取付けできるようになっている。
なお、燃料タンク20はフランジ部24の後端部左右ではボルト17bにより車体フレームに形成されたタンク用ステー17へ締結されている。
後方延出部55の左側にはクランプ55aと同様構造のクランプ55bが設けられ、ここに燃料ポンプの基部61に接続するハーネス62の中間部が係止されている。ハーネス62は後方延出部55及び係合突部56の上方を後方へ延び、係合突部56の後方へ出たところをクランプ62aでシート支持ステー18の側部へ係止されている。
図5は燃料タンク20の後部側支持構造を示し、左右一対のリヤフレーム前部12bの上部にそれぞれ溶接されたタンク用ステー17の上にフランジ部24の後部を乗せ、上方からボルト17bにて、タンク用ステー17に設けられたウェルドナット17aへ締結することにより固定される。
図6は燃料タンク20の内部を示し、燃料タンク20の後部には燃料ポンプ60が上方から挿入されて上下方向へ長く配置されている。燃料ポンプ60の上部は基部61をなし、燃料タンク20の上面へ突出し、ここで燃料タンク20の上面へ固定されている。基部61の上方は本体部51で覆われている。
基部61が配置される燃料タンク20の上面には、ポンプ取付穴27が形成されたポンプ取付凹部28が設けられ、ポンプ取付穴27から燃料ポンプ60の本体部を燃料タンク20内へ挿入し、基部61の底部をポンプ取付凹部28へ着座させることによりポンプ取付穴27が塞がれている。
図6の拡大部に示すように、ポンプ取付凹部28のポンプ取付穴27を囲む左右部分にはポンプ取付金具26が一体化されており、このポンプ取付金具26に基部61から延出する取付フランジ65を重ね、この取付フランジ65に形成されている通し穴66へポンプ取付金具26から立設されたボルト26aを通してナット67で締結することにより基部61がポンプ取付凹部28上に固定される。
基部61の上端は燃料キャップ22よりも低くなっており、基部61を覆う本体部51も燃料キャップ22よりも低くなっている。このため、シート5覆ったときでも、その底部が接触して本体部51並びに基部61へ荷重を及ぼさないようになっている。なお、燃料キャップ22の上へ重なるシート5の底面には燃料キャップ22との間に非接触を保つ十分大きな間隙を形成してあり、シート5の荷重が燃料キャップ22へ直接かからないようになっている。
図7は燃料タンク20の側面図、図8はその平面図である。これらの図において、燃料タンク20はフランジ部24で上下合わせにして溶接一体化されている。燃料タンク20の上面前端部にはヒンジ23を取付けるためのブラケット23aが溶接され、その後方で一段高くなった膨出部20aに筒状のフィラーネック25が上方へ突出して設けられている。フィラーネック25の開口部は給油口25aであり、この上端に燃料キャップ22が取付けられるようになっている。
フィラーネック25は燃料タンク20の膨出部20aへ溶接されている。このように燃料タンク20の上面前部にフィラーネック25とブラケット23aが溶接されているため燃料タンク20の前部における剛性が高くなるので、ブラケット23aへヒンジ23を取付けて燃料タンク20の前部によりシート5の荷重を受けることができる。
燃料タンク20の上面のうち膨出部20aより後方部分は一段低くなって段差部20bとされている。この段差部20bにはさらに下方へ凹むポンプ取付凹部28が設けられ、ここにポンプ取付金具26が溶接されている。
図8に示すように、ポンプ取付凹部28にはポンプ取付穴27が開口し、このポンプ取付穴27を挟んで左右に円弧状をなす一対のポンプ取付金具26が向かい合わせに配置され、それぞれポンプ取付凹部28の表面へ溶接されている。
図9は燃料タンクカバー30の左側面図、図10は燃料タンクカバー30を斜め前方から示す斜視図、図11は反転させて裏側を示す斜視図である。
図9に示すように、燃料タンクカバー30は燃料タンク20の上面を覆う樹脂製部材であり、全体が一方向へ傾斜し、この例では前方上がりに傾斜配置され、前端部はパッキン32にて給油口25aへ取付けられ、後端部は係合突部56にて燃料タンク20の後端部へ取付けられている(図3参照)。
このため、トレー部40の底部45は側面視で、前後方向にて矢示Cのように後方下がりに傾斜し、その延長上にドレンパイプ42aが設けられている。このドレンパイプ42aにより、給油時にトレー部40へ溢れ出た流体を速やかにトレー部40の外へ排出できる。
係合突部56の下面には、爪56aが下方へ突出形成されており、この爪56aを燃料タンク20のフランジ部24後端部に設けられた係止突部24bに形成されている係合穴24c(図8)へ差し込むことにより、爪56aを係止突部24bへ係合することができ、燃料タンクカバー30の後端部を素早く燃料タンク20の後端部へ取付けできる。
図10及び11に示すように、トレー部40は燃料タンクカバー30の前部へ上向きに開放されたトレー側凹部として形成され、ポンプカバー部50は逆に燃料タンクカバー30の後部へ下向きに開放されたポンプカバー側凹部として形成されている。
このように反対向きの凹部を組み合わせて同一部材へ一体成形することで、燃料タンクカバー30を高さ方向で大型化することがない。しかも、剛性を高くすることができるので、機能性と剛性を両立できる。
図10に示すように、トレー部40とポンプカバー部50は傾斜ガイド壁43及び排出部42の後壁42bで前後に区画される。
トレー部40は周囲を囲む環状壁44により、給油時に給油口25aから溢れた流体を内側へ収容できるようになっている。傾斜ガイド壁43及び後壁42bは環状壁44の一部であって、その後部をなしている。
トレー部40の底部45前方には開口46が形成されている。この開口46の縁部は厚肉部46aになっており、ここにパッキン32の外周部が嵌合されるようになっている。
トレー部40の後部に形成された傾斜ガイド壁43は、上方側が後傾する後傾斜面をなすとともに、傾斜ガイド壁43の上下方向の幅である斜面幅は、車体右側へ行くほど広くなり、逆に、車体左側の排出部42へ向かって次第に幅が狭くなるように形成されている。但し、傾斜ガイド壁43の上端部の高さは左右方向で一定であり、底部45も左右方向では高さが一定であるため、底部45と傾斜ガイド壁43との境界線47が底部45の矢示Cの傾斜方向に対して傾斜することになり、平面視で、底部45の矢示Cの傾斜方向と交わり、車体右側から車体左側へ向かって矢示Dで示すように後方傾斜する。
ここで、境界線47の車体右側の端部を47a、車体左側の端部を47bとすれば、図3及び図10に示すように、傾斜ガイド壁43の斜面幅が車体右側へ行くほど広くなるため、境界線47は車体右側ほど車体前方へ出ており、車体右側の端部47aが最前方に位置し、車体左側の端部47bが最後方に位置することになる。
図9の丸囲み部Aに、境界線47の端部47a及び47bの位置関係を原理的に示す。底部45は全体として後方へ下がり傾斜しているので、最前方に位置する車体右側の端部47aが最も高い位置になり、逆に、最後方に位置する車体左側の端部47bが最も低い位置になり、両端部間では高さhなる高低差が生じる。このため、端部47aと47bを直線状に結ぶ境界線47は、端部47aから端部47bに向かって、車体後方かつ車体左側へ向かって下がり傾斜することになる。但し、この傾斜方向は左右いずれでもよく、要は排出部42の位置に応じて定まる。
底部45と排出部42の後壁42bとの接続部は底部45の最下部45aとなり、この最下部45aは傾斜ガイド壁43よりも後方に位置する。
このため、境界線47の車体左側の端部47bと底部45の最下部45aとはほぼ同じ高さか、もしくは最下部45aの方が若干低くなる。
図9及び図10に示すように、排出部42は流体溜まり部をなし、その底部は最下部45aよりもさらに低くなるように深い凹部を形成し、その後壁42bに排出口42cが形成され、ドレンパイプ42aに連通している。排出口42cは底部45の最下部45a近傍でほぼ同じ高さに形成されている。
ドレンパイプ42aはパイプ状をなして排出部42の外方(斜め後方)へ突出し、このドレンパイプ42aにドレンチューブ31の前端が接続されている。
底部45を傾斜させるとともに、底部45と傾斜ガイド壁43の境界線47をこのように傾斜させると、トレー部40内へ溢れた流体は、まず、矢示Cのように後傾している底部45の上を後方の傾斜ガイド壁43へ向かって流れ、さらに、傾斜ガイド壁43に達した流体は矢示D方向へ傾斜ガイド壁43に沿って最下部45aへ向かって流れ、最下部45aにてスムーズに排出部42へ流れ込む。さらに、排出部42へ溜まった流体は、排出口42cからドレンパイプ42aを通ってドレンチューブ31で外部へ排出される。
このように、底部45の前後方向における矢示Cの傾斜と、境界線47の矢示Dの傾斜により、傾斜ガイド壁43へ流れて来た流体を傾斜ガイド壁43により最下部45aへスムーズに流して排出部42へ速やかに導くことができる。
図11に示すように、ポンプカバー部50の本体部51は立て壁57に囲まれて下方へ開放された凹部をなす。この本体部51には、左右及び前後に間隔をとって十文字形のリブ58が立設され、その先端部の十文字状に交差する部分に切り欠き凹部58aが形成されている。図6に示すように、この切り欠き凹部58aはボルト26aの上方に位置し、ボルト26aの先端が切り欠き凹部58aへ入り込むようになっている。
このようにすると、図6の拡大部に示すように、本体部51の上へ仮にシート5の荷重が加わった場合でも、切り欠き凹部58aの底部とボルト26aの先端とを当接して本体部51の下方移動を阻止してシート5の荷重を受け止めるので、本体部51の荷重が基部61へ及ばないようにすることができる。
また、切り欠き凹部58aの底部とボルト26aの先端との当接でも本体部51の下方移動を阻止できない場合は、さらにリブ58の先端ナット67へ当接することにより本体部51の下方移動を阻止できる。
したがって、シート5の荷重を燃料タンク20上面に逃がすことができ、ポンプカバー部50と燃料ポンプ60との干渉を回避することができる。
図10の拡大部に示すように、スライド係合部54は内側へ向かって開放されたコ字状をなし、側壁54bの一部を略水平に内方へ突出させて下ガイド54cとすることにより、上壁54aと下ガイド54cとの間にフランジ部24の肉厚に相当する空間54dを形成する。この空間54dにはフランジ部24の左右方向における最大側方突出部24dを嵌合して、上壁54aと下ガイド54cで挟むことができる。
そこで、フランジ部24の最大側方突出部24d近傍にスライド係合部54を位置させ、上壁54aがフランジ部24の上面へ摺接するようにして前後方向(例えば、矢示E方向)へスライドさせれば、最大側方突出部24dが空間54dへ嵌合して左右のスライド係合部54がフランジ部24の両側へ係止される。
このとき、パッキン32の中央穴32bがフィラーネック25の上に来て係合突部56の爪56aが係合穴24cの上に来るよう、予め各部の位置を設定しておく。
なお、クランプ52b、クランプ55a及び55bは配管固定部をなし、ポンプカバー部50の本体部51周囲に形成された本体部51と第1及び第2係合部とを連結する延出部分に設けられている。このようにすると、燃料タンク上面での配管の固定を行うことができるとともに、延出部分を有効に活用して、延出部分にも機能を持たせて多機能化することができる。また、配管部品は各種のハーネスやチューブさらにはケーブル等が種々可能である。
図12はパッキン32を示し、Aはパッキン32の平面図、Bはパッキン32をフィラーネック25の周囲へ弾性嵌合させた状態の断面図である。
Aに示すように、パッキン32は弾性を有するリング状のラバーから形成される。パッキン32の内外周は厚肉部をなし、内周側厚肉部32aは中央穴32bを囲むシール部をなし、その内径はフィラーネック25の外径より若干小さくなっている。外周側厚肉部32cの外径は開口46の内径よりも若干大きくなっている。
Bに示すように、パッキン32は、フィラーネック25と開口46の間に嵌合されている。外周側厚肉部32cには径方向外方へ開放された断面コ字状をなす嵌合溝32dが形成されている。嵌合溝32dの径方向底部の径が開口46の内径とほぼ一致する。
そこで、予め開口46の厚肉部46aに嵌合溝32dを外嵌するとパッキン32は開口46の内側へ密に取付けられる。
この状態で、中央穴32bをフィラーネック25の上に合わせ、フィラーネック25へ向かって下方へ押し込むと、フィラーネック25が中央穴32bを貫通して上方へ突出して弾性嵌合する。これにより、パッキン32の内周側厚肉部32aは内周面がフィラーネック25の外周面へ密着し、燃料タンクカバー30の前部がフィラーネック25へ嵌合により固定される。
しかもパッキンの弾性により、固定時におけるガタツキを防止できる。
そのうえ、内周側厚肉部32aの内周面とフィラーネック25の外周面との間は密着により良好にシールされ、開口46の縁部及びフィラーネック25との当接部からの流体漏れを阻止できる。
このように、燃料タンクカバー30の前部はパッキン32を利用してフィラーネック25の周囲へ簡単迅速に弾性嵌合で固定でき、このとき多少の寸法誤差が生じても、パッキン32の弾性によりこれを吸収することができる。
この燃料タンクカバー30を燃料タンク20へ取付けるには、まず、左右のスライド係合部54をフランジ部24の左右における最大側方突出部24d近傍に位置させ、コ字状の空間54dをフランジ部24に合わせ、燃料タンクカバー30を前後方向へスライドさせる。最大側方突出部24dがコ字状の空間54d内へ入ると、フランジ部24の左右両側部はスライド係合部54に係合される。
これにより、左右両端部のスライド係合部54により、燃料タンクカバー30のガタツキを低減することができる。
また、燃料タンクカバー30を弾性変形させて組み付けることなく、第2係合部をフランジに沿ってスライドさせることにより、スライド係合部54をフランジ部24に係合することができるため、燃料タンクカバー30の強度を高めた上で、生産性の向上を図ることができる。
また、左右のスライド係合部54でフランジ部24の左右を係合すると、係合突部56がフランジ部24の後端部に突出する係止突部24bに重なるので、爪56aを係止突部24bの係合穴24cへ差し込む。すると爪56aは差し込みにより係止突部24bへ係合し、燃料タンクカバー30の後端部側が位置決めされる。
そこで、パッキン32の中央穴32bをフィラーネック25に合わせて押し込むと、パッキン32は弾性変形して、中央穴32bの周囲嵌合して密着し、燃料タンクカバー30の前部は、パッキン32の弾性嵌合によりフィラーネック25の周囲へ固定され、燃料タンクカバー30は前後左右にて燃料タンク20へ取付けられる。
このように、燃料タンクカバー30の前端部に設けた弾性部材のパッキン32を給油口25aが設けられるフィラーネック25の周囲へ密着嵌合させ、かつ反対側の後端部に設けた係合突部56をフランジ部24の後端部へ係合させることにより燃料タンクカバー30の前後を燃料タンク20に取付けるため、締結部材により燃料タンクカバーを燃料タンクへ取付ける構造に比べて生産性が向上する。
また、燃料タンク20の前後方向における対向位置に係合突部56とパッキン32による弾性嵌合部を設けたので、まず、燃料タンクカバー30の後端部の係合突部56により燃料タンク20と燃料タンクカバー30の位置決めを行い、続いて反対側の前端部に位置するパッキン32によってフィラーネック25周囲へ密着固定させることから、締結部材を用いなくとも、燃料タンク20と燃料タンクカバー30間のガタツキを押さえて固定することができる。
さらに、燃料タンクカバー30に給油トレーをなすトレー部40と燃料ポンプのカバーをなすポンプカバー部50とを一体に形成したため、部品点数を削減できる。
また、トレー部40とポンプカバー部50がそれぞれ上下方向に反対向きの凹部を形成するため、燃料タンクカバー30を高さ方向で大型化することなく、その機能性と剛性を両立させることができる。
さらに、トレー部40を傾斜させて最下部に排出部42を設けたので、簡易な構造で流体の流れを排出部42へ導くことができ、排出性を高めることができる。
12:リヤフレーム、13:補強パイプ、20:燃料タンク、25:フィラーネック、30:燃料タンクカバー、32:パッキン、40:トレー部、50:ポンプカバー部、51:本体部、54:スライド係合部、56:係合突部

Claims (9)

  1. 車体フレーム(10)に支持される燃料タンク(20)と、その上方に配置されたシート(5)を備え、前記燃料タンク(20)の上面に給油口(25a)を設け、さらに燃料タンク(20)内に収容される燃料ポンプ(60)の上部に燃料吐出口(61a)を設け、燃料タンク(20)の上面に燃料タンクカバー(30)を取付けるとともに、この燃料タンクカバー(30)が燃料ポンプ(60)上部を覆うポンプカバー部(50)を備えている燃料タンクカバー構造において、
    この燃料タンクカバー(30)は、前記シート(5)の下方に配置され、給油口(25a)の周囲を覆うように設けられたトレー部(40)と前記ポンプカバー部(50)とを一体に形成するとともに、
    前記トレー部(40)に前記給油口(25a)を囲む開口部(46)を形成し、この開口部(46)に環状の弾性部材(32)を嵌合して、外周部を前記開口部(46)の内周に密着させ、前記弾性部材(32)の内周部を前記給油口(25a)周囲に密着させ、
    さらに燃料タンクカバー(30)の周囲に前記燃料タンク(20)との係合部(54,56)を設け、この係合部(54,56)と前記弾性部材(32)により、前記燃料タンクカバー(30)を前記燃料タンク(20)へ取付け
    前記トレー部(40)は前記給油口(25a)の周囲を囲んで上方に開放されたトレー側凹部を形成し、
    このトレー側凹部に隣接して、前記ポンプカバー部(50)が下方に開放されたポンプ側凹部を形成するように、反対向きの凹部を組み合わせたことを特徴とする燃料タンクカバー構造。
  2. 前記燃料タンクカバー(30)の対向する一対の端部の一方に前記開口部(46)を形成して前記弾性部材(32)を嵌合し、
    他方の端部に、前記係合部(54,56)の一部をなすとともに、前記燃料タンク(20)に設けられた係合穴(24c)へ差込みで係合する第1係合部(56)を形成したことを特徴とする請求項1に記載した燃料タンクカバー構造。
  3. 前記開口部(46)と前記第1係合部(56)の間に前記ポンプカバー部(50)を形成し、このポンプカバー部(50)における、前記開口部(46)と前記第1係合部(56)を結ぶ方向と略直交する方向の両端部に前記係合部(54,56)の一部をなす第2係合部(54)を設けたことを特徴とする請求項に記載した燃料タンクカバー構造。
  4. 前記第2係合部(54)は、前記燃料タンク(20)の周縁に形成されたフランジ部(24)を上下に挟み、前記燃料タンク(20)内方側に向けたコの字状に形成されることを特徴とする請求項に記載した燃料タンクカバー構造。
  5. 前記ポンプカバー部(50)から前記係合部(54,56)を連結する延出部(55,52,53)を形成するとともに、この延出部(55,52,53)の少なくとも一つに配管を固定する配管固定部を設けたことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載した燃料タンクカバー構造。
  6. 前記トレー部(40)に、外部へ流体を排出する排出口(42c)を形成し、
    このトレー部(40)の底部(45)を一方向へ傾斜させて配置し、この底部(45)の最下部(45a)近傍に前記排出口(42c)を形成するとともに、
    前記底部(45)の傾斜方向端部から斜面状に***する傾斜ガイド壁(43)を形成し、
    平面視にて、前記傾斜ガイド壁(43)を前記底部(45)の傾斜方向(C)と交わるように設け、
    前記底部(45)と前記傾斜ガイド壁(43)との境界線(47)を、その長さ方向一端が前記最下部(45a)よりも高い位置にあり、他端が前記最下部(45a)になるように前記傾斜方向(C)に対して傾斜させたことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載した燃料タンクカバー構造。
  7. 前記燃料ポンプ(60)を固定するボルト(26a)を前記燃料タンク(20)の上面に上方へ向かって設けるとともに、
    前記燃料タンクカバー(30)の下側面に前記ボルト(26a)の先端に向かって延出するリブ(58)を立設したことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載した燃料タンクカバー構造。
  8. 前記トレー部(40)の側部に設けられた外方へ張り出す排出口(42c)にドレンチューブ(31)の一端が接続され、このドレンチューブ(31)が前記燃料タンクカバー(30)に沿って後方へ延びていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載した燃料タンクカバー構造。
  9. 前記トレー部(40)の側部に設けられた外方へ張り出す排出口(42c)にドレンチューブ(31)の一端が接続され、
    このドレンチューブ(31)は前記延出部(52)の上を後方へ配管され、
    中間部が前記配管固定部(55a)に係止され、
    前記延出部(52)は前記燃料タンク(20)の後端近くまで延びていることを特徴とする請求項5に記載した燃料タンクカバー構造。
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