JP5751534B2 - 回転電機の固定子鉄心の製造方法 - Google Patents

回転電機の固定子鉄心の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5751534B2
JP5751534B2 JP2012273191A JP2012273191A JP5751534B2 JP 5751534 B2 JP5751534 B2 JP 5751534B2 JP 2012273191 A JP2012273191 A JP 2012273191A JP 2012273191 A JP2012273191 A JP 2012273191A JP 5751534 B2 JP5751534 B2 JP 5751534B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
bending
core
core sheet
acg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012273191A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014121136A (ja
Inventor
友二 杉山
友二 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2012273191A priority Critical patent/JP5751534B2/ja
Priority to DE102013113418.1A priority patent/DE102013113418B4/de
Priority to CN201310683302.9A priority patent/CN103872863B/zh
Publication of JP2014121136A publication Critical patent/JP2014121136A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5751534B2 publication Critical patent/JP5751534B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/02Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies
    • H02K15/024Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies with slots
    • H02K15/026Wound cores

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Description

本発明は、回転電機の固定子鉄心、とりわけ自動車用交流発電機の固定子に好適な固定子鉄心の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
近年、この種の固定子鉄心としては、磁性板(例えば鋼板)から内周側にティース部およびスロット部を有するリング状板を打抜き、このリング状板を多数枚円筒状に積層して形成する積層コアに代わって、廃材が少なく材料歩留りが良いとの理由で、片側にティース部およびスロット部を打抜き形成した帯状のコアシートを、螺旋状(ヘリカル)に巻取りながら円筒状に複数層にわたって巻回積層してなる積層コアが、専ら採用されるようになってきた。
そして、このような固定子鉄心は、帯状のコアシートを、長さ方向の一方側(ティース部およびスロット部側)が内側になるように螺旋状(ヘリカル)に巻取りながら円筒状に複数層にわたって巻回積層するにあたり、如何に真円形状に近い形に巻き取っていくかが最大の課題となっている。
かかる課題解決の効果的な手法としては、目下のところ、帯状のコアシートを、長さ方向の他方側(ヨーク部側)にテーパ状部分を圧延形成しながら巻き取る製造方法が提案され、実用に供されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載された製造方法によれば、一対の円錐状の圧延ローラを用い、この一対の圧延ローラ間にコアシートのヨーク部を通すことで、当該ヨーク部の外周縁をその両面側から薄く延ばして両面テーパ状部分とするテーパ圧延工程を実施することが基本になっている。
かくして、テーパ圧延工程を実施することにより、両面テーパ状部分の形成過程でコアシートのヨーク部側の実質的な巻取り周長が長くなり、コアシート自体が内側へ湾曲状に曲がっていくため、螺旋状に巻取り易くなり、真円形状に近い円筒状積層コアを得ることができる、というものである。
〔従来技術の問題点〕
ところが、上述したように、両面テーパ状部分を設けて螺旋巻きする製造方法においては、実用面で次に列挙するごとき懸案事項を抱えている。
(1)テーパ 圧延工程でより大きな曲げ加工長(巻取り周長)を確保するためには 、両面テーパ状部分の面積を径方向に大きく取り、周方向の延展長さ(周長)を稼がねばならない。このような両面テーパ状部分を形成することは、積層コアの各巻回層の外周縁が薄くなって外力に対して脆弱な部位となることを意味する。
積層コアには、特許文献1に記載のように、最終工程として、巻回層間を固定するための溶接や外周形状を整えるためのしごき加工等を実施することになるが、薄くなって外力に対して脆弱な部位となった外周縁が最終工程への搬送過程で“いびつ”に変形したり、損傷するなどの問題を招くほか、最終工程でも溶接不良が生じたり、脆弱な部位となった外周縁がしごき加工時に“いびつ”に変形したり、破損する事態を招き、強度面や品質面で問題となる。
(2)また、圧延工程を実施すると、テーパ状部分が周方向のみならず、径方向にも延展するため、外径形状が“いびつ”になり易く、上記しごき加工による整形作業で真円形状を確保するのに多大な工数を要することになりかねない。
(3)さらに、固定子鉄心を回転電機の筺体の一部として有効活用すべく、固定子鉄心には外周縁に例えば90°間隔でスルーボルト嵌挿用の切欠きを形成するケースも多くなってきているが、この場合には、上記切欠きを巻取り前のコアシートの段階で打ち抜き形成することになるため、圧延工程においてコアシートに座屈現象が生じるという問題が危惧される。つまり、コアシートのヨーク部に両面テーパ状部分を圧延形成するにあたっては、一定の圧延荷重を掛けながらコアシートを搬送していくため、切欠き部分の部位では単位面積当たりの荷重が過大になりすぎ、この切欠き部分で極端な曲がり(座屈)現象が発生することが判明した。
本発明者は、かかる問題を究明すべく、種々の実験・研究を重ねた結果、鉄心素材として帯状のコアシートを用いながら、かかるコアシートをその内外周の両側から矯正しながら巻き取ることにより、積層コアの真円度を満足し、高強度、高品質の固定子鉄心を得ることのできる製造手法を見出した。
あとは、かかる製造手法を、簡単な製造設備の投入で如何に経済的に実施可能にするかが課題である。
特開2009−081973号公報
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、鉄心素材として帯状のコアシートを用いながら、高強度、高品質を確保することができる回転電機の固定子鉄心を、簡単な製造設備の投入で経済的に製造することができる方法を提供することにある。
〔請求項1の手段〕
請求項1に記載の発明は、基本的には鉄心素材として磁性板からなる帯状のコアシートが用いられ、このコアシートを螺旋状に巻き取ることで、内周側に固定子コイルを巻装するためのティース部およびスロット部を有する円筒状の積層コアが構成されている、回転電機の固定子鉄心の製造方法である。
そして、第1工程としては、長さ方向の一方側にティース部およびスロット部を有すると共に、長さ方向の他方側にティース部およびスロット部を所定のピッチで連結するヨーク部を有するように、帯状のコアシートを作製する従前と同様の工程を用いながら、続いて実施する第2工程に次のごとき特徴を有している。
第2工程は、コアシートを長さ方向に搬送しつつ、当該コアシートを所定の巻取り経路に沿ってヨーク部が外周側となるように湾曲させていくための曲げ加工を施すものであって、
当該第2工程は、巻取り経路に対し、当該巻取り経路の曲率の径方向内側に配置された第1ローラと、当該巻取り経路の曲率の径方向外側において第1ローラを挟むように配置された一組の第2ローラとから構成される曲げ加工手段を備えており、
この曲げ加工手段は、第1ローラおよび一組の第2ローラによる3箇所でコアシートの内外周を押さえながら第1ローラと第2ローラとを相互に逆方向に回転させることで、コアシートを巻取り経路に沿って搬送しつつ曲げ加工する複数段のローラ手段で構成され、
当該ローラ手段として、初期曲げ加工用の第1段目のローラ手段と本曲げ加工用の第2段目のローラ手段とを備え、初期曲げ加工と本曲げ加工との2段階で曲げ加工を実施することを特徴としている。
上記第2工程を有する本発明の製造方法によれば、帯状のコアシートを、その内外周の3箇所で押さえながら曲げる所謂三点曲げの原理により円滑にかつ良好に螺旋状に巻取ることができ、真円度の高い積層コアを得ることができる。よって、高強度、高品質の固定子鉄心を提供することができる。
しかも、設備的には巻取り経路にローラを配置するだけの簡単な構成でよく、上記固定子鉄心を経済的に製造することができる。
本発明方法により製造された固定子鉄心を適用する自動車用交流発電機を模式的に示すもので、(a)は交流発電機の全体構成を示す半断面図、(b)は(a)のA−A線に沿って固定子鉄心単体の形態を示す上半部分の正面図である(実施例1)。 本発明方法により製造される固定子鉄心の要部を示すもので、(a)は第1工程で作製されるコアシートの正面図、(b)は(a)のB−B線に沿う断面図、(c)は巻取り過程の説明に供するコアシートの正面図、(d)は第2工程を経て得られた積層コアの斜視図である(実施例1)。 本発明方法における全工程の概要説明に供する模式的工程図である(実施例1)。 本発明方法の中枢工程をなす第2工程の詳細説明に供するもので、(a)は曲げ加工過程を示す工程図、(b)は(a)のC−C線に沿うローラの部分断面図である(実施例1)。 本発明方法の別の実施形態として、中枢工程をなす第2工程の詳細説明に供するもので、(a)は曲げ加工過程を示す工程図、(b)は(a)のD矢視図である(実施例2)。
以下、本発明の製造方法を実施するための最良の形態を、図面に示す2つの実施例にしたがって詳細に説明する。
各実施例は、本発明の製造方法を適用する固定子鉄心の代表例として、自動車用交流発電機(オルタネータ)の固定子鉄心を示しており、以下の説明では、まず、自動車用交流発電機の基本構成を概説したのち、本発明方法の各実施例における特徴点および本発明方法の基本的機能について順次説明し、最後に本発明方法の特徴点毎の作用効果を要約列挙する。
なお、各実施例において、同一または均等部分には、同一符号を付し、重複説明を省略することとする。
[実施例1]
図1および図2に基づいて、本発明の製造方法を適用する交流発電機ACGの基本構成について説明する。
〔交流発電機ACGの基本構成〕
交流発電機ACGは、図1(a)に示すように、エンジンにより駆動される回転軸Jに取付けられた回転子GRと、スルーボルトBによって一対のカップ(椀型)状のケーシングCに挟持固定された固定子GSとを備えており、この固定子GSには、固定子コイル(多相巻線)Dを装着する鉄心として、図1(b)に示すごとき円筒状の積層コア1からなる固定子鉄心Eが用いられている。
この固定子鉄心Eは、一対のカップ(椀型)状のケーシングCで挟持固定されることにより、交流発電機ACGの筺体の一部として利用されるものであって、内周側に固定子コイルDが巻かれる多数のティース(歯)部E1とスロット(溝)部E2とを交互に備え、外周側に各ティース部E1およびスロット部E2を所定のピッチで環状に連結するヨーク(継鉄)部E3を備える円筒状の積層コア1で構成されている。環状のヨーク部E3は、固定子コイルDが巻かれない非巻線部分であり、固定子鉄心Eにはこのヨーク部E3の外周縁に例えば90°間隔でスルーボルトBが嵌挿可能な切欠きE4が形成されている。この切欠きE4は半円形状を呈している。
なお、本説明では、実体としては同じ構造体のものに対して、固定子鉄心Eと積層コア1とに区別して符号を付して呼称しているが、基本的には、最終製造工程を経て仕上がった所定形状のものを固定子鉄心Eと呼び、その途中の製造過程での状態のものをその形態から積層コア1と呼ぶものとする。
〔積層コア1の基本構成〕
積層コア1は、鉄心素材として、図2(a)、(b)に示すごとき帯状のコアシート10が用いられている。このコアシート10は、長さ方向の一方側に固定子コイルDを巻装するためのティース(歯)部11およびスロット(溝)部12を有すると共に、長さ方向の他方側にこれらのティース部11およびスロット部12を所定のピッチで連結するヨーク(継鉄)部13を有しており、ヨーク部13の外周縁には例えば90°間隔でスルーボルト嵌挿用の半円形状切欠き14が形成されている
コアシート10は、例えば、幅広の帯状の磁性板からティース部11およびスロット部12が互い違いに配置されるように打抜くことにより、一対(2枚)の帯状コアシートとして作製されるもの、もしくは、幅狭の帯状の磁性板からその片側にティース部11およびスロット部12が交互に配置されるように打抜くことにより、1枚の帯状コアシートとして作製されるものである。
そして、このコアシート10を、図2(c)に示すように、ヨーク部13が外周側となるように螺旋状に巻取りながら複数層にわたって巻回積層することにより、図2(d)に示すごとき円筒状の積層コア1とするものである。
次に、上記構成になる積層コア1の具体的な製造方法を図3に基づいて説明する。
図3は、本発明の製造方法における全工程の概要を模式的に示す工程図であって、本発明の製造方法は、大別すると、コアシート10を作製する第1工程(プレス工程)から、これを螺旋状に巻き取る第2工程(巻取り工程)、所定の積層寸法毎に切断し各巻回層を溶接固定する第3工程(定寸工程)を経て、積層コア1に整形など仕上げ加工を施す第4工程(仕上げ工程)までの4つの工程で構成される。
まず、上記第1工程から第4工程までの各工程を、図3に示す模式的工程図にしたがって順次概説する。
○第1工程(プレス工程)
この第1工程は、一般的に採用されている周知の工程であって、例えば帯鋼(SPCC)のごとき帯状磁性板Tを連続プレス装置のような適宜の打抜き手段U、Vに投入して順次打抜き加工し、長さ方向に2分割して2枚の連続したコアシート10を作製する。かくして、図2(a)に示すごときコアシート10、つまり、長さ方向の一方側にティース部11およびスロット部12を有すると共に、長さ方向の他方側にティース部11およびスロット部12を所定のピッチで連結するヨーク部13を有し、かつヨーク部13の外周縁に切欠き14が形成された帯状のコアシート10が得られる。
○第2工程(巻取り工程)
この第2工程は、本発明方法の中枢工程をなすもので、帯状のコアシート10を長さ方向に搬送しつつ、当該コアシート10を所定の巻取り経路Wに沿ってヨーク部13が外周側となるように湾曲させていくための曲げ加工を実施する工程である。
第2工程では、巻取り経路Wに沿って配設する曲げ加工手段Xとしてローラ装置(ローラ手段)20が用いられている。このローラ装置20は、基本的には巻取り経路Wに対し、当該巻取り経路Wの曲率の径方向内側に配置される第1ローラ21と、当該巻取り経路Wの曲率の径方向外側において第1ローラ21を周方向から挟むように配置される一組の第2ローラ22、23とを備えている。そして、第1ローラ21が駆動側をなし、一組の第2ローラ22、23が第1ローラ21に駆動されて追従回転する従動側をなしており、相互に逆向きに回転する。
コアシート10は、ローラ装置20に投入されることにより、第1ローラ21および一組の第2ローラ22、23による3箇所で内外周を押圧されながら、第1ローラ21と第2ローラ22、23を通過していき、かかる過程で、巻取り経路Wに沿って搬送されつつ湾曲状に曲げ加工される。
このように、ローラ装置20によって湾曲状に形成されることで、コアシート10は、ヨーク部13が外周側となるように螺旋状に巻取られ円筒状に巻回形成されて、図2(d)に示すごとき積層コア1が作製される。
なお、上述したローラ装置20の構成および曲げ加工過程の子細については、後で詳しく説明する。
○第3工程(定寸工程)
円筒状に巻回形成された積層コア1は、連続した積層状態にあるため、所定の積層寸法(厚み)毎に切断されて1個の積層コア1として取り出されると共に、各巻回層がずれないように、外周縁部が例えば溶接にて適宜固定される。
○第4工程(仕上げ工程)
最後に、積層コア1を仕上げ工程に投入する。この仕上げ工程は、一般的に採用されている周知の工程であって、整形機などの適宜な仕上げ加工手段Yを備えており、積層コア1の外径側の真円度ならびに内径側の同心度、直角度など所定の形状を確保するための各種仕上げ加工が実施され、最終的な積層コア1、即ち固定子鉄心Eが得られる。
なお、上述のようにして完成した固定子鉄心Eは、従来周知の一般的な巻線工程および組付工程を順次経由して、図1(a)に示すように、ティース部E1に固定子コイルDが装着された後固定子GSとして、交流発電機ACGに組み込まれる。
次に、本発明方法の根幹をなす上記第2工程について、とりわけローラ装置20の構成および曲げ加工過程の子細を図4(a)、(b)に基づいて詳述する。
本実施例での第2工程は、初期曲げ加工と本曲げ加工の2段階の曲げ加工で積層コア1の所定外径寸法を得る基本的構成に設定されており、曲げ加工手段Xとして、初期曲げ加工用の第1段目のローラ装置(ローラ手段)20Aと本曲げ加工用の第2段目のローラ装置(ローラ手段)20Bとの2段階方式のローラ装置20を採用している。
そして、各段のローラ装置20A、20Bが、巻取り経路Wにしたがって順次並設されている。
ここで、巻取り経路Wとは、帯状のコアシート10を順次湾曲に形成していき最終的に所定の巻き径の積層コア1が得られるように、コアシート10の投入側(搬送の入口側)から進行方向(搬送方向)に沿って順次曲率が小さくなるように設定されているものであって、この曲率は後述するごとく、各段のローラ装置20A、20Bによって段階的に決定される。
各段のローラ装置20A、20Bは、実質的に同じ組合わせのローラ群で構成されており、巻取り経路Wを挟んで対向配置されるローラ群、つまり第1ローラ(内側ローラ)21と一組の第2ローラ(外側ローラ)22、23とを備えている。そして、第1ローラ21が例えばモータのごとき駆動源24によって駆動され回転する駆動側をなすのに対し、一組の第2ローラ22、23が回転自在に支承されて追従回転する従動側をなしており、第1ローラ21と第2ローラ22、23とはその間を通されるコアシート10を介して相互に逆回転する関係になっている。
また、各段のローラ装置20A、20Bにおいて、駆動側の第1ローラ21が、巻取り経路Wの径方向内側に配置され、従動側の一組の第2ローラ22、23が、当該巻取り経路Wの径方向外側に配置されるが、これら3つのローラ21、22、23の配置関係や各段のローラ装置20A、20Bの配置関係などの諸元は、次のように設定されている。
まず、一方の第1段目のローラ装置20Aは、各ローラ21、22、23が第1段階(初期曲げ)に要する所定の曲率R1を満足するように配置されるもので、一組の第2ローラ22、23は、第1ローラ21の回転中心O1を通って曲率R1の径方向に引いた基準線P1に関してその両側に位置しており、第1ローラ21を挟むように離間して配設されている。そして、各ローラのそれぞれのロール面は円周方向に沿って径方向を深さ方向とするV溝21a、22a、23aに形成されており、これらV溝内においてコアシート10の内外周縁が当接する。つまり、V溝21aには、コアシート10のティース部11が、V溝22a、23aには、コアシート10のヨーク部13がそれぞれ当接するようになっている。
したがって、コアシート10は、第1ローラ21および第2ローラ22、23が回転することによりその回転方向に送られつつ、内外周側から押圧され、第1ローラ21との当接点を支点とし、第2ローラ22、23との当接点を曲げ力の作用点とする、所謂三点曲げの原理により、長さ方向(搬送方向)に延展しながら幅方向に所定の曲率R1で曲げ加工が施されることになる。
次いで、他方の第2段目のローラ装置20Bは、各ローラ21、22、23が第1段階での所定曲率R1よりさらに小さくなる所定の曲率、つまり第2段階(本曲げ)での要求曲率R2を満足するように配置されるもので、一組の第2ローラ22、23は、第1ローラ21の回転中心O2を通って曲率R2の径方向に引いた基準線P2に関してその両側に位置しており、第1ローラ21を挟むように離間して配設されている。そして、各ローラ21、22、23のそれぞれのロール面は、第1段目のローラ装置20A同様、周方向に沿って径方向を深さ方向とするV溝21a、22a、23aに形成されており、これらV溝内においてコアシート10の内外周縁が当接する。つまり、V溝21aには、コアシート10のティース部11が、V溝22a、23aには、コアシート10のヨーク部13がそれぞれ当接するようになっている。
したがって、第1段目のローラ装置20Aを通過したコアシート10は、第2段目のローラ装置20Bを通過することにより、同様に、第1ローラ21との当接点を支点とし、第2ローラ22、23との当接点を曲げ力の作用点とする、所謂三点曲げの原理により、長さ方向(搬送方向)にさらに延展しながら幅方向に第2段階目の曲率R2で曲げ加工が施されることになる。
このようにして、コアシート10は,2段階方式のローラ装置20を通過することにより、円滑にかつ良好に螺旋状に巻取られ、所望の外径寸法を有する円筒状の積層コア1に成形されていき、最終的に所望の固定子鉄心Eが得られる。
〔実施例1の効果〕
上述した本発明の製造方法によって得られる固定子鉄心Eにおいて、特に第2工程における製造面での主な作用効果を以下に要約列挙する。
[1]真円度の高い高強度、高品質の積層コア1(固定子鉄心E)を得ることができる。
[1−1]帯状のコアシート10を、その内外周の3箇所で押さえながら曲げる所謂三点曲げの原理を活用して曲げ加工を実施しているため、コアシート10は、第1ローラ21と一組の第2ローラ22、23との3つのローラによる曲率にしたがって、長さ方向(搬送方向;周方向)に主としてヨーク部13が延展しながら幅方向に湾曲していく。したがって、各巻回層を良好に円形状に丸めることができ、所定の巻き径の積層コア1が得られるため、真円度の高い高品質の円筒状積層コア1を得ることができる。
なお、圧延工程を実施すると、テーパ状部分が周方向のみならず、径方向にも延展するため、外径形状が“いびつ”になり易いが、そのような心配もない。
しかも、三点曲げの原理を活用した曲げ加工であるため、スルーボルト嵌挿用の切欠き14を巻取り前のコアシート10の段階で打抜き形成した場合においても、局部的に荷重が集中して、この切欠き14部分で極端な曲がり(座屈)現象が発生するような事態を招くこともない。
[1−2]また、コアシート10に対してヨーク部13の外周縁には特に薄肉化する加工を施さないため、各巻回層の外周縁に脆弱な部位を形成することがなく、巻回層間には全周にわたる隙間を実質的に生じることがない。したがって、積層コア1を次工程へ搬送する過程で、たとえ外力が加わったとしても、積層コア1の外周縁に変形や損傷を招くことがない。
同様に、次工程(第3工程、第4工程)において、積層コア1の外周部に、巻回層間を固定するための溶接加工や外周形状を整えるためのしごき加工を実施する際にも、溶接不良や外周縁が変形・破損等することがなく、固定子鉄心Eとして高強度、高品質を確保することができる。
[1−3]曲げ加工手段Xとして、初期曲げ加工用の第1段目のローラ装置(ローラ手段)20Aと本曲げ加工用の第2段目のローラ装置(ローラ手段)20Bとの2段階方式のローラ装置20を採用し、初期曲げ加工と本曲げ加工の2段階の曲げ加工で積層コア1の所定外径寸法を確保することができるため、コアシート10をより一層円滑に螺旋状に巻き取っていくことができる。
[1−4]ローラ装置20の各ローラ21、22、23のローラ面をV溝21a、22a、23aにしており、このV溝21a、22a、23aで図4(b)のごとくコアシート10の内外周縁を押さえることができるため、所謂調心作用によりコアシート10の幅方向および板厚方向の寸法公差を吸収しながら、コアシート10に対して曲げ加工を施すことができる。
[2]要の第2工程(巻取り工程)を簡単な製造設備で実施することができる。
巻取りのための曲げ加工を、第1ローラ21と一組の第2ローラ22、23との3つのローラで支点、作用点を形成して曲げる三点曲げ方式で行うため、テーパ圧延方式のごとく大きな加工荷重を要しなく、しかも、巻取り経路Wにローラ装置20を配置するだけの簡単な構成でよく、固定子鉄心Eを経済的に製造することができる。
[実施例2]
次に、本発明の製造方法の実施例2について、上述の実施例1との相違点を中心に図5(a)、(b)に基づいて説明する。
この実施例2は、第2工程(巻取り工程)で中枢機能を果たす曲げ加工手段Xとして、基本的には2段階方式のローラ装置20を用いるものの、その具体的な組合わせ構成を一部変更したものであって、その他の構成は実施例1と実質的に同じである。
本実施例においても、曲げ加工手段Xとして、図5(a)に示すように、初期曲げ加工と本曲げ加工の2段階で積層コア1の所定外径寸法を得るために、曲率R1を得るための初期曲げ加工用の第1段目のローラ装置(ローラ手段)20Aと、曲率R2を得るための本曲げ加工用の第2段目のローラ装置(ローラ手段)20Bとの2段階方式のローラ装置20を採用している。そして、各段のローラ装置20A、20Bが巻取り経路Wに沿って順次並設されている。
ここで、実施例1との具体的な相違点は、初期曲げ加工用の第1段目のローラ装置20Aにおいて、一組の第2ローラ(22、23)のうち、一方(投入側)のローラ(22)をテーパ形成用ローラ手段25に置換したことである。
このテーパ形成用ローラ手段25は、図5(b)に示すように、駆動側をなす円錐状ローラ25aと従動側をなす平面状ローラ25bとの一対のローラで構成されており、コアシート10のヨーク部13の外周縁を片面側から押圧してこの部位に片面テーパ状部分13aを形成することで、ヨーク部13を長さ方向に延展させ、コアシート10を湾曲し易くするものである。
そして、各ローラ25a、25bは、軸線が巻取り経路Wの径方向に位置しており、軸方向からもコアシート10に対して荷重を付与するため、このローラ手段25もコアシート10を外周側から径方向に押圧する機能を有する。
したがって、テーパ形成用ローラ手段25は、第1ローラ21、第2ローラ23と協動して所謂三点曲げの原理による初期曲げ加工の機能をも果たす。
かくして、本実施例では、初期曲げ加工用の第1段目のローラ装置20Aにおいて、テーパ形成用ローラ手段25にてコアシート10のヨーク部13の外周縁に片面テーパ状部分13aを形成し、ヨーク部13を長さ方向に延展させることで、コアシート10を湾曲させながら、さらに第1ローラ21と第2ローラ23およびローラ手段25との協動による所謂三点曲げ作用により、コアシート10に対し、曲率R1の初期曲げ加工を施すことができる。
本実施例においても、帯状のコアシート10を、その内外周の3箇所で押さえながら曲げる所謂三点曲げの原理を活用して曲げ加工を実施しているため、上述の実施例1と同様な効果を得ることができる。
特に、本実施例によれば、ヨーク部13の外周縁に片面テーパ状部分13aを形成することで、コアシート10を湾曲し易くするため、初期曲げ加工および本曲げ加工における曲率を稼ぐことができる。
しかも、上記テーパ状部分13aは片面であり、かつ初期曲げ加工を助長するための前加工用であってテーパ量を浅くでき得るため、積層コア1の外周縁に極端な薄肉部分(部位)を形成することがなく、積層コア1の段階では勿論のこと、固定子鉄心Eとしても、所望の強度・品質を確保することができる。
〔変形例〕
以上本発明方法を2つの実施例について詳述してきたが、本発明の精神を逸脱しない範囲で種々変形することが可能であり、その変形例のいくつかを例示する。
(1)実施例1の変形例
上記実施例1においては、曲げ加工手段Xとして、初期曲げ加工と本曲げ加工の2段階で積層コア1の所定外径寸法を得る2段階方式のローラ装置20を採用したが、積層コア1の要求外径寸法や要求加工速度などに応じて、初期曲げ加工用のローラ装置20Aおよび本曲げ加工用ローラ装置20Bの少なくともいずれかを2段以上配置し、全体として3段階以上にわたって曲げ加工を実施する多段階方式のローラ装置20を採用することもできる。
特に、多段階方式のローラ装置20を採用した場合には、各段階毎に少しずつ曲率を変えながら真円状に積層コア1を形成していくことができるため、各段階での荷重負担を小さく抑えながら高精度の外径寸法を有する積層コア1を製造することが可能である。また、曲率の変更(調整)、例えば大から小への変更は、各段のローラ間の間隔を大から小へ変更することによって行うことができる。
(2)実施例2の変形例
本曲げ加工用ローラ装置20Bについては一段に限るものではなく、上記実施例1の変形例と同様に、本曲げ加工用ローラ装置20Bを2段以上配置し、全体として3段階以上にわたって曲げ加工を実施する多段階方式のローラ装置20を採用することも勿論可能である。
また、上記実施例2においては、初期曲げ加工用の第1段目のローラ装置20Aの一部として、テーパ形成用ローラ手段25を活用(兼務)したが、テーパ形成用ローラ手段25自体を、曲げ加工手段Xにおける予備曲げ加工用もしくは初期曲げ加工用の手段として独立して活用することにより、コアシート10のヨーク部13外周縁にテーパ状部分13aを形成して予備曲げ加工もしくは初期曲げ加工を実施した後にコアシート10の内外周を3箇所で押さえながら曲げ加工することができる。
その具体例としては、例えば(A)初期曲げ加工手段の前段階の加工手段(予備曲げ加工手段)としてテーパ形成用ローラ手段25を用い、その後実施例1のように2段階(初期曲げ加工と本曲げ加工)の曲げ加工を実施する方法、(B)実施例1において初期曲げ加工手段そのものをテーパ形成用ローラ手段25のみで構成し、テーパ形成用ローラ手段25のみで初期曲げ加工を実施する方法がある。
(3)実施例1、2および上記変形例において、コアシート10は巻取り経路Wに沿って螺旋状に巻取られる際に、螺旋巻きの一巻きの板厚分ずつ軸方向にずれていくため、より円滑な巻取りを実践するためには、初期曲げ加工用のローラ装置20Aおよび本曲げ加工用ローラ装置20Bの各ローラを、巻取り経路Wに沿って軸方向に漸次ずらして配置すると効果的である。
また、上述の例では、ローラ装置20において、第1ローラ(内側ローラ)21を駆動側にしているが、これに限るものではなく、コアシート10を搬送方向に強制的に送る手段を別途備える場合には、前記第1ローラ(内側ローラ)21を一組の第2ローラ(外側ローラ)22、23共々フリー(回転自在)にしても、第1ローラ21と一組の第2ローラ22、23との3つのローラで支点、作用点を形成して曲げる三点曲げ方式を実施することができることは勿論である。
以上の実施形態では、本発明の製造方法を自動車用交流発電機(オルタネータ)の固定子鉄心に適用した場合について説明したが、これに限ることなく、鉄心素材として磁性板からなる帯状のコアシートが用いられる固定子鉄心を持つ回転電機、例えば高電圧駆動モータに適用し、同様の作用効果を得ることができる。
1…積層コア、10…コアシート、11…ティース部、12…スロット部、13…ヨーク部、20…ローラ装置(曲げ加工手段X)、21…第1ローラ、22、23…第2ローラ、ACG…自動車用交流発電機(回転電機)、D…固定子コイル、E…固定子鉄心、W…巻取り経路。

Claims (7)

  1. 鉄心素材として磁性板からなる帯状のコアシート(10)が用いられ、このコアシート(10)を螺旋状に巻き取ることで、内周側に固定子コイル(D)を巻装するためのティース部(11)およびスロット部(12)を有する円筒状の積層コア(1)が構成されている、回転電機(ACG)の固定子鉄心(E)の製造方法であって、
    長さ方向の一方側に前記ティース部(11)および前記スロット部(12)を有すると共に、長さ方向の他方側に前記ティース部(11)および前記スロット部(12)を所定のピッチで連結するヨーク部(13)を有するように、前記コアシート(10)を作製する第1工程と、
    前記コアシート(10)を長さ方向に搬送しつつ、当該コアシート(10)を所定の巻取り経路(W)に沿って前記ヨーク部(13)が外周側となるように湾曲させていくための曲げ加工を施す第2工程とを有しており、
    前記第2工程は、前記巻取り経路(W)に対し、当該巻取り経路(W)の曲率の径方向内側に配置された第1ローラ(21)と、当該巻取り経路(W)の曲率の径方向外側において前記第1ローラ(21)を挟むように配置された一組の第2ローラ(22、23)とから構成される曲げ加工手段X(20)を備えており、
    前記曲げ加工手段X(20)は、
    前記第1ローラ(21)および一組の第2ローラ(22、23)による3箇所で前記コアシート(10)の内外周を押さえながら前記第1ローラ(21)と前記第2ローラ(22、23)とを相互に逆方向に回転させることで、前記コアシート(10)を前記巻取り経路(W)に沿って搬送しつつ曲げ加工する複数段のローラ手段(20A、20B)で構成され、
    前記ローラ手段(20A、20B)として、初期曲げ加工用の前記第1ローラ(21)および第2ローラ(22、23)からなる第1段目のローラ手段(20A)と本曲げ加工用の前記第1ローラ(21)および第2ローラ(22、23)からなる第2段目のローラ手段(20B)とを備え、初期曲げ加工と本曲げ加工との2段階で前記曲げ加工を実施することを特徴とする回転電機(ACG)の固定子鉄心(E)の製造方法。
  2. 請求項1に記載の回転電機(ACG)の固定子鉄心(E)の製造方法において、
    前記曲げ加工手段X(20)を構成する各ローラ(21、22、23)は、それぞれのロール面が周方向に沿って径方向を深さ方向とするV溝(21a、22a、23a)に形成されており、当該V溝で前記コアシート(10)の内外周縁を押さえることを特徴とする回転電機(ACG)の固定子鉄心(E)の製造方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の回転電機(ACG)の固定子鉄心(E)の製造方法において、
    前記曲げ加工手段X(20)における予備曲げ加工用もしくは初期曲げ加工用の手段として、前記コアシート(10)のヨーク部(13)外周縁を上下から押圧してテーパ状に成形するテーパ形成用ローラ手段(25)を備え、
    前記コアシート(10)のヨーク部(13)外周縁にテーパ状部分(13A)を形成して予備曲げ加工もしくは初期曲げ加工を実施した後に前記コアシート(10)の内外周を押さえながら曲げ加工することを特徴とする回転電機(ACG)の固定子鉄心(E)の製造方法。
  4. 請求項1に記載の回転電機(ACG)の固定子鉄心(E)の製造方法において、
    前記第1段目のローラ手段(20A)における前記一組の第2ローラのうち、搬送方向の手前側に配置される第2ローラが、前記コアシート(10)のヨーク部(13)外周縁を上下から押圧してテーパ状に成形するテーパ形成用ローラ手段(25)で構成され、
    前記第1ローラ(21)および一組の第2ローラ(23、25)による3箇所で前記コアシート(10)の内外周を押さえながら前記第1ローラ(21)と前記第2ローラ(23、25)とを回転させることで、前記コアシート(10)を前記巻取り経路(W)に沿って搬送しつつ曲げ加工することを特徴とする回転電機(ACG)の固定子鉄心(E)の製造方法。
  5. 請求項4に記載の回転電機(ACG)の固定子鉄心(E)の製造方法において、
    前記テーパ形成用ローラ手段(25)は、円錐状ローラ(25a)と平面状ローラ(25b)とを備えており、前記コアシート(10)のヨーク部(13)外周縁を片面テーパ状に成形することを特徴とする回転電機(ACG)の固定子鉄心(E)の製造方法。
  6. 請求項4または請求項5に記載の回転電機(ACG)の固定子鉄心(E)の製造方法において、
    前記曲げ加工手段X(20)を構成するローラのうち、前記テーパ形成用ローラ手段(25)を除く各ローラ(21、22)は、それぞれのロール面が周方向に沿って径方向を深さ方向とするV溝(21a、22a)に形成されており、当該V溝で前記コアシート(10)の内外周縁を押さえることを特徴とする回転電機(ACG)の固定子鉄心(E)の製造方法。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の回転電機(ACG)の固定子鉄心(E)の製造方法において、
    前記第1工程では、前記コアシート(10)のヨーク部(13)に所定間隔で切欠き(14)を形成することを特徴とする回転電機(ACG)の固定子鉄心(E)の製造方法。
JP2012273191A 2012-12-14 2012-12-14 回転電機の固定子鉄心の製造方法 Active JP5751534B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012273191A JP5751534B2 (ja) 2012-12-14 2012-12-14 回転電機の固定子鉄心の製造方法
DE102013113418.1A DE102013113418B4 (de) 2012-12-14 2013-12-04 Verfahren zum Herstellen eines Statorkerns für drehende elektrische Maschinen
CN201310683302.9A CN103872863B (zh) 2012-12-14 2013-12-13 制造用于旋转电机器的定子芯的方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012273191A JP5751534B2 (ja) 2012-12-14 2012-12-14 回転電機の固定子鉄心の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014121136A JP2014121136A (ja) 2014-06-30
JP5751534B2 true JP5751534B2 (ja) 2015-07-22

Family

ID=50821560

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012273191A Active JP5751534B2 (ja) 2012-12-14 2012-12-14 回転電機の固定子鉄心の製造方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5751534B2 (ja)
CN (1) CN103872863B (ja)
DE (1) DE102013113418B4 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6102779B2 (ja) * 2014-02-07 2017-03-29 株式会社デンソー 回転電機の固定子鉄心
CN105305739B (zh) * 2014-07-28 2018-04-03 三菱电机株式会社 轴向间隙型旋转电机以及该电机用定子铁芯的制造方法
CN104201835A (zh) * 2014-09-09 2014-12-10 安徽可能电机科技有限公司 Y系列工业电机定子冲片的成型方法
JP6477331B2 (ja) * 2015-07-28 2019-03-06 株式会社デンソー 回転電機の固定子鉄心の製造方法および製造装置
JP6398954B2 (ja) * 2015-11-17 2018-10-03 株式会社デンソー 回転電機
CN109768675A (zh) * 2019-03-29 2019-05-17 芜湖杰诺瑞汽车电器***有限公司 一种扁铜线电机定子总成、其制造方法及应用其的电机

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2053266B2 (de) * 1970-10-30 1973-04-26 Blohm + Voss Ag, 2000 Hamburg Vorrichtung zur schraubenlinienfoermigen verformung eines bandes zu einem rohr
DE2221776C3 (de) * 1972-05-04 1980-01-24 Hoesch Ag, 4600 Dortmund Steuereinrichtung zum Verstellen der Bandbiegevorrichtung eines Schraubennah trohrwerkes
DE2629532A1 (de) * 1975-07-03 1977-01-27 Sev Alternateurs Verfahren und vorrichtung fuer einen stator oder rotor einer elektrischen rotationsmaschine
DE3116060C2 (de) * 1981-04-22 1986-07-17 Nippon Steel Corp., Tokio/Tokyo Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen von Schraubennahtrohren
JP3499983B2 (ja) * 1995-09-22 2004-02-23 新日本製鐵株式会社 回転機器用螺旋コア
JP3791035B2 (ja) * 1996-02-13 2006-06-28 アイシン精機株式会社 車両ドアフレーム及び車両ドアフレームの製造方法
JP3233135B2 (ja) * 1998-11-26 2001-11-26 株式会社デンソー ステータコアのコア材の巻回装置
US6308549B1 (en) * 1998-11-26 2001-10-30 Denso Corporation Apparatus and method for forming spirally wound stator core or rotary electric machine
JP2001300670A (ja) * 2000-04-27 2001-10-30 Aisin Seiki Co Ltd リング製造方法およびリング製造装置
DE10328956A1 (de) * 2003-06-27 2005-01-20 Elmotec Statomat Vertriebs Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Einführen von Wellenwicklungen in Rotor- und Statorblechpakete elektrischer Maschinen
JP4705760B2 (ja) * 2004-03-08 2011-06-22 株式会社ジェイテクト コイル巻線方法及びコイル巻線装置
JP4897347B2 (ja) * 2006-05-09 2012-03-14 澤藤電機株式会社 ステータ用コアおよび当該ステータ用コアの製造装置および当該ステータ用コアの製造方法
JP2008283736A (ja) * 2007-05-08 2008-11-20 Hitachi Ltd 回転電機の固定子組立方法及び固定子組立装置
JP4483923B2 (ja) 2007-09-27 2010-06-16 株式会社デンソー 回転電機のステータコアおよびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN103872863B (zh) 2017-06-20
DE102013113418B4 (de) 2021-05-06
JP2014121136A (ja) 2014-06-30
DE102013113418A1 (de) 2014-06-18
CN103872863A (zh) 2014-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5751534B2 (ja) 回転電機の固定子鉄心の製造方法
JP4932967B1 (ja) 回転電機用螺旋コアの製造方法及び回転電機用螺旋コアの製造装置
JP6683428B2 (ja) 積層鉄心用加工体の製造方法及び積層鉄心の製造方法
CN105846565A (zh) 电机电枢及其制造方法
JP2010115054A (ja) モータ、モータの製造方法および電動パワーステアリング装置
JP4483923B2 (ja) 回転電機のステータコアおよびその製造方法
JP2014193000A (ja) 回転電機の固定子鉄心の製造方法
JP5245435B2 (ja) モータ
JP2021052574A (ja) ステータ、モータ、及びステータの製造方法
JP6504090B2 (ja) ステータコア成形装置およびステータコア成形方法
JP2015226404A (ja) 回転電機用圧入固定構造体、およびステータ
US10256706B2 (en) Motor provided with noncircular stator core, apparatus for production of motor, and method for production of motor
JP6094146B2 (ja) 回転電機の固定子鉄心の製造方法
JP6477331B2 (ja) 回転電機の固定子鉄心の製造方法および製造装置
JP2012217279A (ja) 回転電機用ステータコア、回転電機、および、回転電機用ステータコアの製造方法
JP6102779B2 (ja) 回転電機の固定子鉄心
JP2014045641A (ja) 回転電機の固定子鉄心
JP6131791B2 (ja) 回転電機の固定子鉄心の製造方法
JP2013093932A (ja) 螺旋コア形成用帯状金属板、回転電機の螺旋コア、及び螺旋コアの製造方法
JP2017189076A (ja) 回転電機の固定子鉄心の製造方法
JP5335633B2 (ja) 回転電機および回転電機の製造方法
US11489376B2 (en) Stator, motor, and method for manufacturing stator
JP6331946B2 (ja) 固定子鉄心の製造方法
JP2005027437A (ja) ティース部の製造方法、ステータコアの製造方法、ティース部の製造装置、ステータコアの製造装置および電動機
JP7133803B2 (ja) 回転電機のハウジングの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140528

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140919

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140924

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150427

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5751534

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150510

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250