JP5752719B2 - 両側往復鋸ブレードおよび関連する方法 - Google Patents

両側往復鋸ブレードおよび関連する方法 Download PDF

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Description

本発明は、鋸ブレードに関し、より詳細には、両側に切り刃を有する往復鋸ブレード、および関連する使用方法に関する。
典型的な先行技術の往復鋸ブレードは、ブレードの片側に沿って互いに対し軸方向に離間された複数の歯によって規定された切り刃と、切り刃に対しブレードの反対側に形成された非稼働刃とを有するブレード部分を含む。このような往復鋸ブレードの内端は、ブレードを往復鋸のチャックに解除可能に連結するためのタングを規定する。往復鋸ブレードの外端は、タングを規定せず、往復鋸のチャックに連結可能ではない。むしろ、往復鋸ブレードの外端は、自由端を規定し、このような鋸ブレードの切り刃は、自由端の遠位先端にまで延びている。
往復鋸マシンは、往復鋸ブレードの一端のみ(すなわち、鋸ブレードの内端のタング)に解除可能に結合し、内端を駆動し、そうしてワークピースを通過する往復運動をするよう鋸ブレードを駆動するチャックを含む手持ち式動力鋸である。往復鋸マシンは、一般的に、電動機によって駆動され(例えば、コード付きもしくはコードレス鋸)、または空圧式で駆動される。この往復運動は、軌道に沿った(オービタル:orbital)切断動作、直線すなわち線形切断動作、または屈曲(アングル:angle)切断動作でありうる。往復鋸は、レシプソー(recip saw)またはジグソー(jig saw)と呼ばれることがあり、また、往復鋸ブレードは、レシプブレードまたはジグソーブレードと呼ばれることがある。ジグソーは、水平面で快適に使用されるように配向されたハンドルおよび比較的小さく薄いブレードを備える。レシプソーは、一般的に、より大きなブレード、およびジグソーのブレード実装アセンブリに類似するブレード実装アセンブリを有するが、垂直面で鋸を快適に使用できるように配向されたハンドルも備える。周知の往復鋸は、Milwaukee Electric Tool Corporationによる「Sawzall(商標)」、およびPorter−Cable Corporationによる「Tiger Saw(商標)」の商標名で販売されている。往復鋸ブレードは、レシプソーまたはジグソーなどの往復鋸で使用されるように適合された鋸ブレードであり、このブレードの内端は、往復鋸のチャックに結合し、外端は、使用の際にチャックに結合しないブレードの自由端である。
標準化または汎用化チャックおよび対応するタングにより、往復鋸の使用者が、容易にブレードの摩耗のため往復鋸ブレードを変更し、または鋸ブレードを特定の切断用途に合うようにカスタマイズすることが可能になる。様々な切断用途は、薄い金属、厚い金属、硬質金属、軟質金属、木材、木材と釘、乾式壁、タイルなど、切断される材料のタイプによって規定される。先行技術では、様々なタイプのレシプブレードが様々な切断用途のために設計されている。例えば、細かな歯を有するブレードは金属を切断するために使用することができ、研磨ブレードはタイルを切断するために使用することができる。同様に、長い汎用ブレードは、乾式壁から大枝、材木、釘に至るまで様々な材料を切断するために使用することができる。
典型的な先行技術の往復鋸ブレードは単一の切り刃のみを備えるため、基本的な問題が解決されないままである。単一の切り刃が、望まれるより早期に摩耗し、そのためブレード全体の廃棄が必要なことがありうる。単一のそのような切り刃のみを備えることにより、製造および材料のコストが不必要に高くなることがある。この問題は、比較的高価なブレード、および/または比較的高価な切り刃材料を用いて作製されたブレード、例えば、カーバイドおよび/またはダイアモンドの砥粒の切り刃を有する往復鋸ブレードに関連して深刻となりうる。単一の切り刃はまた、切断用途に応じて使用ごとに往復鋸ブレードを変更しなければならないという実用上の問題がある。
これらの問題を解決するために様々な試みがなされている。最も一般的であるのは、鋸ブレードの歯の形態または歯の幾何学形状が、汎用または多目的の切断用途に適切と考えられるパターンを有することである。別の試みでは、様々な切断用途のための複数の鋸ブレードを使用する。しかし、これらの解決策には欠点がある。
複数の異なる用途で切断するように設計された汎用ブレードは、一般的に非効果的かつ非効率的であり、任意の1つの切断用途に望ましいものよりも性能を犠牲にしている。例えば、薄い金属の用途では、厚い金属の用途と異なるブレード歯の構成を要し、厚い金属の用途では、木材のみまたは木材と釘の用途と異なるブレード歯の構成を要する。このように、要件は、それぞれの切断用途によって異なり、厚い金属および薄い金属または木材のみもしくは木材と釘の用途間で大幅に異なることがある。
単一目的または特定用途のレシプブレードは、効果的な切断についてタング角度に依存する。タング角度は、ブレード切り刃がブレードの往復の方向または軸線に対して配向される角度である。個々の用途の切り刃を有する先行技術の二切り刃レシプブレードでは、タング角度の欠如が性能の低下をもたらす。この性能の低下は、一方の切り刃が当該の切り刃の用途について効果的なタング角度を有しうるが、他方の切り刃が通常、その切り刃を非効果的および/または非効率的にする負のタング角度を有するために生じるものである。したがって、このような先行技術の二切り刃レシプブレードでは、優れた性能の切り刃と低性能の切り刃がある。少なくとも一部の先行技術の二切り刃レシプブレードでは、ブレードがタング角度を有しておらず、結果として二切り刃が低性能となる。
米国特許第7,600,458号明細書
本発明の目的は、先行技術の上記の欠点および/または不利益のうちの1つ以上を解消することである。
第1の態様によれば、本発明は、単一のチャックを有する手持ち式動力往復鋸で使用される往復鋸ブレードであって、チャックは、往復鋸ブレードの一端に解除可能に結合し、それにより往復鋸によって往復運動するよう駆動され、このとき往復鋸ブレードの他端は往復鋸に結合されていない往復鋸ブレードに関する。往復鋸ブレードは、第1の端部および第2の端部を規定するブレード本体を備え、第1の端部には第1のタングが、第2の端部には第2のタングが配置される。第1の切り刃は、ブレード本体の一方の側辺に配置され、第2の切り刃は、ブレード本体の反対の側辺に配置される。第1の切り刃は、第1の切断方向を規定し、第1のタングから遠ざかると第1のタングの縁部の延び方向から離れるように第1の鋭角切断角度で角度付けられる。第2の切り刃は、第1の切断方向と反向きの第2の切断方向を規定し、第2のタングから遠ざかると第2のタングの縁部の延び方向から離れるように第2の鋭角切断角度で角度付けられる。
第1の態様に係る実施形態では、第1および第2のタングは、往復鋸のチャックによって交替可能におよび解除可能に結合可能である。
第2の態様によれば、本発明は、単一のチャックを有する手持ち式動力往復鋸で使用される往復鋸ブレードであって、チャックは、往復鋸ブレードの一端に解除可能に結合し、それにより往復鋸によって往復運動するよう駆動され、このとき往復鋸ブレードの他端は往復鋸には結合されていない往復鋸ブレードに関し、タングがブレード本体の一端に配置される。ブレード本体の一方の側辺に第1の切り刃が配置され、他方の側辺に第2の切り刃が配置される。第1の切り刃は、複数の第1のグループの切断要素によって規定される。各第1の切断要素のグループは、タングから遠ざかると、タングの縁部の延び方向またはブレードの延び方向軸線から離れるように第1の鋭角切断角度で傾斜される。各第1の切断要素のグループは互いに異なる直線に沿って配置される。第2の切り刃は、複数の第2の切断要素のグループによって規定される。各第2の切断要素のグループは、タングから遠ざかると、タングの縁部の延び方向またはブレードの延び方向軸線から離れるように第2の鋭角切断角度で傾斜される。各第2の切断要素のグループは互いに異なる直線に沿って配置される。
前記第1および第2の態様に係る実施形態では、第1の鋭角切断角度は、第1のタイプの切り刃のため、および/または第1のタイプのワークピースを切断するための効果的な切断角度を規定し、第2の鋭角切断角度は、第2のタイプの切り刃のため、および/または第2のタイプのワークピースを切断するための効果的な切断角度を規定する。さらなる実施形態では、第1および第2の鋭角切断角度のそれぞれは、約1°から約10°の範囲内であり、好ましくは約3°から約8°の範囲内であり、さらにより好ましくは約5°から約7°の範囲内である。
前記第1の態様に係る実施形態では、第1および第2の切り刃の少なくとも一方は、複数の切歯を備える。第1および第2の切り刃の双方が複数の切歯を備える場合、第1の切り刃は、第1の歯の形態、ピッチ、歯の高さ、および歯のあさりのうちの少なくとも1つを規定し、第2の切り刃は、第1の歯の形態、ピッチ、歯の高さ、または歯セットとは異なる第2の歯の形態、ピッチ、歯の高さ、および歯セットのうちの少なくとも1つを規定する。他実施態様では、第1および第2の切り刃のうちの少なくとも一方は、研磨面または砥粒によって規定される。
前記第2の態様に係る実施形態では、第1の切り刃は、複数の第1の歯のグループを備える。各第1の歯のグループは、当該第1の歯のグループの歯の先端の間を延びる平面と、タングの縁部またはブレード本体の延び方向軸線との間の対応する第1の鋭角切断角度を規定する。複数の第1の鋭角切断角度は、ほぼ同じであってよい。第2の切り刃は、複数の第2の歯のグループを備える。各第2の歯のグループは、当該第2の歯のグループの歯の先端の間を延びる平面と、タングの延長縁部またはブレード本体の延長軸との間の対応する第2の鋭角切断角度を規定する。複数の第2の鋭角切断角度は、ほぼ同じであってよい
第3の態様によれば、本発明は、
(i)手持ち式動力往復鋸で使用される往復鋸ブレードの第1の切り刃を往復運動するよう駆動し、前記第1の切り刃は往復運動の方向に対し第1の鋭角切断角度で角度付けられており、それによって、第1の切り刃についての効果的な切断角度を規定する、ステップと、
(ii)往復鋸のチャックから往復鋸ブレードのタングを取り外し、ブレードを反転し、往復鋸ブレードの異なるタングを、往復鋸のチャックに取り付け、往復鋸ブレードの第2の切り刃であって第1の切り刃に対して往復鋸の反対側の側辺に配置された第2の切り刃を使用のために提供するステップと、
(iii)前記第2の切り刃を往復運動するよう駆動し、前記第2の切り刃は往復運動の方向に対し第2の鋭角切断角度で角度付けられており、それによって、第2の切り刃についての効果的な切断角度を規定する、ステップと、
を含む。
本発明のいくつかの実施形態は、ブレードの引きストロークおよび押しストロークのうちの一方の間、第1の切り刃によりワークピースを切断するステップと、ブレードの引きストロークおよび押しストロークのうちの他方の間、第2の切り刃によりワークピースを切断するステップとをさらに含む。
第4の態様によれば、本発明は、
(i)手持ち式動力往復鋸で使用される往復鋸ブレードの第1の切り刃を往復運動するよう駆動し、前記第1の切り刃は往復運動の方向に対し第1の鋭角切断角度で角度付けられており、それによって、前記第1の切り刃についての効果的な切断角度を規定する、ステップと、
(ii)前記往復鋸のチャックから前記往復鋸ブレードのタングを取り外し、前記ブレードを裏返し、前記往復鋸ブレードの同じタングを、前記往復鋸の前記チャックに取り付け、前記往復鋸ブレードの第2の切り刃であって前記第1の切り刃に対して前記往復鋸の反対側の側辺に配置された第2の切り刃を使用のために提供するステップと、
(iii)前記第2の切り刃を往復運動するよう駆動し、前記第2の切り刃は往復運動の方向に対し第2の鋭角切断角度で角度付けられており、それによって、前記第2の切り刃についての効果的な切断角度を規定する、ステップと、
を含む。
本発明の1つの利点は、往復鋸ブレードが、単一刃往復ブレードの全てまたは実質的にすべての効果に加えて二刃ブレードの寿命および有用性を提供できることである。本発明の2個のタングを有する実施形態のさらなる利点は、第2のタングが、レシプブレードの両方の切り刃が(1つ以上の)それぞれの用途について効果的なタング角度を規定することを可能にし、それにより、先行技術の二または単一切り刃レシプブレードと比べて優れた性能を可能にすることである。その結果、ユーザが、それぞれ単一のブレード片で(1つ以上の)切断用途に最適化された2つの異なるブレードを効果的に使用することができる。
本発明の他の利点は、ブレードの第1の切り刃が摩耗したとき、ブレードを取り外し、反転または裏返して、同じタングの逆側または第2のタングをチャック内に挿入し、同じブレードの異なる切り刃を提供できることである。また、第2の切断用途のための第2のレシプブレードを探して選択する必要なしに、異なる切断用途のための第2の切り刃を選択するためにブレードを反転または裏返すことができる。
結果として、本発明のブレードは、先行技術のレシプブレードと比べて著しく改善された摩耗寿命を得ることができる。さらに、本発明のブレードは、様々な切断用途について優れた性能を実現することができる。また、ブレードは、先行技術の単一切り刃レシプブレードと比べてユーザのためのより高い価値、および切り刃当たりのより低い製造および出荷コストを実現することができる。さらに別の利点は、単一ブレードが複数の切断用途に使用できるため、異なる切断用途のための複数の切り刃を必要とする作業をより早く完了できることである。
本発明および/またはその現時点で好ましい実施形態の他の目的および利点は、現時点で好ましい実施形態の以下の詳細な説明および添付図面を考慮すると、より容易に理解されることになる。
二切り刃およびブレードの一端上のタングを備える先行技術の往復鋸ブレードの側面図であり、タングが、第1の切り刃に関する効果的なタング角度、および第2の切り刃に関する負のタング角度を備える図である。 本発明の往復鋸ブレードの一実施形態の側面図であり、ブレードが、ブレードの一方側に配置された第1の切り刃と、ブレードの反対側に配置された第2の切り刃と、ブレードの一端に配置され、第1の切り刃に関する第1のまたは効果的なタング角度を規定する第1のタングと、ブレードの他端に配置され、ブレードの第2の切り刃に関する第2のまたは効果的なタング角度を規定する第2のタングとを備える図である。 ブレードの第1の切り刃の例示的切歯をさらに詳細に示す、図2のレシプブレードの拡大された部分側面図である。 ブレードの第2の切り刃の例示的切歯をさらに詳細に示す、図2のレシプブレードの拡大された部分側面図である。 本発明の往復鋸ブレードの別の実施形態の側面図であり、ブレードが二切り刃を備え、各切り刃が切断セグメントまたは切歯のグループを複数含み、各グループはブレードのタングまたは長手方向軸に対して角度付けられて、それぞれの1つ以上の切断用途について切断セグメントまたは切歯の当該グループに関する有効な切断角を規定する図である。 図3の往復鋸ブレードの拡大された部分側面図であり、ブレードの二切り刃の1つにおける歯の各グループ、および歯の各グループがブレードのタングまたは長手方向軸に対して角度付けられる様式をさらに詳細に示す図である。
図面、具体的には図1を参照すると、先行技術の往復鋸ブレードが示されており、全体として参照番号10で表されている。前述のように、往復鋸は、鋸ブレードに解除可能に結合し、鋸ブレードを往復運動するよう駆動するためのチャックまたは類似の機構を備える手持ち鋸である。往復鋸は、鋸ブレード10を、一連の押しおよび引きストロークすなわち前進および戻りストロークの往復運動で移動させる。各ストローク中、鋸ブレード10は、最後退位置と最前進位置の間で移動して、それにより切断作用をワークピースに与える。往復鋸ブレード10がブレードの一端で往復鋸チャックによって結合されるとき、ブレードの反対端が、ワークピースに噛み込み、これを通過して移動することを可能とされた自由端を規定する。
往復鋸ブレード10は、ブレード本体11を備え、ブレード本体11は、第1の切り刃12および第2の切り刃14を有する。切り刃のそれぞれは、1つ以上の切断用途のために構成された複数の切断要素(例えば、歯)を備える。例えば、第1の切り刃12に配置された第1の切断要素13は、金属を切断するように構成されてよく、第2の切り刃14に配置された第2の切断要素15(例えば、歯)は、木材を切断するように構成されてよい。往復鋸ブレード10はさらに、単一のタング16を備え、タング16は、図1においてαで表されるタング角度を備える。
図1から理解できるように、一般的な二切り刃ブレード10は、第1の切り刃12の性能を改善するためにタング角度αを有する単一のタング16を備える。しかし、第2の切り刃14は性能が低く、それは、第1の切り刃12が特定の用途について効果的なタング角度αを有するが、第2の切り刃14はその切り刃を非効果的および/または非効率的にする負のタング角度を有するためである。したがって、このような先行技術の二切り刃ブレードでは、優れた性能の切り刃(例えば第1の切り刃12)と低性能の切り刃(例えば第2の切り刃14)とがある。少なくとも一部の他の設計(図示せず)では、ブレード10がタング角度を有しておらず、結果として二切り刃が両側において低性能となる。
図2を参照すると、本発明の一実施形態による往復鋸ブレードが示されており、全体として参照番号20で表されている。往復鋸ブレード20は、第1のタング24を備える第1の端部と第2のタング26を備える第2の端部とを規定するブレード本体22を備える。見て分かるように、第1のタング24を備える第1の端部は、ブレード本体22の一端に配置され、往復鋸のチャック(図示せず)に結合可能である。同様に、第2のタング26を備える第2の端部は、ブレード本体22の反対端に配置され、往復鋸のチャックに代替的に結合可能である。第1のタング24および第2のタング26の設計は、往復鋸ブレード20をレシプソーに適合させており、したがって、ブレード20はレシプブレードである。ブレード20はさらに、ブレード20の第1の端部と第2の端部の間にブレード本体22の片側に沿って延びる第1の切り刃28と、切り刃28に対してブレード本体の反対側に配置される第2の切り刃30とを備える。図示の実施形態では、さらに後述するように、切り刃28および30は、およそブレード本体22の一端からブレード本体の反対端に延びる実質的に均一な切り刃である。第1の切り刃28は、第1の矢印32で示される第1の切断方向を規定し、第2の切り刃30は、第2の矢印34で示される第2の切断方向を規定する。図示の実施形態では、第1の切断方向32は、第2の切断方向34の反対または実質的に反対である。図示の実施形態では、第1の切り刃28は、第2の切り刃30に実質的に平行である。しかし、本明細書の教示に基づいて関連技術の当業者によって理解されうるように、切り刃28、30の配向、形状、および/または構成は、異なる切断用途を達成する必要に応じてまたは他の所望の形で異なることがある。
第1のタング24は、第1の端部を往復鋸に解除可能に固着し、第2の端部および第2のタング26とともに鋸ブレード20の自由端を形成するために往復鋸のチャックに結合可能であり、この自由端は、第1の切断方向32に往復鋸によって往復運動するよう駆動可能である。同様に、第2のタング26は、第2の端部を往復鋸に解除可能に固着し、第1の端部および第1のタング24とともに鋸ブレード20の自由端を形成するために往復鋸のチャックに代替的に結合可能であり、この自由端は、第2の切断方向34に往復鋸によって往復運動するよう駆動可能である。したがって、往復鋸ブレード20の一端のみがいずれの時点でも往復鋸のチャックに結合されており、往復鋸ブレードの他端は、往復鋸によって、ワークピースに噛み込んでそれを通過する往復運動をするよう駆動される自由端を規定する。往復運動において効果的に動作するために、また、例えばスクロール鋸ブレードと対照的に、往復鋸ブレード20の本体22は、ブレード20の反対側の自由端がワークピースに噛み込んでしてそれを通過する往復運動をするよう駆動される一方、ブレード20が一端のみで往復鋸のチャックによって結合されることが可能なように十分に堅固でなければならない。図示の実施形態では、ブレード本体22は、炭素鋼またはバネ鋼などの金属で形成される。図2に示すように、ブレード20は、第1のタング24の端部から第2のタング26に延びている全長Lを規定し、第1の切り刃は、第1のタング24の端部と第1の切り刃28の反対端部との間に延びている長さL1を規定し、第2の切り刃は、第2のタング26の端部と第2の切り刃30の反対端部との間に延びている長さL2を規定し、ブレード本体22は、幅Wを規定する。長さ「L」は、約4インチ(約10cm)から約12インチ(約30cm)の範囲内であり、幅「W」は、約1/2インチ(約1.3cm)から約1+1/2インチ(約3.8cm)の範囲内である。ブレード本体22は、約25/1000インチ(約0.64mm)から約75/1000インチ(約1.90mm)の範囲内である厚さT(図示せず)を規定する。本明細書の教示に基づいて関連技術の当業者によって理解されうるように、これらの寸法は例示に過ぎず、所望に応じてまたは他の要求に応じて変更されうる。
本発明の図示の実施形態の1つの利点は、切り刃(28または30)のうちの1つが摩耗したとき、または特定の切断用途で指定されたとき、往復鋸においてブレードを反転して、他方の切り刃(28または30)を使用するために提供できることである。例えば、往復鋸ブレード20が第1のタング24によってチャックに解除可能に固着されているとき、第1の切り刃28は、典型的には時間とともに損傷または摩耗することになり、または特定の切断用途に対して適正な切り刃ではないもしくは他の形で望ましくないことがある。したがって、第1の切り刃28が摩耗または損傷すると、または特定の切断用途に対して適正な切り刃ではないもしくは他の形で望ましくない場合、第1のタング24を往復鋸のチャックから外し往復鋸ブレード20を反転すなわち180°回転させ、第2のタング26をチャックに挿入し結合させて、第2の切り刃30を使用するために提供することができる。結果として、本発明のブレードの摩耗寿命は、単一の切り刃を有する先行技術の往復鋸ブレードと比べて著しく延長されうる。本発明のこの態様は、特に、ダイアモンドグリットまたは他のカーバイドグリット切り刃のような比較的高価な切り刃を有する往復鋸ブレードと併せて実装されるときに有利である。さらに、1つのレシプブレードが、先行技術の単一切り刃のレシプブレードよりも多くの異なる切断用途に使用されうる。
図2に示すように、第1のタング24は、第1の切り刃28に対応し、またその切り刃に関する効果的なタング角度または切断角度を規定する第1のタング角度α1を規定する。第2のタング26は、第2の切り刃30に対応し、またその切り刃に関する効果的なタング角度または切断角度を規定する第2のタング角度または切断角度α2を規定する。効果的なタング角度は、切り刃が対応する(1つ以上の)切断用途で効果的にワークピースを切断することを可能にする。典型的には、効果的なタング角度または切断角度は、ブレードの延び方向軸線もしくは長手方向軸線に対して、またはタングの延び方向軸線もしくは長手方向軸線に対して内方へ鋭角で、全体的に切り刃の切断方向に向かって角度付けられるように切り刃および/またはタングを配向させる。その結果、効果的なタング角度または切断角度は、切断ストロークの際にストロークにわたって完全にワークピースに噛み込んだ歯のすくい面または切り刃を維持することを容易にする。鋭角のタング角度または切断角度は、歯が0°または実質的に0°のすくい角を規定する場合であっても、歯に対する効果的な正のすくい角を与える。本明細書の教示に基づいて関連技術の当業者によって理解されうるように、各タングまたは切断角度は、対応する切り刃に対して調整され、その切り刃の対応する1つ以上の切断用途についてその切り刃の切断性能を最適化される。したがって、第1のタング角度α1は、第2のタング角度α2と実質的に同じ、または第2のタング角度α2よりも大きいもしくは小さい可能性がある。好ましくは、第1および第2のタング角度α1およびα2はそれぞれ、約1°から約10°の範囲内であり、より好ましくは約3°から約8°の範囲内であり、いくつかの実施形態では、より好ましくは約5°から約7°の範囲内である。現時点で好ましい一実施形態では、各タング角度は、約6°±1/2°である。
切断要素は、第1および第2の切り刃28、30のそれぞれに配置される。図2に示すように、第1の切り刃28は、複数の第1の切断要素または歯36、36によって規定され、第2の切り刃30は、複数の第2の切断要素または歯38、38によって規定される。本明細書の教示に基づいて関連技術の当業者によって理解されうるように、第1および第2の切断要素36、38は、それぞれの切断要素について、例えば、特定の歯の幾何学形状または形態(例えば、第1の逃げ角および該当する場合は第2および/または第3の逃げ角を設定することによる)、ピッチすなわち1インチ当たりの歯の数(「tpi」)、ならびに/あるいは歯の高さもしくは高さの差および/またはあさりに基づいて構成される。図示の実施形態では、第1の切り刃28は、金属切断用途のために構成され、約14tpiのピッチを規定し、第2の切り刃30は、釘と木材の用途のために構成され、6tpiのピッチを規定する。図2Aに典型的に示すように、第1の金属切断歯36、36は、第1の逃げ角40、第2の逃げ角42、および刃溝深さD1を規定する。各逃げ角は鋭角であり、第1の逃げ角は第2の逃げ角より小さい。好ましくは、第1の逃げ角は、約25°から約40°の範囲内であり、第2の逃げ角は、約40°から約50°の範囲内である。図示の実施形態では、第1の逃げ角40は約30°であり、第2の逃げ角42は約45°であり、歯溝深さD1は約0.034インチ(約0.86mm)である。図2Bに典型的に示すように、第2の釘と木材切断歯38、38は、第1の逃げ角44、第2の逃げ角46、および歯溝深さD2を規定する。各逃げ角は鋭角であり、第1の逃げ角は第2の逃げ角より小さい。好ましくは、第1の逃げ角は、約15°から約25°の範囲内であり、第2の逃げ角は、約35°から約45°の範囲内である。図示の実施形態では、第1の逃げ角44は約17°であり、第2の逃げ角46は約40°であり、歯溝深さD2は約0.078インチ(約1.98mm)である。本明細書の教示に基づいて関連技術の当業者によって理解されうるように、特定の角度および寸法を含むこれらの具体的な歯の形態は、例示に過ぎず、現在知られているまたは後に知られることになる多数の異なる逃げ角および他の寸法の任意のものを含む多数の異なる歯の形態のいずれとしてもよい。
第1および第2の切り刃28および30はそれぞれ、同じであってよく、あるいは、多数の異なる切断用途の任意の切断用途に効果的であるために、限定としてではなく、歯を一方の切り刃に有し研磨面もしくは砥粒を他方の切り刃に有すること、または異なる歯の形態、ピッチ、高さ、高さの差、あさりなどを有することを含む多数の方法のいずれにおいても異なっていてよい。下記の表Aは、第1および第2の切り刃28および30それぞれの切断用途の例示的組み合わせを示す。
Figure 0005752719
表Aに記載されたまたは他の所望される様々な用途では、異なる構成の切り刃、例えば、歯と砥粒(グリット:grit)、あるいは、異なる構成の歯、歯の形態、ピッチ、高さ、高さの差、セット、および/またはタイプ、例えば、バイメタル、カーバイドチップ、もしくは炭素鋼の歯を要することがあることは当業者には理解されるであろう。また、本明細書の教示に基づいて関連技術の当業者によって理解されうるように、第1の切り刃28、第2の切り刃30、およびそれらに配置されるそれぞれの切断要素36、38は、例示に過ぎず、限定としてではなく、様々なタイプのダイアモンド、カーバイド、もしくは他の研磨または砥粒切り刃、カーバイドチップ切り刃、バイメタル切り刃、または鋼切り刃を含む、現在知られているまたは後に知られることになる多数の異なるタイプの切断要素の任意の形態を取ることができる。例えば、金属または薄い金属の切断用の切り刃の現時点で好ましい実施形態は、約24tpiから約18tpiまでの範囲内のピッチを規定し、その範囲内で変わるピッチを含み、薄い金属切断用切り刃は、好ましくは、約14tpiのピッチを規定し、汎用切り刃は、好ましくは、約14tpiから約8tpiの範囲内のピッチを規定し、その範囲内で変わるピッチを含み、木材切断用切り刃は、好ましくは、約6tpiから約3tpiの範囲内のピッチを規定し、異なる木材の形態、例えば、釘が埋め込まれた木材と対照的なきれいな木材を切断するための形態などを規定し、解体用切り刃は、好ましくは、約6tpiから約3tpiの範囲内のピッチを規定し、好ましくは、金属と木材の両方を切断できる歯の形態を規定する。
本発明のレシプブレードは、表Aに記載の任意の組み合わせ、あるいは現在知られているまたは後に知られることになる多数の他の任意の組み合わせを含むことができることは理解されよう。さらに、第1の切り刃28は、第2の切り刃30について表Aに記載された任意の用途のために構成されてもよく、逆も同様である。いくつかの実施形態では、2つの切り刃28、30は同じ用途のために構成されることも理解されよう。そうした実施形態では、消費者が、2つの別個のブレードを購入するのに比べて全体的にコストが低くなる同じ用途の二切り刃を有する単一ブレード20を得られる。したがって、本発明のレシプブレードの切り刃は、上にまとめたような所望の切断用途を実施するための現在知られているまたは後に知られることになる多数の異なる形態のうち任意の形態を取ることができる。したがって、本発明のレシプブレードは、上にまとめたような所望の切断用途を実施するための現在知られているまたは後に知られることになる多数の異なる形態のうち任意の形態を取ることができる。
以下の表BおよびCにまとめられた試験結果で示されるように、本発明のレシプブレードは、予想外に改善された結果をもたらしている。第1に、図2に示したタイプの両側レシプブレードが、非稼働または第2の切り刃の未使用(または新たな)切断要素を有するとき、稼動または第1の切り刃が、単一切り刃のレシプブレードの同じタイプの切り刃に対して著しく改善された性能を示すことが予想外に発見された。第2に、上記の結果に鑑みて、第2の切り刃(すなわち、2番目にまたは他方の切り刃が摩耗した後に使用される切り刃)は単一切り刃のレシプブレードの同じタイプの切り刃に比べて劣った性能を示すことが当然予想される。しかし、第1の切り刃の後に使用される本発明のブレードの第2の切り刃もまた、新しい単一切り刃のレシプブレードの同じタイプの切り刃に対して改善された性能を示した。
Figure 0005752719
Figure 0005752719
上記の表BおよびCに示されるように、試験されたブレードは、図2に示したタイプのブレードであり、一方の切り刃は18tpiのピッチを規定し、他方の切り刃は10tpiのピッチを規定した。18tpiの切り刃は、1+1/2インチ(3.8cm)径の鋼性電気機械チューブ(「EMT」)を約1500spmの切断速度で切断することで試験され、10tpiの切り刃は、1インチ(2.5cm)径の鋼性黒管をやはり約1500spmの切断速度で切断することで試験された。すべての切り刃は、ブレードの寿命、すなわち「切断回数」と切断速度、すなわち「切断時間、最初の切断」との両方について試験された。18tpi切り刃の試験パラメータは、以下の通りであった。(i)ブレード寿命(または故障閾値)が「20秒/45秒」に設定され、つまり、各試験された切り刃は、3回の連続した切断の切断当たりの平均時間が20秒以上、または1回の切断が45秒以上であったとき、故障した(または完全に摩耗した)とみなされ、(ii)切断時間は、各切り刃が、最初にワークピースを切り通す、すなわち、切断線に沿ったワークピースの完全な分離を達成する測定時間であった。同様に、10tpi切り刃の試験パラメータは、以下の通りであった。(i)ブレード寿命(または故障閾値)が「90秒/120秒」に設定され、つまり、各試験された切り刃は、3回の連続した切断の切断当たりの平均時間が90秒以上、または1回の切断が120秒以上であったとき、故障した(または完全に摩耗した)とみなされ、(ii)切断時間は、各切り刃が、最初にワークピースを切り通す、すなわち、切断線に沿ったワークピースの完全な分離を達成する測定時間であった。
見て分かるように、本発明の両側レシプブレードの18tpi切り刃は、切り刃当たり平均で174.5回の切断を達成し、それに対し、片側レシプブレードの同じタイプの切り刃は、平均で142.3回の切断を達成した。したがって、この試験では、本発明のレシプブレードの切り刃は、平均で22.6%改善されたブレード寿命を達成した。同様に、本発明の両側レシプブレードの10tpi切り刃(これらは、対応する18tpi切り刃が使用され摩耗した後に試験された)は、切り刃当たり平均で382.2回の切断を達成し、それに対し、片側レシプブレードの同じタイプの切り刃は、平均で337.8回の切断を達成した。したがって、この試験では、本発明のレシプブレードの切り刃は、平均で13.1%改善されたブレード寿命を達成した。本発明の両側レシプブレードの両方の切り刃について、切断時間は、片側レシプブレードの同じタイプの切り刃の切断時間と比べてほとんど同じかもしくは短かった。
図2に示すように、第1および第2のタング24、26のそれぞれが、第1の前縁部48、第1の側縁部50、および第1の背縁部52を規定する。各第1の前縁部48は、ネッキング54によって、対応する切り刃28または30から所定の距離だけ横方向にずれている。各ネッキング54は、対応する切り刃28または30の内端を規定し、図示の実施形態では、曲線をなしている。ネッキング54によって形成されるずれの度合いは、関連技術の当業者に知られる様々な要因に応じて異なる場合がある。各第1の前縁部48および第1の背縁部52は、実質的にまっすぐまたは直線状であり、対応する第1の側縁部50に対して実質的に垂直である。各第1の背縁部52は、好ましくは、ネッキング56によって対応するタングの非稼働刃から所定の距離だけずれている。各第1の背縁部52は、実質的にまっすぐまたは直線状であり、また対応する第1の前縁部48に対して実質的に平行である。各タング24、26はさらに、タングを貫通するタング開口58、およびタング面取り60を規定する。タング開口58の1つの目的は、クランプ装置の構成または構造が許す限り、タング開口58を介して連結要素(例えば、スタッドまたはピン)を使用することにより、ブレード20を特定のクランプ装置(例えば、チャック)に固定または連結することに関連して、強度を増大しまた別の面では安全性を高めることである。したがって、タング開口58は、様々な異なるチャックまたは類似の連結要素の任意のものを作用的に受け入れるように、大きさ、形状、位置、および/または構成が決められうる。タング面取り60は、好ましくは、図示のように実質的に曲線をなす。タング面取り60の1つの目的は、様々な異なるチャックまたは他のクランプ装置への効果的かつ効率的なタングの挿入を促進することである。本明細書の教示に基づいて関連技術の当業者によって理解されうるように、タングの上述の特徴は、例示に過ぎず、本発明のブレードのタングは、現在知られているまたは後に知られることになる多数の異なるタング形状および/または構成の任意の形状および/または構成を採ることができ、それらには、限定としてではなく、切断面に対して角度付けられたタング、上述の特徴と同じまたは類似する特徴を有するがいくつかの上述の特徴が省かれたタング、および/または上述の特徴に加えていくつかの特徴を有するタングが含まれる。
各タング24、26はさらに、往復鋸のチャックまたは類似のタング結合装置に受容されるために、当該タング上を後方に延び、タングの幅が狭い部分を規定するタングステム62を備える。各タングステム62は、第2の側縁部64および第2の背縁部66を規定する。各タングステムの前縁部は、タングの延長または長手方向前縁部48によって規定される。各第2の側縁部64は、対応する前縁部48または背縁部52に対して実質的に垂直である。各側縁部64は、実質的にまっすぐまたは直線状である。本明細書の教示に基づいて関連技術の当業者によって理解されうるように、タングステムのこれらの特徴は例示に過ぎず、本発明のブレードのタングステムは、現在知られているまたは後に知られることになる多数の異なるタングステム形状および/または構成の任意の形状および/または構成を取ることができる。例えば、タングおよび/またはタングステムは、本発明の譲受人に譲受され、また現在米国特許第7,600,458号とされる「Reciprocating Saw Blade With Tapered Tang Stem」という名称の2005年4月15日に出願された同時係属の米国特許出願第11/106,907号に開示されたタングまたはテーパ付きタングステムの任意の形態を取ることができる。この文献を本開示の一部としてその全体を明示的に引用して援用する。
上述のように、往復ブレードのタングは、ブレードがチャックによって結合されることが可能なような大きさおよび形状にされる。本発明の代替実施形態では、1つ以上のタングの特定の設計が、2分の1インチ(1.3cm)の汎用化タングのような広く使用される往復鋸およびチャックに適合する標準または従来の設計に従うことができる。他の代替実施形態では、タングは、急速交換チャックなど往復鋸の独自または特殊なチャックに適合する(すなわち、解除可能に係合されることができる)ような形状および寸法になされる。他の代替実施形態では、レシプブレードは、例えば、異なるタイプのチャックまたは異なるタイプの往復鋸に適合するように、互いに異なる2つのタングを含む。そのような代替実施形態は企図され、当技術分野で現在知られているまたはまだ知られていないすべてのタング/チャックの設計を含むものである。
図3および3Aでは、本発明を実施する他の両側レシプブレードが、全体として参照番号120で示されている。レシプブレード120は、図2、2A、および2Bを参照して先に説明したレシプブレード20に類似し、したがって、数字「1」が前に付く同様の参照番号が同様の要素を示すために使用される。レシプブレード120は、延長タング縁部148および152を規定するブレード本体122の一端にある単一のタング124を備え、延長タング縁部148および152は、互いにタングの反対側に配置され、往復鋸のチャックによって解除可能に係合されるように構成される。図3および3Aの図示の実施形態では、往復鋸ブレード120は、ブレード120の一端に単一のタング124を備え、ブレードの他端125は、タングを有さず往復鋸のチャックによって結合可能ではない自由端を規定する。
第1の切り刃128は、第1の切り刃に沿って長手方向または軸線方向に延びる、複数の第1の切断要素の個別切断セグメントまたはグループ136、136によって規定され、第2の切り刃130は、第2の切り刃に沿って長手方向または軸線方向に延びる、複数の第2の切断要素の個別切断セグメントまたはグループ138、138によって規定される。図3Aに典型的に示されるように、第1および第2の切断セグメントまたは切断要素のグループ136、136および138、138のそれぞれは、延長タング縁部148または152のいずれか(あるいはブレード本体122の長手方向軸、切断方向、往復方向、またはブレード往復の経路の軸)に対してそれぞれの鋭角切断角度α1で配向され、これにより、それぞれの切断要素の切断セグメントまたはグループ136、136または138、138が規定される。
図示の実施形態では、タング124の延長縁部148、152は、ブレード本体122の延び方向または長手方向軸線123に実質的に平行である。図示の実施形態では、第1の切り刃128は、複数の第1の歯のグループ136、136を備える。図3Aに示すように、各第1の歯のグループ136、136は、それぞれの第1の切断角度α1を、当該第1の歯のグループの歯の先端の間(例えば、任意の非あさり歯の先端の間など)に延びる平面と、図3および3Aに典型的に示されるような、タングの延長縁部148もしくは152、またはブレード本体122の延長軸123、または上記のいずれかに実質的に平行に延びる線との間に規定する。図示の実施形態では、複数の第1の切断角度α1は、ほぼ同じである。しかし、関連技術の当業者によって理解されうるように、第1の切断角度α1は、グループごとに変化してよく、あるいはそれぞれの切り刃に沿って変化してもよい。
第2の切り刃130は、複数の第2の歯のグループ138、138を備える。各第2の歯のグループ138、138は、それぞれの第2の切断角度α2を、当該第2の歯のグループの歯138、138の先端の間に延びる平面と、タング124の延長縁部148もしくは152、ブレード本体122の延長軸123、または上記のいずれかに平行にもしくは実質的に平行に延びる線との間に規定する。いくつかのそのような実施形態では、複数の第2の切断角度α2は、ほぼ同じである。しかし、本明細書の教示に基づいて関連技術の当業者によって理解されうるように、第2の切断角度α2は、グループごとに変化してよく、あるいはそれぞれの切り刃に沿って変化してもよい。さらに、第1および第2の切断角度α1およびα2は、同じでも異なってもよく、所望に応じて、特定の用途のために有効な切断角度を与えるために、それぞれの切断要素の切断セグメントまたはグループの構成に基づいて、設定される。さらに、切断セグメントまたは切断要素は、砥粒エッジなどの研磨エッジによって規定される個別切断セグメントのような現在知られているまたは後に知られることになる多数の異なる切断セグメントまたは切断要素の任意の形態を取ることができ、それらには、限定としてではなく、カーバイドグリットエッジもしくはダイアモンドグリットエッジ、切歯によって規定される個別切断要素、および/または上記の任意の組み合わせが含まれる。例えば、本発明の代替実施形態では、少なくとも1つのセグメントは、その上に複数の切歯によって規定される複数の切断要素を備え、少なくとも1つの他のセグメントは、その上にグリットなどの研磨面によって規定される複数の切断要素を備え、研磨面は、限定としてではなく、カーバイドグリットまたはダイアモンドグリットを含む。
本発明の鋸ブレードの動作ステップは、以下のステップを含む
(i)レシプブレード20の第1の切り刃2を、第1の切り刃についての効果的な切断角度を規定する(図2に示した第1の効果的タング角度α1によって規定されるような)往復運動の軸線に対する第1の切断角度で、往復鋸により往復運動するよう駆動するステップと、
(ii)往復鋸のチャックから往復鋸ブレード20のタング24を取り外し、ブレード20を反転し、往復鋸ブレードの異なるもしくは第2のタング26を、往復鋸のチャックに取り付け、往復鋸ブレード20の第2の切り刃30であって第1の切り刃28に対して往復鋸の反対側の側辺に配置された第2の切り刃30を使用のために提供するステップと、
(iii)往復鋸ブレード20の第2の切り刃30を、第2の切り刃30についての効果的な切断角度を規定する往復運動の軸線に対する(図2に示した第2の効果的タング角度α2によって規定されるような)第2の切断角度で、往復鋸により往復運動するよう駆動するステップと、
を含む。
本発明の鋸ブレードの他の動作ステップは、以下のステップを含む。
(i)レシプブレード120の第1の切り刃128を、第1の切り刃についての効果的な切断角度を規定する(図3に示した第1の効果的タング角度α1によって規定されるような)往復運動の軸線に対する第1の切断角度で、往復鋸により往復運動するよう駆動するステップと、
(ii)往復鋸のチャックから往復鋸ブレード120のタング124を取り外し、ブレード20、120を裏返し、往復鋸ブレードの同じタング124を往復鋸のチャックに取り付け、往復鋸ブレード120の第2の切り刃130であって第1の切り刃128に対して往復鋸の反対側に配置された第2の切り刃130を使用のために提供するステップと、
(iii)往復鋸ブレード120の第2の切り刃130を、第2の切り刃130についての効果的な切断角度を規定する往復運動の軸線に対する(図3に示した第2の効果的切断角度α2によって規定されるような)第2の切断角度で、往復鋸により往復運動するよう駆動するステップと
を含む。
動作ステップは、好ましくは、ブレード20、120の押しストロークまたは引きストロークの間、第1の切り刃28、128によってワークピースを切断するステップと、ブレードの押しストロークまたは引きストロークのうち他方の間、第2の切り刃30、130によってワークピースを切断するステップとをさらに含む。前述のように、この態様は、本発明のレシプブレードの使用により予想外に改善された性能を生じさせると考えられる。
本明細書の教示に基づいて関連技術の当業者によって理解されうるように、添付の特許請求の範囲に規定される本発明の範囲から逸脱することなく、本発明の上記および他の実施形態に対して多数の変更および変形がなされうる。例えば、レシプブレードは、1つ以上のタングを備えることができる。1つのタングが、ブレードの第1の切り刃を駆動するために使用され、その切り刃についての効果的なタング角度を規定する。同じタングまたは別のタングが、ブレードの第2の切り刃を駆動するために使用されるが、第2の切り刃についての効果的タング角度を規定しない。その代わり、第2の切り刃は、研磨もしくは砥粒切断セグメントのような複数の切断セグメント、または複数のグループの切歯を備え、そのような切歯の各切断セグメントまたはグループが、ブレードの対応するタングまたは延長軸に対して鋭角切断角度で配向されることにより、そのような切歯の切断セグメントまたはグループによってワークピースが効果的に切断されるようになる。また、上記の鋸ブレードの特徴の多くは、例示に過ぎず、所望に応じて、あるいは特定用途の要件を満たすために必要に応じて変更されうる。例えば、いくつかの実施形態では、切り刃は、カーバイドチップ、バイメタル、または従来の炭素鋼の歯などの切歯によって規定されうる。また、本発明の鋸ブレードは、窒化チタンコーティング(TiN)または窒化アルミニウムチタンコーティング(AlTiN)などの現在知られているまたは後に知られることになる多数の異なるコーティングの任意のものによってコーティングされうる。したがって、この現時点で好ましい実施形態の詳細な説明は、限定的意味ではなく例示として捉えられるべきである。

Claims (18)

  1. 単一のチャックを有する手持ち式動力往復鋸で使用される往復鋸ブレードであって、
    当該往復鋸ブレードは、前記チャックが当該往復鋸ブレードの一端に解除可能に結合することにより前記往復鋸によって往復運動するよう駆動され、このとき往復鋸ブレードの他端は前記往復鋸には結合されておらず、
    前記往復鋸ブレードは、
    第1の端部および第2の端部を規定するブレード本体と、
    前記ブレード本体の第1の端部に配置された第1のタングと、
    前記ブレード本体の第2の端部に配置された第2のタングと、
    前記ブレード本体の一方の側辺に配置された第1の切り刃と、
    前記ブレード本体の他方の側辺に配置された第2の切り刃と、
    を備え、
    前記第1の切り刃は、第1の切断方向を規定し、前記第1のタングから遠ざかると前記第1のタングの縁部の延び方向から離れるように第1の鋭角切断角度で角度付けられ、
    前記第2の切り刃は、前記第1の切断方向と反対向きの第2の切断方向を規定し、前記第2のタングから遠ざかると前記第2のタングの縁部の延び方向から離れるように第2の鋭角切断角度で角度付けられている、
    ことを特徴とする往復鋸ブレード。
  2. 請求項1に記載の往復鋸ブレードであって、前記第1および第2のタングは、前記往復鋸の前記チャックによって交替可能におよび解除可能に結合可能であることを特徴とする往復鋸ブレード。
  3. 請求項1に記載の往復鋸ブレードであって、前記第1の鋭角切断角度は、前記第1の切り刃と第1のタイプのワークピースを切断することとの少なくとも一方のための効果的な切断角度を規定し、前記第2の鋭角切断角度は、前記第2の切り刃と第2のタイプのワークピースを切断することとの少なくとも一方のための効果的な切断角度を規定することを特徴とする往復鋸ブレード。
  4. 請求項1に記載の往復鋸ブレードであって、
    前記第1の鋭角切断角度は、前記第1のタングの縁部の延び方向と、前記第1の切り刃の歯の先端の間に延びる平面、または前記第1の切り刃と、の間の角度によって規定され、
    前記第2の鋭角切断角度は、前記第2のタングの縁部の延び方向と、前記第2の切り刃の歯の先端の間に延びる平面、または前記第2の切り刃と、の間の角度によって規定される、
    ことを特徴とする往復鋸ブレード。
  5. 請求項1に記載の往復鋸ブレードであって、前記第1および第2の切り刃の少なくとも一方は、少なくとも、複数の切歯を備えるか、または研磨面または砥粒によって規定されるか、または複数の切歯を備え、かつ研磨面または砥粒によって規定される、ことを特徴とする往復鋸ブレード。
  6. 請求項1に記載の往復鋸ブレードであって、
    前記第1のタングは、前記ブレード本体が第1のタングから延びる向きと逆向きに延び、さらに、タング本体と、前記タング本体から前記ブレード本体が延びる向きと逆向きに延びる、前記タングの幅が狭い部分を規定する第1のタングステムとを備え、
    前記第2のタングは、前記ブレード本体が第2のタングから延びる向きと逆向きに延び、さらに、タング本体と、前記タング本体から前記ブレード本体が延びる向きと逆向きに延びる、前記タングの幅が狭い部分を規定する第2のタングステムとを備える、
    ことを特徴とする往復鋸ブレード。
  7. (i)手持ち式動力往復鋸で使用される往復鋸ブレードの第1の切り刃を往復運動するよう駆動し、前記第1の切り刃は往復運動の方向に対し第1の鋭角切断角度で角度付けられており、それによって前記第1の切り刃についての効果的な切断角度を規定する、ステップと、
    (ii)前記往復鋸のチャックから前記往復鋸ブレードのタングを取り外し、前記ブレードを反転し、前記往復鋸ブレードの異なるタングを、前記往復鋸の前記チャックに取り付け、前記往復鋸ブレードの第2の切り刃であって前記第1の切り刃に対して前記往復鋸の反対側の側辺に配置された第2の切り刃を使用のために提供するステップと、
    (iii)前記第2の切り刃を往復運動するよう駆動し、前記第2の切り刃は往復運動の方向に対し第2の鋭角切断角度で角度付けられており、それによって、前記第2の切り刃についての効果的な切断角度を規定する、ステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  8. 請求項7に記載の方法であって、前記ブレードの引きストロークおよび押しストロークのうちの一方の間、前記第1の切り刃によりワークピースを切断するステップと、前記ブレードの引きストロークおよび押しストロークのうちの他方の間、前記第2の切り刃により前記ワークピースを切断するステップとをさらに含むことを特徴とする方法。
  9. 単一のチャックを有する手持ち式動力往復鋸で使用される往復鋸ブレードであって、
    当該往復鋸ブレードは、前記チャックが当該往復鋸ブレードの一端に解除可能に結合することにより前記往復鋸によって往復運動するよう駆動され、このとき往復鋸ブレードの他端は前記往復鋸には結合されておらず、
    前記往復鋸ブレードは、
    ブレード本体と、
    前記ブレード本体の一つの端部に配置されたタングと、
    前記ブレード本体の一方の側辺に配置された第1の切り刃と、
    前記ブレード本体の他方の側辺に配置された第2の切り刃と、
    を備え、
    前記第1の切り刃は、複数の第1の切断セグメントまたは第1の切断要素のグループによって規定され、各第1の切断セグメントまたは各第1の切断要素のグループは、前記タングから遠ざかると、前記タングの縁部の延び方向またはブレードの延び方向軸線から離れるように第1の鋭角切断角度で傾斜し、各第1の切断セグメントまたは各第1の切断要素のグループは互いに異なる直線に沿って配置され、
    前記第2の切り刃は、複数の第2の切断セグメントまたは第2の切断要素のグループによって規定され、各第2の切断セグメントまたは各第2の切断要素のグループは、前記タングから遠ざかると、前記タングの縁部の延び方向またはブレードの延び方向軸線から離れるように第2の鋭角切断角度で傾斜し、各第2の切断セグメントまたは各第2の切断要素のグループは互いに異なる直線に沿って配置される、
    往復鋸ブレード。
  10. 請求項9に記載の往復鋸ブレードであって、前記第1の鋭角切断角度は、前記第1の切り刃と第1のタイプのワークピースを切断することとの少なくとも一方のための効果的な切断角度を規定し、前記第2の鋭角切断角度は、前記第2の切り刃と第2のタイプのワークピースを切断することとの少なくとも一方のための効果的な切断角度を規定することを特徴とする往復鋸ブレード。
  11. 請求項9に記載の往復鋸ブレードであって、
    前記第1の鋭角切断角度は、前記タングの縁部の延び方向と、前記第1の切り刃の歯の先端の間に延びる平面、または前記対応する切り刃と、の間の角度によって規定され、
    前記第2の鋭角切断角度は、前記タングの縁部の延び方向と、前記第2の切り刃の歯の先端の間に延びる平面、または前記第2の切り刃と、の間の角度によって規定される、
    ことを特徴とする往復鋸ブレード。
  12. 請求項9に記載の往復鋸ブレードであって、前記第1および第2の切り刃の少なくとも一方は、少なくとも、複数の切歯を備えるか、または研磨面または砥粒によって規定されるか、または複数の切歯を備え、かつ研磨面または砥粒によって規定される、ことを特徴とする往復鋸ブレード。
  13. 請求項9に記載の往復鋸ブレードであって、前記タングの縁部の延び方向が前記ブレード本体の延び方向と平行であることを特徴とする往復鋸ブレード。
  14. 請求項9に記載の往復鋸ブレードであって、前記切断セグメントまたは前記切断要素は、切歯か、または少なくとも研磨面と砥粒のうち一方か、または切歯および少なくとも研磨面と砥粒のうち一方によって規定され、
    各第1の切歯のグループが、当該第1の切歯のグループの歯の先端の間を延びる平面と、前記第1の延長タング縁部または前記ブレード本体の延び方向軸線との間に規定される各第1の鋭角切断角度を規定するか、
    または、各第2の切歯のグループが、当該第2の切歯のグループの歯の先端の間を延びる平面と、前記第2の延長タング縁部または前記ブレード本体の延び方向軸線との間に規定される各第2の鋭角切断角度を規定するか、
    または、前記各第1の切歯のグループが前記各第1の鋭角切断角度を規定し、かつ前記各第2の切歯のグループが前記各第2の鋭角切断角度を規定する、
    ことを特徴とする往復鋸ブレード。
  15. 請求項14に記載の往復鋸ブレードであって、少なくとも1つの切断セグメントが、複数の切歯によって規定され、少なくとも1つの他の切断セグメントが、研磨面および砥粒のうちの少なくとも一方によって規定されることを特徴とする往復鋸ブレード。
  16. 請求項15に記載の往復鋸ブレードであって、前記各第1の鋭角切断角度は、互いに等しく、前記各第2の鋭角切断角度は、互いに等しいことを特徴とする往復鋸ブレード。
  17. 請求項14に記載の往復鋸ブレードであって、前記第1および第2の鋭角切断角度は、約1°から約10°の範囲内であることを特徴とする往復鋸ブレード。
  18. (i)手持ち式動力往復鋸で使用される往復鋸ブレードの第1の切り刃を往復運動するよう駆動し、前記第1の切り刃は、複数の第1の切断セグメントまたは第1の切断要素のグループによって規定され、各第1の切断セグメントまたは各第1の切断要素のグループは、前記往復鋸ブレードのタングから遠ざかると、前記タングの縁部の延び方向またはブレードの延び方向軸線から離れるように第1の鋭角切断角度で傾斜し、各第1の切断セグメントまたは各第1の切断要素のグループは互いに異なる直線に沿って配置され、それによって前記第1の切り刃についての効果的な切断角度を規定する、ステップと、
    (ii)前記往復鋸のチャックから前記タングを取り外し、前記ブレードを裏返し、前記往復鋸ブレードの同じタングを、前記往復鋸の前記チャックに取り付け、前記往復鋸ブレードの第2の切り刃であって前記第1の切り刃に対して前記往復鋸の反対側の側辺に配置された第2の切り刃を使用のために提供するステップと、
    (iii)前記第2の切り刃を往復運動するよう駆動し、前記第2の切り刃は、複数の第2の切断セグメントまたは第2の切断要素のグループによって規定され、各第2の切断セグメントまたは各第2の切断要素のグループは、前記タングから遠ざかると、前記タングの縁部の延び方向またはブレードの延び方向軸線から離れるように第2の鋭角切断角度で傾斜し、各第2の切断セグメントまたは各第2の切断要素のグループは互いに異なる直線に沿って配置され、それによって、前記第2の切り刃についての効果的な切断角度を規定する、ステップと、
    を含むことを特徴とする方法
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