JP5752746B2 - ホットスポット・キャリアを用いたアクティブ・セット管理 - Google Patents

ホットスポット・キャリアを用いたアクティブ・セット管理 Download PDF

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Description

関連出願
本特許出願は、“Active Set Management Rule for Addition/Deletion of Hotspot Carrier from Active Set in Hotspot/Partial-Overlay Deployments for 1xEV-DO RevB,”と題され、2008年10月24日に出願された米国特許仮出願61/108291号の利益を権利主張する。上記出願は、参照によって本明細書に組み込まれる。
無線通信システムは、例えば、音声、ビデオ、パケット・データ、メッセージング、ブロードキャスト等のような、様々な通信サービスを提供するために幅広く開発されている。これらの無線システムは、利用可能なシステム・リソースを共有することによって、複数のユーザを支援する事ができる多元接続システムでありうる。こういった多元接続システムの実例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交FDMA(OFDMA)システム、および単一キャリアFDMA(SC−FDMA)システムを含む。
無線通信システムは、複数の端末のための通信を支援しうる複数の基地局を含みうる。このシステムは、複数のキャリアで動作を支援しうる。各キャリアは、特定の中心周波数および特定の帯域幅と関連付けられうる。各キャリアは、キャリアでの動作を支援するために、パイロットおよびオーバヘッド情報を伝達しうる。各キャリアは、キャリアで動作している端末のためのデータも伝達しうる。端末と基地局との間のいくつかの伝送によって、通信システムにおけるその他の伝送に対する干渉が引き起こされ、更に、これらの伝送からの干渉が観測されうる。これらの干渉は、影響を受けた全ての基地局のパフォーマンスに悪影響を及ぼしうる。
セルラ・ネットワークにおける通信を管理するための技術が開示される。セルラ・ネットワークは、ホットスポット・キャリアが展開される1又は複数のセクタを含みうる。ホットスポット・キャリアは、ユビキタスなキャリアの信号強度によって定義されたセクタ境界の向こうのモバイル・デバイスに対して利用可能でありうる。モバイル・デバイスは、候補ホットスポット・キャリアの信号強度を測定し、ホットスポット・キャリアで通信するための、モバイル・デバイスのリバース・リンク送信電力レベルを推定しうる。このモバイル・デバイスは、推定された送信電力に基づいて、アクティブ・セットにおけるホットスポット・キャリアを追加するか、削除するか、あるいは保持するかを決定することで、ホットスポットではないセクタのリバース・リンクに対する干渉を制限する。
典型的な実施形態において、セルラ・ネットワークにおいて通信する方法が開示される。この方法は、モバイル・デバイスにおいて、第1の基地局から候補キャリア信号を受信することと、候補キャリアに関連付けられた第1の電力レベルを判定することとを含む。方法は更に、第1の電力レベルと、第2の基地局と通信するためにモバイル・デバイスによって使用される第2のキャリアに対応する第2の電力レベルとの差を判定することを含む。この方法は、第1の電力レベルと、第2の電力レベルとの差に基づいて、セルラ・ネットワーク上で通信するためにモバイル・デバイスによって使用されるキャリア・セットを更新することを含む。第1の電力レベルを判定することは、第1の基地局と通信するためのリバース・リンク送信電力レベルを推定することを含みうる。第2の電力レベルを判定することは、第2の基地局と通信するためのリバース・リンク送信電力レベルを推定することを含みうる。キャリア・セットを更新することは、差が予め定められた値よりも小さい場合、候補キャリアについての情報を追加することと、差が予め定められたしきい値より大きい場合、候補キャリアについての情報を削除することとを含みうる。
別の実施形態において、モバイル・デバイスが開示される。このモバイル・デバイスは、セルラ・ネットワークにおける基地局に関連付けられたフォワード・リンク・キャリア信号を受信する受信機と、このフォワード・リンク・キャリアに対応するリバース・リンク・キャリア信号を送信する送信機とを含む。このモバイル・デバイスは、受信機と、フォワード・リンク・キャリアを復号し、アクティブ・キャリア・セットに基づいて、対応するリバース・リンク・キャリアでデータを送信する送信機と、に結合されたプロセッサを含む。このモバイル・デバイスは更に、セルラ・ネットワーク上で通信するためのモバイル・デバイスに対して利用可能なキャリアについての情報を含むアクティブ・キャリア・セットを格納するメモリを含む。プロセッサは、候補フォワード・リンク・キャリアに対応するリバース・リンク信号の送信電力レベルを推定し、推定された送信電力レベルと、アクティブ・セットにおける基準キャリアに関連付けられた電力レベルとの差に基づいて、アクティブ・キャリア・セットを更新する。
更に別の実施形態において、モバイル・デバイスによって実行される無線通信方法が開示される。この方法は、第1のキャリアで第1の基地局と通信することと、ホットスポット・キャリアの利用可能性を検出することとを含む。この方法は、ホットスポット・キャリアのフォワード・リンク・パイロット電力レベルを測定することと、このフォワード・リンク・パイロット電力に基づいて、ホットスポット・キャリアのリバース・リンク送信電力を推定することとを含む。この方法は、ホットスポット・キャリアのフォワード・リンク・パイロット電力レベルが第1のしきい値とを超えることと、ホットスポット・キャリアでの推定されたリバース・リンク送信電力と第1の基地局と通信するためのリバース・リンク送信電力との差が第2のしきい値を下回ることとに応じて、ホットスポット・キャリアに関連する情報をモバイル・デバイスのアクティブ・セットに追加することを含む。この方法は更に、ホットスポット・キャリアのフォワード・リンク・パイロット電力レベルが、予め定められた第1のしきい値を下回ることか、あるいは、ホットスポット・キャリアでの推定されたリバース・リンク送信電力と、第1の基地局と通信するためのリバース・リンク送信電力との差が、第2のしきい値よりも高いことに応じて、ホットスポット・キャリアに関連する情報をモバイル・デバイスのアクティブ・セットから削除することを含む。
図1は、無線通信システムを図示する。 図2は、2つのセクタによるパイロットおよびオーバヘッド情報の伝送を図示する。 図3は、モバイル・デバイスを図示する。 図4は、モバイル・デバイスと、2つのセクタとの間の通信の態様を図示する。 図5は、モバイル・デバイスによるアクティブ・セット管理のための処理を図示する。 図6は、アクティブ・セットにホットスポット・キャリアを追加するための処理を図示する。 図7は、アクティブ・セットからホットスポット・キャリアを削除するための処理を図示する。
これらの図において、類似する構成要素および/あるいは機能は、同じ参照ラベルを有しうる。更に、同じタイプの様々な構成要素は、ダッシュ記号を伴う参照ラベルと、類似する構成要素を区別するための第2のラベルとに従って区別されうる。第1の参照ラベルのみが使用される場合、説明は第1の参照ラベルによって指定された類似の構成要素のうちの任意のものに適用可能である。
本明細書において説明された技術は、CDMAや、TDMAや、FDMAや、OFDMAや、SC−FDMAや、その他のシステムのような様々な無線通信システムのために使用されうる。用語「システム」および「ネットワーク」は、しばしば置換可能に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000やユニバーサル地上無線接続(UTRA)などのような、ラジオ技術を実施しうる。CDMA2000は、IS−2000規格と、IS−95規格と、IS−856規格とをカバーする。IS−2000リリース0およびリリースAは一般に、CDMA2000 1Xや、1Xなどと称される。IS−856(TIA−856)は一般に、CDMA2000 1xEV−DOや、高レート・パケット・データ(HRPD)などと称される。UTRAは、ワイドバンドCDMA(WCDMA(登録商標))と、CDMAのその他の変形とを含む。TDMAシステムは、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーション(GSM(登録商標))のような、ラジオ技術を実施しうる。OFDMAシステムは、例えば、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、発展型UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などのようなラジオ技術を実施しうる。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル・モバイル通信システム(UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・エボリューション(LTE)およびLTE−アドバンスト(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新リリースである。UTRAと、E−UTRAと、UMTSと、LTEと、LTE−Aと、GSMとは、“3rd Generation Partnership Project”(3GPP)と命名された団体からの文書に説明される。CDMA2000とUMBとは、“3rd Generation Partnership Project 2” (3GPP2)と命名された団体からの文書において説明される。本明細書において説明された技術は、上述されたシステムおよびラジオ技術に加えて、その他のシステムおよびラジオ技術のために使用されうる。明確にするために、技術の特定の態様は、HRPDについて以下に説明される。
図1は、複数の基地局110を有する無線通信システム100を図示する。システム100は、複数のキャリアで動作を支援しうる。マルチキャリア送信機は、複数のキャリアで、1又は複数の変調信号を同時に送信しうる。各変調信号は、例えば、CDMA信号、TDMA信号、ODFMA信号、SC−FDMA信号などである。各変調信号は、異なるキャリアで送信され、例えば、パイロット、オーバヘッド情報、データなどを伝送しうる。典型的な実施形態において、システム100は、1xEV−DO Rev.Bネットワークの要素を含み、ホットスポット・キャリアの展開や、部分的なシステム・オーバレイや、その他のネットワークのバリエーションを支援する。
基地局110は、端末と通信する局であり、例えば、アクセス・ポイント、ノードB、発展型ノードB(eNB)などとも称されうる。各基地局110は、特定の地理的エリアのための通信カバレッジを提供しうる。システム・キャパシティを向上するために、基地局110のカバレッジ・エリア102全体は、複数(例えば、3つ)の、より小さいエリアに区分されうる。より小さい各エリアは、それぞれの基地局サブシステムによってサービス提供される。用語「セル」は本明細書において、基地局および/あるいは基地局サブシステムによってサービス提供されるカバレッジ・エリア102と称するように使用される。用語「セクタ」あるいは「セル・セクタ」は、基地局110および/あるいは基地局サブシステムの最小カバレッジ・エリアを称する。例示のために、各基地局110のカバレッジ・エリア102は、セクタα、β、およびγに分割される。
システム100は、マクロ基地局のみを含むか、あるいは、例えば、マクロ、ピコ、および/又はフェムト基地局のような異なるタイプの基地局を有しうる。マクロ基地局は、比較的大きな地理的エリア(例えば、半径数キロメートル)をカバーしており、サービスに加入している端末による無制限のアクセスを可能にする。ピコ基地局は、(例えば、ピコ・セル)のような比較的小さい地理的エリアをカバーしており、サービスに加入している端末による無制限のアクセスを可能にする。フェムトあるいは屋内基地局は、(例えば、フェムト・セルのような)比較的小さい地理的エリアをカバーしており、(例えば、屋内のユーザのための端末のような)フェムト・セルとの関連性を有する端末による制限されたアクセスを可能にする。
アクセス端末(「端末」)120は、システム100にわたって分散され、モバイル局や、モバイル・デバイスや、ユーザ器機(UE)や、加入者ユニットとも称されうる。端末120は、例えば、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、無線通信デバイス、ハンドヘルド・デバイス、ネットブック、ノートブック・コンピュータなどを含みうる。
端末120は、フォワード・リンクおよびリバース・リンクによって、1又は複数の基地局110と通信する。フォワード・リンク(すなわち、下りリンク)は、基地局110から端末120への通信リンクを称し、リバース・リンク(すなわち、上りリンク)は、端末120から基地局110への通信リンクを称する。用語「アクティブ・セット」は、端末120が通信のために使用するキャリア・セットを称しうる。上りリンクで端末120からの伝送を復号し、下りリンク伝送を受信するように端末120によって選択されうる基地局110に対応するセクタ・キャリアのペアを、このアクティブ・セットは含みうる。1xEV−DO Rev.Bネットワーク・ソフトハンドオフにおいては、端末120が、下りリンク通信を受信するために、各キャリアにおいて、アクティブ・セットから1つのセクタを選択することに留意されたい。一方、リバース・リンクでは、端末のアクティブ・セットにおける各セクタが、リバース・リンク伝送の復号、およびリバース・リンクでのアクセス端末の送信パイロット電力の電力制御を試みる。
システム100におけるトラフィック・レベルは、セル毎およびセクタ毎によって異なる。典型的なシステムにおいて、セクタβ−2は近隣セクタα−1あるいはγ−3よりも比較的高いトラフィック量を有しているように図示される。サービスに対する更なる高需要を満たすために、基地局110−2は、セクタβ−2において、ホットスポット・キャリアを用いてセットアップされうる。ホットスポット・キャリアは、近隣セクタにおいて利用不可能なキャリアを称する。例えば、近隣セクタα−1、β−2、γ−3における基地局110−1、110−2、110−3によって使用される周波数f1は、システム100においてユビキタスである。しかし、ホットスポット・キャリアf2は、セクタβ−2における基地局110−2で展開され、近隣セクタにおける基地局110−1あるいは基地局110−3からは利用不可能である。このように、ホットスポット・キャリアf2は、ユビキタスとは見なされないだろう。
ホットスポット・キャリアは、ユビキタスなキャリアとは異なる干渉パターンを示し、拡張カバレッジ・エリアおよび負荷バランシング・フレキシビリティを提供しうる。ユビキタスに展開されたキャリアは、全ての近隣セクタ伝送からの干渉を受けやすい。しかし、ホットスポット・キャリアは、同じホットスポット・キャリアが展開されている近隣セクタからのセクタ越しの干渉しか受けない。このように、ホットスポット・キャリアは一般に、ユビキタスなキャリアよりも少ない干渉しか受けない。干渉が低減された結果、ホットスポット・キャリアは、所与の送信電力レベルで、ユビキタスなキャリアに比べて、カバレッジ・エリアを拡張しうる。
図2は、セクタα−1、β−2によるパイロットおよびオーバヘッド情報の典型的な伝送を図示する。実例において、基地局110−1は周波数f1で送信するが、基地局110−2は周波数f1およびホットスポット・キャリアf2の両方で送信する。セクタα−1、β−2のための伝送タイムラインはスロットに分割され、各スロットは1.67ミリ秒(ms)の持続時間を有し、1.2288Mcpで2048チップをカバーする。各スロットは2つの半スロットに分けられ、各半スロットはパイロット・バーストを含む。このパイロットは、基地局110および端末120によって先験的に知られており、固定電力レベルで送信される。各パイロット・バーストの両わきで、(「MAC」と示された)シグナリング・バーストが送信される。データは、各半スロットの残りの部分において送信されうる。
各端末120は、各セクタにおける各キャリアのフォワード・リンク・パイロットの信号対雑音比をモニタしうる。パイロットの信号対雑音比が予め定められたしきい値を超えた場合、端末120はセクタ・キャリアのペアを自己のアクティブ・セットに追加しうる。好適に、ホットスポット・キャリアはすぐにアクティブ・セットに追加される。しかし、追加されると、ホットスポット・セクタは、端末120からのリバース・リンク伝送の復号を試み、端末120からのリバース・リンク伝送の送信電力レベルが、ホットスポット・キャリアに影響を及ぼすだろう。例えば、端末がセクタ・キャリア(β−2、f2)をアクティブ・セットに追加すると、基地局110−2は、モバイル端末からのリバース・リンク伝送の復号を試みる。これは、経路損失の観点から、例えば、端末のより近くにある基地局110−1のリバース・リンクに対して、リバース・リンクにおける隣接チャネル干渉を引き起こす。このような干渉は、基地局110−1におけるその他のタイプの干渉と区別がつかず、リバース・リンクでのシステム・キャパシティの低減をもたらす。本明細書において説明される技術は、この望ましくない効果を制限しうる。 図3は、モバイル・デバイス300のブロック図である。モバイル・デバイス300は、通信システム100において動作するアクセス端末120である。いくつかの実施形態において、モバイル・デバイス300は、IS−856規格およびTIA−856規格によって指定されるようなフォーマットを有する信号を処理するように構成されている。
アンテナ305は、基地局110および/あるいは基地局サブシステムからフォワード・リンク信号を受信しうる。受信機(RCVR)310は、アンテナ305からのフォワード・リンク信号を処理し、入力サンプルを提供しうる。受信(RX)データ・プロセッサ315は、(例えば、CDMA、OFDMAなどのための)入力サンプルを処理し、受信されたシンボルを取得する。RXデータ・プロセッサ315は更に、受信されたシンボルを処理(例えば、変調、デインターリーブ、復号)し、復号されたデータをデータ・シンク320に提供し、復号されたオーバヘッド情報を、コントローラ/プロセッサ325に提供する。
TXデータ・プロセッサ340は、データ・ソース345からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ325から(例えば、データ・レート要求、CQI情報、電力制御などの)制御情報を受信しうる。TXデータ・プロセッサ340は、データおよび制御情報を処理し、出力サンプルを生成しうる。送信機(TMTR)335は、出力サンプルを処理し、リバース・リンク信号を生成しうる。このリバース・リンク信号は、アンテナ305によって、基地局110に送信されうる。
コントローラ/プロセッサ325は、モバイル・デバイス300の動作を指示する。この機能の一つとして、プロセッサ325は、アクティブ・セットを管理し、いつアクティブ・セットが更新されるべきかを決定する。例えば、プロセッサ325は、候補キャリアをいつアクティブ・セットに追加するか、および、既存のキャリアをいつアクティブ・セットから削除するかを決定しうる。メモリ330は、プロセッサ325に結合され、アクティブ・セットを格納する。メモリ330は更に、モバイル・デバイス300のためのプログラム・コードおよびその他のデータを格納する。プロセッサ325は、メモリ330におけるデータおよびプログラム命令群にアクセスし、本明細書において説明される動作を実行するためにプログラム命令群を実行する。メモリ330は、データおよびプログラム命令群が符号化される1又は複数の揮発性あるいは不揮発性のコンピュータ読取可能記憶素子を含む。
プロセッサ325は、受信機310によって検出された全てのセクタ・キャリアのペアのパイロット強度を定期的にモニタする。各セクタのパイロット・チャネルは、基地局110の擬似乱数(PN)によってその他のセクタから区別されうる。これによって、モバイル・デバイス300は、同じキャリアにおける異なるセクタを識別することと、ホットスポット・キャリアあるいは部分オーバレイ・ネットワークを認識することとが可能になる。プロセッサ325は、受信機310およびRXデータ・プロセッサ315から取得された、チップ毎エネルギ対合計受信電力(Ec/lo)のような信号対雑音比か、あるいはその他の測定値に従って信号強度を判定する。
プロセッサ325は、信号対雑音比を第1のしきい値と比較しうる。第1のしきい値は、モバイル・デバイス300が、特定のキャリアで、フォワード・リンク伝送を特定のセクタ102から適切に受信して復号しうるかを示しうる。第1のしきい値を超えるキャリアでは、プロセッサ325が、対応するリバース・リンク送信電力を推定しうる。
プロセッサ325の送信制御モジュール327は、フォワード・リンク・パイロット・チャネルに基づいてリバース・リンク送信電力を推定するための開ループ電力制御回路を含みうる。フォワード・リンク・パイロット電力はモバイル・デバイス300に先験的に知られているので、パイロット強度は経路損失を示すインジケーションを提供する。電力制御モジュール327は、現行のRF環境において経路損失をインバートするために必要とされるリバース・リンク送信電力を判定しうる。電力制御モジュール327は更に、基地局電力制御コマンドや、サービス品質要件や、パケット誤り率などに従って、アクティブ・セットにおけるキャリアのリバース・リンク送信電力を調節するための1又は複数の閉ループ電力制御回路を含みうる。
前述されたように、1xEV−DOシステムにおいて、モバイル・デバイスは、フォワード・リンク信号を受信するための特定の基地局110を選択するが、アクティブ・セットにおける全ての基地局110にリバース・リンクで送信しうる。したがって、アクティブ・セットにおけるセクタ・キャリア間の送信電力差分が大きい場合、近くのセクタのリバース・リンクにおける隣接チャネル干渉が結果として生じる。例えば、モバイル・デバイス300が、経路損失の観点から、ホットスポット・セクタから比較的離れたところに位置する場合、電力制御モジュール327は、高いリバース・リンク送信電力が必要とされていると推定しうる。しかし、高い送信電力を使用してホットスポット・キャリアで通信することによって、近くのセクタへのリバース・リンク伝送と干渉しうる。この干渉は近くのセクタにおけるキャパシティを低減し、システム・パフォーマンス全体に悪影響を与えうる。
プロセッサ325は、ホットスポット・キャリアにおける既存の又は候補の信号のリバース・リンク送信電力レベルと、リバース・リンクでホットスポットではないキャリアと通信するために使用される送信電力との比較を実行しうる。例えば、プロセッサ325は、ホットスポット・キャリアでの推定されたリバース・リンク送信電力と、アクティブ・セットにおけるセクタ・キャリアの最小リバース・リンク送信電力との差(difference)として、電力差分(differential)を判定しうる。望ましくは、比較のために平均送信電力レベルが使用される。例えば、500ミリ秒のような予め定められた時定数を有する単極IIR(無限インパルス応答)フィルタを用いて、線形領域においてフィルタリングすることによって、モバイル・デバイスは平均リバース・リンク送信電力レベルを判定しうる。
電力差分は、リバース・リンク送信電力での安全性チェックとして使用されうる。プロセッサ325は、リバース・リンク送信電力差分を第2のしきい値と比較する。リバース・リンク送信電力差分が第2のしきい値を超える場合、候補キャリアはアクティブ・セットに追加されないか、あるいは、既存のキャリアがアクティブ・セットから削除される。例えば、リバース・リンク電力差が、最大リバース・リンク送信電力差分を超える場合、プロセッサ325は、アクティブ・セットからキャリアを拒否あるいはドロップしうる。例えば、電力差分が18dBあるいはその他の予め定められた値を超える場合、プロセッサ325はホットスポット・キャリアを追加しない可能性がある。一方で、リバース・リンク電力差が第2のしきい値を超えない場合、プロセッサ325はアクティブ・セットに候補キャリアを追加するか、あるいはアクティブ・セット内に既存のキャリアを保持しうる。
図4は、アクティブ・セット管理の態様を図示する。図において、マルチキャリア1xEV−DOシステムの近隣セクタ、アルファαおよびベータβが図示される。キャリアf1はユビキタスである。セクタα、βにおけるキャリアf1のカバレッジ・エリアは、セクタ・キャリアのペア(α、f1)、(β、f1)を用いてラベルされた円によって示される。キャリアf2は、基地局110−2において展開されたホットスポット・キャリアあるいは部分オーバレイである。キャリアf2のカバレッジ・エリアは(β、f2)とラベルされた、より大きな円によって示される。この配置の更なる態様は基準システム100(図1)を用いて理解されうる。
図4に例示されたように、ホットスポット・キャリアf2のカバレッジ・エリアは、f1のカバレッジ・エリアの何れかよりも著しく大きく、セクタβからセクタαに及ぶ。その結果、ユビキタスなf1キャリアにおけるセクタα、β間の相互干渉が生じうる。この実例的な2セクタのコンテキストにおいて、f2は熱的干渉によってのみ制限され、近隣セクタまで大きく広がる。展開がより制限されているために、(β、f2)のようなホットスポット・キャリアが経験するその他のセクタからの干渉は、f1のようなユビキタスなキャリアに比べて少ない。その結果、複数の基地局110にわたって同じ送信電力レベルが使用される場合、ホットスポット・キャリアのカバレッジは同じセクタにおけるユビキタスなキャリアのカバレッジより大きい。更に、ホットスポット・キャリアのセルの端に位置するモバイル・デバイスについてのフォワード・リンク信号強度は、ユビキタスなキャリアにおけるフォワード・リンク信号強度よりも著しく高い。
システム・オペレータの観点から、ホットスポット・キャリアのセルの端における利用可能性が増加することと、カバレッジが拡張することとの組合せが、サービス向上の機会を提供し、負荷平準化およびリソース割当についてより優れたフレキシビリティを提供しうる。従って、可能であれば、ホットスポット・カバレッジ・エリアの本来の範囲全体を利用することと、ホットスポット・キャリアの(ユビキタスなキャリアのカバレッジによって定義されるような)セルの端におけるモバイル・デバイスを選択的にスケジュールすることとが望ましい。セルの端では、これらのモバイル・デバイスはユビキタスなキャリアに比べて、より高い信号強度を有する。
モバイル・デバイス120は最初、セクタα内のポジションP1に位置している。ポイントP1において、モバイル・デバイス120は、ユビキタスなキャリアf1において基地局110aによってサービス提供されているので、アクティブ・セットに(α、f1)についての情報を保持する。モバイル・デバイス120がポイントP1からポイントP2に移動すると、これはホットスポット・キャリア(β、f2)のカバレッジ・エリアに入る。例えば、ポジションP2において、ホットスポット・キャリアが受信機310(図3)によって検出され、プロセッサ325は、自己のフォワード・リンク・パイロット強度がアクティブ・セットに対する追加についてのしきい値レベルを超えたと判定しうる。従って、モバイル・デバイス120は、ポイントP2において、(β、f2)をアクティブ・セットに追加しうる。
しかし、ホットスポット・キャリアが追加される前に、電力制御モジュール327は、対応するリバース・リンク信号の送信電力レベルを推定する。P2が基地局110−2から比較的遠いために、著しい経路損失が存在しうる。電力制御モジュール327は、現行のRF環境において、開ループ電力制御を使用して経路損失をインバートするためのリバース・リンク電力レベルを推定しうる。プロセッサ325はその後、(α、f1)におけるリバース・リンク送信電力と、(β、f2)における推定されたリバース・リンク送信電力との間の電力差を判定しうる。例えば、プロセッサ325は、電力差分に達するようにリバース・リンク電力レベルを減じうる。
ポイントP2において、電力差分が第2のしきい値を超えると仮定される。その結果、ポイントP2において(β、f2)をアクティブ・セットに追加することによって、(α、f1)における、リバース・リンク伝送に対する隣接チャネル干渉を引き起こす可能性が高くなり、f1のリバース・リンクでセクタαにおけるその他の端末にサービス提供するために、基地局110−1のリバース・リンク・キャパシティが低減されうる。従って、可能な限り早く(β、f2)をアクティブ・セットに追加することが望ましいが、プロセッサ325は、ポイントP2においてアクティブ・セットにホットスポット・キャリアを追加することを拒否する。
モバイル・デバイス120がポイントP2からその他のポイントP3に移動すると、リバース・リンク電力差分は第2のしきい値を下回る。これは、実例において、リバース・リンク電力差分が交差する、セクタα内の境界を示す破線によって表されている。ポイント3において、リバース・リンク(α、f1)に対して害を及ぼすレベルの干渉が、(β、f2)でのリバース・リンク伝送によって引き起こされることはないため、プロセッサ325はホットスポット・キャリア(β、f2)をアクティブ・セットに追加する。
モバイル・デバイス120がポイントP4に向かって進み続けると、(α、f1)の信号対雑音および干渉比(SINR)が増加し、(α、f1)は最良のリンクではなくなる。そのポイントにおいて、仮想ソフト・ハンドオフが実行され、基地局110−2が、セクタβにおいてサービス提供する基地局として選択されうる。基地局110−2がユビキタスなキャリアf1およびホットスポット・キャリアf2の両方を送信するので、経路損失条件は同じであり、リバース・リンクにおける隣接チャネル干渉問題は存在しない。このように、ポイントP4において、モバイル・デバイス120のアクティブ・セットは、(β、f1)および(β、f2)の両方を含む。
類似の処理が逆方向で実行されうる。モバイル・デバイス120がポイントP4からポイントP3に移動すると、ユビキタスなキャリアf1でサービス提供する基地局となる基地局110−1を用いて、基地局110間の仮想ソフト・ハンドオフが実行されうる。リバース電力差分が第2のしきい値を超えない場合、ホットスポット・キャリア(β、f2)はアクティブ・セットに保持されうる。モバイル・デバイス120がポイントP3からポイントP2へ進むと、リバース電力差分がしきい値を超え、ホットスポット・キャリア(β、f2)はアクティブ・セットから削除される。
従って、モバイル・デバイス120は、候補ホットスポット・キャリアをアクティブ・セットに追加する前に個別のチェックを実行しうる。最初のチェックにおいて、電力制御モジュール327は、ホットスポット・キャリアのフォワード・リンク・パイロット強度あるいはEc/Ioを判定しうる。プロセッサ325は、このパイロット強度を追加しきい値と比較しうる。パイロット強度が追加しきい値を超える場合、プロセッサ325は、ホットスポット・キャリアでの推定されたリバース・リンク送信電力を取得し、アクティブ・セットにおけるその他のセクタに対するリバース・リンク伝送に関して安全性チェックを実行しうる。条件が変化すると、プロセッサ325はアクティブ・セットをモニタし、フォワード・リンク・パイロット強度の第1のしきい値か、リバース・リンク送信電力の第2のしきい値かの何れかに基づいて、ホットスポット・キャリアあるいはオーバレイ・キャリアをドロップしうる。
図5は、アクティブ・セットを更新する処理500を図示する。処理500は、通信システム100内で動作するモバイル・デバイス120のプロセッサ325およびその他の要素によって実行されうる。ブロック510において、モバイル・デバイス120はホットスポット・キャリアを検出する。ホットスポット・キャリアは近隣セクタ102から生じ、フォワード・リンク・パイロット電力が、予め定められたSNRしきい値を超えた場合に検出されうる。ブロック520において、デバイス120はホットスポット・キャリアでのリバース・リンク送信電力を推定する。リバース・リンク電力推定は、ホットスポット・パイロットのEc/Io測定によって判定された経路損失のインバートに基づく。
ホットスポット・キャリアでの推定されたリバース・リンク送信電力と、アクティブ・セットにおけるその他のセクタ・キャリアで通信するために使用されるリバース・リンク送信電力レベルとの間の電力差が、ブロック530において判定される。好適に、この電力差分はアクティブ・セットにおける全てのホットスポットではないセクタ・キャリアにわたる最小リバース・リンク送信電力に関連して計算される。アクティブ・セットにおける基地局と通信するために使用されるリバース・リンク送信電力は、基地局電力制御コマンドと、サービス品質インジケータと、パケット誤り率制御と、RF環境における現行の条件とを含む開ループおよび閉ループ電力制御回路に従って判定されうる。候補ホットスポット・キャリアでの推定されたリバース・リンク送信電力と、アクティブ・セットにおけるホットスポットではないキャリアについての最小リバース・リンク送信電力との両方とも、予め定められた時間定数(例えば、500ミリ秒)を有する単極IIRフィルタを用いて線形領域において電力測定をフィルタリングすることによって、あるいはその他の信号処理技術によって生成されうる平均値である。
リバース・リンク安全性しきい値は、ブロック540において決定される。この安全性しきい値は、リバース・リンク電力要件による干渉の可能性に対してホットスポット・キャリアを利用する必要性のバランスを取る。安全性しきい値は固定値であるか、あるいは、特定の通信システムに合わせて調整されうる。安全性しきい値は更に、通信ネットワーク100における周波数間隔に応じて決定されうる。ホットスポット・キャリアで必要とされるリバース・リンク送信電力から、ユビキタスなキャリアで必要とされるリバース・リンク送信電力を引いた電力差分が、安全性しきい値と比較されうる。前述されたように、複数のキャリアが存在する場合、ホットスポット・キャリアでのリバース・リンク送信電力と、アクティブ・セットにおけるその他のキャリア全てにわたる最小リバース・リンク送信電力との間のリバース・リンク電力差分が計算されうる。
ルックアップ・テーブルがメモリ330に格納されうる。これによって、周波数間隔が適切なリバース・リンクしきい値にマッピングされる。リバース・リンクしきい値は、保護周波数帯域の存在およびサイズに依存して大きくなる、あるいは小さくなる。保護周波数帯域が大きいシステムにおいて、しきい値は好適には比較的大きい。これによって、モバイル・デバイス120は、アクティブ・セットにホットスポット・キャリアを追加あるいは保持することについて、より積極的になる。一方で、周波数間隔が小さいと、有害な隣接チャネル干渉の可能性を低減するために、比較的小さなしきい値が好適に使用される。
ブロック550において、アクティブ・セットが更新される。電力差分に依存して、ホットスポット・キャリアがアクティブ・セットに対して、追加されるか、削除されるか、あるいはアクティブ・セットの一部として保持されうる。
図6は、候補ホットスポット・キャリアをアクティブ・セットに追加する処理600を図示する。処理600は、通信システム100の一部として動作するモバイル・デバイス300のプロセッサ325およびその他の要素によって実行される。候補ホットスポット・キャリアは、ブロック610において、受信機325のような受信回路によって検出される。ブロック620において、ホットスポット・キャリアのパイロット・チャネルのSNRが判定され、ネットワーク100で通信するためのしきい値と比較される。パイロットSNRがしきい値より大きくない場合、670において、ホットスポット・キャリアはアクティブ・セットに追加されず、処理600は完了する。
ブロック630、640において、ホットスポット・キャリアのリバース・リンク電力がフォワード・リンク信号から推定され、電力差分PΔが判定される。この電力差分は、ホットスポット・キャリアでの推定されたリバース・リンク送信電力を、近くの基地局に対応するリバース・リンク電力に関連付ける。
隣接チャネル干渉についての安全性しきい値TSAFが、ブロック650において決定され、ブロック660において、電力差分PΔと比較される。電力差分が安全性しきい値を超える場合(PΔ>TSAF)、ブロック670において、ホットスポット・キャリアはアクティブ・セットに追加されない。この条件は、例えば、図4のポイントP2に対応しうる。一方、電力差分が安全性しきい値に等しい、あるいはそれを下回る場合(PΔ<TSAF)、ブロック680において、ホットスポット・キャリアはアクティブ・セットに追加される。この条件は、図4のポイントP3に対応しうる。
図7は、ホットスポット・キャリアをアクティブ・セットから削除する処理700を図示する。処理700は、通信システム100内で動作するモバイル・デバイス300のプロセッサ325およびその他の要素によって実行されうる。ブロック710において、アクティブ・セットにおけるホットスポット・キャリアのパイロット電力がモニタされる。ブロック720において、パイロットSNRが予め定められたしきい値(TDROP)を下回っていると判定された場合、ホットスポット・キャリアはブロック770においてアクティブ・セットから削除され、処理は終了する。そうでない場合は、処理はブロック730へ進む。
ブロック730において、ホットスポット・キャリアでのリバース・リンク送信電力が判定される。ホットスポット・キャリアは、既にアクティブ・セットに含まれているので、リバース・リンク電力は推定される必要がなく、ホットスポット・セクタおよび現行のRF条件からのフィード・バックに基づきうる。ブロック740、750、760において、リバース・リンク電力差分PΔが判定され、隣接チャネル干渉についての安全性しきい値TSAFと比較される。処理600では、電力差分は、平均値を使用して、アクティブ・セットにおけるホットスポットでないセクタ・キャリアの最小リバース・リンク送信電力を、ホットスポット・キャリアでの推定されたリバース・リンク送信電力から減じることによって判定されうる。
リバース・リンク電力差分が安全性しきい値を超える場合(PΔ>TSAF)、ブロック770において、ホットスポット・キャリアがアクティブ・セットから削除される。この条件は、例えば、図4に関連して議論されたような、ポイントP3からポイントP2への動きに対応しうる。一方、電力差分が安全しきい値を超えない場合(PΔ≦TSAF)、ブロック780において、ホットスポット・キャリアはアクティブ・セットに保持される。
本明細書における開示に関連付けて説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップは、電子ハードウェアか、プロセッサによって実行されるコンピュータ・ソフトウェアか、あるいは両方の要素の組合せによって実現されうる。このハードウェアおよびソフトウェアの互換性を明確に例示するために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、一般的にそれらの機能の観点から上記で説明されている。このような機能が、ハードウェアとして実現されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアとして実現されるかは、システム全体に課せられている特定のアプリケーションおよび設計の制約に依存する。各特定のアプリケーションのために方式を変化させることによって、述べられた機能性が実施されうるがこういった実施判定は本開示の範囲からの逸脱をまねくものと解釈されるべきではない。
本明細書における開示に関連付けて説明された多様な論理ブロック、モジュール、及び回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、アプリケーション特有集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル・ロジック・デバイス、離散ゲートもしくはトランジスタ・ロジック、離散ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明された機能を実行するために設計されたそれらの任意の組み合わせで実施あるいは実行されうる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサでありうるが、代替例として、従来型のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいは順序回路でありうる。例えば、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連結した1又は複数のマイクロプロセッサ、もしくはその他任意のこのような構成のようなコンピューティング・デバイスの組み合わせとして、プロセッサが実現されうる。
本明細書における開示に関連付けて説明された方法あるいはアルゴリズムのブロックは、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュール、あるいはそれら2つの組み合わせにおいて実現されうる。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、あるいは当該技術分野において周知のその他任意の形態の記憶媒体に存在しうる。典型的な記憶媒体は、記憶媒体からの情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるプロセッサのようなプロセッサと結合される。代替例においては、記憶媒体はプロセッサに統合されうる。プロセッサ及び記憶媒体はASIC内に存在しうる。ASICはユーザ端末内に存在しうる。代替例においては、プロセッサ及び記憶媒体は離散的な構成要素としてユーザ端末内に存在しうる。
1又は複数の典型的な設計において、説明される機能は、ハードウェアか、プロセッサによって実行されるソフトウェアか、ファームウェアか、あるいはそれら任意の組み合わせで実現されうる。プロセッサによって実行されるソフトウェアにおいて実現される場合、機能は、1あるいは複数の命令群あるいはコードとして、コンピュータ読取可能媒体に格納されうる、もしくはそれによって送信されうる。コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所へのコンピュータ・プログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体との両方を含む。記憶媒体は、汎用又は専用コンピュータによってアクセスされうる任意の利用可能な媒体である。限定ではなく例として、このようなコンピュータ読取可能媒体は、RAMや、ROMや、EEPROMや、CD−ROMもしくはその他の光ディスク記憶装置や、磁気ディスク記憶装置もしくはその他の磁気記憶デバイスや、あるいは命令群もしくはデータ構造の形態で希望のプログラム・コードを伝達あるいは格納するために使用され、汎用又は専用コンピュータ、あるいは汎用又は専用プロセッサによって処理されうる、その他任意の媒体を備えうる。更に、任意のコネクションが、コンピュータ読取可能媒体と適切に称される。例えば、同軸ケーブルや、光ファイバ・ケーブルや、ツイスト・ペアや、デジタル加入者回線(DSL)や、あるいは、赤外線、無線、及びマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブルや、光ファイバ・ケーブルや、ツイスト・ペアや、DSLや、あるいは赤外線、無線、及びマイクロ波のような無線技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるようなディスク(disk)及びディスク(disc)は、コンパクト・ディスク(CD)(disc)、レーザ・ディスク(disc)、光学ディスク、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)(disc)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)及びブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含む。ここで、ディスク(disk)は通常データを磁気的に再生する一方、ディスク(disc)はレーザを用いてデータを光学的に再生する。上記のものによる組合せも、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含まれる。
前述の開示の説明は、当業者が本開示を製造あるいは使用できるように提供される。本開示に対する多様な変形例は当業者に対して容易に明らかになるであろう。また本明細書で規定された一般的原理は、この開示の精神あるいは範囲から逸脱することなくその他の変形に適用されうる。よって、本開示は本明細書で示される実例および設計に限定されるものではなく、本明細書で開示された原理および新規の特徴と矛盾しない最大範囲であると認められるべきである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
セルラ・ネットワークにおいて通信する方法であって、
モバイル・デバイスにおいて第1の基地局から候補キャリアを受信することと、
前記候補キャリアに関連付けられた第1の電力レベルを判定することと、
前記第1の電力レベルと、第2の基地局と通信するために前記モバイル・デバイスによって使用される第2のキャリアに対応する第2の電力レベルとの差を判定することと、
前記第1の電力レベルと前記第2の電力レベルとの差に基づいて、前記セルラ・ネットワーク上で通信するための、前記モバイル・デバイスに対して利用可能なキャリア・セットを更新することと
を備える方法。
[C2]
前記第1の電力レベルを判定することは、前記候補キャリアでの、前記第1の基地局とのリバース・リンク通信のための送信電力レベルを推定することを備えるC1に記載の方法。
[C3]
前記差を判定することは更に、前記推定されたリバース・リンク送信電力レベルを、前記第2のキャリアでの前記第2の基地局とのリバース・リンク通信のための送信電力レベルと比較することを備えるC2に記載の方法。
[C4]
前記更新することは、前記差が、予め定められた値よりも小さいことに応じて、前記候補キャリアについての情報を、前記キャリア・セットに追加することを備えるC1に記載の方法。
[C5]
前記更新することは、前記差が、予め定められた値よりも大きいことに応じて、前記候補キャリアについての情報を、前記キャリア・セットから削除することを備えるC1に記載の方法。
[C6]
前記候補キャリアを受信することは、前記第1の基地局からのフォワード・リンク・パイロットの電力レベルを判定することを更に備えるC1に記載の方法。
[C7]
前記キャリア・セットを更新することは、前記差が、予め定められた値よりも小さく、かつ、前記第1の基地局からのフォワード・リンク・パイロットの電力レベルが第2のしきい値を超えていることに応じて、前記候補キャリアについての情報を追加することを備えるC6に記載の方法。
[C8]
前記キャリア・セットを更新することは、前記差が、予め定められた値を超えているか、あるいは、前記第1の基地局からのフォワード・リンク・パイロットの電力レベルが第2のしきい値を下回っていることに応じて、前記候補キャリアについての情報を、前記キャリア・セットから削除することを備えるC6に記載の方法。
[C9]
前記キャリア・セットは、前記差が、前記セルラ・ネットワークの周波数間隔に基づいて、予め定められたしきい値を超えていることに応じて更新されるC1に記載の方法。
[C10]
前記キャリア・セットは、少なくとも1つの基地局および周波数ペアに関連する情報を含むC1に記載の方法。
[C11]
前記第2の基地局は、前記候補キャリアの周波数とは異なる1又は複数の周波数のみで送信するC1に記載の方法。
[C12]
前記モバイル・デバイスは、TIA−856(電気通信産業団体)規格によって規定されるようなフォーマットを有する信号を処理するように構成されたC1に記載の方法。
[C13]
前記候補キャリアは、前記セルラ・ネットワークのホットスポット・キャリア又は部分オーバレイ・キャリアを備えるC1に記載の方法。
[C14]
前記第1の電力レベルを判定することは、前記候補キャリアでの、前記第1の基地局とのリバース・リンク通信のための送信電力を推定することを備え、前記第2の電力レベルは、前記第2のキャリアでの第2の基地局とのリバース・リンク通信のための送信電力を備えるC1に記載の方法。
[C15]
前記第1の電力レベルは、前記第1の基地局とのリバース・リンク通信のために推定された送信電力の平均値を備え、前記第2の電力レベルは、前記第2の基地局とのリバース・リンク通信のための送信電力の平均値を備えるC14に記載の方法。
[C16]
前記差を判定することは、前記第2の電力レベルから前記第1の電力レベルを減じることか、前記第1の電力レベルから前記第2の電力レベルを減じることかを備えるC15に記載の方法。
[C17]
前記第1の基地局とのリバース・リンク通信のために推定された送信電力の平均値を判定するために、前記第1の電力レベルをフィルタすることと、前記第2の基地局とのリバース・リンク通信のための送信電力の平均値を判定するために、前記第2の電力レベルをフィルタすることとを更に備えるC15に記載の方法。
[C18]
セルラ・ネットワーク上での無線通信のために動作可能なモバイル・デバイスであって、
前記モバイル・デバイスにおいて、第1の基地局から候補キャリアを受信する手段と、
前記候補キャリアに関連付けられた第1の電力レベルを判定する手段と、
前記第1の電力レベルと、第2の基地局と通信するために前記モバイル・デバイスによって使用される第2のキャリアに対応する第2の電力レベルとの差を判定する手段と、 前記第1の電力レベルと前記第2の電力レベルとの差に基づいて、前記セルラ・ネットワーク上で通信するためのモバイル・デバイスに対して利用可能なキャリア・セットを更新する手段と
を備えるモバイル・デバイス。
[C19]
前記第1の電力レベルを判定する手段は、前記第1の基地局とのリバース・リンク通信のための送信電力レベルを推定する手段を備えるC18に記載のモバイル・デバイス。
[C20]
前記推定されたリバース・リンク送信電力レベルを、前記第2の基地局とのリバース・リンク通信のための送信電力レベルと比較する手段を更に備えるC19に記載のモバイル・デバイス。
[C21]
前記更新する手段は、前記差が、予め定められた値よりも小さいことに応じて、前記候補キャリアについての情報を前記キャリア・セットに追加する手段を備えるC18に記載のモバイル・デバイス。
[C22]
前記更新する手段は、前記差が、予め定められた値よりも大きいことに応じて、前記候補キャリアについての情報を前記キャリア・セットから削除する手段を備えるC18に記載のモバイル・デバイス。
[C23]
前記候補キャリアを受信する手段は、前記第1の基地局からのフォワード・リンク・パイロットの電力レベルを判定する手段を更に備えるC18に記載のモバイル・デバイス。
[C24]
前記キャリア・セットを更新する手段は、前記差が、前記予め定められた値よりも小さく、かつ、前記第1の基地局からのフォワード・リンク・パイロットの電力レベルが第2のしきい値を超えていることに応じて、前記候補キャリアについての情報を追加する手段を備えるC18に記載のモバイル・デバイス。
[C25]
前記キャリア・セットを更新する手段は、前記差が、前記予め定められた値を超えているか、あるいは前記第1の基地局からのフォワード・リンク・パイロットの電力レベルが第2のしきい値を下回っていることに応じて、前記候補キャリアについての情報を、前記キャリア・セットから削除する手段を備えるC18に記載のモバイル・デバイス。
[C26]
前記キャリア・セットが更新されることに応じて、リバース・リンク・キャリアで前記第1の基地局へ送信する手段を更に備えるC18に記載のモバイル・デバイス。
[C27]
前記モバイル・デバイスは、TIA−856(電気通信産業団体)規格によって規定されたフォーマットを有する信号を処理するように構成されたC18に記載のモバイル・デバイス。
[C28]
前記候補キャリアは、前記セルラ・ネットワークにおけるホットスポット・キャリア又は部分オーバレイ・キャリアを備えるC18に記載のモバイル・デバイス。
[C29]
前記第1の電力レベルを判定する手段は、前記候補キャリアでの、前記第1の基地局とのリバース・リンク通信のための送信電力を推定する手段を備え、前記第2の電力レベルは、前記第2のキャリアでの、前記第2の基地局とのリバース・リンク通信のための送信電力を備えるC18に記載のモバイル。
[C30]
前記第2の電力レベルは、前記第1の基地局とのリバース・リンク通信のために推定された送信電力の平均値を備え、前記第2の電力レベルは、前記第2の基地局とのリバース・リンク通信のための送信電力の平均値を備えるC29に記載の方法。
[C31]
前記差を判定する手段は、前記第2の電力レベルから前記第1の電力レベルを減じる手段と前記第1の電力レベルから前記第2の電力レベルを減じる手段とを備えるC30に記載の方法。
[C32]
前記第1の基地局とのリバース・リンク通信のために推定された送信電力の平均値を判定するために、前記第1の電力レベルをフィルタする手段と、前記第2の基地局とのリバース・リンク通信のための送信電力の平均値を判定するために、前記第2の電力レベルをフィルタする手段とを備えるC30に記載の方法。
[C33]
命令群を備えるコンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
前記命令群は、コンピュータに、
モバイル・デバイスにおいて、第1の基地局から候補キャリアを受信することと、
前記候補キャリアに関連付けられた第1の電力レベルを判定することと、
前記第1の電力レベルと、前記第2の基地局の通信するために前記モバイル・デバイスによって使用される第2のキャリアに対応する第2の電力レベルとの差を判定することと、
前記第1の電力レベルと第2の電力レベルとの差に基づいて、セルラ・ネットワーク上で通信するための前記モバイル・デバイスに対して利用可能なキャリア・セットを更新することと
を実行させるように構成されたコンピュータ・プログラム。
[C34]
モバイル・デバイスであって、
セルラ・ネットワークにおいて基地局に関連付けられたフォワード・リンク信号を受信するように構成された受信機と、
前記フォワード・リンク信号に対応するリバース・リンク信号を送信するように構成された送信機と、
前記フォワード・リンク信号を復号し、前記アクティブ・キャリア・セットに基づいて、前記対応するリバース・リンク信号でデータを送信するように構成され、前記受信機および送信機に結合されたプロセッサと、
前記セルラ・ネットワークにおける通信のために前記モバイル・デバイスに対して利用可能なキャリアについての情報を備える前記アクティブ・キャリア・セットを格納するように構成され、前記プロセッサに結合されたメモリとを備え、
前記プロセッサは、候補フォワード・リンク信号に対応するリバース・リンク信号の送信電力レベルを推定し、前記推定された送信電力レベルと前記アクティブ・セットにおける基準キャリアの送信電力レベルとの差に基づいて、前記アクティブ・キャリア・セットを更新するように構成されたモバイル・デバイス。
[C35]
モバイル・デバイスによって実行される無線通信の方法であって、
第1のキャリアで第1の基地局と通信することと、
ホットスポット・キャリアの利用可能性を検出することと、
前記ホットスポット・キャリアのパイロット電力レベルを測定することと、
前記パイロット電力レベルに基づいて、前記ホットスポット・キャリアに関連付けられたリバース・リンク送信電力を推定することと、
前記ホットスポット・キャリアのパイロット電力レベルが第1のしきい値を超えており、かつ、前記推定されたリバース・リンク送信電力と、前記第1の基地局と通信するためのリバース・リンク送信電力との差が第2のしきい値を下回っていることに応じて、前記ホットスポット・キャリアに関連する情報を、前記モバイル・デバイスのアクティブ・セットに追加することと、
前記ホットスポット・キャリアのパイロット電力レベルが前記第1の予め定められたしきい値よりも小さいか、あるいは前記推定されたリバース・リンク送信電力と、前記第1の基地局との通信のためのリバース・リンク送信電力との差が前記第2のしきい値を超えていることに応じて、前記ホットスポット・キャリアに関連する情報を、前記モバイル・デバイスのアクティブ・セットから削除することと
を備える方法。

Claims (33)

  1. セルラ・ネットワークにおいて通信する方法であって、
    モバイル・デバイスにおいて第1の基地局から、近隣セクタにおいて利用不可能な候補キャリアを受信することと、
    前記受信された候補キャリアのパイロット電力レベルに基づいて、前記候補キャリアに関連付けられた第1のリバース・リンク送信電力レベルを、前記モバイル・デバイスにおいて判定することと、
    前記第1のリバース・リンク送信電力レベルと、第2の基地局と通信するために前記モバイル・デバイスによって使用される第2のキャリアに対応する第2のリバース・リンク送信電力レベルとの差を、前記モバイル・デバイスにおいて判定することと、
    前記第1のリバース・リンク送信電力レベルと前記第2のリバース・リンク送信電力レベルとの差に基づいて、前記セルラ・ネットワーク上で通信するための、前記モバイル・デバイスに対して利用可能なキャリア・セットを、前記モバイル・デバイスにおいて更新することと
    を備える方法。
  2. 前記第1の電力レベルを判定することは、前記候補キャリアでの、前記第1の基地局とのリバース・リンク通信のための前記送信電力レベルを推定することを備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記差を判定することは更に、リバース・リンク通信のための前記推定された第1のリバース・リンク送信電力レベルを、前記第2のキャリアでの前記第2の基地局との前記第2のリバース・リンク通信のための送信電力レベルと比較することを備える請求項2に記載の方法。
  4. 前記更新することは、前記差が、予め定められた値よりも小さいことに応じて、前記候補キャリアについての情報を、前記キャリア・セットに追加することを備える請求項1に記載の方法。
  5. 前記更新することは、前記差が、予め定められた値よりも大きいことに応じて、前記候補キャリアについての情報を、前記キャリア・セットから削除することを備える請求項1に記載の方法。
  6. 前記候補キャリアを受信することは、前記第1の基地局からのフォワード・リンク・パイロットの電力レベルを判定することを更に備える請求項1に記載の方法。
  7. 前記キャリア・セットを更新することは、前記差が、予め定められた値よりも小さく、かつ、前記第1の基地局からのフォワード・リンク・パイロットの電力レベルが第2のしきい値を超えていることに応じて、前記候補キャリアについての情報を追加することを備える請求項6に記載の方法。
  8. 前記キャリア・セットを更新することは、前記差が、予め定められた値を超えているか、あるいは、前記第1の基地局からのフォワード・リンク・パイロットの電力レベルが第2のしきい値を下回っていることに応じて、前記候補キャリアについての情報を、前記キャリア・セットから削除することを備える請求項6に記載の方法。
  9. 前記キャリア・セットは、前記差が、前記セルラ・ネットワークの周波数間隔に基づいて、予め定められたしきい値を超えていることに応じて更新される請求項1に記載の方法。
  10. 前記キャリア・セットは、少なくとも1つの基地局および周波数ペアに関連する情報を含む請求項1に記載の方法。
  11. 前記第2の基地局は、前記候補キャリアの周波数とは異なる1又は複数の周波数のみで送信する請求項1に記載の方法。
  12. 前記モバイル・デバイスは、TIA−856(電気通信産業団体)規格によって規定されるようなフォーマットを有する信号を処理するように構成された請求項1に記載の方法。
  13. 前記候補キャリアは、前記セルラ・ネットワークのホットスポット・キャリア又は部分オーバレイ・キャリアを備える請求項1に記載の方法。
  14. 前記第1の電力レベルは、前記第1の基地局とのリバース・リンク通信のために推定された送信電力の平均値を備え、前記第2の電力レベルは、前記第2の基地局とのリバース・リンク通信のための送信電力の平均値を備える請求項1に記載の方法。
  15. 前記差を判定することは、前記第2の電力レベルから前記第1の電力レベルを減じることか、前記第1の電力レベルから前記第2の電力レベルを減じることかを備える請求項14に記載の方法。
  16. 前記第1の基地局とのリバース・リンク通信のために推定された送信電力の平均値を判定するために、前記第1の電力レベルをフィルタすることと、前記第2の基地局とのリバース・リンク通信のための送信電力の平均値を判定するために、前記第2の電力レベルをフィルタすることとを更に備える請求項14に記載の方法。
  17. セルラ・ネットワーク上での無線通信のために動作可能なモバイル・デバイスであって、
    第1の基地局から、近隣セクタにおいて利用不可能な候補キャリアを受信する手段と、
    前記受信された候補キャリアのパイロット電力レベルに基づいて、前記候補キャリアに関連付けられた第1のリバース・リンク送信電力レベルを判定する手段と、
    前記第1のリバース・リンク送信電力レベルと、第2の基地局と通信するために前記モバイル・デバイスによって使用される第2のキャリアに対応する第2のリバース・リンク送信電力レベルとの差を判定する手段と、
    前記第1のリバース・リンク送信電力レベルと前記第2のリバース・リンク送信電力レベルとの差に基づいて、前記セルラ・ネットワーク上で通信するための、前記モバイル・デバイスに対して利用可能なキャリア・セットを更新する手段と
    を備えるモバイル・デバイス。
  18. 前記第1の電力レベルを判定する手段は、前記第1の基地局とのリバース・リンク通信のための前記第1のリバース・リンク送信電力レベルを推定する手段を備える請求項17に記載のモバイル・デバイス。
  19. 前記推定された第1のリバース・リンク送信電力レベルを、前記第2の基地局とのリバース・リンク通信のための前記第2のリバース・リンク送信電力レベルと比較する手段を更に備える請求項18に記載のモバイル・デバイス。
  20. 前記更新する手段は、前記差が、予め定められた値よりも小さいことに応じて、前記候補キャリアについての情報を前記キャリア・セットに追加する手段を備える請求項17に記載のモバイル・デバイス。
  21. 前記更新する手段は、前記差が、予め定められた値よりも大きいことに応じて、前記候補キャリアについての情報を前記キャリア・セットから削除する手段を備える請求項17に記載のモバイル・デバイス。
  22. 前記候補キャリアを受信する手段は、前記第1の基地局からのフォワード・リンク・パイロットの電力レベルを判定する手段を更に備える請求項17に記載のモバイル・デバイス。
  23. 前記キャリア・セットを更新する手段は、前記差が、前記予め定められた値よりも小さく、かつ、前記第1の基地局からのフォワード・リンク・パイロットの電力レベルが第2のしきい値を超えていることに応じて、前記候補キャリアについての情報を追加する手段を備える請求項17に記載のモバイル・デバイス。
  24. 前記キャリア・セットを更新する手段は、前記差が、前記予め定められた値を超えているか、あるいは前記第1の基地局からのフォワード・リンク・パイロットの電力レベルが第2のしきい値を下回っていることに応じて、前記候補キャリアについての情報を、前記キャリア・セットから削除する手段を備える請求項17に記載のモバイル・デバイス。
  25. 前記キャリア・セットが更新されることに応じて、リバース・リンク・キャリアで前記第1の基地局へ送信する手段を更に備える請求項17に記載のモバイル・デバイス。
  26. 前記モバイル・デバイスは、TIA−856(電気通信産業団体)規格によって規定されたフォーマットを有する信号を処理するように構成された請求項17に記載のモバイル・デバイス。
  27. 前記候補キャリアは、前記セルラ・ネットワークにおけるホットスポット・キャリア又は部分オーバレイ・キャリアを備える請求項17に記載のモバイル・デバイス。
  28. 前記第1の電力レベルは、前記第1の基地局とのリバース・リンク通信のために推定された送信電力の平均値を備え、前記第2の電力レベルは、前記第2の基地局とのリバース・リンク通信のための送信電力の平均値を備える請求項17に記載のモバイル・デバイス。
  29. 前記差を判定する手段は、前記第2の電力レベルから前記第1の電力レベルを減じる手段か、前記第1の電力レベルから前記第2の電力レベルを減じる手段かを備える請求項28に記載のモバイル・デバイス。
  30. 前記第1の基地局とのリバース・リンク通信のために推定された送信電力の平均値を判定するために、前記第1の電力レベルをフィルタする手段と、前記第2の基地局とのリバース・リンク通信のための送信電力の平均値を判定するために、前記第2の電力レベルをフィルタする手段とを更に備える請求項28に記載のモバイル・デバイス。
  31. モバイル・デバイスにおいて、第1の基地局から、近隣セクタにおいて利用不可能な候補キャリアを受信する手順と、
    前記受信された候補キャリアのパイロット電力レベルに基づいて、前記候補キャリアに関連付けられた第1のリバース・リンク送信電力レベルを判定する手順と、
    前記第1のリバース・リンク送信電力レベルと、第2の基地局と通信するために前記モバイル・デバイスによって使用される第2のキャリアに対応する第2のリバース・リンク送信電力レベルとの差を判定する手順と、
    前記第1のリバース・リンク送信電力レベルと第2のリバース・リンク送信電力レベルとの差に基づいて、セルラ・ネットワーク上で通信するための前記モバイル・デバイスに対して利用可能なキャリア・セットを更新する手順と
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  32. モバイル・デバイスであって、
    セルラ・ネットワークにおいて、近隣セクタにおいて利用不可能なキャリアを使用する基地局に関連付けられた候補フォワード・リンク信号を受信するように構成された受信機と、
    前記候補フォワード・リンク信号に対応するリバース・リンク信号を送信するように構成された送信機と、
    前記候補フォワード・リンク信号を復号し、アクティブ・キャリア・セットに基づいて、前記対応するリバース・リンク信号でデータを送信するように構成され、前記受信機および送信機に結合されたプロセッサと、
    前記セルラ・ネットワークにおける通信のために前記モバイル・デバイスに対して利用可能なキャリアについての情報を備える前記アクティブ・キャリア・セットを格納するように構成され、前記プロセッサに結合されたメモリと
    を備え、
    前記プロセッサは更に、前記候補フォワード・リンク信号のパイロット電力レベルに基づいて、前記候補フォワード・リンク信号に対応するリバース・リンク信号の送信電力レベルを推定し、前記候補フォワード・リンク信号に対応する前記推定されたリバース・リンク送信電力レベルと前記アクティブ・セットにおける基準キャリアのリバース・リンク送信電力レベルとの差に基づいて、前記アクティブ・キャリア・セットを更新するように構成されたモバイル・デバイス。
  33. モバイル・デバイスによって実行される無線通信の方法であって、
    第1のキャリアで第1の基地局と通信することと、
    近隣セクタにおいて利用不可能なホットスポット・キャリアの利用可能性を検出することと、
    前記ホットスポット・キャリアのパイロット電力レベルを測定することと、
    前記パイロット電力レベルに基づいて、前記ホットスポット・キャリアに関連付けられたリバース・リンク送信電力を推定することと、
    前記ホットスポット・キャリアのパイロット電力レベルが第1のしきい値を超えており、かつ、前記推定されたリバース・リンク送信電力と、前記第1の基地局と通信するためのリバース・リンク送信電力との差が第2のしきい値を下回っていることに応じて、前記ホットスポット・キャリアに関連する情報を、前記モバイル・デバイスのアクティブ・セットに追加することと、
    前記ホットスポット・キャリアのパイロット電力レベルが前記第1の予め定められたしきい値よりも小さいか、あるいは前記推定されたリバース・リンク送信電力と、前記第1の基地局との通信のためのリバース・リンク送信電力との差が前記第2のしきい値を超えていることに応じて、前記ホットスポット・キャリアに関連する情報を、前記モバイル・デバイスのアクティブ・セットから削除することと
    を備える方法。
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