JP5708361B2 - 回転電機温度推定システム - Google Patents

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Description

本発明は、回転電機の温度を測定する温度センサを備える回転電機温度推定システムに関する。
従来から、エンジン及び走行用モータを搭載し、エンジン及び走行用モータの少なくとも一方を駆動源として車輪を駆動させるハイブリッド車両や、電気自動車、燃料電池車等の電動車両において、モータや発電機等の回転電機を使用することが行われている。このような回転電機は、使用時の温度に応じて性能が低下する可能性がある。このため、回転電機の温度、例えばステータの温度を精度よく検出することが望まれている。
これに対して、特許文献1には、モータのステータに装着されるサーミスタによりステータの温度を検出し、サーミスタの基準熱時定数と基準熱抵抗とを予め記憶手段で格納し、ステータの所定の発熱量に対してサーミスタの推定温度Tcalを算出し、その推定温度Tcalと測定温度Tthとの温度差の絶対値が所定の閾値以下か否かを判定する温度測定装置が記載されている。また、温度差の絶対値が所定の閾値を越える場合は、推定温度を補正して演算された補正温度を出力するとされている。
特開2009−210282号公報
上記のような温度測定装置の場合、モータの負荷にかかわらずモータの温度を高精度に推定することは考慮されていない。このため、モータの高負荷領域ではサーミスタの持つ測定温度の時定数遅れが発生する可能性がある。このため、高負荷の過渡状態で、サーミスタとモータの実温度との乖離が大きくなってしまう可能性がある。一方、モータにATF(オートマチックトランスミッションフルード)等の冷媒を直接掛けることで冷却を行う場合、サーミスタに冷媒がかかるとモータの実温度を推定することが(特に高温で)難しくなる。
これに対して、モータ回路周辺の雰囲気温度を用いてモータ温度を推定することも考えられる。ただし、この場合もモータの負荷にかかわらずモータの温度を高精度に推定することが考慮されていないと、高負荷の過渡状態で、サーミスタの測定温度とモータの実温度との乖離が大きくなってしまう可能性がある。また、モータに冷媒を直接掛けることにより冷却を行う場合、モータの実温度の推定精度の向上が困難である。
また、モータの回転数とモータに装着したサーミスタの測定温度とからモータロック時のモータの実温度を推定することも考えられるが、実温度推定の計算式において発熱項にトルクの影響が考慮されていない場合、モータの負荷にかかわらずモータの実温度を高精度に推定する面からは改良の余地がある。
本発明の目的は、回転電機温度推定システムにおいて、回転電機の負荷や、回転電機を冷媒により冷却する場合の冷媒の影響にかかわらず、回転電機の実温度を高精度に推定することである。
本発明に係る回転電機温度推定システムは、回転電機と、回転電機の温度を測定する温度センサと、回転電機のトルクを取得するトルク取得部と、回転電機の実温度と温度センサの測定温度との乖離を補正するように、温度センサの測定温度の変化量及び回転電機のトルクの取得値から温度センサ温度補正値を求めて、当該温度センサ温度補正値を用いて前記測定温度を補正することで回転電機の実温度を推定する実温度推定部とを備えることを特徴とする回転電機温度推定システムである。なお、この場合、「回転電機のトルクを取得する」とは、回転電機の目標トルクを取得する場合だけでなく、回転電機のトルクをトルクセンサで測定して取得する場合も含む。
また、本発明に係る回転電機温度推定システムにおいて好ましくは、回転電機を冷媒により冷却する冷却部を備え、温度センサは、回転電機の冷媒がかかる部分に設けられている。
また、本発明に係る回転電機温度推定システムにおいて好ましくは、温度センサの測定温度の変化量及び回転電機のトルクの取得値と、予め設定された温度センサ温度補正値との関係を表すマップのデータを記憶する記憶部を備え、実温度推定部は、記憶部に記憶されたマップを参照しつつ、温度センサの測定温度の変化量及び回転電機のトルクの取得値から回転電機の実温度を推定する。
また、本発明に係る回転電機温度推定システムにおいて好ましくは、実温度推定部は、通常時と、回転電機への通電時に回転電機がロックする回転電機ロック時とで、温度センサの測定温度の変化量及び回転電機のトルクの取得値に対応する温度センサ温度補正値の異なる関係を用いて、異なる状況に応じて回転電機の実温度を推定する。
また、本発明に係る回転電機温度推定システムにおいて好ましくは、通常時における、温度センサの測定温度の変化量及び回転電機のトルクの取得値と、予め設定された温度センサ温度補正値との関係を表す通常時マップと、回転電機ロック時における、温度センサの測定温度の変化量及び回転電機のトルクの取得値と、予め設定された温度センサ温度補正値との関係を表すロック時マップとのデータを記憶する記憶部を備え、実温度推定部は、記憶部に記憶されたマップを参照しつつ、通常時かまたはモータロック時かに応じて、温度センサの測定温度の変化量及び回転電機のトルクの取得値から回転電機の実温度を推定する。
本発明に係る回転電機温度推定システムによれば、回転電機の負荷や、回転電機を冷媒により冷却する場合の冷媒の影響にかかわらず、回転電機の実温度を高精度に推定できる。
本発明の実施形態の1例の回転電機温度推定システムを含むハイブリッド車両の構成を示す略図である。 図1の回転電機温度推定システムを含む、回転電機を冷却する冷却装置の構成を示す図であって、回転電機の上半部断面を含む図である。 図1の回転電機温度推定システムで利用するマップであって、単位時間間隔での測定温度変化量及び回転電機トルクと温度補正値との関係を規定するマップを示す図である。 本発明の実施形態において、回転電機の推定温度(Tcoil温度)と回転電機の負荷率との関係の1例を示す図である。 比較例において、回転電機のトルクをある一定値とした場合において、サーミスタの測定温度と、回転電機の実温度と、温度補正値を用いて補正された回転電機の推定温度との時間的変化の1例を示す図である。 本発明の実施形態において、回転電機のトルクをある一定値とした場合において、サーミスタの測定温度と、回転電機の実温度と、温度補正値を用いて補正された回転電機の推定温度との時間的変化の1例を示す図である。 比較例で使用するマップであって、回転電機トルクと温度補正値との関係を規定するマップを示す図である。 本発明の実施形態の別例の回転電機温度推定システムにおいて、温度推定方法を示すフローチャートである。
以下において、図面を用いて本発明に係る実施の形態につき詳細に説明する。図1〜4、図5Bは、本発明の実施の形態の1例を示している。図1は、本発明の実施形態の1例の回転電機温度推定システムを含むハイブリッド車両の構成を示す略図である。
本実施の形態の回転電機温度推定システムは、ハイブリッド車両に搭載し、回転電機である第2モータジェネレータの温度が過度に上昇した場合に第2モータジェネレータの出力を制限する等のために利用する。なお、以下の説明では、第2モータジェネレータの測定温度から実温度を推定する場合を説明するが、同様の構成により第1モータジェネレータの測定温度から実温度を推定することもでき、または、第1、第2両モータジェネレータの測定温度からそれぞれの実温度を推定することもできる。また、本発明の回転電機温度推定システムは、ハイブリッド車両に搭載するものに限定せず、他の用途、例えば電気自動車や燃料電池車に使用される走行用モータ等の他の回転電機の温度を推定するために使用することもできる。
図1に示すように、ハイブリッド車両10は、温度推定システム12と、エンジン13と、動力分割機構14と、駆動軸16に連結された車輪18と、エンジン13により駆動され、主として発電機として使用される回転電機である第1モータジェネレータ(MG1)22とを備える。温度推定システム12は、主として走行用モータとして使用される回転電機である第2モータジェネレータ(MG2)24と、第2モータジェネレータの温度を測定する温度センサであるサーミスタ26と、制御部(ECU)28と、冷却部である冷却装置29(図2)とを含む。また、ハイブリッド車両10は、バッテリ34と、第1モータジェネレータ22を駆動する第1インバータ36と、第2モータジェネレータ24を駆動する第2インバータ38とを備える。
なお、図1では、ハイブリッド車両10が、前置エンジン付前輪駆動車であるFF車である場合を示している。ただし、ハイブリッド車両は、前置エンジン付後輪駆動車であるFR車や、四輪駆動車である4WD車等とすることもできる。
動力分割機構14は、エンジン13からの動力を、駆動軸16への経路と、第1モータジェネレータ22への経路とに分割可能としている。動力分割機構14は、例えば、遊星歯車機構により構成する。例えば、第1モータジェネレータ22の回転軸を中空として、この回転軸の端部に遊星歯車機構のサンギヤを接続する。また、第1モータジェネレータ22の回転軸の内側を挿通したエンジン13の駆動軸に、遊星歯車機構のプラネタリギヤに接続したキャリアを接続する。また、遊星歯車機構のリングギヤに、出力軸30を接続し、出力軸30に直接または図示しない別の遊星歯車機構等の減速機を介して第2モータジェネレータ24の回転軸を接続する。出力軸30は、減速機32を介して車輪18に連結された駆動軸16に接続する。なお、エンジン13の駆動軸に図示しないダンパを介して動力分割機構14を接続することもできる。
第1モータジェネレータ22は、3相交流モータであり、エンジン13の始動用モータとしても使用可能であるが、第1モータジェネレータ22をエンジン13により駆動される発電機として使用する場合には、エンジン13から、遊星歯車機構のキャリアを介して伝達されるトルクの少なくとも一部を、サンギヤを介して、第1モータジェネレータ22の回転軸に伝達する。
第2モータジェネレータ24は、車両の駆動力を発生するための3相交流モータであり、かつ、発電機、すなわち制動時に車輪18側から加わる力により発電する電力回生用としても使用可能である。
エンジン13の回転は、動力分割機構14を介して出力軸30側と第1モータジェネレータ22側とに取り出す。第1モータジェネレータ22の駆動により発生した電力は、二次電池であるバッテリ34に充電される。なお、ハイブリッド車両10の構成は、このような構成に限定するものではなく、エンジン及び走行用モータの少なくとも一方を駆動源として駆動するハイブリッド車両の構成を有するものであれば、種々の構成を採用できる。
また、図2に示すように、温度推定システム12は、上記の第2モータジェネレータ24及び制御部28と、サーミスタ26とを含む。
図1に戻って、各インバータ36,38はバッテリ34から電力が供給される。第1モータジェネレータ22は、制御部28により第1インバータ36を介して駆動が制御される。第2モータジェネレータ24は、制御部28により第2インバータ38を介して駆動が制御される。バッテリ34と各インバータ36,38との間に図示しないDC/DCコンバータを設けて、バッテリ34の電圧を昇圧してから各インバータ36,38に供給したり、インバータ36,38から供給される電圧を降圧してからバッテリ34に供給する、すなわち充電することもできる。
各インバータ36,38は、制御部28から目標トルクであるトルク指令値に対応する制御信号が入力されることにより、各インバータ36,38に設けられたトランジスタ等のスイッチング素子のスイッチングが制御される。例えば、第1インバータ36は、制御部28から入力されるトルク指令値に対応する信号に基づいて、制御部28によりスイッチングのオンオフが制御され、バッテリ34側から入力される直流電力を交流電力に変換して第1モータジェネレータ22に供給することで、第1モータジェネレータ22を駆動する。また、第1インバータ36は、第1モータジェネレータ22がエンジン13の駆動に伴って発電した場合に、その発電により得られた交流電圧を、第1インバータ36で直流電圧に変換し、その変換した直流電圧を直接またはDC/DCコンバータを介してバッテリ34に供給し、バッテリ34を充電する。
これに対して、第2インバータ38は、制御部28から入力されるトルク指令値に対応する信号に基づいて、制御部28によりスイッチングのオンオフが制御され、バッテリ34側から入力される直流電力を交流電力に変換して、第2モータジェネレータ24に供給することで、第2モータジェネレータ24を駆動する。また、第2インバータ38は、ハイブリッド車両10の回生制動時に、第2モータジェネレータ24により発電した交流電圧を直流電圧に変換し、その変換した直流電圧を、直接またはDC/DCコンバータを介してバッテリ34に供給し、バッテリ34を充電する。回生制動は、車両のアクセルペダルが踏まれていない状態であって、バッテリ34の充電量が少ない場合に実行され、第2モータジェネレータ24を回生制動状態とする。
また、制御部28は、制御基板上に設けられたCPU、メモリ等を有するマイクロコンピュータを含み、例えば、第2モータジェネレータ24の実温度推定部40(図2)を有するモータECUと呼ばれるモータコントローラと、エンジンECUと呼ばれるエンジンコントローラとを含むものでもよい。なお、図示の例では、制御部28として1つの制御部28のみを図示しているが、制御部28は適宜複数の構成要素に分割して、互いに電気的に接続する構成とすることもできる。例えば、制御部28を、モータコントローラの機能を有する部分と、エンジンコントローラの機能を有する部分と、ハイブリッドECUと呼ばれる全体を統合制御する全体制御部とに分け、互いに電気的に接続した構成とすることもできる。
また、制御部28には、図示しないアクセル操作量センサ及び図示しない車速センサの検出信号等の各モータジェネレータ22,24のトルク指令値や発電量を算出するための検出信号が入力される。
制御部28は、算出されたトルク指令値に応じて、対応するインバータ36(または38)に制御信号を出力し、制御信号に応じて対応するインバータ36(または38)を構成するスイッチング素子を制御し、トルク指令値に従ったトルクが出力されるように、対応するモータジェネレータ22(または24)を駆動する。このようなハイブリッド車両10は、エンジン13及び第2モータジェネレータ24の少なくとも一方を駆動源として駆動する。
また、制御部28には、第2モータジェネレータ24に設けられたサーミスタ26の検出信号も入力される。サーミスタ26は、第2モータジェネレータ24の温度を測定する。
図2は、図1の温度推定システム12を含む、第2モータジェネレータ24を冷却する冷却装置29の構成を示す図であって、第2モータジェネレータ24の上半部断面を含む図である。
図2に示すように、第2モータジェネレータ24は、ケース44の内側に固定されたステータ46と、ステータ46の径方向内側に対向配置されたロータ48とを含む。ロータ48は、ケース44に回転可能に支持された回転軸50の外径側に固定されている。ステータ46は、磁性材製のステータコア52の内周側に設けられた複数のティースに巻回された複数相、例えば3相のステータコイル54を含む。各相のステータコイル54において、ステータコア52の軸方向両端から外側に突出した部分により、一対のコイルエンド56が形成されている。また、片側または両側のコイルエンド56に装着するようにサーミスタ26が設けられている。サーミスタ26は、ステータコイル54の温度を測定する。サーミスタ26の測定値は制御部28に入力される。
さらに、第2モータジェネレータ24のケース44の内部に内部冷媒流路58が形成されており、内部冷媒流路58は、ケース44外部に設けられた外部冷媒流路60に接続されている。外部冷媒流路60にオイルポンプ62が設けられており、ケース44の図示しない下部に溜まった冷媒であるATF等のオイルを吸引して、内部冷媒流路58に供給可能としている。内部冷媒流路58において、ケース44内面に開口する端部である噴出部から、各コイルエンド56の上側に向けオイルを噴出可能としている。これにより、ステータコイル54は冷却される。冷却装置29は、内部冷媒流路58及び外部冷媒流路60とオイルポンプ62とにより構成されている。冷却装置29にオイルクーラ等の熱交換部を設けて、より効果的にオイルを冷却することもできる。
また、冷却装置29は、同様の構成により、第1モータジェネレータ22(図1)を冷却することもできる。この場合、外部冷媒流路60等、冷却装置29の一部の要素を、第1モータジェネレータ22用と第2モータジェネレータ24用とで共通化することもできる。また、上記のサーミスタ26は、第2モータジェネレータ24のコイルエンド56の使用時にオイルがかかる部分に設けられている。
なお、図示の例と異なり、第2モータジェネレータ24のケース内に動力伝達装置を構成する歯車を設けることもでき、この場合に歯車でケースの下部に溜まったオイルをかき上げて、ケースの上部に設けた図示しない冷媒供給部にオイルを供給し、冷媒供給部から各コイルエンド56にオイルをかけてステータコイル54を冷却することもできる。また、回転電機の構成は、図2に示す構成に限定するものではなく、本発明の温度推定システムは、種々の構造の回転電機の温度を推定するために使用可能である。
また、制御部28は、モータトルク取得部64と、実温度推定部40と、記憶部68と、モータ制御部70とを有する。モータ制御部70は、アクセル操作量センサの検出信号等、適宜のセンサの検出値から対応するモータジェネレータ22(または24)のトルク指令値を算出し、そのトルク指令値に応じて対応するインバータ36(または38)を介して対応するモータジェネレータ22(または24)の駆動を制御する。また、モータトルク取得部64は、モータ制御部70で算出された第2モータジェネレータ24のトルク指令値を取得する。また、記憶部68は、予め設定された単位時間間隔(t2−t1)でのサーミスタ26の測定温度の変化量(T2−T1)及び第2モータジェネレータ24のトルク指令値と、予め設定された温度補正値ΔTn(A,B,C・・・)との関係を表すマップのデータを記憶している。
さらに、実温度推定部40は、第2モータジェネレータ24の実温度Tcoilと、サーミスタ26の測定温度Tmjとの乖離を補正する、すなわち少なくするまたはなくすように、サーミスタ26の単位時間間隔(t2−t1)での測定温度の変化量(T2−T1)及び第2モータジェネレータ24のトルクの取得値であるトルク指令値と、予め設定された温度補正値ΔTnとに応じて、第2モータジェネレータ24の実温度を推定した推定温度Testを求める。
制御部28をこのように構成するために、本実施形態では、記憶部68に、図3に1例を示すようなマップのデータを記憶させておき、制御部28は、このマップのデータを使用する。図3は、図1の回転電機温度推定システムで利用するマップであって、単位時間間隔での測定温度変化量及び第2モータジェネレータのトルクと温度補正値との関係を規定するマップの図である。
すなわち、予め実験等により、予め規定された単位時間間隔(t2−t1)でのサーミスタ26の測定温度の変化量(T2−T1)と、第2モータジェネレータ24のトルク指令値とに対応する、増加分としての温度補正値ΔTnの関係を表すマップを求めておき、このマップのデータを記憶部68に記憶させている。なお、以下の説明では、図1、図2に示した要素と同一の要素には同一の符号を付して説明する。図3において、ΔTnを表すA,B,C・・・には数値が入っており、A,B,C・・・の一部の数値同士は同じであっても異なっていてもよい。また、この実験においては、図2の場合と同様に第2モータジェネレータ24を構成するステータコイル54の使用時にオイルがかかる部分にサーミスタ26を設けている。ΔTnは、単位時間間隔での第2モータジェネレータ24のコイルエンド56の実温度Tcoilからサーミスタ26の測定温度Tmjを差し引いた値である乖離補正温度の増加分である。
このような温度推定システム12を使用して第2モータジェネレータ24の実温度を推定する方法は次のようにして行う。まず、後述する図5Bを参照するように、第2モータジェネレータ24の使用時に、予め設定された単位時間間隔おきの時間t1、t2(t1<t2)で、サーミスタ26によりステータコイル54の温度T1、T2を測定し、サーミスタ26の測定温度の変化量(T2−T1)を求める。
また、モータトルク取得部64は、時間t2での第2モータジェネレータ24のトルク指令値RTを取得する。そして、実温度推定部40は、サーミスタ26の測定温度の変化量(T2−T1)とモータトルク取得部64で取得されたトルク指令値RTとに基づいて、記憶部68に記憶された、図3に示したマップのデータを参照しつつ、対応する第2モータジェネレータ24の温度補正値ΔTnを取得する。また、実温度推定部40は、この温度補正値ΔTnで時間t2での測定温度Tmj(=T2)を補正する。すなわち実温度推定部40は、今回分と以前の各時間間隔で求めた1または複数の温度補正値ΔTnの総和を、測定温度Tmjに足し合わせることで、第2モータジェネレータ24の実温度Tcoilを推定する、すなわち取得する。具体的には、実温度Tcoilは、次式により求める。
Tcoil=Tmj+ΣΔTn+T´ ・・・(1)
この場合、ΣΔTnは温度補正値ΔTnの総和を表しており、T´は測定初期時点での第2モータジェネレータ24の実温度と推定温度との差である乖離温度を表している。この乖離温度T´は0として設定することもできる。
また、図3のマップに規定されていないサーミスタ26の温度変化量とトルクとに対応する温度補正値は、その両側の温度変化量やその両側のトルクから、線形補間等により算出することができる。推定された第2モータジェネレータ24の実温度Tcoilは、第2モータジェネレータ24の保護のために使用される。例えば、図4は、本発明の実施形態において、回転電機である第2モータジェネレータ24の推定温度(Tcoil)と、第2モータジェネレータ24のトルク目標値である制限前のトルク指令値に対する制限後のトルク指令値の割合を意味する負荷率との関係の1例を示す図である。
図4に示す例では、第2モータジェネレータ24の推定温度がある閾値Tk℃未満では、負荷率100%であり、第2モータジェネレータ24のトルク指令値が制限されず、そのままトルク指令値として設定され、第2モータジェネレータ24の駆動が制御される。これに対して、第2モータジェネレータ24の推定温度が閾値Tk℃以上では、負荷率を100%から徐々に、直線的に低下させ、第2モータジェネレータ24のトルク指令値を徐々に低下するように制限して、制限後のトルク指令値で第2モータジェネレータ24の駆動を制御するようにしている。このため、第2モータジェネレータ24の過度な温度上昇に対する保護を図ることが可能になる。
次に、図5A、図5Bを用いて本実施形態の効果を確認する。図5Aは、本発明とは異なる比較例において、回転電機である第2モータジェネレータのトルクをある一定値とした場合において、サーミスタの測定温度と、第2モータジェネレータの実温度と、温度補正値を用いて補正された第2モータジェネレータの推定温度との時間的変化の1例を示す図である。この比較例では、本実施形態の場合と異なり、図2を参照して、制御部28は、第2モータジェネレータ24の複数のトルク指令値に応じて規定された複数の温度補正値を表すマップのデータから、取得されたトルク指令値に対応する温度補正値を求めるようにしている。すなわち、比較例では、図6に示すマップを用いて温度補正値を求める。図6のマップは、第2モータジェネレータのトルク指令値と温度補正値との関係を表している。図6のマップを用いる比較例では、図3のマップを用いる実施形態と異なり、サーミスタ26の測定温度の変化量の違いでは温度補正値を変化させず、一定としている。その他の構成は、本実施形態と同様である。このような比較例では、本実施形態と異なり、サーミスタ26の測定温度の複数の変化量に対応する複数の温度補正値が規定されていない。
図5Aは、比較例の第2モータジェネレータ24の推定温度Testと実温度Tcoilとの関係を示している。図5Aでは、第2モータジェネレータ24のトルクを一定としている。図5Aから分かるように、サーミスタ26の測定温度Tmjはある時間taまでは徐々に増加するが、それ以降では急激に減少した後、ほぼ一定に推移している。この理由は、第2モータジェネレータ24の実温度がある温度に達するまではサーミスタ26に低温のオイルがかかる影響はほとんど生じないが、ある温度以上ではその影響が顕著になり、実温度Tcoilとサーミスタ26の測定温度Tmjとの差が広がるためである。そして、比較例ではサーミスタ26の温度変化量に応じた測定温度の温度補正を行わないので、推定温度が測定温度と同様の傾向で変化する。
これに対して、図5Bは、本発明の実施形態において、回転電機である第2モータジェネレータ24のトルクをある一定値とした場合において、サーミスタ26の測定温度と、第2モータジェネレータ24の実温度と、温度補正値を用いて補正された第2モータジェネレータ24の推定温度との時間的変化の1例を示す図である。本実施形態では、比較例の場合と異なり、図3に示すように、温度補正値ΔTnは、サーミスタ26の測定温度の複数の変化量に応じて複数設定されている。このような本実施形態では、比較例と同様に、サーミスタ26にオイルがかかる影響によりサーミスタ26の測定温度が変化する場合でも、推定温度Testを実温度Tcoilとほぼ一致するように推定することができる。すなわち、本実施形態では、図5Bの測定温度Tmjのように、第2モータジェネレータ24のトルクが高く、経過時間が長くなる場合でも、サーミスタ26の測定温度が低下するのは測定に異常があるためであると判断でき、それを補うように、温度補正値ΔTnのマップを用いて測定温度Tmjを補正して実温度Tcoilに近い推定温度Testを求めることができる。
このような本実施形態の回転電機温度推定システムによれば、第2モータジェネレータ24のトルクとサーミスタ26の測定温度変化量とに応じて取得される温度補正値ΔTnにより、第2モータジェネレータ24の実温度を推定温度として推定するようにしている。このため、第2モータジェネレータ24の負荷や、第2モータジェネレータ24をオイルにより冷却する場合のオイルの影響にかかわらず、第2モータジェネレータ24の実温度を高精度に推定できる。例えば、第2モータジェネレータ24の測定温度を温度補正値ΔTnを用いて補正しない、従来の方法では、第2モータジェネレータ24の負荷、すなわちトルクが大きくなるほど、サーミスタ26の測定値の時定数の遅れが顕著になるが、本実施形態ではこの時定数の遅れも補正できる。
また、冷媒であるオイルのパラメータを、単位時間間隔でのサーミスタ26の測定温度の変化量で代用しているので、制御部28で記憶させるプログラムの作成に当たり必要なパラメータを削減でき、メモリ容量の削減を実現できるとともに、計算誤差を小さくできる。
なお、上記では、マップを用いて温度補正値ΔTnを取得する場合を説明したが、実温度推定部40は、回転電機の実温度と温度センサの測定温度との乖離を補正する、すなわち少なくするまたはなくすように、温度センサの測定温度の変化量及び回転電機のトルクの取得値と、予め設定された温度センサ温度補正値との関係を表す関係式を用いて、測定温度の変化量及び回転電機のトルクの取得値から温度補正値ΔTnを算出し、算出された温度補正値ΔTnによって回転電機の実温度を推定することもできる。
次に、図7は、本発明の実施形態の別例の回転電機温度推定システムにおいて、温度推定方法を示すフローチャートである。上記の図1〜4、図5Bの構成では、制御部28は、1つのマップのデータを用いて第2モータジェネレータ24等の回転電機の実温度を推定していたが、本実施形態では、通常時マップとロック時マップとの2つのマップを用いて回転電機の実温度を推定する。本実施形態において、制御部28以外の構成は、上記の図1〜4、図5Bの構成と同様であるため、以下、同等部分には同一符号を付して、図1、図2を参照しつつ説明する。
本実施形態では、制御部28は、実温度推定部40と記憶部68とを含み、記憶部68は、予め「通常時マップ」と「ロック時マップ」とを記憶している。「通常時マップ」は、第2モータジェネレータ24がロックしない通常時における、単位時間間隔におけるサーミスタ26の測定温度の変化量及び第2モータジェネレータ24のトルクの取得値であるトルク指令値と、予め設定された温度センサ温度補正値ΔTn(A,B,C・・・)(図3参照)との関係を表している。これに対して、「ロック時マップ」は、第2モータジェネレータ24のロック時、すなわち通電状態での回転停止時における、単位時間間隔におけるサーミスタ26の測定温度の変化量及び第2モータジェネレータ24のトルク指令値と、予め設定された温度センサ温度補正値ΔTnr(Ar、Br、Cr・・・)(図7)との関係を表している。すなわち、通常時とロック時とでは、回転電機の測定温度と実温度との関係が大きくずれるため、それぞれに応じた2種類のマップを用意することで、異なる状況に応じて第2モータジェネレータ24の実温度の推定精度を向上させるようにしている。
通常時マップは、予め実験等により求めた、第2モータジェネレータ24がロックしない通常時における、上記の図1〜4、図5Bの構成の場合と同様のマップである。ロック時マップは、予め実験等により求めた、第2モータジェネレータ24が通電状態でロックするロック時における、上記の図1〜4、図5Bの構成の場合と同様のマップである。図7において、Ar,Br,Cr・・・には数値が入っており、Ar,Br,Cr・・・の一部の数値同士は同じであっても、異なっていてもよい。また、このマップを求める実験においても、第2モータジェネレータ24のステータコイル54の使用時にオイルがかかる部分にサーミスタ26を設けている。
実温度推定部40は、記憶部68に記憶されたマップを参照しつつ、通常時かまたはモータロック時かに応じて、サーミスタ26の測定温度の変化量及び第2モータジェネレータ24のトルクの取得値であるトルク指令値から第2モータジェネレータ24の温度補正値ΔTn(またはΔTnr)を取得し、この温度補正値ΔTn(またはΔTnr)で測定温度を補正することで、第2モータジェネレータ24の実温度を推定する。言い換えれば、実温度推定部40は、通常時とロック時とで、サーミスタ26の測定温度の変化量及び第2モータジェネレータ24のトルク指令値に対応する温度補正値の異なる関係を用いて、異なる状況に応じて第2モータジェネレータ24の実温度を推定する。
次に、図7のフローチャートを用いて、本実施形態により第2モータジェネレータ24の実温度を推定する方法を説明する。ステップS10(以下、ステップSは単にSという。)で図示しない回転速度センサ等により検出した第2モータジェネレータ24の回転数を判定し、S12で第2モータジェネレータ24に通電した状態で、第2モータジェネレータ24の回転数が実質的に0でない、通常時であると判定された場合、S14に移行する。これに対して、S12で第2モータジェネレータ24に通電した状態で、第2モータジェネレータ24の回転数が実質的に0である、ロック時であると判定された場合、S20に移行する。S14では、記憶部68に記憶された通常時マップを読み出して、S16で通常時マップを参照しつつ、第2モータジェネレータ24のトルク指令値とサーミスタ26の測定温度の変化量とから温度補正値ΔTnを取得する。次いで、S18で温度補正値ΔTnでサーミスタ26の測定温度を補正して、第2モータジェネレータ24の通常時の実温度を推定する。
一方、S20では、記憶部68に記憶されたロック時マップを読み出して、S22でロック時マップを参照しつつ、第2モータジェネレータ24のトルク指令値とサーミスタ26の測定温度の変化量とから温度補正値ΔTnを取得する。次いで、S24で温度補正値ΔTnでサーミスタ26の測定温度を補正して、第2モータジェネレータ24のロック時の実温度を推定する。
このような構成によれば、通常時とロック時とでマップを使い分けるので、より高精度に第2モータジェネレータ24の実温度を推定できる。以上は、第2モータジェネレータ24の実温度を推定する場合を説明したが、本実施形態でも、第2モータジェネレータ24の代わりに、または第2モータジェネレータ24とともに、第1モータジェネレータ22の温度も測定でき、通常時マップまたはロック時マップを用いて第1モータジェネレータ22の実温度を推定することもできる。その他の構成及び作用は、上記の図1〜4、図5Bの構成と同様である。
また、上記の各実施形態では、「回転電機のトルクの取得値」として、対応するモータジェネレータのトルク指令値を用いる場合を説明した。ただし、本発明では、対応するモータジェネレータのトルクを測定するトルクセンサを設けて、「回転電機のトルクの取得値」として、対応するトルクセンサの測定値を用いることもできる。
10 ハイブリッド車両、12 温度推定システム、13 エンジン、14 動力分割機構、16 駆動軸、18 車輪、22 第1モータジェネレータ(MG1)、24 第2モータジェネレータ(MG2)、26 サーミスタ、28 制御部(ECU)、29 冷却装置、30 出力軸、32 減速機、34 バッテリ、36 第1インバータ、38 第2インバータ、40 実温度推定部、42 冷却システム、44 ケース、46 ステータ、48 ロータ、50 回転軸、52 ステータコア、54 ステータコイル、56 コイルエンド、58 内部冷媒流路、60 外部冷媒流路、62 オイルポンプ、64 モータトルク取得部、68 記憶部、70 モータ制御部。

Claims (6)

  1. 回転電機と、
    回転電機の温度を測定する温度センサと、
    回転電機のトルクを取得するトルク取得部と、
    回転電機の実温度と温度センサの測定温度との乖離を補正するように、温度センサの測定温度の変化量及び回転電機のトルクの取得値から温度センサ温度補正値を求めて、当該温度センサ温度補正値を用いて前記測定温度を補正することで回転電機の実温度を推定する実温度推定部とを備えることを特徴とする回転電機温度推定システム。
  2. 請求項1に記載の回転電機温度推定システムにおいて、
    回転電機を冷媒により冷却する冷却部を備え、
    温度センサは、回転電機の冷媒がかかる部分に設けられていることを特徴とする回転電機温度推定システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の回転電機温度推定システムにおいて、
    温度センサの測定温度の変化量及び回転電機のトルクの取得値と、予め設定された温度センサ温度補正値との関係を表すマップのデータを記憶する記憶部を備え、
    実温度推定部は、記憶部に記憶されたマップを参照しつつ、温度センサの測定温度の変化量及び回転電機のトルクの取得値から回転電機の実温度を推定することを特徴とする回転電機温度推定システム。
  4. 請求項1に記載の回転電機温度推定システムにおいて、
    実温度推定部は、通常時と、回転電機への通電時に回転電機がロックする回転電機ロック時とで、温度センサの測定温度の変化量及び回転電機のトルクの取得値に対応する温度センサ温度補正値の異なる関係を用いて、異なる状況に応じて回転電機の実温度を推定することを特徴とする回転電機温度推定システム。
  5. 請求項1に記載の回転電機温度推定システムにおいて、
    通常時における、温度センサの測定温度の変化量及び回転電機のトルクの取得値と、予め設定された温度センサ温度補正値との関係を表す通常時マップと、回転電機ロック時における、温度センサの測定温度の変化量及び回転電機のトルクの取得値と、予め設定された温度センサ温度補正値との関係を表すロック時マップとのデータを記憶する記憶部を備え、
    実温度推定部は、記憶部に記憶されたマップを参照しつつ、通常時かまたはモータロック時かに応じて、温度センサの測定温度の変化量及び回転電機のトルクの取得値から回転電機の実温度を推定することを特徴とする回転電機温度推定システム。
  6. 請求項1に記載の回転電機温度推定システムにおいて、
    実温度推定部は、温度センサの測定温度の変化量及び回転電機のトルクの取得値と、前記温度センサ温度補正値、前記変化量及び前記トルクの関係を表す関係式とから温度センサ温度補正値を求めて、当該温度センサ温度補正値を用いて回転電機の実温度を推定することを特徴とする回転電機温度推定システム。
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