JP5712158B2 - インクジェットヘッドおよびインクジェット記録装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、インクを吐出して被記録媒体に画像を形成するインクジェットヘッドおよび該ヘッドを備えるインクジェット記録装置に関する。
インクジェット方式のプリンタ等に用いられるインクジェットヘッドは、インクが充填される圧力室に設けられたノズルからインクを吐出させることで、被記録媒体に画像を形成する。
インク吐出を長時間休止すると、ノズル内のインクが乾燥して、インクのメニスカス表面が高濃度化(乾燥増粘)する虞がある。このような乾燥増粘等のインクの特性変化は、インク吐出性能の劣化を招き、印刷結果に悪影響を及ぼしかねない。
特開平11−240179号公報
本発明が解決しようとする課題は、ノズル内のインクの特性変化を防止することが可能なインクジェットヘッドおよびインクジェット記録装置を提供することである。
一実施形態に係るインクジェットヘッドは、インクタンク、圧力室、インク流路、循環装置、アクチュエータ、ノズル、およびコントローラを備える。
上記インクタンクは、上流側インクタンクおよび下流側インクタンクを含み、インクを収容する。上記圧力室にはインクが充填される。上記インク流路は上記上流側インクタンクから上記圧力室へインクを供給するとともに、上記圧力室内のインクを下流側インクタンクに戻す。上記循環装置は上記上流側インクタンク、下流側インクタンク、上記圧力室、および上記インク流路を含む経路でインクを循環させる循環ポンプを備える。そして上記循環装置は、上記上流側インクタンク、上記下流側インクタンク、上記圧力室、および上記インク流路を密閉した状態でインクを循環させる。上記アクチュエータは入力される信号に応じて上記圧力室の容積を変化させる。上記ノズルは上記圧力室の容積の変化に伴い、上記圧力室内のインクを吐出する。上記コントローラは上記ノズルからインクが吐出されるように上記圧力室の容積を拡張させる第1の拡張パルスと上記圧力室の容積を収縮させる収縮パルスとを含む吐出波形信号、および、上記ノズルからのインク吐出を伴わずに上記ノズル内のインクのメニスカスが上記圧力室内へ引き込まれ、上記ノズル内のインクが上記循環装置により循環するように上記圧力室の容積を拡張させる第2の拡張パルスを上記アクチュエータに対して選択的に出力し、1画素印字周期中に階調数に合わせて上記吐出波形信号の数を変化させ、かつ上記第2の拡張パルスの数については1画素印字周期中の最大インク吐出回数以下の値に設定する。
一実施形態に係るインクジェットヘッドの構成の一部を概略的に示す図。 上記ヘッドが備えるヘッドユニットの断面図。 図2におけるA−A線に沿う断面図。 上記ヘッド及びインクジェット記録装置の回路構成を示すブロック図。 上記ヘッドの圧力室の容積拡張時及び収縮時におけるノズル近傍の様子を示す図。 図5における体積Qの変化を示す図。 上記ヘッドの駆動電圧信号制御回路が出力する駆動電圧信号の一例を示す波形図。 上記駆動電圧信号が含む拡張パルスのパルス幅とインク滴の吐出速度の関係を示す図。 インク温度に基づき拡張パルスのパルス幅を決定するためのテーブルの一例を示す図。 変形例に係る駆動電圧信号を示す波形図。
以下、一実施形態につき、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係るインクジェットヘッド1の構成の一部を概略的に示す図である。同図中に示された矢印は、インクの流れ方向を表している。
インクジェットヘッド1は、ヘッドユニット2、上流側タンク3、下流側タンク4、循環ポンプ5(循環装置)、ろ過フィルタ6、圧力センサ7,8、負圧調整用タンク9、負圧調整ポンプ10、およびインク流路11,12,13,14等を備える。
インク流路11〜14は、例えば弾性材料から成るチューブ等で構成される。インク流路11は上流側タンク3とヘッドユニット2とを接続し、インク流路12はヘッドユニット2と下流側タンク4とを接続し、インク流路13は下流側タンク4と上流側タンク3とを接続する。
上流側タンク3および下流側タンク4は、インクカートリッジ等の図示せぬインク供給源から供給されるインクを収容する。本実施形態において上記インク供給源から供給されるインクは、水性インクであるとする。上流側タンク3は、同タンク3内の空気層を大気へ開放・密閉するバルブ3aを備える。下流側タンク4は、同タンク4内の空気層を大気へ開放・密閉するバルブ4aを備える。
循環ポンプ5は、例えばチューブポンプやルーツ式ポンプであり、インク流路13の所定位置に設けられる。循環ポンプ5は、下流側タンク4内のインクを吸引し、上流側タンク3に送出する。バルブ3a,4aを閉じた状態で循環ポンプ5が動作すると、インクが下流側タンク4、インク流路13、上流側タンク3、インク流路11、ヘッドユニット2、インク流路12を順に含む循環経路に沿って流れる。循環ポンプ5の回転数を増減させることで、上記循環経路を流れるインクの流量を調整することができる。
ろ過フィルタ6は、インク流路13に設けられ、インク流路13を流れるインクから異物や気泡を除去する。
圧力センサ7は、インク流路11に接続され、インク流路11を流れるインクの圧力、すなわちヘッドユニット2に供給されるインクの圧力を測定する。圧力センサ8は、インク流路12に接続され、インク流路12を流れるインクの圧力、すなわちヘッドユニット2から排出されるインクの圧力を測定する。
インク流路14は、インク流路13と負圧調整用タンク9とを接続する。負圧調整用タンク9は、インク流路13または上記インク供給源から供給されるインクを収容する。負圧調整ポンプ10は、例えば正逆回転可能なチューブポンプやルーツ式ポンプであり、インク流路14に設けられる。負圧調整ポンプ10の回転方向および回転数を変化させることにより、下流側タンク4内の圧力、すなわちヘッドユニット2からインクを吸引しようとする負圧を調整することができる。
続いて、ヘッドユニット2の構造について説明する。
図2の断面図に示すように、ヘッドユニット2は、インク流路11に接続されたインク流入口20、インク流路12に接続されたインク流出口21、インク流入口20に流入するインクを収容する共通圧力室22、インク流出口21に流出するインクを収容する共通圧力室23、共通圧力室22,23の間に設けられた複数の圧力室24、各圧力室24と共通圧力室22とを仕切る隔壁25、各圧力室24と共通圧力室23とを仕切る隔壁26、各圧力室24にそれぞれ連通するインク吐出用の複数のノズル27、各圧力室24の一壁面を形成する複数の振動板28、各振動板28上にそれぞれ配置した複数の圧電素子29等を備える。
さらにヘッドユニット2は、インク流入口20を流れるインクの温度Tを検出する温度センサ30、および、この温度センサ30と各圧電素子29を接続する駆動電圧信号制御回路41を備える。駆動電圧信号制御回路41は、各圧電素子29に駆動電圧信号を出力することにより、各圧力室24の容積を変化させる。
各振動板28および各圧電素子29により、各圧力室24の容積を変化させる複数のアクチュエータが構成される。
インクが上記循環経路に沿って流れているとき、インクは図2中に矢印で示すように、インク流入口20、共通圧力室22、各圧力室24、共通圧力室23、インク流出口21の経路に沿って流れる。
図2のA−A線に沿う断面を矢印方向に見たのが図3である。すなわち、各圧力室24は、それぞれ隔壁31を介して隣り合う。
図4は、インクジェットヘッド1および該ヘッド1を備えるインクジェット記録装置100の回路構成を示すブロック図である。
インクジェットヘッド1の回路は、各圧電素子29および温度センサ30を接続する駆動電圧信号制御回路41、循環ポンプ5を接続する循環制御回路42、各圧力センサ7,8および負圧調整ポンプ10を接続する負圧制御回路43等を備える。
また、インクジェット記録装置100の回路は、インクジェットヘッド1の他に、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、データメモリ104、入力ポート105、入力ポート105に接続された操作パネル106、インターフェース107、モータ駆動回路108、モータ駆動回路108に接続された搬送装置109、および、CPUバス110等を備える。
CPUバス110は、アドレスバスやデータバスで構成され、各回路41〜43、CPU101、ROM102、RAM103、データメモリ104、入力ポート105、インターフェース107、およびモータ駆動回路108等を接続する。
ROM102は、各種の処理を実現するコンピュータプログラムや、該処理に用いる固定値等を記憶する。RAM103は、処理場面に応じて各種の作業用記憶領域を形成する。
CPU101は、ROM102またはRAM103等に記憶されたコンピュータプログラムを実行し、インクジェットヘッド1およびインクジェット記録装置100の制御に関わる各種の処理を実現する。すなわち、CPU101は、インクジェットヘッド1およびインクジェット記録装置100の主制御手段として機能する。
データメモリ104は、例えば印刷対象の画像データや、この画像データに含まれる各画素をインク滴の吐出回数に変換した階調値データの集合体である展開データ等を記憶するためのメモリである。
操作パネル106は、各種操作ボタンやタッチパネル付きのディスプレイ等で構成され、印刷コマンドの入力や印刷条件の設定等に関わる情報の入力に使用されるとともに、インクジェット記録装置100の動作状況を上記ディスプレイへの表示によって報知する。
インターフェース107は、例えばホストコンピュータ等の外部機器と通信するためのケーブル等を接続し、このケーブルを介して外部機器から各種のデータやコマンドを受信する。
搬送装置109は、例えば、図示せぬ用紙カセットに収納された被記録媒体である用紙をピックアップするピックアップローラ、該ローラにてピックアップされた用紙を外周面に吸着してヘッドユニット2によるインク吐出位置に搬送する吸着ドラム、ヘッドユニット2により画像が形成された後の用紙を該ドラムから剥離する剥離機構、該剥離機構により剥離された用紙を図示せぬ排紙トレイへと排紙する排紙ローラ等を備える。モータ駆動回路108は、搬送装置109が備える各部を動作させるためのモータを駆動する。
循環制御回路42は、CPU101からの指令に応じて循環ポンプ5の回転数を制御する。
負圧制御回路43は、圧力センサ7,8によって測定される圧力に応じて負圧調整ポンプ10の回転数および回転方向を制御する。例えば負圧制御回路43は、各ノズル27のメニスカスに与えられる負圧が所定の値で一定となるように、圧力センサ7,8によって測定される各圧力の差分に応じて負圧調整ポンプ10の回転数および回転方向を制御する。
駆動電圧信号制御回路41、循環制御回路42、および負圧制御回路43は、インクジェットヘッド1のコントローラとして機能する。
次に、駆動電圧信号制御回路41が各圧電素子29に供給する駆動電圧信号について説明する。
駆動電圧信号制御回路41は、圧力室24の容積を拡張させる方向に圧電素子29を変形させる拡張パルスと、圧力室24の容積を収縮させる方向に圧電素子29を変形させる収縮パルスとを生成し、各圧電素子に対して出力する機能を有する。
圧力室24の容積拡張時および収縮時におけるノズル27近傍の様子を図5に示す。拡張パルスによって圧力室24の容積が拡張すると、図5(a)に示すようにノズル27内のインクのメニスカスが圧力室24内部に引き込まれる。一方、収縮パルスによって圧力室24の容積が収縮すると、図5(b)に示すようにノズル27内のインクのメニスカスがノズル27から外部に押し出される。
図5におけるQは、ノズル27の端部(破線位置)とメニスカス表面とで囲まれる領域の体積を表す。インクのメニスカスが当該端部から突出した状態における体積Q(すなわちインクの体積)を正と定義し(Q>0)、インクのメニスカスが当該端部よりも引き込まれた状態における体積Q(すなわち空気の体積)を負と定義する(Q>0)。
参考までに、拡張パルスを3回連続して圧電素子29に入力した場合における体積Qの変化の様子と、収縮パルスを3回連続して圧電素子29に入力した場合における体積Qの変化の様子とを図6のグラフに示す。横軸は時間(μs)であり、縦軸は体積Qの変位(任意単位)である。圧電素子29に拡張パルスを入力すると、体積Qは急激に下降する。拡張パルスの入力後において、体積Qは一時的に正に転じる。一方、圧電素子29に収縮パルスを入力すると、体積Qは急激に上昇する。収縮パルスの入力後において、体積Qは一時的に負に転じる。拡張パルスおよび収縮パルスのパルス幅(期間)を変更すると、体積Qの変位の振幅は増減する。
画像の印刷に際し、駆動電圧信号制御回路41は、上述のような性質を持つ拡張パルスと収縮パルスを組み合わせた駆動電圧信号を各圧電素子29に出力する。
図7は、駆動電圧信号の一例を示す波形図である。図7中の時間軸後半(右側)に示す拡張パルスP1、グラウンド電位(パルス休止)R1、および収縮パルスP2によってノズル27から1つのインク滴を吐出させるための吐出波形(第1信号)が構成される。
拡張パルスP1は、圧力室24の容積が拡張する方向に圧電素子29を変形させる。グラウンド電位R1は、拡張パルスP1によって変形した圧電素子29を定常状態に復帰させる。収縮パルスP2は、グラウンド電位R1によって定常状態に復帰した圧電素子29を、圧力室24の容積が収縮する方向に変形させる。このような圧力室24の容積変化の過程で、1つのインク滴がノズル27から吐出される。
拡張パルスP1は正極性の矩形パルスであり、収縮パルスP2は負極性の矩形パルスである。但し、負極性の拡張パルスP1によって圧力室24の容積が拡張する方向に圧電素子29が変形し、正極性の収縮パルスP2によって圧力室24の容積が収縮する方向に圧電素子29が変形するようにしてもよい。
なお、拡張パルスP1、グラウンド電位R1、収縮パルスP2の期間は、圧力室24内のインクと圧力室24との共振周期等を考慮して、インク滴を効率的にノズル27から吐出でき、かつ吐出後に圧力室24内のインクの振動が抑制され易い期間に設定すればよい。上記共振周期は、圧力室24の構造やインクの特性等によって決まるもので、ヘルムホルツ共振周期と称される。
本実施形態では、マルチドロップ方式を採用し、拡張パルスP1、グラウンド電位R1、および収縮パルスP2を含む吐出波形を、1つの画素を形成するための期間である1画素周期中で最大3回繰り返して同一の圧電素子29に出力することにより、用紙上に1画素を形成する。これにより、1つのヘッドユニット2で4階調(0ドロップ、1ドロップ、2ドロップ、3ドロップ)の画像形成が可能となる。図7においては、上記吐出波形が3回(1〜3ドロップ)繰り返して出力される場合を示している。
インク吐出を伴わない画素(0ドロップ)に対する1画素周期において、駆動電圧信号制御回路41は、図7中の時間軸前半(左側)に示す拡張パルスP3(第2信号)を当該画素に対応する圧電素子29に出力する。
拡張パルスP3は、正極性の矩形パルスであり、圧力室24の容積が拡張する方向に圧電素子29を変形させる。但し、負極性の拡張パルスP3によって圧力室24の容積が拡張する方向に圧電素子29が変形するようにしてもよい。拡張パルスP3のパルス幅(期間)Dは、上記ヘルムホルツ共振周期の半値(=AL)以下で、かつノズル27からインクが吐出しない値に設定する。
拡張パルスP3によって圧力室24の容積が拡張すると、当該圧力室24に設けられたノズル27内のインクのメニスカスは、図5(a)のように圧力室24内に引き込まれる。引き込まれたメニスカス付近のインクは、図1,図2を用いて説明した循環の流れに乗って攪拌される。
拡張パルスP3は、1画素周期中に複数含ませることができる。1画素周期における拡張パルスP3の出力回数Kは、例えばマルチドロップの最大吐出回数N以下の値に設定する(K≦N)。図7においてはK=3(=N)とし、グラウンド電位(パルス休止)R2間隔で3回の拡張パルスP3を出力した場合を例示している。
駆動電圧信号制御回路41は、温度センサ30が検出するインク温度Tに応じて、動的にパルス幅Dを設定する。以下、パルス幅Dの設定方法について説明する。
あるインク温度Tにおいて、圧電素子29に入力する拡張パルスP3のパルス幅D(μs)を変更しつつ、ノズル27から吐出されるインク滴の速度(m/s)を測定した結果のグラフを図8に示す。なお、インク滴が吐出されなかった測定結果のプロットは、0.0m/sとしている。
パルス幅D=1.7μs以下の範囲では吐出速度が0.0m/sである。すなわちインク滴は吐出されない。
図6に示した拡張パルスに関する測定結果から分かるように、拡張パルスによる圧力室24の容積の拡張の後に、インクのメニスカスがノズル27の端部から突出する。パルス幅Dを大きくするとこの突出部分が分離し、インク滴となる。図8の例ではパルス幅D=1.7μs付近からこの分離が生じている。
1.7μsからさらにパルス幅Dを大きくするとインク滴の吐出速度が増加していき、やがてパルス幅D=2.3μs付近でピークに達して下降に転じ、パルス幅D=2.9μs付近で0.0m/sとなる。上記ピーク時のパルス幅Dは、ヘルムホルツ共振周期の半値、すなわちALである。
パルス幅Dは、インク滴が吐出されない範囲で定める必要がある。すなわち図8の例においては、インク滴が吐出されるパルス幅Dの範囲の下限値である1.7μs以下(D≦1.7μs)、あるいは、インク滴が吐出されるパルス幅Dの範囲の上限値である2.9μs以上(D≧2.9μs)の範囲でパルス幅Dを定めなければならない。
また、この範囲内であっても、パルス幅Dが小さすぎるとノズル27内のインクのメニスカスが十分に圧力室24内に引き込まれないし、パルス幅Dが大きすぎると消費電力の増大を招いてしまう。そこで、好適には約0.1AL〜約0.7AL(≒1.7μs)の範囲でパルス幅Dを定めることが好ましい。特に本実施形態では、上記下限値をパルス幅Dに定める。但し、拡張パルスP3によってインク滴が吐出されることを確実に防止すべく、上記下限値から所定のマージンを差し引いた値をパルス幅Dとしてもよい。
図8に例示したパルス幅Dと吐出速度との関係は、インク温度Tごとに異なる。本実施形態では、予めインク温度Tごとに図8に示すようなパルス幅Dと吐出速度の関係を実験的乃至は理論的に取得し、インク温度Tごとにインクが吐出されるパルス幅Dの範囲の下限値を求めておく。この結果は、例えばテーブルの形式で駆動電圧信号制御回路41が備えるメモリやROM102に保存する。
上記テーブルの一例を図9に示す。このテーブルは、インク温度T(T1、T2、T3、・・・)ごとに、上記下限値であるパルス幅D(D1、D2、D3、・・・)を割り当てたものである。
駆動電圧信号制御回路41は、このようなテーブルを参照して現在のインク温度Tに割り当てられたパルス幅Dを取得し、当該パルス幅Dの拡張パルスP3を各圧電素子29に出力する。
ここで、インクジェットヘッド1乃至インクジェット記録装置100が1つの印刷ジョブを実行する際の一連の動作、および拡張パルスP3を導入したことによる作用について説明する。
インクジェット記録装置100に電源が投入されると、循環制御回路42が循環ポンプの駆動を開始し、負圧制御回路43が圧力センサ7,8によって測定される圧力のモニタおよびこれら圧力の差分に応じた負圧調整ポンプ10の回転数および回転方向の制御を開始する。これにより、インクジェットヘッド1のインクが上述の循環経路を循環するとともに、各ノズル27のメニスカスに与えられる負圧が規定値で一定となる。上記規定値は、各ノズル27のメニスカスがインクの吐出に適した位置で静止するような値に設定しておく。
この状態で外部機器から送信される印刷対象の画像データおよび印刷コマンドをインターフェース107が受信すると、インターフェース107は、当該画像データをデータメモリ104に書き込むとともに、CPU101に印刷コマンドの受信を通知する。この通知を受けたCPU101は、データメモリ104に書き込まれた印刷対象の画像データに基づいて上記展開データを生成し、データメモリ104に書き込む。
さらにCPU101は、駆動電圧信号制御回路41およびモータ駆動回路108に動作開始を指令する。この指令を受けたモータ駆動回路108は、搬送装置109が備えるモータを駆動して、用紙カセットに収容された用紙の搬送を開始させる。
一方、動作開始の指令を受けた駆動電圧信号制御回路41は、温度センサ30が検出するインク温度Tに割り当てられたパルス幅Dを図9に示したテーブルから取得し、取得したパルス幅Tを当該印刷ジョブで使用する拡張パルスP3のパルス幅Dに設定する。
その後、搬送装置109によって搬送される用紙がヘッドユニット2によるインク吐出位置に到達した後、駆動電圧信号制御回路41は、搬送装置109による用紙の搬送に同期して、データメモリ104に書き込まれた展開データに基づく駆動電圧信号を各圧電素子29に出力していく。すなわち駆動電圧信号制御回路41は、1ドロップの階調値データに対応する画素の形成タイミングにおいて拡張パルスP1、グラウンド電位R1および収縮パルスP2からなる吐出波形を1つ含む駆動電圧信号を当該画素に対応する圧電素子29に出力し、2ドロップの階調値データに対応する画素の形成タイミングにおいて上記吐出波形を2つ含む駆動電圧信号を当該画素に対応する圧電素子29に出力し、3ドロップの階調値データに対応する画素の形成タイミングにおいて上記吐出波形を3つ含む駆動電圧信号を当該画素に対応する圧電素子29に出力する。上記吐出波形が入力された圧電素子29に対応するノズル27からは、入力された吐出波形の数だけインク滴が吐出され、これらインク滴が用紙に着弾して画素が形成される。
また、駆動電圧信号制御回路41は、0ドロップの階調値データに対応する画素の形成タイミングにおいて、拡張パルスP3を3つ含む駆動電圧信号を当該画素に対応する圧電素子29に出力する。拡張パルスP3が入力された圧電素子29に対応するノズル27においては、拡張パルスP3による圧力室24の容積の変化に応じて、インクのメニスカスが圧力室24内に引き込まれる。引き込まれたメニスカス付近のインクは、図1,図2を用いて説明した循環の流れに乗って攪拌される。これにより、インク吐出を伴わない画素の形成タイミングにおいて、当該画素に対応するノズル27内のインクのメニスカスの乾燥像粘等が防がれる。
用紙に全ての画素を形成し終えると、駆動電圧信号制御回路41は動作を停止する。画素が形成された用紙は、搬送装置109によって排紙トレイに排紙される。以上で一連の印刷ジョブが完了する。
このように、本実施形態に係るインクジェットヘッド1乃至インクジェット記録装置100は、インクを循環経路に沿って循環させるとともに拡張パルスP3を各圧電素子29に出力することにより、ノズル27内のインクのメニスカスの乾燥像粘等の特性変化を防止している。このようにすることで、各ノズル27のインク吐出性能が良好に保たれる。
なお、ノズル27内のインクのメニスカスを圧力室24内に引き込む方法としては、負圧調整ポンプ10等によりメニスカスに与えられる負圧を常に大きくすることも考えられる。しかしながら、そのようにした場合、インクの円滑な吐出が妨げられる虞がある。また、ある印刷コマンドによる印刷ジョブの完了から、次の印刷コマンドによる印刷ジョブの実行時に限り負圧を増加させてメニスカスを圧力室24内に引き込み、印刷ジョブの実行時には負圧を緩和させることも考えられる。しかしながら、そのようにした場合には、印刷ジョブの実行時にメニスカスを印刷に適した位置に復帰させるまでに時間が掛かってしまう。一方、本実施形態の手法であれば、各ノズル27内のメニスカスを常時インクの吐出に適した位置に所在させることができるので、これらの問題は生じない。
その他、本実施形態に開示した構成からは、種々の好適な効果が得られる。
上記実施形態にて開示した構成は、実施段階において各構成要素を適宜変形して具体化できる。
例えば、上記実施形態では図9のようなテーブルを用いてパルス幅Dを設定するとしたが、パルス幅Dは計算式に基づく演算等で設定されてもよい。また、図8に例示したようなパルス幅Dと吐出速度との関係は、インクの種別に応じて異なる。これに鑑み、図9のようなテーブルあるいは上記計算式をインクの種別ごとに定めておき、インクジェットヘッド1で使用されるインクの種類に応じた上記テーブルあるいは計算式に基づいてパルス幅Dを定めるようにしてもよい。この場合、パルス幅Dの設定に用いるインクの種別は、例えばユーザが操作パネル106の操作によって指定するようにすればよい。
また、拡張パルスP3のパルス幅Dをインク温度Tに応じて変更するのではなく、拡張パルスP3の電圧値をインク温度Tに応じて変更し、メニスカスを適度に引き込むようにしてもよい。
また、図7には1画素周期における拡張パルスP3の出力回数Kが3である場合を例示したが、出力回数Kは他の値であってもよい。
また、インクの吐出を伴う画素に関する1画素周期中に、拡張パルスP3と吐出波形とを混在させてもよい。1画素周期中に拡張パルスP3と吐出波形とを混在させる例を図10に示す。図10中の時間軸前半(左側)に示す1画素周期は1ドロップ分の吐出波形を含み、時間軸後半(右側)に示す1画素周期は2ドロップ分の吐出波形を含む。時間軸前半に示す1画素周期においては、吐出波形に続き2つの拡張パルスP3を配置している。また、時間軸後半に示す1画素周期においては、2つ目の吐出波形に続き1つの拡張パルスP3を配置している。すなわちこの例では、1画素周期における拡張パルスP3の出力回数K=N−(当該画素周期中の吐出波形の数)としている。したがって、0ドロップの画素周期は3つの拡張パルスP3を含み、3ドロップの画素周期は拡張パルスP3を含まないことになる。なお、必ずしも拡張パルスP3の出力回数KをN以下とする必要はないが、拡張パルスP3を過度に混在させるとインクのメニスカスの形状が不安定になるため、出力回数KのNを超えない方が好ましい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]インクを収容するインクタンクと、インクが充填される圧力室と、前記インクタンクから前記圧力室へインクを供給するとともに、前記圧力室内のインクを前記インクタンクに戻すためのインク流路と、前記インクタンク、前記圧力室、および前記インク流路を含む経路でインクを循環させる循環装置と、入力される信号に応じて前記圧力室の容積を変化させるアクチュエータと、前記圧力室の容積の変化に伴い、前記圧力室内のインクを吐出するノズルと、前記ノズルからインクが吐出されるように前記圧力室の容積を変化させる第1信号、および、前記ノズルからのインク吐出を伴わずに前記ノズル内のインクのメニスカスが前記圧力室内へ引き込まれるように前記圧力室の容積を変化させる第2信号を、前記アクチュエータに対して選択的に出力するコントローラとを備えることを特徴とするインクジェットヘッド。
[2]前記第2信号は、前記圧力室の容積を拡張させる拡張パルスであることを特徴とする付記[1]に記載のインクジェットヘッド。
[3]前記拡張パルスのパルス幅は、前記圧力室とインクのヘルムホルツ共振周期の半値ALよりも小さい値に設定されていることを特徴とする付記[1]又は[2]に記載のインクジェットヘッド。
[4]インクの温度を検出する温度センサをさらに備え、前記コントローラは、前記温度センサによって検出される温度に応じて前記拡張パルスのパルス幅を変更することを特徴とする付記[1]乃至[3]のうちいずれか1に記載のインクジェットヘッド。
[5]付記[1]ないし[4]のうちいずれか1に記載のインクジェットヘッドと、画像を形成するための被記録媒体を前記ノズルからインクが吐出される位置に搬送する搬送装置と、を備えていることを特徴とするインクジェット記録装置。
P1,R1,P2…拡張パルス,グラウンド電位,収縮パルス(第1信号)、P3…拡張パルス(第2信号)、1…インクジェットヘッド、3,4…上流側タンク,下流側タンク(インクタンク)、5…循環ポンプ(循環装置)、9…負圧調整用タンク、10…負圧調整ポンプ、11〜14…インク流路、24…圧力室、27…ノズル、28,29…振動板,圧電素子(アクチュエータ)、30…温度センサ、41…駆動電圧信号制御回路(コントローラ)、100…インクジェット記録装置、109…搬送装置。

Claims (4)

  1. インクを収容する上流側インクタンクおよび下流側インクタンクと、
    インクが充填される圧力室と、
    前記上流側インクタンクから前記圧力室へインクを供給するとともに、前記圧力室内のインクを前記下流側インクタンクに戻すためのインク流路と、
    前記上流側インクタンク、前記下流側インクタンク、前記圧力室、および前記インク流路を含む経路でインクを循環させる循環ポンプを備え、前記上流側インクタンク、前記下流側インクタンク、前記圧力室、および前記インク流路を密閉した状態でインクを循環させる循環装置と、
    入力される信号に応じて前記圧力室の容積を変化させるアクチュエータと、
    前記圧力室の容積の変化に伴い、前記圧力室内のインクを吐出するノズルと、
    前記ノズルからインクが吐出されるように前記圧力室の容積を拡張させる第1の拡張パルスと前記圧力室の容積を収縮させる収縮パルスとを含む吐出波形信号、および、前記ノズルからのインク吐出を伴わずに前記ノズル内のインクのメニスカスが前記圧力室内へ引き込まれ、前記ノズル内のインクが前記循環装置により循環するように前記圧力室の容積を拡張させる第2の拡張パルスを前記アクチュエータに対して選択的に出力し、1画素印字周期中に階調数に合わせて前記吐出波形信号の数を変化させ、かつ前記第2の拡張パルスの数については1画素印字周期中の最大インク吐出回数以下の値に設定するコントローラと、
    を備えることを特徴とするインクジェットヘッド。
  2. 前記第2の拡張パルスのパルス幅は、前記圧力室とインクのヘルムホルツ共振周期の半値ALよりも小さい値に設定されていることを特徴とする請求項記載のインクジェットヘッド。
  3. インクの温度を検出する温度センサをさらに備え、
    前記コントローラは、前記温度センサによって検出される温度に応じて前記第2の拡張パルスのパルス幅を変更することを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェットヘッド。
  4. 請求項1乃至のうちいずれか1に記載のインクジェットヘッドと、
    画像を形成するための被記録媒体を前記ノズルからインクが吐出される位置に搬送する搬送装置と、
    を備えていることを特徴とするインクジェット記録装置。
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