JP5718396B2 - バッテリターミナル - Google Patents

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Description

本発明は、電流センサに用いるシャント抵抗を備えたバッテリターミナルに関するものである。
バッテリポストに接続するバッテリターミナルには、ダイカストで製造されたものや鋼板を加工して製造されたものが従来より用いられている。また、バッテリの電流を測定するための電流センサが、バッテリターミナルに設置されたものも従来より知られている。電流センサにはシャント抵抗が用いられるが、シャント抵抗をバッテリターミナルに強固に固定するとともに、小型化、軽量化を図り、信頼性、作業性等を高めることが強く望まれている。
従来のバッテリターミナルの一例として、特許文献1には、バッテリターミナルがダイカストで製造され、これにシャント抵抗が素材結合(ろう付け、溶接等)されたものが記載されている。また、ダイカストで製造されたバッテリターミナルに、シャント抵抗がボルト締結で固定されたものも知られている。
従来のバッテリターミナルの別の例として、特許文献2、3では、バッテリターミナル(バスバー)が平板形状の鋼材をプレス成形して形成されている。バッテリターミナルを形成する鋼材には、例えば銅マンガン合金や銅ニッケル合金などの銅合金が用いられている。特許文献2、3に記載されている電流センサは、シャント抵抗がバッテリターミナルと同一の鋼板で形成されて一体化された構造を有している。また、シャント抵抗を別の鋼材で形成し、これをバッテリターミナルにボルト締結で固定したものも知られている。
特表2010−505103号公報 特開2012−220249号公報 特開2005−129379号公報
しかしながら、特許文献1等のように、バッテリターミナルにシャント抵抗をボルト締結やろう付け等の素材接合で接続したものでは、部品点数が増えて軽量化、小型化するのが難しいといった問題がある。バッテリターミナルとシャント抵抗との接続では、中間部材を介在させるために部材が多くなり、電気的な接続信頼性、および機械的な接続信頼性を担保するのが容易でない。また、バッテリターミナルとシャント抵抗との接続作業が必要になるが、組み立てや組み付けの作業性も低いといった問題もある。一方、特許文献2、3等のようにバッテリターミナルとシャント抵抗とを一体化した構造では、十分な剛性が得られず、その製造も容易でない、等の問題がある。
本発明はこれらの問題を解決するためになされたものであり、その一部がシャント抵抗に用いられるバスバーを一体化して製造するのが容易で高い剛性を有するバッテリターミナルを提供することを目的とする。
本発明のバッテリターミナルの第1の態様は、バッテリポストに取り付けられるバッテリターミナルであって、前記バッテリポストを挿入するためのポスト開口部を有して前記バッテリポストに固定されるポスト接続体と、電流を測定するためのシャント抵抗に用いられる抵抗部を有するバスバーと、を備え、前記ポスト接続体は、前記バスバーの一端でかつ前記抵抗部以外の部分を鋳込んでダイカストで製造されていることを特徴とする。
本発明のバッテリターミナルの他の態様は、前記バスバーの一端に切り欠き部が形成されていることを特徴とする。
本発明のバッテリターミナルの他の態様は、前記バスバーの一端が、前記ポスト開口部の内周を周回する円盤状または円弧状に形成されていることを特徴とする。
本発明のバッテリターミナルの他の態様は、前記バスバーは、前記抵抗部の長手方向にある2つの端面のそれぞれを含む2つの平面が前記ポスト開口部と交差するかまたは接するように配置されており、前記抵抗部は、前記バッテリポストと接触せず、前記バッテリポストからの距離が前記バスバーの長手方向の一端から前記抵抗部までの距離よりも短くなるように配置されていることを特徴とする。
本発明のバッテリターミナルの他の態様は、前記ポスト開口部は、前記バッテリポストに密接するようにテーパ状に形成されていることを特徴とする。
本発明のバッテリターミナルの他の態様は、前記バスバーは、少なくとも前記抵抗部以外が銅または銅合金で形成されていることを特徴とする。
本発明のバッテリターミナルの他の態様は、前記抵抗部は、銅、マンガン、ニッケルからなる銅合金で形成されていることを特徴とする。
本発明のバッテリターミナルの他の態様は、前記バスバーは、前記抵抗部を除いて電気的な接続性を高めるためのメッキが施されていることを特徴とする。
本発明のバッテリターミナルの他の態様は、前記ポスト接続体は、黄銅で形成されていることを特徴とする。
本発明のバッテリターミナルの他の態様は、前記バスバーは、他端にワイヤハーネスを接続するための開口部が形成されたハーネス接続部を有していることを特徴とする。
本発明のバッテリターミナルの他の態様は、前記バスバーは、他端にワイヤハーネスを接続するための接続突部が形成されたハーネス接続部を有していることを特徴とする。
本発明のバッテリターミナルの他の態様は、前記接続突部は、前記ポスト接続体の製造時にダイカストで製造されていることを特徴とする。
本発明のバッテリターミナルの他の態様は、前記接続突部は、前記ポスト接続体の製造時に鋳込み金具として前記バスバーの他端側に鋳込まれていることを特徴とする。
本発明のバッテリターミナルの他の態様は、前記バスバーは、前記抵抗部で発生する電圧を測定するための回路基板を接続する端子部を有していることを特徴とする。
本発明のバッテリターミナルの他の態様は、前記抵抗部と前記ハーネス接続部とが、樹脂成型または樹脂モールドにより覆われていることを特徴とする。
本発明によれば、その一部がシャント抵抗に用いられるバスバーを一体化して製造するのが容易で高い剛性を有するバッテリターミナルを提供することが可能となる。
本発明の第1実施形態のバッテリターミナルの構成を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態のバッテリターミナルが備えるバスバーの構成を示す平面図である。 本発明の第2実施形態のバッテリターミナルの構成を示す斜視図及び上面図である。 本発明の第3実施形態のバッテリターミナルの構成を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態のバッテリターミナルが備えるバスバーの構成を示す平面図である。 本発明の第4実施形態のバッテリターミナルの構成を示す斜視図である。 本発明の第4実施形態のバッテリターミナルが備えるバスバーの構成を示す平面図である。
本発明の好ましい実施の形態におけるバッテリターミナルについて、図面を参照して詳細に説明する。なお、同一機能を有する各構成部については、図示及び説明簡略化のため、同一符号を付して示す。
(第1実施形態)
バッテリの状態監視を行うバッテリ状態検知センサ等では、バッテリの電流を検出するための電流センサを備えている。バッテリから電流を取り出すためにバッテリのポストにバッテリターミナルが装着されるが、電流センサは、バッテリターミナルに流れる電流を測定するために、バッテリターミナルにシャント抵抗を接続し、それによる電圧降下を測定している。本発明のバッテリターミナルは、シャント抵抗を強固に固定して一体化した構造を有している。
本発明の第1の実施形態に係るバッテリターミナルを、図1を用いて説明する。図1は、本実施形態のバッテリターミナル100の構成を示す斜視図である。本実施形態のバッテリターミナル100は、ポスト接続体110とバスバー120を備えており、バスバー120の一端がポスト接続体110の内部に挿入されて固定されている。
ポスト接続体110は、バッテリポストに装着するためのポスト開口部111と、バスバー120を外部に突出させるためのバスバー接続部112とを有している。バスバー120は、一端がポスト接続体110の内部で固定されており、他端がバスバー接続部112から外部に突出している。
バスバー120の一端をポスト接続体110の内部に固定するために、本実施形態のバッテリターミナル100は、ポスト接続体110をダイカストにより製造しており、事前に製造されたバスバー120の一端側を、ダイカスト製造時に金型の中にインサート(鋳込み)することで固定している。
バスバー120の構成を図2に示す。図2は、本実施形態のバッテリターミナル100が有するバスバー120の構成を示す平面図である。バスバー120は、シャント抵抗に用いられる抵抗部122と、それを挟むように接続された第1導体部121及び第2導体部123で構成されており、ダイカストによりポスト接続体110を製造する前にこれを製造しておく。
バスバー120は、例えば銅化合物で形成することができ、一例として第1導体部121と第2導体部123を銅で形成し、抵抗部122を銅、マンガン、ニッケルからなる銅合金で形成することができる。銅、マンガン、ニッケルからなる銅合金としては、マンガニン(登録商標)が例示される。第1導体部121及び第2導体部123を銅で形成し、抵抗部122をマンガニン等の銅合金とした場合には、それぞれの間の良好な結合が得られ、電気的、熱的、及び機械的な接続信頼性を向上させることができる。なお、バスバー120を、銅板のみで形成することも可能である。
バスバー120の一端側に形成される第1導体部121は、その端部がポスト接続体110の内部に固定される。ポスト接続体110の内部に固定される第1導体部121の端部は、切り欠き部125が形成されて複雑な形状に形成されている。第1導体部121の端部をこのような複雑な形状に形成することで、ポスト接続体110の内部で強固に固定される、といったアンカー効果が得られる。なお、図2では、第1導体部121の端部に矩形状の切り欠き部125を形成しているが、切り欠き部125の形状はこれに限定されず、その他の形状、例えば曲線状に形成してもよい。
また、バスバー120の第1導体部121と第2導体部123を銅で形成し、ポスト接続体110を黄銅とすることにより、金属の特性が近く相性がよいことから、それぞれを結合する結合度が高くなるといった利点がある。
バスバー120の他端側に形成される第2導体部123は、ワイヤハーネスを接続するためのハーネス接続部123aが設けられている。ハーネス接続部123aには、ワイヤハーネスをねじ止めするためのバスバー開口部123bが設けられている。ハーネス接続部123a及びバスバー開口部123bの形状はこれに限定されず、ワイヤハーネスの接続に好適な形状に形成することができる。
抵抗部122は、その両側の第1導体部121及び第2導体部123と抵抗値が異なっている。電流センサは、主に抵抗部122における電圧降下を測定することでバッテリの電流値を測定するように構成される。抵抗部122を挟んで第1導体部121及び第2導体部123に端子部131、132が設けられており、電流センサの回路基板がこれに接続される。端子部131、132間の距離は、抵抗値の変動要因を減じる観点から、短い方が好ましい。例えば、図2に示すように、抵抗部122を挟んで、端子部131、132を対向して配置することが好ましいが、他部品の配置等に応じ、適宜変更することが可能である。
本実施形態のバッテリターミナル100は、一端側のポスト接続体110をバッテリポストに装着して電気的に接続し、他端側のバスバー120のバスバー開口部123bにワイヤハーネスを接続することで、バッテリからワイヤハーネスに電流を伝導させる伝導体、すなわちバスバーとしての機能を有している。それとともに、バッテリターミナル100は、ポスト接続体110がバッテリポストに固定されることで、バスバー120に接続された電流センサの回路基板やハーネス接続部123aに接続されたワイヤハーネスの一端を固定または支持する構造体としての機能も有している。
ポスト接続体110のポスト開口部111は、バッテリポストを挿通可能な円筒形状に形成されている。バッテリポストがテーパ状に形成されているときは、ポスト開口部111もテーパ状に形成することができる。これにより、バッテリポストに密接させて電気的な接続性を高めることができる。
バスバー120は、電気的な接続性を高めるために、これにメッキを施してもよい。また、バスバー120のポスト接続体110から露出する部分である抵抗部122及び第2導体部123を覆うように、樹脂成型または樹脂モールドしてもよい。
本実施形態のバッテリターミナル100によれば、バスバー120を一体化させてポスト接続体110をダイカストで製造することができ、製造容易で高い剛性を有するバッテリターミナルを提供することができる。また、少ない部品点数で構成することができ、軽量化や小型化を図ることが容易である。これにより、組み立て性を向上させて組み立て工数(作業工数)を削減することができ、低コスト化を図ることができる。また、電気的および機械的な接続信頼性を向上させることができる。さらに、ポスト接続体110とバスバー120との接続部で抵抗があると発熱するが、本実施形態のバッテリターミナル100では、バスバー120をポスト接続体110にインサートしていることから、熱を逃がしやすく、高い放熱性及び高い熱伝導性を有している。
(第2実施形態)
本発明の第2の実施形態に係るバッテリターミナルを、図3を用いて説明する。図3(a)は、本実施形態のバッテリターミナル200の構成を示す斜視図であり、図3(b)は上面図である。本実施形態のバッテリターミナル200は、ポスト接続体210とバスバー220を備えており、第1実施形態のバスバー120のハーネス接続部123aに設けられていたバスバー開口部123bに代えて、ハーネス接続部223aに接続突部223bが設けられている。
本実施形態のバッテリターミナル200では、ワイヤハーネスの一端が接続突部223bに接続される。接続突部223bはダイカストで成型することができ、例えばポスト接続体210をダイカストで製造するときに同時に成型してもよい。あるいは、接続突部223bを鋳込み金具とすることができ、ダイカスト製造時にハーネス接続部223aにインサート成型してもよい。
また、本実施形態のバッテリターミナル200では、ポスト接続体210とバスバー220との相対的な位置関係が第1実施形態のバッテリターミナル100と異なっている。第1実施形態のバッテリターミナル100では、バスバー120の長手方向がポスト接続体110のポスト開口部111の半径方向に略一致していたが、本実施形態のバッテリターミナル200では、バスバー220をポスト開口部211に隣接して配置する。本実施形態によれば、ハーネス接続部223aを含めてバスバー220をポスト接続体210の周囲に配置することが可能となり、電流センサ全体をポスト接続体周囲にコンパクトに形成することができる。
ポスト接続体210とバスバー220との相対的な位置関係として、次の条件を満たすように配置するのがよい。すなわち、バスバー220の長手方向と直交する方向に見て、バスバー220に設けられた抵抗部222がポスト開口部211と重なる範囲に配置されるのがよい。より詳細には、抵抗部222の長手方向にある2つの端面(第1導体部221及び第2導体部223との境界面)222a、222bのそれぞれを含む2つの平面が、ポスト開口部211と交差するかまたは接するように配置されるのがよい。
図3(b)において、説明容易のために抵抗部222の位置を基準にポスト開口部211の配置を変更したとき、ポスト開口部が211−aの位置にあるときに抵抗部222の端面222aがポスト開口部211と接し端面222bがポスト開口部211と交差する。また、ポスト開口部が211−bの位置にあるときに抵抗部222の端面222bがポスト開口部211と接し端面222aがポスト開口部211と交差する。従って、ポスト開口部211が211−aと211−bとの間に位置するとき、抵抗部222の2つの端面222a、222bのそれぞれを含む2つの平面が、ポスト開口部211と交差するかまたは接するように配置される。ポスト開口部211が、同図に示す破線の位置に配置されるのは、省スペースの観点から好ましくない。
また、抵抗部222はバッテリポストと接触せず、バッテリポストからの距離がバスバー220の長手方向の一端から抵抗部222までの距離よりも短くなるように配置されていることが好ましい。抵抗部222がバッテリポストと接触しないことにより、抵抗部222として機能することが可能となる。また、バッテリポストからの距離がバスバー220の長手方向の一端から抵抗部までの距離、つまり第1導体部221または第2導体部223の長さよりも短くなるように配置することにより、小型化を図ることができる。
図3に示すバッテリターミナル200では、ポスト接続体210の略右半分にバスバー220を突出させるためのバスバー接続部212が設けられている。そして、バスバー220の一端(図面右側)がバスバー接続部212から内部に挿入されており、接続突部223bが設けられた他端が図面左側となるように配置されている。
本実施形態のバッテリターミナル200でも、バスバー220を事前に作製しておき、ダイカストでポスト接続体210を製造するときに、バスバー220を金型の中にインサート(鋳込み)することで形成される。また、本実施形態ではポスト接続体210と同時に接続突部223bをダイカストで製造することも可能である。あるいは、接続突部223bを鋳込み金具としてダイカスト製造時にハーネス接続部223aにインサート成型してもよい。
図3に示すバッテリターミナル200では、バスバー220を外部に突出させるためのバスバー接続部212がポスト接続体210の略右半分に設けられているが、これに限定されず、バスバー接続部212をポスト接続体210の略左半分に設けてもよい。本実施形態のバッテリターミナル200では、ポスト接続体210とバスバー220との接続の向きは左右どちらでもよく、例えば図3に示すバッテリターミナル200と鏡面対称となるように配置することもできる。
本実施形態のバッテリターミナル200でも、ポスト接続体210にバスバー220を一体化して製造することができ、製造容易で高い剛性を有するバッテリターミナルを提供することができる。また、軽量化、小型化、組み立て工数(作業工数)削減、電気的および機械的な接続信頼性の向上、等の効果が得られる。さらに、高い放熱性及び高い熱伝導性を得ることができる。
(第3実施形態)
本発明の第3の実施形態に係るバッテリターミナルを、図4、5を用いて説明する。図4は、本実施形態のバッテリターミナルの構成を示す斜視図である。また図5は、本実施形態のバッテリターミナルが備えるバスバーの構成を示す平面図である。本実施形態のバッテリターミナル300(300a、300b)が備えるバスバー320(320a、320b)は、長手方向の途中で左方向または右方向に屈曲した形状を有している。
図4(a)及び図5(a)に示すバスバー320aは、第1導体部321aが、ポスト接続体310側から見て長手方向の途中で左方向に略直角に屈曲している。また、図4(b)及び図5(b)に示すバスバー320bは、第1導体部321bが、ポスト接続体310側から見て長手方向の途中で右方向に略直角に屈曲している。バスバー320aと320bは、相互に鏡面対称となる形状に形成されている。
本実施形態のバッテリターミナル300では、バスバー320を屈曲させることで小型化が図られている。
(第4実施形態)
本発明の第4の実施形態に係るバッテリターミナルを、図6、7を用いて説明する。図6は、本実施形態のバッテリターミナルの構成を示す斜視図である。また図7は、本実施形態のバッテリターミナルが備えるバスバーの構成を示す平面図である。本実施形態のバッテリターミナル400が備えるバスバー420は、第1導体部421の一端が円筒状に形成された周回部421aを有している。
周回部421aは、ポスト開口部411の内周を周回する形状に形成されており、ポスト接続体410をダイカストで製造するときにインサートされる。周回部421aの内面は、ポスト接続体410から露出するように形成するのが好ましく、これによりバスバー420がバッテリポストに直接接続されることになり、電気的な接続信頼性を向上させることができる。また、バスバー420がバッテリポストで直接支持されることになり、機械的な接続信頼性も向上する。
第1導体部421の周回部421aの形状は、図6及び図7(a)に示すようなバッテリポストを周回する円筒形状に限定されない。一例として、図7(b)、(c)に示すように、円筒の所定の位置で切断した形状に周回部421aを形成してもよい。あるいは、図7(d)に示すように、バッテリポストの一部だけを周回するように周回部421aを円弧状に形成してもよい。
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係るバッテリターミナルの一例を示すものであり、これに限定されるものではない。本実施の形態におけるバッテリターミナルの細部構成及び詳細な動作等に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
100、200、300,400 バッテリターミナル
110、210、310、410 ポスト接続体
111、211、411 ポスト開口部
112、212 バスバー接続部
120、220、320、420 バスバー
121、221、321、421 第1導体部
122、222、322,422 抵抗部
123、223、323,423 第2導体部
123a、223a ハーネス接続部
123b バスバー開口部
125 切り欠き部
131、132 端子部
223b 接続突部

Claims (15)

  1. バッテリポストに取り付けられるバッテリターミナルであって、
    前記バッテリポストを挿入するためのポスト開口部を有して前記バッテリポストに固定されるポスト接続体と、
    電流を測定するためのシャント抵抗に用いられる抵抗部を有するバスバーと、を備え、
    前記ポスト接続体は、前記バスバーの一端でかつ前記抵抗部以外の部分を鋳込んでダイカストで製造されている
    ことを特徴とするバッテリターミナル。
  2. 前記バスバーの一端に切り欠き部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のバッテリターミナル。
  3. 前記バスバーの一端が、前記ポスト開口部の内周を周回する円盤状または円弧状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のバッテリターミナル。
  4. 前記バスバーは、前記抵抗部の長手方向にある2つの端面のそれぞれを含む2つの平面が前記ポスト開口部と交差するかまたは接するように配置されており、
    前記抵抗部は、前記バッテリポストと接触せず、前記バッテリポストからの距離が前記バスバーの長手方向の一端から前記抵抗部までの距離よりも短くなるように配置されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のバッテリターミナル。
  5. 前記ポスト開口部は、前記バッテリポストに密接するようにテーパ状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のバッテリターミナル。
  6. 前記バスバーは、少なくとも前記抵抗部以外が銅または銅合金で形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のバッテリターミナル。
  7. 前記抵抗部は、銅、マンガン、ニッケルからなる銅合金で形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のバッテリターミナル。
  8. 前記バスバーは、前記抵抗部を除いて電気的な接続性を高めるためのメッキが施されている
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のバッテリターミナル。
  9. 前記ポスト接続体は、黄銅で形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のバッテリターミナル。
  10. 前記バスバーは、他端にワイヤハーネスを接続するための開口部が形成されたハーネス接続部を有している
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のバッテリターミナル。
  11. 前記バスバーは、他端にワイヤハーネスを接続するための接続突部が形成されたハーネス接続部を有している
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のバッテリターミナル。
  12. 前記接続突部は、前記ポスト接続体の製造時にダイカストで製造されている
    ことを特徴とする請求項11に記載のバッテリターミナル。
  13. 前記接続突部は、前記ポスト接続体の製造時に鋳込み金具として前記バスバーの他端側に鋳込まれている
    ことを特徴とする請求項11に記載のバッテリターミナル。
  14. 前記バスバーは、前記抵抗部で発生する電圧を測定するための回路基板を接続する端子部を有している
    ことを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載のバッテリターミナル。
  15. 前記抵抗部と前記ハーネス接続部とが、樹脂成型または樹脂モールドにより覆われている
    ことを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載のバッテリターミナル。



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