JP5754324B2 - 回転電機のロータおよびロータの形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電動機および発電機を含んだ回転電機のロータおよびロータの形成方法に関する。
複数の電磁鋼板を積層してロータコアを形成し、ロータコアを一対のエンドプレート(端面プレート)によって積層方向に挟持し、ロータコアおよびエンドプレートに貫通させたピンの両端部をかしめることにより、エンドプレートによってロータコアを保持する電動モータのロータに関する従来技術があった(例えば、特許文献1参照)。
この従来技術によれば、エンドプレートの外周部にテーパ部が形成されているため、エンドプレートに貫通させたピンをかしめることによりテーパ部がロータコアを押圧し、エンドプレートによってロータコアを強固に保持することができる。
特開2008−289329号公報
ところで、上述したような電動モータのロータに関する従来技術においては、エンドプレートが内周側において、回転を伝達する出力部材に接続されているものがある。出力部材は、ロータコアを保持する一対のエンドプレートのうちの一方と連結されている場合が多い。一側のエンドプレートは、ロータコアを保持する押圧部から半径方向内方に向けて突出した連結部を有しており、連結部にはボルト孔が貫通している。出力部材は、連結部の双方の面のうち、エンドプレートがロータコアを押圧する側の面に当接された状態で、エンドプレート側からボルト孔に挿入された取付ボルトが締め付けられることによってロータに接続されている。
ここで、電動モータが作動すると、ロータには回転によって遠心力が発生するため、エンドプレートと出力部材との連結構造には強大な荷重が発生する。したがって、双方を締結している取付ボルトは、出力部材に対して所定値以上の軸力によって締め付けられていなければならない。
一方、取付ボルトの締め付けトルクにより、取付ボルトの頭部からエンドプレートに対して所定の押圧荷重が働く。したがって、エンドプレートにおけるボルト孔の周辺は、取付ボルトの頭部からの荷重に耐え得るだけの強度を必要としている。
ところが、上述したエンドプレートのボルト孔は、プレス機によって、パンチを板材の厚み方向に貫通させて形成されるため、ボルト孔のパンチが進入した側の端部にはプレスだれが発生する。この場合のプレスだれとは、ボルト孔の端部内周面がエッジ状でなくなり、略R面取り形状となることをいう。
したがって、エンドプレートの双方の面のうち、ボルト孔にプレスだれが発生した側の面から取付ボルトが挿入されると、取付ボルトの頭部からの押圧荷重を、エンドプレートの少ない面積によって受けなければならないことになる。これによって、エンドプレートのボルト孔付近には過大な応力が発生し、エンドプレートの部分的な変形によって取付ボルトの締め付けが緩むことが考えられる。
これを防止するために、エンドプレートを剛性の高い材質に変更する方法があるが、エンドプレートの加工性およびコストの点において課題が発生する恐れがある。また、取付ボルトの頭部の接触面積を確保するために、シェービング工程等によって、プレスのダレを低減させる方法もあるが、加工工程が増えコストの増大につながる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、端面プレートと出力部材とを強固に連結することができる回転電機のロータおよびロータの形成方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、請求項1に係る回転電機のロータの発明の構成は、ステータに対向して設けられ、ハウジングに回転可能に取り付けられた回転電機のロータであって、回転軸方向に複数のコア板が積層されて形成されたコア体と、コア体の積層方向の両端面を挟持する一対のエンドプレートと、エンドプレートのうちの少なくとも一方に接続された出力部材と、を備え、少なくとも一方のエンドプレートは、コア体を押圧する当接部と、当接部から回転軸に向かって延びる連結部とを具備するとともに、連結部にはエンドプレートと出力部材とを連結する連結部材の挿入を許容する挿通穴が貫通しており、挿通穴を形成するときに形成される曲面部分に繋がる第1面と、第1面の反対側に位置する第2面とを有し、少なくとも一方のエンドプレートの外周端部と挿通穴とは、ともに板材を厚み方向にプレス成形することによって形成され、外周端部を形成するプレス方向は挿通穴を形成するプレス方向と異なり、エンドプレートの第1面がコア体の面および出力部材の面と対向し、エンドプレートの第2面が連結部材の面に接することである。
請求項2に係る発明の構成は、請求項1の回転電機のロータにおいて、エンドプレートの内周端部は、外周端部を形成するプレス方向と同じ方向から板材をプレスすることにより形成されることである。
請求項3に係る発明の構成は、請求項1または2の回転電機のロータにおいて、一対のエンドプレートの当接部には、それぞれ締結ピンが挿入されるピン穴が貫通しており、締結ピンをコア体とともに双方のエンドプレートのピン穴に貫通させた後、締結ピンの両端部をかしめることにより、エンドプレートによってコア体が保持されており、ピン穴は、外周端部を形成する場合と同じ方向から板材をプレスすることにより形成されることである。
請求項4に係る発明の構成は、請求項1乃至3のうちのいずれかの回転電機のロータにおいて、連結部において、第1面と対向するように出力部材が配置された状態で、挿通穴から連結部材を挿入して出力部材に対して締め付けることによって、エンドプレートと出力部材とが連結されることである。
請求項5に係る回転電機のロータの形成方法の発明の構成は、ステータに対向して設けられ、ハウジングに回転可能に取り付けられた回転電機のロータの形成方法であって、回転軸方向に複数のコア板を積層してコア体を形成する工程と、曲面部分を有する少なくとも1つの端部と、ピン穴とを形成するために第1方向から板材をプレスし、中間部材を形成する工程と、曲面部分に繋がる中間部材の第2面を下方にし、第1方向とは異なる第2方向から中間部材をプレスして、連結部材の挿通を許容する挿通穴を形成し、中間部材の第2面の反対側に位置しコア体を押圧する第1面を有する当接部と、挿通穴を有し当接部から回転軸に向かって延びる連結部と、を備えるエンドプレートを形成する工程と、第1面がコア体の端面を押圧する状態で、コア体とともにエンドプレートのピン穴に貫通させたピンをかしめることにより、コア体およびエンドプレートを連結する工程と、連結部の第1面に出力部材が当接した状態で、連結部材をエンドプレートの挿通穴から挿通させた後、連結部材を締め付けることによりコア体、エンドプレートおよび出力部材を連結する工程と、を含むことである。
請求項6に係る発明の構成は、請求項5の回転電機のロータの形成方法において、エンドプレートは環状を成し、エンドプレートの端部は、内周端部および外周端部としたことである。
請求項7に係る発明の構成は、請求項6の回転電機のロータの形成方法において、エンドプレートの内周端部は、外周端部を形成する場合と同時に、同じ方向から板材をプレスすることにより形成されることである。
請求項1に係る回転電機のロータによれば、外周端部を形成するプレス方向は挿通穴を形成するプレス方向と異なり、挿通穴を形成する場合に発生するプレスのダレを有する第1面は、コア体を押圧する側の面に配置される。
これにより、エンドプレートの挿通穴周辺において、連結部材の頭部により押圧される面側にプレスのダレが存在しないため、連結部材からの押圧荷重を受ける面積を大きくすることができ、エンドプレートにおける発生応力を低減できる。したがって、エンドプレートの変形による連結部材の緩みを防ぎ、エンドプレートと出力部材とを強固に連結することができる。
また、エンドプレートの外周端部において、コア体を押圧する側にプレスのダレが存在しないため、エンドプレートにおけるコア体を押圧する面積が減少することがなく、ロータの回転による遠心力にかかわらず、エンドプレートがコア体を強固に保持することができる。
請求項2に係る回転電機のロータによれば、出力部材と連結されたエンドプレートの内周端部は、外周端部を形成する場合と同じ方向から板材をプレスすることにより形成されるため、挿通穴の端部のプレスのダレと内周端部のプレスのダレとを、エンドプレートの両面に分散させることができる。このため、挿通穴と内周端部との間の肉厚の減少を防ぐことができ、連結部材の頭部の押圧にかかわらず、エンドプレートが変形することを防ぐことができる。
請求項3に係る回転電機のロータによれば、締結ピンが挿入されるピン穴は、エンドプレートの外周端部を形成する場合と同じ方向から板材をプレスすることにより形成されるため、ピン穴の締結ピンがかしめられる側の端部にプレスのダレが形成される。したがって、ピン穴の端部にエッジが突出することがなく、締結ピンをかしめる際に、かしめ部がピン穴の端部をかつぐ(かしめ部が端部に乗り上げる)ことがなく、締結ピンのかしめに緩みが発生することを防ぐことができる。
請求項4に係る回転電機のロータによれば、連結部において、第1面と対向するように出力部材が配置された状態で、挿通穴から連結部材を挿入して出力部材に対して締め付けることによって、エンドプレートと出力部材とが連結されることにより、エンドプレートの同一面において、コア体の当接と出力部材の接続が行われるため、出力部材をエンドプレートに取り付ける際に、コア体がじゃまにならず、連結部材の締め付け作業が容易になる。
請求項5に係る回転電機のロータの形成方法によれば、中間部材の第2面を下方にし、第1方向とは異なる第2方向から中間部材をプレスして、連結部材の挿通を許容する挿通穴を形成する工程と、第1面がコア体の端面を押圧する状態で、コア体およびエンドプレートを連結する工程と、連結部の第1面に出力部材が当接した状態で、連結部材を締め付けることによりコア体、エンドプレートおよび出力部材を連結する工程とを含んでいる。
このため、エンドプレートの挿通穴周辺において、連結部材の頭部により押圧される面側にプレスのダレが存在しないため、連結部材からの押圧荷重を受ける面積を大きくすることができ、エンドプレートにおける発生応力を低減できる。したがって、エンドプレートの変形による連結部材の緩みを防ぎ、エンドプレートと出力部材とを強固に連結することができる。
請求項6に係る回転電機のロータの形成方法によれば、エンドプレートの端部は、内周端部および外周端部としたことにより、エンドプレートの外周端部において、コア体を押圧する側にプレスのダレが存在しないため、エンドプレートにおけるコア体を押圧する面積が減少することがなく、ロータの回転による遠心力にかかわらず、エンドプレートがコア体を強固に保持することができる。
また、挿通穴の端部のプレスのダレと内周端部のプレスのダレとを、エンドプレートの両面に分散させることができるため、挿通穴と内周端部との間の肉厚の減少を防ぐことができ、連結部材の頭部の押圧にかかわらず、エンドプレートが変形することを防ぐことができる。
請求項7に係る回転電機のロータの形成方法によれば、出力部材と連結されたエンドプレートの内周端部は、外周端部を形成する場合と同時に板材をプレスすることにより形成されるため、エンドプレートの製造工程を簡素化でき、低コストのロータにすることができる。
また、エンドプレートの外周端部および内周端部を同時にプレス成形するため、互いの間の相対位置精度を向上させることができる。
また、出力部材と連結されたエンドプレートの内周端部は、外周端部を形成する場合と同じ方向から板材をプレスすることにより形成されるため、挿通穴の端部のプレスのダレと内周端部のプレスのダレとを、エンドプレートの両面に分散させることができる。このため、挿通穴と内周端部との間の肉厚の減少を防ぐことができ、連結部材の頭部の押圧にかかわらず、エンドプレートが変形することを防ぐことができる。
本発明の一実施形態による電動モータの車両に搭載された状態を示した断面図 図1に示した電動モータのドラム部材と接続されたエンドプレートを示した拡大断面図 図2に示したエンドプレートの成形工程において、外周端、内周端およびピン穴を形成する前の状態を示した部分断面図 エンドプレートに、外周端、内周端およびピン穴を形成した状態を示した部分断面図 エンドプレートに、ボルト孔を形成する前の状態を示した部分断面図 エンドプレートに、ボルト孔を形成した状態を示した部分断面図
図1乃至図6に基づき、本発明の一実施形態による電動モータ1のロータ4について説明する。また、説明中において必要であれば、適宜、ロータ4と接続されたクラッチ装置7についても説明を行う。
本実施形態による電動モータ1(回転電機に該当する)は、ハイブリッド車両の車輪駆動用の同期モータであって、エンジンと接続されたクラッチ装置7とトランスミッションとの間に介装されている(エンジンとトランスミッションは図示せず)。しかしながら、本発明はこれに限定されるべきものではなく、家庭用電器に設けられるモータあるいは一般的な産業用機械を駆動するモータといった、あらゆる電動モータに適用することが可能である。
尚、説明中において回転軸方向あるいは軸方向という場合、特に断らなければ、電動モータ1の回転軸Cに沿った方向、すなわち図1における左右方向を意味する。また、図1において、左方を電動モータ1およびクラッチ装置7の前方といい、右方を後方という。
図1に示すように、モータハウジング21(ハウジングに該当する)はアルミニウム合金等により一体に形成され、電動モータ1のステータ3およびロータ4を内蔵した状態で、前方をモータカバー22により封止されている。モータカバー22の前方にはエンジンが取り付けられ、モータハウジング21の後方にはトランスミッションが配設されている。
また、電動モータ1を構成するロータ4とエンジンとの間には、湿式多板クラッチであるクラッチ装置7が介装されている。クラッチ装置7は、エンジン、電動モータ1およびトランスミッションの回転軸でもある回転軸Cを中心に回転する。
エンジンのフライホイールには、ダンパを介してインプットシャフト71が連結されている(フライホイールおよびダンパはともに図示せず)。インプットシャフト71の外周面には、クラッチ装置7を形成するクラッチインナ72が形成されており、クラッチインナ72に対しエンジンの駆動力が入力可能に形成されている。クラッチインナ72は、モータカバー22に回転可能に支承されている。
クラッチインナ72の外周面には、複数の駆動ディスク73が、クラッチインナ72に対し回転軸C方向に移動可能で、かつ、クラッチインナ72とともに回転可能に係合している。各々の駆動ディスク73の表裏面には、摩擦材(図示せず)が形成されている。
一方、モータハウジング21の内周部には、電動モータ1のステータ3が、スクリュー34により取り付けられている。ステータ3の複数のコア31には、それぞれ回転磁界発生用のコイル32が巻回されている。コイル32は、バスリング33を介して外部のインバータ(図示せず)と接続されている。
また、ステータ3の半径方向内方には、電動モータ1のロータ4が配置されている。ロータ4は、ステータ3と所定のギャップを保持しながら対向するように設けられている。ロータ4は、複数の積層鋼板42(本発明のコア板に該当する)が、回転軸C方向に積層されて形成されたコア体41を含んでいる。コア体41は、一対の板状のエンドプレート43a、43bにより積層方向の両端面を挟まれた状態で、エンドプレート43a、43bとともに締結ピン44が貫通されて、その端部がかしめられることにより保持されている。また、ロータ4の円周上には、複数の界磁極用マグネット45が設けられている。
上述した構成を備えた電動モータ1において、車両バッテリ(図示せず)からインバータを介して、コイル32に対し例えば三相の交流電流が供給される。これにより、ステータ3において回転磁界が発生し、回転磁界に起因する吸引力または反発力によって、ステータ3に対しロータ4が回転される。
ロータ4の一側のエンドプレート43aは略リング状に形成され、その内周部には、連結ボルト46(本発明の連結部材に該当する)によりドラム部材48の軸方向の一端部が取り付けられている。ロータ4に含まれるドラム部材48(本発明の出力部材に該当する)は、回転軸Cを中心に、クラッチインナ72に対し相対回転可能に形成されている。ドラム部材48には円筒部481が形成され、円筒部481の軸方向端部には、受圧プレート482が固定されている。受圧プレート482は、上述した駆動ディスク73のうち、軸方向の最端位置にあるものと対向している。
また、円筒部481の内周面側には、略リング状に形成された複数の従動プレート75が配置されている。従動プレート75は、ドラム部材48に対して回転軸C方向に移動可能で、かつ、ドラム部材48とともに回転可能に形成されている。各々の従動プレート75は、それぞれ上述した複数の駆動ディスク73の間に、交互に介装されている。
ドラム部材48は半径方向内方に延びており、内端においてトランスミッションのタービンシャフト91とスプライン嵌合している。タービンシャフト91の軸方向端部には、ポンプインペラーに連結された連結メンバ92が一体回転可能なように取り付けられている。これにより、ドラム部材48の駆動力が、トランスミッションのトルクコンバータに入力可能に形成されている。ドラム部材48の内端部は、軸受49を介して、モータハウジング21の固定壁211に支承されている。
また、ドラム部材48には回転位置センサ47の可動体471が形成されており、可動体471と対向するように固定壁211に設けられた検出体472により、ドラム部材48が取り付けられたロータ4の回転位置が検出されている。
ドラム部材48には、コの字状に屈曲した収容部483が形成されている。収容部483中には、プランジャ部材77が軸方向に移動可能に収容されている。プランジャ部材77は略円環状に形成され、内周端において収容部483に対して液密的に嵌合している。
また、プランジャ部材77の外周端には、軸方向に延びた押圧部771が形成され、押圧部771の内周面および収容部483に対し、固定部材78が液密的に嵌合している。固定部材78は、図2における左方には移動不能に形成されている。これにより、収容部483、プランジャ部材77および固定部材78とによって、圧力室PCが形成されている。
図1に示すように、収容部483とプランジャ部材77との間には、ピストンスプリング79が介装されている。ピストンスプリング79は、プランジャ部材77において圧力室PCが形成された側と反対側に当接し、プランジャ部材77を固定部材78に向けて(図2において左方に)付勢している。ピストンスプリング79により付勢されたプランジャ部材77の押圧部771は、駆動ディスク73および従動プレート75を受圧プレート482に向けて押圧する。
固定壁211には、半径方向内方へと延びたオイル通路211aが形成され、オイル通路211aはモータハウジング21内を軸方向に延びた後、ドラム部材48との当接面に開口している。一方、ドラム部材48には、オイル通路211aと上述した圧力室PCとを連通させるように貫通孔484が形成されている。オイル通路211aには図示しない外部の油圧ポンプから液圧が供給され、供給された液圧は、貫通孔484を介して圧力室PCに導入される。
上述したように、プランジャ部材77は、ピストンスプリング79によって固定部材78に向けて付勢されている。これにより、複数の駆動ディスク73と従動プレート75は、受圧プレート482とプランジャ部材77の押圧部771との間で、互いに圧着されてトルク伝達が可能となる。したがって、クラッチ装置7が接続状態となり、駆動ディスク73と従動プレート75は一体に回転し、クラッチインナ72からドラム部材48に対し、駆動力が伝達される。
一方、油圧ポンプからの液圧が圧力室PCに供給されることにより、ピストンスプリング79を撓ませてプランジャ部材77が図1において右方に移動し、押圧部771による駆動ディスク73と従動プレート75との圧着状態が解除される。したがって、クラッチ装置7が非接続状態となり、クラッチインナ72からドラム部材48への駆動力の伝達が遮断される。
次に、図2に基づいて、上述した電動モータ1のドラム部材48に接続された側のエンドプレート43aについて詳述する。尚、図2において(図3乃至図6においても同様)、エンドプレート43aの外周端435(本発明の外周端部に該当する)、内周端436(本発明の内周端部に該当する)およびボルト孔434(本発明の挿通穴に該当する)に形成されたプレスのダレは誇張され、実際のものより大きく描かれている。また、図2において、エンドプレート43aのコア体41を押圧している側の面を押圧面PS(本発明の第1面に該当する)、エンドプレート43aのコア体41を押圧している側と反対側の面を対向面VS(本発明の第2面に該当する)とする。
図2に示すように、エンドプレート43aは、コア体41を押圧する当接部431と、当接部431から半径方向内方へ突出した(回転軸Cに向かって延びる)連結部432を備えている。当接部431には、上述した締結ピン44が挿入されるピン穴433が貫通している。また、連結部432には、連結ボルト46が挿通されるボルト孔434が貫通している。
図2に示すように、エンドプレート43aの押圧面PSによりコア体41の端面を押圧した状態で、締結ピン44をコア体41とともにエンドプレート43aに(他方のエンドプレート43bにも)貫通させた後、締結ピン44の両端部がかしめられている。これにより、双方のエンドプレート43a、43bによってコア体41が保持されている。
次に、コア体41が保持されたエンドプレート43aの連結部432の押圧面PS側にドラム部材48を当接させた状態で、エンドプレート43aの対向面VS側からボルト孔434に連結ボルト46を挿入し、ドラム部材48に締め付けることによって、エンドプレート43aとドラム部材48とが連結されている。この時、エンドプレート43aの対向面VSは、連結ボルト46の頭部461の下面(連結部材の面に該当する)と当接している。電動モータ1およびクラッチ装置7の大幅な構造変更を避けるために、このようにドラム部材48を押圧面PSに当接させ、対向面VS側から連結ボルト46を挿入している。
エンドプレート43aの外周端435、内周端436、ピン穴433およびボルト孔434は、後述する金属製の板材61を厚み方向にプレス成形することにより形成される。図2に示されたように、エンドプレート43aの外周端435および内周端436には、プレス工程時に発生するダレ(曲面部分に該当する)が対向面VS側に形成されている。また、エンドプレート43aのピン穴433においても、プレス工程によるダレが対向面VS側の端部433aに形成されている。一方、エンドプレート43aのボルト孔434においては、プレス工程によるダレ(曲面部分に該当する)が押圧面PS側の端部434aに形成されている。
次に、図3乃至図6に基づき、エンドプレート43aを形成するためのプレス工程について説明する。図3に示すように、最初に、外形プレス用ダイス51の上に金属製の板材61を載置する。外形プレス用ダイス51は、外周端形成孔511、ピン穴形成孔512および内周端形成孔513を具備している。
外形プレス用ダイス51上に載せられた板材61は、外周端打抜部551、ピン穴打抜部552および内周端打抜部553を含んだ外形用パンチ55によって、図3において上方より(第1方向に該当する)プレスされる。外形用パンチ55は、外周端打抜部551、ピン穴打抜部552および内周端打抜部553を、それぞれ外周端形成孔511、ピン穴形成孔512および内周端形成孔513に嵌入させることにより板材61をプレスして、外周端435、ピン穴433および内周端436を同時に形成して中間部材62とする(図4示)。外形用パンチ55によってプレスされることにより、外周端435、ピン穴433の端部433aおよび内周端436には、一方の面(対向面VSとなる面)にダレが発生する。
次に、外周端435等にダレが形成された側の面(対向面VS)を下方にして、中間部材62をボルト孔形成孔521が形成されたボルト孔プレス用ダイス52の上に載置する(図5示)。ボルト孔プレス用ダイス52上に載せられた中間部材62は、ボルト孔打抜部561を含んだボルト孔用パンチ56により、外周端435等を形成した場合とは反対方向から(押圧面PS側からであり第2方向に該当する)プレスされる。ボルト孔用パンチ56は、ボルト孔打抜部561をボルト孔形成孔521に嵌入させることにより、中間部材62をプレスしてボルト孔434を形成する。ボルト孔用パンチ56によってプレスされることにより、ボルト孔434の端部434aには、外周端435、ピン穴433および内周端436にダレが形成された側の面とは反対側の面(押圧面PSとなる面)にダレが発生する(図6示)。
尚、ドラム部材48に接続されていない側のエンドプレート43bについても、図3および図4に示されたものと同様の工程により、板材61を対向面VS側からプレスして、外周端435、内周端436およびピン穴433を形成してもよい。
本実施形態によれば、エンドプレート43aの外周端435を形成する場合のプレス方向に対し、ボルト孔434は反対方向からプレスされることにより形成され、外周端435を形成する場合に発生するプレスのダレは、コア体41を押圧する側と反対側の面(対向面VS)に配置され、ボルト孔434を形成する場合に発生するプレスのダレは、コア体41を押圧する側の面(押圧面PS)に配置される。
このため、エンドプレート43aのボルト孔434の周辺において、連結ボルト46の頭部461(図1および図2示)により押圧される面側にプレスのダレが存在しないため、連結ボルト46からの押圧荷重を受ける面積を大きくすることができ、エンドプレート43aにおける発生応力を低減できる。したがって、エンドプレート43aの変形による連結ボルト46の緩みを防ぎ、エンドプレート43aとドラム部材48とを強固に連結することができる。
また、エンドプレート43aの外周端435において、コア体41を押圧する側にプレスのダレが存在しないため、エンドプレート43aにおけるコア体41を押圧する面積が減少することがなく、ロータ4の回転による遠心力にかかわらず、エンドプレート43aがコア体41を強固に保持することができる。
また、エンドプレート43aの内周端436は、外周端435を形成する場合と同じ方向から板材61をプレスすることにより形成されるため、ボルト孔434の端部434aのプレスのダレと内周端436のプレスのダレとを、エンドプレート43aの両面に分散させることができる。このため、ボルト孔434と内周端436との間の肉厚(図2においてHにて示す)の減少を防ぐことができ、連結ボルト46の頭部461の押圧にかかわらず、エンドプレート43aが変形することを防ぐことができる。
また、締結ピン44が挿入されるピン穴433は、エンドプレート43aの外周端435を形成する場合と同じ方向から板材61をプレスすることにより形成されるため、ピン穴433の締結ピン44がかしめられる側の端部433aにプレスのダレが形成される。したがって、ピン穴433の端部433aにエッジが突出することがなく、締結ピン44をかしめる際に、かしめ部441(図1および図2示)がピン穴433の端部433aをかつぐ(かしめ部441が端部433aに乗り上げる)ことがなく、締結ピン44のかしめに緩みが発生することを防ぐことができる。
また、エンドプレート43aの外周端435、内周端436およびピン穴433は、同時にプレス成形されることにより形成されるため、エンドプレート43aの製造工程を簡素化でき、低コストの電動モータ1にすることができる。
また、エンドプレート43aの外周端435、内周端436およびピン穴433を同時にプレス成形するため、それぞれの間の相対位置精度を向上させることができる。
<他の実施形態>
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。
一方のエンドプレート43aのみをドラム部材48と連結するのではなく、双方のエンドプレート43a、43bを同じ構造にして、それぞれをドラム部材48と連結してもよい。
また、エンドプレート43aをドラム部材48と連結する場合、連結ボルト46をエンドプレート43aとドラム部材48とに貫通させた後、ドラム部材48側に配したナット部材に締め付けるようにしてもよい。
また、エンドプレート43aとドラム部材48との間に、ワッシャあるいはカラー等を介装させた状態で、双方を連結させてもよい。
また、エンドプレート43a、43bの外周端435、内周端436およびピン穴433は、必ずしも同時に形成しなければならないわけではなく、プレス工程の事情に応じて別々のタイミングで形成してもよい。
また、ボルト孔434、外周端435、内周端436およびピン穴433を形成するプレス工程の順位は、どのように変更しても構わない。
また、本発明による電動モータ1は、同期モータ、誘導モータ、直流モータあるいはそれ以外のあらゆる回転電機に適用可能である。
また、本発明による電動モータ1は、電動機としてのみ使用してもよいし、発電機としてのみ使用してもよい。
図面中、1は電動モータ(回転電機)、3はステータ、4はロータ、21はモータハウジング(ハウジング)、41はコア体、42は積層鋼板(コア板)、43a,43bはエンドプレート、44は締結ピン、46は連結ボルト(連結部材)、48はドラム部材(出力部材)、61は板材、431は当接部、432は連結部、433はピン穴、434はボルト孔(挿通穴)、435は外周端(外周端部)、436は内周端(内周端部)、PSは押圧面(第1面)、VSは対向面(第2面)を示している。

Claims (7)

  1. ステータに対向して設けられ、ハウジングに回転可能に取り付けられた回転電機のロータであって、
    回転軸方向に複数のコア板が積層されて形成されたコア体と、
    前記コア体の積層方向の両端面を挟持する一対のエンドプレートと、
    前記エンドプレートのうちの少なくとも一方に接続された出力部材と、
    を備え、
    少なくとも一方の前記エンドプレートは、前記コア体を押圧する当接部と、前記当接部から前記回転軸に向かって延びる連結部とを具備するとともに、前記連結部には前記エンドプレートと前記出力部材とを連結する連結部材の挿入を許容する挿通穴が貫通しており、前記挿通穴を形成するときに形成される曲面部分に繋がる第1面と、前記第1面の反対側に位置する第2面とを有し、
    少なくとも一方の前記エンドプレートの外周端部と前記挿通穴とは、ともに板材を厚み方向にプレス成形することによって形成され、前記外周端部を形成するプレス方向は前記挿通穴を形成するプレス方向と異なり、
    前記エンドプレートの前記第1面が前記コア体の面および前記出力部材の面と対向し、前記エンドプレートの前記第2面が前記連結部材の面に接する回転電機のロータ。
  2. 前記エンドプレートの内周端部は、前記外周端部を形成するプレス方向と同じ方向から前記板材をプレスすることにより形成される請求項1記載の回転電機のロータ。
  3. 一対の前記エンドプレートの前記当接部には、それぞれ締結ピンが挿入されるピン穴が貫通しており、前記締結ピンを前記コア体とともに双方の前記エンドプレートの前記ピン穴に貫通させた後、前記締結ピンの両端部をかしめることにより、前記エンドプレートによって前記コア体が保持されており、
    前記ピン穴は、前記外周端部を形成する場合と同じ方向から前記板材をプレスすることにより形成される請求項1または2に記載の回転電機のロータ。
  4. 前記連結部において、前記第1面と対向するように前記出力部材が配置された状態で、前記挿通穴から前記連結部材を挿入して前記出力部材に対して締め付けることによって、前記エンドプレートと前記出力部材とが連結される請求項1乃至3のうちのいずれか一項に記載の回転電機のロータ。
  5. ステータに対向して設けられ、ハウジングに回転可能に取り付けられた回転電機のロータの形成方法であって、
    回転軸方向に複数のコア板を積層してコア体を形成する工程と、
    曲面部分を有する少なくとも1つの端部と、ピン穴とを形成するために第1方向から板材をプレスし、中間部材を形成する工程と、
    前記曲面部分に繋がる前記中間部材の第2面を下方にし、前記第1方向とは異なる第2方向から前記中間部材をプレスして、連結部材の挿通を許容する挿通穴を形成し、前記中間部材の前記第2面の反対側に位置し前記コア体を押圧する第1面を有する当接部と、前記挿通穴を有し前記当接部から前記回転軸に向かって延びる連結部と、を備えるエンドプレートを形成する工程と、
    前記第1面が前記コア体の端面を押圧する状態で、前記コア体とともに前記エンドプレートの前記ピン穴に貫通させたピンをかしめることにより、前記コア体および前記エンドプレートを連結する工程と、
    前記連結部の第1面に出力部材が当接した状態で、前記連結部材を前記エンドプレートの前記挿通穴から挿通させた後、前記連結部材を締め付けることにより前記コア体、前記エンドプレートおよび前記出力部材を連結する工程と、
    を含む回転電機のロータの形成方法。
  6. 前記エンドプレートは環状を成し、前記エンドプレートの前記端部は、内周端部および外周端部である請求項5記載の回転電機のロータの形成方法。
  7. 前記エンドプレートの内周端部は、前記外周端部を形成する場合と同時に、同じ方向から前記板材をプレスすることにより形成される請求項6記載の回転電機のロータの形成方法。
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