JP5736521B2 - 航空機用低光沢uv硬化コーティング - Google Patents

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Description

本発明は、特に軍用機に適する低光沢の紫外線(UV:ultraviolet)光硬化コーティングを形成する方法に関する。
軍用機は、典型的には、低光沢コーティングでコーティングされている。コーティングは一般的には、噴霧塗布され、次いで硬化される。加熱による硬化が可能であるが、それには、航空機を収容するための十分大きいオーブンを必要とするので不都合がある。コーティング組成物は、周囲温度においてコーティングが硬化するように調製され得るが、周囲温度での硬化には時間がかかり、8〜24時間を要する可能性がある。UVまたは化学線への曝露による硬化が可能であるが、航空機の三次元形状は、固定供給源から航空機の曝露表面までUV放射線を向けることを困難にする。また、必要とされる色および低光沢を得るために、コーティング組成物は高度に着色されているとともに、つや消し剤を含有している。これらはいずれも、放射線を吸収する可能性があり、および/または放射線がコーティングの内部領域に入ることを妨げる可能性がある。また、多くのUV硬化性コーティング組成物は、それらの硬化が酸素によって抑制されるため、不活性雰囲気において硬化することが必要となるが、これは航空機などの大きな三次元の物体をコーティングするときには実用的ではない。
本発明は、航空機に関連するものなど三次元基材などの基材に硬化コーティングを提供する方法を提供する。この方法は、
(a)基材の外部表面に、
(i)ポリエン、
(ii)ポリチオール、
(iii)つや消し剤、および
(iv)着色顔料
を含むコーティング組成物を塗布する工程と、
(b)基材の外部表面にフィルムを形成する工程と、
(c)フィルムを、第1の波長を有するUV放射線の第1の線量に曝露する工程と、次いで、
(d)フィルムを、第2の波長を有するUV放射線の第2の線量に曝露する工程と
を含み、第2の線量は第1の線量より高く、かつ硬化コーティングは20未満の85°光沢度を有する。
コーティング組成物は、野外で手動で噴霧することによって航空機などの三次元物体に空気中で塗布されることができ、UV放射線への曝露は、手動で実行されることもできる。
以下の詳細な説明の目的のために、明白に反対に指定される場合を除き、本発明が様々な他の変形形態および工程順序を想定してもよいことは理解されるべきである。そのうえ、いずれかの操作例、またはその他に示される場合以外、例えば、明細書および請求項において使用される成分の量を表す全ての数は、全ての例において「約」という用語によって修飾されることは理解されるべきである。したがって、そうではないと示されない限り、以下の明細書および添付の請求項において明示される数値的なパラメータは近似値であり、本発明によって得られることが望まれる特性によって変化してもよい。少なくとも、そして請求の範囲への均等論の適用を限定する試みとしてではなく、それぞれの数値的な
パラメータは、報告された有効数字の数を考慮して、かつ、一般的な丸めの技術を適用することによって、少なくとも解釈されなければならない。本発明のより広い範囲を明示する数値的な範囲およびパラメータは近似値であるにもかかわらず、特定の実施例において明示される数値的な値は、可能な限り正確に報告される。しかしながら、いずれの数値も、それらのそれぞれの試験測定において見られる標準変差から必然的に得られるある種の誤差を本来的に含有する。
また、本明細書に列挙されるいずれの数値的な範囲も、その中に包含される全ての部分範囲を含むように意図される。例えば、「1〜10」の範囲は、列挙された最小値1と、列挙された最大値10との間(かつそれを含む)全ての部分範囲を含むように意図され、すなわち、1以上の最小値および10以下の最大値を有する。
本出願において、他の場合が特に明示されていない場合、単数の使用は複数を含み、かつ複数は単数を包含する。加えて、本出願において、他の場合が特に明示されていない場合、「および/または」が特定の例において明白に使用されてもよいが、「または」の使用は「および/または」を意味する。
「ポリマー」という用語は、コポリマーおよびオリゴマーを含むことを意味する。
アクリルおよびメタクリルは、(メタ)アクリルとして示される。同様に、アリルおよびメタリルは、(メタ)アリルとして示される。
脂肪族および脂環式は、(シクロ)脂肪族として示される。
「UV放射線」という用語は、325〜425ナノメートル(nm)で最強波長を有する放射線を意味する。
「着色顔料」という用語には、不透明顔料も含まれる。
本発明に用いられる適切なポリエンは数多く、広範囲に変化することができる。そのようなポリエンには、当該技術において既知であるものが含まれることができる。適切なポリエンの非限定的な例には、次式:
A−(X)
(式中、Aは有機部分であり、mは2以上の整数であり、かつXはオレフィン不飽和部分であり、かつmは2以上、典型的には2〜4である)
によって表されるものが含まれることができる。Xの例は、以下:
(式中、各Rは、Hおよびメチルから選択される基である)の構造の基である。
ポリエンは、放射線への曝露によって重合可能であるオレフィン二重結合を分子中に有する化合物またはポリマーであってもよい。そのような材料の例は、(メタ)アクリル官能性(メタ)アクリルコポリマー、エポキシ樹脂(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレート、ポリエーテル(メタ)アクリレート、ポリウレタン(メタ)アクリレート、アミノ(メタ)アクリレート、シリコーン(メタ)アクリレート、およびメラミ
ン(メタ)アクリレートである。これらの化合物の数平均モル質量(Mn)は、好ましくは約200〜10,000である。この分子は、好ましくは、平均して、放射線への曝露によって重合可能である2〜20個のオレフィン二重結合を含有する。各ケースで脂肪族および/または脂環式(メタ)アクリレートが好ましくは使用される。(シクロ)脂肪族ポリウレタン(メタ)アクリレートおよび(シクロ)脂肪族ポリエステル(メタ)アクリレートが特に好ましい。結合剤は、単独で、または混合物で使用されてもよい。
ポリウレタン(メタ)アクリレートの特定の例は、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートおよび/またはイソホロンジイソシアネート(それらのイソシアヌレートおよびビウレット誘導体を含む)などのポリイソシアネートと、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートおよび/またはヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートなどのヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートとの反応生成物である。ポリイソシアネートは、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートと1:1の当量比で反応させることができる。または、ポリイソシアネートは、1より高いNCO/OH当量比で反応させて、NCO含有反応生成物を形成することができる。このNCO含有反応生成物は、次いでジオールまたはトリオールなどのポリオール、例えば、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオールおよび/またはトリメチロールプロパンによって連鎖延長され得る。ポリエステル(メタ)アクリレートの例は、(メタ)アクリル酸または無水物と、プロポキシル化ジオールおよびトリオールなどのアルキル化ポリオールを含むジオール、トリオールおよびテトラオールなどのポリオールとの反応生成物である。ポリオールの例には、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールおよびプロポキシル化1,6−ヘキサンジオールが含まれる。ポリエステル(メタ)アクリレートの特定の例は、グリセロールトリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレートおよびペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレートである。
(メタ)アクリレートの他に、(メタ)アリル化合物またはポリマーを、単独で、または(メタ)アクリレートと組み合わせて使用することができる。(メタ)アリル材料の例は、1,4−ブタンジオールのジアリルエーテルおよびトリメチロールプロパンのトリアリルエーテルなどのポリアリルエーテルである。他の(メタ)アリル材料の例は、(メタ)アリル基を含有するポリウレタンである。例えば、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートおよび/またはイソホロンジイソシアネート(それらのイソシアヌレートおよびビウレット誘導体を含む)などのポリイソシアネートと、1,4−ブタンジオールのモノアリルエーテルおよびトリメチロールプロパンのジアリルエーテルなどのヒドロキシル官能性アリルエーテルとの反応生成物である。ポリイソシアネートは、ヒドロキシル官能性アリルエーテルと1:1の当量比で反応させることができる。または、ポリイソシアネートは、1より高いNCO/OH当量比で反応させてNCO含有反応生成物を形成することができる。このNCO含有反応生成物は、次いでジオールまたはトリオールなどのポリオール、例えば、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオールおよび/またはトリメチロールプロパンによって連鎖延長され得る。
本明細書に使用される場合、「ポリチオール官能性材料」という用語は、2個以上のチオール官能基(SH)を含有する多官能性材料を指す。放射線硬化性トップコート組成物を形成するために用いられる適切なポリチオール官能性材料は、数多く、多岐にわたり得る。そのようなポリチオール官能性材料は、当該技術において既知であるものを含むことができる。適切なポリチオール官能性材料の非限定的な例には、限定されないが、化合物およびポリマーを含む、少なくとも2個のチオール基を有するポリチオールが含まれる。ポリチオールは、エーテル結合(−O−)、ポリスルフィド結合(−S−)(式中、xは2以上であり、2〜4などである)を含むスルフィド結合(−S−)、およびそのような結合の組み合わせを有することができる。
本発明に用いられるポリチオールには、限定されないが、次式:
−(SH)
(式中、Rは多価有機部分であり、かつnは2以上、典型的には2〜6の整数である)の材料が含まれる。
適切なポリチオールの非限定的な例には、限定されないが、式HS−R−COOH(式中、Rは有機部分である)のチオール含有酸と、構造R−(OH)(式中、Rは有機部分であり、かつnは、2以上、典型的には2〜6である)のポリヒドロキシ化合物とのエステルが含まれる。これらの成分を、一般構造:
(式中、R、Rおよびnは、上記で定義されたとおりである)
を有するポリチオールを生じさせる適切な条件で反応させることができる。
チオール含有酸の例は、グリコール、トリオール、テトラオール、ペンタオール、ヘキサオールおよびそれらの混合物などのポリヒドロキシ化合物に対して、チオグリコール酸(HS−CHCOOH)、α−メルカプトプロピオン酸(HS−CH(CH)−COOH)、およびβ−メルカプトプロピオン酸(HS−CHCHCOOH)である。適切なポリチオールの他の非限定的な例には、限定されないが、エチレングリコールビス(チオグリコレート)、エチレングリコールビス(β−メルカプトプロピオネート)、トリメチロールプロパントリス(チオグリコレート)、トリメチロールプロパントリス(β−メルカプトプロピオネート)、ペンタエリスリトールテトラキス(チオグリコレート)、およびペンタエリスリトールテトラキス(β−メルカプトプロピオネート)、ならびにそれらの混合物が含まれる。
典型的には、ポリエンは、80〜98重量%、より典型的には90〜95重量%の量でコーティング組成物に存在し、ポリチオール材料は、典型的には2〜20重量%、より一般的には5〜10重量%の量で存在する。重量%は、ポリエンおよびポリチオールの全重量に基づく。
コーティング組成物は、つや消し剤も含有する。つや消し剤の例は、珪藻シリカ、合成シリカ、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸アルミニウムナトリウム、ケイ酸マグネシウム、バライト、炭酸カルシウム、硫酸バリウムおよびタルクなどの無機材料を含む粒状つや消し剤である。また尿素ホルムアルデヒド縮合生成物、微粒状ワックス、微粒状ポリエチレンおよびポリアミド粉末などの無機つや消し剤を使用することもできる。つや消し剤は、最適な光沢低下のために、典型的には3〜75マイクロメートル(ミクロン)、および一般的には、5〜50マイクロメートル(ミクロン)の粒径を有する。つや消し剤の量は、コーティング組成物の全重量に基づき、典型的には2〜90重量%、一般的には15〜60重量%である。
コーティング組成物は、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、硫酸亜鉛、リトポン、酸化鉄、硫化カドミウムおよびカーボンブラックなどの着色顔料も含有する。着色顔料の全量は、コーティング組成物の全重量に基づき、0〜90重量%、例えば5〜50重量%である。二酸化チタンとカーボンブラックとの混合物が、0.1〜10重量%のカー
ボンブラックおよび20〜50重量%の二酸化チタンの量でしばしば使用される。着色顔料の粒径は、典型的には、つや消し剤の粒径と同一範囲にある。
トップコート組成物は、紫外線放射に曝露される場合、光重合開始剤を含有してもよい。適切な光重合開始剤は、例えば、325〜425ナノメートル(nm)の波長範囲内で吸収するものである。光重合開始剤の例は、ベンゾインおよびベンゾイン誘導体、アセトフェノンおよびアセトフェノン誘導体、例えば、2,2−ジアセトキシアセトフェノン、ベンゾフェノンおよびベンゾフェノン誘導体、チオキサントンおよびチオキサントン誘導体、アントラキノン、1−ベンゾイルシクロヘキサノール、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−1−プロパン、有機リン化合物、例えば、アシルホスフィンオキシド、例えば、ビスアシルホスフィンオキシドである。光重合開始剤は、存在する場合、ポリエンおよびポリチオールおよび光重合開始剤の重量に基づき、例えば、0.1〜10重量%、一般的には、2〜7重量%の量で使用される。光重合開始剤は、一般的には、本発明の方法で使用される様々な波長に適合するように組み合わせて使用される。
コーティング組成物は、UV硬化性コーティング組成物に存在する慣習的な添加剤を任意選択で含有する。これらには、有機溶媒、レオロジー調節剤、消泡剤、湿潤剤、ヒンダードアミン光安定剤およびUV吸収剤が含まれる。これらの任意選択の成分は、コーティング組成物の全重量に基づき、90重量%まで、および一般的には60重量%以下の量で存在する。
コーティング組成物は、一般的には、様々な成分を単に混合することによって調製される。混合は典型的には室温で実行される。
コーティング組成物は、典型的には、航空機などの三次元物体に関連した金属基板である基材に塗布される。そのような基材は、典型的には、鋼(スチール)、アルミニウムおよびマグネシウムである。コーティング組成物は、直接的に基材に、またはあらかじめ基材に塗布されたプライマーコーティングに塗布されてもよい。プライマーが使用される場合、それは典型的には上記のトップコート組成物と同様のUV放射線硬化性組成物であり、かつ腐食抵抗および接着性の向上を提供するために調製される。
コーティング組成物は、プライマーおよびトップコートの両方とも、典型的には噴霧によって基材に塗布される。航空機への塗布に関して、典型的には野外での塗布のために、コーティング組成物は、ターボベルスプレーガンなどの商業的に入手可能なスプレーガンを使用する手動の噴霧によって塗布される。
トップコートの厚さは、低い光沢効果を達成するために、典型的には、5〜150マイクロメートル(ミクロン)、一般的には、12〜100マイクロメートル(ミクロン)である。プライマーコートは、一般的には、上記範囲の厚さを有する。
トップコート組成物が基材に塗布された後、UV放射線への曝露によって硬化される。航空機などの三次元物体のために、曝露は通常手動で行われて、典型的には野外適用である。トップコートを硬化する方法は、コーティングにUV放射線の第1の線量を与える2工程放射線曝露を含む。UV放射線の第1の線量は、部分的にコーティングの表面領域を硬化し、表面にしわを生じさせるために十分なものである。放射線は、典型的には、395ナノメートルにおいて最強波長を有する波長である。UV放射線の第2の線量は、第1よりも高エネルギーであって、コーティング全体を完全に硬化するために十分なものである。UV放射線の第2の線量は、典型的には、365ナノメートルにおいて最強波長を有する波長において行われる。第1の線量のエネルギー密度は、典型的には1平方センチメートルあたり200〜5000ミリジュール(mJ/cm)の範囲にある。第2の線量のエネルギー密度は、典型的には10,000〜1,000,000mJ/cmの範囲
にある。エネルギー密度は、曝露の時間、コーティングからUV供給源の距離を調節すること、および/またはUV供給源からのパワー出力を制御することによって制御することができる。典型的にはUV供給源は基材から7.62〜63.5センチメートル(3〜25インチ)離れており、曝露の時間は典型的には5〜15分である。
所望の波長においてUV放射線を放出するいずれの適切な供給源も使用されることができる。適切な供給源は、発光ダイオード、発光レーザー装置および高圧または中圧水銀蒸気タイプの発光ランプである。航空機への適用に関して、UV供給源は、手動で操作されるポータブルガンである。そのようなガンの例は、クリアストーン・テクノロジー社(Clearstone Technologies,Inc.)からのUV LEDランプである。
本発明に従って製造されるトップコートは、一般に、肉眼で見ることができないほど小さな非常に微細なしわを有する表面によって、低光沢またはマット仕上げを示す。この微細なしわが形成された表面は、つや消し剤とともに、本発明の方法によって得られるコーティングにおいて非常に低い光沢をもたらす。光沢度は、ガードナ(Gardner)85°光沢度計(グロスメーター)を使用して、鏡面光沢度に対する試験の標準方法、ASTM記号D523によって決定されてもよい。本発明の硬化されたトップコートコーティングの85°光沢度は、一般的には、9以下、例えば、5以下である。
(実施例)
以下の実施例は、UV硬化性プライマー調合物およびUV硬化性トップコート調合物の調製を示す。プライマーはアルミニウム基材に塗布されて、硬化された。トップコートは硬化されたプライマーに塗布されて、2工程放射線硬化が行われた。
実施例A
12リットルの反応器容器に、撹拌ブレード、窒素インレットおよび1つの供給インレットを備えることによって、本発明のために適切なウレタンポリアクリレートを調製した。装入(チャージ)1(下記参照)を容器に添加した。
−T−1890は、デグザ(Degussa)から商業的に入手可能なイソホロンジイソシアネートのイソシアヌレートである。
−イオノール(IONOL)は、コグニス(Cognis)から商業的に入手可能な2,6−ジ−t−ブチルクレゾールである。
装入1を、窒素ブランケット下で、70℃の温度まで反応器中で加熱した。70℃に達したとき、装入Bを45分間かけて、または80℃以下で反応温度を維持する速度で添加した。
−サートマー(Sartomer)SR−9003はプロポキシル化ネオペンチルグリコールジアクリレートモノマーであり、サートマー・カンパニー社(ペンシルバニア州、エクストン)(Sartomer Company, Inc., Exton, PA)から商業的に入手可能である。
装入Bの添加終了後、反応温度を1時間、80℃に維持した。1時間の保持後、装入Cを添加した。
装入Cの添加によって、反応材料のIRスペクトルにおいてNCOピークが見られなくなるまで反応を保持した。反応の完了後、装入Dを添加した。
ウレタンアクリレートは、61.5%(1時間/110℃で測定)の樹脂固体含有量およびW−Z2のガードナ粘度を有した。遊離ヒドロキシルエチルアクリレートは、<0.1%であった。上記のポリアクリレートは、以下のコーティング組成物の調製に使用され、アクリレート1と記載される。
実施例B
以下の成分を混合することから、UV硬化性プライマーコーティング組成物を調製した。
−アルケマ社(Arkema, Inc.)からのサートマー(Sartomer)SR 9003
−バイエル・マテリアル・サイエンス(Bayer Material Science)からのバイエロックス(BAYERROX)318M
−ビーワイケー・アディティブス(BYK Additives)からのディスパービーワイケー(DISPERBYK)110
−ビーワイケー・アディティブス(BYK Additives)からのビーワイケー(BYK)066N
−アルケマ社(Arkema, Inc.)からのサートマー(Sartomer)CD 9053
−チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(Ciba Specialty Chemicals)からのイルガキュア(IRGACURE)819
−ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトプロピオネート)
実施例C
以下の成分を混合することによって、UV硬化性トップコートを調製した。
−ランド・ユーエスエー社(Rand USA Corp.)からのゲノム(GENOME) 4425
−昭和電工 カレンズ MT PE 1.
−エボニック・テゴ・ケミー社(Evonik Tego Chemie GmbH.)からのテゴ・グライド(TEGO GLIDE)450
−チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(Ciba Specialty Chemicals)からのダロキュア(DAROCUR)1173
−アルケマ社(Arkema, Inc.)からのサートマー(Sartomer)SR 350
−チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(Ciba Specialty Chemicals)からのトリアジン型UV光吸収剤
−チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(Ciba Specialty Chemicals)からのヒンダードアミン光安定剤
−ゲノム(Genome)/ジプロピレングリコールジアクリレート粉砕媒体中でヘグマン(Hegman)の5〜6ゲージまで粉砕されたTiO;顔料対媒体の重量比は1.2:1
−エトキシル化トリメチロールプロパントリアクリレート中でヘグマン(Hegman)>6ゲージまで粉砕されたカーボンブラック;顔料対媒体の重量比は0.22:1
10−ビーエーエスエフ・ディスパーサンツ・アンド・ピグメンツ(BASF Dispersants and Pigments)からの分散剤
11−ダブリューアール・グレース社(WR Grace Co.)からの表面修飾シリ
カつや消し剤
12−サイテック・インダストリーズ(Cytec Industries)からのエベクリル(EBECRYL)168
13−アルケマ社(Arkema, Inc.)からのポリアミド粉末つや消し剤
実施例1
実施例Bのプライマーコーティング組成物をアルミニウム基材に噴霧塗布し、UV LED 365nmランプを使用して、4インチ(10cm)の標的距離において、100%パワー設定で10分間、硬化した。硬化されたプライマーコート(硬化プライマーコート)は、0.64ミル(16マイクロメートル)の乾燥フィルム厚さを有した。
実施例Cのトップコート組成物を、硬化されたプライマーコートに噴霧塗布し、トップコートは、UV LED 395nmランプを使用して、20インチ(50.8cm)の標的距離において、100%パワー設定で10分間(600mJ/cm)、続いて、UV LED365nmランプを使用して、4インチ(10.16cm)の標的距離において、100%パワー設定で10分間、硬化された。硬化されたトップコート(硬化トップコート)は、1.67ミル(42マイクロメートル)の乾燥フィルム厚さおよび2の85°光沢度を有した。

Claims (27)

  1. 基材に硬化コーティングを提供する方法であって、
    (a)前記基材の外部表面に、
    (i)ポリエン、
    (ii)ポリチオール、
    (iii)つや消し剤、および
    (iv)着色顔料
    を含む、プライマーコーティング組成物としてのコーティング組成物を塗布する工程と、
    (b)前記基材をUV放射線に曝露して、硬化プライマーコートを前記基材の前記外部表面に形成する工程と、
    (c)前記硬化プライマーコートの表面に、
    (i)ポリエン、
    (ii)ポリチオール、
    (iii)つや消し剤、および
    (iv)着色顔料
    を含む、トップコート組成物としてのコーティング組成物を塗布する工程と、
    (d)前記基材を、第1の波長を有するUV放射線の第1の線量に曝露する工程と、次いで、
    )前記基材を、第2の波長を有するUV放射線の第2の線量に曝露して、硬化トップコートを形成する工程とを含み、
    前記第2の線量が前記第1の線量より高く、
    前記硬化コーティングは前記硬化プライマーコートおよび前記硬化トップコートを含むとともに、前記硬化トップコートが10未満の85°光沢度を有する方法。
  2. 前記第1の波長が395nmにおいて最強波長を有し、かつ前記第2の波長が365nmにおいて最強波長を有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の線量が50〜10,000mJ/cmであり、かつ前記第2の線量が1000〜1,000,000mJ/cmである、請求項1に記載の方法。
  4. 前記硬化コーティングが5〜150マイクロメートルの乾燥フィルム厚さを有する、請求項1に記載の方法。
  5. 前記つや消し剤が、前記コーティング組成物に、該組成物の全重量に基づき2〜90重量%の量で存在する、請求項1に記載の方法。
  6. 前記つや消し剤が3〜75マイクロメートルの粒径を有する、請求項1に記載の方法。
  7. 前記着色顔料が二酸化チタンとカーボンブラックとの混合物である、請求項1に記載の方法。
  8. 前記二酸化チタンが、前記コーティング組成物の全重量に基づき、20〜50重量%の量で前記コーティング組成物に存在する、請求項7に記載の方法。
  9. 前記カーボンブラックが、前記コーティング組成物の全重量に基づき、0.1〜10重量%の量で前記コーティング組成物に存在する、請求項7に記載の方法。
  10. 前記ポリエンが、構造式
    A−(X)
    (式中、Aは有機部分であり、Xはオレフィン不飽和部分であり、かつmは2以上である)を有する、請求項1に記載の方法。
  11. Xが、−C(O)CR=CHおよび−CH−CR=CH(式中、Rは水素またはメチルである)から選択される、請求項10に記載の方法。
  12. Aがエステルおよびウレタンから選択される基を含有する、請求項10に記載の方法。
  13. Aがポリイソシアネートから誘導される、請求項10に記載の方法。
  14. A−(X)がポリウレタン(メタ)アクリレートである、請求項10に記載の方法。
  15. A−(X)がポリエステル(メタ)アクリレートである、請求項10に記載の方法。
  16. 前記ポリイソシアネートが、脂環式ポリイソシアネートを含む脂肪族である、請求項13に記載の方法。
  17. mが2〜4である、請求項10に記載の方法。
  18. 前記ポリチオールが、構造式R−(SH)(式中、Rは有機部分であり、かつnは2以上である)を有する、請求項1に記載の方法。
  19. Rがエステル基を含有する、請求項18に記載の方法。
  20. Rがポリオールから誘導される、請求項18に記載の方法。
  21. 前記ポリチオールがチオール官能性有機酸とポリオールとの反応生成物である、請求項18に記載の方法。
  22. nが2〜4である、請求項18に記載の方法。
  23. 前記ポリエンおよびポリチオールの重量に基づく重量%で、前記ポリエンが80〜98重量%の量で前記トップコート組成物に存在し、かつ前記ポリチオールが2〜20重量%の量で存在する、請求項1に記載の方法。
  24. 前記基材が三次元形状を有する、請求項1に記載の方法。
  25. 前記基材が航空機の外部表面である、請求項24に記載の方法。
  26. 前記UV放射線の第1および第2の線量がともに手動で適用される、請求項1に記載の方法。
  27. 航空機の外部表面に硬化コーティングを提供する方法であって、
    (a)前記航空機の前記外部表面に、
    (i)ポリエン、
    (ii)ポリチオール、
    (iii)つや消し剤、および
    (iv)着色顔料
    を含む、プライマーコーティング組成物としてのコーティング組成物を手動で噴霧する工程と、
    (b)前記航空機の前記外部表面をUV放射線に曝露して、硬化プライマーコートを前記航空機の前記外部表面に形成する工程と、
    (c)前記硬化プライマーコートの表面に、
    (i)ポリエン、
    (ii)ポリチオール、
    (iii)つや消し剤、および
    (iv)着色顔料
    を含む、トップコート組成物としてのコーティング組成物を噴霧する工程と、
    (d)前記航空機の前記外部表面を、第1の波長を有するUV放射線の第1の線量に手動で曝露する工程と、次いで、
    )前記航空機の前記外部表面を、第2の波長を有するUV放射線の第2の線量に手動で曝露して、硬化トップコートを形成する工程と
    を含み、前記第2の線量が前記第1の線量より高く、
    前記硬化コーティングは前記硬化プライマーコートおよび前記硬化トップコートを含むとともに、前記硬化トップコートが5未満の85°光沢度を有する方法。
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