JP5757282B2 - 固定子および回転電機 - Google Patents

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Description

本発明は、固定子コアと複数相の巻線とを有する固定子と、当該固定子を有する回転電機とに関する。
従来では、コストの大幅な増大を招くこと無く簡単な構成で、漏れ磁束により発生する渦電流損を低減することを目的とする回転電機の固定子に関する技術の一例が開示されている(例えば特許文献1を参照)。この回転電機の固定子は、セグメント導体はN個に分割されるとともに、相巻線は分割されたN個の分割導体が並列になるようにして複数の分割導体が直列に接続され互いに並列に接続されたN本の分割相巻線により構成される。
特開2012−130093号公報
しかし、特許文献1に記載の技術では、2並列させた構成が記載されているものの、これよりも多数の並列巻きとしたときに起こり得る循環電流の対策については記載されていない。よって特許文献1に記載の技術を多数の並列巻きに適用した場合には、必ずしも循環電流を抑止できるとは限らない。
本発明はこのような点に鑑みてなしたものであり、分布巻きの複数倍スロットにおいて、多数の並列巻きをしても循環電流を抑制できる固定子および回転電機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた第1の発明は、周方向に複数のスロット(12b)を有する固定子コア(12a)と、前記スロットごとに収容される導体(16,16x,16y)が電気的に接続されて成形される複数相の巻線(161,162)とを有する固定子(12)において、前記スロットは、径方向の一方側から他方側に向かって層状に前記導体を収容するように成形され、一相の前記巻線は、隣り合う第1の前記スロット(A,a,α)および第2の前記スロット(B,b,β)に収容される前記導体を含み、前記巻線は、前記固定子を1周し、第1の前記スロットにおいて2n−1(nは正の整数)層の前記導体と2n層の前記導体が円周方向に延びる接続導体(A1a2,A3a4)を用いて電気的に接続されるとともに、第2の前記スロットにおいても前記2n−1層の前記導体と前記2n層の前記導体が前記接続導体(B1b2,B3b4)を用いて電気的に接続され、第1の前記スロットにおける前記2n層の前記導体と、第2の前記スロットにおける2n+1層の前記導体が前記接続導体(a2B3,b2A3)を用いて電気的に接続されることを特徴とする。
この構成によれば、巻線は第1のスロットまたは第2のスロットに収容される導体同士を、円周方向に延びる接続導体を用いて電気的に接続して固定子を1周する。また、同一スロットに収容される導体どうしの電気的な接続だけでなく、第1のスロットと第2のスロットとに収容される導体どうしの電気的な接続をも行う。この接続により、分布巻きの第1のスロットおよび第2のスロット(すなわち複数倍スロットに含まれる2倍スロット)の並列巻線で循環電流が流れるのを抑制することができ、当該循環電流に伴う損失の発生を防ぐことができる。
第2の発明は、前記巻線の端部(16t)にターミナル(T,T1,T2,T3,T4)を設け、前記ターミナルの相互間を電気的に接続して、Y(スター)結線、Δ(デルタ)結線、Y−Δ混成結線のいずれかを成形することを特徴とする。この構成によれば、Y結線、Δ結線、Y−Δ混成結線のいずれでも循環電流が流れるのを抑制することができ、当該循環電流に伴う損失の発生を防ぐことができる。
第3の発明は、回転電機において、固定子(12)と、前記固定子と対面して回転可能な回転子(13;ロータ)とを有することを特徴とする。この構成によれば、相間の電位差を抑制するとともに、結線バリエーションを多様化できる回転電機を提供することができる。
なお「巻線」は、所定形状(例えばU字状等)に成形された複数の導体を電気的に接続して成形される巻線でもよく、これと同等の長さを有する一本状の巻線でもよい。「異形線」は、相巻線を電気的に接続可能な導体であれば、材質や形状等を問わない。「回転電機」は、回転する部位(例えば軸やシャフト等)を有する機器であれば任意である。例えば、発電機,電動機,電動発電機等が該当する。
回転電機の構成例を模式的に示す断面図である。 固定子の構成例を示す平面図である。 固定子の一部分を詳細に示す平面図である。 導体の構成例を示す斜視図である。 導体の構成例を示す断面図である。 異形線の構成例を示す平面図である。 2層にわたって巻き回される巻線の一例を示す模式図である。 巻線の波巻構成(部分)を示す模式図である。 巻線の巻き回し例を部分的に示す斜視図である。 ティース,スロット,導体の相互関係を説明する平面図である。 図9に示すXI−XI線にかかる導体の断面図である。 2並列接続の第1接続例を模式的に示す回路図である。 2倍スロットにおける層間接続の一例を示す平面図である。 直列回路部とスロット内導体との関係を模式的に示す平面図である。 巻線の第1結線構造(Y結線)を示す模式図である。 巻線の第2結線構造(Δ結線)を示す模式図である。 巻線の第3結線構造(Y−Δ混成結線)を示す模式図である。 結線部の構成例を模式的に示す平面図である。 結線の切り替えを行うための第1構成例を示す模式図である。 2並列接続の第2接続例を模式的に示す回路図である。 直列回路部とスロット内導体との関係を模式的に示す平面図である。 巻線の第4結線構造(Y結線)を示す模式図である。 2並列接続の第3接続例を模式的に示す回路図である。 直列回路部とスロット内導体との関係を模式的に示す平面図である。 巻線の第5結線構造(Y結線)を示す模式図である。 4並列接続の接続例を模式的に示す回路図である。 直列回路部とスロット内導体との関係を模式的に示す平面図である。 巻線の第6結線構造(Y結線)を示す模式図である。 結線の切り替えを行うための第2構成例を示す模式図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面に基づいて説明する。なお、特に明示しない限り、「接続する」という場合には電気的に接続することを意味する。各図は、本発明を説明するために必要な要素を図示し、実際の全要素を図示しているとは限らない。上下左右等の方向を言う場合には、図面の記載を基準とする。内径と内周は同意義であり、以下では内径を用いる。同様に、外周と同意義の外径を用いる。
〔実施の形態1〕
実施の形態1は図1〜図19を参照しながら説明する。図1に示す回転電機10は、インナロータ型電動発電機の一例であって、固定子(ステータ)12、回転子(ロータ)13、回転軸20などをケース部材11内に有する。回転電機10と電力変換装置30との間は入出力線17等で接続される。回転電機10のケース部材11と、後述する電力変換装置30のケース部材とは、個別成形されて固定手段で固定されるか、一体成形される。前者の固定手段は、例えばボルト・ナット、雄ネジ・雌ネジ、貫通穴・割ピン、溶接等の接合、端片のかしめなどが該当する。これらのうちで二以上の手段を適宜に選択して組み合わせて固定してもよい。なお、入出力線17は後述する導体16を延伸させたものでもよい。
回転軸20は、軸受け15(ベアリング等)を介してケース部材11に回転自在に支持される。回転軸20は回転子13の中心部に上記固定手段によって固定されるか、あるいは一体成形される。いずれの構成にせよ、回転軸20と回転子13は協働して回転する。
円筒形状に成形される固定子12は、回転子13の外径側に配置される。この固定子12は、後述する複数のスロット12b(図2,図3を参照)が円周方向に並べて成形され、上記固定手段によってケース部材11に固定される。スロット12bの配置間隔は任意であるが、磁束の流れを均一化してトルクを増加させる点で等間隔に配置するのがよい。ティース12c相互間には、スロット12bが形成される。
図2に示すスロット12bは、スロット倍数S(Sは正の整数)を2とし、磁極数Mn(Mnは正の整数)を8極とし、相数p(pは正の整数)を三相とする成形例を示す。この成形例におけるスロット12bの数(スロット数Sn)は、Sn=S×Mn×p=2×8×3=48になる。
スロット12bには、巻線を構成する導体16が収容される。例えば図3に示すように、一つのスロット12bに複数本(本形態では4本)の導体16を径方向に整列して収容する。本形態では、内径側から外径側に向かって、1層,2層,3層,4層,…と呼ぶことにする。また、スロット12bに収容される導体16の部位(部分)を、以下では「被収容部19」と呼ぶことにする(図8をも参照)。これに対して、スロット12bからはみ出す導体16の部位は「ターン部14」と呼ぶ(図8をも参照)。ターン部14の全体をコイルエンド部とも呼ぶ。ターン部14の一部はリード線として、図1に示すように電力変換装置30に向かって延びて接続される。
上述した導体16の構成例について、図4と図5を参照しながら説明する。図4に示すように、一の導体16はU字状に成形され、ターン部14、被収容部19、端部16tなどを有する。ターン部14は、複数段の階段形状からなる階段状部位14sが成形される。階段状部位14sの1段の高さHは、「階段状に成形される部位の高さ」に相当し、任意に設定してよい。当該高さHは導体16の高さ(すなわち厚みTh)とほぼ等しくすると、軸方向に導体16どうしを積み重ね易くなる。階段状部位14sの段数は任意に設定してよく、例えば被収容部19相互間の幅に応じた段数を設定してよい。
階段状部位14sの中央部には、導体16を径方向にずらすためにクランク状に曲げられるクランク部位14cが成形される。クランク部位14cは、固定子コア12aの端面からの突出高さが最も高くなる。径方向にずらす量は任意に設定してよい。導体16の幅Wdとほぼ等しくすると、径方向に複数の導体16をずらし易くなる。説明した階段状の形状はなくてもよく、クランク状に曲げられたクランク部位14cのみを持つ導体16でも、本発明は十分に効果を発揮する。
一部の端部16t(すなわち後述する図7に示す巻線161,162の端部)には、二点鎖線で示すようなターミナルTが備えられる。端部16tの相互間や、端部16tとターミナルTとの間における接続は、例えばハンダ付けや溶接等を行う接合が該当する。溶接には、融接(例えばガス溶接,アーク溶接,エレクトロスラグ溶接,電子ビーム溶接,レーザービーム溶接等)、圧接(抵抗溶接や鍛接等)を含む。
図5には、図4に示すV−V線の断面を示す。導体16のうちでターン部14と被収容部19は、絶縁を確保するため、図5に示すように導電性の金属部材16m(例えば銅線等)に絶縁皮膜16r(例えば樹脂等)が被覆されている。これに対して、導体16の端部16tは接続を行うために金属部材16mが露出し、絶縁皮膜16rで被覆されない。
図6には、異形線に相当する異形状導体16dの一例を平面図で示す。異形状導体16dは、図面左側の2n層(例えば巻線161)から、図面右側の2n+1層(例えば巻線162)に移行するべくクランク状に成形される。言い換えれば、異形状導体16dは層間の接続を行う部材である。異形状導体16dは図面手前側に位置し、他の導体16は図面奥側に位置する。異形状導体16dは、他の導体16の中央部に成形される水平領域Hrに位置するので、他の導体16と干渉しない(後述する図9〜図11をも参照)。
図7には、ある相(例えばU相)の巻線について、複数の導体16を用いて接続する例を模式的に示す。1層から2層にかけて複数の導体16を1本状に接続して成形される巻線161は、一端側にターミナルT1が備えられ、他端側にターミナルT2が備えられる。3層から4層にかけて複数の導体16を1本状に接続して成形される巻線162は、一端側にターミナルT3が備えられ、他端側にターミナルT4が備えられる。これらのターミナルT1,T2,T3,T4は、それぞれ図4に示すターミナルTに相当する。このように、一の巻線161,162は径方向に隣り合う2層に収容される導体16を接続して成形される。本形態の巻線161,162は、三相(例えばU相,V相,W相)の各相ごとに成形される。なお、ターミナルTは必ず備える必要はなく、適宜に備えてよい。
上述した巻線161,162を用いて、三相で接続する一例を図8に示す。巻線161をU相に設定するとU相巻線16Uになる。巻線161をV相に設定するとV相巻線16Vになる。巻線161をW相に設定するとW相巻線16Wになる。巻線162についても同様である。各相で用いる巻線161,162の本数は任意である。
図8に示す構成例の固定子12は、上述したU相巻線16U,V相巻線16V,W相巻線16Wを備える。本形態では、2つのスロット12bごとに一相を構成する。図8に示す導体16の番号は、U相,V相,W相の3巻線にかかる導体収容部番号(1〜48の奇数番号)の一部を示す。当該導体収容部番号は、説明の便宜上、スロット12bごとに割り当てる固有の番号である。例えば導体収容部番号の「1」を付した導体16は、1番目のスロット12bに収容されることを意味する。
U相巻線16Uは、導体収容部番号が「1」、「7」、「13」、「19」、「25」、「31」、「37」、「43」等のスロット12bに収容される導体16を接続して構成される。図示しないが、波巻を構成する他のU相巻線16Uは、導体収容部番号が「2」、「8」、「14」、「20」、「26」、「32」、「38」、「44」等のスロット12bに収容される導体16を接続して構成される。これらのU相巻線16Uは接続部Unで接続される。V相巻線16VとW相巻線16Wについても同様である。V相巻線14Vは、導体収容部番号が「9」、「15」、「21」、「27」、「33」、「39」、「45」等のスロット12bに収容される導体16を接続して構成される。他のV相巻線16Vとは接続部Vnで接続される。W相巻線16Wは、導体収容部番号が「5」、「11」、「17」、「23」、「29」、「35」、「41」、「47」等のスロット12bに収容される導体16を接続して構成される。他のW相巻線16Wとは接続部Wnで接続される。
上述したように導体16をスロット12bに巻き回すと、U相巻線16U,V相巻線16VおよびW相巻線16Wが成形される。成形された巻線の一部分(特にターン部14)について図9〜図11を参照しながら説明する。図9〜図11には、2n層の導体16xと、2n+1層の導体16yと、2n層から2n+1層に移行する異形状導体16dとを示す。図10に示す異形状導体16dは、導体16x,16yの中央部に成形される水平領域Hr内で曲がるように配置される。そのために図11で示すように、異形状導体16dと導体16x,16yとの間は、隙間Gが確保される。よって、異形状導体16dと導体16x,16yとは干渉しない。
次に、上述した巻線161,162(U相巻線16U,V相巻線16V,W相巻線16W)を用いて行う結線例について、図12〜図17を参照しながら説明する。これらの図12〜図17に示す結線例は、各相について直列回路部を2つ並列に接続する「2並列接続」の一例である。並列させる直列回路部の数を以下では単に「並列数」と呼ぶ。本形態の並列数は2である。
まず図12の上段には、1周巻線A1,a2,B3,b4,B1,b2,A3,a4による接続例を示す。1周巻線A1は、2倍スロットにおけるA側・1層に巻き回される巻線である(図13を参照)。1周巻線a2は、2倍スロットにおけるa側・2層に巻き回される巻線である(図13を参照)。1周巻線B1は、2倍スロットにおけるB側・1層に巻き回される巻線である(図13を参照)。1周巻線b2は、2倍スロットにおけるb側・2層に巻き回される巻線である(図13を参照)。他の1周巻線B3,b4,A3,a4などについても同様である。
図7に示す巻線161,162は、それぞれ2つの上記1周巻線を層間接続して固定子12を2周する巻線である。2周巻線A1−a2は、1周巻線A1と1周巻線a2とを接続導体A1a2で接続する巻線である。2周巻線B3−b4は、1周巻線B3と1周巻線b4とを接続導体B3b4で接続する巻線である。2周巻線B1−b2は、1周巻線B1と1周巻線b2とを接続導体b2A3で接続する巻線である。2周巻線A3−a4は、1周巻線A3と1周巻線a4とを接続導体A3a4で接続する巻線である。そこで、図12の上段に示す接続例を簡略化して、図12の下段に示す。以下では、2周巻線を用いて接続例を説明する。
図13には、一相(例えばU相)について、層が異なる1周巻線の相互間を接続する接続導体の接続例を示す。2倍スロット(スロット倍数Sが2)の構成では、一相について2つのスロット12bが隣り合うように設定される。2つのスロット12bごとにU相,V相,W相が割り当てられ、6つのスロット12bごとに三相(U相,V相,W相)が繰り返し割り当てられる。説明の都合上、2倍スロットの一方側(図面左側)スロットをA側とし、他方側(図面右側)スロットをB側とする。同相でも他相をまたぐ場合は、a側・b側、α側・β側、…とする。A側・a側・α側等はいずれも一方側に相当し、B側・b側・β側等はいずれも他方側に相当する。すなわち、A側=a側=α側=…であり、B側=b側=β側=…である。なお、本来の固定子12(固定子コア12a)は円弧状(円形状)になるが、説明の便宜上直線的に図示する。
図13に示す接続導体A1a2は、A側・1層の巻線(1周巻線A1)と、a側・2層の巻線(1周巻線a2)とを接続する導体である。接続導体B1b2は、B側・1層の巻線(1周巻線B1)と、b側・2層の巻線(1周巻線b2)とを接続する導体である。接続導体A2b3は、A側・2層の巻線(1周巻線A2)と、b側・3層の巻線(1周巻線b3)とを接続する導体である。接続導体B2a3は、B側・2層の巻線(1周巻線B2)と、a側・3層の巻線(1周巻線a3)とを接続する導体である。接続導体A3a4は、A側・3層の巻線(1周巻線A3)と、a側・4層の巻線(1周巻線a4)とを接続する導体である。接続導体B3b4は、B側・3層の巻線(1周巻線B3)と、b側・4層の巻線(1周巻線b4)とを接続する導体である。図13に示すように各接続導体は円周方向に延びる。これらの接続導体のうち、一以上の接続導体に対して異形状導体16dを適用してもよい。
図12に示す接続例と図13に示す接続例とを考慮して、1つのA側スロットと1つのB側スロットのみで接続形態を示すと図14のように表せる。図12の下段に一点鎖線で囲む直列回路部C11は、図14において1周巻線A1→接続導体A1a2→1周巻線a2→接続導体A2b3→1周巻線B3→接続導体B3b4→1周巻線b4の順番で接続される。同じく図12の下段に一点鎖線で囲む直列回路部C12は、図14において1周巻線B1→接続導体B1b2→1周巻線b2→接続導体b2A3→1周巻線A3→接続導体A3a4→1周巻線a4の順番で接続される。直列回路部C11,C12の接続は、いずれもn層(本形態では4層)の昇順で導体16(巻線161,162)を接続する。
上述した接続例によれば、直列回路部C11,C12は、A側スロットとB側スロットとで同数の導体を収容する。直列回路部C11に含まれる接続導体A2b3と、直列回路部C12に含まれる接続導体B2a3とは、それぞれ異なるスロットへの移転を行う「千鳥接続」になる。隣接して設定されるA側スロットとB側スロットとに収容される巻線どうしは、電気的な位相差が一般的に生じ得る。ところが図14に示すような千鳥接続を行うと、A側スロットとB側スロットとの間における電気的な位相差を打ち消し合うので、図12に示す閉回路内において循環電流の発生と、それによるロスを無くすことができる。
図12〜図14に示した一相分の接続例について、三相に適用すると図15〜図17に示す結線を成形することができる。実際には、図15〜図17に示す各結線がそれぞれ複数並列接続(「パラレル接続」とも呼ぶ。以下、同じである。)される。同一の接続例には同一符号を付す。図15には、U相巻線16U、V相巻線16V、W相巻線16Wを用いるY結線の一例を示す。図16には、U相巻線16U、V相巻線16V、W相巻線16Wを用いるΔ結線の一例を示す。図17には、図15に示すY結線と、図16に示すΔ結線とを混成させるY−Δ混成結線の一例を示す。図15〜図17に示す端子Tu,Tv,Twは、巻線161,162の端部でもよく、ターミナルT(T1,T2,T3,T4)でもよく、図1に示す入出力線17でもよい。
上述した巻線161,162の端部、ターミナルTを含む端子Tu,Tv,Tw、入出力線17は、固定子12において集中させるほうが接続を行い易い。そこで図18に示すように、固定子12の一部に結線部1Aを設ける。この結線部1Aは、固定子12の角度θ(0°<θ<360°)を占める。結線部1Aを端子台で実現してもよい。
図15〜図17には、接合によって結線する構成例を示した。これとは別に、Y結線、Δ結線、Y−Δ混成結線をいつでも切り替えられる構成としてもよい。図19に示す構成例では、電力変換装置30から電力変換信号Esとは別個に伝達される切替信号SWに基づいて、結線を切り替える切替部1Bを設ける。切替部1Bは、例えばリレー(半導体リレーを含む)などで構成する。切替部1Bには、U相巻線回路U1,U2、V相巻線回路V1,V2、W相巻線回路W1,W2をそれぞれ接続する。具体的には、各相巻線回路の接続部Un,Vn,Wnをそれぞれ接続する。
図19の例では12本の接続部を接続しているが、これは図13に示すA側スロットおよびB側スロットからなる三相の接続部である。図13では、さらにa側スロットおよびb側スロットからなる三相と、α側スロットおよびβ側スロットからなる三相とがあるので、全部で36本の接続部を接続することになる。また、接続導体A1a2,B1b2,A2b3,B2a3,A3a4,B3b4の部分を接続部として切替部1Bに接続してもよい。切替部1Bは、切替信号SWに基づいて、Y結線、Δ結線、Y−Δ混成結線のいずれかに切り替える。この構成例によれば、大きなトルクが必要な低速時や、小さなトルクで十分な高速時などのように、目的に応じた結線に切り替えることができる。
上述のように構成された回転電機10は次のように作動する。図1において、電力変換装置30から伝達される電力変換信号Esに基づいて固定子12を励磁させると、当該励磁作用によって回転トルク(動力となる場合を含む)が発生して回転子13が回転する。この場合、回転電機10は電動機として作動する。発生した回転トルクは、回転子13を介して回転体(例えば車輪やプロペラ等)に出力できる。回転子13と回転体との間に動力伝達機構を介在させてもよい。当該動力伝達機構には、例えばシャフト,カム,ラック&ピニオン,歯車(ギア)などのうちで一以上を含む。
電力変換装置30が電力変換信号Esを出力せず、かつ、回転体が回転力(動力を含む)を発生する場合には、回転体の回転力を受けて回転子13も回転するので、固定子12(具体的には巻線161,162)に逆起電力が発生する。発生した逆起電力(回生電力)は、電力変換装置30を介してバッテリに充電することができる。この場合、回転電機10は発電機として作動する。
なお、回転体が回転力を発生する場合であっても、電力変換装置30から電力変換信号Esが伝達されると回転トルクが発生するので、回転体の回転をアシストすることができる。この場合、回転電機10は電動機として作動する。
上述した実施の形態1によれば、以下に示す各効果を得ることができる。
(1)固定子コア12aと複数相の巻線161,162とを有する固定子12において、スロット12bは、径方向の一方側から他方側に向かって層状に導体16を収容するように成形され、一相の巻線161,162は、隣り合う第1のスロット(スロット12bのA側,a側,α側)および第2のスロット(スロット12bのB側,b側,β側)に収容される導体16を含み、巻線161,162は固定子12を1周し、第1のスロットにおいて2n−1層の導体16と2n層の導体16が図12の接続導体A1a2,A3a4を用いて接続されるとともに、第2のスロットにおいても2n−1層の導体16と2n層の導体16が図12の接続導体B1b2,B3b4を用いて接続され、第1のスロットにおける2n層の導体16と第2のスロットにおける2n+1層の導体16が図12の接続導体a2B3,b2A3を用いて接続される構成とした(図1,図3,図7,図12〜図17を参照)。この構成によれば、分布巻きの第1のスロットおよび第2のスロット(すなわち2倍スロット)の並列巻線(すなわち図12に示す直列回路部C11,C12を並列接続した閉回路)で電気的な位相差を打ち消し合うので、閉回路内において循環電流の発生と、それによるロスを無くすことができる。
(2)電気的に並列に接続される巻線161,162同士は、第1のスロット内に収容される導体16の数と、第2のスロット内に収容される導体16の数とが同じである構成とした(図14を参照)。この構成によれば、第1のスロットと第2のスロットとで収容される導体16の数が同じであるので、電気的な位相差をより確実に打ち消し合う。よって、閉回路内において循環電流の発生と、それによるロスとを、より確実に無くすことができる。
(3)導体16は、固定子コア12aの端面からの突出高さが中央部(すなわちクランク部位14c)で最も高くなるように階段状に成形される構成とした(図4を参照)。この構成によれば、階段状に成形されるターン部どうしを容易に交差させることができ、一の巻線161,162をn層とn+1層とで1周させることができる。
(4)巻線161,162(すなわち1周巻線A1,a2,B3,b4,B1,b2,A3,a4)の相互間を接続して、Y結線、Δ結線、Y−Δ混成結線のいずれかを成形する構成とした(図12〜図17を参照)。この構成によれば、Y結線、Δ結線、Y−Δ混成結線のうちでいずれの結線を成形しても、直列回路部C11,C12の間で電位差が生じず、循環電流が流れない。よって、相間の電位差も抑制することができる。
(5)結線部1Aの角度θは、固定子12の1周未満となる構成とした(図18を参照)。この構成によれば、固定子12の一部分に結線部1Aを集中させることで結線を容易に行うことができる。
(6)巻線161,162の接続部Un,Vn,Wnは、固定子12全体で32個備える構成とした(図19を参照)。この構成によれば、Y結線、Δ結線、Y−Δ混成結線の切り替えが容易になる。
(7)Y結線、Δ結線、Y−Δ混成結線のいずれかに切り替える切替部1Bを有する構成とした(図19を参照)。この構成によれば、電力変換装置30から切替信号SWを切替部1Bに伝達するだけで、Y結線、Δ結線、Y−Δ混成結線のいずれかに切り替えられる。よって、大きなトルクが必要な低速時や、小さなトルクで十分な高速時などのように、目的に応じた結線に切り替えることができる。
(8)導体16は、クランク状に成形されるクランク部位14cを有する構成とした(図4を参照)。この構成によれば、径方向に複数の導体16をずらし易くなる。
(9)導体16は、断面が矩形状の金属部材16mと、金属部材16mを被覆する絶縁皮膜16rとを有する構成とした(図5を参照)。この構成によれば、導体16どうしを絶縁部材で絶縁する必要がないので、スロット12bへの収容が容易になる。
(10)回転電機10は、固定子12と、固定子12と対面して回転可能な回転子13とを有する構成とした(図1を参照)。この構成によれば、多数の並列巻き(パラレル接続)をしても循環電流を抑制できる回転電機10を提供することができる。
〔実施の形態2〕
実施の形態2は図20〜図22を参照しながら説明する。なお、回転電機10の構成等は実施の形態1と同様であり、図示および説明を簡単にするために実施の形態2では実施の形態1と異なる点について説明する。よって実施の形態1で用いた要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省略する。
実施の形態2が実施の形態1と相違するのは、直列回路部C21,C22を構成する巻線の数である。図20は図12に代わる接続例を示し、図21は図14に代わる接続例を示し、図22は図15に代わるY結線の一例を示す。
図20に示す直列回路部C21は、2周巻線A1−a2,B3−b4,B1−b2,A3−a4を直列に接続する。これらの2周巻線の相互間は、接続導体A2b3,b4B1,b2A3を用いて接続する。また直列回路部C22は、a1−α2,b3−β4,b1−β2,a3−α4を直列に接続する。これらの2周巻線の相互間は、接続導体α2b3,β4b1,β2a3を用いて接続する。
図13に示すように、接続導体a1α2,b1β2,a2β3,b2α3,b3β4,a3α4は、それぞれ接続導体A1a2,B1b2,A2b3,B2a3,A3a4,B3b4と6スロットずれるだけである。また接続導体α2b3,β4b1,β2a3は、接続導体A2b3,b4B1,b2A3と6スロットずれるだけである。
図20に示す接続例と図13に示す接続例とを考慮して、A側スロットおよびB側スロットと、a側スロットおよびb側スロットとで接続形態を示すと図21のように表せる。図20の直列回路部C21は、図21において1周巻線A1→接続導体A1a2→1周巻線a2→接続導体A2b3→1周巻線B3→接続導体B3b4→1周巻線b4→接続導体b4b1→1周巻線B1→接続導体B1b2→1周巻線b2→接続導体b2A3→1周巻線A3→接続導体A3a4→1周巻線a4の順番で接続される。直列回路部C22は、a側スロットおよびb側スロットを用いて直列回路部C21と同様の経路で接続される。
上述した接続例によれば、直列回路部C21,C22は、A側スロットおよびB側スロットと、a側スロットおよびb側スロットとで同数の導体を収容する。直列回路部C21に含まれる接続導体a2B3,b2A3と、直列回路部C22に含まれる接続導体α2b3,β2a3とは、それぞれ異なるスロットへの移転を行う「千鳥接続」になる。よって実施の形態1と同様に、直列回路部C21,C22は隣接スロット間における電気的な位相差を打ち消し合うので、閉回路内において循環電流の発生と、それによるロスを無くすことができる。通電による位相差が無くなることから、図20に示す閉回路を高効率にできる。
図20,図21に示した一相分の接続例について、三相に適用すると図22に示すY結線を成形することができる。実施の形態1と同様に、図20,図21に示す各結線がそれぞれ複数並列接続される。Δ結線とY−Δ混成結線の図示は省略する。図15に基づいて図16に示すΔ結線と図17に示すY−Δ混成結線とが行えると同様にして、図22に基づいてΔ結線とY−Δ混成結線を行えばよい。
上述した実施の形態2によれば、直列回路部C21,C22を構成する巻線の数が相違するに過ぎないので、実施の形態1と同様の作用効果を得ることができる。
〔実施の形態3〕
実施の形態3は図23〜図25を参照しながら説明する。なお、回転電機10の構成等は実施の形態1と同様であり、図示および説明を簡単にするために実施の形態3では実施の形態1,2と異なる点について説明する。よって実施の形態1,2で用いた要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省略する。
実施の形態3が実施の形態2と異なるのは、直列回路部C31,C32を構成する巻線の接続経路である。実施の形態2では直列回路部C31,C32ごとに2つのスロットで巻線の接続を行うのに対し、実施の形態2では4つのスロットをまたいで巻線の接続を行う点が相違する。図23は図12,図20に代わる接続例を示し、図24は図14,図21に代わる接続例を示し、図25は図15,図22に代わるY結線の一例を示す。
図23に示す直列回路部C31は、2周巻線A1−a2,B3−b4,b1−β2,a3−α4を直列に接続する。これらの2周巻線の相互間は、接続導体a2B3,b4b1,β2a3を用いて接続する。また直列回路部C32は、a1−α2,b3−β4,B1−b2,A3−a4を直列に接続する。これらの2周巻線の相互間は、接続導体α2b3,β4b1,b2A3を用いて接続する。
図23に示す接続例と図13に示す接続例とを考慮して、A側スロットおよびB側スロットと、a側スロットおよびb側スロットとで接続形態を示すと図24のように表せる。図23の直列回路部C31は、図24において1周巻線A1→接続導体A1a2→1周巻線a2→接続導体A2b3→1周巻線B3→接続導体B3b4→1周巻線b4→接続導体b4b1→1周巻線b1→接続導体b1β2→1周巻線β2→接続導体β2a3→1周巻線a3→接続導体a3a4→1周巻線a4の順番で接続される。
直列回路部C32は、1周巻線a1→接続導体a1α2→1周巻線α2→接続導体α2b3→1周巻線b3→接続導体b3β4→1周巻線β4→接続導体β4B1→1周巻線B1→接続導体B1b2→1周巻線b2→接続導体b2A3→1周巻線A3→接続導体A3a4→1周巻線a4の順番で接続される。
上述した接続例によれば、直列回路部C31,C32は、A側スロット、a側スロット、B側スロット、b側スロットのそれぞれで同数の導体を収容する。直列回路部C31に含まれる接続導体a2B3,β2a3と、直列回路部C32に含まれる接続導体α2b3,b2A3とは、それぞれ異なるスロットへの移転を行う「千鳥接続」になる。よって実施の形態1と同様に、直列回路部C31,C32は隣接スロット間における電気的な位相差を打ち消し合うので、閉回路内において循環電流の発生と、それによるロスを無くすことができる。通電による位相差が無くなることから、図23に示す閉回路を高効率にできる。
図23,図24に示した一相分の接続例について、三相に適用すると図25に示すY結線を成形することができる。実施の形態1と同様に、図23,図24に示す各結線がそれぞれ複数並列接続される。Δ結線とY−Δ混成結線の図示は省略する。図15に基づいて図16に示すΔ結線と図17に示すY−Δ混成結線とが行えると同様にして、図25に基づいてΔ結線とY−Δ混成結線を行えばよい。
上述した実施の形態3によれば、巻線の接続経路が相違するに過ぎないので、実施の形態1,2と同様の作用効果を得ることができる。
〔実施の形態4〕
実施の形態4は図26〜図28を参照しながら説明する。なお、回転電機10の構成等は実施の形態1と同様であり、図示および説明を簡単にするために実施の形態4では実施の形態1と異なる点について説明する。よって実施の形態1で用いた要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省略する。
実施の形態4が実施の形態1と相違するのは、並列数である。実施の形態1では並列数が2であるのに対して、実施の形態4は並列数が4である(「4並列接続」とも呼ぶ。)。図26は図12に代わる接続例を示し、図27は図14に代わる接続例を示し、図28は図15に代わるY結線の一例を示す。
図26に示す直列回路部C41は、2周巻線A1−a2,B3−b4を直列に接続し、2周巻線の相互間は接続導体a2B3を用いて接続する。直列回路部C42は、2周巻線B1−b2,A3−a4を直列に接続し、2周巻線の相互間は接続導体b2A3を用いて接続する。直列回路部C43は、2周巻線a1−α2,b3−β4を直列に接続し、2周巻線の相互間は接続導体α2b3を用いて接続する。直列回路部C44は、2周巻線b1−β2,a3−α4を直列に接続し、2周巻線の相互間は接続導体β2a3を用いて接続する。
図26に示す接続例と図13に示す接続例とを考慮して、A側スロットおよびB側スロットと、a側スロットおよびb側スロットとで接続形態を示すと図27のように表せる。図26の直列回路部C41,C42は、実施の形態1と同様に接続される(図14を参照)。直列回路部C43は、図27において1周巻線a1→接続導体a1α2→1周巻線α2→接続導体α2b3→1周巻線b3→接続導体b3β4→1周巻線β4の順番で接続される。直列回路部C44は、1周巻線b1→接続導体b1β2→1周巻線β2→接続導体β2a3→1周巻線a3→接続導体a3α4→1周巻線α4の順番で接続される。
図26,図27に示した一相分の接続例について、三相に適用すると図28に示すY結線を成形することができる。実施の形態1〜3と同様に、図26,図27に示す各結線がそれぞれ複数並列接続される。Δ結線とY−Δ混成結線の図示は省略する。図15に基づいて図16に示すΔ結線と図17に示すY−Δ混成結線とが行えると同様にして、図28に基づいてΔ結線とY−Δ混成結線を行えばよい。
上述した実施の形態4によれば、並列数が相違するに過ぎないので、実施の形態1と同様の作用効果を得ることができる。
〔他の実施の形態〕
以上では本発明を実施するための形態について実施の形態1〜4に従って説明したが、本発明は当該形態に何ら限定されるものではない。言い換えれば、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施することもできる。例えば、次に示す各形態を実現してもよい。
上述した実施の形態1〜4では、U相巻線回路U1,U2、V相巻線回路V1,V2、W相巻線回路W1,W2からそれぞれ2つの接続部Un,Vn,Wnを切替部1Bに接続する構成とした(図19を参照)。この形態に代えて、図29に示すように、U相巻線回路U1,U2、V相巻線回路V1,V2、W相巻線回路W1,W2からそれぞれ4つの接続部Un,Vn,Wnを切替部1Bに接続する構成としてもよい。増加分は、各相巻線回路における2周巻線a1−α2と2周巻線b3−β4との接続点と、2周巻線B1−b2と2周巻線A3−a4との接続点である。すなわち2n+1層と2n層との間にかかる接続点を切替部1Bに接続する。この構成によれば、径方向一方側(例えば内径側)巻線をY結線とし、径方向他方側(例えば外径側)巻線をΔ結線とすることもできる。ターン数の変更が容易に行えるので、回転電機10における回転数・トルク特性の選択を容易に制御することができる。
上述した実施の形態1〜4では、Y結線部分とΔ結線部分とを同じ並列数にして、Y−Δ混成結線を成形する構成とした(図17,図30を参照)。この形態に代えて、Y結線部分とΔ結線部分とで異なる並列数にして、Y−Δ混成結線を成形する構成としてもよい。例えば、Y結線部分の並列数を2とし、Δ結線部分との並列数を4とするY−Δ混成結線が該当する。同様に、Y結線部分の並列数を4とし、Δ結線部分との並列数を2とするY−Δ混成結線が該当する。他の並列数も同様に適用してよい。特に図19に示す切替部1Bによって、Y結線部分とΔ結線部分とを同じ並列数になるY−Δ混成結線に切り替えたり、Y結線部分とΔ結線部分とが異なる並列数になるY−Δ混成結線に切り替えたりしてもよい。こうすることで、回転電機10における回転数・トルク特性の選択をきめ細かく制御することができる。
上述した実施の形態1〜4では、スロット倍数Sを2として固定子12にスロット12bを成形する構成とした(図2,図12を参照)。この形態に代えて、3以上のスロット倍数Sで固定子12にスロット12bを成形する構成としてもよい。図13では2つのスロット12bごとにU相,V相,W相が割り当てるのに対し、他のスロット倍数SごとにU相,V相,W相が割り当てる。単にスロット倍数Sが相違するに過ぎないので、上述した実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
上述した実施の形態1〜4では、巻線161は1層から2層にかけて導体16を1本状に接続し、巻線162は3層から4層にかけて導体16を1本状に接続する構成とした(図7を参照)。この形態に代えて、一つのスロット12bに5本以上の導体16を径方向に整列して収容する場合には、nを3以上として、2n−1層から2n層にかけて導体16を1本状に接続する構成としてもよい。すなわち、5層から6層にかけて導体16を1本状に接続したり、7層から8層にかけて導体16を1本状に接続したりするなどが該当する。単に層数(スロット12bへの収容数)が相違するに過ぎず、1周して1本状の導体を成形する点では同じであるので、上述した実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
上述した実施の形態1〜4では、2層ごとに巻線161,162の端部16tにターミナルT(T1,T2,T3,T4)を設ける構成とした(図12を参照)。この形態に代えて、一つのスロット12bに4本以上の導体16を径方向に整列して収容する場合には、mを2以上として、2m層ごとに巻線161,162の端部16tにターミナルTを設ける構成としてもよい。すなわち、4層ごとに巻線161,162の端部16tにターミナルTを設けたり、6層ごとに巻線161,162の端部16tにターミナルTを設けたりするなどが該当する。単にターミナルTの設定が相違するに過ぎないので、上述した実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
上述した実施の形態1〜4では、三相の巻線161,162、すなわちU相巻線16U,V相巻線16V,W相巻線16Wで固定子12を構成とした(図8〜図16を参照)。この形態に代えて、単相から十数相までの相数範囲であって、三相以外の相数からなる巻線で固定子12を構成してもよい。例えば6相で固定子12を構成する場合には、U相巻線16U,V相巻線16V,W相巻線16Wのほか、X相巻線,Y相巻線,Z相巻線を別途に巻き回して備えればよい。V相巻線16V,W相巻線16Wを用いた結線(以下では「UVW結線」と呼ぶ。)と、X相巻線,Y相巻線,Z相巻線を用いた結線(以下では「XYZ結線」と呼ぶ。)とは、図14〜図16に示す結線のいずれかで行えばよい。UVW結線とXYZ結線とを接続せずに個別に固定子12に備える場合には、対応する結線ごとに電力変換装置30で励磁する必要がある。UVW結線とXYZ結線とをさらに接続して固定子12に備える場合には、一の電力変換装置30で励磁することができる。6相の構成例を示したが、他の相数で構成する場合も同様である。単に相数が相違するに過ぎないので、上述した実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
上述した実施の形態1〜4では、内径側から外径側に向かって1層,2層,3層,4層,…とした(図3,図12を参照)。この形態に代えて、外径側から内径側に向かって1層,2層,3層,4層,…としてもよい。径方向に向かって層の項番が増加する点では同じであるので、上述した実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
上述した実施の形態1〜4では、回転子13を内径側に配置し、固定子12を外径側に配置するインナロータ型電動発電機としての回転電機10に適用した(図1を参照)。この形態に代えて、インナロータ型電動機としての回転電機10や、インナロータ型発電機としての回転電機10にも適用してよい。固定子12を内径側に配置し、回転子13を外径側に配置するアウタロータ型の回転電機10に適用してもよい。アウタロータ型についても、電動発電機,電動機,発電機のいずれでも適用できる。回転電機10の構成に相違があるに過ぎないので、上述した実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
10 回転電機
12 固定子
12a 固定子コア
12b スロット
16 導体
161,162 巻線
A1a2,A3a4,B1b2,B3b4 接続導体
a1B2,b2A3 接続導体
C1,S2 直列回路部

Claims (10)

  1. 周方向に複数のスロット(12b)を有する固定子コア(12a)と、前記スロットごとに収容される導体(16,16x,16y)が電気的に接続されて成形される複数相の巻線(161,162)とを有する固定子(12)において、
    前記スロットは、径方向の一方側から他方側に向かって層状に前記導体を収容するように成形され、
    一相の前記巻線は、隣り合う第1の前記スロット(A,a,α)および第2の前記スロット(B,b,β)に収容される前記導体を含み、
    前記巻線は
    前記固定子を1周し、
    第1の前記スロットにおいて2n−1(nは正の整数)層の前記導体と2n層の前記導体が円周方向に延びる接続導体(A1a2,A3a4)を用いて電気的に接続されるとともに、第2の前記スロットにおいても前記2n−1層の前記導体と前記2n層の前記導体が前記接続導体(B1b2,B3b4)を用いて電気的に接続され、
    第1の前記スロットにおける前記2n層の前記導体と、第2の前記スロットにおける2n+1層の前記導体が前記接続導体(a2B3,b2A3)を用いて電気的に接続されることを特徴とする固定子。
  2. 電気的に並列に接続される前記巻線同士は、前記第1のスロット内に収容される導体の数と、前記第2のスロット内に収容される導体の数とが同じであることを特徴とする請求項1に記載の固定子。
  3. 前記導体は、前記固定子コア(12a)の端面からの突出高さが中央部で最も高くなるように階段状に成形されることを特徴とする請求項1または2に記載の固定子。
  4. 前記巻線の相互間を電気的に接続して、Y結線、Δ結線、Y−Δ混成結線のいずれかを成形することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の固定子。
  5. 結線を行う結線部(1A)の角度(θ)は、前記固定子の1周未満となることを特徴とする請求項4に記載の固定子。
  6. 前記巻線の接続部は、前記固定子全体で32個備えることを特徴とする請求項5に記載の固定子。
  7. 前記Y結線、前記Δ結線、前記Y−Δ混成結線のいずれかに切り替える切替部(1B)を有することを特徴とする請求項4から6のいずれか一項に記載の固定子。
  8. 前記導体は、クランク状に成形されるクランク部位(14c)を有することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の固定子。
  9. 前記導体は、断面が矩形状の金属部材(16m)と、前記金属部材を被覆する絶縁皮膜(16r)とを有することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の固定子。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載の固定子と、前記固定子と対面して回転可能な回転子(13)とを有することを特徴とする回転電機(10)。
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