JP5725349B2 - 面状照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、面状照明装置に関し、詳しくは、入光端面に光源を配置して出射部から面状の照明光を出射する導光板を備えたサイドライト方式の面状照明装置に関する。
液晶表示パネルの照明手段として、小型で環境適合性に優れたLEDを導光板の入光端面に沿って配置してなるサイドライト方式の面状照明装置(バックライト)が、携帯電話等の小型携帯情報機器の分野を中心に広く採用されている。このような面状照明装置では、導光板の入光端面付近に、各LEDの前方の明部と隣接するLEDの間の暗部からなる輝度むらが発生することが知られている。従来、このような輝度むらを解消するために、入光端面に光を拡散するための入光プリズムを形成した面状照明装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、近年、情報機器の薄型化に伴い、面状照明装置にも更なる薄型化が強く求められている。そのため、例えば、導光板の入光端面付近に傾斜面を設け、入光端面から出射面に向かって導光板の厚みが漸減するように構成することによって、入光端面にはLEDの出射面に対応する厚みを確保しつつ、導光板の出射面部分を薄型化した面状照明装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−293202号公報 特開2008−170739号公報
さて、本発明者等の調査によれば、薄型の面状照明装置において、その入光端面付近に発生する輝度むらについて、単に明暗のパターンが生じるだけでなく、導光板の出射面を臨む方向に応じてそのパターンが変化する現象が発生することが分かった。このような明暗のパターンの変化は、典型的には、導光板の出射面に対して略垂直方向から出射面に臨む場合には、各LEDの前方が明部となり、隣接するLEDの間が暗部となるように見えるが、導光板の出射面に対して水平に近い方向から出射面に臨む場合には、上記の明部と暗部が入れ替わったパターンが見える現象(以下、反転現象という)として現れる。
このような反転現象は、例えば液晶表示装置等の被照明体の視認性を著しく損なうものであるため、反転現象を抑制することは、面状照明装置の品質を向上させる上で、重要な課題である。反転現象は、導光板の入光端面付近において、LEDの前方領域における輝度に対しては、主としてLEDから前方方向に導光された光が寄与し、LEDの間の領域における輝度に対しては、主として両隣のLEDから斜め方向に導光された光が寄与することによる、輝度角度分布の相違が要因と考えられる。そして、本発明者等による検討によれば、特許文献1に記載されたような従来の入光プリズムでは、この現象を十分に抑制できないことが分かった。
さらに、本発明者等の調査において、導光板の出射面上に入光端面と略垂直に延在する複数のプリズムからなるプリズム群を設けることにより、反転現象を有効に抑制できることが分かった。しかしながら、特に、特許文献2に記載されたような、入光端面付近に傾斜面を有する薄型の面状照明装置では、上記プリズム群により傾斜面と出射面との境界部分における光漏れが増大するという問題が生じるため、上記プリズム群を、反転現象を抑制するための一般的な解決手段として採用することは困難である。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、導光板の入光端面付近の輝度の均一性に優れ、薄型化に適した面状照明装置を提供することを目的とする。
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項別けして説明するものである。各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、さらに他の構成要素を付加したものについても、本願発明の技術的範囲に含まれ得るものである。
(1)点状光源と、該点状光源が配置される入光端面及び該入光端面から入光した光を面状に出射する出射面を有する導光板とを備え、前記入光端面に、前記点状光源からの光を前記出射面と略平行な平面内に分散させるための入光プリズムが形成された面状照明装置において、前記入光プリズムは、前記入光端面に対して凸状に形成される複数の第1のプリズムを含む第1のプリズム部と、該第1のプリズム部に前記入光端面の長手方向に沿って隣接して設けられ、前記入光端面に対して凸状に形成される第2のプリズムを含む第2のプリズム部とを有しており、前記第1のプリズムは、隣接する前記第1のプリズムと一部が重なるように形成され、かつ、前記第1のプリズムの頂部は、前記第2のプリズムの頂部よりも前記入光端面に対して高い位置にあることを特徴とする面状照明装置(請求項1)。
本項に記載の面状照明装置によれば、点状光源から出射された光のうち、第1のプリズムの一方のプリズム面から入射し、その第1のプリズムの他方のプリズム面で反射されることなく斜めに向かう光が増大することにより、導光板の入光端面付近の輝度の均一性を向上させることが可能となる。その際、本項に記載の面状照明装置によれば、上記斜めに向かう光の増大により、点状光源の前方領域と、隣接する点状光源の間の領域との輝度角度分布が均一化されるため、入光端面付近に発生する輝度の反転現象を効果的に抑制することが可能となる。
また、本項に記載の面状照明装置は、出射面に設けられるプリズム等を要することなく、入光端面付近に発生する反転現象を抑制し、輝度の均一性を向上させるものである。したがって、導光板の入光端面付近に傾斜面を設けた薄型の面状照明装置において、傾斜面と出射面との境界部における光漏れを増大させることがないため、このような薄型の面状照明装置に対して特に有利に適用されるものである。
(2)(1)項に記載の面状照明装置において、隣接する前記第1のプリズム同士の重なりによって形成される谷底部は、前記第2のプリズムの頂部よりも前記入光端面に対して高い位置にあることを特徴とする面状照明装置(請求項2)。
本項に記載の面状照明装置によれば、前記第1のプリズムの一方のプリズム面から入射した光のうち、他方のプリズム面で反射されることなく斜めに向かう光がさらに増大することにより、点状光源の前方領域と、隣接する点状光源の間の領域との輝度角度分布をさらに効果的に均一化することが可能となる。
(3)(1)または(2)項に記載の面状照明装置において、前記第1及び第2のプリズム部は、前記入光端面の長手方向に沿って繰り返し形成されることを特徴とする面状照明装置(請求項3)。
(4)(1)から(3)のいずれか1項に記載の面状照明装置において、前記第1及び第2のプリズムは、前記導光板の厚さ方向に対して一定の断面形状を有することを特徴とする面状照明装置(請求項4)。
(5)(1)から(4)のいずれか1項に記載の面状照明装置において、前記第1及び第2のプリズムの断面形状は、三角形であることを特徴とする面状照明装置(請求項5)。
(6)(1)から(5)のいずれか1項に記載の面状照明装置において、前記第1及び第2のプリズムの頂角は全て同一であることを特徴とする面状照明装置(請求項6)。
本発明によれば、以上のような構成により、導光板の入光端面付近の輝度の均一性に優れ、薄型化に適した面状照明装置を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態における面状照明装置の要部を示す斜視図である。 図1に示す面状照明装置の入光プリズムを拡大して示す上面図である。 入光プリズムのプリズム面を介して導光板に入光する光の光路の一例を示す図であり、(a)は、本発明に係る入光プリズムの場合、(b)は、比較のために従来の入光プリズムの場合を示す図である。 本発明の作用効果を説明するために、導光板に入光後の光の代表的な光路を模式的に示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態における面状照明装置10の要部を示す斜視図である。
面状照明装置10は、点状光源としての複数(図示の例では3個)のLED11と、LED11が発光した光を面状に出射させるための導光板21とを備えている。LED11は、典型的には、擬似白色LEDである。導光板21は、透明材料(例えば、ポリカーボネート樹脂)を用いて上面視略矩形状に形成されており、その一側端面を入光端面22とし、LED11は、その発光面12を導光板21の入光端面22に向けた状態で、入光端面22に沿って配置されている。
ここで、以下の説明において、導光板21の入光端面22から対向する側端面23に向かう方向、言い換えれば、LED11の発光面12が向く方向を「前方」と定義する。
導光板21は、入光端面22から前方に形成された入光部26と、入光部26の前方に連続して形成され、入光部26から導光された光を出射させる出射部27とを備えている。入光部26は、一定の勾配で傾斜する傾斜面26aを有しており、これによって、入光端面22側から前方に向かって厚さが漸減するように形成されている。
出射部27は、一定の厚さ(入光部26の最前方部分の厚さ)を有する矩形平板状に形成され、傾斜面26aと連続する側の主面を、入光端面22から入光した光を面状に出射する出射面24、出射面24に対向する他方の主面を反射面25とするものである。面状照明装置10において、反射面25には、例えば複数のドットからなる光路変換パターンが形成されているものであってよい。
面状照明装置10は、さらに、入光端面22に入光プリズム30(図1には、導光板21の厚み方向に延在する複数の縦線として模式的に示されている)が形成されており、これによって、LED11の発光面12から出射された光を、出射面25と略平行な平面内に分散させつつ導光板21内に入光させるものである。
図2は、入光プリズム30を拡大して示す上面図である。入光プリズム30は、複数(図示の例では、2個)の第1のプリズム33を含む第1のプリズム部31と、複数(図示の例では、2個)の第2のプリズム34を含む第2のプリズム部32とを有している。第1及び第2のプリズム33、34は、入光端面22に対して凸状に形成される。
尚、図2に示す例では、第1及び第2のプリズム33、34が隙間なく配列されているため、入光端面22に相当する実際の平面は構造中に存在せず、図2に破線で示す仮想平面22が、入光端面22に相当するものとなる。
入光プリズム30において、第1のプリズム33は、導光板21の厚さ方向(図2において、紙面に直交する方向)に延びる三角柱状に形成される。すなわち、第1のプリズム33は、一対のプリズム面33a、33bから、三角形の断面形状を有するとともにその断面形状が導光板21の厚さ方向に対して一定であるように形成される。
そして、第1のプリズム部31は、入光端面22の長手方向に沿って隣接する2つの第1のプリズム33を含んでおり、2つの第1のプリズム33同士の一部が重なるように形成される。この際、第1のプリズム33の一対のプリズム面33a、33bのうち、隣接する第1のプリズム33と重なる方のプリズム面33bの一部は仮想面33b’として隣接する第1のプリズム33内に埋め込まれる形となり、仮想面33b’、33b’によって囲まれ、かつ、2つのプリズム面33b、33bが交わる谷底部33Cを頂部とする三角柱状の重なり部分35が形成される。
尚、第1のプリズム部31は、その断面形状を一体の形状として見た場合、2つの頂部33Aを備えた凹五角形状の断面を有する1つのプリズムからなるものとも言えるが、本明細書では、この凹五角形を、上述したように、2つの三角形を重ねて配置した構成として捉えるものであり、この意味で、第1のプリズム部31は、2つの個別の第1のプリズム33からなり、かつ、それぞれの第1のプリズム33は、隣接する第1のプリズム33内の仮想平面33b’を含めて定まる三角形状の断面を有するものとする。
入光プリズム30において、第2のプリズム部32は、第1のプリズム部31に対して入光端面22の長手方向に沿って隣接して設けられる。第2のプリズム34は、導光板21の厚さ方向に延びる三角柱状に形成される。すなわち、第2のプリズム34は、一対のプリズム面34a、34bから、三角形の断面形状を有するとともにその断面形状が導光板21の厚さ方向に対して一定であるように形成される。
また、図2に示す例において、第2のプリズム34は、隣接する第2のプリズム34及び隣接する第1のプリズム33と隙間も重なりもないように配列されている。したがって、第2のプリズム34のプリズム面34bと、隣接する第2のプリズム34のプリズム面34bとが交わる谷底部34Cは、入光端面22上に位置して、第2のプリズム34同士の境界を構成する。同様に、第2のプリズム34のプリズム面34aと、隣接する第1のプリズム33のプリズム面33aとが交わる谷底部34Dは、入光端面22上に位置して、第1のプリズム33と第2のプリズム34の(したがって、第1のプリズム部31と第2のプリズム部32の)境界を構成する。逆に言えば、この例における入光端面22は、第1及び第2のプリズム33、34の凸形状の基端部である谷底部34C、34Dをすべて含む仮想平面として特徴付けられる。
但し、面状照明装置10において、入光プリズム30は、第2のプリズム34と、隣接する第1または第2のプリズム33、34とを、隙間をおいて配列した箇所が含まれており、入光端面22に、第2のプリズム34と、隣接する第1または第2のプリズム33、34との間の平面が、その構成要素の一部として含まれるものであってもよい。
ここで、入光プリズム30において、第1のプリズム33の頂部33Aは、第2のプリズム34の頂部34Aよりも入光端面22に対して高い位置にあり(H1>H2)、さらに、互いに隣接する第1のプリズム33の重なりによって形成される谷底部(重なり部分35の頂部)33Cは、第2のプリズム34の頂部34Aよりも入光端面22に対して高い位置にある(H3>H2)ものである。
面状照明装置10において、入光プリズム30を構成する凸構造の入光端面22に対する高さが高い箇所は、低い箇所よりも、LED11の面状照明装置10への配置状態において、LED11方向に突出することになる。
また、入光プリズム30において、第1のプリズム部31と第2のプリズム部32とは、入光端面22の長手方向に沿って繰り返し形成されている。この際、1つの第1のプリズム部31とそれに隣接する1つの第2のプリズム部32とを1ユニットとするユニット間のピッチPは、少なくとも、LED11の発光面12の幅(面状照明装置10への配置状態において、入光端面22の長手方向に沿った長さ)よりも小さいことが好ましく、例えば、約100μmとするものであってもよい。このピッチPは、入光プリズム30の全体にわたって一定であってもよく、または、例えばLED11との位置関係等に応じて変化させるものであってもよい。
また、入光プリズム30において、第1及び第2プリズム33、34の頂角θは、全て同一の角度(例えば、80°)に形成されている。この構成は、導光板21の製造時、その金型加工において、入光プリズム30に対応する部分を一本のバイトを用いて容易に切削加工することが可能となるため、導光板21の製造性の点で有利なものである。但し、入光プリズム39において、第1及び第2プリズム33、34の頂角θは、分散性能等の光学特性に応じて、所定の範囲内(例えば、60°〜120°)で適宜設定されるものであり、その際、それぞれの第1及び第2プリズム33、34の頂角θは、全て同一でなくともよい。
次に、図3及び図4を参照して、入光プリズム30及び入光プリズム30を備える面状照明装置10の作用効果を説明すれば、次の通りである。
ここで、図3(a)には、入光端面22に本発明に係る入光プリズム30が形成された例が示されており、図3(b)には、入光端面22に従来の入光プリズム40が形成された例が示されている。従来の入光プリズム40は、導光板21の厚さ方向に延びる三角柱状のプリズム41(図示の例では、入光プリズム30の第1のプリズム33に相当する)を、入光端面22の長手方向に沿って隙間も重なりもなく配列した構成であり、プリズム41は全ての同一の高さを有している。
そして、図3(a)、(b)には、LED11から出射された光のうち、入光端面22に対してθ/2(但し、θは第2のプリズム34及びプリズム41の頂角)以上の入射角を有して斜めに入射した光が、それぞれプリズム面33a、41aを介して導光板21内に入光する際の光路が示されている。
図3(a)、(b)に示すように、本発明に係る入光プリズム30では、第1のプリズム33に、第1のプリズム33よりも入光面22に対する高さが低い第2のプリズム34が隣接しているため、1つの第1のプリズム33のプリズム面33aに入射する光が、従来のプリズム40の1つのプリズム41のプリズム面41aに入射する光よりも増大する(A1>B1)。
さらに、入光プリズム30では、第1のプリズム33が、隣接する第1のプリズム33と一部が重なるように形成されていることによって、プリズム面33aから入射した光のうち、対向するプリズム面33bでの反射によって前方に向けられることなく、斜め方向に進む光L2の割合(A3/A1)が、従来の入光プリズム40において、プリズム面41aから入射した光のうち、対向するプリズム面41bでの反射によって前方に向けられることなく、斜め方向に進む光L2の割合(B3/B1)よりも増大する((A3/A1)>(B3/B1))。
入光プリズム30のこの作用は、互いに隣接する第1のプリズム33の重なりによって形成される谷底部33Cが、第2のプリズム34の頂部34Aよりも入光端面22に対して高い位置にあることによって、さらに顕著なものとなる。
すなわち、本発明に係る入光プリズム30は、従来の入光プリズム40と比較して、入光端面22に対して斜めに入射した光のうち、入光プリズム30によって前方方向に光路が変換される光L1の割合を減少させ、そのまま斜め方向に導光板21内に導光される光L2の割合を増大させるものである。
この結果、入光端面22に入光プリズム30を備えた面状照明装置10では、図4に模式的に示すように、各LED11a、11b、11cから出射して導光板21に入光した光のうち、LEDの前方方向に導光される光La1、Lb1、Lc1が減少し、LEDの斜め方向に導光される光La2〜La5、Lb2〜Lb4、Lc2〜Lc4が増大する。
したがって、例えば、LED11bの前方領域Aにおける輝度に対して、LED11bから出射して導光板21内を前方に導光された光Lb1の寄与が減少し、両隣のLED11a、11cから斜め方向に導光された光La5、Lc4の寄与が増大する。このことは、LED11a、11cの前方領域についても同様である。
一方、例えば、LED11aとLED11bの間の領域Bでは、従来と同様に、主として両隣のLED11a、11bから斜め方向に導光される光La3、Lb2が、その領域Bにおける輝度に寄与するものであり、LED11bとLED11cの間の領域Cでは、主として両隣のLED11b、11cから斜め方向に導光される光Lb3、Lc2が、その領域Cにおける輝度に寄与するものである。
これによって、導光板21の入光端面22付近の輝度について、LEDの前方領域(例えば、LED11bの前方領域A)と、LEDの間の領域(例えば、LED11a、11bの間の領域B、及び、LED11b、11cの間の領域C)とで、輝度角度分布を均一化して反転現象を抑制しつつ、輝度を均一化することが可能となり、ひいては液晶表示装置等の面状照明装置10の被照明体の視認性を向上させることが可能となる。
以上、本発明を好ましい実施形態に基づいて説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明に係る入光プリズム30は、光漏れを増大させることなく反転現象を抑制することが可能な点で、図1に示すような入光部26を備えた薄型の面状照明装置10に対して有利に適用されるものであるが、本発明に係る入光プリズム30は、側端面を入光面とする導光板を備えた任意の面状照明装置に対して適用可能なものである。
さらに、上述した実施形態では、入光プリズム30は、入光端面22の全面にわたって形成されるものとしたが、入光プリズム30は、例えば入光端面22のLED11の発光面12に対向する領域等の、入光端面22の1つまたは複数の部分領域に選択的に形成されるものであってもよい。また、入光プリズム30が備える第2のプリズム部32は、必ずしも複数の第2のプリズム34を含むものでなくともよく、1つの第2のプリズム34を備えるものであってもよい。
また、入光プリズム30を構成する第1及び第2のプリズム33、34において、そのプリズム面33a、33b、34a、34bは、平面(傾斜角が一定)に限定されず、例えば、湾曲した曲面であってもよい。また、入光プリズム30において、入光端面22からの高さの異なるプリズムを含むプリズム部の種類は、必ずしも2種類に限定されず、入光プリズム30は、それぞれ高さの異なるプリズムを含む3種類以上のプリズム部を有するものであってもよい。
10:面状照明装置、11:LED(点状光源)、21:導光板、22:入光端面、24:出射面、30:入光プリズム、31:第1のプリズム部、32:第2のプリズム部、33:第1のプリズム、33A:第1のプリズムの頂部、34:第2のプリズム、34A:第2のプリズムの頂部

Claims (6)

  1. 点状光源と、該点状光源が配置される入光端面及び該入光端面から入光した光を面状に出射する出射面を有する導光板とを備え、前記入光端面に、前記点状光源からの光を前記出射面と略平行な平面内に分散させるための入光プリズムが形成された面状照明装置において、
    前記入光プリズムは、前記入光端面に対して凸状に形成される複数の第1のプリズムを含む第1のプリズム部と、該第1のプリズム部に前記入光端面の長手方向に沿って隣接して設けられ、前記入光端面に対して凸状に形成される第2のプリズムを含む第2のプリズム部とを有しており、前記第1のプリズムは、隣接する前記第1のプリズムと一部が重なるように形成され、かつ、前記第1のプリズムの頂部は、前記第2のプリズムの頂部よりも前記入光端面に対して高い位置にあることを特徴とする面状照明装置。
  2. 隣接する前記第1のプリズム同士の重なりによって形成される谷底部は、前記第2のプリズムの頂部よりも前記入光端面に対して高い位置にあることを特徴とする請求項1に記載の面状照明装置。
  3. 前記第1及び第2のプリズム部は、前記入光端面の長手方向に沿って繰り返し形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の面状照明装置。
  4. 前記第1及び第2のプリズムは、前記導光板の厚さ方向に対して一定の断面形状を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の面状照明装置。
  5. 前記第1及び第2のプリズムの断面形状は、三角形であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の面状照明装置。
  6. 前記第1及び第2のプリズムの頂角は全て同一であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の面状照明装置。
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