JP5747036B2 - 基地局、通信装置、送信方法、及び受信方法 - Google Patents

基地局、通信装置、送信方法、及び受信方法 Download PDF

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Description

本発明は、基地局、通信装置、送信方法、及び受信方法に関する。
近年、セルラ移動体通信システムにおいては、情報のマルチメディア化に伴い、音声データのみならず、静止画像データ及び動画像データ等の大容量データを伝送することが一般化しつつある。大容量データの伝送を実現するために、高周波の無線帯域を利用して高伝送レートを実現する技術に関する検討が盛んになされている。
しかし、高周波の無線帯域を利用する場合には、近距離では高伝送レートを期待できる一方、遠距離になるに従って伝送距離による減衰が大きくなる。よって、高周波の無線帯域を利用した移動体通信システムを実際に運用する場合には、無線通信基地局装置(以下、「基地局」と省略する)のカバーエリアが小さくなるため、より多くの基地局を設置する必要がある。基地局の設置には相応のコストがかかる。従って、基地局数の増加を抑制しつつ、高周波の無線帯域を利用した通信サービスを実現するための技術が強く求められている。
このような要求に対し、各基地局のカバーエリアを拡大させるために、基地局と無線通信移動局装置(以下、「移動局」と省略する)との間に、無線通信中継局装置(以下、「中継局」と省略する)を設置し、基地局と移動局との間の通信を中継局を介して行う、中継送信技術が検討されている。中継(Relay)技術を用いると、基地局と直接通信できない移動局も、中継局を介して通信することができる。
上記した中継技術の導入が検討されているLTE−A(Long Term Evolution Advanced)システムに対しては、LTE(Long Term Evolution)からのスムーズな移行及びLTEとの共存の観点から、LTEとの互換性を維持することが要求されている。そのため、Relay技術に関しても、LTEとの相互互換性が求められている。LTE−Aシステムでは、LTEとの相互互換性を達成するために、下り回線(Down Link;以下、「DL」という)において、基地局から中継局への送信時に、MBSFN(MBMS Single Frequency Network)サブフレームを設定することが検討されている。
ここで、中継局を介して行われる基地局と移動局との間の通信は、時分割中継(つまり、TD relay)によって行われる。図1は、TD relayの説明に供する図である。図1Aは、下り回線でのTD relayを説明するための概念図であり、図1Bは、上り回線でのTD relay説明するための概念図である。TD relay(half duplex relayまたはType1 relayとも呼ばれる)では、基地局から中継局の送信と、中継局から移動局の送信とが、時間で分割される。
図1Bに示すように、上り回線では、サブフレーム#2では、アクセスリンク(Access link)で移動局から中継局への送信が行われ、サブフレーム#3では、バックホールリンク(Backhaul link)で中継局から基地局への通信が行われる。そして、サブフレーム#4では、再び、移動局から中継局への送信が行われる。
同様に、図1Aに示すように、下り回線では、サブフレーム#2では、アクセスリンクで中継局から移動局への送信が行われ、サブフレーム#3では、バックホールリンクで基地局から中継局への通信が行われる。そして、サブフレーム#4では、再び、中継局から移動局への送信が行われる。
上述のように、バックホールの通信と、Relayのアクセスリンクの通信とを時間軸で分割することにより、中継局が送信する時間と受信する時間とを分割することができる。従って、中継局は、送信アンテナと受信アンテナと間の回りこみの影響を受けずに、中継することができる。
また、下り回線では、MBSFNサブフレームをアクセスリンクに設定する。「MBSFNサブフレーム」とは、MBMS(Multimedia Broadcast Multicast Service)データを送信するために定義されたサブフレームである。LTE端末は、MBSFNサブフレームでは参照信号を利用しないという動作が定められている。
そこで、LTE−Aでは、中継局が基地局と通信するバックホールリンク用サブフレームと重なる、アクセスリンク用サブフレームを、MBSFNサブフレームに設定する手法が提案されている。この提案により、LTE端末が参照信号を誤検出することを回避することができる。
図2には、LTEシステムのサブフレームを用いた場合の、基地局、中継局、及び移動局の各局に対する制御信号及びデータの割当状況の一例が示されている。図2に示すように、LTEシステムでは、各局で送信又は受信される下り制御信号は、サブフレームの先頭部分のPDCCH(Physical Downlink Control Channel)領域に配置される。すなわち、基地局及び中継局の両方とも、サブフレームの先頭部分のPDCCH領域で制御信号を送信することになる。中継局に着目すると、MBSFNサブフレームであっても移動局へ下り制御信号を送信しなければならないので、中継局は、制御信号を移動局へ送信し、その後に受信処理へ切り替えることにより、基地局から送信された信号の受信に備える。しかしながら、中継局が下り制御信号を移動局へ送信しているタイミングで基地局も中継局宛の下り制御信号を送信しているので、中継局は、基地局から送信された下り制御信号を受信することができない。このような不都合を回避するために、LTE−Aでは、データ領域に、中継局用の下り制御信号を配置する領域(R-PDCCH(Relay用PDCCH)領域)を設けることが検討されている。
LTEでは、DLのデータ割り当てを指示するDL grant、及び、ULのデータ割り当てを指示するDL grantが、PDCCHに含まれる。LTE−Aでも、DL grant及びDL grantをR-PDCCHに含めることが検討されている。さらに、R-PDCCHでは、DL grantを1st slotに配置し、UL grantを2nd slotに配置することが検討されている(非特許文献1、2参照)。こうしてDL grantを1st slotのみに配置することで、DL grantの復号遅延を短くし、DLデータに対するACK/NACKの送信(FDDでは、DL grantの受信から4サブフレーム後に送信される)に備えることができる。また、図3に示すように、R-PDCCH領域が設けられる物理層のリソースブロック(PRB)を中継局ごとに異ならせることも、検討されている。このようにして基地局からR-PDCCH領域を用いて送信された下り制御信号を、中継局は、基地局からhigher layer signalingによって指示されたリソース領域内でブラインド復号することにより、自局宛の下り制御信号を見つける。
次に、下りデータチャネル(PDSCH)の割当方法について説明する。PDSCHの割当方法としては、type0、type1、type2の3種類がある。type0の割当では、RBG(Resource Block Group)単位でPDSCHが割り当てられる。type1の割当では、RB単位でPDSCHが割り当てられる。type2の割当では、連続したRBが割り当てられ、開始RBと終了RBとが通知される。ここで、RBGとは、複数のRBをまとめた単位である。LTEでは、システム帯域内のRB数によって、RBGのサイズが定められている(図4参照)。
Type0の割当によれば、少ないビット数で多くのRBを指定することができるので、システム帯域内の全てのRBを割り当てることができる。また、Type1の割当では、RBGごとにサブセットが定められる。すなわち、サブセットとは、RBGのグループである。このため、Type1の割当では、割り当てられたサブセットを構成するRBGに含まれるRBを割り当てることできる一方で、割り当てることができないRBも存在する。具体例を図5に示す。図5では、RBGサイズが3RBであり、割当ビット列が、“1,0,1,1,0,0”であることが前提とされている。この割当ビット列によれば、type0の割当では、RBG#0、#2、#3に割り当てがあることを示される。すなわち、RBG#0に含まれるRB#0,RB#1,RB#2と、RBG#2に含まれるRB#6,RB#7,RB#8と、RBG#3に含まれるRB#9,RB#10,RB#11とが割り当てられる。一方、Type1の割当では、さらにどのサブセットが割り当てられるかという情報が必要である。ここでは、サブセット#0が割り当てられているとする。図5において、サブセット#0には、RBG#0とRBG#3とが含まれている。従って、上記した割当ビット列によれば、RBG#0及びRBG#3に含まれるRB#0,RB#1,RB#2,RB#9,RB#10,RB#11のうち、ビット”1”が割り当てられているRB#0,RB#2,RB#9が割り当てられる。このようにtype1の割当では、サブセットに含まれるRBGのみを割り当てることができるので、システム帯域に含まれる全てのRBを割り当てることはできない。
また、LTE−Aでは、複数の中継局宛の複数の下り制御信号を、R-PDCCH領域のRBに割り当てる前にインタリーブして送信する方法と、インタリーブせずに送信する方法との2つの方法が検討されている。
インタリーブして送信する場合には、複数の下り制御信号で複数のR-PDCCH領域を共有することになるので、各下り制御信号が配置されるRB数が多くなるという特徴がある。下り制御信号が配置されるRB数が多くなると、ダイバーシチゲインを得やすくなる。また、インタリーブして送信する場合には、一緒にインタリーブされる複数の中継局宛の下り制御信号(以下、「インタリーブグループ」と呼ばれることがある)が配置されるRBの数(つまり、R-PDCCH領域の数)が設定される。このインタリーブグループが配置されるRBの数は、「virtual band width」と呼ばれる。
インタリーブをせずに送信する場合には、1つのRBには1つの中継局宛の下り制御信号のみが含まれる。従って、1つの中継局宛の下り制御信号が配置されるRBの数が少なくなるので、ダイバーシチゲインを得にくいという特徴がある。しかしながら、中継局ごとに回線品質の良いRBに割り当てることができるので、スケジューリングゲインを得ることができる。
LTE−Aでは、中継局宛の下り制御信号が割り当てられたRBGにおいて、その中継局宛の下りデータ信号(R-PDSCH(relay用PDSCH)信号)を割り当てる方法についての検討がされている(例えば、非特許文献1参照)。図6には、下り制御信号がインタリーブされて送信される方法及びType0の割当方法が採用されている場合の例が示されている。対象RBGに対応する割当ビットが”1”の場合には、DL grantが配置されたRBの2nd slot部分(図6中の(b)で示される部分)、及び、DL grant が配置されていないRB(図6中の(c)部分)が、下りデータ信号を配置する領域(R-PDSCH領域)として割り当てられる。一方、対象RBGに対応する割当ビットが”0”の場合には、そのRBGには下りデータ信号を配置する領域は割り当てられない。
R1-102700, Backhaul Control Channel Design in Downlink, LGE R1-102881, R-PDCCH placement, Panasonic
ところで、中継局宛の下り制御信号を割り当てたRBGではR-PDCCH領域を避けてR-PDSCH領域が割り当てられるので、中継局に対してR-PDSCH領域を割り当てることができる。しかしながら、中継局宛の下り制御信号を割り当てたRBGにおける、R-PDCCH領域を除いたリソース領域を、type0の割当を使用する移動局に対して割り当てることはできない。なぜならば、移動局は、中継局宛の下り制御信号の存在自体を認識することができないので、RBGに含まれるRB全てを移動局に割り当てられたと認識してしまうからである。従って、中継局宛の下り制御信号を割り当てるRBGの数が多くなると、移動局に対して割り当てることができないRBGの数が多くなってしまうことになる。
また、上記の通り、中継局宛の下り制御信号をインタリーブして送信する場合には、virtual band widthが設定される。Virtual band widthは1つの中継局に対して1つ設定される。また、基地局は、複数の中継局のそれぞれに対して異なるvirtual band widthを設定することができる。従って、基地局が設定するvirtual band widthの数が増えると、移動局に対して割り当てることができないRBGの数がさらに多くなる。
図7に、2つのvirtual band widthが設定された場合のR-PDSCH領域の割当の一例を示す。図7に示すように、Virtual band width1は、中継局1及び中継局2に設定され、virtual band width2は、中継局3及び中継局4に設定されている。Virtual band width1,2ともに、その値は4である。図7では、RBG#0〜#7のうち、Virtual band width1に対応するインタリーブグループ1は、偶数RBGの先頭RBに配置されており、Virtual band width2に対応するインタリーブグループ2は、奇数RBGの先頭RBに配置されている。このような場合には、RBG#0〜RBG#7の全てに、いずれかのインタリーブグループが配置されているので、移動局に対してはRBG#0〜RBG#7のいずれも割当てることができない。
本発明の目的は、データ信号に対する効率的なリソース割当を実現する基地局、通信装置、送信方法、及び受信方法を提供することである。
本発明の一態様の基地局は、通信装置宛の下り制御信号を、M(Mは、2以上の自然数)個のリソースブロックから構成される割当領域にマッピングして送信する基地局であって、前記M個のリソースブロックを、N(Nは、Mより小さい自然数)個の割当領域グループに分配すると共に、各割当領域グループを配置するN個のリソースブロックグループを決定する決定手段と、前記通信装置宛の下り制御信号を、各割当領域グループを構成するリソースブロック数と前記N個のリソースブロックグループとに基づいて特定されるM個のリソースブロックにマッピングするマッピング手段と、を具備する。
本発明の一態様の通信装置は、自局宛の下り制御信号を、M(Mは、2以上の自然数)個のリソースブロックから構成される割当領域で受信する通信装置であって、前記Mの値、前記M個のリソースブロックを分配する割当領域グループの数N(Nは、Mより小さい自然数)、及び各割当領域グループに割り当てられるリソースブロックグループの識別情報を含む割当領域情報を受信する受信手段と、前記Mの値及び前記Nの値に基づいて、前記M個のリソースブロックを、N(Nは、Mより小さい自然数)個の割当領域グループに分配し、各割当領域グループを構成するリソースブロック数と前記リソースブロックグループの識別情報とに基づいて前記自局宛の下り制御信号がマッピングされているM個のリソースブロックを特定する特定手段と、を具備する。
本発明の一態様の送信方法は、通信装置宛の下り制御信号を、M(Mは、2以上の自然数)個のリソースブロックから構成される割当領域にマッピングして送信する送信方法であって、前記M個のリソースブロックを、N(Nは、Mより小さい自然数)個の割当領域グループに分配し、各割当領域グループを配置するN個のリソースブロックグループを決定し、前記通信装置宛の下り制御信号を、各割当領域グループを構成するリソースブロック数と前記N個のリソースブロックグループとに基づいて特定されるM個のリソースブロックにマッピングする。
本発明の一態様の受信方法は、自局宛の下り制御信号を、M(Mは、2以上の自然数)個のリソースブロックから構成される割当領域で受信する受信方法であって、前記Mの値、前記M個のリソースブロックを分配する割当領域グループの数N(Nは、Mより小さい自然数)、及び各割当領域グループに割り当てられるリソースブロックグループの識別情報を含む割当領域情報を受信し、前記Mの値及び前記Nの値に基づいて、前記M個のリソースブロックを、N(Nは、Mより小さい自然数)個の割当領域グループに分配し、各割当領域グループを構成するリソースブロック数と前記リソースブロックグループの識別情報とに基づいて前記自局宛の下り制御信号がマッピングされているM個のリソースブロックを特定する。
本発明によれば、データ信号に対する効率的なリソース割当を実現する基地局、通信装置、送信方法、及び受信方法を提供することができる。
時分割中継(TD relay)の説明に供する図 LTEシステムのサブフレームを用いた場合の、基地局、中継局、及び移動局の各局に対する制御信号及びデータの割当状況の一例を示す図 R-PDCCHの配置例を示す図 LTEにおけるシステム帯域内のRB数とRBGのサイズとの対応関係を示す図 下りデータチャネルの割当方法の説明に供する図 下りデータチャネルの割当方法の説明に供する図 2つのvirtual band widthが設定された場合のR-PDSCH領域の割当例を示す図 本発明の実施の形態1に係る基地局100の主要構成図 本発明の実施の形態1に係る中継局200の主要構成図 本発明の実施の形態1に係る基地局100の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る中継局200の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る割当領域候補の決定処理の説明に供する図 比較技術の説明に供する図 比較技術の説明に供する図 本発明の実施の形態1に係る割当領域候補の決定処理の説明に供する図 本発明の実施の形態1に係る割当領域候補の決定処理の説明に供する図 本発明の実施の形態2に係る割当領域候補の決定処理の説明に供する図 本発明の実施の形態3に係る割当領域候補の決定処理の説明に供する図 割当領域候補の決定処理の説明に供する図 本発明の他の実施の形態に係る下りデータチャネルの割当方法の説明に供する図 本発明の他の実施の形態に係る割当領域候補の決定処理の説明に供する図 本発明の他の実施の形態に係る下りデータチャネルの割当方法の説明に供する図 図22で説明された下りデータチャネルの割当方法を比較技術に適用した例を示す図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、実施の形態において、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明は重複するので省略する。
[実施の形態1]
[通信システムの概要]
本発明の実施の形態1に係る通信システムは、基地局100と中継局200とを有する。基地局100は、例えば、LTE−A基地局であり、中継局200は、LTE−A中継局である。基地局100は、中継局200宛の下り制御信号を、M(Mは、2以上の自然数)個のリソースブロックから構成される割当領域(R-PDCCH割当領域候補)にマッピングして送信する。中継局200は、自局宛の下り制御信号を、M(Mは、2以上の自然数)個のリソースブロックから構成される割当領域で受信する。
図8は、本発明の実施の形態1に係る基地局100の主要構成図である。基地局100において、割当領域候補決定部101は、M個のリソースブロックを、N(Nは、Mより小さい自然数)個の割当領域グループに分配すると共に、各割当領域グループを配置するN個のリソースブロックグループを決定する。そして、制御信号割当部102は、中継局200宛の下り制御信号を、各割当領域グループを構成するリソースブロック数と決定されたN個のリソースブロックグループとに基づいて特定されるM個のリソースブロックにマッピングする。こうしてM個のリソースブロックにマッピングされた下り制御信号は、中継局200へ送信される。
図9は、本発明の実施の形態1に係る中継局200の主要構成図である。中継局200において、割当領域候補特定部205は、基地局100から送信された割当領域情報を取得する。割当領域情報には、Mの値、M個のリソースブロックを分配する割当領域グループの数N(Nは、Mより小さい自然数)、及び各割当領域グループに割り当てられるリソースブロックグループの識別情報が含まれる。割当領域候補特定部205は、Mの値及びNの値に基づいて、M個のリソースブロックを、N(Nは、Mより小さい自然数)個の割当領域グループに分配し、各割当領域グループを構成するリソースブロック数とリソースブロックグループの識別情報とに基づいて自局宛の下り制御信号がマッピングされているM個のリソースブロックを特定し、特定されたリソースブロックの識別情報を出力する。こうして特定されたM個のリソースブロックの信号を受信信号から抽出し、抽出された信号に対してブラインド復号が行われる。
[基地局の構成]
図10は、本発明の実施の形態1に係る基地局100の構成を示すブロック図である。図10において、基地局100は、割当領域候補決定部101と、制御信号割当部102と、誤り訂正符号化部103と、変調部104と、信号割当部105と、無線送信部106と、無線受信部107と、復調部108と、誤り訂正復号部109とを有する。
割当領域候補決定部101は、送信信号(主に、データ信号)及び制御信号をマッピングするリソース領域候補を決定する。
具体的には、割当領域候補決定部101は、中継局200宛の下り制御信号(R-PDCCH信号)をマッピングするR-PDCCH割当領域候補(つまり、R-PDCCH割当領域フォーマット)を決定し、R-PDCCH割当領域候補情報を誤り訂正符号化部103へ出力する。このR-PDCCH割当領域候補情報には、中継局200宛の下り制御信号(R-PDCCH信号)をマッピングするRBの数(つまり、virtual band widthを構成するRB数)、virtual band widthを構成するRB群をグルーピングするVBWグループ数(つまり、virtual band width分割数)、及び各VBWグループのマッピングを開始するRBG番号(つまり、RBG識別情報)が含まれる。なお、R-PDCCH割当領域候補情報は、誤り訂正符号化部103、変調部104、信号割当部105、及び無線送信部106を介して、higher layer signalingによって中継局200へ送信される。また、ここでは、複数の中継局200宛の複数の下り制御信号がインタリーブされて送信される場合を前提に説明する。
さらに、割当領域候補決定部101は、virtual band widthを構成するRB群を、R-PDCCH割当領域候補情報に基づいてRB単位で分配することにより、各VBWグループの構成RB数を決定する。そして、割当領域候補決定部101は、各VBWグループの構成RB数及び各VBWグループのマッピングを開始するRBG番号を含むR-PDCCHマッピング命令信号を制御信号割当部102へ出力する。なお、割当領域候補の決定処理については、後に詳しく説明する。
制御信号割当部102は、入力される制御信号(R-PDCCH信号)を、割当領域候補決定部101から受け取るR-PDCCHマッピング命令信号に基づいてマッピングする。具体的には、制御信号割当部102は、各VBWグループについて、R-PDCCHマッピング命令信号に含まれるRBG番号に対応するRBGの先頭RBから構成RB数分のRB群に、R-PDCCH信号をマッピングする。こうして得られた信号は、無線送信部106を介して中継局200へ送信される。
誤り訂正符号化部103は、送信信号及びR-PDCCH割当領域候補情報を入力とし、入力信号を誤り訂正符号化し、変調部104へ出力する。
変調部104は、誤り訂正符号化部103から受け取る信号を変調し、変調信号を信号割当部105へ出力する。
信号割当部105は、制御部(図示せず)から受け取るデータマッピング制御信号に対応するリソース領域に変調部104から受け取る変調信号をマッピングし、無線送信部106へ出力する。具体的には、信号割当部105は、中継局200宛のデータ信号については、中継局200宛の下り制御信号に含まれるDL grantが示すリソース領域にマッピングする。また、信号割当部105は、移動局宛のデータ信号については、移動局宛の下り制御信号(PDCCH信号)に含まれるDL grantが示すリソース領域にマッピングする。ここで、制御部(図示せず)から受け取るデータマッピング制御信号の示すRBと、R-PDCCHマッピング命令信号の示すRBとを異なるようにする制御が為されている。
無線送信部106は、入力信号に対してアップコンバート等の無線送信処理を施し、アンテナを介して送信する。
無線受信部107は、中継局200又は移動局から送信された信号をアンテナを介して受信し、ダウンコンバート等の無線処理を施した後に復調部108へ出力する。
復調部108は、入力信号を復調し、誤り訂正復号部109へ出力する。
誤り訂正復号部109は、入力信号を復号し、得られた受信信号を出力する。
[中継局200の構成]
図11は、本発明の実施の形態1に係る中継局200の構成を示すブロック図である。図11において、中継局200は、無線受信部201と、信号分離部202と、復調部203と、誤り訂正復号部204と、割当領域候補特定部205と、R-PDCCH受信部206と、誤り訂正符号化部207と、変調部208と、信号割当部209と、無線送信部210とを有する。
無線受信部201は、基地局100又は移動局から送信された信号をアンテナを介して受信し、ダウンコンバート等の無線処理を施した後に信号分離部202へ出力する。
信号分離部202は、割当領域候補特定部205から受け取るRB番号に対応するRBを受信信号から抽出し、抽出された信号をR-PDCCH受信部206へ出力する。ここで、割当領域候補特定部205から受け取るRB番号は、R-PDCCH信号がマッピングされたRBを示している。また、信号分離部202は、R-PDCCH受信部206から受け取るDL grantに基づいてデータ信号を抽出し、復調部203へ出力する。
復調部203は、入力信号を復調し、誤り訂正復号部204へ出力する。
誤り訂正復号部204は、入力信号を復号し、復号後の信号に含まれるR-PDCCH割当領域候補情報を割当領域候補特定部205へ出力するとともに、復号後の信号を誤り訂正符号化部207へ出力する。この信号は、誤り訂正符号化部207、変調部208、信号割当部209、及び無線送信部210を介して送信されることにより、基地局100から送信された信号が中継局200によって中継されることになる。
割当領域候補特定部205は、R-PDCCH割当領域候補情報を入力とする。このR-PDCCH割当領域候補情報には、上記した通り、中継局200宛の下り制御信号(R-PDCCH信号)をマッピングするRBの数(つまり、virtual band widthを構成するRB数)、virtual band widthを構成するRB群をグルーピングするVBWグループの数(つまり、virtual band width分割数)、及び各VBWグループのマッピングを開始するRBG番号(つまり、RBG識別情報)が含まれる。
割当領域候補特定部205は、R-PDCCH割当領域候補情報に基づいて、virtual band widthを構成するRB群をRB単位でVBWグループに分配することにより、各VBWグループの構成RB数を特定する。そして、割当領域候補特定部205は、各VBWグループの構成RB数及び各VBWグループのマッピングを開始するRBG番号に基づいて、R-PDCCH信号がマッピングされているRBを特定し、特定されたRB番号を信号分離部202へ出力する。なお、割当領域候補の特定処理については、後に詳しく説明する。
R-PDCCH受信部206は、信号分離部202から受け取る信号に対してブラインド復号を行い、R-PDCCH信号を検出する。そして、R-PDCCH受信部206は、検出されたR-PDCCH信号に含まれるUL grantを信号割当部209へ出力する一方、DL grantを信号分離部202へ出力する。
誤り訂正符号化部207は、移動局から送信された中継局200宛の送信データを入力とし、その送信データを誤り訂正符号化し、変調部208へ出力する。
変調部208は、入力信号を変調し、変調信号を信号割当部209へ出力する。
信号割当部209は、変調部208から受け取る、中継局200宛の変調信号を、R-PDCCH受信部206から受け取るUL grantに従ってマッピングし、無線送信部210へ出力する。
無線送信部210は、入力信号に対してアップコンバート等の無線送信処理を施し、アンテナを介して送信する。
[基地局100及び中継局200の動作]
以上の構成を有する基地局100及び中継局200の動作について説明する。ここでは特に、割当領域候補の決定処理及び割当領域候補の特定処理について説明する。
基地局100において、割当領域候補決定部101は、送信信号(主に、データ信号)及び制御信号をマッピングするリソース領域候補を決定する。
具体的には、割当領域候補決定部101は、中継局200宛の下り制御信号(R-PDCCH信号)をマッピングするR-PDCCH割当領域候補(つまり、R-PDCCH割当領域フォーマット)を決定し、R-PDCCH割当領域候補情報を誤り訂正符号化部103へ出力する。このR-PDCCH割当領域候補情報には、中継局200宛の下り制御信号(R-PDCCH信号)をマッピングするRBの数(つまり、virtual band widthを構成するRB数)、virtual band widthを構成するRB群をグルーピングするVBWグループ数(つまり、virtual band width分割数)、及び各VBWグループのマッピングを開始するRBG番号(つまり、RBG識別情報)が含まれる。
割当領域候補の決定処理の具体的な事例を、図12を参照して説明する。図12では、R-PDCCH割当領域候補1(図12中では、virtual band width1と表示)は、中継局1及び中継局2に対して設定されている。また、R-PDCCH割当領域候補2(図12中では、virtual band width2と表示)は、中継局3及び中継局4に対して設定されている。
図12において、R-PDCCH割当領域候補1及びR-PDCCH割当領域候補2の両方ともに、構成RB数は4であり、VBWグループ数(つまり、virtual band width分割数)は2である。
従って、R-PDCCH割当領域候補1及びR-PDCCH割当領域候補2の両方ともに、各VBWグループの構成RB数は、2となる。
また、図12において、R-PDCCH割当領域候補1については、2つのVBWグループのマッピングを開始するRBG番号は、それぞれRBG#0,RBG#4である。一方、R-PDCCH割当領域候補2については、2つのVBWグループのマッピングを開始するRBG番号は、それぞれRBG#1,RBG#5である。
従って、図12に示した例の場合には、割当領域候補決定部101は、R-PDCCH割当領域候補1についてのR-PDCCH割当領域候補情報として、構成RB数=4、virtual band width分割数=2、VBWグループのマッピングを開始するRBG番号=RBG#0,RBG#4を含む情報を中継局200に対して送信する。また、割当領域候補決定部101は、R-PDCCH割当領域候補2についてのR-PDCCH割当領域候補情報として、構成RB数=4、virtual band width分割数=2、VBWグループのマッピングを開始するRBG番号=RBG#1,RBG#5を含む情報を中継局200に対して送信する。
さらに、割当領域候補決定部101は、virtual band widthを構成するRB群を、R-PDCCH割当領域候補情報に基づいてRB単位で分配することにより、各VBWグループの構成RB数を決定する。そして、割当領域候補決定部101は、各VBWグループの構成RB数及び各VBWグループのマッピングを開始するRBG番号を含むR-PDCCHマッピング命令信号を制御信号割当部102へ出力する。
図12に示した例の場合には、R-PDCCH割当領域候補1についてのR-PDCCHマッピング命令信号には、各VBWグループの構成RB数=2、各VBWグループのマッピングを開始するRBG番号=RBG#0,RBG#4が含まれる。一方、R-PDCCH割当領域候補2についてのR-PDCCHマッピング命令信号には、各VBWグループの構成RB数=2、各VBWグループのマッピングを開始するRBG番号=RBG#1,RBG#5が含まれる。
従って、制御信号割当部102は、R-PDCCH割当領域候補1についてのR-PDCCHマッピング命令信号に基づいて、図12に示すように、RBG#0の先頭RBから2つのRBにR-PDCCH信号をマッピングすると共に、RBG#4の先頭RBから2つのRBにR-PDCCH信号をマッピングする。
また、制御信号割当部102は、R-PDCCH割当領域候補2についてのR-PDCCHマッピング命令信号に基づいて、図12に示すように、RBG#1の先頭RBから2つのRBにR-PDCCH信号をマッピングすると共に、RBG#5の先頭RBから2つのRBにR-PDCCH信号をマッピングする。
一方、中継局200において、割当領域候補特定部205は、R-PDCCH割当領域候補情報を入力とする。このR-PDCCH割当領域候補情報には、上記した通り、中継局200宛の下り制御信号(R-PDCCH信号)をマッピングするRBの数(つまり、virtual band widthを構成するRB数)、virtual band widthを構成するRB群をグルーピングするVBWグループの数(つまり、virtual band width分割数)、及び各VBWグループのマッピングを開始するRBG番号(つまり、RBG識別情報)が含まれる。
割当領域候補特定部205は、R-PDCCH割当領域候補情報に基づいて、virtual band widthを構成するRB群をRB単位でVBWグループに分配することにより、各VBWグループの構成RB数を特定する。そして、割当領域候補特定部205は、各VBWグループの構成RB数及び各VBWグループのマッピングを開始するRBG番号に基づいて、R-PDCCH信号がマッピングされているRBを特定する。
図12に示した例の場合には、R-PDCCH割当領域候補1についてのR-PDCCH割当領域候補情報には、構成RB数=4、virtual band width分割数=2、VBWグループのマッピングを開始するRBG番号=RBG#0,RBG#4が含まれる。また、R-PDCCH割当領域候補2についてのR-PDCCH割当領域候補情報には、構成RB数=4、virtual band width分割数=2、VBWグループのマッピングを開始するRBG番号=RBG#1,RBG#5が含まれる。
従って、割当領域候補特定部205は、R-PDCCH割当領域候補1についてのR-PDCCH割当領域候補情報に基づいて、R-PDCCH割当領域候補1に対応するインタリーブグループ1がマッピングされているRBとして、RBG#0の先頭RBから2つのRB、及び、RBG#4の先頭RBから2つのRBを特定することができる。
また、割当領域候補特定部205は、R-PDCCH割当領域候補2についてのR-PDCCH割当領域候補情報に基づいて、R-PDCCH割当領域候補2に対応するインタリーブグループ2がマッピングされているRBとして、RBG#1の先頭RBから2つのRB、及び、RBG#5の先頭RBから2つのRBを特定することができる。
こうして、R-PDCCH割当領域候補1が設定されている中継局1及び中継局2は、DL grantが割当てられた場合、R-PDCCH割当領域候補1を構成するRBG#0及びRBG#4の一部分が、R-PDCCH割当領域候補1のR-PDCCH領域に使用されていることが分かる。また、中継局1及び中継局2は、そのRBG#0及びRBG#4がR−PDSCHに割当てられた場合、他のR-PDCCH割当領域候補はそのRBGに含まれないと認識し、R-PDCCHに使用されたリソース以外のリソースがR-PDSCHに使用されることが分かる。
同様に、R-PDCCH割当領域候補2が設定されている中継局3及び中継局4は、R-PDCCH割当領域候補2を構成するRBG#1とRBG#5の一部分が、R-PDCCH割当領域候補2のR-PDCCH領域に使用されていることが分かる。また、中継局3及び中継局4は、そのRBG#1及びRBG#5がR−PDSCHに割当てられた場合、R-PDCCHに使用されたリソース以外のリソースがR-PDSCHに使用されることが分かる。
従って、中継局200に1つのRBG内には複数のvirtual band widthは混在しないと認識させることで、基地局100が中継局200にR-PDSCHを送信できるRBG数を増加させることができる。また、VBWグループ数を小さい値に限定することで、各VBWグループを構成するRB数を多くできるので、R-PDCCH信号を含まないRBGの数を増加させることができる。この結果として、移動局に対して割り当てることができるRBの数を増加させることができる。
なお、VBWグループ数を小さい値に限定するとダイバーシチ効果が低くなってしまう。因みに、VBWグループ数を増やすと、ダイバーシチ効果は、VBWグループ数が1又は2では非常に高いが、その数が増えるについてダイバーシチ効果の上昇度が収束していくことが知られている。従って、VBWグループ数2又は3に限定しても、R-PDCCHの受信品質にあまり影響を与えない場合がある。
〈比較技術〉
R-PDCCH割当領域候補に含まれないRBG(つまり、R-PDCCH信号がマッピングされないRBG)の数を多くすることは、図13に示すようなR-PDCCH割当領域フォーマットによっても実現することができる。
すなわち、R-PDCCH割当領域候補1を構成するRBGと、R-PDCCH割当領域候補2を構成するRBGとを一致させる。そして、任意のRBGにおいて、R-PDCCH割当領域候補2を構成するRBは、R-PDCCH割当領域候補1を構成するRBから所定のRB数だけずらされる。図13では、R-PDCCH割当領域候補1を構成するRBのオフセット値はゼロであり、R-PDCCH割当領域候補2を構成するRBのオフセット値は2である。
従って、R-PDCCHに使用されないRBGを、移動局又は中継局200のデータに割当てることができる。
この場合の基地局100及び中継局200の構成について説明する。
比較技術での基地局100において、割当領域候補決定部101は、中継局200宛の下り制御信号(R-PDCCH信号)をマッピングするR-PDCCH割当領域候補を決定し、R-PDCCH割当領域候補情報を誤り訂正符号化部103へ出力する。
さらに、割当領域候補決定部101は、オフセット値を決定する。このオフセット値は、上記の通り、RBG内でどのRBからR-PDCCH信号をマッピングするかを示すものである。図13の例では、オフセット値0,1,2は、RBG内の1番目のRB、2番目のRB、3番目のRBをそれぞれ示す。
上記したR-PDCCH割当領域候補情報には、中継局200宛の下り制御信号(R-PDCCH信号)をマッピングするRBの数(つまり、virtual band widthを構成するRB数)、virtual band widthを構成するRB群をグルーピングするVBWグループ数(つまり、virtual band width分割数)、各VBWグループのマッピングを開始するRBG番号(つまり、RBG識別情報)、及びオフセット値が含まれる。ただし、ここでは、virtual band widthを構成するRB数と、VBWグループ数とは一致する。
また、割当領域候補決定部101は、第1のR-PDCCH割当領域候補及び第2のR-PDCCH割当領域候補を構成するRBに対して、同じRBGに属するRBを割り当てる。ただし、割当領域候補決定部101は、第1のR-PDCCH割当領域候補に対するオフセット値と、第2のR-PDCCH割当領域候補に対するオフセット値とを異ならせる。
また、比較技術での中継局200において、中継局200において、割当領域候補特定部205は、R-PDCCH割当領域候補情報を入力とする。このR-PDCCH割当領域候補情報には、上記した通り、中継局200宛の下り制御信号(R-PDCCH信号)をマッピングするRBの数(つまり、virtual band widthを構成するRB数)、virtual band widthを構成するRB群をグルーピングするVBWグループ数(つまり、virtual band width分割数)、各VBWグループのマッピングを開始するRBG番号(つまり、RBG識別情報)、及びオフセット値が含まれる。
割当領域候補特定部205は、R-PDCCH割当領域候補情報に基づいて、virtual band widthを構成するRB群をRB単位でVBWグループに分配することにより、各VBWグループの構成RB数を特定する。そして、割当領域候補特定部205は、各VBWグループの構成RB数、各VBWグループのマッピングを開始するRBG番号、及びオフセット値に基づいて、R-PDCCH信号がマッピングされているRBを特定する。
しかしながら、R-PDCCH割当領域候補1及びR-PDCCH割当領域候補2の両方に含まれるRBGでは、図13に示すように、DL grantに使用されないリソースは、2nd slotと、R-PDCCH信号が配置されないRBの1st slotとなる。R-PDCCH割当領域候補1が割当てられた中継局1は、R-PDCCH割当領域候補1のR-PDCCHをブラインドディコーディングし、自局宛のDL grantを検出すると、R-PDCCH割当領域候補1にR-PDCCHが配置されたことがわかる。しかし、R-PDCCH割当領域候補2は、中継局1がブラインドディコーディングするリソースとして設定されておらず、且つ、中継局1のDL grantも配置されないので、中継局1は、R-PDCCH割当領域候補2が設定されているかどうかを認識することができない。従って、R-PDCCH割当領域候補1及びR-PDCCH割当領域候補2の両方に含まれるRBGには、R-PDSCHを割当てることができない。R-PDSCHを割当てることができないと、2nd slotは、UL grantのみに使用されることになる(図14参照)。
これに対して、実施の形態1で説明した技術では、R-PDCCH割当領域候補1を構成するRBGと、R-PDCCH割当領域候補2を構成するRBGとを異ならせると共に、各R-PDCCH割当領域候補の構成RBG数を少なくすることができるので、上記した「比較技術」で生じる問題は解決されている。
以上のように本実施の形態によれば、中継局宛の下り制御信号を、M(Mは、2以上の自然数)個のリソースブロックから構成される割当領域(上記説明では、R-PDCCH割当領域候補)にマッピングして送信する基地局100において、割当領域候補決定部101が、M個のリソースブロックを、N(Nは、Mより小さい自然数)個の割当領域グループに分配すると共に、各割当領域グループを配置するN個のリソースブロックグループを決定し、制御信号割当部102が、中継局宛の下り制御信号を、各割当領域グループを構成するリソースブロック数と決定されたN個のリソースブロックグループとに基づいて特定されるM個のリソースブロックにマッピングする。
こうすることで、中継局宛の下り制御信号を含まないRBGの数を増加させることができるので、移動局に対するデータ信号を割り当てるリソースを増加させることができる。
割当領域候補決定部101は、1リソースブロック単位でM個のリソースブロックを分配する。
また、本実施の形態によれば、自局宛の下り制御信号を、M(Mは、2以上の自然数)個のリソースブロックから構成される割当領域で受信する中継局200において、受信手段(無線受信部201、信号分離部202、復調部203、誤り訂正復号部204)が、Mの値、M個のリソースブロックを分配する割当領域グループの数N(Nは、Mより小さい自然数)、及び各割当領域グループに割り当てられるリソースブロックグループの識別情報を含む割当領域情報を受信し、割当領域候補特定部205が、Mの値及びNの値に基づいて、M個のリソースブロックを、N(Nは、Mより小さい自然数)個の割当領域グループに分配し、各割当領域グループを構成するリソースブロック数とリソースブロックグループの識別情報とに基づいて自局宛の下り制御信号がマッピングされているM個のリソースブロックを特定する。
割当領域候補特定部205は、1リソースブロック単位でM個のリソースブロックを分配する。
なお、以上の説明では、R-PDCCH信号を受信する主体を中継局200としたが、これに限定されるものではなく、移動局が主体であっても良い。
また、VBWグループの構成RB数がRBGサイズ(つまり、RBGの構成RB数)よりも大きい場合には、隣接するRBGのRBを、そのVBWグループの構成RBとする。
図15では、R-PDCCH割当領域候補1(図15中では、virtual band width1と表示)は、中継局1及び中継局2に対して設定されている。また、R-PDCCH割当領域候補2(図15中では、virtual band width2と表示)は、中継局3及び中継局4に対して設定されている。
図15において、R-PDCCH割当領域候補1については、構成RB数は4であり、VBWグループ数(つまり、virtual band width分割数)は2である。一方、R-PDCCH割当領域候補2については、構成RB数は8であり、VBWグループ数は2である。
従って、R-PDCCH割当領域候補1については、各VBWグループの構成RB数は2となる。一方、R-PDCCH割当領域候補1については、各VBWグループの構成RB数は4となる。
図15において、R-PDCCH割当領域候補1については、2つのVBWグループのマッピングを開始するRBG番号は、それぞれRBG#0,RBG#4である。一方、R-PDCCH割当領域候補1については、2つのVBWグループのマッピングを開始するRBG番号は、それぞれRBG#1,RBG#5である。
従って、制御信号割当部102は、R-PDCCH割当領域候補1のR-PDCCH信号を、RBG#0の先頭RBから2つのRBにR-PDCCH信号をマッピングすると共に、RBG#4の先頭RBから2つのRBにR-PDCCH信号をマッピングする。
一方、制御信号割当部102は、R-PDCCH割当領域候補1のR-PDCCH信号を、RBG#1の3つのRBとさらにRBG#2の先頭RBとにR-PDCCH信号をマッピングすると共に、RBG#5の3つのRBとさらにRBG#6の先頭RBとにR-PDCCH信号をマッピングする
また、上記説明では、基地局100がVirtual band width分割数を決定し中継局200へ通知するとして説明したが、これに限定されるものではなく、システムで固定の値としても良い。
また、Virtual band width分割数は、R-PDCCH割当領域候補のサイズ(つまり、構成RB数)によって決定されても良い(図16参照)。例えば、R-PDCCH割当領域候補のサイズが6以下では、Virtual band width分割数を2とし、R-PDCCH割当領域候補のサイズが7以上では、Virtual band width分割数を3とすると、R-PDCCH割当領域候補1の構成RB数が8の場合には、Virtual band width分割数は3となり、R-PDCCH割当領域候補2の構成RB数が4の場合には、Virtual band width分割数は2となる。このように、同時に割当てられる複数のR-PDCCH割当領域候補のそれぞれのVirtual band width分割数を異ならせても良い。
また、Virtual band width分割数は、システム帯域幅又はRBGサイズによって決定されても良い。
[実施の形態2]
実施の形態2では、R-PDCCH割当領域候補を構成するRB群をVBWグループに分配する際の単位を、RBGサイズ単位とする。実施の形態2に係る基地局及び中継局の基本構成は、実施の形態1と同様であるので、図10及び図11を援用して説明する。
実施の形態2の基地局100において、割当領域候補決定部101は、実施の形態1と同様に、送信信号(主に、データ信号)及び制御信号をマッピングするリソース領域候補を決定する。
具体的には、割当領域候補決定部101は、実施の形態1と同様に、中継局200宛の下り制御信号(R-PDCCH信号)をマッピングするR-PDCCH割当領域候補(つまり、R-PDCCH割当領域フォーマット)を決定し、R-PDCCH割当領域候補情報を誤り訂正符号化部103へ出力する。このR-PDCCH割当領域候補情報には、中継局200宛の下り制御信号(R-PDCCH信号)をマッピングするRBの数(つまり、virtual band widthを構成するRB数)、virtual band widthを構成するRB群をグルーピングするVBWグループ数(つまり、virtual band width分割数)、及び各VBWグループのマッピングを開始するRBG番号(つまり、RBG識別情報)が含まれる。
ただし、実施の形態2の基地局100において、割当領域候補決定部101は、virtual band widthを構成するRB群を、R-PDCCH割当領域候補情報に基づいてRBG単位で(つまり、RBGを構成するRBの数を単位として)分配することにより、各VBWグループの構成RB数を決定する。
割当領域候補の決定処理の具体的な事例を、図17を参照して説明する。
図17において、R-PDCCH割当領域候補の構成RB数は8であり、VBWグループ数(つまり、virtual band width分割数)は3である。そして、RBGサイズは、2である。従って、8つのRBから2RBずつ3つのVBWグループに分配していくと、VBWグループ1の構成RB数は、4となり、VBWグループ2,3の構成RB数は、それぞれ2となる。
こうすることで、RBGを構成する複数のRBの内の一部のみにR-PDCCH信号がマッピングされる可能性が低くなるので、R-PDCCH信号を含まないRBGの数をさらに増加させることができる。この結果として、移動局に対して割り当てることができるRBの数を増加させることができる。
一方、実施の形態2の中継局200において、割当領域候補特定部205は、実施の形態1と同様に、R-PDCCH割当領域候補情報を入力とする。このR-PDCCH割当領域候補情報には、上記した通り、中継局200宛の下り制御信号(R-PDCCH信号)をマッピングするRBの数(つまり、virtual band widthを構成するRB数)、virtual band widthを構成するRB群をグルーピングするVBWグループの数(つまり、virtual band width分割数)、及び各VBWグループのマッピングを開始するRBG番号(つまり、RBG識別情報)が含まれる。
ただし、実施の形態2の中継局200において、割当領域候補特定部205は、R-PDCCH割当領域候補情報に基づいて、virtual band widthを構成するRB群をRBG単位で(つまり、RBGを構成するRBの数を単位として)VBWグループに分配することにより、各VBWグループの構成RB数を特定する。
以上のように本実施の形態によれば、基地局100において、割当領域候補決定部101は、リソースブロックグループを構成するリソースブロックの数を単位としてM個のリソースブロックを分配する。
リソースブロックグループを構成する複数のリソースブロックの内の一部のみに下り制御信号(R-PDCCH信号)がマッピングされる可能性が低くなるので、下り制御信号(R-PDCCH信号)を含まないリソースブロックグループの数をさらに増加させることができる。この結果として、移動局に対して割り当てることができるリソースブロックの数を増加させることができる。
[実施の形態3]
実施の形態3では、任意のR-PDCCH割当領域候補から得られる複数のVBWグループを、1つのRBGサブセットに優先的にマッピングする。さらに、実施の形態3では、第1のR-PDCCH割当領域候補及び第2のR-PDCCH割当領域候補から得られる複数のVBWグループについても、1つのRBGサブセットに優先的にマッピングする。実施の形態3に係る基地局及び中継局の基本構成は、実施の形態1と同様であるので、図10及び図11を援用して説明する。
実施の形態3の基地局100において、割当領域候補決定部101は、実施の形態1及び実施の形態2と同様に、送信信号(主に、データ信号)及び制御信号をマッピングするリソース領域候補を決定する。
具体的には、割当領域候補決定部101は、実施の形態1及び実施の形態2と同様に、中継局200宛の下り制御信号(R-PDCCH信号)をマッピングするR-PDCCH割当領域候補(つまり、R-PDCCH割当領域フォーマット)を決定し、R-PDCCH割当領域候補情報を誤り訂正符号化部103へ出力する。このR-PDCCH割当領域候補情報には、中継局200宛の下り制御信号(R-PDCCH信号)をマッピングするRBの数(つまり、virtual band widthを構成するRB数)、virtual band widthを構成するRB群をグルーピングするVBWグループ数(つまり、virtual band width分割数)、及び各VBWグループのマッピングを開始するRBG番号(つまり、RBG識別情報)が含まれる。
ただし、実施の形態3の基地局100において、割当領域候補決定部101は、任意のR-PDCCH割当領域候補から得られる複数のVBWグループを、1つのRBGサブセットに優先的に割り当てる。また、R-PDCCH割当領域候補が複数存在する場合には、第1のR-PDCCH割当領域候補及び第2のR-PDCCH割当領域候補から得られる複数のVBWグループについても、1つのRBGサブセットに優先的に割り当てる。
割当領域候補の決定処理の具体的な事例を、図18を参照して説明する。
図18では、R-PDCCH割当領域候補1(図18中では、virtual band width1と表示)は、中継局1及び中継局2に対して設定されている。また、R-PDCCH割当領域候補2(図18中では、virtual band width2と表示)は、中継局3及び中継局4に対して設定されている。
図18において、R-PDCCH割当領域候補1及びR-PDCCH割当領域候補2の両方ともに、構成RB数は4であり、VBWグループ数(つまり、virtual band width分割数)は2である。
従って、R-PDCCH割当領域候補1及びR-PDCCH割当領域候補2の両方ともに、各VBWグループの構成RB数は、2となる。
さらに、R-PDCCH割当領域候補1のVBWグループ及びR-PDCCH割当領域候補2のVBWグループの両方ともに、RBGサブセット0が割り当てられている。
従って、図18において、R-PDCCH割当領域候補1については、2つのVBWグループのマッピングを開始するRBG番号は、それぞれRBG#0,RBG#6とされている。一方、R-PDCCH割当領域候補2については、2つのVBWグループのマッピングを開始するRBG番号は、それぞれRBG#3,RBG#9とされている。
ここで、RBG#0,#3,#6,#9のそれぞれでは、R-PDCCHに使用されていないRBが1RBずつ存在する。これらR-PDCCHに使用されていないRB群のRBGサブセットは、サブセット0で共通している。従って、type1の割当によってサブセット0が割り当てられた移動局又は中継局200に対して、これらR-PDCCHに使用されていないRB群を割り当てることができる。
以上のように本実施の形態によれば、基地局100において、割当領域候補決定部101は、中継局200宛の下り制御信号がマッピングされるM個のリソースブロックとして、同一のRBGサブセットに属するリソースブロックグループに含まれるリソースブロックを優先的に割り当てる。
こうすることで、中継局200宛のデータ信号(R-PDSCH信号)が割り当てられるリソースブロックグループに含まれるリソースブロックを、type1割当が使用される移動局に割り当てることができる。
なお、VBWグループの構成RB数がRBGサイズ(つまり、RBGの構成RB数)よりも大きい場合には、VBWグループの構成RBの内、1つのRBGに割り当てしきれずに余った構成RBを、そのRBGが属するRBGサブセットに含まれる他のRBGに割り当てても良い。
図19では、R-PDCCH割当領域候補1(図19中では、virtual band width1と表示)は、中継局1及び中継局2に対して設定されている。
図19において、R-PDCCH割当領域候補1については、構成RB数は8であり、VBWグループ数(つまり、virtual band width分割数)は2である。従って、R-PDCCH割当領域候補1については、各VBWグループの構成RB数は4となる。
図19では、各RBGの構成RB数は3である。従って、図19に示す例では、各VBWグループの構成RBのすべてを1つのRBGに割り当てることはできない。そこで、RBG#0に割り当てしきれなかった1つのRBは、RBG#0が属するサブセット0に含まれる次のRBGであるRBG#3に割り当てられる。同様に、RBG#6に割り当てしきれなかった1つのRBは、RBG#6が属するサブセット0に含まれる次のRBGであるRBG#9に割り当てられる。
[他の実施の形態]
(1)上記各実施の形態では、図6に示した下りデータ信号の割当方法が採用されることを前提に説明を行った。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、次の割当方法に対しても適用することができる。
図20には、下り制御信号がインタリーブされて送信される方法及びType0の割当方法が採用されている場合の例が示されている。
対象RBGに対応する割当ビットが”1”の場合には、DL grant が配置されていないRB(図20中の(c)部分)が、下りデータ信号を配置する領域(R-PDSCH領域)として割り当てられる。一方、対象RBGに対応する割当ビットが”0”の場合には、そのRBGには下りデータ信号を配置する領域は割り当てられない。
上記した割当方法が採用されている場合の、割当領域候補の決定処理の具体的な事例を、図19を参照して説明する。
図21では、R-PDCCH割当領域候補1(図21中では、virtual band width1と表示)は、中継局1及び中継局2に対して設定されている。また、R-PDCCH割当領域候補2(図21中では、virtual band width2と表示)は、中継局3及び中継局4に対して設定されている。
図21において、R-PDCCH割当領域候補1及びR-PDCCH割当領域候補2の両方ともに、構成RB数は4であり、VBWグループ数(つまり、virtual band width分割数)は2である。
従って、R-PDCCH割当領域候補1及びR-PDCCH割当領域候補2の両方ともに、各VBWグループの構成RB数は、2となる。
また、図21において、R-PDCCH割当領域候補1については、2つのVBWグループのマッピングを開始するRBG番号は、それぞれRBG#0,RBG#4である。一方、R-PDCCH割当領域候補2については、2つのVBWグループのマッピングを開始するRBG番号は、それぞれRBG#1,RBG#5である。
R-PDCCH割当領域候補1が設定されている中継局1及び中継局2は、DL grantが割当てられた場合、R-PDCCH割当領域候補1を構成するRBG#0及びRBG#4の2RBが、R-PDCCH割当領域候補1のR-PDCCH領域に使用されていることが分かる。また、中継局1及び中継局2は、そのRBG#0及びRBG#4がR−PDSCHに割当てられた場合、他のR-PDCCH割当領域候補はそのRBGに含まれないと認識し、R-PDCCHに使用された2RB以外のリソースがR-PDSCHに使用されることが分かる。
同様に、R-PDCCH割当領域候補2が設定されている中継局3及び中継局4は、R-PDCCH割当領域候補2を構成するRBG#1とRBG#5の2RBが、R-PDCCH割当領域候補2のR-PDCCH領域に使用されていることが分かる。また、中継局3及び中継局4は、そのRBG#1及びRBG#5がR−PDSCHに割当てられた場合、R-PDCCHに使用された2RB以外のリソースがR-PDSCHに使用されることが分かる。
従って、中継局200に1つのRBG内には複数のvirtual band widthは混在しないと認識させることで、基地局100が中継局200にR-PDSCHを送信できるRBG数を増加させることができる。また、VBWグループ数を小さい値に限定することで、各VBWグループを構成するRB数を多くできるので、R-PDCCH信号を含まないRBGの数を増加させることができる。この結果として、移動局に対して割り当てることができるRBの数を増加させることができる。
(2)上記各実施の形態では、下り制御信号がインタリーブされて送信される方法が採用される場合について説明した。しかしながら、上記各実施の形態は下り制御信号がインタリーブされない場合にも適用可能であり、この場合には、R-PDCCH割当領域候補を、中継局ごとに割り当てられるR-PDCCHのサーチスペースと置き換えれば良い。
(3)実施の形態1で説明した比較技術は、次の下りデータ信号の割当方法に対しても適用することができる。
図22に示すように、対象RBGに対応する割当ビットが”1”の場合には、2nd slot部分(図22中の(b)及び(c-2)で示される部分)が、下りデータ信号を配置する領域(R-PDSCH領域)として割り当てられる。一方、対象RBGに対応する割当ビットが”0”の場合には、そのRBGには下りデータ信号を配置する領域は割り当てられない。
この割当方法では、DL grantが配置されるRBGの1st slotを下りデータ信号に対して割り当てることはできない。しかしながら、この割当方法は、同一RBGに複数のR-PDCCH割当領域候補が配置される場合に、下りデータ信号に対してリソースを割り当てやすくなるという利点がある。
図23には、実施の形態1で説明した比較技術に対して、この割当方法を適用した例が示されている。こうすることで、中継局200宛の下りデータ信号に対して2nd slotのみを割り当てるので、中継局宛の下り制御信号(R-PDCCH)が配置されているRBGの2nd slotに、中継局1,2,3,4宛の下りデータ信号(R-PDSCH)を配置することができる。
(4)上記各実施の形態では、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明はハードウェアとの連携においてソフトウェアでも実現することも可能である。
また、上記各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
2010年8月10日出願の特願2010−179486の日本出願に含まれる明細書、図面および要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
本発明の基地局、通信装置、送信方法、及び受信方法は、データ信号に対する効率的なリソース割当を実現するものとして有用である。
100 基地局
101 割当領域候補決定部
102 制御信号割当部
103,207 誤り訂正符号化部
104,208 変調部
105,209 信号割当部
106,210 無線送信部
107,201 無線受信部
108,203 復調部
109,204 誤り訂正復号部
200 中継局
202 信号分離部
205 割当領域候補特定部
206 R-PDCCH受信部

Claims (15)

  1. 通信装置宛の下り制御信号を、M(Mは、2以上の自然数)個のリソースブロックから構成される割当領域にマッピングして送信する基地局であって、
    前記M個のリソースブロックが分配されるN(Nは、Mより小さい自然数)個の割当領域グループを割り当てるN個のリソースブロックグループを決定すると共に、前記Mの値、前記Nの値、及び各割当領域グループが割り当てられるリソースブロックグループの識別情報を含む割当領域情報を出力する決定手段と、
    前記通信装置宛の下り制御信号を、前記Mの値及び前記Nの値に基づいて決定される前記各割当領域グループを構成するリソースブロック数と前記各割当領域グループが割り当てられるリソースブロックグループの識別情報に基づいて特定されるM個のリソースブロックにマッピングするマッピング手段と、
    を具備し、
    前記リソースブロックグループは、それぞれ、同じ所定の数のリソースブロックから構成されている、
    地局。
  2. 前記決定手段は、1リソースブロック単位で前記M個のリソースブロックを分配する、
    請求項1に記載の基地局。
  3. 前記決定手段は、前記リソースブロックグループを構成するリソースブロックの数を単位として前記M個のリソースブロックを分配する、
    請求項1に記載の基地局。
  4. 前記決定手段は、前記割当領域を構成するリソースブロックの数M、システム帯域幅、又は、前記リソースブロックグループを構成するリソースブロックの数に基づいて、前記割当領域グループの数Nを決定する、
    請求項1に記載の基地局。
  5. 前記決定手段は、割当領域グループを構成するリソースブロックの数が前記リソースブロックグループを構成するリソースブロックの数よりも大きい場合、対応するリソースブロックグループに隣接するリソースブロックグループを構成するリソースブロックを、その割当領域グループを構成するリソースブロックとする、
    請求項1に記載の基地局。
  6. 前記リソースブロックグループは、複数のサブセットに分類され、
    前記通信装置宛の下り制御信号がマッピングされるM個のリソースブロックは、同一のサブセットに属する、
    請求項1に記載の基地局。
  7. 前記通信装置は中継局である、
    請求項1からのいずれかに記載の基地局。
  8. 前記通信装置は移動局である、
    請求項1からのいずれかに記載の基地局。
  9. 自局宛の下り制御信号を、M(Mは、2以上の自然数)個のリソースブロックから構成される割当領域で受信する通信装置であって、
    前記Mの値、前記M個のリソースブロック分配される割当領域グループの数N(Nは、Mより小さい自然数)、及び各割当領域グループ割り当てられるリソースブロックグループの識別情報を含む割当領域情報を受信する受信手段と、
    前記Mの値及び前記Nの値に基づいて決定される前記各割当領域グループを構成するリソースブロック数と前記各割当領域グループが割り当てられるリソースブロックグループの識別情報とに基づいて前記自局宛の下り制御信号がマッピングされているM個のリソースブロックを特定する特定手段と、
    を具備し、
    前記リソースブロックグループは、それぞれ、同じ所定の数のリソースブロックから構成されている、
    信装置。
  10. 前記特定手段は、1リソースブロック単位で前記M個のリソースブロックを分配する、
    請求項に記載の通信装置。
  11. 前記特定手段は、前記リソースブロックグループを構成するリソースブロックの数を単位として前記M個のリソースブロックを分配する、
    請求項に記載の通信装置。
  12. 前記特定手段は、割当領域グループを構成するリソースブロックの数が前記リソースブロックグループを構成するリソースブロックの数よりも大きい場合、対応するリソースブロックグループに隣接するリソースブロックグループを構成するリソースブロックを、その割当領域グループを構成するリソースブロックとする、
    請求項9に記載の通信装置。
  13. 前記リソースブロックグループは、複数のサブセットに分類され、
    前記自局宛の下り制御信号がマッピングされるM個のリソースブロックは、同一のサブセットに属する、
    請求項に記載の通信装置。
  14. 通信装置宛の下り制御信号を、M(Mは、2以上の自然数)個のリソースブロックから構成される割当領域にマッピングして送信する送信方法であって、
    前記M個のリソースブロックが分配されるN(Nは、Mより小さい自然数)個の割当領域グループを割り当てるN個のリソースブロックグループを決定し、
    前記Mの値、前記Nの値、及び各割当領域グループが割り当てられるリソースブロックグループの識別情報を含む割当領域情報を出力し、
    前記通信装置宛の下り制御信号を、前記Mの値及び前記Nの値に基づいて決定される前記各割当領域グループを構成するリソースブロック数と前記各割当領域グループが割り当てられるN個のリソースブロックグループの識別情報に基づいて特定されるM個のリソースブロックにマッピング
    前記リソースブロックグループは、それぞれ、同じ所定の数のリソースブロックから構成されている、
    送信方法。
  15. 自局宛の下り制御信号を、M(Mは、2以上の自然数)個のリソースブロックから構成される割当領域で受信する受信方法であって、
    前記Mの値、前記M個のリソースブロック分配される割当領域グループの数N(Nは、Mより小さい自然数)、及び各割当領域グループ割り当てられるリソースブロックグループの識別情報を含む割当領域情報を受信し、
    前記Mの値及び前記Nの値に基づいて決定される前記各割当領域グループを構成するリソースブロック数と前記各割当領域グループが割り当てられるリソースブロックグループの識別情報とに基づいて前記自局宛の下り制御信号がマッピングされているM個のリソースブロックを特定
    前記リソースブロックグループは、それぞれ、同じ所定の数のリソースブロックから構成されている、
    受信方法。
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