JP5716718B2 - 中国語表示制御装置、中国語表示制御プログラム及び中国語表示制御方法 - Google Patents

中国語表示制御装置、中国語表示制御プログラム及び中国語表示制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、中国語表示制御装置、中国語表示制御プログラム及び中国語表示制御方法に関する。
従来から、中国語の文字列を表示する中国語表示制御装置では、中国語の文字列を表示する場合に、各文字との対応位置に、当該文字のピンインを表示することができるようになっている(例えば特許文献1)。
ところで、中国語を発音する場合、文字の組合せによっては声調(四声)が変化(変調)することがある。例えば、第三声の文字が連続する場合には、これら第三声の文字のうち、前側の文字の声調が第三声から第二声に変化する。
特開2011−76384号公報
しかしながら、従来の中国語表示制御装置では、文字の組合せによって声調が変化する場合であっても、その旨が表示されず、また、ピンインなどの表示内容も変更されないため、学習効率が低下してしまう。
本発明の課題は、中国語の文字列中の漢字の組合せによって声調が変化する場合に、その旨を容易に認識することのできる中国語表示制御装置、中国語表示制御プログラム及び中国語表示制御方法を提供することである。
本発明は、中国語表示制御装置において、
中国語の漢字文字列を表示する制御を行う漢字文字列表示制御手段と、
前記漢字文字列に対応付けて、当該漢字文字列のピンインを表示する制御を行うピンイン表示制御手段と、
前記漢字文字列から、特定の声調の漢字の組合せによって声調が変化する漢字を声調変化漢字として検出する声調変化検出手段と、
前記ピンイン表示制御手段により表示されたピンインのうち、前記声調変化漢字に対応するピンインを識別表示する制御を行う声調変化ピンイン識別表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、中国語の文字列中の漢字の組合せによって声調が変化する場合に、その旨を容易に認識することができる。
(a)は本発明に係る中国語表示制御装置を適用した電子辞書の概観を示す図であり、(b)は本発明に係る中国語表示制御装置を適用したタブレットパソコンの概観を示す図である。 電子辞書の内部構成を示すブロック図である。 中国語表示制御処理を示すフローチャートである。 声調変化識別表示処理を示すフローチャートである。 声調変化検出処理を示すフローチャートである。 表示部の表示内容を示す図である。 表示部の表示内容を示す図である。 表示部の表示内容を示す図である。 表示部の表示内容を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る中国語表示制御装置を電子辞書に適用した場合の実施形態について詳細に説明する。
[外観構成]
図1(a)は、電子辞書1の平面図である。
この図に示すように、電子辞書1は、メインディスプレイ10、サブディスプレイ11、カードスロット12、スピーカ13及びキー群2を備えている。
メインディスプレイ10及びサブディスプレイ11は、ユーザ操作に応じた文字や符号等、各種データをカラーで表示する部分であり、LCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic Luminescence Display)等によって構成されている。なお、本実施の形態におけるメインディスプレイ10及びサブディスプレイ11は、いわゆるタッチパネル110(図2参照)と一体的に形成されており、手書き入力等の操作を受け付け可能となっている。
カードスロット12は、種々の情報を記憶した外部情報記憶媒体12a(図2参照)と着脱可能に設けられている。
スピーカ13は、ユーザ操作に応じた音声を出力する部分である。
キー群2は、ユーザから電子辞書1を操作するための操作を受ける各種キーを有している。具体的には、キー群2は、訳/決定キー2bと、文字キー2cと、辞書選択キー2dと、カーソルキー2eと、シフトキー2fと、戻るキー2g等とを有している。
訳/決定キー2bは、検索の実行や、見出し語の決定等に使用されるキーである。文字キー2cは、ユーザによる文字の入力等に使用されるキーであり、本実施の形態においては“A”〜“Z”キーを備えている。辞書選択キー2dは、後述の辞書データベース820,…(図2参照)の選択に使用されるキーである。
カーソルキー2eは、画面内の反転表示位置、つまりカーソル位置の移動等に使用されるキーであり、本実施の形態においては上下左右の方向を指定可能となっている。シフトキー2fは、日本語の単語を検索対象に設定するとき等に使用されるキーである。戻るキー2gは、前回表示した画面に戻るとき等に使用されるキーである。
[内部構成]
続いて、電子辞書1の内部構造について説明する。図2は、電子辞書1の内部構成を示すブロック図である。
この図に示すように、電子辞書1は、表示部40、入力部30、音声出力部70、記録媒体読取部60、CPU(Central Processing Unit)20、記憶部80を備え、各部はバスで相互にデータ通信可能に接続されて構成されている。
表示部40は、上述のメインディスプレイ10及びサブディスプレイ11を備えており、CPU20から入力される表示信号に基づいて各種情報をメインディスプレイ10やサブディスプレイ11に表示するようになっている。
入力部30は、上述のキー群2やタッチパネル110を備えており、押下されたキーやタッチパネル110の位置に対応する信号をCPU20に出力するようになっている。
音声出力部70は、上述のスピーカ13を備えており、CPU20から入力される音声出力信号に基づいてスピーカ13に音声出力を行わせるようになっている。
記録媒体読取部60は、上述のカードスロット12を備えており、当該カードスロット12に装着された外部情報記憶媒体12aから情報を読み出したり、当該外部情報記憶媒体12aに情報を記録したりするようになっている。
ここで、外部情報記憶媒体12aには、辞書データベース820等が格納されるようになっている。なお、この辞書データベース820は後述の記憶部80における辞書データベース820と同様のデータ構造を有しているため、ここでは説明を省略する。
記憶部80は、電子辞書1の各種機能を実現するためのプログラムやデータを記憶するとともに、CPU20の作業領域として機能するメモリである。本実施の形態においては、記憶部80は、本発明に係る中国語表示制御プログラム81と、辞書データベース群82等とを記憶している。
中国語表示制御プログラム81は、後述の中国語表示制御処理(図3参照)をCPU20に実行させるためのプログラムである。
辞書データベース群82は、辞書データベース820を複数有しており、本実施の形態においては、中国語に関する複数の辞書データベース820を有している。これら辞書データベース820,…には、見出し語と、この見出し語の説明情報とを対応付けた見出し語情報が複数格納されている。なお、本実施の形態においては、説明情報には、見出し語などの音声データが含まれている。また、一部の辞書データベース820(例えば「漢英辞書」のデータベース820)では、見出し語として例文が用いられており、当該見出し語(例文)の説明情報として、見出し語(例文)の対訳が用いられている。
CPU20は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送等を行い、電子辞書1を統括的に制御するようになっている。具体的には、CPU20は、入力部30から入力される操作信号等に応じて記憶部80に格納された各種プログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、CPU20は、処理結果を記憶部80に保存するとともに、当該処理結果を音声出力部70や表示部40に適宜出力させる。
[動作]
続いて、電子辞書1の動作について、図面を参照しつつ説明する。
(中国語表示制御処理)
図3は、CPU20が中国語表示制御プログラム81を読み出して実行する中国語表示制御処理の流れを示すフローチャートである。
この図に示すように、この中国語表示制御処理においては、まずCPU20は、中国語に関する何れかの辞書データベース820がユーザ操作により選択されるか否かを判定する(ステップS1)。
このステップS1において中国語に関する何れかの辞書データベース820がユーザ操作により選択されないと判定した場合(ステップS1;No)には、CPU20は、他の操作が行われるか否かを判定する(ステップS21)。
そして、ステップS21において他の操作が行われたと判定した場合(ステップS21;Yes)には、CPU20は、当該操作に応じた他の操作へ移行する一方、他の操作が行われないと判定した場合(ステップS21;Yes)には後述のステップS7に移行する。
また、ステップS1において中国語に関する何れかの辞書データベース820がユーザ操作により選択されたと判定した場合(ステップS1;Yes)には、CPU20は、選択された辞書データベース820(以下、選択辞書データベース820Sとする)についての検索文字列の入力画面をメインディスプレイ10に表示させる(ステップS2)。ここで、検索文字列としては、漢字の文字列のほか、ピンインの文字列を用いることができる。
次に、CPU20は、ユーザ操作に基づいて検索文字列を入力した後(ステップS3)、入力された検索文字列に対応する見出し語(または例文)をメインディスプレイ10に一覧表示させる(ステップS4)。
次に、CPU20は、ユーザ操作に基づいて、何れかの見出し語(または例文)を選択し(ステップS5)、選択された見出し語の説明情報(または選択された例文の全文及び対訳)をメインディスプレイ10に全画面表示させる(ステップS6)。なお、このときCPU20は、少なくとも一部の漢字に対応付けて、当該漢字のピンインを表示するようになっている。
次に、CPU20は、メインディスプレイ10に表示された中国語の漢字に対して指定操作が行われるか否かを判定する(ステップS7)。なお、本実施の形態においては、このときユーザは、メインディスプレイ10に表示された中国語の漢字のうち、ピンインの表示されている漢字に対して指定操作を行う。
このステップS7において漢字に対して指定操作が行われたと判定した場合(ステップS7;Yes)には、CPU20は、声調変化識別表示処理を行う(ステップS8)。
具体的には、図4に示すように、この声調変化識別表示処理においてまずCPU20は、声調変化検出処理を行う(ステップT1)。
図5に示すように、この声調変化検出処理においてまずCPU20は、上述のステップS7(または後述のステップS12、S17)で指定された漢字(以下、指定漢字とする)の声調が第三声であるか否かを判定する(ステップU1)。
ステップU1において指定漢字の声調が第三声であると判定した場合(ステップU1;Yes)には、CPU20は、指定漢字の直後の漢字の声調が第三声であるか否かを判定する(ステップU2)。
そして、このステップU2において指定漢字の直後の漢字の声調が第三声であると判定した場合(ステップU2;Yes)には、CPU20は、指定漢字の声調変化、具体的には第三声から第二声への声調変化を検出する(ステップU3)。この処理により、第三声の漢字と第三声の漢字との組合せが検出され、検出された漢字のうち、前方の第三声の漢字が、第二声に声調の変化する声調変化漢字として検出される。そして、CPU20は、声調変化検出処理を終了する。一方、ステップU2において指定漢字の直後の漢字の声調が第三声でないと判定した場合(ステップU2;No)には、CPU20は、そのまま声調変化検出処理を終了する。
また、ステップU1において指定漢字の声調が第三声でないと判定した場合(ステップU1;No)には、CPU20は、指定漢字が「不」であるか否かを判定する(ステップU11)。
このステップU11において指定漢字が「不」であると判定した場合(ステップU11;Yes)には、CPU20は、指定漢字「不」の直後の漢字の声調が第四声であるか否かを判定する(ステップU12)。
そして、このステップU12において指定漢字「不」の直後の漢字の声調が第四声であると判定した場合(ステップU12;Yes)には、CPU20は、指定漢字「不」の声調変化、具体的には第四声から第二声への声調変化を検出する(ステップU13)。この処理により、指定の第四声の漢字「不」と第四声の漢字との組合せが検出され、検出された漢字のうち、前方の第四声の漢字「不」が、第二声に声調の変化する声調変化漢字として検出される。そして、CPU20は、声調変化検出処理を終了する。一方、ステップU12において指定漢字「不」の直後の漢字の声調が第四声でないと判定した場合(ステップU2;No)には、CPU20は、そのまま声調変化検出処理を終了する。
また、ステップU11において指定漢字が「不」でないと判定した場合(ステップU11;No)には、CPU20は、指定漢字が「一」であるか否かを判定する(ステップU21)。
このステップU21において指定漢字が「一」であると判定した場合(ステップU21;Yes)には、CPU20は、指定漢字「一」の直後の漢字の声調が第四声であるか否かを判定する(ステップU22)。
そして、このステップU22において指定漢字「一」の直後の漢字の声調が第四声であると判定した場合(ステップU22;Yes)には、CPU20は、指定漢字「一」の声調変化、具体的には第一声から第二声への声調変化を検出する(ステップU23)。この処理により、指定の第一声の漢字「一」と第四声の漢字との組合せが検出され、検出された漢字のうち、前方の第一声の漢字「一」が、第二声に声調の変化する声調変化漢字として検出される。そして、CPU20は、声調変化検出処理を終了する。
また、ステップU22において指定漢字「一」の直後の漢字の声調が第四声でないと判定した場合(ステップU22;No)には、CPU20は、指定漢字「一」の声調変化、具体的には第一声から第三声への声調変化を検出する(ステップU24)。この処理により、指定の第一声の漢字「一」と第四声以外の漢字との組合せが検出され、検出された漢字のうち、前方の第一声の漢字「一」が、第三声に声調の変化する声調変化漢字として検出される。そして、CPU20は、声調変化検出処理を終了する。
以上の声調変化検出処理が終了したら、図4に示すように、次にCPU20は、指定漢字と、当該指定漢字のピンインとを指定表示させる(ステップT2)。ここで、本実施の形態においては、緑色でマーカ表示することによって指定表示を行うようになっているが、例えば反転表示など、他の態様によって指定表示を行うこととしても良い。
次に、CPU20は、声調変化検出処理において声調変化が検出されたか否かを判定し(ステップT3)、検出されないと判定した場合(ステップT3;No)には声調変化識別表示処理を終了する。
また、ステップT3において声調変化が検出されたと判定した場合(ステップT3;Yes)には、CPU20は、指定漢字と、当該指定漢字のピンインとを識別表示することにより、当該指定漢字が声調変化する旨を示す(ステップT4)。ここで、本実施の形態においては、黄色でマーカ表示することによって識別表示を行うようになっているが、赤色の下線を付すなど、他の態様によって識別表示を行うこととしても良い。
次に、CPU20は、識別表示されているピンインが声調変化後のピンインであるか否かを判定し(ステップT5)、声調変化後のピンインであると判定した場合(ステップT5;Yes)には声調変化識別表示処理を終了する。
また、ステップT5において識別表示されているピンインが声調変化後のピンインでないと判定した場合(ステップT5;No)には、CPU20は、識別表示されているピンインに重ねて、声調変化後のピンインを表示させ(ステップT6)、声調変化識別表示処理を終了する。なお、このステップT6においてCPU20は、識別表示されているピンインの近傍に声調変化後のピンインを表示させることとしても良い。
以上の声調変化識別表示処理が終了したら、図3に示すように、次にCPU20は、戻るキー2gの操作、或いは指定漢字に対する指定の解除操作が行われるか否かを判定する(ステップS9)。
このステップS9において戻るキー2gの操作も、指定漢字に対する指定の解除操作も行われないと判定した場合(ステップS9;No)にはCPU20は他の処理へ移行する。
一方、ステップS9において戻るキー2gの操作か、或いは指定漢字に対する指定の解除操作が行われたと判定した場合(ステップS9;Yes)には、CPU20は、指定漢字と、そのピンインとの指定表示を解除して、上述のステップS7に移行する。また、このときCPU20は、上述のステップT6により、声調変化前のピンインに重ねて、声調変化後のピンインが表示されている場合には、声調変化後のピンインの表示を解除する。なお、本実施の形態においては、このときCPU20は、指定漢字のピンインに対する識別表示は維持させるようになっている。
また、ステップS7においてメインディスプレイ10に表示された中国語の漢字に対して指定操作が行われないと判定した場合(ステップS7;No)には、CPU20は、音声出力する旨の操作が行われるか否かを判定する(ステップS11)。
このステップS11において音声出力する旨の操作が行われないと判定した場合(ステップS11;No)には、CPU20は、他の処理へ移行する。
また、ステップS11において音声出力する旨の操作が行われたと判定した場合(ステップS11;Yes)には、CPU20は、メインディスプレイ10に表示された中国語の漢字のうち、ピンインの表示されている先頭の漢字を、音声出力対象の指定漢字として指定する(ステップS12)。
次に、CPU20は、上述のステップS8と同様にして声調変化識別表示処理を行った後(ステップS13)、表示されているピンインに従って指定漢字をスピーカ13に音声出力させる(ステップS14)。
次に、CPU20は、メインディスプレイ10に表示された最後の中国語の漢字まで音声出力したか否かを判定し(ステップS15)、最後の漢字まで音声出力していないと判定した場合(ステップS15;No)には、指定漢字と、そのピンインとの指定表示を解除して、当該指定漢字の直後の漢字を新たに指定漢字として指定し(ステップS17)、上述のステップS13に移行する。また、このときCPU20は、上述のステップT6により、声調変化前のピンインに重ねて、声調変化後のピンインが表示されている場合には、声調変化後のピンインの表示を解除する。なお、本実施の形態においては、このときCPU20は、指定漢字のピンインに対する識別表示は維持させるようになっている。
そして、ステップS15において最後の漢字まで音声出力したと判定した場合(ステップS15;Yes)には、CPU20は、上述のステップS9に移行する。
(動作例)
続いて、図面を参照しつつ、上記の中国語表示制御処理を具体的に説明する。
<動作例1>
まず、ユーザが「中国語辞書」の辞書データベース820を選択辞書データベース820Sとして選択すると(ステップS1;Yes)、図6(a)に示すように、選択辞書データベース820Sについての検索文字列の入力画面がメインディスプレイ10に表示される(ステップS2)。
次に、ユーザが見出し語検索の入力欄にピンインの検索文字列「nihao」を入力すると(ステップS3)、入力された検索文字列「nihao」に対応する見出し語(中国語の「ニイハオ」等)がメインディスプレイ10に一覧表示され(ステップS4)、ユーザが見出し語(中国語の「ニイハオ」)を選択すると(ステップS5)、図6(b)に示すように、選択された見出し語の説明情報がメインディスプレイ10に全画面表示される(ステップS6)。また、このとき見出し語を音声出力させるための再生アイコンIがメインディスプレイ10に表示される。なお、図6(b)では、説明情報の図示を簡略化している。また、見出し語の漢字(中国語の「ニイハオ」)に対応付けて、当該漢字のピンインが表示されている。
次に、図6(c)に示すように、中国語の漢字(「ニイハオ」における「ニイ」の漢字)に対してユーザが指定操作(本動作例においてはタッチ状態を維持する操作)を行うと(ステップS7;Yes)、指定漢字(「ニイハオ」における「ニイ」の漢字)の声調が第三声であると判定され(ステップU1;Yes)、更に、指定漢字の直後の漢字の声調が第三声であると判定され(ステップU2;Yes)、指定漢字(「ニイハオ」における「ニイ」の漢字)の声調変化、具体的には第三声から第二声への声調変化が検出される(ステップU3)。
次に、指定漢字(「ニイハオ」における「ニイ」の漢字)と、当該指定漢字のピンイン(第三声の「ni」)とが緑色のマーカ表示によって指定表示された後(ステップT2)、指定漢字と、当該指定漢字のピンインとが黄色のマーカ表示によって識別表示され、これにより、当該指定漢字が声調変化する旨が示される(ステップT4)。そして、識別表示されているピンイン(第三声の「ni」)が声調変化後のピンインでないと判定され(ステップT5;No)、識別表示されているピンイン(第三声の「ni」)に重ねて、声調変化後のピンイン(第二声の「ni」)が表示される(ステップT6)。なお、本動作例1と、後述の動作例2とでは、指定漢字の識別表示の図示を省略しており、これにより、例えば図6(c)では、指定漢字(「ニイハオ」における「ニイ」の漢字)が指定表示され、指定漢字のピンイン「ni」が識別表示された状態を図示している。
次に、ユーザが指定漢字に対する指定の解除操作(本動作例においては、タッチ状態を解消する操作)を行うと(ステップS9;Yes)、図6(d)に示すように、指定漢字と、そのピンインとの指定表示が解除されるとともに、声調変化後のピンイン(第二声の「ni」)の表示が解除される。一方、このとき指定漢字と、そのピンインに対する識別表示は維持される。
<動作例2>
まず、ユーザが「中国語辞書」の辞書データベース820を選択辞書データベース820Sとして選択すると(ステップS1;Yes)、選択辞書データベース820Sについての検索文字列の入力画面がメインディスプレイ10に表示される(ステップS2)。
次に、ユーザが例文検索の入力欄にピンインの検索文字列「xiang」を入力すると(ステップS3)、入力された検索文字列「xiang」に対応する見出し語「我也…」等がメインディスプレイ10に一覧表示され(ステップS4)、ユーザが見出し語「我也…」を選択すると(ステップS5)、図7(a)に示すように、選択された見出し語「我也…」の説明情報がメインディスプレイ10に全画面表示される(ステップS6)。また、このとき見出し語を音声出力させるための再生アイコンIがメインディスプレイ10に表示される。なお、図7(a)では、説明情報の図示を簡略化している。また、見出し語の漢字「我也…」に対応付けて、当該漢字のピンインが表示されている。
次に、図7(b)に示すように、ユーザが音声出力する旨の操作を再生アイコンIによって行うと(ステップS11;Yes)、ピンインの表示されている先頭の漢字「我」が音声出力対象の指定漢字として指定される(ステップS12)。
次に、指定漢字「我」の声調が第三声であると判定され(ステップU1;Yes)、更に、指定漢字の直後の漢字「也」の声調が第三声であると判定され(ステップU2;Yes)、指定漢字「我」の声調変化、具体的には第三声から第二声への声調変化が検出される(ステップU3)。
次に、指定漢字「我」と、当該指定漢字のピンイン(第三声の「wo」)とが緑色のマーカ表示によって指定表示された後(ステップT2)、指定漢字と、当該指定漢字のピンインとが黄色のマーカ表示によって識別表示され、これにより、当該指定漢字が声調変化する旨が示される(ステップT4)。そして、識別表示されているピンイン(第三声の「wo」)が声調変化後のピンインでないと判定され(ステップT5;No)、識別表示されているピンイン(第三声の「wo」)に重ねて、声調変化後のピンイン(第二声の「wo」)が表示される(ステップT6)。
そして、表示されているピンイン(第二声の「wo」)に従って指定漢字「我」が音声出力される(ステップS14)。
次に、メインディスプレイ10に表示された最後の中国語の漢字まで音声出力されていないと判定され(ステップS15;No)、図7(c)に示すように、指定漢字「我」と、そのピンインとの指定表示が解除され、指定漢字の直後の漢字「也」が新たに指定漢字として指定される(ステップS17)。また、このとき声調変化後のピンイン(第二声の「wo」)の表示が解除される一方、指定漢字と、そのピンインに対する識別表示は維持される。
次に、指定漢字(「也」の漢字)の声調が第三声であると判定され(ステップU1;Yes)、更に、指定漢字の直後の漢字(「ぎょうにんべん」と「こんづくり」(ねづくり、うしとら)とを組み合わせた漢字)の声調が第三声であると判定され(ステップU2;Yes)、指定漢字「也」の声調変化、具体的には第三声から第二声への声調変化が検出される(ステップU3)。
次に、指定漢字「也」と、当該指定漢字のピンイン(第三声の「ye」)とが緑色のマーカ表示によって指定表示された後(ステップT2)、指定漢字と、当該指定漢字のピンインとが黄色のマーカ表示によって識別表示され、これにより、当該指定漢字が声調変化する旨が示される(ステップT4)。そして、識別表示されているピンイン(第三声の「ye」)が声調変化後のピンインでないと判定され(ステップT5;No)、識別表示されているピンイン(第三声の「ye」)に重ねて、声調変化後のピンイン(第二声の「ye」)が表示される(ステップT6)。
そして、表示されているピンイン(第二声の「ye」)に従って指定漢字「也」が音声出力される(ステップS14)。
次に、メインディスプレイ10に表示された最後の中国語の漢字まで音声出力されていないと判定され(ステップS15;No)、図7(d)に示すように、指定漢字「也」と、そのピンインとの指定表示が解除され、指定漢字の直後の漢字(「ぎょうにんべん」と「こんづくり」とを組み合わせた漢字)が新たに指定漢字として指定される(ステップS17)。また、このとき声調変化後のピンイン(第二声の「ye」)の表示が解除される一方、指定漢字と、そのピンインに対する識別表示は維持される。
次に、指定漢字(「ぎょうにんべん」と「こんづくり」とを組み合わせた漢字)の声調が第三声であると判定され(ステップU1;Yes)、更に、指定漢字の直後の漢字「想」の声調が第三声であると判定され(ステップU2;Yes)、指定漢字(「ぎょうにんべん」と「こんづくり」とを組み合わせた漢字)の声調変化、具体的には第三声から第二声への声調変化が検出される(ステップU3)。
次に、指定漢字(「ぎょうにんべん」と「こんづくり」とを組み合わせた漢字)と、当該指定漢字のピンイン(第三声の「hen」)とが緑色のマーカ表示によって指定表示された後(ステップT2)、指定漢字と、当該指定漢字のピンインとが黄色のマーカ表示によって識別表示され、これにより、当該指定漢字が声調変化する旨が示される(ステップT4)。そして、識別表示されているピンイン(第三声の「hen」)が声調変化後のピンインでないと判定され(ステップT5;No)、識別表示されているピンイン(第三声の「hen」)に重ねて、声調変化後のピンイン(第二声の「hen」)が表示される(ステップT6)。
そして、表示されているピンイン(第二声の「hen」)に従って指定漢字(「ぎょうにんべん」と「こんづくり」とを組み合わせた漢字)が音声出力される(ステップS14)。
次に、メインディスプレイ10に表示された最後の中国語の漢字まで音声出力されていないと判定され(ステップS15;No)、図7(e)に示すように、指定漢字(「ぎょうにんべん」と「こんづくり」とを組み合わせた漢字)と、そのピンインとの指定表示が解除され、指定漢字の直後の漢字「想」が新たに指定漢字として指定される(ステップS17)。また、このとき声調変化後のピンイン(第二声の「hen」)の表示が解除される一方、指定漢字と、そのピンインに対する識別表示は維持される。
そして、指定漢字「想」と、当該指定漢字のピンイン(第三声の「xiang」)とが緑色のマーカ表示によって指定表示された後(ステップT2)、表示されているピンイン(第三声の「xiang」)に従って指定漢字「想」が音声出力される(ステップS14)。
<動作例3>
まず、ユーザが「漢英辞書」の辞書データベース820を選択辞書データベース820Sとして選択すると(ステップS1;Yes)、選択辞書データベース820Sについての検索文字列の入力画面がメインディスプレイ10に表示される(ステップS2)。
次に、ユーザが見出し語検索の入力欄にピンインの検索文字列「nihao」を入力すると(ステップS3)、入力された検索文字列「nihao」に対応する見出し語(中国語の「ニイハオ」等)がメインディスプレイ10に一覧表示され(ステップS4)、ユーザが見出し語(中国語の「ニイハオ」)を選択すると(ステップS5)、図8(a)に示すように、選択された見出し語の説明情報がメインディスプレイ10に全画面表示される(ステップS6)。また、このとき見出し語を音声出力させるための再生アイコンIがメインディスプレイ10に表示される。なお、図8(a)では、説明情報の図示を簡略化している。また、見出し語の漢字(中国語の「ニイハオ」)に対応付けて、当該漢字のピンインが表示されている。
次に、図8(b)に示すように、ユーザが音声出力する旨の操作を再生アイコンIによって行うと(ステップS11;Yes)、ピンインの表示されている先頭の漢字(「ニイハオ」における「ニイ」の漢字)が音声出力対象の指定漢字として指定される(ステップS12)。
次に、指定漢字(「ニイハオ」における「ニイ」の漢字)の声調が第三声であると判定され(ステップU1;Yes)、更に、指定漢字の直後の漢字「好」の声調が第三声であると判定され(ステップU2;Yes)、指定漢字(「ニイハオ」における「ニイ」の漢字)の声調変化、具体的には第三声から第二声への声調変化が検出される(ステップU3)。
次に、指定漢字(「ニイハオ」における「ニイ」の漢字)と、当該指定漢字のピンイン(第三声の「ni」)とが緑色のマーカ表示によって指定表示された後(ステップT2)、指定漢字と、当該指定漢字のピンインとが赤色の下線によって識別表示され、これにより、当該指定漢字が声調変化する旨が示される(ステップT4)。そして、識別表示されているピンイン(第三声の「ni」)が声調変化後のピンインでないと判定された後(ステップT5;No)、本動作例においては、識別表示されているピンイン(第三声の「ni」)の近傍に、声調変化後のピンイン(第二声の「ni」)が表示される(ステップT6)。
そして、表示されているピンイン(第二声の「ni」)に従って指定漢字(「ニイハオ」における「ニイ」の漢字)が音声出力される(ステップS14)。
次に、メインディスプレイ10に表示された最後の中国語の漢字まで音声出力されていないと判定され(ステップS15;No)、指定漢字(「ニイハオ」における「ニイ」の漢字)と、そのピンインとの指定表示が解除され、指定漢字の直後の漢字「好」が新たに指定漢字として指定される(ステップS17)。また、このとき声調変化後のピンイン(第二声の「ni」)の表示が解除される一方、指定漢字と、そのピンインに対する識別表示は維持される。
そして、指定漢字「好」と、当該指定漢字のピンイン(第三声の「hao」)とが緑色のマーカ表示によって指定表示された後(ステップT2)、表示されているピンイン(第三声の「hao」)に従って指定漢字「好」が音声出力される(ステップS14)。
<動作例4>
まず、ユーザが「漢英辞書」の辞書データベース820を選択辞書データベース820Sとして選択すると(ステップS1;Yes)、選択辞書データベース820Sについての検索文字列の入力画面がメインディスプレイ10に表示される(ステップS2)。
次に、ユーザが見出し語検索の入力欄にピンインの検索文字列「yixia」を入力すると(ステップS3)、入力された検索文字列「yixia」に対応する見出し語「一下」等がメインディスプレイ10に一覧表示され(ステップS4)、ユーザが見出し語「一下」を選択すると(ステップS5)、図8(c)に示すように、選択された見出し語の説明情報がメインディスプレイ10に全画面表示される(ステップS6)。また、このとき見出し語を音声出力させるための再生アイコンIがメインディスプレイ10に表示される。なお、図8(c)では、説明情報の図示を簡略化している。また、見出し語の漢字「一下」に対応付けて、当該漢字のピンインが表示されている。
次に、中国語の漢字「一」に対してユーザが指定操作(本動作例においてはタッチ状態を維持する操作)を行うと(ステップS7;Yes)、指定漢字が「一」であると判定され(ステップU21;Yes)、更に、指定漢字「一」の直後の漢字「下」の声調が第四声であると判定され(ステップU22;Yes)、指定漢字「一」の声調変化、具体的には第一声から第二声への声調変化が検出される(ステップU23)。
次に、指定漢字「一」と、当該指定漢字のピンイン(第一声の「yi」)とが緑色のマーカ表示によって指定表示された後(ステップT2)、指定漢字と、当該指定漢字のピンインとが赤色の下線によって識別表示され、これにより、当該指定漢字が声調変化する旨が示される(ステップT4)。そして、識別表示されているピンイン(第一声の「yi」)が声調変化後のピンインでないと判定され(ステップT5;No)、識別表示されているピンイン(第一声の「yi」)の近傍に、声調変化後のピンイン(第二声の「yi」)が表示される(ステップT6)。
なお、図8(d)に示すように、このとき、識別表示されているピンインが声調変化後のピンイン(第二声の「yi」)である場合(ステップT5;Yes)には、新たなピンインの表示は行われない。
次に、ユーザが指定漢字に対する指定の解除操作(本動作例においては、タッチ状態を解消する操作)を行うと(ステップS9;Yes)、指定漢字と、そのピンインとの指定表示が解除されるとともに、声調変化後のピンイン(第二声の「yi」)の表示が解除される。一方、このとき指定漢字と、そのピンインに対する識別表示(赤色の下線)は維持される。
次に、図8(e)に示すように、ユーザが音声出力する旨の操作を再生アイコンIによって行うと(ステップS11;Yes)、ピンインの表示されている先頭の漢字「一」が音声出力対象の指定漢字として指定される(ステップS12)。
次に、上記と同様に、指定漢字「一」の声調変化、具体的には第一声から第二声への声調変化が検出され(ステップU23)、指定漢字「一」と、当該指定漢字のピンイン(第一声の「yi」)とが緑色のマーカ表示によって指定表示された後(ステップT2)、指定漢字と、当該指定漢字のピンインとが赤色の下線によって識別表示され、これにより、当該指定漢字が声調変化する旨が示される(ステップT4)。そして、識別表示されているピンイン(第一声の「yi」)が声調変化後のピンインでないと判定され(ステップT5;No)、識別表示されているピンイン(第一声の「yi」)の近傍に、声調変化後のピンイン(第二声の「yi」)が表示される(ステップT6)。
そして、表示されているピンイン(第二声の「yi」)に従って指定漢字「一」が音声出力される(ステップS14)。
次に、メインディスプレイ10に表示された最後の中国語の漢字まで音声出力されていないと判定され(ステップS15;No)、図9(a)に示すように、指定漢字「一」と、そのピンインとの指定表示が解除され、指定漢字の直後の漢字「下」が新たに指定漢字として指定される(ステップS17)。また、このとき声調変化後のピンイン(第二声の「yi」)の表示が解除される一方、指定漢字と、そのピンインに対する識別表示は維持される。
そして、指定漢字「下」と、当該指定漢字のピンイン(第二声の「xia」)とが緑色のマーカ表示によって指定表示された後(ステップT2)、表示されているピンイン(第二声の「xia」)に従って指定漢字「下」が音声出力される(ステップS14)。
<動作例5>
まず、ユーザが「漢英辞書」の辞書データベース820を選択辞書データベース820Sとして選択すると(ステップS1;Yes)、選択辞書データベース820Sについての検索文字列の入力画面がメインディスプレイ10に表示される(ステップS2)。
次に、ユーザが見出し語検索の入力欄にピンインの検索文字列「bushiershi」を入力すると(ステップS3)、入力された検索文字列「bushierashi」に対応する見出し語「不是…」等がメインディスプレイ10に一覧表示され(ステップS4)、ユーザが見出し語「不是…」を選択すると(ステップS5)、図9(b)に示すように、選択された見出し語の説明情報がメインディスプレイ10に全画面表示される(ステップS6)。また、このとき見出し語を音声出力させるための再生アイコンIがメインディスプレイ10に表示される。なお、図9(b)では、見出し語の漢字「不是…」に対応付けて、当該漢字のピンインが表示されている。
次に、ユーザが音声出力する旨の操作を再生アイコンIによって行うと(ステップS11;Yes)、ピンインの表示されている先頭の漢字「不」が音声出力対象の指定漢字として指定される(ステップS12)。
次に、指定漢字が「不」であると判定され(ステップU11;Yes)、更に、指定漢字「不」の直後の漢字「是」の声調が第四声であると判定され(ステップU12;Yes)、指定漢字「不」の声調変化、具体的には第四声から第二声への声調変化が検出される(ステップU13)。
次に、指定漢字「不」と、当該指定漢字のピンイン(第四声の「bu」)とが緑色のマーカ表示によって指定表示された後(ステップT2)、指定漢字と、当該指定漢字のピンインとが赤色の下線によって識別表示され、これにより、当該指定漢字が声調変化する旨が示される(ステップT4)。そして、識別表示されているピンイン(第四声の「bu」)が声調変化後のピンインでないと判定され(ステップT5;No)、識別表示されているピンイン(第四声の「bu」)に重ねて、声調変化後のピンイン(第二声の「bu」)が表示される(ステップT6)。
そして、表示されているピンイン(第二声の「bu」)に従って指定漢字「不」が音声出力される(ステップS14)。
次に、メインディスプレイ10に表示された最後の中国語の漢字まで音声出力されていないと判定され(ステップS15;No)、図9(c)に示すように、指定漢字「不」と、そのピンインとの指定表示が解除され、指定漢字の直後の漢字「是」が新たに指定漢字として指定される(ステップS17)。また、このとき声調変化後のピンイン(第二声の「bu」)の表示が解除される一方、指定漢字と、そのピンインに対する識別表示は維持される。
そして、指定漢字「是」と、当該指定漢字のピンイン(第四声の「shi」)とが緑色のマーカ表示によって指定表示された後(ステップT2)、表示されているピンイン(第四声の「shi」)に従って指定漢字「是」が音声出力される(ステップS14)。
以降、同様にして、メインディスプレイ10に表示された最後の中国語の漢字まで音声出力されていないと判定され(ステップS15;No)、図9(d),(e)に示すように、指定漢字と、そのピンインとの指定表示が解除され、指定漢字の直後の漢字「而」,「是」等が新たに指定漢字として指定され(ステップS17)、表示されているピンインに従って指定漢字が音声出力される(ステップS14)。
以上の電子辞書1によれば、図4におけるステップT1,T4や図6〜図9などに示したように、漢字文字列から、特定の声調の漢字の組合せによって声調が変化する漢字が声調変化漢字として検出され、表示されたピンインのうち声調変化漢字に対応するピンインが識別表示されるので、文字の組合せによって声調が変化する場合に、その旨を容易に認識することができる。
また、図4のステップT6や図6(c)等に示したように、声調変化漢字に対応するピンインが声調変化後のピンインに変更されて表示されるので、声調変化後のピンインに従って、正しい発音を学習することができる。また、声調変化漢字が指定漢字として指定されているときにのみ、当該声調変化漢字に対応するピンインが声調変化後のピンインに変更して表示されるので、ピンインの一般的な表示内容と、発音内容とに違いがあることを認識することができる。また、声調変化漢字に対する指定状態を解除することで、ピンインの一般的な表示内容を静止状態で確実に確認することができる。
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本発明に係る中国語表示制御装置を電子辞書1として説明したが、本発明が適用可能なものは、このような製品に限定されず、例えば図1(b)に示すようなタブレットパソコンの他、デスクトップパソコンやノートパソコン、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機などの電子機器全般に適用可能である。また、本発明に係る中国語表示制御プログラム81は、電子辞書1に対して着脱可能なメモリカード、CD等に記憶されることとしてもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
中国語の漢字文字列を表示する制御を行う漢字文字列表示制御手段と、
前記漢字文字列に対応付けて、当該漢字文字列のピンインを表示する制御を行うピンイン表示制御手段と、
前記漢字文字列から、特定の声調の漢字の組合せによって声調が変化する漢字を声調変化漢字として検出する声調変化検出手段と、
前記ピンイン表示制御手段により表示されたピンインのうち、前記声調変化漢字に対応するピンインを識別表示する制御を行う声調変化ピンイン識別表示制御手段と、
を備えることを特徴とする中国語表示制御装置。
<請求項2>
請求項1記載の中国語表示制御装置において、
前記漢字文字列を音声出力する制御を行う音声出力制御手段と、
前記漢字文字列における漢字のうち、前記音声出力制御手段による音声出力対象の漢字を指定漢字として順に指定する漢字指定手段と、
を備え、
前記声調変化ピンイン識別表示制御手段は、
前記指定漢字が前記声調変化漢字である場合に、当該声調変化漢字に対応するピンインを識別表示させることを特徴とする中国語表示制御装置。
<請求項3>
請求項1記載の中国語表示制御装置において、
ユーザ操作に基づいて前記漢字文字列における何れかの漢字を指定漢字として指定する漢字指定手段を備え、
前記声調変化ピンイン識別表示制御手段は、
前記指定漢字が前記声調変化漢字である場合に、当該声調変化漢字に対応するピンインを識別表示させることを特徴とする中国語表示制御装置。
<請求項4>
請求項2または3記載の中国語表示制御装置において、
前記ピンイン表示制御手段は、
前記声調変化漢字が前記指定漢字として指定されているときにのみ、当該声調変化漢字に対応するピンインを、当該声調変化漢字についての声調変化後のピンインに変更して表示する制御を行う声調変化後ピンイン表示制御手段を有することを特徴とする中国語表示制御装置。
<請求項5>
コンピュータに、
中国語の漢字文字列を表示する制御を行う漢字文字列表示制御機能と、
前記漢字文字列に対応付けて、当該漢字文字列のピンインを表示する制御を行うピンイン表示制御機能と、
前記漢字文字列から、特定の声調の漢字の組合せによって声調が変化する漢字を声調変化漢字として検出する声調変化検出機能と、
前記ピンイン表示制御機能により表示されたピンインのうち、前記声調変化漢字に対応するピンインを識別表示する制御を行う声調変化ピンイン識別表示制御機能と、
を実現させることを特徴とする中国語表示制御プログラム。
<請求項6>
コンピュータにおける中国語表示制御方法であって、
中国語の漢字文字列を表示する制御を行う漢字文字列表示制御ステップと、
前記漢字文字列に対応付けて、当該漢字文字列のピンインを表示する制御を行うピンイン表示制御ステップと、
前記漢字文字列から、特定の声調の漢字の組合せによって声調が変化する漢字を声調変化漢字として検出する声調変化検出ステップと、
前記ピンイン表示制御ステップにより表示されたピンインのうち、前記声調変化漢字に対応するピンインを識別表示する制御を行う声調変化ピンイン識別表示制御ステップと、
を含むことを特徴とする中国語表示制御方法。
1 電子辞書
20 CPU
30 入力部
40 表示部
81 中国語表示制御プログラム

Claims (6)

  1. 中国語の漢字文字列を表示する制御を行う漢字文字列表示制御手段と、
    前記漢字文字列に対応付けて、当該漢字文字列のピンインを表示する制御を行うピンイン表示制御手段と、
    前記漢字文字列から、特定の声調の漢字の組合せによって声調が変化する漢字を声調変化漢字として検出する声調変化検出手段と、
    前記ピンイン表示制御手段により表示されたピンインのうち、前記声調変化漢字に対応するピンインを識別表示する制御を行う声調変化ピンイン識別表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする中国語表示制御装置。
  2. 請求項1記載の中国語表示制御装置において、
    前記漢字文字列を音声出力する制御を行う音声出力制御手段と、
    前記漢字文字列における漢字のうち、前記音声出力制御手段による音声出力対象の漢字を指定漢字として順に指定する漢字指定手段と、
    を備え、
    前記声調変化ピンイン識別表示制御手段は、
    前記指定漢字が前記声調変化漢字である場合に、当該声調変化漢字に対応するピンインを識別表示させることを特徴とする中国語表示制御装置。
  3. 請求項1記載の中国語表示制御装置において、
    ユーザ操作に基づいて前記漢字文字列における何れかの漢字を指定漢字として指定する漢字指定手段を備え、
    前記声調変化ピンイン識別表示制御手段は、
    前記指定漢字が前記声調変化漢字である場合に、当該声調変化漢字に対応するピンインを識別表示させることを特徴とする中国語表示制御装置。
  4. 請求項2または3記載の中国語表示制御装置において、
    前記ピンイン表示制御手段は、
    前記声調変化漢字が前記指定漢字として指定されているときにのみ、当該声調変化漢字に対応するピンインを、当該声調変化漢字についての声調変化後のピンインに変更して表示する制御を行う声調変化後ピンイン表示制御手段を有することを特徴とする中国語表示制御装置。
  5. コンピュータに、
    中国語の漢字文字列を表示する制御を行う漢字文字列表示制御機能と、
    前記漢字文字列に対応付けて、当該漢字文字列のピンインを表示する制御を行うピンイン表示制御機能と、
    前記漢字文字列から、特定の声調の漢字の組合せによって声調が変化する漢字を声調変化漢字として検出する声調変化検出機能と、
    前記ピンイン表示制御機能により表示されたピンインのうち、前記声調変化漢字に対応するピンインを識別表示する制御を行う声調変化ピンイン識別表示制御機能と、
    を実現させることを特徴とする中国語表示制御プログラム。
  6. コンピュータにおける中国語表示制御方法であって、
    中国語の漢字文字列を表示する制御を行う漢字文字列表示制御ステップと、
    前記漢字文字列に対応付けて、当該漢字文字列のピンインを表示する制御を行うピンイン表示制御ステップと、
    前記漢字文字列から、特定の声調の漢字の組合せによって声調が変化する漢字を声調変化漢字として検出する声調変化検出ステップと、
    前記ピンイン表示制御ステップにより表示されたピンインのうち、前記声調変化漢字に対応するピンインを識別表示する制御を行う声調変化ピンイン識別表示制御ステップと、
    を含むことを特徴とする中国語表示制御方法。
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