JP2017164954A - 駆動波形生成装置、ヘッド駆動装置、液体を吐出する装置、ヘッド駆動方法 - Google Patents

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JP2017164954A JP2016051397A JP2016051397A JP2017164954A JP 2017164954 A JP2017164954 A JP 2017164954A JP 2016051397 A JP2016051397 A JP 2016051397A JP 2016051397 A JP2016051397 A JP 2016051397A JP 2017164954 A JP2017164954 A JP 2017164954A
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哲幹 寒川
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Abstract

【課題】液体粘度が低いときに吐出後の振動抑制を十分に行うことができない。【解決手段】駆動パルスPは、吐出波形Paと振動抑制波形Pbとで構成され、吐出波形Paは、個別液室106を収縮させて液体を吐出させる第1収縮波形要素cを含み、振動抑制波形Pbは、個別液室106を液体が吐出されない程度にさらに収縮させ、吐出波形Paによる液体吐出後の残留振動を抑制する第2収縮波形要素dを含み、吐出波形Paの第1収縮波形要素cの終了点と振動抑制波形Pbの第2収縮波形要素dの開始点は同じ(時点t2)であり、吐出波形Paの第1収縮波形要素cの終了点と振動抑制波形Pbの第2収縮波形要素dとの間に、第1収縮波形要素cの終了点の電位を保持する保持期間を有していない。【選択図】図7

Description

本発明は駆動波形生成装置、ヘッド駆動装置、液体を吐出する装置、ヘッド駆動方法に関する。
液体を吐出する液体吐出ヘッドを駆動制御する場合、1駆動周期内で液体を吐出させる1又は複数の駆動パルスを含む駆動波形を生成出力して液体吐出ヘッドの圧力発生手段に与えるものがある。
従来、液体吐出ヘッドの個別液室を膨張させる膨張波形要素と、膨張波形要素で膨張された個別液室を収縮させて液体を吐出させる収縮波形要素を含む吐出波形と、吐出波形の収縮波形要素の終了点の電位を保持する保持波形要素及び保持波形要素の終了点から個別液室を更に収縮させる収縮波形要素を含む振動抑制波形とで構成される駆動信号(駆動パルス)を使用するものがある(特許文献1、2)。
また、吐出波形の収縮波形要素の傾き(時定数)を複数段階に亘って変化させながら終了点まで電圧を変化させる波形を使用するものもある(特許文献3)。
特開2004−090542号公報 特開2012−192710号公報 特開2007−030230号公報
しかしながら、吐出波形の収縮波形要素の終了点の電位を、振動抑制波形で一定時間保持した後、再度、個別液室の収縮を開始して個別液室内の残留振動を抑制しようとすると、単位時間当たりの電圧変化が大きくなる。
そのため、個別液室内の圧力変化が急激になり、高温環境下などの液体粘度が低下して流動しやすくなっている場合などには十分な振動抑制を行うことができないという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、振動抑制効果を向上することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る駆動波形生成装置は、
液体吐出ヘッドの圧力発生手段に与える駆動信号を含む駆動波形を生成出力し、
前記駆動信号は、少なくとも、
前記液体吐出ヘッドの個別液室を膨張させる膨張波形要素と、前記膨張波形要素で膨張された前記個別液室を収縮させて液体を吐出させる収縮波形要素を含む吐出波形と、
前記吐出波形の前記収縮波形要素で収縮された前記個別液室をさらに収縮させる収縮波形要素を含む振動抑制波形と、で構成され、
前記吐出波形の前記収縮波形要素の終了点と前記振動抑制波形の前記収縮波形要素の開始点が同じである
構成とした。
本発明によれば、振動抑制効果を向上することができる。
本発明に係る液体を吐出する装置の一例を示す側面説明図である。 液体吐出ユニットの要部平面説明図である。 液体吐出ヘッドの一例を示す液室長手方向の断面説明図である。 同じく滴吐出動作の説明に供する断面説明図である。 同装置の制御部の概要を示すブロック説明図である。 同制御部のヘッド駆動制御に係る部分の一例のブロック説明図である。 本発明の第1実施形態における駆動波形に含まれる駆動パルス(駆動信号)の説明図である。 同駆動パルスによって液体を吐出するときの吐出状態の説明に供する説明図である。 同じく比較例とともにメニスカス変位を説明する説明図である。 比較例の駆動パルスの説明図である。 本実施形態の波形長について比較例と対比して説明する説明図である。 本発明の第2実施形態における駆動パルスの説明図である。 本発明の第3実施形態における駆動パルスの説明図である。 本発明の第4実施形態における駆動パルスの説明図である。 本発明の第5実施形態における駆動波形の説明図である。 本発明の第6実施形態における駆動波形の説明図である。 本発明の第7実施形態における駆動回路に入力される駆動パルスと出力される電圧波形の説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明に係る液体を吐出する装置の一例について図1を参照して説明する。図1は同装置の概略説明図である。
この液体を吐出する装置は、フルライン型ヘッドを備える装置であり、装置本体1と乾燥時間を稼ぐ出口ユニット2とを並置している。
この装置においては、液体が付着するものである媒体10として連続紙を使用している。媒体10は、元巻きローラ11から巻き出され、搬送ローラ12〜18によって搬送されて、巻取りローラ21にて巻き取られる。なお、本発明を適用する装置はシート状媒体を使用するものでもよい。
この媒体10は、搬送ローラ13と搬送ローラ14との間で、搬送ガイド部材19上を液体吐出ユニット5に対向して搬送され、液体吐出ユニット5から吐出される液体によって画像が形成される。
ここで、液体吐出ユニット5には、例えば、媒体搬送方向上流側から、4色分のフルライン型ヘッドユニット51D、51C、51M、51Y(以下、色の区別しないときは「ヘッドユニット51」という。)が配置されている。各ヘッドユニット51は、それぞれ、搬送される媒体10に対してブラックD,シアンC、マゼンタM、イエローYの液体を吐出する。なお、色の種類及び数はこれに限るものではない。
ヘッドユニット51は、例えば、図2に示すように、複数の液体吐出ヘッド(これを、単に「ヘッド」ともいう。)100をベース部材52上に千鳥状に並べてヘッドアレイとしたものを使用しているが、これに限らない。また、ヘッドユニット51は、液体吐出ヘッドとこの液体吐出ヘッドに液体供給するヘッドタンクとで構成しているが、これに限るものではなく、液体吐出ヘッド単独の構成でもよい。
次に、ヘッドユニットを構成する1つの液体吐出ヘッドの一例について図3及び図4を参照して説明する。図3は同ヘッドのノズル配列方向と直交する方向(液室長手方向)の断面説明図、図4は同じくノズル配列方向(液室短手方向)の断面説明図である。
この液体吐出ヘッドは、ノズル板101と、流路板102と、振動板部材103とを接合している。そして、振動板部材103を変位させる圧電アクチュエータ111と、共通流路部材としてフレーム部材120とを備えている。
これにより、液滴を吐出する複数のノズル104に通じる個別液室(圧力室、加圧室などとも称される。)106、個別液室106に液体を供給する流体抵抗部を兼ねた液体供給路107と、液体供給路107に通じる液導入部108とを形成している。隣り合う個別液室106はノズル配列方向で隔壁106Aによって隔てられている。
そして、フレーム部材120の共通流路としての共通液室110から振動板部材103に形成したフィルタ部109を通じて、液導入部108、液体供給路107を経て複数の個別液室106に液体を供給する。
圧電アクチュエータ111は、振動板部材103の個別液室106の壁面を形成する変形可能な振動領域130を挟んで、個別液室106とは反対側に配置されている。
この圧電アクチュエータ111は、ベース部材113上に接合した複数の積層型圧電部材112を有している。圧電部材112にはハーフカットダイシングによって溝加工して、駆動波形を与える柱状の圧電素子(圧電柱)112Aと、支柱112Bを所定の間隔で櫛歯状に形成している。
そして、圧電素子112Aを振動板部材103の振動領域130に形成した島状の凸部103aに接合している。また、支柱112Bを振動板部材103の凸部103bに接合している。
この圧電部材112は、圧電層と内部電極とを交互に積層したものであり、内部電極がそれぞれ端面に引き出されて外部電極が設けられ、圧電素子112Aの外部電極に駆動波形を与えるための可撓性を有するフレキシブル配線基板としてのFPC115が接続されている。
フレーム部材120には、ヘッドタンクや液体カートリッジから液体が供給される共通液室110が形成されている。
このように構成した液体吐出ヘッドにおいては、例えば圧電素子112Aに印加する電圧を中間電位から下げることによって圧電素子112Aが収縮し、振動板部材103の振動領域130が下降して個別液室106の容積が膨張することで、個別液室106内に液体が流入する。
その後、圧電素子112Aに印加する電圧を上げて圧電素子112Aを積層方向に伸長させ、振動板部材103の振動領域130をノズル104方向に変形させて個別液室106の容積を収縮させる。これにより、個別液室106内の液体が加圧され、ノズル104から液体が吐出(噴射)される。
そして、圧電素子112Aに印加する電圧を基準電位に戻すことによって振動板部材103の振動領域130が初期位置に復元し、個別液室106が膨張して負圧が発生するので、共通液室110から液体供給路107を通じて個別液室106内に液体が充填される。そこで、ノズル104のメニスカス面の振動が減衰して安定した後、次の吐出のための動作に移行する。
次に、この装置の制御部の概要について図5を参照して説明する。なお、図5は同制御部のブロック説明図である。
この制御部は、この装置全体の制御を司るCPU511、ROM512、RAM513、I/Oななどを含むマイクロコンピュータと、画像メモリと、通信インタフェースなどで構成した主制御部(システムコントローラ)501を備えている。
主制御部501は、外部の情報処理装置(ホスト側)などから転送される画像データ及び各種コマンド情報に基づいて媒体に画像を形成するために、印刷制御部502に印刷用データを送出する。
印刷制御部502は、主制御部501から受領した画像データをシリアルデータで転送するとともに、この画像データの転送及び転送の確定などに必要な転送クロックやラッチ信号、制御信号などをヘッドドライバ503に出力する。
また、印刷制御部502は、内部ROMに格納されている共通駆動波形のパターンデータをD/A変換するD/A変換器及び電圧増幅器、電流増幅器等で構成される駆動波形生成部を含み、1又は複数の駆動パルス(駆動信号)で構成される駆動波形をヘッドドライバ503に対して出力する。
ヘッドドライバ503は、シリアルに入力される1つのヘッドユニット51に相当する画像データに基づいて印刷制御部502から与えられる駆動波形を構成する駆動パルスを選択して圧力発生手段としての圧電素子112Aに対して与えて液体を吐出させる。このとき、駆動波形を構成するパルスの一部又は全部或いはパルスを形成する波形要素の全部又は一部を選択することによって、例えば、大滴、中滴、小滴など、大きさの異なるドットを打ち分けることができる。
また、主制御部501は、モータドライバ504を介して、元巻きローラ11、搬送ローラ12〜18、巻取りローラ21などの各ローラ類510を駆動制御する。
また、主制御部501には各種センサからなるセンサ群506からの検出信号が入力され、また、操作部507との間で各種情報の入出力及び表示情報のやり取りを行う。
次に、ヘッド駆動制御に係る部分の一例について図6のブロック説明図を参照して説明する。
印刷制御部502は、本発明に係る駆動波形生成装置としての駆動波形生成部701を含んでいる。また、印刷画像に応じた2ビットの画像データ(階調信号0、1)と、クロック信号、ラッチ信号、駆動波形を構成する駆動パルスを選択する選択信号(滴制御信号)を出力するデータ転送部702を含んでいる。
ここで、駆動波形生成部701からは、1印刷周期(1駆動周期)内に、液体を吐出させる1又は複数の駆動パルス(駆動信号)が時系列で配置された駆動波形PVが生成出力される。
なお、選択信号は、ヘッドドライバ503のスイッチ手段であるアナログスイッチASの開閉を滴毎に指示する信号である。駆動波形PVの印刷周期に合わせて選択すべき駆動パルス(又は波形要素で)Hレベル(ON)に状態遷移し、非選択時にはLレベル(OFF)に状態遷移する。
ヘッドドライバ503は、シフトレジスタ711と、ラッチ回路712と、デコーダ713と、レベルシフタ714と、アナログスイッチアレイ715とを備えている。
シフトレジスタ711は、データ転送部702からの転送クロック(シフトクロック)及びシリアル画像データ(階調データ:2ビット/1チャンネル(1ノズル)を入力する。ラッチ回路712は、シフトレジスタ711の各レジスト値をラッチ信号によってラッチする。
デコーダ713は、階調データと選択信号をデコードして結果を出力する。レベルシフタ714は、デコーダ713のロジックレベル電圧信号をアナログスイッチアレイ715のアナログスイッチASが動作可能なレベルへとレベル変換する。
アナログスイッチアレイ715のアナログスイッチASは、レベルシフタ714を介して与えられるデコーダ713の出力でオン/オフ(開閉)される。
アナログスイッチアレイ715のアナログスイッチASは、圧電素子112Aの個別電極に接続され、駆動波形生成部701からの駆動波形PVが入力されている。したがって、シリアル転送された画像データ(階調データ)と選択信号をデコーダ713でデコードした結果に応じてアナログスイッチASがオンにする。これにより、駆動波形PVを構成する所要の駆動信号である駆動パルス(あるいは波形要素)が通過して(選択されて)、圧電素子112Aの個別電極に与えられる。
次に、本発明の第1実施形態における駆動波形に含まれる駆動パルス(駆動信号)について図7を参照して説明する。図7は同駆動パルスの説明図である。
この駆動パルス(駆動信号)Pは、吐出波形Paと振動抑制波形Pbとで構成される。この駆動パルスPを圧電素子112Aに与えることでヘッド100を駆動する。
吐出波形Paは、保持波形要素m1と、第1膨張波形要素(第1引き込み波形要素)aと、第1保持波形要素bと、第1収縮波形要素(第1押し込み波形要素)cとを含む。
第1膨張波形要素aは、保持波形要素m1で保持されている中間電位Vmから電位Vlまで立下がって個別液室106を膨張させる。第1保持波形要素bは、第1膨張波形要素aによる立下り電位Vlを一定時間保持する。第1収縮波形要素cは、第1保持波形要素bで保持された電位Vlからの電位Vm+1まで立ち上がって個別液室106を収縮させて液体を吐出させる。
振動抑制波形Pbは、第2収縮波形要素(第2押し込み波形要素)dと、第2保持波形要素eと、第2膨張波形要素(第2引き込み波形要素)fと、保持波形要素m2を含む。
第2収縮波形要素dは、吐出波形Paの第1収縮波形要素cの終了点の電位Vm+1から電位Vhまで立下がって個別液室106を液体が吐出されない程度に更に収縮させ、吐出波形Paによる液体吐出後の残留振動を抑制する。第2保持波形要素eは、第2収縮波形要素dによる立ち上がり電位Vhを一定時間保持する。第2膨張波形要素fは、第2保持波形要素eで保持された電位Vhから保持波形要素m2で保持される中間電位Vmまで立ち下がって個別液室106を膨張させる。
ここで、吐出波形Paの第1収縮波形要素cの終了点と振動抑制波形Pbの第2収縮波形要素dの開始点は同じ(時点t2)であり、吐出波形Paの第1収縮波形要素cの終了点と振動抑制波形Pbの第2収縮波形要素dとの間に、第1収縮波形要素cの終了点の電位を保持する保持期間を有していない。
また、吐出波形Paの第1膨張波形要素aの終了点t1から振動抑制波形Pbの第2収縮波形要素dの開始点t2(吐出波形Paの第1収縮波形要素cの終了点t2)までの時間(期間)は、個別液室106の固有振動周期をTcとするとき、(1/4)Tcないし7/4Tcの範囲内としている。
次に、この駆動パルスによって液体を吐出するときの吐出状態とメニスカス変位について図8及び図9を参照して説明する。図8は同吐出状態の説明に供する説明図、図9はメニスカス変位を説明する説明図である。図9において、実線は本実施形態のメニスカス変位を、破線は後述する比較例のメニスカス変位を示している。
図8(a)は吐出波形Paを与えることで、個別液室106内の液体300を加圧して液体301aを吐出させている。このときのノズル104のメニスカスは、図9の(a)で示す区間に実線で示すように変位する。
図8(b)では吐出直後に振動抑制波形Pbの第2収縮波形要素dを与えて、個別液室106を徐々に加圧して、リガメントをゆっくり押し出している。第2収縮波形要素dの傾きは液体が吐出しない程度に個別液室106加圧できる傾き(時定数)としている。このときのノズル104のメニスカスは、図9の(b)で示す区間に実線で示すように変位する。
図8(c)は振動抑制波形Pbの第2収縮波形要素dで収縮させた個別液室106を膨張させて徐々にメニスカスを静的な状態に近づけている。このときのノズル104のメニスカスは、図9の(c)で示す区間に実線で示すように変位する。
ここで、比較例の駆動パルスについて図10を参照して説明する。図10は同比較例の駆動パルスの説明図である。
比較例の駆動パルスは、吐出波形Paの第1収縮波形要素cの終了点と振動抑制波形Pbの第2収縮波形要素dとの間に、第1収縮波形要素cの終了点の電位を保持する保持波形要素nを有している。
次に、この比較例の駆動パルスを与えた場合のメニスカス変位について前述した図9を参照して説明する。
比較例の駆動パルスにあっては、振動抑制波形Pbの第2収縮波形要素dの傾きが大きくなり、図9に破線で示すように、メニスカス変位が本実施形態よりも大きくなる。そのため、高温環境下など液体の粘度が低いときには、振動抑制を十分に行えないことがある。
そこで、この場合、振動抑制波形Pbの第2収縮波形要素dの傾きを大きくすると、全体として波形長が長くなるという別の課題が生じる。
次に、本実施形態の波形長について比較例と対比して図11を参照して説明する。
同じ振動抑制効果を得る場合、図11(b)に示す本実施形態の駆動パルスPは、図11(a)に示す比較例の駆動パルスよりも波形長を短くすることができる。
このように、本実施形態によれば、吐出波形Paの第1収縮波形要素cの終了点と振動抑制波形Pbの第2収縮波形要素dの開始点との間に、第1収縮波形要素cの終了点の電位を保持する保持波形要素がなく、第1収縮波形要素cの終了点と第2収縮波形要素dの開始点が同じである。
これにより、波形長を長くしないでも、振動抑制波形Pbの第2収縮波形要素dの傾きを小さくしてゆっくりと個別液室を収縮して振動を抑えることができ、粘度の低い液体でも確実に残留振動を抑制することができ、振動抑制効果が向上する。
次に、本発明の第2実施形態における駆動パルス(駆動信号)ついて図12を参照して説明する。図12は同駆動パルスの説明図である。
本実施形態では、振動抑制波形Pbの第2収縮波形要素は、傾きの異なる2つの波形要素d1、d2で構成している。波形要素d1よりも波形要素d2の傾きが小さくなる。つまり、時系列で傾きの小さくなる複数の波形要素で振動抑制波形Pbの第2収縮波形要素dを構成している。
これにより、個別液室106を収縮させて振動を抑制するときの動きを微調整することができる。
次に、本発明の第3実施形態における駆動パルス(駆動信号)ついて図13を参照して説明する。図13は同駆動パルスの説明図である。
本実施形態では、吐出波形Paの第1膨張波形要素は、2つの波形要素a1、a2で構成し、波形要素a1とa2の間に、波形要素a1で立下がった電位を保持する保持波形要素jを設けている。
このように2段階膨張を行うことで、吐出滴の曲りを抑制できる。
次に、本発明の第4実施形態における駆動パルス(駆動信号)ついて図14を参照して説明する。図14は同駆動パルスの説明図である。
本実施形態では、吐出波形Paの第1収縮波形要素は、2つの波形要素c1、c2で構成し、波形要素c1と波形要素c2の間に、波形要素c1で立ち上がった電位を保持する保持波形要素kを設けている。
このように2段階収縮を行うことで、吐出滴の速度を制御することができる。
次に、本発明の第5実施形態における駆動波形ついて図15を参照して説明する。図15は同駆動波形の説明図である。
本実施形態では、駆動波形PVは、第1パルスP1と、第2パルスP2とを時系列で含んでいる。
第1パルスP1は、吐出波形Paと同様に、第1膨張波形要素aと、第1保持波形要素bと、第1収縮波形要素cとを含む信号である。吐出波形Paの波形要素と電位は異なっている。
第2パルスP2は、前記第1実施形態(他の実施形態でもよい。)で説明した駆動パルスPである。
これによれば、複数の吐出波形で吐出させた後に制振を行うことができる。
次に、本発明の第6実施形態における駆動波形ついて図16を参照して説明する。図16は同駆動波形の説明図である。
本実施形態では、駆動波形PVは、第1パルスP1と、第2パルスP2とを時系列で含んでいる。
第1パルスP1は、前記第1実施形態(他の実施形態でもよい。)で説明した駆動パルスPである。
第2パルスP2は、吐出波形Paと同様に、第1膨張波形要素aと、第1保持波形要素bと、第1収縮波形要素cとを含む信号である。吐出波形Paの波形要素と電位は異なっている。
これによれば、吐出波形で吐出させた後に、更に吐出波形で吐出を行うときの吐出を安定させることができる。
次に、本発明の第7実施形態について図17を参照して説明する。図17は同実施形態における駆動回路に入力される駆動パルスと出力される電圧波形の説明図である。
本実施形態では、図17(a)に示すように、吐出波形Paの第1収縮波形要素cと振動抑制波形Pbの第2収縮波形要素dとの間に、第1収縮波形要素cの終了点の電位を保持する保持波形要素nを有する駆動パルス(駆動信号)を本発明に係るヘッド駆動装置としてのヘッドドライバ(駆動回路)503に入力する。
このとき、ヘッドドライバ503は、図17(b)に示すように、駆動パルスPの保持波形要素nに対応する変化部分にない電圧波形Vを出力する。
このように、圧力発生手段に与えられる電圧波形としては、液体吐出後の制振で急激な電圧変化を与えないので、前記第1実施形態と同様に、粘度の低い液体でも確実に制振することができて、振動抑制効果が向上する。
本願において、吐出される液体は、ヘッドから吐出可能な粘度や表面張力を有するものであればよく、特に限定されないが、常温、常圧下において、または加熱、冷却により粘度が30mPa・s以下となるものであることが好ましい。より具体的には、水や有機溶媒等の溶媒、染料や顔料等の着色剤、重合性化合物、樹脂、界面活性剤等の機能性付与材料、DNA、アミノ酸やたんぱく質、カルシウム等の生体適合材料、天然色素等の可食材料、などを含む溶液、懸濁液、エマルジョンなどであり、これらは例えば、インクジェット用インク、表面処理液、電子素子や発光素子の構成要素や電子回路レジストパターンの形成用液、3次元造形用材料液等の用途で用いることができる。
液体を吐出するエネルギー発生源として、圧電アクチュエータ(積層型圧電素子及び薄膜型圧電素子)、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いるサーマルアクチュエータ、振動板と対向電極からなる静電アクチュエータなどを使用するものが含まれる。
また、「液体を吐出する装置」には、液体が付着可能なものに対して液体を吐出することが可能な装置だけでなく、液体を気中や液中に向けて吐出する装置も含まれる。
この「液体を吐出する装置」は、液体が付着可能なものの給送、搬送、排紙に係わる手段、その他、前処理装置、後処理装置なども含むことができる。
例えば、「液体を吐出する装置」として、インクを吐出させて用紙に画像を形成する装置である画像形成装置、立体造形物(三次元造形物)を造形するために、粉体を層状に形成した粉体層に造形液を吐出させる立体造形装置(三次元造形装置)がある。
また、「液体を吐出する装置」は、吐出された液体によって文字、図形等の有意な画像が可視化されるものに限定されるものではない。例えば、それ自体意味を持たないパターン等を形成するもの、三次元像を造形するものも含まれる。
上記「液体が付着可能なもの」とは、液体が少なくとも一時的に付着可能なものであって、付着して固着するもの、付着して浸透するものなどを意味する。具体例としては、用紙、記録紙、記録用紙、フィルム、布などの被記録媒体、電子基板、圧電素子などの電子部品、粉体層(粉末層)、臓器モデル、検査用セルなどの媒体であり、特に限定しない限り、液体が付着するすべてのものが含まれる。
上記「液体が付着可能なもの」の材質は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックスなど液体が一時的でも付着可能であればよい。
また、「液体を吐出する装置」は、液体吐出ヘッドと液体が付着可能なものとが相対的に移動する装置があるが、これに限定するものではない。具体例としては、液体吐出ヘッドを移動させるシリアル型装置、液体吐出ヘッドを移動させないライン型装置などが含まれる。
また、「液体を吐出する装置」としては、他にも、用紙の表面を改質するなどの目的で用紙の表面に処理液を塗布するために処理液を用紙に吐出する処理液塗布装置、原材料を溶液中に分散した組成液を、ノズルを介して噴射させて原材料の微粒子を造粒する噴射造粒装置などがある。
なお、本願の用語における、画像形成、記録、印字、印写、印刷、造形等はいずれも同義語とする。
5 液体吐出ユニット
10 媒体
51 ヘッドユニット
100 液体吐出ヘッド(ヘッド)
106 個別液室
500 制御部
502 印刷制御部
503 ヘッドドライバ
701 駆動波形生成部
702 データ転送部

Claims (9)

  1. 液体吐出ヘッドの圧力発生手段に与える駆動信号を含む駆動波形を生成出力し、
    前記駆動信号は、少なくとも、
    前記液体吐出ヘッドの個別液室を膨張させる膨張波形要素と、前記膨張波形要素で膨張された前記個別液室を収縮させて液体を吐出させる収縮波形要素を含む吐出波形と、
    前記吐出波形の前記収縮波形要素で収縮された前記個別液室をさらに収縮させる収縮波形要素を含む振動抑制波形と、で構成され、
    前記吐出波形の前記収縮波形要素の終了点と前記振動抑制波形の前記収縮波形要素の開始点が同じである
    ことを特徴とする駆動波形生成装置。
  2. 前記振動抑制波形の前記収縮波形要素は、時系列で傾きが小さくなる2つ以上の波形要素で構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の駆動波形生成装置。
  3. 前記吐出波形の膨張波形要素の終了点と前記振動抑制波形の前記収縮波形要素の開始点までの期間が、前記個別液室の固有振動周期をTcとするとき、(1/4)Tc〜7/4Tcの範囲内である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の駆動波形生成装置。
  4. 前記吐出波形の膨張波形要素は、途中に電圧を保持する保持波形要素を含む
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の駆動波形生成装置。
  5. 前記吐出波形の収縮波形要素は、途中に電圧を保持する保持波形要素を含む
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の駆動波形生成装置。
  6. 前記駆動波形には、前記振動抑制波形を含まない駆動波形を含む
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の駆動波形生成装置。
  7. 液体吐出ヘッドから液体を吐出させる駆動信号を入力し、前記駆動信号に対応する電圧波形を前記液体吐出ヘッドの圧力発生手段に与える駆動回路を有し、
    前記駆動回路は、
    少なくとも、前記液体吐出ヘッドの個別液室を膨張させる膨張波形要素と、前記膨張波形要素で膨張された前記個別液室を収縮させて液体を吐出させる収縮波形要素を含む吐出波形と、
    前記吐出波形の前記収縮波形要素で収縮された前記個別液室を収縮させる収縮波形要素を含む振動抑制波形と、で構成され、
    前記吐出波形の前記収縮波形要素の終了点と前記振動抑制波形の前記収縮波形要素の開始点との間に前記吐出波形の前記収縮波形要素の終了点の電位を保持する保持波形要素を含む前記駆動信号が入力されたときに、前記保持波形要素に対応する電圧保持期間のない前記電圧波形を出力する
    ことを特徴とするヘッド駆動装置。
  8. 請求項1ないし6のいずれかに記載の駆動波形生成装置、又は、請求項7に記載のヘッド駆動装置を備えていることを特徴とする液体を吐出する装置。
  9. 液体吐出ヘッドから液体を吐出させる駆動信号を生成出力し、前記駆動信号を前記液体吐出ヘッドの圧力発生手段に与えて液体を吐出させるヘッド駆動方法であって、
    前記駆動信号は、少なくとも、
    前記液体吐出ヘッドの個別液室を膨張させる膨張波形要素と、前記膨張波形要素で膨張された前記個別液室を収縮させて液体を吐出させる収縮波形要素を含む吐出波形と、
    前記吐出波形の前記収縮波形要素で収縮された前記個別液室を収縮させる収縮波形要素を含む振動抑制波形と、で構成され、
    前記吐出波形の前記収縮波形要素の終了点と前記振動抑制波形の前記収縮波形要素の開始点が同じである
    ことを特徴とするヘッド駆動方法。
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