JP5715731B1 - スクリーン印刷用マスク及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】一部の肉厚が厚い印刷を容易に行うことができるようにする。【解決手段】メインメッシュ20と、メイン樹脂層30と、追加網状部50Aとを有する印刷用マスク10である。メイン樹脂層30は、メインメッシュ20に対して設けられ、貫通孔35を有する。追加網状部50Aは、追加第1層50Aaと、追加第2層50Abとを有する。追加第1層50Aaは、メインメッシュ20に供給された光硬化性樹脂が光を受けて硬化することによってメイン樹脂層30とともにメインメッシュ20に対して設けられ、追加第2層50Abは、追加第1層50Aaに供給された光硬化性樹脂が光を受けて硬化することによって追加第1層50Aaに対して設けられる。【選択図】図1

Description

本発明は、スクリーン印刷に関するものである。
例えば、自動車のリアガラスには、曇り防止のために、電熱線が配設されている。すなわち、リアガラスのうちの左右両側に、縦方向に延びる一対のバスバーが配設され、両バスバー間に、横方向(水平方向)に延びる複数の電熱線が配設されている。
そして、一般的に、一対のバスバー及び電熱線は、スクリーン印刷によって、リアガラスに対して配設されている。
また、自動車のフロントガラスの周縁部には、黒色のセラミックインクによって縁取り部が形成されている場合がある。縁取り部の主要部分はセラミックインクによって塗り潰されている一方で、縁取り部のうちの内縁部には、多数の点が設けられている。
そして、この縁取り部も、一般的に、スクリーン印刷によって、フロントガラスに対して設けられる。
ここで、スクリーン印刷とは、次の内容のものである。
メッシュ(メインメッシュ)に対して樹脂層が配設された印刷用マスクが使用される。樹脂層(メイン樹脂層)には、所定の印刷パターンに対応した貫通孔(開口)が形成されている。
そのメッシュ上にインクが供給され、スキージがインク及びメッシュを押圧しつつメッシュ上を移動(擦動)することによって、インクが樹脂層の貫通孔を透過し、被印刷物に対して、所定のパターンの印刷がされるのである。その際、基本的には、メッシュの厚さ(「紗厚」ともいわれる)に対応した厚さで一様に(すなわち、同一の厚さで)印刷される。
ところで、一般的に、自動車のリアガラスに配設されるバスバーは、そのうちの一部の肉厚が厚くされるようにされている。すなわち、バスバーのうちの大半部分はコストの点等から極薄に形成されるとともに、一部については、バスバーの電気抵抗を適度なものにしたり、アンテナ端子を配設したりするために、他の部分よりも厚くされているのである。
また、自動車のフロントガラスの周縁部に設けられる縁取り部において、塗り潰しの部分は、基本的に、厚肉に印刷される必要がある。肉厚が薄いと、透けてしまうからである。なお、塗り潰しの部分(正確には、そのうちの周縁部を除く大半部分)は、粗く印刷されても問題がない。
一方、縁取り部の内縁部の多数の点の部分は、精細に形成される必要がある。その部分は、印刷される部位とそうでない部位とが細かく入り組んでいるからである。
従来、スクリーン印刷によって一部の肉厚を厚くする(すなわち、厚肉部を形成する)ように印刷する場合は、次のようにされていた。
すなわち、まず、1回目として全体を同一の厚さでスクリーン印刷し、2回目として厚肉部を形成しようとする部分にのみ再度スクリーン印刷する、というものである。
しかしながら、これでは、スクリーン印刷を2回行う必要があるため、能率的ではない。また、印刷用マスクが2つ必要となり、コスト高となる。
ところで、スクリーン印刷による印刷の厚さは、メッシュの厚さ(紗厚)によって左右される。すなわち、紗厚が厚いメッシュが使用された場合には、そのメッシュ(透過部)に保持される被印刷剤の量が多くなるため、結果的に被印刷物に対して被印刷剤が厚く供給されることとなるからである。
また、紗厚が厚いメッシュを使用された場合には粗く印刷される一方、紗厚が薄いメッシュが使用された場合には精細に印刷される。
このため、一部の肉厚を厚くするように印刷する技術として、特許文献1に開示されているものがある。
その技術は、メッシュ(メインメッシュ)の一部に局部支持体を設けるというものであり、その局部支持体は、複数本のスポット、又は、メッシュからなるパッチによって形成される、というものである。
しかしながら、その局部支持体(特にスポット)をいかにしてメインメッシュに設けるかは不明である。メッシュのパッチを接着剤で貼着する場合は、その接着剤の部分(正確には、接着剤が固化した部分)が塞がれることとなって、被印刷剤(インク)が透過できないこととなる、という不具合がある。
特開昭63−233838号公報
本発明は、一部の肉厚が厚い印刷を容易に行うことができる技術を提供することを課題とする。
この課題を解決するために、請求項1に係る発明は、被印刷物に対してスクリーン印刷を行うための印刷用マスクであって、メインメッシュと、そのメインメッシュに供給された光硬化性樹脂が光を受けて硬化することによって当該メインメッシュに対して設けられ、貫通孔を有するメイン樹脂層と、前記メイン樹脂層の前記貫通孔において、前記メインメッシュに供給された光硬化性樹脂が光を受けて硬化することによって当該メインメッシュに対して設けられた追加網状部とを有する、スクリーン印刷用マスクである。
この発明のスクリーン印刷用マスクでは、次の作用効果が得られる。
すなわち、メインメッシュ上にインクが供給された状態でスキージがインク及びメインメッシュを押圧しつつメインメッシュ上を移動(擦動)することによって、メイン樹脂層の貫通孔においてインクが透過し、被印刷物に対して、所定のパターンで印刷がされる。
ここで、メインメッシュのみの厚さ(紗厚)よりも、メインメッシュに対して追加網状部が設けられた部分(「厚肉メッシュ部」ということとする。)の厚さ(紗厚)の方が厚いため、メインメッシュのみの部分においてよりも、厚肉メッシュ部において、より多くのインクが保持され、被印刷物に移行する。こうして、被印刷物のうち、メインメッシュのみの部分に対応する部分においては肉厚が薄く(メインメッシュのみの紗厚に対応する厚さで)印刷される一方で、厚肉メッシュ部に対応する部分においては厚く(厚肉メッシュ部の紗厚に対応する厚さで)印刷され、その部分に厚肉部が形成される。
そして、この発明の印刷用マスクでは、追加網状部が、メインメッシュに供給された光硬化性樹脂が光を受けて硬化することによって当該メインメッシュに対して設けられたものである。このため、追加網状部は接着剤を要することなくメインメッシュに対して強固に固定されることから、追加網状部がメインメッシュに対して位置ずれしたり、接着剤によってメインメッシュが塞がれたりする、という不都合が生じず、容易に、確実に、所定の部分の肉厚が厚く印刷される(厚肉部が形成される)のである。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明のスクリーン印刷用マスクであって、前記追加網状部は、前記メイン樹脂層の前記貫通孔において、前記メインメッシュに供給された光硬化性樹脂が光を受けて硬化することによって前記メイン樹脂層とともに当該メインメッシュに対して設けられた追加第1層と、前記追加第1層に供給された光硬化性樹脂が光を受けて硬化することによって当該追加第1層に対して設けられた追加第2層とを有する、スクリーン印刷用マスクである。
この発明のスクリーン印刷用マスクでは、請求項1に係る発明のスクリーン印刷用マスクの作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
すなわち、このスクリーン印刷用マスクでは、追加網状部が追加第1層及び追加第2層を有し、追加第1層は、メイン樹脂層とともに、光硬化性樹脂によって設けられるものである。このため、メインメッシュに供給された光硬化性樹脂に対して1枚のフォトマスクが使用されてメイン樹脂層及び追加第1層が形成されることによって、メイン樹脂層(貫通孔)と追加樹脂層との相対的位置関係が、容易に所定のものになり得る。
また、追加第2層については、すでにメインメッシュに設けられた追加第1層を目安に形成されることによって、容易に所定の位置に設けられることとなる。
こうして、この発明のスクリーン印刷用マスクでは、メイン樹脂層(貫通孔)と追加樹脂層との相対的位置関係が、容易に所定のものにな得る。
こうして、被印刷物において、肉厚が薄く印刷される部分に対して、厚肉部が容易に所定の位置に形成され得ることとなる。
請求項3に係る発明は、メインメッシュと、そのメインメッシュに対して設けられ貫通孔を有するメイン樹脂層と、そのメイン樹脂層の前記貫通孔において前記メインメッシュに対して設けられた追加網状部とを有するスクリーン印刷用マスクを製造するための方法であって、前記メインメッシュに対して光硬化性樹脂を塗布して第1光硬化性樹脂層を形成する第1光硬化性樹脂塗布段階と、前記第1光硬化性樹脂層に対して、前記メイン樹脂層の構造に対応する光透過部を有する第1フォトマスクを配設して、第1フォトマスク配設体を形成する第1フォトマスク配設段階と、前記第1フォトマスクの側から前記第1フォトマスク配設体に対して光を照射して、前記第1光硬化性樹脂層のうちの前記第1フォトマスクの光透過部に対応する部分を硬化させて前記メイン樹脂層を形成する第1光照射段階と、前記第1フォトマスク配設体から前記第1フォトマスクを除去し、前記第1光硬化性樹脂層のうちの未硬化の光硬化性樹脂を除去する第1未硬化樹脂除去段階と、前記メイン樹脂層の前記貫通孔において前記メインメッシュに対して光硬化性樹脂を塗布して第2光硬化性樹脂層を形成する第2光硬化性樹脂塗布段階と、前記第2光硬化性樹脂層に対して、前記追加網状部の構造に対応する光透過部を有する第2フォトマスクを配設して、第2フォトマスク配設体を形成する第2フォトマスク配設段階と、前記第2フォトマスクの側から前記第2フォトマスク配設体に対して光を照射して、前記第2光硬化性樹脂層のうちの前記第2フォトマスクの光透過部に対応する部分を硬化させて前記追加網状部を形成する第2光照射段階と、前記第2フォトマスク配設体から前記第2フォトマスクを除去し、前記第2光硬化性樹脂層のうちの未硬化の光硬化性樹脂を除去して、前記追加網状部を形成する第2未硬化樹脂除去段階とを有する、スクリーン印刷用マスク製造方法である。
この発明のスクリーン印刷用マスク製造方法では、次のようにスクリーン印刷用マスクが製造される。
まず、第1光硬化性樹脂塗布段階において、メインメッシュに対して光硬化性樹脂が塗布されて、第1光硬化性樹脂層が形成される。
次に、第1フォトマスク配設段階において、第1光硬化性樹脂層に対して、メイン樹脂層の構造に対応する光透過部を有する第1フォトマスクが配設されて、第1フォトマスク配設体が形成される。
次に、第1光照射段階において、第1フォトマスクの側から第1フォトマスク配設体に対して光が照射されて、第1光硬化性樹脂層のうちの第1フォトマスクの光透過部に対応する部分が硬化して、メイン樹脂層が形成される(潜在的に形成される)。
次に、第1未硬化樹脂除去段階において、第1フォトマスク配設体から第1フォトマスクが除去され、第1光硬化性樹脂層のうちの未硬化の光硬化性樹脂が除去されて、メイン樹脂層が現れる(顕在化する)。
次に、第2光硬化性樹脂塗布段階において、メイン樹脂層の貫通孔においてメインメッシュに対して光硬化性樹脂が塗布されて、第2光硬化性樹脂層が形成される。
次に、第2フォトマスク配設段階において、第2光硬化性樹脂層に対して、追加網状部の構造に対応する光透過部を有する第2フォトマスクが配設されて、第2フォトマスク配設体が形成される。
次に、第2光照射段階において、第2フォトマスクの側から第2フォトマスク配設体に対して光が照射されて、第2光硬化性樹脂層のうちの第2フォトマスクの光透過部に対応する部分が硬化して、追加網状部が形成される(潜在的に形成される)。
次に、第2未硬化樹脂除去段階において、第2フォトマスク配設体から第2フォトマスクが除去され、第2光硬化性樹脂層のうちの未硬化の光硬化性樹脂が除去されて、追加網状部が現れる(顕在化する)。
こうして、この方法によれば、容易に、請求項1に係る発明のスクリーン印刷用マスクが製造されるのである。
請求項4に係る発明は、メインメッシュと、そのメインメッシュに対して設けられ貫通孔を有するメイン樹脂層と、そのメイン樹脂層の前記貫通孔において前記メインメッシュに対して設けられた追加網状部とを有するスクリーン印刷用マスクを製造するための方法であって、前記メインメッシュに対して光硬化性樹脂を塗布して第1光硬化性樹脂層を形成する第1光硬化性樹脂塗布段階と、前記第1光硬化性樹脂層に対して、前記メイン樹脂層の構造に対応する光透過部を有する第1フォトマスクを配設して、第1フォトマスク配設体を形成する第1フォトマスク配設段階と、前記第1フォトマスクの側から前記第1フォトマスク配設体に対して光を照射して、前記第1光硬化性樹脂層のうちの前記第1フォトマスクの光透過部に対応する部分を硬化させて前記メイン樹脂層を形成する第1光照射段階と、前記第1フォトマスク配設体から前記第1フォトマスクを除去する第1フォトマスク除去段階と、前記第1光硬化性樹脂層の未硬化の光硬化性樹脂に対してさらに光硬化性樹脂を塗布して、当該第1光硬化性樹脂層の未硬化の光硬化性樹脂とともに融合光硬化性樹脂層を形成する第2光硬化性樹脂塗布段階と、前記融合光硬化性樹脂層に対して、前記追加網状部の構造に対応する光透過部を有する第2フォトマスクを配設して、第2フォトマスク配設体を形成する第2フォトマスク配設段階と、前記第2フォトマスクの側から前記第2フォトマスク配設体に対して光を照射して、前記融合光硬化性樹脂層のうちの前記第2フォトマスクの光透過部に対応する部分を硬化させて前記追加網状部を形成する第2光照射段階と、前記第2フォトマスク配設体から前記第2フォトマスクを除去し、前記融合光硬化性樹脂層のうちの未硬化の光硬化性樹脂を除去する未硬化樹脂除去段階とを有する、スクリーン印刷用マスク製造方法である。
この発明のスクリーン印刷用マスク製造方法では、次のようにスクリーン印刷用マスクが製造される。
まず、第1光硬化性樹脂塗布段階において、メインメッシュに対して光硬化性樹脂を塗布されて、第1光硬化性樹脂層が形成される。
次に、第1フォトマスク配設段階において、第1光硬化性樹脂層に対して、メイン樹脂層の構造に対応する光透過部を有する第1フォトマスクが配設されて、第1フォトマスク配設体が形成される。
次に、第1光照射段階において、第1フォトマスクの側から第1フォトマスク配設体に対して光が照射されて、第1光硬化性樹脂層のうちの第1フォトマスクの光透過部に対応する部分が硬化して、メイン樹脂層が形成される(潜在的に形成される)。
次に、第1フォトマスク除去段階において、第1フォトマスク配設体から第1フォトマスクが除去される。
次に、第2光硬化性樹脂塗布段階において、第1光硬化性樹脂層の未硬化の光硬化性樹脂に対してさらに光硬化性樹脂が塗布されて、第1光硬化性樹脂層の未硬化の光硬化性樹脂とともに融合光硬化性樹脂層が形成される。
次に、第2フォトマスク配設段階において、融合光硬化性樹脂層に対して、追加網状部の構造に対応する光透過部を有する第2フォトマスクが配設されて、第2フォトマスク配設体が形成される。
次に、第2光照射段階において、第2フォトマスクの側から第2フォトマスク配設体に対して光が照射されて、融合光硬化性樹脂層のうちの第2フォトマスクの光透過部に対応する部分が硬化して、追加網状部が形成される(潜在的に形成される)。
次に、未硬化樹脂除去段階において、第2フォトマスク配設体から第2フォトマスクが除去されて、融合光硬化性樹脂層のうちの未硬化の光硬化性樹脂が除去されて、追加網状部が現れる(顕在化する)。
こうして、この方法によっても、容易に、請求項1に係る発明のスクリーン印刷用マスクが製造されるのである。
請求項5に係る発明は、メインメッシュと、そのメインメッシュに対して設けられ貫通孔を有するメイン樹脂層と、そのメイン樹脂層の前記貫通孔において前記メインメッシュに対して設けられた追加網状部とを有し、前記追加網状部は、追加第1層及び追加第2層を有するスクリーン印刷用マスクを製造するための方法であって、前記メインメッシュに対して光硬化性樹脂を塗布して第1光硬化性樹脂層を形成する第1光硬化性樹脂塗布段階と、前記第1光硬化性樹脂層に対して、前記メイン樹脂層及び前記追加第1層の構造に対応する光透過部を有する第1フォトマスクを配設して、第1フォトマスク配設体を形成する第1フォトマスク配設段階と、前記第1フォトマスクの側から前記第1フォトマスク配設体に対して光を照射して、前記第1光硬化性樹脂層のうちの前記第1フォトマスクの光透過部に対応する部分を硬化させて前記メイン樹脂層及び前記追加第1層を形成する第1光照射段階と、前記第1フォトマスク配設体から前記第1フォトマスクを除去し、前記第1光硬化性樹脂層のうちの未硬化の光硬化性樹脂を除去する第1未硬化樹脂除去段階と、前記追加第1層に対して光硬化性樹脂を塗布して第2光硬化性樹脂層を形成する第2光硬化性樹脂塗布段階と、前記第2光硬化性樹脂層に対して、前記追加第2層の構造に対応する光透過部を有する第2フォトマスクを配設して、第2フォトマスク配設体を形成する第2フォトマスク配設段階と、前記第2フォトマスクの側から前記第2フォトマスク配設体に対して光を照射して、前記光硬化性樹脂層のうちの前記第2フォトマスクの光透過部に対応する部分を硬化させて前記追加第2層を形成する第2光照射段階と、前記第2フォトマスク配設体から前記第2フォトマスクを除去し、前記第2光硬化性樹脂層のうちの未硬化の光硬化性樹脂を除去する第2未硬化樹脂除去段階とを有する、スクリーン印刷用マスク製造方法である。
この発明のスクリーン印刷用マスク製造方法では、次のようにスクリーン印刷用マスクが製造される。
まず、第1光硬化性樹脂塗布段階において、メインメッシュに対して光硬化性樹脂が塗布されて、第1光硬化性樹脂層が形成される。
次に、第1フォトマスク配設段階において、第1光硬化性樹脂層に対して、メイン樹脂層及び追加第1層の構造に対応する光透過部を有する第1フォトマスクが配設されて、第1フォトマスク配設体が形成される。
次に、第1光照射段階において、第1フォトマスクの側から第1フォトマスク配設体に対して光が照射されて、第1光硬化性樹脂層のうちの第1フォトマスクの光透過部に対応する部分が硬化して、メイン樹脂層及び追加第1層が形成される(潜在的に形成される)。
次に、第1未硬化樹脂除去段階において、第1フォトマスク配設体から第1フォトマスクが除去され、第1光硬化性樹脂層のうちの未硬化の光硬化性樹脂が除去されて、メイン樹脂層及び追加第1層が現れる(顕在化する)。
次に、第2光硬化性樹脂塗布段階において、追加第1層に対して光硬化性樹脂が塗布されて、第2光硬化性樹脂層が形成される。
次に、第2フォトマスク配設段階において、第2光硬化性樹脂層に対して、追加第2層の構造に対応する光透過部を有する第2フォトマスクが配設されて、第2フォトマスク配設体が形成される。
次に、第2光照射段階において、第2フォトマスクの側から第2フォトマスク配設体に対して光が照射されて、第2光硬化性樹脂層のうちの第2フォトマスクの光透過部に対応する部分が硬化して、追加第2層が形成される(潜在的に形成される)。
次に、第2未硬化樹脂除去段階において、第2フォトマスク配設体から第2フォトマスクが除去され、第2光硬化性樹脂層のうちの未硬化の光硬化性樹脂が除去されて、追加第2層が現れる(顕在化する)。
こうして、この方法によれば、容易に、請求項2に係る発明のスクリーン印刷用マスクが製造されるのである。
請求項6に係る発明は、メインメッシュと、そのメインメッシュに対して設けられ貫通孔を有するメイン樹脂層と、そのメイン樹脂層の前記貫通孔において前記メインメッシュに対して設けられた追加網状部とを有し、前記追加網状部は、追加第1層及び追加第2層を有するスクリーン印刷用マスクを製造するための方法であって、前記メインメッシュに対して光硬化性樹脂を塗布して第1光硬化性樹脂層を形成する第1光硬化性樹脂塗布段階と、前記第1光硬化性樹脂層に対して、前記メイン樹脂層及び前記追加第1層の構造に対応する光透過部を有する第1フォトマスクを配設して、第1フォトマスク配設体を形成する第1フォトマスク配設段階と、前記第1フォトマスクの側から前記第1フォトマスク配設体に対して光を照射して、前記第1光硬化性樹脂層のうちの前記第1フォトマスクの光透過部に対応する部分を硬化させて前記メイン樹脂層及び前記追加第1層を形成する第1光照射段階と、前記第1フォトマスク配設体から前記第1フォトマスクを除去する第1フォトマスク除去段階と、前記追加第1層に対して光硬化性樹脂を塗布して、前記第1光硬化性樹脂層の未硬化の光硬化性樹脂とともに融合光硬化性樹脂層を形成する第2光硬化性樹脂塗布段階と、前記融合光硬化性樹脂層に対して、前記追加第2層の構造に対応する光透過部を有する第2フォトマスクを配設して、第2フォトマスク配設体を形成する第2フォトマスク配設段階と、前記第2フォトマスクの側から前記第2フォトマスク配設体に対して光を照射して、前記光硬化性樹脂層のうちの前記第2フォトマスクの光透過部に対応する部分を硬化させて前記追加第2層を形成する第2光照射段階と、前記第2フォトマスク配設体から前記第2フォトマスクを除去し、前記融合光硬化性樹脂層のうちの未硬化の光硬化性樹脂を除去する未硬化樹脂除去段階とを有する、スクリーン印刷用マスク製造方法である。
この発明のスクリーン印刷用マスク製造方法では、次のようにスクリーン印刷用マスクが製造される。
まず、第1光硬化性樹脂塗布段階において、メインメッシュに対して光硬化性樹脂を塗布されて、第1光硬化性樹脂層が形成される。
次に、第1フォトマスク配設段階において、第1光硬化性樹脂層に対して、メイン樹脂層及び追加第1層の構造に対応する光透過部を有する第1フォトマスクが配設されて、第1フォトマスク配設体が形成される。
次に、第1光照射段階において、第1フォトマスクの側から第1フォトマスク配設体に対して光が照射されて、第1光硬化性樹脂層のうちの第1フォトマスクの光透過部に対応する部分が硬化して、メイン樹脂層及び追加第1層が形成される(潜在的に形成される)。
次に、第1フォトマスク除去段階において、第1フォトマスク配設体から第1フォトマスクが除去される。
次に、第2光硬化性樹脂塗布段階において、追加第1層に対して光硬化性樹脂が塗布されて、第1光硬化性樹脂層の未硬化の光硬化性樹脂とともに融合光硬化性樹脂層が形成される。
次に、第2フォトマスク配設段階において、融合光硬化性樹脂層に対して、追加第2層の構造に対応する光透過部を有する第2フォトマスクが配設されて、第2フォトマスク配設体が形成される。
次に、第2光照射段階において、第2フォトマスクの側から第2フォトマスク配設体に対して光が照射されて、融合光硬化性樹脂層のうちの第2フォトマスクの光透過部に対応する部分が硬化して、追加第2層が形成される(潜在的に形成される)。
次に、未硬化樹脂除去段階において、第2フォトマスク配設体から第2フォトマスクが除去され、融合光硬化性樹脂層のうちの未硬化の光硬化性樹脂が除去されて、追加第2層が現れる(顕在化する)。
こうして、この方法によっても、容易に、請求項2に係る発明のスクリーン印刷用マスクが製造されるのである。
請求項7に係る発明は、請求項1に係る発明のスクリーン印刷用マスクであって、前記追加網状部が、メインメッシュに対してほぼ垂直な複数の樹脂片が相互に結合されて形成されて当該メインメッシュに対して設けられている、スクリーン印刷用マスクである。
「ほぼ垂直」には「垂直」も含まれるものとする。このことは他の請求項に係る発明においても同様である。
この発明のスクリーン印刷用マスクでは、請求項1に係る発明の作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
すなわち、メインメッシュに対してほぼ垂直な複数の樹脂片が相互に結合されて追加網状部が形成されているため、各樹脂片が単独でメインメッシュに設けられている場合と比較して、各樹脂片がメインメッシュから離脱することが防止され、このスクリーン印刷用マスクは、長期間にわたって使用可能である。
請求項8に係る発明は、請求項2に係る発明のスクリーン印刷用マスクであって、前記追加第2層が、メインメッシュに対してほぼ垂直な複数の第2層樹脂片が相互に結合されて形成されて前記追加第1層に対して設けられている、スクリーン印刷用マスクである。
この発明のスクリーン印刷用マスクでは、請求項2に係る発明の作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
すなわち、メインメッシュに対してほぼ垂直な複数の樹脂片が相互に結合されて追加第2層が形成されて追加第1層に対して設けられているため、各第2層樹脂片が単独で追加第1層に設けられている場合と比較して、各第2層樹脂片が追加第1層から離脱することが防止される。
こうして、このスクリーン印刷用マスクは、長期間にわたって使用可能である。
なお、請求項8に係る発明の変形例として、次の発明も考えられる。
「請求項2に記載のスクリーン印刷用マスクであって、
前記追加第1層が、メインメッシュに対してほぼ垂直な複数の第1層樹脂片が相互に結合されて形成されて当該メインメッシュに対して設けられており、
前記追加第2層が、メインメッシュに対してほぼ垂直な複数の第2層樹脂片が相互に結合されて形成されて前記追加第1層に対して設けられている、
スクリーン印刷用マスク。」
この発明のスクリーン印刷用マスクでは、さらに、次の作用効果が得られる。
すなわち、メインメッシュに対してほぼ垂直な複数の第1層樹脂片が相互に結合されて追加第1層が形成されてスクリーンに対して設けられているため、各第1層樹脂片が単独でメインメッシュに設けられている場合と比較して、各第1層樹脂片がメインメッシュから離脱することが防止される。
こうして、このスクリーン印刷用マスクは、より長期間にわたって使用可能である。
請求項9に係る発明は、請求項7に係る発明のスクリーン印刷用マスクであって、前記追加網状部がハニカム状をしている、スクリーン印刷用マスクである。
この発明のスクリーン印刷用マスクでは、請求項7に係る発明の作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
すなわち、追加網状部がハニカム状をしているため、より強度が高いものとなり、このスクリーン印刷用マスクは、さらに長期間にわたって使用可能なものとなる。
請求項10に係る発明は、請求項8に係る発明のスクリーン印刷用マスクであって、前記追加第1層及び/又は前記追加第2層がハニカム状をしている、スクリーン印刷用マスクである。
この発明のスクリーン印刷用マスクでは、請求項8に係る発明の作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
すなわち、追加第1層及び/又は追加第2層がハニカム状をしているため、より強度が高いものとなり、このスクリーン印刷用マスクは、さらに長期間にわたって使用可能なものとなる。
本発明の実施例1Aの印刷用マスクを示す斜視図である。斜め下方から見たものである。 本発明の実施例1Aの印刷用マスクを示す分解斜視図である。斜め下方から見たものである。 本発明の実施例1Aの印刷用マスクを示す縦断面図である。 本発明の実施例1Aの印刷用マスクの一部を拡大して示す分解斜視図である。斜め上方から見たものである。 本発明の実施例1Aの印刷用マスクの第1の製造方法による製造工程(その最初の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例1Aの印刷用マスクの第1の製造方法による製造工程(図5Aの次の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例1Aの印刷用マスクの第1の製造方法による製造工程(図5Bの次の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例1Aの印刷用マスクの第1の製造方法による製造工程(図5Cの次の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例1Aの印刷用マスクの第1の製造方法による製造工程(図5Dの次の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例1Aの印刷用マスクの第1の製造方法による製造工程(図5Eの次の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例1Aの印刷用マスクの第1の製造方法による製造工程(図5Fの次の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例1Aの印刷用マスクの第1の製造方法による製造工程(図5Gの次の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例1Aの印刷用マスクの第2の製造方法による製造工程(その最初の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例1Aの印刷用マスクの第2の製造方法による製造工程(図6Aの次の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例1Aの印刷用マスクの第2の製造方法による製造工程(図6Bの次の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例1Aの印刷用マスクの第2の製造方法による製造工程(図6Cの次の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例1Aの印刷用マスクの第2の製造方法による製造工程(図6Dの次の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例1Aの印刷用マスクの第2の製造方法による製造工程(図6Eの次の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例1Aの印刷用マスクの第2の製造方法による製造工程(図6Fの次の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例1Aの印刷用マスクの第2の製造方法による製造工程(図6Gの次の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例1Aの印刷用マスクの使用方法(その最初の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例1Aの印刷用マスクの使用方法(図7Aの次の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例1Aの印刷用マスクの使用方法(図7Bの次の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例1Aの印刷用マスクの使用方法(図7Cの次の段階)を示す縦断面図である。 本発明の印刷用マスクを用いて印刷が行われる被印刷物の一例である自動車のリアガラスを示す図である。 本発明の印刷用マスクを用いて印刷が行われる被印刷物の一例である自動車のフロントガラスを示す図である。(a)はその大半を示す図であり、(b)はその一部を拡大して示す図である。 本発明の実施例1Bの印刷用マスクの追加網状部を拡大して示す分解斜視図である。 本発明の実施例1Cの印刷用マスクの追加網状部を拡大して示す分解斜視図である。 本発明の実施例1Dの印刷用マスクの追加網状部を拡大して示す分解斜視図である。 本発明の実施例2Aの印刷用マスクの一部を拡大して示す分解斜視図である。斜め上方から見たものである。 本発明の実施例2Aの印刷用マスクの第1の製造方法による製造工程(その最初の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例2Aの印刷用マスクの第1の製造方法による製造工程(図13Aの次の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例2Aの印刷用マスクの第1の製造方法による製造工程(図13Bの次の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例2Aの印刷用マスクの第1の製造方法による製造工程(図13Cの次の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例2Aの印刷用マスクの第1の製造方法による製造工程(図13Dの次の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例2Aの印刷用マスクの第1の製造方法による製造工程(図13Eの次の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例2Aの印刷用マスクの第1の製造方法による製造工程(図13Fの次の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例2Aの印刷用マスクの第1の製造方法による製造工程(図13Gの次の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例2Aの印刷用マスクの第2の製造方法による製造工程(その最初の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例2Aの印刷用マスクの第2の製造方法による製造工程(図13Aの次の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例2Aの印刷用マスクの第2の製造方法による製造工程(図13Bの次の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例2Aの印刷用マスクの第2の製造方法による製造工程(図13Cの次の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例2Aの印刷用マスクの第2の製造方法による製造工程(図13Dの次の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例2Aの印刷用マスクの第2の製造方法による製造工程(図13Eの次の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例2Aの印刷用マスクの第2の製造方法による製造工程(図13Fの次の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例2Aの印刷用マスクの第2の製造方法による製造工程(図13Gの次の段階)を示す縦断面図である。 本発明の実施例2Bの印刷用マスクの追加網状部を拡大して示す分解斜視図である。 本発明の実施例2Cの印刷用マスクの追加網状部を拡大して示す分解斜視図である。 本発明の実施例2Dの印刷用マスクの追加網状部を拡大して示す分解斜視図である。
[実施例1A]
次に、本発明の実施例1Aについて、図1〜図8Bに基づいて説明する。
このスクリーン印刷用マスク(単に「印刷用マスク」ともいう)10(図1〜図4)は、例えば、前述したように、自動車のリアガラス500A(500)(図8A)に対して、スクリーン印刷によって、曇り防止のための電熱線510等を配設するために使用される。すなわち、図8Aに示すように、リアガラス500Aのうちの左右両側に、縦方向に延びる一対のバスバー520を配設し、両バスバー520間に、横方向(水平方向)に延びる複数の電熱線510を配設するためのものである。
バスバー520のうち一部は厚肉部525A(525)とされている。すなわち、厚肉部525Aにおいては、他の部分よりも肉厚が厚くされている。
また、この印刷用マスク10(図1〜図4)は、例えば、同じく前述したように、自動車のフロントガラス500B(500)(図8B)に対して、スクリーン印刷によって、縁取り部522を形成するためにも使用される。すなわち、図8Bに示すように、フロントガラス500Bの周縁部には、黒色のセラミックインクによって縁取り部522が形成されている(図8B(a)では、縁取り部522が黒く示されている)。縁取り部522のうちの主要部分は、セラミックインクによって塗り潰されている一方で、縁取り部のうちの内縁部には、多数の点からなる模様が形成されている。
そして、塗り潰しの部分(そのうちの大半)は厚肉にかつ粗く印刷され(その部分を厚肉部525B(525)という)、それ以外の部分、すなわち、多数の点の部分等は薄肉にかつ精細に印刷される。
図1〜図4に示すように、この印刷用マスク10は、メインメッシュ20,メイン樹脂層30,追加網状部50Aを有している。なお、各図において、印刷用マスク10(その各要素)等については、その厚さが誇張して描かれている。
メインメッシュ20は、四角形の枠25(図1〜図3)に対して取り付けられている。メインメッシュ20(図1〜図4)は、合成樹脂,金属等、十分な剛性を有する材質によって形成されており、多数の微小な開口を有している。メインメッシュ20の厚さは、例えば、60μmである。
メイン樹脂層30は、メインメッシュ20の下面(印刷用マスク10が使用状態の際における下面)に取り付けられている。
メイン樹脂層30は、光硬化性樹脂によって形成されている。すなわち、光硬化性樹脂(未硬化のもの)の乳剤が光の照射を受けることによって硬化して形成されている。
メイン樹脂層30には、貫通孔(開口)35が形成されている。貫通孔35は、前述のバスバー520及び電熱線510(図8A)又は縁取り部522(図8B)に対応して形成されている。
メインメッシュ20は、メイン樹脂層30のうち貫通孔35以外の部分によって閉塞されている。
メイン樹脂層30(貫通孔35以外)の厚さは、例えば6μmである。
追加網状部50Aは、メイン樹脂層30の貫通孔35のうちの一部において、メインメッシュ20に対して設けられている。追加網状部50Aは、前述のバスバー520(図8A)のうちの厚肉部525A、又は、縁取り部522(図8B)のうちの厚肉部525Bに対応して形成されている。
メインメッシュ20に対して追加網状部50Aが設けられている部分、すなわち、メインメッシュ20と追加網状部50Aとが重ねられた部分のことを厚肉メッシュ部15(図1,図3)ともいうこととする。
追加網状部50A(図1〜図4)は、メイン樹脂層30と同様に、光硬化性樹脂によって形成されている。
追加網状部50Aは、追加第1層50Aa及び追加第2層50Abによって形成されている。追加第1層50Aaの厚さは、メイン樹脂層30(貫通孔35以外)の厚さと同様に、例えば6μmである。追加第2層50Abの厚さは、例えば60μmである。このため、追加網状部50Aの厚さは、例えば66μmである。
すなわち、この印刷用マスク10において、メインメッシュ20の厚さ(紗厚)が前述のように例えば60μmである一方、厚肉メッシュ部15の厚さ(紗厚)は、例えば、60μm(メインメッシュ20の厚さ)+66μm(追加網状部50Aの厚さ)=126μmである。
追加網状部50Aについて、以下に詳細に説明する。
図4に示すように、追加第1層50Aa及び追加第2層50Abとも、ハニカム状、すなわち、正六角形(ほぼ正六角形を含む)の網状をしている。
すなわち、正六角形の網目を形成すべく、追加第1層50Aaにおいて、各正六角形の各辺を形成する多数の第1層樹脂片52Aaがメインメッシュ20に対して垂直に立設されているとともに、隣接する第1層樹脂片52Aa同士が結合されている。
同様に、追加第2層50Abにおいても、各正六角形の各辺を形成する多数の第2層樹脂片52Abが、メインメッシュ20に対して垂直に、追加第1層50Aaに対して立設されているとともに、隣接する第2層樹脂片52Ab同士が結合されている。
追加第1層50Aaにおける各第1層樹脂片52Aaの高さが追加第1層50Aaの厚さであり、前述したように、例えば6μmである。追加第2層50Abにおける各第2層樹脂片52Abの高さが追加第2層50Abの厚さであり、前述したように、例えば60μmである。
追加網状部50Aについては、追加第1層50Aaの各正六角形の網目と追加第2層50Abの各正六角形の網目とは一致している態様と、ずれている態様とがある。また、追加第1層50Aaの網目の大きさ(正六角形の大きさ)と追加第2層50Abの網目の大きさ(正六角形の大きさ)が異なっていてもよい。
次に、この印刷用マスク10の第1の製造方法について、図5A〜図5Hに基づいて説明する。
まず、図5Aに示すように、メインメッシュ20が用意される。メインメッシュ20は枠25に取り付けられている。なお、印刷用マスク10の製造過程(図5A〜図5H)においては、印刷用マスク10(図5H)及びその製造途中の物(図5A〜図5G)は、使用状態とは上下反転された状態とされている。
次に、同じく図5Aに示すように、メインメッシュ20の上面(使用状態における下面)に、光硬化性樹脂の乳剤が塗布される。こうして、第1光硬化性樹脂層40aが形成される。この段階が、第1光硬化性樹脂塗布段階である。
次に、図5A→図5Bに示すように、第1光硬化性樹脂層40aの上に、第1フォトマスク60aが載置(配設)される。こうして、第1フォトマスク配設体(符号省略)が形成される。この段階が、第1フォトマスク配設段階である。
第1フォトマスク60aは、メイン樹脂層30及び追加網状部50Aの追加第1層50Aa(図3,図5D)の構造に対応している。
すなわち、第1フォトマスク60aのうち、メイン樹脂層30の貫通孔35(図3,図5D)に対応する部分は、原則として光透過阻止部64aとされており、メイン樹脂層30の貫通孔35以外に対応する部分は光透過部62aとされている(すなわち、透明である)。
また、第1フォトマスク60aのうち、メイン樹脂層30の貫通孔35(図3,図5D)に対応する部分のうちの追加網状部50Aの追加第1層50Aaに対応する部分は、追加第1層ネガティブ対応部65aとされている。すなわち、追加第1層ネガティブ対応部65aにおいては、追加第1層50Aaの各第1層樹脂片52Aa(図4)に対応する部分が光透過部(符号省略)とされ、それ以外の部分は光透過阻止部(符号省略)とされている。
次に、同じく図5Bに示すように、その第1フォトマスク配設体に対して、第1フォトマスク60aの側から、光が照射される。この段階が、第1光照射段階である。
その光は、第1フォトマスク60aのうちの光透過部62a等(追加第1層ネガティブ対応部65aの光透過部(符号省略)を含む)を透過し、第1光硬化性樹脂層40aのうち、その光透過部62a等に対応する部分に到達する。そして、図5Cに示すように、その部分が硬化するとともに、メインメッシュ20に対して強固に固着する。こうして、メイン樹脂層30及び追加網状部50Aの追加第1層50Aaが形成され(潜在的に形成され)、メイン樹脂層30及び追加網状部50Aの追加第1層50Aaがメインメッシュ20に対して設けられる。
一方、第1光硬化性樹脂層40aのうち、第1フォトマスク60aの光透過阻止部64a等(追加第1層ネガティブ対応部65aの光透過阻止部(符号省略)を含む)に対応する部分には光が到達せず、その部分は硬化しない。その光硬化性樹脂を未硬化樹脂41aということとする。
次に、上述の第1フォトマスク配設体から第1フォトマスク60aが除去され、第1フォトマスク除去体(図示省略)とされる。
その第1フォトマスク除去体は、水等に浸漬され、未硬化樹脂41aが除去される。
こうして、図5Dに示すように、貫通孔35を有するメイン樹脂層30が現れる(顕在化する)。それとともに、貫通孔35の内部に、追加網状部50Aの追加第1層50Aaが現れる(顕在化する)。
この段階が、第1未硬化樹脂除去段階である。
次に、図5Eに示すように、各追加第1層50Aa(その周辺部が含まれる場合もある)に対して、光硬化性樹脂の乳剤が塗布される。こうして、第2光硬化性樹脂層40bが各々形成される。この段階が、第2光硬化性樹脂塗布段階である。
次に、図5E→図5Fに示すように、第2光硬化性樹脂層40bの上に、第2フォトマスク60bが載置(配設)される。こうして、第2フォトマスク配設体(符号省略)が形成される。この段階が、第2フォトマスク配設段階である。
なお、図示のように、すべての第2光硬化性樹脂層40bに対応する1枚の第2フォトマスク60bが配設されてもよいし、図示はしないが、各第2光硬化性樹脂層40bに各々対応する複数枚の第2フォトマスク(60b)が配設されてもよい。
第2フォトマスク60bは、追加網状部50Aの追加第2層50Ab(図3,図5H)の構造に対応している。
すなわち、第2フォトマスク60bのうち、追加網状部50Aの追加第2層50Ab(図3,図5H)に対応する部分は追加第2層ネガティブ対応部65bとされており、それ以外の部分は光透過阻止部64bとされている。追加第2層ネガティブ対応部65bにおいては、追加第2層50Abの各第2層樹脂片52Ab(図4)に対応する部分が光透過部(符号省略)とされ、それ以外の部分は光透過阻止部(符号省略)とされている。
次に、同じく図5Fに示すように、その第2フォトマスク配設体に対して、第2フォトマスク60bの側から、光が照射される。この段階が、第2光照射段階である。
その光は、第2フォトマスク60b(追加第2層ネガティブ対応部65b)のうちの光透過部(符号省略)を透過し、第2光硬化性樹脂層40bのうち、その光透過部に対応する部分に到達する。そして、図5Gに示すように、その部分が硬化するとともに追加第1層50Aaに対して強固に固着する。こうして、追加第2層50Abが形成され(潜在的に形成され)、追加第2層50Abが追加第1層50Aaに設けられる。これによって、追加網状部50Aが形成される。
一方、第2光硬化性樹脂層40bのうち、第2フォトマスク60bの光透過阻止部64b等(追加第2層ネガティブ対応部65bの光透過阻止部(符号省略)を含む)に対応する部分には光が到達せず、その部分は硬化しない。その光硬化性樹脂を未硬化樹脂41bということとする。
次に、上述の第2フォトマスク配設体から第2フォトマスク60bが除去され、第2フォトマスク除去体(図示省略)とされる。
その第2フォトマスク除去体は、水等に浸漬され、未硬化樹脂41bが除去される。
こうして、図5Hに示すように、追加第1層50Aaの上側(使用状態における下側)に、追加第2層50Abが現れる(顕在化する)。こうして、追加網状部50Aが現れる(顕在化する)。
この段階が、第2未硬化樹脂除去段階である。
以上のようにして、印刷用マスク10が製造されるのである。
次に、この印刷用マスク10の第2の製造方法について、図6A〜図6Hに基づいて説明する。
なお、この第2の製造方法は、追加網状部50A(図4)において、追加第1層50Aaの網目の大きさ(正六角形の大きさ)と追加第2層50Abの網目の大きさ(正六角形の大きさ)が同一であり、追加第1層50Aaの網目と追加第2層50Abの網目とが一致している態様に好適である。
まず、図6Aに示すように、メインメッシュ20が用意される。メインメッシュ20は枠25に取り付けられている。なお、印刷用マスク10の製造過程(図6A〜図6H)においては、印刷用マスク10(図6H)及びその製造途中の物(図6A〜図6G)は、使用状態とは上下反転された状態とされている。
次に、同じく図6Aに示すように、メインメッシュ20の上面(使用状態における下面)に、光硬化性樹脂の乳剤が塗布される。こうして、第1光硬化性樹脂層40aが形成される。この段階が、第1光硬化性樹脂塗布段階である。
次に、図6A→図6Bに示すように、第1光硬化性樹脂層40aの上に、第1フォトマスク60aが載置(配設)される。こうして、第1フォトマスク配設体(符号省略)が形成される。この段階が、第1フォトマスク配設段階である。
第1フォトマスク60aは、メイン樹脂層30及び追加網状部50Aの追加第1層50Aa(図6D)の構造に対応している。
すなわち、第1フォトマスク60aのうち、メイン樹脂層30の貫通孔35(図6D)に対応する部分は、原則として光透過阻止部64aとされており、メイン樹脂層30の貫通孔35以外に対応する部分は光透過部62aとされている(すなわち、透明である)。
また、第1フォトマスク60aのうち、メイン樹脂層30の貫通孔35(図3,図6D)に対応する部分のうちの追加網状部50Aの追加第1層50Aaに対応する部分は、追加第1層ネガティブ対応部65aとされている。すなわち、追加第1層ネガティブ対応部65aにおいては、追加第1層50Aaの各第1層樹脂片52Aaに対応する部分が光透過部(符号省略)とされ、それ以外の部分は光透過阻止部(符号省略)とされている。
次に、同じく図6Bに示すように、その第1フォトマスク配設体に対して、第1フォトマスク60aの側から、光が照射される。この段階が、第1光照射段階である。
その光は、第1フォトマスク60aのうちの光透過部62a等(追加第1層ネガティブ対応部65aの光透過部(符号省略)を含む)を透過し、第1光硬化性樹脂層40aのうち、その光透過部62a等に対応する部分に到達する。そして、図6Cに示すように、その部分が硬化するとともに、メインメッシュ20に対して強固に固着する。こうして、メイン樹脂層30及び追加網状部50Aの追加第1層50Aaが形成され(潜在的に形成され)、メイン樹脂層30及び追加網状部50Aの追加第1層50Aaがメインメッシュ20に対して設けられる。
一方、第1光硬化性樹脂層40aのうち、第1フォトマスク60aの光透過阻止部64a等(追加第1層ネガティブ対応部65aの光透過阻止部(符号省略)を含む)に対応する部分には光が到達せず、その部分は硬化しない。その光硬化性樹脂を未硬化樹脂41aということとする。
ここまでは、前述した第1の製造方法(図5A〜図5C)と同一である。
次に、図6Dに示すように、上述の第1フォトマスク配設体から第1フォトマスク60aが除去され、第1フォトマスク除去体(図示省略)とされる。この段階が、第1フォトマスク除去段階である。
次に、図6Eに示すように、各追加第1層50Aa(それ以外の部分が含まれる場合もある)に対して、光硬化性樹脂の乳剤が塗布される。図6Eには、各追加第1層50Aa,第1光硬化性樹脂層40aの各未硬化樹脂41a(図6D),メイン樹脂層30の大半部分にわたって光硬化性樹脂の乳剤が塗布される場合が示されている。
そして、それまで存在していた第1光硬化性樹脂層40aの各未硬化樹脂41a(追加第1層ネガティブ対応部65aの光透過阻止部(符号省略)に対応して未硬化のものを含む)(図6D)は、今回塗布された光硬化性樹脂と一体化する。こうして、融合光硬化性樹脂層40abが形成される。この段階が、第2光硬化性樹脂塗布段階である。
次に、図6E→図6Fに示すように、融合光硬化性樹脂層40abの上に、第2フォトマスク60bが載置(配設)される。こうして、第2フォトマスク配設体(符号省略)が形成される。この段階が、第2フォトマスク配設段階である。
第2フォトマスク60bは、追加網状部50Aの追加第2層50Ab(図6H)の構造に対応している。
すなわち、第2フォトマスク60bのうち、追加網状部50Aの追加第2層50Ab(図6H)に対応する部分は追加第2層ネガティブ対応部65bとされており、それ以外の部分は光透過阻止部64bとされている。追加第2層ネガティブ対応部65bにおいては、追加第2層50Abの各第2層樹脂片52Ab(図4)に対応する部分が光透過部(符号省略)とされ、それ以外の部分は光透過阻止部(符号省略)とされている。
次に、同じく図6Fに示すように、その第2フォトマスク配設体に対して、第2フォトマスク60bの側から、光が照射される。この段階が、第2光照射段階である。
その光は、第2フォトマスク60b(追加第2層ネガティブ対応部65b)のうちの光透過部(符号省略)を透過し、融合光硬化性樹脂層40abのうち、その光透過部に対応する部分に到達する。そして、図6Gに示すように、その部分が硬化するとともに、追加第1層50Aaに対して強固に固着する。こうして、追加第2層50Abが形成され(潜在的に形成され)、追加第2層50Abが追加第1層50Aaに設けられる。これによって、追加網状部50Aが形成される。
一方、融合光硬化性樹脂層40abのうち、第2フォトマスク60bの光透過阻止部64b等(追加第2層ネガティブ対応部65bの光透過阻止部(符号省略)を含む)に対応する部分には光が到達せず、その部分は硬化しない。その光硬化性樹脂を未硬化樹脂41abということとする。
次に、上述の第2フォトマスク配設体から第2フォトマスク60bが除去され、第2フォトマスク除去体(図示省略)とされる。
その第2フォトマスク除去体は、水等に浸漬され、未硬化樹脂41abが除去される。
こうして、図6Hに示すように、追加第1層50Aa及び追加第2層50Abが現れ(顕在化し)、追加網状部50Aが現れる(顕在化する)。
この段階が、未硬化樹脂除去段階である。
以上のようにして、印刷用マスク10が製造されるのである。
次に、この印刷用マスク10の使用方法及び作用効果について、図7A〜図7Dに基づいて説明する。
まず、図7Aに示すように、被印刷物500(例えば、自動車のリアガラス500A(図8A)又はフロントガラス500B(図8B))は、そのうち印刷される面が上方を向くようにセットされる。
同じく図7Aに示すように、被印刷物500の上側に、印刷用マスク10がセットされる。
次に、同じく図7Aにおいて、印刷用マスク10のメインメッシュ20の上面に対して、スクレーパ400(2点鎖線の位置から実線の位置まで移動する)によって、インク300が塗布される。その際、メインメッシュ20の網目の内部(その全部又は一部)にインク300が充填される。それとともに、追加網状部50Aの網目の内部(その全部又は一部)にもインク300が充填される場合もある。
次に、図7B及び図7Cに示すように、スキージ450が、インク300及びメインメッシュ20を下方に押圧つつ、メインメッシュ20上を移動する。こうして、メインメッシュ20の網目の内部及び追加網状部50Aの網目(空洞)の内部にインク300が確実に充填(保持)されるとともに、その保持されたインク300がメイン樹脂層30の貫通孔35(その部分のメインメッシュ20及び追加網状部50A)を透過して、被印刷物500の表面に移行する。
こうして、図7Dに示すように、被印刷物500に対して印刷が行われる。
その際、この印刷用マスク10(メイン樹脂層30の貫通孔35の部分)において、メインメッシュ20のみの厚さ(紗厚)よりも、厚肉メッシュ部15(メインメッシュ20に追加網状部50Aが設けられた部分)の厚さ(紗厚)の方が厚いため、メインメッシュ20のみに保持されるインクの量よりも、厚肉メッシュ部15に保持されるインクの量の方が多い。
このため、被印刷物500のうち、メイン樹脂層30の貫通孔35のうちメインメッシュ20のみの部分(追加網状部50Aが設けられてれていない部分)に対応する部分には少量のインク300が移行し、その部分には薄く印刷される。
一方で、被印刷物500のうち、厚肉メッシュ部15(追加網状部50Aが設けられている部分)に対応する部分には多量のインク300が移行し、その部分には厚く印刷される。
なお、上述のように被印刷物500の表面に移行したインクは、にじむことによって、薄く印刷される部分及び厚く印刷される部分の各々において、一様の厚さとなる。
こうして、この印刷用マスク10を使用することによって、所定の部分(すなわち、厚肉部525(図8A,図8B))の肉厚が厚くなるように、容易に印刷することができるのである。
[実施例1B]
次に、実施例1Aの変形例である実施例1Bについて、実施例1Aとの相違点を中心に、図3及び図9に基づいて説明する。実施例1Aの要素と共通する要素については、対応する符号を付して、説明を適宜省略する(以下同様である)。
この印刷用マスクにおいても、追加網状部50Bは、追加第1層50Ba及び追加第2層50Bbから形成されている。
そして、図9に示すように、追加第1層50Ba及び追加第2層50Bbとも、格子状、すなわち、正方形(又は長方形)の網目を有している。
すなわち、そのような網目を形成すべく、追加第1層50Baにおいて、各正方形(又は長方形)の各辺を形成する多数の第1層樹脂片52Baがメインメッシュ20(図4)に対して垂直に立設されているとともに、隣接する第1層樹脂片52Ba同士が結合されている。
同様に、追加第2層50Bbにおいても、各正方形(又は長方形)の各辺を形成する多数の第2層樹脂片52Bbがメインメッシュ20に対して垂直になるように追加第1層50Bbに立設されているとともに、隣接する第2層樹脂片52Bb同士が結合されている。
[実施例1C]
次に、実施例1Aの他の変形例である実施例1Cについて、実施例1Aとの相違点を中心に、図3及び図10に基づいて説明する。
この印刷用マスクにおいても、追加網状部50Cは、追加第1層50Ca及び追加第2層50Cbから形成されている。
そして、図10に示すように、追加第1層50Ca及び追加第2層50Cbとも、正三角形の網目を有している。
すなわち、そのような網目を形成すべく、追加第1層50Caにおいて、各正三角形の各辺を形成する多数の第1層樹脂片52Caがメインメッシュ20(図4)に対して垂直に立設されているとともに、隣接する第1層樹脂片52Ca同士が結合されている。
同様に、追加第2層50Cbにおいても、各正三角形の各辺を形成する多数の第2層樹脂片52Cbがメインメッシュ20に対して垂直になるように追加第1層50Cbに立設されているとともに、隣接する第2層樹脂片52Cb同士が結合されている。
[実施例1D]
次に、本実施例1Aのさらに他の変形例である実施例1Dについて、実施例1Aとの相違点を中心に、図3及び図11に基づいて説明する。
この印刷用マスクにおいても、追加網状部50Dは、追加第1層50Da及び追加第2層50Dbから形成されている。
そして、図11に示すように、追加第1層50Da及び追加第2層50Dbとも、縞状、すなわち、複数の平行な直線を有する形状をしている。
すなわち、追加第1層50Daにおいて、各直線を形成する多数の第1層樹脂片52Daがメインメッシュ20に対して垂直に立設されている。同様に、追加第2層50Dbにおいても、各直線を形成する多数の第2層樹脂片52Dbがメインメッシュ20に対して垂直になるように追加第1層50Daに立設されている。
なお、各第1層樹脂片52Daの各端部同士をつなぐ第1層連結片54Daが設けられていてもよい。同様に、各第2層樹脂片52Dbの各端部同士をつなぐ第2層連結片54Dbが形成されていてもよい。
そして、追加第1層50Daの各第1層樹脂片52Daと追加第2層50Dbの各第2層樹脂片52Dbとは、異なる方向に延びている。その一例として、追加第1層50Daの各第1層樹脂片52Daと追加第2層50Dbの各第2層樹脂片52Dbとは垂直の関係にある。
こうして、追加網状部50Dは、全体として、格子状、すなわち、正方形(又は長方形の網目を有している。
そして、実施例1B〜実施例1Dの印刷用マスクも、実施例1Aの印刷用マスク10と同様に製造され、実施例1Aの印刷用マスク10と同様に使用され、実施例1Aの印刷用マスク10と同様の作用効果が得られる。
[実施例2A]
次に、本発明の実施例2Aについて、図12〜図13Hに基づいて説明する。
この実施例2Aは、実施例1Aの変形例であるため、実施例1Aとの相違点を中心に説明し、実施例1Aの要素と共通する要素については、対応する符号を付して、説明を適宜省略する。
図12及び図13Hに示すように、この印刷用マスク110は、メインメッシュ20,メイン樹脂層30,追加網状部150Aを有している。
メインメッシュ20の厚さは、例えば、60μmである。
メイン樹脂層30は、メインメッシュ20の下面(印刷用マスク110が使用状態の際における下面)に取り付けられている。メイン樹脂層30は、光硬化性樹脂によって形成されている。
メイン樹脂層30には、貫通孔35が形成されている。貫通孔35は、前述のバスバー520及び電熱線510(図8A)又は縁取り部522(図8B)に対応して形成されている。メイン樹脂層30(貫通孔35以外)の厚さは、例えば6μmである。
追加網状部150Aは、メイン樹脂層30の貫通孔35のうちの一部において、メインメッシュ20に対して設けられている。追加網状部50Aは、前述のバスバー520(図8A)のうちの厚肉部525A、又は、縁取り部522(図8B)のうちの厚肉部525Bに対応して形成されている。
メインメッシュ20に対して追加網状部150Aが設けられている部分、すなわち、メインメッシュ20と追加網状部150Aとが重ねられた部分のことを厚肉メッシュ部115ともいうこととする。
追加網状部150Aは、メイン樹脂層30と同様に、光硬化性樹脂によって形成されている。
追加網状部150Aは、1つの層から形成されている。追加網状部150Aの厚さは、例えば66μmである。
すなわち、この印刷用マスク110において、メインメッシュ20の厚さ(紗厚)が前述のように例えば60μmである一方、厚肉メッシュ部115(図13H)の厚さ(紗厚)は、例えば、60μm(メインメッシュ20の厚さ)+66μm(追加網状部150Aの厚さ)=126μmである。
追加網状部150Aについて、以下に詳細に説明する。
図12に示すように、追加網状部150Aは、ハニカム状、すなわち、正六角形(ほぼ正六角形を含む)の網状をしている。
すなわち、正六角形の網目を形成すべく、各正六角形の各辺を形成する多数の樹脂片152Aがメインメッシュ20に対して垂直に立設されているとともに、隣接する樹脂片152A同士が結合されている。
各樹脂片152Aの高さが追加網状部150Aの厚さであり、前述したように、例えば66μmである。
次に、この印刷用マスク110の第1の製造方法について、図13A〜図13Hに基づいて説明する。
まず、図13Aに示すように、メインメッシュ20が用意される。メインメッシュ20は枠25に取り付けられている。なお、印刷用マスク110の製造過程(図13A〜図13H)においては、印刷用マスク110(図13H)及びその製造途中の物(図13A〜図13G)は、使用状態とは上下反転された状態とされている。
次に、同じく図13Aに示すように、メインメッシュ20の上面(使用状態における下面)に、光硬化性樹脂の乳剤が塗布される。こうして、第1光硬化性樹脂層140aが形成される。この段階が、第1光硬化性樹脂塗布段階である。
次に、図13A→図13Bに示すように、第1光硬化性樹脂層140aの上に、第1フォトマスク160aが載置(配設)される。こうして、第1フォトマスク配設体(符号省略)が形成される。この段階が、第1フォトマスク配設段階である。
第1フォトマスク160aは、メイン樹脂層30(図13D)の構造に対応している。
すなわち、第1フォトマスク160aのうち、メイン樹脂層30の貫通孔35(図13D)に対応する部分は光透過阻止部164aとされており、メイン樹脂層30の貫通孔35以外に対応する部分は光透過部162aとされている(すなわち、透明である)。
次に、同じく図13Bに示すように、その第1フォトマスク配設体に対して、第1フォトマスク160aの側から、光が照射される。この段階が、第1光照射段階である。
その光は、第1フォトマスク160aのうちの光透過部162aを透過し、第1光硬化性樹脂層140aのうち、その光透過部162aに対応する部分に到達する。そして、図13Cに示すように、その部分が硬化するとともに、メインメッシュ20に対して強固に固着する。こうして、メイン樹脂層30が形成され(潜在的に形成され)、メイン樹脂層30がメインメッシュ20に対して設けられる。
一方、第1光硬化性樹脂層140aのうち、第1フォトマスク160aの光透過阻止部164aに対応する部分には光が到達せず、その部分は硬化しない。その光硬化性樹脂を未硬化樹脂141aということとする。
次に、上述の第1フォトマスク配設体から第1フォトマスク160aが除去され、第1フォトマスク除去体(図示省略)とされる。
その第1フォトマスク除去体は、水等に浸漬され、未硬化樹脂141aが除去される。
こうして、図13Dに示すように、貫通孔35を有するメイン樹脂層30が現れる(顕在化する)。
この段階が、第1未硬化樹脂除去段階である。
次に、図13Eに示すように、メインメッシュ20の上面のうち、各追加網状部150A(図13H)に対応する部分(その周辺部が含まれる場合もある)に対して、光硬化性樹脂の乳剤が塗布される。こうして、第2光硬化性樹脂層140bが各々形成される。この段階が、第2光硬化性樹脂塗布段階である。
次に、図13E→図13Fに示すように、第2光硬化性樹脂層140bの上に、第2フォトマスク160bが載置(配設)される。こうして、第2フォトマスク配設体(符号省略)が形成される。この段階が、第2フォトマスク配設段階である。
なお、図示のように、すべての第2光硬化性樹脂層140bに対応する1枚の第2フォトマスク160bが配設されてもよいし、図示はしないが、各第2光硬化性樹脂層140bに各々対応する複数枚の第2フォトマスク(160b)が配設されてもよい。
第2フォトマスク160bは、追加網状部150A(図13H)の構造に対応している。
すなわち、第2フォトマスク160bのうち、追加網状部150A(図13H)に対応する部分は追加網状部ネガティブ対応部165bとされており、それ以外の部分は光透過阻止部164bとされている。追加網状部ネガティブ対応部165bにおいては、追加網状部150Aの各樹脂片152A(図12)に対応する部分が光透過部(符号省略)とされ、それ以外の部分は光透過阻止部(符号省略)とされている。
次に、同じく図13Fに示すように、その第2フォトマスク配設体に対して、第2フォトマスク160bの側から、光が照射される。この段階が、第2光照射段階である。
その光は、第2フォトマスク160b(追加網状部ネガティブ対応部165b)のうちの光透過部(符号省略)を透過し、第2光硬化性樹脂層140bのうち、その光透過部に対応する部分に到達する。そして、図13Gに示すように、その部分が硬化するとともにメインメッシュ20に対して強固に固着する。こうして、追加網状部150Aが形成され(潜在的に形成され)、追加網状部150Aがメインメッシュ20に対して設けられる。
一方、第2光硬化性樹脂層140bのうち、第2フォトマスク160bの光透過阻止部164b等(追加網状部ネガティブ対応部165bの光透過阻止部(符号省略)を含む)に対応する部分には光が到達せず、その部分は硬化しない。その光硬化性樹脂を未硬化樹脂141bということとする。
次に、上述の第2フォトマスク配設体から第2フォトマスク160bが除去され、第2フォトマスク除去体(図示省略)とされる。
その第2フォトマスク除去体は、水等に浸漬され、未硬化樹脂141bが除去される。
こうして、図13Hに示すように、メインメッシュ20の上側(使用状態における下側)に、追加網状部150Aが現れる(顕在化する)。
この段階が、第2未硬化樹脂除去段階である。
以上のようにして、印刷用マスク110が製造されるのである。
次に、この印刷用マスク110の第2の製造方法について、図14A〜図14Hに基づいて説明する。
まず、図14Aに示すように、メインメッシュ20が用意される。メインメッシュ20は枠25に取り付けられている。なお、印刷用マスク110の製造過程(図14A〜図14H)においては、印刷用マスク110(図14H)及びその製造途中の物(図14A〜図14G)は、使用状態とは上下反転された状態とされている。
次に、同じく図14Aに示すように、メインメッシュ20の上面(使用状態における下面)に、光硬化性樹脂の乳剤が塗布される。こうして、第1光硬化性樹脂層140aが形成される。この段階が、第1光硬化性樹脂塗布段階である。
次に、図14A→図14Bに示すように、第1光硬化性樹脂層140aの上に、第1フォトマスク160aが載置(配設)される。こうして、第1フォトマスク配設体(符号省略)が形成される。この段階が、第1フォトマスク配設段階である。
第1フォトマスク160aは、メイン樹脂層30(図14D)の構造に対応している。
すなわち、第1フォトマスク160aのうち、メイン樹脂層30の貫通孔35(図14D)に対応する部分は光透過阻止部164aとされており、メイン樹脂層30の貫通孔35以外に対応する部分は光透過部162aとされている(すなわち、透明である)。
次に、同じく図14Bに示すように、その第1フォトマスク配設体に対して、第1フォトマスク160aの側から、光が照射される。この段階が、第1光照射段階である。
その光は、第1フォトマスク160aのうちの光透過部162aを透過し、第1光硬化性樹脂層140aのうち、その光透過部162aに対応する部分に到達する。そして、図14Cに示すように、その部分が硬化するとともに、メインメッシュ20に対して強固に固着する。こうして、メイン樹脂層30が形成され(潜在的に形成され)、メイン樹脂層30がメインメッシュ20に対して設けられる。
一方、第1光硬化性樹脂層140aのうち、第1フォトマスク160aの光透過阻止部164aに対応する部分には光が到達せず、その部分は硬化しない。その光硬化性樹脂を未硬化樹脂141aということとする。
ここまでは、前述した第1の製造方法(図13A〜図13C)と同一である。
次に、図14Dに示すように、上述の第1フォトマスク配設体から第1フォトマスク160aが除去され、第1フォトマスク除去体(図示省略)とされる。この段階が、第1フォトマスク除去段階である。
次に、図14Eに示すように、第1光硬化性樹脂層140aの各未硬化樹脂141a(図14D)(そのうちの各追加網状部150Aが形成される部分のみでもよいし、各未硬化樹脂141aのすべて及びそれ以外の部分が含まれる場合もある)に対して、光硬化性樹脂の乳剤が塗布される。図14Eには、第1光硬化性樹脂層140aの各未硬化樹脂141a(図14D),メイン樹脂層30の大半部分にわたって光硬化性樹脂の乳剤が塗布される場合が示されている。
そして、それまで存在していた第1光硬化性樹脂層140aの各未硬化樹脂141a(図14D)は、今回塗布された光硬化性樹脂と一体化する。こうして、融合光硬化性樹脂層140abが形成される。この段階が、第2光硬化性樹脂塗布段階である。
次に、図14E→図14Fに示すように、融合光硬化性樹脂層140abの上に、第2フォトマスク160bが載置(配設)される。こうして、第2フォトマスク配設体(符号省略)が形成される。この段階が、第2フォトマスク配設段階である。
第2フォトマスク160bは、追加網状部150A(図14H)の構造に対応している。
すなわち、第2フォトマスク160bのうち、追加網状部150A(図14H)に対応する部分は追加網状部ネガティブ対応部165bとされており、それ以外の部分は光透過阻止部164bとされている。追加網状部ネガティブ対応部165bにおいては、追加網状部150Aの各樹脂片152A(図12)に対応する部分が光透過部(符号省略)とされ、それ以外の部分は光透過阻止部(符号省略)とされている。
次に、同じく図14Fに示すように、その第2フォトマスク配設体に対して、第2フォトマスク160bの側から、光が照射される。この段階が、第2光照射段階である。
その光は、第2フォトマスク160b(追加網状部ネガティブ対応部165b)のうちの光透過部(符号省略)を透過し、融合光硬化性樹脂層140abのうち、その光透過部に対応する部分に到達する。そして、図14Gに示すように、その部分が硬化するとともにメインメッシュ20に対して強固に固着する。こうして、追加網状部150Aが形成され(潜在的に形成され)、追加網状部150Aがメインメッシュ20に対して設けられる。
一方、融合光硬化性樹脂層140abのうち、第2フォトマスク160bの光透過阻止部164b等(追加網状部ネガティブ対応部165bの光透過阻止部(符号省略)を含む)に対応する部分には光が到達せず、その部分は硬化しない。その光硬化性樹脂を未硬化樹脂141abということとする。
次に、上述の第2フォトマスク配設体から第2フォトマスク160bが除去され、第2フォトマスク除去体(図示省略)とされる。
その第2フォトマスク除去体は、水等に浸漬され、未硬化樹脂141abが除去される。
こうして、図14Hに示すように、メインメッシュ20の上側(使用状態における下側)に、追加網状部150Aが現れる(顕在化する)。
この段階が、第2未硬化樹脂除去段階である。
以上のようにして、印刷用マスク110が製造されるのである。
この実施例2Aの印刷用マスク110も、実施例1Aの印刷用マスク10と同様に使用され、実施例1Aの印刷用マスク10と同様の作用効果が得られる。
[実施例2B]
次に、実施例2Aの変形例である実施例2Bについて、実施例2Aとの相違点を中心に、図15に基づいて説明する。実施例2Aの要素と共通する要素については、対応する符号を付して、説明を適宜省略する(以下同様である)。
この印刷用マスクにおいても、追加網状部150Bは、1つの層から形成されている。
そして、追加網状部150Bは、格子状、すなわち、正方形(又は長方形)の網目を有している。
すなわち、そのような網目を形成すべく、各正方形(又は長方形)の各辺を形成する多数の樹脂片152Bがメインメッシュ20(図4)に対して垂直に立設されているとともに、隣接する樹脂片152B同士が結合されている。
[実施例2C]
次に、実施例2Aの他の変形例である実施例2Cについて、実施例2Aとの相違点を中心に、図16に基づいて説明する。
この印刷用マスクにおいても、追加網状部150Cは、1つの層から形成されている。
そして、追加網状部150Cは、正三角形の網目を有している。
すなわち、そのような網目を形成すべく、各正三角形の各辺を形成する多数の樹脂片152Cがメインメッシュ20(図4)に対して垂直に立設されているとともに、隣接する樹脂片152C同士が結合されている。
[実施例2D]
次に、本実施例2Aのさらに他の変形例である実施例2Dについて、実施例2Aとの相違点を中心に、図17に基づいて説明する。
この印刷用マスクにおいても、追加網状部150Dは、1つの層から形成されている。
そして、追加網状部150Dは、縞状、すなわち、複数の平行な直線を有する形状をしている。
すなわち、各直線を形成する多数の樹脂片152Dがメインメッシュ20(図4)に対して垂直に立設されている。なお、各樹脂片152Dの各端部をつなぐ連結片154Dが形成されていてもよい。
そして、実施例2B〜実施例2Dの印刷用マスクも、実施例2Aの印刷用マスクと同様に製造され、実施例1Aの印刷用マスクと同様に使用され、実施例1Aの印刷用マスクと同様の作用効果が得られる。
なお、上記のものはあくまで本発明の複数の実施例にすぎず、当業者の知識に基づいて種々の変更を加えた態様で本発明を実施できることはもちろんである。
例えば、実施例1A〜1Dの変形例として、追加網状部(50A〜50D)は、実施例1A〜1Dの追加第1層50Aa〜50Daのうちのいずれかと、同じく実施例1A〜1Dの追加第2層50Ab〜50Dbのうちのいずれかとが組み合わされて形成されていてもよい。
また、実施例1A〜1Dの変形例として、追加網状部(50A〜50D)の追加第1層(50Aa〜50Da)においては、第1層樹脂片(52Aa〜52Da)が相互に結合されていなくてもよい。
10 スクリーン印刷用マスク(印刷用マスク)
20 メインメッシュ
30 メイン樹脂層
35 貫通孔
40a,140a 第1光硬化性樹脂層
40b,140b 第2光硬化性樹脂層
40ab 融合光硬化性樹脂層
50A〜50D,150A〜150D 追加網状部
50Aa〜50Da 追加第1層
50Ab〜50Db 追加第2層
52Aa〜52Da 第1層樹脂片
52Ab〜52Db 第2層樹脂片
152A〜152D 樹脂片
60a,160a 第1フォトマスク
60b,160b 第2フォトマスク
300 インク
500A(500) リアガラス(被印刷物)
500B(500) フロントガラス(被印刷物)
525A,525B(525) 厚肉部

Claims (10)

  1. 被印刷物に対してスクリーン印刷を行うための印刷用マスクであって、
    メインメッシュと、
    そのメインメッシュに供給された光硬化性樹脂が光を受けて硬化することによって当該メインメッシュに対して設けられ、貫通孔を有するメイン樹脂層と、
    前記メイン樹脂層の前記貫通孔において、前記メインメッシュに供給された光硬化性樹脂が光を受けて硬化することによって当該メインメッシュに対して設けられた追加網状部と
    を有する、スクリーン印刷用マスク。
  2. 請求項1に記載のスクリーン印刷用マスクであって、
    前記追加網状部は、
    前記メイン樹脂層の前記貫通孔において、前記メインメッシュに供給された光硬化性樹脂が光を受けて硬化することによって前記メイン樹脂層とともに当該メインメッシュに対して設けられた追加第1層と、
    前記追加第1層に供給された光硬化性樹脂が光を受けて硬化することによって当該追加第1層に対して設けられた追加第2層と
    を有する、スクリーン印刷用マスク。
  3. メインメッシュと、そのメインメッシュに対して設けられ貫通孔を有するメイン樹脂層と、そのメイン樹脂層の前記貫通孔において前記メインメッシュに対して設けられた追加網状部とを有するスクリーン印刷用マスクを製造するための方法であって、
    前記メインメッシュに対して光硬化性樹脂を塗布して第1光硬化性樹脂層を形成する第1光硬化性樹脂塗布段階と、
    前記第1光硬化性樹脂層に対して、前記メイン樹脂層の構造に対応する光透過部を有する第1フォトマスクを配設して、第1フォトマスク配設体を形成する第1フォトマスク配設段階と、
    前記第1フォトマスクの側から前記第1フォトマスク配設体に対して光を照射して、前記第1光硬化性樹脂層のうちの前記第1フォトマスクの光透過部に対応する部分を硬化させて前記メイン樹脂層を形成する第1光照射段階と、
    前記第1フォトマスク配設体から前記第1フォトマスクを除去し、前記第1光硬化性樹脂層のうちの未硬化の光硬化性樹脂を除去する第1未硬化樹脂除去段階と、
    前記メイン樹脂層の前記貫通孔において前記メインメッシュに対して光硬化性樹脂を塗布して第2光硬化性樹脂層を形成する第2光硬化性樹脂塗布段階と、
    前記第2光硬化性樹脂層に対して、前記追加網状部の構造に対応する光透過部を有する第2フォトマスクを配設して、第2フォトマスク配設体を形成する第2フォトマスク配設段階と、
    前記第2フォトマスクの側から前記第2フォトマスク配設体に対して光を照射して、前記第2光硬化性樹脂層のうちの前記第2フォトマスクの光透過部に対応する部分を硬化させて前記追加網状部を形成する第2光照射段階と、
    前記第2フォトマスク配設体から前記第2フォトマスクを除去し、前記第2光硬化性樹脂層のうちの未硬化の光硬化性樹脂を除去して、前記追加網状部を形成する第2未硬化樹脂除去段階と
    を有する、スクリーン印刷用マスク製造方法。
  4. メインメッシュと、そのメインメッシュに対して設けられ貫通孔を有するメイン樹脂層と、そのメイン樹脂層の前記貫通孔において前記メインメッシュに対して設けられた追加網状部とを有するスクリーン印刷用マスクを製造するための方法であって、
    前記メインメッシュに対して光硬化性樹脂を塗布して第1光硬化性樹脂層を形成する第1光硬化性樹脂塗布段階と、
    前記第1光硬化性樹脂層に対して、前記メイン樹脂層の構造に対応する光透過部を有する第1フォトマスクを配設して、第1フォトマスク配設体を形成する第1フォトマスク配設段階と、
    前記第1フォトマスクの側から前記第1フォトマスク配設体に対して光を照射して、前記第1光硬化性樹脂層のうちの前記第1フォトマスクの光透過部に対応する部分を硬化させて前記メイン樹脂層を形成する第1光照射段階と、
    前記第1フォトマスク配設体から前記第1フォトマスクを除去する第1フォトマスク除去段階と、
    前記第1光硬化性樹脂層の未硬化の光硬化性樹脂に対してさらに光硬化性樹脂を塗布して、当該第1光硬化性樹脂層の未硬化の光硬化性樹脂とともに融合光硬化性樹脂層を形成する第2光硬化性樹脂塗布段階と、
    前記融合光硬化性樹脂層に対して、前記追加網状部の構造に対応する光透過部を有する第2フォトマスクを配設して、第2フォトマスク配設体を形成する第2フォトマスク配設段階と、
    前記第2フォトマスクの側から前記第2フォトマスク配設体に対して光を照射して、前記融合光硬化性樹脂層のうちの前記第2フォトマスクの光透過部に対応する部分を硬化させて前記追加網状部を形成する第2光照射段階と、
    前記第2フォトマスク配設体から前記第2フォトマスクを除去し、前記融合光硬化性樹脂層のうちの未硬化の光硬化性樹脂を除去する未硬化樹脂除去段階と
    を有する、スクリーン印刷用マスク製造方法。
  5. メインメッシュと、そのメインメッシュに対して設けられ貫通孔を有するメイン樹脂層と、そのメイン樹脂層の前記貫通孔において前記メインメッシュに対して設けられた追加網状部とを有し、前記追加網状部は、追加第1層及び追加第2層を有するスクリーン印刷用マスクを製造するための方法であって、
    前記メインメッシュに対して光硬化性樹脂を塗布して第1光硬化性樹脂層を形成する第1光硬化性樹脂塗布段階と、
    前記第1光硬化性樹脂層に対して、前記メイン樹脂層及び前記追加第1層の構造に対応する光透過部を有する第1フォトマスクを配設して、第1フォトマスク配設体を形成する第1フォトマスク配設段階と、
    前記第1フォトマスクの側から前記第1フォトマスク配設体に対して光を照射して、前記第1光硬化性樹脂層のうちの前記第1フォトマスクの光透過部に対応する部分を硬化させて前記メイン樹脂層及び前記追加第1層を形成する第1光照射段階と、
    前記第1フォトマスク配設体から前記第1フォトマスクを除去し、前記第1光硬化性樹脂層のうちの未硬化の光硬化性樹脂を除去する第1未硬化樹脂除去段階と、
    前記追加第1層に対して光硬化性樹脂を塗布して第2光硬化性樹脂層を形成する第2光硬化性樹脂塗布段階と、
    前記第2光硬化性樹脂層に対して、前記追加第2層の構造に対応する光透過部を有する第2フォトマスクを配設して、第2フォトマスク配設体を形成する第2フォトマスク配設段階と、
    前記第2フォトマスクの側から前記第2フォトマスク配設体に対して光を照射して、前記光硬化性樹脂層のうちの前記第2フォトマスクの光透過部に対応する部分を硬化させて前記追加第2層を形成する第2光照射段階と、
    前記第2フォトマスク配設体から前記第2フォトマスクを除去し、前記第2光硬化性樹脂層のうちの未硬化の光硬化性樹脂を除去する第2未硬化樹脂除去段階と
    を有する、スクリーン印刷用マスク製造方法。
  6. メインメッシュと、そのメインメッシュに対して設けられ貫通孔を有するメイン樹脂層と、そのメイン樹脂層の前記貫通孔において前記メインメッシュに対して設けられた追加網状部とを有し、前記追加網状部は、追加第1層及び追加第2層を有するスクリーン印刷用マスクを製造するための方法であって、
    前記メインメッシュに対して光硬化性樹脂を塗布して第1光硬化性樹脂層を形成する第1光硬化性樹脂塗布段階と、
    前記第1光硬化性樹脂層に対して、前記メイン樹脂層及び前記追加第1層の構造に対応する光透過部を有する第1フォトマスクを配設して、第1フォトマスク配設体を形成する第1フォトマスク配設段階と、
    前記第1フォトマスクの側から前記第1フォトマスク配設体に対して光を照射して、前記第1光硬化性樹脂層のうちの前記第1フォトマスクの光透過部に対応する部分を硬化させて前記メイン樹脂層及び前記追加第1層を形成する第1光照射段階と、
    前記第1フォトマスク配設体から前記第1フォトマスクを除去する第1フォトマスク除去段階と、
    前記追加第1層に対して光硬化性樹脂を塗布して、前記第1光硬化性樹脂層の未硬化の光硬化性樹脂とともに融合光硬化性樹脂層を形成する第2光硬化性樹脂塗布段階と、
    前記融合光硬化性樹脂層に対して、前記追加第2層の構造に対応する光透過部を有する第2フォトマスクを配設して、第2フォトマスク配設体を形成する第2フォトマスク配設段階と、
    前記第2フォトマスクの側から前記第2フォトマスク配設体に対して光を照射して、前記光硬化性樹脂層のうちの前記第2フォトマスクの光透過部に対応する部分を硬化させて前記追加第2層を形成する第2光照射段階と、
    前記第2フォトマスク配設体から前記第2フォトマスクを除去し、前記融合光硬化性樹脂層のうちの未硬化の光硬化性樹脂を除去する未硬化樹脂除去段階と
    を有する、スクリーン印刷用マスク製造方法。
  7. 請求項1に記載のスクリーン印刷用マスクであって、
    前記追加網状部が、メインメッシュに対してほぼ垂直な複数の樹脂片が相互に結合されて形成されて当該メインメッシュに対して設けられている、
    スクリーン印刷用マスク。
  8. 請求項2に記載のスクリーン印刷用マスクであって、
    前記追加第2層が、メインメッシュに対してほぼ垂直な複数の第2層樹脂片が相互に結合されて形成されて前記追加第1層に対して設けられている、
    スクリーン印刷用マスク。
  9. 請求項7に記載のスクリーン印刷用マスクであって、
    前記追加網状部がハニカム状をしている、
    スクリーン印刷用マスク。
  10. 請求項8に記載のスクリーン印刷用マスクであって、
    前記追加第1層及び/又は前記追加第2層がハニカム状をしている、
    スクリーン印刷用マスク。
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