JP5716295B2 - 隠蔽構造体を備えた照明ユニット、照明装置、表示装置 - Google Patents

隠蔽構造体を備えた照明ユニット、照明装置、表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、主に照明光路制御に使用される隠蔽構造体を備えた照明ユニット、照明装置並びに表示装置に関するものである。
最近の大型液晶テレビやフラットディスプレイパネル等においては、主に直下型方式の照明装置と、エッヂライト方式の照明装置とが採用されている。
直下型方式の照明装置は、光源として複数の冷陰極管やLED(Light Emitting Diode)が、パネルの背面に規則的に配置される。光源と液晶パネル等の画像表示素子との間には、光散乱性の強い拡散板が配設されていることで光源としての冷陰極管やLEDの像が視認されないようにしている。
一方、エッヂライト方式の照明装置は、複数の冷陰極管やLEDが、導光板と呼ばれる透光性の板の厚み方向の端面に配置される。一般的に、導光板における光の射出面(画像表示素子と対向する面)と反対側の面には、導光板の厚み方向の端面から入射する入射光を効率良く射出面へと導くための光偏向面が形成されている。
光偏向面に形成される光偏向要素としては例えば白色のドットパターンが印刷されたもの、あるいはレンズ形状が付与されたもの等、効率よく射出面へ反射光を導くために様々な種類や形状の光偏向要素が提案されている。
しかしながら、エッヂライト方式の照明装置は、導光板と呼ばれる透光性の板の端面にのみ光源が配置される構造のため、光源の設置数に限界がある。従って、液晶表示装置が大型になるにつれ、ディスプレイ全体を明るくすることが難しくなり、限られた数の光源からの光に対してディスプレイの輝度を向上させる光学シートの役割が重要となる。
近年、ディスプレイとしての液晶表示画面の輝度を向上させる手段として、米国3M社の登録商標である輝度向上フィルム(Brightness Enhancement Film:BEF)がレンズシートとして広く使用されている。
図14は、例えば下記特許文献1、2、3に記載された輝度向上フィルムを備えた液晶表示装置200の概略構成を示すものである。図14に示す液晶表示装置200は、概略で光源182と、光源182から出射した光を入射させて出射光の輝度を向上させる輝度向上フィルムとしてのBEF185と、液晶パネル184とが配設されている。
BEF185は、図15に示すように、シート状の透明基材186上に断面三角形状で一方向に延びる単位プリズム187が平行に複数配列されてなる光学フィルムである。この単位プリズム187は光の波長に比較して大きいサイズ(ピッチ)に構成されている。
BEF185は、“軸外(off-axis)”からの光を集光して観察者に向けて“軸上(on-axis)”に方向転換(redirect)させるか、または“リサイクル(recycle)”させることができる。すなわち、BEF185は、液晶表示装置200の使用時(観察時)に軸外輝度を低下させることによって軸上輝度を増大させることができる。ここで言う「軸上」とは、図15において観察者の視野方向F’に一致する方向であり、一般的には液晶パネル184の表示画面に対する法線方向を示す。
エッヂライト方式の液晶表示装置に、BEF185に代表されるレンズシートを用いる際、透明基材上に拡散フィラーが塗布された拡散フィルムを導光板とレンズシートとの間に配置することによって、導光板から出射される光のムラを抑えることができる。
また、液晶表示装置において、レンズシートと液晶パネルとの間に拡散フィルムを配置した場合には、レンズシートのプリズムレンズに起因する射出光のサイドローブを低減させることができるとともに、規則的に配列されたプリズムレンズと液晶画素との間に生じるモアレ干渉縞を防ぐことができる。
ところで、エッヂライト方式の液晶表示装置に使用される導光板は、上述したとおり、射出面と対向する背面側に光偏向面を備え、この光偏向面には白色のドットパターンやマイクロレンズ(凹型、凸型)、その他レンズ形状等からなる光偏向要素が形成される。
しかしながら、どのような光偏向要素であっても、規則的または規則性を有する擬似不規則的に配列された反射層や構造物で形成されるため、上述のBEF185に代表されるレンズシートとの干渉によりモアレ干渉縞が発生する問題や、光偏向面のムラが視認されるといった問題があった。
その解決手段として、導光板とレンズシートとの間に、特許文献4に示されるような拡散フィルムを使用する方法が一般的に採用されている。
また、BEF185は正面方向の輝度を向上させる最も効率的なレンズシートの1つではあるが、20インチを超える中型ないし大型の液晶表示装置に用いた場合、BEF185の集光機能だけでは十分な輝度が得られないというのが現状である。
輝度を更に向上させる方法の一つとして、例えばBEF185をプリズムの延在方向を直交させて2枚配設する手段が挙げられるが、この手段では液晶表示装置の視野角が極端に狭くなるという問題が生じる。特に、ノートパソコンや携帯情報端末等の小型の液晶表示装置に比べて、テレビ用途としての中型や大型の液晶表示装置は十分な視野角、特に水平方向に十分な視野角が必要となる。
従って、光偏向面に形成される光偏向要素を観察者が視認できないように隠蔽するために、集光機能をほとんど有さない拡散シートを配置せねばならず、また液晶表示装置に必要な輝度を得るためには、BEF185を1枚使用するだけでは足りないという問題がある。現在、この双方の問題を同時に解決する光学シートはなく、このような光学シートの出現が望まれていた。
特公平1−37801号公報 特開平6−102506号公報 特表平10−506500号公報 特開2004−295080号公報
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、導光板の光偏向面に形成される光偏向要素を隠蔽すると共に水平方向の視野角を極端に狭くすることなく正面方向の輝度を向上させることのできる隠蔽構造体を備えた照明ユニット、照明装置及びこの照明装置を用いた表示装置を提供することを目的とする。
本発明による照明ユニットは、
光源と、前記光源から入射する光を観察者側に設けた射出面から射出するように光偏向面に設けた光偏向要素で偏向させる導光体と、を備えた面光源装置と、前記面光源装置の光射出面側に設けられていて前記光偏向要素が視認されないように隠蔽する隠蔽構造体と、を備えた照明ユニットであって、前記隠蔽構造体は、観察者側に設けた面に第一の方向に延在すると共に前記第一の方向に直交する第二の方向に配列された複数の第一のレンズと、前記第二の方向に延在すると共に前記第一の方向に配列された複数の第二のレンズとが互いに交差して配列された構成からなり前記光偏向要素は、前記第一の方向に第一のピッチP で略等間隔に配列され且つ前記第二の方向に第一のピッチP よりも大きい第二のピッチP で略等間隔に配列された二次元配列とされており、前記第一のレンズおよび前記第二のレンズの断面形状は、前記第一のレンズ、前記第二のレンズのピッチの中心をそれぞれ基準としてレンズの端部方向へ測った座標を前記第一のレンズの幅方向位置変数r、前記第二のレンズの幅方向位置変数rとして、前記第一のレンズの高さ方向の位置関数をf(r)とし、前記第二のレンズの高さ方向の位置関数をf(r)とし、前記第一のレンズのレンズピッチをQとし、前記第二のレンズのレンズピッチをQとすると、0≦r≦Q/2(但し、n=1,2)で規定される範囲において、f(r)の1階微分df(r)/drが単調増加関数であり、かつ、下式(1)を満たすような定数knが、各n毎に一つ以上存在する形状に形成され、さらに、前記第一のレンズは、前記光偏向要素の像を、前記第二の方向に延びる線状に集光するとともに、前記第二の方向において互いに隣り合う前記光偏向要素の像の一部が、前記第二の方向において重なるように集光することを特徴とする。
Figure 0005716295
本発明による隠蔽構造体を備えた照明ユニットによれば、隠蔽構造体における第一のレンズと第二のレンズはその高さ方向位置関数f(j)の2階微分値を規定する(1)式が0となる位置で凸形状となると共に正面輝度を調整できる。そして、観察側から照明ユニットを目視した際に、隠蔽構造体に設けた第一のレンズと第二のレンズによって、導光板の光偏向面に形成される光偏向要素の像が線状に拡散されることで隠蔽されて視認できない上に、正面方向の輝度を向上させることができる。
また、本発明による照明ユニットでは、第一のレンズは、G(r)を、G(r)=df(r) /drとしたときに、以下の(2)式を満たすことを特徴とする。
Figure 0005716295
本発明によれば、第一のレンズの曲面の傾斜角が35°と45°の間のいずれかの値となる領域の面積が十分に大きくなるため、正面輝度を効果的に上昇させることができる。
また、本発明による照明ユニットでは、第二のレンズは、G(r)を、G(r)=df(r) /drとしたときに、以下の(3)式を満たすことを特徴とする。
Figure 0005716295
本発明によれば、第二のレンズの曲面の傾斜角が42°と50°の間のいずれかの値となる領域の面積が十分に大きくなるため、正面輝度を効果的に上昇させることができる。
また、本発明による照明ユニットは、第一のレンズのレンズ形状は、以下の(5)式によって定義されることを特徴とする。
ここで、(5)式は第一のレンズのレンズピッチを1と正規化した際の式であり、f(j)は第一のレンズの高さ方向の位置関数であり、その値は第一または第二のレンズの高さ方向を表す。jは正規化した第一のレンズの幅方向位置変数、係数kは、k=0で球面、−1<k<0で楕円、k=−1で放物面、k<−1で双曲面となり、1/Rはjにかかる係数であり、A、B,Cは補正係数である。
Figure 0005716295
第一のレンズは、(5)式で定義される。ここで(5)式は、各々のレンズの単一レンズピッチを1と正規化した際の式であり、f(j)はレンズの高さ方向の位置関数、jは幅方向位置変数である。各係数k、1/R、A、B、Cの値が設定値に入らない場合、点光源を線状化する効果が得られず、または集光効果が低くなるため望ましくない。
本発明による照明装置は、上述したいずれかに記載された照明ユニットと、該照明ユニットから出射した光を集光させる集光シートとを備え、集光シートは第一のレンズの延在方向と同一の方向に延在するプリズムが複数平行に配列されていることを特徴とする。
隠蔽構造体の第一のレンズによって拡散性能と集光性能を発揮させ、更にその射出光を集光シートのプリズムによって集光させることでプリズムによる全反射を防止して正面方向の輝度を向上させることができる。
本発明による表示装置は、上述したいずれかに記載された照明装置と、表示画像を規定する画像表示素子とを有することを特徴とする。
本発明による表示装置によれば、観察側から目視した際に、面光源装置から出射した光を、隠蔽構造体によって導光板の光偏向面に形成される光偏向要素を視認できないように隠蔽すると共に水平方向の視野角を極端に狭くすることなく正面方向の輝度を向上させることができる。
また、上述した表示装置において、画像表示素子は、画素単位での透過または遮光に応じて表示画像を規定することを特徴とする。
本発明による表示装置が、画素単位で光を透過/遮光して画像を表示するものであれば、観察者側への輝度が向上し、光強度の視角度依存性が低減され、さらに、光偏向要素の視認性が一層低減された光を有効に利用して、画像品位の高い画像を表示させることができる。
本発明による照明ユニット、照明装置並びに該照明装置を用いた表示装置によれば、観察側から目視した際に、隠蔽構造体によって、導光板の光偏向面に形成される光偏向要素を視認できないように隠蔽すると共に水平方向の視野角を極端に狭くすることなく正面方向の輝度を向上させることができる。
本発明の実施形態による隠蔽構造体を備えた照明ユニットを含む液晶表示装置である。 導光板の光偏向面に配列される光偏向要素を表す要部説明図である。 図1に示す液晶表示装置に設けた隠蔽構造体の一例を示す斜視図である。 図3に示す隠蔽構造体を第二のレンズの方向に平行に切断した要部断面図である。 導光板から出射する光が隠蔽構造体を通過する光路の一例を示す要部構成断面図である。 図2に示す導光板の光偏向要素が隠蔽構造体の第一のレンズによって線状に伸びた状態の像を示す図である。 第一のレンズの断面形状を反転した状態で示す図である。 第一のレンズの断面形状を示す図である。 第一のレンズ及び第二のレンズの幅方向位置変数rと傾斜角の関係を示すグラフである。 (k)=1である場合のレンズの断面形状の一例を示す図である。 第一のレンズの傾斜角と正面輝度の輝度比との関係を示すグラフである。 第二のレンズの傾斜角と正面輝度の輝度比との関係を示すグラフである。 実施例1,2および比較例における第一のレンズ及び第二のレンズの正規化した幅方向位置変数(r/Q)と傾斜角との関係を示すグラフである。 従来技術によるBEFを含む液晶表示装置の配置構成を示す要部断面図である。 図14に示すBEFの斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態による表示装置として液晶画像を表示するための液晶表示装置1を示す要部縦断面図である。この液晶表示装置1は、光源から光を出射させる面光源装置2と、レンズシートからなる隠蔽構造体3と、輝度を上昇させるための集光シート、光学シートとしてのプリズムシート4と、偏分離反射シート5と、例えば液晶表示素子として液晶画像を表示する画像表示素子6とを光の進行方向に向けて順次備えている。画像表示素子6の更に光の進行方向前方側が観察者方向Fとされている。
これらの液晶表示装置1は、面光源装置2と隠蔽構造体3とで照明ユニット7を構成し、照明ユニット7とプリズムシート4と偏分離反射シート5とで照明装置8を構成する。なお、図1において各構成の縮図は実際のものとは一致しない。
面光源装置2は、例えば平板形状をなす導光板10の厚み方向の端面に光源11が配設され、導光板10の背面側に反射板9が設けられている。そのため、この照明ユニット7はエッジライト方式が採用されている。
光源11として例えば点状光源が用いられる。点状光源として例えばLEDが用いられ、LEDとしては白色LEDやRGB−LED等を採用できる。或いは、光源11はCCFLに代表される蛍光管であっても良い。図1では、光源11が導光板10の対向する2つの厚み方向の端面に配置された例を示しているが、これに限らず、1つの端面のみに配置してもよく、または4つの端面にそれぞれ配置されてもよい。
導光板10の形状は、平板形状に代えて楔形状等であっても良い。
導光板10の観察者側Fの射出面10aとは反対側の面には光偏向面12が形成されている。光偏向面12には、光源11から導光板10へ入射する光を射出面10a側へ偏向する光偏向要素13が形成されており、光偏向要素13として、例えば白色拡散反射ドットが印刷されている。また光偏向要素13の別の例として、マイクロレンズ形状やプリズム形状等の構造物を用いてもよい。
一般的に導光板10は透明板であるため、光偏向要素13は観察者側Fから視認可能である。この液晶表示装置1はエッジライト方式であるため、直下型のバックライトとは異なって、導光板10からの射出光は射出面10a側でムラが多く、均一な拡散光とは大きく異なる。
そのため、エッジライト型の照明装置8においては、一般的に導光板10の上には、この光偏向要素13を隠蔽するため、また射出光のムラを低減するために、従来、強い拡散性を有する拡散フィルム等が使用されていた。しかしながら、このような拡散フィルムはほとんど集光性能を有していなかった。
図2は本実施形態における導光板10の光偏向面12を示す図であり、光偏向面12には光偏向要素13が分散して配設されている。図2では光偏向要素13の形状が円形で示されているが、これに限らず楕円形状やプリズム形状等、適宜形状を採用することができる。
光偏向面12に、互いに直交する第一の方向q1と第二の方向q2とを仮想的に破線で示す。そして、光偏向要素13は第一及び第二の方向q1,q2の交点に設けられており、しかも第一の方向q1にはピッチP1で配列され、第二の方向にはピッチP1より大きいピッチP2で配列された二次元配置とされる。ここで、第一の方向q1及び第二の方向q2は、液晶表示装置1の互いに直交する縦方向及び横方向である垂直視野及び水平視野に対して任意に選択することが出来る。図2に示す例では、第一の方向q1が水平視野に、第二の方向q2が垂直視野にそれぞれ一致するものとする。
図3に示す隠蔽構造体3は、透光性の板状の基部シート15が設けられ、その光出射面を第1主面15aとし、面光源装置2に対向する光入射面を第2主面15bとする。そして、第一主面15aには第一の方向q1に平行な方向に延在する複数の第一のレンズ16が、第二の方向q2に平行に配列されている。また、第二の方向q2に平行な方向に延在する複数の第二のレンズ17が、第一の方向q1に平行に配列されている。そのため、第一のレンズ16と第二のレンズ17は互いにクロス、好ましくは直交して配列されている。
第一のレンズ16は、図4に示すように、断面視で例えば丸みを帯びた頂部とその両側の湾曲側面とが滑らかに接続された略半楕円形状に形成されている。第一レンズ16の頂部の接線角度は0度であり、第1主面15aとの接点における第1主面15aに対する接線の角度はαであり、頂部から第1主面15aに至るにつれ、接線角度αは次第に大きくなる。
従って、第1主面15aに第一のレンズ16が多数配置された隠蔽構造体3の第2主面15b側から略ランバート光を射出するように点光源を設置した場合、隠蔽構造体3の第1主面15a側から点光源を観察すると、点光源は線状光源として視認される。
ここで、導光板10の光偏向面12に形成された光偏向要素13であらゆる方向に進路を変更された光のうち、導光板10の光射出面10aから射出される光は、その配光分布はランバート光と異なるが、点光源と同義として扱うことが出来る。
すなわち、例えば図2で示されたような円形の光偏向要素13の各々を点光源としてみたとき、第一のレンズ16が配置された隠蔽構造体3を導光板10の光射出面10a側に配設して第1主面15a側から観察すると、円形の光偏向要素13が線状に広がって見える。
このとき、図6に示されるように第二の方向q2に線状に広がって見える隣り合う光偏向要素13同士が互いに重なるため、光偏向要素13の隠蔽性が向上する。
上述したような機能、作用が得られる第一のレンズ16は、以下の(5)式で定義される。ここで(5)式は、各々の第一のレンズ16の単一レンズピッチを1と正規化した際の式であり、図7に示されるように、f(j)はレンズ16の高さ方向の位置関数であり、その値は第一のレンズの高さ方向を表す。jは正規化した第一のレンズの幅方向位置変数、係数kは、k=0で球面、−1<k<0で楕円、k=−1で放物面、k<−1で双曲面となり、1/Rはjにかかる係数であり、A、B,Cは補正係数である。
図7において、第一のレンズ16は斜線部が凸レンチキュラーレンズの形状と定義される。各係数k、1/R、A、B、Cの値が下記(5)式で規定した設定値に入らない場合、上述したような点光源を線状化する効果が得られず、または集光効果が低くなるため望ましくない。
Figure 0005716295
第一のレンズ16の形状について、更に図8を用いて詳細に説明する。
図8は第一のレンズ16の断面詳細図であり、単一レンズピッチがQ、高さがH、第1主面15aとの接線角度がα、頂部フィッティング曲率半径がRで表されている。
ここで頂部フィッティング曲率半径Rとは、非球面形状である第一のレンズ16の頂部の曲率半径を表すものであり、単一レンズピッチQに対して頂点を中心にしてレンズピッチQの10%以上50%未満の範囲に形成される頂部領域の曲率半径を示すものとする。本実施形態では、頂部フィッティング曲率半径RはレンズピッチQに対して頂点を中心にして10%の範囲に形成すると規定する。
第一のレンズ16の凸曲面形状は、球面レンズに比べて頂部の曲率半径が小さくなる非球面レンズ形状であることが望ましく、上述のように頂部フィッティング曲率半径Rの範囲を規定して形成することで集光性能が高まる。
一方で、頂部の曲率半径RをレンズピッチQの10%より小さくすると、第一のレンズ16の単位レンズ高さHが非常に大きな非球面形状となり、隠蔽性能が低下するため望ましくない。また、頂部の曲率半径Rの領域がレンズピッチQの50%以上であると、第一のレンズ16の単位レンズ高さHが低くなり球面形状に近くなって集光性能が低くなりすぎる。
また単位レンズ高さHは、単一レンズピッチQに対して、0.3以上1.0未満の範囲であることが望ましい。単位レンズ高さHが0.3より低いと集光性能が低くなり、1.0以上であると集光性能のみならず隠蔽性能も低くなるためである。
次に、第二のレンズ17は隠蔽構造体3の輝度を高めるために形成される。第一のレンズ16は、第二の方向q2に平行な方向に拡散した光の集光効果を発揮できるが、第一の方向q1に平行な方向に拡散した光を集光させることはできない。そこで、第二のレンズ17を第一のレンズ16の配列方向と直交する方向に配列した。これにより、第一のレンズ16では集光できない第一の方向q1へ拡散した光を第二のレンズ17により集光できるようになるため、隠蔽構造体3が第一のレンズ16単体で構成された場合と比べて輝度を上昇させることができる。
隠蔽構造体3の輝度を高めるためのさらなる工夫として、第一のレンズ16、第二のレンズ17の高さ方向位置関数f(r)を、以下の関係を満たすように設定する。
まず、第一のレンズ16の幅方向位置変数をrとし、第二のレンズ17の幅方向位置変数をr として、これら幅方向位置変数r、rを、それぞれ第一のレンズ16、第二のレンズ17のピッチQ,Qの中心を基準とした各レンズ16,17の端部方向へ測った座標を表すものと規定する。
そして、第一のレンズ16の高さ方向の位置関数をf(r)、第二のレンズ17の高さ方向の位置関数をf(r)、第一のレンズ16の単一レンズピッチをQ、第二のレンズ17の単一レンズピッチをQとすると、
0≦r≦Q/2(但し、n=1,2)
で規定される範囲において、f(r)の1階微分df(r)/dr が単調増加関数であり、なおかつ、(1)式を満たすような定数knが、各n毎に一つ以上存在することを特徴とする。
Figure 0005716295
(r)の1階微分df(r)/drが単調増加関数であるということは、レンズ上のどのような微小領域を切り取っても、常にレンズの形状が凸形状であることを意味する。
レンズの形状がその領域によらずに常に凸形状であることは、レンズに入射した光を効果的に集光するために有効である。df(r)/drが単調増加関数でない場合は、rの位置によって凹形状である領域と凸形状である領域の両方が存在することを意味する。レンズのある領域が凹形状を有する場合、凹形状の領域に入射した光が散乱され、輝度低下の要因となるため望ましくない。
次に、図9で示したグラフを利用して(1)式の示す意味の説明を行う。
図9に示すグラフの横軸は幅方向位置変数rを、縦軸はレンズの傾斜角を表す。高さ方向位置関数の微分値df(r)/drをG(r)とすると、レンズの傾斜角(ラジアン)は、式tan−1(G(r))で表すことができる。f(r)の1階微分 df(r)/drが単調増加関数で、かつ、rがkと等しいときのf(r)の2階微分の値である
Figure 0005716295
がゼロになるならば、このようなレンズの傾斜角は図9のグラフで示すように、rがkと等しい時にG(r)が一定値に漸近するような関数となる。
隠蔽構造体3の正面輝度は、図9に示すように、G(k)により制御することができる。例えばG(k)の値が1の場合、tan−1(G(r))は
tan−1(1)×180度/π=45°
となることから、レンズ形状は、図10で示すように、点kにおいて傾き45°の漸近線に接するような凸レンズ形状となる。
このような凸レンズでは、傾斜角が45°近傍の傾きを有する領域のレンズ面積が、他の角度を有する領域と比べて相対的に大きくなるため、レンズに入射した光は傾き45°近傍の斜面で屈折する成分が支配的となる。図9において、レンズの幅方向位置変数rがkと等しい領域で、レンズの傾斜角tan−1(G(r))は一定値に漸近することになり、レンズの表面で屈折させて観察者方向Fへ射出させる光量を最も大きくできる。
そのため、G(k)の値を任意に変えることで、レンズ表面で屈折する光の屈折角を制御できるので、視覚方向Fへ射出する光の光量をG(k)の値によって容易に調整することができる。
隠蔽構造体3にプリズムシート4を重ねて使用した場合、隠蔽構造体3単体で使用する場合と比べて、照明ユニットの輝度をさらに上昇させることが可能になる。
この場合、隠蔽構造体3の第一のレンズ16と第二のレンズ17に求められる特性は、その上に載せるプリズムシート4におけるプリズムの向きによって異なる。
プリズムシート4は基部シート19上に例えば断面三角形のプリズム20を一方向に延在させたものを複数平行に配列させた構成を有している(図1参照)。ここで、プリズムシート4のプリズム20の向きが第一のレンズ16の延在する方向と同一となるように配置した場合で考える。
以下の説明では、プリズムシート4をプリズム20の向きが照明ユニット7の水平視野方向と一致する向きに配置した場合を考え、プリズム20が延在する方向と平行な方向をH方向(水平方向)、それと直交する方向をV方向(垂直方向)と呼ぶ。
第一のレンズ16から射出した光が正面方向へ強く集光されている場合(第一のレンズ16から射出した光の角度分布が絞られている場合)、プリズム20表面での全反射により戻される光が多くなるため、その分、正面輝度のロスが発生する。そのため、第一のレンズ16から射出する光は、適度に広がった角度分布を有することが望ましい。第一のレンズ16から射出する光の角度分布を広げるには、第一のレンズ16の傾斜角を緩やかなものにすればよい。
図11は、隠蔽構造体3の第一のレンズ16をプリズム形状と仮定し、隠蔽構造体3の上に頂角90°をなすプリズム20を配列したプリズムシート4を重ねた構成として、第一のレンズ16の傾斜角βを変化させた場合の規格化した正面輝度のシミュレーション結果である。
ここでは簡単のため、隠蔽構造体3に第二のレンズ17を形成していない構成を考えると、隠蔽構造体3は傾斜角βのプリズムからなる第一のレンズ16を複数配列したプリズムシートとなる。隠蔽構造体3の第一のレンズ16と、プリズムシート4のプリズム20の向きは平行である。
その結果、第一のレンズ16の傾斜角βを例えば40°に設定したとき、隠蔽構造体3とプリズムシート4との組み合わせで最も正面輝度が高くなった。傾斜角βが大きくなりすぎると、第一のレンズ16から射出する光が過度に集光して、隠蔽構造体3の上に載せたプリズムシート4のプリズム20で全反射される光量が増加し、輝度低下が大きくなる。逆に傾斜角βが小さすぎると第一のレンズ16から射出する光の集光度が足りないため、逆に輝度が低下する。
次に、第一のレンズ16が凸曲面形状の場合も同様に考えると、曲面がある点で例えば傾斜角40°の漸近線に接するようなレンズ形状とすれば、曲面が40°近傍の傾斜角を持つ領域面積が、それ以外の傾斜角を持つ領域のレンズ面積と比べて大きくなるため、正面輝度を上昇させることができる。この時、必ずしも漸近線の傾きを完全に40°に一致させる必要はないが、図11により、輝度低下が最大値から±5%以内となる傾斜角Θの範囲内とすると規定すれば、漸近線の傾斜角を35°≦β≦45°の範囲で規定することが望ましい。
このような凸曲面レンズの形状は、第一のレンズ16の高さ方向位置関数f(r)の微分値G(r)=df(r)/drの範囲で規定すると、第一のレンズ16のレンズ傾斜角は以下の(2)式のように表せる。
Figure 0005716295
(k)が(2)式を満たす範囲にあれば、第一のレンズ16の曲面の傾斜角が35°と45°の間のいずれかの値となる領域のレンズ面積が十分に大きくなるため、プリズムシート4と組み合わせることで、正面輝度を効果的に上昇させることができる。
次に、第二のレンズ17は、プリズムシート4におけるプリズム20の向きと直交して形成されている。第二のレンズ17は、H方向に広がった光の角度分布を絞り、集光する機能を有している。隠蔽構造体3における第二のレンズ17を透過した光が、プリズムシート4のプリズム20によりV方向の光の角度分布が絞られて、視覚方向Fへ射出される。視覚方向Fへ射出する光を増やすためには、隠蔽構造体3の第二のレンズ17でH方向に広がった光を適度に集光することが必要である。第二のレンズ17の集光性が弱い場合には、プリズム20ではH方向に広がった光を集光することができないため、視覚方向F以外の方向へ光が散逸し、輝度が低下する。
図12は、このような隠蔽構造体3の第二のレンズ17をプリズム形状と仮定して、隠蔽構造体3の上に頂角90°のプリズム20を配列させたプリズムシート4を重ね、第二のレンズ17の傾斜角βを変化させた場合の規格化した正面輝度のシミュレーション結果である。
この結果、第二のレンズ17の傾斜角βを例えば45°にしたときに、隠蔽構造体3とプリズムシート4との組み合わせで最も正面輝度が高い。傾斜角βが45°より大きくなると、第二のレンズ17の斜面で全反射して、視覚方向Fを外れた斜め方向へ進行する光(サイドローブ光)が増加する。このような斜め方向の光はプリズムシート4で視覚方向Fに立ち上げることができないので、輝度低下が大きくなる。
傾斜角βが45°より小さいと、第二のレンズ17から射出する光のH方向の広がりが大きいので、プリズムシート4により集光されることなく、視覚方向F以外の方向へ光が散逸し、輝度が低下する。
次に、第二のレンズ17が凸曲面形状の場合も同様に考えると、曲面がある点で傾斜角45°の漸近線に接するようなレンズ形状とすれば、曲面が45°近傍の傾斜角を持つ領域のレンズ面積が、それ以外の傾斜角を持つ領域のレンズ面積と比べて大きくなるため、正面輝度を上昇させることができる。この時、必ずしも漸近線の傾きを完全に45°に一致させる必要はないが、図12より、輝度低下が最大値から±5%以内となる傾斜角の範囲で規定すれば、漸近線の傾斜角を42°≦β≦50の範囲で規定することができて望ましい。
この範囲を第二のレンズ15の高さ方向位置関数f(r)の微分値G(r)=df(r)/drの範囲で表せば、以下の(3)式のように表せる。
Figure 0005716295
本実施形態による液晶表示装置1において、隠蔽構造体3を構成する第二のレンズ17とプリズムシート4を構成する断面三角形のプリズム20とは、略直交する方向に配設されることが望ましい。特に、液晶表示装置1を観察する観察者側Fから見た際に、画面の水平視野方向にプリズムレンズ4のプリズム20が延在することが望ましい。
一般に、液晶表示装置1はある範囲の垂直視野と水平視野とを有することが望まれるが、特に大型の液晶表示装置1としてテレビを挙げると、水平視野が広いことが望まれる。断面三角形のプリズム20は集光性能が高い分、視野を狭くする。一方、第一のレンズ16は拡散性能と集光性能とを有する。従って、プリズム20を水平視野方向に延在するように配列することで、垂直視野は狭くなるが高い集光効果を得ることが出来る。
このとき、隠蔽構造体3の第1主面15aに形成された第一のレンズ16の延在方向と導光板10の光偏向要素13が配置される第一の方向とを略一致させる。導光板10の光偏向面12には、第一の方向の配列ピッチPより第二の方向の配列ピッチPの方が大きくなるように光偏向要素13が配置される。従って、第一のレンズ16の延在方向と第一の方向とが略一致することで、図6に示されるように、光偏向要素13の像が第二の方向に広がって線状化されるため、光偏向要素13の隠蔽性が向上する。
なお、上述の構成に代えて、集光用のプリズムシート4を構成するプリズム20を、隠蔽構造体3を構成する第一のレンズ16と略直交させて構成しても良い。しかしながら、この場合、プリズム20が液晶表示装置1の水平視野を集光させることとなるため、プリズム20は集光性能を発揮させるだけでなく視野を狭くしないレンズ形状を選ぶことが重要である。
例えば、プリズムシート4のプリズム20は隠蔽構造体3を構成する第一のレンズ16と同形状であっても良く、または(5)式により決定される別形状のレンズであっても良い。或いは、プリズム20は、丸みを帯びた三角プリズムレンズや、頂角が100度〜120度程度の三角プリズムレンズ等、視野を狭くせずに集光性能を得られるレンズであってもよい。
本実施形態において、プリズムシート4を構成するプリズム20と隠蔽構造体3を構成する第一のレンズ16とを略平行に配設した場合、プリズム20と第一のレンズ16とのピッチが同程度であるとモアレ干渉縞が生じるため望ましくない。プリズム20と第一のレンズ16とのピッチ比を少なくとも1:2より大きく、望ましくは1:3より大きな比とし、且つ、モアレ干渉縞が最も生じづらいピッチに設定することが望ましい。
更にプリズム20を第一のレンズ16に対して平面視で数度傾けて配設しても良い。傾ける範囲としては0度以上20度以下の範囲が望ましく、更には0度から10度の範囲がより望ましい。プリズム20と第一のレンズ16の交差角度が20度を超えた場合、液晶表示装置1の視野分布が歪となるため望ましくない。
本実施形態による照明ユニット7に含まれる隠蔽構造体3は、透光性の基部シート15の第一主面15aに第一のレンズ16及び第二のレンズ17が、UV硬化樹脂や放射線硬化樹脂等を用いて成形されるか、またはPET(ポリエチレンテレフタレート)、PC(ポリカーボネート)、PMMA(ポリメチルメタクリレート)、COP(シクロオレフィンポリマー)、PAN(ポリアクリロニトリル共重合体)、AS(アクリロニトリルスチレン共重合体)等を用いて、この技術分野では良く知られている押出成形法、射出成型法、あるいは熱プレス成型法によって一体で形成することができる。
また、画像表示素子6は、画素単位で光を透過/遮光して画像を表示する素子であることが好ましい。画素単位で光を透過/遮光して画像を表示するものであれば、本実施形態による照明ユニット7により、画像表示素子6を透過する画像の観察者側Fへの輝度が向上し、光強度の視角度依存性が低減する。さらに、光偏向要素13の視認性が低減された光を有効に利用して、画像品位の高い画像を表示させることができる。
なお、画像表示素子6は液晶表示素子であることが好ましい。液晶表示素子を画像表示素子6と同一の符号を用いて説明すると、図1に示すように、液晶表示素子6は液晶パネル22の前後に偏向板23,23が積層して構成されている。液晶表示素子6は画素単位で光を透過/遮光して画像を表示する代表的な素子であり、他の表示素子に比べて画像品位を高くすることができるとともに、製造コストを低減することができる。
本実施形態による照明ユニット7を含む照明装置8を備えた液晶表示装置1は上述の構成を備えており、次にその作用を説明する。
図1及び図5において、例えばLEDからなる点状光源を備えた光源11から出射された光は導光板10の二辺または四辺における厚み方向の端面を通して導光板10内に入射され、光偏向面12に配列された例えば白色核酸反射ドットからなる光偏向要素13に向かう。
光偏向面12における光偏向要素13は、例えば水平方向をなす第一の方向q1にピッチP1で、垂直方向をなす第二の方向q2にピッチP2で二次元配置されている。そして、光源11からの光は光偏向要素13で導光板10の射出面10aに向けて偏向させられる。導光板10を出射した光は、図5に示すように、例えば入射角θを以て入射面である第2主面15bから隠蔽構造体3内に入射させられる。
隠蔽構造体3では、第一及び第二のレンズ16,17は基部シート15の射出面である第1主面15aに互いに略直交する方向に配列され、第一のレンズ16は例えば光偏向要素13が配列された第一の方向q1と平行に延在して水平方向Hに配列されている。第二のレンズ17は光偏向要素13の第二の方向q2と平行に延在して垂直方向Vに配列されている。
(5)式や図8等で定義される第一のレンズ16は(2)式で規定する緩やかな傾斜角を有する凸曲面形状とされ、同じく第二のレンズ17は(3)式で規定する凸曲面形状とされている。
そして、隠蔽構造体3の光射出側に配設されたプリズムシート4はプリズム20が第一のレンズ16と平行な方向に延在して配列されている。
そのため、第一のレンズ16で屈折させられて射出する光は適度にひろがった角度分布を有して拡散性を確保しつつ集光させられ、更にプリズムシートの断面三角形のプリズム20によって集光させられて、正面輝度が上昇させられる。また、第二のレンズ17は第一のレンズ16で集光できない第一の方向q1へ拡散した光の角度分布を絞って集光させることができるため比較的水平視野が広く、隠蔽構造体3の正面輝度を高める作用を発揮する。
しかも、第一のレンズ16とプリズムシート4のプリズムレンズ20によって垂直視野は狭くなるが高い集光効果を得ることができ、プリズムシート4のプリズムレンズ20は第二のレンズ17と平行な方向には延在していないから、比較的水平視野を広く確保できる。特に、液晶テレビ等の用途を有する大型の液晶表示装置1では、垂直方向より水平方向に広い視野を確保する必要があるため、好ましい。
また、導光板10の光偏向面12に配設した光偏向素子13は、第一の方向q1のピッチP1より第二の方向のピッチP2が大きく設定されている。そして、第一のレンズ16の延在方向が第一の方向q1と一致するため、第一のレンズ16とプリズムシート4のプリズム20によって高い集光効果を発揮でき、光偏向要素13の像は第二の方向q2に広がって線状化されて互いに重合し、隠蔽性が向上する。
そのため、液晶表示装置1において液晶表示素子6の画像を観察者側Fから観察した際、光偏向要素13の像は視認されない。
上述のように、本実施形態による照明ユニット7及び照明装置8を備えた液晶表示装置1によれば、隠蔽構造体3における第一のレンズ16と第二のレンズ17はその高さ方向位置関数f(j)の2階微分値を規定する(1)式が0となる位置で凸曲面形状となると共に正面輝度を調整できる。
そして、観察側Fから液晶表示素子6の画像を目視した際に、隠蔽構造体3によって導光板10の光偏向面12に形成される光偏向要素13を線状に拡散させることで隠蔽して視認できないようにすると共に、水平方向の視野角を極端に狭くすることなく正面方向の輝度を向上させることができる。
しかも、液晶表示素子6は、画素単位で光を透過/遮光して画像を表示する素子であって画素単位で光を透過/遮光して画像を表示するものであるため、液晶表示素子6を透過する画像の観察者側Fへの輝度が向上し、光強度の視角度依存性が低減する。さらに、光偏向要素13の視認性が低減された光を有効に利用して、画像品位の高い画像を表示することができる。
なお、上述の実施形態によれば、隠蔽構造体3における互いに直交配置された第一のレンズ16と第二のレンズ17は、凸曲面形状(レンチキュラーレンズ形状)であることが好ましい。しかし、第一のレンズ16は導光板10における光偏向要素13の隠蔽性を高めるために凸曲面のレンチキュラー形状である必要があるが、第二のレンズ17正面輝度の向上を達成できればよいため、必ずしもレンチキュラー形状である必要はない。
第一のレンズ16によって、光偏向要素13の像を第二の方向q2に十分に広く広げることができて隠蔽性を発揮できれば、第二のレンズ17は凸曲面に限らずプリズム形状であっても輝度向上効果を発揮できて、隠蔽性も良好である。第一の方向q1の光偏向要素13の配列ピッチPが第二の方向q2のピッチPより小さいため、第二のレンズ17によって第一の方向q1に光をあまり広げなくても、隠蔽性は大きく変わらないからである。
次に、本発明の実施例として、実施例1,2による隠蔽構造体3と比較例による隠蔽構造体とを製作して、それぞれを液晶表示装置1の照明装置8に組み込んで正面輝度と隠蔽性の評価を行った。
隠蔽構造体3の評価のために、液晶表示装置1の隠蔽構造体3を除いた照明装置8を作製した。
<面光源装置2の作製>
面光源装置2を以下のように作製した。
まず、4mm厚の導光板10を用意し、光源11としてLEDを導光板10の四辺の厚み方向の端面に設置した。導光板10の光偏向面12には、白色の反射インキを印刷法によって形成した。白色の反射インキは光偏向面12に規則的に配置し、その大きさを光源11が設置された導光板10の端面に近いほど小さく導光板10の中心に近づくほど大きく形成した。
白色の反射インキの配列方向は、図2に示すように、第一の方向q1と液晶表示装置1の画面水平方向とを一致させ、第一の方向q1の配列ピッチP1を約1.15mmとし、第二の方向q2の配列ピッチP2を約2mmとした。そして、導光板10の光偏向面12側の背面には反射板9を配置することで、面光源装置2を得た。
<隠蔽構造体3とプリズムシート4の作製>
照明装置8における隠蔽構造体3とプリズムシート4を、以下に述べる方法で作製した。隠蔽構造体3とプリズムシート4の材料としてポリカーボネート樹脂を用いた。ポリカーボネート樹脂は屈折率が約1.59と高いため、集光性能及び拡散性能が高い隠蔽構造体3を得ることが出来る。隠蔽構造体3の第一のレンズ16と第二のレンズ17は、ポリカーボネート樹脂を用いて押出成形により形成した。同様の方法で、プリズムシート4も作製した。
実施例1、2、比較例による隠蔽構造体3の具体的構成は後述する。
<照明装置8の作製>
照明装置8は以下のように作製した。
先ず、面光源装置2の光射出面側に隠蔽構造体3を配置して照明ユニット7を製作する。隠蔽構造体3は、第一のレンズ16が延在する方向と導光板10の光偏向要素13が配列される第一の方向q1とを一致させた。
さらに、隠蔽構造体3の上に、集光シートとして頂角90°をなす断面三角形のプリズム20が配列されたプリズムシート4を配設した。プリズムシート4は、プリズム20の延在する方向が隠蔽構造体3における第一のレンズ16の延在する方向と平行になるように配置し、更にその上に偏光分離反射シート5としてDBEF(3M社製)を配置することで、照明装置8が得られた。
次に、比較例と実施例1,2による隠蔽構造体3を次のように製作した。
(1)比較例
比較例による隠蔽構造体は、図3に示す第一のレンズ16、16の間隙Δに第二のレンズ17を配列することにより作製した。第一のレンズ16の単一レンズピッチQは140μmとした。第二のレンズ17の単一レンズピッチQは35μmとした。間隙Δの長さは20μmとした。
図13に示すグラフは、各レンズの傾斜角と正規化した幅方向位置変数(r/Q)との関係を表したものである。但し、正規化した幅方向位置変数(r/Q)は、幅方向位置変数をレンズのピッチで割った数とする。
そして、比較例による隠蔽構造体の第一のレンズ16の高さ方向位置関数f(r)は、図13のグラフにおいて、傾斜角tan−1(G(r))が符号(a)で表される関数とした。第二のレンズ17の高さ方向位置関数f(r)は、傾斜角tan−1(G(r))が図13のグラフにおいて符号(b)で表される関数とした。
(2)実施例1
実施例1による隠蔽構造体3は、第一のレンズ16を規定する高さ方向位置関数f(r)は、(3)式から、
tan−1(G(k))×180°/π=40° …(3)
を満たす一つの関数とした。設計した第一のレンズ16のf(r)は、図13のグラフ(c)に対応する。第二のレンズ17の形状は、比較例と同一形状とした。第一のレンズ16の単一レンズピッチQ、第二のレンズの単一レンズピッチQ、間隙Δの長さは、比較例と同じ値とした。
(3)実施例2
実施例2による隠蔽構造体3は、第一のレンズ16の形状を実施例1と同一形状とした。第二のレンズ17を規定する高さ方向位置関数f(r)は、次の(3)式
tan−1(G(k))×180°/π=40° …(3)
を満たす一つの関数とした。設計した第二のレンズ17は図13のグラフ(d)に対応する。第一のレンズ16の単一レンズピッチQ、第二のレンズ17の単一レンズピッチQ、間隙Δの長さは、比較例と同じ値とした。
<正面輝度の評価>
次に、照明装置8として、面光源装置2に比較例、実施例1、実施例2による隠蔽構造体3をそれぞれ載せ、その上にプリズムシート4を断面三角形のプリズム20が延在する方向が第一のレンズ16の延在方向と平行になるように配置し、さらにその上に偏光分離反射シート5としてDBEFを載せて照明装置8をそれぞれ組み立てた。
そして、比較例、実施例1、実施例2による隠蔽構造体3毎に正面輝度の測定を行った。正面輝度の測定に際して、輝度測定器としてTOPCON製分光放射輝度計SR3を使用した。
<隠蔽性評価について>
隠蔽性の評価は、照明装置8を観察者方向Fから目視で見て、導光体10の光偏向面12に設けた光偏向要素13としての白色の反射インキの像が視認されるかどうかを確認することで行った。白色の反射インキの像が視認された場合は×、視認されない場合は○と評価した。
評価に際して、正面輝度は、比較例による隠蔽構造体3を組み込んだ照明装置8での正面輝度の測定値を100とした。
実施例1,2における隠蔽構造体3を組み込んだ照明装置8の正面輝度と隠蔽性の評価結果を以下に記す。
図13において、比較例の第一のレンズ16による(a)では、幅方向位置変数rに対して傾斜角が直線的に変化する傾向を示す。そのため、レンズに入射した光が特定の角度で集光されず、均一に分散される。そのため、隠蔽性は良好であるが、集光作用が弱いので輝度が低い。
また、第二のレンズ17による(b)では、幅方向位置変数rが小さい時に傾斜角変化が大きく、幅方向位置変数rが大きくなると傾斜角変化が小さくなる傾向を示す。そのため、第二のレンズ17に入射した光のうち、レンズの基部シート15の第1主面15aに対して垂直に入射した光を分散し、斜めに入射した光を正面方向へ集光することになる。そのため、(a)のように集光しない第一のレンズ16と比べると比較的輝度は高いといえる。一方、(b)の隠蔽性は、比較例(a)と比べてやや劣る。
従って、比較例は、
実施例1における(c)の場合、傾斜角が40°で一定になる。
この場合、傾斜角40°の斜面に入射した光の集光作用により、比較例(a)や(b)と比べて輝度が上昇する。また、傾斜角40°以下の領域では、比較例(a)に重なっているため、光を均一に分散させることができ、隠蔽性は(a)ほどではないが、(b)と同程度の隠蔽性が得られる。
また、実施例2における(d)の場合、傾斜角が45°で一定になる。
この場合、傾斜角45°の斜面に入射した光の集光作用により、比較例(a)や(b)と比べて輝度が上昇する。また、隠蔽性は、(a)や(b)と比べて悪化するが、第一のレンズが十分に隠蔽性の高いレンズであれば、第二のレンズの悪影響はキャンセルされる。
そのため、第一のレンズに(b)を、第二のレンズに(d)を採用すれば、第一のレンズ(c)の隠蔽効果が高いため、第二のレンズ(d)の隠蔽性の悪化をキャンセルすることができ、第二のレンズ(b)の集光作用により輝度を大きく上昇させることができる。
なお、レンズ単体の輝度と隠蔽性の作用をまとめれば、以下のようになります。
輝度:(a)<(b)=(c)<(d)
隠蔽性:(a)>(b)=(c)>(d)
(実施例1)
実施例1における正面輝度と隠蔽性を測定した結果、正面輝度は104、隠蔽性は○であった。比較例と比べて正面輝度が上昇することを確認した。
(実施例2)
実施例2における正面輝度と隠蔽性を測定した結果、正面輝度は107、隠蔽性は○であった。比較例と比べて正面輝度が上昇することを確認した。
以上の実施例1,2、比較例の測定結果より、実施例1,2における隠蔽構造体3を組み込んだ照明装置8の正面輝度は、比較例を組み込んだものと比べて隠蔽性と正面輝度が共に良好でバランスが良く、特に正面輝度が比較例より向上することを実証できた。さらに、隠蔽性の評価結果も実施例1,2は比較例と同様で良好であった。
1 液晶表示装置
2 面光源装置
3 隠蔽構造体
4 プリズムシート
5 偏光分離反射シート
6 液晶表示素子
7 照明ユニット、
8 照明装置
9 反射板
10 導光板
11 光源
12 光偏向面
13 光偏向要素
16 第一のレンズ
17 第二のレンズ
20 プリズム

Claims (7)

  1. 光源と、前記光源から入射する光を観察者側に設けた射出面から射出するように光偏向面に設けた光偏向要素で偏向させる導光体と、を備えた面光源装置と、
    前記面光源装置の光射出面側に設けられていて前記光偏向要素が視認されないように隠蔽する隠蔽構造体と、を備えた照明ユニットであって、
    前記隠蔽構造体は、
    観察者側に設けた面に第一の方向に延在すると共に前記第一の方向に直交する第二の方向に配列された複数の第一のレンズと、
    前記第二の方向に延在すると共に前記第一の方向に配列された複数の第二のレンズとが互いに交差して配列された構成からなり、
    前記光偏向要素は、
    前記第一の方向に第一のピッチPで略等間隔に配列され且つ前記第二の方向に第一のピッチPよりも大きい第二のピッチPで略等間隔に配列された二次元配列とされており、
    前記第一のレンズおよび前記第二のレンズの断面形状は、
    前記第一のレンズ、前記第二のレンズのピッチの中心をそれぞれ基準としてレンズの端部方向へ測った座標を前記第一のレンズの幅方向位置変数r、前記第二のレンズの幅方向位置変数rとして、前記第一のレンズの高さ方向の位置関数をf(r)とし、前記第二のレンズの高さ方向の位置関数をf(r)とし、前記第一のレンズのレンズピッチをQとし、前記第二のレンズのレンズピッチをQとすると、
    0≦r≦Q/2(但し、n=1,2)で規定される範囲において、f(r)の1階微分df(r)/drが単調増加関数であり、かつ、下式(1)を満たすような定数knが、各n毎に一つ以上存在する形状に形成され、
    さらに、前記第一のレンズは、
    前記光偏向要素の像を、前記第二の方向に延びる線状に集光するとともに、前記第二の方向において互いに隣り合う前記光偏向要素の像の一部が、前記第二の方向において重なるように集光する
    ことを特徴とする照明ユニット。
    Figure 0005716295
  2. 前記第一のレンズは、G(r)を、
    (r)=df(r)/dr
    としたときに、以下の(2)式を満たすことを特徴とする請求項1に記載された照明ユニット。
    Figure 0005716295
  3. 前記第二のレンズは、G(r)を、
    (r)=df(r)/dr
    としたときに、以下の(3)式を満たすことを特徴とする、請求項1または2に記載された照明ユニット。
    Figure 0005716295
  4. 前記第一のレンズのレンズ形状は、以下の(5)式によって定義されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載された照明ユニット。
    ここで、(5)式は第一のレンズのレンズピッチを1と正規化した際の式であり、f(j)は第一のレンズの高さ方向の位置関数、jは正規化した第一のレンズの幅方向位置変数、k、1/R、A、B,Cは補正係数である。
    Figure 0005716295
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載された照明ユニットと、該照明ユニットから出射した光を集光させる集光シートとを備え、該集光シートは前記第一のレンズの延在方向と同一の方向に延在するプリズムが平行に複数配列されていることを特徴とする照明装置。
  6. 請求項5に記載された照明装置と、表示画像を規定する画像表示素子とを有することを特徴とする表示装置。
  7. 前記画像表示素子は、画素単位での透過または遮光に応じて表示画像を規定することを特徴とする請求項に記載された表示装置。
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