JP5712520B2 - 画像形成制御装置、画像形成制御方法およびプログラム - Google Patents

画像形成制御装置、画像形成制御方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成制御装置、画像形成制御方法およびプログラムに関する。
従来から、印刷された大量の連続記録紙からなる印刷物の束に関し、印刷物の仕分けを容易にするため、連続記録紙のミシン目を跨ぐように認識マークを印刷することで、印刷された印刷物の中身を確認することなく、折り畳んだ状態でジョブの切れ目を認識する方法がある。
例えば特許文献1では、連続記録紙のサイズに対応する画像形成領域の境界を跨ぐように認識マークを生成し、生成された前記認識マークと印刷画像データを合成して印刷する方式が提案されている。
また、特許文献2では、連続記録紙の山折りミシン目の位置を示す信号を受取り、前記信号により山折りミシン目の位置を知り、山折りミシン目を跨ぐように長方形認識マークのパターンを印刷する方式が提案されている。また、特許文献3では無駄紙を失くすため、スプロケット穴切離し部に認識マークを印刷する方式が提案されている。
しかしながら、上記従来技術には、次のような課題がある。特許文献1に記載されている方法では、連続記録紙が、社名、ロゴ、広告等が予め印刷(事前印刷)されたプレプリント紙の場合、その連続記録紙のプレプリント内容に、プリンタ装置の印刷内容を合わせるために、オペレータが主走査方向及び副走査方向に印刷画像データをずらした場合、印刷画像データと共に認識マークの印刷位置がずれ、ミシン目を跨ぐように認識マークを印刷することができない場合がある。
特許文献2には、ミシン目の位置を認識するために専用の機構を設けなければならないという問題がある。また、特許文献3には、スプロケット穴切離し部に一種類の認識マークをジョブ開始ページから数ページに亘り印刷することにより、ジョブの切れ目を認識できるようにしたものが記載されているが、認識マークが一種類のために、例えば、1ページからなるジョブの印刷が連続した場合などでは、1ページのジョブの前後で認識マークが連続して印刷されるため、1ページのジョブの切れ目を認識することができないという問題がある。
この発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、画像印刷領域を変位させた場合でも、ページの境界の位置を認識するための専用な機構を設けず、簡単な制御で連続記録紙のページ境界位置を跨ぐように上部認識マークおよび下部認識マークを印刷できると共に開口部に上部認識マークおよび下部認識マークが掛からないようにすることができる画像形成制御装置、画像形成制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明にかかる画像形成制御装置は、開口部が設けられた両端部と所定長さ毎のページ境界とを有する連続用紙に画像形成を行う画像形成装置を制御する画像形成制御装置であって、画像形成の対象となる画像形成領域の前記連続用紙上の基準位置からの副走査方向の変位量の入力を受け付ける入力受付部と、前記変位量と、前記両端部の領域における前記ページ境界から最短の前記開口部までの距離と、前記変位量が指定されていない場合の基準マーク長と、の大小関係に応じて、前記変位量と、前記距離と、前記連続用紙のページ上端であることを示す上部認識マークおよび連続用紙のページ下端であることを示し前記上部認識マークに当接する下部認識マークのそれぞれに対する前記基準マーク長とに基づいて、前記上部認識マークおよび前記下部認識マークが前記ページ境界を跨ぎ、かつ前記上部認識マークおよび前記下部認識マークが前記開口部にかからないように、前記上部認識マークおよび前記下部認識マークのぞれぞれのマーク長を算出するマーク長計算部と、前記変位量と、前記距離と、前記基準マーク長と、の大小関係に応じて、前記変位量と、前記距離と、前記基準マーク長と、前記画像形成領域の副走査方向の領域長とに基づいて、前記上部認識マークおよび前記下部認識マークが前記ページ境界を跨ぎ、かつ前記上部認識マークおよび前記下部認識マークが前記開口部にかからないように、前記上部認識マークおよび前記下部認識マークの画像形成開始位置を算出するマーク開始位置計算部と、前記画像形成装置に対して、前記両端部の領域に、算出された印刷開始位置から、算出されたマーク長で、前記上部認識マークおよび前記下部認識マークを画像形成する制御を行う制御部と、を備えたこと特徴とする。
本発明にかかる画像形成制御方法は、開口部が設けられた両端部と所定長さ毎のページ境界とを有する連続用紙に画像形成を行う画像形成装置を制御する画像形成制御装置で実行される画像形成制御方法であって、画像形成の対象となる画像形成領域の前記連続用紙上の基準位置からの副走査方向の変位量の入力を受け付けるステップと、前記変位量と、前記両端部の領域における前記ページ境界から最短の前記開口部までの距離と、前記変位量が指定されていない場合の基準マーク長と、の大小関係に応じて、前記変位量と、前記距離と、前記連続用紙のページ上端であることを示す上部認識マークおよび連続用紙のページ下端であることを示し前記上部認識マークに当接する下部認識マークのそれぞれに対する前記基準マーク長とに基づいて、前記上部認識マークおよび前記下部認識マークが前記ページ境界を跨ぎ、かつ前記上部認識マークおよび前記下部認識マークが前記開口部にかからないように、前記上部認識マークおよび前記下部認識マークのぞれぞれのマーク長を算出するステップと、前記変位量と、前記距離と、前記基準マーク長と、の大小関係に応じて、前記変位量と、前記距離と、前記基準マーク長と、前記画像形成領域の副走査方向の領域長とに基づいて、前記上部認識マークおよび前記下部認識マークが前記ページ境界を跨ぎ、かつ前記上部認識マークおよび前記下部認識マークが前記開口部にかからないように、前記上部認識マークおよび前記下部認識マークの画像形成開始位置を算出するステップと、前記画像形成装置に対して、前記両端部の領域に、算出された印刷開始位置から、算出されたマーク長で、前記上部認識マークおよび前記下部認識マークを画像形成する制御を行うステップと、を含むこと特徴とする。
本発明にかかるプログラムは、開口部が設けられた両端部と所定長さ毎のページ境界とを有する連続用紙に画像形成を行う画像形成装置を制御するコンピュータに実行させるためのプログラムであって、画像形成の対象となる画像形成領域の前記連続用紙上の基準位置からの副走査方向の変位量の入力を受け付けるステップと、前記変位量と、前記両端部の領域における前記ページ境界から最短の前記開口部までの距離と、前記変位量が指定されていない場合の基準マーク長と、の大小関係に応じて、前記変位量と、前記距離と、前記連続用紙のページ上端であることを示す上部認識マークおよび連続用紙のページ下端であることを示し前記上部認識マークに当接する下部認識マークのそれぞれに対する前記基準マーク長とに基づいて、前記上部認識マークおよび前記下部認識マークが前記ページ境界を跨ぎ、かつ前記上部認識マークおよび前記下部認識マークが前記開口部にかからないように、前記上部認識マークおよび前記下部認識マークのぞれぞれのマーク長を算出するステップと、前記変位量と、前記距離と、前記基準マーク長と、の大小関係に応じて、前記変位量と、前記距離と、前記基準マーク長と、前記画像形成領域の副走査方向の領域長とに基づいて、前記上部認識マークおよび前記下部認識マークが前記ページ境界を跨ぎ、かつ前記上部認識マークおよび前記下部認識マークが前記開口部にかからないように、前記上部認識マークおよび前記下部認識マークの画像形成開始位置を算出するステップと、前記画像形成装置に対して、前記両端部の領域に、算出された印刷開始位置から、算出されたマーク長で、前記上部認識マークおよび前記下部認識マークを画像形成する制御を行うステップと、を前記コンピュータに実行させる。
本発明によれば、画像印刷領域を変位させた場合でも、ページの境界の位置を認識するための専用な機構を設けず、簡単な制御で連続記録紙のページ境界位置を跨ぐように上部認識マークおよび下部認識マークを印刷できると共に開口部に上部認識マークおよび下部認識マークが掛からないようにすることができるという効果を奏する。
図1は、本実施の形態に係るプリンタシステムの概略構成を示した機能ブロック図である。 図2は、連続印刷用紙PPの紙面と画像印刷領域GAとの関係を説明するための模式図である。 図3は、画像印刷領域GAを、副走査方向及び主走査方向に共に負の方向にずらす場合における連続印刷用紙PPに対する印刷の態様を説明するための模式図である。 図4は、画像印刷領域GAを副走査方向に変位Y(Y<0)だけずらした場合の上部認識マークMK1及び下部認識マークMK2のマーク長と印刷開始位置について説明するための模式図である。 図5は、副走査方向の変位量Yが負の場合における上部認識マークMK1のマーク長および印刷開始位置決定処理の手順を示すフローチャートである。 図6は、副走査方向の変位量Yが負の場合における下部認識マークMK2のマーク長および印刷開始位置決定処理の手順を示すフローチャートである。 図7は、本実施の形態のプリンタ制御装置100の動作の手順を示すフローチャートである。 図8は、本実施の形態のプリンタ制御装置100の動作の手順を示すフローチャートである。 図9は、印刷する画像印刷領域GAを、副走査方向及び主走査方向に共に正の方向にずらす場合における連続印刷用紙PPに対する印刷の態様を説明するための模式図である。 図10は、副走査方向に印刷画像データを変位Y(Y>0)だけずらした時の上部認識マークMK1及び下部認識マークMK2の印刷開始位置と認識マーク長について説明するための模式図である。 図11は、副走査方向の変位量Yが正の場合における上部認識マークMK1のマーク長および印刷開始位置決定処理の手順を示すフローチャートである。 図12は、副走査方向の変位量Yが正の場合における下部認識マークMK2のマーク長および印刷開始位置決定処理の手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、この発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態にかかるプリンタシステムの概略構成を示した機能ブロック図である。
本実施の形態のプリンタシステムは、図1に示すように、プリンタ制御装置100とプリンタ200とを備えている。プリンタ制御装置100は、印刷ジョブ情報をホストコンピュータなどから受け取って、連続印刷用紙に印刷ジョブ情報に対応した画像を形成するプリンタ200を制御するものである。プリンタ制御装置100は、受信した印刷ジョブ情報に含まれる各々のページの印刷情報に基づき、そのページをプリンタ200で印刷する際に適用する印刷画像データに変換して、プリンタ200へと出力する。
また、プリンタ200への印刷画像データの出力に伴い、プリンタ200の印刷にかかる動作も制御することもできる。ここで、本実施の形態では、プリンタ制御装置100は、プリンタ200と別個の構成となっているが、これに限定されるものではない。例えば、プリンタ装置の内部にプリンタ制御装置を備えた構成とすることもできる。この場合には、プリンタエンジンがプリンタ200の機能に相当することになる。さらに、プリンタ制御装置100を、CPUやメモリ等を用いた通常のコンピュータで実現することができる。この場合において、プリンタ制御装置100を、コンピュータにおいてプリンタ装置の印刷動作を制御するプリンタドライバとして実現することもできる。
図1において、データ受信部1は、ホストコンピュータより印刷ジョブ情報等の種々のデータを受信するものであり、メイン制御部2は、このプリンタ制御装置100の各要素を所定の制御プログラムに従って制御するものであり、データ受信部1が受信したデータについては、そのデータを解析し、編集処理部3に送信する。
編集処理部3は、メイン制御部2より送信されたデータを展開処理のためのコマンド・パラメータに編集し、ページ展開部4に送信する。ページ展開部4は、編集処理部3より受信したコマンド・パラメータに従い、ビットマップ形式の印刷画像データを作成してページメモリ5に展開する処理を行う。
ページ展開部4がページメモリ5に1ページ分の印刷画像データの展開を終了すると、メイン制御部2は、ページメモリ5に展開された印刷画像データの先頭アドレス及び転送バイト数をデータ転送制御部6に設定する。
また、操作部9は、印刷画像データを印刷する画像印刷領域を、連続印刷用紙PP上の印刷の基準となる標準位置から主走査方向及び副走査方向にずらす設定等の種々の入力操作をオペレータから受け付けるためのものである。例えば、ホストコンピュータの適宜なアプリケーションプログラムが作成した印刷ジョブ情報の各印刷ページにおける種々の印刷項目の印刷位置と、プリンタ200にセットされている連続印刷用紙のプレプリントの内容に含まれる対応する印刷項目の記録位置との位置合わせが必要な場合、オペレータは、印刷位置を記録位置に合わせるために、操作部9を操作して、印刷画像データに基づく画像を印刷する画像印刷領域を、印刷の基準となる標準位置から主走査方向及び副走査方向に必要な距離だけずらすための変位量の設定を行う。
このような操作が行われた場合、操作部9より設定操作された変位量を元に、メイン制御部2がプリンタ200の所定アドレスに設定されている値を、その設定操作された変位量に対応した値に書き換えることにより、印刷データ出力部8から出力される印刷画像データの用紙への書き出し開始位置を変更する。
ここで、印刷データ出力部8には、用紙幅設定レジスタ10、用紙長設定レジスタ11、主走査方向画像データ補正値設定レジスタ12、副走査方向画像データ補正値設定レジスタ13、上部認識マーク選択レジスタ14、下部認識マーク選択レジスタ15、用紙幅カウンタ16、用紙長カウンタ17、上部/下部認識マーク長計算部18、上部/下部認識マーク開始位置計算部19、及び、スプロケット穴切離し部印刷データ生成部20が含まれる。
メイン制御部2は、プリンタ200が使用する連続印刷用紙PPの用紙幅と用紙長とを用紙幅設定レジスタ10及び用紙長設定レジスタ11にそれぞれ設定する。また、メイン制御部2は、操作部9により設定された主走査方向及び副走査方向の変位量を主走査方向画像データ補正値設定レジスタ12及び副走査方向画像データ補正値設定レジスタ13にそれぞれ設定する。また、メイン制御部2は、ホストコンピュータから送信されるデータに含まれているコマンドより画像形成領域上部のミシン目に対し印刷する上部認識マーク(後述)の種類を上部認識マーク選択レジスタ14に設定する。また、メイン制御部2は、画像形成領域下部のミシン目に対し印刷する下部認識マーク(後述)の種類を下部認識マーク選択レジスタ15に設定する。
ここで、上部認識マークMK1は、連続印刷用紙PPの各ページのページ上端であることを示すマークである。下部認識マークMK2は、連続印刷用紙PPの各ページのページ下端であることを示すマークである。
本実施の形態では、上部認識マーク及び下部認識マークとしては、それぞれ、1本線のパターンと2本線のパターンとを用意している。これらのパターンをどのように使い分けるかは任意に設定可能であるが、例えば、ジョブの開始及び終了位置に1本線を、ジョブの途中の位置に2本線を形成すれば、印刷結果から容易にジョブの切れ目を認識できるようにすることができる。
メイン制御部2によるこれらの各種レジスタへの値の設定後、データ転送制御部6は、転送開始アドレス及び転送数を基に、ページメモリ5からラインバッファ7に印刷画像データを転送する。
ラインバッファ7に印刷画像データがある程度転送された後、印刷データ出力部8は、プリンタ200から受信した印刷画像データ要求信号に同期して、ラインバッファ7から印刷画像データを読み出し、読み出した1ラインの印刷画像データをバイト単位でプリンタ200に送出する。
また、用紙幅カウンタ16は、印刷画像データ送出時に主走査方向の記録位置をカウントするためのカウンタである。用紙長カウンタ17は、印刷画像データ送出時に副走査方向の記録位置をカウントするためのカウンタである。
上部/下部認識マーク長計算部18は、連続印刷用紙PPに記録する上部認識マーク及び下部認識マークの副走査方向のマーク長を計算する。具体的には、上部/下部認識マーク長計算部18は、副走査方向画像データ補正値設定レジスタ13に設定された副走査方向の変位量と、スプロケット穴切離し部におけるページ境界から最短のスプロケット穴までの距離Lと、上部認識マークMK1および下部認識マークMK2のそれぞれについて変位量が指定されていない場合の基準マーク長M2とに基づいて、上部認識マークMK1のマーク長および下部認識マークMK2のマーク長を算出する。
上部/下部認識マーク開始位置計算部19は、連続印刷用紙PPに記録する上部認識マーク及び下部認識マークの副走査方向の印刷開始位置を計算する。具体的には、上部/下部認識マーク開始位置計算部19は、上記変位量と、上記距離Lと、上記基準マーク長M2と、画像印刷領域の副走査方向の領域長M1とに基づいて、上部認識マークMK1の印刷開始位置および下部認識マークMK2の印刷開始位置を算出する。
スプロケット穴切離し部印刷データ生成部20は、後述するスプロケット穴切離し部における印刷データ(非印刷を表す白データ)を生成する。
図2は、連続印刷用紙PPの紙面と、プリンタ200が1ページ分の印刷画像データを印刷する画像印刷領域GAとの関係を例示したものである。図2では、オペレータが、連続印刷用紙PPの印刷領域に対して、画像印刷領域GAをずらす操作(変位させる操作)を行っていない状態を示しており、この状態が本実施の形態における印刷状態の基準となる状態である。この印刷状態の基準となる状態は、連続印刷用紙PPの1ページ分の印刷領域と、プリンタ200が1ページ分の印刷画像データを印刷する画像印刷領域GAとが一致している状態である。また、図2は、後述する上部認識マークMK1及び下部認識マークMK2の、画像印刷領域GAをずらさない場合の印刷開始位置も示している。
図2において、連続印刷用紙PPは、主走査方向には、その中央の寸法LNの部分が印刷領域BCに設定されている。連続印刷用紙PPの両端部、すなわち印刷領域BCの外側のそれぞれ寸法Nの部分には、プリンタ200が連続印刷用紙PPを搬送するために用いるトラクタフィーダ(図示略)に係合する開口部としてのスプロケット穴SHを副走査方向に所定間隔で複数設けたスプロケット穴切離し部BB1,BB2が設けられている。
また、スプロケット穴切離し部BB1,BB2を印刷領域BCから切り離して分離できるように、印刷領域BCとスプロケット穴切離し部BB1,BB2の境界には、切り離し用のミシン目CL1,CL2が設けられている。
また、連続印刷用紙PPは、副走査方向(用紙搬送方向)には、その寸法M1の領域が1ページ分の印刷領域に設定されており、その印刷領域毎に切り離すためのミシン目BLが、寸法M1毎に設けられている。
そして、連続印刷用紙PPの1ページ分の印刷領域は、主走査方向には印刷領域BCで規定される寸法LNを持ち、副走査方向には、ミシン目BLの間隔で規定される寸法M1を持つ領域に設定されている。
印刷領域BCの幅の領域を、ミシン目BLの間隔で区切った各領域が、1ページ分の画像の印刷を行う画像印刷領域GAの、基準位置である。
一方、プリンタ200の印刷機構は、連続印刷用紙PPの印刷領域BCの主走査方向上流側のスプロケット穴切離し部BB1に、上部認識マークMK1及び下部認識マークMK2を印刷できるように、その印刷開始位置SSは、各ページの画像印刷領域GAの印刷開始位置から主走査方向上流側にスプロケット穴切離し部BB1の主走査方向の寸法Nだけ移動した位置に規定されている。この印刷開始位置SSが、印刷位置の基準となる基準位置である。
そして、上部認識マークMK1と、下部認識マークMK2は、この基準状態では、次のように記録される。まず、上部認識マークMK1と下部認識マークMK2は、上述のようにジョブ中の位置に応じた1本線又は2本線のパターンであり、副走査方向の寸法は基準マーク長M2(基準長さ)である。
ここで、上側の画像印刷領域GAを印刷ジョブの1ページ目の画像を印刷する領域とし、下側の画像印刷領域GAを印刷ジョブの2ページ目(3ページ目以降の図示は省略しているが、最終ページではないとする)の画像を印刷する領域とする。この場合、印刷ジョブの1ページ目の上部には、用紙の左端から主走査方向に距離N1の位置から始まる1本線の上部認識マークMK1が記録され、ページの下部には、用紙の左端から主走査方向に距離N2の位置から始まる2本線の下部認識マークMK2が記録される。
また、印刷ジョブの2ページ目の上部には、用紙の左端から主走査方向に距離N2の位置に2本線の上部認識マークMK1が記録され、ページの下部には、用紙の左端から主走査方向に距離N2の位置に2本線の下部認識マークMK2が記録される。
したがって、この状態では、印刷ジョブの1ページ目と2ページ目との境界に位置するミシン目BLを跨いで、2本線の上部認識マークMK1と下部認識マークMK2とが連続する態様に記録される。それとともに、印刷ジョブの1ページ目の上部には1本線の上部認識マークMK1が記録されるので、印刷ジョブの先頭ページを容易に識別することができる。図示は省略したが、印刷ジョブの最終ページの下部にも1本線の下部認識マークMK2が記録されるので、印刷ジョブの最終ページも容易に識別することができる。
図3は、オペレータが操作部9を操作し、連続印刷用紙PPにプリンタ200が印刷画像データを印刷する画像印刷領域GAを、副走査方向及び主走査方向に共に負の方向にずらす操作(変位させる操作)を行った場合の、連続印刷用紙PPに対する印刷の態様を説明するための概略図である。この場合、副走査方向の変位量をYとし、主走査方向の変位量をXとする(X及びYは負の値である)。
図3に示す状態では、図2に示した状態と比較して、連続印刷用紙PPの1ページ分の印刷領域に対し、画像印刷領域GAは、オペレータ操作による副走査方向及び主走査方向共に負の方向へのズレ量をもっている。したがって、この場合、印刷開始位置SSは、連続印刷用紙PPの主走査方向上流側の端部から、主走査方向へXだけずれ、副走査方向へYだけずれている。
次に、図3に示したように画像印刷領域GAを副走査方向にYだけずらした場合の上部認識マークMK1及び下部認識マークMK2のマーク長と印刷開始位置について説明する。以下の図3及び図4に示す例の説明において、Lはミシン目BLから、副走査方向の負の方向(Yによる変位の側)で最も近いスプロケット穴SHまでの距離をあらわす。また、M1は上記の通り、ミシン目BLの副走査方向の間隔である。なお、基準マーク長M2はLよりも小さい値に設定される。
図4は、図3に示したように画像印刷領域GAを副走査方向にY(Y<0)だけずらした場合の上部認識マークMK1及び下部認識マークMK2のマーク長と印刷開始位置について説明するための概略図である。ここで、折れ線SPuは、Yに応じて変化する上部認識マークMK1の印刷開始位置をあらわす。折れ線SPbは、Yに応じて変化する下部認識マークMK2の印刷開始位置をあらわす。MLuは、Yに応じて変化する上部認識マークMK1のマーク長(上部認識マーク長)をあらわす。MLbは、Yに応じて変化する下部認識マークMK2のマーク長(下部認識マーク長)をあらわす。図で右に行くほどYの絶対値が大きい状態を示し、−L<Y≦0では折れ線SPuからミシン目BLに下ろした垂線の長さが|Y|(Yの絶対値)であり、Y≦−Lでは折れ線SPbからミシン目BLに下ろした垂線の長さが|Y|である。
ここで、図2におけるSSも変位量に伴って変位することになる。このSSは、画像印刷領域が変位した状態では、変位量Yだけ副走査方向に変位した画像印刷領域GAのページ上端位置となる。このため、SSを変位した画像印刷領域GAのページ上端位置と称する。
図5は、副走査方向の変位量Yが負の場合における上部認識マークMK1のマーク長および印刷開始位置決定処理の手順を示すフローチャートである。
このように画像印刷領域GAを副走査方向の負の方向にずらした場合、上部認識マークMK1及び下部認識マークMK2は、印刷開始位置を変更しないと、その画像印刷領域GAのずれに伴って同じ態様にずれる。そこでまず、画像印刷領域GAをずらさない場合と同じ位置に上部認識マークMK1の下端が来るようにするため、上部/下部認識マーク長計算部18および上部/下部認識マーク開始位置計算部19は、指定された変位量Yの値を判断する(ステップS11)。そして、Y>−Lの場合には、上部/下部認識マーク長計算部18は、上部認識マークMK1のマーク長MLuを(M2−Y)と算出する(ステップS14)。そして、上部/下部認識マーク開始位置計算部19は、上部認識マークMK1の副走査方向の印刷開始位置SPuを、変位した画像印刷領域GAのページ上端位置SS(図3のSS1)と同じ位置(変位量0)に算出する(ステップS15)。
一方、ステップS11において、Y≦−Lの場合、すなわち、副走査方向へのずれYの大きさが、距離L以上である場合、上位認識マークMK1の副走査方向の印刷開始位置を、変位した画像印刷領域GAのページ上端位置SSと同じとすると、スプロケット穴SHに上部認識マークMK1が掛かり、上部認識マークMK1の印刷画像がかすれるなどの印刷汚れを生じる恐れがある。そこで、この場合には、上部/下部認識マーク長計算部18は、上部認識マークMK1のマーク長MLuを(L+M2)と算出する(ステップS12)。そして、上部/下部認識マーク開始位置計算部19は、上部認識マークMK1の副走査方向の印刷開始位置SPuを、変位した画像印刷領域GAのページ上端位置SS(図3のSS1)から変位−(L+Y)の位置と算出する(ステップS13)。これにより、スプロケット穴SHに上部認識マークMK1が掛からないようにすることができる(図4で折れ線SPuがミシン目BLと平行になっている部分に相当する)。
図6は、副走査方向の変位量Yが負の場合における下部認識マークMK2のマーク長および印刷開始位置決定処理の手順を示すフローチャートである。
同様に、下部認識マークMK2に関しては、上部/下部認識マーク長計算部18および上部/下部認識マーク開始位置計算部19は、指定された変位量Yの値を判断する(ステップS21)。そして、−(L−M2)<Y≦0の場合、すなわち画像印刷領域GAの副走査方向のずれ量|Y|が、(L−M2)の値よりも小さい場合、上部/下部認識マーク長計算部18は、下部認識マークMK2のマーク長MLbを基準のマーク長M2と算出する(ステップS22)。そして、上部/下部認識マーク開始位置計算部19は、下部認識マークMK2の副走査方向の印刷開始位置SPbを、変位した画像印刷領域GAのページ上端位置SS(図3のSS2)から変位(M1−M2)の位置と算出する(ステップS23)。
また、ステップS21において、−L<Y≦−(L−M2)の場合、すなわち、画像印刷領域GAの副走査方向のずれ量|Y|が(L−M2)以上でかつL未満の範囲の値である場合、下部認識マークMK2の副走査方向の印刷開始位置を印刷開始位置SSから変位(M1−M2)の位置として印刷すると、スプロケット穴SHに下部認識マークMK2が掛かり、下部認識マークMK2の印刷画像がかすれるなどの印刷汚れを生じる恐れがある。
そこでこの場合には、上部/下部認識マーク長計算部18は、下部認識マークMK2のマーク長MLbを(L+Y)と算出する(ステップS24)。そして、上部/下部認識マーク開始位置計算部19は、下部認識マークMK2の副走査方向の印刷開始位置SPbを、変位した画像印刷領域GAのページ上端位置SS(図3のSS2)から変位〔M1−(L+Y)〕の位置と算出する(ステップS25)。これにより、スプロケット穴SHに下部認識マークMK2が掛からないようにすることができる(図4で折れ線SPbがミシン目BLと平行になっている部分に相当する)。
また、ステップS21において、Y≦−Lの場合、すなわち、画像印刷領域GAの副走査方向のずれ量|Y|が距離L以上の場合は、スプロケット穴SHよりも図で下側に下部認識マークMK2を形成することができない。このため、上部/下部認識マーク長計算部18は、下部認識マークMK2のマーク長MLbを0と算出する(ステップS26)。そして、上部/下部認識マーク開始位置計算部19は、下部認識マークMK2の副走査方向の印刷開始位置SPbを、変位した画像印刷領域GAのページ上端位置SS(図3のSS2)から変位M1の位置と算出する(ステップS27)。この場合、下部認識マークMK2は印刷されないので、副走査方向の印刷開始位置は任意の位置としてよい。
なお、この場合には、上部認識マークMK1のみで、ミシン目BLを跨ぐマークを形成することになる。
Yの値に応じて以上のように各認識マークのマーク長及び副走査方向の印刷開始位置を設定することにより、Y<0の場合において、Yの値によらず、ミシン目BLを跨ぎ、かつスプロケット穴SHには掛からないように、認識マークを印刷することができる。
次に、図3に示したように、主走査方向の負の方向かつ副走査方向の負の方向に印刷画像データをずらす設定を行った場合の(主走査方向の変位X、副走査方向の変位Y、X,Y<0)、本実施の形態かかるプリンタ制御装置100の動作について説明する。図7、図8は、本実施の形態のプリンタ制御装置100の動作の手順を示すフローチャートである。
ここでは、−(L−M2)<Y≦0の場合の上部認識マークMK1及び下部認識マークMK2のマーク長MLu,MLb及び副走査方向の印刷開始位置SPu,SPbを用いて説明するが、Yがその他の値の場合には、上述の通り値を変更すればよい。
−(L−M2)<Y≦0の場合、上部認識マークMK1の副走査方向の印刷開始位置SPuは、変位した画像印刷領域GAのページ上端位置SS(図3のSS1)から変位0の位置となる。従って、最初のラインから上部認識マークMK1を形成することになる。
このとき、あるジョブに係る1ページ目の画像についてプリンタ200からの印刷画像データ要求信号を受信すると、スプロケット穴切離し部印刷データ生成部20がまず、上部認識マークMK1の主走査方向の形成開始位置直前までの距離に対応したデータ量の白データを生成し、バイト単位でプリンタ200に送出する。ここでは、1本線のマークを、Xの値によらず用紙端から距離N1の位置に形成するとすると、図3からわかるように、変位した画像印刷領域GAのページ上端位置SS(図3のSS2)から距離(N1−X)の位置に上部認識マークMK1を形成することになるため、スプロケット穴切離し部印刷データ生成部20は、この距離(N1−X)に対応したデータ量の白データを生成し、バイト単位でプリンタ200に送出する(ステップS31)。
そして、スプロケット穴切離し部印刷データ生成部20は、1バイトの白データをプリンタ200に送出する毎に用紙幅カウンタ16をカウントアップする。そして、(N1−X)に対応したデータ量の白データをプリンタ200に送出した後、スプロケット穴切離し部印刷データ生成部20は、上部認識マーク選択レジスタ14に設定されている認識マークのパターン(ここでは1本線のパターンであり、マークのライン幅に相当する黒ドット列)のデータを上部認識マークMK1の印刷データとして生成してプリンタ200に送出する(ステップS32)。
その後、スプロケット穴切離し部印刷データ生成部20は、白データと上部認識マークの合計幅がスプロケット穴切離し部BB1の幅Nに達しているか否かを判断する(ステップS33)。そして、白データと上部認識マークの合計幅がスプロケット穴切離し部BB1の幅Nに達していなければ(ステップS33:No)、スプロケット穴切離し部印刷データ生成部20がその残りの距離に対応したデータ量の白データを生成してプリンタ200へ送出し(ステップS34)、上記合計幅が幅Nに達するまで、ステップS34の処理を繰り返す。この残り距離は、認識マークのパターンの幅をn1とすると、〔N−(N1−X)−n1〕である。
このようにして、上記合計幅が幅Nに達した場合(ステップS33:Yes)、すなわち、スプロケット穴切離し部BB1の幅Nに対応したデータ量の白データと上部認識マークMK1の印刷データとをプリンタ200に送出した後、印刷データ出力部8がラインバッファ7から印刷画像データを読み出し、用紙幅設定レジスタ10に設定されている用紙幅に対応したデータ量の印刷画像データをプリンタ200に送出する(ステップS35)。それにより、連続印刷用紙PPの1ページ目に、印刷画像データと共に上部認識マークMK1が1ライン分記録される。
このとき、認識マークの開始位置がXの分ずれたために、ラインバッファ7から読み出される印刷画像データと、スプロケット穴切離し部印刷データ生成部20が出力する上部認識マークMK1の印刷データあるいは白データとの印刷位置が重なる場合がある。上記〔N−(N1−X)−n1〕が負の値になる場合である。この場合には、印刷画像データと上部認識マークMK1の印刷データあるいは白データとのOR出力を印刷データとする。
また、用紙幅設定レジスタ10に設定されている用紙幅に対応したデータ量よりも、ラインバッファ7から読み出す印刷画像データの1ラインのデータ量が大きい場合は、用紙幅に対応したデータ量を超えた部分の1ラインのデータについては、ラインバッファ7より印刷画像データを読み出すがプリンタ200へは送出しない。
1ライン分の印刷画像データをプリンタ200に送出した後、印刷データ出力部8は、用紙長カウンタ17をカウントアップし、上部認識マークMK1のパターンの送出は、用紙長カウンタ17が上部認識マークMK1のマーク長(M2―Y)に対応したライン数を示すまで(ステップS36:No)、同様に繰り返す。それにより、連続印刷用紙PPの1ページ目に、印刷画像データと共に上部認識マークMK1が記録される。
その後、用紙長カウンタ17が、下部認識マークMK2の副走査方向の印刷開始位置である、変位した画像印刷領域GAのページ上端位置SS(図3のSS1)から変位(M1−M2)の位置に対応した値から1を減じた値を示すまでは(ステップS38:No)、認識マークのないラインに対応する動作として、スプロケット穴切離し部BB1の幅Nに対応したデータ量の白データのプリンタ200への送出と、用紙幅設定レジスタ10に設定されている用紙幅に対応したデータ量のラインバッファ7から読み出した印刷画像データのプリンタ200への送出とを同様に繰り返す(ステップS37)。
用紙長カウンタ17が変位(M1−M2)の位置に対応した値になったならば(ステップS38:Yes)、下部認識マークMK2を形成するための動作に移行する。
すなわち、スプロケット穴切離し部印刷データ生成部20が、下部認識マークMK2の主走査方向の印刷開始位置直前までの距離に対応したデータ量の白データを生成し、バイト単位でプリンタ200に送出する。ここでは、2本線のマークを、Xの値によらず用紙端から距離N2の位置に形成するとすると、図3からわかるように、主走査方向の位置としては変位した画像印刷領域GAのページ上端位置SS(図3のSS2)から距離(N2−X)の位置に下部認識マークMK2を形成することになるため、スプロケット穴切離し部印刷データ生成部20は、この距離(N2−X)に対応したデータ量の白データを生成し、バイト単位でプリンタ200に送出する(ステップS39)。
そして、1バイトの白データをプリンタ200に送出する毎に用紙幅カウンタ16をカウントアップし、(N2−X)に対応したデータ量の白データをプリンタ200に送出した後、スプロケット穴切離し部印刷データ生成部20は、下部認識マーク選択レジスタ15に設定されている認識マークのパターン(ここでは2本線のパターンであり、左側のマークのライン幅に相当する黒ドット列と、ラインの間隔に相当する白ドット列と、右側のマークのライン幅に相当する黒ドット列)のデータを下部認識マークMK2の印刷データとして生成してプリンタ200に送出する(ステップS40)。そしてその後、白データと下部認識マークの合計幅がスプロケット穴切離し部BB1の幅Nに達していなければ(ステップS41:No)、スプロケット穴切離し部印刷データ生成部20がその残りの距離に対応したデータ量の白データを生成してプリンタ200へ送出する(ステップS42)。この残り距離は、認識マークのパターンの幅をn2とすると、〔N−(N2−X)−n2〕である。
このようにして、スプロケット穴切離し部BB1の幅Nに対応したデータ量の白データと下部認識マークMK2の印刷データとをプリンタ200に送出した後(ステップS41:Yes)、上述の場合と同様に、印刷データ出力部8がラインバッファ7から印刷画像データを読み出し、用紙幅設定レジスタ10に設定されている用紙幅に対応したデータ量の印刷画像データをプリンタ200に送出する(ステップS43)。それにより、連続印刷用紙PPの1ページ目に、印刷画像データと共に下部認識マークMK2が1ライン分記録される。
1ライン分の印刷画像データをプリンタ200に送出した後、用紙長カウンタ17をカウントアップし、下部認識マークMK2のパターンの送出は、用紙長カウンタ17がページの終端を示すM1に対応したライン数を示すまで(ステップS44:No)、同様に繰り返す。それにより、連続印刷用紙PPの1ページ目に、印刷画像データと共に下部認識マークMK2が記録される。
その後、印刷データ出力部8は、用紙長カウンタ17をリセットすると共に、上部認識マーク選択レジスタ14及び下部認識マーク選択レジスタ15に設定された、次のページにおいて形成する各認識マークを指定するデータを有効とし、プリンタ200からの次のページの画像についての印刷画像データ要求信号の受信に応じて、1ページ目の場合と同様に、次のページについて、スプロケット穴切離し部BB1の幅Nに対応した白データ及び認識マークの印刷データと、ラインバッファ7から読み出した印刷画像データのプリンタ200への送出を行う。
このとき、どのページにおいて上部認識マーク及び下部認識マークのパターンをどのパターンにするかは、ホストコンピュータから送信されるデータに含まれるコマンドにより、選択部としてのメイン制御部2が設定を行う。そして、スプロケット穴切離し部印刷データ生成部20が、認識マークを形成する各ラインで最初に出力する白データの量は、形成する認識マークの用紙上での開始位置及び画像印刷領域GAの主走査方向の変位Xに応じて決まる。
すなわち、例えば上部認識マークとして2本線のパターンを形成する場合もあり、この場合には、スプロケット穴切離し部印刷データ生成部20は、上部認識マークを形成するラインにおいて、(N1−X)ではなく(N2−X)に対応したデータ量の白データをプリンタ200に送出した後、2本線のパターンのデータを上部認識マークの印刷データとして生成してプリンタ200に送出することになる。逆に、下部認識マークとして1本線のパターンを形成する場合もあり、この場合には、スプロケット穴切離し部印刷データ生成部20は、下部認識マークを形成するラインにおいて、(N2−X)ではなく(N1−X)に対応したデータ量の白データをプリンタ200に送出した後、1本線のパターンのデータを下部認識マークの印刷データとして生成してプリンタ200に送出することになる。
また、上部認識マークMK1の副走査方向の印刷開始位置が印刷開始位置SSと一致しない場合には、用紙長カウンタ17が、その印刷開始位置に対応した値から1を減じた値を示すまでは、上述の認識マークのないラインに対応する動作を行えばよい。
また、下部認識マークMK2のマーク長が0の場合には、下部認識マークMK2の形成に掛かる動作を行う必要はなく、上部認識マークMK1のないラインに達した後は、用紙長カウンタ17がページの終端を示すM1に対応したライン数を示すまで、上述の認識マークのないラインに対応する動作を行えばよい。
以上の例では、副走査方向について、印刷画像データを負の方向に変位した場合について説明したが、次に、副走査方向について、印刷画像データを正の方向に変位した場合について説明する。
図9は、オペレータが、連続印刷用紙PPにプリンタ200が印刷画像データを印刷する画像印刷領域GAを、副走査方向及び主走査方向に共に正の方向にずらす操作(変位させる操作)を行った場合の、連続印刷用紙PPに対する印刷の態様を説明するための、図3と対応する概略図である。この場合も、副走査方向の変位をYとし、主走査方向の変位をXとする(X及びYは正の値である)。
図9に示す状態では、図2に示した状態と比較して、連続印刷用紙PPの1ページ分の印刷領域に対し、画像印刷領域GAは、オペレータ操作による副走査方向及び主走査方向共に正の方向へのズレ量(変位量)をもっている。したがって、この場合、印刷開始位置SSは、連続印刷用紙PPの主走査方向上流側の端部から、主走査方向へXだけずれ、副走査方向へYだけずれている。
次に、図9に示したように画像印刷領域GAを副走査方向にYだけずらした場合の上部認識マークMK1及び下部認識マークMK2のマーク長と印刷開始位置について説明する。以下の図9及び図10に示す例の説明において、Lはミシン目BLから、副走査方向の正の方向(Yによる変位の側)で最も近いスプロケット穴SHまでの距離をあらわす。また、M1は上記の通り、ミシン目BLの副走査方向の間隔である。なお、基準マーク長M2はLよりも小さい値に設定される。
図10は、副走査方向の正の方向に印刷画像データをずらした時の上部認識マークMK1及び下部認識マークMK2の印刷開始位置と認識マーク長について説明するための、図4と対応する概略図である。この図においても画像印刷領域GAの変位量はYで示すが、ここではYは正の値である。
ここで、図2におけるSSも変位量に伴って変位することになる。このSSは、画像印刷領域が変位した状態では、変位量Yだけ副走査方向に変位した画像印刷領域GAの上端位置となる。このため、SSを変位した画像印刷領域GAの上端位置と称する。
また、図10において、折れ線SPu′は、Yに応じて変化する上部認識マークMK1の印刷開始位置をあらわし、折れ線SPu″は、Yに応じて変化する上部認識マークMK1の下端位置をあらわし、直線SPb′は下部認識マークMK2の印刷開始位置をあらわし、MLu′は、Yに応じて変化する上部認識マークMK1のマーク長(上部認識マーク長)をあらわし、MLb′は、Yに応じて変化する下部認識マークMK2のマーク長(下部認識マーク長)をあらわす。図4の場合と同様、図で右に行くほどY(の絶対値)が大きい状態を示し、Y<Lでは折れ線SPu′からミシン目BLに下ろした垂線の長さがYであり、L≦YではYの値は図には直接は表われないが、それまでと同じ比率で図で右に行くほど増加する。
このように画像印刷領域GAを副走査方向の正の方向にずらした場合も、図4の場合と同様、上部認識マークMK1及び下部認識マークMK2は、印刷開始位置を変更しないと、その画像印刷領域GAのずれに伴って同じ態様にずれる。
図11は、副走査方向の変位量Yが正の場合における上部認識マークMK1のマーク長および印刷開始位置決定処理の手順を示すフローチャートである。
まず、上部認識マークMK1については、形成位置が副走査方向の正の方向にずれるため、図4の場合のような図で上側のスプロケット穴SHに上部認識マークMK1が掛かることはない。従って、上部/下部認識マーク開始位置計算部19は、上部認識マークMK1の副走査方向の印刷開始位置SPu’を、常に変位した画像印刷領域GAのページ上端位置SS(図9のSS1)と同じ値(変位量0)と算出する(ステップS51)。
次に、上部/下部認識マーク長計算部18は、変位量Yの値を判断する(ステップS52)。そして、Y≦(L−M2)の場合には、図で下側のスプロケット穴SHに上部認識マークMK1が掛かることもないため、上部/下部認識マーク長計算部18は、上部認識マークMK1のマーク長MLu’を、基準マーク長M2と算出する(ステップS53)。
一方、ステップS52において、(L−M2)<Y<Lの場合、上部認識マークMK1のマーク長MLu’を基準のマーク長M2とすると、スプロケット穴SHに上部認識マークMK1が掛かり、上部認識マークMK1の印刷画像がかすれるなどの印刷汚れを生じる恐れがある。そこで、この場合には、上部/下部認識マーク長計算部18は、上部認識マークMK1のマーク長MLu’を(L−Y)と算出し(ステップS54)、スプロケット穴SHに上部認識マークMK1が掛からないようにする(図10で折れ線SPu″がミシン目BLと平行になっている部分に相当する)。
また、ステップS52において、L≦Yの場合には、スプロケット穴SHよりも図で上側に上部認識マークMK1を形成することができないため、上部/下部認識マーク長計算部18は、上部認識マークMK1のマーク長MLu’を0と算出する(ステップS55)。この場合、上部認識マークMK1は印刷されないので、副走査方向の印刷開始位置は任意の位置としてよい。
図12は、副走査方向の変位量Yが正の場合における下部認識マークMK2のマーク長および印刷開始位置決定処理の手順を示すフローチャートである。
下部認識マークMK2については、画像印刷領域GAをずらさない場合と同じ位置に下部認識マークMK2の上端が来るようにするため、上部/下部認識マーク開始位置計算部19は、下部認識マークMK2の副走査方向の印刷開始位置SPb’を、変位した画像印刷領域GAのページ上端位置SS(図9のSS2)から変位〔M1−(M2+Y)〕の位置と算出する(ステップS60)。これは、画像印刷領域GAの変位Yの分だけ、印刷開始位置を図9、10で上側にずらすことに相当する。
次に、上部/下部認識マーク長計算部18は、変位量Yの値を判断する(ステップS61)。そして、Y<Lの場合には、下部認識マークMK2を下端まで形成してもスプロケット穴SHに掛かることはないため、上部/下部認識マーク長計算部18は、下部認識マークMK2のマーク長MLb’を(M2+Y)と算出する(ステップS62)。
一方、ステップS61において、L≦Yの場合には、下部認識マークMK2を下端まで形成するとスプロケット穴SHに掛かるため、上部/下部認識マーク長計算部18は、下部認識マークMK2のマーク長MLb’を(M2+L)と算出し(ステップS63)、スプロケット穴SHに下部認識マークMK2が掛からないようにする(図10で折れ線SPu′がミシン目BLと平行になっている部分に相当する)。
なお、この場合には、下部認識マークMK2のみで、ミシン目BLを跨ぐマークを形成することになる。
Yの値に応じて以上のように各認識マークのマーク長及び副走査方向の印刷開始位置を設定することにより、Y>0の場合において、Yの値によらず、ミシン目BLを跨ぎ、かつスプロケット穴SHには掛からないように、認識マークを印刷することができる。
次に、図9に示したように、主走査方向の正の方向かつ副走査方向の正の方向に印刷画像データをずらす設定を行った場合の(主走査方向の変位X、副走査方向の変位Y、X,Y>0)、本実施の形態にかかるプリンタ制御装置100の動作について説明する。この動作は、基本的には図7,8を用いて説明した処理と同様な動作であり、変位の方向に応じて各認識マークのマーク長や印刷開始位置が異なるのみである。
ここでは、0<Y≦(L−M2)の場合の上部認識マークMK1及び下部認識マークMK2のマーク長及び副走査方向の印刷開始位置を用いて説明するが、Yがその他の値の場合には、上述の通り値を変更すればよい。
0<Y≦(L−M2)の場合、上部認識マークMK1の副走査方向の印刷開始位置は、変位した画像印刷領域GAのページ上端位置SS(図9のSS1)から変位0の位置となる。従って、最初のラインから上部認識マークMK1を形成することになる。
このとき、あるジョブに係る1ページ目の画像についてプリンタ200からの印刷画像データ要求信号を受信すると、スプロケット穴切離し部印刷データ生成部20がまず、上部認識マークMK1の主走査方向の形成開始位置直前までの距離に対応したデータ量の白データを生成し、バイト単位でプリンタ200に送出する。ここでは、1本線のマークを、Xの値によらず用紙端から距離N1の位置に形成するとすると、図9からわかるように、印刷開始位置SSから距離(N1−X)の位置に上部認識マークMK1を形成することになるため、スプロケット穴切離し部印刷データ生成部20は、この距離(N1−X)に対応したデータ量の白データを生成し、バイト単位でプリンタ200に送出する(ステップS31)。
そして、1バイトの白データをプリンタ200に送出する毎に用紙幅カウンタ16をカウントアップし、(N1−X)に対応したデータ量の白データをプリンタ200に送出した後、スプロケット穴切離し部印刷データ生成部20は、上部認識マーク選択レジスタ14に設定されている認識マークのパターンのデータを上部認識マークMK1の印刷データとして生成してプリンタ200に送出する(ステップS32)。そしてその後、スプロケット穴切離し部印刷データ生成部20は、白データと上部認識マークの合計幅がスプロケット穴切離し部BB1の幅Nに達しているか否かを判断し(ステップS33)、達していなければ(ステップS33:No)、スプロケット穴切離し部印刷データ生成部20がその残りの距離に対応したデータ量の白データを生成してプリンタ200へ送出する(ステップS34)。この残り距離は、認識マークのパターンの幅をn1とすると、〔N−(N1−X)−n1〕である。
このようにして、スプロケット穴切離し部BB1の幅Nに対応したデータ量の白データと上部認識マークMK1の印刷データとをプリンタ200に送出した後(ステップS33:Yes)、印刷データ出力部8がラインバッファ7から印刷画像データを読み出し、用紙幅設定レジスタ10に設定されている用紙幅に対応したデータ量の印刷画像データをプリンタ200に送出する(ステップS35)。それにより、連続印刷用紙PPの1ページ目に、印刷画像データと共に上部認識マークMK1が1ライン分記録される。
1ライン分の印刷画像データをプリンタ200に送出した後、用紙長カウンタ17をカウントアップし、上部認識マークMK1のパターンの送出は、用紙長カウンタ17が上部認識マーク長に相当する(M2―Y)に対応したライン数を示すまで(ステップS36:No)、同様に繰り返す。それにより、連続印刷用紙PPの1ページ目に、印刷画像データと共に上部認識マークMK1が記録される。
その後、用紙長カウンタ17が、下部認識マークMK2の副走査方向の印刷開始位置である、変位した画像印刷領域GAのページ上端位置SS(図9のSS2)から変位(M1−(M2+Y))の位置に対応した値から1を減じた値を示すまでは(ステップS38:No)、認識マークのないラインに対応する動作として、スプロケット穴切離し部BB1の幅Nに対応したデータ量の白データのプリンタ200への送出と、用紙幅設定レジスタ10に設定されている用紙幅に対応したデータ量のラインバッファ7から読み出した印刷画像データのプリンタ200への送出とを同様に繰り返す(ステップS37)。
用紙長カウンタ17が変位(M1−(M2+Y))の位置に対応した値になったならば(ステップS38:Yes)、下部認識マークMK2を形成するための動作に移行する。
すなわち、スプロケット穴切離し部印刷データ生成部20が、下部認識マークMK2の主走査方向の形成開始位置直前までの距離に対応したデータ量の白データを生成し、バイト単位でプリンタ200に送出する。ここでは、2本線のマークを、Xの値によらず用紙端から距離N2の位置に形成するとすると、図9からわかるように、主走査方向の位置としては、変位した画像印刷領域GAのページ上端位置SS(図9のSS2)から距離(N2−X)の位置に下部認識マークMK2を形成することになるため、スプロケット穴切離し部印刷データ生成部20は、この距離(N2−X)に対応したデータ量の白データを生成し、バイト単位でプリンタ200に送出する(ステップS39)。
そして、1バイトの白データをプリンタ200に送出する毎に用紙幅カウンタ16をカウントアップし、(N2−X)に対応したデータ量の白データをプリンタ200に送出した後、スプロケット穴切離し部印刷データ生成部20は、下部認識マーク選択レジスタ15に設定されている認識マークのパターンのデータを下部認識マークMK2の印刷データとして生成してプリンタ200に送出する(ステップS40)。そしてその後、白データと下部認識マークの合計幅がスプロケット穴切離し部BB1の幅Nに達していなければ(ステップS41:No)、スプロケット穴切離し部印刷データ生成部20がその残りの距離に対応したデータ量の白データを生成してプリンタ200へ送出する(ステップS42)。この残り距離は、認識マークのパターンの幅をn2とすると、〔N−(N2−X)−n2〕である。
このようにして、スプロケット穴切離し部BB1の幅Nに対応したデータ量の白データと下部認識マークMK2の印刷データとをプリンタ200に送出した後(ステップS41:Yes)、上述の場合と同様に、印刷データ出力部8がラインバッファ7から印刷画像データを読み出し、用紙幅設定レジスタ10に設定されている用紙幅に対応したデータ量の印刷画像データをプリンタ200に送出する(ステップS43)。それにより、連続印刷用紙PPの1ページ目に、印刷画像データと共に下部認識マークMK2が1ライン分記録される。
1ライン分の印刷画像データをプリンタ200に送出した後、用紙長カウンタ17をカウントアップし、下部認識マークMK2のパターンの送出は、用紙長カウンタ17がページの終端を示すM1に対応したライン数を示すまで(ステップS44:No)、同様に繰り返す。それにより、連続印刷用紙PPの1ページ目に、印刷画像データと共に下部認識マークMK2が記録される。
その後、印刷データ出力部8は、用紙長カウンタ17をリセットすると共に、上部認識マーク選択レジスタ14及び下部認識マーク選択レジスタ15に設定された、次のページにおいて形成する各認識マークを指定するデータを有効とし、プリンタ200からの次のページの画像についての印刷画像データ要求信号の受信に応じて、1ページ目の場合と同様に、次のページについて、スプロケット穴切離し部BB1の幅Nに対応した白データ及び認識マークの印刷データと、ラインバッファ7から読み出した印刷画像データのプリンタ200への送出を行う。
なお、上部認識マークMK1のマーク長が0の場合には、上部認識マークMK1の形成に掛かる動作を行う必要はなく、用紙長カウンタ17が下部認識マークMK2の副走査方向の印刷開始位置に対応したライン数を示すまで、上述の認識マークのないラインに対応する動作を行えばよい。
また、下部認識マークMK2をページの副走査方向の終端まで形成しない場合には、用紙長カウンタ17が、下部認識マークMK2の副走査方向の終端位置(印刷開始位置と長さから求められる)に対応した値を超えた後、ページの終端を示すM1に対応したライン数を示すまで、上述の認識マークのないラインに対応する動作を行えばよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、印刷画像データと認識マークの生成を同じ画像データ生成処理で行うことにより、印刷画像データを主走査方向及び副走査方向にずらした場合でも、より簡単な処理で、ミシン目(ページ境界)を跨ぐようにスプロケット穴切離し部に複数パターンから選択したいずれかの認識マークを印刷できるようにすると共に、スプロケット穴に認識マークが掛からないようにすることができる。
以上で本実施の形態の説明を終了するが、装置の構成、具体的な処理内容、用紙の形状、各認識マークの形成態様等が上述の実施の形態で説明したものに限られないことはもちろんである。
例えば、上述した実施の形態では、オペレータが印刷画像領域GA(印刷画像データ)を副走査方向と主走査方向共に正の方向または負の方向にずらす操作を行った場合について説明したが、オペレータが印刷領域を副走査方向には負の方向にずらすとともに主走査方向には正の方向にずらす操作を行った場合、あるいは、オペレータが印刷領域を副走査方向には正の方向にずらすとともに主走査方向には負の方向にずらす操作を行った場合についても、同様にしてこの発明を適用することができる。
このとき、副走査方向の変位に対応する位置調整(認識マークのマーク長及び副走査方向の印刷開始位置の算出に基づく)と、主走査方向の変位に対応する位置調整(印刷画像データ送出時のスプロケット穴切離し部BB1における白データ送出量の算出に基づく)とは、それぞれ独立して適用可能である。
また、このような印刷画像領域GA(印刷画像データ)をずらす操作は、オペレータが手動操作により行うばかりでなく、例えば、プリンタドライバなどの適宜なソフトウェアにより自動的に行わせることもできる。その場合、例えば、プリンタドライバの設定画面でユーザが行った印刷画像データをずらす操作の内容に応じて、プリンタドライバの機能により、印刷画像領域をずらす処理が行われる。
また、上述した実施の形態では、連続印刷用紙PPは、1ページ毎にミシン目BLで切り取りできるようにされているが、ミシン目BLに代えて同等の切離し手段を設けた場合でも、本発明を同様に適用できる。また、そのような切離し手段に代えて、単なる印刷領域の境界線を設けただけの連続印刷用紙PPについても本発明を適用することも考えられる。
また、上述した実施の形態では、連続印刷用紙PPは、スプロケット穴を設けた部分(スプロケット穴切離し部BB1,BB2)を分離できるように構成されているが、スプロケット穴を設けた部分を分離できない構成の連続印刷用紙についても、本発明を同様に適用することができる。
また、上述の実施の形態では明記していないが、各認識マークのマーク長や副走査方向の印刷開始位置を設定する際に、認識マークとスプロケット穴との間に一定のクリアランスを確保するようにしてもよいことは、もちろんである。
また、認識マークとしては、ベタ塗りパターンの他、クロスラインパターンなどを用いることもできる。印刷画像領域GAの変位がない状態での上部認識マークMK1と下部認識マークMK2のマーク長が等しいことも、必須ではない。
また、この発明のプリンタ制御装置100は、プリンタ200を制御するデバイスドライバ手段として、プログラム(ソフトウェア)により実現することもできる。また、プリンタ200以外のデバイスを制御するデバイスドライバ手段を有する情報処理装置に適用してもよいことはもちろんである。例えば、この発明は、スキャナ・ファクシミリ装置・複写機を始めとする種々の画像形成装置を制御するためのデバイスドライバ手段及びそのデバイスドライバ手段を有する情報処理装置を構成する場合に適用可能である。
このようなプログラムは、はじめからコンピュータに備えるROM,HDDあるいはSSD等の記憶手段に格納しておいてもよいが、記録媒体であるCD−ROMあるいはフレキシブルディスク,MO,CD−R,CD−RW,DVD+R,DVD+RW,DVD−R,DVD−RW,又はDVD−RAMや、SRAM,NOV−RAM,EEPROM,メモリカード等の不揮発性記録媒体(メモリ)に記録して提供することもできる。そのメモリに記録されたプログラムをコンピュータにインストールしてCPUに実行させるか、CPUにそのメモリからこのプログラムを読み出して実行させることにより、上述した各手順を実行させることができる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードして実行させることも可能である。
本実施の形態では、本発明の画像形成制御装置を、画像形成装置としてのプリンタ200を制御するプリンタ制御装置に適用した例を挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、本発明にかかる画像形成制御装置を、画像形成装置として、プリンタ機能を有し、他にコピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能の少なくとも一つを備えた複合機を制御する制御装置に適用することもできる。
また、以上述べてきた各実施の形態の構成及び変形例は、矛盾しない範囲で適宜組み合わせて適用することも可能である。
以上の説明から明らかなように、この発明を適用することにより、画像印刷領域をずらした場合でも、簡単な制御で連続印刷用紙PPのページ境界位置を跨ぐように認識マークを印刷できると共にスプロケット穴に認識マークが掛からないような画像形成制御装置及び画像形成装置を提供することができる。
1:データ受信部 2:メイン制御部 3:編集処理部 4:ページ展開部
5:ページメモリ 6:データ転送制御部 7:ラインバッファ
8:印刷データ出力部 9:操作部 10:用紙幅設定レジスタ
11:用紙長設定レジスタ 12:主走査方向画像データ補正値設定レジスタ
13:副走査方向画像データ補正値設定レジスタ
14:上部認識マーク選択レジスタ 15:下部認識マーク選択レジスタ
16:用紙幅カウンタ 17:用紙長カウンタ
18:上部/下部認識マーク長計算部
19:上部/下部認識マーク開始位置計算部
20:スプロケット穴切離し部印刷データ生成部
特開平10−44552号公報 特開平1−125265号公報 特開平2−55174号公報

Claims (13)

  1. 開口部が設けられた両端部と所定長さ毎のページ境界とを有する連続用紙に画像形成を行う画像形成装置を制御する画像形成制御装置であって、
    画像形成の対象となる画像形成領域の前記連続用紙上の基準位置からの副走査方向の変位量の入力を受け付ける入力受付部と、
    前記変位量と、前記両端部の領域における前記ページ境界から最短の前記開口部までの距離と、前記変位量が指定されていない場合の基準マーク長と、の大小関係に応じて、前記変位量と、前記距離と、前記連続用紙のページ上端であることを示す上部認識マークおよび連続用紙のページ下端であることを示し前記上部認識マークに当接する下部認識マークのそれぞれに対する前記基準マーク長とに基づいて、前記上部認識マークおよび前記下部認識マークが前記ページ境界を跨ぎ、かつ前記上部認識マークおよび前記下部認識マークが前記開口部にかからないように、前記上部認識マークおよび前記下部認識マークのぞれぞれのマーク長を算出するマーク長計算部と、
    前記変位量と、前記距離と、前記基準マーク長と、の大小関係に応じて、前記変位量と、前記距離と、前記基準マーク長と、前記画像形成領域の副走査方向の領域長とに基づいて、前記上部認識マークおよび前記下部認識マークが前記ページ境界を跨ぎ、かつ前記上部認識マークおよび前記下部認識マークが前記開口部にかからないように、前記上部認識マークおよび前記下部認識マークの画像形成開始位置を算出するマーク開始位置計算部と、
    前記画像形成装置に対して、前記両端部の領域に、算出された印刷開始位置から、算出されたマーク長で、前記上部認識マークおよび前記下部認識マークを画像形成する制御を行う制御部と、
    を備えたこと特徴とする画像形成制御装置。
  2. 前記変位量をY、前記距離をL、前記基準マーク長をM2、前記領域長をM1とし、Y<0の場合において、
    前記マーク長計算部は、Y≦−Lの場合には、前記上部認識マークの前記マーク長を(L+M2)と算出し、
    前記マーク開始位置計算部は、Y≦−Lの場合には、前記上部認識マークの前記画像形成開始位置を、前記変位量だけ副走査方向に変位した前記画像形成領域のページ上端から変位[−(L+Y)]の位置と算出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成制御装置。
  3. 前記マーク長計算部は、Y>−Lの場合には、前記上部認識マークの前記マーク長を(M2−Y)と算出し、
    前記マーク開始位置計算部は、Y>−Lの場合には、前記上部認識マークの前記画像形成開始位置を、前記変位量だけ副走査方向に変位した前記画像形成領域のページ上端の位置と算出することを特徴とする請求項2に記載の画像形成制御装置。
  4. 前記変位量をY、前記距離をL、前記基準マーク長をM2、前記領域長をM1とし、Y<0の場合において、
    前記マーク長計算部は、−(L−M2)<Y≦0の場合には、前記下部認識マークの前記マーク長をM2と算出し、
    前記マーク開始位置計算部は、−(L−M2)<Y≦0の場合には、前記下部認識マークの前記画像形成開始位置を、前記変位量だけ副走査方向に変位した前記画像形成領域のページ上端から変位(M1−M2)の位置と算出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成制御装置。
  5. 前記マーク長計算部は、−L<Y≦[−(L−M2)]の場合には、前記下部認識マークの前記マーク長を(Y+L)と算出し、
    前記マーク開始位置計算部は、−L<Y≦[−(L−M2)]の場合には、前記下部認識マークの前記画像形成開始位置を、前記変位量だけ副走査方向に変位した前記画像形成領域のページ上端から変位[M1−(L+Y)]の位置と算出することを特徴とする請求項4に記載の画像形成制御装置。
  6. 前記マーク長計算部は、Y≦−Lの場合には、前記下部認識マークの前記マーク長を0と算出し、
    前記マーク開始位置計算部は、Y≦−Lの場合には、前記下部認識マークの前記画像形成開始位置を、前記変位量だけ副走査方向に変位した前記画像形成領域のページ上端から変位M1の位置と算出することを特徴とする請求項5に記載の画像形成制御装置。
  7. 前記変位量をY、前記距離をL、前記基準マーク長をM2、前記領域長をM1とし、Y>0の場合において、
    前記マーク長計算部は、Y≦(L−M2)の場合には、前記上部認識マークの前記マーク長をM2と算出し、
    前記マーク開始位置計算部は、前記上部認識マークの前記画像形成開始位置を、前記変位量だけ副走査方向に変位した前記画像形成領域のページ上端の位置と算出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成制御装置。
  8. 前記マーク長計算部は、(L−M2)<Y<Lの場合には、前記上部認識マークの前記マーク長を(L−Y)と算出することを特徴とする請求項7に記載の画像形成制御装置。
  9. 前記マーク長計算部は、L≦Yの場合には、前記上部認識マークの前記マーク長を0と算出することを特徴とする請求項8に記載の画像形成制御装置。
  10. 前記変位量をY、前記距離をL、前記基準マーク長をM2、前記領域長をM1とし、Y>0の場合において、
    前記マーク長計算部は、Y<Lの場合には、前記下部認識マークの前記マーク長を(M2+Y)と算出し、L≦Yの場合には、前記下部認識マークの前記マーク長を(M2+L)と算出し、
    前記マーク開始位置計算部は、前記下部認識マークの前記画像形成開始位置を、前記変位量だけ副走査方向に変位した前記画像形成領域のページ上端から変位[M1−(M2+Y)]の位置と算出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成制御装置。
  11. ネットワークに接続されたホスト装置からの指令に基づいて、前記上部認識マークおよび前記下部認識マークのパターンを選択する選択部をさらに備え、
    前記制御部は、前記画像形成装置に対して、選択されたパターンの前記上部認識マークおよび前記下部認識マークを画像形成する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成制御装置。
  12. 開口部が設けられた両端部と所定長さ毎のページ境界とを有する連続用紙に画像形成を行う画像形成装置を制御する画像形成制御装置で実行される画像形成制御方法であって、
    画像形成の対象となる画像形成領域の前記連続用紙上の基準位置からの副走査方向の変位量の入力を受け付けるステップと、
    前記変位量と、前記両端部の領域における前記ページ境界から最短の前記開口部までの距離と、前記変位量が指定されていない場合の基準マーク長と、の大小関係に応じて、前記変位量と、前記距離と、前記連続用紙のページ上端であることを示す上部認識マークおよび連続用紙のページ下端であることを示し前記上部認識マークに当接する下部認識マークのそれぞれに対する前記基準マーク長とに基づいて、前記上部認識マークおよび前記下部認識マークが前記ページ境界を跨ぎ、かつ前記上部認識マークおよび前記下部認識マークが前記開口部にかからないように、前記上部認識マークおよび前記下部認識マークのぞれぞれのマーク長を算出するステップと、
    前記変位量と、前記距離と、前記基準マーク長と、の大小関係に応じて、前記変位量と、前記距離と、前記基準マーク長と、前記画像形成領域の副走査方向の領域長とに基づいて、前記上部認識マークおよび前記下部認識マークが前記ページ境界を跨ぎ、かつ前記上部認識マークおよび前記下部認識マークが前記開口部にかからないように、前記上部認識マークおよび前記下部認識マークの画像形成開始位置を算出するステップと、
    前記画像形成装置に対して、前記両端部の領域に、算出された印刷開始位置から、算出されたマーク長で、前記上部認識マークおよび前記下部認識マークを画像形成する制御を行うステップと、
    を含むこと特徴とする画像形成制御方法。
  13. 開口部が設けられた両端部と所定長さ毎のページ境界とを有する連続用紙に画像形成を行う画像形成装置を制御するコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    画像形成の対象となる画像形成領域の前記連続用紙上の基準位置からの副走査方向の変位量の入力を受け付けるステップと、
    前記変位量と、前記両端部の領域における前記ページ境界から最短の前記開口部までの距離と、前記変位量が指定されていない場合の基準マーク長と、の大小関係に応じて、前記変位量と、前記距離と、前記連続用紙のページ上端であることを示す上部認識マークおよび連続用紙のページ下端であることを示し前記上部認識マークに当接する下部認識マークのそれぞれに対する前記基準マーク長とに基づいて、前記上部認識マークおよび前記下部認識マークが前記ページ境界を跨ぎ、かつ前記上部認識マークおよび前記下部認識マークが前記開口部にかからないように、前記上部認識マークおよび前記下部認識マークのぞれぞれのマーク長を算出するステップと、
    前記変位量と、前記距離と、前記基準マーク長と、の大小関係に応じて、前記変位量と、前記距離と、前記基準マーク長と、前記画像形成領域の副走査方向の領域長とに基づいて、前記上部認識マークおよび前記下部認識マークが前記ページ境界を跨ぎ、かつ前記上部認識マークおよび前記下部認識マークが前記開口部にかからないように、前記上部認識マークおよび前記下部認識マークの画像形成開始位置を算出するステップと、
    前記画像形成装置に対して、前記両端部の領域に、算出された印刷開始位置から、算出されたマーク長で、前記上部認識マークおよび前記下部認識マークを画像形成する制御を行うステップと、
    を前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
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