JP5745114B2 - 銀ナノ粒子の製造方法及びこれにより製造される銀ナノ粒子を含む銀インク組成物 - Google Patents

銀ナノ粒子の製造方法及びこれにより製造される銀ナノ粒子を含む銀インク組成物 Download PDF

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Description

本発明は、特殊な構造を有する銀錯体化合物に還元剤を反応させるか、熱を加え還元または熱分解させることにより銀ナノ粒子を製造する方法、及びこれを含む銀インク組成物を製造する方法に関する。
銀ナノ粒子を含む銀インクは、導電性インク、電磁波遮蔽剤、反射膜形成材料、抗菌剤など、多様な製品に使用されており、特に、導電性インクは、最近電気電子部品回路における鉛使用の規制及び低抵抗金属配線、印刷回路基板(PCB)、軟性回路基板(FPC)、無線認識(RFID)タグ(tag)用アンテナ、電磁波遮蔽、そしてプラズマディスプレイ(PDP)、液晶ディスプレイ(TFT-LCD)、有機発光ダイオード(OLED)、フレキシブルディスプレイ及び有機薄膜トランジスター(OTFT)などのような新しい分野において、金属パターンを必要とするか、簡便に電極を形成しようとする時に有用であるため、これに対する関心が高まっており、また電子材料の小型化趨勢に伴って、これに利用される金属粒子の大きさもだんだん微細化されていく傾向にある。
金属ナノ粒子の製造方法には、物理的に金属塊を粉砕して製造する物理的な方法と、化学的な方法としては、気相反応法と液相析出法とに区分される。
気相反応法は、高圧のガスを噴射して粉末に製造するエアロゾール法、金属化合物と気体還元剤を使用して熱分解で粉末を製造する熱分解法、蒸発原料を加熱蒸発させて粉末を製造する蒸発/凝縮法に分かれ、液相析出法は、ゾル−ゲル(sol-gel)法、水熱合成法、超音波分解法、マイクロエマルジョン法、液相還元法に区分されるが、最近は、粉末の形状制御が容易で、最も経済性が高いと評価されている分散剤と還元剤を利用して製造する液相還元法が最もよく使用されている。
しかしながら、従来の液相還元法を利用して金属ナノ粒子を製造する方法は、製造費用が高い又は工程が複雑であり、金属の濃度が低くて大量生産するには不適という短所がある。また、安定性が劣るか、焼成温度が高くて多様な種類の基板の使用に制限があるなどの様々な問題点を有している。
日本特開2000−239713号には、アンモニウムポリアクリレート系ポリマーを分散剤として、アスコルビン酸を還元剤として使用する方法が開示されているが、粒子の沈殿が発生する問題点を有している。
米国特許5,957,828号には、温度を調節しながら還元剤を利用して金属ナノ粒子を製造する方法が開示されているが、ナノ粒子の均一性に問題点を有している。
大韓民国公開特許第2004−047100号には、湿式還元法によるナノ銀粉末の製造方法に関し、より詳細には、硝酸銀とSDS(Sodium Dodecyl Sulfate)、SC(Sodium Citrate)、PAA(Poly Acrylic Acid)、PVP(Poly Vinyl Pyrrolidone)を一緒に水溶液に溶解させて、Ag−X系複化合物である中間体を形成した後、これに水酸化ナトリウムを投入してAg系複合酸化物を生成して、これにヒドラジンまたはホルムアルデヒドを投入し還元させてナノ銀粉末を製造する湿式還元法によるナノ銀粉末の製造方法が公知されているが、前記製造方法は、多様な大きさの粒子製造及び粒子大きさの選択性を向上させるに限界があり、製造された銀粉末の凝集性が大きくて、インク組成物などに使用するには問題がある。
大韓民国公開特許第2005−040226号には、硝酸に銀を溶解して銀前駆体の硝酸銀を製造した後、製造された硝酸銀を水に希釈して、水酸化アンモニウムを添加して錯イオンを形成させて、分散剤を投入して単分散されたゾル状態の銀ナノ粒子を製造して、水酸化ナトリウムでpHを塩基条件に調節した後、ホルムアルデヒドで還元させて乾燥する段階を含む銀ナノ粒子の製造方法が記載されているが、粒子の大きさなどの調節が難しく、乾燥段階で銀粒子が凝集され塊状態となるため、粉砕の過程を経なければならず、インク組成物に使用するには限界がある。
したがって、粒子の凝集性が最小化されて、多様な形態の銀ナノ粒子を製造できるだけではなく、銀ナノ粒子大きさの選択性を向上させることができ、インク組成物として使用するに適するように短い時間に焼成しても高い伝導度を有する均一且つ緻密な薄膜または微細パターン形成が容易な銀インク組成物用に使用可能な銀ナノ粒子を製造する方法が要求される。
一方、本出願人は、銀化合物とアンモニウムカルバメート系化合物、アンモニウムカーボネート系化合物またはアンモニウムバイカーボネート系化合物から選択される1種または2種以上の混合物と反応させることにより、Ag[アンモニウムカルバメート系化合物、アンモニウムカーボネート系化合物またはアンモニウムバイカーボネート系化合物]複合体を製造する方法を大韓民国特許出願第2006−0011083号として出願し、前記出願発明は、銀錯体化合物を製造する方法として有用なものであって、本発明は、上記の出願発明の製造方法と関連がある。
本発明者らは、上記の問題点を解決するために鋭意研究した結果、本発明に到達することに成功した。即ち、本発明の目的は、特殊な構造を有する銀錯体化合物に還元剤を反応させるか、熱を加え還元または熱分解させることにより、粒子の凝集性が最小化されて、大きさにおいて多様であり、インク組成物に使用するに適した銀ナノ粒子を製造する方法を提供して、前記銀ナノ粒子の製造方法により製造された銀ナノ粒子を含む銀インク組成物を提供することである。
本発明の目的は、銀ナノ粒子の製造時、還元剤の種類、還元剤の含量変化を通じて、製造しようとする金属ナノ粒子の大きさを制御する方法を提供することである。
本発明のまた他の目的は、導電性インク材料、電磁波遮蔽剤、反射膜形成材料、抗菌剤など、多様な産業分野で使用できる銀インク組成物を提供することであり、特に、150℃以下の低い温度で、短い時間焼成しても高い伝導度を有する、均一且つ緻密な薄膜または微細パターン形成が容易な銀インク組成物を提供することである。
上記の目的を達成するための本発明の銀ナノ粒子の製造方法とこれを含む導電性インク組成物の製造方法について、以下、各段階別に分けて詳細に説明する。
本発明による銀ナノ粒子の製造方法は、
a)銀化合物と、アンモニウムカルバメート(ammonium carbamate )系化合物、アンモニウムカーボネート(ammonium carbonate)系化合物、またはアンモニウムバイカーボネート(ammonium bicarbonate )系化合物から選択される1種または2種以上の混合物を反応させて、特殊な構造を有する銀錯体化合物を製造する段階と、
b)前記a)段階の銀錯体化合物に還元剤を反応させるか、熱を加え還元または熱分解させて、銀ナノ粒子を製造する段階と、を含むことを特徴とする。
また、c)前記b)段階後、粒子の凝集及び分散性向上のための安定化処理段階をさらに含むことを特徴とする。
<a)段階:特殊な構造を有する銀錯体化合物を製造する段階>
本発明の銀ナノ粒子を製造するための銀錯体化合物は、下記化学式1で表される銀化合物と、化学式2〜4で表されるアンモニウムカルバメート系化合物、アンモニウムカーボネート系化合物、またはアンモニウムバイカーボネート系化合物から選択される1種または2種以上の混合物を反応して製造する。
[化学式1]
Ag
[化学式2]
[化学式3]
[化学式4]

(式中、Xは、酸素、硫黄、ハロゲン、シアノ、シアネート、カーボネート、ニトレート、ニトライト、サルフェート、ホスフェート、チオシアネート、クロレート、パークロレート、テトラフロロボレート、アセチルアセトネート、カルボキシレート、及びこれらの誘導体から選ばれる置換基であり、
nは、1〜4の整数であり、
〜Rは、互いに独立した、水素、C1〜C30の脂肪族や脂環族アルキル基またはC6〜C20のアリールやこれらの混合であるアラルキル(aralkyl)基、官能基が置換されたアルキル及びアリール基、ヘテロ環化合物と高分子化合物、及びこれらの誘導体であって、
とRまたはRとRは、互いに独立して、ヘテロ原子が含まれるか含まれないアルキレンで連結されて環を形成することができる。)
前記化学式1の化合物は、具体的に例えば、 酸化銀、チオシアネート化銀、硫化銀、塩化銀,シアン化銀、シアネート化銀、炭酸銀、硝酸銀、亜硝酸銀、硫酸銀、燐酸銀、過塩素酸化銀、四フッ素ボレート化銀、アセチルアセトネート化銀、酢酸銀、乳酸銀、シュウ酸銀、及びこれらの誘導体などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
そして、前記化学式2乃至化学式4の化合物の置換体R1〜R6は、具体的に例えば、水素、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、アミル、ヘキシル、エチルヘキシル、ヘプチル、オクチル、イソオクチル、ノニル、デシル、ドデシル、ヘキサデシル、オクタデシル、ドコデシル、シクロプロピル、シクロ
ペンチル、シクロヘキシル、アリール、ヒドロキシ、メトキシ、 ヒドロキシエチル、メトキシエチル、2-ヒドロキシプロピル、メトキシプロピル、シアノエチル、エトキシ、ブトキシ、ヘキシルオキシ、メトキシエトキシエチル、メトキシエトキシエトキシエチル、ヘキサメチレンイミン、モルホリン、ピペリジン、ピペラジン、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、トリエチレンジアミン、ピロール、イミダゾール、ピリジン、カルボキシメチル、トリメトキシシリルプロピル、トリエトキシシリルプロピル、フェニル、メトキシフェニル、シアノフェニル、フェノキシ、トリル、ベンジル及びその誘導体、そしてポリアリールアミンやポリエチレンアミンのような高分子化合物及びこれらの誘導体から選択できるが、これらに限定されるものではない。
化合物として具体的に例えば、前記化学式2のアンモニウムカルバメート系化合物は、アンモニウムカルバメート、エチルアンモニウムエチルカルバメート、イソプロピルアンモニウムイソプロピルカルバメート、n−ブチルアンモニウムn−ブチルカルバメート、イソブチルアンモニウムイソブチルカルバメート、t−ブチルアンモニウムt−ブチルカルバメート、2−エチルヘキシルアンモニウム2−エチルヘキシルカルバメート、オクタデシルアンモニウムオクタデシルカルバメート、2―メトキシエチルアンモニウム2−メトキシエチルカルバメート、2−シアノエチルアンモニウム2−シアノエチルカルバメート、ジブチルアンモニウムジブチルカルバメート、ジオクタデシルアンモニウムジオクタデシルカルバメート、メチルデシルアンモニウムメチルデシルカルバメート、ヘキサメチレンイミンアンモニウムヘキサメチレンイミンカルバメート、モルホリニウムモルホリンカルバメート、ピリジニウムエチルヘキシルカルバメート、トリエチレンジアミニウムイソプロピルバイカルバメート、ベンジルアンモニウムベンジルカルバメート、トリエトキシシリルプロピルアンモニウムトリエトキシシリルプロピルカルバメート、及びこれらの誘導体からなる群から選ばれた1種または2種以上の混合物が挙げられて、前記化学式3のアンモニウムカーボネート系化合物は、アンモニウムカーボネート、エチルアンモニウムエチルカーボネート、イソプロピルアンモニウムイソプロピルカーボネート、n−ブチルアンモニウムn−ブチルカーボネート、イソブチルアンモニウムイソブチルカーボネート、t−ブチルアンモニウムt−ブチルカーボネート、2−エチルヘキシルアンモニウム2−エチルヘキシルカーボネート、2−メトキシエチルアンモニウム2−メトキシエチルカーボネート、2−シアノエチルアンモニウム2−シアノエチルカーボネート、オクタデシルアンモニウムオクタデシルカーボネート、ジブチルアンモニウムジブチルカーボネート、ジオクタデシルアンモニウムジオクタデシルカーボネート、メチルデシルアンモニウムメチルデシルカーボネート、ヘキサメチレンイミンアンモニウムヘキサメチレンイミンカーボネート、モルホリンアンモニウムモルホリンカーボネート、ベンジルアンモニウムベンジルカーボネート、トリエトキシシリルプロピルアンモニウムトリエトキシシリルプロピルカーボネート、トリエチレンジアミニウムイソプロピルカーボネート、及びこれらの誘導体から選択される1種または2種以上の混合物が挙げられて、前記化学式4のアンモニウムバイカーボネート系化合物を具体的に例えば、アンモニウムバイカーボネート、イソプロピルアンモニウムバイカーボネート、t−ブチルアンモニウムバイカーボネート、2−エチルヘキシルアンモニウムバイカーボネート、2−メトキシエチルアンモニウムバイカーボネート、2−シアノエチルアンモニウムバイカーボネート、ジオクタデシルアンモニウムバイカーボネート、ピリジニウムバイカーボネート、トリエチレンジアミニウムバイカーボネート、及びこれらの誘導体から選択される1種または2種以上の混合物が含まれる。
一方、上記のアンモニウムカルバメート系化合物、アンモニウムカーボネート系化合物またはアンモニウムバイカーボネート系化合物の種類及び製造方法は、特に制限する必要はない。例えば、米国特許第4,542,214号(1985.9.17)では、第1アミン、第2アミン、第3アミンまたは少なくとも一つ以上のこれらの混合物と二酸化炭素からアンモニウムカルバメート系化合物を製造することができると記述しており、前記アミン1モル当たり水0.5モルをさらに添加すると、アンモニウムカーボネート系化合物が得られ、水1モル以上を添加する場合は、アンモニウムバイカーボネート系化合物が得られる。この際、常圧または加圧状態で、特別な溶媒無しに製造することができるが、溶媒を使用する場合、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノールのようなアルコール類、エチレングリコール、グリセリンのようなグリコール類、エチルアセテート、ブチルアセテート、カルビトールアセテートのようなアセテート類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオクサンのようなエーテル類、メチルエチルケトン、アセトンのようなケトン類、ヘキサン、ヘプタンのような炭化水素系、ベンゼン、トルエンのような芳香族炭化水素系、そしてクロロホルムやメチレンクロライド、カーボンテトラクロライドのようなハロゲン置換溶媒、またはこれらの混合溶媒などが挙げられ、二酸化炭素は、気相状態でバブリング(bubbling)するか、固相ドライアイスを使用することができ、超臨界(supercritical)状態でも反応できる。本発明で使用されるアンモニウムカルバメート系またはアンモニウムカーボネート系またはアンモニウムバイカーボネート系誘導体の製造には、前記の方法の他にも、最終物質の構造が同じであれば、公知のいかなる方法を使用してもよい。即ち、製造のための溶媒、反応温度、濃度または触媒などを特に限定する必要はなく、製造収率にも影響しない。
このように製造されたアンモニウムカルバメート系化合物、アンモニウムカーボネート系化合物またはアンモニウムバイカーボネート系化合物と銀化合物とを反応して有機銀錯体化合物を製造することができる。例えば、化学式1に示したような、少なくとも一つ以上の銀化合物と、化学式2〜4に示したような化合物またはこれらの混合物とを、窒素雰囲気の常圧または加圧状態で、溶媒無しに直接反応させることができて、溶媒を使用する場合は、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノールのようなアルコール類、エチレングリコール、グリセリンのようなグリコール類、エチルアセテート、ブチルアセテート、カルビトールアセテートのようなアセテート類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオクサンのようなエーテル類、メチルエチルケトン、アセトンのようなケトン類、ヘキサン、ヘプタンのような炭化水素系、ベンゼン、トルエンのような芳香族、そしてクロロホルムやメチレンクロライド、カーボンテトラクロライドのようなハロゲン置換溶媒、またはこれらの混合溶媒などを使用することができる。
本発明による製造方法において、a)段階は、前記化学式2〜化学式4の化合物に相応するアミン化合物と前記化学式1の銀化合物との混合溶液を製造した後、二酸化炭素を加えて、相応するアンモニウムカルバメートまたはアンモニウムカーボネート系化合物が溶液中で製造されるようにして反応することを含む。
上記のように、窒素雰囲気の常圧または加圧状態で溶媒無しに直接反応するか、溶媒を使用して反応させることができる。しかし、最終物質の構造が同じであれば、公知のいかなる方法を使用してもよい。即ち、製造のための溶媒、反応温度、濃度または触媒の使用有無などを特に限定する必要はなく、製造収率にも影響しない。
本発明による銀錯体化合物は、本願発明者らにより出願された大韓民国特許出願第2006−0011083号にその製造方法が記載されており、下記化学式5の構造として認識される。
[化学式5]
Ag[A] (式中、Aは、化学式2〜4の化合物であり、mは、0.7〜2.5である。)
<b)段階:a)段階で製造される銀錯体化合物に還元剤を反応させるか、熱を加え還元または熱分解させて、銀ナノ粒子を製造する段階>
b)段階は、a)段階で製造された銀錯体化合物を希釈剤で一定な濃度に稀釈し、これに還元剤を反応させるか熱を加えて、前記銀錯体化合物を還元または熱分解させることにより、銀ナノ粒子を製造する段階である。
前記還元剤は、ルイス酸または弱いブレンステッド酸(bronsted acid)を含み、本発明の製造方法で採用可能な還元剤は、ヒドラジン、ヒドラジンモノハイドレート、アセトヒドラジド、 水酸化ホウ素ナトリウムまたは水酸化ホウ素カリウム、ジメチルアミンボラン、ブチルアミンボランのようなアミン化合物、第1塩化鉄、乳酸鉄のような金属塩、水素、ヨウ化水素、一酸化炭素、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、グリオキサールのようなアルデヒド化合物、ギ酸メチル、ギ酸ブチル、トリエチル−o−ギ酸のようなギ酸化合物、グルコース、アスコルビン酸、ヒドロキノンのような還元性有機化合物を少なくとも一つ以上含むこれらの混合物が使用できる。上記の還元剤が使用できるが、特にこれらに限定されるものではない。
上記の還元剤を特定溶媒で稀釈した還元剤溶液を、一定な濃度で稀釈された銀錯体化合物と攪拌機付き反応器で反応させると、前記銀錯体化合物が還元されて銀ナノ粒子を製造することができる。
また、本発明に使用される還元剤の種類、濃度、混合比率、混合方法によって、ナノ粒子の大きさと表面特性が異なってくる。還元された第1ナノ粒子は、通常、ナノ粒子の表面処理が施されないと、ナノ粒子のクラスター(cluster)形態に凝集されて沈殿する。還元剤の種類によっても、還元力と還元速度に差異がある。したがって、このような還元力の差異を利用して、銀ナノ粒子の製造収率及び粒度制御も可能である。
上記の還元段階における稀釈剤としては、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、1−メトキシプロパノール、ブタノール、エチルヘキシルアルコール、テルピネオールのようなアルコール類、エチレングリコール、グリセリンのようなグリコール類、エチルアセテート、ブチルアセテート、メトキシプロピルアセテート、カルビトールアセテート、エチルカルビトールアセテートのようなアセテート類、メチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオクサンのようなエーテル類、メチルエチルケトン、アセトン、ジメチルホルムアミド、1−メチル−2−ピロリドンのようなケトン類、ヘキサン、ヘプタン、ドデカン、パラフィンオイル、ミネラルスピリットのような炭化水素系、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族、そしてクロロホルムやメチレンクロライド、カーボンテトラクロライドのようなハロゲン置換溶媒、アセトニトリル、ジメチルスルホキシドまたはこれらの混合溶媒などを使用することができるが、特にこれらに限定されるものではなく、還元剤と銀錯体化合物の稀釈剤が互いに異なることもある。
上記の熱を加えることにより、銀錯体化合物が還元されるか熱分解されて、銀ナノ粒子が形成される熱処理方法は、公知のいかなる熱処理方法でも可能であり、熱処理温度は、40〜200℃が好ましく、さらに好ましくは、80〜150℃である。
熱処理温度が40℃以下でもまたは200℃以上でも熱処理して還元処理することが可能であるが、40℃以下では還元処理速度が遅く、200℃以上では温度が必要以上に高いからである。
銀錯体化合物の熱処理方法において、公知の金属ナノ粒子の製造方法であるエアロゾール法や金属化合物と気体還元剤との気相反応による熱分解法によっても製造が可能である。
また、熱処理反応によるナノ粒子形成を促進するために、熱分解反応促進剤を使用すると、粒度制御、凝集性及び収率を調節するに効果的である。
効果的な熱分解反応促進剤としては、エタノールアミン、メチルジエタノールアミン、トリエタノールアミン、プロパノールアミン、ブタノールアミン、ヘキサノールアミン、ジメチルエタノールアミンのようなヒドロキシアルキルアミン類、ピペリジン、N−メチルピペリジン、ピペラジン、N,N’−ジメチルピペラジン、1−アミノ−4メチルピペラジン、ピロリジン、N−メチルピロリジン、モルホリンのようなアミン化合物、アセトンオキシム、ジメチルグリオキシム、2−ブタノンオキシム、2,3−ブタジオンモノオキシムのようなアルキルオキシム類、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコールのようなグリコール類、メトキシエチルアミン、エトキシエチルアミン、メトキシプロピルアミンのようなアルコキシアルキルアミン類、メトキシエタノール、メトキシプロパノール、エトキシエタノールのようなアルコキシアルカノール類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンのようなケトン類、アセトール、ジアセトンアルコールのようなケトンアルコール類、多価フェノール化合物、フェノール樹脂、アルキド樹脂、ピロール、エチレンジオキシチオフェン(EDOT)のような酸化重合性樹脂などであって、一つ以上のこれらの熱分解反応促進剤を一緒に使用することができる。
上記のように、特殊な構造を有する銀錯体化合物を製造して、これに還元剤を反応させるか熱を加えて、還元または熱分解させて銀ナノ粒子を製造することができ、また、その表面にアミンまたは上述の錯体化合物がコアーシェル(core-shell)構造でコーティングされた銀ナノ粒子を製造することができる。このようなナノ粒子の表面処理特性のため、本発明による銀ナノ粒子は、低温でも焼成が可能であって、溶媒に対する分散性にも優れている。
<c)段階:粒子の凝集及び分散性向上のための安定化処理段階>
前記a)及びb)段階を経て製造された銀ナノ粒子は、安定化剤を加える安定化処理段階をさらに含むことにより、銀ナノ粒子の凝集及び分散性向上が可能である。
前記の安定剤は、還元反応時、強い凝集性(Agglomerization)、粒度制御及び分散性向上のために、第1アミン、第2アミンまたは第3アミンのようなアミン化合物や、上記のアンモニウムカルバメート、アンモニウムカーボネート、アンモニウムバイカーボネート系化合物、またはホスフィンやホスファイトのようなリン化合物、チオールや硫化物(sulfide)のような硫黄化合物と、少なくとも一つ以上のこれらの混合物から構成できる。即ち、具体的に例えば、アミン化合物としては、メチルアミン、エチルアミン、n−プロピルアミン、イソプロピルアミン、n−ブチルアミン、イソブチルアミン、イソアミルアミン、n−ヘキシルアミン、2−エチルヘキシルアミン、n−ヘプチルアミン、n−オクチルアミン、イソオクチルアミン、ノニルアミン、デシルアミン、ドデシルアミン、ヘキサデシルアミン、オクタデシルアミン、ドコデシルアミン、シクロプロピルアミン、シクロペンチルアミン、シクロヘキシルアミン、アリールアミン、ヒドロキシアミン、アンモニウムヒドロキシド、メトキシアミン、2−エタノールアミン、メトキシエチルアミン、2-ヒドロキシプロピルアミン、メトキシプロピルアミン、シアノエチルアミン、エトキシアミン、n−ブトキシアミン、2−ヘキシルオキシアミン、メトキシエトキシエチルアミン、メトキシエトキシエトキシエチルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミン、ジエタノールアミン、ヘキサメチレンイミン、モルホリン、ピペリジン、ピペラジン、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、トリエチレンジアミン、2,2−(エチレンジオキシ)ビスエチルアミン、トリエチルアミン、トリエタノールアミン、ピロール、イミダゾール、ピリジン、アミノアセトアルデヒドジメチルアセタール、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、アニリン、アニシジン、アミノベンゾニトリル、ベンジルアミン及びその誘導体、そしてポリアリールアミンやポリエチレンイミンのような高分子化合物及びその誘導体などのようなアミン化合物が挙げられて、アンモニウムカルバメート、カーボネート、バイカーボネート系化合物としては、具体的に例えば、アンモニウムカルバメート、アンモニウムカーボネート、アンモニウムバイカーボネート、エチルアンモニウムエチルカルバメート、イソプロピルアンモニウムイソプロピルカルバメート、n−ブチルアンモニウムn−ブチルカルバメート、イソブチルアンモニウムイソブチルカルバメート、t−ブチルアンモニウムt−ブチルカルバメート、2−エチルヘキシルアンモニウム2−エチルヘキシルカルバメート、オクタデシルアンモニウムオクタデシルカルバメート、2―メトキシエチルアンモニウム2−メトキシエチルカルバメート、2−シアノエチルアンモニウム2−シアノエチルカルバメート、ジブチルアンモニウムジブチルカルバメート、ジオクタデシルアンモニウムジオクタデシルカルバメート、メチルデシルアンモニウムメチルデシルカルバメート、ヘキサメチレンイミンアンモニウムヘキサメチレンイミンカルバメート、モルホリニウムモルホリンカルバメート、ピリジニウムエチルヘキシルカルバメート、トリエチレンジアミニウムイソプロピルバイカルバメート、ベンジルアンモニウムベンジルカルバメート、トリエトキシシリルプロピルアンモニウムトリエトキシシリルプロピルカルバメート、エチルアンモニウムエチルカーボネート、イソプロピルアンモニウムイソプロピルカーボネート、イソプロピルアンモニウムバイカーボネート、n−ブチルアンモニウムn−ブチルカーボネート、イソブチルアンモニウムイソブチルカーボネート、t−ブチルアンモニウムt−ブチルカーボネート、t−ブチルアンモニウムバイカーボネート、2−エチルヘキシルアンモニウム2−エチルヘキシルカーボネート、2−エチルヘキシルアンモニウムバイカーボネート、2−メトキシエチルアンモニウム2−メトキシエチルカーボネート、2−メトキシエチルアンモニウムバイカーボネート、2−シアノエチルアンモニウム2−シアノエチルカーボネート、2−シアノエチルアンモニウムバイカーボネート、オクタデシルアンモニウムオクタデシルカーボネート、ジブチルアンモニウムジブチルカーボネート、ジオクタデシルアンモニウムジオクタデシルカーボネート、ジオクタデシルアンモニウムバイカーボネート、メチルデシルアンモニウムメチルデシルカーボネート、ヘキサメチレンイミンアンモニウムヘキサメチレンイミンカーボネート、モルホリンアンモニウムモルホリンカーボネート、ベンジルアンモニウムベンジルカーボネート、トリエトキシシリルプロピルアンモニウムトリエトキシシリルプロピルカーボネート、ピリジニウムバイカーボネート、トリエチレンジアミニウムイソプロピルカーボネート、トリエチレンジアミニウムバイカーボネート、及びこれらの誘導体などが挙げられる。また、リン化合物としては、一般式RP、(RO)Pまたは(RO)POで表現されるリン化合物であって、ここでRは、炭素数1〜20のアルキルまたはアリール基を示し、代表的に、トリブチルホスフィン、トリフェニルホスフィン、トリエチルホスファイト及びトリフェニルホスファイトなどが挙げられる。そして、硫黄化合物として、例えば、ブタンチオール、n−ヘキサンチオール、ジエチルサルファイト、テトラヒドロチオフェンなどがある。このような安定剤を使用して、インク特性に符合する限り、特に制限する必要はない。
上記に説明したb)段階の銀ナノ粒子の製造過程を、図3を参照してさらに詳細に説明する。しかし、これは、本発明による銀ナノ粒子の製造工程の好ましい一例に過ぎなく、本発明がこれに限定されるものではない。
a)段階で製造された銀錯体化合物を希釈剤に一定な濃度で稀釈して、第1溶液を用意した後、希釈した還元剤を第2溶液として用意する。b)段階のナノ粒子の製造は、下端に二つの注入口11、12と攪拌機13及び排出口を備えた第1反応器10でなされる。第1溶液は、第1注入口11に、第2溶液は、第2注入口12に同時に一定な速度で第1反応器10内に流入させた後、前記溶液を第1攪拌機13を利用して反応させ、ナノ粒子を形成した後、安定した形で分散させて、前記溶液は、c)段階の後処理工程のために、第1反応器10の第1排出口14と第2反応器17に備えられた第3注入口15を通じて第2反応器17に移動する。第2反応器17の第4注入口16を通じて、希釈された安定剤を滴下しながら第2攪拌機18で攪拌して、第1反応器10から生成されたナノ粒子の安定化処理のための後処理工程を進行して、これを第2排出口19に排出させて、最終生産物である銀ナノ粒子を製造することができる。また、前記第1溶液にも、必要に応じて安定剤を含むことができる。
反応完了後、銀ナノ粒子を分離する方法としては、真空乾燥、自然沈降後ろ過、遠心分離、限外ろ過など、特に制限はない。
上記のように製造された銀ナノ粒子は、多様な粒子大きさを有して、分散性に優れているため、反射膜、電磁波遮蔽、抗菌剤など、多様な産業分野で使用できるだけではなく、特に、導電性インクに使用できる銀インク組成物を製造することができる。
以下、本発明により製造される銀ナノ粒子を含む銀インク組成物について詳細に説明する。
本発明の銀インク組成物は、上記の方法により製造された銀ナノ粒子を含むことを特徴とする。銀インク組成物は、前記銀ナノ粒子が分散される分散媒としての役割をする溶媒が必要であるが、これは、本発明で説明された溶媒や、一般に銀ナノインクを製造時に使用される公知の溶媒が使用できる。
必要に応じて、既知の溶媒、安定剤、分散剤、バインダー樹脂(Binder resin)、還元剤、界面活性剤(surfactant)、 湿潤剤(Wetting agent)、揺変剤(Thixotropic agent)またはレベリング(levelling)剤のような添加剤などを、本発明の導電性インク組成物の構成員としてさらに含むことができる。
また、導電性銀インク組成物の場合、上述の特殊な構造を有する銀錯体化合物または1種以上の金属導電体や金属前駆体をさらに含むことができる。
前記金属導電体としては、特に制限する必要はない。即ち、発明の目的に符合する限り、公知のいかなるものを使用してもよい。例えば、導電体や金属前駆体の種類やその大きさまたは形態などに特に限定する必要がない。即ち、導電体の種類として、例えば、Ag、Au、Cu、Ni、Co、Pd、Pt、Ti、V、Mn、Fe、Cr、Zr、Nb、Mo、W、Ru、Cd、Ta、Re、Os、Irのような遷移金属群から選択されるか、Al、Ga、Ge、In、Sn、Sb、Pb、Biのような金属群、またはSm、Euのようなランタノイド(lanthanides)やAc、Thのようなアクチナイド(actinides)系金属群から選択された1種の金属、またはこれらの合金または合金酸化物を示す。その他にも、導電性カーボンブラック、グラファイト、炭素ナノチューブ、そしてポリアセチレン、ポリピロール、ポリアニリン、ポリチオフェン及びその誘導体のような導電性高分子などが含まれる。
また、前記金属前駆体も特に限定されない。即ち、本発明の目的に符合される場合に使用でき、特に熱処理、酸化または還元処理、赤外線、紫外線、電子線、レーザー処理などを通じて導電性を示せばさらに好ましい。例えば、金属前駆体は、有機金属化合物や金属塩などを含み、一般に一般式MnXで表されるが、ここでMは、酸素、硫黄、ハロゲン、シアノ、シアネート、カーボネート、ニトレート、ニトライト、サルフェート、ホスフェート、チオシアネート、クロレート、パークロレート、テトラフロロボレート、アセチルアセトネート、メルカプト、アミド、アルコキシド、カルボキシレートなどを示す。具体的に例えば、酢酸金、シュウ酸パラジウム、2−エチルヘキサン酸銀、2−エチルヘキサン酸銅、ステアリン酸鉄、ホルム酸ニッケル、ジンクシトレートのようなカルボキシル酸金属、硝酸銀、シアン化銅、炭酸コバルト、塩化白金、塩化金酸、テトラブトキシチタニウム、ジメトキシジルコニウムジクロライド、アルミニウムイソプロポキシト、錫テトラフルオロボレート、バナジウムオキシド、インジウム−錫オキシド、タンタリウムメトキシド、ビスムスアセテート、ドデシルメルカプト化金、インジウムアセチルアセトネートのような金属化合物などを一種以上選択して一緒に使用可能である。また、上記において、導電体及び金属前駆体の形態は、球形、線形、板状形または混合形態でもよく、ナノ粒子を含む粒子(particle)状態や、粉末(powder)、フレーク(flake)、コロイド(colloid)、ハイブリッド(hybrid)、ペースト(paste)、ゾル(sol)、溶液(solution)状態またはこれらを一種以上選択した混合形態など、多様な状態で使用可能である。
このような導電体または金属前駆体の大きさや使用量は、本発明のインク特性に符合する限り、特に制限する必要はない。即ち、その大きさは、焼成後塗膜の厚さを考慮し、50ミクロン以下、より好ましくは1ナノメートル(nm)以上25ミクロン以下が好ましく、使用量は、一定限度を超えないようにして、焼成温度が過度に高くなるか、塗布またはパターン形成工程に問題が生じないくらいならよい。通常、その使用量は、全体インク組成物に対して重量比で1〜90%、より好ましくは、10〜70%の範囲が好ましい。
本発明によると、伝導性インクの粘度調節や円滑な薄膜形成のために、溶媒が必要な場合があるが、この時使用できる溶媒としては、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、1−メトキシプロパノール、ブタノール、エチルヘキシルアルコール、テルピネオールのようなアルコール類、エチレングリコール、グリセリンのようなグリコール類、エチルアセテート、ブチルアセテート、メトキシプロピルアセテート、カルビトールアセテート、エチルカルビトールアセテートのようなアセテート類、メチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオクサンのようなエーテル類、メチルエチルケトン、アセトン、ジメチルホルムアミド、1−メチル−2−ピロリドンのようなケトン類、ヘキサン、ヘプタン、ドデカン、パラフィンオイル、ミネラルスピリットのような炭化水素系、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族、そしてクロロホルムやメチレンクロライド、カーボンテトラクロライドのようなハロゲン置換溶媒、アセトニトリル、ジメチルスルホキシドまたはこれらの混合溶媒などを使用することができる。
一方、分散剤は、本発明の銀ナノ粒子や、導電性銀インク組成物の場合に導電体が粒子やフレーク状に存在する時、これを円滑に分散させるために必要であって、その例としては、EFKA社の4000シリーズ、BYK社のDisperbykシリーズ、Avecia社のsolsperseシリーズ、Deguessa社のTeGO Dispersシリーズ、Elemantis社のDisperse−AYDシリーズ、Johnson
Polymer社のJONCRYLシリーズなどを使用することができる。そして、一般に使用できるバインダー樹脂としては、ポリアクリル酸またはポリアクリル酸エステルのようなアクリル系樹脂、エチルセルロース、セルロースエステル、セルロースニトレートのようなセルロース系樹脂、脂肪族または共重合ポリエステル系樹脂、ポリビニルブチラル、ポリビニルアセテート、ポリビニルピロリドンのようなビニル系樹脂、ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエーテル及びウレア樹脂、アルキド樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂、ポリエチレンやポリスチレンのようなオレフィン系樹脂、石油及びロジン系樹脂などのような熱可塑性樹脂やエポキシ系樹脂、不飽和またはビニルポリエステル系樹脂、ジアリールフタレート系樹脂、フェノール系樹脂、オキセタン(oxetane)系樹脂、オキサジン(oxazine)系樹脂、ビスマレイミド系樹脂、シリコンエポキシやシリコンポリエステルのような変性シリコン系樹脂、メラミン系樹脂などのような熱硬化性樹脂、紫外線または電子線硬化型の多様な構造のアクリル系樹脂、そしてエチレン−プロピレンゴム(EPR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、デンプン、ゼラチンのような天然高分子などを一種以上選択して一緒に使用可能である。また、上記の有機系樹脂バインダーだけではなく、ガラスレジンやガラスフリット(Glass frit)のような無機バインダーやトリメトキシプロピルシランやビニルトリエトキシシランのようなシランカップリング剤、またはチタン系、ジルコニウム系及びアルミニウム系カップリング剤も使用可能である。
界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム(Sodium lauryl sulfate)のようなアニオン界面活性剤、ノニルフェノキシポリエトキシエタノール(Nonyl phenoxy-polyethoxyethanol)、Dupont社製品のFSNのような非イオン性界面活性剤、そしてラウリルベンジルアンモニウムクロライドなどのようなカチオン性界面活性剤や、ラウリルベタイン(betaine)、ココベタインのような両性界面活性剤などが含まれる。
凝集及び分散性向上のために、安定剤としては、第1アミン、第2アミンまたは第3アミンのようなアミン化合物や、上記のアンモニウムカルバメート系化合物、アンモニウムカーボネート系化合物、アンモニウムバイカーボネート系化合物、またはホスフィンやホスファイトのようなリン化合物、チオールや硫化物(sulfide)のような硫黄化合物と、少なくとも一つ以上のこれらの混合物から構成できる。このような安定剤は、インク特性に符合する限り、特に制限する必要はない。
湿潤剤または湿潤分散剤としては、ポリエチレングリコール、Air Product社製品のSurfynolシリーズ、Deguessa社のTEGO wetシリーズのような化合物を、そして揺変剤またはレベリング剤としては、BYK社のBYKシリーズ、Degussa社のGlideシリーズ、EFKA社のEFKA3000シリーズや、Cognis社のDSXシリーズなどを使用することができる。また、焼成を容易にするために、上記のような熱分解反応促進剤を添加して使用することができる。
本発明の導電性インク組成物を製造するにおいて、上記の方法の他に、化学式1の銀化合物と一つ以上の過量のアミン化合物またはアンモニウムカルバメートまたはアンモニウムカーボネート系化合物及びこれらの混合された溶液を製造して、これに必要に応じて上記の導電体や金属前駆体または少なくとも一つ以上のこれらの混合物、そして分散剤、バインダーまたはその他の添加剤などを入れた後、二酸化炭素を反応して得られる導電性インク組成物を製造して使用することができる。この時も、上記のように常圧または加圧状態で溶媒無しに直接反応するか溶媒を使用して反応することができる。
本発明で製造された銀インク組成物は、多様な基板を使用して塗布やプリンティング工程を通じて、容易に薄膜やパターン形成が可能であるが、例えば、金属、ガラス、シリコンウェハー、セラミック、ポリエステルやポリイミドのようなプラスチックフィルム、ゴムシート、繊維、木材、紙などのような基板にコーティングして薄膜を製造するか、直接プリンティングすることができる。このような基板は、水洗及び脱脂後使用するか、特別に前処理して使用することができるが、前処理方法としては、プラズマ、イオンビーム、コロナ、酸化または還元、熱、エッチング、紫外線(UV)照射、そして上記のバインダーや添加剤を使用したプライマー(primer)処理などが挙げられる。
薄膜製造及びプリンティング方法としては、インクの物性によって、それぞれスピンコーティング、ロールコーティング、スプレーコーティング、ディップコーティング、フローコーティング、ドクターブレードとディスペンシング、インクジェットプリンティング、オフセットプリンティング、スクリーンプリンティング、パッドプリンティング、グラビアプリンティング、フレキソプリンティング、ステンシルプリンティング、インプリンティング、ゼログラフィー、リソグラフィーなどを選択して使用することが可能である。
本発明の銀インク組成物の粘度は、特に制限する必要はない。即ち、上記の薄膜製造及びプリンティング方法に問題がなければよく、その方法及び種類によって異なってくるが、通常1mpa.s〜1,000pa.s範囲が好ましく、5mpa.s〜500pa.s範囲がより好ましい。
このように得られた薄膜またはパターンを酸化または還元処理や熱処理、赤外線、紫外線、電子線、レーザー処理のような後処理工程を通じて金属または金属酸化物パターンを形成させるにも利用できる。上記の後処理工程は、通常の不活性雰囲気下で熱処理することもできるが、必要に応じて、空気、窒素、一酸化炭素中で、または水素と空気または他の不活性ガスとの混合ガスでも処理が可能である。熱処理は、通常80〜400℃、好ましくは90〜300℃、より好ましくは100〜250℃で熱処理することが薄膜の物性のためによい。付加的に、前記範囲内で低温と高温で2段階以上加熱処理することも、薄膜の均一性のためによい。例えば、80〜150℃で1〜30分間処理して、150〜300℃で1〜30分間処理することがよい。
本発明の実施例5の方法により製造した銀ナノ粒子のSEM写真である。 本発明の実施例6の方法により製造した銀ナノ粒子のSEM写真である。 本発明の実施例10の方法により製造した銀ナノ粒子のSEM写真である。 本発明の銀ナノ粒子の製造工程の一例を示す概念図である。 本発明の実施例11のシルクスクリーン印刷機を利用してPETフィルムに印刷した図面である。
以下、実施例を通じて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明の範囲がこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
攪拌機付き250mlシュレンク(Schlenk)フラスコに、モル比で7:3の2−エチルヘキシルアンモニウム2−エチルヘキシルカルバメートとブチルアンモニウムブチルカルバメートとが混合されている粘性の液体34.89g(129.8mmol)を入れて、酸化銀(Aldrich)12.03g(51.92mmol)を添加して、常温で2時間攪拌しながら反応した。反応が進行されるにつれて、最初に黒色懸濁液(slurry)から、錯化合物が生成されるにつれて色が薄くなり、最終的に粘度7.8pa.sの黄色の透明な液状銀錯化物46.92gが得られて、熱分析(TGA)結果、銀含量は、23.65重量%であった。
(実施例2)
100mlのビーカーに実施例1で製造された銀錯化物40.0gとイソプロピルアルコール23.1gを添加して、常温で10分間攪拌し、第1溶液を製造した。そして、別の100mlビーカーにヒドラジンモノハイドレート(大井化金(株))1.2gとイソプロピルアルコール50gを添加して、第2溶液を製造した。第1溶液と第2溶液をそれぞれの注入口に流量20g/min速度で注入した。注入口を通じて投入された溶液は、攪拌機(Silverthorne社製造、商品名:L4RT-A)を利用して5,000rpmの速度で反応し、濃い緑色の懸濁液を得た。製造された懸濁液を自然沈降して、1.2μmフィルター(Wattman社製造、商品名:GF/C)でろ過した後、イソプロピルアルコールで3回洗浄し、緑色のナノ粉末が得られた。
(実施例3)
100mlのビーカーに実施例1で製造された銀錯化物40.0gとイソプロピルアルコール23.1gを添加して、40℃で10分間攪拌し、第1溶液を製造した。そして、別の100mlビーカーにアセトール(Aldrich)3.0gとイソプロピルアルコール48.5gを添加して、第2溶液を製造した。第1溶液と第2溶液を50℃に加熱した後、それぞれの注入口に流量10g/min速度で注入した。注入口を通じて投入された溶液は、攪拌機(Silverthorne社製造、商品名:L4RT-A)を利用して5,000rpmの速度で反応し、濃い赤緑色の懸濁液を得た。製造された懸濁液を、遠心分離機(Hanil Science Industrial製造)を使用して反応ろ液を除去して、イソプロピルアルコールで3回洗浄し、緑色のナノ粉末が得られた。
(実施例4)
100mlのビーカーに実施例1で製造された銀錯化物40.0gと1−ブタノール23.1gを添加して、常温で10分間攪拌し、第1溶液を製造した。そして、別の100mlビーカーにボラン−ジメチルアミン(Aldrich)1.41gと1−ブタノール49.77gを添加して、第2溶液を製造した。第1溶液と第2溶液をそれぞれの注入口に流量20g/min速度で注入した。注入口を通じて投入された溶液は、攪拌機(Silverthorne社製造、商品名:L4RT-A)を利用して5,000rpmの速度で反応し、濃い緑色の懸濁液を得た。製造された懸濁液を自然沈降して、1.2μmフィルター(Wattman社製造、商品名:GF/C)でろ過した後、イソプロピルアルコールで3回洗浄し、緑色のナノ粉末が得られた。
(実施例5)
100mlのビーカーに実施例1で製造された銀錯化物40.0gと1−ブタノール23.1gを添加して、40℃で10分間攪拌し、第1溶液を製造した。そして、別の100mlビーカーにメチルホルメート(Aldrich)4.79gと1−ブタノール47.1gを添加して、第2溶液を製造した。第1溶液と第2溶液をそれぞれの注入口に流量10g/min速度で注入した。注入口を通じて投入された溶液は、攪拌機を利用して5,500rpmの速度で反応し、濃い緑色の懸濁液を得た。製造された懸濁液を自然沈降して、1.2μmフィルター(Wattman社製造、商品名:GF/C)でろ過した後、イソプロピルアルコールで3回洗浄し、緑色のナノ粉末が得られた。これのSEM写真を図1に示した。
(実施例6)
100mlのビーカーに実施例1で製造された銀錯化物40.0g、イソブチルアミン (Aldrich)8.6gとイソプロピルアルコール13.91gを添加して、常温で10分間攪拌し、第1溶液を製造した。そして、別の100mlビーカーにヒドラジンモノハイドレート(大井化金(株))1.2gとイソプロピルアルコール50gを添加して、第2溶液を製造した。第1溶液と第2溶液をそれぞれの注入口に流量20g/min速度で注入した。注入口を通じて投入された溶液は、攪拌機(Silverthorne社製造、商品名:L4RT-A)を利用して5,000rpmの速度で反応し、濃い緑色の懸濁液を得た。製造された懸濁液を自然沈降して、1.2μmフィルター(Wattman社製造、商品名:GF/C)でろ過した後、イソプロピルアルコールで3回洗浄し、緑色のナノ粉末が得られた。これのSEM写真を図2に示した。
(実施例7)
100mlのビーカーに実施例1で製造された銀錯化物40.0g、ジエタノールアミン(Aldrich)8.6gとイソプロピルアルコール27.46gを添加して、常温で10分間攪拌し、第1溶液を製造した。そして、別の100mlビーカーにヒドラジンモノハイドレート(大井化金(株))1.2gとイソプロピルアルコール50gを添加して、第2溶液を製造した。第1溶液と第2溶液をそれぞれの注入口に流量20g/min速度で注入した。注入口を通じて投入された溶液は、攪拌機(Silverthorne社製造、商品名:L4RT-A)を利用して5,000rpmの速度で反応し、濃い緑色の懸濁液を得た。製造された懸濁液を自然沈降して、1.2μmフィルター(Wattman社製造、商品名:GF/C)でろ過した後、イソプロピルアルコールで3回洗浄し、緑色のナノ粉末が得られた。
(実施例8)
100mlのビーカーに実施例1で製造された銀錯化物40.0gとイソプロピルアルコール23.1gを添加して、常温で10分間攪拌し、第1溶液を製造した。そして、別の100mlビーカーにヒドラジンモノハイドレート(大井化金(株))1.2g とイソプロピルアルコール50gを添加して、第2溶液を製造した。第1溶液と第2溶液をそれぞれの注入口に流量20g/min速度で注入した。注入口を通じて投入された溶液は、攪拌機(Silverthorne社製造、商品名:L4RT-A)を利用して5,000rpmの速度で反応して得た濃い緑色の懸濁液に、1−オクタンチオール(TCI社製造)0.26gをイソプロピルアルコール2.6gで希釈し、徐々に添加して表面処理を進行した。得られた懸濁液をは、遠心分離機(Hanil Science Industrial製造)を使用して反応ろ液を除去して、イソプロピルアルコールで3回洗浄し、緑色のナノ粉末が得られた。
(実施例9)
100mlのビーカーに実施例1で製造された銀錯化物40.0gとヘキサン23.1gを添加して、常温で10分間攪拌し、第1溶液を製造した。そして、別の100mlビーカーにヒドラジンモノハイドレート(大井化金(株))1.2gとメタノール54.5gを添加して、第2溶液を製造した。第1溶液と第2溶液をそれぞれの注入口に流量20g/min速度で注入した。注入口を通じて投入された溶液は、攪拌機(Silverthorne社製造、商品名:L4RT-A)を利用して5,000rpmの速度で反応し、濃い緑色の懸濁液を得た。製造された懸濁液を自然沈降して、1.2μmフィルター(Wattman社製造、商品名: GF/C)でろ過した後、イソプロピルアルコールで3回洗浄し、緑色のナノ粉末が得られた。
(実施例10)
攪拌機付き250mlシュレンク(Schlenk)フラスコに、実施例1で製造された銀錯化物40.0gと1−ペンタノール(Aldrich)10g、イソブチルアミン(Aldrich)8.6gを添加して、115℃に昇温して6時間攪拌しながら反応した。熱分解反応の完了後、暗赤色懸濁液(Slurry)を常温に冷却して、1.2μmフィルター(Wattman社製造、商品名:GF/C)でろ過した後、イソプロピルアルコールで3回洗浄し、褐色のナノ粉末が得られた。これのSEM写真を図3に示すが、これから多様な形態または大きさの粒子が生成されたことが分かった。
(実施例11)
Dean−stark装置と攪拌機付き250mlシュレンク(Schlenk)フラスコに、実施例1で製造された銀錯化物100gと1−ペンタノール(Aldrich)21.8g、イソブチルアミン(Aldrich)21.5gを添加した。それから115℃に昇温して6時間攪拌しながら、熱分解反応とアミンまたは低沸点錯体化合物の除去を同時に進行した。反応完了後、暗赤色懸濁液(Slurry)を常温に冷却して、1.2μmフィルター(Wattman社製造、商品名:GF/C)でろ過した後、イソプロピルアルコールで3回洗浄し、褐色のナノ粉末が得られた。
(実施例12)
高圧反応器(Hanwoul Engineering社製造、商品名:HR-8302)に、実施例1で製造された銀錯体化合物100gとトルエン(Aldrich)43.34gを添加した。それから130℃に昇温して6時間攪拌した。高圧熱分解反応の完了後、暗赤色懸濁液(Slurry)を常温に冷却して、1.2μmフィルター(Wattman社製造、商品名:GF/C)でろ過した後、イソプロピルアルコールで3回洗浄し、褐色のナノ粉末が得られた。
(実施例13)
攪拌機付き250mlシュレンク(Schlenk)フラスコに、実施例1で製造された銀錯体化合物100gと1−ペンタノール(Aldrich)30.97g、エチレングリコール(Aldrich)12.37gを添加して、115℃に昇温して6時間攪拌しながら反応した。熱分解反応の完了後、暗赤色懸濁液(Slurry)を常温に冷却して、1.2μmフィルター(Wattman社製造、商品名:GF/C)でろ過した後、イソプロピルアルコールで3回洗浄し、褐色のナノ粉末が得られた。
(実施例14)
攪拌機付き250mlシュレンク(Schlenk)フラスコに、実施例1で製造された銀錯体化合物100gと1−ペンタノール(Aldrich)43.17g、グルコース(Aldrich)35.83gを蒸留水36gに溶解させて添加した。それから115℃に昇温して6時間攪拌しながら反応した。熱分解反応の完了後、暗赤色懸濁液(Slurry)を常温に冷却して、1.2μmフィルター(Wattman社製造、商品名:GF/C)でろ過した後、イソプロピルアルコールで3回洗浄し、褐色のナノ粉末が得られた。
(実施例15)
攪拌機付き250mlシュレンク(Schlenk)フラスコに、粘性のある液体の2−エチルヘキシルアンモニウム2−エチルヘキシルカーボネート33.37g(104.2mmol)を入れて、酸化銀(Aldrich)9.66g(41.7mmol)を添加して、常温で2時間攪拌しながら反応した。反応が進行されるにつれて、最初に黒色懸濁液(slurry)から、錯化合物が生成されるにつれて色が薄くなり、最終的に粘度6.4pa.sの黄色の透明な液状銀錯化物43.03gが得られて、熱分析(TGA)結果、銀含量は、20.9重量%であった。100mlのビーカーに銀錯化物40.0gとイソプロピルアルコール23.1gを添加して、常温で10分間攪拌し、第1溶液を製造した。そして、別の100mlビーカーにヒドラジンモノハイドレート(大井化金(株))1.2gとイソプロピルアルコール50gを添加して、第2溶液を製造した。第1溶液と第2溶液をそれぞれの注入口に流量20g/min速度で注入した。注入口を通じて投入された溶液は、攪拌機(Silverthorne社製造、商品名:L4RT-A)を利用して5,000rpmの速度で反応し、濃い緑色の懸濁液を得た。製造された懸濁液を自然沈降して、1.2μmフィルター(Wattman社製造、商品名:GF/C)でろ過した後、イソプロピルアルコールで3回洗浄し、緑色のナノ粉末が得られた。
(実施例16)
攪拌機付き250mlシュレンク(Schlenk)フラスコに、粘性のある液体の2−エチルヘキシルアンモニウム2−エチルヘキシルバイカーボネート33.37g(174.2mmol)を入れて、酸化銀(Aldrich)16.15g(69.68mmol)を添加して、常温で2時間攪拌しながら反応した。反応が進行されるにつれて、最初に黒色懸濁液(slurry)から、錯化合物が生成されるにつれて色が薄くなり、最終的に粘度8.1pa.sの黄色の透明な液状銀錯化物49.52gが得られて、熱分析(TGA)結果、銀含量は、30.36重量%であった。100mlのビーカーに銀錯化物40.0gとイソプロピルアルコール23.1gを添加して、常温で10分間攪拌し、第1溶液を製造した。そして、別の100mlビーカーにヒドラジンモノハイドレート(大井化金(株))1.2gとイソプロピルアルコール50gを添加して、第2溶液を製造した。第1溶液と第2溶液をそれぞれの注入口に流量20g/min速度で注入した。注入口を通じて投入された溶液は、攪拌機(Silverthorne社製造、商品名:L4RT-A)を利用して5,000rpmの速度で反応し、濃い緑色の懸濁液を得た。製造された懸濁液を自然沈降して、1.2μmフィルター(Wattman社製造、商品名: GF/C)でろ過した後、イソプロピルアルコールで3回洗浄し、緑色のナノ粉末が得られた。
(実施例17)
実施例1と同様な方法により製造した銀錯化物40.0gと、実施例2と同様な方法により製造した緑色ナノ粉末40gを、高沸点溶媒としてテルピネオール(TCI社製造)1.2gを添加して10分間攪拌した後、1−アミノ−2−プロパノール1.2g(Aldrich)を添加して再び10分間攪拌した。その後、3本ロールミル(Three roll-mill;Drais Mannheim社製造)に3回通過させて、銀含量が59.93重量%で、粘度が6.4pa.sである導電性インク組成物を製造した。このように製造されたインク組成物をシルクスクリーン印刷機を利用して、PETフィルムに塗布した後、得られた均一且つ緻密な薄膜を、下記の表1に記載の温度で焼成させて測定した面抵抗、比抵抗及び密着力の結果を表1に示した。
(比較例1)
シルバーフレーク(Kemet社製造、製品名:EA02950)50.2gを、バインダーとしてポリビニルブチラル(Barker社製造、製品名:BS-18)1.5gが溶解されているブチルカルビトール31.9gの透明な溶液に添加して10分間攪拌した後、3本ロールミル(Three
roll-mill;Drais Mannheim社製造)に3回通過させて、銀含量が60.2重量%で、粘度が6.21pa.sである導電性インク組成物を製造した。
比較例1のように製造されたインク組成物を、前記実施例17と同一な条件で塗布した後、得られた均一且つ緻密な薄膜を焼成させて測定した面抵抗、比抵抗及び密着力の結果を、実施例17と比較して表1に示した。その結果、相対的に伝導度が低く密着力が劣勢で、緻密度においても、亀裂が一部発生するなどの問題点が現れた。
(実施例18)
実施例1と同様な方法により製造した銀錯化物40.0gと、実施例3と同様な方法により製造した緑色ナノ粉末40gを使用して、実施例17と同一な方法により、銀含量が60.5重量%で、粘度が9.0pa.sである導電性インク組成物を製造した。このように製造されたインク組成物を実施例17と同一な条件で塗布した後、得られた均一且つ緻密な薄膜を焼成させて測定した面抵抗、比抵抗及び密着力の結果を表1に示した。
(実施例19)
実施例1と同様な方法により製造した銀錯化物40.0gと、実施例4と同様な方法により製造した緑色ナノ粉末40gを使用して、実施例17と同一な方法により、銀含量が60.4重量%で、粘度が7.6pa.sである導電性インク組成物を製造した。このように製造されたインク組成物を実施例17と同一な条件で塗布した後、得られた均一且つ緻密な薄膜を焼成させて測定した面抵抗、比抵抗及び密着力の結果を表1に示した。
(実施例20)
実施例1と同様な方法により製造した銀錯化物40.0gと、実施例6と同様な方法により製造した緑色ナノ粉末40gを使用して、実施例17と同一な方法により、銀含量が59.1重量%で、粘度が7.65pa.sである導電性インク組成物を製造した。このように製造されたインク組成物を実施例17と同一な条件で塗布した後、得られた均一且つ緻密な薄膜を焼成させて測定した面抵抗、比抵抗及び密着力の結果を表1に示した。
(実施例21)
実施例1と同様な方法により製造した銀錯化物40.0gと、実施例7と同様な方法により製造した緑色ナノ粉末40gを使用して、実施例17と同一な方法により、銀含量が59.8重量%で、粘度が6.3pa.sである導電性インク組成物を製造した。このように製造されたインク組成物を実施例17と同一な条件で塗布した後、得られた均一且つ緻密な薄膜を焼成させて測定した面抵抗、比抵抗及び密着力の結果を表1に示した。
(実施例22)
実施例1と同様な方法により製造した銀錯化物40.0gと、実施例8と同様な方法により製造した緑色ナノ粉末40gを使用して、実施例17と同一な方法により、銀含量が61.1重量%で、粘度が6.3pa.sである導電性インク組成物を製造した。このように製造されたインク組成物を実施例17と同一な条件で塗布した後、得られた均一且つ緻密な薄膜を焼成させて測定した面抵抗、比抵抗及び密着力の結果を表1に示した。
(実施例23)
実施例6と同様な方法により製造した緑色ナノ粉末40gを、バインダーとしてポリビニルブチラル(Barker社製造、製品名:BS-18)1.2gが溶解されているブチルカルビトール25.5gの透明な溶液に添加して10分間攪拌した後、3本ロールミル(Three roll-mill;Drais Mannheim社製造)に3回通過させて、銀含量が59.9重量%で、粘度が7.8pa.sである導電性インク組成物を製造した。このように製造されたインク組成物を実施例17と同一な条件で塗布した後、得られた均一且つ緻密な薄膜を焼成させて測定した面抵抗、比抵抗及び密着力の結果を表1に示した。
(実施例24)
実施例1と同様な方法により製造した銀錯化物40.0gと、実施例6と同様な方法により製造した緑色ナノ粉末20g、シルバーフレーク(Kemet社製造、製品名:EA02950)20gを使用して、実施例17と同一な方法により、銀含量が59.2重量%で、粘度が5.8pa.sである導電性インク組成物を製造した。このように製造されたインク組成物を実施例17と同一な条件で塗布した後、得られた均一且つ緻密な薄膜を焼成させて測定した面抵抗、比抵抗及び密着力の結果を表1に示した。
(実施例25)
実施例1と同様な方法により製造した銀錯化物40.0gと、実施例6と同様な方法により製造したナノ粉末20g、銅フレーク(Changsung社製造、製品名:TSC-20F)20gを使用して、実施例17と同一な方法により、金属含量が60.1重量%で、粘度が7.9pa.sである導電性インク組成物を製造した。このように製造されたインク組成物を実施例17と同一な条件で塗布した後、得られた均一且つ緻密な薄膜を焼成させて測定した面抵抗、比抵抗及び密着力の結果を表1に示した。
(実施例26)
実施例1と同様な方法により製造した銀錯化物40.0gと、実施例10と同様な方法により製造した褐色ナノ粉末40gを使用して、実施例17と同一な方法により、銀含量が59.3重量%で、粘度が7.4pa.sである導電性インク組成物を製造した。このように製造されたインク組成物を実施例17と同一な条件で塗布した後、得られた均一且つ緻密な薄膜を焼成させて測定した面抵抗、比抵抗及び密着力の結果を表1に示した。
(実施例27)
実施例1と同様な方法により製造した銀錯化物40.0gと、実施例2と同様な方法により製造したナノ粉末40g、ポリビニルピロリドン(ISP社製造、製品名:PVP K-15)1.2gを使用して、実施例17と同一な方法により、銀含量が59.2重量%で、粘度が6.3pa.sである導電性インク組成物を製造した。このように製造されたインク組成物を実施例17と同一な条件で塗布した後、得られた均一且つ緻密な薄膜を焼成させて測定した面抵抗、比抵抗及び密着力の結果を表1に示した。
(実施例28)
実施例2と同様な方法により製造したナノ粉末40gを、テルピネオール(TCI社製造)26.9gを添加して10分間攪拌した後、3本ロールミル(Three roll-mill;Drais Mannheim社製造)に3回通過させて、銀含量が59.8重量%で、粘度が8.1pa.sである導電性インク組成物を製造した。このように製造されたインク組成物を実施例17と同一な条件で塗布した後、得られた均一且つ緻密な薄膜を焼成させて測定した面抵抗、比抵抗及び密着力の結果を表1に示した。
(実施例29)
実施例2と同様な方法により製造したナノ粉末40g、2−エチルヘキシルアンモニウム2−エチルヘキシルカーボネート10g、テルピネオール(TCI社製造)16.67gを添加して10分間攪拌した後、3本ロールミル(Three roll-mill;Drais Mannheim社製造)に3回通過させて、銀含量が59.7重量%で、粘度が5.9pa.sである導電性インク組成物を製造した。このように製造されたインク組成物を実施例17と同一な条件で塗布した後、得られた均一且つ緻密な薄膜を焼成させて測定した面抵抗、比抵抗及び密着力の結果を表1に示した。
(1)接着力の評価:スコッチテープ(3M社製造、商品名:スコッチ)を印刷面に付着した後剥離して、接着面に銀膜が転写される状態を評価。○:テープの接着面に銀薄膜の転写がない場合△:テープの接着面に銀薄膜の一部が転写されて、基材と分離された場合×:テープの接着面に銀薄膜の大部分が転写されて、基材と分離された場合
(2)伝導度の評価:パターン1cm×3cmの長方形サンプルの製作後、これをAIT CMT−SR1000Nにより面抵抗測定。
上記のように、本発明による銀ナノ粒子の製造方法は、簡単な製造工程により多様な大きさの粒子製造及び粒子大きさの選択性を向上させる方法を提供することができて、このように製造された銀ナノ粒子を含む銀インクは、150℃以下の低い温度で短い時間焼成しても焼成が可能な銀インク組成物を提供することができる。
また、本発明による銀インク組成物は、低い温度でも短い時間に容易に焼成されて、高い伝導度を有する塗膜またはパターン形成が可能であり、金属、ガラス、シリコンウェハー、セラミック、ポリエステルやポリイミドのようなプラスチックフィルム、ゴムシート、繊維、木材、紙などのような多様な基板に、多様な塗布方法に適用できる銀インク組成物を提供することができる。
また、本発明の組成物を利用する場合、塗膜が均一に形成されて、形成された塗膜の伝導度及び接着力に優れており、上記の物性と共に、塗膜の亀裂発生が生じなく、品質を著しく向上させる効果を有する。
また、本発明の導電性インクを使用して、導電性接着剤、低抵抗金属配線、印刷回路基板(PCB)、軟性回路基板(FPC)、無線認識(RFID)タグ(tag)用アンテナ、太陽電池、2次電池または燃料電池、そしてプラズマディスプレイ(PDP)、液晶ディスプレイ(TFT-LCD)、有機発光ダイオード(OLED)、フレキシブルディスプレイ及び有機薄膜トランジスター(OTFT)などのような分野で、電極や配線材料として使用できる優れた導電性インク組成物を提供することができる。
10 第1反応器
11 第1注入口
12 第2注入口
13 第1攪拌機
14 第1排出口
15 第3注入口
16 第4注入口
17 第2反応器
18 第2攪拌器
19 第2排出口

Claims (8)

  1. a)下記化学式1で表される銀化合物と、化学式2〜4で表されるアンモニウムカルバメート系化合物、アンモニウムカーボネート系化合物、またはアンモニウムバイカーボネート系化合物から選択される1種または2種以上の混合物を反応させて、銀錯体化合物を製造する段階と、
    b)前記a)段階の銀錯体化合物に還元剤を反応させるか、熱を加え還元または熱分解させて、銀ナノ粒子を製造する段階と、
    c)前記b)段階で製造された前記銀ナノ粒子に溶媒を添加して、銀インク組成物を製造する段階と、
    を含むことを特徴とする銀インク組成物の製造方法。
    [化学式1]
    Agn
    [化学式2]
    [化学式3]
    [化学式4]
    式中、Xは、酸素、硫黄、ハロゲン、シアノ、シアネート、カーボネート、ニトレート、ニトライト、サルフェート、ホスフェート、チオシアネート、クロレート、パークロレート、テトラフロロボレート、アセチルアセトネート、カルボキシレート、及びこれらの誘導体から選ばれる置換基であり、
    nは、1〜4の整数であり、
    1〜R6は、互いに独立した、水素、C1〜C30の脂肪族や脂環族アルキル基またはC6〜C20のアリールやこれらの混合であるアラルキル(aralkyl)基、官能基が置換されたアルキル及びアリール基、ヘテロ環化合物と高分子化合物、及びこれらの誘導体であって、
    但し、化学式2のR1〜R5のうち少なくとも一つは水素ではなく、化学式3のR1〜R6のうち少なくとも一つは水素ではなく、化学式4のR1〜R3のうち少なくとも一つは水素ではない。
  2. 前記銀インク組成物は、導電体、金属前駆体、または1種以上のこれらの混合物を含むことを特徴とする、請求項1に記載の銀インク組成物の製造方法。
  3. 前記導電体または前記金属前駆体またはこれらの混合物の使用量が、インク組成物に対して1〜90重量%であることを特徴とする、請求項2に記載の銀インク組成物の製造方法。
  4. 前記導電体がAg、Au、Cu、Ni、Co、Pd、Pt、Ti、V、Mn、Fe、Cr、Zr、Nb、Mo、W、Ru、Cd、Ta、Re、Os、Ir、Al、Ga、Ge、In、Sn、Sb、Pb、Bi、Sm、Eu、Ac、Th及び少なくとも1種以上の金属またはこれらの合金または合金酸化物、導電性カーボンブラック、グラファイト、炭素ナノチューブ及び導電性高分子群から選択されるいずれか一つ以上の成分を含み、
    前記金属前駆体が下記化学式5の一つ以上の金属化合物群から選択されることを特徴とする、請求項2に記載の銀インク組成物の製造方法。
    [化学式5]
    n
    上記のMは、Ag、Au、Cu、Ni、Co、Pd、Pt、Ti、V、Mn、Fe、Cr、Zr、Nb、Mo、W、Ru、Cd、Ta、Re、Os、Ir、Al、Ga、Ge、In、Sn、Sb、Pb、Bi、Sm、Eu、Ac、Thであり、nは、1〜10の整数であって、Xは、酸素、硫黄、ハロゲン、シアノ、シアネート、カーボネート、ニトレート、ニトライト、サルフェート、ホスフェート、チオシアネート、クロレート、パークロレート、テトラフロロボレート、アセチルアセトネート、メルカプト、アミド、アルコキシド、カルボキシレート、及びこれらの誘導体から選ばれる置換基である。
  5. 前記金属前駆体が、酢酸金、シュウ酸パラジウム、2−エチルヘキサン酸銀、2−エチルヘキサン酸銅、ステアリン酸鉄、ホルム酸ニッケル、ジンクシトレート、ビスムスアセテート、硝酸銀、シアン化銅、炭酸コバルト、塩化白金、塩化金酸、テトラブトキシチタニウム、ジメトキシジルコニウムジクロライド、アルミニウムイソプロポキシト、錫テトラフルオロボレート、バナジウムオキシド、インジウム−錫オキシド、タンタリウムメトキシド、ドデシルメルカプト化金、インジウムアセチルアセトネート群から選択されるいずれか一つ以上の成分を含むことを特徴とする、請求項4に記載の銀インク組成物の製造方法。
  6. 前記銀インク組成物は、安定剤、バインダー、界面活性剤、分散剤、カップリング剤、湿潤剤、揺変剤またはレベリング剤から選択されるいずれか一つ以上の成分をさらに含むことを特徴とする、請求項1〜5の何れか一項に記載の銀インク組成物の製造方法。
  7. 前記安定剤が、第1アミン、第2アミン、若しくは第3アミンから選択されるアミン化合物、下記化学式2のアンモニウムカルバメート系化合物、下記化学式3のアンモニウムカーボネート系化合物、下記化学式4のアンモニウムバイカーボネート系化合物、下記化学式6、下記化学式7若しくは下記化学式8で表されるリン化合物、または、ブタンチオール、n−ヘキサンチオール、ジエチルサルファイド若しくはテトラヒドロチオフェンから選択される硫黄化合物から選択される1種以上であることを特徴とする、請求項6に記載の銀インク組成物の製造方法。
    [化学式2]
    [化学式3]
    [化学式4]
    化学式2〜4中、R1〜R6は、互いに独立した、水素、C1〜C30の脂肪族や脂環族アルキル基またはアリールやこれらの混合であるアラルキル(aralkyl)基、官能基が置換されたアルキル及びアリール基、ヘテロ環化合物と高分子化合物、及びこれらの誘導体から選択される置換基であって、
    但し、化学式2のR1〜R5のうち少なくとも一つは水素ではなく、化学式3のR1〜R6のうち少なくとも一つは水素ではなく、化学式4のR1〜R3のうち少なくとも一つは水素ではない。
    [化学式6]
    3
    [化学式7]
    (RO)3
    [化学式8]
    (RO)3PO
    化学式6〜8中、Rは、炭素数1〜20のアルキルまたはアリール基から選択される置換基である。
  8. 前記バインダーは、アクリル、セルロース、ポリエステル、ポリアミド、ポリエーテル、ビニル、ウレタン、ウレア、アルキド、シリコン、フッ素、オレフィン、石油、ロジン、エポキシ、不飽和ポリエステル、ジアリールフタレート樹脂、フェノール、オキセタン、オキサジン、ビスマレイミド、変性シリコン、メラミン、アクリル系樹脂、ゴム、天然高分子、ガラスレジン、ガラスフリットから選択されるいずれか一つ以上のものであることを特徴とする、請求項6に記載の銀インク組成物の製造方法。
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