JP5724947B2 - 液体容器 - Google Patents

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Description

本発明は、液体を噴射する液体噴射装置に装着されて、内部に液体を収容する液体容器に関する。
印刷装置などの液体噴射装置には、液体の供給源として、内部に液体を収容した液体容器が搭載される。液体容器は、液体噴射装置に対して着脱可能に搭載されており、内部の液体が無くなると、新しい液体容器に交換することが可能である。
また、液体容器の交換時期を使用者に知らせる目的で、プリズムを用いて容器内の液体の有無を判断する技術が提案されている(特許文献1)。この技術では、液体容器内のプリズム室の底面にプリズムを設置しておき、プリズムに発光素子から光を入射して、反射した光を受光素子で検出する。プリズムの表面が液体から露出していない状態(液体容器内に液体が残っている状態)では光が戻ってこないので受光素子で光が検出されないが、プリズムが液体から露出すると、プリズムで反射した光が受光素子で検出される。このため、受光素子で光が検出されたか否かによって、液体容器内の液体の有無を判断することができる。
特開2003−260804号公報
しかし、上述した従来の液体容器では、プリズム室の内部に液体が残ってしまうことがあり、その結果として液体容器内の液体を使い切ることができなくなる場合があるという問題があった。
この発明は、従来技術が有する上述した課題を解決するためになされたものであり、プリズムを用いて内部の液体の有無を判断する液体容器において、プリズム室内にインクが残ることを抑制可能な技術の提供を目的とする。
上述した課題の少なくとも一部を解決するために、本発明の液体容器は次の構成を採用した。すなわち、
体噴射装置に液体を供給可能な液体容器であって、
前記液体噴射装置に前記液体を供給可能な流出口と、
前記液体容器内に設けられ、底面と、前記底面から立設する第1側壁面と、を有するプリズム室と、
前記プリズム室に設けられ、前記液体容器内の前記液体の有無を判断可能なプリズムと、
前記プリズム室の前記液体が前記流出口に吸い出されるよう、前記プリズム室と前記流出口との間に位置する吸引口と、
前記吸引口の上方に設けられた突部と、を備えたことを特徴とする。
このような本発明の液体容器においては、液体噴射装置によってプリズム室内の液体が吸引されに伴ってプリズム室の液面が下がるが、吸引口の部分では上方に設けられた突部に液体が付着するため、吸引口が液体で覆われた状態が維持される。従って、液面がプリズム室の底面に達するまで液体を吸引することができる。また、吸引口がプリズム室の角部に設けられているので、液面がプリズム室の底面に達した後も、プリズム室の角部に残った液体を吸引することができる。その結果、プリズム室に液体が残ることを抑制することが可能となる。
また、上述した本発明の液体容器においては、吸引口は、プリズム室の底面と、第1側壁面と、第1側壁面に隣接して底面から立設された第2側壁面とによって構成される角部の近傍に設けることとしてもよい。
隣接する2つの側壁面(第1側壁面および第2側壁面)と底面とによって構成される角部は、特に液体が集まり易い。このため、このような場所に吸引口を設けることとすれば、吸引口が液体で覆われた状態に維持し易くなる。その結果、吸引口から液体が吸引されることによって、プリズム室内に液体が残ることを確実に抑制することが可能となる。
また、上述した本発明の液体容器においては、片側が第2側壁面に接した状態で突部を設けることとしてもよい。
こうすれば、第1側壁面側から突部の下面に沿って液体が広がるだけでなく、第2側壁面側からから突部の下面に沿って液体が広がるので、より吸引口が液体で覆われた状態に維持しやすくなる。その結果、吸引口から液体が吸引されることによって、プリズム室内に液体が残ることをより確実に抑制可能となる。
また、上述した本発明の液体容器においては、第1側壁面から突設された突部の先端と、プリズム室内で第1側壁面と対向して設けられた第3側壁面との間に、隙間を形成することとしてもよい。こうすれば、隙間を介して突部の上方からも吸引口に液体を向かわせることができるので、吸引口から液体を吸引し易くすることが可能となる。
また、上述した本発明の液体容器においては、前記吸引口は円形に形成されていてもよい。口径に角部があると、液体は角を伝って移動可能である。これに対し、口径を円形にすることで、流出口とプリズム室との間での、毛管力による想定外の液体の移動を抑制することができる。前記突部は、前記第2側壁面と接していない側の側面が開口した形状に形成されていてもよい。これによれば、吸引口と突部とを一体に形成することができるので、吸引口および突部の形成が容易となる。
また、上述した本発明の液体容器においては、突部の側面の開口部分は、プリズム室の底面からの高さが吸引口に接近するにつれて低くなるように形成することとしてもよい。
こうすれば、突部の側面の開口部分を吸引口に向かって狭くすることができる。その結果、突部の側面の開口部分に働く毛細管力によって狭い方(吸引口の方向)に液体を移動させることができるので、プリズム室内に液体が残ることを抑制可能となる。
また、上述した本発明の液体容器においては、突部の側面の開口部分は、吸引口に最も近い位置での開口部分の底面からの高さを、プリズムが光を反射する位置までの底面からの高さよりも小さく設定することとしてもよい。こうすれば、プリズムで液体を検出している間は、吸引口が液体で覆われた状態とすることができる。このため、プリズムでは液体が検出されているにも拘らず、液体が吸引できなくなる事態を回避することができる。
また、上述した本発明の液体容器においては、突部の側面の開口部分は、吸引口から最も遠い位置での開口部分のプリズム室底面からの高さを、プリズムが光を反射する位置までのプリズム室底面からの高さよりも大きく設定することとしてもよい。
吸引口の上方に設けられた突部は、液体を付着させることによって下方の吸引口が液体で覆われた状態に維持する機能を有している。液体噴射装置に装着された液体容器は、往復動しながら使われることが多く、液体容器内の液面が揺れるため、比較的多くの液体が残っている場合でも、吸引口の一部が液面から露出することがある。このような場合でも、プリズムで光が反射される位置よりも液面が高い段階から突部で液体を保持して吸引口が液体で覆われた状態としておくことができるので、吸引口から確実に液体を吸引することができる。
本実施例の液体噴射装置の大まかな構成を示した説明図である。 本実施例のインクカートリッジの構造を示した説明図である。 プリズム室内のインクが吸引される様子を示した説明図である。 突部の側面の開口部分でのプリズム室の底面からの高さと、プリズムの光の反射位置との位置関係を示した説明図である。
以下では、上述した本願発明の内容を明確にするために、次のような順序に従って実施例を説明する。
A.装置構成:
B.インクカートリッジの構造:
C.プリズム室にインクが残ることを抑制可能な理由:
A.装置構成 :
図1は、いわゆるインクジェットプリンターを例に用いて本実施例の液体噴射装置の大まかな構成を示した説明図である。図示されているように、インクジェットプリンター10は、主走査方向に往復動しながら印刷用紙2上にインクドットを形成するキャリッジ20と、キャリッジ20を往復動させる駆動機構30などから構成されている。キャリッジ20には、インクを収容したインクカートリッジ100や、インクカートリッジ100が装着されるキャリッジケース22や、インクを噴射する噴射ヘッド24などが設けられている。噴射ヘッド24の底面側(印刷用紙2に向いた側)には複数のノズルが設けられており、インクカートリッジ100内のインクを噴射ヘッド24に導いて、ノズルから印刷用紙2にインクを噴射することが可能となっている。
尚、図示したインクジェットプリンター10では、シアン色、マゼンタ色、イエロー色、黒色の4種類のインクを用いてカラー画像を印刷することが可能であり、これに対応して噴射ヘッド24にはインクの種類毎にノズルが設けられている。そして、それぞれのノズルには、対応するインクカートリッジ100から通路(図示せず)を介してインクが供給される。
キャリッジ20を往復動させる駆動機構30は、内側に複数の歯形が形成されたタイミングベルト32や、タイミングベルト32を駆動するための駆動モーター34などから構成されている。タイミングベルト32の一部はキャリッジケース22に固定されており、タイミングベルト32を駆動すると、主走査方向に延設されたガイドレールによってガイドしながら、キャリッジ20を主走査方向に往復動させることが可能となる。
また、インクジェットプリンター10の印刷領域外の位置には、インクカートリッジ100内のインクの残量を光学的に検出するための検出部300が設けられている。詳しくは後述するが、検出部300の内部には、発光部および受光部が設けられており、キャリッジ20の移動に伴ってインクカートリッジ100が検出部300の上方を通過する際に発光部から光を発し、その光を受光部が受けるか否かによってインクカートリッジ100内のインクの残量を検出する。
図2は、本実施例のインクカートリッジ100の構造を示した斜視図である。図2(a)に示されているように、インクカートリッジ100は、硬質の樹脂材料で形成された本体ケース102や、本体ケース102の片側の側面を覆うフィルム103などから構成されている。本体ケース102の底面には、噴射ヘッド24にインクを供給するためのインク流出口104が設けられており、本体ケース102の上面には、インクカートリッジ100内のインクの消費に伴い、インクカートリッジ100内に空気を取り入れるための空気流入口105が設けられている。
図2(b)には、フィルム103を破ることによって、本実施例のインクカートリッジ100の内部構造の一部が示されている。図示されているように、インクカートリッジ100の内部には隔壁120が設けられており、隔壁120の上側には第1インク室110が形成され、隔壁120の下側には第2インク室130が形成されている。また、第2インク室130の右下方の位置には、第2インク室130の底面が低くなった箇所にプリズム室140が形成されており、プリズム室140の底面には、インクカートリッジ100内のインクの有無を判断するためのプリズム142が設けられている。プリズム142は本体ケース102の開口部に嵌め込まれており、プリズム142の底面に対して前述した検出部300の発光部から光を入射可能となっている。
第1インク室110と第2インク室130とは、隔壁120の複数箇所(本実施例では3か所)に設けられた連通口122によって互いに連通している。また、第1インク室110は、図面右側の連絡通路や、連絡通路の上流に設けられたインク室(図示せず)および空気通路(図示せず)などを介して、本体ケース102上面の空気流入口105と連通している。更に、プリズム室140は、プリズム室140の底部左奥に設けられた吸引口143および吸引通路(図示せず)を介して、本体ケース102底面のインク流出口104と連通している。このような構造のインクカートリッジ100では、インク流出口104から噴射ヘッド24にインクが流出すると、先ず上流側の図示しないインク室内のインクが無くなり、次に第1インク室110内のインクが無くなり、その次に第2インク室130内のインクが無くなり、その後にプリズム室140内のインクが無くなる。
また、本実施例のインクカートリッジ100では、プリズム室140の吸引口143の上方に、プリズム室140の奥側の側壁面(第1側壁面144)から突部146が設けられている。突部146は、吸引口143と同じ内径の略円管形状に形成されており、突部146の先端とプリズム室140の手前側の側壁面(フィルム103によって構成される面)との間には隙間が空いている。また、突部146の片側はプリズム室140の左側の側壁面(第2側壁面145)に接しており、突部146が第2側壁面145と接していない側の側面は開口している。更に、この突部146の開口部分は、プリズム室140の底面からの高さが吸引口143に近づくにつれて低くなるように形成されている。
C.プリズム室内のインクが吸引される様子 :
図3は、プリズム室140内のインクが吸引される様子を示した説明図である。尚、図3の左側には、インクカートリッジ100のフィルム103側からプリズム室140の内部を見た様子が示されており、図3の右側には、左側に示したプリズム室140の内部の様子を上方から見た様子が示されている。
図3(a)に示されているように、プリズム室140内に十分にインクが存在している状態では、プリズム室140内のインクが吸引口143から吸い出される。インクが吸い出されてプリズム室140内のインクの液面が下がると、やがてインク液面が吸引口の上端部より下になる。ここで、本実施例のインクカートリッジ100では、吸引口143がプリズム室140の底部左側(プリズム室140の壁際)に設けられており、且つ、吸引口143の上方には突部146が設けられている。このため、図3(b)に示されているように、インク面が吸引口143の上端部より下になっても、インクが突部146に付着することによって、吸引口143がインクで覆われた状態が維持される。そして、この状態で引き続きインクが吸い出されることによって、図3(c)に示されているように、インク液面がプリズム室140の底面に達するまでインクを吸引することができる。
また、インク液面がプリズム室140の底面に達した段階では、プリズム室140の壁際にインクが残っている(図3(c)を参照)。本実施例のインクカートリッジ100では、吸引口143がプリズム室140の壁際に設けられているので、インク液面がプリズム室140の底面に達した後も、プリズム室140の壁際のインクを吸引口143から吸引することができる。
また、図2(b)を用いて前述したように、突部146の先端とプリズム室140の手前側の側壁面(フィルム103によって構成される面)との間には隙間が空いている。このため、隙間を介して突部146の上方からも吸引口143にインクを向かわせることができるので、吸引口143からのインクの吸引が容易となる。更に、図2(b)を用いて前述したように、本実施例のインクカートリッジ100では、吸引口143が円形に形成されるとともに、突部146が、吸引口143と同じ内径の略円管形に形成されている。こうすることで、吸引口143と突部146とを一体に形成することができるので、吸引口143および突部146を容易に形成可能となる。
加えて、本実施例のインクカートリッジ100では、突部146の側面の開口部分は、プリズム室140の底面からの高さが吸引口143に近づくにつれて低くなるように形成されている(図2(b)を参照)。これにより、開口部分は吸引口143に向かって狭くなっているので、開口部分に働く毛細管力によって、狭い方(吸引口143の方)にインクを移動させることができる。その結果、プリズム室140内にインクが残ることを抑制可能となる。
更に加えて、本実施例のインクカートリッジ100では、突部146の側面の開口部分でのプリズム室140の底面からの高さが、プリズム142の光の反射位置との関係において次のように設定されている。以下ではこの点について補足説明する。
図4は、突部146の側面の開口部分でのプリズム室140の底面からの高さと、プリズム142の光の反射位置との位置関係を示した説明図である。図4の左側には、プリズム室140内の吸引口143および突部146を側方から見た様子が示されており、図4の右側には、プリズム142を側方から見た様子が示されている。尚、図4の右図には、検出部300の発光部302からプリズム142に入射した光が検出位置で反射して受光部304に向かう様子が破線によって示されている。
図示されているように、本実施例のインクカートリッジ100では、吸引口143に最も近い位置での突部146の開口部分の底面からの高さh1が、プリズム142の光の反射位置までの高さh3よりも小さく設定されている。このように設定しておけば、プリズム142でインクが有ると検出している間は、吸引口143がインクで覆われた状態とすることができる。その結果、プリズム142ではインクが有ると検出されているにも拘わらず、インクが吸引できなくなる事態を回避することができる。
また、図示されているように、本実施例のインクカートリッジ100では、吸引口143から最も遠い位置での突部146の開口部分の底面からの高さh2が、プリズム142の光の反射位置までの高さh3よりも大きく設定されている。こうすれば、プリズム142で光が反射される位置よりも液面が高い段階から突部146でインクを保持し、吸引口143がインクで覆われた状態としておくことができる。このため、比較的多くのインクが残っている状態で、インクカートリッジ100の往復動によってプリズム室140内の液面が揺れることにより、吸引口143の一部が液面から露出することを回避することができる。その結果、吸引口143から確実にインクを吸引することが可能となる。
以上、各種の実施形態を説明したが、本発明は上記すべての実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。例えば、本実施例のインクカートリッジでは、吸引口143は、プリズム室140の2つの側壁面(第1側壁面144,第2側壁面145)と、底面とによって構成される四隅の位置設けられているものと説明した。しかし、このようにプリズム室140の四隅の位置でなくても、少なくともプリズム室140の壁際の位置(プリズム室140の底面から側壁面が立設する位置)であれば、本実施例のインクカートリッジと同様に、吸引口143をインクで覆われた状態に維持することが可能である。
2…印刷用紙、 10…インクジェットプリンター、 20…キャリッジ、
22…キャリッジケース、 24…噴射ヘッド、 30…駆動機構、
32…タイミングベルト、 34…駆動モーター、 100…インクカートリッジ
102…本体ケース、 103…フィルム、 104…インク流出口、
105…空気流入口、 110…第1インク室、 120…隔壁、
122…連通口、 130…第2インク室、 140…プリズム室、
142…プリズム、 143…吸引口、 144…第1側壁面、
145…第2側壁面、 146…突部、 300…検出部、
302…発光部、 304…受光部

Claims (9)

  1. 液体噴射装置に液体を供給可能な液体容器であって、
    前記液体噴射装置に前記液体を供給可能な流出口と、
    前記液体容器内に設けられ、底面と、前記底面から立設する第1側壁面と、を有するプリズム室と、
    前記プリズム室に設けられ、前記液体容器内の前記液体の有無を判断可能なプリズムと、
    前記プリズム室の前記液体が前記流出口に吸い出されるよう、前記プリズム室と前記流出口との間に位置する吸引口と、
    前記吸引口の上方に設けられた突部と、を備え、
    前記吸引口は、前記プリズム室の底面と、前記第1側壁面と、該第1側壁面に隣接して該底面から立設された第2側壁面とによって構成される角部の近傍に設けられている、ことを特徴とする液体容器。
  2. 請求項に記載の液体容器であって、
    前記突部は、片側が前記第2側壁面に接した状態で設けられている、ことを特徴とする液体容器。
  3. 請求項に記載の液体容器であって、
    前記第1側壁面から突設された前記突部の先端と、前記プリズム室内で前記第1側壁面と対向して設けられた第3側壁面との間には、隙間が形成されている、ことを特徴とする液体容器。
  4. 請求項1ないしのいずれか一項に記載の液体容器であって、
    前記吸引口は円形に形成されている、ことを特徴とする液体容器。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の液体容器であって、
    前記突部は、前記第2側壁面と接していない側の側面が開口した形状に形成されている、ことを特徴とする液体容器。
  6. 液体噴射装置に液体を供給可能な液体容器であって、
    前記液体噴射装置に前記液体を供給可能な流出口と、
    前記液体容器内に設けられ、底面と、前記底面から立設する第1側壁面と、を有するプリズム室と、
    前記プリズム室に設けられ、前記液体容器内の前記液体の有無を判断可能なプリズムと、
    前記プリズム室の前記液体が前記流出口に吸い出されるよう、前記プリズム室と前記流出口との間に位置する吸引口と、
    前記吸引口の上方に設けられた突部と、を備え、
    前記突部は、前記第2側壁面と接していない側の側面が開口した形状に形成されている、ことを特徴とする液体容器。
  7. 請求項5または6に記載の液体容器であって、
    前記突部の側面の前記開口部分は、前記底面からの高さが前記吸引口に接近するにつれて低くなるように形成されている、ことを特徴とする液体容器。
  8. 請求項5または6に記載の液体容器であって、
    前記突部の側面の前記開口部分は、前記吸引口に最も近い位置での前記底面からの高さが、前記底面から前記プリズムが光を反射する位置までの高さよりも小さく設定されている、ことを特徴とする液体容器。
  9. 請求項5または6に記載の液体容器であって、
    前記突部の側面の前記開口部分は、前記吸引口から最も遠い位置での前記底面からの高さが、前記プリズムが光を反射する位置までの高さよりも大きく設定されている、ことを特徴とする液体容器。
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