JP5727496B2 - 触媒ロースターコンベアベルトを乾燥させる装置及びそれを使用する方法 - Google Patents

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Description

本出願は、2009年10月28日に出願された米国仮出願第61/255591号の利益を主張するものであり、その全体は参照により本明細書に組み込まれる。
本開示は、全体的には、例えば無機塩触媒などの材料を、触媒ロースターコンベアから、例えば加熱空気流などの熱源を用いて、気化させるための装置、システム及び方法に関するものである。
アルキレンオキシドには多様な有用性が知られている。例えばエチレンオキシドは、エチレングリコール、非イオン性界面活性剤、グリコールエーテル、エタノールアミン、そしてポリエチレンポリエーテルポリオールの製造に用いられる。エチレングリコールは自動車用クーラントとして、不凍液として、そしてポリエステル繊維及び樹脂の調製に用いられる。プロピレンオキシドは、プロピレングリコール及びポリプロピレンポリエーテルポリオールの製造に用いられ、これらはポリウレタンポリマーの用途に用いられる。
エチレンオキシドやプロピレンオキシドなどのアルキレンオキシドは、エチレンやプロピレンなどのオレフィンを、アルミナに担持させた金属銀を含む無機触媒上で、約250度の昇温下に酸素で酸化することにより製造される。典型的には、塩化物などの促進剤も含まれる。エチレンオキシド又はプロピレンオキシド触媒の生成は触媒ロースターのような装置内で生じ、該装置には、一般的に、装置から銀触媒を除去するのを促進するために酸浴(acid bath)が含まれており、酸浴には硝酸が入っているのが一般的である。硝酸銀残渣は、コンベアから残渣を吹き飛ばすために、エアナイフを通過させられる。このようなプロセスで発生する酸煙(acid fume)の管理は困難なことであり、場合によっては、そのような酸煙は工業処理用の建物の室内へと抜け出して、深刻な産業衛生上及び安全上の問題をもたらす場合がある。したがって、上述のような課題を解決するためのプロセスが必要となる。
ひとつの態様によれば、触媒ロースターベルトを乾燥するための装置であって、触媒ロースターベルト入口と触媒ロースターベルト出口と加熱媒体入口と加熱媒体出口とを有する乾燥槽を備え、前記触媒ロースターベルト入口と触媒ロースターベルト出口とは第1の方向に沿って間隔をあけて設けられ、前記加熱媒体入口と加熱媒体出口とは第2の方向に沿って間隔をあけて設けられ、前記加熱媒体入口は前記触媒ロースターベルト入口から第2の方向に間隔をあけて設けられ、そして前記触媒ロースターベルト入口は、前記第2の方向に沿って、前記加熱媒体入口と加熱媒体出口との間に位置している、装置が提供される。
別の態様では、上記の装置のためのシステムが提供され、前記システムは酸浴と可動触媒ロースターベルトを備え、前記可動触媒ロースターベルトは、コンベアベルトからの無機塩を蒸発されるために、前記酸浴から、前記触媒ロースターベルト入口を経由し、さらに前記触媒ロースターベルト出口を経由して、延在している。
別の態様では、上記の装置内において触媒ロースターベルトから無機塩を除去するための方法が提供され、前記方法は、その上に無機塩を配置した触媒ロースターベルト、ここで前記触媒ロースターベルトは触媒ロースターベルト入口と触媒ロースターベルト出口間に延在している、を準備する工程と、加熱媒体を触媒ロースターベルトの第1の面に供給して、加熱媒体が触媒ロースターベルトを経由して触媒ロースターベルトの第2の面へと流れ、無機塩が蒸発させられるようにする工程と、を含む。
さらに別の態様では、触媒ロースターベルトから遷移金属を除去する方法が提供され、該方法は、触媒ロースターベルトを酸浴を通過させて遷移金属の塩が形成されるようにし、そして触媒ロースターベルトから液体の酸の液滴を除去する工程と、加熱媒体を触媒ロースターベルトの第1の面から供給して、加熱媒体が触媒ロースターベルトを経由して触媒ロースターベルトの第2の面へと流れて無機塩を蒸発させるようにする工程と、を含む。
本開示のひとつの態様による、酸煙の発生を管理するための、乾燥槽を備えたエアナイフシステムの概略図である。 図1の乾燥槽の透視図である。 図2Aの断面Aの詳細図であって、乾燥槽の入口を経由するベルトの経路を示す。 図2Aの断面Bの詳細図であって、乾燥槽の出口を経由するベルトの経路を示す。 乾燥槽の線A−Aを経由する断面図であって、空気入口と散気装置の構造を示す。 エアフック(air hook)とベルトの配置方向を示す拡大図である。 第2ゾーン内のベルトの上面図であって、ベルトと乾燥槽の側壁との間の間隙を示す。 乾燥槽の穴あき板の詳細図であって、その構造を示す。 エアナイフの詳細図であって、エアフックと触媒ロースターベルトに対する配置方向を示す。
これから図面を参照しながら、具体的な実施形態を詳細に説明する。図面にはいくつかの実施形態が示されるけれども、それらの図面は必ずしも正確な縮尺ではなく、本発明をよりよく説明するために、特定の特徴を誇張し、除去し、あるいは部分的に断面(sectioned)としている場合がある。さらに、本明細書中で説明される実施形態は、例示のためのものであって、網羅的なものを意図するものではなく、特許請求の範囲を、図面及び後述の詳細な説明において開示された精密な形態や配置方向に制限又は限定しようとするものではない。
図1は、本開示のひとつの態様にしたがった、酸煙の発生を管理するために乾燥槽を備えたエアナイフシステム10の側面概略図である。このシステムは、容器14を含む酸浴12を備えており、前記容器は、底部16、この底部は容器の下方に化合物が形成されるようにパネル13と15とを鈍角17に結合したものからなっていてもよい、と、前記底部とは反対側に間隔を空けて位置する頂部18と、それらの間に連続して延在して容器の輪郭を形成する側壁20とを有する。各側壁は、鈍角でパネル13と15のそれぞれから延在しそしてパネル21に鈍角で結合して容器を形成するパネル19を含んでいてもよい。前記容器は、硝酸のような酸溶液23を収容するのに適切な材料で構成されており、これは遷移金属塩のような無機塩、より具体的には例えば硝酸銀堆積物やその他の触媒堆積物のような硝酸塩を、ベルト26、このベルトは当分野で既知のエチレンオキシド触媒ロースターベルトであってもよい、から取り除くための酸洗浄システムとして有用である。1つの実施形態として、触媒ロースターベルトは酸溶液の作用に耐性のある金網から構成されていてもよい。前記容器はさらにローラー22と24を備えており、このローラーは好ましくは酸浴の液面25の下に配置され、そしてベルトが容器開口部31を通り、ローラーの下方で酸浴を通過し、出口33から矢印31の方向、これは第1の方向を示す、へと通過するように、配置されることが好適である。これらのローラーは酸溶液の腐食作用に耐性のある材料から作られる。
乾燥槽又は第2の加熱ゾーン56と酸浴容器との間には、エンクロージャー状の遮壁40が配置されており、ベルトはその中を通って乾燥槽へと進まねばならない。この遮壁には頂部42と底部44とがあり、これらは一般的に空間を空けて対向する関係にあり、側壁46と47、そして49と43によって隔てられて、ベルトが通過するための空間部41を形成する。遮壁は少なくとも1つ、好ましくは複数のローラー50、52、54を備え、このローラーは、ベルトがエアナイフシステム34の近傍を通過し、そこでベルトに第1段階の乾燥が行われて温かい希硝酸浴の溶液の除去が開始するように、遮壁体のエンクロージャー内に配置される。この遮壁は、酸煙が工業処理用の建物の室内へ漏れるのを防ぐようにするため、実質的に密閉系である。
エアナイフシステム34はベルトから酸溶液を除去するために使用することができる。1つの実施形態では、このエアナイフシステムは、導管37を経由してエアナイフ36と流体が連通する送風機構35からなっており、これにより空気が供給されて、ベルトが酸浴から遮壁内を第1の方向へと通過する際に、ベルト上に送風されるようにしてもよい。この設計の態様では、エアナイフは、コンベアベルトの全幅にわたる細いスリットを有し(このためにエアナイフという名である)、そのスリットを空気が高速(毎秒100メートルを超える)で通過し、そしてロースターベルトに衝撃を与えて、ベルトが酸浴から遮壁部分へと通過する際に、ベルトに残っている硝酸塩溶液の乾燥を促進するようにできる。エアナイフはさらに、以下に説明するようにして導入された空気を酸浴からエアナイフ送風機へと戻すようにする、通気管39を備えている。
前述のように、遮壁は、このシステムが設置された工業処理用の建物の室内に対して実質的に密封状態である。乾燥槽56は中空構造であって、空間を空けて対向する頂部57と底部59を含み、対向する出口側壁面61と入口側壁面63、そして対向する側壁65と67によって隔てられて、内部空間69を形成している。ローラー54は、有利には、入口側壁面63におけるロースターベルト入口51の近くに配置して、ロースターベルトを乾燥槽の内部空間69へと誘導するのに役立つようにする。乾燥槽には、真空源71と流体的に連通している通気口70を設置して、酸煙と蒸発した無機塩をシステムから封じ込めゾーン(図示されない)へと排気するようにし、これにより、酸煙がシステムが稼動する領域内で感知できるレベルまで増加することを防止するようにする。導管85と83の間にあり出口30を経由するロースターベルトは以下に説明される。
本開示で意図されるシステムの1つの実施形態を説明したが、図2Aから2Gは、本開示で意図される乾燥槽の配置の1つを図示するものである。具体的には、乾燥槽には、第1の方向に間隔をあけて配置されたロースターベルト入口51及びロースターベルト出口30と、乾燥槽の側壁に第2の方向に配設された加熱媒体入口72及び加熱媒体出口74とを、設けることができる。空気入口と空気出口は、穴あき板76がそれらの間に位置するとともに、乾燥槽の内壁(バッファー)78と80との間及び乾燥槽の側壁65と67の間に延在するように、配置される。ベルトは、乾燥槽を通過する際に、穴あき板のごく近くを第1の方向に沿って通過する。したがって、加熱媒体入口は触媒ロースターベルト入口から第2の方向に間隔をあけて設けられ、触媒ロースターベルト入口は第2の方向に沿って加熱媒体入口と加熱媒体出口の間に配置されることが理解される。
図2Fに見ることができるように、ベルト26は、乾燥槽の通過を容易にするために、穴あき板76よりもわずかに小さい幅を有する。1つの実施形態において、ベルトは、穴あき板及び乾燥槽の側壁65、67の両側で、1インチの隙間を生じるようにする。図2Gに見られるように、穴あき板76は少なくとも1つ、好適には複数の開口部73を備えており、これにより約450℃〜約750℃の空気その他の気体などの加熱媒体が、入口72から導入されて開口部73を通過し、ベルトと接触してベルトを乾燥させ、そしてベルト上の無機塩触媒残渣を蒸発させるようにする。開口部73は、ロースターベルトの乾燥を最適化するために、この開口部を通過する最適の空気流が得られるように、配向、設計される。均一に分布した少なくとも10の開口部、好適には40〜200の開口部、最大で約500の開口部が、この実施形態の構造としては最適であり、そして各開口部は約0.5〜約5.0インチ(約1.3cm〜約12.7cm)の直径を有するべきであることが見出された。しかしながら、別の開口部数や別の開口部直径も意図されるものであり、記載される他のシステム配置においては有利な場合がある。短絡流を防ぐために、穴あき板は、側壁65と67から、コンベアベルトと側壁との間隙の少なくとも2倍の間をあけて配置する。ロースターベルトに加熱空気をあてて乾燥させると、残渣の酸浴溶液は蒸発され、真空源71によって通気口70から吸引されて、前述のように建物から排出される。このシステムは、極めてわずかな真空、例えばHO柱で0.1インチ(約0.3cm)未満の真空を利用して、蒸発した残渣硝酸及び蒸発した無機塩触媒の煙霧(fume)を乾燥槽から吸引して安全に排気することが可能となるように構成できる。
図2Dは本開示で有用な加熱媒体入口と加熱媒体出口のシステム75の側面図であり、図2AのD−Dに沿って見た図である。具体的には、図2Aに見られるように、加熱媒体入口と出口のシステムは、それぞれ、導管82と84により構成されていてよい。これらの導管は、ベルトの進行方向35、ベルト入口及び出口に対して、第2の方向に延びている。加熱媒体入口導管は、間隔をあけて互いに対向する関係にある頂部77及び底部79と、それらの間に延在する側壁87及び89とを有し、これにより導管を形成するように構成される。同様に、加熱媒体出口は、間隔をあけて互いに対向する関係にある頂部91及び底部93と、それらを隔てる側壁94及び95とにより、導管を形成するように構成される。導管82は、加熱媒体入口導管として機能するが、さらにじゃま板又は散気装置83を備えて、ここを通って中に入る加熱空気が、間隔をあけて配置した開口部96と97によって乾燥槽の内部へと拡散されるようにしてもよい。入口導管は、ロースターベルトを迅速に乾燥させるのに充分な流入量が供給されるようにする。1つの実施形態では、入口導管は約4000lbs/時(約1814.37kg/時)の空気流量を供給することが可能であり、そして約450℃から約750℃又はそれ以上の高温に耐えるように構成される。この温度範囲は無機塩触媒を蒸発させる役割を果たす。前に述べたように、流入する空気は穴あき板の開口部を通り、この空気がロースターベルトを通過して残っている酸浴溶液を蒸発させる。空気出口導管84は、少なくとも1つ、好適にはいくつかの空気出口85を備え、これにより空気入口からの空気の流れを調節して、乾燥槽内の圧力が増大して乾燥層の構造的な限界を超えてしまうことがないようにする。これらの導管の寸法は等しいことが好ましく、このシステムの少なくとも1つの実施形態では、空気入口のじゃま板の開口部96及び97と空気出口85とは、互いの中心間が約16インチとなる位置に配置するように定められた。さらに、これらの導管は、それぞれ、穴あき板及びロースターベルトから所定の距離の間隔をあけて配置される。1つの実施形態では、入口導管の頂部は穴あき板から約4インチあけて、そして出口導管は触媒ロースターベルトから約4インチあけて、配置される。
図2Aに戻ると、ベルト入口51にはエアフック98と99のそれぞれが備えられており、これにより入口51から吸い込まれる空気をベルトの上方へと向かわせるようになっていることが分かる。同様に、ベルト出口30にはエアフック100と101のそれぞれが備えられており、これにより、ベルトが乾燥槽を出る際に、出口30から吸い込まれる空気をベルトの上方へと向かわせるようになっている。エアフックの構造は、ベルト入口に設けたエアフックを示す図2B、及び、ベルト出口に設けたエアフックを示す図2Cを参照すると、よりよく理解できる。
ベルト入口のエアフックとベルト出口のエアフックは同じものなので、図2Eを参照して説明する。空気入口に付随するエアフックに関して説明するけれども、このシステムで用いられるすべてのエアフックに、同じことが当てはまることが理解される。上部エアフック98は、厚さ27を有する触媒ロースターベルト26によって、下部エアフック99と隔てられている。これらのフックはそれぞれ丸みのある断面102と104を有しており、これらは同じであってもよい。この丸みのある断面は、それぞれ、第2の方向などの同じ方向に配向されており、これにより、空気流が乾燥槽に入る際にベルトの上方へと向かうようにされる。したがって、空気入口でのエアフック98と99が第1の配置方向に配向される一方で、空気出口でのエアフックは、反対の配置方向に配向され、これにより空気が乾燥槽内へと吸引される際に、空気流が触媒ロースターベルトの上方へと向かうようにされる。
すでに説明したように、このシステムはエアナイフシステムを備えており、これにより、触媒ロースターベルトが酸浴を出る際に空気を触媒ロースターベルトの上に強制的に向かうようにする。エアナイフの動作を説明するために、図1及び図3を参照する。具体的には、図3はロースターベルトに近接するエアナイフの詳細図である。エアナイフは、酸浴の頂部でベルト出口33に近接して設置される。出口33の106側にエアフック107が配置されて、ベルト26と酸浴・ケース間の結合部との間に薄い空気のシール(air foil seal)を形成するようになっている。別のエアフック108が、出口33の110側にエアナイフに隣接して配置され、酸浴出口とエアナイフとの間のシールを形成するようになっている。ベルトが酸浴を出る際に、エアナイフは高速の空気流でベルトを「パワー洗浄(power wash)」して、残留酸溶液をベルトから酸浴容器へと強制的に戻す。エアナイフの作用により追加的な空気が酸浴容器に戻るように導入され得ることが、理解されるであろう。したがって、通気導管又は吸入管39は、空気浴容器と送風機との間で流体が連通するようにしており、これにより、浴に導入された空気が送風機を経て戻され、そこからエアナイフを通って、残留酸溶液をベルトから吹き飛ばして酸浴容器へと戻すように向かうようになることが、確保される。
これまで本システムの少なくとも1つの実施形態を説明してきたのであるが、1つの態様において、本システムは、上述のように、触媒ロースターベルト上に無機塩が堆積しており、触媒ロースターベルトが触媒ロースターベルト入口から触媒ロースターベルト出口まで延在しているような装置及びシステムを用いて、触媒ロースターベルトから無機塩を除去するための方法に使用可能であることが分かるであろう。このシステムは、触媒ロースターベルトの第1の面に加熱媒体を有してもよく、これによりこの加熱媒体が触媒ロースターベルトを通過して触媒ロースターベルトの第2の面へと流れ、無機塩を蒸発させるようにできる。
別の実施形態では、触媒ロースターベルト上に堆積した無機塩を除去するための方法であって、無機塩が堆積した触媒ロースターベルトを準備することと、加熱媒体を前記触媒ロースターベルトの第1面に供給し、加熱媒体が触媒ロースターベルトを通過して触媒ロースターベルトの第2面へと流れ、無機塩を蒸発させるようにすること、とを含む方法が示される。触媒ロースターベルトは第1の方向に移動するようにでき、加熱媒体は第2の方向に流れる。第1の方向と第2の方向とは互いに平行であってもなくてもよい。加熱媒体は空気であってよく、無機塩は硝酸塩、より具体的には硝酸銀であってよい。
別の実施形態では、本方法にはエンクロージャーが含まれ、その中で触媒ロースターベルトが部分的に配置され、その中に加熱媒体が流れるようにしてもよい。このエンクロージャーは大気圧より低い圧力で稼動し、好適にはHO柱で約0.1インチ(約0.3cm)以下の真空度で稼動することが可能である。
別の実施形態では、触媒ロースターベルトを乾燥する方法であって、エンクロージャーが触媒ロースターベルト入口を備えており、前記方法がさらに、触媒ロースターベルト入口を通して空気を受け入れること、及びこの受け入れた空気を触媒ロースターベルトからそらすこと、を含む方法が示される。加熱媒体は、乾燥槽内に導入されたとき、触媒ロースターベルトを通過して流れる前に、エンクロージャー内の複数の方向に流れるようにしてもよい。別の実施形態では、システムが2つのじゃま板を有する場合、加熱媒体がじゃま板の間を流れるように、加熱媒体を触媒ロースターベルトの第1の面に導入してもよい。
別の実施形態では、触媒ロースターベルトから遷移金属を除去する方法は、次の各工程、すなわち、触媒ロースターベルトを酸浴を通過させて、硝酸銀のような遷移金属塩を形成させる工程、押込空気(forced air)のような気体流を触媒ロースターベルトに衝突させて、液体状の酸液滴を触媒ロースターベルトから除去する工程、及び、加熱媒体を触媒ロースターベルトの第1の面に供給して、加熱媒体が触媒ロースターベルトの第2の面へと流れ、無機塩が蒸発されるようにする工程、を含むことができる。酸は硝酸とすることができ、加熱媒体の温度は約450℃を下回らず約750℃を超えない。
以上の説明は、本発明の方法及びシステムの例示的な実施形態を例証し説明することのみを目的としたものである。網羅的であったり、開示されたいずれかの精密な形態に本発明を限定したりすることは、意図されていない。当業者には理解されるであろうが、本発明の範囲を離れることなく、種々の変更を行い、その構成要素を均等物で置き換えることができる。さらに、具体的な状態や材料を、その本質的範囲から離れることなく本発明の教示に適合させるために、多くの修正を行うことができる。したがって、本発明は、その実施に関してベストモードとして開示された特定の実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲に属するすべての実施形態を包含することが意図されている。本発明は、その精神又は範囲から離れることなく、具体的に説明し例証したものとは別のやり方で実施を行うことができる。本発明の範囲は、特許請求の範囲のみによって限定される。
以下に、本願発明に関連する発明の実施形態について列挙する。
[実施形態1]
触媒ロースターベルト(26)を乾燥させるための装置であって、
触媒ロースターベルト入口(51)を有する乾燥槽(56)と、
触媒ロースターベルト出口(30)と、
加熱媒体入口(72)と、
加熱媒体出口(74)と、
を備え、
ここにおいて、触媒ロースターベルト入口(51)と触媒ロースターベルト出口(30)とは第1の方向に沿って間隔をあけて設けられており、加熱媒体入口(72)と加熱媒体出口(74)とは第2の方向に沿って間隔をあけて設けられており、加熱媒体入口(72)は触媒ロースターベルト入口(51)とは第2の方向に間隔をあけて設けられ、そして触媒ロースターベルト入口(51)は、前記第2の方向に沿って加熱媒体入口(72)と加熱媒体出口(74)との間に位置する、
触媒ロースターベルト(26)を乾燥させるための装置。
[実施形態2]
触媒ロースターベルト出口(30)が、前記第2の方向に沿って加熱媒体入口(72)と加熱媒体出口(74)との間に位置する、前記実施形態1に記載の装置。
[実施形態3]
触媒ロースターベルト(26)が網状体を含む、前記実施形態1に記載の装置。
[実施形態4]
第1の方向に沿って間隔をあけて設けた少なくとも2つのじゃま板(78,80)を備えた、前記実施形態1に記載の装置。
[実施形態5]
加熱媒体入口(72)が前記2つのじゃま板(78,80)の間に配置される、前記実施形態4に記載の装置。
[実施形態6]
さらに、第2の方向に沿って加熱媒体入口(72)と触媒ロースターベルト入口(51)の間に位置する穴あき板(76)を備えた、前記実施形態1に記載の装置。
[実施形態7]
さらに、乾燥槽(56)の内部に突き出た加熱媒体入口散気装置(83)を備えた、前記実施形態1に記載の装置。
[実施形態8]
さらに、第2の方向に沿って加熱媒体入口(72)と加熱媒体出口(74)から間隔をあけて設けた通気口(70)を備えた、前記実施形態1に記載の装置。
[実施形態9]
乾燥槽(56)が、第3の方向に沿って間隔をあけて設けた第1及び第2の側面(65,67)を含み、加熱媒体入口(72)と加熱媒体出口(74)の両者が、前記乾燥槽(56)の第1の側面上に配置された、前記実施形態1に記載の装置。
[実施形態10]
さらに、加熱媒体入口(72)を通して流動できる加熱媒体を含む、前記実施形態1に記載の装置。
[実施形態11]
加熱媒体が気体である、前記実施形態10に記載の装置。
[実施形態12]
酸浴(12)と、
前記実施形態1に記載の装置と、
酸浴(12)から触媒ロースターベルト入口(51)を経由し、そして触媒ロースターベルト出口(30)を経由して延在する、可動性の触媒ロースターベルト(26)と、
を含むシステム(10)。
[実施形態13]
触媒ロースターベルト(26)から無機塩を除去する方法であって、
前記実施形態1に記載の装置を用意することと、
無機塩が堆積した触媒ロースターベルト(26)を用意し、ここで触媒ロースターベルト(26)は触媒ロースターベルト入口(51)と触媒ロースターベルト(30)の間を延在するものであることと、
加熱媒体を触媒ロースターベルト(26)の第1の面に供給して、加熱媒体からの熱が触媒ロースターベルト(26)を経由して触媒ロースターベルトの第2の面へと流れ、そして無機塩が蒸発されるようにすることと、
を含む方法。
[実施形態14]
無機塩が遷移金属塩である、前記実施形態13に記載の方法。
[実施形態15]
無機塩が硝酸銀である、前記実施形態14に記載の方法。
[実施形態16]
触媒ロースターベルト(26)から遷移金属を除去する方法であって、
触媒ロースターベルト(26)を酸浴(12)を通過させて、遷移金属塩を形成させることと、
液体状の酸液滴を触媒ロースターベルト(26)から除去することと、
加熱媒体を触媒ロースターベルト(26)の第1の面に供給して、加熱媒体からの熱が触媒ロースターベルト(26)を通過して触媒ロースターベルト(26)の第2の面へと流れ、そして無機塩が蒸発されるようにすることと、
を含む方法。
[実施形態17]
酸が硝酸である、前記実施形態16に記載の方法。
[実施形態18]
加熱媒体の温度が約450℃以上である、前記実施形態16に記載の方法。
[実施形態19]
加熱媒体の温度が約750℃以下である、前記実施形態16に記載の方法。
[実施形態20]
遷移金属が銀である、前記実施形態16に記載の方法。

Claims (18)

  1. 触媒ロースターベルト(26)を乾燥させるための装置であって、
    触媒ロースターベルト入口(51)を有する乾燥槽(56)と、
    触媒ロースターベルト出口(30)と、
    加熱媒体入口(72)と、
    加熱媒体出口(74)と、
    を備え、
    第2の方向に沿って加熱媒体入口(72)と触媒ロースターベルト入口(51)の間に配置された穴あき板(76)であって、触媒ロースターベルト(26)の所定の経路に実質的に平行な穴あき板(76)が配置され、ここにおいて、触媒ロースターベルト入口(51)と触媒ロースターベルト出口(30)とは第1の方向に沿って間隔をあけて設けられており、加熱媒体入口(72)と加熱媒体出口(74)とは第2の方向に沿って間隔をあけて設けられており、加熱媒体入口(72)は触媒ロースターベルト入口(51)とは第2の方向に間隔をあけて設けられ、そして触媒ロースターベルト入口(51)は、前記第2の方向に沿って加熱媒体入口(72)と加熱媒体出口(74)との間に位置し、さらに、加熱媒体入口(72)と加熱媒体出口(74)は乾燥槽(56)の一つの側壁内に設けられており、前記触媒ロースターベルト(26)が網状体を含むものである、
    触媒ロースターベルト(26)を乾燥させるための装置。
  2. 触媒ロースターベルト出口(30)が、前記第2の方向に沿って加熱媒体入口(72)と加熱媒体出口(74)との間に位置する、請求項1に記載の装置。
  3. 第1の方向に沿って間隔をあけて設けた少なくとも2つのじゃま板(78,80)を備えた、請求項1に記載の装置。
  4. 加熱媒体入口(72)が前記2つのじゃま板(78,80)の間に配置される、請求項3に記載の装置。
  5. さらに、乾燥槽(56)の内部に突き出た加熱媒体入口散気装置(83)を備えた、請求項1に記載の装置。
  6. さらに、第2の方向に沿って加熱媒体入口(72)と加熱媒体出口(74)から間隔をあけて設けた通気口(70)を備えた、請求項1に記載の装置。
  7. 乾燥槽(56)が、第3の方向に沿って間隔をあけて設けた第1及び第2の側面(65,67)を含み、加熱媒体入口(72)と加熱媒体出口(74)の両者が、前記乾燥槽(56)の第1の側面上に配置された、請求項1に記載の装置。
  8. さらに、加熱媒体入口(72)を通して流動できる加熱媒体を含む、請求項1に記載の装置。
  9. 加熱媒体が気体である、請求項8に記載の装置。
  10. 酸浴(12)と、
    請求項1に記載の装置と、
    酸浴(12)から触媒ロースターベルト入口(51)を経由し、そして触媒ロースターベルト出口(30)を経由して延在する、可動性の触媒ロースターベルト(26)と、
    を含み、前記触媒ロースターベルト(26)が網状体を含むものである、システム(10)。
  11. 触媒ロースターベルト(26)から無機塩を除去する方法であって、
    請求項1に記載の装置を用意することと、
    無機塩が堆積した触媒ロースターベルト(26)を用意し、ここで触媒ロースターベルト(26)は触媒ロースターベルト入口(51)と触媒ロースターベルト(30)の間を延在するものであることと、
    加熱媒体を触媒ロースターベルト(26)の第1の面に供給して、加熱媒体が触媒ロースターベルト(26)を経由して触媒ロースターベルトの第2の面へと流れ、そして無機塩が蒸発されるようにすることと、
    を含む方法。
  12. 無機塩が遷移金属塩である、請求項11に記載の方法。
  13. 無機塩が硝酸銀である、請求項12に記載の方法。
  14. 触媒ロースターベルト(26)から遷移金属を除去する方法であって、
    触媒ロースターベルト(26)を酸浴(12)を通過させて、遷移金属塩を形成させ、ここで触媒ロースターベルト(26)が網状体を含むものである、ことと、
    液体状の酸液滴を触媒ロースターベルト(26)から除去することと、
    加熱媒体を触媒ロースターベルト(26)の第1の面に供給して、加熱媒体が触媒ロースターベルト(26)を通過して触媒ロースターベルト(26)の第2の面へと流れ、そして無機塩が蒸発されるようにすることと、
    を含む方法。
  15. 酸が硝酸である、請求項14に記載の方法。
  16. 加熱媒体の温度が約450℃以上である、請求項14に記載の方法。
  17. 加熱媒体の温度が約750℃以下である、請求項14に記載の方法。
  18. 遷移金属が銀である、請求項14に記載の方法。
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