JP5701506B2 - 冷却器 - Google Patents

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本発明は冷却器に関するものである。
従来、半導体モジュールなどの発熱体を冷却する場合に、発熱体の両面に冷媒通路を設け、各冷媒流路に冷媒を流すことで発熱体を冷却するものが特許文献1に開示されている。
特開2005−311046号公報
しかし、上記の発明では、発熱体の上側に冷媒通路が設けられており、上側の冷媒流路から冷媒が漏れた場合には、発熱体に冷媒がかかり発熱体が故障する、といった問題点がある。
本発明はこのような問題点を解決するために発明されたもので、発熱体を十分に冷却し、かつ発熱体が故障するおそれを低減することを目的とする。
本発明のある態様に係る冷却器は、発熱体から熱が伝達され、発熱体よりも高い位置に設けられる第1伝熱部材と、第1伝熱部材から熱が伝達されるヒートパイプと、発熱体から熱が伝達され、発熱体よりも低い位置に設けられる第2伝熱部材と、発熱体よりも低い位置に設けられ、第2伝熱部材を冷却する冷却水が流れる冷却水流路と、冷却水流路内に突出する第1突出部を有し、ヒートパイプから熱が伝達されるヒートシンクと、を備える第1冷却系と、第1冷却系とは異なる、第1伝熱部材とヒートパイプと第2伝熱部材とヒートシンクと冷却水流路を備える第2冷却系とを備え、第1冷却系の冷却水流路と第2冷却系の冷却水流路とは連通し、第2冷却系は冷却水の流れ方向において第1冷却系よりも下流側に位置し、第1冷却系のヒートシンクは、冷却水の流れ方向において第1冷却系の発熱体よりも下流側に設けられ、第1冷却系と第2冷却系との間の接続部のみに設けられ、第2冷却系のヒートシンクは、接続部のみに設けられる。
この態様によれば、発熱体で発生した熱は、発熱体よりも高い位置に設けたヒートパイプと、発熱体よりも低い位置に設けた冷却水流路を流れる冷却水に伝達されるので、例えば発熱体よりも高い位置に冷却水を流すことなく、発熱体を十分に冷却することができる。そのため、漏水が生じる可能性を低減することができ、発熱体の故障を低減することができる。
本発明によると、発熱体の冷却機能を保ちつつ、発熱体の故障を低減することができる。
第1実施形態の冷却器の斜視図である。 図1においてA方向より見た場合の正面図である。 第1実施形態の冷却器の上面図である。 第1実施形態の本体の一部を示す概略上面図である。 図3におけるB−B断面図である。 図2におけるC−C断面図である。 第1実施形態におけるヒートパイプの製造工程を示す図である。 図2におけるD−D断面図である。 第2実施形態の冷却器の斜視図である。 図9においてA方向より見た場合の正面図である。 第2実施形態の冷却器の上面図である。 第2実施形態の本体の一部を示す概略上面図である。 図10におけるB−B断面図である。 図11におけるC−C断面図である。 第3実施形態の冷却器の斜視図である。 図15においてA方向より見た場合の冷却器の正面図である。 第3実施形態のヒートシンクの分解図である。 第4実施形態の冷却器の斜視図である。 図19においてA方向より見た場合の冷却器の正面図である。 第4実施形態の冷却器の上面図である。 図20におけるB−B断面図である。 図19におけるC−C断面図の一部を示す概略図である。 図19におけるD−D断面図の一部を示す概略図である。 第4実施形態の冷却器が傾いた状態を示す図である。
本発明の第1実施形態について図1、図2、図3を用いて説明する。図1は本実施形態の冷却器100の斜視図である。図2は図1においてA方向より見た場合の正面図である。図3は本実施形態の冷却器100の上面図である。なお、冷却器100は水平な面に設置されているものとする。
本実施形態の冷却器100は、本体1に第1冷却系2と第2冷却系3とを形成して構成される。
本体1について図4、図5を用いて説明する。図4は本体1の一部を示す上面図である。図5は図3のB−B断面図である。
本体1は、供給路4と、第1流路(冷却水流路)5と、第2流路(冷却水流路)6と、第1接続路(冷却水流路)7と、排出路8とを備える。
第1流路5は、直線状の溝であり上側に開口部を有する。開口部は第1冷却系2の支持部12によって塞がれる。第1流路5は一方の端部側で供給路4と連通する。第1流路5はもう一方の端部側で接続路6と連通する。
供給路4は鉛直方向に設けた直線状の流路であり、パイプ24を介して冷却水が供給される。
第2流路6は、第1流路5に対して平行に設けられた溝であり上側に開口部を有する。開口部は第2冷却系3の支持部によって塞がれる。第2流路6は一方の端部側で排出路8と連通し、冷却水が排出される。第2流路6はもう一方の端部側で第1接続路7と連通する。
第1接続路7は直線状の溝であり上側に開口部を有する。開口部は後述するヒートシンク16によって塞がれている。第1接続路7は一方の端部側で第1流路5と連通し、もう一方の端部側で第2流路6と連通する。つまり、第1流路5と第1接続路7と第2流路6とは連通しており、これらの流路で略U字型の流路を形成し、供給路4に供給された冷却水は、第1流路5、第1接続路7、第2流路6の順に流れ、排出路8から排出される。なお、第1接続路7は、後述するヒートシンク16の第2接続路26と共に1つの接続流路を形成する。冷却水はポンプなどによって供給路4に導入され、流路内は冷却水で満たされている。
排出路8は鉛直方向に設けた直線状の流路であり、パイプ25を介して冷却水が排出される。
第1冷却系2は、発熱体9a、9b、9cと、下部冷却部10と、上部冷却部11とから構成される。下部冷却部10は発熱体9a、9b、9cよりも低い位置に設けられ、上部冷却部11は発熱体9a、9b、9cよりも高い位置に設けられる。
発熱体9a、9b、9cは例えばインバータなどの半導体モジュールである。本実施形態では、3つの発熱体9a、9b、9cは第1流路5を流れる冷却水の流れ方向に沿って直列に配置される。発熱体9a、9b、9cは下部冷却部10の支持部12によって支持され、発熱体9a、9b、9cの上面は上部冷却部11の受熱部14a、14b、14cに当接する。なお、発熱体は3つに限られることはない。また、発熱体9a、9b、9cは半導体モジュールに限られることはない。
下部冷却部10は、発熱体9a、9b、9cを上面に設けた支持部(第2伝達部材)12と、第1流路5によって構成される。
支持部12は、第1流路5の開口部を塞ぐように設けられ、第1流路5側に突出した平板状の第1フィン(第2突出部)13を複数備える。第1フィン13は、第1流路5を流れる冷却水の流れ方向に沿って延設される。第1フィン13を第1流路5側から見た場合に、第1フィン13は直線状となる。第1フィン13を複数設けることで、第1フィン13と第1流路5を流れる冷却水との接触面積が大きくなる。なお、支持部12と本体1との間にはシール材が設けられ、第1流路5からの漏水を防止する。
下部冷却部10は、第1流路5に冷却水が流れることで、発熱体9a、9b、9cを下側より冷却する。
上部冷却部について、さらに図6を参照して説明する。図6は図3におけるC−C断面図である。
上部冷却部11は、受熱部(第1伝熱部材)14a、14b、14cと、ヒートパイプ15a、15b、15cと、ヒートシンク16とによって構成される。受熱部14a、14b、14cとヒートパイプ15a、15b、15cは、発熱体9a、9b、9cに対応して設けられている。つまり、例えば発熱体9aに対して1組の受熱部14aおよびヒートパイプ15aが設けられる。本実施形態では、発熱体9aに対して受熱部14aおよびヒートパイプ15aが設けられ、発熱体9bに対して受熱部14bおよびヒートパイプ15bが設けられ、発熱体9cに対して受熱部14cおよびヒートパイプ15cが設けられる。
受熱部14a、14b、14cは熱抵抗が小さい例えば銅、アルミニウムなどで構成される。
受熱部14aは、発熱体9aの上面に当接し、ヒートパイプ15aが圧入される圧入孔17aを備える。受熱部14aは発熱体9aで発生した熱の一部が伝達される。受熱部14aは、伝達された熱の一部を放熱し、またヒートパイプ15aに伝達する。
受熱部14bは、発熱体9bの上面に当接し、ヒートパイプ15bが圧入される圧入孔17bと、ヒートパイプ15aが貫通する貫通孔18aとを備える。貫通孔18aの径は、ヒートパイプ15aの外径よりも大きい。受熱部14bは発熱体9bで発生した熱の一部が伝達される。受熱部14bは、伝達された熱の一部を放熱し、またヒートパイプ15bに伝達する。
受熱部14cは、発熱体9cの上面に当接し、ヒートパイプ15cが圧入される圧入孔17cと、ヒートパイプ15aが貫通する貫通孔18bと、ヒートパイプ15bが貫通する貫通孔18cとを備える。貫通孔18b、18cの径は、ヒートパイプ15a、15bの外径よりも大きい。受熱部14cは発熱体9cで発生した熱の一部が伝達される。受熱部14cは、伝達された熱の一部を放熱し、またヒートパイプ15cに伝達する。
ヒートパイプ15a、15b、15cは、両端を塞がれた略円筒形状の素菅内に作動液を封入して構成される。また、ヒートパイプ15a、15b、15cは、素菅の内壁に毛細管構造のウイックを備える。素菅は、例えば銅などによって構成される。作動液は、例えば水などによって構成される。
ヒートパイプ15a、15b、15cは対応する発熱体9a、9b、9cに応じて長さが異なる。ヒートパイプ15a、15b、15cの一方の端部は、対応する受熱部14a、14b、14cの圧入孔17a、17b、17cに圧入され、もう一方の端部は対応するヒートシンク16の圧入孔19a、19b、19cに圧入される。
ヒートパイプ15aは、ヒートシンク16から一番遠い位置に配置された受熱部14aから伝達された熱を、ヒートシンク16に伝達する。ヒートパイプ15aの外径は、受熱部14bの貫通孔18aおよび受熱部14cの貫通孔18bの径よりも小さいので、ヒートパイプ15aの外周壁と貫通孔18a、18bの内壁との間には隙間が生じており、受熱部14b、14cからヒートパイプ15aへの熱の伝達は少ない。
ヒートパイプ15bは、受熱部14aよりもヒートシンク16側に配置された受熱部14bから伝達された熱を、ヒートシンク16に伝達する。ヒートパイプ15bの外径は、受熱部14cの貫通孔18cの径よりも小さいので、受熱部14cからヒートパイプ15bへの熱の伝達は少ない。
ヒートパイプ15cは、ヒートシンク16から一番近い位置に配置された受熱部14cから伝達された熱を、ヒートシンク16に伝達する。
ヒートシンク16に一番近い発熱体9cを冷却するヒートパイプ15cをヒートパイプ15aとヒートパイプ15bとの間に設けることで、受熱部14bにおけるヒートパイプaとヒートパイプ15bとの距離を長くすることができ、受熱部14bにおける熱干渉を低減することができる。
ヒートパイプは、例えば図7に示す工程により製造される。図7はヒートパイプの製造工程を示す図である。
まず、銅などの素菅120を切断し(図7(a))、切断した素菅120の一方の端部を封止し(図7(b))、素菅120を型121の装着部122に装着する(図7(c))。型121は半割状の型であり、2つの型121を合わせて使用される。なお、図7では説明のため1つの型121のみを表示する。装着部122は例えばヒートパイプ15aを圧入する圧入孔17a、19aまたは貫通させる貫通孔18a、18bを想定して設けられる。次に素菅120の内側の内圧を高くする(図7(d))。これにより、素菅120が膨らみ、素菅120の外壁が装着部122の内壁に密着する。次に素菅120を型121から離脱させ(図7(e))、封止していない素菅120の端部から作動液を、減圧環境下で封入し、素菅120の端部を封止する(図7(f))。なお、素菅120の端部を封止する際には、封止部を型(図示せず)に入れて行う。これによって封止部の変形を防止することができる。
以上のように、素菅120の内圧を高くする工程、または素菅120の端部を封止する工程は、型120などに入れて行われる。そのため、ヒートパイプ15a、15b、15cの外径のばらつきを低減し、例えばヒートパイプ15aを圧入孔17a、19aに容易に圧入することができ、ヒートパイプ15aと貫通孔18a、18bとの接触を防止するこができる。
ヒートシンク16について図8を用いて説明する。図8は図2におけるD−D断面図である。ヒートシンク16はヒートパイプ15a、15b、15cを圧入する圧入孔19a、19b、19cと、第2冷却系のヒートパイプを圧入する圧入孔119a、119b、119cと、第2接続路26とを備える。
第2接続路26は、ヒートシンク16の下側に設けられており、本体1の第1接続路7とによって1つの接続流路を形成する。なお、ヒートシンク16と本体1との間にはシール材が設けられ、第1接続路7および第2接続路26からの漏水を防止する。
ヒートシンク16は、圧入孔19bと圧入孔119aとの間の一部について厚さが薄くなっている。つまりヒートシンク16は、圧入孔19bと圧入孔119aとの間を薄肉化して形成される。ヒートシンク16の一部を薄肉化することで、ヒートシンク16の熱マスを抑制することができる。
ヒートシンク16は、第1接続路7の開口部を塞ぐように設けられ、第1接続路7側に突出した平板状の第2フィン(第1突出部)20を複数備える。第2フィン20は、第1接続路7を流れる冷却水の流れ方向に沿って延設される。第2フィン20を第1接続路7側から見た場合に、第2フィン20は直線状となる。第2フィン20を複数設けることで、第2フィン20と第1接続路7を流れる冷却水との接触面積が大きくなる。
なお、図8においては、第1接続路7の底部の一部が上側に突出しているが、これに限られることはなく、例えば底部は平面であっても良い。
上側冷却部11においては、受熱部14a、14、14cの上側に板バネ21が配置され、カバー22によって板バネ21を受熱部14a、14、14c側に圧縮させることで受熱部14a、14、14cと発熱体9a、9b、9cとの面圧を高くし、接触熱抵抗を低減する。また、寸法ばらつきによる発熱体9a、9b、9cと受熱部14a、14b、14cとの接触不足を防止することができる。これにより、発熱体9a、9b、9cから受熱部14a、14、14cへの熱伝達を向上させる。
上部冷却部11は、ヒートパイプ15a、15b、15cによって発熱体9a、9b、9cを上側より冷却する。
第2冷却系3は、第2流路6の上側に設けられている点を除いて第1冷却系2と同じ構成なので詳しい説明は省略する。なお、第2冷却系3では、ヒートシンク16が第2流路6を流れる冷却水の流れ方向に対して上流側に設けられる。
次に、本実施形態の冷却器100の作用について説明する。ここでは第1冷却系2における冷却について説明する。
まず、発熱体9a、9b、9cの下面から伝達される熱の冷却について説明する。発熱体9a、9b、9cで生じた熱の一部は、発熱体9a、9b、9cの下面に当接する支持部12に伝達される。支持部12は第1流路5内に突出する第1フィン13を有しており、第1流路5には冷却水が流れている。支持部12に伝達した熱は、第1フィン13を介して第1流路5を流れる冷却水中に放熱される。これによって、発熱体9a、9b、9cを下側から冷却する。
次に発熱体9a、9b、9cの上面から伝達される熱の冷却について説明する。ここでは発熱体9aを冷却する場合を例として説明する。
発熱体9aで生じた熱の一部は、発熱体9aの上面に当接する受熱部14aに伝達される。受熱部14aに伝達された熱は、受熱部14aの圧入孔17aに圧入されたヒートパイプ15aの端部に伝達され、端部の温度が高くなると、ヒートパイプ15a内の作動液が蒸発する。
ヒートシンク16に圧入されたヒートパイプ15aの端部は、受熱部14aの圧入孔17aに圧入されたヒートパイプ16の端部よりも温度が低く、蒸発した作動液は、ヒートシンク16の圧入孔19aに圧入された端部で凝縮する。この時ヒートパイプ15aから熱がヒートシンク16に伝達される。ヒートシンク16に伝達された熱の一部はヒートシンク16から放熱される。また、ヒートシンク16は第1接続路7内に突出する第2フィン20を有しており、第1接続路7には冷却水が流れている。そのためヒートシンク16に伝達された熱の一部は、第1接続路7を流れる冷却水中に放熱される。これらによって、発熱体9aをヒートパイプ15aを用いて上側から冷却する。
なお、第2冷却系3は第1冷却系2と同様に発熱体を冷却する。第2冷却系3では、ヒートシンク16が第2流路6を流れる冷却水の流れ方向に対して上流側に位置するので、第2冷却系3のヒートパイプによる発熱体の冷却量を大きくすることができる。
本実施形態では、支持部12の第1フィン13、およびヒートシンク16の第2フィン20を冷却水の流れ方向に沿って直線状に設けたが、例えば流れ方向に沿った波型形状としても良い。また、第1フィン13または第2フィン20は平板状ではなく、例えば突起などを備えても良い。このように第1フィンまたは突出部と、冷却水との接触面積が大きくすることで、発熱体をさらに冷却することができる。
また、本実施形態における排出路8を供給路として、2つの供給路を設け、第1接続路7に排出路を設けてもよい。
本発明の第1実施形態の効果について説明する。
発熱体9a、9b、9cの下面から伝達される熱を、発熱体9a、9b、9cよりも低い位置に配置された支持部12の第1フィン13を介して、第1流路5を流れる冷却水中に放熱する。また、発熱体9a、9b、9cの上面から伝達される熱を、発熱体9a、9b、9cよりも高い位置に配置されたヒートパイプ15a、15b、15cを用いて放熱する。これにより、発熱体9a、9b、9cを冷却し、かつ漏水による発熱体9a、9b、9cの故障を抑制することができる。
ヒートパイプ15a、15b、15cが圧入されるヒートシンク16は、冷却水が流れる第1接続路7内に突出する第2フィン20を備える。これにより、ヒートシンク16を冷却することができ、ヒートパイプ15a、15b、15cによって発熱体9a、9b、9cを効率良く冷却することができる。
例えばヒートパイプ15aが貫通する受熱部14bの貫通孔18aおよび受熱部14cの貫通孔18bの径を、ヒートパイプ15aの外径よりも大きくする。これにより、受熱部14b、14cからヒートパイプ15aへの熱の伝達を小さくし、受熱部14aに伝達された熱をヒートパイプ15aによってヒートシンク16へ伝達することができる。そのため、発熱体9aをヒートパイプ15aを用いて冷却することができる。
次に本発明の第2実施形態について図9、図10、図11を用いて説明する。図9は本実施形態の冷却器101の斜視図である。図10は図9においてA方向より見た場合の正面図である。図11は本実施形態の冷却器101の上面図である。
第2実施形態については第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。本実施形態の冷却器101は、本体30と、第1冷却系31の第1ヒートシンク32と、第2冷却系33とが第1実施形態とは異なっている。なお、第1実施形態と同じ構成については、第1実施形態と同じ符号を付し、ここでの説明は省略する。
本体30について図12を用いて説明する。図12は本体30の一部を示す上面図である。本体30は、第2流路6の下流側に拡張部41を備える。拡張部41の開口部は第2冷却系33の第2ヒートシンク34によって塞がれている。
第2冷却系33について図13、図14を用いて説明する。図13は、図10におけるB−B断面図である。図14は図11におけるC−C断面図である。
第2冷却系33の上部冷却部35は、受熱部36a、36b、36cと、ヒートパイプ37a、37b、37cと、第2ヒートシンク34とによって構成される。
第2ヒートシンク34は拡張部41内に突出する平板状の第3フィン42を複数備える。第3フィン42は、第2流路6を流れる冷却水の流れ方向に垂直な方向に沿って延設される。第3フィン42を拡張部41側から見た場合に、第3フィン42は直線状となる。第2ヒートシンク34の圧入孔38a、38b、38cは、ヒートパイプ37a、37b、37cが圧入される。
第1冷却系31の第1ヒートシンク32は、ヒートパイプ15a、15b、15cを圧入する圧入孔39a、39b、39cを備えている。
本実施形態においては、第1冷却系31および第2冷却系33は、冷却水の流れ方向の下流側に第1ヒートシンク32および第2ヒートシンク34を備える。
次に第2冷却系33における作用について説明する。
発熱体40a、40b、40cの下面から伝達される熱の冷却については、第1実施形態と同じである。
発熱体40a、40b、40cの上面から伝達される熱の冷却について説明する。ここでは発熱体40aを冷却する場合を例として説明する。ヒートパイプ37aは発熱体40aで生じ、受熱部36aを介して伝達された熱を第2ヒートシンク34に伝達する。第2ヒートシンク34に伝達された熱の一部は第2ヒートシンク34から外部に放熱され、また、第2ヒートシンク34の第3フィン42により拡張部41を流れる冷却水中に放熱される。
なお、本実施形態では、第1ヒートシンク32および第2ヒートシンク34をそれぞれの系の下流側に設けたが、それぞれの系の上流側に設けても良い。これにより、第1ヒートシンクおよび第2ヒートシンクは比較的温度が低い冷却水によって冷却されるので、第1ヒートシンクおよび第2ヒートシンクによる発熱体の冷却量を大きくすることができる。
本発明の第2実施形態の効果について説明する。
第2冷却系33の第2ヒートシンク34を、第2流路6を流れる冷却水の流れ方向の下流側に設けることで、ヒートパイプ37a、37b、37cによって伝達された熱が排出路8近傍で冷却水中に放熱される。これにより、ヒートパイプ37a、37b、37cによって伝達された熱が放熱された冷却水が、第2流路6を流れることがなく、第2流路6を流れる冷却水の温度を低くすることができる。そのため、発熱体40a、40b、40cを下面側より、効率よく冷却することができる。
次に本発明の第3実施形態について図15、図16を用いて説明する。図15は本実施形態の冷却器102の斜視図である。図16は図15においてA方向より見た場合の正面図である。
第3実施形態については第1実施形態の異なる部分を中心に説明する。本実施形態の冷却器102は、ヒートシンク50が第1実施形態とは異なっている。なお、第1実施形態と同じ構成については、第1実施形態と同じ符号を付し、ここでの説明は省略する。
ヒートシンク50について、さらに図17を参照して説明する。図17は、ヒートシンク50の分解図である。
ヒートシンク50は、ヒートシンク本体51と、蓋部52とから構成される。
ヒートシンク本体51は、ヒートパイプ15a、15b、15cを圧入する圧入孔19a、19b、19cと、第2冷却系3のヒートパイプを圧入する圧入孔119a、119b、119cと、内部冷却水流路53と、第2接続路43と、第2フィン44とを備える。
内部冷却水流路53は、圧入孔19a、19b、19c、119a、119b、119cの外側をヒートシンク本体51の外形形状に沿って設けられる。内部冷却水流路53は、第1接続路7の開口面から圧入孔19aの外側を鉛直方向に伸びる第3流路54、第1接続路7の開口面から圧入孔119bの外側を鉛直方向に伸びる第4流路55と、圧入孔19a、19b、19c、119a、119b、119cの上側を通り、第1接続路7を流れる冷却水の流れ方向に伸び、第3流路54および第4流路55と連通する第5流路56と、隣接する圧入孔19aと圧入孔19c、圧入孔19bと圧入孔19c、圧入孔119aと圧入孔119c、圧入孔119bと圧入孔119cの間に設けられ、第5流路56と第2接続路43とを連通する第6流路57とから構成される。
ヒートシンク本体51は、ヒートパイプが配置されていない部位を薄肉化する事によって熱マスを抑制する。また、冷却水がヒートパイプが配置された四方八方から流路に流入することで、ヒートシンク50を冷却する。
蓋部52はヒートパイプ15a、15b、15cが挿入される挿入孔58a、58b、59bと、第2冷却系3のヒートパイプが挿入される挿入孔59a、59b、59cとを備える。蓋部52はヒートパイプ15a、15b、15cを圧入孔19a、19b、19cに圧入する方向でヒートシンク本体51に接合し、内部冷却水流路53をヒートパイプ15a、15b、15cを圧入する方向で密閉する。蓋部52とヒートシンク本体51とは、例えば溶接、摩擦撹拌接合などによって行われる。なお、ヒートシンク本体51と蓋部52との間にはシール材が設けられ、内部冷却水流路53からの漏水を防止する。
次にヒートシンク50における冷却水の流れについて説明する。
第1接続路7の上流側に流入した冷却水の一部は、第3流路54に流入し、第5流路56を流れ、第4流路55から第1接続路7へ排出される。また、冷却水の一部は、第6流路57によって圧入孔19a、19b、19cの間および圧入孔119a、119b、119cの間を流れる。ヒートシンク50内を冷却水が流れることでヒートパイプ15a、15b、15c、第2冷却系3のヒートパイプによる熱伝達を効率よく行うことができる。
本発明の第3実施形態の効果について説明する。
ヒートシンク50に内部冷却水流路53を設けることで、ヒートシンク50を冷却水によってさらに冷却することができ、ヒートパイプ15a、15b、15c、第2冷却系3のヒートパイプによる冷却を効率よく行うことができる。
次に本発明の第4実施形態について図18、図19、図20を用いて説明する。図18は本実施形態の冷却器103の斜視図である。図19は図18においてA方向より見た場合の正面図である。図20は本実施形態の冷却器103の上面図である。なお、冷却器103は水平な面に設置されているものとする。
本実施形態の冷却器103は、本体60に第1冷却系61と、第2冷却系62とを形成して構成される。
本体60について図21、図22、図23を用いて説明する。図21は図20におけるB−B断面図である。図22は図19におけるC−C断面図の一部を示す概略図である。図23は図19におけるD−D断面図の一部を示す概略図である。
本体60は、複数のブロック部を接合して、底部85を有する略U字状に形成される。本体60の内部には供給路63と、第1流路64と、第2流路65と、接続路66と、排出路67とが形成される。
供給路63は、鉛直方向に設けた直線状の流路である。供給路63には、パイプ82を介して冷却水が供給される。
第1流路64は、直線状の流路であり、水平方向に延設される。第1流路64は一方の端部側で供給路63と連通し、冷却水が供給される。第1流路64はもう一方の端部側で接続路66と連通する。
接続路66は、第1流路64と第2流路65とを連通する。接続路66は水平方向および鉛直方向に延設される。
第2流路65は、第1流路64に対して平行に設けられた流路である。第2流路65は一方の端部側で接続路66と連通し、もう一方の端部で排出路67と連通する。
排出路67は、鉛直方向に設けた直線状の流路である。排出路67は、パイプ83を介して冷却水を排出する。
第1流路64と接続路66と第2流路65は、上面から見た場合に略U字型の流路を形成し、供給路63に供給された冷却水は、第1流路64、接続路66、第2流路65を順番に流れ、排出路67から排出される。また、接続路66は鉛直方向にも延設されており、冷却水は接続路66を鉛直方向にも広がって流れる。なお、冷却水はポンプなどによって供給路63に導入され、流路内は冷却水で満たされている。
第1冷却系61は、発熱体68と、受熱部69と、ヒートパイプ70と、第1冷却部71と、第2冷却部72とから構成される。
発熱体68は、第1流路64の直上に位置する本体60上に設けられる。発熱体68の上面は受熱部69に当接する。
受熱部69は、上部受熱部73と下部受熱部74とを接合することで構成される。上部受熱部73と下部受熱部74は、それぞれ合わせ面に略半円の凹部を備えており、2つの凹部が合わせることで孔75を形成する。この孔75内にヒートパイプ70が配置される。受熱部69は、下面において発熱体68と当接し、発熱体68で生じた熱の一部が伝達される。
ヒートパイプ70は、蒸発部76と、第1放熱部77と、第2放熱部78と、接続部79とを備える。
蒸発部76は、各端部側で略S字状の接続部79を介して第1放熱部77または第2放熱部78と接続する。蒸発部76と第1放熱部77と第2放熱部78は、各軸が同一平面上に位置し、第1放熱部77と第2放熱部78とは蒸発部76に対して同一方向に存在するように設けられる。また、蒸発部76は第1放熱部77および第2放熱部78よりも低い位置に設けられる。
蒸発部76は、受熱部69の孔75に配置される。第1放熱部77は第1冷却部71の圧入孔80に圧入される。第2放熱部78は第2冷却部72の圧入孔81に圧入される。
第1冷却部71は、第1放熱部77が圧入される圧入孔80を備える。第1冷却部71は供給路63の上側に位置する本体60に接合される。また、第2冷却部72は第2放熱部78が圧入される圧入孔81を備える。第2冷却部72は、接続路66の上側に位置する本体60に接合される。
本実施形態では、蒸発部76は第1放熱部77および第2放熱部78よりも低い位置にあるため、蒸発部76内に作動液が存在する。そのため、冷却器103が傾いた場合でも、蒸発部76に作動液が存在し、ヒートパイプ70によって発熱体68を上側から冷却することができる。
第2冷却系62は、第2流路65の上側に設けられている点を除いて第1冷却系62と同じ構成なので詳しい説明は省略する。
次に本実施形態の冷却器103の作用について説明する。ここでは第1冷却系61における冷却について説明する。
まず、発熱体68の下面から伝達される熱の冷却について説明する。発熱体68で生じた熱の一部は、発熱体68の下面に当接する本体60に伝達される。発熱体68の直下に位置する第1流路64には冷却水が流れている。そのため本体60に伝達した熱は、第1流路64を流れる冷却水中に放熱される。
次に発熱体68の上面から伝達される熱の冷却について説明する。受熱部69に伝達された熱は、受熱部69の孔75に配置されたヒートパイプ70の蒸発部76に伝達され、蒸発部76の温度が高くなると、ヒートパイプ70内の作動液が蒸発する。
第1冷却部71の圧入孔80に圧入された第1放熱部77、および第2冷却部72の圧入孔81に圧入された第2放熱部78は、蒸発部76よりも温度が低く、蒸発した作動液は、第1冷却部71および第2冷却部72で凝縮する。この時ヒートパイプ70から熱が第1冷却部71および第2冷却部72に伝達される。第1冷却部71および第2冷却部72に伝達された熱の一部は第1冷却部71および第2冷却部72から外部へ放熱される。また、第1冷却部71の下に位置する供給路63、第2冷却部72の下に位置する接続路66には冷却水が流れている。そのため第1冷却部71および第2冷却部72に伝達された熱の一部は、本体60を介して冷却水中に放熱される。
なお、第2冷却系3は第1冷却系2と同様に発熱体を冷却する。
また、本実施形態では、図24に示すように冷却器103が傾いた場合でも、蒸発部76に作動液が存在し、傾いて位置が高くなった第1放熱部77または第2放熱部78によって第1冷却部71、または第2冷却部72に熱伝達を行い、発熱体68を冷却することができる。
なお、本実施形態では第1冷却系61は、ヒートパイプ70を1つ設けたが、2つのヒートパイプを設けてもよい。この場合には、例えば本実施形態のヒートパイプ70を蒸発部76の中心付近で2つに分けたような形状のヒートパイプを用いる。これにより、冷却器103が傾いた場合でも、必ずどちらかのヒートパイプによって発熱体69を冷却することができる。第2冷却系62についても同様である。
また、発熱体68の下に第1実施形態の支持部12を設けても良い。
本発明の第4実施形態の効果について説明する。
ヒートパイプ70の蒸発部76を第1放熱部77および第2放熱部78よりも低い位置に設けることで、冷却器103が傾いた場合でも、ヒートパイプ70によって発熱体68を上側から冷却することができる。
上記した実施形態においては、ヒートパイプを受熱部などへ取り付ける方法として、ヒートパイプを圧入する方法を主に用いて説明したが、これに限られることはなく、ヒートパイプは他の方法によっても受熱部などへ取り付けることが可能である。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内でなしうるさまざまな変更、改良が含まれることは言うまでもない。
1、30、60 本体
2、31、61 第1冷却系
3、33、62 第2冷却系
5、64 第1流路(冷却水流路)
6、65 第2流路(冷却水流路)
7 第1接続路(冷却水流路)
9a、9b、9c 発熱体
12 支持部(第2伝熱部材)
13 第1フィン(第2突出部)
14a、14b、14c 受熱部(第1伝熱部材)
15a、15b、15c ヒートパイプ
16、50 ヒートシンク
18a、18b、18c 貫通孔
20、44 第2フィン(第1突出部)
26、43 第2接続路(冷却水流路)
32 第1ヒートシンク
34 第2ヒートシンク
36a、36b、36c 受熱部(第1伝熱部材)
37a、37b、37c ヒートパイプ
40a、40b、40c 発熱体
42 第3フィン(第1突出部)
53 内部冷却水流路
66 接続路
68 発熱体
69 受熱部(第1伝熱部材)
70 ヒートパイプ

Claims (4)

  1. 発熱体から熱が伝達され、前記発熱体よりも高い位置に設けられる第1伝熱部材と、
    前記第1伝熱部材から熱が伝達されるヒートパイプと、
    前記発熱体から熱が伝達され、前記発熱体よりも低い位置に設けられる第2伝熱部材と、
    前記発熱体よりも低い位置に設けられ、前記第2伝熱部材を冷却する冷却水が流れる冷却水流路と、
    前記冷却水流路内に突出する第1突出部を有し、前記ヒートパイプから熱が伝達されるヒートシンクと、を備える第1冷却系と、
    前記第1冷却系とは異なる、前記第1伝熱部材と前記ヒートパイプと前記第2伝熱部材と前記ヒートシンクと前記冷却水流路を備える第2冷却系と、を備え、
    前記第1冷却系の冷却水流路と前記第2冷却系の冷却水流路とは連通し、前記第2冷却系は冷却水の流れ方向において前記第1冷却系よりも下流側に位置し、
    前記第1冷却系のヒートシンクは、前記冷却水の流れ方向において前記第1冷却系の発熱体よりも下流側に設けられ、前記第1冷却系と前記第2冷却系との間の接続部のみに設けられ、
    前記第2冷却系のヒートシンクは、前記接続部のみに設けられることを特徴とする冷却器。
  2. 前記発熱体は前記冷却水の流れ方向に沿って直列に複数設けられ、
    前記第1伝熱部材および前記ヒートパイプは、複数設けられた前記発熱体に対応して複数設けられ、
    前記ヒートシンク側に設けられた第1伝熱部材は、前記ヒートシンク側に設けられた前記第1伝熱部材よりも前記ヒートシンクから遠い位置に設けられた別の第1伝熱部材から熱が伝達される前記ヒートパイプが貫通する貫通孔を備え、
    前記貫通孔の径は、貫通する前記ヒートパイプの外径よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の冷却器。
  3. 前記ヒートシンクは、前記冷却水が前記ヒートシンクの内部に流れる内部冷却水流路を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の冷却器。
  4. 前記内部冷却水流路は、前記冷却水流路と連通することを特徴とする請求項3に記載の冷却器。
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