JP5726485B2 - 温度調節装置及び恒温恒湿装置 - Google Patents

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Description

本発明は、温度調節装置に関するものであり、特に恒温恒湿装置に搭載する冷却装置用の温度調節装置として好適なものである。また本発明は、恒温恒湿装置に関するものである。
機器や部品の耐久性等をテストする方策として環境試験が知られている。環境試験は、例えば恒温恒湿装置を使用して行われる。ここで恒温恒湿装置100は、例えば図15に示すような構造を有するものである。即ち恒温恒湿装置100は、断熱材(図示せず)で覆われた試験室2と、加熱器(ヒータ)3と、加湿器5及び冷却装置101を備え、試験室2内に例えば摂氏60度、相対湿度80パーセントという様な所望の試験環境を作ることができるものである。
恒温恒湿装置100に使用される冷却装置(温度調節装置)101は、相変化する冷媒を使用して冷凍サイクルを実現する冷凍サイクル回路6を有している。
公知の通り、冷凍サイクル回路6は、圧縮機7と、凝縮部102と、膨張手段8及び蒸発装置10を有している。そして圧縮機7で気体状の冷媒を圧縮して凝縮部102に送り出し、凝縮部102で冷媒を冷却して液化する。そして膨張手段8を経て冷媒を蒸発装置10に導入し、蒸発装置10内で冷媒を気化して蒸発装置10の表面温度を低下させる。
また図15に示す冷却装置101で採用する凝縮部102は水冷式であり、一次側に冷却水が通水される。
即ち図15に示す冷却装置102では、クーリングタワー12と凝縮部102の一次側及びポンプ13を含む冷却水循環回路15を備えている。そしてクーリングタワー12で冷却された水をポンプ13で加圧して凝縮部102の一次側に通水し、凝縮部102の二次側を流れる冷媒を冷却して液化する。
特開2006−285454号公報
ところで恒温恒湿装置100は、前記した様に機器や部品の耐久性等をテストするものであるため、試験室2内の温度や湿度を精密にコントロールする必要がある。そのため恒温恒湿装置100に搭載する冷却装置101では、凝縮部102から吐出される冷媒の圧力が一定となる様に、冷却水循環回路15に水量調整弁17が設けられている。
そして冷凍サイクル回路6側の凝縮部102の二次側下流の冷媒の圧力を検知し、この圧力が一定となる様に水量調整弁17の開度を調整して凝縮部102の凝縮量を制御している。
16は、凝縮部102及びその周辺の構造を模式的に表したものである。
凝縮部102は例えば二重管型の凝縮部102であり、内管20と、これを取り巻く外管21を有している。そのため内管20内に内側流路22があり、内管20の外周面と外管21の内周面との間に外側流路23が形成されている。そして二つの隣接する流路22,23の一方に一次側流体たる冷却水を通過させ、他方に二次側流体たる冷媒(相変化する熱媒体)を通過させる。図16の例では、内側流路22に冷却水を通過させ、隣接する外側流路23に冷媒を通過させる構造となっている。
そして冷却水流路たる内側流路22の出口近傍に水量調整弁17が設けられている。水量調整弁17は、パイロット圧によって弁本体の開度が調整される弁である。そして冷媒流路たる外側流路23の出口近傍と、水量調整弁17のパイロットポートとの間にパイロット配管14が設けられている。そのため冷凍サイクル回路6における凝縮部102の出口近傍の圧力に応じて凝縮部102の一次側に供給される冷却水の量が増減され、膨張手段8に供給される冷媒の圧力が一定に制御される。
ところで、市場において、より大きな冷却能力を持つ恒温恒湿装置の需要がある。大きな冷却能力を確保するためには、搭載する凝縮部は、通常のものよりも大きな容量を有するものであることが必要である。
凝縮部の容量を増加させる方策としては、図17の様に、二重管の全長を長くした凝縮部110を採用する方策、図18の様に通常長さの二重管を備えた凝縮部106を並列に接続してそれぞれに水量調整弁17を設ける方策、図19の様に通常長さの二重管を備えた凝縮部106を並列に接続すると共に大容量の水量調整弁113を設ける方策が考えられる。
しかしながら、図17の様に、二重管の全長を長くした凝縮部110を採用する方策は、凝縮部110自体の製造が困難であるという問題がある。
また図18の様に通常長さの二重管を備えた凝縮部106を並列に接続してそれぞれに水量調整弁17を設ける方策は、二つの制御弁17が干渉してしまい、適切な量の冷却水を流すことができないという問題がある。
19の様に通常長さの二重管を備えた凝縮部106を並列に接続すると共に大容量の水量調整弁113を設ける方策は、全体の凝縮部106の稼働量が少ない場合の制御が困難であるという問題がある。
即ち試験室2内の現在の環境や、目標とする環境、あるいは被試験物の状態によって、冷却装置101の仕事量(冷熱の供給量)が刻々変化する。従って凝縮部106は凝縮するべき冷媒の量が時間と共に変化し、適切な冷却水の量も変化する。そしてこの変化量は、はなはだ大きいものである。
例えば試験開始直後の場合や、被試験物が発熱する性質を持つものであり、且つ試験室を極低温に維持して試験を行う様な場合ならば、試験室2内の温度を低温に維持するために、冷却装置101はフル運転状態となり、凝縮部106における熱交換量も多い。そのため大量の冷却水を一次側に流す必要がある。
これに対して、試験室2内を常温よりも高い温度に保って試験を行う場合であって、且つ被試験物自身は発熱せず、さらに当該試験が継続中であり、試験室2内の温度が安定している様な場合には、冷却装置101の稼働量は低く、凝縮部106における熱交換量が少ない。そのため一次側に流れる冷却水の量を絞る必要がある。
しかしながら、水量調整弁113は制御可能な水量に下限があり、大容量の水量調整弁113は、小流量領域を円滑に制御することができない。
例えば、最大通水量を100パーセント通水量とした場合、増減可能な通水量は、例えば20パーセントから100パーセントの範囲であり、最大通水量の20パーセント未満に水量を絞ることができない。
また仮に20パーセント未満に水量を絞ることができたとしても、通水量が安定せず、信頼性を欠くという問題がある。
そこで本発明は、従来技術の上記した問題点に注目し、少量の冷媒を安定して凝縮することも、大量の冷媒を安定して凝縮することもできる凝縮部を開発し、この凝縮部を使用した温度調節装置を提供することを課題とするものである。
上記した課題を解決するための請求項1に記載の発明は、相変化する冷媒を使用して冷凍サイクル又はヒートポンプサイクルを実現する温度調節装置において、液冷式の凝縮部と膨張手段を備え、前記凝縮部は冷媒を通過させる冷媒通過流路と、前記冷媒を冷却するために冷却媒体を通過させる冷却媒体通過部とを有し前記冷媒と冷却媒体との間で熱交換して冷媒を凝縮するものであり、前記凝縮部は複数の冷媒通過流路と複数の冷却媒体通過部を有し、前記複数の冷媒通過流路は並列に接続され、複数の冷媒通過流路には液化した冷媒を排出するのに要する圧力が常に高くなる様に構成された高抵抗側流路と、液化した冷媒を排出するのに要する圧力が低い低抵抗側流路とがあり、前記高抵抗側流路末端側または末端側の延長上に前記高抵抗側流路で液化した冷媒滞留させる冷媒滞留部があり、前記冷却媒体は共通の冷却媒体供給装置から凝縮部の冷却媒体通過部に供給され、冷却媒体の通過量を制御する冷却媒体量制御手段を有し、複数の冷却媒体通過部を通過する冷却媒体の通過量が共通の冷却媒体量制御手段で制御され、要求される冷熱量が少ない場合は、高抵抗側流路を流れる液化した冷媒が冷媒滞留部に滞留し、もっぱら低抵抗側流路を流れる冷媒が膨張手段に流れることを特徴とする温度調節装置である。
本発明の凝縮部では、複数の冷媒通過流路を有し、複数の冷媒通過流路は並列に接続されている。
そのため冷媒は、それぞれの冷媒通過流路において個別に冷却水等の冷却媒体と熱交換され、個別に液化する。また複数の冷媒通過流路は並列に接続されているから、凝縮した冷媒は、他の冷媒通過流路の状態に係わらず、個別に流れる。即ち他方の冷媒通過流路に液化した冷媒が満たされていても、これとは関係なく、冷媒を通過させることができる。
そして本発明では、複数の冷媒通過流路に液化した冷媒を排出するのに要する圧力が異なるものが混在しているから、液化した冷媒は冷媒通過流路によって流れやすさが違う。そのため液化した冷媒は、液化した冷媒を排出するのに要する圧力が低い側の冷媒通過流路(以下、低抵抗側流路と称する)を流れるものの方が、液化した冷媒を排出するのに要する圧力が高い側の冷媒通過流路(以下、高抵抗側流路と称する)を流れるものよりも優先的に排出されていくこととなる。
そのため要求される冷熱量が少ない場合は、高抵抗側流路を流れる冷媒が冷媒滞留部に滞留し、もっぱら低抵抗側流路を流れる冷媒が、膨張手段側に流れる。
一方、冷却水に注目すると、低抵抗側流路で凝縮された液状冷媒は、次々に膨張手段側に送られ、新たに高温の熱媒ガスが供給されるので、冷却水は、これらと熱交換して下流に流れる。
これに対して高抵抗側流路で凝縮された冷媒は、もはや温度が低下しており、冷却水との間で熱交換を行うことは無い。そのため冷却水は、熱交換することなく通過することとなる。
しかしながら、複数の冷媒通過流路を冷却するための冷却水の総量は、大きなものとなる。即ち冷却水の総量が嵩上げされる。そのため水量調整弁によって制御することができる程度の冷却水量を確保することができる。
請求項2に記載の発明は、凝縮部は複数の水冷式の凝縮装置を回路上、並列に接続して一つの凝縮部としたものであり、前記高抵抗側流路の末端側または末端側の延長上に冷媒を排出するのに要する圧力を増加させる機能のある部位があることを特徴とする請求項1に記載の温度調節装置である。
請求項3の発明は、冷媒通過流路の一部またはその延長上に立ち上げ部があり、当該立ち上げ部で冷媒滞留部が構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の温度調節装置である。
本発明の温度調節装置では、冷媒通過流路の一部またはその延長上に立ち上げ部がある。そのため当該立ち上げ部が液状冷媒を滞留させるトラップとして機能し、冷媒滞留部が形成される。
また立ち上げ部は、液状冷媒を通過させるのに圧力が必要であるから、冷媒を排出するのに要する圧力を増加させる機能もある。即ち立ち上げ部が設けられた側の冷媒通過流路は、高抵抗流路となる。
請求項4に記載の発明は、複数の冷媒通過流路が高低差をつけて配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の温度調節装置である。
本発明では、冷媒通過流路が高低差をつけて配置されているから、両者内で液化した冷媒は、位置水頭が異なる。即ち上方に配された冷媒通過流路で凝縮された液状冷媒の位置水頭は、下方に配された冷媒通過流路で凝縮された液状冷媒の位置水頭よりも高い。
そのため液状冷媒を排出するのに要する圧力は、下方に配された冷媒通過流路で凝縮された液状冷媒の方が大きい。
即ち本発明では、上方に配された冷媒通過流路が低抵抗流路として機能し、下方に配された冷媒通過流路が高抵抗流路として機能する。
そのため液化した冷媒は、上方に配された冷媒通過流路を流れるものの方が下方側を流れるものよりも優先的に排出されていくこととなる。
そのため要求される冷熱量が少ない場合は、下側に配された冷媒通過流路の中に液化した冷媒が滞留し、もっぱら、上側の冷媒通過流路で凝縮された冷媒が膨張手段側に流れる。
請求項5に記載の発明は、凝縮部は、一つの冷媒導入流路と一つの冷媒排出流路とを有し、前記一つの冷媒導入流路から分岐された導入側分岐部を経由してそれぞれの冷媒通過流路に冷媒が供給され、冷媒通過流路から排出された冷媒は排出側集合部を経由して前記一つの冷媒排出流路から排出され、排出側集合部は下側に配された冷媒通過流路の最下部よりも高い位置にあることを特徴とする請求項4に記載の温度調節装置である。
本発明によると、複数の冷媒通過流路を流れる冷媒に対して、より明確に位置水頭の差を付けることができる。
請求項6に記載の発明は、排出側集合部は、上部に配された冷媒通過流路の最下部よりも低い位置にあることを特徴とする請求項5に記載の温度調節装置である。
請求項7に記載の発明は、凝縮部は水冷式であって冷媒通過流路に隣接してそれぞれ冷却媒体通過部があり、前記冷却媒体通過部は冷媒通過流路ごとに独立しており、且つ並列に接続されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の温度調節装置である。
本発明の凝縮部では、冷却水通過部は冷媒通過流路ごとに独立しており、且つ並列に接続されている。そのため冷媒通過流路は他の冷媒通過流路の熱交換量に影響されず、独立的に熱交換される。
凝縮部の形式は任意であるが、凝縮部は二重管構造であって内管と内管を取り巻く外管を有し、前記内管と外管との間に外側流路が形成され、前記内管又は外側流路の一方に冷媒が通過し、前記内管又は外側流路の他方に冷却水が通過する構造のものが推奨される。
請求項8に記載の発明は、前記凝縮部は二つの同一の凝縮装置によって構成され、一方の凝縮装置が液化した冷媒を排出するのに要する圧力が常に高くなる様に構成された前記冷媒通過流路たる高抵抗側流路を構成し、他方の凝縮装置が液化した冷媒を排出するのに要する圧力が低い冷媒通過流路たる低抵抗側流路を構成し、液化した冷媒は、低抵抗側流路を流れるものの方が、高抵抗側流路を流れるものよりも優先的に排出されていくことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の温度調節装置である。
請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8のいずれかに記載の温度調節装置を備えていることを特徴とする恒温恒湿装置である。
本発明の恒温恒湿装置は、冷却装置の動作範囲が広く、安定した恒温恒湿環境を作ることができる。
本発明で採用する凝縮部は、少量の冷媒を安定して凝縮することも、大量の冷媒を安定して凝縮することもできる。そのため本発明の温度調節装置は、大きな負荷にも小さな負荷にも対応することができる効果がある。また本発明の恒温恒湿装置は、温度調節装置の動作範囲が広く、安定した恒温恒湿環境を作ることができる効果がある。
本発明の実施形態の恒温恒湿装置の概念図である。 図1の恒温恒湿装置で採用する凝縮装置の斜視図である。 図2の凝縮装置を構成する上部凝縮装置と下部凝縮装置を分離した状態における斜視図である。 図2の凝縮装置を構成する上部凝縮装置の一部の断面斜視図である。 図2の凝縮装置の概念図である。 図5の凝縮装置を中程度の負荷で使用した場合の概念図である。 図5の凝縮装置が冷媒の循環を停止した場合の概念図である。 図5の凝縮装置を低負荷で使用した場合の概念図である。 凝縮装置の熱交換量と冷却水量との関係を示すグラフである。 本発明の他の実施形態の凝縮装置の概念図である。 本発明のさらに他の実施形態の凝縮装置の斜視図である。 本発明のさらに他の実施形態の凝縮装置の斜視図である。 図12の凝縮装置の概念図である。 本発明のさらに他の実施形態の凝縮装置の概念図である。 従来技術の恒温恒湿装置の概念図である。 15の恒温恒湿装置で採用する凝縮装置の概念図である。 本発明者らが検討した凝縮装置の概念図である。 本発明者らが検討した他の凝縮装置の概念図である。 本発明者らが検討したさらに他の凝縮装置の概念図である。
以下さらに本発明の実施形態について説明する。
本実施形態の恒温恒湿装置1は、凝縮部32の構造を除いて先に説明した恒温恒湿装置100と同一である。
即ち恒温恒湿装置1は、図1のように試験室2と、加熱器(ヒータ)3と、加湿器5及び冷却装置(温度調節装置)31を備え、試験室2内に所望の試験環境を作ることができるものである。
恒温恒湿装置1に使用される冷却装置(温度調節装置)31は、相変化する冷媒を使用して冷凍サイクルを実現する冷凍サイクル回路6を有している。
冷凍サイクル回路6は、圧縮機7と、凝縮部32と、膨張手段8と、蒸発装置10とを有している。そして圧縮機7で気体状の冷媒を圧縮して凝縮部32に送り出し、凝縮部32で冷媒を液化する。さらに液化した冷媒は膨張手段8を経て蒸発装置10に導入され、蒸発装置10内で冷媒を気化して蒸発装置10の表面温度を低下させる。
また本実施形態で採用する凝縮部32は水冷式であり、一次側に冷却媒体たる冷却水が通水される。
即ち本実施形態では、クーリングタワー12と凝縮部32の一次側及びポンプ13を含む冷却水循環回路15を備えている。そしてクーリングタワー12で冷却された水をポンプ13で加圧して凝縮部32の一次側に通水し、凝縮部32の二次側を流れる冷媒を冷却して液化する。
本実施形態で採用する凝縮部32は、特有の構造を備えたものであり、詳細に説明する。
本実施形態で採用する凝縮部32は、図2のように通常の容量の凝縮装置35,36を回路上、2個並列に接続して一つの凝縮部32としたものである。凝縮装置35,36は、図2,3の様に上下に積んで設置されるので、便宜上、上部側の凝縮装置35を上部凝縮装置35と称し、下部側の凝縮装置36を下部凝縮装置36と称する。
二つの凝縮装置35,36の構造は、同一であり、いずれも二重管型の構造を備えたものである。
具体的には、図4,図5の様に内管20と、これを取り巻く外管21を有している。そのため内管20内に内側流路22があり、内管20の外周面と外管21の内周面との間に外側流路23が形成されている。そして二つの流路の一方に一次側流体たる冷却水を通過させ、他方に二次側流体たる冷媒(相変化する熱媒体)を通過させる。本実施形態では、内側流路22に冷却水を通過させ、外側流路23に冷媒を通過させる構造となっている。
即ち本実施形態で採用する凝縮装置35,36は、二重管で螺旋を形成したものであり、両端は図4の様に上下に離れた位置にある。
そして二重管の上側の端部41では、外管21の上側の端部が縮径されて外部と連通している。即ち外側流路23は上側の端部41側が外部と連通している。
また二重管の上側の端部41の近傍では、内管20が曲げられ、外管21の外に突出している。即ち内側流路22は上側の端部41の近傍が外部と連通している。
二重管の下側の端部42も同様であり、外管21の下側の端部42が縮径されて外部と連通している。即ち外側流路23は下側の端部42が外部と連通している。
また二重管の下側の端部42近傍では、内管20が曲げられ、外管21の外に突出している。即ち内側流路22は下側の端部42の近傍が外部と連通している。
本実施形態の凝縮部32は、図2、図3のように二つの凝縮装置35,36に高低差を設けるべく、二つの凝縮装置35,36を縦に積み上げた配置となっている。
即ち本実施形態では、上部凝縮装置35と下部凝縮装置36を上下且つ同心状に配置したものである。
上部凝縮装置35と下部凝縮装置36との間の配管接続系統は、図5の通りであり、それぞれの内側流路22と外側流路23が共に並列に接続している。
より具体的には、冷却水供給口45が分岐管46を介して下部凝縮装置36の下側の端部42側の内側流路22と、上部凝縮装置35の下側の端部42側の内側流路22とに接続されている。
また下部凝縮装置36の上側の端部41側の内側流路22と、上部凝縮装置35の上側の端部41側の内側流路22とが接続管50,51を介して集合冷却水管52に接続されている。また集合冷却水管52の下流側に、水量調整弁(冷却媒体量制御手段)17が取り付けられている。
水量調整弁17は、パイロット圧によって弁本体の開度が調整される弁である。そして凝縮部32の冷媒流路の出口近傍と、水量調整弁17のパイロットポートとの間にパイロット配管14が設けられている。そのため冷凍サイクル回路6における凝縮部32の出口近傍の圧力に応じて凝縮部32の一次側に供給される冷却水の量が増減され、膨張手段8に供給される冷媒の圧力が一定に制御される。
また、図5のように一つの冷媒導入流路55が導入側分岐部56で分岐され、各分岐管57,58がそれぞれの上側の端部41側の外側流路23に接続されている。より具体的には、導入側分岐部56で分岐された一方の分岐管57は、上部凝縮装置35の上側の端部41側の外側流路23に接続されている。一方、他方の分岐管58は、下部凝縮装置36の上側の端部41側の外側流路23に接続されている。
また冷媒の吐出側に注目すると、それぞれの凝縮装置35,36の冷媒排出部たる下側の端部42の外側流路23は、排出側集合部60を経由して一本の熱媒排出流路61に集められている。
即ち上部凝縮装置35の下側の端部42側の外側流路23には、上側集合用管62が接続され、下部凝縮装置36の下側の端部42側の外側流路23には、下側集合用管63が接続され、両者が排出側集合部60で合流して一本の熱媒排出流路61に連通している。
また本実施形態では、凝縮装置35,36の冷媒排出側を合流させる排出側集合部60の高さは、下部凝縮装置36の冷媒排出部たる下側の端部42よりも高く、上部凝縮装置35の冷媒排出部たる下側の端部42よりも低い位置にある。
即ち下部凝縮装置36の冷媒吐出口と、排出側集合部60とを接続する下側集合用管63は、配管の立ち上げ部80となっている。そのため排出側集合部60の高さは、上部凝縮装置35の底部65と下部凝縮装置36の底部66の間にあり、少なくとも排出側集合部60は、下部凝縮装置36の下側に配された冷媒通過流路(外側流路23)の最下部よりも高い位置にある。
本実施形態では、クーリングタワー12側から供給される冷却水は、それぞれの凝縮装置35,36の下部側からそれぞれの内側流路22を通過し、それぞれの上部側に抜ける。そして接続管50,51を介して集合冷却水管52に集められ、クーリングタワー12側に戻る。そして本実施形態では、集合冷却水管52の下流側に水量調整弁17が取り付けられており、二つの凝縮装置35,36を通過する冷却水の総量が制御される。
また冷凍サイクル回路6側では、圧縮機7で加圧された気体状の冷媒が、それぞれの凝縮装置35,36の上部側からそれぞれの外側流路(冷媒通過流路)23を通過し、それぞれの下部側に抜ける。またこの間に冷媒は隣接する流路(内側流路22)を流れる冷却水と熱交換して冷却され、液化する。そして液化した冷媒は、上側集合用管62と下側集合用管63によって排出側集合部60で合流し、一本の熱媒排出流路61を流れて膨張手段8に至る。
次に本実施形態の恒温恒湿装置1の機能について説明する。
本実施形態の恒温恒湿装置1は、前記した様に試験室2と、加熱器(ヒータ)3と、加湿器5及び冷却装置31を備え、試験室2内に所望の試験環境を作るものであるが、本実施形態の恒温恒湿装置1は、冷却装置31の制御可能範囲が広い。より端的に説明すると、凝縮部32の制御範囲が広く、低負荷にも高負荷にも適応することができる。
即ち本実施形態で採用する凝縮部32は、2台の凝縮装置35,36の冷媒通過流路たる外側流路23が並列に接続されたものである。また外側流路23には冷却水が通過する内側流路22が隣接している。そのため冷媒は、それぞれの冷媒流路(外側流路23)を流れ、個別に熱交換され、個別に液化する。
また2台の凝縮装置35,36が並列に接続されており、冷媒流路(外側流路23)は並列に接続されているから、凝縮装置35,36の一方で凝縮した冷媒は、他の凝縮装置35,36の他方の稼働状態に係わらず、個別に流れる。即ち下部凝縮装置36に液化した冷媒が満たされていても、これとは関係なく、上部凝縮装置35の外側流路23に冷媒を通過させることができる。
そして本発明では、2台の凝縮装置35,36が高低差をつけて配置されているから、両者内で液化した冷媒は、位置水頭が異なる。即ち上部凝縮装置35で凝縮された液状冷媒の位置水頭は、下部凝縮装置36で凝縮された液状冷媒の位置水頭よりも高い。
加えて下部凝縮装置36の冷媒吐出口と、排出側集合部60とを接続する下側集合用管63は、配管の立ち上げ部80となっている。
そのため下部凝縮装置36で凝縮された液状冷媒を排出するのに要する圧力は、上部凝縮装置35で凝縮された液状冷媒を排出するのに要する圧力よりも高い。
従って仮に冷媒の循環を停止した状態を想定すると、図7の様な様子となり、下部凝縮装置36に液状冷媒が残留する。即ち本実施形態では、下部凝縮装置36の下部に液化した冷媒を滞留させる冷媒滞留部81(図6,7,8)が形成される。より詳細に説明すると、下部凝縮装置36の冷媒通過流路たる外側流路23の末端部分に冷媒滞留部81が形成される。
なお、図6、図7、図8について、黒塗り部分は液化した冷媒を表している。
即ちそれぞれの凝縮装置35,36で凝縮された冷媒は、排出側集合部60を経由して外部に排出されるが、排出側集合部60の高さは、下部凝縮装置36の冷媒排出部たる下側の端部42よりも高い。そのため凝縮装置35,36内の圧力が仮に大気圧と同じであるとするならば、下部凝縮装置36の液位が排出側集合部60の高さを越えなければ、下部凝縮装置36内の液状冷媒が外部に排出されることはない。
一方、上部凝縮装置35の底部65は、排出側集合部60よりも高い位置にあるから、上部凝縮装置35内に液状冷媒が溜まることはない。
即ち上部凝縮装置35で凝縮した冷媒は、抵抗無く排出されるのに対し、下部凝縮装置36内の冷媒は、内圧が、位置水頭Phを越えなければ外部に排出されない。
そのため液化した冷媒は、上部凝縮装置35を流れるものの方が下部凝縮装置36を流れるものよりも優先的に排出されていくこととなる。
そのため要求される冷熱量が少ない場合は、図8の様に下部凝縮装置36の中の冷媒滞留部81に液化した冷媒が滞留し、もっぱら、上部凝縮装置35を流れる冷媒が膨張手段8側に流れる。
もちろん、冷媒の循環量が増え、下部凝縮装置36の内圧と排出側集合部60近傍との圧力差が、前記した位置水頭Phを越える状態となれば、下部凝縮装置36内の冷媒も排出される。即ち図6に示すように、上部凝縮装置35と下部凝縮装置36の双方から冷媒が排出される。
一方、冷却水に注目すると、上部凝縮装置35で凝縮された液状冷媒は、次々に膨張手段8側に送られ、新たに高温の熱媒ガスが供給されるので、冷却水は、これらと熱交換して下流に流れる。
これに対して下部凝縮装置36で凝縮された冷媒は、もはや温度が低下しており、冷却水との間で熱交換を行うことは無い。そのため冷却水は熱交換することなく下部凝縮装置36の内側流路22を通過することとなる。
しかしながら、冷却水の総量は、下部凝縮装置36を通過する冷却水量によって嵩上げされ、大きなものとなる。そのため水量調整弁17によって制御することができる冷却水量が確保され、実際に凝縮機能を発揮している上部凝縮装置35に対する通水量を正確に制御することができる。
図9は、本実施形態の凝縮部32を採用した場合(本実施例)と、前記した図16の構成を採用した場合(比較例)の熱交換量(凝縮量)と通水量との関係を実測したグラフである。このグラフによると、本実施形態を採用した場合の通水量の変化幅が図16の構成を採用した場合よりも小さく、水量調整弁17によって制御できる事実が理解される。
次に本発明の他の実施形態について説明する。なお以下の実施形態において、先の実施形態と同様の機能を果たす部材には、同一の番号を付している。
以上説明した実施形態では、二重管式の凝縮装置を例示し、内側流路22に冷却水を流し、外側流路23に冷媒を通過させたが、逆に内側流路22に冷媒を通過させ、外側流路23に冷却水を流してもよい。
また本発明は、二重管式の凝縮装置に限定されるものではなく、公知のあらゆる構造の熱交換器を凝縮装置として使用することができる。
例えばプレート式の熱交換器の様な構造を有するものであってもよい。
また上記した実施形態では冷却水を各凝縮装置に対して並列に流したが、冷却水については、図10のように直列に流しても良い。
また以上に説明した実施形態では、二つの凝縮装置35,36を同軸上に配置したが、両者が横方向にずれた位置関係にあってもよい。また図11に示すように、上下の熱交換器35,36が高さ方向に重複するものであってもよい。
さらに図12、図13の凝縮部82の様に二つの凝縮装置35,36を同一の高さに並べ、一方の凝縮装置36の冷媒流路に立ち上げ部83を設けてもよい。
即ち図12、図13に示した凝縮部82では、凝縮装置35,36の冷媒排出部たる下側の端部42の外側流路23は、排出側集合部60を経由して一本の熱媒排出流路61に集められているが、一方の凝縮装置36と排出側集合部60を結ぶ流路には、故意に立ち上げ部83が設けられている。そのため下部凝縮装置36で凝縮された液状冷媒を排出するのに要する圧力は、凝縮装置35で凝縮された液状冷媒を排出するのに要する圧力よりも高い。
そのため図12、図13に示す凝縮部82においても、液化した冷媒は、凝縮装置35を流れるものが凝縮装置36を流れるものよりも優先的に排出されていくこととなる。
そのため要求される冷熱量が少ない場合は、一方の凝縮装置36の末端部分に液化した冷媒が滞留し、もっぱら、他方の凝縮装置35を流れる冷媒が膨張手段8側に流れる。
即ち本実施形態では、凝縮装置36の末端部分が冷媒滞留部86として機能する。
以上の構成では、冷媒の配管に立ち上げ部80,83を設けて、低抵抗側流路と高抵抗側流路を作り、さら立ち上げ部80,83を冷媒滞留部81,86の一部として機能させたが、凝縮装置35,36の設置高さを異ならせるのであれば、必ずしも立ち上げ部80,83は必要ではない。
例えば図14に示す凝縮部85は、凝縮装置35,36を上下に設置したものであって、冷媒配管に立ち上げ部は無いが、上部凝縮装置35で凝縮された液状冷媒の位置水頭は、下部凝縮装置36で凝縮された液状冷媒の位置水頭よりも高い。そのため上部凝縮装置35と下部凝縮装置36では、液状冷媒を排出するのに要する圧力が異なる。
本実施形態では、下部凝縮装置36の末端部分が冷媒滞留部87として機能する。
上記した実施形態では、凝縮装置の数がいずれも2個であるが、凝縮装置の数は複数であればよい。
1 恒温恒湿装置
2 試験室
3 加熱器(ヒータ)
5 加湿器
6 冷凍サイクル回路
7 圧縮機
8 膨張手段
12 クーリングタワー
13 ポンプ
17 水量調整弁(冷却媒体量制御手段)
20 内管
21 外管
22 内側流路(冷却媒体通過部)
23 外側流路(冷媒通過流路)
31 冷却装置(温度調節装置)
32 凝縮部
35 上部凝縮装置
36 下部凝縮装置
45 冷却水供給口
46,47 分岐管
50,51 接続管
52 集合冷却水管
55 冷媒導入流路
56 導入側分岐部
57,58 分岐管
60 排出側集合部
61 熱媒排出流路
80,83 立ち上げ部
82 凝縮部
81,86,87 冷媒滞留部

Claims (9)

  1. 相変化する冷媒を使用して冷凍サイクル又はヒートポンプサイクルを実現する温度調節装置において、液冷式の凝縮部と膨張手段を備え、前記凝縮部は冷媒を通過させる冷媒通過流路と、前記冷媒を冷却するために冷却媒体を通過させる冷却媒体通過部とを有し前記冷媒と冷却媒体との間で熱交換して冷媒を凝縮するものであり、
    前記凝縮部は複数の冷媒通過流路と複数の冷却媒体通過部を有し、
    前記複数の冷媒通過流路は並列に接続され、複数の冷媒通過流路には液化した冷媒を排出するのに要する圧力が常に高くなる様に構成された高抵抗側流路と、液化した冷媒を排出するのに要する圧力が低い低抵抗側流路とがあり、
    前記高抵抗側流路末端側または末端側の延長上に前記高抵抗側流路で液化した冷媒を滞留させる冷媒滞留部があり、
    前記冷却媒体は共通の冷却媒体供給装置から凝縮部の冷却媒体通過部に供給され、冷却媒体の通過量を制御する冷却媒体量制御手段を有し、
    複数の冷却媒体通過部を通過する冷却媒体の通過量が共通の冷却媒体量制御手段で制御され、
    要求される冷熱量が少ない場合は、高抵抗側流路を流れる液化した冷媒が冷媒滞留部に滞留し、もっぱら低抵抗側流路を流れる冷媒が膨張手段に流れることを特徴とする温度調節装置。
  2. 凝縮部は複数の水冷式の凝縮装置を回路上、並列に接続して一つの凝縮部としたものであり、前記高抵抗側流路の末端側または末端側の延長上に冷媒を排出するのに要する圧力を増加させる機能のある部位があることを特徴とする請求項1に記載の温度調節装置。
  3. 冷媒通過流路の一部またはその延長上に立ち上げ部があり、当該立ち上げ部で冷媒滞留部が構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の温度調節装置。
  4. 複数の冷媒通過流路が高低差をつけて配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の温度調節装置。
  5. 凝縮部は、一つの冷媒導入流路と一つの冷媒排出流路とを有し、前記一つの冷媒導入流路から分岐された導入側分岐部を経由してそれぞれの冷媒通過流路に冷媒が供給され、冷媒通過流路から排出された冷媒は排出側集合部を経由して前記一つの冷媒排出流路から排出され、排出側集合部は下側に配された冷媒通過流路の最下部よりも高い位置にあることを特徴とする請求項4に記載の温度調節装置。
  6. 排出側集合部は、上部に配された冷媒通過流路の最下部よりも低い位置にあることを特徴とする請求項5に記載の温度調節装置。
  7. 凝縮部は水冷式であって冷媒通過流路に隣接してそれぞれ冷却媒体通過部があり、前記冷却媒体通過部は冷媒通過流路ごとに独立しており、且つ並列に接続されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の温度調節装置。
  8. 前記凝縮部は二つの同一の凝縮装置によって構成され、一方の凝縮装置が液化した冷媒を排出するのに要する圧力が常に高くなる様に構成された前記冷媒通過流路たる高抵抗側流路を構成し、他方の凝縮装置が液化した冷媒を排出するのに要する圧力が低い冷媒通過流路たる低抵抗側流路を構成し、液化した冷媒は、低抵抗側流路を流れるものの方が、高抵抗側流路を流れるものよりも優先的に排出されていくことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の温度調節装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の温度調節装置を備えていることを特徴とする恒温恒湿装置。
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